JP2023134156A - 充放電管理装置、充放電装置、車両、及び充放電管理方法 - Google Patents

充放電管理装置、充放電装置、車両、及び充放電管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2023134156A
JP2023134156A JP2022039520A JP2022039520A JP2023134156A JP 2023134156 A JP2023134156 A JP 2023134156A JP 2022039520 A JP2022039520 A JP 2022039520A JP 2022039520 A JP2022039520 A JP 2022039520A JP 2023134156 A JP2023134156 A JP 2023134156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
discharging
control mode
vehicle
action plan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022039520A
Other languages
English (en)
Inventor
大介 堤
Daisuke Tsutsumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2022039520A priority Critical patent/JP2023134156A/ja
Publication of JP2023134156A publication Critical patent/JP2023134156A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

【課題】デマンドレスポンス計画に沿ったインフラ側からの要求と、車両のユーザの行動計画に沿った移動の要求とを両立可能な充放電を実現する。【解決手段】充放電管理装置は、商用電源に接続された充放電器と車両に搭載されたバッテリとの間での充放電を管理する。充放電管理装置は、1又は複数のプロセッサを備える。上記充放電の制御モードは、デマンドレスポンス計画を車両のユーザの行動計画より優先しつつ充放電を制御する第1の制御モードと、行動計画をデマンドレスポンス計画より優先しつつ充放電を制御する第2の制御モードと、を含む。1又は複数のプロセッサは、行動計画が設定されていない場合には、第1の制御モードを選択し、行動計画が設定されている場合、車両の出発までの残り時間がバッテリの目標充電状態への充電所要時間より長ければ第1の制御モードを選択し、残り時間が充電所要時間以下であれば第2の制御モードを選択する。【選択図】図3

Description

本開示は、充放電管理装置、充放電装置、車両、及び充放電管理方法に関する。
特許文献1は、商用電源に接続され、車載蓄電池の充放電を制御する充放電装置を開示している。この充放電装置は、商用電源からの電力が第1の範囲内、且つ、車載蓄電池の充電率が第2の範囲内に維持されるように、車載蓄電池からの充放電を制御するように構成されている。
また、特許文献2は、複数の充放電拠点に配置された充放電設備と、充放電拠点間を移動中の複数の電気自動車との電力管理を行う充放電管理計画システムを開示している。この充放電管理計画システムは、管理対象となる各電気自動車の移動計画を示すルート情報を取得し、当該ルート情報を利用して複数の充放電拠点の各充放電設備における充放電の計画を示す設備利用計画を生成する。
特開2021-097588号公報 特開2014-103780号公報
特許文献1に記載の技術によれば、車両に搭載されたバッテリの充放電制御は、充放電装置(すなわち、インフラ側)による充放電計画(デマンドレスポンス計画)に基づいて実行される。このことは、特許文献2に記載の技術も同様である。このような充放電制御によれば、当該制御の内容次第では、車両のユーザが予定している出発時刻(車両の使用開始時刻)において車両走行に必要なバッテリの充電状態(SOC)を適切に確保できない事態が生じ得る。
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、デマンドレスポンス計画に沿ったインフラ側からの要求と、車両のユーザの行動計画に沿った移動の要求とを両立可能な充放電を実現する充放電管理装置、充放電装置、車両、及び充放電管理方法を提供することを目的とする。
本開示の第1の態様に係る充放電管理装置は、商用電源に接続された充放電器と車両に搭載されたバッテリとの間での充放電を管理する。充放電管理装置は、1又は複数のプロセッサを備える。上記充放電の制御モードは、デマンドレスポンス計画を車両のユーザの行動計画より優先しつつ充放電を制御する第1の制御モードと、行動計画をデマンドレスポンス計画より優先しつつ充放電を制御する第2の制御モードと、を含む。1又は複数のプロセッサは、行動計画が設定されていない場合には、第1の制御モードを選択し、行動計画が設定されている場合、車両の出発までの残り時間がバッテリの目標充電状態への充電所要時間より長ければ第1の制御モードを選択し、残り時間が充電所要時間以下であれば第2の制御モードを選択する。
本開示の第2の態様に係る充放電装置は、商用電源に接続された充放電器と、車両に搭載されたバッテリと充放電器との間での充放電を制御する1又は複数のプロセッサと、を備える。上記充放電の制御モードは、デマンドレスポンス計画を車両のユーザの行動計画より優先しつつ充放電を制御する第1の制御モードと、行動計画をデマンドレスポンス計画より優先しつつ充放電を制御する第2の制御モードと、を含む。1又は複数のプロセッサは、行動計画が設定されていない場合には、第1の制御モードを選択し、行動計画が設定されている場合、車両の出発までの残り時間がバッテリの目標充電状態への充電所要時間より長ければ第1の制御モードを選択し、残り時間が充電所要時間以下であれば第2の制御モードを選択する。
本開示の第3の態様に係る車両は、バッテリと、商用電源に接続された充放電器とバッテリとの間での充放電を制御する1又は複数のプロセッサと、を備える。上記充放電の制御モードは、デマンドレスポンス計画を車両のユーザの行動計画より優先しつつ充放電を制御する第1の制御モードと、行動計画をデマンドレスポンス計画より優先しつつ充放電を制御する第2の制御モードと、を含む。1又は複数のプロセッサは、行動計画が設定されていない場合には、第1の制御モードを選択し、行動計画が設定されている場合、車両の出発までの残り時間がバッテリの目標充電状態への充電所要時間より長ければ第1の制御モードを選択し、残り時間が充電所要時間以下であれば第2の制御モードを選択する。
本開示の第4の態様に係る充放電管理方法は、商用電源に接続された充放電器と車両に搭載されたバッテリとの間での充放電を管理する。上記充放電の制御モードは、デマンドレスポンス計画を車両のユーザの行動計画より優先しつつ充放電を制御する第1の制御モードと、行動計画をデマンドレスポンス計画より優先しつつ充放電を制御する第2の制御モードと、を含む。充放電管理方法は、行動計画が設定されていない場合には、第1の制御モードを選択することと、行動計画が設定されている場合、車両の出発までの残り時間がバッテリの目標充電状態への充電所要時間より長ければ第1の制御モードを選択し、残り時間が充電所要時間以下であれば第2の制御モードを選択することと、を含む。
本開示によれば、ユーザの行動計画の設定があっても、車両の出発までの残り時間を目標充電状態への充電所要時間より長く確保できない場合を除き、デマンドレスポンス計画が優先される第1の制御モードが選択される。そして、残り時間を充電所要時間より長く確保できない場合には、行動計画が優先される第2の制御モードが選択される。このような制御モードの選択手法によれば、デマンドレスポンス計画に沿ったインフラ側からの要求と、行動計画に沿ったユーザの移動の要求とを両立可能な充放電を実現することができる。
本開示に係る充放電管理システムの全体構成を概略的に示す図である。 ユーザの行動計画の設定を受け付けるユーザ端末の画面の一例を示す図である。 本開示に係る充放電制御に関する処理を示すフローチャートである。 V2Gの実行中の充放電制御の動作を説明するためのタイムチャートである。
以下に説明される各実施の形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、本開示に係る技術思想が限定されるものではない。なお、各実施の形態において、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略又は簡略する。
1.実施の形態1
1-1.充放電管理システムの構成例
図1は、本開示に係る充放電管理システム1の全体構成を概略的に示す図である。充放電管理システム1は、車載バッテリに蓄えられた電力を車両の駆動だけでなく電力網に供給可能とするV2G(Vehicle to Grid)を実現するエネルギマネジメントシステムである。充放電管理システム1は、車両10と、充放電装置20と、充放電管理装置30と、ユーザ端末50と、を備える。
1-1-1.車両
車両10は、V2Gに参加する車両である。図1では、1台の車両10のみが例示されているが、V2Gに参加する車両の数は、基本的には複数である。車両10は、外部充給電が可能な電気自動車等の電動車であり、車両走行に用いられるバッテリ(高圧バッテリ)12を搭載している。車両10は、例えば、バッテリ電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)、又は燃料電池電気自動車(FCEV)である。
車両10は、通信装置14と、車両電子制御ユニット(車両ECU)16と、タッチパネル等のHMI(Human Machine Interface)機器18と、SOCセンサ19と、を備える。通信装置14は、プロセッサを含み、通信ネットワークを介して充放電装置20、及び充放電管理装置30のそれぞれと通信を行う。通信装置14は、ユーザ端末50と直接的に通信可能であってもよい。SOCセンサ19は、バッテリ12の充電状態(SOC)を検出する。
車両ECU16は、車両10を制御するコンピュータである。具体的には、車両ECU16は、プロセッサ16aと記憶装置16bとを備えている。プロセッサ16aは、各種処理を実行する。各種処理は、バッテリ12の充放電に関する処理を含む。記憶装置16bは、当該各種処理に関するプログラム等の各種情報を格納している。車両ECU16は、SOCセンサ19等の各種センサから、SOC情報等のバッテリ12の充放電に関係する情報を取得する。車両ECU16(プロセッサ16a)が各種プログラムを実行することにより、車両ECU16による各種処理が実現される。なお、車両ECU16(プロセッサ16a及び記憶装置16b)は複数であってもよい。
1-1-2.充放電装置
充放電装置20は、通信装置22と、充放電器24と、充放電ECU26と、を備える。通信装置22は、プロセッサを含み、通信ネットワークを介して車両10、及び充放電管理装置30のそれぞれと通信を行う。通信装置22は、ユーザ端末50と直接的に通信可能であってもよい。
充放電器24は、電力線を介して商用電源に接続されている。車両10は、電力線を介してバッテリ12に接続された車両インレットを備える。充放電器24は、充放電ケーブルと、充放電回路と、を備える。充放電ケーブルは、当該車両インレットに接続される充放電コネクタを有する。充放電回路は、双方向インバータ、及び各種リレー等の様々な回路素子を含む。付け加えると、充放電装置20は、バッテリ12の充電方式として例えばCCS(Combined Charging System)方式を用いて、交流を利用した普通充電と直流を利用した急速充電とを行うことができる。
充放電ECU26は、充放電器24の充放電回路を制御することによって充放電装置20と車両10(バッテリ12)との間での充放電を制御するコンピュータである。具体的には、充放電ECU26は、プロセッサ26aと記憶装置26bとを備えている。プロセッサ26aは、各種処理を実行する。各種処理は、充放電装置20と車両10との間での充放電に関する処理を含む。記憶装置26bは、当該各種処理に関するプログラム等の各種情報を格納している。充放電ECU26(プロセッサ26a)が各種プログラムを実行することにより、充放電ECU26による各種処理が実現される。なお、充放電ECU26(プロセッサ26a及び記憶装置26b)は複数であってもよい。
なお、図1では、1台の充放電装置20のみが例示されているが、充放電管理システム1に含まれる充放電装置は、次のように設置されていてもよい。すなわち、例えば、1つの充放電施設において、図1に示すような充放電装置20が複数台設置されていてもよい。また、1台の充放電装置が複数の充放電器24を備えてもよい。この例では、1台の充放電装置は、複数の充放電器24のそれぞれに対して個別に充放電ECU26を備えていてもよいし、複数の充放電器24を制御する機能を有する1つの充放電ECUを備えていてもよい。
1-1-3.充放電管理装置
充放電管理装置30は、例えば、リソースアグリゲータによって所有される。リソースアグリゲータは、車両10のユーザ等の需要家とVPP(Virtual Power Plant)サービス契約を締結し、車両10に搭載されたバッテリ12等の分散エネルギリソース(DER)の管理を行う事業者である。
充放電管理システム1は、充放電装置20と車両10との間での充放電(エネルギマネジメント)の制御モードとして、ダイナミックコントロールモード(DCモード(Dynamic Control Mode))と、スケジュールドコントロールモード(SCモード(Scheduled Control Mode))と、を含む。これらのDCモード及びSCモードは、充放電の規格であるISO15118-20にて規定されたモードである。
DCモードは、送配電事業者及び小売電気事業者等の電気事業者100からのデマンドレスポンス計画(DR計画)をユーザの行動計画より優先しつつ充放電を制御するモードであり、本開示に係る「第1の制御モード」の一例に相当する。一方、SCモードは、行動計画をDR計画より優先しつつ充放電を制御するモードであり、本開示に係る「第2の制御モード」の一例に相当する。
充放電管理装置30は、通信装置32と、サーバ34と、を備える。通信装置32は、プロセッサを含み、通信ネットワークを介して車両10、充放電装置20、ユーザ端末50、及び電気事業者100の装置のそれぞれと通信を行う。
サーバ34は、上述のDER(バッテリ12等)の管理を行うコンピュータである。具体的には、サーバ34は、プロセッサ34aと記憶装置34bとを備えている。プロセッサ34aは、各種処理を実行する。各種処理は、車両10のバッテリ12の充放電の管理に関する処理を含む。記憶装置34bは、当該各種処理に関するプログラム、並びに後述のユーザ情報UI(ユーザによって設定される情報)及び車両情報VI等の各種情報を格納している。サーバ34(プロセッサ34a)が各種プログラムを実行することにより、サーバ34による各種処理が実現される。なお、サーバ34(プロセッサ34a及び記憶装置34b)は複数であってもよい。
サーバ34は、リソース管理部36、EMS(エネルギマネジメントシステム)管理部38、及び電動車管理部40を含む。これらは、記憶装置34bに格納されたプログラムがプロセッサ34aによって実行されたときに実現される。
リソース管理部36は、通信装置32を介して電気事業者100からDR計画を受け取る。具体的には、電気事業者100は、例えば、電力の需要(消費)と供給(発電)のバランスをとるために、DR計画を策定する。例えば、電力不足が想定される場合には、DR計画は、DER側からの電力の融通(バッテリ12としては放電)を依頼する情報を含む。また、例えば、供給電力が過剰となることが想定される場合には、DR計画は、DER側への余剰電力の供給(バッテリ12としては充電)を依頼する情報を含む。
リソース管理部36は、V2Gに参加している複数の車両(車両10を含む)の数をリアルタイムで把握しており、したがって、充放電管理システム1が有する複数のDERの全体をリアルタイムで把握している。例えば、DER側からの電力の融通(不足電力量の供給)を依頼するDR計画を受け取ったとき、リソース管理部36は、当該不足電力量の供給が可能であるか否かを判断する。また、例えば、DER側への電力の供給(余剰電力量を引き受け)を依頼するDR計画を受け取ったとき、リソース管理部36は、当該余剰電力量の引き受けが可能であるか否かを判断する。そして、電力量の供給又は引き受けが可能な場合、リソース管理部36は、車両10を含む個々のDERが供給又は引き受ける電力量に関する演算を行う。当該演算の結果は、DR計画とともにEMS管理部38又は電動車管理部40に送信される。
EMS管理部38は、上述のDCモードが選択されている場合に、当該DCモードに従ってバッテリ12の充放電の管理(エネルギマネジメント)を行う。EMS管理部38は、主にDR計画及びユーザ情報UIに基づいて充放電管理を行う。EMS管理部38が参照するユーザ情報UIは、例えば、EMS管理部38によって管理されるバッテリ12のSOCの上限及び下限を示す情報である。なお、DCモードでは、ユーザ情報UIは、例えば、ユーザ端末50から電動車管理部40、車両10、及び充放電装置20を介してEMS管理部38に伝達される。
車両10からの電力の融通(不足電力量の供給)を求めるDR計画を受け取った場合には、EMS管理部38は、車両10が供給する電力量(すなわち、車両10に対する要求放電量)を決定する。車両10が余剰電力量を引き受けることを求めるDR計画を受け取った場合には、EMS管理部38は、車両10が引き受ける電力量(すなわち、車両10に対する要求充電量)を決定する。リソース管理部36から上述の演算の結果を受け取った場合には、EMS管理部38は、リソース管理部36によって演算された要求放電量又は要求充電量を用いる。
そのうえで、EMS管理部38は、要求放電量又は要求充電量が満たされるように充放電を管理する。具体的には、EMS管理部38は、DCモードに従うバッテリ12の充放電に関する指令を充放電装置20に送る。当該指令は、上記要求放電量又は要求充電量を含む。充放電装置20の充放電ECU26は、当該指令に基づくバッテリ12の充放電が実現されるように充放電器24の充放電回路を制御する。
電動車管理部40は、上述のSCモードが選択されている場合に、当該SCモードに従ってバッテリ12の充放電の管理(エネルギマネジメント)を行う。電動車管理部40は、主に、DR計画及びユーザ情報UIとともに車両情報VIに基づいて充放電管理を行う。電動車管理部40が参照するユーザ情報UIは、主にユーザの行動計画に関する情報(例えば、後述の図2(A)参照)である。車両情報VIは、車両10から受信する情報であり、実SOC及び温度等のバッテリ12に関する情報を含む。なお、SCモードでは、ユーザ情報UIは、例えば、ユーザ端末50から電動車管理部40に伝達される。
電動車管理部40は、EMS管理部38と同様に、要求放電量又は要求充電量の決定のためにDR計画を参照する。しかしながら、SCモードに従う電動車管理部40は、DR計画を満たすことよりユーザ情報UIに含まれるユーザの行動計画を満たすことを優先しつつ、要求放電量又は要求充電量を決定するように構成されている。付け加えると、電動車管理部40は、要求放電量又は要求充電量を決定するために、車両情報VIを考慮する。車両情報VIは、上述のように、実SOC等のバッテリ12に関する情報を含む。このため、車両情報VIを参照することで、電動車管理部40は、ユーザの行動計画(要求)をより適切に満たせるように要求放電量又は要求充電量を決定できる。
そのうえで、電動車管理部40は、要求放電量又は要求充電量が満たされるように充放電を管理する。具体的には、電動車管理部40は、SCモードに従うバッテリ12の充放電に関する指令を車両10に送る。当該指令は、上記要求放電量又は要求充電量を含み、車両10から充放電装置20に伝達される。車両ECU16は、当該指令に基づくバッテリ12の充放電に関係する処理を実行する。充放電装置20の充放電ECU26は、当該指令に基づくバッテリ12の充放電が実現されるように充放電器24の充放電回路を制御する。
1-1-4.ユーザ端末
ユーザ端末50は、車両10のユーザによって操作される。ユーザ端末50は、プロセッサ、記憶装置、及び通信装置を含む。ユーザ端末50は、例えば、スマートフォン又はタブレットPC等の携帯端末である。ユーザ端末50から送信されるユーザ情報UIは、ID情報とともに、行動計画情報を含む。ID情報は、ユーザ及び車両10を識別するための情報である。行動計画情報は、ユーザの行動計画を示す情報である。
行動計画は、ユーザ端末50を操作するユーザによって設定される。図2(A)及び図2(B)は、ユーザの行動計画の設定を受け付けるユーザ端末50の画面の一例を示す図である。
図2(A)に示す画面は、ユーザが新しい行動計画を設定する際に用いられる。図2(A)に例示されるように、行動計画情報は、ユーザの出発時刻(すなわち、移動のための車両10の利用開始時刻)と目標SOCとを含む。目標SOCは、当該出発の際のSOCの目標値である。画面の下側にある決定ボタンがユーザによって押されると、行動計画の設定が終了する。なお、図2(A)に示す例における画面は、行動計画が適用される曜日、充電時のSOCの上限、及び給電のための放電時のSOCの下限の設定を受け付けるように構成されている。
行動計画の設定に用いられる「出発時刻情報」は、図2(A)に示す例のような出発時刻そのものに限られない。すなわち、例えば、充放電(充給電)の開始時刻及び終了時刻の設定を受け付ける画面の例では、設定された充放電の終了時刻が「出発時刻」としてみなされて(用いられて)もよい。また、例えば、V2Gによるバッテリ12の充放電を禁止する動作禁止時間の設定を受け付ける画面の例では、設定された動作禁止時間の始まりの時刻が「出発時刻」としてみなされて(用いられて)もよい。
また、行動計画の設定に用いられる「目標SOC情報」は、図2(A)に示す例のような目標SOCそのもの(より詳細には、目標充電率(%)又は目標充電量(Ah))に限られない。すなわち、例えば、ユーザの計画している走行距離の設定を受け付ける画面の例では、設定された走行距離が「目標SOC情報」として用いられてもよい。この例では、ユーザ端末50、又はユーザ情報UIを利用するサーバ34は、走行距離をSOCに換算して目標SOCを取得する。
図2(B)に示す画面は、一度設定した行動計画をユーザが変更する際に用いられる。図2(B)に例示される画面には、現在のSOC(実SOC)、現在の動作状態、並びに、目標SOC及び目標SOCへの到達時刻とともに、「今すぐ充電」又は「今すぐ充電の停止」を受け付けるボタンが表示されている。ユーザは、例えば行動計画が突発的に変更となり、目標SOCを早急に確保する必要が生じた際に、「今すぐ充電」のボタンを押す。このような操作により、ユーザは、行動計画を変更して、速やかに目標SOCに到達するように充電が行われることを要求することができる。また、図2(B)に示す例では、ユーザは、一度設定した「今すぐ充電」を停止することもできる。
付け加えると、図2(A)及び図2(B)を参照して例示された行動計画の設定は、車両10に搭載されたHMI機器18を用いて行われてもよい。
1-2.充放電制御
上述のように、充放電管理システム1は、充放電装置20と車両10との間での充放電(エネルギマネジメント)の制御モードとして、DCモードとSCモードとを含む。V2Gを実施する際には、電気事業者100の側(インフラ側)からのデマンドレスポンス計画に沿った要求(DR要求)の充足と、ユーザの行動計画に沿った移動の要求の充足とを両立することが重要である。前者の要求を満たすには、DCモードが適切であり、後者の要求を満たすにはSCモードが適切である。
実施の形態1では、制御モードの選択は、充放電管理装置30のサーバ34のプロセッサ34aによって行われる。具体的には、ユーザの行動計画が設定されていない場合、プロセッサ34aはDCモード(第1の制御モード)を選択する。一方、行動計画が設定されている場合、プロセッサ34aは、車両10の出発までの残り時間Xがバッテリ12の目標SOCへの充電所要時間Yより長ければDCモードを選択し、残り時間Xが充電所要時間Y以下であればSCモード(第2の制御モード)を選択する。なお、実施の形態1では、充放電管理装置30に含まれるプロセッサ34aが本開示の第1の態様に係る「1又は複数のプロセッサ」の一例に相当する。
図3は、本開示に係る充放電制御に関する処理を示すフローチャートである。実施の形態1では、このフローチャートの処理は、車両10がV2Gに参加している時(車両10が充放電器24に接続されている時)に、充放電管理装置30のサーバ34(プロセッサ34a)によって繰り返し実行される。
ステップS100において、サーバ34(プロセッサ34a)は、「今すぐ充電(図2(B)参照)」が設定されているか否かを判定する。この判定は、例えば、サーバ34が受け取るユーザ情報UIに「今すぐ充電」の設定が含まれているか否かに基づいて行うことができる。
「今すぐ充電」の設定がない場合(ステップS100;No)には、処理はステップS102に進む。ステップS102において、サーバ34は、ユーザの行動計画の設定があるか否かを判定する。この判定は、例えば、サーバ34が受け取るユーザ情報UIに、出発時刻情報と目標SOC情報を含む行動計画情報(図2(A)参照)が含まれているか否かに基づいて行うことができる。
ユーザの行動計画の設定がない場合(ステップS102;No)、ステップS104において、サーバ34は、DCモードを選択する。その結果、サーバ34(EMS管理部38)が主たるコントローラとなってDCモードが実行される。すなわち、インフラ側の装置(サーバ34における充放電装置20に近い側のEMS管理部38)が主たるコントローラとなってDCモードが実行される。なお、DCモードを実行するためのEMS管理部38の機能は、サーバ34ではなく、充放電装置20の充放電ECU26が備えていてもよい。すなわち、DCモードは、サーバ34に代え、充放電ECU26が主たるコントローラとなって実行されてもよい。
「今すぐ充電」の設定がある場合(ステップS100;Yes)には、ステップS106において、サーバ34は、SCモードを選択する。その結果、サーバ34(電動車管理部40)が主たるコントローラとなってSCモードが実行される。すなわち、車両側の装置(サーバ34における車両10に近い側の電動車管理部40)が主たるコントローラとなってSCモードが実行される。その結果、車両走行に必要な目標SOCを確実に確保できるようになる。なお、SCモードを実行するための電動車管理部40の機能は、サーバ34ではなく、車両ECU16が備えていてもよい。すなわち、SCモードは、サーバ34に代え、車両ECU16が主たるコントローラとなって実行されてもよい。
ユーザの行動計画の設定がある場合(ステップS102;Yes)には、処理はステップS108に進む。ステップS108において、サーバ34は、ユーザ情報UIに含まれる出発時刻情報に基づいて、現時刻からユーザの出発(移動のための車両10の利用開始)までの残り時間Xを算出する。
次いで、ステップS110において、サーバ34は、ユーザ情報UIに含まれる目標SOC情報に基づいて、目標SOCへの充電所要時間Y(すなわち、現在の実SOCから目標SOCにまでバッテリ12を充電するために必要な時間)を算出する。充電所要時間Yの算出は、例えば、目標SOCとともにバッテリ12の容量、充電電流、及び充電電圧等のパラメータに基づいて行うことができる。
次いで、ステップS112において、サーバ34は、ステップS108及びS110の算出結果に基づいて、残り時間Xが充電所要時間Yより長いか否かを判定する。その結果、この判定結果がYesの場合(すなわち、目標SOCに向けた充電を直ちに開始しなくてもユーザの行動計画を達成可能と判断できる場合)には、処理はステップS104に進む。その結果、DCモードが選択される。
一方、ステップS112の判定結果がNoの場合(すなわち、DCモードを継続したとしたらユーザの行動計画を達成できないと判断できる場合)には、処理はステップS106に進む。その結果、SCモードが選択される。
図4は、V2Gの実行中の充放電制御の動作を説明するためのタイムチャートである。上述の図3に示すフローチャートの処理によれば、「今すぐ充電」の設定(すなわち、バッテリ12の放電禁止を求めるユーザの意思表示)がなく、ユーザの行動計画の設定もなければ、V2GはDCモードを用いて開始される。また、「今すぐ充電」の設定がない場合において、ユーザの行動計画があっても、図4に示すように当該行動計画を満たせる期間Z内(残り時間X>充電所要時間Y)においては、DCモードが選択される。
DCモードの実行中のバッテリ12の充電又は放電は、ユーザの行動計画が考慮されることなく、DR計画(インフラ側の要望)に応じて実行される。その結果として、図4に例示されるように、実SOCが増減(変動)する。
図4は、DR計画及び行動計画の少なくとも一方の内容に起因して、DCモードの実行中にユーザの行動計画を満たせなくなるタイミングTが到来する例を示している。当該タイミングTは、DCモードの実行中に残り時間Xと充電所要時間Yとの差が減少してゼロになった時点に相当する。
図3に示すフローチャートの処理によれば、図4に示す例のようにDCモードを用いたV2Gの継続中にユーザの行動計画を満たせなくなったタイミングTが到来する際に、DCモードからSCモードに切り替えられる。より詳細には、例えば、DCモードの実行中にバッテリ12から電気事業者100に対して融通(供給)される電力量が多かったために行動計画を満たせなくなった際に、SCモードへの切り替えが行われる。SCモードによれば、ユーザの行動計画(移動の要求)がDR計画に対して優先される。このため、タイミングTが到来した際に、インフラ側の計画に関わらず、「目標SOCを満たすための充電」を開始することができる。
1-3.効果
以上説明したように、実施の形態1に係る充放電制御によれば、「今すぐ充電」の設定がない通常の状況下では、ユーザの行動計画の設定があっても、充電所要時間Yより長い残り時間Xを確保できない場合を除き、DCモードが選択される。その結果、DR計画(インフラ側の要望)を満たすように充放電が制御される。そして、充電所要時間Yより長い残り時間Xを確保できない場合には、SCモードが選択される。その結果、目標SOCを満たすための充電を確実に行えるようになる。このような制御モードの選択手法によれば、DR計画に沿ったインフラ側からの要求と、車両10のユーザの行動計画に沿った移動の要求とを両立可能な充放電を実現することができる。すなわち、2つの制御モードを的確に切り替えて、最適なエネルギマネジメントを実現できる。
2.実施の形態2
実施の形態2は、制御モード(DCモード及びSCモード)の選択の実行主体において、上述した実施の形態1と相違している。
具体的には、実施の形態1においては、制御モードの選択は、充放電管理装置30のサーバ34のプロセッサ34aによって行われる。これに対し、実施の形態2においては、当該制御モードの選択は、充放電装置20の充放電ECU26のプロセッサ26aによって行われる。したがって、実施の形態2に係る制御モードの選択は、サーバ34(プロセッサ34a)に代え、充放電ECU26(プロセッサ26a)が図3に示すフローチャートの処理を同様に実行することにより実現される。付け加えると、充放電装置20は、残り時間X及び充電所要時間Yの算出に必要な行動計画情報を、サーバ34から取得してもよいし、ユーザ端末50から直接取得してもよい。なお、実施の形態2では、充放電装置20に含まれるプロセッサ26aが本開示の第2の態様に係る「1又は複数のプロセッサ」の一例に相当する。
3.実施の形態3
実施の形態3は、制御モード(DCモード及びSCモード)の選択の実行主体において、上述した実施の形態1と相違している。
具体的には、実施の形態1においては、制御モードの選択は、充放電管理装置30のサーバ34のプロセッサ34aによって行われる。これに対し、実施の形態3においては、当該制御モードの選択は、車両10の車両ECU16のプロセッサ16aによって行われる。したがって、実施の形態3に係る制御モードの選択は、サーバ34(プロセッサ34a)に代え、車両ECU16(プロセッサ16a)が図3に示すフローチャートの処理を同様に実行することにより実現される。付け加えると、残り時間X及び充電所要時間Yの算出に必要な行動計画情報をユーザ端末50から取得する例では、車両10は、当該行動計画情報をサーバ34から取得してもよいし、ユーザ端末50から直接取得してもよい。なお、実施の形態3では、車両10に含まれるプロセッサ16aが本開示の第3の態様に係る「1又は複数のプロセッサ」の一例に相当する。
1 充放電管理システム
10 車両
12 バッテリ
14、22、32 通信装置
16 車両ECU
16a、26a、34a プロセッサ
18 HMI(Human Machine Interface)機器
19 SOCセンサ
20 充放電装置
24 充放電器
26 充放電ECU
30 充放電管理装置
34 サーバ
36 リソース管理部
38 EMS管理部
40 電動車管理部
50 ユーザ端末

Claims (4)

  1. 商用電源に接続された充放電器と車両に搭載されたバッテリとの間での充放電を管理する充放電管理装置であって、1又は複数のプロセッサを備え、
    前記充放電の制御モードは、デマンドレスポンス計画を前記車両のユーザの行動計画より優先しつつ前記充放電を制御する第1の制御モードと、前記行動計画を前記デマンドレスポンス計画より優先しつつ前記充放電を制御する第2の制御モードと、を含み、
    前記1又は複数のプロセッサは、
    前記行動計画が設定されていない場合には、前記第1の制御モードを選択し、
    前記行動計画が設定されている場合、前記車両の出発までの残り時間が前記バッテリの目標充電状態への充電所要時間より長ければ前記第1の制御モードを選択し、前記残り時間が前記充電所要時間以下であれば前記第2の制御モードを選択する
    充放電管理装置。
  2. 商用電源に接続された充放電器と、
    車両に搭載されたバッテリと前記充放電器との間での充放電を制御する1又は複数のプロセッサと、
    を備える充放電装置であって、
    前記充放電の制御モードは、デマンドレスポンス計画を前記車両のユーザの行動計画より優先しつつ前記充放電を制御する第1の制御モードと、前記行動計画を前記デマンドレスポンス計画より優先しつつ前記充放電を制御する第2の制御モードと、を含み、
    前記1又は複数のプロセッサは、
    前記行動計画が設定されていない場合には、前記第1の制御モードを選択し、
    前記行動計画が設定されている場合、前記車両の出発までの残り時間が前記バッテリの目標充電状態への充電所要時間より長ければ前記第1の制御モードを選択し、前記残り時間が前記充電所要時間以下であれば前記第2の制御モードを選択する
    充放電装置。
  3. バッテリと、
    商用電源に接続された充放電器と前記バッテリとの間での充放電を制御する1又は複数のプロセッサと、
    を備える車両であって、
    前記充放電の制御モードは、デマンドレスポンス計画を前記車両のユーザの行動計画より優先しつつ前記充放電を制御する第1の制御モードと、前記行動計画を前記デマンドレスポンス計画より優先しつつ前記充放電を制御する第2の制御モードと、を含み、
    前記1又は複数のプロセッサは、
    前記行動計画が設定されていない場合には、前記第1の制御モードを選択し、
    前記行動計画が設定されている場合、前記車両の出発までの残り時間が前記バッテリの目標充電状態への充電所要時間より長ければ前記第1の制御モードを選択し、前記残り時間が前記充電所要時間以下であれば前記第2の制御モードを選択する
    車両。
  4. 商用電源に接続された充放電器と車両に搭載されたバッテリとの間での充放電を管理する充放電管理方法であって、
    前記充放電の制御モードは、デマンドレスポンス計画を前記車両のユーザの行動計画より優先しつつ前記充放電を制御する第1の制御モードと、前記行動計画を前記デマンドレスポンス計画より優先しつつ前記充放電を制御する第2の制御モードと、を含み、
    前記充放電管理方法は、
    前記行動計画が設定されていない場合には、前記第1の制御モードを選択することと、
    前記行動計画が設定されている場合、前記車両の出発までの残り時間が前記バッテリの目標充電状態への充電所要時間より長ければ前記第1の制御モードを選択し、前記残り時間が前記充電所要時間以下であれば前記第2の制御モードを選択することと、
    を含む
    充放電管理方法。
JP2022039520A 2022-03-14 2022-03-14 充放電管理装置、充放電装置、車両、及び充放電管理方法 Pending JP2023134156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022039520A JP2023134156A (ja) 2022-03-14 2022-03-14 充放電管理装置、充放電装置、車両、及び充放電管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022039520A JP2023134156A (ja) 2022-03-14 2022-03-14 充放電管理装置、充放電装置、車両、及び充放電管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023134156A true JP2023134156A (ja) 2023-09-27

Family

ID=88143683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022039520A Pending JP2023134156A (ja) 2022-03-14 2022-03-14 充放電管理装置、充放電装置、車両、及び充放電管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023134156A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5647057B2 (ja) 充電装置、充電制御ユニット及び充電制御方法
JP7251459B2 (ja) 電力管理システム、及びサーバ
US20150165917A1 (en) Method, system and charger for charging a battery of an electric vehicle
JP2015073431A (ja) 充電装置、充電制御ユニット及び充電制御方法
CN112937321B (zh) 服务器及电力管理系统
JP7111078B2 (ja) 電動車両
US20160250942A1 (en) Charging state management method, charging state management device, and program
CN112744098B (zh) 报知控制装置、移动体、电力系统以及报知方法
EP3016238A1 (en) Charging state management method, charging state management device, and program
CN112671015A (zh) 供电系统
US20220305948A1 (en) Control system and display device
US20220289060A1 (en) Control system and energy management method
JP2023134156A (ja) 充放電管理装置、充放電装置、車両、及び充放電管理方法
JP7420061B2 (ja) サーバ、電力管理方法
CN112766627B (zh) 可控电气设施的管控方法及装置、存储介质、电子装置
CN114665461A (zh) 服务器、电力管理方法
EP4239824A1 (en) Power management system
US20230300747A1 (en) Vehicle and communication control method for the same
US20230322113A1 (en) Power system, power control device, and power control method
US20230013438A1 (en) Electric power management system, electric power management server, and electric power management method
JP2022039338A (ja) 管理装置
KR20220163668A (ko) 계통안정화를 수행하는 자율 제어 충전기 및 충방전 제어 방법
JP2021166438A (ja) 電力制御装置
CN116766996A (zh) 服务器以及充电控制方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240320