JP2023140047A - 作業分析装置および作業分析方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の作業状況を分析した分析結果が長時間に及ぶ場合でも、ユーザが、その長時間に及ぶ分析結果を効率よく確認できるようにする。【解決手段】作業者の作業の様子を撮影した映像に基づいて、作業者が取り扱う対象物体を認識すると共に、作業者の作業を構成する行動を認識して、対象物体の認識結果と行動の認識結果とを含む分析結果情報を取得し、第1の期間を対象にした分析結果情報を可視化した第1の分析結果表示情報の表示部(全体分析結果表示部108)と、第1の期間に含まれる第2の期間を対象にして第1の分析結果表示情報より時間軸を拡大して分析結果情報を可視化した第2の分析結果表示情報の表示部(詳細分析結果表示部107)とを出力する。【選択図】図6

Description

本発明は、作業者の作業の様子を撮影した映像に基づいて、作業者の作業状況に関する分析結果情報を出力する処理をプロセッサにより実行する作業分析装置および作業分析方法に関するものである。
工場では、作業者の作業状況を分析して、その分析結果に基づいて、作業の手順などを見直すことで、作業効率の向上を図ることができる。このため、作業者の作業状況に関する分析を効率的に行える技術が望まれる。さらに、作業者の作業状況に関する分析結果情報をわかりやすくユーザに提示できる技術が望まれる。
このような要望に関係する技術として、従来、作業者が作業している様子をカメラで撮影して、その映像から作業者の作業状況を分析して、工程ごとの作業の実施状況を可視化したガントチャートや、作業者の様子が撮影された映像を、ユーザに提示する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2019-16226号公報
従来の技術では、ユーザが、ガントチャートと映像とを比較しながら閲覧することで、各工程における作業者の作業状況を比較的容易に把握することができる。一方、作業者の様子が撮影された映像が長時間に及ぶ場合、作業者の作業状況を分析した分析結果も長時間に及ぶ。このため、長時間に及ぶ分析結果を効率よく確認できることが望まれる。しかしながら、従来の技術は、このような要望に対して何ら配慮されないものであった。
そこで、本発明は、作業者の作業状況を分析した分析結果が長時間に及ぶ場合でも、その長時間に及ぶ分析結果をユーザが効率よく確認できるようになる作業分析装置および作業分析方法を提供することを主な目的とする。
本発明の作業分析装置は、作業者の作業の様子を撮影した映像に基づいて、作業者の作業状況に関する分析結果情報を出力する処理をプロセッサにより実行する作業分析装置であって、前記プロセッサは、前記映像に基づいて、作業者が取り扱う対象物体を認識すると共に、作業者の作業を構成する行動を認識して、前記対象物体の認識結果と前記行動の認識結果とを含む前記分析結果情報を取得し、第1の期間を対象にした前記分析結果情報を可視化した第1の分析結果表示情報と、前記第1の期間に含まれる第2の期間を対象にして前記第1の分析結果表示情報より時間軸を拡大して前記分析結果情報を可視化した第2の分析結果表示情報とを出力する構成とする。
また、本発明の作業分析方法は、作業者の作業の様子を撮影した映像に基づいて、作業者の作業状況に関する分析結果情報を出力する処理をプロセッサにより実行する作業分析方法であって、前記映像に基づいて、作業者が取り扱う対象物体を認識すると共に、作業者の作業を構成する行動を認識して、前記対象物体の認識結果と前記行動の認識結果とを含む前記分析結果情報を取得し、第1の期間を対象にした前記分析結果情報を可視化した第1の分析結果表示情報と、前記第1の期間に含まれる第2の期間を対象にして前記第1の分析結果表示情報より時間軸を拡大して前記分析結果情報を可視化した第2の分析結果表示情報とを出力する構成とする。
本発明によれば、ユーザが、第1の分析結果表示情報を閲覧することで、長い期間を対象にした作業者の作業状況を俯瞰的に確認することができる。また、ユーザが、第2の分析結果表示情報を閲覧することで、作業者の作業状況を詳細に確認することができる。これにより、作業者の作業状況を分析した分析結果が長時間に及ぶ場合でも、その長時間に及ぶ分析結果をユーザが効率よく確認できるようになる。
本実施形態に係る作業分析システムの全体構成図 サーバの概略構成を示すブロック図 サーバで行われる分析処理の内容を示すブロック図 サーバで行われる作業サイクル検出処理の状況を示す説明図 サーバで行われる分析結果可視化処理の内容を示すブロック図 管理者端末に表示される分析結果表示画面を示す説明図 分析結果表示画面の工程選択部、対象期間指定部、作業映像表示部、再生操作部、および作業サイクル選択部を示す説明図 分析結果表示画面の詳細分析結果表示部を示す説明図 作業ミス(異常)が発生した場合における詳細分析結果表示部の要部を示す説明図 作業ミス(異常)が発生した場合における詳細分析結果表示部の要部を示す説明図 詳細分析結果表示部の別例を示す説明図 分析結果表示画面の全体分析結果表示部を示す説明図 全体分析結果表示部の別例を示す説明図
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、作業者の作業の様子を撮影した映像に基づいて、作業者の作業状況に関する分析結果情報を出力する処理をプロセッサにより実行する作業分析装置であって、前記プロセッサは、前記映像に基づいて、作業者が取り扱う対象物体を認識すると共に、作業者の作業を構成する行動を認識して、前記対象物体の認識結果と前記行動の認識結果とを含む前記分析結果情報を取得し、第1の期間を対象にした前記分析結果情報を可視化した第1の分析結果表示情報と、前記第1の期間に含まれる第2の期間を対象にして前記第1の分析結果表示情報より時間軸を拡大して前記分析結果情報を可視化した第2の分析結果表示情報とを出力する構成とする。
これによると、ユーザが、第1の分析結果表示情報を閲覧することで、長い期間を対象にした作業者の作業状況を俯瞰的に確認することができる。また、ユーザが、第2の分析結果表示情報を閲覧することで、作業者の作業状況を詳細に確認することができる。これにより、作業者の作業状況を分析した分析結果が長時間に及ぶ場合でも、その長時間に及ぶ分析結果をユーザが効率よく確認できるようになる。
また、第2の発明は、前記プロセッサは、前記映像を、前記分析結果表示情報に対応付けられた状態で再生可能に出力する構成とする。
これによると、ユーザが、分析結果表示情報と映像とを比較しながら閲覧することで、作業者の作業状況を容易に把握することができる。この場合、作業者の詳細な作業状況を提示する第2の分析結果表示情報に映像が対応付けられることで、第2の期間に含まれる映像が再生されるようにしてもよい。また、例えば、第2の分析結果表示情報上に、現在の再生位置を示すタイムラインカーソルが表示されるようにしてもよい。
また、第3の発明は、前記第1の期間は、作業者の作業が実施された全期間から抽出された対象期間の全体であり、前記第2の期間は、前記対象期間の一部である構成とする。
これによると、ユーザが、対象期間の全体を対象にして作業者の作業状況を俯瞰的に確認すると共に、対象期間の一部を対象にして作業者の作業状況を詳細に確認することができる。この場合、第1の期間および第2の期間は、ユーザの操作により任意に指定されるものとしてもよい。
また、第4の発明は、前記プロセッサは、前記第1の期間に含まれる複数の規定期間のいずれかを選択するユーザの操作に応じて、選択された規定期間を前記第2の期間に設定して前記第2の分析結果表示情報を出力する構成とする。
これによると、規定期間ごとの分析結果情報を第2の分析結果表示情報により容易に確認することができる。この場合、例えば、規定期間は、所定の一連の行動で構成される作業サイクルであり、作業サイクルを選択するユーザの操作に応じて、選択された作業サイクルを第2の期間として第2の分析結果表示情報が出力されるものとしてもよい。
また、第5の発明は、前記プロセッサは、前記第1の分析結果表示情報における時間軸上で前記第2の期間を任意に指定するユーザの操作に応じて、指定された前記第2の期間を対象にした前記第2の分析結果表示情報を出力する構成とする。
これによると、ユーザが、広い第1の期間を対象にした第1の分析結果表示情報における時間軸上で、第2の分析結果表示情報の第2の期間を適切に指定することができる。この場合、例えば、第1の分析結果表示情報における時間軸を可視化したスライダーバーで第2の期間が指定されるものとしてもよい。
また、第6の発明は、前記プロセッサは、作業者の作業状況に関する異常を検知すると、その異常検知結果に関する情報を含む前記分析結果表示情報を出力する構成とする。
これによると、ユーザが、作業者の作業状況に関する異常を容易に確認することができる。この場合、例えば、所定の一連の行動で構成される作業サイクルにおける行動の過不足、行動の順番、および作業サイクルの時間長に関する異常が検知されるものとしてもよい。
また、第7の発明は、前記第2の分析結果表示情報は、前記異常検知結果に関する表示情報として、前記対象物体の表示欄の強調表示と、前記異常に関係する行動を示すマークの表示と、前記異常の内容を表す文字の表示との少なくともいずれかを含む構成とする。
これによると、ユーザが、作業者の作業状況に関する異常をより一層容易に確認することができる。特に、時間軸が短時間になる第2の分析結果表示情報では、行動単位で異常検知結果が表示されることで、ユーザが、異常の状況を詳細に確認することができる。
また、第8の発明は、前記第1の分析結果表示情報は、前記異常検知結果に関する表示情報として、前記第1の期間に含まれる規定期間で集計された統計情報の表示を含む構成とする。
これによると、ユーザが、作業者の作業状況に関する異常をより一層容易に確認することができる。特に、時間軸が長時間になる第1の分析結果表示情報では、規定期間で集計された統計情報が表示されることで、ユーザが、異常の状況を容易に確認することができる。例えば、第1の期間に含まれる複数の作業サイクルごとに異常の検知回数が集計されて、作業サイクルごとの異常の検知回数が提示されるものとしてもよい。
また、第9の発明は、作業者の作業の様子を撮影した映像に基づいて、作業者の作業状況に関する分析結果情報を出力する処理をプロセッサにより実行する作業分析方法であって、前記映像に基づいて、作業者が取り扱う対象物体を認識すると共に、作業者の作業を構成する行動を認識して、前記対象物体の認識結果と前記行動の認識結果とを含む前記分析結果情報を取得し、第1の期間を対象にした前記分析結果情報を可視化した第1の分析結果表示情報と、前記第1の期間に含まれる第2の期間を対象にして前記第1の分析結果表示情報より時間軸を拡大して前記分析結果情報を可視化した第2の分析結果表示情報とを出力する構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、作業者の作業状況を分析した分析結果が長時間に及ぶ場合でも、その長時間に及ぶ分析結果をユーザが効率よく確認できるようになる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る作業分析システムの全体構成図である。
本システムは、工場などにおける作業者の作業状況を分析して、その分析結果をユーザに提示するものである。本システムは、カメラ1と、レコーダ2と、サーバ3(作業分析装置)と、管理者端末4とを備えている。
カメラ1は、作業者が持ち場で作業を行う様子を撮影する。
レコーダ2は、カメラ1から出力される映像を録画する。
サーバ3は、レコーダ2から映像を取得して、その映像に基づいて、作業者の作業状況を分析する作業分析を行い、その分析結果を出力する。サーバ3は、施設(工場など)に設置され、その施設を対象にして作業分析を行う。また、サーバ3は、クラウドコンピュータとして構成され、複数の施設を対象にして作業分析を行うものでもよい。
管理者端末4は、システム管理者や作業管理者(ユーザ)が使用するものであり、PCやタブレット端末などで構成される。管理者端末4では、サーバ3で行われる処理に関する各種の設定の操作をシステム管理者が行う。また、管理者端末4では、サーバ3から出力される分析結果を表示して作業管理者が閲覧する。
次に、サーバ3の概略構成について説明する。図2は、サーバ3の概略構成を示すブロック図である。
サーバ3は、映像入力部11と、画面出力部12と、記憶部13と、プロセッサ14と、を備えている。
映像入力部11では、レコーダ2で録画された映像が入力される。
画面出力部12では、プロセッサ14で生成した分析結果表示画面が出力され、管理者端末4に分析結果表示画面(図6参照)が表示される。
記憶部13は、プロセッサ14で実行されるプログラムなどを記憶する。また、記憶部13は、レコーダ2から取得した分析用の映像を記憶する。また、記憶部13は、プロセッサ14で用いられる物体行動認識モデル(物体行動推定モデル)、プロセッサ14で生成した分析結果映像、および分析結果情報を記憶する。
プロセッサ14は、記憶部13に記憶されたプログラムを実行することで各種の処理を行う。本実施形態では、プロセッサ14が、分析処理P1、および分析結果可視化処理P2などを行う。
分析処理P1では、プロセッサ14が、作業者が作業を行う様子を撮影した映像に基づいて作業者の作業状況を分析して分析結果情報を生成する。
分析結果可視化処理P2では、プロセッサ14が、分析処理P1で取得した分析結果情報を可視化してユーザに提示する。本実施形態では、分析結果表示画面(図6参照)を生成する。
次に、サーバ3で行われる分析処理P1について説明する。図3は、分析処理P1の内容を示すブロック図である。
サーバ3では、プロセッサ14が、分析処理P1を行う。分析処理P1には、映像取得処理P11と、物体行動認識処理P12と、分析結果映像生成処理P13と、作業サイクル検出処理P14と、異常検知処理P15と、出力処理P16とが含まれる。
映像取得処理P11では、プロセッサ14が、分析対象とする映像を記憶部13から取得する。
物体行動認識処理P12では、プロセッサ14が、分析対象とする映像から物体(人物、部品および作業ツール)の種別を認識する物体認識を行うと共に、人物の行動の種別を認識する行動認識(行動推定)を行う。行動認識では、人物の動きと人物が接触した物体の種別とから人物の行動を認識する。物体行動認識処理P12では、認識結果情報として、行動に付与された行動idと、行動に関連する物体(対象物体)の種別と、行動の開始時刻および終了時刻とを取得する。物体行動認識処理P12では、ディープラーニングなどの機械学習により構築された物体行動認識モデル(機械学習モデル)を用いることができる。
分析結果映像生成処理P13では、プロセッサ14が、認識結果情報が付加された分析結果映像を生成する。具体的には、物体行動認識処理P12で認識された物体(人物、部品、作業ツール)を取り囲む矩形枠と、認識された物体の種別を表す文字と、認識された行動の種別を表す文字とを、分析対象となる元の映像上に重畳して、分析結果映像を生成する。
作業サイクル検出処理P14では、プロセッサ14が、物体行動認識処理P12で認識された作業者の行動の中から、所定の一連の行動で構成される作業サイクル(規定期間)を検出する。作業サイクル検出処理P14では、作業サイクルの検出結果情報として、作業サイクルに付与されたサイクルidと、作業サイクルの開始時刻および終了時刻とを取得する。
異常検知処理P15では、プロセッサ14が、作業者の作業手順と正規の作業手順とを比較して、作業ミス(作業の異常)を検知する。具体的には、プロセッサ14が、対象とする作業サイクルに関して、作業者が実施した行動と、正規の作業手順に含まれる行動とを比較して、作業ミスを検知する。作業ミスには、例えば、行動が過剰な状態、行動が不足する状態、行動の順番の入れ替わりがある状態などがある。なお、行動が過剰な状態とは、本来実施されるべきでないタイミングで行動が余分に実施された状態である。行動が不足する状態とは、本来実施されるべき行動が実施されていない状態である。
また、異常検知処理P15では、プロセッサ14が、1つの作業サイクルに関する作業者の作業時間を標準時間と比較して、作業サイクルの異常を検知する。具体的には、例えば、何らかのトラブルによりラインが一時的に停止した場合のように、作業サイクルの時間が標準時間より所定限度以上に長い場合に、作業サイクルの異常と判定される。また、例えば、作業サイクルが途中で取りやめになった場合のように、作業サイクルの時間が標準時間より所定限度以上に短い場合に、作業サイクルの異常と判定される。
出力処理P16では、プロセッサ14が、物体行動認識処理P12で取得した作業者の行動に関する情報(行動の種別、開始時刻および終了時刻など)、作業サイクル検出処理P14で取得した作業サイクルに関する情報(開始時刻および終了時刻など)、および異常検知処理P15の検知結果の情報(作業の異常(作業ミス)、作業サイクルの異常)を、分析結果情報として出力する。分析結果情報は記憶部13に保存される。
次に、サーバ3で行われる作業サイクル検出処理P14について説明する。図4は、作業サイクル検出処理P14の状況を示す説明図である。
サーバ3では、所定の一連の行動で構成される作業サイクルを検出する作業サイクル検出処理P14が行われる。具体的には、プロセッサ14が、認識された行動の中から、作業サイクルの開始タイミングを規定するトリガ行動を検出し、そのトリガ行動が検出されたタイミングを作業サイクルの開始タイミングとし、次のトリガ行動の直前の行動が検出されたタイミングを作業サイクルの終了タイミングとする。
図4は、1つの作業サイクルに含まれる行動の一例である。この場合、まず、図4(A)に示すように、作業者が本体を手で把持する行動をとる。次に、図4(B)に示すように、作業者がドライバを手で把持する行動をとる。次に、図4(C)に示すように、作業者がネジを部品箱から取り出す行動をとる。次に、図4(D)に示すように、作業者がネジを締める行動をとる。次に、図4(E)に示すように、作業者が本体を運ぶ行動をとる。次に、図4(F)に示すように、作業者が本体を手で把持する行動をとる。
ここで、図4(A),(F)に示すように、作業者が本体を手で把持する行動が、作業サイクルの開始タイミングを規定するトリガ行動となり、そのトリガ行動が開始されたタイミングが作業サイクルの開始タイミングとなる。また、次のトリガ行動の直前の行動が終了したタイミングが作業サイクルの終了タイミングとなる。
また、認識された各行動に関して、認識結果情報として、行動に付与された行動idと、行動に関連する物体(対象物体)の種別と、行動の開始時刻および終了時刻とを含む行動情報が取得される。また、作業サイクルの検出結果情報として、作業サイクルに付与されたサイクルidと、作業サイクルの開始時刻および終了時刻とを含む作業サイクル情報が取得される。
次に、サーバ3で行われる分析結果可視化処理P2について説明する。図5は、分析結果可視化処理P2の内容を示すブロック図である。
サーバ3では、プロセッサ14が、分析結果可視化処理P2を行う。分析結果可視化処理P2には、映像取得処理P21と、分析結果取得処理P22と、画面生成処理P23とが含まれる。
映像取得処理P21では、プロセッサ14が、分析結果映像を記憶部13から取得する。分析結果映像は、認識された物体(人物、部品、作業ツール)を取り囲む矩形枠と、認識された物体の種別を表す文字と、認識された行動の種別を表す文字とが、分析対象となる元の映像上に重畳されたものである。
分析結果取得処理P22では、プロセッサ14が、分析結果情報を記憶部13から取得する。分析結果情報は、作業者の行動に関する情報(行動の種別、開始時刻および終了時刻など)、作業サイクルに関する情報(開始時刻および終了時刻など)、および異常検知結果の情報(作業の異常(作業ミス)、作業サイクルの異常)である。
画面生成処理P23では、プロセッサ14が、分析結果情報を可視化した分析結果表示画面(図6参照)を生成する。この分析結果表示画面は、画面出力部12から管理者端末4に出力され、管理者端末4に分析結果表示画面が表示される。本実施形態では、分析結果表示画面に、分析結果情報を可視化して表示すると共に分析結果映像を表示する。
次に、管理者端末4に表示される分析結果表示画面について説明する。図6は、分析結果表示画面を示す説明図である。図7は、分析結果表示画面の工程選択部102、対象期間指定部103、作業映像表示部104、再生操作部105、および作業サイクル選択部106を示す説明図である。図8は、分析結果表示画面の詳細分析結果表示部107を示す説明図である。図9,図10は、作業ミス(異常)が発生した場合における詳細分析結果表示部107の要部を示す説明図である。図11は、詳細分析結果表示部107の別例を示す説明図である。図12は、分析結果表示画面の全体分析結果表示部108を示す説明図である。図13は、全体分析結果表示部108の別例を示す説明図である。
図6に示すように、管理者端末4では、分析結果表示画面101が表示される。分析結果表示画面101には、工程選択部102と、対象期間指定部103と、作業映像表示部104と、再生操作部105と、作業サイクル選択部106と、詳細分析結果表示部107(第2の分析結果表示情報の表示部)と、全体分析結果表示部108(第1の分析結果表示情報の表示部)とが設けられている。
図7に示すように、工程選択部102には、工程(ピッキング、プレス、溶接、組立、検査)ごとのボタン111が設けられている。ユーザが、ボタン111を操作していずれかの工程を選択すると、選択された工程に関する分析結果が分析結果表示画面101に表示される。
対象期間指定部103では、ユーザが、分析結果を表示させる対象期間(第1の期間)に関する情報として、日付および時間(開始時刻および終了時刻)を文字で入力することができる。なお、対象期間指定部103では、レコーダ2に映像が蓄積された期間、すなわち、映像に基づく作業分析結果を得ることができる期間に含まれる任意の期間をユーザが指定することができる。
作業映像表示部104には、分析結果映像121が表示される。分析結果映像121では、作業者が作業を行う様子を撮影した映像上に、認識された物体(人物、部品、作業ツール)を取り囲む矩形枠122と、認識された物体の種別を表す文字123と、認識された行動の種別を表す文字124とが重畳表示される。本例では、人物を表す矩形枠122および文字123と、ドライバを表す矩形枠122および文字123と、ネジ締めの行動を表す文字124とが表示される。
再生操作部105には、再生と一時停止とを兼用するボタン131と、倍速のボタン132とが設けられている。
作業サイクル選択部106には、各作業サイクル(1~6)のボタン141と、前スキップのボタン142と、後スキップのボタン143とが設けられている。ユーザが、ボタン141を操作して作業サイクルを選択すると、選択された作業サイクルに関する分析結果が、作業映像表示部104、および詳細分析結果表示部107に表示される。ユーザが、前スキップのボタン142を操作すると、次の作業サイクルの最初に進む。ユーザが、後スキップのボタン143を操作すると、現在表示中の作業サイクルの最初に戻る。
図8に示すように、詳細分析結果表示部107には、第1の行動一覧表示部201が設けられている。第1の行動一覧表示部201は、各物体に関連する行動の状況に関する短期的な分析結果を可視化してユーザに提示するものである。第1の行動一覧表示部201では、作業者の行動に関連する物体ごとに行動表示欄202が縦方向に並べて設けられている。本例では、作業者の行動に関連する物体として、部品(本体、#1の部品、#2の部品、および#3の部品)、および作業ツール(ドライバ、ピンセット、およびマーカ)ごとに行動表示欄202が設けられている。
行動表示欄202には、行動バー203が描画されている。行動バー203は、行動が行われた期間を表す画像である。すなわち、行動表示欄202では、横方向が時刻を表す時間軸となり、行動バー203は、行動が実施された期間に対応する範囲に描画される。これにより、物体の種別ごとに行動の実施状況が時系列で表現される。
行動バー203は、行動種別、具体的には、部品や作業ツールを手に把持する行動、ドライバでネジを締める行動などに応じて、表示形態が異なる。本例では、行動バー203に描画される網掛けの模様(描画パターン)が行動種別に応じて異なる。なお、行動バー203の塗り潰しの色が行動種別に応じて異なるようにしてもよい。
また、第1の行動一覧表示部201では、作業サイクル選択部106で作業サイクルが選択された場合には、その選択された1つの作業サイクルの全期間の分析結果が表示される。また、全体分析結果表示部108で任意の期間が指定された場合には、その指定された期間の分析結果が第1の行動一覧表示部201に表示される。
また、第1の行動一覧表示部201では、作業映像表示部104に表示された分析結果映像121の現在の再生位置(再生時刻)を示すタイムラインカーソル204が表示される。タイムラインカーソル204は、作業映像表示部104の分析結果映像121の再生時刻が進むのに応じて横方向(時間軸方向)に移動する。
また、詳細分析結果表示部107には、時間表示部205が設けられている。時間表示部205には、第1の行動一覧表示部201に表示された分析結果の範囲(表示期間)の開始時刻、終了時刻、時間長さが表示される。ここで、作業サイクル選択部106で作業サイクルが選択されることで、1つの作業サイクルの全期間が第1の行動一覧表示部201に表示されている状態では、表示された時間長さが、選択された作業サイクルの作業時間を表す。
また、詳細分析結果表示部107では、作業ミス(異常)が検知された場合に、検知された作業ミスに関係する物体(工具、部品)に関する行動表示欄202が強調表示(ハイライト)される。具体的には、該当する行動表示欄202の背景の表示形態(例えば、塗り潰しの色、網掛けの模様など)が変化する。なお、作業ミス(異常)には、行動が過剰な状態、行動が不足する状態、行動の順番の入れ替わりがある状態などがある。
また、詳細分析結果表示部107では、作業ミス(異常)が検知された場合に、アラートマーク206が表示される。アラートマーク206は、検知された作業ミスに関係する物体に関する行動表示欄202において、作業ミスに関係する行動の実施タイミングに対応する位置に表示される。例えば、行動が不足する場合には、その行動が実施されるべき位置にアラートマーク206が表示される。また、行動が余分である場合には、その余分な行動が実施された位置にアラートマーク206が表示される。
なお、アラートマーク206の代わりに、あるいはアラートマーク206に加えて、作業ミスに関係する行動バー203の表示形態が変化することで強調表示されてもよい。例えば、行動バー203の枠線が点線で描画されたり、行動バー203の透明度が変更されたりしてもよい。
ここで、図9(A-1),(A-2)は、#3の部品に関連する行動の例である。この場合、部品ハンドリング作業が、部品を手で把持する行動で構成される。図9(A-2)に示す作業者の作業手順では、図9(A-1)に示す正規の作業手順と比較して、部品を手で把持する行動が1回過剰であり、ここが作業ミス(異常)として検知されて、アラートマーク206が表示される。
図9(B-1),(B-2)は、ドライバに関連する行動の例である。この場合、ネジ締め作業が、ドライバを手で把持する行動と、ネジを部品箱から取り出す行動と、ネジを締める行動とで構成され、ネジを部品箱から取り出す行動、およびネジを締める行動は、3回繰り返される。図9(B-2)に示す作業者の作業手順では、図9(B-1)に示す正規の作業手順と比較して、ネジを部品箱から取り出す行動が1回少なく、ここが作業ミス(異常)として検知されて、アラートマーク206が表示される。
図10(A-1),(A-2)は、マーカに関連する行動の例である。この場合、マーキング作業が、マーカを手で把持する行動と、キャップを開ける行動と、マークを付ける行動と、キャップを閉める行動とで構成される。図10(A-2)に示す作業者の作業手順では、図10(A-1)に示す正規の作業手順と比較して、キャップを閉める行動が不足しており、ここが作業ミス(異常)として検知されて、アラートマーク206が表示される。
また、図11に示すように、詳細分析結果表示部107では、作業ミス(異常)が検知された場合に、異常内容表示部211が表示されようにしてもよい。異常内容表示部211には、検知された作業ミスの内容を表す文字が表示される。ここでは、#3の部品に関連する行動が1回過剰であることと、ドライバに関連する行動としてのねじ締めが1回少ないことと、マーカに関連する行動としてのキャップの閉め忘れが発生していることとが表示される。
図12に示すように、全体分析結果表示部108には、第2の行動一覧表示部301が設けられている。第2の行動一覧表示部301は、各物体に関連する行動の状況に関する長期的な分析結果を可視化してユーザに提示するものである。第2の行動一覧表示部301では、第1の行動一覧表示部201と同様に、作業者の行動に関連する物体ごとに行動表示欄302が縦方向に並べて設けられている。行動表示欄302には、第1の行動一覧表示部201と同様に、行動バー303が描画されている。
第2の行動一覧表示部301では、対象期間指定部103で指定された期間(対象期間)の分析結果が表示される。
また、全体分析結果表示部108には、スライダーバー304が設けられている。スライダーバー304では、ユーザが、左右のスライダー305を操作することで、詳細分析結果表示部107に表示させる分析結果に関して任意の期間を指定することができる。ここで、左側のスライダー305は開始時刻を規定し、右側のスライダー305は終了時刻を規定する。これにより、全体分析結果表示部108において期間が指定されることで、その指定された期間の分析結果が、時間軸方向に拡大された状態で詳細分析結果表示部107に表示される。
なお、作業サイクル選択部106において、ユーザが、作業サイクルを選択する操作を行うと、選択された作業サイクルの期間(開始時刻および終了時刻)に対応するように左右のスライダー305が移動すると共に、選択された作業サイクルの分析結果が詳細分析結果表示部107に表示される。
また、全体分析結果表示部108では、作業ミス(異常)が検知された場合に、回数マーク306が表示される。回数マーク306は、1つの作業サイクルにおける作業ミス(異常)の検知回数を表す。回数マーク306は、作業ミスが検知された作業サイクルの表示領域に表示される。本例では、#1の作業サイクルにおいて作業ミスが1回検出され、#4の作業サイクルにおいて作業ミスが3回検出されている。
また、全体分析結果表示部108では、作業サイクルの異常が検知された場合に、その異常が検知された作業サイクルが強調表示(ハイライト)される。具体的には、該当する作業サイクルの期間に矩形画像307が表示される。矩形画像307は、例えば、塗り潰しの色や網掛けの模様などで強調表示される。本例では、#4の作業サイクルの異常が検知されている。なお、作業サイクルの異常とは、具体的には、作業サイクルの時間が標準時間より所定限度以上に長い場合や、作業サイクルの時間が標準時間より所定限度以上に短い場合である。
また、図13に示すように、全体分析結果表示部108では、スライダーバー304で指定された期間、すなわち、詳細分析結果表示部107に分析結果が表示された期間が強調表示(ハイライト)される。具体的には、該当する期間に矩形画像311が表示される。矩形画像311は、例えば、塗り潰しの色や網掛けの模様などで強調表示される。矩形画像311は、異常が検知された作業サイクルを強調表示する矩形画像307と識別できるように、矩形画像307と異なる表示形態で表示される。本例では、#5の作業サイクルが選択されて、#5の作業サイクルに矩形画像311が表示されている。
このように本実施形態では、ユーザは、対象期間指定部103により、全体分析結果表示部108に表示させる分析結果の期間(対象期間、第1の期間)を任意に指定することができる。また、ユーザは、スライダーバー304により、詳細分析結果表示部107に表示させる分析結果の期間(対象期間の一部、第2の期間)を任意に指定することができる。また、ユーザは、作業サイクル選択部106により、1つの作業サイクルに関する分析結果を詳細分析結果表示部107に表示させることができる。
全体分析結果表示部108の対象となる第1の期間は、作業者の作業が実施された全期間から抽出された対象期間の全体であり、詳細分析結果表示部107の対象となる第2の期間は、対象期間の一部である。すなわち、詳細分析結果表示部107と全体分析結果表示部108とでは時間軸のスケールが異なり、全体分析結果表示部108に表示された分析結果の一部が、時間軸方向に拡大された状態で詳細分析結果表示部107に表示される。これにより、ユーザが、第1の分析結果表示情報を閲覧することで、広い期間を対象にした作業者の作業状況を俯瞰的に確認することができる。また、ユーザが、第2の分析結果表示情報を閲覧することで、作業者の作業状況を詳細に確認することができる。
具体的な手順としては、例えば、ユーザが、まず、作業サイクル選択部106により、1つの作業サイクルに関する分析結果を詳細分析結果表示部107に表示させて閲覧し、必要であれば、スライダーバー304により、詳細分析結果表示部107に表示させる分析結果の期間を調整することで、様々な範囲の分析結果を閲覧することができる。例えば、ユーザは、スライダーバー304により、1つの作業サイクル内の注目する任意の範囲の分析結果だけを詳細分析結果表示部107に表示させることができる。また、ユーザは、スライダーバー304により、2つ以上の作業サイクルに跨がる範囲の分析結果を詳細分析結果表示部107に表示させることができる。なお、作業状況の分析として、工場での各工程での作業を対象に説明したが、工場以外での作業、すなわち、各種施設内で定期的に発生する作業(例えば、商品の搬入・搬出作業、清掃作業、巡回警備作業)にも適用することが可能である。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。また、上記の実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
本発明に係る作業分析装置および作業分析方法は、作業者の作業状況を分析した分析結果が長時間に及ぶ場合でも、その長時間に及ぶ分析結果をユーザが効率よく確認できるようになる効果を有し、作業者の作業の様子を撮影した映像に基づいて、作業者の作業状況に関する分析結果情報を出力する処理をプロセッサにより実行する作業分析装置および作業分析方法などとして有用である。
1 カメラ
2 レコーダ
3 サーバ(作業分析装置)
4 管理者端末
11 映像入力部
12 画面出力部
13 メモリ
14 プロセッサ
101 分析結果表示画面
102 工程選択部
103 対象期間指定部
104 作業映像表示部
105 再生操作部
106 作業サイクル選択部
107 詳細分析結果表示部
108 全体分析結果表示部
141 作業サイクルを選択するボタン
201 第1の行動一覧表示部
202 行動表示欄
203 行動バー
204 タイムラインカーソル
206 アラートマーク
211 異常内容表示部
301 第2の行動一覧表示部
302 行動表示欄
303 行動バー
304 スライダーバー
305 スライダー
306 回数マーク

Claims (9)

  1. 作業者の作業の様子を撮影した映像に基づいて、作業者の作業状況に関する分析結果情報を出力する処理をプロセッサにより実行する作業分析装置であって、
    前記プロセッサは、
    前記映像に基づいて、作業者が取り扱う対象物体を認識すると共に、作業者の作業を構成する行動を認識して、前記対象物体の認識結果と前記行動の認識結果とを含む前記分析結果情報を取得し、
    第1の期間を対象にした前記分析結果情報を可視化した第1の分析結果表示情報と、前記第1の期間に含まれる第2の期間を対象にして前記第1の分析結果表示情報より時間軸を拡大して前記分析結果情報を可視化した第2の分析結果表示情報とを出力することを特徴とする作業分析装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記映像を、前記分析結果表示情報に対応付けられた状態で再生可能に出力することを特徴とする請求項1に記載の作業分析装置。
  3. 前記第1の期間は、作業者の作業が実施された全期間から抽出された対象期間の全体であり、
    前記第2の期間は、前記対象期間の一部であることを特徴とする請求項1に記載の作業分析装置。
  4. 前記プロセッサは、
    前記第1の期間に含まれる複数の規定期間のいずれかを選択するユーザの操作に応じて、選択された規定期間を前記第2の期間に設定して前記第2の分析結果表示情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の作業分析装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記第1の分析結果表示情報における時間軸上で前記第2の期間を任意に指定するユーザの操作に応じて、指定された前記第2の期間を対象にした前記第2の分析結果表示情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の作業分析装置。
  6. 前記プロセッサは、
    作業者の作業状況に関する異常を検知すると、その異常検知結果に関する情報を含む前記分析結果表示情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の作業分析装置。
  7. 前記第2の分析結果表示情報は、前記異常検知結果に関する表示情報として、
    前記対象物体の表示欄の強調表示と、
    前記異常に関係する行動を示すマークの表示と、
    前記異常の内容を表す文字の表示との少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項6に記載の作業分析装置。
  8. 前記第1の分析結果表示情報は、前記異常検知結果に関する表示情報として、
    前記第1の期間に含まれる規定期間で集計された統計情報の表示を含むことを特徴とする請求項6に記載の作業分析装置。
  9. 作業者の作業の様子を撮影した映像に基づいて、作業者の作業状況に関する分析結果情報を出力する処理をプロセッサにより実行する作業分析方法であって、
    前記映像に基づいて、作業者が取り扱う対象物体を認識すると共に、作業者の作業を構成する行動を認識して、前記対象物体の認識結果と前記行動の認識結果とを含む前記分析結果情報を取得し、
    第1の期間を対象にした前記分析結果情報を可視化した第1の分析結果表示情報と、前記第1の期間に含まれる第2の期間を対象にして前記第1の分析結果表示情報より時間軸を拡大して前記分析結果情報を可視化した第2の分析結果表示情報とを出力することを特徴とする作業分析方法。
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