JP2023146860A - 情報配信装置及び情報配信方法 - Google Patents

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大輝 山田
Hiroki Yamada
隆史 宮田
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洋也 名取
Hiroya Natori
優惟子 熊谷
Yuiko Kumagai
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Abstract

【課題】歩行者の突発的な車道の横断に対して注意喚起が可能な技術を提供する。【解決手段】複数の監視対象者の各携帯端末から位置情報を受信する受信手段と、前記位置情報に基づいて、車道に監視対象者が進入するリスクレベルを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に基づいて、前記車道上の車両の車載端末に注意喚起情報を送信する送信手段と、を備えた情報配信装置であって、前記判定手段は、監視対象者間の対人関係を示す関係情報と、前記位置情報とに基づいて、判定対象である第一の監視対象者と予め定めた対人関係のある第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在する場合は、前記リスクレベルを引き上げる。【選択図】図8

Description

本発明は車両に注意喚起情報を配信する技術に関する。
車両の運転支援技術として、事故多発地点を通過する場合や、歩行者の横断が予測された場合に運転者に注意を喚起する技術が知られている。特許文献1には、車道の脇に歩行者が存在する場合に運転者に注意を喚起する報知を行う技術が開示されている。
特開2014-78155号公報
歩行者の横断の可能性が高い場合も低い場合も同じような報知をすれば、報知頻度の増大によって報知に対する運転者の注意が低下する場合がある。歩行者はその時の状況によって突発的に車道を横断する場合があり、こうした歩行者の行動に対して運転者に効果的に注意を促すことが望まれる。
本発明の目的は、歩行者の突発的な車道の横断に対して注意喚起が可能な技術を提供することにある。
本発明によれば、
複数の監視対象者の各携帯端末から位置情報を受信する受信手段と、
前記位置情報に基づいて、車道に監視対象者が進入するリスクレベルを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記車道上の車両の車載端末に注意喚起情報を送信する送信手段と、
を備えた情報配信装置であって、
前記判定手段は、
監視対象者間の対人関係を示す関係情報と、前記位置情報とに基づいて、判定対象である第一の監視対象者と予め定めた対人関係のある第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在する場合は、前記リスクレベルを引き上げる、
ことを特徴とする情報配信装置が提供される。
本発明によれば、歩行者の突発的な車道の横断に対して注意喚起が可能な技術を提供することができる。
情報配信システムの概要図。 (A)及び(B)は配信サービスの例を示す模式図。 (A)は携帯端末のブロック図、(B)は車載端末のブロック図、(A)は情報配信装置のブロック図。 (A)は監視対象者のリアルタイム情報の例を示す図、(B)は車両のリアルタイム情報の例を示す図、(C)は監視対象者の個人情報の例を示す図。 情報配信システムで実行される処理の例を示すフローチャート。 (A)及び(B)は情報配信システムで実行される処理の例を示すフローチャート。 情報配信装置が実行する処理の例を示すフローチャート。 (A)及び(B)はリスクレベルの判定例及び注意喚起情報の配信例を示す説明図。 (A)及び(B)はリスクレベルの判定例及び注意喚起情報の配信例を示す説明図。 (A)及び(B)はリスクレベルの判定例及び注意喚起情報の配信例を示す説明図。 (A)及び(B)はリスクレベルの判定例及び注意喚起情報の配信例を示す説明図。 (A)及び(B)はリスクレベルの判定例及び注意喚起情報の配信例を示す説明図。 (A)及び(B)はリスクレベルの判定例及び注意喚起情報の配信例を示す説明図。 (A)及び(B)はリスクレベルの判定例及び注意喚起情報の配信例を示す説明図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<システムの概要>
図1は情報配信システム1の概要図である。情報配信システム1は、情報配信装置2によって、歩行者(監視対象者3)の挙動に関する情報を車両5に情報を提供し、その走行支援を行うシステムである。情報配信装置2は、インターネット等の通信ネットワークを介して、複数の監視対象者3の携帯端末4と、複数の車両5の車載端末6と無線通信可能に接続され、情報配信システム1を運用するサーバである。
携帯端末4は、監視対象者3が使用するスマートフォンなどの通信端末である。監視対象者3は図示の例では5人であるが多数人が想定される。車載端末6は車両5に内蔵された通信端末である。車両5は自動四輪車を想定しているが、自動二輪車であってもよい。車両5は図示の例では4台であるが多数台が想定される。
<サービスの概要>
情報配信装置2が提供するサービスの例について説明する。情報配信装置2は各監視対象者3の現在位置情報を各携帯端末4から受信し、各監視対象者3が車道に進入するリスクレベルを判定する。リスクレベルは車道に進入する可能性を段階的に表す。監視対象者3が車道に進入する可能性がある場合、情報配信装置2はその車道上の車両5の車載端末6に注意喚起情報を送信する。車載端末6は受信した注意喚起情報に基づき車両5の運転者に注意を促す報知を行う。
図2(A)及び図2(B)はサービスの一例を模式的に示している。図2(A)の例では、事故多発地帯等として予め地図上に設定されたリスクエリア8の歩道に監視対象者3が位置している状況を示している。監視対象者3の携帯端末4から位置情報PIが情報配信装置2に送信される。本実施形態では、リスクエリア8に監視対象者3が存在する場合、リスクエリア8の車道7に進入する可能性があると判定される。情報配信装置2は車道7を走行する車両5の車載端末6に注意喚起情報CIを送信する。車載端末6により運転者に対して注意喚起の報知がなされる。図示の例では音声又は表示により「左前方に注意」との報知が運転者になされている。
図2(B)の例では、リスクエリア8に監視対象者3は存在しない。しかし、監視対象者3が歩道上を車道7に向かって急に移動している。本実施形態では、監視対象者3が車道7に向かって急に移動した場合、車道7に進入する可能性があると判定される。情報配信装置2は監視対象者3の携帯端末4から送信される位置情報PIの変化により、監視対象者3の移動を認識する。そして、情報配信装置2は車道7を走行する車両5の車載端末6に注意喚起情報CIを送信する。車載端末6により運転者に対して注意喚起の報知がなされる。図示の例では音声又は表示により「左前方に注意」との報知が運転者になされている。
このようなサービスにより、車両5の運転者にとっては、死角等に存在する歩行者の存在を知ることができ、より安全な運転を行うことができる。これにより、監視対象者3にとっても、うっかり車道7へ飛び出してしまった場合に、事故に遭うリスクを減らすことができる。したがって、情報配信システム1によれば、歩行者、運転者の双方の安全性を高めるサービスが提供される。
<携帯端末、車載端末及び情報配信装置の構成例>
図3(A)は、携帯端末4のブロック図である。携帯端末4は、処理部41、記憶部42、通信部43、入力部44、表示部45及び位置センサ46を含む。処理部41は、CPUに代表されるプロセッサであり、記憶部42に記憶されたプログラムを実行する。記憶部42は、RAM、ROMなどの半導体メモリに代表される記憶デバイスである。記憶部42に記憶されたプログラムには、本実施形態のサービスを利用するためのアプリケーションプログラムも含まれる。
通信部43は、通信ネットワークを介して情報配信装置2と通信可能な無線通信装置である。入力部44は監視対象者3の入力を受け付ける装置である。表示部45は、入力機能を備えた電子画像の表示装置である。入力部44と表示部45はタッチパネル式ディスプレイを構成してもよい。位置センサ46は携帯端末4の現在位置を検知するセンサであり、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)センサである。
図3(B)は、車載端末6のブロック図である。車載端末6は、処理部61、記憶部62、通信部63、音声出力部64、表示部65及び位置センサ66を含む。処理部61は、CPUに代表されるプロセッサであり、記憶部62に記憶されたプログラムを実行する。記憶部62は、RAM、ROMなどの半導体メモリやハードディスクなどに代表される記憶デバイスである。
通信部63は、通信ネットワークを介して情報配信装置2と通信可能な無線通信装置である。入力部64は車両5の運転者の入力を受け付ける装置である。音声出力部65は、音の出力により運転者に報知を行う報知装置である。表示部66は、電子画像の表示装置であり、画像の出力により運転者に報知を行う報知装置である。センサ群67は車両5の状態(例えば車速)を検知する各種のセンサ群であり、位置センサ67aが含まれる。位置センサ67aは車両5の現在位置を検知するセンサであり、例えば、GNSSセンサである。
本実施形態では、車載端末6は、車両5を目的地まで誘導する情報を運転者に提供するナビゲーション装置である。記憶部62には地図情報が記憶される。位置センサ67aの検知結果から、車両5の地図上の位置が特定される。
図3(C)は情報配信装置2のブロック図である。図示の例では情報配信装置2は単一のサーバコンピュータから構成されている。しかし、情報配信装置2は互いに通信可能な複数のサーバコンピュータで分散処理を行うように構成されてもよい。
情報配信装置2は、処理部21、記憶部22、通信部23を含む。処理部21は、CPUに代表されるプロセッサであり、記憶部22に記憶されたプログラムを実行する。記憶部22は、RAM、ROMなどの半導体メモリやハードディスクなどに代表される記憶デバイスである。通信部23は、通信ネットワークを介して携帯端末4及び車載端末6と通信可能な通信インタフェースを含む。
記憶部22には、処理部21が実行するプログラムの他、各種のデータが格納される。プログラムはCD-ROM等の記憶媒体から情報配信装置2にインストールされてもよい。図3(C)の例では記憶部22に格納されるデータとして、データベース(DB)24~26が例示されている。
DB24は、監視対象者3や車両5の現在の状態に関するリアルタイム情報が蓄積されているDBである。図4(A)は監視対象者3のリアルタイム情報24aの例を示している。「ID」は、個々の監視対象者3(携帯端末4)を区別するための識別子である。この識別子で区別することで、リアルタイム情報24aには各監視対象者3の情報が蓄積される。
「位置推移」は、携帯端末4から周期的に送信される位置情報の履歴である。「n」が最新の位置情報を示し、「n-1」は1周期前の位置情報を、「n-2」は2周期前の位置情報をそれぞれ示している。このような位置情報の履歴の期間は、例えば数十秒から数分である。「位置推移」により、各監視対象者3の行動を推測することができる。
図4(B)は車両5のリアルタイム情報24bの例を示している。「ID」は、個々の車両5(車載端末6)を区別するための識別子である。この識別子で区別することで、リアルタイム情報24bには各車両5の情報が蓄積される。「現在位置」は、車載端末6から周期的に送信される位置情報の最新の位置情報を示す。「走行路」は、車載端末6から位置情報と共に周期的に送信される、車両5が走行中の車道を示す情報である。「車速」は、車載端末6から位置情報と共に周期的に送信される、車両5の車速を示す情報である。
DB25は、監視対象者3の個人情報や車両5の情報が蓄積されているDBである。車両5の情報としては、車両5の「ID」や車載端末6の通信用のアドレス等が挙げられる。図4(C)は監視対象者3の個人情報25aの例(1名分)を示している。「ID」は、個々の監視対象者3(携帯端末4)を区別するための識別子であり、図24(A)の「ID]と同じ識別子である。「年齢」は監視対象者3の年齢を示す情報である。「電話番号」、「Email]は監視対象者3の電話番号や電子メールのアドレスの情報である。
「対人関係」は、その監視対象者3(当事者3とも表記する)と他の監視対象者3(関係者3とも表記する)との関係を示す情報であり、当事者3と何らかの関係のある関係者3の情報が蓄積される。「ID」は、関係者3(携帯端末4)を区別するための識別子である。「関係」は、当事者3と関係者3との対人関係を示す情報である。対人関係としては、例えば、親、子、友人、恋人、親類、教師、教え子、同級生、先輩、後輩等を挙げることができる。
DB26は、地図情報やリスクエリア等の情報が蓄積されているDBである。なお、DB24~26は、それぞれ別個のデータベースとしてもよいし、まとめて1つのデータベースとしても良い。本実施形態では、便宜上、データベースを分けて説明しているが、それぞれが別個のデータベースとして存在しているという限定ではない。
<処理例>
<登録>
情報配信システム1の処理例について説明する。サービスの提供を受ける者は事前に登録手続きを行う。図5は、携帯端末4のユーザが監視対象者3として登録する場合の携帯端末4と情報配信装置2との間の処理の例を示すフローチャートである。
S1で携帯端末4から情報配信装置2へ、サービスの提供を受けるためのアプリケーションプログラムが要求される。情報配信装置2はS11で要求を受信し、S12でアプリケーションプログラムを携帯端末4にダウンロードする。携帯端末4はS2でアプリケーションプログラムを受信し、S3で携帯端末4にインストールする。S4でアプリケーションプログラムが起動し、初めに登録情報の準備処理が実行される。
ここでは、ユーザの個人情報25aを生成するために必要な情報の準備が行われる。例えば、ユーザに対して、年齢、電話番号、電子メールアドレス、関係者の各情報の入力を要求する。また、携帯端末4に記憶されている電話帳や通信履歴情報の利用をユーザが許可するか否かを確認する。通信履歴情報は例えばSNSにおける通信相手の情報が含まれる。
ユーザが携帯端末4に対して登録操作を行うと、S5で登録情報9が情報配信装置2に送信される。登録情報9には、S4の処理でユーザが入力した入力情報91、ユーザが許可した電話帳92、通信履歴情報93が含まれ、情報配信装置2はこれらの情報を取得することができる。情報配信装置2はS13で登録情報9を受信する。S14では登録情報9から、ユーザの個人情報25aを生成する。個人情報25aの生成において、ユーザの「ID」が設定される。入力情報91により、「年齢」、「電話番号」、「Email」、対人関係情報の各情報が設定される。対人関係情報は、例えば、ユーザが入力した関係者の電話番号やEメールアドレスから、既登録の監視対象者3をDB25から検索し、その「ID」が特定される。「関係」はユーザの指定による。
電話帳92、通信履歴情報93も対人関係情報の生成に利用される。例えば、電話帳92や通信履歴情報93に記録されている電話番号やEメールアドレスから、既登録の監視対象者3をDB25から検索し、その「ID」が特定される。「関係」は電話帳92や通信履歴情報93の他の情報や、検索された既登録の監視対象者3の個人情報25aから推測して設定し、推測困難であれば不明と分類する。
S15ではS14で生成した情報をDB25に登録する。これによりユーザが監視対象者3に加えられる。
車両5の登録については、例えば、車両5の購入の際に、そのオーナが店舗又はWEBページにて登録手続きを行う。これにより車両5のIDや車載端末6の通信用のアドレスがDB25に登録される。
<位置情報の収集>
車両5及び監視対象者3の位置情報の収集に関する情報配信システム1の処理例について説明する。図6(A)は車両5の位置情報の収集に関する処理例を示すフローチャートである。車載端末6は車両5の運転中、周期的に走行情報を情報配信装置2に送信する(S21)。走行情報には、ID、車両5の位置情報、車速、走行中の車道を示す情報が含まれる。情報配信装置2は、S31で走行情報を受信し、S32で、DB24のうち、対応するIDのリアルタイム情報24bを更新する。
図6(B)は監視対象者3の位置情報の収集に関する処理例を示すフローチャートである。携帯端末4は、アプリケーションプログラムの起動中、周期的に位置情報を情報配信装置2に送信する(S41)。情報配信装置2は、S41で位置情報を受信し、S42で、DB24のうち、対応するIDのリアルタイム情報24aを更新する。具体的には、図4(A)の「位置推移」に蓄積されている各位置情報が一つ古い情報にシフトされ、今回受信した位置情報が最新の位置情報として蓄積される。S43では、今回位置情報を受信した監視対象者3に関する配信処理を実行する。今回位置情報を受信した監視対象者3のことを判定対象者3ともいう。
なお、本実施形態では監視対象者3の位置情報の受信をトリガとして配信処理を実行する。しかし、周期的に各監視対象者3のリアルタイム情報24aを読み出し、順次各監視対象者3に対応する配信処理を実行してもよい。
<配信処理>
図7は情報配信装置2が実行する処理例を示し、特に、図6(B)のS43の配信処理を示すフローチャートである。S51では判定対象者3のリスクレベルを判定する。本実施形態では、リスクレベルを4段階に分け、レベル0~3とする。
レベル0は、判定対象者3が車道に監視対象者が進入する可能性が極めて低いことを示す。レベル1は、判定対象者3が車道に監視対象者が進入する可能性があることを示す。レベル2は、判定対象者3が車道に監視対象者が進入する可能性がやや高いことを示す。レベル3は、判定対象者3が車道に監視対象者が進入する可能性が高いことを示す。すなわち、リスクレベルは0→1→2→3の順に高くなる。
S52では、S51の判定の結果、リスクレベルが1以上であるか否かを判定する。S51でレベル0と判定した場合は、注意喚起情報を送信せずに処理を終了する。S51でレベル1、レベル2又はレベル3と判定した場合は、S53へ進む。S54では、注意喚起の対象とする車両(以下、対象車両ともいう)5を検索する。具体的にはリアルタイム情報24bから、判定対象者3が進入可能性のある車道7上の車両5を検索する。車道7は、DB26の地図情報から判定対象者3の位置に近い道路を検索する。
検索の対象は、例えば、距離を基準として判定対象者3から60m以内の車両5としてもよい。検索の対象は、また、例えば、判定対象者3の付近までの到達時間を基準として10秒以内に到達する距離及び車速の車両5としてもよい。車両5が走行中の車道7は、リアルタイム情報24bの「走行路」を参照して特定してもよいし、「現在位置」から情報配信装置2がDB26の地図情報を活用して特定してもよい。
S54では、S53の検索において対象車両5があったか否かを判定する。対象車両5がなかった場合は処理を終了し、あった場合はS55へ進む。S55では、対象車両5の車載端末6に注意喚起情報を送信する。注意喚起情報には、S51で設定したリスクレベルが含まれる。注意喚起情報を受信した車載端末6は、リスクレベルに応じた報知を運転者に対して行う。例えば、レベル1であれば、表示部45に注意を促す表示を行う。レベル2であれば、表示部65の表示に加えて音声出力部64によって注意を促す音を出力する。レベル3であれば、表示部65の表示および音声出力部64の音の出力の報知の強度をレベル2よりも高くする。レベル3では、車両5が減速するように車載装置6が車両5の走行制御部に制御指令を出力してもよい。以上により処理が終了する。
<リスクレベルの判定>
S51のリスクレベルの判定例について説明する。本実施形態ではリスクレベルの判定を2段階で行う。第1段階は、判定対象者3の行動に基づくリスクレベルの判定であり、これが基本判定となる。第2段階は、判定対象者3とは別の監視対象者3の存在に基づくリスクレベルの引き上げ、又は、引き下げである。
<判定例1>
図8(A)は第1段階でレベル0と判定される例を示している。判定対象者3aが車道7に隣接する歩道に位置している。しかし、そのことのみでは車道7に進入するリスクは極めて低いとみなし、リスク0と判定される。車道7を走行する車両5に対して情報配信装置2から注意喚起情報は送信されない。
図8(B)は、図8(A)と同じく判定対象者3aが車道7に隣接する歩道に位置しており、第1段階ではレベル0と判定される。しかし、図8(B)の例では判定対象者3aに対して車道7の反対側には別の監視対象者3bが存在している。監視対象者3bの存在の有無は、リアルタイム情報24aから検索できる。監視対象者3bは、例えば、判定対象者3aから所定の距離(例えば20m)の範囲内に位置する者が検索される。そして、監視対象者3bは判定対象者3aと予め定めた対人関係のある関係者である。監視対象者3bを関係者3bと表す場合がある。予め定めた対人関係があるか否かは、判定対象者3aの個人情報25aの対人関係情報から判定することができる。
判定対象者3aに対して車道7の反対側に関係者3bが存在する場合、図8(B)に破線矢印で示すように、判定対象者3aが突発的に車道7を横断して、関係者3bに会いに向かう可能性がある。そこで、第2段階の判定として、判定対象者3aのリスクレベルをレベル0からレベル1に引き上げる。車道7を走行する車両5に対して情報配信装置2からレベル1の注意喚起情報CIが車両5に送信される。
このように本実施形態によれば、歩行者の突発的な車道の横断に対して運転者に注意喚起が可能な技術を提供することができる。
<対人関係について>
判定対象者3aと他の監視対象者3との対人関係については、判定対象者3aの個人情報25aに関係者として登録されているものを全てレベル引き上げの対象となる関係者としてもよいし、注意喚起が運転者に煩雑に行われることを回避すべく、さらに限定を加えてもよい。例えば、親子関係、友人関係、師弟関係に限定してもよい。
また、年齢で限定してもよい。比較的年齢が高い者同士であれば、車道7を横断するリスクは低い。一方、比較的年齢が低い者は突発的な行動に出やすく、特に、両者が若年層の場合、突発的な行動が生じやすい。したがって、判定対象者3aと他の監視対象者3が共に児童である場合に、リスクレベルの引き上げの対象としてもよく、また、判定対象者3aと他の監視対象者3が共に児童である場合にのみ、リスクレベルの引き上げの対象としてもよい。児童は例えば、12才以下の者を児童としてもよい。
年齢での限定の別例として、判定対象者3aが児童で、他の監視対象者3が成人である場合にリスクレベルの引き上げの対象としてもよく、また、判定対象者3aが児童で、他の監視対象者3が成人である場合にのみ、リスクレベルの引き上げの対象としてもよい。上記の通り、比較的年齢が低い者は突発的な行動に出やすく、他の監視対象者3が親や年上の兄弟姉妹等の成人である場合は、判定対象者3aが突発的に車道7を横断して他の監視対象者3に向かうリスクが高まるからである。
<判定例2>
図9(A)は第1段階でレベル1と判定される例を示している。判定対象者3aが車道7に隣接する歩道に位置している。判定対象者3aはリスクエリア8内に位置している。したがって、レベル1と判定される。車道7を走行する車両5に対して情報配信装置2からレベル1の注意喚起情報CIが送信される。
図9(B)は、図9(A)と同じく判定対象者3aがリスクエリア8内に位置しており、第1段階ではレベル1と判定される。また、図9(B)の例では判定対象者3aに対して車道7の反対側に関係者3bが存在している。図8(B)の例と同様、判定対象者3aに対して車道7の反対側に関係者3bが存在する場合、図9(B)に破線矢印で示すように、判定対象者3aが突発的に車道7を横断して、関係者3bに会いに向かう可能性がある。そこで、第2段階の判定として、判定対象者3aのリスクレベルをレベル1からレベル2に引き上げる。車道7を走行する車両5に対して情報配信装置2からレベル2の注意喚起情報が車両5に送信される。
<判定例3>
図10(A)も第1段階でレベル1と判定される例を示している。判定対象者3aが車道7に隣接する歩道に位置している。判定対象者3aはリスクエリア8内に位置していないが、車道7に向かって移動しており、そのまま車道7に進入する可能性が高まる。したがって、レベル1と判定される。車道7に向かって移動しているか否かは、リアルタイム情報24aの「位置推移」から確認でき、位置の変化だけでなく移動速度も要件としてもよい。移動速度が通常の歩行速度よりも高い場合(例えば走っている場合)は車道7に進入する可能性が高い。車道7を走行する車両5に対して情報配信装置2からレベル1の注意喚起情報CIが送信される。
図10(B)の例では、図10(A)と同じく判定対象者3aが車道7に向かって移動している。第1段階ではレベル1と判定される。また、図10(B)の例では判定対象者3aに対して車道7の反対側に関係者3bが存在している。判定対象者3aが突発的に車道7を横断して、関係者3bに会いに向かう可能性がある。そこで、第2段階の判定として、判定対象者3aのリスクレベルをレベル1からレベル2に引き上げる。車道7を走行する車両5に対して情報配信装置2からレベル2の注意喚起情報が車両5に送信される。
<判定例4>
図11(A)は第1段階でレベル0と判定される例を示している。判定対象者3aが車道7に隣接する歩道に位置している。しかし、そのことのみでは車道7に進入するリスクは極めて低いとみなし、リスク0と判定される。また、図11(A)の例では判定対象者3aに対して車道7の反対側に監視対象者3cが存在している。しかし、監視対象者3cは判定対象者3aに対して予め定めた対人関係にない。したがって、第2段階でリスクレベルの引き上げもない。車道7を走行する車両5に対して情報配信装置2から注意喚起情報は送信されない。
図11(B)の例では、判定対象者3aがリスクエリア8内に位置しており、第1段階ではレベル1と判定される。また、図11(B)の例では判定対象者3aに対して車道7の反対側に監視対象者3cが存在している。しかし、監視対象者3cは判定対象者3aに対して予め定めた対人関係にない。したがって、第2段階でリスクレベルの引き上げもない。車道7を走行する車両5に対して情報配信装置2からレベル1の注意喚起情報CIが送信される。
<判定例5>
判定対象者3aに対して車道7の反対側に関係者3bが存在する状態が所定時間tだけ継続した場合、リスクレベルの引き上げを行わないようにしてもよい。図12(A)及び図12(B)はその一例を示す。
図12(A)は、時刻T=T1で判定対象者3aから位置情報を受信した段階を示している。判定対象者3aはリスクエリア8内に位置している。したがって、第1段階でレベル1と判定される。また、判定対象者3aに対して車道7の反対側に関係者3bが存在している。したがって、第2段階でリスクレベルが引き上げられ、レベル2と判定される。車道7を走行する車両5aに対して情報配信装置2からレベル2の注意喚起情報CIが送信される。
図12(B)は、時刻T=T2で判定対象者3aから位置情報を受信した段階を示している。時刻T2は時刻T1よりも遅い時刻であり、時間tを経過した後の時刻である。判定対象者3aはリスクエリア8内に位置している。したがって、第1段階でレベル1と判定される。判定対象者3aに対して車道7の反対側に関係者3bが存在している。しかし、時刻T=T1の段階から、時間tが経過している。時間tの経過中の判定対象者3a及び関係者3bの位置推移は、判定対象者3a及び関係者3bの各個人情報25aから特定できる。
時間tの間、車道7を挟んで判定対象者3aと関係者3bとがお互いに反対側の歩道に位置しているため、判定対象者3aがその後に車道7に進入するリスクは低いと考えられる。時間tは例えば数十秒から数分の間の時間である。リスクレベルの不必要なレベルアップは運転者に煩雑感を与える。したがって、第2段階でリスクレベルが引き上げられず、レベル1と判定される。時刻T=T1の段階ではレベル2の注意喚起情報CIが送信されていた車両5aに対して、情報配信装置2からレベル1の注意喚起情報CIが送信される。また、後続の車両5bに対しても情報配信装置2からレベル1の注意喚起情報CIが送信される。
<判定例6>
判定対象者3aに対して車道7の反対側に関係者3bが存在する場合であって、判定対象者3aが関係者3bの方へ移動することが確認された場合、リスクレベルを更に引き上げてもよい。図13(A)及び図13(B)はその一例を示す。
図13(A)は、判定対象者3aはリスクエリア8内に位置している。したがって、第1段階でレベル1と判定される。また、判定対象者3aに対して車道7の反対側に関係者3bが存在している。したがって、第2段階でリスクレベルが引き上げられ、レベル2と判定される。車道7を走行する車両5に対して情報配信装置2からレベル2の注意喚起情報CIが送信される。
図13(B)は、図13(A)の状態から判定対象者3aが関係者3bの方へ移動した場合を例示している。判定対象者3aが関係者3bの方へ移動したことは、判定対象者3aのリアルタイム情報24aの「位置推移」から判定できる。
判定対象者3aが関係者3bの側に移動したことは、その後、車道7を横断するリスクが高いと考えられる。したがって、第2段階でリスクレベルを2段階引き上げてレベル2と判定される。車道7を走行中の車両5に対して、情報配信装置2からレベル3の注意喚起情報CIが送信される。
なお、本実施形態では、判定対象者3aが関係者3bの方へ移動することが確認された場合に、リスクレベルを更に引き上げたが、逆に、関係者3bが判定対象者3aの方へ移動することが確認された場合も、同様にリスクレベルを更に引き上げてもよい。関係者3bの行動に反応して、その後、判定対象者3aが車道7へ進入する可能性が高いと考えられるからである。関係者3bの移動は、関係者3bのリアルタイム情報24aの「位置推移」から判定できる。
<判定例7>
判定対象者3aに対して車道7の反対側に関係者3bが存在する場合であって、判定対象者3aが車道7に沿って移動することが確認された場合、リスクレベルの引き上げを行わなくてもよい。図14(A)及び図14(B)はその一例を示す。
図14(A)は、判定対象者3aはリスクエリア8内に位置している。したがって、第1段階でレベル1と判定される。また、判定対象者3aに対して車道7の反対側に関係者3bが存在している。したがって、第2段階でリスクレベルが引き上げられ、レベル2と判定される。車道7を走行する車両5に対して情報配信装置2からレベル2の注意喚起情報CIが送信される。
図14(B)は、図14(A)の状態から判定対象者3aが車道7に沿って移動した場合を例示している。判定対象者3aが車道7に沿って移動したことは、判定対象者3aのリアルタイム情報24aの「位置推移」から判定できる。
判定対象者3aが車道7に沿って移動した場合、判定対象者3aは車道7を直ぐに横断せず、横断歩道まで移動してから車道7を横断しようとしているか、関係者3bに会おうとはしていないと推測される。リスクレベルの不必要なレベルアップは運転者に煩雑感を与える。したがって、第2段階でリスクレベルを引き上げず、レベル1と判定される。車道7を走行中の車両5に対して、情報配信装置2からレベル1の注意喚起情報CIが送信される。
<他の実施形態>
上記実施形態ではリスクレベルとして、レベル0~レベル3を例示したが、これに限られない。例えば、レベル0とレベル1の2段階としてもよいし、レベル0~レベル2の3段階としてもよい。また、リスクレベルは5段階以上であってもよい。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態は少なくとも以下の情報配信装置及び情報配信方法を開示している。
1.上記実施形態の情報配信装置(1)は、
複数の監視対象者(3)の各携帯端末(4)から位置情報(PI)を受信する受信手段(23,21,S41)と、
前記位置情報に基づいて、車道に監視対象者が進入するリスクレベルを判定する判定手段(21,S51)と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、前記車道上の車両の車載端末に注意喚起情報を送信する送信手段(23,21,S57)と、
を備えた情報配信装置であって、
前記判定手段は、
監視対象者間の対人関係を示す関係情報(25a)と、前記位置情報とに基づいて、判定対象である第一の監視対象者(3a)と予め定めた対人関係のある第二の監視対象者(3b)が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在する場合は、前記リスクレベルを引き上げる。
この実施形態によれば、歩行者の突発的な車道の横断に対して注意喚起が可能な技術を提供することができる。
2.上記実施形態の情報配信装置(1)は、
前記複数の監視対象者の各携帯端末の通信履歴情報(93)を取得する取得手段(21,S13)と、
前記取得手段が取得した前記通信履歴情報に基づいて前記関係情報を生成する生成手段(21, S14)と、を備える。
この実施形態によれば、前記第一の監視対象者と対人関係にある者を特定し易くなる。
3.上記実施形態では、
前記判定手段は、前記第一の監視対象者が児童であり、前記第二の監視対象者が児童である場合に、前記リスクレベルを引き上げる。
この実施形態によれば、突発的な行動に出やすい児童に対する運転者の注意喚起を高めることができる。
4.上記実施形態では、
前記判定手段は、前記第一の監視対象者が児童であり、前記第二の監視対象者が成人である場合に、前記リスクレベルを引き上げる。
この実施形態によれば、突発的な行動に出やすい児童に対する運転者の注意喚起を高めることができる。
5.上記実施形態では、
前記判定手段は、
前記第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在する場合であっても、前記第二の監視対象者が、前記車道の前記反対側に存在する状態が所定時間継続した場合、前記リスクレベルの引き上げを行わない(図12(B))。
この実施形態によれば、不必要に注意喚起について運転者に煩雑感を与えることや、注意喚起の運転者の認識が薄くなることを防止できる。
6.上記実施形態では、
前記判定手段は、
前記第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在し、かつ、前記第一の監視対象者が前記第二の監視対象者の方へ移動した場合、前記リスクレベルを更に引き上げる(図13(B))。
この実施形態によれば、リスクレベルが高い場合に、運転者に注意喚起を強く行うことができる。
7.上記実施形態では、
前記判定手段は、
前記第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在し、かつ、前記第二の監視対象者が前記第一の監視対象者の方へ移動した場合、前記リスクレベルを更に引き上げる。
この実施形態によれば、リスクレベルが高い場合に、運転者に注意喚起を強く行うことができる。
8.上記実施形態では、
前記判定手段は、
前記第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在する場合であっても、前記第一の監視対象者が、前記車道に沿って移動した場合、前記リスクレベルの引き上げを行わない(図14(B))。
この実施形態によれば、不必要に注意喚起について運転者に煩雑感を与えることや、注意喚起の運転者の認識が薄くなることを防止できる。
9.上記実施形態では、
複数の監視対象者の各携帯端末から位置情報を受信する受信工程(S41)と、
前記位置情報に基づいて、車道に監視対象者が進入するリスクレベルを判定する判定工程(S51)と、
前記判定工程の判定結果に基づいて、前記車道上の車両の車載端末に注意喚起情報を送信する送信工程(S57)と、
を備えた情報配信方法であって、
前記判定工程では、
監視対象者間の対人関係を示す関係情報(25a)と、前記位置情報とに基づいて、判定対象である第一の監視対象者(3a)と予め定めた対人関係のある第二の監視対象者(3b)が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在する場合は、前記リスクレベルを引き上げる。
この実施形態によれば、歩行者の突発的な車道の横断に対して注意喚起が可能な技術を提供することができる。
以上、発明の実施形態について説明したが、発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
1 情報配信装置、3 監視対象者、4 携帯端末、5 車両、6 車載端末

Claims (9)

  1. 複数の監視対象者の各携帯端末から位置情報を受信する受信手段と、
    前記位置情報に基づいて、車道に監視対象者が進入するリスクレベルを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、前記車道上の車両の車載端末に注意喚起情報を送信する送信手段と、
    を備えた情報配信装置であって、
    前記判定手段は、
    監視対象者間の対人関係を示す関係情報と、前記位置情報とに基づいて、判定対象である第一の監視対象者と予め定めた対人関係のある第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在する場合は、前記リスクレベルを引き上げる、
    ことを特徴とする情報配信装置。
  2. 請求項1に記載の情報配信装置であって、
    前記複数の監視対象者の各携帯端末の通信履歴情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記通信履歴情報に基づいて前記関係情報を生成する生成手段と、を備える、
    ことを特徴とする情報配信装置。
  3. 請求項1に記載の情報配信装置であって、
    前記判定手段は、前記第一の監視対象者が児童であり、前記第二の監視対象者が児童である場合に、前記リスクレベルを引き上げる、
    ことを特徴とする情報配信装置。
  4. 請求項1に記載の情報配信装置であって、
    前記判定手段は、前記第一の監視対象者が児童であり、前記第二の監視対象者が成人である場合に、前記リスクレベルを引き上げる、
    ことを特徴とする情報配信装置。
  5. 請求項1に記載の情報配信装置であって、
    前記判定手段は、
    前記第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在する場合であっても、前記第二の監視対象者が、前記車道の前記反対側に存在する状態が所定時間継続した場合、前記リスクレベルの引き上げを行わない、
    ことを特徴とする情報配信装置。
  6. 請求項1に記載の情報配信装置であって、
    前記判定手段は、
    前記第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在し、かつ、前記第一の監視対象者が前記第二の監視対象者の方へ移動した場合、前記リスクレベルを更に引き上げる、
    ことを特徴とする情報配信装置。
  7. 請求項1に記載の情報配信装置であって、
    前記判定手段は、
    前記第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在し、かつ、前記第二の監視対象者が前記第一の監視対象者の方へ移動した場合、前記リスクレベルを更に引き上げる、
    ことを特徴とする情報配信装置。
  8. 請求項1に記載の情報配信装置であって、
    前記判定手段は、
    前記第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在する場合であっても、前記第一の監視対象者が、前記車道に沿って移動した場合、前記リスクレベルの引き上げを行わない、
    ことを特徴とする情報配信装置。
  9. 複数の監視対象者の各携帯端末から位置情報を受信する受信工程と、
    前記位置情報に基づいて、車道に監視対象者が進入するリスクレベルを判定する判定工程と、
    前記判定工程の判定結果に基づいて、前記車道上の車両の車載端末に注意喚起情報を送信する送信工程と、
    を備えた情報配信方法であって、
    前記判定工程では、
    監視対象者間の対人関係を示す関係情報と、前記位置情報とに基づいて、判定対象である第一の監視対象者と予め定めた対人関係のある第二の監視対象者が、前記第一の監視対象者に対して前記車道の反対側に存在する場合は、前記リスクレベルを引き上げる、
    ことを特徴とする情報配信方法。
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