JP2023135450A - 予約手続処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ利用機関以外の第三者にユーザの希望手続内容を知られることがなく予約手続処理を実行できるようにして、従来技術と比較して秘密漏洩のリスクを最小に抑える。【解決手段】ユーザの死亡認証又は手続不能認証と、仲介機関側第1受付部で受け付けた予約手続依頼を照合して、死亡認証又は手続不能認証されたユーザが予約手続依頼をしたことを判別する。ユーザ利用機関側第2受付部は、死亡認証又は手続不能認証されたユーザが予約手続依頼をしたことが判別されたことに応じて、当該死亡認証又は手続不能認証されたユーザの希望手続内容の処理実行を受け付ける。死亡認証又は手続不能認証されたユーザの希望手続内容の処理実行を受け付けたことに応じて、当該死亡認証又は手続不能認証されたユーザが依頼した希望手続内容の処理を実行する。【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザが予約した手続きを処理するための予約手続処理システムに関する。
(従来技術)
特許文献1(特開2002-157324号公報)には、解約代行管理装置によって利用者と契約先との間の契約内容を契約当事者固有の当事者識別情報に対応づけて管理し、利用者本人である解約実行申込者あるいは利用者本人と特別な関係にある解約実行申込者から契約内容の解約実行の申込要求があった場合に、その解約実行申込者が提示した当事者識別情報に基づいて対応する契約内容を取得して、契約内容の解約手続きの実行要求を契約先端末に対して送信するという発明が記載されている。
特許文献2(特開2011-138236号公報)には、システム管理装置が、利用者からの契約内容を受け付け、利用者との契約を履行するために必要な情報を記憶しておき、利用者によるウェブサービスの利用状況を監視し、監視の結果に応じて、利用者が利用続行不能な状態であるか否かの確認を行い、利用者が利用続行不能と判定された場合に、ウェブサービスの解約手続きを代行するという発明が記載されている。
特開2002-157324号公報 特開2011-138236号公報
本発明は、ユーザ利用機関以外の第三者にユーザの希望手続内容を知られることがなく予約手続処理を実行できるようにして、従来技術と比較して、秘密漏洩のリスクを最小に抑えることを課題とする。
第1の態様は、ユーザからユーザ利用機関に対する予約手続依頼を受け付ける仲介機関側第1受付部と、前記仲介機関側第1受付部で前記予約手続依頼を受け付けるに応じて、ユーザから希望手続内容を受け付けるユーザ利用機関側第1受付部と、ユーザの死亡情報又は手続不能情報を受け付ける仲介機関側第2受付部と、前記仲介機関側第2受付部で受け付けたユーザの死亡情報又は手続不能情報に基づいて当該ユーザの死亡認証又は手続不能認証を取得する認証取得部と、前記認証取得部で取得されたユーザの死亡認証又は手続不能認証と、前記仲介機関側第1受付部で受け付けた予約手続依頼を照合して、前記死亡認証又は手続不能認証されたユーザが前記予約手続依頼をしたことを判別する判別部と、前記判別部によって死亡認証又は手続不能認証されたユーザが前記予約手続依頼をしたことが判別されたことに応じて、当該死亡認証又は手続不能認証されたユーザの希望手続内容の処理実行を受け付けるユーザ利用機関側第2受付部と、前記ユーザ利用機関側第2受付部で死亡認証又は手続不能認証されたユーザの希望手続内容の処理実行を受け付けたことに応じて、当該死亡認証又は手続不能認証されたユーザが依頼した前記希望手続内容の処理を実行する処理部と、を備えた予約手続処理システムである。
第2の態様は、第1の態様において、前記仲介機関側第1受付部と、前記仲介機関側第2受付部と、前記認証取得部と、前記判別部は、仲介機関が管理するシステムに設けられ、
前記ユーザ利用機関側第1受付部と、前記ユーザ利用機関側第2受付部と、前記処理部は、ユーザ利用機関が管理するシステムに設けられている、予約手続システムである。
第3の態様は、第2の態様において、前記仲介機関は、業務を通じてユーザの死亡を知る立場にある機関であり、前記認証取得部は、火葬許可証又は死亡診断書又は埋葬許可証又は埋火葬許可証をユーザの死亡認証として取得する、予約手続システムである。
第4の態様は、第1から第3の態様のいずれにおいて、複数のユーザ利用機関毎に、前記ユーザ利用機関側第1受付部と、前記ユーザ利用機関側第2受付部と、前記処理部が設けられている、予約手続システムである。
第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記仲介機関側第1受付部は、複数のユーザ利用機関の中から1又は2以上のユーザ利用機関に対する予約手続依頼を選択する予約手続依頼選択部を備えている予約手続システムである。
第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、前記ユーザ利用機関側第1受付部は、複数の希望手続内容の中から1又は2以上の希望手続内容を選択する希望手続内容選択部を備えている予約手続システムである。
第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、前記ユーザ利用機関側第1受付部で受け付ける希望手続内容は、個人情報の削除又は/及び取引履歴の削除又は/及びアカウント削除又は/及び取引契約の解除又は/及び口座凍結又は/及び定期的な契約の停止を含んでいる、予約手続システムである。
第8の態様は、第1から第7の態様のいずれかにおいて、前記仲介機関側第2受付部は、ユーザの死亡情報又は手続不能情報と共に当該ユーザの死亡情報又は手続不能情報の提供元の情報を受け付け、前記ユーザ利用機関側第2受付部は、ユーザの死亡認証又は手続不能認証と共にユーザの死亡情報又は手続不能情報の提供元の情報を受け付け、前記処理部によって、前記希望手続内容が実行された際に、その旨をユーザの死亡情報又は手続不能情報の提供元に連絡する連絡部を備えた予約手続システムである。
第9の態様は、第1から第8の態様のいずれかにおいて、前記仲介機関側第1受付部と、前記仲介機関側第2受付部と、前記認証取得部と、前記判別部で取得される情報は、複数の仲介機関で共有され、一の仲介機関で受け付けた前記予約手続依頼の情報は、他の仲介機関で共有されると共に、前記他の仲介機関で受け付けた前記ユーザの死亡情報又は手続不能情報は、前記一の仲介機関で共有される、予約手続システムである。
第1から第9の態様によれば、ユーザ利用機関以外の第三者にユーザの希望手続内容を知られることがなく予約手続処理を実行できる。これにより従来技術と比較して、ユーザ本人が希望した手続きの内容が第三者に知られるという秘密漏洩のリスクを最小に抑えることができる。
図1は、実施形態の予約手続処理システムの構成を例示する図である。 図2は、実施形態のハードウェア構成を例示するブロック図である。 図3は、実施形態の予約手続処理システムの機能構成を例示するブロック図である。 図4は、仲介機関側管理システムとユーザ利用機関側管理システムとのソフトウェア上の連携関係を示す図である。 図5Aは、仲介機関側管理システムとユーザ利用機関側管理システムで行われる処理の流れを説明するためのシーケンス図である。 図5Bは、仲介機関側管理システムとユーザ利用機関側管理システムで行われる処理の流れを説明するためのシーケンス図である。 図6は、予約手続依頼画面を例示する図である。 図7Aは、希望手続内容画面を例示する図である。 図7Bは、希望手続内容画面を例示する図である。 図8は、葬儀申込画面を例示する図である。
以下、図面を参照して、本発明の予約手続処理システムの実施形態を説明する。
図1は、実施形態の予約手続処理システム1の構成を例示する図である。
予約手続処理システム1は、仲介機関側端末111、112と、仲介機関側サーバ121、122と、ユーザ利用機関側端末211、212と、ユーザ利用機関側サーバ221、222と、ユーザ側端末300と、提供元側端末310と、葬儀社側端末320と、これら各端末111、112、211、212、300、310、320及びサーバ121、122、221、222間で相互にデータを送受信可能に接続するネットワーク400とから構成されている。
仲介機関側端末111と、仲介機関側サーバ121を含む管理システムを、仲介機関側管理システム101という。同様に仲介機関側端末112と、仲介機関側サーバ122を含む管理システムを、仲介機関側管理システム102という。例えば企業CO11に、仲介機関側端末111、仲介機関側サーバ121が設けられ、企業CO11は、仲介機関側サーバ121のデータベースへのアクセス権限を有している。また企業CO12に、仲介機関側端末112、仲介機関側サーバ122が設けられ、企業CO12は、仲介機関側サーバ122のデータベースへのアクセス権限を有している。
ユーザ利用機関側端末211と、ユーザ利用機関側サーバ221を含む管理システムを、ユーザ利用機関側管理システム201という。同様にユーザ利用機関側端末212と、ユーザ利用機関側サーバ222を含む管理システムを、ユーザ利用機関側管理システム202という。例えば企業CO21に、ユーザ利用機関側端末211、ユーザ利用機関側サーバ221が設けられ、企業CO21は、ユーザ利用機関側サーバ221のデータベースへのアクセス権限を有している。また企業CO22に、ユーザ利用機関側端末212、ユーザ利用機関側サーバ222が設けられ、企業CO22は、ユーザ利用機関側サーバ222のデータベースへのアクセス権限を有している。
仲介機関側端末111、112と、ユーザ利用機関側端末211、212と、ユーザ側端末300と、提供元側端末310と、葬儀社側端末320は、サーバ機器へアクセスするためのクライアント機器であり、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォンなどの携帯機器で構成される。ネットワーク400は、インターネットやイントラネット等で構成される。仲介機関側サーバ121、122と、ユーザ利用機関側サーバ221、222は、サーバ機器あるいはクラウドコンピューティングサービス上に構築された仮想サーバ等で構成されている。
図2は、実施形態の仲介機関側端末111、112と、仲介機関側サーバ121、122と、ユーザ利用機関側端末211、212と、ユーザ利用機関側サーバ221、222と、ユーザ側端末300と、提供元側端末310と、葬儀社側端末320のハードウェア構成を例示するブロック図である。
図2に示すように、仲介機関側端末111、112と、仲介機関側サーバ121、122と、ユーザ利用機関側端末211、212と、ユーザ利用機関側サーバ221、222と、ユーザ側端末300と、提供元側端末310と、葬儀社側端末320はそれぞれ、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力装置16、表示装置17、通信I/F18がシステムバス15を介して相互に通信可能に接続されて構成されている。
CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、システムバス15に接続される各デバイスを制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12又はストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12又はストレージ14に記録されているプログラムにしたがって、システムバス15に接続される各デバイスの制御及び各種の演算処理を行う。ROM12又はストレージ14には、CPU11が実行する制御プログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)やOS(Operating System)や、本実施形態を実現するためのコンピュータで読み取りが可能で実行が可能なプログラム及び必要な各種データを保持している。
ROM12は、各種制御プログラム及び各種データを格納する。RAM13は、CPU11の主メモリ、ワークエリア等として機能し作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、BIOS、OSを含む各種プログラム及び各種データを格納する。
入力装置16は、マウス等のポインティングデバイス、及びキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。
表示装置17は、例えば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示装置17は、タッチパネル方式を採用して、入力装置16として機能しても良い。
表示装置17の表示画面には、後述する各種画面が表示される。
通信インタフェース18は、他の機器と通信するためのインタフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。通信インタフェース18は、ネットワーク400と接続してデータの送受信の制御を行う。
図3は実施形態の予約手続処理システム1の機能構成を例示するブロック図である。
予約手続処理システム1は、仲介機関側第1受付部1001と、ユーザ利用機関側第1受付部2001と、仲介機関側第2受付部1002と、認証取得部1003と、判別部1004と、予約手続依頼情報格納部1005と、ユーザ利用機関側第2受付部2002と、処理部2003と、連絡部2004と、希望手続内容情報格納部2005を含んで構成される。
図3に示す仲介機関側第1受付部1001と、仲介機関側第2受付部1002と、認証取得部1003と、判別部1004と、予約手続依頼情報格納部1005の機能構成は、仲介機関側端末111、112及び仲介機関側サーバ121、122、つまり仲介機関側管理システム101、102が備えている。図3に示すユーザ利用機関側第1受付部2001と、ユーザ利用機関側第2受付部2002と、処理部2003と、連絡部2004と、希望手続内容情報格納部2005の機能構成は、ユーザ利用機関側端末211、212及びユーザ利用機関側サーバ221、222、つまりユーザ利用機関側管理システム201、202が備えている。
仲介機関側第1受付部1001は、ユーザからユーザ利用機関に対する予約手続依頼を受け付ける。
ユーザ利用機関側第1受付部2001は、仲介機関側第1受付部1001で予約手続依頼を受け付けるに応じて、ユーザから希望手続内容を受け付ける。
仲介機関側第2受付部1002は、ユーザの死亡情報又は手続不能情報を受け付ける。
認証取得部1003は、仲介機関側第2受付部1002で受け付けたユーザの死亡情報又は手続不能情報に基づいて当該ユーザの死亡認証又は手続不能認証を取得する。
判別部1004は、認証取得部1003で取得されたユーザの死亡認証又は手続不能認証と、仲介機関側第1受付部1001で受け付けた予約手続依頼を照合して、死亡認証又は手続不能認証されたユーザが予約手続依頼をしたことを判別する。
ユーザ利用機関側第2受付部2002は、判別部1004によって死亡認証又は手続不能認証されたユーザが予約手続依頼をしたことが判別されたことに応じて、当該死亡認証又は手続不能認証されたユーザの希望手続内容の処理実行を受け付ける。
処理部2003は、ユーザ利用機関側第2受付部2002で死亡認証又は手続不能認証されたユーザの希望手続内容の処理実行を受け付けたことに応じて、当該死亡認証又は手続不能認証されたユーザが依頼した希望手続内容の処理を実行する。
連絡部2004は、処理部2003によって、希望手続内容が実行された際に、その旨をユーザの死亡情報又は手続不能情報の提供元に連絡する。
図4は、仲介機関側管理システム101、102とユーザ利用機関側管理システム201、202とのソフトウェア上の連携関係を示す。
仲介機関側管理システム101、102とユーザ利用機関側管理システム201、202は別のシステムであって、システムの運用主体(管理主体)は別である。仲介機関側管理システム101の管理主体は、例えば企業CO11であり、介機関側管理システム102の管理主体は、例えば企業CO12である。ユーザ利用機関側管理システム201の管理主体は、企業CO21であり、ユーザ利用機関側管理システム201の管理主体は、企業CO22であり、仲介機関側管理システム101の管理主体CO11、CO12とは異なる。
ユーザ利用機関側管理システム201は仲介機関側管理システム101、102とAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連携しており、仲介機関側管理システム101、102の要求に応じて、APIが読み出され、特定動作を実行する。同様にユーザ利用機関側管理システム202は仲介機関側管理システム101、102とAPI連携している。
ユーザ利用機関側管理システム201、202はそれぞれ、ユーザ利用機関側管理システム201、202のシステム構成に応じたAPI2101、API2101を有している。
ユーザ利用機関側管理システム201、202はそれぞれ、仲介機関側管理システム101、102からネットワーク400を介してAPI2101、API2102が呼び出されることにより、希望手続内容を受け付ける処理等、特定の処理動作の機能を、仲介機関側管理システム101、102に提供する。希望手続内容等の情報は、仲介機関側管理システム101、102で管理されることはなく、ユーザ利用機関側管理システム201、202で管理される。
図5A、図5Bは、1つの仲介機関側管理システム101と複数(2つ)のユーザ利用機関側管理システム201、202で行われる処理の流れを説明するためのシーケンス図である。図5Aは、ユーザの生前時のシーケンス図で、図5Bは、ユーザの死亡後のシーケンス図である。
(ユーザの生前時等)
(予約手続依頼の受け付け)
仲介機関CO11は、業務を通じてユーザの死亡又はユーザが手続不能であることを知る立場にある機関であり、ユーザU11とユーザ利用機関CO21、CO22とを仲介する。
ユーザU11は、ユーザ利用機関CO21、CO22が提供するサービスを受けたり、ユーザ利用機関CO21、CO22が販売する商品を購入等する。ユーザU11は、仲介機関CO11が提供する仲介サービスを利用する。
仲介機関CO11が提供する仲介サービスの一つに予約手続依頼のサービスがある。予約手続依頼のサービスとは、ユーザU11の生前時又はユーザU11に手続能力がある状態のときに、ユーザ利用機関CO21、CO22で行われるべき希望手続内容の予約を受け付けておき、ユーザU11の死亡時又はユーザU11に手続能力がなくなった状態のときに、ユーザ利用機関CO21、CO22においてその予約した希望手続内容を履行するサービスのことである。
ユーザU11はユーザ側端末300を操作する。仲介機関CO11の仲介機関側サーバ121は、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)の通信プロトコルに従い、クライアント端末であるユーザ側端末300の表示装置17に、図6に示す予約手続依頼画面500を表示させるWEBサーバとして機能する。
予約手続依頼画面500の表示は、ユーザ認証を条件にしてもよい。ユーザU11は、仲介機関CO11が管理するユーザ識別符号ID11、パスワードPS11に対応付けられている。ユーザ側端末300において、ユーザ識別符号ID11、パスワードPS11を入力するログイン操作が行われると、ユーザ認証がなされ、これにより仲介機関CO11の仲介機関側サーバ121に格納された表示情報のデータが読み出され、ネットワーク400を介してユーザ側端末300の表示装置17に、予約手続依頼画面500が表示される。
図6は、予約手続依頼画面500を例示する。なお図6の画面デザインは一例であり、実施形態の機能を実現できるのであれば任意のデザインを採用することができる。
仲介機関CO11の仲介機関側第1受付部1001は、予約手続依頼画面500上でユーザU11からユーザ利用機関に対する予約手続依頼を受け付ける。
予約手続依頼画面500には、予約手続依頼選択部510が設けられている。予約手続依頼選択部510は、仲介機関側第1受付部1001を構成する。
予約手続依頼選択部510では、複数のユーザ利用機関CO21、CO22の中から1又は2以上のユーザ利用機関に対する予約手続依頼を選択することができる。予約手続依頼選択部510は、例えばチェックボックスで構成されている。例えば、ユーザ利用機関CO21及びCO22に対して予約手続きを依頼したい場合には、予約手続依頼選択部510で「CO21」及び「CO22」を選択する操作を行えばよい。
予約手続依頼選択部510における選択操作をもって仲介機関側第1受付部1001は、ユーザU11から、選択したユーザ利用機関CO21及びCO22に対する予約手続依頼を受け付ける。「ユーザU11がユーザ利用機関CO21及びCO22に対して予約手続依頼を生前に行った」という予約手続依頼情報は、予約手続依頼情報格納部1005に、ユーザU11に対応付けられて格納される(S1)。
(希望手続内容の受け付け)
ユーザ利用機関CO21の予約手続依頼が受け付けられると、ユーザ利用機関CO21のユーザ利用機関側管理システム201が有するAPI2101が呼び出される(S2)。
これにより図7Aに示すようにユーザ側端末300の表示装置17の表示画面は、希望手続内容画面600Aに遷移する。ユーザ利用機関CO21のユーザ利用機関側第1受付部2001は、希望手続内容画面600A上でユーザU11から希望手続内容を受け付ける。
希望手続内容画面600Aの表示は、ユーザ認証を条件にしてもよい。ユーザU11は、ユーザ利用機関CO21が管理するユーザ識別符号ID211、パスワードPS211に対応付けられている。ユーザ側端末300において、ユーザ識別符号ID211、パスワードPS211を入力するログイン操作が行われると、ユーザ認証がなされ、ユーザ利用機関側サーバ221に格納された表示情報のデータが読み出され、ユーザ側端末300の表示装置17に、希望手続内容画面600Aが表示される。
希望手続内容画面600Aには、希望手続内容選択部610が設けられている。希望手続内容選択部610は、ユーザ利用機関側第1受付部2001を構成する。
希望手続内容選択部610では、複数の希望手続内容の中から1又は2以上の希望手続内容を選択することができる。希望手続内容選択部610は、例えばチェックボックスで構成されている。
複数の希望手続内容は、「個人情報の削除」、「取引履歴の削除」、「アカウント削除」、「取引契約の解除」、「口座凍結」、「定期的な契約の停止」を含む。
複数の希望手続内容は、複数のユーザ利用機関CO21、CO22毎に異ならせることができる。ユーザ利用機関CO21は、「口座凍結」の選択が可能であるが、「定期的な契約の停止」の選択はできない。またーザ利用機関CO22は、「定期的な契約の停止」の選択が可能であるが、「口座凍結」の選択はできない。
例えば、ユーザ利用機関CO21に開設されている預金口座の凍結を予約したい場合には、希望手続内容選択部610で「口座凍結」を選択する操作を行えばよい。
希望手続内容選択部610における選択操作をもってユーザ利用機関CO21のユーザ利用機関側第1受付部2001は、ユーザU11から、ユーザ利用機関CO21の預金口座の凍結という希望手続内容を受け付ける。「ユーザU11から口座凍結という希望手続内容を受け付けた」という希望手続内容情報は、ユーザ利用機関CO21の希望手続内容情報格納部2005に、ユーザU11に対応付けられて格納される。
希望手続内容画面600Aには、希望手続内容の処理が終了したことを遺族等に連絡するか否かを選択する連絡要不要選択部620が設けられている。連絡要不要選択部620で、「連絡する」を選択した場合には、「ユーザU11の希望手続内容の処理が終了したことを遺族等に連絡する」という連絡要情報が、ユーザ利用機関CO21の希望手続内容情報格納部2005に、ユーザU11に対応付けられて格納される。また連絡要不要選択部620で、「連絡しない」を選択した場合には、「ユーザU11の希望手続内容の処理が終了したことは遺族等に連絡しない」という連絡不要情報が、ユーザ利用機関CO21の希望手続内容情報格納部2005に、ユーザU11に対応付けられて格納される(S3)。
ユーザU11から予約手続依頼を受け付けた他のユーザ利用機関CO22についても同様である。
ユーザ利用機関CO22の予約手続依頼が受け付けられると(S1)、ユーザ利用機関CO22のユーザ利用機関側管理システム202が有するAPI2102が呼び出され(S2)、図7Bに示すようにユーザ側端末300の表示装置17の表示画面は、希望手続内容画面600Bに遷移する。ユーザ利用機関CO22のユーザ利用機関側第1受付部2001は、希望手続内容画面600B上でユーザU11から希望手続内容を受け付ける。
例えば、ユーザ利用機関CO22に対して、定期的な契約(サブスクリプションサービスの契約)の停止を予約したい場合には、希望手続内容選択部610で「定期的な契約の停止」を選択する操作を行えばよい。
希望手続内容選択部610における選択操作をもってユーザ利用機関CO22のユーザ利用機関側第1受付部2001は、ユーザU11から、定期的な契約(サブスクリプションサービスの契約)の停止という希望手続内容を受け付ける。「ユーザU11から定期的な契約(サブスクリプションサービスの契約)の停止という希望手続内容を受け付けた」という希望手続内容情報は、ユーザ利用機関CO22の希望手続内容情報格納部2005に、ユーザU11に対応付けられて格納される。
連絡要不要選択部620で、「連絡する」を選択した場合には、「ユーザU11の希望手続内容の処理が終了したことを遺族等に連絡する」という連絡要情報が、ユーザ利用機関CO22の希望手続内容情報格納部2005に、ユーザU11に対応付けられて格納される。また連絡要不要選択部620で、「連絡しない」を選択した場合には、「ユーザU11の希望手続内容の処理が終了したことは遺族等に連絡しない」という連絡不要情報が、ユーザ利用機関CO22の希望手続内容情報格納部2005に、ユーザU11に対応付けられて格納される(S3)。
(ユーザの死亡後又は手続不能状態後)
(ユーザ死亡情報又は手続不能情報の受け付け)
ユーザU31は、ユーザU11の遺族、所属機関、死亡情報管理機関など、ユーザU11の死亡情報又は手続不能情報を仲介機関CO11に提供できる個人又は法人である(本明細書において、提供元という)。本明細書において、手続不能情報とは、脳死状態、認知症発症状態、要介護状態など死亡に至らずとも本人がユーザ利用機関CO21、CO22に対する手続きを執ることが不能であることを示す情報をいうものとする。
例えばユーザU11は、自身の死亡後又は手続不能状態後に仲介機関CO11に対して自身の死亡情報又は手続不能情報を提供するように、生前時等にユーザU31に口頭、遺言書、メール等で申し送りをすることができる。
ユーザU11の死亡後又は手続不能状態後にユーザU31は、仲介機関CO11に対して死亡情報又は手続不能情報を提供する。
例えばユーザU11の遺族であるユーザU31は、仲介機関CO11が提供する葬儀支援サービスを利用する。提供元側端末310において、ユーザU31のログイン操作が行われると、仲介機関CO11の仲介機関側サーバ121に格納された表示情報のデータが読み出され、ネットワーク400を介して提供元側端末310の表示装置17に、葬儀申込画面700が表示される。
図8は、葬儀申込画面700を例示する。
仲介機関側第2受付部1002は、葬儀申込画面700上で、ユーザU11の死亡情報又は手続不能情報を受け付ける。また仲介機関側第2受付部1002は、葬儀申込画面700上で、死亡情報又は手続不能情報の提供元の情報を受け付ける。
葬儀申込画面700には、情報受付部710が設けられている。情報受付部710は、仲介機関側第2受付部1002を構成する。
情報受付部710は、例えば故人氏名入力部711、故人年齢入力部712、故人逝去日入力部713、依頼者名入力部714、葬儀申込ボタン715などで構成されている。
例えば、故人氏名入力部711に、「U11」というユーザU11を特定する情報が入力され、依頼者名入力部714に、「U31」というユーザU31を特定する情報が入力され、葬儀申込ボタン715を押す操作がなされると、仲介機関側第2受付部1002は、ユーザU11が死亡したという死亡情報及びユーザU31が死亡情報の提供元であるという提供元の情報を受け付ける。なおユーザU11が手続不能状態になった場合にも同様にして仲介機関側第2受付部1002は、ユーザU11が手続不能状態であるという手続不能情報及びユーザU31が手続不能情報の提供元であるという提供元情報を受け付けることができる。
以上のように、仲介機関側第2受付部1002は、オンラインで、死亡情報又は手続不能情報及び提供元の情報を受け付ける。しかし、電話、FAX、口頭など任意の手段で死亡情報又は手続不能情報及び提供元の情報を受け付ける実施も可能である。
例えば、ユーザU11の死亡情報及びユーザU31が死亡情報の提供元であるという提供元情報を電話で受け、電話を受けた仲介機関CO11の担当者が、仲介機関側端末111の表示装置17の表示画面上の情報受付部710に、ユーザU11の死亡情報及びU13が死亡情報の提供元であるという提供元情報を入力してもよい。手続不能情報についても同様である(S4)。
(死亡認証又は手続不能認証の取得)
認証取得部1003は、仲介機関側第2受付部1002で受け付けたユーザU11の死亡情報又は手続不能情報に基づいて当該ユーザU11の死亡認証又は手続不能認証を取得する。
仲介機関CO11は、ユーザU31の葬儀申込みを受けて、葬儀社CO40に葬儀を委託する。ユーザU31の葬儀申込みを受けて、仲介機関側端末111からネットワーク400、図示しないメールサーバを介して葬儀社側端末320にユーザU11の葬儀を委託する旨の委託メールが送信される。
委託メールを受信し、葬儀を受託した葬儀社CO40は、死亡届の手続きを代行する。ユーザU31は、葬儀社CO40にユーザU11の死亡診断書を提出する。
葬儀社CO40は、ユーザU11の死亡診断書を役所に提出して、ユーザU11の火葬許可証を受領する。
葬儀社側端末320からネットワーク400、図示しないメールサーバを介して仲介機関側端末111に、ユーザU11の火葬許可証のPDFファイルが送信される。以上のように、仲介機関CO11は、葬儀社CO40に、オンラインで、葬儀を委託し、火葬許可証を受領する。しかし、電話、FAX、口頭など任意の手段で葬儀を委託し、FAX等により火葬許可証を受領する実施も可能である。
認証取得部1003は、ユーザU11の火葬許可証のPDFファイルを、ユーザU11の死亡認証として取得する。なお死亡認証としては、火葬許可証に限定されるわけではなく、死亡診断書、埋葬許可証、埋火葬許可証であってもよい。またユーザU11が手続不能状態になった場合には、認証取得部1003は、ユーザU11が手続不能状態であることを公的な機関等が証明する手続不能認証を取得する(S5)。
(死亡認証又は手続不能認証されたユーザと予約手続依頼をしたユーザの照合・判別)
判別部1004は、受診した火葬許可証のPDFファイルに示されるユーザと、予約手続依頼情報格納部1005に格納された予約手続依頼情報に示されるユーザを照合する。この結果、判別部1004は、死亡認証されたユーザU11がユーザ利用機関CO21及びCO22に対して予約手続依頼をしたことを判別する。またユーザU11が手続不能状態になった場合には、判別部1004は、手続不能認証されたユーザU11がユーザ利用機関CO21及びCO22に対して予約手続依頼をしたことを判別する(S6)。
(希望手続内容の処理実行の受け付け)
仲介機関CO11の判別部1004によって死亡認証又は手続不能認証されたユーザU11がユーザ利用機関CO21の予約手続依頼をしたことが判別されると、仲介機関CO11からユーザ利用機関CO21に対して、ユーザU11の死亡認証又は手続不能認証が送信されると共に、ユーザU11の死亡情報又は手続不能情報の提供元がユーザU31であるという提供元情報がネットワーク400を介して送信される(S7)。
これら情報を受信することによりユーザ利用機関CO21のユーザ利用機関側第2受付部2002は、死亡認証又は手続不能認証されたユーザU11の希望手続内容の処理実行を受け付けると共に、ユーザU11の死亡情報又は手続不能情報の提供元がユーザU31であるという提供元情報を受け付ける(S8)。
他のユーザ利用機関CO22についても同様である。
仲介機関CO11の判別部1004によって死亡認証又は手続不能認証されたユーザU11がユーザ利用機関CO22の予約手続依頼をしたことが判別されると、仲介機関CO11からユーザ利用機関CO22に対して、ユーザU11の死亡認証又は手続不能認証が送信されると共に、ユーザU11の死亡情報又は手続不能情報の提供元がユーザU31であるという提供元情報がネットワーク400を介して送信される(S7)。
これら情報を受信することによりユーザ利用機関CO22のユーザ利用機関側第2受付部2002は、死亡認証又は手続不能認証されたユーザU11の希望手続内容の処理実行を受け付けると共に、ユーザU11の死亡情報又は手続不能情報の提供元がユーザU31であるという提供元情報を受け付ける(S8)。
(希望手続内容の処理実行)
ユーザ利用機関CO21の処理部2003は、死亡認証又は手続不能認証されたユーザU11が依頼した希望手続内容の処理を実行する。ユーザ利用機関CO21の処理部2003は、希望手続内容情報格納部2005に格納され、「ユーザU11」に対応付けられた「口座凍結」という希望手続内容の情報を参照して、ユーザU11の預金口座を凍結する処理を実行する(S9)。
他のユーザ利用機関CO22についても同様である。
ユーザ利用機関CO22の処理部2003は、死亡認証又は手続不能認証されたユーザU11が依頼した希望手続内容の処理を実行する。ユーザ利用機関CO22の処理部2003は、希望手続内容情報格納部2005に格納され、「ユーザU11」に対応付けられた「定期的な契約(サブスクリプションサービスの契約)の停止」という希望手続内容の情報を参照して、ユーザU11との間で締結された定期的な契約(サブスクリプションサービスの契約)を停止する処理を実行する(S9)。
(希望手続処理の実行を終了した旨の連絡)
ユーザ利用機関CO21の連絡部2004は、ユーザ利用機関CO22の希望手続内容情報格納部2005に、連絡要情報及び連絡不要情報のいずれがユーザU11に対応付けられて格納されていることを確認する。ユーザ利用機関CO22の希望手続内容情報格納部2005に、連絡要情報がユーザU11に対応付けられて格納されていることが確認された場合には、ユーザU11の希望手続処理の実行が終了した旨を提供元U31に連絡する。例えばユーザ利用機関CO21のユーザ利用機関側端末211からネットワーク400、図示しないメールサーバを介して提供元側端末310に、ユーザU11の希望手続処理の実行が終了した旨の連絡メールが送信される。一方、ユーザ利用機関CO21の希望手続内容情報格納部2005に、連絡不要情報がユーザU11に対応付けられて格納されていることが確認された場合には、提供元に連絡メールを送信することなく処理を終える(S10)。
ユーザ利用機関CO22についても同様である。
ユーザ利用機関CO22の連絡部2004は、ユーザ利用機関CO22の希望手続内容情報格納部2005に、連絡要情報がユーザU11に対応付けられて格納されていることが確認された場合には、ユーザU11の希望手続処理の実行が終了した旨を、連絡メールにて提供元U31に連絡する。一方、ユーザ利用機関CO22の希望手続内容情報格納部2005に、連絡不要情報がユーザU11に対応付けられて格納されていることが確認された場合には、連絡メールを送信することなく処理を終える(S10)。
なお電話、FAX、口頭など任意の手段で、ユーザ利用機関CO21、CO22から提供元U31に対して希望手続処理の実行が終了した旨の連絡を行ってもよい。
(情報の共有)
仲介機関側第1受付部1001と、仲介機関側第2受付部1002と、認証取得部1003と、判別部1004で取得される情報は、複数の仲介機関CO11、CO12で共有することができる。
これにより一の仲介機関CO11で受け付けたユーザU11の予約手続依頼の情報は、他の仲介機関CO12で取得される。
また他の仲介機関CO12で受け付けたユーザU11の死亡情報又は手続不能情報は、一の仲介機関CO11で取得される。
このためユーザU11が一の仲介機関CO11で予約手続依頼を行ったが、ユーザU11の遺族等であるユーザU13が一の仲介機関CO11ではなくて他の仲介機関CO12に、ユーザU11の死亡情報又は手続不能情報を提供した場合であったとしても、他の仲介機関CO12はユーザU11の予約手続依頼の情報を取得して、ユーザ利用機関CO21、CO22に、ユーザU11の希望手続きを確実に実行させることができる。
本実施形態によれば、仲介機関はユーザの希望手続内容を管理することなく、ユーザの死亡後又は手続不能状態後に、ユーザ利用機関にユーザの希望手続処理を実行させることができる。このためユーザ利用機関以外の第三者にユーザの希望手続内容を知られることがなく予約手続処理を実行できる。これにより従来技術と比較して、ユーザ本人が希望した予約手続きの内容が第三者に知られるという秘密漏洩のリスクを最小に抑えることができる。
1001 仲介機関側第1受付部
2001 ユーザ利用機関側第1受付部
1002 仲介機関側第2受付部
1003 認証取得部
1004 判別部
1005 予約手続依頼情報格納部
2002 ユーザ利用機関側第2受付部
2003 処理部2003
2004 連絡部
2005 希望手続内容情報格納部

Claims (9)

  1. ユーザからユーザ利用機関に対する予約手続依頼を受け付ける仲介機関側第1受付部と、
    前記仲介機関側第1受付部で前記予約手続依頼を受け付けるに応じて、ユーザから希望手続内容を受け付けるユーザ利用機関側第1受付部と、
    ユーザの死亡情報又は手続不能情報を受け付ける仲介機関側第2受付部と、
    前記仲介機関側第2受付部で受け付けたユーザの死亡情報又は手続不能情報に基づいて当該ユーザの死亡認証又は手続不能認証を取得する認証取得部と、
    前記認証取得部で取得されたユーザの死亡認証又は手続不能認証と、前記仲介機関側第1受付部で受け付けた予約手続依頼を照合して、前記死亡認証又は手続不能認証されたユーザが前記予約手続依頼をしたことを判別する判別部と、
    前記判別部によって死亡認証又は手続不能認証されたユーザが前記予約手続依頼をしたことが判別されたことに応じて、当該死亡認証又は手続不能認証されたユーザの希望手続内容の処理実行を受け付けるユーザ利用機関側第2受付部と、
    前記ユーザ利用機関側第2受付部で死亡認証又は手続不能認証されたユーザの希望手続内容の処理実行を受け付けたことに応じて、当該死亡認証又は手続不能認証されたユーザが依頼した前記希望手続内容の処理を実行する処理部と、
    を備えた予約手続処理システム。
  2. 前記仲介機関側第1受付部と、前記仲介機関側第2受付部と、前記認証取得部と、前記判別部は、仲介機関が管理するシステムに設けられ、
    前記ユーザ利用機関側第1受付部と、前記ユーザ利用機関側第2受付部と、前記処理部は、ユーザ利用機関が管理するシステムに設けられている、
    請求項1に記載の予約手続システム。
  3. 前記仲介機関は、業務を通じてユーザの死亡を知る立場にある機関であり、
    前記認証取得部は、火葬許可証又は死亡診断書又は埋葬許可証又は埋火葬許可証をユーザの死亡認証として取得する、
    請求項2に記載の予約手続システム。
  4. 複数のユーザ利用機関毎に、前記ユーザ利用機関側第1受付部と、前記ユーザ利用機関側第2受付部と、前記処理部が設けられている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の予約手続システム。
  5. 前記仲介機関側第1受付部は、
    複数のユーザ利用機関の中から1又は2以上のユーザ利用機関に対する予約手続依頼を選択する予約手続依頼選択部
    を備えている請求項1から4のいずれか一項に記載の予約手続システム。
  6. 前記ユーザ利用機関側第1受付部は、
    複数の希望手続内容の中から1又は2以上の希望手続内容を選択する希望手続内容選択部
    を備えている請求項1から5のいずれか一項に記載の予約手続システム。
  7. 前記ユーザ利用機関側第1受付部で受け付ける希望手続内容は、個人情報の削除又は/及び取引履歴の削除又は/及びアカウント削除又は/及び取引契約の解除又は/及び口座凍結又は/及び定期的な契約の停止を含んでいる、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の予約手続システム。
  8. 前記仲介機関側第2受付部は、ユーザの死亡情報又は手続不能情報と共に当該ユーザの死亡情報又は手続不能情報の提供元の情報を受け付け、
    前記ユーザ利用機関側第2受付部は、ユーザの死亡認証又は手続不能認証と共にユーザの死亡情報又は手続不能情報の提供元の情報を受け付け、
    前記処理部によって、前記希望手続内容が実行された際に、その旨をユーザの死亡情報又は手続不能情報の提供元に連絡する連絡部
    を備えた請求項1から7のいずれか一項に記載の予約手続システム。
  9. 前記仲介機関側第1受付部と、前記仲介機関側第2受付部と、前記認証取得部と、前記判別部で取得される情報は、複数の仲介機関で共有され、
    一の仲介機関で受け付けた前記予約手続依頼の情報は、他の仲介機関で共有されると共に、
    前記他の仲介機関で受け付けた前記ユーザの死亡情報又は手続不能情報は、前記一の仲介機関で共有される、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の予約手続システム。
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