JP2023133144A - 画像記録装置 - Google Patents

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真誠 山口
Masatomo Yamaguchi
侑也 立松
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【課題】ジャムによる手間を抑制する。【解決手段】プリンタ1は、カッターユニット6に含まれるカッター60を走査方向に移動させる走査機構4を備えている。走査機構4は、走査方向に延び、カッターユニット6を支持するガイドレール4x,4yを含む。搬送機構3を構成する経路部材81,82は、ガイドレール4x,4yに固定されている。また、プリンタ1の筐体1aには、開口1yが形成されており、開口1yを覆うカバー21が筐体1aに対して移動可能に取り付けられている。カッターユニット6に対して搬送方向の下流側に配置されたローラ対3aは、カバー21の開閉動作と連動して、回転体31,32が互いに接触する接触位置と、回転体31,32が互いに離隔した離隔位置とを選択的に取り得る。【選択図】図2

Description

本発明は、シート状媒体を切断するカッターを備えた画像記録装置に関する。
紙、布、ラベル等の長尺のシート状媒体を搬送経路に沿って搬送しつつ画像を記録する画像記録装置が知られている。かかる画像記録装置には、シート状媒体を切断するカッターを備えたものがある。例えば特許文献1には、画像形成部(記録部)に対して搬送方向の下流側に、カッターを含むシート切断装置が配置された構成が示されている。
特開2013-86235号公報
カッターの周辺でシート状媒体のジャムが生じると、ジャム処理の際にユーザがカッターで手指を負傷する可能性があるため、慎重な操作が求められ、ジャムによる手間が大きくなる。特許文献1では、このような問題が考慮されていない。
本発明の目的は、ジャムによる手間を抑制できる画像記録装置を提供することである。
本発明の第1観点に係る画像記録装置は、搬送経路に沿って搬送方向にシート状媒体を搬送する搬送機構と、前記搬送機構によって搬送されるシート状媒体に画像を記録する記録部と、前記搬送経路においてシート状媒体を切断する1又は複数のカッターを含むカッターユニットと、前記搬送経路に沿ったシート状媒体と平行でかつ前記搬送方向と交差する走査方向に、前記カッターユニットに含まれる前記1又は複数のカッターの少なくとも1つを移動させる走査機構と、を備え、前記走査機構は、前記走査方向に延びる支持部材であって、前記カッターユニットを支持する支持部材を含み、前記搬送機構は、前記搬送経路における前記カッターユニットに対して前記搬送方向の上流側の部分を画定する経路部材であって、前記支持部材に固定された経路部材を含むことを特徴とする。
本発明の第2観点に係る画像記録装置は、シート状媒体を収容可能なトレイと、前記トレイに収容されたシート状媒体を搬送経路に沿って搬送方向に搬送する搬送機構と、前記搬送機構によって搬送されるシート状媒体に画像を記録する記録部と、前記搬送経路においてシート状媒体を切断する1又は複数のカッターを含むカッターユニットと、を備え、前記搬送機構は、前記トレイに収容されたシート状媒体を前記搬送経路に向けて給送方向に給送する給送機構と、前記搬送経路を挟む一対の経路部材と、を含み、前記一対の経路部材は、前記搬送経路における前記トレイと前記カッターユニットとの間の部分を画定するものであって、前記部分に対して前記給送方向の上流側に位置する第1経路部材と、前記部分に対して前記給送方向の下流側に位置する第2経路部材と、を有し、前記第1経路部材の前記部分に対する鋭角側の角度は、前記第2経路部材の前記部分に対する鋭角側の角度よりも大きいことを特徴とする。
本発明の第3観点に係る画像記録装置は、搬送経路に沿って搬送方向にシート状媒体を搬送する搬送機構と、前記搬送機構によって搬送されるシート状媒体に画像を記録する記録部と、前記搬送経路においてシート状媒体を切断する1又は複数のカッターを含むカッターユニットと、前記搬送経路が内部に形成された筐体と、前記筐体に形成された開口と、前記筐体に対して移動可能であり、前記開口を閉じる閉鎖位置と前記開口を開ける開放位置とを選択的に取り得るカバーと、を備え、前記搬送機構は、前記カッターユニットに対して前記搬送方向の上流側及び下流側の一方に配置され、2つの回転体で構成される中間ローラであって、前記2つの回転体が互いに接触する接触位置と、前記2つの回転体が互いに離隔した離隔位置とを選択的に取り得る中間ローラを含み、前記開口は、前記筐体の外部に前記中間ローラを露出させ、前記カバーが前記閉鎖位置から前記開放位置に移動するとき、前記中間ローラが前記接触位置から前記離隔位置に移動することを特徴とする。
本発明の第1観点によれば、経路部材が支持部材に固定され、経路部材と支持部材との位置決めがなされている。そのため、経路部材から支持部材に支持されたカッターユニットに向けてシート状媒体がスムーズに搬送され、ジャムが生じ難い。したがって、ジャムによる手間を抑制できる。
本発明の第2観点によれば、第1経路部材の角度が第2経路部材の角度よりも大きい。例えば、ロール体から巻き解かれたシート状媒体が搬送機構によって搬送される場合、シート状媒体の先端が第1経路部材に接触し易い。この場合において、第1経路部材の角度が大きいことで、一対の経路部材の入口部分の経路幅が大きく、シート状媒体の先端を一対の経路部材の間へと誘い込み易い。したがって、シート状媒体を適切に案内できるため、ジャムが生じ難く、ジャムによる手間を抑制できる。また、例えば、複数のシート状媒体のうち最上層のシート状媒体が給送機構によって給送される場合、第1経路部材の角度が小さいと、給送された最上層のシート状媒体の先端が第1経路部材に接触し、ジャムが生じ得る。この点、本発明の第2観点によれば、第1経路部材の角度が大きいことで、最上層のシート状媒体の先端が第1経路部材に接触することが防止され、ジャムが生じ難い。したがって、ジャムによる手間を抑制できる。
本発明の第3観点によれば、カバーを閉鎖位置から開放位置に移動させると、中間ローラが接触位置から離隔位置に移動し、カッターの周辺でジャムしたシート状媒体を、2つの回転体の隙間を通して筐体の外部に取り出すことができる。また、ジャム処理の後、カバーを開放位置から閉鎖位置に移動させると、中間ローラが離隔位置から接触位置に移動し、記録処理を実行可能な状態となる。このように、中間ローラの位置をカバーの開閉動作と連動させることで、ジャムによる手間を抑制できる。
本発明の一実施形態に係るプリンタの斜視図である。 プリンタの内部構造を示す概略側面図である。 プリンタにおいて給紙トレイ内にカット紙が収容された状態を示す図2に対応する概略側面図である。 プリンタに含まれるカッターユニット及び走査機構を示す斜視図である。 カバーが閉鎖位置にあり、ローラ対が接触位置にある状態を示す側断面図である。 カバーが開放位置にあり、ローラ対が離隔位置にある状態を示す側断面図である。
<プリンタの全体構成>
本発明の一実施形態に係るプリンタ1(画像記録装置)は、図1に示すように、筐体1aと、筐体1aに対して着脱可能な給紙トレイ10と、排紙トレイ90とを備えている。
プリンタ1は、さらに、図2に示すように、搬送機構3と、ヘッド5と、カッターユニット6と、走査機構4と、制御部100とを備えている。搬送機構3のうち後述のローラ51,52を除く要素と、ヘッド5と、カッターユニット6と、走査機構4と、制御部100とは、筐体1aに支持されている。ローラ51,52は、給紙トレイ10に支持されている。
搬送機構3は、用紙Pを搬送経路Tに沿って搬送方向に搬送するように構成されており、ローラ51,52と、ローラ13及びアーム14と、案内部材16と、一対の経路部材81,82と、ローラ対3a~3cと、分離部材3fと、一対のガイド部材3gと、上記各ローラを駆動するための搬送モータ3x(図4参照)とを含む。
搬送機構3のうち、ローラ51,52、ローラ13及びアーム14は、給紙トレイ10に収容された用紙Pを搬送経路Tに向けて給送可能な給送機構2を構成する。
搬送経路Tは、給紙トレイ10から一対のガイド部材3gの間を通り、ヘッド5の下方を通って排紙トレイ90へと向かう経路である。搬送経路Tは、ヘッド5に対して搬送方向の上流側に、U字状部を有する。U字状部に、分離部材3f、カッターユニット6、走査機構4、ローラ対3a及び一対のガイド部材3gが配置されている。カッターユニット6、走査機構4及びローラ対3aは、U字状部の底部に配置されている。カッターユニット6及び走査機構4は、分離部材3fに対して搬送方向の下流側かつローラ対3aに対して搬送方向の上流側に配置されている。
給紙トレイ10は、本発明の「トレイ」に該当し、ロール紙R(図2参照)を収容可能なロール紙収容部11と、複数のカット紙Pc(図3参照)を上下方向に積層した状態で収容可能なカット紙収容部12とを含む。カット紙収容部12に収容されるカット紙Pcは、給紙トレイ10の底板18に沿って配置された支持板19の上面に支持される。
給紙トレイ10において、ロール紙Rを使用する場合はカット紙収容部12からカット紙Pcが取り除かれ(図2参照)、カット紙Pcを使用する場合はロール紙収容部11からロール紙Rが取り除かれる(図3参照)。カット紙収容部12は、ロール紙収容部11の後方の空間である。
用紙Pは、ロール紙Rから巻き解かれた用紙、及び、カット紙Pcを総称したものであり、本発明の「シート状媒体」に該当する。カット紙Pcは、ロール紙Rを構成する用紙よりも搬送経路Tに沿った長さが短い用紙をいう。
ロール紙Rは、円筒状の芯部材Rcの外周面に長尺の用紙Pがロール状に巻回されたものである。ロール紙Rは、その回転軸Rx(芯部材Rcの中心軸)が左右方向に沿った状態で、ロール紙収容部11に収容される。
ロール紙収容部11の底部に、ローラ51,52が配置されている。ローラ51,52は、左右方向に沿った軸を中心として回転可能である。ロール紙Rは、ロール紙収容部11に収容されたとき、その下側部分の外周面がローラ51,52に支持される。ロール紙Rをセットする際には、ロール紙Rを手動で図2の矢印方向Qに回転させ、ロール紙Rから用紙Pを巻き解く。そして用紙Pを支持板19の下面と底板18の上面との隙間に通し、用紙Pの先端をローラ13とコロ15との間に挟持させる。この状態で、制御部100の制御により搬送モータ3x(図4参照)が駆動し、ローラ51,52,13が回転することで、ロール紙Rから巻き解かれた用紙Pが後方(給送方向S)に給送される。
ローラ13は、アーム14の一端14aに支持されており、左右方向に沿った軸13xを中心として回転可能である。アーム14の他端14bは、左右方向に沿った軸14xを介して、筐体1aに支持されている。アーム14は、他端14bを支点として、軸14xを中心として回動可能である(図2及び図3参照)。
給紙トレイ10が筐体1aに装着された状態において、カット紙収容部12にカット紙Pcが収容されていないとき、ローラ13は、支持板19の上面に接触する(図2参照)。給紙トレイ10が筐体1aに装着された状態において、カット紙収容部12にカット紙Pcが収容されているとき、ローラ13は、カット紙収容部12に収容されたカット紙Pcのうち最上層のカット紙Pcと接触する(図3参照)。このとき、制御部100の制御により搬送モータ3x(図4参照)が駆動し、ローラ13が回転することで、カット紙Pcが後方(給送方向S)に給送される。
給紙トレイ10からローラ13により給送された用紙P(ロール紙収容部11に収容されたロール紙Rから巻き解かれた用紙P、又は、カット紙収容部12に収容されたカット紙Pc)は、分離部材3fと接触し、分離部材3fに沿って移動して、ローラ対3aへと案内される。
分離部材3f(本発明の「壁」に該当する。)は、給紙トレイ10における給送方向Sの下流端を構成する部材であり、搬送経路Tを画定している。
案内部材16は、屈曲した形状であり、左右方向に沿った回動軸16x(本発明の「第1回動軸」に該当する。)が設けられた一端と、長孔16yが設けられた他端とを有する。回動軸16xは、経路部材81に支持されている。長孔16yには、アーム14の一端14a近傍に形成された凸部14yが挿入されている。案内部材16は、図2及び図3に示すように、アーム14の回動に伴い、凸部14yが長孔16yに沿って移動することにより、回動軸16xを中心として回動する。回動軸16xは、搬送経路Tにおいて給紙トレイ10とカッターユニット6との間に設けられている。案内部材16は、一対の経路部材81,82に対して搬送方向の上流側の搬送経路Tを画定している。
分離部材3fは、ローラ13に対して後方に配置され、上下方向及び前後方向の双方と交差する斜め方向に延びている。分離部材3fの表面には、搬送経路Tに沿って繰り返す細かい凹凸が形成されている。当該凹凸により、重送(複数のカット紙Pcが重なった状態で搬送される現象)が抑制される。即ち、分離部材3fは、ローラ13と接触するカット紙Pcとそれ以外のカット紙Pcとを分離する機能を有する。
ヘッド5(本発明の「記録部」に該当する。)は、下面に形成された複数のノズル(図示略)と、ドライバIC(図示略)とを含む。搬送機構3によって搬送された用紙Pがヘッド5の下面と対向する位置を通過するときに、制御部100の制御によりドライバICが駆動されることで、ノズルからインクが吐出され、用紙Pにインクが着弾し、用紙Pに画像が記録される。なお、ヘッド5は、位置が固定された状態でノズルからインクを吐出するライン式、及び、左右方向に移動しつつノズルからインクを吐出するシリアル式のいずれでもよい。
カッターユニット6は、搬送経路Tおける分離部材3fとローラ対3aとの間において、ロール紙Rから巻き解かれた用紙Pを切断するように構成されており、カッター60,70と、カッター60を保持するホルダ61とを含む。ホルダ61は、キャリッジ9に着脱可能に取り付けられている。
キャリッジ9は、走査機構4により走査方向(左右方向)に往復動可能である。走査方向は、搬送経路Tに沿った用紙Pと平行でかつ搬送方向A(図2及び図3参照:カッターユニット6近傍における搬送方向)と交差する方向である。
走査機構4は、図4に示すように、走査方向に延びる一対のガイドレール4x,4y(本発明の「支持部材」に該当する。)と、走査方向に互いに離隔した一対のプーリ4a(図4には一対のプーリ4aの一方のみ示されている。)と、一対のプーリ4aに巻回されかつキャリッジ9が固定されたベルト4bと、切断モータ6xとを含む。ガイドレール4yは、ガイドレール4xの前方にあり、若干の隙間を介してガイドレール4xから離隔している。当該隙間に、搬送経路T(図2及び図3参照)が形成されている。
ガイドレール4x,4yは、図4に示すように、一対のサイドフレーム1sにネジ等を介して固定されている。一対のサイドフレーム1sは、筐体1aの一部であり、金属等からなる。一対のサイドフレーム1sは、左右方向に互いに離隔し、ガイドレール4x,4yの左端及び右端を支持している。
一対のプーリ4a、ベルト4b及び切断モータ6xは、ガイドレール4xに取り付けられている。ガイドレール4xは、ベルト4bに固定されたキャリッジ9、及び、キャリッジ9に装着されたホルダ61及びカッター60を支持している。
ガイドレール4yは、カッター70を支持している。カッター70は、図5に示すように、L字状であり、ガイドレール4yの下面を覆う部分71と、ガイドレール4yにおける搬送経路Tを画定する側面を覆う部分72とを有する。カッター70の部分72は、搬送経路Tに沿って延びている。カッター70は、部分72の搬送方向Aの下流側の端部に、刃70aを有する。
カッター70が固定されているのに対し、カッター60は回転する。カッター60は、円盤状であり、その周縁に刃60aを有する。用紙Pを切断する際、カッター60の刃60aは、カッター70の刃70aに対して搬送方向Aの下流側において、搬送経路Tに沿った用紙Pと交差する方向に延び、カッター70の刃70aと搬送方向Aに重なっている。
制御部100の制御により切断モータ6x(図4参照)が駆動されると、ベルト4bが走査方向に走行し、キャリッジ9及びホルダ61が、搬送経路T外の着脱位置Xから、搬送経路T内へと移動される。またこのとき、切断モータ6xの駆動により、カッター60が回転する。ロール紙Rから巻き解かれた用紙Pは、固定されたカッター70と、走査方向に移動しながら回転するカッター60とにより、用紙Pの幅方向に切断される。
着脱位置Xは、ガイドレール4x,4yの左端にあり、上記のようにキャリッジ9の移動のホームポジションであると共に、ホルダ61をキャリッジ9に対して着脱するための位置でもある。
一対の経路部材81,82は、図2及び図3に示すように、搬送経路Tを挟むように配置されており、搬送経路Tにおけるカッターユニット6に対して搬送方向の上流側の部分(給紙トレイ10とカッターユニット6との間の部分)を画定している。経路部材81(本発明の「第1経路部材」に該当する。)は、搬送経路Tにおける一対の経路部材81,82が画定する部分(即ち、一対の経路部材81,82で挟まれた部分)に対し、前方であって、給送方向S(図3参照)の上流側、かつ、ロール紙Rを構成する用紙Pの巻回方向(図2に示す矢印方向Q)の下流側に位置する。経路部材82(本発明の「第2経路部材」に該当する。)は、搬送経路Tにおける一対の経路部材81,82が画定する部分(即ち、一対の経路部材81,82で挟まれた部分)に対し、後方であって、給送方向S(図3参照)の下流側に位置する。
経路部材81はガイドレール4yに固定されており、経路部材82はガイドレール4xに固定されている。
また、図5に示すように、経路部材81の、搬送経路Tにおける一対の経路部材81,82が画定する部分(即ち、一対の経路部材81,82で挟まれた部分)に対する鋭角側の角度α1は、経路部材82の上記部分に対する鋭角側の角度α2よりも大きい。
上記部分(搬送経路Tにおける一対の経路部材81,82が画定する部分)は、図5に示すように、カッター60と直交する。また、上記部分は、図2及び図3に示すように、搬送方向Aに沿った部分であって、搬送経路Tにおける分離部材3fが画定する部分と平行であり、かつ、搬送経路Tにおける後述の2つの回転体31,32が画定する部分と平行である。角度α1,α2は、経路部材81,82における搬送経路Tと対向する面と、上記部分とがなす角度である。
また、ジャム防止の観点から、経路部材81における搬送経路Tと対向する面と、ロール紙Rから巻き解かれて経路部材81に当たる用紙Pの先端とがなす鋭角側の角度(第1突入角度)、及び、経路部材82における搬送経路Tと対向する面と、経路部材82に当たるカット紙Pcの先端とがなす鋭角側の角度(第2突入角度)は、それぞれ、所定値(例えば、63°)以下となるように設計されている。本実施形態において、第1突入角度は50°程度、第2突入角度は55~58°程度であり、第1突入角度が第2突入角度よりも小さい。
ローラ対3a(本発明の「中間ローラ」に該当する。)は、図2及び図3に示すように、カッターユニット6に対して搬送方向の下流側に配置されており、2つの回転体31,32で構成される。2つの回転体31,32は、それぞれ左右方向に沿った回転軸31x,32xを中心として回転可能である。
2つの回転体31,32のうち、前方に配置された回転体31の回転軸31xは、一対のサイドフレーム1s(図4参照)に支持されている。図4に示すように、一対のサイドフレーム1sのそれぞれに形成された孔31x’に、回転軸31xの左端及び右端が挿入される。
2つの回転体31,32のうち、後方に配置された回転体32は、図5及び図6に示すように、ホルダ38に回転可能に支持されている。ホルダ38は、左右方向に沿った回動軸38x(本発明の「第2回動軸」に該当する。)を中心として回動可能である。ホルダ38の回動に伴い、ホルダ38に支持された回転体32が揺動する。これにより、ローラ対3aは、2つの回転体31,32が互いに接触する接触位置(図5参照)と、2つの回転体31,32が互いに離隔した離隔位置(図6参照)とを選択的に取り得る。ローラ対3aが離隔位置にあるときの2つの回転体31,32の間隔Dは、人の手指が入らない程度(例えば、5mm以下)である。
ホルダ38の回動軸38xには、トルクばね39が取り付けられている。トルクばね39は、ホルダ38が回動軸38xを中心として図5及び図6の時計回りに回動する方向(即ち、ローラ対3aが離隔位置から接触位置に移動する方向)に、ホルダ38を付勢している。
ホルダ38の回動軸38xは、回転体32の回転軸32xに対して搬送方向Aの下流側に位置し、フレーム1fに支持されている。
フレーム1fは、筐体1aの一部であり、金属等からなる。水平方向(上下方向と直交する方向)に延びている。これに対し、ガイドレール4x,4yは、上下方向及び前後方向の双方と交差する斜め方向に延び、後方に向かうにつれて下方に位置するように傾斜している。これにより、フレーム1fとガイドレール4x,4yとがなす角度θは、鋭角となっている(図5参照)。
筐体1aの後壁には、図2及び図3に示すように、上下に並ぶ2つの開口1x,1yが形成されている。下方の開口1xを介して、筐体1a内の着脱位置X(図4参照)を含む部分(着脱位置Xにあるキャリッジ9)が筐体1aの外部に露出される。上方の開口1y(本発明の「開口」に該当する。)を介して、ローラ対3aが筐体1aの外部に露出される。開口1x,1yは、筐体1aにおける搬送経路TのU字状部の底部と対向する部分に形成されている。
筐体1aの後壁には、図2及び図3に示すように、開口1xを覆うカバー20と、開口1yを覆うカバー21とが、筐体1aに対して移動可能に取り付けられている。
カバー20は、開口1xの下端に設けられた左右方向に沿った軸20xを中心として回動可能であり、軸20xを中心として回動することで、開口1xを閉じる閉鎖位置(図2の実線参照)と、開口1xを開ける開放位置(図2の破線参照)とを選択的に取り得る。カバー20を開放位置(図2の破線参照)に配置することで、開口1xを介して、フレーム1fとガイドレール4x,4yとの間の空間にアクセスし、着脱位置Xにおいてキャリッジ9に対するホルダ61の着脱を行ったり、ジャム処理をしたりすることができる。
カバー21は、開口1yの下端に設けられた左右方向に沿った軸21yを中心として回動可能であり、軸21yを中心として回動することで、開口1yを閉じる閉鎖位置(図5参照)と、開口1yを開ける開放位置(図6参照)とを選択的に取り得る。
カバー21が閉鎖位置(図5参照)にあるとき、ホルダ38の上端38tとカバー21の下端21tとは、前後方向に互いに重なり、若干の距離を介して前後方向に互いに離隔している。カバー21が閉鎖位置(図5参照)から開放位置(図6参照)に移動するとき、カバー21の下端21tが、ホルダ38の上端38tに接触して、トルクばね39の付勢力に抗して上端38tを前方に移動させる。このとき、ホルダ38が回動軸38xを中心として回動し、ホルダ38に保持された回転体32が後方に移動することにより、ローラ対3aが接触位置(図5参照)から離隔位置(図6参照)に移動する。
カバー21が開放位置(図6参照)から閉鎖位置(図5参照)に移動するとき、カバー21の下端21tがホルダ38の上端38tから離隔し、トルクばね39の付勢力によってホルダ38が回動軸38xを中心として図5及び図6の時計回りに回動する。これにより、ローラ対3aが離隔位置(図6参照)から接触位置(図5参照)に移動する。
このように、カバー21の開閉動作と連動して、ローラ対3aが接触位置と離隔位置との間で移動する。
カバー21には、一対のガイド部材3gが設けられている。カバー21が閉鎖位置(図5参照)にあるとき、カバー21は搬送経路Tを構成する。カバー21を開放位置(図6参照)に配置しかつローラ対3aを離隔位置に配置することで、開口1yを介して、カッター60,70の周辺でジャムした用紙Pを、2つの回転体31,32の間隔Dの隙間、及び、一対のガイド部材3gの間を通して、筐体1aの外部に取り出すことができる。
以上に述べたとおり、本実施形態によれば、経路部材81,82がガイドレール4x,4yに固定され、経路部材81,82とガイドレール4x,4yとの位置決めがなされている(図2及び図3参照)。そのため、経路部材81,82からガイドレール4x,4yに支持されたカッターユニット6に向けて用紙Pがスムーズに搬送され、ジャムが生じ難い。したがって、ジャムによる手間を抑制できる。
また、本実施形態によれば、経路部材81の角度α1が経路部材82の角度α2よりも大きい(図5参照)。例えば、ロール紙Rから巻き解かれた用紙Pが搬送機構3によって搬送される場合(図2参照)、用紙Pの先端が経路部材81に接触し易い。この場合において、経路部材81の角度α1が大きいことで、一対の経路部材81,82の入口部分の経路幅が大きく、用紙Pの先端を一対の経路部材81,82の間へと誘い込み易い。したがって、用紙Pを適切に案内できるため、ジャムが生じ難く、ジャムによる手間を抑制できる。また、例えば、複数のカット紙Pcのうち最上層のカット紙Pcが給送機構2によって給送される場合(図3参照)、経路部材81の角度α1が小さいと、給送された最上層のカット紙Pcの先端が経路部材81に接触し、ジャムが生じ得る。この点、本実施形態によれば、経路部材81の角度α1が大きいことで、最上層のカット紙Pcの先端が経路部材81に接触することが抑制され、ジャムが生じ難い。したがって、ジャムによる手間を抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、カバー21を閉鎖位置(図5参照)から開放位置(図6参照)に移動させると、ローラ対3aが接触位置(図5参照)から離隔位置(図6参照)に移動し、カッター60,70の周辺でジャムした用紙Pを2つの回転体31,32の間隔Dの隙間を通して筐体1aの外部に取り出すことができる。また、ジャム処理の後、カバー21を開放位置(図6参照)から閉鎖位置(図5参照)に移動させると、ローラ対3aが離隔位置(図6参照)から接触位置(図5参照)に移動し、記録処理を実行可能な状態となる。このように、ローラ対3aの位置をカバー21の開閉動作と連動させることで、ジャムによる手間を抑制できる。
経路部材81は、搬送経路Tにおける一対の経路部材81,82が画定する部分(即ち、一対の経路部材81,82で挟まれた部分)に対し、ロール紙Rを構成する用紙Pの巻回方向(図2に示す矢印方向Q)の下流側に位置する。この場合、ロール紙Rから巻き解かれた用紙Pの先端が経路部材81に接触し易く、経路部材81によって用紙Pを適切に案内できる。したがって、経路部材81からカッターユニット6に向けて用紙Pがよりスムーズに搬送され、ジャムがより生じ難い。
経路部材82は、搬送経路Tにおける一対の経路部材81,82が画定する部分(即ち、一対の経路部材81,82で挟まれた部分)に対し、給送方向S(図3参照)の下流側に位置する。この場合、カット紙収容部12から給送されたカット紙Pcの先端が経路部材82に接触し易く、経路部材82によってカット紙Pcを適切に案内できる。したがって、経路部材82からカッターユニット6に向けて用紙Pがよりスムーズに搬送され、ジャムがより生じ難い。
プリンタ1は、搬送経路Tを挟む一対の経路部材81,82を備えている。この場合、一対の経路部材81,82によって、カッターユニット6に向けて用紙Pがよりスムーズに搬送され、ジャムがより生じ難い。
案内部材16の回動軸16xが経路部材81に固定され、案内部材16と経路部材81との位置決めがなされている(図2及び図3参照)。この場合、案内部材16から経路部材81に向けて用紙Pがスムーズに搬送され、ジャムが生じ難い。
ガイドレール4x、4yと回転体31の回転軸31xとが同一の部材(図3に示すサイドフレーム1s)に固定され、ガイドレール4x、4yと回転体31との位置決めがなされている。この場合、ガイドレール4x、4yに支持されたカッターユニット6とローラ対3aとの間の用紙Pの搬送がスムーズになり、ジャムが生じ難い。
ローラ対3aが離隔位置にあるときの2つの回転体31,32の間隔D(図6参照)は、人の手指が入らない程度である。この場合、開口1yを介してカッター60,70の周辺でジャムした用紙Pを筐体1aの外部に取り出す際に、ユーザの手指が2つの回転体31,32の隙間を通ってカッター60,70に至ることがない。したがって、ユーザがカッター60,70で手指を負傷することを抑制できる。
ローラ対3aは、カッターユニット6に対して搬送方向の下流側に配置されている(図2及び図3参照)。この場合、カッター60,70の周辺で用紙Pがジャムしたときに、カッターユニット6によって用紙Pを切断し、用紙Pにおけるカッターユニット6による切断位置よりも搬送方向の下流側の部分を、2つの回転体31,32の隙間を通して筐体1aの外部に取り出すことができる。
プリンタ1は、ローラ対3aを構成する2つの回転体31,32の一方(回転体32)を回転可能に支持するホルダ38を備え、ホルダ38がカバー21と接触して回動することで、ローラ対3aが接触位置(図5参照)から離隔位置(図6参照)に移動する。これにより、ローラ対3aの位置をカバー21の開閉動作と連動させることを、より実効的に実現できる。
ホルダ38の回動軸38xは、回転体32の回転軸32xに対して搬送方向Aの下流側に位置する(図5及び図6参照)。この場合、ホルダ38の回動軸38xが回転体32の回転軸32xに対して搬送方向Aの上流側に位置する場合に比べ、カッターユニット6に対して搬送方向の下流側のスペースを確保できるため、ジャム処理を行い易い。
フレーム1fとガイドレール4x,4yとが、鋭角の角度θをなして配置されている(図5参照)。この場合、フレーム1fとガイドレール4x,4yとの間の空間にアクセスし、ジャム処理を行い易い。
<変形例>
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
搬送経路における一対の経路部材が画定する部分は、カッターと直交するという要件、搬送経路における壁が画定する部分と平行であるという要件、及び、搬送経路におけ2つの回転体が画定する部分と平行であるという要件の、全てを満たすものに限定されず、上記要件の少なくともいずれかを満たすものであってよい。
カッターユニットに含まれるカッターは、上述の実施形態では円盤状で回転するカッター60と固定されたカッター70とで構成されるが、これに限定されず、円盤状で回転する一対のカッターで構成されてもよい。また、カッターユニットに含まれるカッターの数は、2つに限定されず、1又は3以上であってもよい。
走査機構は、上述の実施形態ではカッターユニットに含まれるカッターの1つ(カッター60)を移動させるが、これに限定されず、例えばカッターユニットに含まれる全てのカッター(例えば円盤状で回転する一対のカッター)を移動させてもよい。
経路部材は、上述の実施形態では一対で構成されるが、これに限定されず、例えば経路部材81,82の一方のみが設けられてもよい。
中間ローラは、上述の実施形態ではカッターユニットに対して搬送方向の下流側に配置されているが、カッターユニットに対して搬送方向の上流側に配置されてもよい。
シート状媒体は、紙に限定されず、布やプラスチックフィルムであってもよい。即ち、シート状媒体は、シート状である限り、任意の材料で構成されてよい。
記録部は、インク以外の液体(例えば、インク中の成分を凝集又は析出させる処理液等)を吐出してもよい。また、記録部は、液体吐出方式に限定されず、レーザー方式、熱転写方式等であってもよい。
本発明は、プリンタに限定されず、ファクシミリ、コピー機、複合機等にも適用可能である。
1 プリンタ(画像記録装置)
1a 筐体
1f フレーム
1s サイドフレーム
1y 開口
2 給送機構
3 搬送機構
3a ローラ対(中間ローラ)
3f 分離部材(壁)
4 走査機構
4x,4y ガイドレール(支持部材)
5 ヘッド(記録部)
6 カッターユニット
10 給紙トレイ(トレイ)
13 ローラ
14 アーム
16 案内部材
16x 回動軸(第1回動軸)
21 カバー
31 回転体
31x 回転軸
32 回転体
38 ホルダ
38x 回動軸(第2回動軸)
60,70 カッター
81 経路部材(第1経路部材)
82 経路部材(第2経路部材)
A 搬送方向
D 間隔
P 用紙(シート状媒体)
R ロール紙(ロール体)
S 給送方向
T 搬送経路

Claims (18)

  1. 搬送経路に沿って搬送方向にシート状媒体を搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構によって搬送されるシート状媒体に画像を記録する記録部と、
    前記搬送経路においてシート状媒体を切断する1又は複数のカッターを含むカッターユニットと、
    前記搬送経路に沿ったシート状媒体と平行でかつ前記搬送方向と交差する走査方向に、前記カッターユニットに含まれる前記1又は複数のカッターの少なくとも1つを移動させる走査機構と、を備え、
    前記走査機構は、前記走査方向に延びる支持部材であって、前記カッターユニットを支持する支持部材を含み、
    前記搬送機構は、前記搬送経路における前記カッターユニットに対して前記搬送方向の上流側の部分を画定する経路部材であって、前記支持部材に固定された経路部材を含むことを特徴とする画像記録装置。
  2. シート状媒体がロール状に巻回されたロール体を収容可能なトレイを備え、
    前記搬送機構は、前記トレイに収容された前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体を前記搬送経路に沿って搬送し、
    前記経路部材は、前記部分に対し、前記ロール体を構成するシート状媒体の巻回方向の下流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 複数のシート状媒体を積層した状態で収容可能なトレイを備え、
    前記搬送機構は、前記トレイに収容された複数のシート状媒体のうち最上層のシート状媒体を、前記搬送経路に向けて給送方向に給送する給送機構を含み、
    前記経路部材は、前記部分に対し、前記給送方向の下流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  4. 前記搬送経路を挟む一対の前記経路部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  5. 複数のシート状媒体を積層した状態で収容可能なトレイを備え、
    前記搬送機構は、
    前記トレイに収容された複数のシート状媒体のうち最上層のシート状媒体と接触して、当該シート状媒体を給送可能なローラと、
    前記ローラを支持する一端と、他端とを有し、前記他端を支点として回動可能なアームと、
    前記アームの回動と連動する案内部材であって、前記搬送経路において前記トレイと前記カッターユニットとの間に設けられた第1回動軸を中心として回動可能であり、前記経路部材に対して前記搬送方向の上流側の前記搬送経路を画定する案内部材と、を含み、
    前記第1回動軸が前記経路部材に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  6. 前記搬送機構は、前記カッターユニットに対して前記搬送方向の上流側及び下流側の一方に配置され、回転軸を中心として回転可能な中間ローラを含み、
    前記支持部材と前記回転軸とが同一の部材に支持されていることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  7. シート状媒体を収容可能なトレイと、
    前記トレイに収容されたシート状媒体を搬送経路に沿って搬送方向に搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構によって搬送されるシート状媒体に画像を記録する記録部と、
    前記搬送経路においてシート状媒体を切断する1又は複数のカッターを含むカッターユニットと、を備え、
    前記搬送機構は、
    前記トレイに収容されたシート状媒体を前記搬送経路に向けて給送方向に給送する給送機構と、
    前記搬送経路を挟む一対の経路部材と、を含み、
    前記一対の経路部材は、前記搬送経路における前記トレイと前記カッターユニットとの間の部分を画定するものであって、前記部分に対して前記給送方向の上流側に位置する第1経路部材と、前記部分に対して前記給送方向の下流側に位置する第2経路部材と、を有し、
    前記第1経路部材の前記部分に対する鋭角側の角度は、前記第2経路部材の前記部分に対する鋭角側の角度よりも大きいことを特徴とする画像記録装置。
  8. 前記トレイは、シート状媒体がロール状に巻回されたロール体を収容可能であり、
    前記搬送機構は、前記トレイに収容された前記ロール体から巻き解かれたシート状媒体を前記搬送経路に沿って搬送し、
    前記第1経路部材は、前記部分に対し、前記ロール体を構成するシート状媒体の巻回方向の下流側に位置することを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
  9. 前記トレイは、複数のシート状媒体を積層した状態で収容可能であり、
    前記給送機構は、前記トレイに収容された複数のシート状媒体のうち最上層のシート状媒体を給送することを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
  10. 前記部分は、前記1又は複数のカッターの少なくともいずれかと直交することを特徴とする請求項7~9のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  11. 前記搬送機構は、前記トレイにおける前記給送方向の下流端を構成しかつ前記搬送経路を画定する壁を有し、
    前記部分は、前記搬送経路における前記壁が画定する部分と平行であることを特徴とする請求項7~9のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  12. 前記搬送機構は、前記カッターユニットに対して前記搬送方向の下流側に配置され、2つの回転体で構成される中間ローラを含み、
    前記部分は、前記搬送経路における前記2つの回転体が画定する部分と平行であることを特徴とする請求項7~9のいずれか1項に記載の画像記録装置。
  13. 搬送経路に沿って搬送方向にシート状媒体を搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構によって搬送されるシート状媒体に画像を記録する記録部と、
    前記搬送経路においてシート状媒体を切断する1又は複数のカッターを含むカッターユニットと、
    前記搬送経路が内部に形成された筐体と、
    前記筐体に形成された開口と、
    前記筐体に対して移動可能であり、前記開口を閉じる閉鎖位置と前記開口を開ける開放位置とを選択的に取り得るカバーと、を備え、
    前記搬送機構は、前記カッターユニットに対して前記搬送方向の上流側及び下流側の一方に配置され、2つの回転体で構成される中間ローラであって、前記2つの回転体が互いに接触する接触位置と、前記2つの回転体が互いに離隔した離隔位置とを選択的に取り得る中間ローラを含み、
    前記開口は、前記筐体の外部に前記中間ローラを露出させ、
    前記カバーが前記閉鎖位置から前記開放位置に移動するとき、前記中間ローラが前記接触位置から前記離隔位置に移動することを特徴とする画像記録装置。
  14. 前記中間ローラが前記離隔位置にあるときの前記2つの回転体の間隔は、人の手指が入らない程度であることを特徴とする請求項13に記載の画像記録装置。
  15. 前記中間ローラは、前記カッターユニットに対して前記搬送方向の下流側に配置されていることを特徴とする請求項13に記載の画像記録装置。
  16. 前記2つの回転体の一方を回転可能に支持するホルダをさらに備え、
    前記ホルダは、前記カバーが前記閉鎖位置から前記開放位置に移動するときに前記カバーと接触し、前記中間ローラが前記接触位置から前記離隔位置に移動するように、第2回動軸を中心として回動可能であることを特徴とする請求項15に記載の画像記録装置。
  17. 前記第2回動軸は、前記一方の回転体の回転軸に対して前記搬送方向の下流側に位置することを特徴とする請求項16に記載の画像記録装置。
  18. 前記第2回動軸を支持するフレームと、
    前記搬送経路に沿ったシート状媒体と平行でかつ前記搬送方向と交差する走査方向に前記カッターユニットに含まれる前記1又は複数のカッターの少なくとも1つを移動させる走査機構と、をさらに備え、
    前記走査機構は、前記走査方向に延びる支持部材であって、前記カッターユニットを支持する支持部材を含み、
    前記フレームと前記支持部材とが鋭角をなして配置されていることを特徴とする請求項16又は17に記載の画像記録装置。
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