JP2023144923A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び通話システム - Google Patents
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Abstract
【課題】通話の際の処理負荷を低減すること。【解決手段】ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理する管理部(11)と、前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する送信部(12)と、を有する情報処理装置(10)が提供される。【選択図】図4
Description
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び通話システムに関する。
通話音声のパケットを中継するエッジ装置において、通話品質に関する処理を行う技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1では、回線交換システムにおいて、2線/4線変換回路(ハイブリッド回路)を有するトランクにて適応フィルタのトレーニングを行い、エコーを軽減させる技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1記載の技術では、通話の度にトレーニングが行われるため、トレーニングのための消費電力または処理負荷が発生するという問題点がある。
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、通話の際の処理負荷を低減できる技術を提供することにある。
本開示に係る第1の態様では、ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理する管理部と、前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する送信部と、を有する情報処理装置が提供される。
また、本開示に係る第2の態様では、ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理し、前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する、情報処理方法が提供される。
また、本開示に係る第3の態様では、ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理し、前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する、処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
一側面によれば、通話の際の処理負荷を低減できる。
本開示の原理は、いくつかの例示的な実施形態を参照して説明される。これらの実施形態は、例示のみを目的として記載されており、本開示の範囲に関する制限を示唆することなく、当業者が本開示を理解および実施するのを助けることを理解されたい。本明細書で説明される開示は、以下で説明されるもの以外の様々な方法で実装される。
以下の説明および特許請求の範囲において、他に定義されない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。
以下、図面を参照して、本開示の実施形態を説明する。
以下の説明および特許請求の範囲において、他に定義されない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般に理解されるのと同じ意味を有する。
以下、図面を参照して、本開示の実施形態を説明する。
(実施の形態1)
<構成>
図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置10の構成について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置10の構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、管理部11、及び送信部12を有する。これら各部は、情報処理装置10にインストールされた1以上のプログラムと、情報処理装置10のプロセッサ101、及びメモリ102等のハードウェアとの協働により実現されてもよい。
<構成>
図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置10の構成について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置10の構成の一例を示す図である。情報処理装置10は、管理部11、及び送信部12を有する。これら各部は、情報処理装置10にインストールされた1以上のプログラムと、情報処理装置10のプロセッサ101、及びメモリ102等のハードウェアとの協働により実現されてもよい。
管理部11は、ユーザ端末30で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理する。送信部12は、当該ユーザ端末30で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し当該制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置20に送信する。
(実施の形態2)
次に、図2を参照し、実施形態に係る通話システム1の構成について説明する。
<システム構成>
図2は、実施形態に係る通話システム1の構成の一例を示す図である。図2の例では、通話システム1は、情報処理装置10を有する。また、通話システム1は、エッジ装置20A、エッジ装置20B、及びエッジ装置20C(以下で、それぞれを区別する必要が無い場合は、単に、「エッジ装置20」とも称する。)を有する。また、通話システム1は、ユーザ端末30A、ユーザ端末30B、及びユーザ端末30C(以下で、それぞれを区別する必要が無い場合は、単に、「ユーザ端末30」とも称する。)を有する。
次に、図2を参照し、実施形態に係る通話システム1の構成について説明する。
<システム構成>
図2は、実施形態に係る通話システム1の構成の一例を示す図である。図2の例では、通話システム1は、情報処理装置10を有する。また、通話システム1は、エッジ装置20A、エッジ装置20B、及びエッジ装置20C(以下で、それぞれを区別する必要が無い場合は、単に、「エッジ装置20」とも称する。)を有する。また、通話システム1は、ユーザ端末30A、ユーザ端末30B、及びユーザ端末30C(以下で、それぞれを区別する必要が無い場合は、単に、「ユーザ端末30」とも称する。)を有する。
図2の例では、情報処理装置10、及びエッジ装置20は、ネットワークNにより通信できるように接続されている。また、エッジ装置20Aとユーザ端末30A、エッジ装置20Bとユーザ端末30B、エッジ装置20Cとユーザ端末30Cは、それぞれ、通信回線により通信できるように接続されている。なお、情報処理装置10、エッジ装置20、及びユーザ端末30の数は図2の例に限定されない。
ネットワークNの例には、例えば、コアネットワーク、及びインターネット等が含まれてもよい。通信回線A~Cの例には、例えば、光ファイバケーブル、電気信号ケーブル、無線通信等が含まれてもよい。無線通信の例には、例えば、第5世代移動通信システム(5G)、第6世代移動通信システム(6G、Beyond 5G)、第4世代移動通信システム(4G)、第3世代移動通信システム(3G)、無線LAN(Local Area Network)等が含まれてもよい。
情報処理装置10は、例えば、コアネットワークに接続されるサーバ、またはクラウド等の装置でもよい。情報処理装置10は、例えば、ユーザ端末30間の通話セッションを管理する呼制御サーバでもよい。
ユーザ端末30は、例えば、固定電話機、またはモバイル端末等でもよい。固定電話機の例には、例えば、アナログ電話機、IP(Internet Protocol)電話機等が含まれてもよい。モバイル端末の例には、例えば、スマートフォン、携帯電話等が含まれてもよい。
エッジ装置20は、例えば、固定電話であるユーザ端末30を収容する交換局(収容局)に設置される装置でもよい。また、エッジ装置20は、例えば、モバイル端末であるユーザ端末30を収容する基地局に接続される装置でもよい。この場合、エッジ装置20は、例えば、MEC(Multi-access Edge Computing)サーバでもよい。エッジ装置20は、例えば、ユーザ端末30間の通話セッションにおける音声パケットを中継してもよい。
<ハードウェア構成>
図3は、実施形態に係る情報処理装置10及びエッジ装置20のハードウェア構成例を示す図である。以下では、情報処理装置10を例として説明する。エッジ装置20のハードウェア構成は情報処理装置10のハードウェア構成と同様でもよい。
図3は、実施形態に係る情報処理装置10及びエッジ装置20のハードウェア構成例を示す図である。以下では、情報処理装置10を例として説明する。エッジ装置20のハードウェア構成は情報処理装置10のハードウェア構成と同様でもよい。
図3の例では、情報処理装置10(コンピュータ100)は、プロセッサ101、メモリ102、通信インターフェイス103を含む。これら各部は、バス等により接続されてもよい。メモリ102は、プログラム104の少なくとも一部を格納する。通信インターフェイス103は、他のネットワーク要素との通信に必要なインターフェイスを含む。
プログラム104が、プロセッサ101及びメモリ102等の協働により実行されると、コンピュータ100により本開示の実施形態の少なくとも一部の処理が行われる。メモリ102は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプのものであってもよい。メモリ102は、非限定的な例として、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体でもよい。また、メモリ102は、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイスおよびシステム、光学メモリデバイスおよびシステム、固定メモリおよびリムーバブルメモリなどの任意の適切なデータストレージ技術を使用して実装されてもよい。コンピュータ100には1つのメモリ102のみが示されているが、コンピュータ100にはいくつかの物理的に異なるメモリモジュールが存在してもよい。プロセッサ101は、任意のタイプのものであってよい。プロセッサ101は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、および非限定的な例としてマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサの1つ以上を含んでよい。コンピュータ100は、メインプロセッサを同期させるクロックに時間的に従属する特定用途向け集積回路チップなどの複数のプロセッサを有してもよい。
本開示の実施形態は、ハードウェアまたは専用回路、ソフトウェア、ロジックまたはそれらの任意の組み合わせで実装され得る。いくつかの態様はハードウェアで実装されてもよく、一方、他の態様はコントローラ、マイクロプロセッサまたは他のコンピューティングデバイスによって実行され得るファームウェアまたはソフトウェアで実装されてもよい。
本開示はまた、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体に有形に記憶された少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、プログラムモジュールに含まれる命令などのコンピュータ実行可能命令を含み、対象の実プロセッサまたは仮想プロセッサ上のデバイスで実行され、本開示のプロセスまたは方法を実行する。プログラムモジュールには、特定のタスクを実行したり、特定の抽象データ型を実装したりするルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造などが含まれる。プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態で望まれるようにプログラムモジュール間で結合または分割されてもよい。プログラムモジュールのマシン実行可能命令は、ローカルまたは分散デバイス内で実行できる。分散デバイスでは、プログラムモジュールはローカルとリモートの両方のストレージメディアに配置できる。
本開示の方法を実行するためのプログラムコードは、1つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書かれてもよい。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、またはその他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはコントローラに提供される。プログラムコードがプロセッサまたはコントローラによって実行されると、フローチャートおよび/または実装するブロック図内の機能/動作が実行される。プログラムコードは、完全にマシン上で実行され、一部はマシン上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、一部はマシン上で、一部はリモートマシン上で、または完全にリモートマシンまたはサーバ上で実行される。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例には、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、光ディスク媒体、半導体メモリ等が含まれる。磁気記録媒体には、例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ等が含まれる。光磁気記録媒体には、例えば、光磁気ディスク等が含まれる。光ディスク媒体には、例えば、ブルーレイディスク、CD(Compact Disc)-ROM(Read Only Memory)、CD-R(Recordable)、CD-RW(ReWritable)等が含まれる。半導体メモリには、例えば、ソリッドステートドライブ、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory)等が含まれる。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
<処理>
<<制御パラメータを管理する際の処理>>
次に、図4及び図5を参照し、実施形態に係る通話システム1の制御パラメータを管理する際の処理の一例について説明する。図4は、実施形態に係る通話システム1の制御パラメータを管理する際の処理の一例を示すシーケンス図である。図5は、実施形態に係る制御パラメータDB(データベース)501に記憶される情報の一例を示す図である。
<<制御パラメータを管理する際の処理>>
次に、図4及び図5を参照し、実施形態に係る通話システム1の制御パラメータを管理する際の処理の一例について説明する。図4は、実施形態に係る通話システム1の制御パラメータを管理する際の処理の一例を示すシーケンス図である。図5は、実施形態に係る制御パラメータDB(データベース)501に記憶される情報の一例を示す図である。
以下では、ユーザ端末30Aとユーザ端末30Bとの間で通話が行われる際に、エッジ装置20Aで通話品質に関する処理が行われる場合を例として説明する。なお、ユーザ端末30Aとユーザ端末30Bとのうちどちらから発呼(電話発信)しても同様であるが、以下ではユーザ端末30Aから発呼する場合について説明する。なお、ユーザ端末30Bから発呼してユーザ端末30Aに着呼する場合は、以下の発呼、及び発信のそれぞれを、着呼、及び着信のそれぞれに読み替える等すればよい。
ステップS101において、情報処理装置10の管理部11は、ユーザ端末30Aとユーザ端末30Bとの通話が開始されることを検知する。なお、情報処理装置10は、発信元のユーザ端末30Aからの接続要求を発信元のエッジ装置20Aを介して受信し、当該接続要求を発信先のエッジ装置20Bを介して発信先のユーザ端末30Bに転送してもよい。なお、当該接続要求には、例えば、通話セッションのID、発信元のユーザ端末ID、及び発信先のユーザ端末IDが含まれてもよい。
続いて、情報処理装置10の管理部11は、ユーザ端末30Aに対する制御パラメータが制御パラメータDB501に記録(登録)されているか否かを判定する(ステップS102)。なお、制御パラメータDB501は、情報処理装置10の内部の記憶装置に記録されてもよいし、情報処理装置10の外部の記憶装置に記録されてもよい。図5の例では、制御パラメータDB501には、ユーザ端末IDに対応付けて、エコーキャンセラ用制御パラメータ、音量用制御パラメータ、受話音声の周波数帯域用制御パラメータが記録されている。また、制御パラメータDB501には、ユーザ端末IDと、通話相手のユーザ端末IDの組み合わせに対応付けて、ジッタバッファ用制御パラメータが記録されている。なお、エコーキャンセラ用制御パラメータ、音量用制御パラメータ、受話音声の周波数帯域用制御パラメータ、及びジッタバッファ用制御パラメータのそれぞれは、「制御パラメータ」の一例である。なお、ジッタバッファ用制御パラメータは、ユーザ端末IDに係るユーザ端末を収容するエッジ装置20の識別情報と、通話相手のユーザ端末30を収容するエッジ装置20の識別情報との組み合わせに対応付けて記録されてもよい。
ユーザ端末IDは、ユーザ端末30の識別情報である。ユーザ端末IDは、例えば、電話番号でもよい。また、ユーザ端末IDは、例えば、ユーザ端末30からのケーブルが接続されているエッジ装置20のポートの識別情報でもよい。
以下では、ステップS102の処理で、ユーザ端末30Aに対する制御パラメータが制御パラメータDB501に記録されていない場合(例えば、初回の通話時)の処理について説明する。なお、ユーザ端末30Aに対する制御パラメータが制御パラメータDB501に記録されている場合(例えば、2回目以降の通話時)の処理については、図6を用いて後述する。
続いて、情報処理装置10の送信部12は、特定のコマンドをエッジ装置20Aへ送信する(ステップS103)。当該コマンドには、通話セッションのIDが含まれてもよい。
続いて、エッジ装置20Aは、当該コマンドを受信すると、ユーザ端末30Aとユーザ端末30Bとの通話が行われる際の通話品質に関する制御パラメータを特定する(ステップS104)。続いて、エッジ装置20Aは、特定した制御パラメータに基づいて、通話の音声パケットに対する特定の処理を実行する(ステップS105)。
以下で、ステップS104及びステップS105におけるエッジ装置20Aの処理例について説明する。なお、エッジ装置20Aは、以下の各例を適宜組み合わせて実行することができる。
(エコーを低減させる例)
エコーキャンセラ用制御パラメータには、ユーザ端末30Aとエッジ装置20Aとの間の回線によるエコーを低減させる処理で用いられる情報が含まれてもよい。なお、例えば、ユーザ端末30Aとエッジ装置20Aとの間の通信回線Aに2線/4線変換回路(ハイブリッド回路)が含まれ、ハイブリッド回路にインピーダンス不整合があるとする。この場合、4線式伝送路からハイブリッド回路の受信側へ来る信号の一部がハイブリッド回路を通って、4線式伝送路のハイブリッド回路の送信側に回り込み、エコー経路(エコーパス)が形成される。そして、エコーパスを通る信号レベルと4線式伝送路側の伝達特性によりエコーの発生が決定する。信号源である送信側から受信側に戻ってくるまで、ハイブリッド回路での回り込みロス(リターンロス)を含めた回線の一巡伝送ロスと、信号源の送信側から受信側に信号が戻ってくるまでに掛かる一巡伝送遅延時間の2つのパラメータに相関してエコーと感じられるかが決定する。このように、信号経路の一巡伝送遅延時間が長い場合や、一巡伝送ロスが小さい場合にエコーが発生し、通話品質の低下へとつながる。
エコーキャンセラ用制御パラメータには、ユーザ端末30Aとエッジ装置20Aとの間の回線によるエコーを低減させる処理で用いられる情報が含まれてもよい。なお、例えば、ユーザ端末30Aとエッジ装置20Aとの間の通信回線Aに2線/4線変換回路(ハイブリッド回路)が含まれ、ハイブリッド回路にインピーダンス不整合があるとする。この場合、4線式伝送路からハイブリッド回路の受信側へ来る信号の一部がハイブリッド回路を通って、4線式伝送路のハイブリッド回路の送信側に回り込み、エコー経路(エコーパス)が形成される。そして、エコーパスを通る信号レベルと4線式伝送路側の伝達特性によりエコーの発生が決定する。信号源である送信側から受信側に戻ってくるまで、ハイブリッド回路での回り込みロス(リターンロス)を含めた回線の一巡伝送ロスと、信号源の送信側から受信側に信号が戻ってくるまでに掛かる一巡伝送遅延時間の2つのパラメータに相関してエコーと感じられるかが決定する。このように、信号経路の一巡伝送遅延時間が長い場合や、一巡伝送ロスが小さい場合にエコーが発生し、通話品質の低下へとつながる。
この場合、エッジ装置20Aは、例えば、エコーパスの伝達特性を推測して疑似エコー信号を生成し、ハイブリッド回路を回り込んでくる信号から当該疑似エコー信号を減算することにより、エコー成分の消去を行ってもよい。この場合、エコーキャンセラ用制御パラメータには、推測したエコーパスの伝達特性を示す情報が含まれてもよい。
(ジッタバッファ量を決定する例)
(ジッタバッファ量を決定する例)
ジッタバッファ用制御パラメータには、エッジ装置20Aを介してユーザ端末30Aが受信する通話音声のパケットのジッタバッファの設定値を示す情報が含まれてもよい。この場合、エッジ装置20Aは、例えば、エッジ装置20Bから受信したRTP(Real-time Transport Protocol)の通話音声のパケットに基づいて、ジッタバッファ量を決定してもよい。そして、エッジ装置20Aは、決定したジッタバッファ量に基づいて、受信したRTPの遅延を調整してもよい。これにより、例えば、ユーザ端末30Aにて再生される音声の途切れを低減できる。この場合、ジッタバッファ用制御パラメータには、決定したジッタバッファ量を示す情報が含まれてもよい。
(受話音量を調整する例)
音量用制御パラメータには、ユーザ端末30Aのユーザに応じた受話音量(音量レベル)の設定値を示す情報が含まれてもよい。この場合、エッジ装置20Aは、例えば、ユーザ端末30Aのユーザの発話音声に基づいて、AI(Artificial Intelligence)を用いて当該ユーザの属性(例えば、年齢)を推定してもよい。そして、エッジ装置20Aは、例えば、推定した属性に応じて、ユーザ端末30Bからの音声の音量を調整(増減)させてからユーザ端末30Aに送信してもよい。これにより、例えば、ユーザ端末30Aで音量レベルの変更操作をさせずに、高齢者等であるユーザ端末30Aのユーザが聞き取りやすい音量に変更することができる。
音量用制御パラメータには、ユーザ端末30Aのユーザに応じた受話音量(音量レベル)の設定値を示す情報が含まれてもよい。この場合、エッジ装置20Aは、例えば、ユーザ端末30Aのユーザの発話音声に基づいて、AI(Artificial Intelligence)を用いて当該ユーザの属性(例えば、年齢)を推定してもよい。そして、エッジ装置20Aは、例えば、推定した属性に応じて、ユーザ端末30Bからの音声の音量を調整(増減)させてからユーザ端末30Aに送信してもよい。これにより、例えば、ユーザ端末30Aで音量レベルの変更操作をさせずに、高齢者等であるユーザ端末30Aのユーザが聞き取りやすい音量に変更することができる。
(受話音声の周波数帯域を調整する例)
受話音声の周波数帯域用制御パラメータには、通話相手であるユーザに応じた送話音声の周波数帯域の設定値を示す情報が含まれてもよい。この場合、エッジ装置20Aは、例えば、エッジ装置20Bから受信したユーザ端末30Bのユーザの発話音声に基づいて、AIを用いて当該ユーザの属性(例えば、年齢)を推定してもよい。そして、エッジ装置20Aは、例えば、推定した属性に応じて、ユーザ端末30Aの音声符号化の周波数帯域を決定してもよい。これにより、例えば、ユーザ端末30Bのユーザが高齢者等である場合、高齢者が聞き取りにくい比較的高い周波数はカットして符号化することができる。そのため、使用するネットワーク帯域を低減できる。この場合、エッジ装置20Aは、例えば、推定した属性に応じて、ユーザ端末30Aの音声符号化の方式を決定してもよい。
受話音声の周波数帯域用制御パラメータには、通話相手であるユーザに応じた送話音声の周波数帯域の設定値を示す情報が含まれてもよい。この場合、エッジ装置20Aは、例えば、エッジ装置20Bから受信したユーザ端末30Bのユーザの発話音声に基づいて、AIを用いて当該ユーザの属性(例えば、年齢)を推定してもよい。そして、エッジ装置20Aは、例えば、推定した属性に応じて、ユーザ端末30Aの音声符号化の周波数帯域を決定してもよい。これにより、例えば、ユーザ端末30Bのユーザが高齢者等である場合、高齢者が聞き取りにくい比較的高い周波数はカットして符号化することができる。そのため、使用するネットワーク帯域を低減できる。この場合、エッジ装置20Aは、例えば、推定した属性に応じて、ユーザ端末30Aの音声符号化の方式を決定してもよい。
続いて、エッジ装置20Aは、特定した制御パラメータを情報処理装置10に送信する(ステップS106)。続いて、情報処理装置10の管理部11は、受信した制御パラメータを制御パラメータDB501に記録(登録)する(ステップS107)。
<<制御パラメータを使用する際の処理>>
次に、図6を参照し、実施形態に係る通話システム1の制御パラメータを使用する際の処理の一例について説明する。図6は、実施形態に係る通話システム1の制御パラメータを使用する際の処理の一例を示すシーケンス図である。
次に、図6を参照し、実施形態に係る通話システム1の制御パラメータを使用する際の処理の一例について説明する。図6は、実施形態に係る通話システム1の制御パラメータを使用する際の処理の一例を示すシーケンス図である。
以下では、ユーザ端末30Aとユーザ端末30Bとの間で通話が行われる際に、エッジ装置20Aで通話品質に関する処理が行われる場合を例として説明する。なお、ユーザ端末30Aとユーザ端末30Bとのうちどちらから発呼(電話発信)しても同様であるが、以下ではユーザ端末30Aから発呼する場合について説明する。なお、ユーザ端末30Bから発呼してユーザ端末30Aに着呼する場合は、以下の発呼、及び発信のそれぞれを、着呼、及び着信のそれぞれに読み替える等すればよい。
ステップS201において、情報処理装置10の管理部11は、ユーザ端末30Aとユーザ端末30Bとの通話が開始されることを検知する。続いて、情報処理装置10の管理部11は、ユーザ端末30Aに対する制御パラメータが制御パラメータDB501に記録(登録)されているか否かを判定する(ステップS202)。ステップS201及びステップS202の処理は、図4のステップS101及びステップS102の処理と同様でもよい。以下では、ステップS202の処理で、ユーザ端末30Aに対する制御パラメータが制御パラメータDB501に記録されている場合の処理について説明する。
続いて、情報処理装置10の送信部12は、制御パラメータDB501に記録されているユーザ端末30Aに対する制御パラメータをエッジ装置20Aへ送信する(ステップS203)。これにより、例えば、2回目以降の通話の場合は、初回の通話時よりも早いタイミングで、エッジ装置20Aによるエコーの低減、ジッタバッファの設定、受話音量の調整、受話音声の周波数帯域の調整等を実行させることができる。
続いて、エッジ装置20Aは、受信した制御パラメータに基づいて、通話の音声パケットに対する特定の処理を実行する(ステップS204)。ステップS204の処理は、図4のステップS105の処理と同様でもよい。これにより、例えば、初回の通話等以外の場合は、エッジ装置20Aにおける制御パラメータを特定するための処理負荷や消費電力を低減できる。なお、ステップS204の処理は、今回の通話における音声パケットの送受信が開始される際に実行されてもよい。この場合、エッジ装置20Aは、例えば、通話セッション(呼制御セッション)が確立した後で、音声パケットのパスが確立する以前に、ステップS204の処理の少なくとも一部を開始してもよい。
(制御パラメータを更新する例)
情報処理装置10は、ユーザ端末30Aとユーザ端末30Bとの通話環境が変化した場合は、エッジ装置20Aに再度制御パラメータを特定させてもよい。この場合、情報処理装置10の管理部11は、ユーザ端末30Aとユーザ端末30Bとの通話におけるRTCP(RTP Control Protocol)パケットの内容に基づいて、当該通話におけるネットワーク環境が変化したことを検知してもよい。また、情報処理装置10の管理部11は、モバイル端末であるユーザ端末30Aが在圏しているセル(基地局)を収容しているエッジ装置20が変更された場合、当該通話におけるネットワーク環境が変化したと判定してもよい。そして、当該通話におけるネットワーク環境が変化した場合、情報処理装置10の管理部11は、図4のステップS103以降の処理を再度実行してもよい。
情報処理装置10は、ユーザ端末30Aとユーザ端末30Bとの通話環境が変化した場合は、エッジ装置20Aに再度制御パラメータを特定させてもよい。この場合、情報処理装置10の管理部11は、ユーザ端末30Aとユーザ端末30Bとの通話におけるRTCP(RTP Control Protocol)パケットの内容に基づいて、当該通話におけるネットワーク環境が変化したことを検知してもよい。また、情報処理装置10の管理部11は、モバイル端末であるユーザ端末30Aが在圏しているセル(基地局)を収容しているエッジ装置20が変更された場合、当該通話におけるネットワーク環境が変化したと判定してもよい。そして、当該通話におけるネットワーク環境が変化した場合、情報処理装置10の管理部11は、図4のステップS103以降の処理を再度実行してもよい。
<変形例>
情報処理装置10は、一つの筐体に含まれる装置でもよいが、本開示の情報処理装置10はこれに限定されない。情報処理装置10の各部は、例えば1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。また、情報処理装置10とエッジ装置20とを同一の筐体内に収容し、一体の情報処理装置として構成してもよい。また、情報処理装置10の各機能部の少なくとも一部の処理を、エッジ装置20及びユーザ端末30の少なくとも一方が実行するようにしてもよい。これらのような情報処理装置10についても、本開示の「情報処理装置」の一例に含まれる。
情報処理装置10は、一つの筐体に含まれる装置でもよいが、本開示の情報処理装置10はこれに限定されない。情報処理装置10の各部は、例えば1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。また、情報処理装置10とエッジ装置20とを同一の筐体内に収容し、一体の情報処理装置として構成してもよい。また、情報処理装置10の各機能部の少なくとも一部の処理を、エッジ装置20及びユーザ端末30の少なくとも一方が実行するようにしてもよい。これらのような情報処理装置10についても、本開示の「情報処理装置」の一例に含まれる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理する管理部と、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する送信部と、
を有する情報処理装置。
(付記2)
前記管理部は、前記ユーザ端末で通話が行われる際に前記制御パラメータを管理していない場合は、特定のコマンドを前記エッジ装置に送信し、当該通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを前記エッジ装置から受信して管理する、
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記制御パラメータには、前記ユーザ端末と前記エッジ装置との間の回線によるエコーを低減させる処理で用いられる情報が含まれる、
付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記制御パラメータには、前記エッジ装置を介して前記ユーザ端末が受信する通話音声のパケットのジッタバッファの設定値を示す情報が含まれる、
付記1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記制御パラメータには、前記ユーザ端末のユーザに応じた受話音量の設定値を示す情報が含まれる、
付記1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記制御パラメータには、通話相手であるユーザに応じた送話音声の周波数帯域の設定値を示す情報が含まれる、
付記1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記7)
ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理し、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する、
情報処理方法。
(付記8)
ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理し、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記9)
情報処理装置と、エッジ装置とを有し、
前記情報処理装置は、
ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを前記エッジ装置から受信して管理する管理部と、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行う前記エッジ装置に送信する送信部と、
を有し、
前記エッジ装置は、
前記情報処理装置から受信した前記制御パラメータに基づいて、前記ユーザ端末の通話での音声パケットに対する処理を行う、
通話システム。
(付記10)
前記管理部は、前記ユーザ端末で通話が行われる際に前記制御パラメータを管理していない場合は、特定のコマンドを前記エッジ装置に送信し、当該通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを前記エッジ装置から受信して管理する、
付記9に記載の通話システム。
(付記1)
ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理する管理部と、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する送信部と、
を有する情報処理装置。
(付記2)
前記管理部は、前記ユーザ端末で通話が行われる際に前記制御パラメータを管理していない場合は、特定のコマンドを前記エッジ装置に送信し、当該通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを前記エッジ装置から受信して管理する、
付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記制御パラメータには、前記ユーザ端末と前記エッジ装置との間の回線によるエコーを低減させる処理で用いられる情報が含まれる、
付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記制御パラメータには、前記エッジ装置を介して前記ユーザ端末が受信する通話音声のパケットのジッタバッファの設定値を示す情報が含まれる、
付記1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記制御パラメータには、前記ユーザ端末のユーザに応じた受話音量の設定値を示す情報が含まれる、
付記1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記制御パラメータには、通話相手であるユーザに応じた送話音声の周波数帯域の設定値を示す情報が含まれる、
付記1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(付記7)
ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理し、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する、
情報処理方法。
(付記8)
ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理し、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記9)
情報処理装置と、エッジ装置とを有し、
前記情報処理装置は、
ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを前記エッジ装置から受信して管理する管理部と、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行う前記エッジ装置に送信する送信部と、
を有し、
前記エッジ装置は、
前記情報処理装置から受信した前記制御パラメータに基づいて、前記ユーザ端末の通話での音声パケットに対する処理を行う、
通話システム。
(付記10)
前記管理部は、前記ユーザ端末で通話が行われる際に前記制御パラメータを管理していない場合は、特定のコマンドを前記エッジ装置に送信し、当該通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを前記エッジ装置から受信して管理する、
付記9に記載の通話システム。
1 通話システム
10 情報処理装置
11 管理部
12 送信部
20 エッジ装置
30 ユーザ端末
10 情報処理装置
11 管理部
12 送信部
20 エッジ装置
30 ユーザ端末
Claims (10)
- ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理する管理部と、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する送信部と、
を有する情報処理装置。 - 前記管理部は、前記ユーザ端末で通話が行われる際に前記制御パラメータを管理していない場合は、特定のコマンドを前記エッジ装置に送信し、当該通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを前記エッジ装置から受信して管理する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御パラメータには、前記ユーザ端末と前記エッジ装置との間の回線によるエコーを低減させる処理で用いられる情報が含まれる、
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 前記制御パラメータには、前記エッジ装置を介して前記ユーザ端末が受信する通話音声のパケットのジッタバッファの設定値を示す情報が含まれる、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記制御パラメータには、前記ユーザ端末のユーザに応じた受話音量の設定値を示す情報が含まれる、
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 前記制御パラメータには、通話相手であるユーザに応じた送話音声の周波数帯域の設定値を示す情報が含まれる、
請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理し、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する、
情報処理方法。 - ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを管理し、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行うエッジ装置に送信する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。 - 情報処理装置と、エッジ装置とを有し、
前記情報処理装置は、
ユーザ端末で以前に通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを前記エッジ装置から受信して管理する管理部と、
前記ユーザ端末で通話が行われる際、通話音声のパケットを中継し前記制御パラメータに基づく処理を行う前記エッジ装置に送信する送信部と、
を有し、
前記エッジ装置は、
前記情報処理装置から受信した前記制御パラメータに基づいて、前記ユーザ端末の通話での音声パケットに対する処理を行う、
通話システム。 - 前記管理部は、前記ユーザ端末で通話が行われる際に前記制御パラメータを管理していない場合は、特定のコマンドを前記エッジ装置に送信し、当該通話が行われた際の通話品質に関する制御パラメータを前記エッジ装置から受信して管理する、
請求項9に記載の通話システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022052141A JP2023144923A (ja) | 2022-03-28 | 2022-03-28 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び通話システム |
US18/119,191 US20230308539A1 (en) | 2022-03-28 | 2023-03-08 | Information processing apparatus, information processing method, and program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022052141A JP2023144923A (ja) | 2022-03-28 | 2022-03-28 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び通話システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023144923A true JP2023144923A (ja) | 2023-10-11 |
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ID=88096693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022052141A Pending JP2023144923A (ja) | 2022-03-28 | 2022-03-28 | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び通話システム |
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Country | Link |
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US (1) | US20230308539A1 (ja) |
JP (1) | JP2023144923A (ja) |
-
2022
- 2022-03-28 JP JP2022052141A patent/JP2023144923A/ja active Pending
-
2023
- 2023-03-08 US US18/119,191 patent/US20230308539A1/en active Pending
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US20230308539A1 (en) | 2023-09-28 |
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