JP2023134956A - 半導体装置 - Google Patents

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隆司 鈴木
Takashi Suzuki
大悟 菊田
Daigo Kikuta
貴広 吉田
Takahiro Yoshida
陽介 蟹江
Yosuke Kanie
良一 片岡
Ryoichi Kataoka
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【課題】トレンチゲートを備えた横型の半導体装置において、オン抵抗を低下させるための技術を提供する。【解決手段】半導体装置1は、半導体層10と、半導体層10の一方の主面から深部に向けて伸びている複数のトレンチゲート30と、半導体層10の一方の主面から深部に向けて伸びているトレンチドレイン40と、を備えている。半導体層10は、複数のトレンチゲート30の各々の底面に接するように設けられており、ドリフト層12よりもn型の不純物濃度が濃いN型の高濃度領域17を有している。【選択図】図1

Description

本明細書が開示する技術は、トレンチゲートを備えた横型の半導体装置に関する。
特許文献1には、トレンチゲートを備えた横型の半導体装置の一例が開示されている。この半導体装置では、半導体層の一方の主面上に配設されたソース電極からトレンチゲートの側面に形成されたチャネルを介して縦方向に電子が注入される。注入された電子は、半導体層の一方の主面から深部に向けて伸びているトレンチドレインを介して、半導体層の一方の主面上に配設されたドレイン電極に流れることができる。
特開2021-174946号公報
この種の半導体装置では、オン抵抗を低減するための技術が必要とされている。本明細書は、トレンチゲートを備えた横型の半導体装置において、オン抵抗を低下させるための技術を提供する。
本明細書が開示する半導体装置の一実施形態は、半導体層と、ドレイン電極と、ソース電極と、複数のトレンチゲートと、トレンチドレインと、を備えることができる。前記ドレイン電極は、前記半導体層の一方の主面上の少なくとも一部に配設されている。前記ソース電極は、前記半導体層の前記一方の主面上の少なくとも一部に配設されている。前記複数のレンチゲートの各々は、前記半導体層の前記一方の主面から深部に向けて伸びている。前記複数のレンチゲートの各々は、ゲート電極と、前記ゲート電極の底面及び側面を被覆するゲート絶縁膜と、を有している。前記トレンチドレインは、前記半導体層の前記一方の主面から深部に向けて伸びている。前記トレンチドレインは、前記ドレイン電極に電気的に接続されているドレイン接続領域と、前記ドレイン接続領域の側面を被覆するドレイン絶縁膜と、を有している。前記半導体層は、第1導電型のドレイン層と、前記ドレイン層上に設けられており、前記ドレイン層よりも不純物濃度が薄い第1導電型のドリフト層と、前記ドリフト層上に設けられており、前記ソース電極に電気的に接続されている第2導電型のボディ層と、前記ボディ層上に設けられており、前記ソース電極に電気的に接続されている第1導電型のソース領域と、前記複数のトレンチゲートの各々の底面に接するように設けられており、前記ドリフト層よりも第1導電型の不純物濃度が濃い第1導電型の高濃度領域と、を有することができる。前記複数のトレンチゲートの各々は、前記半導体層の一方の主面から前記ボディ層を超えて前記ドリフト層に達するように設けられており、前記半導体層の厚み方向において前記ドレイン層から離れて配置されている。前記トレンチドレインは、前記半導体層の一方の主面から前記ドリフト層を超えて前記ドレイン層に達するように設けられている。前記ドレイン接続領域が、前記ドレイン層に電気的に接続されている。この半導体装置では、前記トレンチゲートの前記底面に接するように前記高濃度領域が設けられている。このため、この半導体装置がオンしたときに、前記トレンチゲートの側面に形成されたチャネルを縦方向に流れたキャリアは、前記高濃度領域を介して前記ドレイン層に流れることができる。この半導体装置は、低オン抵抗な特性を有することができる。
上記実施形態の半導体装置では、前記高濃度領域の幅が、前記トレンチゲートの幅よりも大きくてもよい。この半導体装置は、より低オン抵抗な特性を有することができる。
上記実施形態の半導体装置では、前記高濃度領域が、前記トレンチゲートの前記底面から前記ドレイン層まで延びていてもよい。この半導体装置は、より低オン抵抗な特性を有することができる。
上記実施形態の半導体装置では、前記高濃度領域が、隣り合う前記トレンチゲートの間を延びていてもよい。この半導体装置は、より低オン抵抗な特性を有することができる。
上記実施形態の半導体装置では、前記高濃度領域の第1導電型の不純物濃度が、前記ドリフト層の第1導電型の不純物濃度の2倍以上であってもよい。この半導体装置は、低オン抵抗な特性を有することができる。
上記実施形態の半導体装置では、前記ゲート絶縁膜が、前記ゲート電極の前記底面及び前記側面のうちの下側部分を被覆する下側ゲート絶縁膜と、前記ゲート電極の前記側面のうちの上側部分を被覆しており、前記下側ゲート絶縁膜よりも膜厚が薄い上側ゲート絶縁膜と、を有していてもよい。前記上側ゲート絶縁膜は、前記ボディ層に接している。この半導体装置では、低チャネル抵抗と前記ゲート絶縁膜の高い絶縁破壊を両立することができる。
半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 変形例の半導体装置の要部断面図を模式的に示す。
図1に示されるように、半導体装置1は、横型のMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であり、半導体層10と、半導体層10の表面上の少なくとも一部に配設されているドレイン電極22と、半導体層10の表面上の少なくとも一部に配設されているソース電極24と、複数のトレンチゲート30と、複数のトレンチドレイン40と、を備えている。なお、図示明瞭化を目的として、複数のトレンチゲート30のうちの1つのトレンチゲート30のみに符号を付している。半導体層10の材料は、特に限定されるものではないが、例えばシリコンであってもよい。この例に代えて、半導体層10の材料は、例えば炭化珪素又は窒化物半導体であってもよい。半導体層10は、N+型のドレイン層11と、N型のドリフト層12と、P型のボディ層13と、P+型のボディコンタクト領域14と、N+型のソース領域15と、P型の正孔排出領域16と、N+型の高濃度領域17と、を有している。
ドレイン層11は、n型不純物を高濃度に含むN型層であり、半導体層10の下層部に設けられており、半導体層10の下面に露出する位置に配置されている。ドレイン層11は、Si基板である。
ドリフト層12は、n型不純物をドレイン層11よりも低濃度に含むN型層であり、ドレイン層11上に設けられており、ドレイン層11とボディ層13の間に配置されている。ドリフト層12は、Si基板であるドレイン層11の上面から結晶成長して形成されたエピタキシャル層である。
ボディ層13は、p型不純物を含むP型層であり、半導体層10の上層部に設けられており、ドリフト層12とソース領域15の間に配置されている。ボディ層13は、隣り合うトレンチゲート30の間の領域に配置されており、複数のトレンチゲート30の各々の側面のうちの上側部分に接している。ボディ層13はさらに、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域にも配置されている。ボディ層13は、例えばイオン注入技術を利用してドリフト層12の上層部にp型不純物を導入することで形成された拡散領域である。
ボディコンタクト領域14は、p型不純物をボディ層13よりも高濃度に含むP型領域であり、ボディ層13上に設けられている。ボディコンタクト領域14は、半導体層10の上層部に設けられており、半導体層10の上面に露出する位置に配置されており、ソース電極24にオーミック接触している。このため、ボディ層13は、ボディコンタクト領域14を介してソース電極24に電気的に接続されている。ボディコンタクト領域14は、隣り合うトレンチゲート30の間の領域に配置されている。ボディコンタクト領域14はさらに、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域にも配置されている。ボディコンタクト領域14は、例えばイオン注入技術を利用してドリフト層12の上層部にp型不純物を導入することで形成された拡散領域である。
ソース領域15は、n型不純物を高濃度に含むN型領域であり、半導体層10の上層部に設けられており、半導体層10の上面に露出する位置に配置されており、ソース電極24にオーミック接触している。ソース領域15は、隣り合うトレンチゲート30の間の領域に配置されており、複数のトレンチゲート30の各々の側面のうちの上側部分に接している。ソース領域15は、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域に配置されていない。ソース領域15は、例えばイオン注入技術を利用してドリフト層12の上層部にn型不純物を導入することで形成された拡散領域である。
正孔排出領域16は、p型不純物を含むP型領域であり、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域に設けられている。この例では、正孔排出領域16は、トレンチドレイン40の側面に接するように配置されている。正孔排出領域16はさらに、ボディ層13に接しており、ボディ層13から半導体層10の深部に向けてドリフト層12内に突出するように構成されている。正孔排出領域16は、ボディ層13及びボディコンタクト領域14を介してソース電極24に電気的に接続されている。正孔排出領域16はまた、ドレイン層11から離れて配置されている。この例に代えて、正孔排出領域16がドレイン層11に接していていてもよい。正孔排出領域16は、トレンチドレイン40を形成するためのトレンチを形成した後に、例えばイオン注入技術を利用して、そのトレンチの側面に対して斜め方向からp型不純物を導入することで形成された拡散領域である。
高濃度領域17は、n型不純物をドリフト層12よりも高濃度に含むN型領域であり、複数のトレンチゲート30の各々の底面に接して設けられている。高濃度領域17は、トレンチゲート30の底面からドレイン層11まで延びており、ドレイン層11に接している。高濃度領域17の幅(トレンチゲート30の短手方向に測定された高濃度領域17の幅であり、紙面左右方向に測定された高濃度領域17の幅)は、トレンチゲート30の短手方向の幅よりも大きい。このため、高濃度領域17は、トレンチゲート30の側面から横方向に突出している。また、高濃度領域17は、トレンチゲート30の底面に加えて、トレンチゲート30の側面の下側部分の一部にも接している。高濃度領域17は、トレンチゲート30を形成するためのトレンチを形成した後に、例えばイオン注入技術を利用して、そのトレンチの底面に対してn型不純物を導入することで形成された拡散領域である。
複数のトレンチゲート30は、一対のトレンチドレイン40の間に配置されており、平面視したときに、特に限定されるものではないが、例えばストライプ状に配置されている。このため、複数のトレンチゲート30は、平面視したときに、少なくとも一方向に沿って間隔を置いて並んで配置されている。この例では、一対のトレンチドレイン40の間に3つのトレンチゲート30が配置されているが、少なくとも2つ以上のトレンチゲート30が配置されていてもよい。複数のトレンチゲート30の各々は、半導体層10の表面から深部に向けて伸びており、ボディ層13を超えてドリフト層12に達するように設けられている。複数のトレンチゲート30の各々は、半導体層10の厚み方向において、ドレイン層11から離れて配置されている。
複数のトレンチゲート30の各々は、ゲート電極32及びゲート絶縁膜34を有している。ゲート電極32は、層間絶縁膜を介してドレイン電極22及びソース電極24から絶縁されている。ゲート絶縁膜34は、ゲート電極32の底面及び側面を被覆しており、ゲート電極32を半導体層10から分離している。この例では、ゲート絶縁膜34は、下側ゲート絶縁膜34a及び上側ゲート絶縁膜34bを有している。下側ゲート絶縁膜34aは、ゲート電極32の底面及び側面のうちの下側部分を被覆している。上側ゲート絶縁膜34bは、ゲート電極32の側面のうちの上側部分を被覆しており、下側ゲート絶縁膜34aよりも膜厚が薄い。特に限定されるものではないが、下側ゲート絶縁膜34aの膜厚は例えば150nm~250nmであり、上側ゲート絶縁膜34bの膜厚は例えば50nm~100nmであってもよい。ドリフト層12とソース領域15を隔てる部分のボディ層13の全体が上側ゲート絶縁膜34bに接している。ボディ層13のうちのチャネル(反転層)が形成される部分に膜厚の薄い上側ゲート絶縁膜34bが接しているので、チャネル抵抗が低く抑えられる。一方、トレンチゲート30の底面及び側面のうちの下側部分には膜厚の厚い下側ゲート絶縁膜34aが接しているので、この部分の絶縁破壊が抑えられる。
複数のトレンチドレイン40の各々は、半導体層10の表面から深部に向けて伸びており、ボディ層13及びドリフト層12を超えてドレイン層11に達するように設けられている。複数のトレンチドレイン40の各々は、ドレイン接続領域42及びドレイン絶縁膜44を有している。ドレイン接続領域42は、n型不純物を高濃度に含むN型領域であり、上端が半導体層10の表面に露出する位置に設けられており、下端がドレイン層11に接している。ドレイン接続領域42は、ドレイン電極22にオーミック接触している。このため、ドレイン層11は、ドレイン接続領域42を介してドレイン電極22に電気的に接続されている。なお、ドレイン接続領域42は、導体であればよく、例えば金属であってもよい。ドレイン絶縁膜44は、ドレイン接続領域42の側面を被覆しており、ドレイン接続領域42をドリフト層12と正孔排出領域16とボディ層13とボディコンタクト領域14から分離している。
次に、半導体装置1の動作を説明する。ソース電極24よりもドレイン電極22が正となる電圧がドレイン電極22とソース電極24の間に印加され、ゲート電極32に閾値電圧よりも高い電圧が印加されると、半導体装置1はオンとなる。このとき、トレンチゲート30の側面に接するボディ層13内にチャネル(反転層)が形成される。ソース電極24に接続されているソース領域15から注入された電子は、ボディ層13内に形成されたチャネルを介してドリフト層12に注入される。ドリフト層12に注入された電子はさらに、トレンチゲート30の側面に沿ってドリフト層12内を縦方向に流れた後に、高濃度領域17を介してドレイン層11に移動する。ドレイン層11に移動した電子は、ドレイン層11を横方向に流れ、ドレイン接続領域42を介して半導体層10の表面上に配設されているドレイン電極22に流れる。このように、ドレイン電極22とソース電極24の間が導通し、半導体装置1がオンとなる。ゲート電極32に印加される電圧が閾値電圧を下回ると、ボディ層13内のチャネルが消失し、半導体装置1がオフとなる。
上記したように、半導体装置1では、電流経路の一部に高濃度領域17が設けられている。このような高濃度領域17が設けられていない場合、電流はn型不純物濃度が薄いドリフト層12を流れることとなり、オン抵抗が高くなってしまう。一方、半導体装置1は、電流経路の一部に低抵抗な高濃度領域17が設けられていることにより、低オン抵抗な特性を有することができる。なお、高濃度領域17のn型不純物の濃度は、ドリフト層12のn型不純物の濃度の2倍以上である。このような濃度の高濃度領域17は、高濃度領域17が設けられていない場合に比して、十分に低オン抵抗な特性を有することができる。
半導体装置1では、高濃度領域17の幅がトレンチゲート30の幅よりも大きい。このため、高濃度領域17は、トレンチゲート30の側面に沿ってドリフト層12を縦方向に流れる電子の電流経路に位置することができる。半導体装置1は、より低オン抵抗な特性を有することができる。特に、半導体装置1では、高濃度領域17が、トレンチゲート30の底面に加えて、トレンチゲート30の側面の下側部分の一部、即ち、下側ゲート絶縁膜34aの側面の一部にも接している。これにより、高濃度領域17は、電子の電流経路の長い範囲に位置することができる。また、膜厚の大きい下側ゲート絶縁膜34aの側面では、ゲート電極32に加わるゲート電圧の影響が小さく、ドリフト抵抗が大きくなり易い。このような部分に高濃度領域17が配置されているので、半導体装置1は、より低オン抵抗な特性を有することができる。
半導体装置1では、高濃度領域17がトレンチゲート30の底面とドレイン層11の間を延びている。このため、トレンチゲート30の側面に沿ってドリフト層12を縦方向に流れた電子の多くは、高抵抗なドリフト層12を流れることが抑えられるとともに、高濃度領域17を介してドレイン層11に流れることができる。半導体装置1は、より低オン抵抗な特性を有することができる。
半導体装置1は、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間において、ドレイン層11とドリフト層12が接するように構成されている。即ち、半導体装置1では、トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間において、高濃度領域17がトレンチゲート30からトレンチドレイン40に向けて大きく延びていない。トレンチゲート30とトレンチドレイン40の間の領域は、半導体装置1がオフしたときに空乏化し、ドレイン・ソース間の電圧を保持する領域である。このような領域にn型不純物の濃度が濃い高濃度領域17が設けられていないので、半導体装置1の耐圧は維持される。この点において、図2に示すように、高濃度領域17が隣り合うトレンチゲート30の間を延びていてもよい。図2に示す半導体装置1は、耐圧を維持しながら、より低オン抵抗な特性を有することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:半導体装置、 10:半導体層、 11:ドレイン層、 12:ドリフト層、 13:ボディ層、 14:ボディコンタクト領域、 15:ソース領域、 16:正孔排出領域、 17:高濃度領域、 22:ドレイン電極、 24:ソース電極、 30:トレンチゲート、 32:ゲート電極、 34:ゲート絶縁膜、 40:トレンチドレイン、 42:ドレイン接続領域、 44:ドレイン絶縁膜

Claims (6)

  1. 半導体層と、
    前記半導体層の一方の主面上の少なくとも一部に配設されているドレイン電極と、
    前記半導体層の前記一方の主面上の少なくとも一部に配設されているソース電極と、
    前記半導体層の前記一方の主面から深部に向けて伸びている複数のトレンチゲートであって、前記複数のトレンチゲートの各々は、ゲート電極と、前記ゲート電極の底面及び側面を被覆するゲート絶縁膜と、を有している、複数のトレンチゲートと、
    前記半導体層の前記一方の主面から深部に向けて伸びているトレンチドレインであって、前記トレンチドレインは、前記ドレイン電極に電気的に接続されているドレイン接続領域と、前記ドレイン接続領域の側面を被覆するドレイン絶縁膜と、を有している、トレンチドレインと、を備えており、
    前記半導体層は、
    第1導電型のドレイン層と、
    前記ドレイン層上に設けられており、前記ドレイン層よりも第1導電型の不純物濃度が薄い第1導電型のドリフト層と、
    前記ドリフト層上に設けられており、前記ソース電極に電気的に接続されている第2導電型のボディ層と、
    前記ボディ層上に設けられており、前記ソース電極に電気的に接続されている第1導電型のソース領域と、
    前記複数のトレンチゲートの各々の底面に接するように設けられており、前記ドリフト層よりも第1導電型の不純物濃度が濃い第1導電型の高濃度領域と、を有しており、
    前記複数のトレンチゲートの各々は、前記半導体層の一方の主面から前記ボディ層を超えて前記ドリフト層に達するように設けられており、前記半導体層の厚み方向において前記ドレイン層から離れて配置されており、
    前記トレンチドレインは、前記半導体層の一方の主面から前記ドリフト層を超えて前記ドレイン層に達するように設けられており、
    前記ドレイン接続領域が、前記ドレイン層に電気的に接続されている、半導体装置。
  2. 前記高濃度領域の幅は、前記トレンチゲートの幅よりも大きい、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記高濃度領域は、前記トレンチゲートの前記底面から前記ドレイン層まで延びている、請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記高濃度領域は、隣り合う前記トレンチゲートの間を延びている、請求項1~3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記高濃度領域の第1導電型の不純物濃度は、前記ドリフト層の第1導電型の不純物濃度の2倍以上である、請求項1~4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記ゲート絶縁膜が、前記ゲート電極の前記底面及び前記側面のうちの下側部分を被覆する下側ゲート絶縁膜と、前記ゲート電極の前記側面のうちの上側部分を被覆しており、前記下側ゲート絶縁膜よりも膜厚が薄い上側ゲート絶縁膜と、を有しており、
    前記上側ゲート絶縁膜は、前記ボディ層に接している、請求項1~5のいずれか一項に記載の半導体装置。
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