JP2023152066A - 電源回路装置の制御装置及び制御方法、並びに電源回路装置 - Google Patents

電源回路装置の制御装置及び制御方法、並びに電源回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】低電圧で継続して使用した場合であっても部品が発熱し破損することを防止し、瞬時低下の場合にすぐに電源回路装置が停止することを防止できる。【解決手段】電源回路装置の制御装置は、入力電圧を所定の電圧に変換する電源回路装置の制御回路である。前記制御回路は、前記入力電圧を検出して、前記入力電圧に対応する信号電圧をピークホールドするピークホールド回路と、前記ピークホールドした信号電圧を所定の時定数で放電して放電後の信号電圧を出力する時定数回路と、前記放電後の信号電圧を所定のしきい値電圧と比較し、前記放電後の信号電圧が前記しきい値電圧以上であるときに、前記電源回路装置を動作させる一方、前記放電後の信号電圧が前記しきい値電圧未満であるときに、前記電源回路装置の動作を停止させる制御部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば電力変換装置、力率改善回路装置などの電源回路装置の制御装置及び制御方法と、前記電源回路装置とに関する。
電源回路装置又はその他の回路装置において、これらの回路装置の入力電圧が低下した場合に入力電流が増加して、半導体素子、コイル巻線等の部品の発熱が課題となる。そのため入力電圧が低下したときに電力変換装置を停止することが行われている。
図7は従来技術に係る制御回路10を含む電源回路装置の構成例を示す回路図である。図7において、電源回路装置は、整流回路1と、力率改善回路(以下、PFC回路という。)2と、制御回路10とを備えて構成される。ここで、制御回路10は、電圧検出部3と、電圧比較部4と、制御部5と備えて構成される。
整流回路1は、入力端子T1に入力される入力電圧を整流して整流電圧をPFC回路2及び電圧検出部3に出力する。PFC回路2は、入力される整流電圧に対して、例えばスイッチング素子6を用いた昇圧型DCDCコンバータを用いて、高調波成分が発生しないように力率を改善して、所定の直流電圧を出力端子T2に出力する。ここで、スイッチング素子6は制御部5からのゲート制御信号Sgに基づいてスイッチング動作を行う。
電圧検出部3は前記整流電圧に基づいて入力電圧を検出して、入力電圧を示す信号電圧を電圧比較部4に出力する。次いで、電圧比較部4は、前記信号電圧を所定のしきい値電圧(基準電圧)と比較して、信号電圧≧しきい値電圧のときに、Hレベルのイネーブル信号Seを発生する一方、信号電圧<しきい値電圧のときに、Lレベルのイネーブル信号Seを発生する。制御部5は、Hレベルのイネーブル信号Seに基づいて、ゲート制御信号Sgを発生してPFC回路2内のスイッチング素子6のスイッチング動作を実行させPFC回路2を動作させる。また、制御部5は、Lレベルのイネーブル信号Seに基づいて、ゲート制御信号Sgの発生を停止してPFC回路2内のスイッチング素子6のスイッチング動作を停止させPFC回路2の動作を停止させる。
ここで、PFC回路2のコンバータを停止させるためのしきい値電圧は、製品の許容入力電圧(最小値)よりも小さい値に設定すればよいが、瞬時低下などを考慮して必要以上に低く設定する必要がある。以下に従来の実施例を示す。
例えば、定格交流200V、許容入力電圧範囲交流170V~240Vの電気機器の場合において、瞬時低下を考慮し、例えば以下のように、交流100V以下に停止のためのしきい値電圧を設定する。
[数1]
停止のためのしきい値電圧=交流90Vtyp.
すなわち、図8に示す「SEMIF47規格」を遵守するために、交流200Vの半分の電圧でも動作するように構成する。なお、図8は、図7の電源回路装置に適用される、非特許文献1に開示された「半導体プロセス装置電圧サグイミュニティのための仕様」である「SEMI F47規格」を示す瞬時低下耐量曲線を示すグラフである。図8において、点線は、抵抗負荷700Wのときであって、出力電圧が規定電圧から-8%だけ低下したときに停止する瞬時低下耐量曲線である。
特許第6110147号公報
富士電機株式会社,「製品情報,電源ソリューション,瞬時電圧低下保護装置,DipHunter(1kVA),常時INV型瞬停対策,特徴」,[online],[2022年2月8日検索],インターネット,<URL:https://www.fujielectric.co.jp/products/power_supply/mlp/diphunter.html>
従来技術に係る電源回路装置においては、以下の課題があった。
(1)ユーザが低電圧(上記の例では、交流130Vで動作)でもし使い続けた場合に部品が発熱し破損の可能性がある。
(2)例えば交流90Vを、停止のためのしきい値電圧とした場合、交流AC85Vまで瞬時低下するとすぐに製品が停止してしまう。言い換えれば、瞬時低下の電圧によっては、電源回路装置がすぐに止まる製品となる場合があるという課題があった。
本発明の目的は以上の問題点を解決し、低電圧で継続して使用した場合であっても部品が発熱し破損することを防止し、瞬時低下の場合にすぐに電源回路装置が停止することを防止できる電源回路装置の制御回路及び制御方法、並びに前記電源回路装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る電源回路装置の制御装置は、
入力電圧を所定の電圧に変換する電源回路装置の制御回路であって、
前記入力電圧を検出して、前記入力電圧に対応する信号電圧をピークホールドする第1のピークホールド回路と、
前記ピークホールドした信号電圧を所定の第1の時定数で放電して放電後の信号電圧を出力する第1の時定数回路と、
前記放電後の信号電圧を所定の第1のしきい値電圧と比較し、前記放電後の信号電圧が前記第1のしきい値電圧以上であるときに、前記電源回路装置を動作させる一方、前記放電後の信号電圧が前記第1のしきい値電圧未満であるときに、前記電源回路装置の動作を停止させる制御部とを備える。
従って、本発明に係る電源回路装置の制御装置等によれば、低電圧で継続して使用した場合であっても部品が発熱し破損することを防止し、瞬時低下の場合にすぐに電源回路装置が停止することを防止できる。
実施形態1に係る時間設定型ブラウンインブラウンアウト回路である制御回路10Aを含む電源回路装置の構成例を示す回路図である。 図1の制御回路10Aが有する時間設定型ブラウンインブラウンアウト回路のヒステリシス特性を示す各電圧及び信号の波形図である。 図2の制御回路10Aが有するピークホールド回路による放電速度の調整動作を示す電圧Vr2,Vr3の波形図である。 図1の制御回路10Aの時定数(C3・R3)が比較的小さいときの、放電速度の調整動作を示す電圧Vr2,Vr3の波形図である。 図1の制御回路10Aの時定数(C3・R3)が比較的大きいときの、放電速度の調整動作を示す電圧Vr2,Vr3の波形図である。 実施形態2に係る追加制御回路30をさらに含む制御回路10Bを備えた電源回路装置の構成例を示す回路図である。 従来技術に係る制御回路10を含む電源回路装置の構成例を示す回路図である。 図7の電源回路装置に適用される、非特許文献1に開示された「半導体プロセス装置電圧サグイミュニティのための仕様」である「SEMI F47規格」を示す瞬時低下耐量曲線を示すグラフである。
以下、本発明に係る実施形態及び変形例について図面を参照して説明する。なお、同一又は同様の構成要素については同一の符号を付している。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る時間設定型ブラウンインブラウンアウト回路である制御回路10Aを含む電源回路装置の構成例を示す回路図である。実施形態1に係る電源回路装置の制御回路10Aは、電圧検出部及び時定数を変更可能な時定数回路15を含むピークホールド回路3Aを備えた制御回路10Aを備えたことを特徴としている。
図1において、実施形態1に係る電源回路装置は、整流回路1と、PFC回路2と、制御回路10Aとを備えて構成される。ここで、制御回路10Aは、ピークホールド回路3Aと、電圧比較部4Aと、基準電圧発生回路14と、操作部7を有する制御部5Aと備えて構成される。
整流回路1は、例えば4個のダイオードD1~D4をブリッジ形式で接続することで全波整流回路を含み構成される。ここで、整流回路1は、入力端子T11,T12に入力される入力電圧Vinを例えば全波整流して整流電圧をPFC回路2及びピークホールド回路3Aに出力する。
PFC回路2は、チョークインダクタL1と、ダイオードD5と、スイッチング素子であるMOS電界効果トランジスタ(以下、MOSトランジスタという。)Q1と、平滑用キャパシタC1とを備えて構成される。PFC回路2は、入力される整流電圧に対して、例えばスイッチング素子であるMOSトランジスタQ1を用いた昇圧型DCDCコンバータを用いて、高調波成分が発生しないように力率を改善して、所定の直流電圧を出力端子T13,T14に出力する。ここで、MOSトランジスタQ1は制御部5Aからのゲート制御信号Sgに基づいてスイッチング動作を行う。
ピークホールド回路3Aは、電圧検出用分圧抵抗R1,R2と、帰還回路にダイオードD12を有する演算増幅器11と、ダイオードD13と、電圧保持用キャパシタC3と、電荷放電用可変抵抗R3と、ボルテージフォロワを構成する演算増幅器12と、演算増幅器12から演算増幅器11への帰還抵抗R4とを備えて構成される。ここで、キャパシタC3と可変抵抗R3とにより、時定数回路15を構成し、可変抵抗R3は制御部5Aからの制御信号Sr1によりその抵抗値が制御されて設定される。
以上のように構成されたピークホールド回路3Aは、電圧検出用分圧抵抗R1,R2(電圧検出部を構成する)と、後段のピークホールド回路部分とから構成され、後段のピークホールド回路部分は時定数回路15を有することを特徴としている。ピークホールド回路3Aは、電圧検出用分圧抵抗R1,R2により整流電圧を検出して、負帰還の作用を利用して電圧保持用キャパシタC3によりピークホールドした後、電荷放電用可変抵抗R3により徐々に検出電圧を低下させ、当該検出電圧を電圧比較部4Aに出力する。ここで、ピークホールド回路3Aは、前記整流電圧に基づいて入力電圧を検出して、入力電圧を示す信号電圧Vs1を電圧比較部4に出力する。
ここで、検出電圧の低下速度は、時定数回路15の時定数(C3・R3)により決定される。実施形態1では、可変抵抗R3は例えば複数の抵抗が直列に接続されかつ各抵抗に並列にスイッチが接続された抵抗回路で構成され、制御信号Sr1により各スイッチをオン・オフすることでその抵抗値が設定可能である。そして、ユーザが例えばキーボードを含む操作部7を操作して時定数(C3・R3)を入力することで、それに対応するR3を示す制御信号Sr1が制御部5Aから可変抵抗R3の制御端子に印加されて可変抵抗R3の抵抗値が設定される。
電圧比較部4Aは、比較器13と、基準電圧Vref1を有する基準電圧源16と、逆電圧阻止用出力ダイオードD14と、抵抗R5~R8と、出力信号をオン又はオフするためのPNPバイポーラトランジスタ(以下、トランジスタという。)Q11とを備えて構成される。なお、抵抗R11とダイオードD14との直列回路は基準電圧発生回路14を構成し、トランジスタQ11のコレクタ電圧を基準電圧として演算増幅器11の非反転入力端子に印加させるための回路である。
以上のように構成された電圧比較部4Aは、前記信号電圧Vs1を所定のしきい値電圧(基準電圧)Vref1と比較して、信号電圧Vs1≧しきい値電圧Vref1のときに、トランジスタQ11がオンとなり、Hレベルのイネーブル信号Seを発生する一方、信号電圧Vs1<しきい値電圧Vref1のときに、トランジスタQ11がオフとなり、Lレベルのイネーブル信号Seを発生する。
制御部5Aは、Hレベルのイネーブル信号Seに基づいて、例えば所定のデューティ比を有するPWM変調されたゲート制御信号Sgを発生してPFC回路2内のスイッチング素子6のスイッチング動作を実行させPFC回路2を動作させる。また、制御部5Aは、Lレベルのイネーブル信号Seに基づいて、ゲート制御信号Sgの発生を停止してPFC回路2内のスイッチング素子6のスイッチング動作を停止させPFC回路2の動作を停止させる。
以上説明したように、実施形態1に係る制御回路10Aによれば、電源回路装置の交流入力電圧を全波整流した整流電圧を監視し、一定の電圧以下に任意の時間なり続ければ停止する。このように構成された時間設定型ブラウンインブラウンアウト回路を有する制御回路10Aは、図7の従来技術に係る制御回路10に比較して簡単な構成でかつ安価な回路で構成できる。
(時間設定型ブラウンインブラウンアウト回路のヒステリシス特性)
図2は、図1の制御回路10Aが有する時間設定型ブラウンインブラウンアウト回路のヒステリシス特性を示す各電圧及び信号の波形図である。図2において、VthBinはブラウンインのしきい値電圧であり、VthBoutはブラウンアウトのしきい値電圧である。ここで、図2は、入力電圧Vinの実効値と、抵抗R3の電圧Vr3と、電圧比較部4Aのイネーブル信号Seとの波形図とにより、ヒステリシス回路によるコントロールイネーブル信号Seとの関係を示す。
図2から明らかなように、抵抗R3の電圧Vr3は、電圧検出用分圧抵抗R1,R2により決定される傾斜点線に対して、ダイオードD11及び抵抗R11からなる基準電圧発生回路14により電圧をかさ上げされている。これにより、ブラウンアウト電圧をブラウインイン電圧より低くしている。従って、図2に示すように、ブラウインブラウンアウト回路は、ヒステリシス特性を有する。
(ピークホールド回路3Aによる放電速度の調整動作)
図3は、図2の制御回路10Aが有するピークホールド回路3Aによる放電速度の調整動作を示す電圧Vr2,Vr3の波形図である。図3から明らかなように、整流電圧Vr2がピークホールドされて、整流電圧の放電速度を調整できることがわかる。
当該調整動作は以下の通りである。
(1)ピークホールド回路3Aは、入力される交流電圧(入力電圧Vin)の全波整流電圧をピークホールドする。このとき、キャパシタC3及び抵抗R3からなる時定数回路15は、ピークホールドした電圧の放電のスピードを時定数(C3・R3)に応じて調整できる。
(2)入力電圧Vinが正常の場合であるとき、電圧比較部4Aは、ピークホールドした信号電圧Vs1をしきい値電圧Vref1と比較し、Vs1≧Vref1のとき、比較器13の出力電圧がLレベルに低下し、トランジスタQ11がオンされる。
(3)トランジスタQ11がオンすれば、Hレベルのイネーブル信号Seが制御部5Aに出力され、制御部5Aはゲート制御信号Sgを発生する動作状態になる。このとき、ダイオードD11及び抵抗R11からなる基準電圧発生回路14を介して電源電圧Vccをピークホールド回路3Aの入力段に加算することによって、ヒステリシス特性を生成している。
(4)一方、入力電圧Vinが低下したときに、電圧比較部4Aは、ピークホールドした信号電圧Vs1をしきい値電圧Vref1と比較し、Vs1<Vref1のとき、比較器13の出力電圧がHレベルに上がり、トランジスタQ11がオフされる。
(5)トランジスタQ11がオフすれば、Lレベルのイネーブル信号Seが制御部5Aに出力され、制御部5Aはゲート制御信号Sgの発生を停止する。
次いで、実施形態1に係る電源回路装置の制御回路10Aの実施例について以下に説明する。
(実施例1)
入力電圧Vinが例えば交流AC160V以上のとき、電源回路装置の動作を継続させる一方、入力電圧Vinが例えば交流160V未満のとき継続時間0.3秒で停止させることができる。ここで、入力電圧Vinが交流200Vに上昇すればすぐに、電源回路装置の動作を復帰させることができる。
例えば実施例1の制御が可能であって、前記継続時間は、時定数回路15の時定数(C3・R3)で任意に調整することができる。図1の実施形態では、ユーザが操作部7を用いて抵抗R3の抵抗値を設定することで、時定数回路15の時定数(C3・R3)で調整することができる。ここで、動作停止電圧を、許容入力電圧範囲を、交流170Vに対しギリギリまで高く設定できる。また、瞬時低下時の電圧も交流85V、交流70Vなどさらに低い部分でも0.3秒以内の瞬時低下であれば耐えられる堅牢性をもつことができる。
(実施例2)
図4は、図1の制御回路10Aの時定数(C3・R3)が比較的小さいときの、放電速度の調整動作を示す電圧Vr2,Vr3の波形図であり、R3=100kΩ,C3=1μFのときの一例である。また、図5は、図1の制御回路10Aの時定数(C3・R3)が比較的大きいときの、放電速度の調整動作を示す電圧Vr2,Vr3の波形図であり、R3=470kΩ,C3=1μFのときの一例である。
図4及び図5は、入力電圧Vinを交流AC200Vから、交流100Vに所定期間低下した後、交流200Vに復帰させた、いわゆる「瞬時低下」時のシミュレーション結果を示している。図4及び図5から明らかなように、制御部5Aを停止させるしきい値電圧Vref1を例えば2.5Vに設定したときに、ピークホールドの放電速度に依存して、制御部5Aを停止し、又は停止させないように調整できることが分かる。図3で示した通り、時定数(C3・R3)を調整することで、ピークホールドの放電速度を調整できるため、この調整により瞬時低下の一瞬であれば制御部5Aを停止させないようにできる。
(時定数としきい値電圧のセットパターン)
以下では、R2/(R1+R2)=1/100とした場合(簡単化のためにヒステリシス特性を除く)の時定数としきい値電圧のセットパターンについて説明する。
(1)セットパターン1:
定常時において、入力電圧Vinを交流200Vで動作させるものとする。
(条件a)交流160Vでブラウンアウトさせる。
(条件b)交流200Vから、交流100Vないし交流70Vに瞬時低下した場合で0.3秒は動かし、以降は安全のために制御部5Aを停止させる。
このように設定する場合は、本発明者のシミュレーションによれば、
しきい値電圧Vref1=2.2V;
C3=3.3μF;
R3=470k
と設定すると、セットパターン1を達成できた。
なお、V(t)=V0×exp(-t/RC)より、交流200のときVo=2.74のため、上記代入するとV(t)=2.25となり2.2V以上であり、条件bが達成できることが分かる。
(2)セットパターン2:
定常時において、入力電圧Vinを交流200Vで動作させるものとする。
(条件a)交流160Vでブラウンアウトさせる。
(条件b)交流200から、交流100Vないし交流70Vに瞬時低下した場合、30ms動かし、以降は制御部5Aを訂正させる。
これは、商用周波数の1.5周期の時間期間が経過しても制御部5Aが停止しないようにする。
このように設定する場合は、本発明者のシミュレーションによれば、
しきい値電圧Vref1=2.2V;
C3=3.3μF;
R3=47k
と設定すると、セットパターン2を達成できた。
(実施形態1の作用効果)
以上説明したように、実施形態1に係る制御回路10Aによれば、電源回路装置の交流入力電圧を全波整流した整流電圧を監視し、一定の電圧以下に任意の時間なり続ければ停止する。このように構成された時間設定型ブラウンインブラウンアウト回路を有する制御回路10Aは、図7の従来技術に係る制御回路10に比較して簡単な構成でかつ安価な回路で構成できる。従って、低電圧で継続して使用した場合であっても部品が発熱し破損することを防止し、瞬時低下の場合にすぐに電源回路装置が停止することを防止できる。
(実施形態2)
図6は、実施形態2に係る追加制御回路30をさらに含む制御回路10Bを備えた電源回路装置の構成例を示す回路図である。図6の実施形態2に係る電源回路装置は、図1の電源回路装置に比較して、以下の点が異なる。
(1)追加制御回路30をさらに備える。
(2)制御部5Aに代えて、制御部5Bを備える。
(3)制御回路10Aに代えて、追加制御回路30をさらに含む制御回路10Bを備える。
以下、相違点について説明する。
図6において、追加制御回路30は、ピークホールド回路33と、電圧比較部34とを備えて構成される。制御部5Bは、後述する制御信号Sr2の発生を追加することを除き、制御部5Aと同様に構成される。
ピークホールド回路33は、帰還回路にダイオードD22を有する演算増幅器11と、ダイオードD23と、電圧保持用キャパシタC13と、電荷放電用可変抵抗R13と、ボルテージフォロワを構成する演算増幅器22と、演算増幅器22から演算増幅器21への帰還抵抗R14とを備えて構成される。ここで、キャパシタC13と可変抵抗R13とにより、時定数回路35を構成し、可変抵抗R13は制御部5Bからの制御信号Sr2によりその抵抗値が制御されて設定される。
以上のように構成されたピークホールド回路33は、電圧検出用分圧抵抗R1,R2を有しないことを除き、ピークホールド回路3Aと同様に構成され、すなわち、図1のピークホールド回路部分のみから構成され、時定数回路35を有することを特徴としている。ピークホールド回路33は、ピークホールド回路3Aの電圧検出用分圧抵抗R1,R2により検出された検出電圧を、負帰還の作用を利用して電圧保持用キャパシタC13によりピークホールドした後、電荷放電用可変抵抗R13により徐々に検出電圧を低下させ、当該検出電圧を電圧比較部34に出力する。ここで、ピークホールド回路33は、前記整流電圧に基づいて入力電圧を検出して、入力電圧を示す信号電圧Vs2を電圧比較部34に出力する。
ここで、検出電圧の低下速度は、時定数回路35の時定数(C13・R13)により決定される。可変抵抗R13は可変抵抗R3と同様に構成される。そして、ユーザが例えばキーボードを含む操作部7を操作して時定数(C13・R13)を入力することで、それに対応するR13を示す制御信号Sr2が制御部5Bから可変抵抗R13の制御端子に印加されて可変抵抗R13の抵抗値が設定される。
電圧比較部34は、比較器23と、基準電圧Vref2を有する基準電圧源26と、逆電圧阻止用出力ダイオードD24とを備えて構成される。以上のように構成された電圧比較部34は、前記信号電圧Vs2を所定のしきい値電圧(基準電圧)Vref2と比較して、信号電圧Vs2≧しきい値電圧Vref2のときに、トランジスタQ11がオンとなり、Hレベルのイネーブル信号Seを発生する一方、信号電圧Vs2<しきい値電圧Vref2のときに、トランジスタQ11がオフとなり、Lレベルのイネーブル信号Seを発生する。
ここで、時定数(C13・R13)<時定数(C3・R3)に設定され、しきい値電圧Vre2<Vref1に設定される。このように設定することで、定常状態の入力電圧Vinが低下したときに、ピークホールド回路3Aのピークホールド回路より早く、信号電圧Vs2がすぐに低下するように構成される。
以上のように構成された実施形態2に係る電源回路装置の制御回路10Bによれば、以下の動作例のように動作できる。
(1)入力電圧Vinが例えば交流160V以上のとき、定常状態の動作が継続している。
(2)入力電圧Vinが第1のしきい値電圧Vref1の交流160V未満となったときに、ピークホールド回路3A及び電圧比較部4Aを含む制御回路の動作により、0.3秒で制御部5Bの動作を停止させるが、入力電圧Vinが交流200Vに上昇すればすぐに復帰させる。
(3)しかし、入力電圧Vinが第2のしきい値電圧Vref2の交流100V未満になったとき、ピークホールド回路3B及び電圧比較部4Bを含む制御回路の動作により継続時間10msで制御部5Bをすぐに停止させる。
以上説明したように、実施形態2によれば、2個のしきい値電圧Vref1、Vref2を用いて2段階で制御部5Bの動作を制御できる。
(変形例)
以上の実施形態においては、電源回路装置として、PFC回路2を用いているが、本発明はこれに限らず、DCDCコンバータなどの電力変換装置であってもよい。
以上実施形態においては、ピークホールド回路3A,33は、整流電圧を検出して整流電圧に対応する信号電圧をピークホールドしているが、本発明はこれに限らず、例えばPFC回路2への入力電圧を検出して入力電圧に対応する信号電圧をピークホールドしてもよい。
以上詳述したように、本発明に係る電源回路装置の制御装置によれば、低電圧で継続して使用した場合であっても部品が発熱し破損することを防止し、瞬時低下の場合にすぐに電源回路装置が停止することを防止できる。
1 整流回路
2 力率改善回路(PFC回路)
3 電圧検出部
3A,33 ピークホールド回路
4,4A,34 電圧比較部
5,5A,5B 制御部
6 スイッチング素子
7 操作部
10,10A,10B 制御回路
11,12,21,22 演算増幅器
13,23 比較器
14 基準電圧発生回路
15,25,35 時定数回路
16,26 基準電圧源
30 追加制御回路
C1~C13 キャパシタ
D1~D24 ダイオード
L1 チョークインダクタ
Q1 MOS電界効果トランジスタ(MOSトランジスタ)
Q11 PNP型バイポーラトランジスタ(トランジスタ)
R1~R6 抵抗
T1,T11,T12 入力端子
T2,T13,T14 出力端子
本発明の目的は以上の問題点を解決し、低電圧で継続して使用した場合であっても部品が発熱し破損することを防止し、瞬時低下の場合にすぐに電源回路装置が停止することを防止できる電源回路装置の制御装置及び制御方法、並びに前記電源回路装置を提供することにある。
本発明の一態様に係る電源回路装置の制御装置は、
入力電圧を所定の電圧に変換する電源回路装置の制御装置であって、
前記入力電圧を検出して、前記入力電圧に対応する信号電圧をピークホールドする第1のピークホールド回路と、
前記ピークホールドした信号電圧を所定の第1の時定数で放電して放電後の信号電圧を出力する第1の時定数回路と、
前記放電後の信号電圧を所定の第1のしきい値電圧と比較し、前記放電後の信号電圧が前記第1のしきい値電圧以上であるときに、前記電源回路装置を動作させる一方、前記放電後の信号電圧が前記第1のしきい値電圧未満であるときに、前記電源回路装置の動作を停止させる制御部とを備える。
例えば実施例1の制御が可能であって、前記継続時間は、時定数回路15の時定数(C3・R3)で任意に調整することができる。図1の実施形態では、ユーザが操作部7を用いて抵抗R3の抵抗値を設定することで、時定数回路15の時定数(C3・R3)で調整することができる。ここで、動作停止電圧許容入力電圧範囲を、交流170Vに対しギリギリまで高く設定できる。また、瞬時低下時の電圧も交流85V、交流70Vなどさらに低い部分でも0.3秒以内の瞬時低下であれば耐えられる堅牢性をもつことができる。
このように設定する場合は、本発明者のシミュレーションによれば、
しきい値電圧Vref1=2.2V;
C3=3.3μF;
R3=470kΩ;
と設定すると、セットパターン1を達成できた。
(2)セットパターン2:
定常時において、入力電圧Vinを交流200Vで動作させるものとする。
(条件a)交流160Vでブラウンアウトさせる。
(条件b)交流200から、交流100Vないし交流70Vに瞬時低下した場合、30ms動かし、以降は制御部5Aを停止させる。
これは、商用周波数の1.5周期の時間期間が経過しても制御部5Aが停止しないようにする。
このように設定する場合は、本発明者のシミュレーションによれば、
しきい値電圧Vref1=2.2V;
C3=3.3μF;
R3=47kΩ;
と設定すると、セットパターン2を達成できた。
ピークホールド回路33は、帰還回路にダイオードD22を有する演算増幅器21と、ダイオードD23と、電圧保持用キャパシタC13と、電荷放電用可変抵抗R13と、ボルテージフォロワを構成する演算増幅器22と、演算増幅器22から演算増幅器21への帰還抵抗R14とを備えて構成される。ここで、キャパシタC13と可変抵抗R13とにより、時定数回路35を構成し、可変抵抗R13は制御部5Bからの制御信号Sr2によりその抵抗値が制御されて設定される。
ここで、時定数(C13・R13)<時定数(C3・R3)に設定され、しきい値電圧Vre2<Vref1に設定される。このように設定することで、定常状態の入力電圧Vinが低下したときに、ピークホールド回路3Aのピークホールド回路より早く、信号電圧Vs2がすぐに低下するように構成される。

Claims (9)

  1. 入力電圧を所定の電圧に変換する電源回路装置の制御回路であって、
    前記入力電圧を検出して、前記入力電圧に対応する信号電圧をピークホールドする第1のピークホールド回路と、
    前記ピークホールドした信号電圧を所定の第1の時定数で放電して放電後の信号電圧を出力する第1の時定数回路と、
    前記放電後の信号電圧を所定の第1のしきい値電圧と比較し、前記放電後の信号電圧が前記第1のしきい値電圧以上であるときに、前記電源回路装置を動作させる一方、前記放電後の信号電圧が前記第1のしきい値電圧未満であるときに、前記電源回路装置の動作を停止させる制御部とを備える、電源回路装置の制御装置。
  2. 前記第1の時定数回路の第1の時定数を調整可能に設定する操作部をさらに備える、請求項1に記載の電源回路装置の制御装置。
  3. 前記制御部はさらに、
    前記入力電圧を検出して、前記入力電圧に対応する信号電圧をピークホールドする第2のピークホールド回路と、
    前記ピークホールドした信号電圧を、前記第1の時定数よりも小さい所定の第2の時定数で放電して放電後の信号電圧を出力する第2の時定数回路と、
    前記制御部は、前記放電後の信号電圧を、前記第1のしきい値電圧よりも低い所定の第2のしきい値電圧と比較し、前記放電後の信号電圧が前記第2のしきい値電圧以上であるときに、前記電源回路装置を動作させる一方、前記放電後の信号電圧が前記第2のしきい値電圧未満であるときに、前記電源回路装置の動作を停止させる、請求項1又は2に記載の電源回路装置の制御装置。
  4. 前記操作部はさらに、前記第2の時定数回路の第2の時定数を調整可能に設定する、請求項2に従属する請求項3に記載の電源回路装置の制御装置。
  5. 請求項1に記載の電源回路装置の制御装置を備える、電源回路装置。
  6. 前記電源回路装置の前段に設けられる、整流回路をさらに備える、請求項1に記載の電源回路装置。
  7. 前記電源回路装置は、力率改善回路又は電力変換装置である、請求項5又は6に記載の電源回路装置。
  8. 入力電圧を所定の電圧に変換する電源回路装置の制御方法であって、
    第1のピークホールド回路が、前記入力電圧を検出して、前記入力電圧に対応する信号電圧をピークホールドするステップと、
    第1の時定数回路が、前記ピークホールドした信号電圧を所定の第1の時定数で放電して放電後の信号電圧を出力するステップと、
    制御部が、前記放電後の信号電圧を所定の第1のしきい値電圧と比較し、前記放電後の信号電圧が前記第1のしきい値電圧以上であるときに、前記電源回路装置を動作させる一方、前記放電後の信号電圧が前記第1のしきい値電圧未満であるときに、前記電源回路装置の動作を停止させるステップとを含む、電源回路装置の制御方法。
  9. 前記制御方法はさらに、
    第2のピークホールド回路が、前記入力電圧を検出して、前記入力電圧に対応する信号電圧をピークホールドするステップと、
    第2の時定数回路が、前記ピークホールドした信号電圧を、前記第1の時定数よりも小さい所定の第2の時定数で放電して放電後の信号電圧を出力するステップと、
    前記制御部が、前記放電後の信号電圧を、前記第1のしきい値電圧よりも低い所定の第2のしきい値電圧と比較し、前記放電後の信号電圧が前記第2のしきい値電圧以上であるときに、前記電源回路装置を動作させる一方、前記放電後の信号電圧が前記第2のしきい値電圧未満であるときに、前記電源回路装置の動作を停止させるステップとを含む、請求項8に記載の電源回路装置の制御方法。
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