JP2023132605A - 測距装置、および移動体 - Google Patents

測距装置、および移動体 Download PDF

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智宏 中島
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Abstract

【課題】測距精度に優れた測距装置を提供すること。【解決手段】本発明の一態様に係る測距装置は、複数の撮像部を有し、前記複数の撮像部それぞれにより撮像された物体の画像に基づき、前記物体との間の距離を測定する測距装置であって、前記複数の撮像部それぞれは、光学系と、前記光学系を保持する鏡胴と、前記光学系による前記物体の像を撮像する撮像素子と、被嵌合部を含み、前記鏡胴を支持する支持部材と、を有し、前記複数の撮像部それぞれが有する前記鏡胴のうち少なくとも1つは、前記被嵌合部への嵌合部と、前記光学系の主点と前記嵌合部との間に設けられ、前記支持部材に対して前記光学系の中心軸に沿う方向に突き当たる突当面と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、測距装置、および移動体に関する。
従来、複数の撮像部それぞれにより撮像した物体の画像に基づき、物体との間の距離を測定する、ステレオカメラ装置等の測距装置が知られている。測距装置は、自動車等の移動体に搭載され、移動体周囲の自動車や歩行者等の物体との間の距離を測定する用途等において使用される。
上記の測距装置において使用される撮像部には、嵌合部と雄ネジ部とが形成され光学系を保持する鏡胴と、被嵌合部と雌ネジ部とが形成され鏡胴を支持する支持部材と、を備えるものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この撮像部は、嵌合部と被嵌合部とを嵌合させつつ雄ネジ部を雌ネジ部に結合させて、支持部材により鏡胴を支持する。
しかしながら、特許文献1の撮像部では、嵌合部に対して雄ネジ部の軸芯がずれるか、あるいは被嵌合部に対して雌ネジ部の軸芯がずれると、鏡胴は径方向の偏荷重(せん断力)を受けて姿勢が変化する。この偏荷重の大きさは温度変化に伴う鏡胴と支持部材との膨張収縮差等によって変動するため、鏡胴の姿勢も温度に応じて変化する。この結果、光学系の中心軸が傾いて物体の像が位置ずれする場合がある。測距装置では、物体の像が位置ずれすると測距精度が低下する。
本発明は、測距精度に優れた測距装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る測距装置は、複数の撮像部を有し、前記複数の撮像部それぞれにより撮像された物体の画像に基づき、前記物体との間の距離を測定する測距装置であって、前記複数の撮像部それぞれは、光学系と、前記光学系を保持する鏡胴と、前記光学系による前記物体の像を撮像する撮像素子と、被嵌合部を含み、前記鏡胴を支持する支持部材と、を有し、前記複数の撮像部それぞれが有する前記鏡胴のうち少なくとも1つは、前記被嵌合部への嵌合部と、前記光学系の主点と前記嵌合部との間に設けられ、前記支持部材に対して前記光学系の中心軸に沿う方向に突き当たる突当面と、を有する。
本発明によれば、測距精度に優れた測距装置を提供できる。
第1実施形態に係る測距装置を正面側から視た分解斜視図である。 第1実施形態に係る測距装置を背面側から視た分解斜視図である。 第1実施形態に係る測距装置の縦断面図である。 第1実施形態に係る第1支持部材の部分縦断面図である。 第1実施形態に係る第1鏡胴の斜視図である。 第1実施形態に係る第1鏡胴の縦断面図である。 第2実施形態に係る測距装置の縦断面図である。 第2実施形態に係る第1鏡胴および第1固定部材の斜視図である。 第2実施形態に係る第1鏡胴の縦断面図である。 第2実施形態に係る第1固定部材の縦断面図である。 第3実施形態に係る自動車を例示する図である。
本発明の実施形態に係る測距装置および移動体について図面を参照しながら詳細に説明する。
以下に示す形態は、本実施形態の技術思想を具現化するための測距装置および移動体を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。
以下に示す図においてX軸、Y軸およびZ軸により方向を示す場合がある。X軸に沿うX方向は鉛直方向と略直交する水平方向を示し、Y軸に沿うY方向は鉛直方向を示し、Z軸に沿うZ方向は、測距装置が有する光学系の中心軸に沿う方向を示すものとする。Z方向は、X方向およびY方向の両方に略直交する。
X方向において矢印が向いている方向を+X方向、+X方向の反対方向を-X方向と表記する。Y方向において矢印が向いている方向を+Y方向、+Y方向の反対方向を-Y方向と表記する。Z方向において矢印が向いている方向を+Z方向、+Z方向の反対方向を-Z方向と表記する。実施形態に係る測距装置は、一例として+Z方向にある物体との間の距離を測定する。但し、これらのことは測距装置の使用時における向きを制限するものではなく、測距装置の向きは任意である。
実施形態に係る測距装置は、複数の撮像部を有し、複数の撮像部それぞれにより撮像された物体の画像に基づき、物体との間の距離を測定するものである。このような測距装置には、自動車、船舶、飛行体等の移動体に設けられ、移動体の周囲の車両、障害物、歩行者または作業者等の物体との間の距離を測定するステレオカメラ装置等が挙げられる。測距装置による測距結果は、物体と移動体との間の相対速度または相対位置に基づく衝突危険度の判定や、運転者に対する注意喚起または自動ブレーキによる衝突回避等の運転支援等に利用される。複数の撮像部により撮像される画像は、移動体の周囲にある物体の検出にも使用可能である。
上記の測距装置では、複数の撮像部それぞれが有する光学系の主点の位置がずれると、撮像される物体の画像が位置ずれし、測距精度が低下する場合がある。ここで、主点とは、光学系の焦点距離や、光学系から物体および像までの距離等を定義するための基準となる光軸上の点をいう。例えば、主点は、光学系の焦点から光学系の焦点距離分、離れた位置にある。実施形態では、このような光学系の主点の位置ずれを抑制し、物体の画像の位置ずれを抑制することにより、測距精度に優れた測距装置を提供する。
[第1実施形態]
<測距装置100の全体構成例>
図1から図3を参照して、第1実施形態に係る測距装置100の全体構成について説明する。図1は、測距装置100を正面側から視た分解斜視図である。図2は、測距装置100を背面側から視た分解斜視図である。図3は、測距装置100における第1光学系11を含む縦断面図である。なお、縦断面図とは、Y軸およびZ軸に沿って測距装置100を切断した断面図をいう。
実施形態の説明では、測距装置100における物体200(図3参照)に向き合う側、すなわち+Z方向側を正面側といい、正面側とは反対側、すなわち-Z方向側を背面側という。物体200は、測距装置100により測距される対象であり、複数の撮像部それぞれにより撮影される被写体である。
図1から図3に示すように、測距装置100は、第1撮像部1と、第2撮像部2と、処理部3と、を有する。第1撮像部1および第2撮像部2は、複数の撮像部に対応する。
第1撮像部1は、第1光学系11と、第1鏡胴12と、第1撮像素子13と、第1支持部材14と、を有する。第2撮像部2は、第2光学系21と、第2鏡胴22と、第2撮像素子23と、第2支持部材24と、を有する。
測距装置100は、一例としてステレオカメラ装置である。測距装置100を正面側から視た場合に、第1撮像部1は右側に配置される単眼カメラであり、第2撮像部2は左側に配置される単眼カメラである。第1撮像部1および第2撮像部2は、測距装置100において配置される位置のみが異なり、同じ構成を有する。
測距装置100において、第1光学系11の第1中心軸11cと、第2光学系21の第2中心軸21cと、は略平行である。第1中心軸11cは、第1光学系11の光軸に対応する。第2中心軸21cは、第2光学系21の光軸に対応する。図1における基線長Bは、第1中心軸11cと第2中心軸21cとの間の距離である。
第1鏡胴12は、光学系としての第1光学系11を保持する鏡胴の一例である。第1支持部材14は、第1鏡胴12を支持する支持部材の一例である。第1支持部材14は、測距装置100の上カバー10に固定される。第1プリント基板15は、第1撮像素子13を実装支持する。
第1撮像素子13は、第1光学系11による物体200の像を撮像する撮像素子の一例である。第1撮像素子13には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)またはCCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサを使用できる。
第1光学系11は、物体200からの光を第1撮像素子13上に集光することにより、物体200の像を第1撮像素子13上に略結像させる。本実施形態では、第1光学系11は、7枚のレンズを含んで構成されており、その焦点距離はfである。但し、これに限定されず、第1光学系11のレンズ枚数および焦点距離は適宜変更可能である。
第1撮像素子13は、第1光学系11によって略結像された物体200の像を撮像し、物体200の画像としての第1画像Im1を処理部3に出力する。
第2鏡胴22は、光学系としての第2光学系21を保持する鏡胴の一例である。第2支持部材24は、第2鏡胴22を支持する支持部材の一例である。第2支持部材24は、測距装置100の上カバー10に固定される。第2プリント基板25は、第2撮像素子23を実装支持する。
第2撮像素子23は、第2光学系21による物体200の像を撮像する撮像素子の一例である。第2撮像素子23には、CMOSまたはCCD等のイメージセンサを使用できる。
第2光学系21は、物体200からの光を第2撮像素子23上に集光することにより、物体200の像を第2撮像素子23上に略結像させる。本実施形態では、第2光学系21は、第1光学系11と同様に、7枚のレンズを含んで構成されており、その焦点距離はfである。但し、これに限定されず、第2光学系21のレンズ枚数および焦点距離は適宜変更可能である。また、第2光学系21の光学特性は、第1光学系11の光学特性と同じであるが、必ずしも同じでなくてもよい。
第2撮像素子23は、第2光学系21によって略結像された物体200の像を撮像し、物体200の画像としての第2画像Im2を処理部3に出力する。
処理部3は、第1画像Im1と、第2画像Im2と、に基づいて物体200との間の距離を演算により取得して出力する。第1画像Im1と第2画像Im2との間には、基線長Bおよび焦点距離fに応じた視差pがある。処理部3は、第1画像Im1および第2画像Im2を用い、対応点探索画像処理等によって視差pを取得する。測距装置100と物体200との間の距離をdとすると、処理部3は、三角測量方式に基づき、次式により距離dを算出できる。
d=B×f/p
処理部3は、上記機能を電気回路により実現する他、上記機能の一部をソフトウェア(CPU:Central Processing Unit)によって実現することもできる。また処理部3は、複数の回路又は複数のソフトウェアによって上記機能を実現してもよい。測距装置100は、処理部3の機能を実現する電気回路またはCPUを、測距装置100の内部に備えてもよいし、測距装置100の外部に備えてもよい。また、測距装置100が搭載される車両のECU(Electronic Control Unit)等の外部装置が処理部3の機能の一部を実現してもよいし、処理部3と外部装置とが分散処理によって処理部3の機能の一部を実現してもよい。
上カバー10は、アルミダイキャストまたは鉄部材等を含み、カメラハウジングの一部を構成する。上カバー10は、第1支持部材14、第1プリント基板15、第2支持部材24および第2プリント基板25等を固定する。上カバー10は、第1プリント基板15、第2プリント基板25、並びに各種の電気回路が設けられた第3プリント基板41を収納する。
下カバー20は、底面部30と背面部40とを含む。下カバー20は、アルミダイキャスト、鉄部材またはプラスチック部材等を含み、カメラハウジングの一部を構成する。下カバー20は、上カバー10の下側の開放部に蓋をする。また下カバー20は、上カバー10の背面側の開放部に蓋をするように上カバー10と結合し、ねじ部材52によって上カバー10に固定される。
第1プリント基板15は、上カバー10に固定された第1光学系11により所望の結像特性が得られるように、X、YおよびZ方向における位置、並びにX、YおよびZ軸の各軸周りの傾きが調整される。
第2プリント基板25は、上カバー10に固定された第2光学系21により所望の結像特性が得られるように、X、YおよびZ方向における位置、並びにX、YおよびZ軸の各軸周りの傾きが調整される。
図3に示すように、第1プリント基板15と上カバー10との間、並びに第2プリント基板25と上カバー10との間には熱硬化型接着部材50が設けられる。第1プリント基板15および第2プリント基板25の調整後に、熱硬化型接着部材50が加熱される。熱硬化型接着部材50が加熱により硬化することによって、第1プリント基板15は上カバー10に、第2プリント基板25は上カバー10に、それぞれ固定される。
第3プリント基板41は、上カバー10と下カバー20との間に挟まれてねじ部材52により共締めされる。これにより、第3プリント基板41は、自身の外縁部を通じて電気的に接地される。
測距装置100は、第3プリント基板41に設けられるコネクタ端子42を介して、CAN(Controller Area Network)に電気的に接続している。測距装置100は、CANを介して車両のECUに接続可能である。
上カバー10は、第1取付面部31と、第2取付面部32と、を含む。第1取付面部31は、第1プリント基板15が接着される矩形枠状の部位である。第2取付面部32は、第2プリント基板25が接着される矩形枠状の部位である。第1取付面部31は第1プリント基板15を、第2取付面部32は第2プリント基板25を、それぞれ接着部材等を介して固定する。
<第1鏡胴12周辺の構成例>
引き続き図3を参照し、また図4から図6をさらに参照して、第1鏡胴12周辺の構成について説明する。図4は、第1支持部材14における被嵌合部141周辺を部分的に示した第1支持部材14の部分縦断面図である。図5は、第1鏡胴12の斜視図である。図6は第1鏡胴12の縦断面図である。
なお、第1鏡胴12と第2鏡胴22とは同じ構成であり、同じ説明を適用できる。また第1支持部材14と第2支持部材24とは同じ構成であり、同じ説明を適用できる。そのため、ここでは、第1鏡胴12と第2鏡胴22に含まれる各構成部には同じ符号を付し、第1支持部材14と第2支持部材24に含まれる各構成部には同じ符号を付し、第1鏡胴12および第1支持部材14を代表して説明する。
図4に示すように、第1支持部材14は、被嵌合部141と、被突当面142と、雌ねじ部143と、支持部材側空気層形成面144と、を有する。
図3、図5および図6に示すように、第1鏡胴12は、嵌合部121と、突当面122と、雄ねじ部123と、鏡胴側空気層形成面124と、を有する。
第1支持部材14により第1鏡胴12が支持される際には、第1鏡胴12は、第1光学系11を内側に保持した状態において、組立作業者により+Z方向側から第1支持部材14の内側に挿入される。第1鏡胴12は、組立作業者により第1中心軸11c周りに回転されることによって、雄ねじ部123と雌ねじ部143とを螺合させつつ、-Z方向側に進行する。
第1鏡胴12の嵌合部121は、第1鏡胴12の-Z方向側への進行に伴って第1支持部材14の被嵌合部141に嵌合する。第1鏡胴12は、嵌合部121が被嵌合部141に嵌合することにより、第1中心軸11cと略直交する方向において位置決めされる。第1鏡胴12および第2鏡胴22の両方が位置決めされることによって、第1中心軸11cと第2中心軸21cとは略平行になる。
また、第1鏡胴12の突当面122は、第1鏡胴12の-Z方向側への進行に伴って第1支持部材14の被突当面142に突き当たる。突当面122は、第1支持部材14に対して第1中心軸11cに沿う方向に突き当たる面である。第1鏡胴12は、突当面122が被突当面142に突き当たることにより、第1中心軸11cに沿う方向において位置決めされる。第1鏡胴12および第2鏡胴22の両方が位置決めされることにより、第1鏡胴12および第2鏡胴22の各突当面122の位置は、第1中心軸11cおよび第2中心軸21cに沿う方向において揃う。
第1鏡胴12は、突当面122が被突当面142に突き当たった後、組立作業者により、さらに第1中心軸11c周りに回転される。この回転により、雄ねじ部123と雌ねじ部143とがさらに螺合し、-Z方向側への押圧力が突当面122に付与される。第1鏡胴12は、この押圧力によって第1支持部材14に固定される。
第1撮像部1において、雄ねじ部123は、突当面122を挟んで第1光学系11の主点101とは反対側に設けられ、突当面122に対して第1撮像素子13側への押圧力を付与する押圧部に対応する。また、雄ねじ部123は、第1支持部材14と結合することにより押圧力を発生可能な、第1鏡胴12に形成された固定部位に対応する。
第2撮像部2において、雄ねじ部123は、突当面122を挟んで第2光学系21の主点101とは反対側に設けられ、突当面122に対して第2撮像素子23側への押圧力を付与する押圧部に対応する。また、雄ねじ部123は、第2支持部材24と結合することにより押圧力を発生可能な、第2鏡胴22に形成された固定部位に対応する。
図3および図6に示すように、実施形態では、突当面122は、第1光学系11の主点101と嵌合部121との間に設けられる。また図3に示すように、第1撮像部1は、第1支持部材14により支持された第1鏡胴12の突当面122よりも主点101側において、第1支持部材14と第1鏡胴12との間に第1空気層16を有する。第1撮像部1が第1空気層16を有することにより、支持部材側空気層形成面144と鏡胴側空気層形成面124とは、非接触状態になる。
第2撮像部2は、第1撮像部1と同様に、第2支持部材24により支持された第2鏡胴22の突当面122よりも主点101側において、第2支持部材24と第2鏡胴22との間に第2空気層26を有する。第2撮像部2が第2空気層26を有することにより、支持部材側空気層形成面144と鏡胴側空気層形成面124とは、非接触状態になる。
<測距装置100の作用効果>
従来、複数の撮像部それぞれによる物体の画像に基づき、物体との間の距離を測定する測距装置が知られている。このような測距装置において使用される撮像部には、嵌合部と雄ネジ部とが形成され光学系を保持する鏡胴と、被嵌合部と雌ネジ部とが形成され鏡胴を支持する支持部材と、を備えるものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この撮像部は、嵌合部と被嵌合部とを嵌合させつつ、雄ネジ部を雌ネジ部に結合させて、支持部材により鏡胴を支持する。
しかしながら、特許文献1の撮像部では、嵌合部に対して雄ネジ部の軸芯がずれる、あるいは被嵌合部に対して雌ネジ部の軸芯がずれると、鏡胴は径方向の偏荷重(せん断力)を受けて姿勢が変化する。この偏荷重の大きさは温度変化に伴う鏡胴と支持部材との膨張収縮差等によって変動するため、鏡胴の姿勢も温度によって変化する。この結果、光学系の中心軸が傾いて物体の像が位置ずれする場合がある。測距装置では、物体の像が位置ずれすると測距精度が低下する。
本実施形態に係る測距装置100は、第1撮像部1および第2撮像部2(複数の撮像部)を有し、物体200の第1画像Im1および第2画像Im2に基づき、物体200との間の距離を測定する。第1撮像部1は、第1光学系11(光学系)と、第1鏡胴12(鏡胴)と、第1撮像素子13(撮像素子)と、第1支持部材14(支持部材)と、を有する。第2撮像部2は、第2光学系21(光学系)と、第2鏡胴22(鏡胴)と、第2撮像素子23(撮像素子)と、第2支持部材24(支持部材)と、を有する。
第1鏡胴12および第2鏡胴22のそれぞれは、嵌合部121と、突当面122と、を有する。第1鏡胴12の突当面122は、第1光学系11の主点101と嵌合部121との間に設けられ、第1支持部材14に対して第1光学系11の第1中心軸11c(中心軸)に沿う方向に突き当たる。第2鏡胴22の突当面122は、第2光学系21の主点101と嵌合部121との間に設けられ、第2支持部材24に対して第2光学系21の第2中心軸21c(中心軸)に沿う方向に突き当たる。
例えば、嵌合部121の軸芯がずれることにより偏荷重を受けても、第1光学系11の主点101を有する側の第1鏡胴12の姿勢は、突当面122により拘束されることにより、突当面122に対して変化しない。同様に、第2光学系21の主点101を有する側の第2鏡胴22の姿勢は、突当面122により拘束されることにより、突当面122に対して変化しない。これらの結果、本実施形態では、第1光学系11および第2光学系21それぞれの主点101の位置ずれを抑制し、物体200の像の位置ずれを抑制でき、測距精度が高い測距装置100を提供できる。
なお、第1鏡胴12および第2鏡胴22のうち少なくとも1つが嵌合部121と突当面122とを有する構成であっても、物体200の像の位置ずれを抑制する作用効果は得られる。但し、この作用効果をより好適に得る観点では、第1鏡胴12および第2鏡胴22の両方が嵌合部121と突当面122とを有する構成がより好ましい。
また、本実施形態では、第1撮像部1は、第1支持部材14により支持された第1鏡胴12の突当面122よりも主点101側において、第1支持部材14と第1鏡胴12との間に第1空気層16(空気層)を有する。第2撮像部2は、第2支持部材24により支持された第2鏡胴22の突当面122よりも主点101側において、第2支持部材24と第2鏡胴22との間に第2空気層26(空気層)を有する。
第1鏡胴12を第1支持部材14に固定するためのねじ部等による結合や、第1支持部材14に第1鏡胴12を組込む際の軸芯のずれや温度変化に伴う第1鏡胴12の熱膨張等により、第1鏡胴12と第1支持部材14とが接触する場合がある。この接触箇所を通じて第1支持部材14から第1鏡胴12に偏荷重がかかると、第1鏡胴12に保持された第1光学系11の主点101が位置ずれすることにより、物体200の像が位置ずれする。第2鏡胴22および第2支持部材24においても同様である。
第1撮像部1は、第1空気層16を有するため、第1鏡胴12の主点101側には第1支持部材14からの偏荷重がかからないため、主点101は位置ずれしない。第2撮像部2は、第2空気層26を有するため、第2鏡胴22の主点101側には第2支持部材24からの偏荷重がかからないため、主点101は位置ずれしない。これらの結果、本実施形態では、物体200の像の位置ずれを抑制でき、測距精度が高い測距装置100を提供できる。
なお、第1鏡胴12および第2鏡胴22のうち少なくとも1つが空気層を有する構成であっても、物体200の像の位置ずれを抑制する作用効果は得られる。但し、この作用効果をより好適に得る観点では、第1撮像部1および第2撮像部2の両方が空気層を有する構成がより好ましい。
また、本実施形態では、測距装置100は、突当面122に対して第1撮像素子13および第2撮像素子23側への押圧力を付与する雄ねじ部123(押圧部)を有する。雄ねじ部123は、突当面122を挟んで主点101とは反対側に設けられる。この構成により、測距装置100は、第1中心軸11cおよび第2中心軸21cに沿う方向に突当面122を圧接して拘束し、第1鏡胴12および第2鏡胴22の姿勢を保持できる。この結果、本実施形態では、第1鏡胴12の主点101よりも第1撮像素子13側において、第1支持部材14に接触させずに第1鏡胴12を固定できる。また第2鏡胴22の主点101よりも第2撮像素子23側において、第2支持部材24に接触させずに第2鏡胴22を固定できる。
また、本実施形態では、雄ねじ部123は、第1支持部材14と結合することにより押圧力を発生可能な、第1鏡胴12に形成された固定部位を含む。この構成により、第1中心軸11cに沿う方向に突当面122を圧接して拘束し、第1鏡胴12の姿勢を保持できる。この結果、本実施形態では、第1鏡胴12の主点101よりも第1撮像素子13側において、第1支持部材14に接触させずに第1鏡胴12を固定できる。
また、本実施形態では、雄ねじ部123は、第2支持部材24と結合することにより押圧力を発生可能な、第2鏡胴22に形成された固定部位を含む。この構成により、第2中心軸21cに沿う方向に突当面122を圧接して拘束し、第2鏡胴22の姿勢を保持できる。この結果、本実施形態では、第2鏡胴22の主点101よりも第2撮像素子23側において、第2支持部材24に接触させずに第2鏡胴22を固定できる。
また、本実施形態では、第1中心軸11cと、第2中心軸21cと、は略平行である。第1鏡胴12における突当面122の位置と、第2鏡胴22における突当面122の位置は、第1中心軸11cおよび第2中心軸21cに沿う方向において揃っている。この構成により、第1撮像部1および第2撮像部2それぞれにおいて物体200の像の位置ずれを抑制でき、測距精度が高い測距装置100を提供できる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る測距装置100aについて説明する。なお、第1実施形態と同一の構成部には、同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。この点は、以降に示す実施形態においても同様とする。
<第1鏡胴12a周辺の構成例>
図7から図10を参照して、測距装置100aが有する第1鏡胴12a周辺の構成について説明する。図7は、測距装置100aの縦断面図である。図8は、第1鏡胴12aおよび第1固定部材17の斜視図である。図9は、第1鏡胴12aの縦断面図である。図10は、第1固定部材17の縦断面図である。
なお、第1鏡胴12aと第2鏡胴22aとは同じ構成であり、同じ説明を適用できる。また第1固定部材17と第2固定部材27とは同じ構成であり、同じ説明を適用できる。そのため、ここでは、第1鏡胴12aと第2鏡胴22aに含まれる各構成部には同じ符号を付し、第1固定部材17と第2固定部材27に含まれる各構成部には同じ符号を付し、第1鏡胴12aおよび第1固定部材17を代表して説明する。
図7から図9に示すように、測距装置100aは、第1鏡胴12aと、第1固定部材17と、を有する。第1固定部材17は、固定部材雄ねじ部171と、外径部172と、を有する円筒状部材である。第1固定部材17は、その中心軸が第1中心軸11cと略一致し、第1中心軸11c周りに回転可能な状態において第1鏡胴12aの外側に設けられる。
第1支持部材14により第1鏡胴12aが支持される際には、第1鏡胴12aは、第1光学系11を内側に保持した状態において、組立作業者により、+Z方向側から第1支持部材14の内側に第1固定部材17と一体に挿入される。第1固定部材17は、組立作業者により第1中心軸11c周りに回転されることによって、固定部材雄ねじ部171と雌ねじ部143とを螺合させつつ-Z方向側に進行し、第1鏡胴12aを-Z方向側に押す。
第1鏡胴12aの嵌合部121は、第1鏡胴12aの-Z方向側への進行に伴って第1支持部材14の被嵌合部141に嵌合する。第1鏡胴12aは、嵌合部121が被嵌合部141に嵌合することにより、第1中心軸11cと略直交する方向において位置決めされる。
また、第1鏡胴12aの突当面122は、第1鏡胴12aの-Z方向側への進行に伴って第1支持部材14の被突当面142に突き当たる。第1鏡胴12aは、突当面122が被突当面142に突き当たることにより、第1中心軸11cに沿う方向において位置決めされる。
突当面122が被突当面142に突き当たった後、第1固定部材17は、組立作業者により、さらに第1中心軸11c周りに回転される。この回転により、固定部材雄ねじ部171と雌ねじ部143とがさらに螺合し、-Z方向側への押圧力が突当面122に付与される。付与された押圧力によって、第1鏡胴12aは第1支持部材14に対して固定される。
第1固定部材17は、突当面122を挟んで第1光学系11の主点101とは反対側に設けられ、突当面122に対して第1撮像素子13側への押圧力を付与する押圧部に対応する。また、第1固定部材17の固定部材雄ねじ部171は、第1支持部材14と結合することにより押圧力を発生可能な、第1鏡胴12aの一部に突き当たる固定部材に対応する。
第2固定部材27は、突当面122を挟んで第2光学系21の主点101とは反対側に設けられ、突当面122に対して第2撮像素子23側への押圧力を付与する押圧部に対応する。また、第2固定部材27の固定部材雄ねじ部171は、第2支持部材24と結合することにより押圧力を発生可能な、第2鏡胴22aの一部に突き当たる固定部材に対応する。
<測距装置100aの作用効果>
以上説明したように、測距装置100aでは、第1固定部材17(押圧部)は、第1支持部材14と結合することにより押圧力を発生可能な、第1鏡胴12aの一部に突き当たる固定部材を含む。第1固定部材17は、第1中心軸11cに沿う方向に突当面122を圧接して拘束し、第1鏡胴12aの姿勢を保持できる。これにより、測距装置100aは、主点101よりも第1撮像素子13側において、第1支持部材14に接触させずに第1鏡胴12aを固定できる。さらに、第1鏡胴12aの突当面122を挟んだ第1撮像素子13とは反対側においても径方向の接触を伴わないので、第1鏡胴12aの姿勢を安定的に保持できる。
また、測距装置100aでは、第2固定部材27(押圧部)は、第2支持部材24と結合することにより押圧力を発生可能な、第2鏡胴22aの一部に突き当たる固定部材を含む。第2固定部材27は、第2中心軸21cに沿う方向に突当面122を圧接して拘束し、第2鏡胴22aの姿勢を保持できる。これにより、測距装置100aは、主点101よりも第2撮像素子23側において、第2支持部材24に接触させずに第2鏡胴22aを固定できる。さらに、第2鏡胴22aの突当面122を挟んだ第2撮像素子23とは反対側においても径方向の接触を伴わないので、第2鏡胴22aの姿勢を安定的に保持できる。
なお、上記以外の効果は、第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係る自動車について説明する。この自動車は、移動体の一例である。
図11は、自動車300を例示する図である。自動車300は、室内に測距装置100を有する。測距装置100は、自動車300の周囲に存在する物体200を、第1撮像部1および第2撮像部2により、フロントウインドシールド301を介して撮像する。測距装置100は、撮像された第1画像Im1および第2画像Im2に基づき、物体200との間の距離を測定できる。
自動車300は、測距装置100を有することにより、優れた精度により測距を行うことができる。
以上、上述した実施形態は、一例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。このような実施形態及び実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 第1撮像部(撮像部の一例)
11 第1光学系(光学系の一例)
11c 第1中心軸(光学系の中心軸の一例)
12、12a 第1鏡胴(鏡胴の一例)
121 嵌合部
122 突当面
123 雄ねじ部
124 鏡胴側空気層形成面
13 第1撮像素子(撮像素子の一例)
14 第1支持部材(支持部材の一例)
141 被嵌合部
142 被突当面
143 雌ねじ部
144 支持部材側空気層形成面
15 第1プリント基板
16 第1空気層
17 第1固定部材
171 固定部材雄ねじ部
172 外径部
2 第2撮像部(撮像部の一例)
21 第2光学系(光学系の一例)
21c 第2中心軸(光学系の中心軸の一例)
22、22a 第2鏡胴(鏡胴の一例)
23 第2撮像素子(撮像素子の一例)
24 第2支持部材(支持部材の一例)
25 第2プリント基板
26 第2空気層
27 第2固定部材
3 処理部
10 上カバー
20 下カバー
30 底面部
31 第1取付面部
32 第2取付面部
40 背面部
41 第3プリント基板
42 コネクタ端子
50 熱硬化型接着部材
52 ねじ部材
100、100a 測距装置
101 主点
200 物体
300 自動車(移動体の一例)
301 フロントウインドシールド
400 運転者
B 基線長
Im1 第1画像
Im2 第2画像
特許6530215号公報

Claims (7)

  1. 複数の撮像部を有し、前記複数の撮像部それぞれにより撮像された物体の画像に基づき、前記物体との間の距離を測定する測距装置であって、
    前記複数の撮像部それぞれは、
    光学系と、
    前記光学系を保持する鏡胴と、
    前記光学系による前記物体の像を撮像する撮像素子と、
    被嵌合部を含み、前記鏡胴を支持する支持部材と、を有し、
    前記複数の撮像部それぞれが有する前記鏡胴のうち少なくとも1つは、
    前記被嵌合部への嵌合部と、
    前記光学系の主点と前記嵌合部との間に設けられ、前記支持部材に対して前記光学系の中心軸に沿う方向に突き当たる突当面と、を有する、測距装置。
  2. 前記複数の撮像部のうち少なくとも1つは、前記支持部材により支持された前記鏡胴の前記突当面よりも前記主点側において、前記支持部材と前記鏡胴との間に空気層を有する、請求項1に記載の測距装置。
  3. 前記突当面を挟んで前記光学系の主点とは反対側に設けられ、前記突当面に対して前記撮像素子側への押圧力を付与する押圧部を有する、請求項1または2に記載の測距装置。
  4. 前記押圧部は、前記支持部材と結合することにより前記押圧力を発生可能な、前記鏡胴に形成された固定部位を含む、請求項3に記載の測距装置。
  5. 前記押圧部は、前記支持部材と結合することにより前記押圧力を発生可能な、前記鏡胴の一部に突き当たる固定部材を含む、請求項3に記載の測距装置。
  6. 前記複数の撮像部それぞれにおける前記光学系の中心軸同士は略平行であり、
    前記複数の撮像部それぞれの前記鏡胴における前記突当面の位置は、前記光学系の中心軸に沿う方向において揃っている、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の測距装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の測距装置を備える移動体。
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