JP2023141695A - イヤホン - Google Patents

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Abstract

Figure 2023141695000001
【課題】装着感が向上するイヤホンを提供する。
【解決手段】イヤホン(91)は、略円筒状の第1基部(1A)と、スピーカユニット(81)と、スピーカユニット(81)を内部に収容し、第1基部(1A)の一面側に、第1基部(1A)の軸線(CL)の方向と交わる第1の方向における一端側が、第1基部(1A)よりも突出するよう偏って延出した第2基部(1C)と、第2基部(1C)を覆うように装着され第2基部(1C)よりも軟らかい材質で形成されたカバー(2)と、を備える。イヤホン(91)は、第2基部(1C)の一端側において、第2基部(1C)とカバー(2)との間に空隙である第1空気室(GA)を有し、カバー(2)が装着された第2基部(1C)を耳介(E)に装着して使用する。
【選択図】図6

Description

本発明は、イントラコンカ型のイヤホンに関する。
特許文献1に、スピーカユニットを収容した本体部を耳介の耳甲介腔に装着して使用する、いわゆるイントラコンカ型のイヤホンが記載されている。
特許第3815513号公報
イヤホンの本体部は、通常、硬質樹脂で形成されており、イントラコンカ型のイヤホンでは、この本体部を対耳輪の内壁に嵌め込むように装着させるため、装着感は硬く、装着感の向上が望まれている。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、装着感が向上するイヤホンを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は次の構成を有する。
1) 略円筒状の第1基部と、
スピーカユニットと、
前記スピーカユニットを内部に収容し、前記第1基部の一面側に、前記第1基部の軸線の方向と交わる第1の方向における一端側が、前記第1基部よりも突出するよう偏って延出した第2基部と、
前記第2基部を覆うように装着され前記第2基部よりも軟らかい材質で形成されたカバーと、
を備え、
前記第2基部の前記一端側において、前記第2基部と前記カバーとの間に空隙である第1空気室を有し、前記カバーが装着された前記第2基部を耳介に装着して使用するイヤホンである。
本発明の一態様によれば、装着感が向上する。
図1は、本発明の実施の形態に係るイヤホンの実施例であるイヤホン91の第1方向から見た第1の側面図である。 図2は、イヤホン91を第1方向の反対方向である第2方向から見た第2の側面図である。 図3は、イヤホン91を左の耳介Eに装着した状態を示す平面図である。 図4は、イヤホン91の本体部1と、本体部1から外したカバー2とを示す第1方向から見た斜視図である。 図5は、イヤホン91の本体部1と、本体部1から外したカバー2とを示す第2方向から見た斜視図である。 図6は、図2におけるS6-S6位置での断面図である。 図7は、図6におけるS7-S7位置での断面図である。 図8は、イヤホン91を左の耳介Eに装着した状態での水平方向の模式的断面図である。 図9は、本体部1を左の耳介Eに装着した状態での模式的平面図である。
本発明の実施の形態に係るイヤホンを、実施例のイヤホン91により説明する。実施例のイヤホン91は、本体部を耳介に装着して使用する、いわゆるイントラコンカ型のワイヤレスタイプのイヤホンである。イヤホン91は、外部の音声再生装置からの音声信号を無線で受信し、耳介Eに装着した状態で、受信した音声信号に基づいて本体部1に収容したスピーカユニット81(図6参照)から出力された音声を聴取できる。
ここで説明するイヤホン91は、左耳用のイヤホンである。右耳用は、耳介Eに装着した状態で、頭部の前後方向において対称となる外観形状となっている。
図1は、イヤホン91の第1方向(左耳装着時の頭部後方)から見た第1の側面図である。図2は、イヤホン91を第1方向の反対方向である第2方向(左耳装着時の頭部前方)から見た第2の側面図である。図3は、イヤホン91を左の耳介Eに装着した状態を示す平面図である。図3,図8,及び図9において、上下前後左右の各方向は、便宜的に、頭部の方向に対応した矢印の方向で規定する。
また、以下の説明において、図3,図8,及び図9以外の図における方向は、紙面を符号が正立する向きにしたときの紙面上の方向とする。
図1及び図2に示されるように、イヤホン91は、外観上で、本体部1と本体部1の一部の部位である第2基部1Cに被せられたカバー2とを有する。
本体部1は、第1基部1A,ステム1B,及び第2基部1Cを有する。
カバー2には、放音孔2aとセンサ窓2bとを有する。
放音孔2aからは、内部に収容したスピーカユニット81から出力された音声が外部に放出される。
センサ窓2bは、内部に収容した近接センサ82(図6参照)のセンサ面82aが露出している。センサ面82aは、イヤホン91が耳介Eに装着された状態で近接対向又は接触する耳甲介腔Ekの表面を検出し、検出信号を回路基板84(図6参照)のセンサ処理部(不図示)へ送出する。
イヤホン91は、図3に示されるように、第1基部1A及び第2基部1Cが耳介Eの耳甲介腔Ekに収められ、前方が耳珠Ejの内壁Ej1(図8参照)、後方側が対耳輪Edの内壁Ed1(図8参照)、上方側が耳輪脚Eeの内壁Ee1(図9参照)に当接することで装着される。この装着姿勢で、ステム1Bは、珠間切痕Egに対応した位置で斜め前下方に延出する。
図4は、本体部1からカバー2を外した状態のイヤホン91を示す第1の方向から見た斜視図であり、図1に対応した斜視図である。
図5は、本体部1からカバー2を外した状態のイヤホン91を示す第2の方向から見た斜視図であり、図2に対応した斜視図である。
図4及び図5に示されるように、本体部1は、第1基部1A及びステム1Bと、第1基部1Aから図4の紙面における右方に延出した第2基部1Cとを有する。
第1基部1Aは、複数の部材で構成されている。具体的には、図4の右側からハウジング11,第1中間ハウジング13,第2中間ハウジング14,及び背側カバー15である。
第1中間ハウジング13,第2中間ハウジング14,及び背側カバー15は、第1基部1Aから図4の紙面における下方に延びてステム1Bのハウジングも構成している。
一方、ハウジング11は、図5に示されるように、図5の左方の紙面手前側に半体の延出壁部111として延出している。延出壁部111の紙面奥側の残りの半体部分には、図4に示されるように、先端カバー12が取り付けられている。すなわち、延出壁部111と先端カバー12とによって第2基部1Cのハウジングが形成されている。
第1基部1A及び第2基部1Cの特徴的な形状及び内部構造について、図6及び図7も参照して詳述する。図6は、図2におけるS6-S6位置での断面図であり、図7は、図6におけるS7-S7位置での断面図である。
図5及び図6で明らかなように、第1基部1Aは、略円筒状を呈し、第2基部1Cは第1基部1Aの一面側(図5における左端側)から、図5の紙面手前側に傾いて延出している。詳しくは、図6において、第2基部1Cは、第1基部1Aの円筒形状の軸線CLに対し、図6の紙面における左上方に偏って延出している。
具体的には、まず、第1基部1Aの軸線CLの方向と交わる第1の方向の仮想線LN1(図6参照)を設定する。第2基部1Cは、図6の紙面上の方向において、第1基部1Aの左上部から、左方に偏り、かつ第1基部1Aよりも左方に突出するよう延出している。仮想線LN1は、イヤホン91を左耳の耳介Eに装着した状態での頭部の前後方向に概ね相当する。
第1基部1Aの内部には、二次電池83と、二次電池83を電源として駆動する回路基板84とが収容されている。回路基板84には、外部との通信を行う通信部,スピーカユニット81を駆動する駆動部,及び近接センサ82からの信号を処理するセンサ処理部を含む回路(不図示)が備えられている。
第2基部1Cの内部には、スピーカユニット81及び近接センサ82が収容固定されている。スピーカユニット81及び近接センサ82と回路基板84とは電気的に接続されている。
図6に示されるように、第1基部1Aの一部を構成するハウジング11は、第1基部1Aと第2基部1Cとを区画する区画壁117を有する。
延出壁部111は、区画壁117の図6における左縁から左斜め上方に延出して形成されている。先端カバー12は、延出壁部111の先端縁形状に対応した形状を有する。そして、先端カバー12は、図6の紙面における右縁部位が区画壁117の右縁近傍に接触し、他の部位は延出壁部111の先端部分に当接して溶着などで固定されている。
これにより、延出壁部111と、先端カバー12と、区画壁117とによって内部に第2空間VZが形成されている。
第1基部1Aの図6の紙面における右上部は肩部PSである。肩部PSは、第2基部1Cよりも外側に円弧状の稜線として突出した部位である。
先端カバー12には、放音孔12a及びセンサ孔12bが形成されている。
放音孔12aは、先端カバー12を延出壁部111に取り付けた状態で、スピーカユニット81の放音面に対応した位置にあり、スピーカユニット81からの出力音声は放音孔12a及びカバー2の放音孔2aを通して外部に放出される。
センサ孔12bは、近接センサ82のセンサ面82aに対応して形成されており、センサ面82aはセンサ孔12b及びカバー2のセンサ窓2b内で露出している。
図5及び図6に示されるように、第2基部1Cは、先端部位に、その先端部位に向かう外面が屈曲して内側に向かう面として形成された第1空気室壁部FAを有する。具体的には、延出壁部111の先端部位は、内向きに屈曲して外形を延長した仮想線に対し凹んだ第1カット部11cとされている。また、先端カバー12の先端部位は、第2空間VZの容積を縮小する方向である内向きに屈曲して外形を延長した仮想線に対し凹んだ第1カット部12cとされている。第1カット部11c及び第1カット部12cとで第1空気室壁部FAが形成されている。
この例において、第1カット部11cの面と第1カット部12cの面とは同一平面上にある。
一方、図5に示される延出壁部111の中央部位は、内側に抉れた第4カット部11fとされ、これにより第4空気室壁部FDが形成されている。
また、図4,図5,及び図7に示されるように、第2基部1Cは、図4の紙面における上縁部に、外面が屈曲して内側に凹んだ面とされた第2空気室壁部FBを有する。具体的には、延出壁部111の図5の紙面における上縁中央部位が内向きに屈曲して凹んだ第2カット部11dが形成され、先端カバー12の図4における上縁中央部位が内向き屈曲して凹んだ第2カット部12dが形成されている。第2カット部11d及び第2カット部12dとで第2空気室壁部FBが形成されている。
この例において、第2カット部11dの面と第2カット部12dの面とは同一平面上にある。
また、第2基部1Cは、図4の紙面における下縁部に、外面が屈曲して内側に凹んだ面とされた第3空気室壁部FCを有する。具体的には、延出壁部111の図5の紙面における下縁中央部位が内向きに屈曲して第3カット部11eが形成され、先端カバー12の図4における下縁中央部位が内向き屈曲して凹んだ第3カット部12eが形成されて第3空気室壁部FCとされている。この例において、第3カット部11eの面と第3カット部12eの面とは同一平面上にある。
第2基部1Cは、ハウジング11に近い位置の外面に、周方向に離隔して形成された複数の溝部11h1,11h2を有する。
イヤホン91において、第2基部1Cの外面のほぼ全面にカバー2が被せられている。カバー2は、柔軟性を有する材質(例えばシリコーンゴム)により、第2基部1Cの外面に対応した形状で形成されている。
カバー2は、図5に示されるように、第2基部1Cを挿入する開口部2cを有する。開口部2cの縁部近傍には、内向きに突出する係合リブ2d,2eが形成されている。
カバー2は、開口部2cを広げながら第2基部1Cに被せて取り付けられる。
この取付作業において、係合リブ2d,2eをそれぞれ溝部11h1,11h2に進入係合させる。これにより、カバー2は、意図的に開口部2cを広げない限り第2基部1Cから外れることはない。
カバー2は、第2基部1Cの外面に対してやや強嵌合となるように形成されている。
そのため、カバー2を第2基部1Cに取り付けた状態で、カバー2は、第2基部1Cの外面に対し、第1~第4空気室壁部FA~FDの部分を除く範囲で密着している。これにより、第1~第4空気室壁部FA~FDとカバー2の内面との間に、それぞれ空隙として第1~第4空気室GA~GDが形成される。例えば、第4空気室GDは、第2基部1Cにおける第1空気室GAと第1基部1Aとの間の部分に形成されている。
第1~第4空気室GA~GDの内部空間は、実質的に密封されて空気で満たされている。従って、第1~第4空気室は、外部から圧縮力が付与されると圧縮力に応じた弾性反発力を生じながら圧縮する。以下、第1~第4空気室が形成されている部分を、それぞれ第1~第4クッション部PA~PDとも称する。
上述のイヤホン91を耳介Eに装着した状態(以下、装着状態)を図8及び図9を参照して詳述する。図8は、イヤホン91を左の耳介Eに装着した状態での水平方向の模式的断面図である。図9は、本体部1を左の耳介Eに装着した状態での模式的平面図である。図8及び図9に矢印で規定された前後左右の各方向は、頭部Hの前後左右方向に対応している。
図9に示されるように、イヤホン91の装着状態において、放音孔2aは外耳道Ehの開口部に対応した位置にある。
図8に示されるように、イヤホン91は、装着状態において、カバー2で覆われた第2基部1Cの、仮想線LN1の一端側にある第1クッション部PAが耳珠Ejの内壁Ej1を付勢し、仮想線LN1の他端側で耳珠Ejと対向する後方の対耳輪Edの内壁Ed1に第1基部1Aの肩部PSが当接するようになっている。すなわち、イヤホン91は、装着状態の前後方向において、耳珠Ejの内壁Ej1を第1クッション部PAが付勢し、第1クッション部PAの付勢に伴う圧縮及び圧縮で生じる弾性反発力によって軟らかな装着感触が得られる。これにより、イヤホン91は装着感が向上する。
また、図9に示されるように、イヤホン91は、装着状態において、カバー2で覆われた第2基部1Cの第1クッション部PAが耳珠Ejの内壁Ej1を付勢するのに加え、第2クッション部PBが耳輪脚Eeの内壁Ee1を付勢する。また、カバー2で覆われた第2基部1Cの第3クッション部PCも耳珠Ejの下部の内壁Ej2を付勢するようになっている。すなわち、イヤホン91は、第1クッション部PAの付勢に加えて、装着状態の上下方向において、耳輪脚Eeの内壁Ee1及び耳珠Ejの下部の内壁Ej2を、上下方向の一方の縁部の第2クッション部PB及び他方の縁部の第3クッション部PCが付勢する。そして、第2及び第3クッション部PB,PCの付勢に伴う圧縮及び圧縮で生じる弾性反発力によって軟らかな装着感触が得られる。これにより、イヤホン91は、さらに装着感が向上する。上下方向は、図6で示した仮想線LN1と軸線CLとに直交する方向に概ね相当する。
図8に示されるように、使用者の耳介Eの形状が、耳甲介腔Ekの内壁Ek1に対し耳珠Ejの内壁Ej1が比較的接近している場合、すなわち、図8の距離Daが比較的小さい(狭い)場合に、イヤホン91は、第4クッション部PDが内壁Ej1に当接し、距離Daが小さいほど内壁Ej1を強く付勢する。この場合でも、使用者は、内壁Ej1を付勢する第4クッション部PDの付勢に伴う圧縮及び圧縮で生じる弾性反発力によって軟らかな装着感触が得られる。
これにより、イヤホン91は、耳介Eの形状によらず装着感が一段と向上する。
装着状態において、イヤホン91は、カバー2における第1~第4クッション部PA~PDに対応した部分以外の部分も、柔軟性を有するカバー2が耳甲介腔Ekの表面に当接するので、装着感がより向上する。
以上詳述した実施例は、その構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形した変形例としてもよい。
イヤホン91は、第1クッション部PA~第4クッション部PDの4つのクッション部のすべてを備えていなくてもよい。少なくとも第1クッション部PAを備え、第1クッション部PAが耳珠Ejの内壁Ej1に弾力性をもって当接するようになっていればよい。
イヤホン91は、ワイヤレスタイプでなくてもよく、外部の音声再生装置からケーブルを介して音声信号を受信するワイヤードタイプであってもよい。
1 本体部
1A 第1基部
1B ステム
1C 第2基部
2 カバー
2a 放音孔
2b センサ窓
2c 開口部
2d,2e 係合リブ
11 ハウジング
111 延出壁部
11h1,11h2 溝部
117 区画壁
12 先端カバー
12a 放音孔
12b センサ孔
12c,11c 第1カット部
12d,11d 第2カット部
12e,11e 第3カット部
11f 第4カット部
13 第1中間ハウジング
14 第2中間ハウジング
15 背側カバー
81 スピーカユニット
82 近接センサ
82a センサ面
83 二次電池
84 回路基板
91 イヤホン
CL 軸線
Da 距離
E 耳介
Ee 耳輪脚
Ee1 内壁
Ed 対耳輪
Ed1 内壁
Eg 珠間切痕
Eh 外耳道
Ej 耳珠
Ej1,Ej2 内壁
Ek 耳甲介腔
Ek1 内壁
FA 第1空気室壁部
FB 第2空気室壁部
FC 第3空気室壁部
FD 第4空気室壁部
GA 第1空気室
GB 第2空気室
GC 第3空気室
GD 第4空気室
LN1 仮想線
PA 第1クッション部
PB 第2クッション部
PC 第3クッション部
PD 第4クッション部
PS 肩部
VZ 第2空間

Claims (3)

  1. 略円筒状の第1基部と、
    スピーカユニットと、
    前記スピーカユニットを内部に収容し、前記第1基部の一面側に、前記第1基部の軸線の方向と交わる第1の方向における一端側が、前記第1基部よりも突出するよう偏って延出した第2基部と、
    前記第2基部を覆うように装着され前記第2基部よりも軟らかい材質で形成されたカバーと、
    を備え、
    前記第2基部の前記一端側において、前記第2基部と前記カバーとの間に空隙である第1空気室を有し、前記カバーが装着された前記第2基部を耳介に装着して使用するイヤホン。
  2. 前記第1の方向と前記軸線の方向とに直交する方向を第2の方向としたときに、
    前記第2基部の前記第2の方向の一方の縁部と前記カバーとの間、他方の縁部と前記カバーとの間、及び、前記第2基部における前記第1空気室と前記第1基部との間の部分と前記カバーとの間の少なくともいずれかに、空隙である空気室を有している請求項1記載のイヤホン。
  3. 前記第2基部を前記耳介に装着した状態で、前記第1空気室を有する前記一端側が耳珠の内壁を付勢し、前記第1基部における前記一端側とは反対側の他端側が、前記耳介の対耳輪の内壁を付勢する請求項1又は請求項2記載のイヤホン。
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