JP2023138155A - 印刷管理システム及び印刷管理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】購入した印刷可能量をプリンタが何らかの理由で反映できない可能性のある場合に、印刷可能量を購入しようとするユーザの不利益を防止するする。【解決手段】モバイル端末300は、複合機200で印刷するチャージ枚数の購入要求を管理サーバ100へ送信し、管理サーバ100は、複合機200の状態が印刷可能な状態であるかどうかを判断し、複合機200の状態が印刷可能な第1状態であると判断した場合に、S12,S20で送信された購入要求を受け付け、受け付けた購入要求に係わるチャージ枚数を、複合機200の識別情報とともに記憶し、複合機200は、受け付けられ当該複合機200に付与されるチャージ枚数を管理サーバ100から取得し、管理サーバ100は、複合機200の状態が第1状態ではない第2状態であると判断した場合に、購入要求を受け付けない旨の第1通知をモバイル端末300へ送信する。【選択図】図3

Description

本発明は、プリンタとサーバとを備えた印刷管理システム、及び、サーバにおいて用いられる印刷管理プログラムに関する。
従来、例えば特許文献1に記載のように、プリンタを使用するユーザが印刷内容に応じた課金料金を支払うサービスにおいて、ユーザが事前に購入した印刷許可量をサーバが記憶し、その記憶した印刷許可量の範囲内でプリンタによる印刷を可能とする技術が知られている。
特開2021-18621号公報
特許文献1記載の技術では、購入した印刷可能量をプリンタが何らかの理由で反映できない可能性のある状態でユーザが印刷可能量を購入しようとした場合、購入した印刷可能量が無効となったり返金手続が必要になる等の可能性があり、ユーザの不利益防止の点で改善の余地があった。
本発明の目的は、購入した印刷可能量をプリンタが何らかの理由で反映できない可能性のある場合に、印刷可能量を購入しようとするユーザの不利益を防止することができる印刷管理システム及び印刷管理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、端末と、サーバと、プリンタとを有する印刷管理システムであって、前記端末は、ユーザの操作に従って、前記プリンタで印刷する印刷可能量の購入要求を前記サーバへ送信する購入要求処理を実行し、前記サーバは、前記プリンタの状態が印刷可能な状態であるかどうかを判断する判断処理と、前記判断処理で前記プリンタの状態が印刷可能な第1状態であると判断した場合に、前記購入要求処理で送信された前記購入要求を受け付ける第1受付処理と、前記第1受付処理で受け付けた前記購入要求に係わる印刷可能量を、前記プリンタの識別情報とともに記憶する第1記憶処理と、を実行し、前記プリンタは、前記第1受付処理で受け付けられ当該プリンタに付与される前記印刷可能量を前記サーバから取得する取得処理を実行し、前記サーバは、さらに、前記判断処理で前記プリンタの状態が前記第1状態ではない第2状態であると判断した場合に、前記購入要求処理で送信された前記購入要求を受け付けない旨の第1通知を前記端末へ送信する第1通知処理を実行する。
本願発明の印刷管理システムにおいては、端末と、サーバと、プリンタとを有する。ユーザの操作に基づき端末からプリンタの印刷可能量の購入要求があった場合、サーバでは、当該要求された印刷可能量を対応するプリンタと関連付ける形で記憶し、これによって当該プリンタにおいてはその印刷可能量の範囲内で印刷を実行可能となる。
ここで、プリンタにおいて不具合が生じていたり、プリンタとサーバとの間の通信がオフラインになっていたり等の状態でユーザが上記の操作にて印刷可能量を購入しようとした場合、購入した印刷可能量が無効となったり返金の手続きが必要になる等の可能性があり得る。
本願発明においてはこのような状況に対応し、端末での購入要求処理においてプリンタで印刷する印刷可能量の購入要求がサーバへ送信されると、サーバにおいて判断処理が行われる。判断処理は、プリンタの状態が、印刷可能な第1状態であるか、それ以外の第2状態であるか、を判断する処理である。
サーバにおいて、上記購入要求に係わるプリンタが第1状態であると判断された場合には、第1受付処理と第1記憶処理とが実行される。第1受付処理では、上記送信された購入要求が受け付けられ、第1記憶処理では、その受け付けた購入要求に係わる印刷可能量が当該プリンタの識別情報とともに記憶される。プリンタにおいては、上記第1受付処理で購入要求が受け付けられ当該プリンタに付与される印刷可能量がサーバから取得され、その印刷可能量の範囲内で印刷を実行可能となる。
サーバにおいて、上記購入要求に係わるプリンタが第2状態であると判断された場合には、第1通知処理が実行される。第1通知処理では、上記送信された前記購入要求を受け付けない旨の第1通知が端末へと送信される。
本願発明によれば、プリンタが第1状態であるか第2状態であるかに応じて印刷可能量の購入を受け付けるかどうかが切り替えられ、第2状態の場合は印刷可能量の購入が受け付けられないので、印刷可能量を購入しようとするユーザの不利益を防止することができる。
本発明によれば、購入した印刷可能量をプリンタが何らかの理由で反映できない可能性のある場合に、印刷可能量を購入しようとするユーザの不利益を防止することができる。
本発明の一実施形態による印刷サービス提供システムの全体概略構成を表す機能ブロック図である。 印刷サービスの提供に係わるソフトウェアブロック構成図である。 モバイル端末の表示装置における画面遷移の例を表す説明図である。 モバイル端末の表示装置における画面遷移の例を表す説明図である。 モバイル端末の表示装置における画面遷移の例を表す説明図である。 モバイル端末のプロセッサと、管理サーバのプロセッサと、複合機のプロセッサと、により実行される処理の例を表すシーケンスフローである。 モバイル端末のプロセッサと、管理サーバのプロセッサと、複合機のプロセッサと、により実行される処理の例を表すシーケンスフローである。 モバイル端末のプロセッサと、管理サーバのプロセッサと、複合機のプロセッサと、により実行される処理の例を表すシーケンスフローである。 モバイル端末のプロセッサと、管理サーバのプロセッサと、複合機のプロセッサと、により実行される処理の例を表すシーケンスフローである。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
本発明の一実施形態に係る印刷サービス提供システムを図1に示す。本実施形態は、顧客であるユーザがあらかじめ料金を支払って複合機200の印刷機能を使用するプリペイド印刷サービス(以下適宜、「プリペイド印刷サービス」という)を含めた印刷サービスを提供可能な、印刷サービス提供システム1の実施形態である。
<印刷サービス提供システムの概要>
図1において、この印刷サービス提供システム1は、管理サーバ100と、複合機200と、モバイル端末300と、を含んでいる。これら管理サーバ100、複合機200、及びモバイル端末300は、ネットワークNTに接続されており、互いに通信可能である。印刷サービス提供システム1が印刷管理システムの一例であり、管理サーバ100がサーバの一例であり、複合機200がプリンタの一例であり、モバイル端末300が端末の一例である。
<管理サーバ>
管理サーバ100は、例えば複合機200のメーカが設置及び管理するサーバであり、プロセッサ110と、記憶装置115と、インタフェース190と、を有している。これらプロセッサ110、記憶装置115、及びインタフェース190は、バス105を介して互いに接続されている。
記憶装置115は、揮発性記憶装置120と、不揮発性記憶装置130と、を備えている。
揮発性記憶装置120は例えばDRAMであり、ユーザであるユーザIDを記憶するユーザID記憶領域121、複合機200のプリンタIDであるプリンタIDを記憶するデバイス番号記憶領域122、後述するサービス情報を記憶するサービス情報記憶領域123を有している。不揮発性記憶装置130は、例えば、ハードディスクドライブ、あるいはソリッドステートドライブであり、プログラム記憶領域131と、料金テーブル記憶領域132と、を有している。
プログラム記憶領域131には各種プログラムが格納されている。各種プログラムには、後述の図2のソフトウェアブロック図及び図6~図9のシーケンスフロー等に基づく本実施形態の印刷管理プログラムが含まれる。
料金テーブル記憶領域132には、例えば、前述のプリペイド印刷サービスの契約が結ばれている場合において印刷に対応してユーザに課金される料金を計算するための所定の相関が記憶されている。
プロセッサ110は、データ処理を行う装置、例えばCPUであり、プログラム記憶領域131に格納された本実施形態の印刷サービスに関するプログラムを含む、各種プログラムを実行する。プロセッサ110が演算部の一例である。プロセッサ110は、ネットワークNTに接続されたモバイル端末300、複合機200に対するデータ通信を含む、後述の図2、図6~図9等に示す各種の処理を行う。プロセッサ110は、本実施形態の印刷サービス提供システム1による各種の処理手法を、複合機200やモバイル端末300と協働して実行する。
インタフェース190は、他の装置と通信するための有線LANインタフェース又は無線インタフェースであり、ネットワークNTに接続されている。
なお、上記はサーバを、1つの管理サーバ100により構成したが、これに限られず、管理サーバ100における機能を適宜の複数のサーバにより分担してもよい。
また、上記記憶装置115は上述した装置要素での構成に限られず、例えば、RAM、ROM、EEPROM、HDD、モバイル端末300に着脱されるUSBメモリ等の可搬記録媒体、プロセッサ110が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成されてもよい。
なお、記憶装置115は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non-transitoryな媒体である。non-transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。また、non-transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。
後述する複合機200の記憶装置215についても同様である。
<複合機>
複合機200は、例えば、上記印刷サービスを提供する印刷サービス業者又はユーザによって保有されている。複合機200は、スキャナ部280と、印刷部290と、プロセッサ210と、記憶装置215と、表示部240と、操作部250と、通信部285と、通信インタフェース270と、を有している。これらスキャナ部280、印刷部290、プロセッサ210、記憶装置215、表示部240、操作部250、通信部285、及び通信インタフェース270は、バス205を介して互いに接続されている。
記憶装置215は、揮発性記憶装置220と、不揮発性記憶装置230とを、含んでいる。揮発性記憶装置220は、例えば、DRAMであり、後述する管理サービス情報を記憶するサービス情報記憶領域221を備えている。不揮発性記憶装置230は、例えばフラッシュメモリであり、プログラム記憶領域232と、ユーザが契約元と交わした契約の締結内容を記憶する契約情報記憶領域233と、を備えている。プログラム記憶領域232には各種プログラムが格納されている。各種プログラムには、後述の図2のソフトウェアブロック図及び図6~図9のシーケンスフロー等に基づく本実施形態の印刷サービスの提供に関する各種のプログラムが含まれる。これらのプログラムは、例えば、ファームウェアとしてプログラム記憶領域232に予め格納されている。
プロセッサ210は、データ処理を行う装置であり、例えば、CPUである。プロセッサ210は、プログラム記憶領域232に格納された各種プログラムを実行し、本実施形態の印刷サービス提供システム1に関する処理手法をプロセッサ110やモバイル端末300と協働して実行する。
表示部240は、例えば、液晶ディスプレイであり、種々の情報を表示可能である。操作部250は、ユーザによる操作を受け付ける装置である。ユーザは、操作部250を操作することによって、種々の指示を複合機200に入力可能である。通信インタフェース270は、他の装置と通信するための有線または無線のネットワークインタフェースであり、ネットワークNTに接続されている。
スキャナ部280は、CCDやCMOSなどの光電変換素子を用いて光学的に読取り対象物である原稿を読み取ることによって、読み取った画像を表すスキャンデータを生成する。
印刷部290は、図示しない搬送機構により給紙トレイ中の用紙を取り出して搬送しつつ、その搬送される用紙に対して所定の方式で画像を印刷する。以下は、インクジェット方式で印刷が行われる場合を例にとって説明する。印刷部290は、モバイル端末300から送信された印刷ジョブ、若しくは、操作部250での操作に基づき自ら生成した印刷ジョブに応じて、カートリッジホルダ51に着脱可能に装着されるインクカートリッジ50のインクを用いて用紙に対し画像の形成を行う。
通信部285は、例えば端子などであり、カートリッジホルダ51に装着されたインクカートリッジ50が有するカートリッジメモリ(ICチップ)に電気的に接続される。
インクカートリッジ50には、それぞれカートリッジメモリ(図示省略)が備えられ、このカートリッジメモリに、上記通信部285を介して読み取り可能にカートリッジ情報が記憶されている。
<モバイル端末>
モバイル端末300は、例えばユーザの所有するスマートフォン等の携帯端末であり、無線通信を介してネットワークNTに接続される。モバイル端末300は、プロセッサ310と、記憶装置(図示省略)と、ネットワークNTに接続するためのインタフェース(図示省略)と、を有している。
記憶装置に備えられたプログラム記憶領域には各種プログラムが記憶されている。各種プログラムには、後述の図2のソフトウェアブロック図及び図6~図9のシーケンスフロー等に基づく本実施形態の印刷サービスの提供に関する各種のプログラムが含まれる。プロセッサ310は、プログラム記憶領域に格納された本実施形態の印刷サービスに関するプログラムを実行する。プロセッサ310は、ネットワークNTに接続された管理サーバ100、複合機200、配送サーバ400、中継サーバ600に対するデータ通信を含む、後述の図2、図6~図9等に示す各種の処理を行う。プロセッサ310は、本実施形態の印刷サービス提供システム1による処理手法を、管理サーバ100や複合機200と協働して実行する。
モバイル端末300はまた、表示装置301を備える。表示装置301の表示内容の例については後述する。
なお、モバイル端末300に代えて、例えばパソコンやタブレットコンピュータ、等の他の情報端末を用いてもよい。以下適宜、それら情報端末を総称して、単に「モバイル端末300」と称する。
<プリペイド印刷サービス>
前述したように、本実施形態では、事前にユーザが利用契約に基づく料金を支払って複合機200の印刷機能を使用する、プリペイド印刷サービスが提供される。管理サーバ100は、モバイル端末300からのプリペイド印刷サービスの申請を受け付けることで、複合機200にそのプリペイド印刷サービスが適用される。すなわち、ユーザがモバイル端末300を介し当該複合機200に対する印刷権限をあらかじめ有償で購入することでその印刷権限が保証する印刷可能枚数分だけ印刷可能となる、従量制のサービスである。なお、例えば複合機200の購入時において、無償で取得可能な印刷権限が保証する印刷可能枚数であってもよい。また有償に基づく印刷権限と無償による印刷権限との両方が存在していてもよい。
<チャージ枚数>
プリペイド方式の料金システムの場合、ユーザは、取得した印刷権限により保証される印刷可能枚数(以下適宜、単に「チャージ枚数」という)を上限として、印刷を行うことができる。チャージ枚数は、印刷可能量の一例である。
その際、例えば、上述の印刷権限が保証する印刷可能枚数が完遂されたとき、言い換えれば印刷済みの枚数が上記チャージ枚数に到達したときには、それ以降に印刷可能な印刷可能枚数がゼロであること(以下適宜、「チャージゼロ」という)をユーザに報知する必要がある。そのために、複合機200から出力される表示信号により、モバイル端末300において、対応する警告表示が行われる。
<ソフトウェアブロック構成>
本実施形態において上記の処理に係わるソフトウェアブロック構成を、図2に示す。図2において、管理サーバ100はサービス処理部520を備えており、また複合機200は印刷制御部540を備えている。一例として、管理サーバ100のサービス処理部520は、前述したプロセッサ110とプログラムの対応する部分とにより構成されている。また一例として、複合機200の印刷制御部540は、前述したプロセッサ210とプログラムの対応する部分とにより構成されている。
管理サーバ100のサービス処理部520は、モバイル端末300を介したユーザからのプリペイド印刷サービスの申請を受け付け、最新のサービス情報を参照しつつ、所定のプリペイド印刷サービスの提供に必要な適宜の処理(詳細は後述)を実行する。サービス情報は、上記図1に示した管理サーバ100の揮発性記憶装置120におけるサービス情報記憶領域123に記憶される情報であり、累積チャージ枚数及び累積印刷枚数を含む。尚、サービス情報は複合機200の電源オフにより消失しないよう未図時の書き換え可能な不揮発性記憶装置に適宜バックアップされている。
上記したように、プリペイド印刷サービスにおいて、ユーザが購入した印刷権限が保証する印刷可能枚数が上記チャージ枚数であり、例えば50枚=500円、500枚=3500円などといった複数種類の中から選択してオーダーできる。そしてユーザがそれまでに当該複合機200に対して購入したチャージ枚数を合算した累積枚数が、上記の累積チャージ枚数となる。
一方、ユーザが過去のオーダーで当該複合機200にチャージした累積チャージ枚数のうち実際に何枚が印刷済であるのか、言い換えれば印刷権限情報が保証する印刷量のうち実際にどれだけの量が印刷済であるのか、を管理する情報が、上記の累積印刷枚数となる。
複合機200の印刷制御部540は、管理サービス情報に基づいて、特に図示しない管理サーバ100からの指示に従った上記印刷部290の印刷動作を制御する。管理サービス情報は、揮発性記憶装置220におけるサービス情報記憶領域221に記憶される情報であり、上述した最新のサービス情報と同様、累積チャージ枚数及び累積印刷枚数が含まれている。また印刷制御部540は、その時点の管理サービス情報の内容も含めたサービス状態をモバイル端末300へ送信してユーザに提示する機能も有している。
累積印刷枚数は、実際に印刷制御を行う複合機200によりデータの生成と修正が行われる。累積チャージ枚数は、チャージのオーダーを受け付けて処理する管理サーバ100によりデータの生成と修正が行われる。
管理サーバ100は、印刷サービスの受付処理を行う関係から、複合機200における累積印刷枚数をできるだけリアルタイムに管理する必要がある。その一方で、複合機200側では、実際にオーダーされたチャージ枚数以内で印刷可能枚数を制限する必要がある。そのため管理サーバ100と複合機200とは、例えば適宜の周期で定期的にそれぞれのデータを互いに送受し合うことで、それぞれの情報内容を同期更新する。具体的に、管理サーバ100からは累積チャージ枚数を含む情報を複合機200へ送信し、複合機200からは累積印刷枚数を含む情報を管理サーバ100へ送信し、それぞれ受信した情報の内容を更新する。
複合機200の印刷制御部540は、その時点で自身が記憶している管理サービス情報の累積チャージ枚数から累積印刷枚数を差し引いた印刷可能枚数以内でのみ印刷を行うよう管理できる。そして実際に印刷した際に、印刷制御部540は、その印刷済みの枚数分で管理サービス情報の累積印刷枚数をカウントアップするよう更新する。印刷制御部540は、チャージ済金額で印刷可能なチャージ枚数の完遂時、すなわち、カウントアップされた累積印刷枚数が累積チャージ枚数へ到達時、これ以降の印刷可能枚数がゼロとなった上記チャージゼロ状態を警告表示するための表示信号を出力する。
<本実施形態の特徴>
本実施形態で実行される上記プリペイド印刷サービスでは、モバイル端末300においてユーザが複合機200のチャージ枚数の購入を申し込むと、要求されたチャージ枚数が管理サーバ100において複合機200と関連付けられ、当該複合機200においてはそのチャージ枚数の範囲内で印刷を実行可能となる。
ここで、複合機200において何らかの機械的又は電気的な不具合(以下適宜、単に「エラー」とも言う)が生じていたり、複合機200と管理サーバ100との間の通信がオフラインになっていたり、等の状態がありうる。この場合、ユーザがモバイル端末300における上記操作にてチャージ枚数を購入しようとした場合、購入したチャージ枚数が無効となったり返金の手続きが必要になる等の可能性がある。
本実施形態ではこのような状況に対応し、モバイル端末300で上記購入申し込みが行われると、管理サーバ100により複合機200の状態が印刷可能な状態であるかどうかが判断され、印刷可能な状態でなければ、管理サーバ100からの通知に基づき上記購入申し込みを受け付けない旨の表示がモバイル端末300の表示装置301において行われる。以下、そのような処理内容を含めた、モバイル端末300の表示装置301における画面遷移の例を図3に示す。なお、以下の各図において、適宜、複合機のことを単に「プリンタ」等と略示する。
<モバイル端末の画面遷移の例>
例えばモバイル端末300における適宜の操作により、表示装置301において図3(a)に示すプリンタ選択画面301Aが表示される。画面301Aでは、モバイル端末300からチャージ可能となっている少なくとも1つのプリンタ、この例では複合機200のプリンタIDの一覧が表示される。図示の例では、チャージ可能な複数の複合機200それぞれのプリンタIDである型番「MFP-X1234」「MFP-X5678」が表示される。
画面301Aにおいてユーザがいずれか1つの複合機200を選択して「OK」ボタンを操作することで、表示装置301の表示は画面301Aから別の画面へと移行する。
<オンラインであった場合>
画面301Aにおいてユーザが選択した複合機200が、管理サーバ100との間での通信がオンライン状態であった場合、図3(b)のプリンタ情報表示画面301Bへと移行する。
図3(b)において、図示の例では、前述の型番「MFP-X1234」が選択された場合を示しており、画面301Bでは、その型番と、当該複合機200がオンライン状態であることが表示される。また、管理サーバ100のサービス情報記憶領域123のサービス情報の記憶内容に基づき、管理サーバ100から「MFP-X1234」の複合機200のプリンタ情報が取得される。プリンタ情報には、少なくとも、当該複合機200のシリアルナンバー、及び、当該複合機200で印刷可能な残り枚数、すなわち累積チャージ枚数から累積印刷枚数を差し引いた上記印刷可能枚数、が含まれている。
この例の画面301Bでは、取得されたプリンタ情報に基づく、対応するシリアルナンバー「01234567890」の表示と、印刷可能枚数の数値を表わす「あと50枚」の表示と、が行われている。さらに、画面301Bでは、上記印刷可能枚数を見たうえでユーザが新たにチャージ枚数を購入する場合に操作する、「印刷枚数をCharge」ボタンが表示されている。
画面301Bにおいてユーザが「印刷枚数をCharge」ボタンを操作することで、表示装置301の表示が画面301Bから別の画面、すなわち図3(c)の画面301C、図3(e)の画面301E、図3(f)の画面301F、図3(g)の画面301G、のいずれかへ移行する。
<チャージが受け付けられる場合>
画面301Aでユーザが選択した複合機200で前述のエラーが特に生じていなかった場合には、画面301Bでの上記「印刷枚数をCharge」ボタンの操作により、表示装置301の表示は図3(c)のプラン選択画面301Cへと移行する。
図3(c)において、図示の例では、前述の型番及び印刷可能枚数等の表示に加え、前述のプリペイド印刷サービスに係わる複数のプランを表すボタンが、選択可能に表示される。この例では、¥500の支払いで50枚の印刷が可能となるプランを表す「50枚|500円」ボタンと、¥3500の支払いで500枚の印刷が可能となるプランを表す「500枚|3500円」ボタンと、¥5000の支払いで1000枚の印刷が可能となるプランを表す「1000枚|5000円」ボタンと、が選択可能に表示される。
画面301Cにおいてユーザがいずれか1つのプランを表すボタンを操作すると、そのプランに対応するチャージ枚数のチャージが行われ、図3(d)のチャージ完了画面301Dへと移行する。図3(d)に示す例では、画面301Dにおいて、前述の型番「MFP-X1234」及びシリアル番号と、チャージ完了を表す「以下のプリンタに印刷枚数を追加しました」旨のメッセージと、「OK」ボタンとが表示されている。
<ユーザが復帰可能なエラーが生じていた場合>
画面301Aでユーザが選択した複合機200でエラーが生じており、そのエラーがユーザが自力で復帰可能なものであった場合は、上記「印刷枚数をCharge」ボタンの操作で表示装置301の表示は図3(e)の注意画面301Eへと移行する。
図3(e)は、上記ユーザにより復帰可能なエラーとして、複合機200の印刷部290により画像が印刷される用紙が消費され尽くして残り0となった、いわゆる用紙切れが生じていた場合の例である。この場合、例えば図示のように「プリンタの用紙切れのため、Chargeできません。用紙を補充してからやり直してください」のメッセージと、「OK」ボタンと、が表示される。メッセージを確認したユーザが用紙を補充して「OK」ボタンを押すことで表示装置301の表示が前述の画面301Cへ移行し、チャージ枚数のチャージを行うことができる。
なお、ユーザにより復帰可能なエラーの他の例としては、例えばインクカートリッジ50内のインクがなくなった又は所定量以下に減少した等があり、対応するメッセージ及び「OK」ボタンを備えた注意画面(図示省略)が表示される。上記同様、ユーザが対処し「OK」ボタン操作を行うことで画面301Cへ移行してチャージを行うことが可能である。
<ユーザが復帰不可能なエラーが生じていた場合>
画面301Aでユーザが選択した複合機200で生じているエラーがユーザが自力で復帰不可能なものであった場合は、上記「印刷枚数をCharge」ボタンの操作で表示装置301は図3(f)又は(g)の警告画面301F,301Gへ移行する。
図3(f)の画面301Fは、上記復帰不可能なエラーとして、複合機200が故障していた場合の例である。この場合、例えば図示のように「プリンタが故障しています。電源をOn/Offしてやり直してください。改善しない場合はサポートまでご連絡ください」のメッセージと、「OK」ボタンと、が表示される。メッセージを確認したユーザが「OK」ボタンを押すことで、表示装置301の表示が、前述した図3(b)のプリンタ情報表示画面301Bへと戻る。
例えばユーザが上記メッセージに従い複合機200のメーカのサポート部門に連絡し故障を解消してもらっていれば、画面301Bの「印刷枚数をCharge」ボタンを再操作することで図3(c)の前述の画面301Cへ移行し、チャージ枚数のチャージを行うことができる。
図3(g)の画面301Gは、上記復帰不可能なエラーとして、複合機200の印刷部290の印刷開始時における廃インクを貯留する廃液バッド(図示省略)のインク貯留量が限界に達していた場合の例である。この場合、例えば図示のように「廃液パッドがいっぱいです。サポートまでご連絡ください」のメッセージと、「OK」ボタンと、が表示される。メッセージを確認したユーザが「OK」ボタンを押すことで、表示装置301の表示が、前述した図3(b)のプリンタ情報表示画面301Bへと戻る。
例えばユーザがメッセージに従い複合機200のメーカのサポート部門に連絡し廃液パッドを交換してもらっていれば、画面301Bの「印刷枚数をCharge」ボタンを再操作することで図3(c)の前述の画面301Cへ移行しチャージ枚数のチャージを行うことができる。
<オフラインであった場合>
画面301Aにおいてユーザが選択した複合機200と管理サーバ100との間の通信がオフライン状態であった場合、図3(h)のプリンタ情報表示画面301Hへと移行する。
図3(h)に示す画面301Hにおいて、図示の例は、上記画面301Bと同様、前述の型番「MFP-X1234」が選択された場合を示しており、その型番と、当該複合機200がオフライン状態であることが表示される。また、上記画面301Bと同様、管理サーバ100から「MFP-X1234」の複合機200のプリンタ情報が取得され、その情報に基づくシリアルナンバーの表示と、印刷可能枚数「あと50枚」の表示と、が行われている。さらに、画面301Bと同様に、「印刷枚数をCharge」ボタンも表示されている。
画面301Hにおいてユーザが「印刷枚数をCharge」ボタンを操作すると、表示装置301の表示が画面301Hから図3(i)に示すオフライン警告画面301Iへと移行する。
図3(i)において、画面301Iでは、例えば図示のように「プリンタがOffline状態のため、Chargeできません。Online状態であることを確認してからやり直してください」のメッセージと、「OK」ボタンと、が表示される。メッセージを確認したユーザが「OK」ボタンを押すことで、表示装置301の表示が、前述した図3(b)のプリンタ情報表示画面301Bへと戻る。
例えばユーザが何らかの手段で複合機200と管理サーバ100との間をオンライン状態にしたり、電波環境が改善して複合機200と管理サーバ100との間の通信が自然にオンライン状態になっていれば、画面301Bの「印刷枚数をCharge」ボタンを再操作することで図3(c)に示した前述の画面301Cへ移行し、チャージ枚数のチャージを行うことができる。
<複数の複合機をまとめて処理対象としたい場合>
上記は1つの複合機200をチャージ枚数購入の対象とする場合を例にとって説明したが、ユーザによっては、複数の複合機200を併用して利用しており、それら複数の複合機200に対しまとめてチャージ枚数購入を行いたい場合もあり得る。本実施形態ではそのようなニーズに対応した処理を行うこともできる。当該処理が行われる場合における、モバイル端末300の表示装置301における画面遷移の例を図4に示す。図3と同様の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
図4において、この例では、例えばモバイル端末300における適宜の操作により、表示装置301において、上記プリンタ選択画面301Aに対応する、図4(a)に示すプリンタ選択画面301Aaが表示される。画面301Aaでは、モバイル端末300からチャージ可能となっている複数の複合機200のプリンタIDの一覧が表示される。図示の例では、画面301Aaにおいて、チャージ可能な複数の複合機200それぞれのプリンタIDである型番「MFP-X1111」「MFP-X2222」「MFP-X3333」「MFP-4444」が表示される。また、それらに対し一括してチャージ枚数の購入を行うための「まとめてCharge」ボタンも表示されている。
画面301Aaにおいてユーザが「まとめてCharge」ボタンを操作することで、表示装置301の表示は画面301Aaから図4(b)に示すプリンタ選択確定画面301Baに移行する。
図4(b)において、画面301Baでは、前述の型番「MFP-X1111」「MFP-X2222」「MFP-X3333」「MFP-4444」それぞれの横にチェックボックスが表示されて、それぞれをチャージ枚数購入の対象として選択可能となっている。また、チェックした複合機200に対し一括してチャージ枚数の購入を確定するための「CheckしたプリンタをまとめてCharge」ボタンも表示されている。
この例の画面301Baでは、「MFP-X1111」「MFP-X2222」「MFP-X3333」「MFP-4444」の4つの複合機200すべてに対してユーザのチェック操作による選択が行われている。例えばこの状態で、ユーザが「CheckしたプリンタをまとめてCharge」ボタンを操作すると、表示装置301の表示が、画面301Baから、図4(c)の画面301Ca、図4(e)の画面301Ia、図4(f)の画面301Fa、等のいずれかへ移行する。
<チャージが受け付けられる場合>
画面301Baでユーザが選択した全複合機200で前述のエラーが特に生じておらずチャージ可能である場合には、上記「CheckしたプリンタをまとめてCharge」ボタンの操作により、表示装置301の表示は図4(c)のプラン選択画面301Caへ移行する。
図4(c)において、図示の例では、前述した全複合機200の型番及びシリアルナンバーがスクロールにて一覧可能に表示されるとともに、上記画面301Cと同様、プリペイド印刷サービスに係わる複数のプランを表すボタンが、選択可能に表示される。この例では、¥2000,¥14000,¥20000の支払いで4つの複合機200それぞれに50枚,500枚,1000枚の印刷がそれぞれ可能となるプランを表す「50枚|2000円」「500枚|14000円」「1000枚|20000円」ボタンが選択可能に表示される。
画面301Caにおいてユーザがいずれか1つのプランを表すボタンを操作すると、そのプランに対応するチャージ枚数のチャージが4つの複合機200それぞれに行われ、図4(d)のチャージ完了画面301Daへと移行する。図4(d)に示す例では、画面301Daにおいて、前述の型番「MFP-X1111」「MFP-X2222」「MFP-X3333」「MFP-4444」の4つの複合機200すべてのシリアル番号と、チャージ完了を表す「以下のプリンタに印刷枚数を追加しました」旨のメッセージと、「OK」ボタンとが表示されている。
<ユーザが復帰可能なエラーが生じていた場合>
画面301Baで選択した全複合機200にユーザが自力復帰不能なエラーが生じたものはないが自力復帰可能なエラーが生じたものがあった場合は、「CheckしたプリンタをまとめてCharge」ボタンの操作で上記画面301Eと同様の注意画面(図示省略)へと移行する。ユーザにより復帰可能なエラーとしては、前述と同様、用紙切れ、インク切れ(又はインク残量、減少)等がある。これらの場合、例えば「用紙切れ又はインク切れのプリンタがあるため、Chargeできません。用紙又はインクを補充してからやり直してください」のメッセージと、「OK」ボタンと、が表示される。メッセージを確認したユーザが用紙又はインクカートリッジ50のインクを補充して「OK」ボタンを押すことで表示装置301の表示が前述の画面301Caへ移行し、チャージ枚数のチャージを行うことができる。
<オフラインのプリンタがあった場合>
画面301Baで選択した全複合機200の少なくとも1つが管理サーバ100との間の通信がオフラインであった場合は上記「CheckしたプリンタをまとめてCharge」ボタンの操作で、表示装置301は図4(e)のオフライン警告画面301Iaへ移行する。
画面301Iaでは、例えば「Offline状態のプリンタがあるためChargeできません。Online状態になったことを確認してからやり直してください」のメッセージと、オフラインの複合機200の型番及びシリアル番号と、「OK」ボタンと、が表示される。
メッセージを確認したユーザが「OK」ボタンを押すことで、表示装置301の表示が、前述した図4(b)のプリンタ選択確定画面301Baへと戻る。例えば電波環境が改善して当該複合機200が自然にオンライン状態に復帰していれば、画面301Baの「CheckしたプリンタをまとめてCharge」ボタンを再操作することで図4(c)に示した前述の画面301Caへ移行し、チャージ枚数のチャージを行うことができる。
<ユーザが復帰不可能なエラーが生じたプリンタがあった場合>
画面301Baで選択した全複合機200の少なくとも1つでオンライン状態であってもユーザ自力復帰不可能なエラーが生じていた場合は「CheckしたプリンタをまとめてCharge」ボタンの操作で表示装置301は例えば図4(f)の警告画面301Faへ移行する。
図4(f)の画面30IFaは、上記復帰不可能なエラーとして、複合機200が故障していた場合の例である。この場合、例えば図示のように「故障しているプリンタがあります。電源をOn/Offしてやり直してください。改善しない場合はサポートまでご連絡ください」のメッセージと、故障している複合機200の型番及びシリアル番号と、「OK」ボタンと、が表示される。
メッセージを確認したユーザが「OK」ボタンを押すことで、表示装置301の表示が、前述した図3(b)のプリンタ選択確定画面301Baへと戻る。例えばユーザが上記メッセージに従い複合機200のメーカのサポート部門に連絡し故障を解消してもらっていれば、画面301Baの「CheckしたプリンタをまとめてCharge」ボタンを再操作することで前述の画面301Caへ移行し、チャージ枚数のチャージを行うことができる。
上記復帰不可能なエラーとしては、上記以外に、前述した複合機200の廃液バッド(図示省略)のインク貯留量が限界に達していた場合があり、上記同様の処理が行われる。
なお、上記図4(e)の画面301Iaでユーザが「OK」ボタンを押したとき、別の複合機200にてオンライン状態であってもユーザ自力復帰不可能なエラーが生じていた場合は、上記プリンタ選択確定画面301Baに戻らず図4(f)の警告画面301Faへ移行する。その場合、上述と同様の処理が行われる。
<一部のプリンタでエラーがなくチャージ可能であった場合>
さらに、上記図4(e)(f)の画面301Ia,301Faでユーザが「OK」ボタンを押したとき、オンライン状態でかつエラーのない少なくとも1つの複合機200があった場合には、上記画面301Baに戻らず図4(g)のチャージ案内画面301Nへ移行する。
図4(g)において、画面301Nでは、この時点でオンライン状態でかつエラーがない、つまりすぐチャージできることが分かっている少なくとも1つの複合機200の型番及びシリアル番号が表示される。この例では、前述の型番「MFP-X1111」「MFP-X2222」「MFP-X3333」「MFP-4444」のうち、すぐチャージ可能な「MFP-X3333」「MFP-X4444」及び対応するシリアル番号が表示されている。また、すぐチャージできない残り2つの「MFP-X1111」「MFP-X2222」の複合機200を除き、すぐチャージ可能なそれら2つの複合機200に対し一括してチャージ枚数の購入を行うか選択可能な「Chargeする」「Chargeしない」ボタンも表示されている。
例えば画面301Nにおける上記の状態で、ユーザが「Chargeしない」ボタンを操作すると、表示装置301の表示が、画面301Nから前述の図4(b)の画面301Baへ戻り、前述と同様の処理が行われる。例えば上記画面301Nの状態で、ユーザが「Chargeする」ボタンを操作すると、表示装置301の表示が、画面301Nから、図4(h)のプラン選択画面301Cbへ移行する。
図4(h)の画面301Cbにおいて、図示の例では、前述の画面301Caと同様、チャージ可能な全ての複合機200の型番及びシリアルナンバーがスクロールにて一覧可能に表示されるとともに、複数のプランを表すボタンが、選択可能に表示される。この例では、¥1000,¥7000,¥10000の支払いで上記2つの複合機200それぞれに50枚,500枚,1000枚の印刷がそれぞれ可能となるプランを表す「50枚|1000円」「500枚|7000円」「1000枚|10000円」ボタンが選択可能に表示される。
画面301Cbにおいてユーザがいずれか1つのプランを表すボタンを操作すると、そのプランに対応するチャージ枚数のチャージが上記2つの複合機200それぞれに行われ、図4(i)のチャージ完了画面301Dbへと移行する。図4(i)に示す例では、画面301Dbにおいて、前述の型番「MFP-X3333」「MFP-4444」の2つの複合機200すべてのシリアル番号と、チャージ完了を表す「以下のプリンタに印刷枚数を追加しました」旨のメッセージと、「OK」ボタンとが表示されている。
<ユーザが復帰不可能なエラー時・オフライン時でも申し込みを例外的に受け付ける場合>
前述のように、複合機200が印刷可能な状態でなければ購入申し込みを受け付けない旨の表示がモバイル端末300において行われる。しかしながら、ユーザによっては、そのような場合であっても、当該状態がその後解消される可能性を見込んで、購入申し込みだけでも済ませておきたいと考える場合がある。本実施形態ではそのようなニーズに対応した処理を行うこともできる。当該処理が行われる場合における、モバイル端末300の表示装置301における画面遷移の例を図5に示す。図3と同様の部分には同一の符号を付し、適宜説明を省略又は簡略化する。
図5において、画面301Aで選択した複合機200のエラーがユーザ復帰不可能であり、その後画面301Bで「印刷枚数をCharge」ボタンが操作された場合、図3と同様、図5(c)(d)の警告画面301F,301Gへ移行する。画面301F,301G中の前述のメッセージを確認したユーザが「OK」ボタンを押すと、表示装置301の表示が、画面301F,301Gから図5(e)に示すプラン選択画面301Cへと移行する。この例では、画面301Cには、図3(c)と同様、3つのプランに対応した「50枚|500円」「500枚|3500円」「1000枚|5000円」ボタンがそれぞれ設けられている。
図5(e)の画面301Cにおいてユーザがいずれか1つのプランを表すボタンを操作すると、管理サーバ100により、前述のユーザ復帰不可能なエラーが解消しチャージ可能な状態に復帰したかどうかの監視が継続的又は周期的に行われる。なおこのときの監視の詳細については図8等により後述する。
上記ユーザ復帰不可能なエラーが解消したら、画面301Cで選択されたプランに対応するチャージ枚数のチャージが行われ、図5(f)のチャージ完了画面301Dへと移行する。図3(f)に示す例では、図3(d)と同様、画面301Dにおいて、前述の型番「MFP-X1234」及びシリアル番号と、チャージ完了を表す「以下のプリンタに印刷枚数を追加しました」旨のメッセージと、「OK」ボタンとが表示されている。
図5において、画面301Aで選択した複合機200と管理サーバ100との通信がオフライン状態であり、その後画面301Hで「印刷枚数をCharge」ボタンが操作された場合、図3と同様、図5(h)のオフライン警告画面301Iへ移行する。画面301I中の前述のメッセージを確認したユーザが「OK」ボタンを押すと、表示装置301の表示が、画面301Iから図5(i)に示すプラン選択画面301Ccへと移行する。この例では、画面301Cには、図5(e)と同様、3つのプランに対応した「50枚|500円」「500枚|3500円」「1000枚|5000円」ボタンがそれぞれ設けられている。
図5(e)の画面301Ccにおいてユーザがいずれか1つのプランを表すボタンを操作すると、管理サーバ100により、前述のオフライン状態が解消しチャージ可能なオンライン状態に復帰したかどうかの監視が継続的又は周期的に行われる。なおこのときの監視の詳細については図8等により後述する。
上記オンライン状態に復帰したら、画面301Ccで選択されたプランに対応するチャージ枚数のチャージが行われ、上記図5(f)のチャージ完了画面301Dへと移行する。
<制御手順>
上記手法を実現するために、モバイル端末300のプロセッサ310と、管理サーバ100のプロセッサ110と、複合機200のプロセッサ210と、により実行される処理を表すシーケンスフローを図6~図9に示す。なお、以下、の説明においては、各プロセッサの記述を省略し、「管理サーバ100のプロセッサ110において」「管理サーバ100のプロセッサ110により」等、を単に「管理サーバ100において」「管理サーバ100により」等で記載する。
図6において、ユーザにより、モバイル端末300の適宜の操作を介し、チャージ対象となり得る複合機200の一覧が要求される(S2)。モバイル端末300では、チャージ対象となり得る複合機200の一覧を表すプリンタリストの要求が管理サーバ100へと送信される(S4)。
管理サーバ100では、受信した上記要求に応じてプリンタリストがモバイル端末300へと送信され(S6)、モバイル端末300において、当該プリンタリストにおいてチャージ対象とし得る複合機200の一覧表示(図3(a)等参照)が行われる(S8)。
プリンタリストを見たユーザによりチャージ対象とする少なくとも1つの複合機200の指定が行われる(S10)。S10で実行される処理が指定受付処理の一例である。モバイル端末300では、上記指定に対応した複合機200の上記プリンタ情報の取得要求が、当該複合機200のプリンタIDとともに送信され、管理サーバ100において受信される(S12)。受信した管理サーバ100では、当該複合機200のシリアルナンバー、上記印刷可能枚数等を含むプリンタ情報がモバイル端末300へと送信され(S14)、モバイル端末300において当該プリンタ情報が表示(図3(b)(h)等参照)される(S16)。
プリンタ情報の表示を見たユーザにより所望のプリンタに対するチャージ枚数の購入要求が行われると(S18)、対応するチャージ可否の問合せがモバイル端末300から送信され、管理サーバ100において受信される(S20)。この問い合わせには、ユーザがチャージ枚数の購入を所望する複合機200のプリンタIDが付され、複合機200が複数である場合には、プリンタIDリストの形で付される。
モバイル端末300及び管理サーバ100においてS12,S20で実行される処理が購入要求処理の一例であり、第1情報取得処理の一例でもあり、第2情報取得処理の一例でもある。また管理サーバ100においてS12,S20で実行される処理はまた購入要求受信処理の一例でもある。
管理サーバ100では、S20で受信したプリンタIDに対応する複合機200との通信接続がオンライン状態となっているか否かの確認が行われる。この確認は公知の適宜の手法で足りるが、例えば当該複合機200に対し所定の問いかけ信号を送信し(S22)、それに対する返答信号が複合機200から受信された場合はオンライン状態、所定時間内に応答信号が受信されなかった場合はオフライン状態である、と判定してもよい(S24)。
管理サーバ100では、S22,S24での送受信結果等に基づき、該当する複合機200がオンライン状態であったか否かが判定される(S26)。
オンライン状態であった場合はYes判定され、当該複合機200に対し、何らかの機械的又は電気的な不具合(エラー)が発生しているか否か、発生していればその内容を表すエラー一覧が要求される(S28)。なお、前述のS22及びこのS28で実行される処理が状態要求処理の一例である。要求を受信した複合機200では、自機のエラー一覧が管理サーバ100へと送信される(S30)。なお、複合機200において不具合が生じていなかった場合についても「エラー0」という内容が上記エラー一覧に含まれる形で送信が行われる。このエラー一覧が不具合情報の一例であり、S30で実行される処理が不具合取得処理の一例である。また、上記エラー一覧、及び、S24におけるオンライン状態/オフライン状態の見極めのための情報が、状態情報の一例である。したがって、S24において所定時間内に応答信号が受信されなかったこともまた、状態情報の受信結果の一例である。
管理サーバ100では、S30での受信結果に基づき、該当する複合機200において何らかの不具合があったか否かが判定される(S32)。複合機200において不具合が生じていない場合はNo判定され、管理サーバ100が作成するPrinterIDリストにおいて、当該複合機200のプリンタIDに対応づける形で当該複合機200が「チャージ可」である旨が記録される。S34で実行される処理が第1受付処理の一例であり、第3受付処理の一例でもある。
管理サーバ100の実行するS32において複合機200において不具合が生じていた場合はYes判定され、S36においてその不具合がユーザにより復帰不可能なものであるか復帰可能なものであるか、が判定される。前述したように、復帰可能である不具合の例としては、用紙切れ、インク切れ、インク不足等があり、復帰不可能である不具合の例としては、複合機200の故障、廃液バッドのインク貯留量の限界状態、等がある。なおこのS36及び前述のS26,S32で実行される処理が判断処理の一例である。
不具合がユーザにより復帰可能である場合はS36がNo判定され、S37へ移行する。S37では、上記PrinterIDリストにおいて、当該複合機200のプリンタIDに対応づける形で当該複合機200が「復帰可能エラーあり」である旨が記録される。不具合がユーザにより復帰不可能である場合はS36がYes判定され、S38へ移行する。S38では、上記PrinterIDリストにおいて、当該複合機200のプリンタIDに対応づける形で当該複合機200が「復帰不可エラーあり」である旨が記録される。
一方、管理サーバ100の実行する上記S26において該当する複合機200がオフライン状態であった場合はNo判定され、上記PrinterIDリストにおいて、当該複合機200のプリンタIDに対応づけて当該複合機200が「オフライン」である旨が記録される(S40)。
管理サーバ100では、上記S34,S37,S38,S40の後、それらの手順において、各複合機200に関し、上記「チャージ可」「復帰可能エラーあり」「復帰不可エラーあり」「オフライン」のいずれかに判定され対応する記録がなされたPrinterIDリストがモバイル端末300へと送信される(S42)。このPrinterIDリストが第1通知の一例であり、第2通知の一例でもあり、第3通知の一例でもある。またS42で実行される処理が第1通知処理の一例であり、第2通知処理の一例でもあり、第3通知処理の一例でもある。
モバイル端末300では、S42で受信されたPrinterIDリストに基づき、各プリンタIDごとに対応する表示、すなわち上記「チャージ可」「復帰可能エラーあり」「復帰不可エラーあり」「オフライン」のいずれかであるかの表示が行われる(S44)。その後、PrinterIDリストにチャージ可能である複合機200が含まれているか否かが判定される(S46)。
PrinterIDリストの複合機200がチャージ可能である場合、すなわち前述の不具合がないか、不具合があってもユーザ復帰可能なものであった場合はS46がYes判定され、図7へ移行する。なお、複合機200がS46でYes判定される状態、すなわち複合機200に上記不具合がないか不具合があってもユーザ復帰可能なものである場合が、第1状態の一例である。
図7において、モバイル端末300では、S48で、上記チャージ可能であるとされた複合機200の名称又は型番等が表示される。S48での表示を見たユーザがモバイル端末300における適宜のボタン操作によりチャージ要求を行うと(S50)、モバイル端末300では、S52において、購入するチャージ枚数を選択可能なチャージ枚数選択画面が表示される(図3(c)、図4(g)等参照)。S48,S52で実行される処理が受付画面表示処理の一例であり、これらにおいてモバイル端末300において表示される画面が購入受付画面の一例である。
S52の表示を見たユーザがモバイル端末300の操作によりチャージ枚数の選択を行うと(S54)、選択されたチャージ枚数、及び、対応する複合機200のプリンタIDを含むPriterIDリスト、を備えたチャージ指示が管理サーバ100へ送信される(S56)。
管理サーバ100では、S56で受信したチャージ指示に基づき、S58において対応する決済処理が行われ、上記選択されたチャージ枚数の購入金額が、例えばユーザの保有する口座から引き落とされる。
その後、管理サーバ100では、サービス情報記憶領域123に記憶されている累積チャージ枚数に対し、上記購入されたチャージ枚数が加えられて更新され、更新後の値がサービス情報記憶領域123に記憶される(S60)。S60で実行される処理が第1記憶処理の一例であり、第2記憶処理の一例でもある。
S62では、複合機200のサービス情報記憶領域221内に記憶されている累積チャージ枚数を上記更新後の値へ更新する更新指示が、管理サーバ100から送信され、複合機200で受信される。S62で実行される処理が印刷可能量送信処理の一例であり、取得処理の一例でもある。
複合機200では、上記更新指示に対応してサービス情報記憶領域221の累積チャージ枚数が更新され、更新後の値に反映済であることを表す通知が管理サーバ100へと送信される(S64)。
管理サーバ100では、S64での通知受信に対応して、チャージ完了通知がモバイル端末300へと送信され(S66)、モバイル端末300では、これに対応してS68でチャージ完了画面が表示される(図3(d)、図4(d)等参照)。その後、このシーケンスフローを終了する。
図6に戻り、S46において、PrinterIDリストの複合機200がチャージ不可である場合、すなわち前述の不具合がユーザ復帰不可能なものであった場合、若しくはオフライン状態であった場合はS46がNo判定され、S70へ移行する。なお、複合機200がS46でNo判定される状態、すなわち複合機200に上記不具合がユーザ復帰不可能なものであった場合、若しくは複合機200がオフライン状態である場合が、第2状態の一例である。
S70において、モバイル端末300では、上記複合機200がチャージ不可能である旨、言い換えればユーザ復帰不可能な不具合があるかオフライン状態である旨、が表示される。
ユーザは、S70におけるモバイル端末300の表示を見て、適宜の操作による指示を行う(S72)。すなわち、チャージができない状態であるためチャージが保留されることを了解する指示(図3(f)等の「OK」ボタン参照)、若しくは、その状態でもチャージを強行する指示(図5(c)等の「OK」ボタン参照)、が行われる。
モバイル端末300では、S74において、上記指示が、チャージ保留を了解する指示であったか否かが判定される。S74で実行される処理が確認表示処理の一例である。
チャージ保留了解指示であった場合はYes判定され、当該複合機200のプリンタIDが、モバイル端末300により作成される復旧監視リストに追加され(S76)、図8へ移行する。
図8において、モバイル端末300では、S78で、上記復旧監視リストにプリンタIDが追加された複合機200について、チャージ可否の再問合せが管理サーバ100へと送信される(S78)。この問い合わせには、S20と同様、ユーザがチャージ枚数の購入を所望する複合機200のプリンタIDが付され、複合機200が複数である場合には、プリンタIDリストの形で付される。
管理サーバ100では、S78で受信したプリンタIDに対応する複合機200との通信接続がオンライン状態となっているか否かの確認が行われる(S80,S82)。このS80,S82での確認は上記S22,S24と同様の手法で行えば足りる。
管理サーバ100では、S84において、上記S26と同様、S80,S82での送受信結果等に基づき、該当する複合機200がオンライン状態であるか否かが判定される。オフライン状態である場合はNo判定され、前述のS78へ戻って同様の手順が例えば所定周期後に繰り返される。
オンライン状態であった場合はYes判定され、上記S28と同様のエラー一覧が要求される(S86)、受信した複合機200では、S30と同様、自機のエラー一覧が送信され、管理サーバ100で受信される(S88)。前述と同様、複合機200に不具合が生じていなかった場合も「エラー0」という内容が上記エラー一覧に含まれる。S88で実行される処理もまた不具合取得処理の一例である。
管理サーバ100では、S32と同様、S88での受信結果に基づき、該当する複合機200において何らかの不具合があったか否かが判定される(S90)。複合機200において不具合が生じていない場合はNo判定され、PrinterIDリストに「チャージ可」である旨が記録される(S92)。S92で実行される処理もまた第1受付処理の一例であり、第3受付処理の一例でもある。
S90において複合機200において不具合が生じていた場合はYes判定され、S36と同様、S94においてその不具合が復帰不可能なものであるかが判定される。なおこのS94及び前述のS84,S90で実行される処理が判断処理の一例である。不具合がユーザにより復帰不可能である場合はYes判定され、前述のS78へ戻って同様の手順が例えば所定周期後に繰り返される。不具合がユーザにより復帰可能である場合はS94がNo判定され、前述のS92へ移行する。なお、S37と同様、上記PrinterIDリストにおいて、当該複合機200のプリンタIDに対応づけて当該複合機200が「復帰可能エラーあり」である旨が記録されてもよい。
S92の後、管理サーバ100では、上記S92において、該当する複合機200に関し、上記「チャージ可」の判定がなされたPrinterIDリストがモバイル端末300へと送信される(S96)。このPrinterIDリストが第1通知の一例であり、第2通知の一例でもある。またS96で実行される処理が第1通知処理の一例であり、第2通知処理の一例でもある。
モバイル端末300では、S96で受信されたPrinterIDリストに基づき、各プリンタIDに対応する表示、すなわち上記「チャージ可」に復帰したことの表示が行われる(S98)。モバイル端末300では、前述のS76において作成された復旧監視リストから、当該復帰した複合機200に対応するプリンタIDが削除される(S100)。その後は、図7に示したS48以降の処理が行われる。
一方、図6のモバイル端末300が実行するS74において、前述のS72での指示がチャージ保留ではなくチャージを強行する指示であった場合はNo判定され、図9のS102へ移行する。
図9において、S102では、前述のようにチャージ不可能であると判定された複合機200の名称又は型番等が改めて表示される。S102での表示を見たユーザがモバイル端末300における適宜のボタン操作によりチャージ要求を行うと(S104)、モバイル端末300では、前述のS52と同様、S106においてチャージ枚数選択画面が表示される(図5(e)、図5(i)等参照)。S102,S106で実行される処理もまた受付画面表示処理の一例であり、これらにおいてモバイル端末300において表示される画面もまた購入受付画面の一例である。
S106の表示を見たユーザがモバイル端末300の操作によりチャージ枚数の選択を行うと(S108)、前述のS56と同様、選択されたチャージ枚数、及び、対応する複合機200のプリンタIDを含むPriterIDリスト、を備えたチャージ指示が管理サーバ100へ送信される(S110)。このS110で実行される処理が確認送信処理の一例であり、送信されるチャージ指示が購入確認済情報の一例である。
管理サーバ100では、前述のS80,S82と同様、S110で受信したプリンタIDに対応する複合機200との通信接続がオンライン状態となっているか否かの確認が行われる(S112,S114)。管理サーバ100では、S116において、上記S84と同様、S112,S114での送受信結果等に基づき、該当する複合機200がオンライン状態であるか否かが判定される。オフライン状態である場合はNo判定され、前述のS112へ戻って同様の手順が繰り返される。
オンライン状態であった場合はS116がYes判定され、上記S86と同様のエラー一覧が要求される(S118)、受信した複合機200では、S88と同様、自機のエラー一覧が送信され、管理サーバ100で受信される(S120)。前述と同様、複合機200に不具合が生じていなかった場合も「エラー0」という内容が上記エラー一覧に含まれる。S120で実行される処理もまた不具合取得処理の一例である。
管理サーバ100では、S90と同様、S120での受信結果に基づき、該当する複合機200において何らかの不具合があったか否かが判定される(S122)。後述のS126へ処理が移行される。S122において複合機200において不具合が生じていた場合はYes判定され、S94と同様、S124においてその不具合が復帰不可能なものであるかが判定される。なおこのS124及び前述のS116,S122で実行される処理もまた判断処理の一例である。不具合がユーザにより復帰不可能である場合はYes判定され、前述のS112へ戻って同様の手順が繰り返される。不具合がユーザにより復帰可能である場合はS124がNo判定され、S126へ移行する。
管理サーバ100では、S126において、前述のS58と同様、対応する決済処理が行われ、上記S106で選択されたチャージ枚数の購入金額が、例えばユーザの保有する口座から引き落とされる。S126で実行される処理が第2受付処理の一例である。
その後、管理サーバ100では、前述のS60と同様、サービス情報記憶領域123に記憶されている累積チャージ枚数に対し、上記購入されたチャージ枚数が加えられて更新され、更新後の値がサービス情報記憶領域123に記憶される(S128)。S128で実行される処理もまた第1記憶処理の一例であり、第2記憶処理の一例でもある。
S130では、前述のS62と同様の更新指示が、管理サーバ100から送信され、複合機200で受信される。S130で実行される処理もまた印刷可能量送信処理の一例であり、取得処理の一例でもある。
複合機200では、前述のS64と同様、上記更新指示に対応してサービス情報記憶領域221の累積チャージ枚数が更新され、更新後の値に反映済であることを表す通知が管理サーバ100へと送信される(S132)。
管理サーバ100では、前述のS66と同様、S132での通知受信に対応して、チャージ完了通知がモバイル端末300へと送信され(S134)、モバイル端末300では、これに対応してS136でチャージ完了画面が表示される(図5(f)等参照)。その後、このシーケンスフローを終了する。
<本実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態においては、モバイル端末300と、管理サーバ100と、複合機200とが設けられる。ユーザの操作に基づきモバイル端末300から複合機200のチャージ枚数の購入要求があった場合、管理サーバ100では、当該要求されたチャージ枚数を対応する複合機200と関連付ける形で記憶し、これによって当該複合機200においてはそのチャージ枚数の範囲内で印刷を実行可能となる。
ここで、複合機200において不具合が生じていたり、複合機200と管理サーバ100との間の通信がオフラインになっていたり等の状態でユーザが上記の操作にてチャージ枚数を購入しようとした場合、購入したチャージ枚数が無効となったり返金の手続きが必要になる等の可能性があり得る。本実施形態においてはこのような状況に対応し、モバイル端末300から、複合機200で印刷するチャージ枚数の購入要求が管理サーバ100へ送信される(S12,S20)と、管理サーバ100において複合機200の状態が、印刷可能な第1状態であるかそれ以外の第2状態であるかが判断される(S26,S32,S36;S84,S90,S94;S116,S122,S124)。
管理サーバ100において上記購入要求に係わる複合機200が第1状態であると判断された場合には上記送信された購入要求が受け付けられ(S34;S92)、その受け付けた購入要求に係わるチャージ枚数が当該複合機200のプリンタIDとともに記憶される(S60;S128)。複合機200においては、上記購入要求が受け付けられることで当該複合機200に付与されるチャージ枚数が管理サーバ100から取得され、そのチャージ枚数の範囲内で印刷を実行可能となる。管理サーバ100において上記購入要求に係わる複合機200が第2状態であると判断された場合には、上記送信された購入要求を受け付けない旨の第1通知がモバイル端末300へと送信される(S42;S96)。
本実施形態によれば、複合機200が第1状態であるか第2状態であるかに応じてチャージ枚数の購入を受け付けるかどうかが切り替えられ、第2状態の場合はチャージ枚数の購入が受け付けられないので、チャージ枚数を購入しようとするユーザの不利益を防止することができる。
また、本実施形態では特に、複合機200が印刷可能な状態であるとみなされる上記第1状態は、少なくとも、管理サーバ100に対しオンライン状態であって、かつ、管理サーバ100に記憶されているチャージ枚数を複合機200が取得可能な状態にあることである。
本実施形態によれば、複合機200が管理サーバ100との間でオフライン状態であったりオンライン状態であっても管理サーバ100からチャージ枚数を取得できない状態の場合には第1状態ではないと判断することで、チャージ枚数を購入しようとするユーザの不利益を防止することができる
また、本実施形態では特に、複合機200が印刷可能な状態であるとみなされる上記第1状態は、少なくとも、複合機200が備える印刷部290に不具合がない状態の場合を含む。
本実施形態によれば、複合機200がチャージ枚数を取得できたとしても印刷自体を正常に実行できない可能性がある場合には第1状態ではないと判断することで、チャージ枚数を購入しようとするユーザの不利益を防止することができる。
また、例えば複合機200の印刷部290において不具合が生じた場合、その不具合が、用紙切れ、インクが残りわずか等、ユーザ側ですぐに対応できるものもあれば、廃液タンクの満杯状態、印刷部290や搬送機構等での異常発生等、ユーザ側では対応できないものもある。
本実施形態は特に、上記に対応して、管理サーバ100において、印刷部290に生じている不具合内容を表す不具合情報が複合機200から取得され(S30;S88;S120)、取得された不具合内容がユーザが復旧可能な不具合のみであった場合には、第1状態であると判断される。
本実施形態によれば、印刷部290でユーザが対応できる不具合のみが生じている場合は印刷可能な状態であるとみなすことで、ユーザの利便性の低下を防止できる。
また、本実施形態では特に、複合機200が印刷可能な状態ではない第2状態と判断された場合であっても、例えば複合機200と管理サーバ100との通信がオフライン状態であった場合のように比較的速やかに解消する可能性がある場合もある。そのような場合に、ユーザが現在の複合機200の第2状態のままでチャージ枚数の購入手続きを行いたい場合もあり得る。
本実施形態においては、これに対応し、複合機200が第2状態であることに基づき管理サーバ100から送信された第1通知をモバイル端末300が受信した後、ユーザに対し、チャージ枚数の購入を行うかどうかの確認表示が行われる(S74)。確認表示を見たユーザがチャージ枚数の購入操作を行ってその購入操作が受け付けられると、S110において、その操作に対応するチャージ指示が管理サーバ100へと送信される。
管理サーバ100では、モバイル端末300から送信されたチャージ指示が取得されると、先のS12,S20で送信された購入要求が受け付けられる(S126参照)。
本実施形態によれば、前述のユーザのニーズに対応し、複合機200が第2状態であっても例外的にチャージ枚数の購入要求を受け付けるので、ユーザにとっての利便性をさらに向上することができる。
また、本実施形態では特に、本実施形態においては、いったん第2状態であると判断された複合機200が、その後第1状態に変化した場合、第1状態への変化に対応する第2通知が管理サーバ100からモバイル端末300へ送信される(S96)。
本実施形態によれば、ユーザは、いったん購入要求が受け付けられないとされた複合機200が、購入要求を受け付け可能な状態になったことをモバイル端末300を介し認識できるので、再度モバイル端末300から購入要求を管理サーバ100へ送信してチャージ枚数を購入することができる。
また、本実施形態では特に、モバイル端末300が実行するS12,S20において購入要求とともに複合機200のプリンタIDが管理サーバ100へと送信され、管理サーバ100は、S22,S28において、取得したプリンタIDで対象とする複合機200を特定して状態情報の送信を要求する。当該複合機200がその要求に応じて自らの状態情報を送信すると、その状態情報が管理サーバ100において受信され、管理サーバ100ではその状態情報の受信結果に基づき複合機200の状態が印刷可能な状態であるかどうかを判断する。
本実施形態によれば、複合機200のプリンタIDを用いて処理対象とする複合機200を確実に特定しつつ円滑な処理を行うことができる。
複数の複合機200を使用しているユーザが、それら複数の複合機200に対し一括してチャージ枚数を購入したい場合があり得る。本実施形態はこれに対応し、前述と同様の手法による処理を複数の複合機200それぞれに対し実行する。
ユーザが、チャージ枚数を購入したい複数の複合機200を指定すると、モバイル端末300においてその複数の複合機200の指定操作が受け付けられ(S10)、複数の複合機200それぞれのプリンタIDが購入要求とともに管理サーバ100へと送信される(S12,S20)。
管理サーバ100では、モバイル端末300から送信された購入要求と複数の複合機200それぞれのプリンタIDとが取得され、それら各複合機200の状態が印刷可能な状態であるかどうかが判断される。第2状態であると判断された複合機200があった場合には、その複合機200に係わる購入要求を受け付けない旨と当該複合機200のプリンタIDとを含む第1通知が、モバイル端末300へと送信される(S42;S96)。
本実施形態によれば、複数の複合機200が使用される場合には、購入要求を受け付ける第1状態であるか購入要求を受け付けない第2状態であるかが各複合機200ごとに判断され、第2状態の複合機200があった場合は、第1通知によってモバイル端末300に対し対応する報知が行われる。本実施形態によれば、複数の複合機200が使用される場合にも対応して、チャージ枚数を購入しようとするユーザの不利益を防止することができる。
また、本実施形態では特に、前述のようにユーザが複数の複合機200を使用する際に、例えばある複合機200がチャージ枚数の購入を受け付けられない第2状態である一方で別の複合機200はチャージ枚数の購入を受け付け可能な第1状態であり、ユーザが第1状態の複合機200を用いて直ちに印刷を行いたい場合があり得る(図4(g)参照)。
本実施形態はこれに対応し、複数の複合機200のうち一部の複合機200については第1状態であると判断され残りの複合機200については第2状態であると判断された場合、上記一部の複合機200について購入要求が受け付けられる。なお、第1状態であると判断された複合機200が第1プリンタの一例であり(図4(g)の画面301N参照)、それ以外の複合機200が第2プリンタの一例である。そして、上記第1プリンタについて購入要求を受け付ける旨の第2通知が、管理サーバ100からモバイル端末300へと送信される。
第2通知を受信したモバイル端末300では、これに対応して上記第1プリンタに係わるチャージ枚数の購入を受け付ける購入受付画面(図4(h)の画面301Cb参照)が表示される(S48;S102)。
本実施形態によれば、複数の複合機200のうち一部の複合機200のチャージ枚数の購入を受け付け可能であった場合、ユーザが当該複合機200だけのチャージ枚数の購入を行うことができるので、さらに利便性を高めることができる。
なお、以上はインクジェット方式で印刷が行われる場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えばインクジェット方式ではなくレーザ方式の複合機200を用いてもよい。
また、以上において、図2に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、以上において、図6~図9に示すシーケンスフローは本発明を当該フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印刷サービス提供システム(印刷管理システムの一例)
100 管理サーバ(サーバの一例)
110 プロセッサ(演算部の一例)
200 複合機(プリンタの一例)
210 プロセッサ
230 不揮発性記憶装置
232 プログラム記憶領域
290 印刷部
300 モバイル端末(端末の一例)
310 プロセッサ
540 印刷制御部
NT ネットワーク

Claims (10)

  1. 端末と、サーバと、プリンタとを有する印刷管理システムであって、
    前記端末は、
    ユーザの操作に従って、前記プリンタで印刷する印刷可能量の購入要求を前記サーバへ送信する購入要求処理を実行し、
    前記サーバは、
    前記プリンタの状態が印刷可能な状態であるかどうかを判断する判断処理と、
    前記判断処理で前記プリンタの状態が印刷可能な第1状態であると判断した場合に、前記購入要求処理で送信された前記購入要求を受け付ける第1受付処理と、
    前記第1受付処理で受け付けた前記購入要求に係わる印刷可能量を、前記プリンタの識別情報とともに記憶する第1記憶処理と、
    を実行し、
    前記プリンタは、
    前記第1受付処理で受け付けられ当該プリンタに付与される前記印刷可能量を前記サーバから取得する取得処理を実行し、
    前記サーバは、さらに、
    前記判断処理で前記プリンタの状態が前記第1状態ではない第2状態であると判断した場合に、前記購入要求処理で送信された前記購入要求を受け付けない旨の第1通知を前記端末へ送信する第1通知処理
    を実行する、印刷管理システム。
  2. 前記第1状態は、
    少なくとも、前記プリンタと前記サーバとの接続がオンライン状態であって、前記第1記憶処理により前記サーバにおいて記憶されている前記印刷可能量を前記プリンタが取得可能な状態である、
    請求項1記載の印刷管理システム。
  3. 前記第1状態は、
    少なくとも、前記プリンタが備える印刷機構に不具合がない状態を含む、
    請求項1又は請求項2記載の印刷管理システム。
  4. 前記サーバは、さらに、
    前記プリンタの前記印刷機構に生じている不具合の内容を表す不具合情報を当該プリンタから取得する不具合取得処理を実行し、
    前記判断処理において、
    前記不具合取得処理で取得した前記不具合情報の内容がユーザ復旧可能な不具合のみであった場合には、前記第1状態であると判断する、請求項3記載の印刷管理システム。
  5. 前記端末は、さらに、
    前記サーバの前記第1通知処理で送信された前記第1通知に対応し、ユーザに対し印刷可能量の購入を行うかどうかの確認表示を行う確認表示処理と、
    前記確認表示処理に対応した、ユーザによる前記印刷可能量の購入操作を受け付けた場合に、対応する購入確認済情報をサーバに送信する確認送信処理と、
    を実行し、
    前記サーバは、さらに、
    前記判断処理で前記プリンタの状態が前記第2状態であると判断した後、前記確認送信処理で送信された前記購入確認済情報が取得された場合に、前記購入要求処理で送信された前記購入要求を受け付ける第2受付処理を実行する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の印刷管理システム。
  6. 前記サーバは、さらに、
    前記判断処理で前記プリンタの状態が前記第2状態であると判断した後に前記プリンタの状態が前記第1状態に変化した場合、対応する第2通知を前記端末へ送信する第2通知処理を実行する、
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の印刷管理システム。
  7. 前記端末は、
    前記購入要求処理において、
    前記購入要求とともに前記プリンタの識別情報を前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、さらに、
    前記購入要求処理において前記端末から送信された前記購入要求及び前記識別情報を取得する第1情報取得処理と、
    前記第1情報取得処理で取得した前記識別情報で特定される前記プリンタに対し、状態情報の送信を要求する状態要求処理と、
    を実行し、
    前記判断処理において、
    前記状態要求処理での要求に対応して前記プリンタから送信された前記状態情報の受信結果に基づいて、前記プリンタの状態が印刷可能な状態であるかどうかを判断する、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の印刷管理システム。
  8. 前記端末は、さらに、
    前記印刷可能量を購入する複数の前記プリンタの指定操作をユーザから受け付ける指定受付処理を実行し、
    前記購入要求処理において、
    前記購入要求とともに、前記指定受付処理で指定操作を受け付けた前記複数のプリンタそれぞれの識別情報を前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、さらに、
    前記購入要求処理において前記端末から送信された前記購入要求及び複数の前記識別情報を取得する第2情報取得処理と、
    を実行し、
    前記判断処理において、
    前記第2情報取得処理で取得した複数の前記識別情報で特定される各プリンタについて、当該プリンタの状態が印刷可能な状態であるかどうかを判断し、
    前記第1通知処理において、
    前記判断処理で前記第2状態であると判断した前記プリンタに係わる前記購入要求を受け付けない旨と当該プリンタの前記識別情報とを含む前記第1通知を前記端末へ送信する、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の印刷管理システム。
  9. 前記サーバは、さらに、
    前記判断処理において前記複数のプリンタのうち第1プリンタについては前記第1状態であると判断され第2プリンタについては前記第2状態であると判断された場合、前記第1プリンタについて前記購入要求を受け付ける旨の第2通知を前記端末へ送信する第2通知処理を実行し、
    前記端末は、さらに、
    前記第2通知処理で前記サーバから送信された前記第2通知に応じて、前記第1プリンタに係わる前記印刷可能量の購入を受け付ける購入受付画面を表示する受付画面表示処理を実行する、
    請求項8記載の印刷管理システム。
  10. 端末とサーバとプリンタとを有する印刷管理システムに設けられる前記サーバに備えられた演算部に対し、
    前記端末におけるユーザの操作に従って送信された、前記プリンタで印刷する印刷可能量の購入要求を受信する購入要求受信処理と、
    前記プリンタの状態が印刷可能な状態であるかどうかを判断する判断処理と、
    前記判断処理で前記プリンタの状態が印刷可能な第1状態であると判断した場合に、前記購入要求受信処理で受信した前記購入要求を受け付ける第3受付処理と、
    前記第3受付処理で受け付けた前記購入要求に係わる印刷可能量を、前記プリンタの識別情報とともに記憶する第2記憶処理と、
    前記第3受付処理で受け付けられ前記プリンタに付与される前記印刷可能量を当該プリンタへ送信する印刷可能量送信処理と、
    前記判断処理で前記プリンタの状態が前記第1状態ではない第2状態であると判断した場合に、前記購入要求受信処理で受信した前記購入要求を受け付けない旨の第3通知を前記端末へ送信する第3通知処理と、
    を実行させるための、印刷管理プログラム。
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