JP2023132332A - 電気化学セルスタック - Google Patents

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正人 吉野
Masato Yoshino
憲和 長田
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Abstract

【課題】欠陥の発生を抑制することができる電気化学セルスタックを提供する。【解決手段】実施の形態による電気化学セルスタックは、平板型の電気化学セルと、電気化学セルと交互に積層されたセパレータと、燃料極導電部材と、空気極導電部材と、を備えている。電気化学セルは、燃料極と、空気極と、燃料極と空気極との間に介在された電解質層と、を含んでいる。燃料極導電部材は、燃料極とセパレータとの間に介在されている。空気極導電部材は、空気極とセパレータとの間に介在されている。燃料極導電部材および空気極導電部材の少なくとも一方は、10-2GPa~10GPaのヤング率を有している。【選択図】図2

Description

本実施の形態は、電気化学セルスタックに関する。
新エネルギを生み出す原料の一つとして、水素が挙げられる。この水素の利用技術として、水素と酸素を電気化学的に反応させることにより、化学エネルギを電気エネルギに変換する燃料電池が知られている。燃料電池は高いエネルギ利用効率を有しており、大規模分散電源、家庭用電源、移動用電源として開発が進められている。燃料電池は、温度域、使用する材料または燃料の種類に応じて、固体高分子型、リン酸型、溶融炭酸塩型、固体酸化物型等に分類される。このうち固体酸化物型燃料電池(SOFC)の効率は高いことが知られている。SOFCでは、固体酸化物からなる電解質層を含む電気化学セルを使用しており、電気化学反応を行うことにより電気エネルギが得られる。
一方、水素の製造方法としては、水の電気分解反応法が知られている。電気分解反応法のうちの1つとして、高温の水蒸気の状態で電気分解を行う高温水蒸気電解法が挙げられる。この高温水蒸気電解法は、一般的な水の電気分解法と比較して効率が高いという特徴を有している。その動作原理は、SOFCとは逆の反応に基づく。高温水蒸気電解法においても、SOFCと同様に固体酸化物からなる電解質層を含む電気化学セル(SOEC)を使用する。
SOFCおよびSOECに使用する固体酸化物型電気化学セルは、平板型、円筒型、円筒平板型、ハニカム形など種々の形状で構成され得る。電気化学セルは積層されて、スタックが構成される。例えば、平板型の電気化学セルは、導電性を有するセパレータを介して積層されて、電気化学セルスタックが構成される。セパレータは、アノード/カソード雰囲気を隔離するとともに、電気化学セル同士を電気的に接続する役割を持つ。また、セパレータは、反応/排出ガスの流れの均一化の役割も担うこともある。
上述したように、平板型の電気化学セルを用いた電気化学セルスタックにおいては、電気化学セルとセパレータとが積層されている。このため、電気化学セルおよびセパレータの寸法精度が低下したり、何らかの組立不良が発生したりすることにより、欠陥の発生が懸念される。
特開2020-144985号公報
実施の形態は、このような点を考慮してなされたものであり、欠陥の発生を抑制することができる電気化学セルスタックを提供することを目的とする。
実施の形態による電気化学セルスタックは、平板型の電気化学セルと、電気化学セルと交互に積層されたセパレータと、燃料極導電部材と、空気極導電部材と、を備えている。電気化学セルは、燃料極と、空気極と、燃料極と空気極との間に介在された電解質層と、を含んでいる。燃料極導電部材は、燃料極とセパレータとの間に介在されている。空気極導電部材は、空気極とセパレータとの間に介在されている。燃料極導電部材および空気極導電部材の少なくとも一方は、10-2GPa~10GPaのヤング率を有している。
実施の形態によれば、欠陥の発生を抑制することができる。
図1は、第1の実施の形態による電気化学セルスタックを示す外形斜視図である。 図2は、図1に示す電気化学セルスタックを示す部分断面図であって、後述する図3のA-A線に沿った部分断面図である。 図3は、図2に示すセパレータと燃料極導電部材を示す上面図である。 図4は、図1に示す電気化学セルスタックを示す部分断面図であって、図3のB-B線に沿った部分断面図である。 図5は、図3の変形例を示す上面図である。 図6は、第2の実施の形態による電気化学セルスタックを示す部分断面図であって、後述する図7のC-C線に沿った部分断面図である。 図7は、図6に示すセパレータと燃料極導電部材を示す上面図である。 図8は、第2の実施の形態による電気化学セルスタックを示す部分断面図であって、図7のD-D線に沿った部分断面図である。
以下、図面を参照して、本実施の形態による電気化学セルスタックについて説明する。なお、図面においては、理解のし易さの便宜上、適宜縮尺及び縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
(第1の実施の形態)
まず、図1~図5を参照して、第1の実施の形態による電気化学セルスタック1について説明する。
図1および図2に示すように、電気化学セルスタック1は、電気化学セル10をそれぞれ含む複数のセルユニット2を備えている。セルユニット2は、平板型の電気化学セル10と、セパレータ20と、燃料極導電部材30と、空気極導電部材40と、支持部材50と、絶縁部材60と、を備えている。複数のセルユニット2が積層されて、積層体3が構成されている。図1に示すように、積層体3を上下両側から締付板4で押圧することにより、電気化学セルスタック1が組み立てられている。締付板4は、ボルトおよびナット等で締め付けられて、積層体3を押圧している。
図2に示すように、電気化学セル10は、燃料極11と、空気極12と、電解質層13と、を含んでいる。電解質層13は、燃料極11と空気極12との間に介在されている。空気極12は、燃料極11および電解質層13よりも小さい平面形状を有している。空気極12の周囲で、電解質層13が露出している。電気化学セル10は、後述するX方向およびY方向に沿うような矩形状の平面形状を有していてもよく、正方形または長方形の平面形状を有していてもよい。しかしながら、電気化学セル10の平面形状は、円形であってもよく、任意である。
電気化学セル10は、固体酸化物型のセルであってもよい。また、電気化学セル10は、電極支持型または電解質支持型であってもよく、電気化学セル10の支持型は任意である。
電気化学セル10は、燃料極11に供給された燃料ガス、空気極12に供給された空気が電気化学反応を行うように構成されている。電気化学セルスタック1がSOFCとして用いられる場合には、電気エネルギを生成する発電反応が行われる。この場合、燃料ガスは、水素を主成分とするガス、炭化水素系燃料を改質したガス、またはアンモニアガスであってもよい。電気化学セルスタック1がSOECとして用いられる場合には、電気エネルギを用いて電気分解反応が行われる。この場合、燃料ガスとしての水蒸気または二酸化炭素ガスが電気分解されてもよい。
セパレータ20は、電気化学セル10と交互に積層されている。セパレータ20は、導電性を有しているとともに、ガス不透過性を有している。セパレータ20によって、燃料ガスの雰囲気と空気の雰囲気が隔離されている。
セパレータ20は、燃料極導電部材30、燃料極11および電解質層13を収容するセパレータ凹部21を含んでいてもよい。セパレータ凹部21は、電気化学セル10が矩形状の平面形状を有する場合、後述するX方向およびY方向に沿うような矩形状の平面形状を有していてもよい。セパレータ凹部21の深さは、燃料極導電部材30、燃料極11および電解質層13の合計厚さと等しくてもよい。
セパレータ20は、枠板部22と、凸板部23と、を含んでいてもよい。枠板部22は、セパレータ凹部21の周囲に形成されており、矩形枠状の平面形状を有していてもよい。枠板部22は、支持部材50と絶縁部材60に挟持される部分である。
凸板部23は、枠板部22から突出している。凸板部23は、セパレータ凹部21を画定している。凸板部23は、底板部24と、側板部25と、を含んでいる。底板部24は、枠板部22と平行であってもよい。底板部24は、燃料極導電部材30と空気極導電部材40に挟持される部分である。側板部25は、枠板部22および底板部24に垂直であってもよい。本実施の形態によるセパレータ凹部21は、矩形状の断面形状を有している。
セパレータ20は、単一の部品として形成されている。より具体的には、枠板部22および凸板部23は、一体に連続状に形成されている。このようなセパレータ20は、任意の加工方法を用いて作製することができるが、例えば、板金加工またはプレス加工で作製されていてもよい。セパレータ20の板厚は、例えば、1.0mm以下であってもよく、0.5mm以下であってもよい。
燃料極導電部材30は、燃料極11とセパレータ20との間に介在されている。燃料極導電部材30は、燃料極11に当接するとともにセパレータ20の底板部24に当接している。燃料極導電部材30の側面30aは、セパレータ20の側板部25に対向している。燃料極導電部材30は、導電性を有している。燃料極導電部材30は、後述するX方向およびY方向に沿うような矩形状の平面形状を有していてもよい。
空気極導電部材40は、空気極12とセパレータ20との間に介在されている。空気極導電部材40は、空気極12に当接するとともにセパレータ20の底板部24に当接している。空気極導電部材40の側面40aは、絶縁部材60の内側面60aに対向している。空気極導電部材40は、導電性を有している。空気極導電部材40は、後述するX方向およびY方向に沿うような矩形状の平面形状を有していてもよい。
支持部材50は、セパレータ20の枠板部22に対して凸板部23の側の面に配置されている。図2に示す例では、支持部材50は、枠板部22の下側に配置されている。支持部材50は、枠板部22と絶縁部材60との間に介在されている。支持部材50は、枠板部22に密着していてもよい。支持部材50は、凸板部23を収容する支持開口51を含んでいてもよい。支持開口51を画定する支持部材50の内側面は、側板部25に当接、または近接して離間していてもよい。支持部材50は、セパレータ凹部21が矩形状の平面形状を有する場合、矩形枠状の平面形状を有していてもよい。支持部材50の厚さは、凸板部23の高さと等しくてもよいが、凸板部23の高さよりも大きくてもよい。支持部材50は、導電性を有していてもよく、または絶縁性を有していてもよい。
絶縁部材60は、セパレータ20の枠板部22に対して凸板部23とは反対側の面に配置されている。図2に示す例では、絶縁部材60は、枠板部22の上側に配置されている。絶縁部材60は、枠板部22と支持部材50との間に介在されている。絶縁部材60は、空気極12および空気極導電部材40を収容する絶縁開口61を含んでいてもよい。絶縁開口61は、上述した内側面60aによって画定されている。絶縁部材60は、電気化学セル10が矩形状の平面形状を有する場合、矩形枠状の平面形状を有していてもよい。絶縁部材60は、電解質層13に当接する位置まで延びている。絶縁部材60の内側部分は、空気極12の周囲で露出された電解質層13に当接しており、絶縁部材60と電解質層13との間の気密性を確保している。また、絶縁部材60は、隣のセルユニット2のセパレータ20の底板部24にも当接している。絶縁部材60は、絶縁性を有しているとともに、ガス不透過性を有している。絶縁部材60によって、燃料ガスの雰囲気と空気の雰囲気が隔離されている。
上述したように締付板4から負荷される押圧力によって、電気化学セル10、セパレータ20、燃料極導電部材30および空気極導電部材40が押圧される。このことにより、積層体3内の導電性を確保するとともに、気密性を確保している。
図2~図4に示すように、電気化学セルスタック1は、燃料供給流路70と、燃料排出流路75と、空気供給流路80と、空気排出流路85と、を備えている。図2は、図3に示すA-A線に沿った断面図であり、図4は、図3に示すB-B線に沿った断面図である。図3に示すように、X方向と、X方向に直交するY方向を定義し、以下説明する。積層体3の積層方向Dは、X方向に直交するとともにY方向に直交する方向である。
燃料供給流路70は、燃料極11に燃料ガスを供給するように構成されている。燃料排出流路75は、燃料極11から燃料ガスを排出するように構成されている。
図2に示すように、燃料供給流路70は、燃料供給主流路71と、燃料供給個別流路72と、を含んでいる。燃料供給主流路71は、積層体3を積層方向Dに延びるように形成されており、セパレータ20の枠板部22、支持部材50および絶縁部材60を貫通している。燃料供給個別流路72は、燃料供給主流路71から燃料極導電部材30の燃料流路31(後述)に燃料ガスを供給するように形成されている。図2および図3に示すように、燃料供給個別流路72は、セパレータ20の枠板部22のうち凸板部23とは反対側の面に凹状に形成された流路凹部72aと、絶縁部材60とによって画定されていてもよい。
燃料排出流路75は、燃料排出主流路76と、燃料排出個別流路77と、を含んでいる。燃料排出主流路76は、積層体3を積層方向Dに延びるように形成されている。燃料排出個別流路77は、燃料極導電部材30の燃料流路31から燃料排出主流路76に燃料ガスを排出するように形成されている。図2および図3に示すように、燃料排出個別流路77は、セパレータ20の枠板部22のうち凸板部23とは反対側の面に凹状に形成された流路凹部77aと、絶縁部材60とによって画定されていてもよい。
図3に示すように、燃料供給主流路71は、X方向における燃料極導電部材30の一側に配置されている。燃料排出主流路76は、X方向における燃料極導電部材30の他側に配置されている。燃料極導電部材30は、燃料供給主流路71と燃料排出主流路76との間に配置されている。図3に示す例では、燃料供給主流路71および燃料排出主流路76は、1つずつ形成されているが、燃料供給主流路71の個数および燃料排出主流路76の個数は任意である。
図3に示すように、積層方向Dで見たときに、燃料極導電部材30とセパレータ20との間に、燃料空間32が形成されている。燃料空間32は、燃料極導電部材30の側面30aと凸板部23の側板部25とが離間することにより、燃料空間32が形成されている。燃料空間32は、燃料極導電部材30に対して燃料供給主流路71の側に形成された燃料入口空間32aと、燃料排出主流路76の側に形成された燃料出口空間32bと、を含んでいる。燃料入口空間32aは、X方向における燃料極導電部材30の一側に配置され、燃料出口空間32bは、X方向における燃料極導電部材30の他側に配置されている。
燃料空間32は、積層方向Dで見たときに、燃料極11とセパレータ20との間および電解質層13とセパレータ20との間にも形成されている。図2および図4に示すように、燃料空間32は、積層方向Dに、電気化学セル10の電解質層13と側板部25との間の位置まで延びている。燃料空間32は、燃料極11、電解質層13、凸板部23、燃料極導電部材30および絶縁部材60によって画定されていてもよい。
図2~図4に示すように、燃料極導電部材30は、燃料極11に供給される燃料ガスが流れる複数の燃料流路31を含んでいてもよい。燃料流路31の一端は、燃料入口空間32aに開口し、燃料流路31の他端は、燃料出口空間32bに開口している。燃料流路31は、燃料極導電部材30の燃料極11の側の面に凹状に形成されていてもよい。このような構成により、燃料流路31に、燃料供給主流路71から燃料供給個別流路72および燃料入口空間32aを通過した燃料ガスが流入する。燃料流路31を通過した燃料ガスは、燃料出口空間32bを通過して燃料排出個別流路77に排出される。図3に示すように、燃料流路31は、X方向に延びる直線流路として構成されていてもよいが、燃料流路31の構成は、特に限られることはない。例えば、燃料流路31は、サーペンタイン流路等によって構成されていてもよい。図3においては、便宜上、1つの燃料流路31を、1本の線で表している。
図3に示すように、燃料極導電部材30は、遮蔽部33を含んでいてもよい。遮蔽部33は、燃料空間32において、燃料流路31を通過することなく、燃料供給主流路71から燃料排出主流路76に向かって燃料ガスが流れることを防止するように構成されている。図3に示すように、遮蔽部33は、燃料極導電部材30に対してY方向の両側に形成されている。各遮蔽部33は、側板部25のうちのY方向に隣り合う部分に当接、または近接して離間していてもよい。遮蔽部33は、積層方向Dで見たときに燃料空間32に突出するように形成されていてもよい。遮蔽部33によって、燃料入口空間32aと燃料出口空間32bとが区画されている。図3および図4に示すように、遮蔽部33が存在する位置では、燃料空間32は形成されていない。2つの遮蔽部33は、X方向において、同じ位置に配置されていてもよく、互いに異なる位置に配置されていてもよい。
図4に示すように、遮蔽部33は、積層方向Dにおいて電解質層13に対応する位置まで延びている。より具体的には、遮蔽部33は、電解質層13と側板部25との間の位置まで積層方向Dに延びている。遮蔽部33は、絶縁部材60に当接していてもよい。このようにして、遮蔽部33は、燃料空間32における燃料ガスの流れを遮蔽している。
空気供給流路80は、空気極12に空気を供給するように構成されている。空気排出流路85は、空気極12から空気を排出するように構成されている。
図4に示すように、空気供給流路80は、空気供給主流路81と、空気供給個別流路82と、を含んでいる。空気供給主流路81は、積層体3を積層方向Dに延びるように形成されており、セパレータ20の枠板部22、支持部材50および絶縁部材60を貫通している。空気供給個別流路82は、空気供給主流路81から空気極導電部材40の空気流路41(後述)に空気を供給するように形成されている。空気供給個別流路82は、図4に示すように絶縁部材60に凹状に形成されていてもよいが、支持部材50に形成されていてもよい。
図4に示すように、空気排出流路85は、空気排出主流路86と、空気排出個別流路87と、を含んでいる。空気排出主流路86は、積層体3を積層方向Dに延びるように形成されている。空気排出個別流路87は、空気極導電部材40の空気流路41から空気排出主流路86に空気を排出するように形成されている。空気排出個別流路87は、図4に示すように絶縁部材60に凹状に形成されていてもよいが、支持部材50に形成されていてもよい。
図3に示すように、空気供給主流路81は、Y方向における空気極導電部材40の一側に配置されている。空気排出主流路86は、Y方向における空気極導電部材40の他側に配置されている。空気極導電部材40は、空気供給主流路81と空気排出主流路86との間に配置されている。図3に示す例では、空気供給主流路81および空気排出主流路86は、1つずつ形成されているが、空気供給主流路81の個数および空気排出主流路86の個数は任意である。
図4に示すように、空気極導電部材40と絶縁部材60との間に、空気空間42が形成されている。本実施の形態による空気空間42は、絶縁開口61内において、空気極導電部材40の周囲に形成されている。より具体的には、空気極導電部材40の側面40aと絶縁部材60の内側面60aとが離間することにより、空気空間42が形成されている。空気空間42は、積層方向Dに延びて、電気化学セル10の空気極12の周囲にも形成されている。空気空間42は、空気極12、電解質層13、底板部24、空気極導電部材40および絶縁部材60によって画定されていてもよい。
図2および図4に示すように、空気極導電部材40は、空気極12に供給される空気が流れる複数の空気流路41を含んでいてもよい。空気流路41の両端は、空気空間42に開口している。空気流路41は、空気極導電部材40の空気極12の側の面に凹状に形成されていてもよい。空気流路41の流路断面積は、上述した燃料流路31の燃料断面積よりも大きくてもよい。このような構成により、空気流路41に、空気供給主流路81から空気供給個別流路82および空気空間42を通過した空気が流入する。空気流路41を通過した空気は、空気空間42および空気排出個別流路87を通過して空気排出主流路86に排出される。空気流路41は、Y方向に延びる直線流路として構成されていてもよいが、空気流路41の構成は、特に限られることはない。例えば、空気流路41は、サーペンタイン流路等によって構成されていてもよい。
燃料極導電部材30および空気極導電部材40は、500℃~1000℃の高温条件下においても、導電性を有している。また、導電部材30、40は、柔軟性を有していてもよい。導電部材30、40は、多孔質構造または繊維状構造等の構造を有していてもよい。
より具体的には、燃料極導電部材30および空気極導電部材40の少なくとも一方は、10-2GPa~10GPaのヤング率を有していてもよい。本実施の形態においては、燃料極導電部材30および空気極導電部材40の両方が、10-2GPa~10GPaのヤング率を有している。しかしながら、このことに限られることはなく、燃料極導電部材30および空気極導電部材40の一方が10-2GPa~10GPaのヤング率を有していれば、他方は、10-2GPa~10GPaのヤング率を有していなくてもよい。ヤング率を10-2GPa以上とすることにより、導電部材30、40は、締付板4による押圧力に対する機械的強度を確保することができる。ヤング率を10GPa以下とすることにより、導電部材30、40は、柔軟性を有することができる。導電部材30、40のヤング率とは、導電部材30、40を構成する後述の成分で作製された中実状の部材から得られるヤング率ではなく、上述した多孔質構造または繊維状構造で作製された部材から得られるヤング率であってもよい。ヤング率は、常温環境下での値であってもよい。電気化学セルスタック1の組立は常温環境下で行われるため、常温環境下でのヤング率が規定されていればよい。ヤング率の求め方としては、例えば、静的測定法などが挙げられる。静的測定法は、試験片に引張あるいは圧縮、曲げ、ねじりなどの静的荷重を加え、応力とひずみを測定して求める方法である。測定装置としては、例えば、インストロン社製の精密万能試験機(5566型)または島津製作所社製の材料試験機(オートグラフAG-25TD)などが挙げられる。このような装置を用いた測定から得られた応力-ひずみ曲線のグラフから、ヤング率を求めてもよい。
このような導電部材30、40の材料の例としては、特に限られることはない。例えば、Ni、Ag、Pt、Co、Cr、Cu、Ti、Sn、Alおよびこれらの成分の少なくとも2つを含む合金等を、導電部材30、40の材料の例として挙げることができる。
次に、このような構成からなる本実施の形態による電気化学セルスタック1の動作について説明する。
燃料供給主流路71に供給された燃料ガスは、燃料供給個別流路72および燃料空間32を通過して、燃料極導電部材30の燃料流路31に流入する。燃料ガスは、燃料流路31を流れながら、燃料極11に供給される。一方、空気供給主流路81に供給された空気は、空気供給個別流路82および空気空間42を通過して、空気極導電部材40の空気流路41に流入する。空気は、空気流路41を流れながら、空気極12に供給される。そして、電気化学セル10において電気化学反応が行われる。電気化学セルスタック1がSOFCとして用いられる場合、燃料ガスと空気で発電反応が行われ、電気エネルギが生成される。電気化学セルスタック1がSOECとして用いられる場合、電気分解反応が行われ、燃料ガスが電気分解される。
燃料流路31を通過した燃料ガスは、燃料空間32および燃料排出個別流路77を通過して、燃料排出主流路76に供給される。空気流路41を通過した空気は、空気空間42および空気排出個別流路87を通過して、空気排出主流路86に排出される。
このようにして、燃料極11に燃料ガスが連続的に供給されるとともに、空気極12に空気が連続的に供給されて、電気化学反応が行われる。
このように本実施の形態によれば、燃料極導電部材30および空気極導電部材40は、10-2GPa~10GPaのヤング率を有している。このことにより、各導電部材30、40が柔軟性を有することができる。このため、燃料極導電部材30は、セパレータ20の底板部24に密に当接することができるとともに、燃料極11に密に当接することができる。空気極導電部材40は、セパレータ20の底板部24に密に当接することができるとともに、空気極12に密に当接することができる。例えば、電気化学セル10、セパレータ20、各導電部材30、40の寸法精度が低い場合、またはこれらの部材に反りが存在している場合であっても、各導電部材30、40が変形して、他の部材と密に当接することができる。この場合、電気化学セルスタック1の導電性を向上させることができる。また、燃料極導電部材30とセパレータ20の底板部24との間に、燃料ガスが流れる隙間が形成されることを抑制でき、燃料流路31に均等に燃料ガスを流すことができる。同様に、空気極導電部材40とセパレータ20の底板部24との間に、空気が流れる隙間が形成されることを抑制でき、空気流路41に均等に空気を流すことができる。この結果、欠陥の発生を抑制することができる。
また、本実施の形態によれば、セパレータ20は、燃料極導電部材30、燃料極11および電解質層13を収容するセパレータ凹部21を含んでいる。このことにより、電気化学セルスタック1の厚さを低減することができる。
また、本実施の形態によれば、セパレータ凹部21を画定する凸板部23を含み、凸板部23が、枠板部22から突出している。このことにより、セパレータ凹部21を有するセパレータ20を容易に作製することができる。例えば、セパレータ20を、板金加工やプレス加工で容易に作製することができる。
また、本実施の形態によれば、枠板部22の凸板部23の側の面に支持部材50が配置されている。このことにより、凸板部23を含むセパレータ20であっても、支持部材50を介在させることにより、セパレータ20を容易に積層することができる。
また、本実施の形態によれば、枠板部22の凸板部23とは反対側の面に絶縁部材60が配置されている。このことにより、積層方向Dにおいて隣り合う枠板部22同士を電気的に絶縁することができる。このため、各導電部材30、40に集電させることができる。
また、本実施の形態によれば、絶縁部材60は、電解質層13に当接する位置まで延びている。このことにより、絶縁部材60と電解質層13との間で気密性を確保することができる。このため、燃料ガスの雰囲気と空気の雰囲気とを隔離することができる。
また、本実施の形態によれば、燃料極導電部材30が、燃料極11に供給される燃料ガスが流れる燃料流路31を含んでいる。このことにより、セパレータ20に、燃料ガスを流す流路を形成することを不要にできる。このため、セパレータ20に、加工歪などが発生することを抑制でき、組立不良による欠陥が発生することを抑制できる。
また、本実施の形態によれば、燃料極導電部材30は、積層方向Dで見たときに燃料極導電部材30とセパレータ20との間に形成された燃料空間32において、燃料流路31を通過することなく、燃料供給主流路71から燃料排出主流路76に向かう燃料ガスの流れを遮蔽する遮蔽部33を含んでいる。このことにより、燃料ガスが、燃料極導電部材30の燃料流路31を通過することなく排出されることを防止できる。このため、燃料ガスを効率良く燃料極11に供給することができ、電気化学反応の効率を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、遮蔽部33は、積層方向Dにおいて、電解質層13に対応する位置まで延びている。このことにより、電気化学セル10とセパレータ20との間に燃料空間32が形成されている場合であっても、燃料流路31を通過することなく、燃料供給主流路71から燃料排出主流路76に向かう燃料ガスが流れることを防止できる。このため、燃料ガスが、燃料極導電部材30の燃料流路31を通過することなく排出されることをより一層防止できる。このため、燃料ガスを、より一層効率良く燃料極11に供給することができ、電気化学反応の効率を、より一層向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、空気極導電部材40が、空気極12に供給される空気が流れる空気流路41を含んでいる。このことにより、セパレータ20に、空気を流す流路を形成することを不要にできる。このため、セパレータ20に、加工歪などが発生することを抑制でき、組立不良による欠陥が発生することを抑制できる。
なお、上述した本実施の形態においては、遮蔽部33が、燃料極導電部材30に対してY方向の両側に形成されている例について説明した。しかしながら、このことに限られることはない。例えば、図6に示すように、遮蔽部33は、燃料極導電部材30に対してX方向の一側に形成されていてもよい。図6に示すように、2つの遮蔽部33が、燃料供給主流路71の側に配置されていてもよい。あるいは、2つの遮蔽部33は、燃料排出主流路76の側に配置されていてもよい。一方の遮蔽部33が、燃料供給主流路71の側に配置され、他方の遮蔽部33が、燃料排出主流路76の側に配置されていてもよい。
また、上述した本実施の形態においては、セパレータ20が、燃料極導電部材30、燃料極11および電解質層13を収容するセパレータ凹部21を含んでいる例について説明した。しかしながら、このことに限られることはない。例えば、セパレータ20は、セパレータ凹部21を含んでいなくてもよい。この場合、セパレータ20は、全体として平坦状に形成されていてもよい。この場合、例えば、支持部材50は、枠板部22の凸板部23とは反対側の面に配置されてもよい。
また、上述した本実施の形態においては、遮蔽部33が、積層方向Dにおいて電解質層13に対応する位置まで延びて、燃料ガスの流れを遮蔽する例について説明した。しかしながら、このことに限られることはない。例えば、遮蔽部33は積層方向Dに延びていなくてもよい。この場合、燃料極11および電解質層13が、積層方向Dで見たときに遮蔽部33に重なる位置で、遮蔽部33と同様の遮蔽部(図示せず)をそれぞれ含んでいてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、図6~図8を用いて、第2の実施の形態による電気化学セルスタックについて説明する。
図6~図8に示す第2の実施の形態においては、セパレータの側板部が底板部に対して傾斜している点が主に異なり、他の構成は、図1~図5に示す第1の実施の形態と略同一である。なお、図6~図8において、図1~図5に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6に示すように、本実施の形態によるセパレータ20の側板部25は、底板部24に対して傾斜している。側板部25は、底板部24から枠板部22に向かって、積層体3の外側に広がるように傾斜している。セパレータ凹部21は、逆向きの台形状の断面形状を有している。側板部25は、枠板部22に対しても傾斜している。
本実施の形態による遮蔽部33は、図7に示すように、燃料極導電部材30のX方向に延びており、セパレータ20の側板部25のうちのX方向に隣り合う部分に当接、または近接して離間していてもよい。遮蔽部33によって、燃料入口空間32aと燃料出口空間32bとが区画されている。図7および図8に示すように、遮蔽部33が存在する位置では、燃料空間32は形成されていない。
本実施の形態による燃料極導電部材30は、燃料極11および電解質層13を収容する導電部材凹部34を含んでいる。導電部材凹部34は、上述した2つの遮蔽部33によって画定されていてもよい。遮蔽部33は、積層方向Dにおいて絶縁部材60に当接していてもよい。
このように本実施の形態によれば、セパレータ20の側板部25が、底板部24に対して傾斜している。このことにより、セパレータ20を、より一層容易に作製することができる。例えば、セパレータ20は、プレス加工で容易に作製することができる。
また、本実施の形態によれば、燃料極導電部材30は、燃料極11および電解質層13を収容する導電部材凹部34を含んでいる。このことにより、燃料極導電部材30とセパレータ20の底板部24との間に、燃料ガスが流れる隙間が形成されることを抑制でき、燃料流路31に均等に燃料ガスを流すことができる。また、電気化学セル10を、導電部材凹部34内に収容することができ、電気化学セル10が、燃料極導電部材30に対して位置ずれすることを防止できる。
なお、上述した本実施の形態においては、燃料極導電部材30は、燃料極11および電解質層13を収容する導電部材凹部34を含んでいる例について説明した。このような導電部材凹部34は、図1~図6に示す第1の実施の形態による燃料極導電部材30に含まれていてもよい。この場合、図1~図6に示す第1の実施の形態による遮蔽部33が、図8に示す遮蔽部33と同様に構成されていてもよい。
以上述べた実施の形態によれば、欠陥の発生を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、当然のことながら、本発明の要旨の範囲内で、これらの実施の形態を、適宜組み合わせることも可能である。
1:電気化学セルスタック、10:電気化学セル、11:燃料極、12:空気極、13:電解質層、20:セパレータ、21:セパレータ凹部、22:枠板部、23:凸板部、30:燃料極導電部材、30a:側面、31:燃料流路、32:燃料空間、33:遮蔽部、34:導電部材凹部、40:空気極導電部材、40a:側面、41:空気流路、42:空気空間、50:支持部材、51:支持開口、60:絶縁部材、61:絶縁開口、71:燃料供給主流路、76:燃料排出主流路、81:空気供給主流路、86:空気排出主流路、D:積層方向

Claims (11)

  1. 燃料極と、空気極と、前記燃料極と前記空気極との間に介在された電解質層と、を含む、平板型の電気化学セルと、
    前記電気化学セルと交互に積層されたセパレータと、
    前記燃料極と前記セパレータとの間に介在された燃料極導電部材と、
    前記空気極と前記セパレータとの間に介在された空気極導電部材と、を備え、
    前記燃料極導電部材および前記空気極導電部材の少なくとも一方は、10-2GPa~10GPaのヤング率を有している、電気化学セルスタック。
  2. 前記セパレータは、前記燃料極導電部材、前記燃料極および前記電解質層を収容するセパレータ凹部を含む、請求項1に記載の電気化学セルスタック。
  3. 前記セパレータは、前記セパレータ凹部の周囲に設けられた枠板部と、前記枠板部から突出した、前記セパレータ凹部を画定する凸板部と、を含む、請求項2に記載の電気化学セルスタック。
  4. 前記枠板部の前記凸板部の側の面に配置された支持部材を更に備え、
    前記支持部材は、前記凸板部を収容する支持開口を含む、請求項3に記載の電気化学セルスタック。
  5. 前記枠板部の前記凸板部とは反対側の面に配置された絶縁部材を更に備え、
    前記絶縁部材は、前記空気極および前記空気極導電部材を収容する絶縁開口を含む、請求項3または4に記載の電気化学セルスタック。
  6. 前記絶縁部材は、前記電解質層に当接する位置まで延びている、請求項5に記載の電気化学セルスタック。
  7. 前記凸板部は、底板部と、側板部と、を含み、
    前記側板部は、前記底板部に対して傾斜している、請求項3~6のいずれか一項に記載の電気化学セルスタック。
  8. 前記燃料極導電部材は、前記燃料極および前記電解質層を収容する導電部材凹部を含む、請求項1~7のいずれか一項に記載の電気化学セルスタック。
  9. 前記燃料極導電部材は、前記燃料極に供給される燃料ガスが流れる燃料流路を含む、請求項1~8のいずれか一項に記載の電気化学セルスタック。
  10. 前記セパレータを貫通し、前記燃料極に燃料ガスを供給する燃料供給主流路と、
    前記セパレータを貫通し、前記燃料極から前記燃料ガスを排出する燃料排出主流路と、を備え、
    前記燃料極導電部材は、積層方向で見たときに前記燃料極導電部材と前記セパレータとの間に形成された燃料空間において、前記燃料流路を通過することなく、前記燃料供給主流路から前記燃料排出主流路に向かって前記燃料ガスが流れることを防止する遮蔽部を含む、請求項9に記載の電気化学セルスタック。
  11. 前記遮蔽部は、前記積層方向において、前記電解質層に対応する位置まで延びている、請求項10に記載の電気化学セルスタック。
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