JP2023143184A - サポートプログラムおよび印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】OS標準の汎用印刷プログラムからクラウドプリントシステムを経由してプリンタに印刷を行わせる場合に、プリンタにて不適切な印刷ジョブが選択される可能性を低減させる。【解決手段】補助プログラム42は、汎用印刷プログラム41に仮想プリンタ5を送信先として印刷指示があった場合、印刷設定の設定内容の少なくとも一部を示す表示用文字列を生成し、その表示用文字列を印刷ジョブに関連付けて仮想プリンタ5に送信する。仮想プリンタ5は、表示用文字列と関連付けられた印刷ジョブを記憶し、仮想プリンタに接続されているプリンタ102からの要求に応じて印刷ジョブをプリンタ102に送信する。プリンタ102は仮想プリンタ5となるクラウドサーバ6から印刷ジョブのジョブ名を表示用文字列と関連付けて受信し、自身のディスプレイ112に表示する。【選択図】図1

Description

本明細書に開示される技術分野は、プリンタの制御をサポートするサポートプログラムおよび印刷システムに関する。
近年、プリンタドライバを利用せず、オペレーティングシステム(OS)に標準に組み込まれている汎用印刷プログラムによってプリンタを制御する技術が実用化されている。この技術では、OSがプリンタを検知するとOS標準の汎用印刷プログラムとの関連付けを行い、以後、そのプリンタに対する印刷指示を受け付けた場合に、プリンタドライバを用いずに、OS標準の汎用印刷プログラムによる印刷が可能になる。
また、インターネット上のクラウドサーバを仮想プリンタに見立て、OS標準の汎用印刷プログラムからその仮想プリンタに印刷ジョブを投入し、クラウドサーバに接続されたプリンタがその印刷ジョブを取り込んで印刷を実行する、いわゆるクラウドプリントシステムに関する技術が知られている。クラウドプリントシステムのように、プリンタにおいて、実行対象の印刷ジョブを選択する技術としては、例えば特許文献1に、複合機がプリンタサーバからログインユーザに関連付けられた印刷ジョブの一覧を取得して表示し、さらに選択された印刷ジョブを取得する構成が開示されている。
特開2018-120334号公報
クラウドプリントシステムでは、サポートする機能が異なる複数のプリンタがクラウドサーバにアクセスする場合があり、印刷ジョブをクラウドサーバに投入するOS標準の汎用印刷プログラムでは、どのプリンタで印刷されるか不明であるため、印刷設定を制限しない。そのため、プリンタで印刷ジョブを選択する際、実行不可の印刷ジョブが選択されてしまう可能性があることから、改善の余地がある。
上述した課題の解決を目的としてなされたサポートプログラムは、情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムをサポートするサポートプログラムであって、前記情報処理装置は、ネットワーク上のサーバに設けられた仮想プリンタと接続可能であり、前記サーバは、前記仮想プリンタに対して送信された印刷ジョブを受信して記憶することが可能であり、前記サーバに接続されるプリンタは、前記サーバに記憶されている前記印刷ジョブのうち印刷対象となる印刷ジョブの選択を受け付け、選択された前記印刷ジョブを前記サーバから受信し、受信した前記印刷ジョブに基づく印刷を行うことが可能であり、前記コンピュータに、前記情報処理装置に組み込まれているアプリケーションプログラムから出力された印刷指示であって、前記汎用印刷プログラムに対して前記仮想プリンタを送信先として画像の印刷を行わせる前記印刷指示があったことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、前記汎用印刷プログラムから前記印刷指示に関連付けられた印刷設定を取得し、取得された前記印刷設定の設定内容の少なくとも一部を示す表示用文字列を生成する生成処理と、前記汎用印刷プログラムから印刷対象の前記画像を示す画像データを取得し、取得された前記画像データに基づく印刷を行わせる印刷ジョブと、前記生成処理にて生成された前記表示用文字列と、を関連付けて前記仮想プリンタに送信するための送信処理と、を実行させ、前記仮想プリンタに送信された前記印刷ジョブは、前記仮想プリンタに送信された前記表示用文字列と関連付けられて前記サーバに記憶され、前記プリンタから前記サーバへの要求に基づいて、記憶されている前記印刷ジョブのジョブ名と前記表示用文字列とが関連付けられて前記プリンタに渡され、前記プリンタに渡された前記ジョブ名と前記表示用文字列とが関連付けられて前記プリンタのディスプレイに表示される、ように構成される。
上記構成のサポートプログラムは、汎用印刷プログラムに仮想プリンタを送信先として印刷指示があった場合、印刷設定の設定内容の少なくとも一部を示す表示用文字列を印刷ジョブに関連付けて仮想プリンタに送信する。仮想プリンタに接続されているプリンタでは、仮想プリンタとなるサーバから印刷ジョブのジョブ名をその表示用文字列と関連付けて受信し、両者を関連付けて自身のディスプレイに表示する。これにより、ユーザは、印刷ジョブを選択する前に、そのプリンタにおいて印刷ジョブに設定された印刷設定の内容を知ることができるため、そのプリンタで実行できない印刷ジョブがユーザによって選択される可能性を低減できる。
上記サポートプログラムの機能を実現するための装置、制御方法、および当該サポートプログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
本明細書に開示される技術によれば、OS標準の汎用印刷プログラムからクラウドプリントシステムを経由してプリンタに印刷を行わせる場合に、プリンタにて不適切な印刷ジョブが選択される可能性を低減させる技術が実現される。
印刷システムの概略構成図である。 印刷が選択された場合の手順の例を示すシーケンス図である。 印刷指示を受け付けた場合の手順の例を示すシーケンス図である。 印刷の手順の例を示すシーケンス図である。 表示例を示す図である。 設定処理の手順の一例を説明するフローチャートである。 構成設定画面の一例を示す図である。 印刷指示を受け付けた場合の手順の例を示すシーケンス図である。 印刷の手順の例を示すシーケンス図である。 表示例を示す図である。
以下、本形態のサポートプログラムを利用するパーソナルコンピュータ(以下、「PC」とする)について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本明細書は、OS標準の汎用印刷プログラムからクラウドプリントシステムを経由してプリンタに印刷を行わせる印刷システムを開示する。
(第1実施形態)
図1は、印刷システム9の概略構成図である。印刷システム9は、PC1と複数台のプリンタ101~104とを有する。プリンタ104は、インターネット8に接続されていてもよいし、PC1と直接接続されていてもよい。PC1およびプリンタ101~103は、インターネット8上に設けられたクラウドサーバ6と相互に通信可能である。クラウドサーバ6には仮想プリンタ5が設けられている。プリンタ101~104は、実在する物理的なプリンタであるのに対して、仮想プリンタ5は、仮想的に一台のプリンタとして取り扱われる論理的なプリンタである。なお、以下では、説明の便宜上、実在する物理的なプリンタを「実プリンタ」と称することもある。
印刷システム9は、例えば、マイクロソフト社によって提供されるクラウドサービスを利用したシステムであり、仮想プリンタ5を経由して印刷を行うユニバーサル印刷を実現するシステムである。すなわち、クラウドサーバ6は、プリンタメーカ以外の会社によって提供可能である。インターネット8はネットワークの一例である。クラウドサーバ6はサーバの一例である。
本形態のPC1は、図1に示すように、CPU11と、メモリ12と、を含むコントローラ10を備えている。PC1は、情報処理装置の一例である。CPU11は、コンピュータの一例である。また、PC1は、ユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」とする)13と、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)14と、を備え、これらがコントローラ10に電気的に接続されている。なお、図1中のコントローラ10は、PC1の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際にPC1に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
CPU11は、メモリ12から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。メモリ12には、各種のプログラムや各種のデータが記憶されている。メモリ12は、各種の処理が実行される際の作業領域としても利用される。CPU11が備えるバッファも、メモリ12の一例である。なお、メモリ12の一例は、PC1に内蔵されるROM、RAM、HDD等に限らず、CPU11が読み取り可能かつ書き込み可能なストレージ媒体、例えば、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体であっても良い。
ユーザIF13は、ユーザに情報を報知するための画面を表示するハードウェアと、ユーザによる操作を受け付けるハードウェアと、を含む。なお、ユーザIF13は、情報を表示可能なディスプレイ13aと、入力受付機能を有するマウスやキーボード等と、の組であっても良いし、ディスプレイ13aと入力受付機能とを備えるタッチパネルであっても良い。
通信IF14は、プリンタ104等の外部装置と通信を行うためのハードウェアを含む。通信IF14の通信規格は、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、USBなどである。PC1は、通信IF14を介して、インターネットに接続可能であっても良い。PC1は、複数の通信規格に対応する複数の通信IF14を備えていてもよい。
PC1のメモリ12には、図1に示すように、汎用印刷プログラム41を含むオペレーティングシステム(以下、「OS」とする)21と、補助プログラム42と、各種のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」とする)と、が記憶されている。OS21は、例えば、Windows(登録商標)、macOS(登録商標)、Linux(登録商標)、iOS(登録商標)、Android(登録商標)である。補助プログラム42は、サポートプログラムの一例である。
本形態のPC1には、各種のアプリとして、例えば、情報アプリ43が組み込まれている。情報アプリ43は、例えば、地図アプリ、カレンダアプリ、ブラウザ、であり、ユーザの要求に応じて各種の情報をディスプレイ13aに表示させる機能を備えている。情報アプリ43は、アプリケーションプログラムの一例である。なお、情報アプリ43自身は、表示させた情報を印刷させる機能を備えていなくても良い。
汎用印刷プログラム41は、OS21とともに提供されるOS標準のプログラムであり、情報アプリ43等によってディスプレイ13aに表示されている情報を、プリンタ104等に印刷させるための機能を有する。本形態の汎用印刷プログラム41は、印刷対象の画像データに基づいて、中間データを生成する機能を含むプログラムである。汎用印刷プログラム41は、各種のプリンタのベンダによって提供される複数種類のモデルのプリンタが共通に利用できる機能をサポートしている。汎用印刷プログラム41は、各種のプリンタに固有のプリンタドライバとは異なり、各種のプリンタが固有に備える機能の全てに対応するものではなく、サポートする機能は汎用的なものに限られる。
補助プログラム42は、汎用印刷プログラム41の処理に付随してOS21からの指示に基づいて処理を実行するプログラムまたはプログラム群であり、対象のハードウェアの制御をサポートするプログラムである。本形態の補助プログラム42は、PC1に接続されているプリンタ104のモデルに対応するものであり、例えば、汎用印刷プログラム41を使用してプリンタ104に印刷を実行させる指示を受け付けた場合に、汎用印刷プログラム41から起動される。補助プログラム42は、例えば、印刷サポートアプリ(略称、PSA)、またはハードウェアサポートアプリ(略称、HSA)と呼ばれるものである。
なお、補助プログラム42は、それぞれが実行命令を受け付ける複数のプログラムの組み合わせであっても良いし、1つのプログラムであって命令に応じてそれぞれ異なる処理を実行できるプログラムであっても良い。また、補助プログラム42は、プリンタのベンダによってプリンタのタイプごとに用意されるプログラムであっても良い。例えば、インクジェットプリンタ用の補助プログラムやレーザプリンタ用の補助プログラムが、それぞれ用意されても良い。プリンタのタイプごとに限らず、プリンタのモデルごとやプリンタのモデルのシリーズごとに用意される補助プログラムが有っても良い。
本形態のPC1は、図1に示すように、インターネット8を介してクラウドサーバ6に接続されている。クラウドサーバ6は、通信機能を備える情報処理装置である。クラウドサーバ6の仮想プリンタ5は、プリンタの1つとしてPC1から印刷ジョブを受信して記憶し、実プリンタから印刷ジョブの送信要求があった場合に、蓄積した印刷ジョブをその実プリンタに送信することができる。
OS21は、実プリンタが接続されると、その実プリンタに関する情報であるプリンタ情報を登録する。OS21は、例えば、新たなプリンタとして仮想プリンタがPC1に接続された場合も、実プリンタと同様、PC1に接続可能なプリンタの1つとしてその仮想プリンタを登録する。
プリンタ101~104は、少なくとも印刷機能と通信機能とを有する実プリンタである。プリンタ101~104は、印刷データと印刷設定とを外部装置から受信し、印刷設定に従って印刷を行う。プリンタ101~104は、それぞれ、ディスプレイ111~114を備えている。プリンタ104はクラウドサーバ6に接続されていない。プリンタ101,102,103は、クラウドサーバ6に通信可能に接続されている。プリンタ101,102,103は、クラウドサーバ6に接続されている場合、例えば、仮想プリンタ5に記憶された印刷ジョブの送信を要求し、その印刷ジョブを仮想プリンタ5から受け取り、その印刷ジョブに基づく印刷を実行する。
本実施形態では、プリンタ101,102,103はサポートする機能が異なっている。例えば、プリンタ101は、A3サイズ以下の用紙サイズに対応可能であって、カラー印刷とモノクロ印刷に対応可能な装置である。プリンタ102は、A4サイズ以下の用紙サイズに対応可能であって、モノクロ印刷にのみ対応可能な装置である。プリンタ103は、A4サイズ以下の用紙サイズに対応可能であって、カラー印刷とモノクロ印刷に対応可能な装置である。
補助プログラム42は、インストール時に、プリンタ104の選択に基づいて起動されるプログラムとして、汎用印刷プログラム41あるいはOS21に登録される。また、補助プログラム42は、仮想プリンタ5の選択に基づいて起動されるプログラムとしても、汎用印刷プログラム41あるいはOS21に登録される。
本実施形態の補助プログラム42は、仮想プリンタ5が選択された状態で印刷指示を受け付けた場合に、表示用文字列を生成し、生成した表示用文字列と印刷ジョブとを関連付けて仮想プリンタ5に送信する機能を有する。表示用文字列は、印刷設定の設定内容の少なくとも一部を示す文字列であって、実プリンタのディスプレイに表示可能な文字列である。
メモリ12には、設定データ46が記憶されている。設定データ46は、補助プログラム42によって生成される表示用文字列の構成を示す情報である。本実施形態の設定データ46は、あらかじめ決められたメモリに領域にあらかじめ決められたファイル名で記憶されているが、補助プログラム42に読み込み対象の設定データ46のパスが登録されていてもよい。設定データ46は、後述する設定処理により、表示用文字列の構成が設定されている。
次に、本形態の補助プログラム42の動作を含む印刷の手順であって、情報アプリ43にて印刷が選択された場合の各プログラムによる手順について、図2のシーケンス図を参照して説明する。なお、図2および後述する他のシーケンス図では、プリンタ104および仮想プリンタ5に対応する補助プログラム42がPC1に組み込まれている場合の動作について示している。
なお、以下の説明における処理およびフローチャート、シーケンス図の各処理ステップは、基本的に、補助プログラム42などのプログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を示す。CPU11による処理は、OS21のAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OS21の詳細な記載を省略して各プログラムの動作を説明する。また、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。
手順の最初に、ユーザが情報アプリ43を起動する(A01)。情報アプリ43は、ユーザの指示に応じて、各種の情報を含む情報画面をディスプレイ13aに表示させる(A02)。表示中の情報画面に基づく画像を印刷させたい場合、ユーザは、情報画面にて印刷を選択する(A03)。情報アプリ43は、OS21の汎用印刷プログラム41に表示要求と情報画面のデータを送る(A04)。情報アプリ43は、自身の能力に応じたファイル形式で情報画面のデータを送信する。よって、汎用印刷プログラム41は、情報アプリ43などのデータ送信元の能力に応じたファイル形式で印刷対象となる画像の画像データを受け取る。
汎用印刷プログラム41は、表示要求がされたことに応じて、汎用印刷設定画面をディスプレイ13aに表示させる(A06)。汎用印刷設定画面は、印刷設定の指示や印刷実行の指示を受け付ける画面である。汎用印刷設定画面は、A04にて情報アプリ43から受け取ったデータをプレビュー表示してもよい。
ユーザは、表示中の汎用印刷設定画面にて、プリンタの選択を行うことができる(A07)。例えば、選択されたプリンタがプリンタ104あるいは仮想プリンタ5である場合、汎用印刷プログラム41は、補助プログラム42を起動して、プリンタの選択に対応する処理を要求する(A08)。A08では、汎用印刷プログラム41は、選択されたプリンタの情報や、プリンタの選択時に設定されていた印刷設定の情報を、補助プログラム42に渡す。
なお、汎用印刷プログラム41は、OS21にて通常使用するプリンタとしてプリンタ104が設定されている場合には、プリンタ104が選択された状態で汎用印刷設定画面を表示し(A06)、補助プログラム42を起動する(A08)。すなわち、OS21によってプリンタ104が自動的に選択され、汎用印刷プログラム41は、選択されたプリンタ104の情報に基づいて、A08を実行する。この場合、ユーザによるA07の操作は不要である。通常使用するプリンタとして仮想プリンタ5が設定されている場合も同様である。
また、汎用印刷プログラム41が汎用印刷設定画面を表示する代わりに、情報アプリ43が汎用印刷設定画面を表示させる構成でも良い。その場合、情報アプリ43は、A03で印刷が選択されたことに応じて汎用印刷プログラム41を起動し、汎用印刷設定画面に表示させるためのデータを汎用印刷プログラム41から取得して、汎用印刷設定画面をディスプレイ13aに表示させる。そして、情報アプリ43は、プリンタ104あるいは仮想プリンタ5が選択されていることに応じて、もしくは、A07にてプリンタ104あるいは仮想プリンタ5が選択されたことに応じて、選択されたプリンタの情報を汎用印刷プログラム41に渡す。これにより、汎用印刷プログラム41は、A08にて、補助プログラム42を起動する。
補助プログラム42は、起動されたことに応じて、OS21に対して選択されたプリンタの能力情報を要求する(A11)。OS21は、例えば、A07にてプリンタ104が選択された場合、補助プログラム42からの要求を受けて、プリンタ104に能力情報を要求する取得要求を送信し、プリンタ104から能力情報を取得する(A12)。OS21は、プリンタ104から取得した能力情報を補助プログラム42に渡す(A13)。能力情報を取得した補助プログラム42は、A08によって要求された処理の終了通知を汎用印刷プログラム41に対して行う(A14)。
OS21は、例えば、IPP(internet printing protocolの略)に応じた通信によって、プリンタ104との通信を行う。なお、補助プログラム42は、OS21に要求する代わりに、例えば、MIB(Management Information Baseの略)を使って、プリンタ104から直接、能力情報を取得しても良い。
実プリンタであるプリンタ104から取得する能力情報には、印刷設定として設定可能なパラメータの情報が含まれる。また、能力情報には、例えば、ステータス情報、消耗品の残量情報、装着されているトレイの情報、トレイごとに設定されている用紙の用紙情報、対応可能な印刷解像度の情報、が含まれる。また、プリンタ104は、受け付けた印刷ジョブに基づいて画像処理を行って、画像処理後のデータに基づいて印刷する機能、例えば、割り付け印刷(Nin1)等の集約印刷、ウォータマーク等の合成印刷、着色剤を節約する節約印刷、を行う機能を有していても良い。プリンタ104にて実行可能な画像処理の機能を有している場合、プリンタ104は、その機能の情報を能力情報としてOS21に渡しても良い。プリンタ104から取得する能力情報には、印刷物を針でとめるステープルなどの後処理を示す情報が含まれていてもよい。
さらに、プリンタ104から取得する能力情報には、プリンタを特定するための特定情報が含まれている。特定情報の例としては、デバイスを識別するためのデバイス識別情報がある。デバイス識別情報の例としては、プリンタ固有のハードウェアキー、特定のプリンタメーカが製造したプリンタなら持っている情報がある。
一方、仮想プリンタ5から取得する能力情報にも、特定情報が含まれている。ただし、その特定情報には、デバイス識別情報が含まれているわけではない。仮想プリンタ5から取得する特定情報には、仮想プリンタ5用の識別情報が含まれる場合がある。また、仮想プリンタ5からの能力情報には、印刷設定のパラメータの情報が含まれていてもいなくてもよい。
本実施形態では、特定情報と能力情報について、取得タイミングと取得方法が同じであるが、異なってもよい。例えば、補助プログラム42は、インストール時にデバイス検索する際にプリンタ104あるいは仮想プリンタ5から特定情報を取得してメモリ12に記憶していてもよい。例えば、補助プログラム42は、特定情報と能力情報との何れか一方を選択されたプリンタ104あるいは仮想プリンタ5から直接取得してもよい。
次に、汎用印刷設定画面を介して印刷実行の指示を受け付けた場合の各プログラムによる手順について、図3および図4のシーケンス図を参照して説明する。図3および図4に示すシーケンス図では、仮想プリンタ5が選択された状態で印刷実行の指示を受け付けた場合の動作について示している。例えば、汎用印刷設定画面では、印刷実行ボタンが設けられており、その印刷実行ボタンへの操作によって印刷実行の指示を受け付ける。汎用印刷設定画面は、情報アプリ43からの要求によって表示されていることから、汎用印刷設定画面への操作は、情報アプリ43が受け付けることを意味する。そのため、本形態では、印刷実行の指示は、情報アプリ43によって受け付けられ、その指示に応じて情報アプリ43から汎用印刷プログラム41に対して印刷指示が出力されることになる。なお、情報アプリ43が汎用印刷設定画面とは別に印刷実行の指示を直接受け付けてもよく、その場合も、その指示に応じて情報アプリ43から汎用印刷プログラム41に対して印刷指示が出力される。
図3に示すように、汎用印刷プログラム41は、印刷を行うプリンタとしてプリンタ104あるいは仮想プリンタ5が選択されている汎用印刷設定画面を介して、ユーザによる印刷実行の指示があって、情報アプリ43から印刷指示を受け付けた場合(D01)、A04にて受け取った情報画面のデータの形式を中間データの形式に変換することで中間データを生成する(D02)。中間データは、例えば、XPSデータである。
汎用印刷プログラム41は、補助プログラム42を起動し、その生成した中間データと、汎用印刷設定画面にて受け付けた印刷設定とを、印刷指示とともに補助プログラム42に渡す(D03)。つまり、補助プログラム42は、プリンタ104あるいは仮想プリンタ5を送信先とする印刷指示があったことにより、汎用印刷プログラム41から処理が要求され、起動される。
起動された補助プログラム42は、中間データに基づく印刷データを生成する(D10)。すなわち、補助プログラム42は、汎用印刷プログラム41によって加工された中間データにラスタライズを実行し、印刷対象の画像を示す印刷データを生成する。D11にて生成される印刷データは、例えば、仮想プリンタ5が選択されている場合には仮想プリンタ5が対応可能なPDLデータである。プリンタ104が選択されている場合には、D11にて生成される印刷データは、プリンタ104に専用のPDLデータである。プリンタ104に対応する補助プログラム42にてラスタライズすることで、汎用印刷プログラム41にてラスタライズする場合に比較して自由度が大きく、プリンタ104での印刷に適した印刷データが生成される可能性が高い。
補助プログラム42は、D10にて生成した印刷データと、D03にて受け取った印刷設定と、印刷コマンドと、を含む印刷ジョブを生成する(D11)。補助プログラム42は、印刷ジョブにジョブ名を付与している。ジョブ名は、補助プログラム42が自動的に付与してもよいし、ユーザの操作により任意に付与されてもよい。
補助プログラム42は、プリンタ判別処理を行う(D12)。プリンタ判別処理は、能力情報に含まれる特定情報に基づいて、選択されたプリンタが仮想プリンタであるか否かを判別するための処理である。補助プログラム42は、例えば、図2のA13にて汎用印刷プログラム41から受け取った能力情報に含まれる特定情報にデバイス識別情報が含まれている場合、選択されたプリンタは、仮想プリンタ5でなく、実プリンタであると判断する。一方、補助プログラム42は、例えば、図2のA13にて汎用印刷プログラム41から受け取った能力情報に含まれる特定情報にデバイス識別情報が含まれていない場合、あるいは、当該特定情報に仮想プリンタ5用の識別情報が含まれる場合、選択されたプリンタは仮想プリンタ5であると判断する。
補助プログラム42は、D12のプリンタ判別において、選択されたプリンタが仮想プリンタ5であると判断した場合(alt:仮想プリンタ)、設定データ46をメモリ12から読み込む(D21)。そして、補助プログラム42は、D03にて汎用印刷プログラム41から受け取った印刷設定の設定内容の少なくとも一部を示す表示用文字列を生成する(D22)。本実施形態では、補助プログラム42は、D03にて汎用印刷プログラム41から受け取った印刷設定の設定内容を、D21にて読み込んだ設定データ46が示す構成に従って、表示用文字列を生成する。D22は生成処理の一例である。
設定データ46が示す表示用文字列の構成には、例えば、表示用文字列に含める印刷設定の項目の指定、表示用文字列に含める印刷設定の項目の順序の指定、表示用文字列に含める印刷設定の項目のパラメータに対応する文字の指定が含まれる。
例えば、設定データ46は、表示用文字列に含める設定項目として、「用紙サイズ」と「カラー印刷」とを指定する情報を含むとする。また、設定データ46は、「用紙トレイ」を1番目に表示し、「カラー印刷」を2番目とする順序の情報を含むとする。さらに、設定データ46は、「用紙サイズ」のパラメータ「A4サイズ」、「A3サイズ」に対応する文字を「A4」、「A3」とし、「カラー印刷」のパラメータ「カラー」、「モノクロ」に対応する文字を「C」、「M」とする情報を含むとする。
補助プログラム42は、例えば、D03にて、「用紙サイズ」の項目に「A3サイズ」を設定し、「カラー印刷」の項目に「カラー」を設定し、「両面印刷」の設定にパラメータとしての「両面印刷」を設定する印刷設定を受け取ったとする。この場合、補助プログラム42は、設定データ46に基づいて、「用紙サイズ」と「カラー印刷」の設定内容を表示用文字列に含め、「両面印刷」の設定内容を表示用文字列に含めない。補助プログラム42は、「用紙サイズ」、「カラー印刷」の設定パラメータ「A3サイズ」、「カラー」を、設定データ46で指定される順序に並べる。補助プログラム42は、設定データ46に基づいて、「用紙サイズ」、「カラー印刷」の項目に設定されたパラメータ「A4サイズ」、「カラー」をそれぞれ「A4」、「C」の文字に変換する。これらの条件に従って、補助プログラム42は、D03にて受け取った印刷設定の一部を示す表示用文字列「A4_C」を生成する。
また、補助プログラム42は、印刷設定の設定内容を示す文字列に現在の日時を示す文字列を付加し、表示用文字列としてもよい。現在の日時を示す文字列を表示用文字列に含めることで、ユニークな表示用文字列が生成される可能性が高くなる。
補助プログラム42は、D11にて印刷ジョブに付与したジョブ名に、D22にて生成した表示用文字列を連結することにより、新たなジョブ名を生成する(D23)。補助プログラム42は、D11にて印刷ジョブに付与したジョブ名を、新たなジョブ名に変更する(D24)。これにより、印刷ジョブと表示用文字列とが関連付けられる。
例えば、D11にて生成した印刷ジョブのジョブ名が「JN1」であり、その印刷ジョブに含まれる印刷設定に対応する表示用文字列が「A3_C」であるとする。この場合、補助プログラム42は、第1印刷ジョブのジョブ名「JN1」の先頭側に表示用文字列を連結することにより、新ジョブ名「A3_C_JN1」を生成する。補助プログラム42は、第1印刷ジョブについてジョブ名「JN1」を、新たなジョブ名「A3_C_JN1」に変更する。
なお、表示用文字列をジョブ名に連結する連結規則は、本形態に限定されない。すなわち、表示用文字列は、ジョブ名の末尾側に連結されてもよい。ただし、表示用文字列は、ジョブ名の先頭側に連結されることにより、新たなジョブ名を実プリンタのディスプレイで表示する際に、その表示用文字列が表示されやすくなる。
補助プログラム42は、仮想プリンタ5が選択されている場合、印刷ジョブを新たなジョブ名で、仮想プリンタ5に送信する(D32)。D32は送信処理の一例である。さらに、補助プログラム42は、D03によって要求された処理の終了通知を汎用印刷プログラム41に対して返す(D34)。
仮想プリンタ5を備えるクラウドサーバ6は、インターネット8(図1参照)を介してPC1から送信された印刷ジョブを受信し、内部メモリに蓄積して記憶する(D33)。印刷ジョブは、表示用文字列が連結された新たなジョブ名となっており、元々のジョブ名と表示用文字列とが関連付けられて記憶されることになる。
例えば図4に示すように、実プリンタであるプリンタ102が、クラウドサーバ6の仮想プリンタ5から印刷ジョブを受信して印刷するプルプリント機能の選択を受け付けると(E11)、仮想プリンタ5からジョブ名のリストを取得する(E12)。クラウドサーバ6は、プリンタ102からの要求に応じて、印刷ジョブに関連付けられたジョブ名をリスト化して、プリンタ102に送信する。プリンタ102は、受信したリストをディスプレイ112に表示する(E13)。
補助プログラム42が仮想プリンタ5に送信した印刷ジョブは、ジョブ名が、ジョブ名と表示用文字列とを連結した新たなジョブ名に変更されている。よって、プリンタ102のディスプレイ112には、図5(a)に示すように、表示用文字列を含む新たなジョブ名が表示される。なお、プリンタ102からクラウドサーバ6への要求は、例えばログインユーザの印刷ジョブの全てのジョブ名を示すリストの送信要求であってもよいし、印刷ジョブのジョブ名の個別の送信要求であってもよい。
例えば図5(a)に示すように、ディスプレイ112には、2種類の印刷ジョブのジョブ名「A3_C_JN1」と「A4_M_JN2」が表示される。ユーザは、「A3」、「C」の表示から、ジョブ名「JN1」の第1印刷ジョブはA3サイズの用紙にカラー印刷することを把握できる。また、ユーザは、「A4」、「M」の表示から、ジョブ名「JN2」の第2印刷ジョブはA4サイズの用紙にモノクロ印刷することを把握できる。プリンタ102は、A4サイズ以下の用紙に対応し、モノクロ印刷のみに対応する装置である。ユーザは、ディスプレイ112の表示内容から、プリンタ102は第1印刷ジョブを実行できないが、第2印刷ジョブを実行できることが分かる。そこで、ユーザは、第2印刷ジョブを選択し(E14)、印刷を実行する指示をプリンタ102に入力する(E15)。
印刷実行指示を受け付けたプリンタ102は、新たなジョブ名「A4_M_JN2」に対応する印刷ジョブをクラウドサーバ6から取得する(E16)。すなわち、プリンタ102は、新たなジョブ名「A4_M_JN2」に対応する印刷ジョブの送信をクラウドサーバ6に要求し、クラウドサーバ6は対応する印刷ジョブをプリンタ102に送信する。プリンタ102は、印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブに含まれる印刷設定に基づいて印刷データを印刷する(E17)。これにより、印刷物が生成される。
一方、実プリンタであるプリンタ104が選択された状態で印刷指示を受け付けた場合、補助プログラム42は、D12のプリンタ判別において、選択されたプリンタが仮想プリンタ5でないと判断する。補助プログラム42がプリンタ104に印刷ジョブを送信する場合は、不適切な印刷設定となる可能性が低い。あるいは補助プログラム42は、印刷ジョブをプリンタ104に送信する前に、印刷設定の可否を確認することができる。そこで、補助プログラム42は、プリンタ104が選択されている場合には、D21~D24の処理を行わず、D11にて生成した印刷ジョブをプリンタ104に送信する。つまり、補助プログラム42は、表示用文字列を印刷ジョブに関連付けてプリンタ104に送信しない。
印刷ジョブをPC1から受信したプリンタ104は、例えば、その印刷ジョブを内部メモリに蓄積して記憶する。プリンタ104は、蓄積した印刷ジョブを印刷する場合、例えば図5(c)に示すように、蓄積している印刷ジョブのジョブ名を自身のディスプレイ114に表示する。プリンタ104は、表示用文字列と関連付けられていない印刷ジョブを受信している。そのため、ディスプレイ114には、D11にて印刷ジョブに付与されたジョブ名だけが表示される。これにより、プリンタ104は、印刷ジョブのジョブ名がディスプレイ114にシンプルに表示されるので、ユーザが印刷ジョブを選択しやすい。
なお、仮想プリンタ5またはプリンタ104への印刷データや印刷コマンドの送信は、汎用印刷プログラム41が行っても良い。つまり、補助プログラム42は、生成した印刷データを、仮想プリンタ5またはプリンタ104を送信先としてPC1から送信されるように、汎用印刷プログラム41に渡しても良い。その場合、汎用印刷プログラム41は、補助プログラム42から受け取った印刷データ等を仮想プリンタ5またはプリンタ104に送信する。
次に、前述した設定処理の手順について、図6のフローチャートを参照して説明する。ここでは、プリンタ104に対応する補助プログラム42が図6の設定処理を行うものとして説明する。
補助プログラム42は、例えば補助プログラム42によって提供されるユーティリティ画面において、表示用文字列の構成を設定する指示を受け付けると、CPU11が、例えば図7に示す構成設定画面D1をPC1のディスプレイ13aに表示させる(S1)。構成設定画面D1は、表示用文字列の構成の設定あるいは変更を受け付けるための画面である。構成設定画面D1は設定画面の一例である。例えば、汎用印刷設定画面では、詳細設定ボタンが設けられている。補助プログラム42は、その詳細設定ボタンへの操作によって汎用印刷プログラム41に起動され、詳細設定画面を表示することができる。詳細設定画面は、補助プログラム42が対応するプリンタに固有の機能について印刷設定を受け付けるための画面である。本実施形態では、構成設定画面D1は、その詳細設定画面と別に準備され、任意のタイミングで起動されるが、詳細設定画面の一部として構成してもよい。例えば、詳細設定画面は、構成設定画面D1を起動させる操作子を備え、その操作子の操作に応じて構成設定画面D1がディスプレイ13aに表示されてもよい。
例えば図7に示すように、構成設定画面D1には、項目名表示欄221と、項目選択欄222と、順序設定欄223と、文字設定欄224と、完了ボタンSW1とが設けられている。
項目名表示欄221は、補助プログラム42が対応可能な全機能について印刷設定の項目名が項目別に表示されている。項目選択欄222と、順序設定欄223と、文字設定欄224は、項目ごとに設けられている。項目選択欄222では、表示用文字列に含める項目が設定される。項目選択欄222にチェックが入れられた印刷設定の項目は、表示用文字列の対象となり、項目選択欄222にチェックが入れられていない印刷設定の項目は、表示用文字列の対象とならない。対象の文字が多くなるとプリンタで表示した際に分かりにくくなる可能性があるので、表示用文字列に含めることができる印刷設定の項目数は、制限されていてもよい。
順序設定欄223では、表示用文字列に含まれる印刷設定の項目の並び順が設定される。順序は、補助プログラム42が変更頻度などに応じて自動的に設定されてもよいし、補助プログラム42が目的に応じていくつかのパターンを準備してユーザの操作により選択されるようにしてもよいし、ユーザの操作により任意に設定されるようにしてもよい。文字設定欄224では、例えば、表示用文字列に含まれる印刷設定の項目について、表示する際の文字が設定される。文字設定欄224は、各項目に設定可能なパラメータが表示され、パラメータごとに文字の設定を受け付けることができる。文字は、任意に設定してもよいし、いくつかの候補から選択できるようにしてもよい。
例えば、「両面印刷」の項目に示すように、項目選択欄222にチェックが入れられていない項目は、順序設定欄223と文字設定欄224についての操作が制限されてもよい。設定対象を減らすことで、設定の手間が軽減されるからである。
図6に戻り、CPU11は、図7の完了ボタンSW1が操作されない場合、設定を完了しないと判断する(S2:NO)。この場合、CPU11は、構成設定画面D1を介して構成の設定を受け付ける。
一方、CPU11は、図7の完了ボタンSW1が操作された場合、設定を完了すると判断する(S2:YES)。この場合、CPU11は、構成設定画面D1を介して受け付けた構成の内容を、設定データ46としてメモリ12に記憶する。メモリ12に既存の設定データ46がある場合には、CPU11は、新たな設定内容で設定データ46を上書きする。
以上説明したように、本実施形態の補助プログラム42は、汎用印刷プログラム41に仮想プリンタ5を送信先として印刷指示があった場合、印刷設定の設定内容の少なくとも一部を示す表示用文字列を印刷ジョブのジョブ名と連結することにより表示用文字列と印刷ジョブとを関連付けて仮想プリンタ5に送信する。例えば、仮想プリンタ5に接続されているプリンタ102は、仮想プリンタ5となるクラウドサーバ6から印刷ジョブのジョブ名をその表示用文字列と関連付けて受信し、両者を関連付けて自身のディスプレイ112に表示する。これにより、ユーザは、印刷ジョブを選択する前に、そのプリンタ102において印刷ジョブに設定された印刷設定の内容を知ることができるため、そのプリンタ102で実行できない印刷ジョブがユーザによって選択される可能性を低減できる。
また、本実施形態の補助プログラム42は、印刷ジョブのジョブ名に表示用文字列を連結させて新たなジョブ名とすることで、仮想プリンタ5に接続されるプリンタ102のディスプレイ112に、その新たなジョブ名を表示させる。新たなジョブ名を表示するディスプレイ112は、ジョブ名とともに表示用文字列を表示する。よって、プリンタ102において表示用文字列を表示するための特別な処理が不要であり、本システムの汎用性が高まる。
(第2実施形態)
続いて、本明細書において開示する技術の第2実施形態について図面を参照しながら説明する。図8は、印刷指示を受け付けた場合の手順の例を示すシーケンス図である。図9は、印刷の手順の例を示すシーケンス図である。図10は、表示例を示す図である。本実施形態では、補助プログラム42が印刷ジョブに表示用文字列を埋め込むことにより、印刷ジョブと表示用文字列とを関連付けており、印刷ジョブのジョブ名を変更しない。この点が、印刷ジョブのジョブ名を、当該ジョブ名と表示用文字列とを連結した新たなジョブ名に変更する第1実施形態と相違する。ここでは、第1実施形態と相違する点を中心に説明し、第1実施形態と共通する構成および処理には、第1実施形態と同じ符号を使用する。
図8に示すように、仮想プリンタ5が選択されている状態で印刷指示を受け付けた場合、補助プログラム42は、D22にて生成した表示用文字列を、D11にて生成した印刷ジョブに付加する(D123)。例えば、補助プログラム42は、D11にて生成した印刷ジョブの拡張領域に、D22にて生成した表示用文字列を付加することで、表示用文字列の有無が印刷に影響を及ぼすことを回避することができる。
補助プログラム42は、D123にて表示用文字列を付加された印刷ジョブを仮想プリンタ5に送信する。つまり、補助プログラム42は、D11にて付与された印刷ジョブのジョブ名を変更せずに、仮想プリンタ5としてのクラウドサーバ6に送信する。クラウドサーバ6は、インターネット8を介してその印刷ジョブを受信すると、内部メモリに蓄積して記憶する(D33)。
図9に示すように、クラウドサーバ6は、例えば、プリンタ102からリストの送信を要求されると(E101)、蓄積されている各印刷ジョブからジョブ名と表示用文字列とを取り出し(E102)、それらを関連付けてリスト化し、プリンタ102に送信する(E103)。つまり、クラウドサーバ6は、ジョブ名と表示用文字列とを分けた状態のリストをプリンタ102に送信する。
プリンタ102は、仮想プリンタ5から受信した表示用文字列を加工し(E111)、印刷ジョブに関連付けてディスプレイ112に表示する(E113)。例えば、プリンタ102は、ジョブ名と分けて受信した表示用文字列について、表示用文字列に含まれている文字を、印刷設定の項目あるいはパラメータを示す文字情報に、変換する。例えば、プリンタ102は、表示用文字列に含まれる「A3」を「A3サイズ」に変換し、「C」を「カラー」に変換する。また例えば、プリンタ102は、表示用文字列に含まれる「A4」を「A4サイズ」に変換し、「M」を「モノクロ」に変換する。プリンタ102は、例えば図10に示すように、変換した文字情報をジョブ名と関連付けて、ディスプレイ112に一覧表示する。なお、プリンタ102は、ジョブ名に関連付けられた表示用文字列を、その表示用文字列が示す印刷設定の設定内容を示すイメージ画像データに変換し、ジョブ名と関連付けてディスプレイ112にイメージ画像データをプレビュー表示してもよい。プリンタ102は、受信した表示用文字列をそのままディスプレイ112に表示してもよい。
以上説明したように、本実施形態の補助プログラム42は、汎用印刷プログラム41に仮想プリンタ5を送信先として印刷指示があった場合、表示用文字列を印刷ジョブに付加することにより表示用文字列と印刷ジョブとを関連付けて仮想プリンタ5に送信する。例えば、仮想プリンタ5に接続されているプリンタ102は、仮想プリンタ5となるクラウドサーバ6から印刷ジョブのジョブ名と分けて、その表示用文字列を受信する。プリンタ102は、受信したジョブ名をそのままディスプレイ112に表示するのではなく、受信した表示用文字列を、印刷設定の設定内容を具体的に表す文字情報に変換し、ジョブ名と対応付けてディスプレイ112に表示する。これにより、ユーザは、印刷ジョブを選択する前に、そのプリンタ102において印刷ジョブに設定された印刷設定の内容を知ることができるため、そのプリンタ102で実行できない印刷ジョブがユーザによって選択される可能性を低減できる。
また、本実施形態の補助プログラム42は、印刷ジョブに表示用文字列を付加し、ジョブ名と分けて表示用文字列を印刷ジョブとともに仮想プリンタ5に送信する。これにより、プリンタ102は、仮想プリンタ5から表示用文字列をジョブ名と分けて取得し、取得した表示用文字列に基づいて処理を行い、表示用文字列に対応する設定内容をユーザに分かり易く表示することができる。プリンタ102は、表示用文字列を表示するための処理が必要になるが、表示用文字列が示す印刷設定の設定内容を表示する表示態様の自由度が高まる。
なお、第1実施形態のように、補助プログラム42が表示用文字列をジョブ名に連結して新たなジョブ名を生成し、印刷ジョブのジョブ名を新たなジョブ名に変更するようにすれば、クラウドサーバ6が印刷ジョブから表示用文字列を取り出してジョブ名とともにプリンタ102に送信する作業が不要になる。なお、補助プログラム42が生成する新たなジョブ名は、表示用文字列をジョブ名に連結する方法以外で生成してもよく、例えば、表示用文字列が識別可能に含まれていればよい。
本明細書に開示される実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本明細書に開示される技術は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、PC1に接続される装置は、プリンタに限らず、複合機、複写機、FAX装置、等印刷機能を有する装置であればよい。また、PC1に接続される実プリンタの数や仮想プリンタ5に接続される実プリンタの数は、図示の例に限らない。
また、図3のD22では、現在の日時を示す文字列を含まない表示用文字列を生成してもよい。ただし、補助プログラム42は、印刷設定の設定内容の少なくとも一部と、現在の日時とを示す表示用文字列を生成することにより、仮想プリンタ5に接続される実プリンタにおいて印刷指示があった日時も表示されるようになる。その結果、ユーザは印刷設定が同じ印刷ジョブが送信された場合であっても印刷ジョブを区別できる。
また、実プリンタを選択した状態で印刷指示を受け付けた場合でも、補助プログラム42は、表示用文字列を生成して、その表示用文字列と印刷ジョブとを関連付けて実プリンタに送信してもよい。ただし、補助プログラム42は、実プリンタが選択されている状態で印刷指示を受け付けた場合、表示用文字列を実プリンタに送信しない方が、実プリンタにジョブ名をシンプルに表示させることができ、ユーザが実プリンタにおいてジョブ名を選択しやすくなる
また、表示用文字列の構成は予め決められていてもよい。ただし、図6に示す設定処理により、表示用文字列の構成が任意に設定できるようにすれば、ユーザの好みにあった表示用文字列を、仮想プリンタ5に接続する実プリンタに表示させることができる。
また、補助プログラム42は、印刷設定の設定項目をすべて表示用文字列に含めてもよい。ただし、全ての設定項目について表示用文字列に含めると表示用文字列が冗長になり、実プリンタでの表示が煩雑になるから、補助プログラム42は、図6に示す設定処理により、印刷設定の項目ごとに表示用文字列に入れるか否かを選択できるようにするとよい。これにより、実プリンタにおいて表示用文字列が見易く表示されるようになる。
また、補助プログラム42は、表示用文字列に含める印刷設定の項目の順序を設定できなくてもよい。ただし、表示用文字列が長くなると判断に必要な項目の設定内容が分かり難くなる可能性があることから、補助プログラム42は、図6に示す設定処理により、表示用文字列に入れる順序を設定できるようにするとよい。これにより、判断に必要な項目がユーザに分かり易く実プリンタに表示されるようになる。
また、補助プログラム42は、表示用文字列に含める印刷設定の項目のパラメータに対応する文字を設定できなくてもよい。ただし、印刷設定の各項目のパラメータに対応する文字はユーザとって覚え難い可能性があることから、補助プログラム42は、図6に示す設定処理により、パラメータごとにユーザが自ら決めた文字を設定できるようにするとよい。これにより、ユーザが表示用文字列に含まれる文字の意味を把握しやすくなり、実プリンタにおいてユーザが設定内容を把握し易くなる。
また、クラウドサーバ6は、補助プログラム42を提供するメーカによってインターネット8上に設置されたサーバであってもよいし、OneDrive(登録商標)やDropBox(登録商標)などの商用サーバであってもよい。
また、実施の形態では、補助プログラム42の動作として、印刷動作のみを詳細に記載しているが、補助プログラム42は、さらに他の役割を有していても良い。また、本形態の処理を実行するプログラムは、補助プログラム42に限らず、汎用印刷プログラム41を用いた印刷を行う際に、OS21または汎用印刷プログラム41から指示を受け付けるプログラムであればよい。例えば、マイクロソフト社が仕様公開した印刷ワークフローアプリ(Print workflow)でも良い。
また、補助プログラム42の実行タイミングは、実施の形態の例に限らない。例えば、OS21から直接実行指示されて実行されても良く、または、常駐される補助プログラム42であっても良い。常駐される場合には、補助プログラム42は、実行命令を受けて前述した動作を行うとすれば良い。
また、実施の形態に開示されている任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1……PC、2……プリンタ、11……CPU、21……OS、41……汎用印刷プログラム、42……補助プログラム

Claims (10)

  1. 情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムをサポートするサポートプログラムであって、前記情報処理装置は、ネットワーク上のサーバに設けられた仮想プリンタと接続可能であり、前記サーバは、前記仮想プリンタに対して送信された印刷ジョブを受信して記憶することが可能であり、前記サーバに接続されるプリンタは、前記サーバに記憶されている前記印刷ジョブのうち印刷対象となる印刷ジョブの選択を受け付け、選択された前記印刷ジョブを前記サーバから受信し、受信した前記印刷ジョブに基づく印刷を行うことが可能であり、
    前記コンピュータに、
    前記情報処理装置に組み込まれているアプリケーションプログラムから出力された印刷指示であって、前記汎用印刷プログラムに対して前記仮想プリンタを送信先として画像の印刷を行わせる前記印刷指示があったことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
    前記汎用印刷プログラムから前記印刷指示に関連付けられた印刷設定を取得し、取得された前記印刷設定の設定内容の少なくとも一部を示す表示用文字列を生成する生成処理と、
    前記汎用印刷プログラムから印刷対象の前記画像を示す画像データを取得し、取得された前記画像データに基づく印刷を行わせる印刷ジョブと、前記生成処理にて生成された前記表示用文字列と、を関連付けて前記仮想プリンタに送信するための送信処理と、
    を実行させ、前記仮想プリンタに送信された前記印刷ジョブは、前記仮想プリンタに送信された前記表示用文字列と関連付けられて前記サーバに記憶され、前記プリンタから前記サーバへの要求に基づいて、記憶されている前記印刷ジョブのジョブ名と前記表示用文字列とが関連付けられて前記プリンタに渡され、前記プリンタに渡された前記ジョブ名と前記表示用文字列とが関連付けられて前記プリンタのディスプレイに表示される、
    ように構成されるサポートプログラム。
  2. 請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
    前記送信処理では、
    前記汎用印刷プログラムから前記画像データを取得し、取得された前記画像データに基づく印刷を行わせる前記印刷ジョブのジョブ名に、前記生成処理にて生成された前記表示用文字列を連結させて、新たなジョブ名とすることで前記印刷ジョブと前記表示用文字列とを関連付け、前記新たなジョブ名になった前記印刷ジョブを前記仮想プリンタに送信し、前記仮想プリンタに送信された前記印刷ジョブは、前記サーバに記憶され、前記プリンタから前記サーバへの前記要求に基づいて、記憶されている前記印刷ジョブの前記新たなジョブ名が前記プリンタに渡され、前記印刷ジョブの前記新たなジョブ名が前記プリンタの前記ディスプレイに表示される、
    ように構成されるサポートプログラム。
  3. 請求項1に記載するサポートプログラムにおいて、
    前記送信処理では、
    前記汎用印刷プログラムから前記画像データを取得し、取得された前記画像データに基づく印刷を行わせる前記印刷ジョブに前記表示用文字列を付加し、前記表示用文字列が付加された前記印刷ジョブを前記仮想プリンタに送信し、前記仮想プリンタに送信された前記印刷ジョブは、前記サーバに記憶され、前記プリンタから前記サーバへの前記要求に基づいて、記憶されている前記印刷ジョブのジョブ名と前記印刷ジョブに付加されている前記表示用文字列とが関連付けられて前記プリンタに渡され、前記プリンタに渡された前記ジョブ名と前記表示用文字列とが関連付けられて前記プリンタの前記ディスプレイに表示される、
    ように構成されるサポートプログラム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記情報処理装置に組み込まれているアプリケーションプログラムから出力された印刷指示であって、前記汎用印刷プログラムに対して前記仮想プリンタでないプリンタを送信先として画像の印刷を行わせる印刷指示があったことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
    前記汎用印刷プログラムから印刷対象の前記画像を示す画像データを取得し、取得された前記画像データに基づく印刷を行わせる印刷ジョブを、前記表示用文字列を関連付けることなく前記プリンタに送信するための処理を実行させる、
    ように構成されるサポートプログラム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
    前記生成処理では、
    前記汎用印刷プログラムから前記印刷指示に関連付けられた前記印刷設定を取得し、取得された前記印刷設定の設定内容の少なくとも一部と現在の日時とを示す前記表示用文字列を生成する、
    ように構成されるサポートプログラム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
    前記印刷設定には、複数の項目が有り、
    前記コンピュータに、
    前記生成処理にて生成される前記表示用文字列の構成を前記印刷設定の項目ごとに設定する設定画面を、前記情報処理装置のディスプレイに表示させ、前記設定画面にて受け付けた前記表示用文字列の前記構成を示す設定データを、前記情報処理装置のメモリに記憶する設定処理を実行させ、
    前記生成処理では、
    前記汎用印刷プログラムから前記印刷指示に関連付けられた前記印刷設定を取得し、前記メモリに記憶される前記設定データに示される前記表示用文字列の前記構成に従って、取得された前記印刷設定の項目ごとの設定内容を示す前記表示用文字列を生成する、
    ように構成されるサポートプログラム。
  7. 請求項6に記載するサポートプログラムにおいて、
    前記設定画面では、前記表示用文字列の前記構成として、前記印刷設定の項目ごとに前記表示用文字列に含めるか否かの選択が可能であり、
    前記生成処理では、
    前記汎用印刷プログラムから前記印刷指示に関連付けられた前記印刷設定を取得し、取得された前記印刷設定の項目のうち、前記メモリに記憶される前記設定データに前記表示用文字列に含めることが選択された項目の設定内容を示す前記表示用文字列を生成する、
    ように構成されるサポートプログラム。
  8. 請求項6または請求項7に記載するサポートプログラムにおいて、
    前記設定画面では、前記表示用文字列の前記構成として、前記表示用文字列に含める前記印刷設定の項目の順序の設定が可能であり、
    前記生成処理では、
    前記汎用印刷プログラムから前記印刷指示に関連付けられた前記印刷設定を取得し、取得された前記印刷設定の各項目の設定内容について、前記メモリに記憶される前記設定データに示される前記順序に従った前記表示用文字列を生成する、
    ように構成されるサポートプログラム。
  9. 請求項6から請求項8のいずれか1つに記載するサポートプログラムにおいて、
    前記設定画面では、前記表示用文字列の前記構成として、前記表示用文字列に含める前記印刷設定の項目のパラメータに対応する文字の設定が可能であり、
    前記生成処理では、
    前記汎用印刷プログラムから前記印刷指示に関連付けられた前記印刷設定を取得し、取得された前記印刷設定の各項目の設定内容について、前記メモリに記憶される前記設定データに示される前記文字に従った前記表示用文字列を生成する、
    ように構成されるサポートプログラム。
  10. 情報処理装置に組み込まれたサポートプログラムと、サーバに接続されたプリンタと、を有する印刷システムであって、
    前記サポートプログラムは、前記情報処理装置のコンピュータによって実行可能であり、前記情報処理装置のオペレーティングシステムにあらかじめ組み込まれた汎用印刷プログラムをサポートするプログラムであり、前記情報処理装置は、ネットワーク上の前記サーバに設けられた仮想プリンタと接続可能であり、
    前記サポートプログラムは、前記情報処理装置の前記コンピュータに、
    前記情報処理装置に組み込まれているアプリケーションプログラムから出力された印刷指示であって、前記汎用印刷プログラムに対して画像の印刷を前記仮想プリンタに行わせる前記印刷指示があったことによって、前記汎用印刷プログラムから処理が要求された場合に、
    前記汎用印刷プログラムから前記印刷指示に関連付けられた印刷設定を取得し、取得された前記印刷設定の設定内容の少なくとも一部を示す表示用文字列を生成する生成処理と、
    前記汎用印刷プログラムから印刷対象の前記画像を示す画像データを取得し、取得された前記画像データに基づく印刷を行わせる印刷ジョブと、前記生成処理にて生成された前記表示用文字列と、を関連付けて前記仮想プリンタに送信するための送信処理と、
    を実行させ、
    前記サーバは、
    前記仮想プリンタに送信された前記印刷ジョブと前記表示用文字列とを関連付けて記憶し、前記プリンタからの要求に基づいて、記憶されている前記印刷ジョブのジョブ名と前記表示用文字列とを関連付けて前記プリンタに渡し、
    前記プリンタは、
    前記サーバに対して前記要求を出力した後、前記サーバから渡された前記印刷ジョブのジョブ名と前記表示用文字列とを取得し、取得した前記ジョブ名と前記表示用文字列とを関連付けて前記プリンタのディスプレイに表示し、前記ジョブ名に対応する前記印刷ジョブの実行指示を受け付ける、
    ように構成される印刷システム。
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