JP6489000B2 - 情報処理装置、情報処理システム、プログラム - Google Patents
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Description
前記印刷ジョブ出力手段は、印刷ジョブと共に前記動作モード指定情報を指定された前記描画データ作成手段に出力し、前記描画データ作成手段は前記動作モード指定情報が添付されている場合、添付されていない場合と異なる動作モードで前記描画データを作成することを特徴とする。
図2は、本実施形態のDFEの概略的な特徴を説明する図の一例である。図2のDFE(Digital Front End)32は印刷処理装置に相当する。
(1)C社のDFEはデバイス情報通信部63を有している。
デバイス情報通信部63は、各ワークフローアプリケーションに、RIPエンジン59の情報(A社RIPエンジン、B社RIPエンジン、C社RIPエンジン)を配信する。これにより、ワークフローアプリケーションはDFE32が有するRIPエンジン59を検出し、適切なRIPエンジン59を指定できるようになる。
(2)C社のDFE32はRIPエンジン59に対応した個別ジョブ受信部(A社個別ジョブ受信部64a、B社個別ジョブ受信部64b、C社個別ジョブ受信部64c)64を有している。個別ジョブ受信部64はRIPエンジン59と対応づけられており、A社個別ジョブ受信部64aが受信した印刷ジョブはA社RIPエンジンで処理され、B社個別ジョブ受信部64bが受信した印刷ジョブはB社RIPエンジンで処理され、C社個別ジョブ受信部64cが受信した印刷ジョブはC社RIPエンジンで処理される。したがって、ワークフローアプリケーションは個別ジョブ受信部64を指定して印刷ジョブを送信することで、RIPエンジン59を指定できる。
図2のような構成により、ワークフローアプリケーションがRIPエンジン59を指定することが可能になる。しかしながら、これだけではワークフローアプリケーションが、DFE32がサポートしていない属性を指定できないという不都合が残る。
そこで、本実施形態のDFE32は、以下のようにして、A社のワークフローアプリケーションが、DFE32がサポートしていない属性を指定できないという不都合を解決する。
図5は、本実施形態に係る印刷システム200の全体構成図の一例を示す。本実施形態に係る印刷システム200(情報処理システムの一例)は、LANやインターネットなどのネットワーク3を介して接続された、一台以上のエンドユーザ環境1と、POD(Print On Demand)印刷システム環境2とを有する。
本実施形態では、エンドユーザ環境1が作成した印刷ジョブを工程管理部20が受け取り、工程管理部20がDFE32に印刷ジョブを送信する。本実施形態のDFE32の機能は、ネットワーク上の機器が行えば必ずしもDFE32が行わなくてもよいが、本実施形態ではDFE32がRIPエンジン59の情報を通知したり、印刷ジョブに「Pass Through Mode」を添付したりするものとして説明する。
図7は、DFE32の機能ブロック図の一例である。DFE32は、印刷ワークフローにおいてジョブ制御、RIP(Raster Image Processor)制御、及び、プリンター制御を行う。このように、DFE32はエンドユーザ環境1や工程管理部20に対し印刷の主要な機能を提供するサーバとして動作する。なお、ジョブ制御とは、印刷ジョブの受け付け、JDFの解析、ラスターデータの作成、及び、プリンター31による印刷等、印刷ジョブの手順の一連の制御をいう。RIP制御とは、次述する「DFE内ジョブ属性」の作成後、「RIP Parameter List」を作成してRIPエンジン59にラスターデータを作成させる制御をいう。「RIP」とは「Raster Image Processor」の略であり、ラスターデータを作成する専用のICやラスターデータを作成することをいう。プリンター制御とは、プリンター31にラスターデータと「DFE内ジョブ属性」の一部(後述するFinishing情報)を送信して印刷を行わせる制御をいう。
「Page Mode」…ページ毎にRIP処理を指示して1枚に集約されたラスターデータを作成する
「Sheet Mode」…すでに複数のページが集約された1ページの各部分(集約前の各ページ部分に相当する)毎にRIP処理を指示してラスターデータを作成する
また、印刷ジョブに「Pass Through Mode」を示す情報が添付されている場合、ジョブ制御部55は「RIP Parameter List」のRIP制御モードに「Pass Through Mode」を設定する。すなわち、「RIP制御モード」には、「Page Mode」又は「Sheet Mode」が設定可能であり、さらに「Pass Through Mode」が設定可能になっている。なお、必ずしもRIP制御モードに「Pass Through Mode」を設定する必要はなく「RIP Parameter List」の決められた項目に設定されていればよい。また、ジョブ制御部55は「RIP Parameter List」に「RIPエンジン識別情報」を設定する。
図9(a)は、アプリケーション12がDFE32に送信する処理要求(問い合わせ)の一例を示す図である。説明のため行番号が付されている。1行目のJMFタグは「Workflow Software A」がJMFメッセージを「DFE」に送信していることを示している。
「JDF xmlns="http://www.CIP4.org/JDFSchema_1_1"」は、CIP4準拠のJDFチケットであることを示す。
「xmlns:C="www.ccc.com/schema/ccc"」は、CIP4準拠外の各印刷業者/ベンダーが独自に拡張したJDFタグ定義を示す。本例の場合、JDF内の「C:」から始まるタグは、全て拡張タグになる。
デバイス情報を受信したアプリケーション12のジョブ送信部72は、適切な個別ジョブ受信部64を指定して印刷ジョブをDFE32に送信する。アプリケーション12が使用すべきRIPエンジン59は予め決まっているか、又は、ユーザが指定することができる。例えば、A社のアプリケーション12は、Manufacturer属性(メーカ名)が「A」という「VirtualPrinter Name="VirtualPrinterA」を選択する。
HTTP://Hostname/DeviceID/VirtualPrinterName
HostnameはDFE32のホスト名でありIPアドレスで指定してもよい。
DeviceIDはJMFのQuery Messageで用いたものと同じである。
VirtualPrinterNameはResponse MessageにおいてVirtualPrinterタグのName属性の値である。
HTTP://Hostname/DFE/VirtualPrinterA
各アプリケーション12はこのようにして、個別ジョブ受信部64を指定することでRIPエンジン59を選択できる。
A社RIPエンジンはDFE32に対し開示されていない属性を使用してラスターデータを作成するため、A社個別ジョブ受信部64aは、印刷ジョブに「Pass Through Mode」を示す情報を添付する。「Pass Through Mode」を示す情報により、ジョブ制御部55が「RIP Parameter List」にJDFにアクセスするための情報を設定できる。
JDFはXML(Extensible Markup Language)で記述される。XMLはタグに意味をもたせて文書を構造化する構造化テキストの規格である。
「JDF xmlns="http://www.CIP4.org/JDFSchema_1_1"」は、CIP4準拠のJDFチケットであることを示す。
「xmlns:C="www.ccc.com/schema/ccc"」は、CIP4準拠外の各印刷業者/ベンダーが独自に拡張したJDFタグ定義を示す。本例の場合、JDF内の「C:」から始まるタグは、全て拡張タグになる。
「ResourcePool」は、印刷を実現するための属性の集合を定義する。
「LayoutPreparationParams」は、「ResourcePool」に定義される属性のひとつであり、面付け関連の属性を定義する。
「ResourceLinkPool」は、ページ間などジョブ内の特定の範囲で属性が異なる場合などに、その範囲に対する「ResourcePool」内の共通利用する属性への参照の集合を定義する。
「ComponentLink」は、「ResourceLinkPool」内の参照の定義のひとつであり、出力物に関わる属性の参照とその情報を指定する。
「Amount」は、部数を指定する。
「Rotate」は、画像の回転角度を指定する。
図12、13を用いて「DFE内ジョブ属性」の作成について説明する。図12は変換テーブル66の一例を、図13は「DFE内ジョブ属性」の作成を説明する図の一例である。なお、ジョブ制御部55は、JDFに「Pass Through Mode」が添付されている場合、JDFをJDF解析部56に送信しないので、「DFE内ジョブ属性」が作成されるのは、「Pass Through Mode」が添付されていないJDFだけである。
・Job情報は、部数を指定する「部数」という項目を有している。
・Edit情報の「向き情報」という項目は、印刷の向きを指定する。
・Edit情報の「印刷面情報」という項目は、印刷面を指定する。
・Edit情報の「回転」という項目はページの回転角度を指定する。
・Edit情報の「拡大/縮小」という項目は拡大/縮小と変倍率を指定する。
・Edit情報の「イメージ位置:オフセット」という項目はイメージのオフセットを指定する。
・Edit情報の「イメージ位置:位置調整情報」という項目はイメージの位置調整を指定する。
・Edit情報の「レイアウト情報:カスタム・インポジション配置」という項目は、カスタム面の配置を指定する。
・Edit情報の「レイアウト情報:ページ数」という項目は、用紙1枚のページ数を指定する。
・Edit情報の「レイアウト情報:インポジション情報」という項目は、面配置に関する情報を指定する。
・Edit情報の「レイアウト情報:ページ順序情報」という項目は、印刷されるページの順序に関する情報を指定する。
・Edit情報の「レイアウト情報:クリープ位置調整」という項目は、クリープ位置の調整に関する情報を指定する。
・Edit情報の「マージン情報」という項目は、フィット・ボックスやガターなどのマージンに関する情報を指定する。
・Edit情報の「クロップ・マーク情報:センター・クロップ・マーク情報」という項目は、センター・クロップ・マークに関する情報を指定する。
・Edit情報の「クロップ・マーク情報:コーナー・クロップ・マーク情報」という項目は、コーナー・クロップ・マーク情報に関する情報を指定する。
・Finishing情報の「Collate情報」という項目は、文書が複数部数印刷される場合にページ単位で印刷するか文書単位で印刷するかの情報を指定する。
・Finishing情報の「ステープル/バインド情報」という項目は、ステープル/バインドに関する情報を指定する。
・Finishing情報の「パンチ情報」という項目は、パンチに関する情報を指定する。
・Finishing情報の「折り情報」という項目は、折りに関する情報を指定する。
・Finishing情報の「トリム」という項目は、トリムに関する情報を指定する。
・Finishing情報の「出力トレイ情報」という項目は、出力トレイに関する情報を指定する。
・Finishing情報の「入力トレイ」という項目は、入力トレイに関する情報を指定する。
・Finishing情報の「カバー・シート情報」という項目は、カバー・シートに関する情報を指定する。
図15は、「RIP Parameter List」の一例を示す図である。図15は、ジョブ制御部55がPDLと「DFE内ジョブ属性」から作成する「RIP Parameter List」を示す。
・入出力データ種類情報は、入力、出力データの種類を指定する。(入力、出力データは、PDLのみだけではなく、テキストファイルや、JPEGなどの画像データも指定される。
・入出力データの読み書き位置指定方式情報は、入力、出力データのオフセット(読み込み/書き込み位置)の指定方法を指定する。例えば、指定の位置から、現在の位置から、最後尾から、などを指定できる。
・入出力データの読み書き位置情報は、入力、出力データの現在の処理位置を指定する。
・入出力データの読み書きの実行モード情報は、実行モードを指定する情報である。例えば、READ、WRITE、READ_WRITEなどを指定する。
・単位情報(ディメンジョン)は、「RIP Parameter List」内で使用する単位を指定する。例えば、「mm」、「inch」、「pel」、「point」などが指定される。
・入出力データの圧縮方式情報は、入力、出力データの圧縮方法を指定する。例えば、「UNCOMPRESSED」、「PACKBITS」などが指定される。
・「RIP制御モード」は、集約印刷における制御モードを指定する。例えば、「Page Mode」又は「Sheet Mode」が指定される。
・画像フォーマット・タイプは、出力画像のフォーマットのタイプを指定する。例えば、ラスタ等が指定される。
・画像フォーマット・ディメンジョンは、出力画像フォーマットのディメンジョンを指定する。
・画像フォーマット・解像度は、出力画像フォーマットの解像度を指定する。
・画像の位置は、出力画像の位置を指定する。
・カラーセパレーション情報は、カラーセパレーション(カラー分解)を指定する。例えば「k」、「cmyk」、「separation」などが指定される。
・カラープレーン・フィット・ポリシー情報は、カラープレーンの展開方式を指定する。
・プレーン・シフト情報は、カラープレーンのシフト量を指定する。
・画像フォーマットのカラービット数は、出力画像フォーマットのカラービット数を指定する。
・画像の向き情報は、出力画像のページの向きを指定する。
・作像位置情報は、クロップ・エリアの位置情報を指定する。
・作像サイズ情報は、クロップ・エリアのサイズ情報を指定する。
・作像方式情報は、クリップのポリシーを指定する。
・カラーICC情報は、カラーICCプロファイルに関する情報を指定する。
・フォント代替情報は、フォントの代替に関する情報を指定する。
・作像基点情報は、作像起点を指定する。例えば、「センター」、「右上」などが指定される。
・フラットKブラック情報は、フラットKブラックに関する情報を指定する。
・レンダリング情報は、レンダリング(ラスタライズ)に関する情報を指定する。
・画像フォーマット・タイプは、入力画像のフォーマットのタイプを指定する。例えば、ラスタ等が指定される。
・画像フォーマット・ディメンジョンは、入力画像フォーマットのディメンジョンを指定する。
・画像フォーマット・解像度は、入力画像フォーマットの解像度を指定する。
・画像の位置は、入力画像の位置を指定する。
・入力データは、入力データを指定する。
・ページ範囲情報は、ページ番号を指定する。
・カラーICC情報は、カラーICCプロファイルに関する情報を指定する。
・スケーリング・オフセット情報は、拡大縮小アルゴリズムのオフセットを指定する。例えば、水平方向オフセット、垂直方向オフセットなどが指定される。
・オブジェクト・領域情報は、オブジェクト領域の幅、高さを指定する。
・ハーフトーン情報は、ハーフトーンのオフセットを指定する。例えば、水平方向オフセット、垂直方向オフセットが指定される。
・スケーリング・アルゴリズム情報は、スケーリングの方式を指定する。
・データ領域は、PDLの格納されている領域情報を指定する。フォント情報、ページ数の情報などは、このデータ領域内に存在するPDLに含まれている。
・サイズ情報は、PDLのサイズを指定する。
・データの配置方法は、データの配置方式を指定する。例えば、リトルエンディアン、ビッグエンディアンなどが指定される。
続いて、印刷ジョブに「Pass Through Mode」が添付されているため、ジョブ制御部55がPDLとJDFから作成する「RIP Parameter List」について説明する。「Pass Through Mode」は特許請求の範囲の動作モードの一例であり、「Pass Through Mode」を示す情報は動作モード指定情報の一例である。
- 入出力データ種類情報
- 入出力データの読み書き位置指定方式情報
- 入出力データの読み書き位置情報
- 入出力データの読み書きの実行モード情報
すなわち、RIPエンジン59がJDFを読み取れるようにこれらの各項目にJDFにアクセスするための情報が設定される。例えば「入出力データ種類情報」にはJDFのデータの種類(テキスト、XMLなど)、「入出力データの読み書き位置指定方式情報」には「指定された位置から」という情報、「入出力データの読み書き位置情報」にはJDFの先頭アドレス、「入出力データの読み書きの実行モード情報」には読み取りを意味する「READ」、などが設定される。
「Pass Through Mode」を示す情報が添付される場合とされない場合に分けて、印刷システム200の動作手順について説明する。
S1:アプリケーション12がDFE32のデバイス情報通信部63にデバイス情報を要求する。
S2:デバイス情報通信部63は、デバイス情報管理部62にデバイス情報を要求する。
S3:デバイス情報管理部62は管理しているデバイス情報をデバイス情報通信部63に出力する。
S4:デバイス情報通信部63は、デバイス情報をアプリケーション12に送信する。
S5:アプリケーション12のジョブ送信部72は、デバイス情報に基づき指定する個別ジョブ受信部64を決定する。
S6:アプリケーション12のジョブ送信部72は、DFE32のジョブ受信部51に印刷ジョブ(JDF+PDL)を送信する。
S7:ジョブ受信部51は個別ジョブ受信部64に印刷ジョブを出力する。
S8:個別ジョブ受信部64は、保持しているRIPエンジン59に対応したダミーJDFを用いて、受信したJDFを修正する。なお、この処理は行われない場合がある。
S9:個別ジョブ受信部64はシステム制御部52に印刷ジョブを出力する。
S10:システム制御部52は、ジョブ制御部55に印刷ジョブを出力する。
S11:ジョブ制御部55は、JDFと共に変換要求をJDF解析部56に出力する。
S12:JDF解析部56は、RIPエンジン識別情報に基づきJDFを作成したアプリケーション12を特定して、アプリケーション12によりレンダリングすることが想定されているRIPエンジン用の変換テーブル66で「DFE内ジョブ属性」を作成する。
S13:JDF解析部56は、「DFE内ジョブ属性」をジョブ制御部55に出力する。
S14:ジョブ制御部55は「DFE内ジョブ属性」とPDLを用いて「RIP Parameter List」を作成する。
S15-1:ジョブ制御部55は、「RIP Parameter List」をRIP制御部58に出力する。
S16-1:RIP制御部58は、RIPエンジン59を初期化する。なお、RIP制御部58は、RIPエンジン識別情報に基づきRIPエンジン59を選択する。
S17-1:ジョブ制御部55は、RIP制御部58に対しRIP実行要求を行う。
S18-1:RIP制御部58は、ジョブ制御部55の代わりにRIPコマンドを出力する。RIP制御部58は「RIP制御モード」が「Page Mode 」の場合、「Page Mode 」に適したシーケンスでRIPコマンドを出力する。
S19-1:RIPエンジン59はラスタライズを行う。
S20-1:RIPエンジン59はラスターデータを画像格納部60に格納する。
S15-2:ジョブ制御部55は、「RIP Parameter List」をRIP制御部58に出力する。
S16-2:RIP制御部58は、RIPエンジン59を初期化する。なお、RIP制御部58は、RIPエンジン識別情報に基づきRIPエンジン59を選択する。
S17-2:ジョブ制御部55は、RIP制御部58に対しRIP実行要求を行う。
S18-2:RIP制御部58は、「RIP制御モード」が「Sheet Mode」の場合、「Sheet Mode」に適したシーケンスでRIPコマンドを出力する。
S19-2:RIPエンジン59はラスタライズを行う。
S20-2:RIPエンジン59はラスターデータを画像格納部60に格納する。
S21:ジョブ制御部55は印刷実行要求と共に「Finishing情報」をプリンター制御部61に出力する。このタイミングは、ラスターデータの作成前でも作成後でもよい。
S22:プリンター制御部61は、印刷実行要求を取得したことで、画像格納部60のラスターデータを確認し、印刷を行う。
S1:アプリケーション12がDFE32のデバイス情報通信部63にデバイス情報を要求する。
S2:デバイス情報通信部63は、デバイス情報管理部62にデバイス情報を要求する。
S3:デバイス情報管理部62は管理しているデバイス情報をデバイス情報通信部63に出力する。
S4:デバイス情報通信部63は、デバイス情報をアプリケーション12に送信する。
S5:アプリケーション12のジョブ送信部72は、デバイス情報に基づき指定する個別ジョブ受信部64を決定する。ここで、「Pass Through Mode」の個別ジョブ受信部64が選択されたものとする。
S6:アプリケーション12のジョブ送信部72は、DFE32のジョブ受信部に印刷ジョブ(JDF+PDL)を送信する。
S7:ジョブ受信部は個別ジョブ受信部64に印刷ジョブを出力する。
S8:個別ジョブ受信部64は、自分宛の印刷ジョブには「Pass Through Mode」を添付する。
S9:個別ジョブ受信部64は、保持しているRIPエンジン59に対応したダミーJDFを用いて、受信したJDFを修正する。なお、この処理は行われない場合がある。
S10:個別ジョブ受信部64はシステム制御部52に印刷ジョブ(JDF+PDL+Pass Through Mode)を出力する。
S11:システム制御部52は、ジョブ制御部55に印刷ジョブ(JDF+PDL+Pass Through Mode)を出力する。
S12:ジョブ制御部55は、JDFとPDLから「RIP Parameter List」を作成する。すなわち、「RIP制御モード」に「Page Mode」又は「Sheet Mode」、及び、「Pass Through Mode」を設定する。また、「RIP Parameter List」にJDFにアクセスするための情報を設定する。
S13-1:ジョブ制御部55は、「RIP Parameter List」をRIP制御部58に出力する。
S14-1:RIP制御部58は、RIPエンジン59を初期化する。なお、RIP制御部58は、RIPエンジン識別情報に基づきRIPエンジン59を選択する。
S15-1:「RIP Parameter List」に「Pass Through Mode」を示す情報があるので、RIPエンジン59は、「RIP Parameter List」のJDFにアクセスするための情報によりJDFを読み出しJDFを解析する。これにより、アプリケーション12がDFE32に開示していない属性をJDFから読み出すことができる。
S16-1:ジョブ制御部55は、RIP制御部58に対しRIP実行要求を行う。
S17-1:RIP制御部58は、ジョブ制御部55の代わりにRIPコマンドを出力する。RIP制御部58は「RIP制御モード」が「Page Mode 」の場合、「Page Mode 」に適したシーケンスでRIPコマンドを出力する。
S18-1:RIPエンジン59はラスタライズを行う。
S19-1:RIPエンジン59はラスターデータを画像格納部60に格納する。
S13-2:ジョブ制御部55は、「RIP Parameter List」をRIP制御部58に出力する。
S14-2:RIP制御部58は、RIPエンジン59を初期化する。なお、RIP制御部58は、RIPエンジン識別情報に基づきRIPエンジン59を選択する。
S15-2:「RIP Parameter List」に「Pass Through Mode」を示す情報があるので、RIPエンジン59は、「RIP Parameter List」のJDFにアクセスするための情報によりJDFを読み出しJDFを解析する。これにより、アプリケーション12がDFE32に開示していない属性をJDFから読み出すことができる。
S16-2:ジョブ制御部55は、RIP制御部58に対しRIP実行要求を行う。
S17-2:RIP制御部58は、「RIP制御モード」が「Sheet Mode」の場合、「Sheet Mode」に適したシーケンスでRIPコマンドを出力する。
S18-2:RIPエンジン59はラスタライズを行う。
S19-2:RIPエンジン59はラスターデータを画像格納部60に格納する。
20:ジョブ制御部55は印刷実行要求と共に「Finishing情報」をプリンター制御部61に出力する。このタイミングは、ラスターデータの作成前でも作成後でもよい。
S21:プリンター制御部61は、印刷実行要求を取得したことで、画像格納部60のラスターデータを確認し、印刷を行う。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
2 POD印刷システム環境
11 クライアントPC
12 アプリケーション
20 工程管理部
30 デジタル印刷部
31 プリンター
32 DFE
51 ジョブ受信部
52 システム制御部
53 ジョブデータ格納部
54 UI制御部
55 ジョブ制御部
56 JDF解析部
57 RIP部
58 RIP制御部
59 RIPエンジン
60 画像格納部
61 プリンター制御部
62 デバイス情報管理部
63 デバイス情報通信部
64 個別ジョブ受信部
65 共通ジョブ受信部
Claims (9)
- 印刷装置において画像形成に用いられる描画データを作成する複数の描画データ作成手段と通信可能な情報処理装置であって、
印刷ジョブを用いて前記描画データを作成する前記描画データ作成手段の指定と共に前記印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信手段と、
前記印刷ジョブ受信手段が受信した前記印刷ジョブを、印刷ジョブと共に指定された前記描画データ作成手段に出力する印刷ジョブ出力手段と、を有し、
前記印刷ジョブ受信手段は、受信した印刷ジョブに動作モードを指定する動作モード指定情報を添付し、
前記印刷ジョブ出力手段は、印刷ジョブと共に前記動作モード指定情報を指定された前記描画データ作成手段に出力し、
前記描画データ作成手段は前記動作モード指定情報が添付されている場合、添付されていない場合と異なる動作モードで前記描画データを作成することを特徴とする情報処理装置。 - 印刷ジョブは印刷データと設定情報を有し、
印刷ジョブを用いて前記描画データ作成手段に描画処理させる制御データを作成する制御データ作成手段を有し、
前記制御データ作成手段は、印刷ジョブに前記動作モード指定情報が添付されている場合、前記制御データに前記設定情報にアクセスするための情報を設定し、前記制御データと共に前記動作モード指定情報を前記印刷ジョブ出力手段に出力し、
前記印刷ジョブ出力手段から前記動作モード指定情報を取得した前記描画データ作成手段は、前記アクセスするための情報に基づき前記設定情報を読み出して、前記描画データを作成する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記印刷ジョブ受信手段は、前記描画データ作成手段が指定された印刷ジョブを受信する各描画データ作成手段ごとに設けられた個別印刷ジョブ受信手段を有し、
前記描画データ作成手段を指定する印刷ジョブを受け付ける前記個別印刷ジョブ受信手段の指定情報を外部に送信する個別ジョブ受信手段情報送信手段、
を有することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記個別ジョブ受信手段情報送信手段は、前記描画データ作成手段が特定の前記動作モードで動作するという動作情報を外部に送信し、
特定の前記動作モードで動作する前記描画データ作成手段に対応する前記個別印刷ジョブ受信手段は、受信した印刷ジョブに前記動作モード指定情報を添付する、ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記個別印刷ジョブ受信手段は受信した印刷ジョブに前記描画データ作成手段を識別する識別情報を添付し、
前記印刷ジョブ出力手段は、前記識別情報に基づき前記印刷ジョブから描画データを作成させる前記描画データ作成手段を選択する、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記個別印刷ジョブ受信手段は、該個別印刷ジョブ受信手段に対応する前記描画データ作成手段の標準となる設定情報を保持しており、
前記個別印刷ジョブ受信手段は、受信した印刷ジョブの設定情報を前記標準となる設定情報で修正し、受信した印刷ジョブが設定情報を有していない場合、前記標準となる設定情報を受信した印刷ジョブに設定する、ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 外部装置と、印刷装置において画像形成に用いられる描画データを作成する複数の描画データ作成手段と通信可能な情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
前記情報処理装置は、
印刷ジョブを用いて前記描画データを作成する前記描画データ作成手段の指定と共に前記印刷ジョブを受信する、各描画データ作成手段ごとに設けられた個別印刷ジョブ受信手段と、
前記個別印刷ジョブ受信手段と対応する前記描画データ作成手段に前記印刷ジョブを出力する印刷ジョブ出力手段と、
前記個別印刷ジョブ受信手段の指定情報を外部に送信する個別ジョブ受信手段情報送信手段と、を有し、
前記個別印刷ジョブ受信手段は、受信した印刷ジョブに動作モードを指定する動作モード指定情報を添付し、
前記印刷ジョブ出力手段は、印刷ジョブと共に前記動作モード指定情報を指定された前記描画データ作成手段に出力し、
前記描画データ作成手段は前記動作モード指定情報が添付されている場合、添付されていない場合と異なる動作モードで前記描画データを作成し、
前記外部装置は、
前記個別印刷ジョブ受信手段の前記指定情報に基づき指定した前記個別印刷ジョブ受信手段に印刷ジョブを送信する印刷ジョブ送信手段を有する、
ことを特徴とする情報処理システム。 - 印刷装置において画像形成に用いられる描画データを作成する複数の描画データ作成手段と通信可能な情報処理装置に、
印刷ジョブを用いて前記描画データを作成する前記描画データ作成手段の指定と共に前記印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信ステップと、
前記印刷ジョブ受信ステップにより受信された前記印刷ジョブを、印刷ジョブと共に指定された前記描画データ作成手段に出力する印刷ジョブ出力ステップと、を実行させ、
前記印刷ジョブ受信ステップでは、受信した印刷ジョブに動作モードを指定する動作モード指定情報を添付し、
前記印刷ジョブ出力ステップでは、印刷ジョブと共に前記動作モード指定情報を指定された前記描画データ作成手段に出力し、
前記描画データ作成手段は前記動作モード指定情報が添付されている場合、添付されていない場合と異なる動作モードで前記描画データを作成することを特徴とするプログラム。 - 印刷装置において画像形成に用いられる描画データを作成する複数の描画データ作成手段と通信可能な情報処理装置が行う情報処理方法であって、
印刷ジョブ受信手段が、印刷ジョブを用いて前記描画データを作成する前記描画データ作成手段の指定と共に前記印刷ジョブを受信する印刷ジョブ受信ステップと、
印刷ジョブ出力手段が、前記印刷ジョブ受信手段が受信した前記印刷ジョブを、印刷ジョブと共に指定された前記描画データ作成手段に出力する印刷ジョブ出力ステップと、を有し、
前記印刷ジョブ受信ステップでは、受信した印刷ジョブに動作モードを指定する動作モード指定情報を添付し、
前記印刷ジョブ出力ステップでは、印刷ジョブと共に前記動作モード指定情報を指定された前記描画データ作成手段に出力し、
前記描画データ作成手段は前記動作モード指定情報が添付されている場合、添付されていない場合と異なる動作モードで前記描画データを作成することを特徴とする情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015240189A JP6489000B2 (ja) | 2014-03-11 | 2015-12-09 | 情報処理装置、情報処理システム、プログラム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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