JP2023152513A - ヘッドアップディスプレイ - Google Patents

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祐介 佐原
Yusuke Sawara
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Nippon Seiki Co Ltd
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【課題】分かり易い案内表示を行うことができるヘッドアップディスプレイを提供する。【解決手段】利用者14の前方空間に、虚像Lにより画像を表示するヘッドアップディスプレイHにおいて、前記画像を投影する液晶表示器20と、経路案内情報と、車両情報とを入力し、これに基づいて利用者14への経路案内を行う前記画像を描画生成する制御部60と、を備え、制御部60は、目的地への経路方向を示す案内画像L4と、自車両の走行路の一部を模して有色にて示し、案内画像L4の下側位置に影部L6を設けた路面画像L3と、を含む前記画像を描画生成する。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用のヘッドアップディスプレイに関し、例えば、ウインドシールドに表示像を投影する表示装置として好適である。
従来より、この種のヘッドアップディスプレイにあっては、例えば、特許文献1に記載のごとく、車両のウインドシールド(投影部材)に表示器からの表示光を投射して虚像を表示するものが知られている。
また、これらヘッドアップディスプレイの表示内容として、例えば、特許文献2に記載のように、車両の誘導先を矢印等の案内表示にて示すものがある。
特開2003-344801号公報 特開2018-149884号公報
しかしながら、この案内表示をウインドシールド等に投影表示させる場合、車両の前方風景を背景とする表示を行うため、相対的な位置関係が捉えにくく経路案内表示として課題があった。
そこで本発明の目的は、上述した課題に着目し、分かり易い案内表示を行うことができるヘッドアップディスプレイを提供することにある。
本発明のヘッドアップディスプレイは、
ドライバーの前方空間に、虚像により画像を表示するヘッドアップディスプレイにおいて、
前記画像を投影する投影部と、
経路案内情報と、車両情報とを入力し、これに基づいて前記ドライバーへの経路案内を行う前記画像を描画生成する制御部と、を備え、
前記制御部は、
目的地への経路方向を示す案内画像と、
自車両の走行路の一部を模して有色にて示し、前記案内画像の下側位置に影部を設けた路面画像と、を含む前記画像を描画生成する。
また、前記制御部は、前記案内画像と前記影部との間隔を設けて描画する。
また、前記制御部は、前記影部の外郭をぼかして描画する。
また、前記制御部は、遠近法を用いて、前記案内画像とこれに対応する前記影部の表示位置を上方に移動でき、前記影部は、前記案内画像が上部に表示する場合に、下部に表示する場合よりも強いぼかし処理にて描画を行う。
本発明のヘッドアップディスプレイは、分かり易い案内表示を行うことができる。
本実施形態の車両に搭載されたヘッドアップディスプレイの概略図。 ヘッドアップディスプレイの内部構成を示す要部断面図。 画像描画に関する構成を示すブロック図 経路案内に関する表示例を示す図。 図4から案内画像が移動した表示例を示す図。
以下、添付図面に基づいて、本発明を車両用のヘッドアップディスプレイに適用した一実施形態を説明する。
ヘッドアップディスプレイによる投影表示は、図1に示すように車両10のインストルメントパネル11内部に設けられた表示ユニットである表示装置12が投射する表示光Lを車両10のウインドシールド13で車両10の利用者(ドライバー)14の方向に反射させ、虚像Vを表示するものである。換言すれば、ヘッドアップディスプレイは、後述する液晶表示器(投影部)20から発せられる表示光(画像)Lをウインドシールド13に出射(投射)し、この出射によって得られた表示像(虚像)Vを利用者14に視認させるものである。これにより利用者14は、虚像Vを車両10の前方風景と重畳させて観察できる。
表示装置12は、図2に示すように液晶表示器20と、第1反射器30と、第2反射器40と、ハウジング50とから主に構成されている。
液晶表示器20は、配線基板Rに実装された発光ダイオードからなる光源21と、この光源21からの照明光を透過して表示光Lを形成するように光源21の前方側(真上)に位置するTFT型の液晶表示素子(表示素子)22とから主に構成される。このことは、液晶表示素子22の背後(直下)に光源21が設けられ、液晶表示素子22は、光源21から発せられる光により、所定情報(後述する表示すべき情報)を表示することを意味している。
また液晶表示素子22は、図示しない素子駆動回路によって表示すべき情報、例えば車両10の速度やエネルギー残量、時刻、経路案内画像を、数値やアイコン等の画像を用いて表示する。液晶表示器20は、可視波長域の光からなる表示光Lを出力するもので、例えば、白色を発する光源21を適用でき、この光源21から発する光を液晶表示素子22が透過することで所望の画像を含む表示光Lを出力する。なお、前記表示すべき情報は、車両の速度やエネルギー残量などの車両情報に限らず、あらゆる表示形態を採用できる。
第1反射器30は、コールドミラー31を備えている。なお、コールドミラー31は、液晶表示器20の発光波長域を含む可視波長域(450~750nm)の光を高い反射率(例えば80%以上)で反射し、前記可視波長域以外の光を低い反射率で反射するものである。この場合、コールドミラー31は、前記可視波長域以外の特に赤外波長域の光(赤外線あるいは太陽光の熱線)を低い反射率(例えば15%以下)にて反射するものが適用される。なお、コールドミラー31の反射層にて反射されない光は、コールドミラー31を透過するように構成される。
第2反射器40は、コールドミラー31(つまり、液晶表示素子22)からの表示光Lを反射させる凹面鏡41と、この凹面鏡41を保持するミラーホルダ42とを備えている。
凹面鏡41は、凹面を有するポリカーボネートからなる樹脂基板に第2の反射層41aを蒸着形成している。かかる凹面鏡41は、その第2の反射層41aがコールドミラー31並びに前記透光性カバーに対向し、前記透光性カバーから臨める位置に傾斜状態にて設けられる。
また凹面鏡41は、コールドミラー31からの表示光Lを拡大しつつ、前記透光性カバー(車両10のウインドシールド13)側へ反射(投射)させるものである。このことは、凹面鏡41が、コールドミラー31によって反射された表示光Lを拡大し、この拡大された表示光Lを前記透光性カバーを通じてウインドシールド13に投射することを意味している。なお、凹面鏡41は、ミラーホルダ42に両面粘着部材により接着されている。ミラーホルダ42は、合成樹脂(例えばABS樹脂)からなるものであり、ハウジング50に固定される。
ハウジング50は、例えば黒色の遮光性合成樹脂材料からなり、略箱型形状に形成され、その内部空間である空間部51に液晶表示器20や第1反射器30、並びに第2反射器40を保持して収容するものであり、第2反射器40における凹面鏡41の上部(ウインドシールド13側)が開口する開口窓部52を備えてなる。
またハウジング50には、開口窓部52を塞ぐように出射部である透光性カバー53が設けられている。かかる透光性カバー53は、透光性の合成樹脂材料(例えばアクリル樹脂)を適用しており、湾曲形状(曲面形状)に形成され、凹面鏡41で反射された表示光Lが透過(通過)する光透過性部材としての機能を有している。つまり、コールドミラー31並びに凹面鏡41によって反射された表示光Lは、ハウジング50に形成された透光性カバー53を通じてウインドシールド13に投影され、これにより虚像Vの表示が行われることになる。
また、図3に示すように、ヘッドアップディスプレイHは、車載ECU(電子制御ユニット)からの各種信号を入力し、液晶表示器20の出力内容を演算する制御部60を実装する図示しない回路基板を備えている。この場合、該回路基板は表示装置12のハウジング50に保持される。
制御部60は、図示しない車載バッテリから供給される電力を用いて駆動し、所定プログラムや各種データの格納、演算時の記憶領域などに用いる図示しないROMやRAM等のデータ格納部と、前記所定プログラムにしたがって演算処理するCPUと、入出力インターフェース等を設けたマイクロコンピュータを適用できる。
なお、制御部60は、各種車載ECUとの間でネットワーク接続されており、ナビゲーションシステム装置から経路案内情報を入力したり、各種センサに基づいて計測された車両情報を入力する入力ポート61を備えている。また制御部60は、液晶表示器20に接続され、入力した経路案内情報や車両情報に基づいて、液晶表示器20に表示するための画像を生成する描画処理部62を備えている。制御部60は、描画処理部62によって生成された画像が表示されるように促す駆動信号を液晶表示器20に出力する。
制御部60によって生成される表示光(画像)Lの例について、図4,5を用いて説明する。
図4,5は、交差点L1に車両が近づいた際に表示される経路案内用の表示光Lであり、この場合、案内内容として直進を促す表示光Lの例を示す。制御部60は、遠近法を用いて車両の路幅を示す区画線画像(中央線画像を含む)L2と、車両の路面の一部(車両の近傍側)を示し路面画像L3と、経路方向を示す矢頭を模したアイコンからなる案内画像L4と、をそれぞれ有色で描画生成し、これらを含む表示光Lを液晶表示器20に表示させる。この場合、区画線画像L2を白色、路面画像L3を青色、案内画像L4を緑色にて描画している。なお、図面中の背景である白色部分は、実際には黒色に描画がなされ、ウインドシールド13に投影される虚像Vにおいて、利用者14から車両の前方風景が透過して見える。
路面画像L3は、遠近法を用いたグリッド線L5を重ねて設けており距離感や遠近感を利用者14に認識し易い表示となる。また、路面画像L3は、案内画像L4の下側に間隔をおいて影部L6を描画しており、路面に対して浮遊していることを演出及び認識させることができる。この影部L6は、楕円形で黒色(または路面画像L3よりも濃い青色)にて描画生成され、さらに外郭(境界部分)にぼかし処理が施されていることで、案内画像L4の影であることを示すとともに、案内画像L4と間隔をおくことで路面画像L3に対する案内位置を認識し易くしている。
案内画像L4と及び影部L6は、位置を下部から上部へ移動するアニメーションにて表示遷移させることで、利用者14への視線誘導や、方向性を分かり易くさせることができる。例えば、図5に示すように、奥(上部)に案内画像L4と及び影部L6が移動させて表示させる場合、案内画像L4と及び影部L6は、移動に応じてサイズを小さくする。更に影部L6は、上部に表示位置が移動するに伴い、ぼかし処理の強度を強くしており、遠近感を強調して表現できる。なお、ぼかし処理は、ガウシアン処理などのフィルタやグラデーションなど種々の画像処理を適用できる。
斯かるヘッドアップディスプレイは、利用者14の前方空間に、虚像Vにより画像を表示するヘッドアップディスプレイHにおいて、前記画像を投影する液晶表示器20と、経路案内情報と、車両情報とを入力し、これに基づいて利用者14への経路案内を行う前記画像を描画生成する制御部60と、を備え、制御部60は、目的地への経路方向を示す案内画像L4と、自車両の走行路の一部を模して有色にて示し、案内画像L4の下側位置に影部L6を設けた路面画像L3と、を含む前記画像を描画生成する。
また、制御部60は、遠近法を用いて、案内画像L4とこれに対応する影部L6の表示位置を上方に移動でき、影部L6は、上部に表示する場合に、下部に表示する場合よりも強いぼかし処理にて描画を行うことで、遠近感を強調して表示でき、位置関係をより把握しやすい表現となる。
また、制御部60は、路面画像L3を表示させることによって、特に走行時には、背景となる車両前方風景が変化してしまうものの、基準(基準面)位置として視認できるため、案内画像L4の相対的な位置関係が把握し易くなる。更に路面のグリッド線L5を表示することによって、遠近感や距離感を表現できる。
なお、本発明のヘッドアップディスプレイを上述した実施形態の構成にて例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成においても、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良、並びに表示の変更が可能なことは勿論である。例えば、上述実施形態にあっては、表示器として液晶表示器20を適用したものを示したが、表示器としてDMD(デジタルミラーデバイス)や、電磁駆動式のレーザ光走査型MEMSミラーを用いるなどして、画像を含む表示光を生成するものであればよく、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。また、ウインドシールドではなく、専用のコンバイナに投影して表示する構成であっても適用できる。
また、案内画像L4を矢頭形状のアイコンとして例示したが、方向性が示されるものであれば他の形状を案内画像として適用することもできる。
また、制御部60は、経路案内情報に基づいて、中央線を含む区画線の色や形状を実際の走行路に合わせて表示することもできる。更に、利用者14の瞳の位置を検出することによって、実際の道路の区画線と重ねて表示させることもできる。
また、制御部60を有する回路基板は、表示装置12に設ける例を示したが、別の車載ECU側に設けることもできる。この場合、表示装置12は、通信線を介して映像信号を入力して液晶表示器20に画像を形成させる構成で実現できる。
本発明は、ヘッドアップディスプレイに関して、例えば、自動車やオートバイ、あるいは農業機械や建設機械を備えた移動体に搭載され、車両情報やターンバイターン表示、路線案内表示等の経路案内、道路情報などを投影表示する表示装置として好適である。
10 車両
11 インストルメントパネル
12 表示装置(ヘッドアップディスプレイ)
13 ウインドシールド
14 利用者(ドライバー)
20 液晶表示器(投影部)
L3 路面画像
L4 案内画像
L6 影部

Claims (4)

  1. ドライバーの前方空間に、虚像により画像を表示するヘッドアップディスプレイにおいて、
    前記画像を投影する投影部と、
    経路案内情報と、車両情報とを入力し、これに基づいて前記ドライバーへの経路案内を行う前記画像を描画生成する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    目的地への経路方向を示す案内画像と、
    自車両の走行路の一部を模して有色にて示し、前記案内画像の下側位置に影部を設けた路面画像と、を含む前記画像を描画生成する
    ヘッドアップディスプレイ。
  2. 前記制御部は、前記案内画像と前記影部との間隔を設けて描画する
    請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ。
  3. 前記制御部は、前記影部の外郭をぼかして描画する
    請求項1または請求項2に記載のヘッドアップディスプレイ。
  4. 前記制御部は、遠近法を用いて、前記案内画像とこれに対応する前記影部の表示位置を上方に移動でき、前記影部は、前記案内画像が上部に表示する場合に、下部に表示する場合よりも強いぼかし処理にて描画を行う
    請求項3に記載のヘッドアップディスプレイ。

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