JP2023143077A - 処理方法及び処理システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023143077000001
【課題】第1の基板と第2の基板が接合された重合基板において、第1の基板と第2の基板の接合面まで、第1の基板の周縁部を適切に除去する。
【解決手段】重合基板の処理方法であって、第1の基板と第2の基板が接合層を介して接合され、第1の基板と第2の基板が接合された接合領域と第1の基板と第2の基板が接触しない未接合領域が第1の基板と第2の基板の界面に形成された重合基板を準備することと、周縁部の剥離の基点となる周縁改質層を形成することと、周縁部を重合基板から除去することと、第1の基板を一次薄化することと、一次薄化後の第1の基板の端部を所望の径方向幅で除去することと、を含み、周縁改質層の形成に際しては、周縁改質層から伸展する亀裂を、界面における接合領域と未接合領域の境界、または未接合領域に向けて伸展させる。
【選択図】図6

Description

本開示は、処理方法及び処理システムに関する。
特許文献1には、少なくとも2層に積層された積層ウェーハの加工方法が開示されている。この積層ウェーハの加工方法は、一方のウェーハの面取り部が形成された外周部に熱圧着シートを熱圧着する工程と、該一方のウェーハの外周部の内部にレーザー光線を照射して改質層を形成する工程と、熱圧着シートを拡張して面取り部を破壊し、該一方のウェーハから面取り部を除去する工程と、を含む。
特開2020-181890号公報
本開示にかかる技術は、第1の基板と第2の基板が接合された重合基板において、第1の基板と第2の基板の接合面まで、第1の基板の周縁部を適切に除去する。
本開示の一態様は、第1の基板と第2の基板が接合された重合基板の処理方法であって、前記第1の基板と前記第2の基板が接合層を介して接合され、前記第1の基板と前記第2の基板が接合された接合領域と、前記第1の基板と前記第2の基板が接触しない未接合領域と、が前記第1の基板と前記第2の基板の界面に形成された前記重合基板を準備することと、除去対象の前記第1の基板の周縁部と、前記第1の基板の中央部の境界に沿って、前記周縁部の剥離の基点となる周縁改質層を形成することと、前記周縁改質層を基点に、前記周縁部を前記重合基板から除去することと、前記第1の基板を一次薄化することと、前記一次薄化後の前記第1の基板の端部を、レーザ光の照射によるアブレーションにより所望の径方向幅で除去することと、を含み、前記周縁改質層の形成に際しては、当該周縁改質層から伸展する亀裂を、前記界面における前記接合領域と前記未接合領域の境界、または前記未接合領域に向けて伸展させる。
本開示によれば、第1の基板と第2の基板が接合された重合基板において、第1の基板と第2の基板の接合面まで、第1の基板の周縁部を適切に除去する。
処理対象の重合ウェハの構成例を示す側面図である。 図1に示した重合ウェハの周縁部を拡大して示す要部拡大図である。 実施の形態に係るウェハ処理システムの構成の概略を示す平面図である。 重合ウェハに形成された改質層の配置を示す説明図である。 実施の形態に係るウェハ処理の主な工程を示すフロー図である。 実施の形態に係るウェハ処理の主な工程を示す説明図である。 第1のウェハに対する改質層の他の形成例を示す説明図である。 第1のウェハに対する改質層の他の形成例を示す説明図である。 第1のウェハの他の薄化方法を示す説明図である。 第1のウェハの他の薄化方法を示す説明図である。
半導体デバイスの製造工程においては、表面に複数の電子回路等を含むデバイス層が形成された第1の基板(半導体などのシリコン基板)と第2の基板が接合された重合基板において、第1の基板の周縁部を除去すること、いわゆるエッジトリムが行われる場合がある。
第1の基板のエッジトリムは、例えば特許文献1に開示された方法により行われる。すなわち、第1の基板の内部にレーザ光を照射することで改質層を形成し、当該改質層を基点として第1の基板から周縁部を除去する。
ところで、重合基板を構成する第1の基板と第2の基板は、通常、酸化膜などの接合用膜を介して接合されている。このため、特許文献1に開示されるように第1の基板の内部にエッジトリムの基点となる改質層を形成した場合でも、この接合用膜を介して除去対象の周縁部の接合状態が維持され、この結果、第1の基板の周縁部を適切に除去できないおそれがある。
本開示に係る技術は上記事情に鑑みてなされたものであり、第1の基板と第2の基板が接合された重合基板において、第1の基板と第2の基板の接合面まで、第1の基板の周縁部を適切に除去する。以下、本実施形態にかかる処理システムとしてのウェハ処理システムおよび処理方法としてのウェハ処理方法ついて、図面を参照して説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素においては、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態にかかる後述のウェハ処理システム1では、図1に示すように第1のウェハWと第2のウェハSとが接合された重合ウェハTに対して処理を行う。ウェハは基板の一例である。以下、第1のウェハWにおいて、第2のウェハSと接合される側の面を表面Waといい、表面Waと反対側の面を裏面Wbという。同様に、第2のウェハSにおいて、第1のウェハWと接合される側の面を表面Saといい、表面Saと反対側の面を裏面Sbという。
第1のウェハWは、例えばシリコン基板等の半導体ウェハであって、表面Wa側に複数のデバイスを含むデバイス層Dwが形成されている。また、デバイス層Dwにはさらに接合用膜Fw(接合層)が形成され、当該接合用膜Fwを介して第2のウェハSと接合されている。接合用膜Fwとしては、例えば酸化膜(THOX膜、SiO膜、TEOS膜)、SiC膜、SiCN膜又は接着剤などが用いられる。なお、第1のウェハWの周縁部Weは面取り加工がされており、周縁部Weの断面はその先端に向かって厚みが小さくなっている。また、接合用膜Fwの外端部には、第1のウェハWの面取り加工に伴う厚みの変化に沿ってラウンド部分が形成されている。なお、周縁部Weは後述のエッジトリムにおいて除去される部分であり、第1のウェハWの外端部から後述の境界Adよりも若干径方向内側までの径方向幅を有する環状領域として設定される。
第2のウェハSは、例えば第1のウェハWと同様の構成を有しており、表面Saにはデバイス層Ds及び接合用膜Fsが形成され、周縁部は面取り加工がされている。また、接合用膜Fsの外端部にはラウンド部分が形成されている。なお、第2のウェハSはデバイス層Dsが形成されたデバイスウェハである必要はなく、例えば第1のウェハWを支持する支持ウェハであってもよい。かかる場合、第2のウェハSは第1のウェハWのデバイス層Dwを保護する保護材として機能する。
なお、このように第1のウェハWと第2のウェハSが接合して形成された重合ウェハTにおいては、図2に示すように、周縁部において厚みが減少した面取り加工部(一例として接合用膜Fw、Fsのラウンド部分)では第1のウェハWと第2のウェハSが互いに接触せず、実質的に接合が行われていない。以下の説明においては、この面取り加工部(ラウンド部分)と対応する未接合部分を「未接合領域Ae」、未接合領域Aeの径方向内側における接合部分を「接合領域Ac」、未接合領域Aeと接合領域Acの境界部分を「境界Ad」とそれぞれ表現する場合がある(図2を参照)。なお、上記したように、後述のエッジトリムでは、この境界Adよりも若干径方向内側までの領域を本開示の技術に係る第1のウェハWの「周縁部We」とみなし、除去を行う。
図3に示すようにウェハ処理システム1は、搬入出ステーション2と処理ステーション3を一体に接続した構成を有している。搬入出ステーション2では、例えば外部との間で複数の重合ウェハTを収容可能なカセットCが搬入出される。処理ステーション3は、重合ウェハTに対して所望の処理を施す各種処理装置を備えている。
搬入出ステーション2には、複数の重合ウェハTを収容可能なカセットCを載置するカセット載置台10が設けられている。また、カセット載置台10のX軸正方向側には、当該カセット載置台10に隣接してウェハ搬送装置20が設けられている。ウェハ搬送装置20は、Y軸方向に延伸する搬送路21上を移動し、カセット載置台10のカセットCと後述のトランジション装置30との間で重合ウェハTを搬送可能に構成されている。
搬入出ステーション2には、ウェハ搬送装置20のX軸正方向側において、当該ウェハ搬送装置20に隣接して、重合ウェハTを処理ステーション3との間で受け渡すためのトランジション装置30が設けられている。
処理ステーション3には、ウェハ搬送装置40、改質層形成装置50、レーザトリム装置60、周縁除去装置70、洗浄装置80及び加工装置90が配置されている。
ウェハ搬送装置40は、トランジション装置30のX軸正方向側に設けられている。ウェハ搬送装置40は、X軸方向に延伸する搬送路41上を移動自在に構成され、トランジション装置30、改質層形成装置50、レーザトリム装置60、周縁除去装置70、洗浄装置80及び加工装置90に対して重合ウェハTを搬送可能に構成されている。
改質層形成装置50は、第1のウェハWの内部に第1レーザ光L1(図6(a)を参照)をパルス状に照射し、図4に示すように、周縁部Weの剥離の基点となる周縁改質層M1、及び周縁部Weの小片化の基点となる分割改質層M2を形成する。第1レーザ光L1としては、第1のウェハWに対して多光子吸収が発生する波長を有するレーザ光、例えばファイバーレーザやYAGレーザ等が選択される。
また改質層形成装置50は、重合ウェハT(第1のウェハW)に対する第1レーザ光L1の照射位置を決定するための図示しない検知部を備えていてもよい。検知部は、例えば図示しない基板保持部上の重合ウェハTの外端部を上方から撮像する撮像機構(例えばカメラ等)であってもよいし、例えば基板保持部上の重合ウェハTの外端部までの距離を側方から測定する測長センサ(変位計や干渉計等)であってもよい。
レーザトリム装置60は、後述の周縁除去装置70におけるエッジトリム後の第1のウェハWの外端部に第2レーザ光L2(図6(d)を参照)を照射し、予め決められたトリム幅までの周縁部Weをアブレーションにより除去する。またレーザトリム装置60では、後述の加工装置90における一次研削後の重合ウェハTに第2レーザ光L2を照射し、第1のウェハWと第2のウェハSの界面に形成されたエッジボイドや、重合ウェハTの表面に付着するデブリをアブレーションにより除去する。第2レーザ光L2としては、例えばフェムト秒レーザやピコ秒レーザ等が選択される。
またレーザトリム装置60は、重合ウェハT(第1のウェハW)に対する第2レーザ光L2の照射位置を決定するための図示しない検知部を備えていてもよい。検知部の構成は特に限定されず、改質層形成装置50と同様に、撮像機構(例えばカメラ等)や測長センサ(変位計や干渉計等)であってもよい。
周縁除去装置70は、改質層形成装置50で形成された周縁改質層M1を基点として、第1のウェハWの周縁部Weの除去、すなわちエッジトリムを行う。エッジトリムの方法は任意に選択できる。一例において周縁除去装置70では、例えばくさび形状からなるブレードを挿入してもよい。また例えば、エアブローやウォータジェットを周縁部Weに向けて噴射することで、当該周縁部Weに対して衝撃を加えてよい。
洗浄装置80は、後述の加工装置90において研削処理が施された加工面である第1のウェハWの裏面Wbを洗浄する。例えば裏面Wbにブラシを当接させて、当該裏面Wbをスクラブ洗浄する。なお、裏面Wbの洗浄には、加圧された洗浄液を用いてもよい。また、洗浄装置80は、第1のウェハWの裏面Wbを洗浄する際、第2のウェハSの裏面Sbを同時に洗浄可能に構成されてもよい。また、洗浄装置80では、レーザトリム装置60においてトリム処理が施された後の第1のウェハWの裏面Wbをさらに洗浄してもよい。
加工装置90では、周縁除去装置70における周縁部Weの除去(エッジトリム)後の第1のウェハWの裏面Wbを一次研削し、当該第1のウェハWを所望の厚みまで薄化する。また加工装置90では、レーザトリム装置60におけるトリム処理後の第1のウェハWの裏面Wbを二次研削し、当該第1のウェハWを最終仕上げ厚みまで薄化する。図3に示すように加工装置90は、回転テーブル100、一次研削ユニット110、及び二次研削ユニット120を有している。
回転テーブル100は、回転機構(図示せず)によって、鉛直な回転中心線101を中心に回転自在に構成されている。回転テーブル100上には、重合ウェハTを吸着保持する、チャック102が4つ設けられている。チャック102は、回転テーブル100と同一円周上に均等、すなわち90度毎に配置されている。4つのチャック102は、回転テーブル100が回転することにより、受渡位置A1、A2及び加工位置B1、B2に移動可能になっている。なお、それぞれのチャック102はチャックベース(図示せず)に保持され、回転機構(図示せず)によって回転可能に構成されている。
本実施形態では、受渡位置A1は回転テーブル100のX軸負方向側且つY軸負方向側の位置であり、周縁除去装置70におけるエッジトリム後の重合ウェハTの受け渡しが行われる。受渡位置A2は回転テーブル100のX軸負方向側且つY軸正方向側の位置であり、レーザトリム装置60におけるトリム処理後の重合ウェハTの受け渡しが行われる。加工位置B1は回転テーブル100のX軸正方向側且つY軸正方向側の位置であり、一次研削ユニット110が配置される。加工位置B2は回転テーブル100のX軸正方向側且つY軸負方向側の位置であり、二次研削ユニット120が配置される。
一次薄化装置としての一次研削ユニット110では、周縁除去装置70におけるエッジトリム後の第1のウェハWの裏面Wbを研削する。一次研削ユニット110は、環状形状で回転自在な研削砥石(図示せず)を備えた研削部111を有している。また、研削部111は、支柱112に沿って鉛直方向に移動可能に構成されている。そして、チャック102に保持された第1のウェハWの裏面Wbを研削砥石に当接させた状態で、チャック102と研削砥石をそれぞれ回転させ、さらに研削砥石を下降させることによって、第1のウェハWの裏面Wbを研削する。これにより、当該第1のウェハWの厚みを予め設定された厚みまで減少させる。
二次薄化装置としての二次研削ユニット120では、レーザトリム装置60におけるトリム処理により周縁部Weが予め決められたトリム幅で除去された後の第1のウェハWの裏面Wbを研削する。二次研削ユニット120は、環状形状で回転自在な研削砥石(図示せず)を備えた研削部121を有している。また、研削部121は、支柱122に沿って鉛直方向に移動可能に構成されている。そして、チャック102に保持された第1のウェハWの裏面Wbを研削砥石に当接させた状態で、チャック102と研削砥石をそれぞれ回転させ、さらに研削砥石を下降させることによって、第1のウェハWの裏面Wbを研削する。これにより、当該第1のウェハWの厚みを予め設定された最終仕上げ厚みまで減少させるとともに、当該第1のウェハWの裏面Wbを平坦化する。すなわち二次研削ユニット120は、第1のウェハWの裏面Wbを仕上研削するためのユニットともいえる。
以上のウェハ処理システム1には、制御装置130が設けられている。制御装置130は、例えばコンピュータであり、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、ウェハ処理システム1における重合ウェハTの処理を制御するプログラムが格納されている。また、プログラム格納部には、上述の各種処理装置や搬送装置などの駆動系の動作を制御して、ウェハ処理システム1における後述のウェハ処理を実現させるためのプログラムも格納されている。なお、上記プログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体Hに記録されていたものであって、当該記憶媒体Hから制御装置130にインストールされたものであってもよい。また、上記記憶媒体Hは、一時的なものであっても非一時的なものであってもよい。
次に、以上のように構成されたウェハ処理システム1を用いて行われるウェハ処理について説明する。なお、本実施形態では、第1のウェハWと第2のウェハSが接合され、予め重合ウェハTが形成されている。
先ず、複数の重合ウェハTを収納したカセットCが、搬入出ステーション2のカセット載置台10に載置される。次に、ウェハ搬送装置20によりカセットCから重合ウェハTが取り出され、トランジション装置30及びウェハ搬送装置40を介して改質層形成装置50に搬送される。
改質層形成装置50では、先ず、図示しない基板保持部に保持された重合ウェハTの位置、より具体的には、第1のウェハWの外端部の位置を検出する。第1のウェハWの外端部の位置は、例えば検知部としての撮像機構によって第1のウェハWの周方向360度における外側端部の画像を撮像して検知してもよいし、周方向360度において検知部としての測長センサと第1のウェハWの外端部までの距離を測定して検知してもよい。検知された第1のウェハWの外端部の位置は、制御装置130に出力される。
制御装置130では、検知された第1のウェハWの外端部の位置から、当該第1のウェハWに対する第1レーザ光L1の照射位置を決定する(図5のステップSt1)。第1レーザ光L1の照射位置は、予め決定された除去対象の周縁部Weの少なくとも一部を除去するため、図2に示した未接合領域Aeの径方向内側端部(以下、「内端」という。)である境界Adと略一致する径方向位置、または、少なくとも境界Adよりも径方向外側の未接合領域Aeと対応する径方向位置に決定する。
第1のウェハWの外端部から境界Adまでの距離である未接合領域Aeの形成幅は、重合ウェハTのウェハ処理システム1に対する搬入時に制御装置130に対して外部から出力されてもよいし、または、前記した検知部が測長センサである場合には、改質層形成装置50において当該測長センサを用いて取得してもよい。
第1レーザ光L1の照射位置が決定されると、次に、決定された照射位置に対して当該第1レーザ光L1をパルス状に照射し、図4及び図6(a)に示すように、周縁改質層M1及び分割改質層M2を順次形成する(図5のステップSt2)。周縁改質層M1は、後述のエッジトリムにおいて周縁部Weを除去する際の基点となるものである。分割改質層M2は、除去される周縁部Weの小片化の基点となるものである。なお以降の説明に用いる図面においては、図示が複雑になることを回避するため、分割改質層M2の図示を省略する場合がある。
周縁改質層M1の形成にあたり、第1のウェハWの内部には周縁改質層M1から第1のウェハWの厚み方向にクラックC1(亀裂)が伸展する。クラックC1の上端は、図6(a)に示したように、例えば第1のウェハWの裏面Wbに向けて伸展させる。また、クラックC1の下端は、例えば未接合領域Aeの内端や、未接合領域Aeと対応する部分の第1のウェハWと第2のウェハSの接合面(界面)方向に向けて伸展させる。クラックC1の伸展方向は、一例として第1レーザ光L1の照射条件(照射位置や出力等)により制御できる。
第1のウェハWの内部に周縁改質層M1及び分割改質層M2が形成された重合ウェハTは、次に、ウェハ搬送装置40により周縁除去装置70へと搬送される。周縁除去装置70では、図6(b)に示すように、第1のウェハWの周縁部Weの少なくとも一部の除去、すなわちエッジトリムが行われる(図5のステップSt3)。周縁部Weの除去にあたっては、図6(b)に示したように、重合ウェハTを形成する第1のウェハWと第2のウェハSとの界面に、例えばくさび形状からなるブレードBを挿入してもよい。
この時、周縁部Weは、周縁改質層M1を基点として第1のウェハWの中央部(周縁部Weの径方向内側)から剥離されるとともに、分割改質層M2を基点として小片化される。また、本実施形態においては、周縁改質層M1を未接合領域Aeの内端である境界Adと略一致する径方向位置、または少なくとも境界Adよりも径方向外側に形成する。また、周縁改質層M1から伸展するクラックC1の下端を、未接合領域Aeの内端に、または少なくとも未接合領域Aeと対応する部分の第1のウェハWの表面Wa側(接合用膜Fwの第2のウェハSとの接合面側)に到達させる。これにより本実施形態においては、除去対象の周縁部Weの少なくとも一部を含む周縁改質層M1(クラックC1)よりも径方向外側においては第1のウェハWと第2のウェハSが実質的には接合されておらず、この結果、周縁部Weを適切に第2のウェハSから剥離できる。
第1のウェハWの周縁部Weが除去された重合ウェハTは、次に、ウェハ搬送装置40により加工装置90に搬送され、受渡位置A1のチャック102に受け渡される。チャック102では、第2のウェハSの裏面Sbが吸着保持される。
次に、回転テーブル100を回転させて、重合ウェハTを加工位置B1に移動させる。加工位置B1では、一次研削ユニット110の研削砥石に第1のウェハWの裏面Wbを当接させた状態で、チャック102と研削砥石をそれぞれ回転させ、さらに研削砥石を下降させる。これによって、図6(c)に示すように第1のウェハWの厚みを所望の厚みまで減少させる(一時研削:図5のステップSt4)。一次研削後の第1のウェハWの厚みは、一例において20μm程度である。
次に、回転テーブル100を回転させて、重合ウェハTを受渡位置A1に移動させる。受渡位置A1では、図示しない厚み測定手段によって一次研削後の第1のウェハW(重合ウェハT)の厚みを測定してもよい。
第1のウェハWの一次研削が施された重合ウェハTは、ウェハ搬送装置40により、洗浄装置80に搬送される。洗浄装置80では、一次研削後の第1のウェハWの裏面Wbを洗浄する。また洗浄装置80では、第2のウェハSの裏面Sbが更に洗浄されてもよい。
第1のウェハWの裏面Wbが洗浄された重合ウェハTは、次に、ウェハ搬送装置40によりレーザトリム装置60に搬送される。
レーザトリム装置60では、先ず、エッジトリム後の第1のウェハWの外端部の位置を取得する。第1のウェハWの外端部の位置は、撮像機構によって検知してもよいし、測長センサにより検知してもよい。または、ステップSt1において設定された第1レーザ光L1の照射位置、すなわち第1のウェハWの周縁部Weのエッジトリム幅を制御装置130に出力しておき、このトリム幅から第1のウェハWの外端部の位置を取得してもよい。
制御装置130では、取得された第1のウェハWの外端部の位置から、当該第1のウェハWに対する第2レーザ光L2の照射領域を決定する(図5のステップSt5)。第2レーザ光L2の照射領域は、検知されたエッジトリム後の第1のウェハWの外端部を基準として、予め決められたトリム幅である周縁部Weの内端までの環状領域として決定する。
第2レーザ光L2の照射領域が決定されると、次に、決定された照射領域に対して第2レーザ光L2を照射し、図6(d)に示すように、第1のウェハWの外端部に残る、予め決められたトリム幅までの周縁部Weを、第2レーザ光L2の照射による第1のウェハW(シリコン)のアブレーションにより除去する(図5のステップSt6)。本実施形態によれば、周縁除去装置70において未接合領域Aeと対応する周縁部Weの少なくとも一部を除去し、更に第1のウェハWを研削により薄化した後に、このアブレーション除去(レーザトリム処理)を行うので、アブレーションによる第1のウェハWの外端部の除去量を減らすことができ、当該外端部の除去に係る時間を短くできる。
なお、第1のウェハWと第2のウェハSの外端部近傍における接合界面には、これら第1のウェハWと第2のウェハSの接合時においてエッジボイドが発生している場合がある。
そこで本実施形態に係るエッジトリム処理においては図6(d)に示したように予め決められたトリム幅で第1のウェハWの外端部を除去することで、第1のウェハWと第2のウェハSの接合界面に形成されたエッジボイドをさらに除去できる。第2レーザ光L2による第1のウェハWの除去幅は、一例として図2に示した境界Adから50μm未満に設定することが好ましい。
レーザトリム処理により第1のウェハWの周縁部Weが除去された重合ウェハTは、次に、ウェハ搬送装置40により、洗浄装置80に搬送される。洗浄装置80では、レーザトリム処理後の第1のウェハWの裏面Wbを洗浄し、アブレーションにより発生したデブリ等を除去する。また洗浄装置80では、第2のウェハSの裏面Sbが更に洗浄されてもよい。
なお、このレーザトリム処理後の第1のウェハWの洗浄は、適宜省略されてもよい。
第1のウェハWの裏面Wbが洗浄された重合ウェハTは、次に、ウェハ搬送装置40により加工装置90に搬送され、受渡位置A2のチャック102に受け渡される。チャック102では、第2のウェハSの裏面Sbが吸着保持される。
次に、回転テーブル100を回転させて、重合ウェハTを加工位置B2に移動させる。加工位置B2では、二次研削ユニット120の研削砥石に第1のウェハWの裏面Wbを当接させた状態で、チャック102と研削砥石をそれぞれ回転させ、さらに研削砥石を下降させる。これによって、図6(e)に示すように第1のウェハWの厚みを所望の最終仕上げ厚みまで減少させるとともに、第1のウェハWの裏面Wbを平坦化する(二次研削:図5のステップSt7)。
次に、回転テーブル100を回転させて、重合ウェハTを受渡位置A2に移動させる。受渡位置A2では、図示しない厚み測定手段によって二次研削後の第1のウェハW(重合ウェハT)の厚みを測定してもよい。
第1のウェハWの二次研削が施された重合ウェハTは、ウェハ搬送装置40により、洗浄装置80に搬送される。洗浄装置80では、二次研削後の第1のウェハWの裏面Wbを洗浄する。また洗浄装置80では、第2のウェハSの裏面Sbが更に洗浄されてもよい。
その後、全ての処理が施された重合ウェハTは、ウェハ搬送装置40によりトランジション装置30に搬送され、ウェハ搬送装置20によりカセット載置台10のカセットCに搬送される。こうして、ウェハ処理システム1における一連のウェハ処理が終了する。
なお、第1のウェハWの二次研削後、第1のウェハWの裏面Wbが洗浄された重合ウェハTは、図示しないエッチング装置により第1のウェハWの裏面Wbのウェットエッチング処理が行われてもよい。
本実施形態に係るエッジトリム手法によれば、改質層形成装置50において周縁改質層M1を未接合領域Aeの内端である境界Adと略一致する径方向位置、または少なくとも境界Adよりも径方向外側に形成する。またこの時、周縁改質層M1から伸展するクラックC1の下端を、未接合領域Aeの内端に、または少なくとも未接合領域Aeと対応する部分の第1のウェハWの表面Wa側(接合用膜Fwの第2のウェハSとの接合面側)に到達させる。これにより、周縁改質層M1(クラックC1)よりも径方向外側においては第1のウェハWと第2のウェハSが接合されておらず、除去対象の周縁部Weの少なくとも一部を容易に第2のウェハSから剥離できる。
また本実施形態に係るエッジトリム手法によれば、周縁除去装置70における周縁部Weの除去後の第1のウェハWの外端部を、予め定められたトリム幅でアブレーション(レーザトリム処理)により除去する。このように、第1のウェハWの周縁部Weにおけるトリム幅を第2レーザ光L2の照射により制御できるため、当該トリム幅を所望の幅で精密に制御することが容易である。
ここで、例えば要望するトリム幅の内端が図2に示した境界Adより大きく径方向内側に設定された場合など、アブレーションによる第1のウェハWの外端部の除去量が増える場合、当該アブレーションによる外端部の除去に多大な時間を要するおそれがある。
そこで実施の形態に係るエッジトリム手法においては、図6(a)に示したように周縁改質層M1の形成位置(第1レーザ光L1の照射位置)を未接合領域Aeの内端、または、少なくとも境界Adよりも径方向外側の未接合領域Aeと対応する径方向位置に合わせて縦方向に並べて配置することに代え、例えば図7に示すように、未接合領域Aeの内端から径方向内側に向かって斜め上方に並べて配置してもよい。この時、第1のウェハWの内部では、隣接する周縁改質層M1の間を結ぶようにクラックC1が伸展する。また、クラックC1の上端は第1のウェハWの裏面Wbに向けて伸展し、クラックC1の下端は接合力の弱い未接合領域Aeの内端に向けて伸展する。
このように周縁改質層M1の形成位置を斜め方向に配置することで、上記したようにトリム幅が大きい場合であっても、ステップSt6でのアブレーションによる外端部の除去量を減らすことができ、エッジトリムに係るスループットの低下を抑制できる。
また例えば図8に示すように、複数の周縁改質層M1を境界Adよりも径方向内側において縦方向に並べて配置し、最下段に形成される周縁改質層M1からのクラックC1のみを未接合領域Aeの内端に向けて斜め方向に伸展させるようにしてもよい。
なお、上記実施形態においては、第1のウェハWの周縁部Weの除去後、加工装置90の一次研削ユニット110を用いた一次研削により第1のウェハWの薄化を行ったが、第1のウェハWの薄化方法はこれに限定されるものではない。
例えば図9(a)に示すように、改質層形成装置50において、第1のウェハWの内部に面方向に沿って第1レーザ光L1を照射して内部面改質層M3を形成し、この内部面改質層M3を基点として、図9(b)に示すように第1のウェハWを表面Wa側と裏面Wb側とに分離して薄化してもよい。第1のウェハWの表面Wa側に残る内部面改質層M3は、後の二次研削(ステップSt7)において除去される。
このように第1のウェハWを分離により薄化する場合、図3に示したウェハ処理システム1の構成からは、加工装置90の一次研削ユニット110を省略してもよい。
また、このように第1のウェハWを分離により薄化する場合、当該第1のウェハWの裏面Wb側と、周縁部Weは一体に除去されてもよい。
具体的には、図10(a)に示すように、改質層形成装置50において、第1のウェハWの内部に第1レーザ光L1を照射して、周縁改質層M1と内部面改質層M3を順次形成する。この時、内部面改質層M3から面方向に伸展するクラックC3(亀裂)の端部は、最上段に形成される周縁改質層M1、又はクラックC1の上端に到達させる。そして、このように形成された周縁改質層M1及びクラックC1と、内部面改質層M3及びクラックC3を基点として第1のウェハWを表面Wa側と裏面Wb側とに分離することで、図10(b)に示すように除去対象の周縁部Weを第1のウェハWの裏面Wb側と一体に除去できる。
このように除去対象の周縁部Weを第1のウェハWの裏面Wb側と一体に除去する場合、図3に示したウェハ処理システム1の構成からは、加工装置90の一次研削ユニット110及び周縁除去装置70を省略してもよい。換言すれば、実施の形態に係るウェハ処理システム1においては、「一次薄化装置」と「周縁除去装置」を一体に構成できる。
なお、上記実施形態においては、第1のウェハWに対する第2レーザ光L2の照射後、加工装置90の二次研削ユニット120を用いて第1のウェハWを最終仕上げ厚みまで薄化し、また第1のウェハWの裏面Wbを平坦化したが、第1のウェハWの仕上方法はこれに限定されるものではない。
例えば、二次研削ユニット120による研削処理に代え、エッチング処理により第1のウェハWの裏面Wbの仕上げ(最終仕上げ厚みまでの薄化及び平坦化)を行ってもよい。この場合、図3に示したウェハ処理システム1は、加工装置90の二次研削ユニット120に代えて、図示しないエッチング装置を備えていてもよい。
また例えば、二次研削ユニット120による研削処理に代え、研磨処理により第1のウェハWの裏面Wbの仕上げを行ってもよい。この場合、図3に示したウェハ処理システム1は、加工装置90の二次研削ユニット120が、研削砥石に代えて図示しない研磨部材を備えていてもよい。または、加工装置90とは独立して図示しない研磨装置が設けられてもよい。
なお、上記実施形態においては、一次研削(ステップSt4)後、及び二次研削(ステップSt7)後の第1のウェハWを洗浄装置80に搬送し、当該洗浄装置80において裏面Wbの洗浄を行った。しかしながら、研削後の第1のウェハWの洗浄は、洗浄装置80に代えて、例えば受渡位置A1、A2に設けられる図示しない洗浄部を用いて行われてもよい。この場合、一次研削(ステップSt4)後の重合ウェハTは、洗浄装置80を介することなくレーザトリム装置60に搬送されてもよい。同様に、二次研削(ステップSt7)後の重合ウェハTは、洗浄装置80を介することなくカセット載置台10のカセットCに搬送されてもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
1 ウェハ処理システム
50 改質層形成装置
60 レーザトリム装置
70 周縁除去装置
90 加工装置
110 一次研削ユニット
120 二次研削ユニット
130 制御装置
Ac 接合領域
Ad 境界
Ae 未接合領域
C1 クラック
M1 周縁改質層
S 第2のウェハ
T 重合ウェハ
W 第1のウェハ
We 周縁部

Claims (11)

  1. 第1の基板と第2の基板が接合された重合基板の処理方法であって、
    前記第1の基板と前記第2の基板が接合層を介して接合され、前記第1の基板と前記第2の基板が接合された接合領域と、前記第1の基板と前記第2の基板が接触しない未接合領域と、が前記第1の基板と前記第2の基板の界面に形成された前記重合基板を準備することと、
    除去対象の前記第1の基板の周縁部と、前記第1の基板の中央部の境界に沿って、前記周縁部の剥離の基点となる周縁改質層を形成することと、
    前記周縁改質層を基点に、前記周縁部を前記重合基板から除去することと、
    前記第1の基板を一次薄化することと、
    前記一次薄化後の前記第1の基板の端部を、レーザ光の照射によるアブレーションにより所望の径方向幅で除去することと、を含み、
    前記周縁改質層の形成に際しては、当該周縁改質層から伸展する亀裂を、前記界面における前記接合領域と前記未接合領域の境界、または前記未接合領域に向けて伸展させる、処理方法。
  2. 前記第1の基板を研削により一次薄化する、請求項1に記載の処理方法。
  3. 前記第1の基板の面方向に沿って内部面改質層を形成すること、を含み、
    前記内部面改質層を基点とする前記第1の基板の分離により、当該第1の基板を一次薄化する、請求項1に記載の処理方法。
  4. 前記周縁部の除去と前記第1の基板の一次薄化を同時に行う、請求項3に記載の処理方法。
  5. 前記アブレーションによる前記第1の基板の端部の除去後、前記第1の基板を最終仕上げ厚みまで二次薄化することを含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の処理方法。
  6. 前記アブレーションにより除去する前記第1の基板の径方向幅は50μm未満である、請求項1~5のいずれか一項に記載の処理方法。
  7. 第1の基板と第2の基板が接合された重合基板を処理する処理システムであって、
    前記第1の基板と前記第2の基板は接合層を介して接合され、
    前記第1の基板と前記第2の基板の界面には、
    前記第1の基板と前記第2の基板が接合された接合領域と、
    前記第1の基板と前記第2の基板が接触しない未接合領域が形成され、
    除去対象の前記第1の基板の周縁部と、前記第1の基板の中央部の境界に沿って、前記周縁部の剥離の基点となる周縁改質層を形成する改質層形成装置と、
    前記周縁改質層を基点に、前記周縁部を前記重合基板から除去する周縁除去装置と、
    前記第1の基板を一次薄化する一次薄化装置と、
    前記一次薄化後の前記第1の基板の端部を、レーザ光の照射によるアブレーションにより所望の径方向幅で除去するレーザトリム装置と、
    制御装置と、を含み、
    前記制御装置は、前記周縁改質層の形成に際して、当該周縁改質層から伸展する亀裂を、前記界面における前記接合領域と前記未接合領域の境界、または前記未接合領域に向けて伸展させる制御を実行する、処理システム。
  8. 前記一次薄化装置は、第1の基板を研削により薄化する研削部を有する、請求項7に記載の処理システム。
  9. 前記制御装置は、
    前記改質層形成装置において、前記第1の基板の面方向に沿って内部面改質層を形成する制御と、
    前記一次薄化装置において、前記内部面改質層を基点とする前記第1の基板の分離により、当該第1の基板を薄化する制御と、を実行する、請求項7に記載の処理システム。
  10. 前記制御装置は、
    前記内部面改質層の形成に際して、当該内部面改質層から伸展する亀裂を、前記周縁改質層又は前記周縁改質層から伸展する亀裂に向けて伸展させる制御を実行し、
    前記周縁除去装置を、前記一次薄化装置と一体に構成する、請求項9に記載の処理システム。
  11. 前記アブレーションによる前記第1の基板の端部の除去後、前記第1の基板を最終仕上げ厚みまで薄化する二次薄化装置を含む、請求項7~10のいずれか一項に記載の処理システム。
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