JP2023146199A - 毛髪洗浄剤組成物 - Google Patents

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健永 平沼
Kento Hiranuma
祐大 福世
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Abstract

【課題】ポリマーや非イオン界面活性剤を高配合しなくても、アミノ酸型界面活性剤が使用されている処方を適度に増粘させることができ、さらに、経時安定性や洗髪時のすすぎ性や洗髪後のさっぱり感にも優れる、透明かつ液体の毛髪用の洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】(A)一般式(1)で示されるココイル-β-アラニンカリウム0.5~4.0重量%と、TIFF2023146199000007.tif2990(上記一般式(1)中、RCOはヤシ脂肪酸残基、又はパーム脂肪酸残基を示す。)(B)N-アシルアミノ酸塩3.0~15.0重量%と、(C)両性界面活性剤2.0~12.0重量%と、(D)非イオン界面活性剤0.5~5.0重量%と、(E)カチオン化ポリマー0.2~0.8重量%と、を含み、かつ(A)成分/(B)成分=0.03~1.33、(A)成分+(B)成分=3.5~19.0重量%の組成であり、pH 4.5~6.0である毛髪洗浄剤組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、増粘が難しいとされているアミノ酸型界面活性剤をポリマーや非イオン界面活性剤を高配合しなくてもシャンプー処方において、粘度構築をすることができ、洗髪時はすすぎ易く、洗髪後はさっぱりとする経時安定性に優れた透明かつ液体の毛髪洗浄剤組成物に関するものである。
アミノ酸型界面活性剤は身体における安全性が高い界面活性剤であり、近年ではシャンプーにおける主基剤として広く使用されている。シャンプーには洗浄力や、泡立ち、泡質といった性能の他に、洗浄時に適切な量を使用するための粘度が必要である。しかし、アミノ酸系界面活性剤は配合時に高粘度の処方を形成することが難しい基剤であることが知られている。
一般的に、シャンプーには粘度構築をするために、ポリマーや非イオン界面活性剤を用いることが多い(非特許文献1)。
例えば、特許文献1では、非イオン界面活性剤を配合することにより増粘させているが、経時安定性に欠ける場合があった。
新実温、シャンプーの化学、化学と教育、45巻2号(1997).
特開2004-307771号公報
このような問題を解決するために、本発明は、ポリマーや非イオン界面活性剤を高配合しなくても、アミノ酸型界面活性剤が使用されている処方を適度に増粘させることができ、さらに、経時安定性や洗髪時のすすぎ性や洗髪後のさっぱり感にも優れる、透明かつ液体の毛髪用の洗浄剤組成物を提供することを主な目的とする。
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ココイル-β-アラニンカリウムと特定のN-アシルアミノ酸塩と、両性界面活性剤と、非イオン界面活性剤と、カチオン化ポリマーの組成とした、特定のpH範囲の透明の液体の毛髪用の洗浄剤組成物にて、上記課題が解決できることを見出した。さらに、課題である経時安定性や洗髪時のすすぎ性や洗髪後のさっぱり感も改善することを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち本発明は、以下の通りである。
(1)
(A)一般式(1)で示されるココイル-β-アラニンカリウム 0.5~4.0重量%と、
Figure 2023146199000001
(上記一般式(1)中、RCOはヤシ脂肪酸残基、又はパーム脂肪酸残基を示す。)
(B)N-アシルアミノ酸塩 3.0~15.0重量%と、
(C)両性界面活性剤 2.0~12.0重量%と、
(D)非イオン界面活性剤 0.5~5.0重量%と、
(E)カチオン化ポリマー 0.2~0.8重量%と、
を含み、
かつ(A)成分/(B)成分=0.03~1.33、(A)成分+(B)成分=3.5~19.0重量%
の組成であり、pH 4.5~6.0である毛髪洗浄剤組成物。
(2)
(B)成分であるN-アシルアミノ酸塩がアシルアラニン塩、アシルサルコシン塩、アシルメチルタウリン塩、アシルグルタミン酸塩、アシルアスパラギン酸塩のうち少なくとも1種である、(1)の毛髪洗浄剤組成物である。
(3)
(C)成分である両性界面活性剤が塩化ナトリウム濃度1.0重量%以下である、ラウラミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシンのうち少なくとも1種である、(1)又は(2)の毛髪洗浄剤組成物である。
(4)
(D)成分である非イオン界面活性剤がPPG-2コカミドである、(1)~(3)のいずれかの毛髪洗浄剤組成物である。
(5)
(E)成分であるカチオン化ポリマーがポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7のうち少なくとも1種である、(1)~(4)のいずれかの毛髪洗浄剤組成物である。
本発明によれば、増粘が難しいとされているアミノ酸型界面活性剤をポリマーや非イオン界面活性剤を高配合しなくてもシャンプー処方において、粘度構築をすることができ、洗髪時はすすぎ易く、洗髪後はさっぱりとする経時安定性に優れた透明かつ液体の毛髪洗浄剤組成物を提供することができる。
<本発明の増粘メカニズム>
一般的に、アミノ酸型界面活性剤は親水基が大きく、臨界充填パラメーターが小さい為、球状ミセルを形成しやすい構造である。一方、ココイル-β-アラニンカリウムは、2級アミド型の界面活性剤であり、従来のアミノ酸型界面活性剤と比較し、親水基部分が小さい構造をもつ。したがって、ココイル-β-アラニンカリウムを配合することで、臨界充填パラメーターを増大させ、球状ミセルから棒状ミセル、ひも状ミセルとミセルの構造が転移することにより、増粘させることが推察される。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(A)成分は、一般式(1)で示されるココイル-β-アラニンカリウムである。
Figure 2023146199000002
(上記一般式(1)中、RCOはヤシ脂肪酸残基、又はパーム核脂肪酸残基を示す。)
ココイル-β-アラニンカリウムの製造方法として、例えば、ヤシ脂肪酸クロライド、又はパーム核脂肪酸クロライドとβ-アラニンをアルカリ条件下で求核置換反応させることで得られる。ヤシ脂肪酸クロライド、パーム核脂肪酸クロライドは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。また、ココイル-β-アラニンカリウムは、求核置換反応時に副生する遊離脂肪酸を含んでいてもよい。
(A)成分は、毛髪洗浄剤組成物に0.5~4.0重量%とすることが望ましい。より好ましくは1.0~3.0重量%である。0.5重量%を下回ると、本発明のアミノ酸型界面活性剤における増粘効果や洗髪時のすすぎ易さや洗髪後のさっぱり感が感じられない場合があり、4.0重量%を超えた場合、(A)成分が析出することにより経時安定性が悪くなる場合がある。
(B)成分であるN-アシルアミノ酸塩として、N-アシルメチルアラニン塩、N-アシルサルコシン塩、N-アシルメチルタウリン塩、N-アシルグルタミン酸塩、N-アシルアスパラギン酸塩、N-アシルグリシン塩などが挙げられる。N-アシルメチルアラニン塩として、具体的には、ココイルメチルアラニン塩(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のアラノン(登録商標)ACE)、ミリストイルメチルアラニン塩(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のアラノンAME)、ラウロイルメチルアラニン塩(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のアラノンALE、ALTA)などが挙げられる。N-アシルサルコシン塩として、具体的には、オレオイルサルコシン塩、ココイルサルコシン塩(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソイポン(登録商標)SCE)、パルミトイルサルコシン塩、ミリストイルサルコシン塩(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソイポンM-30)、ラウロイルサルコシン塩(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソイポンSLE、SLTA)などが挙げられる。N-アシルメチルタウリン塩として、具体的には、オレオイルメチルタウリン塩、カプロイルメチルタウリン塩、ココイルメチルタウリン塩、ステアロイルメチルタウリン塩、パルミトイルメチルタウリン塩、ミリストイルメチルタウリン塩、ラウロイルメチルタウリン塩などが挙げられる。N-アシルグルタミン酸塩として、具体的には、オリーブ油脂肪酸グルタミン酸塩、カプリロイルグルタミン酸塩、ココイルグルタミン酸塩、ステアロイルグルタミン酸塩、パーム脂肪酸グルタミン酸塩、パルミトイルグルタミン酸塩、ミリストイルグルタミン酸塩、ラウロイルグルタミン酸塩、水添タロウグルタミン酸塩、馬油アシルグルタミン酸塩、馬油脂肪酸グルタミン酸塩、(ヤシ脂肪酸/パーム脂肪酸/ヒマワリ脂肪酸)グルタミン酸塩、(ヤシ脂肪酸/水添牛脂脂肪酸)グルタミン酸塩などが挙げられる。N-アシルアスパラギン酸塩として、具体的には、アシル(C12,14)アスパラギン酸塩、ミリスチルアスパラギン酸塩、ミリスチルアスパラギン酸タウリン塩、ラウリルアスパラギン酸塩、ラウリルアスパラギン酸タウリン塩、ラウロイルアスパラギン酸塩などが挙げられる。N-アシルグリシン塩として、カプリロイルグリシン塩、ココイルグリシン塩、パルミトイルグリシン塩、ラウロイルグリシン塩などが挙げられる。その他のN-アシルアミノ酸塩として、ラウロイルヒドロキシエチル-β-アラニン塩などが挙げられる。(B)成分であるN-アシルアミノ酸塩として、ラウロイルメチルアラニン塩、ラウロイルサルコシン塩、ココイルメチルタウリン塩、ココイルグルタミン酸塩、ラウロイルアスパラギン酸塩が好ましく、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウロイルサルコシンNa、ココイルメチルタウリンNa、ココイルグルタミン酸Na、ラウロイルアスパラギン酸Naが特に好ましい。
(B)成分の毛髪洗浄剤組成物中の含有量は3.0~15.0重量%とすることが望ましい。より好ましくは4.0~12.0重量%である。3.0重量%を下回ると、本発明のN-アシルアミノ酸塩における増粘効果や洗髪時のすすぎ易さや洗髪後のさっぱり感が感じられない場合があり、15.0重量%を超えた場合、N-アシルアミノ酸塩における増粘効果や洗髪時のすすぎ易さや洗髪後のさっぱり感が感じられない場合がある。(B)成分は、1種単独で使用してもよく、2種類以上併用してもよい。
(A)成分/(B)成分は0.03~1.33とすることが望ましい。(A)成分/(B)成分が0.03を下回ると増粘効果や洗髪時のすすぎ易さや洗髪後のさっぱり感が感じられない場合がある。(A)成分/(B)成分が1.33を超えると、(A)成分が析出してしまい経時安定性が悪くなる場合がある。(A)成分+(B)成分は3.5~19.0重量%とすることが望ましい。(A)成分+(B)成分が3.5重量%を下回ると毛髪洗浄剤組成物のバランスが損なわれ経時安定性が悪くなる場合がある。また、増粘性が得られない場合がある。(A)成分+(B)成分が19.0重量%を超えると、毛髪洗浄剤組成物の(A)成分と(B)成分が析出してしまい経時安定性が悪くなる場合がある。
<両性界面活性剤の脱塩精製>
両性界面活性剤は脱塩精製品を使用することが好ましい。両性界面活性剤の脱塩精製方法として、逆浸透膜法、電気透析法、イオン交換樹脂法、溶媒抽出法、再結晶法などが挙げられる。両性界面活性剤を脱塩精製することで塩化ナトリウムなどからなる塩が除去され、塩濃度が低い両性界面活性剤が製造される。
(C)成分である両性界面活性剤として、アミドベタイン型両性界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、カルボベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリン型両性界面活性剤などが挙げられる。アミドベタイン型両性界面活性剤として、具体的には、ラウラミドプロピルベタイン(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリン(登録商標)LPB-R)、コカミドプロピルベタイン(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンCPB-R)、パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンPKPB)、(カプリル/カプラミド)プロピルベタイン、ミリスタミドプロピルベタイン、ウンデシレナミドプロピルベタインなどが挙げられる。スルホベタイン型両性界面活性剤として、具体的には、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンLSB-R)、ラウリルヒドロキシスルタイン、コカミドプロピルヒドロキシスルタインなどが挙げられる。カルボベタイン型両性界面活性剤として、ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンLMEB-R)などが挙げられる。イミダゾリン型界面活性剤として、具体的には、ココアンホ酢酸Na(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンCH-R、CL-R)、ラウロアンホ酢酸Na(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンLHL-SF)、パームアンホ酢酸Naなどが挙げられる。また、イミダゾリン型両性界面活性剤では、製法により塩を含まないココアンホプロピオン酸Na(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンNS、SF、SFD)、ココアンホジプロピオン酸2Naなどが挙げられる。また、製法により塩を含まないアミンオキシド型両性界面活性剤では、ラウラミドプロピルアミンオキシド(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のソフタゾリンLAO-C)、コカミドプロピルアミンオキシド、ラウラミンオキシド、ココアミンオキシドなどが挙げられる。(C)成分である両性界面活性剤として、コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシンが好ましく、ラウラミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシンが特に好ましい。
(C)成分の毛髪洗浄剤組成物中の含有量は、2.0~12.0重量%とすることが望ましい。より好ましくは3.0.~10.0重量%である。2.0重量%を下回ると、毛髪洗浄剤組成物のバランスが損なわれ経時安定性が悪くなる場合がある。また、増粘性、洗髪時のすすぎ易さが得られない場合がある。12.0重量%を超えた場合、両性界面活性剤中に含まれる塩の影響により経時安定性が悪くなる場合がある。また、洗髪時のすすぎ易さが得られない場合がある。(C)成分は、1種単独で使用してもよく、2種類以上併用してもよい。
(C)成分である両性界面活性剤の塩化ナトリウム濃度は、両性界面活性剤成分水溶液全重量に対して1.0重量%以下が望ましい。両性界面活性剤は、塩を含んでいなくてもよい。塩化ナトリウム濃度が1.0重量%を超える両性界面活性剤では、両性界面活性剤中に含まれる塩の影響により毛髪洗浄剤組成物の経時安定性が悪くなる場合がある。
(D)成分の非イオン界面活性剤として、具体的には、PPG-2コカミド(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のアミゼット(登録商標)1PC)、コカミドMEA(入手可能な市販品として、川研ファインケミカル社製のアミゾール(登録商標)CME)、コカミドDEA(川研ファインケミカル社製のアミゾールCDE-G)、パーム核脂肪酸アミドDEA(川研ファインケミカル社製のアミゾールKD-1)、ラウラミドDEA(川研ファインケミカル社製のアミゾールLDE-G)、(ラウラミド/ミリスタミド)DEA(川研ファインケミカル社製のアミゾールLMDE-Y)、ラウラミドMIPA(川研ファインケミカル社製のアミゾールPLME-A)、PEG-3ラウラミド(川研ファインケミカル社製のアミゼット2L-Y)、(ラウリル/ミリスチル)グリコールヒドロキシプロピルエーテル(川研ファインケミカル社製のビスコセーフ(登録商標)LMPE)、コカミドメチルMEA、2-エチルヘキシルグリセリルエーテル、2-エチルヘキサン酸グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル、アルキルグリセリルエーテル、アルキルグルコシド、アルキルサッカライド、アルキルフェノールホルマリン縮合物の酸化エチレン誘導体、アルキルポリグルコシド、アルキレングリコール脂肪酸エステル類、イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、イソデシルグリセリルエーテル、オレイン酸とメチルグルコースのジエステルまたはトリエステルのポリエチレングリコールエーテル、グリセリンアルキルエーテル、グリセリン脂肪酸エステル、ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース、ジステアリン酸エチレングリコール、ジポリヒドロキシステアリン酸ポリエチレングリコール、ショ糖脂肪酸エステル類、セスキオレイン酸ソルビタン、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ソルビタンモノステアレート、ソルビタン脂肪酸エステル類、ソルビット脂肪酸エステル、テトライソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビット、テトラグリセリンモノラウリルエーテル、テトラポリオキシアルキレンエチレンジアミン縮合物類、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、プルロニック(登録商標)型類、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ペンタエリトリトール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールモノオレート、ポリエチレングリコール型非イオン界面活性剤、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル、ポリオキシアルキレンエーテル、ポリオキシアルキレンエステル類、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシアルキレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンジメチルダイマージオールエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンヒマシ油誘導体、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシアルキレン脂肪酸アミド、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシエチレン・POPアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルチオエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル、ポリオキシエチレン-オクチルドデシルエーテル、ポリオキシエチレングリセリルココエート、ポリオキシエチレン-グリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシエチレンスタノールエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンステロールエーテル、ポリオキシエチレンセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリン酸エステルなどのポリオキシエチレンソルビタンモノ脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン-ソルビットモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステリルエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテル類、ポリオキシエチレンメチルグルコシド、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸PEG-グリセリル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸ジエステル、ポリオキシブチレン・ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリセリルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル類、ポリオキシプロピレンモノオクチルエーテル、ポリグリセリルエーテル、ポリグリセリルモノアルキルエーテル、ポリグリセリンアルキルエーテル、ポリグリセリンラウリン酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリソルベート、ポリプロピレングリコールカプリリルエーテル、モノアルキルグリセリルエーテル、モノアルケニルグリセリルエーテル、モノオレイン酸エチレングリコール、モノグリセリド誘導体、モノグリセリンアルキルエーテル、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、ラウリン酸PEG-4、ラウリン酸ジエチレングリコール、ラウリン酸プロピレングリコール、硬化ヒマシ油誘導体、高級脂肪酸ショ糖エステル、脂肪酸オキシブチレン、脂肪酸グリコールエステル、脂肪酸グリセリンエステル、脂肪酸ジオキシブチレン、脂肪族アルキル基を含むブロックポリマー、多価アルコール型非イオン界面活性剤、多価アルコール脂肪酸エステル、糖アルコール脂肪酸エステル、糖エーテル系、糖エステル系などが挙げられる。(D)成分である非イオン界面活性剤として、PPG-2コカミド、コカミドDEA、パーム核脂肪酸アミドDEAが好ましく、PPG-2コカミドが特に好ましい。
(D)成分の毛髪洗浄剤組成物中の含有量は、0.5~5.0重量%とすることが望ましい。より好ましくは1.0~4.0重量%である。0.5重量%を下回ると、毛髪洗浄剤組成物のバランスが損なわれ経時安定性が悪くなる場合がある。また、増粘性、洗髪時のすすぎ易さが得られない場合がある。高配合である5.0重量%を超えた場合、増粘性や洗髪時のすすぎ易さが得られない場合がある。(D)成分である非イオン界面活性剤は、1種単独で使用してもよく、2種類以上を併用してもよい。
(E)成分のカチオン化ポリマーとして、具体的には、ポリクオタニウム-7/ポリクオタニウム-10/ポリクオタニウム-1/ポリクオタニウム-102/ポリクオタニウム-103/ポリクオタニウム-104/ポリクオタニウム-105/ポリクオタニウム-106/ポリクオタニウム-107/ポリクオタニウム-11/ポリクオタニウム-110/ポリクオタニウム-111/ポリクオタニウム-112/ポリクオタニウム-113/ポリクオタニウム-115/ポリクオタニウム-116/ポリクオタニウム-16/ポリクオタニウム-2/ポリクオタニウム-22/ポリクオタニウム-24/ポリクオタニウム-28/ポリクオタニウム-30/ポリクオタニウム-32/ポリクオタニウム-33/ポリクオタニウム-37/ポリクオタニウム-39/ポリクオタニウム-4/ポリクオタニウム-43/ポリクオタニウム-44/ポリクオタニウム-46/ポリクオタニウム-47/ポリクオタニウム-48/ポリクオタニウム-49/ポリクオタニウム-5/ポリクオタニウム-50/ポリクオタニウム-51/ポリクオタニウム-52/ポリクオタニウム-53/ポリクオタニウム-54/ポリクオタニウム-55/ポリクオタニウム-56/ポリクオタニウム-57/ポリクオタニウム-59/ポリクオタニウム-6/ポリクオタニウム-61/ポリクオタニウム-62/ポリクオタニウム-63/ポリクオタニウム-64/ポリクオタニウム-65/ポリクオタニウム-66/ポリクオタニウム-67/ポリクオタニウム-68/ポリクオタニウム-69/ポリクオタニウム-70/ポリクオタニウム-71/ポリクオタニウム-72/ポリクオタニウム-73/ポリクオタニウム-74/ポリクオタニウム-75/ポリクオタニウム-76/ポリクオタニウム-77/ポリクオタニウム-80/ポリクオタニウム-81/ポリクオタニウム-84/ポリクオタニウム-85/ポリクオタニウム-86/ポリクオタニウム-87/ポリクオタニウム-88/ポリクオタニウム-90/ポリクオタニウム-91/ポリクオタニウム-92/ポリクオタニウム-94/ポリクオタニウム-99/ポリクオタニウムクロスポリマー-2/ポリクオタニウムクロスポリマー-3/(ポリクオタニウム-4/ヒドロキシプロピルデンプン)コポリマー/カエサルピニアスピノサヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド/カッシアヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド/キサンタンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド/グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド/グルコマンナンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド/デキストランヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド/トレハロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド/パルミタミドプロピルトリモニウムクロリド/ヒドロキシプロピルグアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド/ヒドロキシプロピルセルロースヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド/ヒドロキシプロピル加水分解デンプンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド/ヒドロキシプロピル酸化デンプンPGトリモニウムクロリド/ポリアクリルアミドプロピルトリモニウムクロリド/ポリメタクリルアミドプロピルトリモニウムクロリド/ローカストビーンヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド/(HEMAグルコシド/メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド)コポリマー/(アクリルアミドプロピルトリモニウムクロリド/アクリレーツ)コポリマー/(アクリル酸アミドプロピルトリモニウムクロリド/アクリル酸アミド)コポリマー/(アクリル酸ブチル/メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド/スチレン)コポリマー/(ジメチルアクリルアミド/メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド)コポリマー/(プロピルトリモニウムクロリドアクリルアミド/ジメチルアクリルアミド)コポリマー/(メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド/ヒドロキシエチルアクリルアミド)コポリマー/(メタクリル酸エチルトリモニウムクロリド/加水分解コムギタンパク)コポリマーなどが挙げられる。(E)成分のカチオン化ポリマーとして、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドが好ましく、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7が特に好ましい。
(E)成分の毛髪洗浄剤組成物中の含有量は、0.2~0.8重量%とすることが望ましい。より好ましくは0.3~0.7重量%である。0.2重量%を下回ると、(A)成分が析出してしまい経時安定性が悪くなる場合がある。また、増粘性が得られない場合がある。高配合である0.8重量%を超えた場合、毛髪洗浄剤組成物のバランスが損なわれ経時安定性が悪くなる場合がある。また、洗髪時のすすぎ易さが得られない場合がある。(E)成分であるカチオン化ポリマーは1種単独で使用してもよく、2種類以上を併用してもよい。
毛髪洗浄剤組成物のpHは4.5~6.0とすることが望ましい。より好ましくは5.0~5.9である。4.5を下回ると、(A)成分が析出してしまい経時安定性が悪くなる場合があり、6.0を超えた場合、増粘性や洗髪時のすすぎ易さが得られない場合がある。毛髪洗浄剤組成物に使用されるpH調整剤として、KOH、NaOHなどのアルカリ金属水酸化物、トリエタノールアミンなどのアルカノールアミン、クエン酸、乳酸、グルタミン酸、リンゴ酸などの有機酸が挙げられる。塩酸などの無機酸を使用すると、無機塩が生成されることにより経時安定性が悪くなる場合がある。
その他、本発明の毛髪洗浄剤組成物には、必要に応じて、上記以外の成分を本発明の効果を実質上損なわない質的、量的な範囲内で配合することができる。ただし、(A)成分の効果を阻害する場合がある成分については、添加量のコントロールが必要な場合がある。
その他の成分として、例えば、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(メタアクリルシリコーン系グラフト共重合体、(メタ)アクリル変性シリコーン、1,1,1-トリフェニル-3,3-ジアルキル-3-アルケニルジシロキサン、EO変性シリコーン、PEG/PPG-ジメチコン、PEG-ジメチコン、アクリルシリコーン類、アミドアルキル変性ポリシロキサン、アミノアルキル側鎖を有するシリコーン、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン、アミノグリコール変性ポリシロキサン、アミノフェニル変性ポリシロキサン、アミノプロピルジメチコン、アミノプロピルトリアルコキシシラン、アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン共重合体、アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、アミノ変性シリコーン・ポリエーテルブロック共重合体、アモジメチコン、アルキル変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルコキシ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、エポキシアミノシランコポリマー、オキシラニル基又はオキセタニル基を有するポリシロキサン、カルビノール変性ポリシロキサン、カルボキシ変性シリコーン、グリセリル変性シリコーン、ジフェニルポリシロキサン、ジメチコノール、ジメチコン、ジメチコンコポリオール、ジメチコン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン共重合体、シラノール基末端ジメチルポリシロキサン、シリコーンエラストマー、シリコーンクオタニウム-16/グリシドキシジメチコンクロスポリマー、シリコーングラフトポリマー、シリコーンリン酸トリエステル、シリコーンワックス、デシルトリシロキサンカルボン酸、トリメチルシリルアモジメチコン、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、パンテニルコハク酸シリコーンクオタニウム-2、ビス(アルコキシ)PGアモジメチコン、ビス(PEG/PPG)ジメチコン、ビスセテアリルアモジメチコン、ヒドロキシプロピルポリシロキサン加水分解コムギタンパク、フェニルトリメチコン、フッ素変性シリコーン、フルオロアルキル基含有オルガノポリシロキサン、べタイン変性シリコーン、ポリアミノ変性シリコーン、ポリエーテル・アルキル共変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性シリコーン、ポリオキシアルキレン変性シリコーン、ポリオキシアルキレン側鎖を有するシリコーン、ポリオキシアルキレン構造を含有するアミノポリエーテル変性シリコーン、ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン共重合変性ポリシロキサン、ポリグリシドール変性シリコーン、ポリグリセリン・アルキル共変性ポリシロキサン、ポリグリセリン変性ポリシロキサン、ポリシリコーン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メドウフォーム油脂肪酸PEG-ジメチコン、メルカプト変性シリコーン、リノールアミドプロピルPG-ジモニウムクロリドリン酸ジメチコン、架橋型オルガノポリシロキサン、架橋型シリコーンPOAコポリマー、架橋型ポリエーテル変性シリコーン、架橋型ポリグリセリン変性シリコーン、高重合アミノ変性シリコーン、高重合ジメチコン、高重合ジメチルシリコーン、低重合ジメチルシリコーン、高重合メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサンエマルジョン、三次元架橋構造を有するシリコーン重合物、脂肪酸変性シリコーン、第4級アンモニウム基含有シリル化ウレタン系ポリマー、第4級カチオン変性シリコーン、長鎖アルキル変性アクリレートシリコーン、直鎖アミノポリエーテル変性シリコーン、直鎖アミノポリエーテル変性ポリシロキサン、非乳化性架橋型、部分架橋型オルガノポリシロキサン重合物シリコーン等のシリコーン類、グリセリン、ジグリセリン等のグリセリン誘導体、1,3-ブチレングリコール、メチレングリコール、グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ペンチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキシレングリコール、カプリリルグリコール、デシレングリコール、ラウリルグリコール、ラウリルグリコールヒドロキシプロピルエーテル等のグリコール類、プロパンジオール、1,2-ブタンジオール、1,4-ブタンジオール、2,3-ブタンジオール、1,5-ペンタンジオール、1,2-ペンタンジオール、イソペンチルジオール、ヘキサンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,10-デカンジオール、エチルヘキサンジオール、オクタンジオール、ブチルエチルプロパンジオール、メチルプロパンジオール、2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール等のジオール類、ペンタエリスリトール、キシリトール、フルクトース、ソルビトール、マンニトール、イノシトール、グルコース、ラクトース、マルチトール、スクロース等の糖類、糖アルコール類などポリオール類、ヒドロキシアルキル化シクロデキストリン、ヒロドキシプロピルセルロース、アシル化プルラン、ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース、アリトール、タリトール、トレハロースイソステアリン酸エステルなどの糖類誘導体、トレハロース、ヒアルロン酸、アセチル化ヒアルロン酸、コラーゲン、カルボキシメチルキトサンサクシナミド、PPG-2アルギニン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、アミジノプロリン、桑乳液、ハチミツ、ピロリドンカルボン酸類、グルコサミン類、アラニルグルタミン、グリセリル-N-(2-ヒドロキシエチル)カルバメート、グルカミン類等の保湿剤、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン等の水溶性保湿油、ジグルコシル没食子酸、グリシルグリシン、パンテノール、カチオン化ヒドロキシプロピルセルロース、カルニチン、プロテオグリカン、ベタイン、トリポリヒドロキシ脂肪酸ジペンタエリスリチル、セリシン、高級アルコールと2-クロロ-2-オキソ-1,3,2-ジオキサホスホランとを有機塩基の存在下で反応させて得られる中間体をジメチルアルキルアミンにより開環することで得られるホスホリルコリン類似基含有化合物等のヘアコンディショニング剤、ポリ(スチレンスルホネート)ナトリウム塩、ポリ(ジアリルジメチルアンモニウムクロライド)などのポリ電解質、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸ベヘネス)クロスポリマー、(PEG/デシルテトラデセス/HDI)コポリマー、キサンタンガム、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ポリメタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン、第4級アンモニウム基含有シリル化ウレタン系ポリマー、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(スチレン/アクリレーツ/メタクリル酸)コポリマー、カルボキシビニルポリマー、ホスホリルコリン基含有重合体、リン酸架橋されたデンプン誘導体、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、ポリスチレンスルホン酸Na、(メタクリロイルエチルジメチルベタイン/塩化メタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム/メタクリル酸メトキシポリエチレングルコール)コポリマー、アクリル酸アルキル・メタクリル酸アルキル・ポリオキシエチレン共重合体、ポリメタクリル酸メトキシポリエチレングリコール、メタクリル系共重合体、水添ポリイソブテン、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体、ポリウロン酸、2-((メタ)アクリロイルオキシ)エチル‐2’-(トリメチルアンモニオ)エチルホスフェート重合体などの高分子類、γ-ドコサラクトン、グルコノラクトン、エルカラクトンなどのラクトン類。
さらに、その他の成分として、例えば、2-エチルヘキサン酸セチル、アジピン酸ジ-2-ヘプチルウンデシル、アジピン酸ジグリセリル混合脂肪酸エステル、イソステアリン酸イソステアリル、イソステアリン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸フィトステリル、イソステアリン酸プロピレングリコール、イソデシルベンゾエート、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル、オクタン酸セチル、オリーブ脂肪酸エチル、オレイン酸エチル、オレイン酸フィトステリル、コハク酸ジ2-エチルヘキシル、コハク酸ジエチルヘキシル、コハク酸ビス(ジエチレングリコールエチルエーテル)エステル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジネオペンタン酸トリプロピレングリコール、ジペンタエリスリトールとヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸等の混合脂肪酸とのエステル、ジリノール酸ジ(フィトステアリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ステアリン酸イソセチル、ステアリン酸ステアリル、ステアリン酸硬化ヒマシ油、セバシン酸ジエチル、セバチン酸ジエチル、デキストリン脂肪酸エステル、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、トリエチルヘキサノイン、ネオペンタン酸イソデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸エチルヘキシル、パルミチン酸オクチル、ヒドロキシステアリン酸硬化ヒマシ油、フィトステリルイソステアレート、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ミリスチル、リンゴ酸ジイソステアリル、等のエステル油、ラウロイルサルコシンイソプロピル、ラウロイルグルタミン酸(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル/イソステアリル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジイソステアリル、ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデセス-2、ラウロイルグルタミン酸ジステアレス-2、ラウロイルグルタミン酸ジヘキシルデシル、ミリストイルメチル-β-アラニン(フィトステリル/デシルテトラデシル)等のアシルアミノ酸エステル、18-メチルエイコサン酸、14-メチルペンタデカン酸、14-メチルヘキサデカン酸、15-メチルヘキサデカン酸、15-メチルヘプタデカン酸、16-メチルヘプタデカン酸、16-メチルオクタデカン酸、17-メチルオクタデカン酸、17-メチルノナデカン酸等の分岐脂肪酸、ならびにそのエステル油、ラノリン脂肪酸及びその塩などのラノリンからの抽出品、スフィンゴシン、天然セラミド又は天然型セラミド類、及びその誘導体、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、オリーブ油、アボカド油、ヒマシ油、サフラワー油、ホホバ油、ヒマワリ油、ナタネ油、ゴマ油、大豆油、メドウフォーム油、ラベンダー油、ユーカリ油、ゼラニウム油、サイプレス油、ローズ油、カルバナム油、ペッパー油、バジル油、パルムローザ油、パインニードル油、イランイラン油、ペチグレン油、タイム油、カミツレ油、アサイヤシ果実油、アルガン油、バオバブ油、オレンジラフィー油等の天然油、水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油、水添ナタネ油、水添パーム油、水添ホホバ油等の水添油、流動パラフィン、流動イソパラフィン、ワセリン、スクワレン、スクワラン、2,2,4,6,6-ペンタメチルヘプタン、テルペン類等の炭化水素油、アロエベラエキス、オウゴン根エキス、オタネニンジンエキス、カキタンニンエキス、カニナバラエキス、カミツレ花エキス、セイヨウオドリギソウエキス、セイヨウナシ枝エキス、センチフォリアバラエキス、チャ葉エキス、トウセンカエキス、ハマメリスエキス、フユボダイジュエキス、マグワエキス、ヤグルマギクエキス、ユズエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス、サンショウエキス、ヒノキエキス、ホップエキス、ゲンチアナエキス、タイソウエキス、キウイエキス、サンザシエキス、リンゴエキス、アルピニアカツマダイ種子エキス、ショウキョウエキス、アズキ種子エキス、アルテアエキス、セージエキス、コメヌカ発酵エキス、マリアアザミエキス、セイヨウシロヤナギエキス、グレープフルーツエキス、フクジュソウエキス等のエキス類、ウコン抽出物、オタネニンジン抽出物、ヒバマタ抽出物、ブナの芽抽出物、米ぬか抽出物、ツバキ抽出物、トウニン抽出物、クララ抽出物、クロレラ抽出物、マジョラム抽出物、イチヤクソウ抽出物、月桃葉抽出物、ブロッコリー抽出物、ホウセンカ抽出物、マロニエ抽出物、カンゾウ抽出物、ブッチャーブルーム抽出物、オジギソウ抽出物、イノモトソウ抽出物、クラリセージ抽出物、ジュニパーベリー抽出物、スイカズラ抽出物、カギカズラ抽出物、腐葉土抽出物、サフラン抽出物、マヌカ抽出物、ハトムギ種子抽出物、ダイズ種子抽出物、ザクロ花抽出物、ユズ果実抽出物、ハトムギ種子抽出物、ダイズ種子抽出物、ザクロ抽出物、ユズ抽出物、コーヒーノキ抽出物、ヒマラヤユキノシタ抽出物、スモモ抽出物、ビルベリー抽出物、チャ抽出物、イネ科植物の果実を発酵させたものから得た抽出物、大豆発酵物抽出物、褐藻抽出物、エイジツ抽出物、トゲナシ抽出物、ノバラ抽出物、巨大胚芽米玄米発酵物抽出物、バラの花弁と胎座を含む雌蕊の抽出物、マンゴスチン抽出物、ヒメジョオン抽出物、カレープラント抽出物、イチョウ抽出物、ショウガ抽出物、トウキンセンカ抽出物、マルメロ種子抽出物、リュウガンニク抽出物、アンズ抽出物、ペカン抽出物、陽光桜抽出物、ネコノヒゲ抽出物、クロミキイチゴ抽出物、ヒマラヤンラズベリー抽出物、ノグルミ抽出物、ディアリウムインダム抽出物、オウバク抽出成分、オウレン抽出成分、カッコン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、ショウキョウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、トウガラシ抽出成分、ワレモコウ抽出成分等の天然物抽出物類、天然物抽出成分類、真珠層を有する貝殻又は真珠から得られる蛋白質又はその加水分解物、シルクから得られる蛋白質又はその加水分解物、マメ科植物の種子から得られる蛋白含有抽出物、ジンクピリチオン、トリクロロカルバニリド、イオウ、グリチルリチン酸2K、塩化ベンザルコニウム等の抗フケ剤、グリオキシル酸、グリオキシル酸水和物、グリオキシル酸塩、グリオキシルアミドなどの帯電防止剤、増粘剤、粘度調整剤、エタノール等の低級アルコール、ナフタレンスルホン酸などの界面活性助剤、乳化剤、乳濁剤、フィチン酸などの金属イオン封鎖剤、紫外線吸収剤、スルフォラファン、ニコチン酸アミド、タンニン酸、アルギニルフルコトシルグルコース、レチノイン酸トコフェリル、ポリフェノール類などの酸化防止剤、防腐剤、粉末成分、ウレタン樹脂、疎水変性ポリエーテルウレタン、ポリウレタンゲルなどのウレタン類、血行促進剤、局所刺激剤、毛包賦活剤、毛髪栄養剤、抗男性ホルモン剤、抗脂漏剤、抗老化薬剤、エモリエント剤、角質溶解剤、グリチルレチン酸、コレステロール、フィトステロール、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、メントール、アルコキシサリチル酸、サリチル酸、アスタキサンチン、N-ベンゾイルグリシルグリシン、フミン酸、フルボ酸、1-インダニリデン誘導体、アラントイン、グリコサミノグリカン、ミツロウ、キャンデリラロウ、ポリグルタミン酸類、ニコチン酸類、ホスホセリン、スチグマステロール、オレアノール酸、トレハンジェリン、トコフェリルリン酸、アスコルビルエチル、フラバノン類、コスツノリド、デヒドロコスツスラクトン、アスコルビン酸-2-リン酸-6-脂肪酸、ホエイ類、グリセロホスホコリン、グルコヘプトン酸、グリセリル-1-オクタデシルウレタンなどの皮膚コンディショニング剤、ミコナゾールなどの殺菌剤、防腐剤、消炎剤、トラネキサム酸などの抗炎症剤、清涼剤、アミノ酸、トコフェノール、アスコルビン酸、グルコピラノシルアスコルビン酸などのビタミン類、ビタミン誘導体類、生薬エキス類、ミノキシジル、メチルグリオキサール、イソリキリチゲニン等の育毛薬剤、海洋深層水、色素、グンジョウなどの染料、色材、メラニン前駆体などの染色剤、ベンジルアルコール、ゲラニオールなどの香料等が挙げられる。
本発明の毛髪洗浄剤組成物は、性状は透明の液体であり、ヘアシャンプー等の製品に用いることが出来る。
本発明の効果に関して、以下の実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例等に限定されるものではない。実施例において、特に断りのない限り、使用成分は富士フィルム和光純薬社より購入したものを使用した。
製造例(ココイル-β-アラニンカリウムの製造)
500mlの4つ口分液ロートに、軟水169gとβ-アラニン27.4g、水酸化カリウムの48重量%水溶液68.8gを入れ、攪拌して完全に溶解させた。そこへヤシ油脂肪酸クロライド69.1g(HAIHANG INDOUSTRY社)を約1時間かけて滴下した。滴下終了後、30分以上攪拌した後に、75重量%硫酸33.2gを加えて分液した。油層を軟水136gで水洗し、任意の濃度(25~30%)となるよう再度軟水で希釈する。pHが8.5~9.0になるように、水酸化カリウムの48重量%水溶液を滴下し、目的物を得た。目的物の構造はH-NMR(日本電子株式会社、JNM-E CZ400S)で確認した。H-NMRケミカルシフト:0.65~0.80ppm(3H m)、1.0~1.3ppm(17H m)、1.4ppm(2H m)、2.1ppm(2H m)、2.3ppm(2H m)、3.2ppm(2H m)。ラウリン酸の含量については、高速液体クロマトグラフィー(カラム:ジーエルサイエンス株式会社製、Inertsil(登録商標)ODS-2、150mm)にて定量を実施した。その結果、1.5重量%であった。ラウリン酸クロライド 50.8%の組成比であるヤシ油脂肪酸クロライドを使用しているため、総遊離脂肪酸含量は3.0重量%となった。
試験方法
表1~3に示す組成の毛髪洗浄剤組成物を定法に準じて調整した。pHはクエン酸で調整した。また、pHはpH/ION METER(堀場製作所社、LAQUA(登録商標)F-72)で、25℃で測定した。実施例1~15および比較例1~10に記載する毛髪洗浄剤組成物を得た。組成における数値は、純分の重量%を示す。得られた毛髪洗浄剤組成物について下記評価を行った。その結果を表1~3に示す。
評価方法
経時安定性の評価方法
実施例1~15、および比較例1~10で作製した評価用の毛髪洗浄剤組成物サンプルをガラス容器(第一硝 子株式会社:PS-13K)に100g採取し充填した。その後、25℃および50℃で4週間保管した時の外観を下記の評価基準により判定した。
〈経時安定性の評価基準〉
〇:外観が無色透明 変化なし
△:外観が半透明 やや白濁する
×:外観に析出物あり
洗髪時のすすぎ易さ、洗髪後のさっぱり感の評価方法
社内専門パネラー10人に、実施例1~15、および比較例1~10で作製した評価用の毛髪洗浄剤組成物サンプル5gを長さ30cm、幅5cmの毛束(ビューラックス株式会社、毛髪ストランド5 黒髪100%根本揃え)を用いて洗浄し、1分間流水ですすいだ後、タオルドライした。洗髪時のすすぎ易さ、洗髪後のさっぱり感を下記基準により評価した。評価は以下の基準とし、10名の評価ポイントの平均点でランク分けした。
<洗髪時のすすぎ易さ>
4:泡切れが良く、すすぎ易さを強く感じる
3:泡切れがやや良く、すすぎ易さをやや感じる
2:どちらともいえない
1:すすぎ易さを全く感じない
ランクは◎:4~3.5、○:3.5未満~3、△:3未満~2、×:2未満~1とした。
<洗髪後のさっぱり感>
4:さっぱり感を強く感じる
3:さっぱり感をやや感じる
2:どちらともいえない
1:さっぱり感を全く感じない
ランクは◎:4~3.5、○:3.5未満~3、△:3未満~2、×:2未満~1とした。
増粘性の評価方法
実施例1~15、および比較例1~10で作製した評価用の毛髪洗浄剤組成物サンプルをB型粘度計(東機産業株式会社:TVB-10)により25℃の条件で測定した。その後、下記の評価基準により判定した。
<増粘性の評価基準>
◎:粘度が1500mPa・s以上
〇:粘度が1000~1499mPa・s
△:粘度が100~999mPa・s
×:粘度が100mPa・s未満
Figure 2023146199000003
※1:アラノンALE(川研ファインケミカル社)、※2:ソイポンSLE(川研ファインケミカル社)、※3:NIKKOL(登録商標)CMT-30(日光ケミカルズ社)、※:4アミノサーファクト(登録商標)ACDS-L(旭化成ファインケム社)、※5:アミノフォーマー(登録商標)FLDS-L(旭化成ファインケム社)※6:ソフタゾリンLPB-R(川研ファインケミカル社、塩化ナトリウム0.9重量%)、※7:ソフタゾリンLSB-R(川研ファインケミカル社、塩化ナトリウム0.9重量%)、※8:ソフタゾリンLMEB-R(川研ファインケミカル社、塩化ナトリウム0.9重量%)、※9:アミゼット1PC(川研ファインケミカル社)、※10:カチナール(登録商標)HC-200(東邦化学工業社)、※11:リポフロー(登録商標)MN(ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ社)
Figure 2023146199000004
Figure 2023146199000005
結果
本発明の毛髪洗浄剤組成物の範囲内で調整された実施例1~15は、増粘性が優れ、洗髪時はすすぎ易く、洗髪後はさっぱり感に優れていた。さらに、25℃と50℃における経時安定性にも優れていた。
一方で、(A)成分が範囲外、(B)成分が範囲未満、(A)成分/(B)成分が範囲外、pHが範囲外となる比較例1では、経時安定性が劣った。(A)成分が範囲未満、(B)成分が範囲外、(A)成分/(B)成分が範囲未満、(A)成分+(B)成分が範囲外となる比較例2では、経時安定性、増粘性、洗髪時のすすぎ易さ、洗髪後のさっぱり感が劣った。(C)成分が範囲外となる比較例3では、経時安定性、洗髪時のすすぎ易さ、洗髪後のさっぱり感が劣った。(C)成分が範囲未満となる比較例4では、経時安定性、増粘性、洗髪時のすすぎ易さ、洗髪後のさっぱり感が劣った。(D)成分が範囲外となる比較例5では、経時安定性、増粘性、洗髪時のすすぎ易さ、洗髪後のさっぱり感が劣った。(D)成分が範囲未満となる比較例6では、経時安定性、増粘性、洗髪時のすすぎ易さ、洗髪後のさっぱり感が劣った。(E)成分が範囲外となる比較例7では、経時安定性、洗髪時のすすぎ易さ、洗髪後のさっぱり感が劣った。(E)成分が範囲未満、pHが範囲外となる比較例8では、経時安定性、増粘性、洗髪時のすすぎ易さ、洗髪後のさっぱり感が劣った。(A)成分が範囲未満、(B)成分が範囲未満、(A)成分+(B)成分が範囲未満となる比較例9では、経時安定性、増粘性、洗髪時のすすぎ易さ、洗髪後のさっぱり感が劣った。両性界面活性剤中の塩化ナトリウム濃度が範囲外となる比較例10では、経時安定性が劣った。

Claims (5)

  1. (A)一般式(1)で示されるココイル-β-アラニンカリウム 0.5~4.0重量%と、
    Figure 2023146199000006
    (上記一般式(1)中、RCOはヤシ脂肪酸残基、又はパーム脂肪酸残基を示す。)
    (B)N-アシルアミノ酸塩 3.0~15.0重量%と、
    (C)両性界面活性剤 2.0~12.0重量%と、
    (D)非イオン界面活性剤 0.5~5.0重量%と、
    (E)カチオン化ポリマー 0.2~0.8重量%と、
    を含み、
    かつ(A)成分/(B)成分=0.03~1.33、(A)成分+(B)成分=3.5~19.0重量%
    の組成であり、pH 4.5~6.0である毛髪洗浄剤組成物。
  2. (B)成分であるN-アシルアミノ酸塩がアシルアラニン塩、アシルサルコシン塩、アシルメチルタウリン塩、アシルグルタミン酸塩、アシルアスパラギン酸塩のうち少なくとも1種である、請求項1に記載の毛髪洗浄剤組成物。
  3. (C)成分である両性界面活性剤が塩化ナトリウム濃度1.0重量%以下である、ラウラミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシンのうち少なくとも1種である、請求項1又は請求項2に記載の毛髪洗浄剤組成物。
  4. (D)成分である非イオン界面活性剤がPPG-2コカミドである、請求項1~3のいずれか一項に記載の毛髪洗浄剤組成物。
  5. (E)成分であるカチオン化ポリマーがポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-7のうち少なくとも1種である、請求項1~4のいずれか一項に記載の毛髪洗浄剤組成物。

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