JP2023148063A - 乾式壁材の改修工法 - Google Patents

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耕一郎 眞田
Koichiro Sanada
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Atsushi Suzuki
伸一 菊地
Shinichi Kikuchi
満 小形
Mitsuru Ogata
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Abstract

【課題】破損した雄雌連結構造の乾式壁材を屋外から交換補修する際に、良好な外観を保ちながら補修することができる乾式壁材の改修工法を提供する。【解決手段】胴縁等下地材2に下地材取付具10を固定し、新規乾式壁材1Aに壁材取付具30を固定して、2つの取付具を係合させて新規乾式壁材1Aを固定する際に、下地材取付具10を下地材2に固定した後、下地材取付具10の屈曲ガイド部13に設けた切断溝部15により、屈曲ガイド部13を折り曲げ切断し、下地材2と新規乾式壁材1Aとの間に取付具が介在しないようにすることができる補修用取付具Pを用いて行う改修工法である。【選択図】図3

Description

本発明は、建物の外壁である乾式壁材が損傷した際の改修工法に関するものである。
雄雌連結構造を有する金属サイディング等の乾式壁材を順次連結させて構成した外壁において、乾式壁材が傷ついたり凹んだりした場合に、乾式壁材を張り替えて補修する必要がでてくる。外壁の屋外側からこのような補修を行う際に使用する取付具の例が、特許文献1に開示されている。特許文献1では、破損した壁パネル(乾式壁材)を取り外し、柱状の壁下地に取付具を固定し、新規壁パネルのビス固定される部分に別個の取付具を固定して、新規壁パネルとその上段側にある既設の壁パネルとをく字状に仮接合して押込んで取付具同士を係合させ、新規壁パネルを補修個所に嵌め込み、新規壁パネルを壁下地に分離不能に固定するものである。
特許第3827689号公報
近年、例えば金属サイディングにおいてフラットな化粧面を用いるものが出てきており、壁下地側の不陸が外壁の仕上り、外壁全体の外観に影響を与えやすいものとなっている。しかしながら、特許文献1の実施例にあるような補修構造による補修を行った新規壁パネルの部分は、既設の壁パネルと比べると、壁下地と新規壁パネルの間に取付具が介在するようになり、厚みのある取付具の場合には不陸が発生して外壁の外観が損なわれるおそれがあった。
本発明はこのような欠点を解決するために、雄雌連結構造を有する乾式壁材が上下方向に隣接して連結構成された外壁において、補修用取付具を用いて乾式壁材を交換する際の改修工法であって、補修用取付具は下地材取付具と壁材取付具の二部材からなり、下地材取付具は、矩形平板状の底部と、底部の一辺を直角に立ち上げた設置部と、設置部の先端辺から延出してその延出先を設置部側と反対方向に直角に更に延出した屈曲ガイド部と、底部の設置部側の中央部分に底部面と直交する方向に、底部の幅で設置部から立設した第一係合部とを有し、さらに設置部から延出した屈曲ガイド部の境目の部分において、底部と反対側の面に、屈曲ガイド部の幅方向に亘る切断溝部を備え、壁材取付具は、矩形平板状の基板部と、基板部の一辺を延出して基板部と間をあけて略平行に折り返した折返し部と、基板部の折返し部がある辺と平行になるように折返し部とは反対側方向に基板部の幅全長に亘って立設した第二係合部とを有しており、既存の外壁から、交換する乾式壁材を取り除き、前記下地材取付具を、屋外側から見た下地材の正面側に屈曲ガイド部が接し、下地材の側面に設置部が接するようにして下地材の角に下地材取付具を合わせて位置決めを行い、設置部を下地材の側面に固定具により固定した後、屈曲ガイド部を折り曲げて切断溝部から切断し、前記壁材取付具を、新規乾式壁材の屋内側に基板部が接し、新規乾式壁材の雄側端部が折返し部の奥に接するように、基板部を新規乾式壁材に固定具により固定し、新規乾式壁材を、取り除いた乾式壁材の下側の既存乾式壁材と連結させた後、新規乾式壁材の上部側を屋外側に傾け、取り除いた乾式壁材の上側の既存乾式壁材の下部側を屋外側に傾けて新規乾式壁材と側面視く字状に仮接合した後に屋内側方向へ押し込んで、新規乾式壁材を上側の既存乾式壁材と雄雌連結させるとともに、下地材に固定した下地材取付具の第一係合部と新規乾式壁材に固定した壁材取付具の第二係合部とを係合させて、新規乾式壁材を取付けることを特徴とする乾式壁材の改修工法を提供するものである。
本発明に係る乾式壁材の改修工法によれば、改修の際に使用する取付具によって不陸が発生することがないため、補修用取付具に起因する不陸による外壁外観の仕上り不良が起こらない。
本発明に係る乾式壁材の改修工法に使用する補修用取付具の一実施例を示す斜視図である。 本発明に係る乾式壁材の一例を示す側面図である。 本発明に係る乾式壁材の改修工法を示す側面図である。 本発明に係る乾式壁材の改修工法に使用する補修用取付具の使用状態を示す側面図である。 本発明に係る乾式壁材の改修工法に使用する補修用取付具の使用状態を示す側面図である。 本発明に係る乾式壁材の改修工法に使用する下地材取付具のその他の実施例を示す斜視図である。
以下に図面を用いて本発明の乾式壁材の改修工法の一実施例について説明する。
本発明の乾式壁材1の改修工法に使用する補修用取付具Pは、図1に示すように、下地材取付具10(図1(a))と壁材取付具30(図1(b))との二部材からなり、雄雌連結構造を有する乾式壁材1を隣合わせて連結させた外壁において、破損した乾式壁材1を新規乾式壁材1Aに交換補修する際に、新規乾式壁材1Aを胴縁等下地材2に固定するために用いるものである。なお、下地材取付具10および壁材取付具30はアルミニウム等金属製であることが望ましいが、これに限るものではない。
外壁を構成する乾式壁材1は矩形状であり、雄雌連結構造を備え、胴縁等の下地材2に固定具3によって固定され、外壁面の上下方向に隣り合わせて連結施工される。
乾式壁材1の一例として、図2に示すような金属サイディングがある。図2(a)は金属サイディングの側面図、図2(b)は金属サイディングの雄雌連結部分の拡大図である。金属サイディングは金属製表面材と裏面材間に芯材を挟んだ長尺状のパネルであり、長手方向の相対する端部には雄雌連結構造を備え、雄側にある固定片1Bを釘やビス等の固定具3によって胴縁(下地材2)に固定し、隣接する金属サイディング同士を連結して外壁を構成するものである。乾式壁材1は雄雌連結構造を有するものであればよく、樹脂サイディングや金属製薄板を成形したものでもよい。
本発明の乾式壁材1の改修工法について、詳細に説明する。
雄雌連結構造を備えた乾式壁材1を隣合わせて連結させた外壁において、傷や凹みなど破損が生じた場合、この破損した乾式壁材1を交換補修する必要が出てくる。外壁面の上下方向に連結施工される横張りの乾式壁材1(図2(a))は、上部に雄型1C、下部に雌型1Dの連結構造を備え、乾式壁材1の上部側に固定片1Bを備える。乾式壁材1は固定片1B部分を壁下地材に釘やビス等固定具3で固定され、上側に次の乾式壁材1が雄雌連結され、順次これが繰り返されて外壁を構成していく。
このような外壁から、破損した乾式壁材1を取り除く(図3(a))。破損した乾式壁材1を破壊して、この乾式壁材1を固定していた固定具3とともに取り除く。取り除いて空いた空間において、胴縁(下地材2)に下地材取付具10を屋外側から固定する。後述するが、この下地取付具の一部分(屈曲ガイド部13)を折り曲げて切断した後の状態を示したのが図3(b)である。次に新規乾式壁材1Aを準備し、新規乾式壁材1Aの上部にある固定片1Bの内側(屋内側)に壁材取付具30を固定して、取り除いた乾式壁材1の下側にあった既存の乾式壁材1と連結させて新規乾式壁材1Aの上部側を屋外側に傾け、取り除いた乾式壁材1の上側にあった既存の乾式壁材1の下部側を屋外側に傾けて新規乾式壁材1Aと側面視く字状に仮接合した後、矢印で示すように屋内側方向へ押し込む(図3(c))。新規乾式壁材1Aと上側の既存乾式壁材1とを雄雌連結させるとともに、新規乾式壁材1Aに固定した壁材取付具30と胴縁(下地材2)に固定した下地材取付具10とを係合させて、新規乾式壁材1Aを胴縁(下地材2)に固定する(図3(d))。この補修用取付具Pによる取付け固定により、新規乾式壁材1Aは胴縁(下地材2)から離れることがなく、外壁にかかる風圧に耐えうる強固な取付けとなる。
図4は、下地材取付具10の使用状態を示すもので、図4(a)は屈曲ガイド部13の切断前、図4(b)は屈曲ガイド部13の切断後の状態を示す。図4(a)は、下地材2に下地材取付具10を固定した状態を示すもので、下地材取付具10を設置部12側から見た図である。図4(b)は、その後、下地材取付具10の屈曲ガイド部13を切断した状態である。
図5は、下地材取付具10および壁材取付具30の使用状態を示すもので、図5(a)は、新規乾式壁材1Aに壁材取付具30が固定された状態、および壁材取付具30と下地材取付具10とが係合される前の状態を示す。図5(b)は、壁材取付具30と下地材取付具10とが係合された後の状態を示す。なお、新規乾式壁材1Aの上側に連結される既存の乾式壁材1は図示していない。
次に、本発明に係る補修用取付具Pを構成する下地材取付具10および壁材取付具30の例を図面を用いて、具体的に説明する。
下地材取付具10は、胴縁(下地材2)に固定されるものであり、図1(a)に示したように、底部11と、設置部12と、屈曲ガイド部13と、第一係合部14とを有し、屈曲ガイド部13に切断溝部15と、切断準備溝部16とを備える。
底部11は矩形平板状である。
設置部12は、底部11の一辺を直角に立ち上げた矩形状のものであり、下地材取付具10を胴縁に固定する部分となり、胴縁の側面側(屋外側から見た場合)にビス等固定具3で固定される。設置部12には固定具3用の孔22を設けてもよい。
屈曲ガイド部13は、立ち上げた設置部12の先端辺から延出するものであり、延出部分において底部11側と反対側の面に切断溝部15を設け、切断溝部15の先を更に延出して切断溝部15側に直角に屈曲して設けるものである。屋外側から見て、胴縁の正面側に屈曲ガイド部13が配置され、胴縁の側面側に設置部12が配置されるように、胴縁の角に屈曲ガイド部13の直角部分を合わせて、下地材取付具10を胴縁に固定する。これによって胴縁の屋外側の面から屋内側方向に向かって一定距離の位置に下地材取付具10が固定され、下地材取付具10と壁材取付具30との係合にバラつきがでず、安定的に行うことができる。
切断溝部15は、設置部12との境目に、底部11面と設置部12面の交差する方向と平行に、屈曲ガイド部13の端部から端部に亘って連続して設けられる。この切断溝部15により、下地材取付具10を胴縁に固定した後、屈曲ガイド部13を引き起こして折り曲げた際に、この切断溝部15から屈曲ガイド部13が切断されるものである。なお、図1(a)に示すように下地材取付具10を離間して2つ設けた場合は、固定する作業のやりやすさから、上側の屈曲ガイド部13を折り曲げ切断してから下地材取付具10を下地材2に固定し、その後に下側の屈曲ガイド部13を折り曲げて切断してもよい。設置部12から延出された屈曲ガイド部13が切断されることにより、残った下地材取付具10の切断された部分は直線状になる。切断溝部15から切断された後の下地材取付具10は、屋外側から見て胴縁の側面側に位置し、また屋内外方向における下地材取付具10の位置は、胴縁の屋外側の面に対して、この面より屋外側に出ている部分がなくなる。このような胴縁の側面側に固定された下地材取付具10の屋外側方向に壁材取付具30が係合して配置されることになるため、下地材取付具10と壁材取付具30を用いて新規乾式壁材1Aを胴縁に固定する際、新規乾式壁材1Aと胴縁との間に取付具を挟むことがなくなり、新規乾式壁材1A部分において取付具による不陸Fの発生が起こらなくなる。
切断準備溝部16は、屈曲ガイド部13の直角状曲げ部分において、270度側の表面に切断準備溝部16が設けられる。屈曲ガイド部13を引き起こして折り曲げて切断する際に、この切断準備溝部16がないと、屈曲ガイド部13の直角状曲げ部分から切断されたり、切断溝部15の部分から切断されたりする。この切断準備溝部16を設けることにより、切断溝部15の部分から安定して切断することができる。
第一係合部14は、底部11の略中央部分から離間して立設する2つの立ち上がり部18と、立ち上がり部18の先端側に係合爪20とを有する。2つの立ち上がり部18は幅方向に亘って連続し、平行状に対向するものである。図1(a)では長方形状の中央片の両長辺を立ち上げて上方が解放する断面略U字状に形成したものを、底部11にクリンチング接合19したものである。また図1(a)では直線状の立ち上がりが対向するものであるが、円弧状の立ち上がりが対向するものであってもよい。この第一係合部14は、後述する壁材取付具30の第二係合部33と係合するものである。
また、図1(a)では、第一係合部14を底部11の略中央部分に設け、この両側に固定具3用の孔22を複数個ずつ設けている。胴縁に固定する際には、屋外側から見て胴縁の左右どちらかの側面に下地材取付具10を固定することになるが、外壁面から破損した乾式壁材1を除去して、その空間を用いて屋外側から下地材取付具10を胴縁の側面に固定するのに、その空間の端部にある胴縁など、胴縁の右側面あるいは左側面にしか固定できない場合が出てくる。この場合に、下地材取付具10を上下180度反転させれば、胴縁の左右どちらの側面にも固定することができる。下地材取付具10は、破損して取り外した乾式壁材1の空間から、空間上部の胴縁に下地材取付具10を固定する。下地材取付具10は、胴縁のどちらの側面に固定する場合でも、第一係合部14の下側の固定具3用の孔22を介して固定具3により固定することができるため、施工が容易になる。
また底部11には、底部11と設置部12の角度が開かないように、すなわち第二係合部33と係合する第一係合部14の位置が動かないように強度を補強する側部強化片17を設けてもよい。図1(a)では、底部11の両端部側を立ち上げて設置部12側を屈曲し、設置部12に接する片を溶接等で接合した側部強化片17を設けている。
壁材取付具30は、新規乾式壁材1Aの雄側端部に固定されるものであり、図1(b)に示したように、基板部31と、折返し部32と、第二係合部33とを有する。
基板部31は、矩形平板状であり、新規乾式壁材1Aの固定片1Bの裏面側(施工時の屋内側)に接してリベット等固定具3で固定される。基板部31には固定具3用の孔23を設けてもよい。
折返し部32は、基板部31の一辺を折り返して基板部31から離間した折返し部32を形成する。この折返し部32は基板部31と略平行であることが望ましい。この折返し部32に、新規乾式壁材1Aの固定片1Bがある雄側の端部が挿入され、折返し部32は新規乾式壁材1Aの表側(屋外側)になり、基板部31は新規乾式壁材1Aの裏側(屋内側)になるように壁材取付具30が配置され、壁材取付具30の基板部31が新規乾式壁材1Aの固定片1B部分にリベット等固定具3で固定される。この折返し部32の奥まで新規乾式壁材1Aを挿入して、壁材取付具30を新規乾式壁材1Aに固定することができる。このように壁材取付具30を新規乾式壁材1Aに固定する際、この折返し部32によって新規乾式壁材1Aの雄側端部からの位置決めを容易に、かつ一定にすることができる。
第二係合部33は、折返し部32とは反対側の基板部31の面に形成される。第二係合部33は、折返し部32がある基板部31の一辺と平行方向に、基板部31の端部から端部に亘って連続して形成される。第二係合部33は対向し離間して立設する2つの立設部34と、立設部34の先端側に係合爪21とを有する。この2つの立設部34が離間して形成されることにより、壁材取付具30が新規乾式壁材1Aの固定片1Bの屋内側の面にリベット等固定具3で固定される際に、張り出した固定具3を2つの立設部34の間に収めることができる。この第二係合部33は下地材取付具10の第一係合部14と係合し、第二係合部33の係合爪21は下地材取付具10の第一係合部14の係合爪20と係合するものである。
このような下地材取付具10と壁材取付具30からなる乾式壁材1の補修用取付具Pは一例である。下地材取付具10の他の例として図6(a)、(b)のように屈曲ガイド部13を設けてもよい。
1 乾式壁材
1A 新規乾式壁材
1B 固定片
1C 雄型
1D 雌型
2 下地材
3 固定具
10 下地材取付具
11 底部
12 設置部
13 屈曲ガイド部
14 第一係合部
15 切断溝部
16 切断準備溝部
17 側部強化片
18 立ち上がり部
19 クリンチング接合
20、21 係合爪
22、23 孔
30 壁材取付具
31 基板部
32 折返し部
33 第二係合部
34 立設部
F 不陸
P 補修用取付具
X 下地材取付具の部分拡大(側面図)

Claims (1)

  1. 雄雌連結構造を有する乾式壁材が上下方向に隣接して連結構成された外壁において、補修用取付具を用いて乾式壁材を交換する際の改修工法であって、
    補修用取付具は下地材取付具と壁材取付具の二部材からなり、
    下地材取付具は、矩形平板状の底部と、底部の一辺を直角に立ち上げた設置部と、設置部の先端辺から延出してその延出先を設置部側と反対方向に直角に更に延出した屈曲ガイド部と、底部の設置部側の中央部分に底部面と直交する方向に、底部の幅で設置部から立設した第一係合部とを有し、さらに設置部から延出した屈曲ガイド部の境目の部分において、底部と反対側の面に、屈曲ガイド部の幅方向に亘る切断溝部を備え、
    壁材取付具は、矩形平板状の基板部と、基板部の一辺を延出して基板部と間をあけて略平行に折り返した折返し部と、基板部の折返し部がある辺と平行になるように折返し部とは反対側方向に基板部の幅全長に亘って立設した第二係合部とを有しており、
    既存の外壁から、交換する乾式壁材を取り除き、
    前記下地材取付具を、屋外側から見た下地材の正面側に屈曲ガイド部が接し、下地材の側面に設置部が接するようにして下地材の角に下地材取付具を合わせて位置決めを行い、設置部を下地材の側面に固定具により固定した後、屈曲ガイド部を折り曲げて切断溝部から切断し、
    前記壁材取付具を、新規乾式壁材の屋内側に基板部が接し、新規乾式壁材の雄側端部が折返し部の奥に接するように、基板部を新規乾式壁材に固定具により固定し、
    新規乾式壁材を、取り除いた乾式壁材の下側の既存乾式壁材と連結させた後、新規乾式壁材の上部側を屋外側に傾け、
    取り除いた乾式壁材の上側の既存乾式壁材の下部側を屋外側に傾けて新規乾式壁材と側面視く字状に仮接合した後に屋内側方向へ押し込んで、新規乾式壁材を上側の既存乾式壁材と雄雌連結させるとともに、下地材に固定した下地材取付具の第一係合部と新規乾式壁材に固定した壁材取付具の第二係合部とを係合させて、新規乾式壁材を取付けることを特徴とする乾式壁材の改修工法。
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