JP2023142969A - トルクセンサ - Google Patents
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Abstract
【課題】 トルク以外の力が印加された場合においても高精度にトルクを検出することが可能なトルクセンサを提供する。【解決手段】 トルクセンサ10は、第1構造体11と、第2構造体12と、複数の第3構造体13と、起歪体21と、第4構造体24と、を具備する。複数の第3構造体13は第1構造体と第2構造体との間に接続される。複数のセンサ素子を含む起歪体21は、隣接する第3構造体の間に位置し、第1構造体と第2構造体との間に結合される。第4構造体24は、隣接する第3構造体の間に位置し、第1構造体と第2構造体との間に接続される。第4構造体24の幅は、第4構造体の長さ方向の中央から第1構造体及び第2構造体に近づくに従って広い。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、例えばロボットアームの関節に設けられるトルクセンサに関する。
トルクセンサは、トルクが印加される第1構造体と、トルクが出力される第2構造体と、第1構造体と第2構造体とを繋ぐ複数の第3構造体と、第1構造体と第2構造体との間に設けられた複数の起歪体とを有し、これら起歪体の表面に複数の歪ゲージが配置されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
トルクセンサの第1構造体及び第2構造体は、例えば環状である。このトルクセンサにトルク及びトルク以外の力が印加されたとき、第1構造体及び第2構造体が楕円形に変形されることがある。この場合、第1構造体と第2構造体の各部は、均等に変形しないため、第1構造体と第2構造体との間に設けられた複数の起歪体も均等に変形しない。したがって、各起歪体に設けられた複数の歪ゲージの出力信号は、トルク以外の力による信号を含み、トルクの検出精度が低下していた。
本発明の実施形態は、トルク以外の力が印加された場合においても高精度にトルクを検出することが可能なトルクセンサを提供する。
本実施形態のトルクセンサは第1構造体と、第2構造体と、前記第1構造体と前記第2構造体との間に接続された複数の第3構造体と、隣接する前記第3構造体の間に位置し、前記第1構造体と前記第2構造体との間に結合された複数のセンサ素子を含む起歪体と、隣接する前記第3構造体の間に位置し、前記第1構造体と前記第2構造体との間に接続された第4構造体と、を具備し、前記第4構造体の幅(前記第1構造体及び前記第2構造体の平面と平行で、前記第4構造体の長さ方向と交差する方向の長さ)は、前記第4構造体の長さ方向の中央から前記第1構造体及び前記第2構造体に近づくに従って広い。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。図面において、同一部分又は同一機能を有する部分には、同一符号を付している。
図1は、本実施形態に係るトルクセンサ10を示している。トルクセンサ10の構成は、これに限定されるものでなく、様々な構成のトルクセンサに適用することが可能である。また、トルクセンサに限らず、歪ゲージを用いた力覚センサなどに本実施形態を適用することも可能である。
図1において、トルクセンサ10は、第1構造体11、第2構造体12、複数の第3構造体13、複数の防水用キャップ14、ケース15、ブッシュ16、ケーブル17、複数の歪センサ20、複数のフレキシブル基板23、複数の第4構造体24、複数の防水用キャップ25等を具備している。
第1構造体11と、第2構造体12は、環状であり、第2構造体12の径は、第1構造体11の径より小さい。第2構造体12は、第1構造体11と同心状に配置され、第1構造体11と第2構造体12は、放射状に配置された複数の梁部としての第3構造体13及び第4構造体24により連結されている。各第4構造体24は、等間隔に配置され、隣り合う第3構造体13の間に配置されている。
後述するように、第4構造体24は、歪センサ20に対応して配置されており、歪センサ20と第4構造体24の数は、それぞれ例えば8個である。歪センサ20と第4構造体24の数は、8個に限定されるものではない。
第1構造体11は、例えば被計測体に連結され、第2構造体12は、図示せぬ別の構造体に連結される。複数の第3構造体13は、第1構造体11から第2構造体12にトルク(図2に示すモーメント(Mz))を伝達する。逆に、第2構造体12が被計測体に連結され、第1構造体11が図示せぬ別の構造体に連結され、第2構造体12から第1構造体11に複数の第3構造体13を介してトルクを伝達してもよい。
第1構造体11、第2構造体12、複数の第3構造体13は、金属、例えばステンレス鋼により構成されるが、印加されるトルクに対して機械的に十分な強度を得ることができれば、金属以外の材料を使用することも可能である。
第2構造体12は、中空部12aを有しており、ケース15は、中空部12aの周囲の第2構造体12に取り付けられる。ケース15の内部には、図示せぬ処理回路が設けられている。処理回路は、歪センサ20から供給される電気信号を処理し、センサ信号としてのトルクの検出信号を生成する。
ブッシュ16は、ケース15の一部分に設けられ、ケーブル17を保持する。ケーブル17の図示せぬ一端は、ケース15内の処理回路に接続され、ケーブル17の他端は、例えば中空部12aに通される。ケーブル17は、処理回路に外部から電源を供給したり、処理回路により処理されたセンサ信号を外部に出力したりする。処理回路の構成は、本実施形態の本質ではないため、説明は省略する。
各第4構造体24に対応して配置された各歪センサ20は、キャップ14により覆われている。キャップ14により覆われた部分の構成は、同一である。図1は、第4構造体24、歪センサ20、フレキシブル基板23、キャップ25を示すため、4つのキャップ14及び説明に不要な構成が外され、説明に必要な構成が露出されている。
歪センサ20は、第1構造体11と第2構造体12との間に設けられている。すなわち、後述するように、歪センサ20の一端部は、第1構造体11に接合され、歪センサ20の他端部は、第2構造体12に接合される。
具体的には、第4構造体24に対応する第1構造体11、第2構造体12には、一体的に凹部30が形成されている。
凹部30の第1構造体11に対応する部分のほぼ中央部には、穴30aが設けられ、第2構造体12に対応する部分のほぼ中央部にも、穴30bが設けられている。
歪センサ20は、凹部30内において、第1構造体11と第2構造体12の間に設けられる。歪センサ20は、例えば金属製の起歪体21と、起歪体21の表面に配置されたセンサ素子としての複数の歪ゲージ22とを具備している。
起歪体21は、例えば矩形状であり、起歪体21の長さは、第3構造体13の長さより長く、穴30aと穴30bとの間の長さより短い。起歪体21の長手方向一端は、凹部30内において、第1構造体11の表面に載置され、起歪体21の長手方向他端は、凹部30内において、第2構造体12の表面に載置される。起歪体21の一端は、凹部30内に配置された固定部材40aと、第1構造体11の裏面側から穴30aに挿入され、固定部材40aに螺合されるねじ41aとにより、第1構造体11に固定される。起歪体21の他端は、凹部30内に配置された固定部材40bと、第2構造体12の裏面側から穴30bに挿入され、固定部材40bに螺合されるねじ41bとにより、第2構造体12に固定される。
歪ゲージ22は、例えば薄膜抵抗素子であり、起歪体21の変形に伴い抵抗値が変化する。複数の歪ゲージ22は、図示せぬブリッジ回路を構成し、ブリッジ回路により抵抗値の変化が電気信号として検出される。複数の歪ゲージ22は、起歪体21の中央部に設けられたフレキシブル基板23の一端部に接続される。フレキシブル基板23の他端部は、ケース15内の処理回路に接続される。ブリッジ回路から出力された電気信号は、フレキシブル基板23を介して処理回路に供給され、処理回路において、センサ信号としてのトルクの検出信号が生成される。
キャップ14は、凹部30に装着され、凹部30を密閉する。キャップ25は、起歪体21と第4構造体24との間で、第4構造体24を覆うように配置され、第4構造体24の両側に設けられた開口26を密閉する。歪センサ20は、キャップ14により起歪体21の表面側への水分の進入が保護され、キャップ25により、起歪体21の裏面側への水分の進入が保護される。
図2は、トルクセンサ10が受ける力による変形の一例を示している。例えば8個の歪センサ20が配置されたトルクセンサ10において、トルク以外の力が印加され、第1構造体11及び第2構造体12が破線で示すように、楕円形に変形した場合、8個の歪センサ20の起歪体21は均等に変形しない。この場合、起歪体21の表面(平面)に配置された複数の歪みゲージにより構成されたブリッジ回路の出力信号は、トルク以外の力に対応する信号を含んでいる。このため、トルクMzの検出精度が低下する。
本実施形態は、各歪センサ20に対応して配置された第4構造体24により、トルク以外の力に対する第1構造体11及び第2構造体12の剛性を高めることによって、トルクの検出精度の低下を防止するものである。
図3は、図1のIII-III線に沿った断面を示しており、2つの第3構造体13とこれらの間に配置された第4構造体24と起歪体21の断面を示している。
起歪体21の長手方向と交差する方向に配置された2つの第3構造体13のそれぞれは、起歪体21の長手方向に沿った側面21aと平行な側面13aを有している。具体的には、第3構造体13の長手方向と、起歪体21の長手方向は、同方向に配置されている。第3構造体13の起歪体21と平行な部分の幅(第1構造体11の平面11a(図1に示す)及び第2構造体12の平面12aと平行で、第3構造体13の長手方向と交差する方向の長さ)は、一定である。第3構造体13の起歪体21と平行な部分の長さは、第3構造体13の全長の例えば25%乃至40%である。
第3構造体13の長手方向の両端の幅は、第1構造体11及び第2構造体12に向かって広くされている。換言すると、第3構造体13の長手方向の両端で、第1構造体11及び第2構造体12の平面と対応する面は、湾曲部13bを有している。
第4構造体24は、起歪体21と平行で、起歪体21から離れて配置されている。すなわち、第4構造体24の表面(第1構造体11の平面11a及び第2構造体12の平面12aと平行な面)24bは、起歪体21の裏面21cと平行で、起歪体21の裏面21cと対向されている。
第4構造体24の平面24bにおいて、長手方向中央部の幅は、長手方向両端の幅より狭い。換言すると、第4構造体24は、起歪体21の側面21a(第1構造体11の平面11a及び第2構造体12の平面12aと交差する方向の面)と平行でない側面24aを有している。すなわち、図1に示すように、第4構造体24と隣り合う2つの第3構造体13との間には円形の開口26が形成され、第4構造体24の側面24aは、円弧状とされている。このため、第4構造体24の平面24bの幅は、第4構造体24の長手方向中央から、第1構造体11と第2構造体12に向かって広くされている。すなわち、第4構造体24の第1構造体11と第2構造体12との接続部分の幅W4は、長手方向中央の幅W1より広い(W4>W1)。
また、第4構造体24の第1構造体11との接続部分と、第4構造体の第2構造体12との接続部分は、第4構造体24と隣り合う2つの第3構造体13から離れている。このため、第4構造体24は、第4構造体24と隣り合う2つの第3構造体13から独立した梁として機能することができる。
尚、開口26の形状は、円形に限定されるものではなく、第4構造体24の平面24bの形状が、第4構造体24の長手方向中央から、第1構造体11と第2構造体12に向かって幅が広くなるような形状であれば、楕円形などの形状であってもよい。
第4構造体24の厚みT1は、起歪体21の厚みT3より厚く、第3構造体13の厚みT2より薄い(T3<T1<T2)、第4構造体24の長手方向中央部の幅W1は、起歪体21の幅W3より狭く、第3構造体13の幅W2より広い(W3>W1>W2)。しかし、これら幅の関係は一例であり、これに限定されるものではなく、変形可能である。
ここで、厚みとは、第3構造体13、第4構造体24及び起歪体21の第1構造体11及び第2構造体12の平面に対して垂直な方向の長さであり、幅とは、第3構造体13、第4構造体24及び起歪体21の第1構造体11及び第2構造体12の平面と平行で、長さ方向と交差する方向の長さである。
図4に示すように、トルクセンサ10に力が印加されていない場合、第4構造体24と隣り合う2つの第3構造体13と第1構造体11及び第2構造体12は、破線Bで示すように、四角形を構成している。
上記構成のトルクセンサ10にトルクセンサ10を楕円形に変形させる力(トルクMz以外の力)が印加された場合、第4構造体24は、第1構造体11と第2構造体12との間に設けられたX形状の梁として作用する。このため、第4構造体24の剛性により、トルクMz以外の力に対して、第4構造体24と隣り合う2つの第3構造体13と第1構造体11及び第2構造体12の変形が抑制される。したがって、トルク以外の力による信号の出力を低減でき、他軸干渉を抑制してトルクの高精度に検出することができる。
一方、上記構成のトルクセンサ10にトルクMzが印加された場合、第4構造体24と隣り合う2つの第3構造体13と第1構造体11及び第2構造体12は、破線Cで示すように、平行四辺形に変形される。この時、第4構造体24の剛性により、第4構造体24が無い場合に比べて起歪体21の変形が抑制される。しかし、第4構造体24の長手方向の中央部の幅は、第1構造体11との接続部の幅、及び第2構造体12との接続部との幅に比べて狭い。このため、トルクMzに対して、第4構造体24の中央部が変形することにより、起歪体21が変形してトルクMzを高精度に検出することができる。
図5は、トルクセンサ10の異なる梁の構造にトルク以外の力が印加された場合において、第1構造体11及び第2構造体12の変形(楕円変形)に対する剛性を解析した結果を示している。
具体的には、図5は、トルク以外の力により第1構造体11及び第2構造体12に楕円変形が生じた場合の変形量を示している。このため、変形量の数値が小さい程、剛性が高く、トルク以外の力に対する他軸干渉を抑制できることを示している。
尚、梁は、2つの第3構造体13とその間に設けられる構造を含み、各モデルは、トルク方向の剛性が等しくなるように、梁の幅が調整されている。
モデル1は、2つの第3構造体13の間に第4構造体24などがない梁の場合である。この場合、トルク以外の力による第1構造体11及び第2構造体12の楕円変形に対する変形量は、0.771である。
モデル2は、2つの第3構造体13の間及び第1構造体11と第2構造体12の間を薄い金属材料で接続した梁の場合である。この場合、トルク以外の力による第1構造体11及び第2構造体12の楕円変形に対する変形量は、0.707である。
モデル3は、本実施形態に係るものであり、2つの第3構造体13の間に、第1構造体11と第2構造体12とを接続する第4構造体24を設けた梁の場合である。この場合、トルク以外の力による第1構造体11及び第2構造体12の楕円変形に対する変形量は、0.624である。
このように、本実施形態は、トルク以外の力に対する第1構造体11及び第2構造体12の剛性が高いことが分かる。このため、トルク以外の力に対して複数の起歪体21を均等に変形させることができ、各起歪体21に設けられた複数の歪みゲージの出力信号からトルク以外の力による信号の出力を低減することができる。したがって、他軸干渉を抑制でき、高精度にトルクを検出することができる。
(実施形態の効果)
本実施形態のトルクセンサ10は、第1構造体11及び第2構造体12と2つの第3構造体13により四角形を構成し、四角形の内側に、第1構造体11と第2構造体12との間に接合される歪センサ20としての起歪体21と、第1構造体11と第2構造体12とを接続する第4構造体24とを具備し、第4構造体24は、長手方向中央部の幅が長手方向両端の幅より狭くされている。このため、トルクセンサ10にトルク以外の方向の力が印加された場合、第4構造体24により、第1構造体11及び第2構造体12の楕円変形に対する剛性を高めることができる。したがって、トルクセンサ10にトルク以外の方向の力が印加された場合において、トルク以外の力による信号の出力を低減でき、他軸干渉を抑制してトルクの高精度に検出することができる。
本実施形態のトルクセンサ10は、第1構造体11及び第2構造体12と2つの第3構造体13により四角形を構成し、四角形の内側に、第1構造体11と第2構造体12との間に接合される歪センサ20としての起歪体21と、第1構造体11と第2構造体12とを接続する第4構造体24とを具備し、第4構造体24は、長手方向中央部の幅が長手方向両端の幅より狭くされている。このため、トルクセンサ10にトルク以外の方向の力が印加された場合、第4構造体24により、第1構造体11及び第2構造体12の楕円変形に対する剛性を高めることができる。したがって、トルクセンサ10にトルク以外の方向の力が印加された場合において、トルク以外の力による信号の出力を低減でき、他軸干渉を抑制してトルクの高精度に検出することができる。
しかも、第4構造体24の長手方向中央部の幅は、長手方向両端部の幅より狭いため、トルクセンサ10にトルク方向の力が印加された場合において、第4構造体24の剛性は低いため、トルクを高精度に検出することができる。
その他、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
11…第1構造体、12…第2構造体、13…第3構造体、20…歪センサ、21…起歪体、22…歪ゲージ、24…第4構造体、25…防水用キャップ。
Claims (9)
- 第1構造体と、
第2構造体と、
前記第1構造体と前記第2構造体との間に接続された複数の第3構造体と、
隣接する前記第3構造体の間に位置し、前記第1構造体と前記第2構造体との間に結合された複数のセンサ素子を含む起歪体と、
隣接する前記第3構造体の間に位置し、前記第1構造体と前記第2構造体との間に接続された第4構造体と、
を具備し、
前記第4構造体の幅(前記第1構造体及び前記第2構造体の平面と平行で、前記第4構造体の長さ方向と交差する方向の長さ)は、前記第4構造体の長さ方向の中央から前記第1構造体及び前記第2構造体に近づくに従って広いことを特徴とするトルクセンサ。 - 前記起歪体に隣接する前記第3構造体の長手方向は、前記起歪体の長手方向と平行であることを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
- 前記起歪体は、矩形状であり、前記第1構造体及び第2構造体の平面と交差する方向の側面を有し、
前記第3構造体は、前記起歪体の前記側面と平行な側面を有することを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。 - 前記第3構造体の前記起歪体と平行な部分の長さは、前記第3構造体の全長の25%乃至40%であることを特徴とする請求項2又は3に記載のトルクセンサ。
- 前記第4構造体の前記第1構造体及び前記第2構造体の平面に対して垂直な方向の厚みは、前記第3構造体の前記第1構造体及び前記第2構造体の平面に対して垂直な方向の厚みより薄いことを特徴とする請求項1に記載のトルクセンサ。
- 前記起歪体と前記第4構造体との間に設けられ、隣接する前記第3構造体と前記第4構造体との間と前記第1構造体と前記第2構造体との間の空間を閉塞するキャップと、をさらに具備することを特徴とする請求項5に記載のトルクセンサ。
- 前記第4構造体の前記第1構造体及び前記第2構造体の平面に対して平行な面の一方は、前記起歪体の前記第1構造体及び前記第2構造体の平面に対して平行な面の他方と対向して配置されていることを特徴とする請求項6記載のトルクセンサ。
- 前記起歪体は、前記第1構造体及び第2構造体の平面と平行な表面と裏面と、を有し、
前記第4構造体は、前記第1構造体及び第2構造体の平面と平行な表面と裏面と、を有し、前記第4構造体の前記表面は、前記起歪体の前記裏面と対向して配置されることを特徴とする請求項7に記載のトルクセンサ。 - 前記第4構造体の前記第1構造体との接続部分と前記第4構造体の前記第2構造体との接続部分は、前記第4構造体と隣り合う前記第3構造体から離れていることを特徴とする請求項8に記載のトルクセンサ。
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2022
- 2022-03-25 JP JP2022050124A patent/JP2023142969A/ja active Pending
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- 2022-12-16 CN CN202280090550.XA patent/CN118613704A/zh active Pending
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Publication number | Publication date |
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WO2023181531A1 (ja) | 2023-09-28 |
CN118613704A (zh) | 2024-09-06 |
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