JP2023134319A - 錠前及びかばん・ケース類 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的簡単な構造で、部品の数を少なくし、コスト低減可能な錠前及びかばん・ケース類を提供する。【解決手段】かばん・ケース類の筐体に取り付けられる錠本体2と、錠本体2に対応するようにかばん・ケース類の蓋体に取り付けられ、係合片3が錠本体2に着脱自在に係合する差込部材4と、錠本体2に取りつけられ、開錠・施錠を操作するための操作部材5とを含む。操作部材5は、開錠・施錠を可能とする施錠カムと、鍵挿入孔を有する鍵挿入板と、鍵挿入板の背面側に取り付けられ、施錠カムを収納可能な施錠カム収納板とを含み、施錠カム収納板が施錠カムを収納した収納状態において、鍵6が鍵挿入板から施錠カム収納板に向かってさらに挿入可能な開口が形成されており、鍵6を開口まで挿入し施錠方向に回転すると、施錠カムは錠本体2と係合して施錠可能であり、開錠方向に回転すると、施錠カムは錠本体2との係合を解除して開錠可能である。【選択図】図4

Description

本発明は、錠前及びかばん・ケース類に関する。
かばん・ケース類に用いられる錠前として、かばん・ケース類の筐体に開閉可能に取り付けられた蓋体の施錠及び開錠を操作可能なかばん・ケース類の錠前がこれまでに提案されている(例えば、特許文献1など。)。
図1は、上記のかばん・ケース類用の錠前の正面図を示す。図1に示す錠前100は、かばん・ケース類の筐体(図示せず。)に取り付けられる錠本体101、この錠本体101の位置に対応するようにかばん・ケース類の蓋体(図示せず。)に取り付けられ、係合片102が錠本体101に着脱自在に係合する差込部材103、及び錠本体に取り付けられ、開錠・施錠を操作するための操作部材(レバー部材)104を含んでいる。錠本体101は、操作部材(レバー部材)104を取り付けるための操作部材取り付け部101Aと、差込部材103の係合片と係合可能な係合片101Bと、を含んでいる。
図2は、図1に示す操作部材(レバー部材)104の分解図を示す。操作部材104は、鍵挿入孔105Aを有するレバー板105と、鍵挿入孔106Aを有し、開錠・施錠を可能とする施錠カム106と、施錠カム106を収納可能な凹部107及び鍵挿入孔108Aを有し、レバー板105の背面側に取り付けられた施錠カム収納板108と、凹部107に収納されており、施錠カム105を施錠方向・開錠方向に選択的に付勢する付勢ばね109と、レバー板105、施錠カム106、及び施錠カム収納板108のそれぞれの鍵挿入孔105A、106A及び108Aに固定可能な鍵芯110と、を含んでいる。なお、当業者間では、レバー板105をはねとも言われており、施錠カム収納板108及び付勢ばね109を合わせてばね(ボックス)とも言われている。
ここで、図1に示す錠前100の開錠及び施錠の機構を説明する。図3(A)は、図1に示す錠前100の施錠状態における説明図であり、図3(B)は、図1に示す錠前100の開錠状態における説明図である。
図3(A)に示すように鍵111を、鍵芯110を介して、鍵挿入孔105A、106A及び108A(図3(A)には図示せず)に挿入した状態で、施錠方向(反時計周り)に回動する。すると、施錠カム収納板108(図3(A)には図示せず)の凹部107(図3(A)には図示せず)に収納された施錠カム106(図3(A)には図示せず)の先端部分が、付勢ばね109(図3(A)には図示せず)の付勢力により突出して、錠本体101の操作部材取り付け部101Aの挿入孔(図示せず。)内に挿入する。これにより、施錠カム106(図3(A)には図示せず)の先端部分と操作部材取り付け部101Aが係止した状態となり、レバー板105の回動を阻止する。これにより、錠前本体の係合片101Bと、差込部材103の係合片との係合を解除することができず、施錠状態となる。
一方、図3(B)に示すように鍵111を、鍵芯110を介して、鍵挿入孔105A、106A及び108に挿入した状態で、開錠方向(時計回り)に回動する。すると、操作部材取り付け部101Aの挿入孔(図示せず。)内に挿入していた施錠カム106の先端部分が、付勢ばね109の付勢力により陥没する(挿入孔から外れる)。これにより、施錠カム106の先端部分と操作部材取り付け部101Aとの係止状態が解除され、レバー板105が回動できる。レバー板105を回動することにより、錠前本体の係合片101Bと、差込部材103の係合片との係合を解除でき、開錠状態となる。
特開2019-49133号公報
しかし、上記のような錠前は、少なくとも付勢ばね109を必須とするものであり、部品の数が多く、コストの観点から問題があった。
そこで、本発明の目的は、比較的簡単な構造で、部品の数を少なくし、コスト低減可能な錠前及びかばん・ケース類を提供することにある。
本発明者は、前記課題を達成するため鋭意検討した結果、操作部材を所定の構造とすることにより、驚くべきことに上記課題が達成させることを見出し、本発明をなすに至った。
すなわち、本発明のかばん・ケース類の錠前は、かばん・ケース類の筐体に取り付けられる錠本体;この錠本体の位置に対応するように前記かばん・ケース類の蓋体に取り付けられ、係合片が前記錠本体に着脱自在に係合する差込部材;及び、前記錠本体に取りつけられ、開錠・施錠を操作するための操作部材を含む、かばん・ケース類用の錠前であって、前記操作部材は、開錠・施錠を可能とする施錠カム;鍵挿入孔を有する鍵挿入板;前記鍵挿入板の背面側に取り付けられ、前記施錠カムを収納可能な施錠カム収納板;を含み、前記施錠カム収納板が前記施錠カムを収納した収納状態において、前記鍵が、前記鍵挿入板から前記施錠カム収納板に向かってさらに挿入可能な開口が形成されており、鍵を前記開口まで挿入し施錠方向に回転すると、前記施錠カムは、前記錠本体と係合して施錠可能であり、開錠方向に回転すると、前記施錠カムは、前記錠本体との係合を解除して開錠可能である。
本発明のかばん・ケース類の錠前によれば、比較的簡単な構造で、部品の数を少なくし、コスト低減可能な錠前及びかばん・ケース類を提供可能である。
図1は、従来のかばん・ケース類に用いられる錠前の正面図を示す。 図2は、図1に示す操作部材(レバー部材)の分解図を示す。 図3(A)は、図1に示す錠前100の施錠状態における説明図であり、図3(B)は、図1に示す錠前100の開錠状態における説明図である。 本実施形態のかばん・ケース類に用いられる錠前の正面斜視図である。 本実施形態における錠前の鍵の正面図である。 図4に示すレバー部材の分解図である。 図4に示す施錠カム収納板が、施錠カムを収納した形態の斜視図である。 図8(A)は施錠状態におけるレバー部材の説明図を示し、図8(B)は開錠状態におけるレバー部材の説明図を示す。 図9(A)は施錠状態における錠前の説明図(側面図)を示し、図9(B)は開錠状態における錠前の説明図(側面図)を示す。 図10は、本実施形態のかばん・ケース類に用いられる錠前のレバー部材の説明図である。
以下に本発明の錠前の一実施形態について図4及び図5を用いて説明する。図4は、本実施形態のかばん・ケース類に用いられる錠前の正面斜視図であり、図5は、本実施形態における錠前の鍵の正面図である。なお、ここでいうかばん・ケース類とは、かばん類、スーツケース、トローリーバック、ブリーフケース、トランク、クーラーボックス、コンテナーなどのケース類を総称したものをいう。
図4に示す錠前1は、かばん・ケース類に用いられる錠前である。錠前1は、かばん・ケース類の筐体に取り付けられる錠本体2と、錠本体2の一に対応するようにかばん・ケース類の筐体に取り付けられ、係合片3が錠本体2の係合片2Aに着脱自在に係合する差込部材4と、錠本体2の取り付け部2Bに取り付けられ、開錠・施錠を操作するための操作部材5と、先端部分の形状が十字形状である鍵6と、を含んでいる。操作部材5は、レバー式のレバー部材である。錠前1におけるレバー部材5は、開錠状態において、図5に示す紙面から手前方向に向かって回動可能であり、この回動により、係合片3と係合片2Aとの係合を解除可能である。
図5に示す鍵6は、作動部6Aと取手部6Bから構成されており、作動部6A、すなわち鍵6の先端部分の形状が正面図において十字形状である。
ここでは、さらにレバー部材5について詳細に説明する。図6は、図4に示すレバー部材5の分解図である。図6に示すレバー部材5は、略コ字状に切り欠かれた切り欠き部7Aを有し、凹状の形状を有する位置決め部7Bを有し、開錠・施錠を可能とする施錠カム7;、X字状の形状である鍵挿入孔8A、及び表面が凹状形状であり、裏面(背面)が凸状形状である位置決め部8Bを有する鍵挿入板8;、鍵挿入板8の背面(図4において紙面の後方)に取り付けられ、施錠カム7を収納可能な収納凹部9A及び鍵6の先端部分を挿入可能な挿入凹部9Bを有する施錠カム収納板9;、施錠カム収納板9の背面(図4において紙面の方向)に取り付けられ、施錠カム収納板9に収納された施錠カム7を支持する支持板10;、施錠カム7、鍵挿入板8、施錠カム収納板9、及び支持板10を固定するための固定ピン11;と、を備えている。切り欠き部7Aは、上述のとおり略コ字状に切り欠かれているが、ここでいう略コ字状とは、コ字における上線に相当する部分が右上がりに傾斜しており、コ字における下線に相当する部分が右下がりに傾斜していることをいう。なお、図5に示すレバー部材5の支持板10は、鍵6の先端を挿入可能な挿入孔10Aを備えている。
図7は、施錠カム収納板9が、施錠カム7を収納した形態の斜視図を示している。図7に示すように、施錠カム収納板9は、収納凹部9Aに施錠カム7を収納している。この収納形態では、鍵挿入板8の背面の位置決め部8Bの凸部と、施錠カム7の位置決め部7Bの凹部が嵌め合い(篏合)し、安定に収納されている。そして、この収納形態において、鍵6が、鍵挿入板8から施錠カム収納板9に向かって挿入可能な開口9Xが形成されている。図7に示すように、開口9Xは施錠カム収納板9の挿入凹部9Bと、施錠カム7の切り欠き部7Aより形成されている。
ここでは、図4に示す錠前1の開錠及び施錠の機構を図8(A)、図8(B)、図9(A)及び図9(B)を用いて説明する。図8(A)は施錠状態におけるレバー部材の説明図を示し、図8(B)は開錠状態におけるレバー部材の説明図を示し、図9(A)は施錠状態における錠前の説明図を示し、図9(B)は開錠状態における錠前の説明図を示す。
図8(A)に示すように、鍵6が、鍵挿入板8の鍵挿入孔8A、開口9X、及び支持板10の挿入孔10Aに挿入し、この挿入状態で、施錠方向に回転すると、鍵6の先端部の十字上の突起体6Cからの付勢力により施錠カム7の先端部分7Xが突出する。すると、図示していないが、この先端部7Xの突出部分が図4に示す取り付け部2Bの挿入孔内に挿入する。これにより、施錠カム7の先端部分7Xと取り付け部2Bが係止した状態となり、図9(A)に示すように、レバー部材5は矢印方向Xに回動できず、錠前本体の係合片と、差込部材の係合片との係合を解除できず、施錠状態となる。
一方、図8(B)に示すように、鍵6が、挿入状態で、開錠方向に回転すると、鍵6の先端部の十字上の突起体6Cからの付勢力により施錠カム7の先端部分7Xが陥没する。すると、図示していないが、この先端部分7Xが陥没することにより、先端部分7Xが取り付け部2Bの挿入孔内に挿入しなくなる。これにより、施錠カム7の先端部分7Xと取り付け部2Bの係止が解除された状態となり、図9(B)に示すように、レバー部材5は矢印方向Xに回動できるようになり、錠前本体の係合片と、差込部材の係合片との係合を解除でき、開錠状態となる。
従来では、図1~図3に示す錠前100において、説明したとおり、開錠・施錠のために、付勢ばね109及び鍵芯110を必須の構成としていたが、本実施形態の錠前では、付勢ばね109の部品を用いずとも、鍵6の先端部分6Aの形状と、上記開口9X(特に、施錠カム7の切り欠き部7A)の形状を所定の形状とすることにより、施錠カムと取り付け部とを係合したり、係合を解除したりすることができ、開錠・施錠をすることができる。このため、付勢ばね109の部品が不要となる。この結果、比較的簡単な構造となり、部品の数が少なくなり、コスト低減が可能である。
なお、本発明の錠前は図4に示す錠前に限定されるものではなく、操作部材は、開錠・施錠を可能とする施錠カム;鍵挿入孔を有する鍵挿入板;鍵挿入板の背面側に取り付けられ、施錠カムを収納可能な施錠カム収納板;を含み、施錠カム収納板が施錠カムを収納した収納状態において、鍵が、鍵挿入板から施錠カム収納板に向かってさらに挿入可能な開口が形成されており、鍵を前記開口まで挿入し施錠方向に回転すると、施錠カムは、錠本体と係合して施錠可能であり、開錠方向に回転すると、施錠カムは、前記錠本体との係合を解除して開錠可能であればよい。
また、本発明の錠前は必ずしも支持板を必須とするものではないが、支持板を含むことにより、よりしっかりと施錠カムが収納されることになり、開錠・施錠が安定するため有利である。
また、開錠・施錠がより安定かつスムーズに行える観点から、開口の形状は、鍵を施錠方向に回転すると、鍵の先端部からの付勢力により施錠カムの先端部が突出可能であり、前記鍵を開錠方向に回転すると、前記鍵の先端部からの付勢力により前記施錠カムの先端部が陥没可能な形状であり、施錠カムの先端部が突出することにより、突出した先端部と、錠本体とが係合することで施錠可能であり、施錠カムの先端部が陥没することにより、前記本体との係合が解除され開錠可能であることが好ましい。
また、開錠・施錠がより安定かつスムーズに行える観点から、鍵の先端部分の形状は、十字形状であり、鍵挿入孔の形状は、X字形状であり、開口の一部を形成する前記施錠カムの開口部の形状は、コ字状であって、コ字における上線に相当する部分が右上がりに傾斜しており、コ字における下線に相当する部分が右下がりに傾斜していることが好ましい。
また、鍵挿入板及び施錠カムは、それぞれ位置決め部を有しており、鍵挿入板又は施錠カム収納板、及び施錠カムの位置決め部がそれぞれ嵌め合うことにより、前記収納形態において施錠カムの位置決め可能であることが好ましい。これにより、施錠カムを所定の位置に安定に収納できるため有利である。
上述の位置決め部について、他の実施形態を用いて説明する。図10に示すレバー部材50は、図6に示すレバー部材5における施錠カム7に代えて、施錠カム70を備えており、図6に示すレバー部材5における施錠カム収納板9に代えて、施錠カム収納板90を備えており、さらに、施錠カム収納板90の凹部91に収納され、施錠カム70の凹部(第1の凹部71),(第2の凹部72)と篏合可能な篏合部材110を備えていること以外は、図6に示すレバー部材5と同一である。なお、本実施形態のレバー部材50は、図4に示す錠前1のように鍵挿入板8における位置決め部8B及び施錠カム7における位置決め部7Bを備えていてもよく、備えていなくてもよい。
ここでは、図10に示す施錠カム収納板は、施錠カム70、施錠カム収納板90、及び篏合部材110についてさらに説明する。
施錠カム70は、図10に示すように、開錠時において、篏合部材110と篏合可能な第1の凹部71と、施錠時において、篏合部材110と篏合可能な第2の凹部72と、を備えていること以外は、図6に示す施錠カム7と同一である。
施錠カム収納板90は、図10に示すように、篏合部材110を収納可能な凹部91を備えていること以外は、図6に示す施錠カム収納板9と同一である。
篏合部材110は、球状部材(例えば、鋼球)111と、球状部材に固定されたばね部材(例えばウレタン製のばね部材)112とで構成されている。
ここで、図4の城前1を用いて説明した作用により、開錠時においては、第1の凹部71と篏合部材110における球状部材111とが篏合し、施錠時においては、第2の凹部72と篏合部材110における球状部材112とが篏合することにより、収納形態における施錠カム70を所定の位置に安定に収納できる。
最後に、本実施形態のかばん・ケース類は、本実施形態のかばん・ケース類用の錠前を含んでいればよく、本発明の主たる課題を逸脱しない限り、自由に設計変更してもよい。
1…錠前、2…錠本体、3…係合片、4…差込部材、5…レバー部材、6…鍵

Claims (5)

  1. かばん・ケース類の筐体に取り付けられる錠本体;この錠本体の位置に対応するように前記かばん・ケース類の蓋体に取り付けられ、係合片が前記錠本体に着脱自在に係合する差込部材;及び、前記錠本体に取りつけられ、開錠・施錠を操作するための操作部材を含む、かばん・ケース類用の錠前であって、
    前記操作部材は、開錠・施錠を可能とする施錠カム;鍵挿入孔を有する鍵挿入板;前記鍵挿入板の背面側に取り付けられ、前記施錠カムを収納可能な施錠カム収納板;を含み、
    前記施錠カム収納板が前記施錠カムを収納した収納状態において、鍵が、前記鍵挿入板から前記施錠カム収納板に向かってさらに挿入可能な開口が形成されており、
    鍵を前記開口まで挿入し施錠方向に回転すると、前記施錠カムは、前記錠本体と係合して施錠可能であり、開錠方向に回転すると、前記施錠カムは、前記錠本体との係合を解除して開錠可能である、かばん・ケース類の錠前。
  2. 前記操作部材は、前記施錠カム収納板の背面に取り付けられ、前記施錠カム収納板に収納された前記施錠カムを支持する支持板を含む、請求項1記載のかばん・ケース類の錠前。
  3. 前記開口の形状は、前記鍵を施錠方向に回転すると、前記鍵の先端部からの付勢力により前記施錠カムの先端部が突出可能であり、前記鍵を開錠方向に回転すると、前記鍵の先端部からの付勢力により前記施錠カムの先端部が陥没可能な形状であり、
    前記施錠カムの先端部が突出することにより、突出した先端部と、前記錠本体とが係合することで施錠可能であり、前記施錠カムの先端部が陥没することにより、前記本体との係合が解除され開錠可能である、請求項1又は2記載のかばん・ケース類用の錠前。
  4. 前記鍵の先端部分の形状は、十字形状であり、
    前記鍵挿入孔の形状は、X字形状であり、
    前記開口の一部を形成する前記施錠カムの開口部の形状は、コ字状であって、コ字における上線に相当する部分が右上がりに傾斜しており、コ字における下線に相当する部分が右下がりに傾斜している、請求項1~3のいずれか1項に記載のかばん・ケース類用の錠前。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のかばん・ケース類用の錠前を含むかばん・ケース類。
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