JP2023137602A - 安否確認システム - Google Patents

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Abstract

【課題】災害発生時において被確認者の安全確認が可能な安否確認システムを提供する。【解決手段】安否確認システムは、ガス流量を計測する計測部3と、ガスを供給する供給状態とガス供給路2を遮断する遮断状態とに切り替え可能な状態切替部4と、災害が発生した場合に災害発生情報が入力される災害発生情報入力部12と、確認者端末Mに向けて安全情報を送信する送信部である通信部6と、状態切替部4及び通信部6を制御する制御部Hとを備える。制御部Hは、災害発生情報入力部12に災害発生情報が入力されたことを条件に状態切替部4を供給状態から遮断状態に切り替える遮断制御を実行し、遮断制御の実行後にガス機器を使用するための人為操作が行われたと判定される安全確認条件を満たす場合に、通信部6から確認者端末Mに向けて安全情報を送信する安全情報送信制御を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、宅内のガス供給路に流れるガス流量を計測する計測部を備えた安否確認システムに関する。
特許文献1には、ガス供給路に流れるガス流量を計測する計測部と、被確認者の安否を確認する確認者が利用する確認者端末(確認者利用端末3)に向けて情報を送信する送信部(通信機1)とが備えられている安否確認システムが示されている。このような安否確認システムでは、計測部の計測に基づく一定周期の間におけるガス使用量(相対ガス使用量)が0m3に近い場合に、被確認者に異常が生じた可能性があるとして、送信部がみまもり要求通知A0を確認者端末3に向けて送信するように構成されている。そして、送信部から送信されたみまもり要求通知A0はセンター2で受信し、センター2はみまもり要求通知を受信するのに伴って確認者端末にみまもり通知A1を送信する。確認者端末では、みまもり通知A1を受信することで、被確認者に異常が生じた可能性があることを知ることができるようになっている。
特開2015-191304号公報
しかし、このような確認者が、災害が発生したときに被確認者が安全であることの確認を望むことが考えられるが、上述のような安否確認システムでは災害発生時に被確認者が安全であること知ることができないものとなっていた。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、災害発生時において被確認者の安全確認が可能な安否確認システムを提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、宅内のガス供給路に流れるガス流量を計測する計測部と、
前記ガス供給路を通して宅内のガス機器にガスを供給する供給状態と前記ガス供給路を遮断する遮断状態とに切り替え可能な状態切替部と、
災害が発生した場合に災害発生情報が入力される災害発生情報入力部と、
被確認者の安全を確認する確認者が利用する確認者端末に向けて安全情報を送信する送信部と、
前記状態切替部及び前記送信部を制御する制御部とが備えられ、
前記制御部は、
前記災害発生情報入力部に前記災害発生情報が入力されたことを条件に前記状態切替部を前記供給状態から前記遮断状態に切り替える遮断制御を実行し、
前記遮断制御の実行後に前記ガス機器を使用するための人為操作が行われたと判定される安全確認条件を満たす場合に、前記送信部から前記確認者端末に向けて前記安全情報を送信する安全情報送信制御を実行する点にある。
本構成によれば、災害が発生した場合は、災害発生情報入力部に災害発生情報が入力されることで、制御部の遮断制御が実行されて状態切替部が遮断状態に切り替えられるため、宅内のガス機器へのガスの供給を遮断することができる。
そして、遮断制御が実行された後に安全確認情報が満たされた場合は、被確認者によって宅内のガス機器を使用するための人為操作がされたと考えられるため、この場合は災害が発生した後において被確認者が無事であると判断することができる。
このようにガスの供給が遮断した後に安全確認条件を満たす場合に、制御部によって安全情報送信制御を実行されることで、安全情報が確認者端末に向けて送信されるため、確認者は確認者端末で受信した安全情報によって被確認者の安全を確認することができる。
従って、災害発生時において被確認者の安全確認が可能な安否確認システムを提供することができる。
本発明の第2特徴構成は、宅内に備えられた手動操作部に対する手動操作がされた場合に手動操作情報が入力される手動操作情報入力部が備えられ、
前記制御部は、前記手動操作情報入力部に前記手動操作情報が入力されたことを条件に前記状態切替部を前記遮断状態から前記供給状態に切り替える復帰制御を実行し、
前記安全確認条件には、前記遮断制御の実行後に前記手動操作情報が入力されたことにより前記復帰制御が実行される第1条件が含まれている点にある。
本構成によれば、状態切替部が遮断状態に切り替えられている状態では、手動操作部が手動操作されることで、制御部の復帰制御が実行されて状態切替部が供給状態に切り替えられるため、宅内のガス機器へのガスの供給を再開させることができる。
そして、このように手動操作部が手動操作されることによって制御部の復帰制御が実行された場合(第1条件を満たす場合)は、宅内のガス機器を使用するために被確認者によって手動操作部が操作されたと考えられるため、この場合は確認者が無事であるとより適切に判断することができる。
このように第1条件を満たす場合に、制御部によって安全情報送信制御が実行されることで、確認者は確認者端末で受信した安全情報によってより適切に被確認者の安全を確認することができる。
本発明の第3特徴構成は、前記制御部は、前記状態切替部を前記遮断状態から前記供給状態に切り替える復帰制御を実行し、
前記安全確認条件には、前記遮断制御の実行後に前記復帰制御が実行され、且つ、その復帰制御の実行後に前記ガス機器に対する為操作と判定される人為使用ガス流量が前記計測部によって計測される第2条件が含まれている点にある。
本構成によれば、状態切替部が遮断状態に切り替えられている状態では、制御部の復帰制御が実行されることで宅内のガス機器へのガスの供給を再開させることができる。
そして、このように復帰制御が実行された後において、計測部によって人為使用ガス流量が計測された場合(第2条件を満たす場合)には、ガス機器が人為操作されたと考えられるため、この場合は被確認者が無事であるとより適切に判断することができる。
このように第2条件を満たす場合に、制御部によって安全情報送信制御が実行されることで、確認者は確認者端末で受信した安全情報によってより適切に被確認者の安全を確認することができる。
本発明の第4特徴構成は、前記第2条件において、予め設定された設定流量以上のガス流量を人為使用ガス流量と判定する点にある。
本構成によれば、例えば、設定流量未満のガス流量となる人為操作によらない家庭用燃料電池コージェネレーションシステム等のガス機器が使用されている場合では、第2条件を満たさないようにすることができ、設定流量以上のガス流量となる人為操作によるガスコンロや給湯機等のガス機器が使用されている場合に第2条件を満たすようにすることができる。よって、第2条件における人為使用ガス流の判定を簡易に行うことができる。
本発明の第5特徴構成は、前記第2条件において、前記ガスの使用用途を示す用途情報に基づいて前記人為使用ガス流量を判定する点にある。
本構成によれば、どのようなガスの使用用途(どのガス機器)によって生じたガス流量かを示す用途情報に基づいて、人為使用ガス流量を判定することができる。よって、第2条件における人為使用ガス流の判定をより正確に行うことができる。
安否確認システムの概要図 地震が発生した場合の安否確認システムの制御部の制御フローチャート
本発明に係る安否確認システムの実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る安否確認システムAの概要図である。図1に示すように、安否確認システムAには、住宅に設置されたガスメーター1が備えられており、このガスメーター1は、インタネット回線や電話回線等のネットワーク回線Nを介して、ガスメーター1を管理する管理センターSや確認者の確認者端末Mと通信可能に接続されている。確認者は、被確認者の安全を確認する者であり、被確認者は、ガスメーター1が設置されている住宅に居住している者である。
安否確認システムAは、宅内のガス供給路2に流れるガス流量を計測する計測部3と、ガス供給路2を通して宅内のガス機器(図示せず)にガスを供給する供給状態とガス供給路2を遮断する遮断状態とに切り替え可能な状態切替部4と、災害が発生した場合に災害発生情報が入力される災害発生情報入力部12と、確認者が利用する確認者端末Mに向けて安全情報を送信する送信部としての通信部6と、状態切替部4及び通信部6を制御する制御部Hとが備えられている。
本実施形態では、計測部3、状態切替部4、災害発生情報入力部12、通信部6、及び制御部Hは、ガスメーター1に装備されている。また、ガスメーター1は、地震を検知する感震部7と、ガスメーター1の筐体の外部から目視可能なようにガスメーター1に備えられている表示部8と、各種情報を記憶可能な記憶部9と、遮断状態の状態切替部4を供給状態に復帰させるための人為操作用の復帰スイッチ11とが備えられている。
通信部6は、ネットワーク回線N等を介して管理センターSや確認者端末Mとの間で情報を送受信可能に構成されている。
計測部3は、ガス供給路2を流れるガス流量を計測する超音波式流量センサ等によって構成されており、計測したガス流量の情報を制御部Hに送信するように構成されている。そして、制御部Hは、計測部3によって計測されたガス流量の積算値を求め、当該積算値が表示部8に表示されるように表示部8を制御する。
状態切替部4は、ガス供給路2における計測部3の設置箇所よりも上流側に設置されてた電磁式の遮断弁によって構成されており、遮断弁が開閉することで供給状態と遮断状態とに切り替え可能に構成されている。
感震部7は、3軸方向の加速度を計測する加速度センサーを備えて構成されており、地震を検知した場合に地震が発生したことを示す地震発生情報を制御部Hに送信する。制御部Hは、地震発生情報が入力された場合に、状態切替部4を供給状態から遮断状態に切り替える遮断制御を実行する。
尚、地震(災害の一例)が発生した場合に地震発生情報(災害発生情報の一例)が制御部Hに入力されており、制御部Hは、災害が発生した場合に災害発生情報が入力される災害発生情報入力部12として機能している。
ガスメーター1には、地震を検知することでガスの供給を遮断した場合(遮断制御実行した場合)において、地震を検知してから設定時間の間に災害設定震度(災害に相当する地震として設定された震度)の地震が感震部7によって検知されなかった場合は、状態切替部4を遮断状態から供給状態に切り替える復帰制御を自動的に実行する機能を備えている。具体的には、感震部7が最初の地震を検知してから設定時間(例えば1分)の間に災害設定震度(例えば震度5)の地震が検知されない場合において、設定条件(例えば、ガス供給路2のガスの圧力を検出する圧力センサ(図示せず)にて検出される圧力値が正常範囲)を満たす場合には、制御部Hによって復帰制御が自動的に実行されて状態切替部4が遮断状態から供給状態に切り替えられる。これに対して、感震部7が最初の地震を検知してから設定時間の間に災害設定震度の地震を検知した場合は、上述のような復帰制御が実行されないため、状態切替部4は遮断状態に維持される。
復帰スイッチ11は、上述のように状態切替部4が遮断状態に維持されている状態において遮断状態の状態切替部4を供給状態に切り替えるためのスイッチであって、宅内に備えられた手動操作部に相当する。そして、被確認者が復帰スイッチ11を手動操作することで、遮断状態の状態切替部4を供給状態に切り替えることができるようになっている。
説明を加えると、復帰スイッチ11は、手動操作されることで当該復帰スイッチが操作されたことを示す手動操作情報を制御部Hに送信するように構成されており、制御部Hは、制御部Hに手動操作情報が入力された場合に復帰制御を実行するように構成されている。
上述のように、遮断状態の状態切替部4を供給状態に切り替える復帰操作は、復帰スイッチ11を人為操作することによって行うことができるが、管理センターSの遠隔操作によっても可能となっている。
具体的には、電話等によって被確認者から管理センターSに復帰操作の依頼があった場合に、管理センターSは、依頼のあった被確認者のガスメーター1の状態切替部4を供給状態に切り替えるための遠隔操作情報をガスメーター1に向けて送信する。ガスメーター1の制御部Hは、管理センターSからの遠隔操作情報を通信部6が受信した場合に、復帰制御を実行する。
尚、宅内に備えられた復帰スイッチ11(手動操作部)に対する手動操作がされた場合に手動操作情報が制御部Hに入力されており、制御部Hは、手動操作情報が入力される手動操作情報入力部13としての機能を備えている。また、管理センターSからの遠隔操作情報が制御部Hに入力されており、制御部Hは、遠隔操作情報が入力される遠隔操作情報入力部14としての機能を備えている。
記憶部9には、当該記憶部9が備えられているガスメーター1の識別情報や管理センターSに関する管理センター情報が記憶されている。
制御部Hは、識別情報と共に各種情報を管理センターSに向けて送信する。具体的には、例えば、制御部Hは、所定間隔(例えば1カ月)ごとに積算値の情報を識別情報と共に管理センターSに送信する。また、例えば、制御部Hは、遮断制御を行った場合にそのことを示す情報を識別情報と共に管理センターSに送信する。
また、制御部Hは、遮断制御の実行後に安全確認条件を満たす場合に、通信部6から確認者端末Mに向けて安全情報を送信する。このように、通信部6は、確認者端末Mに向けて安全情報を送信する場合にも用いられており、安全情報を送信する送信部に相当する。
制御部Hは、遮断制御と復帰制御と安全情報送信制御とを実行する。
遮断制御は、状態切替部4を供給状態から遮断状態に切り替える制御であり、制御部Hは、制御部H(災害発生情報入力部12)に災害発生情報が入力されたことを条件に遮断制御を実行する。本実施形態では、感震部7から入力される地震発生情報を災害発生情報としており、制御部Hは、制御部Hに地震発生情報が入力されたことを条件に遮断制御を実行する。
復帰制御は、状態切替部4を遮断状態から供給状態に切り替える制御である。制御部Hは、制御部H(手動操作情報入力部13)に手動操作情報が入力されたことや、制御部H(遠隔操作情報入力部14)に遠隔操作情報が入力されたこと、或いは、地震を検知してから災害設定震度の地震が検知されなかったことを条件に復帰制御を実行する。
本実施形態では、制御部Hは、復帰スイッチ11の操作情報が入力されたことを条件に復帰制御を実行する。また、制御部Hは、管理センターSからの遠隔操作による遠隔操作情報が入力されたことを条件に復帰制御を実行する。更に、制御部Hは、地震を検知してから設定時間以内に災害設定震度の地震を検知しないことを条件に復帰制御を実行する。
安全情報送信制御は、通信部6から確認者端末Mに向けて安全情報を送信する制御であり、制御部Hは、遮断制御の実行後にガス機器を使用するための人為操作が行われたと判定される安全確認条件を満たす場合に安全情報送信制御を実行する。
安全確認条件には、遮断制御の実行後に手動操作情報が入力されたことによる復帰制御が実行される第1条件と、復帰制御の実行後にガス機器に対する人為操作と判断される人為使用ガス流量が計測部3によって計測される第2条件とが含まれている。本実施形態では、制御部Hは、第1条件と第2条件との双方を満たす場合に安全情報送信制御を実行する。
説明を加えると、制御部Hは、復帰スイッチ11の手動操作によって制御部Hに復帰情報が入力されるに伴って復帰制御を実行することで第1条件を満たし、このように復帰制御を実行した後において計測部3によって人為使用ガス流量が計測されて第2条件を満たした場合に、安全情報送信制御を実行する。
尚、本実施形態では、ガスコンロやガスファンヒーター等の住宅内に設置されるガス用器具をガス機器としている。そして、ガス機器に対する人為操作を、ガス機器を使用するためのガスメーター1の復帰スイッチ11の操作やガス機器に対する直接な人為操作としている。
そして、本実施形態では、第2条件において、予め設定された設定流量以上のガス流量を人為使用ガス流量と判定している。
具体的には、人為操作によらないエネファーム(登録商標)等の家庭用燃料電池コージェネレーションシステムが通常使用するガス流量を超えるガス流量を設定流量としている。そのため、復帰制御を実行した後において、人為操作によらないガス機器のみが作動している状態では第2条件を満たさず、人為操作によらないガス機器に加えて人為操作によるガスコンロ等のガス機器が操作されることで設定流量以上のガスが計測される、又は、人為操作によるガス機器のみが操作されることで設定流量以上のガスが計測されることで第2条件が満たされるようになっている。尚、設定流量は、任意の値に設定変更可能に構成されていてもよい。
管理センターSは、ガスメーター1からの安全情報を受信すると、そのガスメーター1と関連付けて記憶されている確認者端末Mに向けて安全情報を送信する。このように、本実施形態では、通信部6からの安全情報を管理センターSを介して確認者端末Mに送信するようになっている。
確認者端末Mは、安全情報確認用のアプリがインストールされている。この安全情報確認用のアプリは、インストールされている確認者端末Mが安全情報を受信した場合に、当該確認者端末Mの画面に被確認者が安全であることを示す情報を表示するように構成されている。
尚、確認者端末Mとして、スマートフォン等の携帯電話機やタブレット端末を利用することができる。
次に、地震が発生した際のガスメーター1の制御部Hの制御を図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
図2に示すように、感震部7が地震を検知した場合(ステップ#1のYesの場合)は遮断制御(ステップ#2)を実行する。そして、遮断制御を実行した後において設定時間経過するまでに感震部7が災害設定震度の地震を検知した場合(ステップ#3のYesの場合)は、状態切替部4の遮断状態が維持され、この状態で復帰スイッチ11が操作されたことによって手動操作情報が入力された場合(ステップ#5のYesの場合)は、復帰制御を実行する(ステップ#7)。このように手動操作情報が入力されたことによって復帰制御が実行されて状態切替部4が供給状態に切り替えられた状態において、計測部3によって人為使用ガス流量以上のガス流量が検知された場合(ステップ#8のYesの場合)は、確認者端末Mに向けて安全情報を送信する安否情報送信制御を実行する(ステップ#9)。
また、感震部7が地震を検知(#1のYesの場合)してから設定時間内に災害設定震度の地震を検知しなかった場合(ステップ#3のNoの場合)は、復帰制御を実行(ステップ#4)する。また、遮断制御(#2)を実行した後に状態切替部4の遮断状態が維持されている状態(#3のYesの場合)において、管理センターSからの遠隔操作情報が入力された場合(ステップ#5のNoの場合、ステップ#6のYesの場合)は、復帰制御を実行(ステップ#4)する。これらのように復帰制御を実行した場合(条件1を満たしていない場合)は、計測部3によって人為使用ガス流量以上のガス流量が検知された場合でも安否情報送信制御は実行されないようになっている。
このように、安否確認システムAの制御部Hは、制御部H(災害発生情報入力部12)に災害発生情報が入力されたことを条件に遮断制御を実行した後に、復帰スイッチ11が手動操作されることによって復帰制御を実行すると共に、復帰制御の実行後に計測部3によって人為使用ガス流量が計測されることで安全確認情報を満たされた場合に、通信部6から確認者端末Mに向けて安全情報を送信する安全情報送信制御を実行する。そのため、確認者は確認者端末Mで受信した安全情報によって被確認者の安全を確認することができるようになっている。
〔別実施形態〕
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用することに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)上記実施形態では、予め設定された設定流量以上のガス流量を人為使用ガス流量と判定する例を説明した。しかし、このような構成に限定されない。例えば、ガスの使用用途を示す用途情報に基づいて人為使用ガス流量を判定してもよい。説明を加えると、使用しているガス機器の情報を出力する用途情報出力部16(図1参照)を備え、制御部Hは、用途情報出力部16からの用途情報に基づいて、使用しているガス機器に人為操作によるガス機器が含まれる場合は、その時点で計測しているガス流量を人為使用ガス流量と判定し、人為操作によるガス機器が含まれない場合は、その時点で計測しているガス流量を人為使用ガス流量と判定しないようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、通信部6からの安全情報を管理センターSを介して確認者端末Mに送信する例を説明した。しかし、通信部6からの安全情報を管理センターSを介さずに直接に確認者端末Mに送信するようにしてもよい。
(3)上記実施形態では、災害発生情報を、ガスメーター内に設置された感震部7によって検知された地震発生情報としたが、このような構成に限定されない。例えば、災害発生情報を、火災や津波等の地震以外の災害としてもよく、また、災害発生情報を、火災報知器等のガスメーター1の外部に設置された装置から取得してもよく、災害が発生したと判断した管理センターSによる遠隔操作のための信号を災害発生情報としてもよい。
(4)上記実施形態では、条件1と条件2との双方が満たされた場合を安全確認条件が満たされたとする例を説明した。しかし、このような構成に限定されない。例えば、第1条件と第2条件とのうちの一方のみが満たされた場合に安全確認条件が満たされたとしてもよい。
具体的には、図2に示すフローチャートを参考に説明すると、復帰スイッチ11の手動操作によって復帰制御が実行されて第1条件が満たされた場合(#7)は、復帰制御後のガス流量に関わらず(第2条件を満たさなくても)安全情報送信制御(#9)を実行するようにしてもよい。
また、遠隔操作による復帰や自動復帰によって復帰制御が実行された場合(第1条件を満たされない場合、#4)でも、#8に移行して復帰制御後のガス流量が第2条件を満たす場合(#8のYesの場合)は安全情報送信制御を実行してもよい。
2 ガス供給路
3 計測部
4 状態切替部
6 通信部(送信部)
11 復帰スイッチ(手動操作部)
12 災害発生情報入力部
13 手動操作情報入力部
A 安否確認システム
H 制御部

Claims (5)

  1. 宅内のガス供給路に流れるガス流量を計測する計測部と、
    前記ガス供給路を通して宅内のガス機器にガスを供給する供給状態と前記ガス供給路を遮断する遮断状態とに切り替え可能な状態切替部と、
    災害が発生した場合に災害発生情報が入力される災害発生情報入力部と、
    被確認者の安全を確認する確認者が利用する確認者端末に向けて安全情報を送信する送信部と、
    前記状態切替部及び前記送信部を制御する制御部とが備えられ、
    前記制御部は、
    前記災害発生情報入力部に前記災害発生情報が入力されたことを条件に前記状態切替部を前記供給状態から前記遮断状態に切り替える遮断制御を実行し、
    前記遮断制御の実行後に前記ガス機器を使用するための人為操作が行われたと判定される安全確認条件を満たす場合に、前記送信部から前記確認者端末に向けて前記安全情報を送信する安全情報送信制御を実行する安否確認システム。
  2. 宅内に備えられた手動操作部に対する手動操作がされた場合に手動操作情報が入力される手動操作情報入力部が備えられ、
    前記制御部は、前記手動操作情報入力部に前記手動操作情報が入力されたことを条件に前記状態切替部を前記遮断状態から前記供給状態に切り替える復帰制御を実行し、
    前記安全確認条件には、前記遮断制御の実行後に前記手動操作情報が入力されたことにより前記復帰制御が実行される第1条件が含まれている請求項1に記載の安否確認システム。
  3. 前記制御部は、前記状態切替部を前記遮断状態から前記供給状態に切り替える復帰制御を実行し、
    前記安全確認条件には、前記遮断制御の実行後に前記復帰制御が実行され、且つ、その復帰制御の実行後に前記ガス機器に対する人為操作と判定される人為使用ガス流量が前記計測部によって計測される第2条件が含まれている請求項1又は2に記載の安否確認システム。
  4. 前記第2条件において、予め設定された設定流量以上のガス流量を前記人為使用ガス流量と判定する請求項3に記載の安否確認システム。
  5. 前記第2条件において、前記ガスの使用用途を示す用途情報に基づいて前記人為使用ガス流量を判定する請求項3に記載の安否確認システム。
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