JP2023142448A - プローブ - Google Patents

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    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
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Abstract

【課題】プローブの中心軸に対するプランジャの傾斜を抑制する。【解決手段】プローブ100は、第2プランジャ120及びバレル140を備えている。バレル140には、第2プランジャ120の少なくとも一部分を突出させる開口146aが設けられている。開口146aの内側面は、第2プランジャ120の軸方向に略平行となっている。【選択図】図2

Description

本発明は、プローブに関する。
近年、様々なプローブが開発されている。プローブは、バレル及びプランジャを備えている。バレルは、プローブを係止する係止部を有している。係止部には、プランジャの少なくとも一部分を突出させる開口が設けられている。例えば特許文献1に記載されているプローブでは、バレルの一端のカシメ加工によって係止部が形成されている。
特開2021-43100号公報
例えば特許文献1に記載されているように、カシメ加工によって係止部が形成されることがある。この場合、係止部に設けられた開口の内側面がプローブの中心軸に対して傾斜することがある。したがって、プランジャがプローブの中心軸に対して傾斜しやすくなっている。
本発明の目的の一例は、プローブの中心軸に対するプランジャの傾斜を抑制することにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
本発明の一態様は、
プランジャと、
前記プランジャの少なくとも一部分を突出させる開口が設けられたバレルと、
を備え、
前記開口の内側面が前記プランジャの軸方向に略平行である、プローブである。
本発明の上記態様によれば、プローブの中心軸に対するプランジャの傾斜を抑制することができる。
実施形態に係るプローブヘッドの断面図である。 実施形態に係るプローブの一部分の断面図である。 比較形態に係るバレルの断面図である。 実施形態に係るバレルの製造方法を説明するための図である。 実施形態に係るバレルの製造方法を説明するための図である。 実施形態に係るバレルの製造方法を説明するための図である。 実施形態に係るバレルの製造方法を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
本明細書において、「第1」、「第2」、「第3」等の序数詞は、特に断りのない限り、同様の名称が付された構成を単に区別するために付されたものであり、構成の特定の特徴(例えば、順番又は重要度)を意味するものではない。
図1は、実施形態に係るプローブヘッド10の断面図である。図2は、実施形態に係るプローブ100の一部分の断面図である。図1に示す例では、検査対象物20及び検査基板30がプローブヘッド10を介して電気的に接続されている。図1及び図2には、説明のため、プローブ100の中心軸を示す仮想線ILが一点鎖線で描写されている。
図1及び図2において、「+Z」が付された矢印は、検査基板30が位置する側から検査対象物20が位置する側に向かう方向を示している。具体的には、実施形態において、「+Z」が付された矢印は、鉛直方向の下方から上方に向かう方向となっている。「-Z」が付された矢印は、検査対象物20が位置する側から検査基板30が位置する側に向かう方向を示している。具体的には、実施形態において、「-Z」が付された矢印は、鉛直方向の上方から下方に向かう方向となっている。以下、必要に応じて、鉛直方向に垂直な方向を水平方向という。
図1を参照し、必要な場合は図2を参照して、プローブヘッド10について説明する。
プローブヘッド10は、プローブ100及び絶縁支持体200を備えている。プローブ100は、第1プランジャ110、第2プランジャ120、コイルばね130及びバレル140を有している。絶縁支持体200は、下部絶縁支持体210及び上部絶縁支持体220を有している。絶縁支持体200は、少なくとも一部が金属で形成されていてもよく、絶縁体の表面の少なくとも一部が金属で覆われていてもよい。
第1プランジャ110は、図2に示すコイルばね130によって、第2プランジャ120から離れる方向に向けて付勢されている。具体的には、第1プランジャ110は、上方に向けて付勢されている。したがって、第1プランジャ110の上端は、第1プランジャ110が上方に向けて付勢された状態で、検査対象物20の電極22に接触可能になっている。
第2プランジャ120は、図2に示すコイルばね130によって、第1プランジャ110から離れる方向に向けて付勢されている。具体的には、第2プランジャ120は、下方に向けて付勢されている。したがって、第2プランジャ120の下端は、第2プランジャ120が下方に向けて付勢された状態で、検査基板30のパッド32に接触可能になっている。
バレル140は、鉛直方向に略平行に延在している。バレル140の上端には、第1プランジャ110が設けられている。バレル140の下端には、第2プランジャ120が設けられている。バレル140の内部には、図2に示すコイルばね130が設けられている。
下部絶縁支持体210及び上部絶縁支持体220は、鉛直方向に重なっている。下部絶縁支持体210は、上部絶縁支持体220の下方に位置している。下部絶縁支持体210は、例えば、ピンプレートである。上部絶縁支持体220は、下部絶縁支持体210の上方に位置している。上部絶縁支持体220は、例えば、ピンブロックである。下部絶縁支持体210及び上部絶縁支持体220は、バレル140を支持している。具体的には、バレル140は、下部絶縁支持体210及び上部絶縁支持体220に設けられた貫通孔202に挿通されている。
次に、図2を参照して、バレル140の詳細について説明する。バレル140は、チューブ部142及び係止部144を有している。
チューブ部142には、チューブ孔142aが設けられている。チューブ孔142aは、チューブ部142の少なくとも一部分を鉛直方向に貫通している。チューブ孔142aの水平方向の直径は、チューブ孔142aの鉛直方向内の位置によらず略一定となっている。
係止部144は、チューブ部142の下端に設けられている。詳細を後述するように、係止部144は、第2プランジャ120を係止している。これによって、第2プランジャ120は、バレル140から下方に抜けないようになっている。
係止部144には、テーパ孔144aが設けられている。テーパ孔144aは、係止部144の少なくとも一部分を鉛直方向に貫通している。テーパ孔144aの上端は、チューブ孔142aの下端に連通している。テーパ孔144aの上端の水平方向の直径は、チューブ孔142aの下端の水平方向の直径と略等しくなっている。テーパ孔144aの水平方向の直径は、下方に向かうにつれて減少している。
係止部144の下端面には、開口146aが設けられている。係止部144は、開口146aは、下方に向けて開口されている。開口146aの上端は、テーパ孔144aの下端に連通している。開口146aの上端の水平方向の直径は、テーパ孔144aの下端の水平方向の直径と略等しくなっている。開口146aの水平方向の直径は、開口146aの鉛直方向内の位置によらず略一定となっている。すなわち、開口146aの内側面は、仮想線ILに略平行となっている。図2に示す断面では、開口146aの水平方向の両側の内側面が現れている。図2に示す断面において、開口146aの水平方向の両側の内側面は、互いに略平行となっている。
図4~図7を用いて詳細を後述するように、チューブ孔142a、テーパ孔144a及び開口146aは、切削加工によって形成されている。同様にして、バレル140の外側面の少なくとも一部分は、切削加工によって形成されている。
次に、図2を参照して、第2プランジャ120及びコイルばね130について説明する。第2プランジャ120は、フランジ部122、テーパ部124及び柱部126を有している。
コイルばね130は、チューブ孔142aの内部に設けられている。フランジ部122は、コイルばね130の下端の下方に位置している。フランジ部122の水平方向の直径は、フランジ部122の鉛直方向内の位置によらず略一定となっている。フランジ部122の水平方向の直径は、チューブ孔142aの水平方向の直径未満となっている。したがって、フランジ部122は、チューブ孔142aの内部において鉛直方向に摺動可能になっている。
テーパ部124は、フランジ部122の下端に設けられている。テーパ部124の上端の水平方向の直径は、フランジ部122の下端の水平方向の直径と略等しくなっている。テーパ部124の水平方向の直径は、下方に向かうにつれて減少している。テーパ部124の上端の直径は、テーパ孔144aの下端の直径以上となっている。テーパ部124の下端の直径は、テーパ孔144aの下端の直径未満となっている。このため、第2プランジャ120がコイルばね130によって下方に向けて付勢された場合、テーパ部124の外側面の少なくとも一部分がテーパ孔144aの内側面に接触する。したがって、テーパ部124が開口146aから下方に向けて抜けないようにすることができる。これによって、係止部144は、テーパ部124を係止している。
柱部126は、テーパ部124の下端に設けられている。柱部126は、鉛直方向に延在している。柱部126の上端の水平方向の直径は、テーパ部124の下端の水平方向の直径と略等しくなっている。柱部126の水平方向の直径は、柱部126の下端を除いて、柱部126の鉛直方向内の位置によらず略一定となっている。柱部126の下端は、丸まっている。ただし、柱部126の下端の形状はこの例に限定されない。柱部126の水平方向の直径は、開口146aの水平方向の直径未満となっている。これによって、係止部144は、開口146aから柱部126を鉛直方向に略平行に突出させている。
図3は、比較形態に係るバレル140Kの断面図である。比較形態に係るバレル140Kは、以下の点を除いて、実施形態に係るバレル140と同様である。
比較形態に係るバレル140Kは、チューブ部142K及び係止部144Kを有している。比較形態に係るチューブ部142Kには、チューブ孔142aKが設けられている。比較形態に係る係止部144Kには、テーパ孔144aKが設けられている。比較形態に係る係止部144Kの下端面には、開口146aKが設けられている。比較形態に係る係止部144Kは、バレル140Kの下端のカシメ加工によって形成されている。このため、比較形態に係る開口146aKの内側面は、仮想線ILに対して傾斜している。具体的には、比較形態に係る開口146aKの水平方向の直径は、下方に向かうにつれて増加している。
実施形態に係るバレル140と、比較形態に係るバレル140Kと、を比較する。
比較形態では、開口146aKの内側面が第2プランジャ120の軸方向に対して傾斜している。比較形態において、第2プランジャ120の軸方向は、仮想線ILに略平行となっている。これに対して、実施形態では、開口146aの内側面が第2プランジャ120の軸方向に対して略平行となっている。実施形態において、第2プランジャ120の軸方向は、仮想線ILに略平行となっている。したがって、実施形態においては、比較形態と比較して、開口146aの内側面によって柱部126を仮想線ILに対して略平行に揃えやすくなっている。このため、実施形態では、比較形態と比較して、プローブ100の中心軸に対する第2プランジャ120の傾斜を抑制することができる。
さらに、実施形態では、比較形態と比較して、フランジ部122の鉛直方向の長さを短くしても、柱部126を仮想線ILに対して略平行に揃えやすくなっている。すなわち、フランジ部122の鉛直方向の長さが一定以上である場合、フランジ部122の外側面がチューブ孔142aの内側面に接触することで柱部126を仮想線ILに対して略平行に揃えることができる。実施形態では、上述したように、開口146aの仮想線ILに略平行な内側面によって柱部126を仮想線ILに対して略平行に揃えやすくなっている。このため、実施形態に係るフランジ部122の鉛直方向の長さは、比較形態に係るフランジ部122の鉛直方向の長さより短くすることができる。したがって、実施形態では、比較形態と比較して、チューブ孔142aの内部におけるコイルばね130を配置するためのスペースの鉛直方向の長さを長くすることができる。
比較形態では、図3に示す断面において、テーパ孔144aKの内側面の上端と下端を結ぶ方向と開口146aKの内側面の下端と上端を結ぶ方向との間の角が略直角となっている。これは、上述したように、比較形態に係る係止部144Kは、バレル140Kの下端のカシメ加工によって形成されているためである。これに対して、実施形態では、図2に示す断面において、テーパ孔144aの内側面の上端と下端を結ぶ方向と開口146aの内側面の下端と上端を結ぶ方向との間の角が鈍角となっている。したがって、実施形態では、比較形態と比較して、テーパ孔144aの内側面の下端と開口146aの内側面の上端との間の角によるテーパ部124の摩耗を抑制することができる。
図4~図7は、実施形態に係るバレル140の製造方法を説明するための図である。
実施形態に係るバレル140は、以下のようにして製造されている。以下、図4~図7を用いた説明において、必要に応じて、仮想線ILに略平行な方向を軸方向という。以下、図4~図7を用いた説明において、必要に応じて、仮想線ILに略垂直な方向を径方向という。
まず、図4に示すように、ワーク140Wを準備する。ワーク140Wは、例えば金属である。
次いで、図5に示すように、ワーク140Wを仮想線ILの周りに回転させた状態で、軸方向に小径ドリル42をワーク140Wに通す。小径ドリル42は、小径軸部42a及び小径先端部42bを有している。小径軸部42aの径方向の直径は、小径軸部42aの軸方向内の位置によらず略一定となっている。小径先端部42bは、小径軸部42aの先端に設けられている。小径先端部42bの径方向の直径は、小径先端部42bの先端に向かうにつれて減少している。小径先端部42bは、ワーク140Wを軸方向に貫通している。したがって、小径軸部42aの切削加工によって小径孔146aWが形成されている。このため、小径孔146aWの径方向の直径は、小径軸部42aの径方向の直径と略等しくなっている。
次いで、図6に示すように、ワーク140Wを仮想線ILの周りに回転させた状態で、軸方向に大径ドリル44を小径孔146aWに通す。大径ドリル44は、大径軸部44a及び大径先端部44bを有している。大径軸部44aの径方向の直径は、大径軸部44aの軸方向内の位置によらず略一定となっている。大径軸部44aの径方向の直径は、小径軸部42aの径方向の直径より大きくなっている。大径先端部44bは、大径軸部44aの先端に設けられている。大径先端部44bの径方向の直径は、大径ドリル44の先端に向かうにつれて減少している。大径先端部44bは、小径孔146aWの先端を除いて、ワーク140Wを軸方向に貫通している。
図6に示す例では、小径孔146aWの先端を除いて、大径軸部44aの切削加工によって大径孔142aWが形成されている。このため、大径孔142aWの径方向の直径は、大径軸部44aの径方向の直径と略等しくなっている。大径孔142aWは、チューブ孔142aとなる孔である。したがって、チューブ孔142aの径方向の直径は、大径軸部44aの径方向の直径によって制御することができる。
図6に示す例では、大径先端部44bの切削加工によってテーパ孔144aが形成されている。仮想線ILに対するテーパ孔144aの内側面の傾斜は、仮想線ILに対する大径先端部44bの外側面の傾斜と略等しくなっている。すなわち、仮想線ILに対するテーパ孔144aの内側面の傾斜は、仮想線ILに対する大径先端部44bの外側面の傾斜によって制御することができる。このため、実施形態では、比較形態においてバレル140Kの先端のカシメ加工によって係止部144Kを形成する場合と比較して、仮想線ILに対するテーパ孔144aの内側面の傾斜を高精度に調整することができる。したがって、実施形態では、比較形態と比較して、仮想線ILに対するテーパ孔144aの内側面の傾斜を仮想線ILに対するテーパ部124の外側面の傾斜と揃えやすくなっている。よって、実施形態では、比較形態と比較して、仮想線ILに対する柱部126の傾斜を抑制することができる。
図6に示す例では、小径孔146aWの大径先端部44bによって貫通されていない先端は、開口146aとして残っている。すなわち、開口146aは、小径軸部42aの切削加工によって形成されている。したがって、実施形態では、開口146aの内側面を仮想線ILに略平行な方向に揃えることができる。また、実施形態では、開口146aの径方向の直径を小径軸部42aの径方向の直径によって制御することができる。このため、実施形態では、比較形態においてバレル140Kの先端のカシメ加工によって係止部144Kを形成する場合と比較して、開口146aの径方向の直径を高精度に調整することができる。したがって、実施形態では、比較形態と比較して、仮想線ILに対する柱部126の傾斜を抑制することができる。
次いで、図7に示すように、ワーク140Wを仮想線ILの周りに回転させた状態で、ブレード46の先端をワーク140Wの外側面に押し当ててワーク140Wの外側面を切削加工する。具体的には、ワーク140Wの先端を除いて、ワーク140Wの外側面を仮想線ILに対して略平行な方向に切削加工する。これによって、チューブ部142のチューブ孔142aの軸方向の周囲の外側面が形成されている。ワーク140Wの先端では、ワーク140Wの外側面を仮想線ILに対して斜めに切削加工する。これによって、係止部144のテーパ孔144a及び開口146aの軸方向の周囲の外側面が形成されている。実施形態では、比較形態においてバレル140Kの先端のカシメ加工によって係止部144Kを形成する場合と比較して、係止部144のテーパ孔144a及び開口146aの径方向の周囲の外側面の形状を高精度に調整して、多数のバレル140を製造しても係止部144のテーパ孔144a及び開口146aの径方向の周囲の外側面の形状をほぼ同じにすることができる。
バレル140の製造方法は、上述した方法に限定されない。
例えば、上述した方法では、ワーク140Wを仮想線ILの周りに回転させた状態で、小径ドリル42、大径ドリル44又はブレード46をワーク140Wに押し当てている。しかしながら、小径ドリル42、大径ドリル44又はブレード46を仮想線ILの周りに回転させてワーク140Wに押し当ててもよい。
また、実施形態では、中実のワーク140Wに小径ドリル42を押し当てて小径孔146aWを形成している。しかしながら、小径孔146aWが予め設けられたワーク140Wを用意してもよい。この場合、小径ドリル42を用いることなく、ワーク140Wに大径ドリル44を押し当てることで大径孔142aWを形成する。
また、実施形態では、小径孔146aW及び大径孔142aWを形成した後、ワーク140Wの外側面を切削加工している。しかしながら、ワーク140Wの外側面を切削加工した後、小径孔146aW及び大径孔142aWを形成してもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
例えば、実施形態では、第2プランジャを係止する係止部の構造について説明した。しかしながら、第2プランジャを係止する係止部の構造は、第1プランジャを係止する係止部にも適用可能である。
本明細書によれば、以下の態様が提供される。
(態様1)
態様1は、
プランジャと、
前記プランジャの少なくとも一部分を突出させる開口が設けられたバレルと、
を備え、
前記開口の内側面が前記プランジャの軸方向に略平行である、プローブである。
態様1によれば、開口の内側面がプランジャの軸方向に対して傾斜している場合と比較して、開口の内側面によってプランジャをプローブの中心軸に対して略平行に揃えやすくなっている。このため、態様1では、開口の内側面がプランジャの軸方向に対して傾斜している場合と比較して、プローブの中心軸に対するプランジャの傾斜を抑制することができる。
(態様2)
態様2は、
前記バレルの外側面の少なくとも一部分が切削加工によって形成されている、態様1に記載のプローブである。
態様2によれば、バレルの先端のカシメ加工によって係止部が形成されている場合と比較して、バレルの外側面の形状を高精度に調整して、多数のバレルを製造してもバレルの外側面の形状をほぼ同じにすることができる。
(態様3)
態様3は、
前記開口が切削加工によって形成されている、態様1又は2に記載のプローブである。
態様3によれば、バレルの先端のカシメ加工によって係止部が形成されている場合と比較して、開口の直径を高精度に調整することができる。したがって、態様2では、バレルの先端のカシメ加工によって係止部が形成されている場合と比較して、プローブの中心軸に対するプランジャの傾斜を抑制することができる。
(態様4)
前記開口に連通するテーパ孔が前記バレルに設けられており、
前記テーパ孔が切削加工により形成されている、態様1~3のいずれか一に記載のプローブである。
態様4によれば、バレルの先端のカシメ加工によって係止部が形成されている場合と比較して、プローブの中心軸に対するテーパ孔の傾斜を高精度に調整することができる。したがって、態様3では、バレルの先端のカシメ加工によって係止部が形成されている場合と比較して、プローブの中心軸に対するプランジャの傾斜を抑制することができる。
(態様5)
態様5は、
ワークの所定の第1孔に前記第1孔の直径より大きな直径の第2孔を形成する工程を備え、
前記第2孔を形成する工程において、前記第2孔が前記第1孔の先端を除いて前記ワークを貫通する、バレルの製造方法である。
態様5によれば、バレルの先端のカシメ加工によって係止部が形成されている場合と比較して、係止部に設けられた開口の直径を高精度に調整することができる。
(態様6)
態様6は、
前記ワークに前記第1孔を形成する工程をさらに備える、態様5に記載のバレルの製造方法である。
態様6によれば、バレルの先端のカシメ加工によって係止部が形成されている場合と比較して、第1孔の先端の直径を高精度に調整することができる。
(態様7)
態様7は、
前記ワークの前記第1孔及び前記第2孔の周囲の外側面の少なくとも一部分を切削加工する工程をさらに備える、態様5又は6に記載のバレルの製造方法である。
態様7によれば、バレルの先端のカシメ加工によって係止部が形成されている場合と比較して、ワークの第1孔及び第2孔の周囲の外側面の形状を高精度に調整することができる。
10 プローブヘッド
20 検査対象物
22 電極
30 検査基板
32 パッド
42 小径ドリル
42a 小径軸部
42b 小径先端部
44 大径ドリル
44a 大径軸部
44b 大径先端部
46 ブレード
100 プローブ
110 第1プランジャ
120 第2プランジャ
122 フランジ部
124 テーパ部
126 柱部
130 コイルばね
140,140K バレル
140W ワーク
142,142K チューブ部
142a,142aK チューブ孔
142aW 大径孔
144,144K 係止部
144a,144aK テーパ孔
146a,146aK 開口
146aW 小径孔
200 絶縁支持体
202 貫通孔
210 下部絶縁支持体
220 上部絶縁支持体
IL 仮想線

Claims (4)

  1. プランジャと、
    前記プランジャの少なくとも一部分を突出させる開口が設けられたバレルと、
    を備え、
    前記開口の内側面が前記プランジャの軸方向に略平行である、プローブ。
  2. 前記バレルの外側面の少なくとも一部分が切削加工によって形成されている、請求項1に記載のプローブ。
  3. 前記開口が切削加工によって形成されている、請求項1又は2に記載のプローブ。
  4. 前記開口に連通するテーパ孔が前記バレルに設けられており、
    前記テーパ孔が切削加工により形成されている、請求項1~3のいずれか一項に記載のプローブ。
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