JP2023131587A - 空間投影装置及び再帰性反射部材 - Google Patents

空間投影装置及び再帰性反射部材 Download PDF

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Tetsuo Narukawa
和靖 深野
Kazuyasu Fukano
正樹 小林
Masaki Kobayashi
駿介 原
Shunsuke Hara
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【課題】空間投影画像の品質を向上させた空間投影装置を提供する。【解決手段】空間投影装置100は、投影光P1を拡散する光学媒体20と、光学媒体20で拡散された投影光(空間投影光P2)を導光して空間結像部40に結像する導光光学系30と、を備え、導光光学系30は、再帰性反射部材32を備え、再帰性反射部材32は、ゴースト像Mを抑制するための凹凸構造320を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、空間投影装置及び空間投影装置を構成する再帰性反射部材に関する。
従来から空間に投影光を結像させて画像投影する空間投影技術が開示されている。例えば、特許文献1には、表示部と、再帰性反射部材と、ビームスプリッタを備えた空間投影装置が開示されている。表示部からの出射光は、ビームスプリッタにより、その一部が再帰性反射部材に入射する。再帰性反射部材に入射した光は、そのまま同方向に反射され、ビームスプリッタを透過して空中像が表示される。特許文献1の空間投影装置では、移動機構により再帰性反射部材を移動させることで、空中像を視認できる角度を変更することができる。
特開2020-134843号公報
再帰性反射部材は、その表面に設けられる保護層等により、入射光が鏡面反射して、あたかも再帰性反射部材の背面側から投影しているように見えるゴースト像が表示されてしまうことがある。そうすると、空中で結像された空間投影画像に紛れてゴースト像が見えてしまい、空間投影画像の品質が劣化してしまう恐れがある。
本発明は、空間投影画像の品質を向上させた空間投影装置、及びそのような空間投影装置を構成する再帰性反射部材を提供することを目的とする。
本発明の一態様である空間投影装置は、投影光を拡散する光学媒体と、前記光学媒体で拡散された前記投影光を導光して空間結像部に結像する導光光学系と、を備え、前記導光光学系は、再帰性反射部材を備え、前記再帰性反射部材は、ゴースト像を抑制するための凹凸構造を有する。
本発明の一態様である再帰性反射部材は、上述の空間投影装置を構成する。
本発明によれば、空間投影画像の品質を向上させた空間投影装置、及びそのような空間投影装置を構成する再帰性反射部材を提供することができる。
本発明の実施形態に係る空間投影装置の平面模式図である。 本発明の実施形態に係る空間投影装置における再帰性反射部材の一部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る空間投影装置の変形例に係る再帰性反射部材の一部を示す斜視図である。 従来の空間投影装置の平面模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について述べる。図1は空間投影装置100の平面模式図である。空間投影装置100は、表示部である投影装置10(プロジェクタ)と、投影装置10から出射された投影光P1が照射(投影)され結像されてそして拡散される光学媒体20と、光学媒体20に投影され拡散された光を導光する導光光学系30と、導光光学系30により導光された光が空間で再度結像される空間結像部40とを備える。
空間投影装置100は、投影装置10から出射されて光学媒体20に投影され結像された投影画像2aが、光学媒体20から拡散して透過(出射)されて導光光学系30に入射し、導光光学系30により空間結像部40で結像されることで、空中に浮かぶ空間投影画像4aを視聴者50に視認させることができる。
なお、本実施形態においては、投影光P1を出射する表示部として投影装置10を用いたが、ディスプレイ等の他の表示装置を用いることもできる。また、視聴者50は、図1の紙面に対して立っている状態(Z軸のプラス側に頭部を向け、マイナス側に足を向けた状態)で視聴するものとする。
光学媒体20は、投影光P1の投影範囲を含む程度の任意の形状及び大きさを有する。又は、光学媒体20は、投影光P1の投影範囲が含まれる任意の位置に配置される。図1の光学媒体20は平坦状に設けられた板状又はフィルム状の透過型スクリーンとして構成される。
光学媒体20は、投影装置10側の第一面21側に、投影装置10から出射された投影光P1(光L1を含む)が照射され結像されると、第一面21の反対面である第二面22側から導光光学系30に向かって空間投影光P2(光L2も含む)を拡散して出射させる透過部材である。
導光光学系30は、光学媒体20の第二面22側に設けられる。導光光学系30は、ビームスプリッタ31と、再帰性反射部材32(再帰性反射ミラー)とを備える。再帰性反射部材32は、光学媒体20の配置面S1(図1のX方向及びZ方向を含む面)に対して垂直な配置面S2(図1のY方向及びZ方向を含む面)に沿って配置される。
また、ビームスプリッタ31は、平板状に形成され、光学媒体20の配置面S1及び再帰性反射部材32の配置面S2に対して、45度傾いて配置される。本実施形態のビームスプリッタ31は入射した光の一部を反射し、他の一部を透過するハーフミラーである。ビームスプリッタ31は、光学媒体20から拡散して出射された光を再帰性反射部材32側へ反射させ、再帰性反射部材32により反射された光を空間結像部40に透過させる。
再帰性反射部材32は、入射した光を入射方向とは逆向きの方向(反対方向)に反射する。再帰性反射部材32は、再帰性反射部材32への入射光の鏡面反射成分によって生成されるゴースト像(虚像)を抑制するための凹凸構造320を有する。具体的には、図2に示すように、凹凸構造320は、再帰性反射部材32の一方面側と、該一方面側に対向する他方面側とで交互に所定角度θとなるよう配置される複数の板状再帰性反射部325としての板状再帰性反射材321を有する。換言すれば、凹凸構造320は、複数の凸部323aと複数の凹部323bを備えて、なす角が所定角度θとなるようジグザグに配置される複数の板状再帰性反射材321(板状再帰性反射部325)を有する。言い換えれば、複数の板状再帰性反射部325(板状再帰性反射材321)により形成される複数の凸部323a及び複数の凹部323bは、複数の板状再帰性反射材321(板状再帰性反射部325)の端部及び後述する接続部322によって形成されている。
板状再帰性反射材321は、1枚の矩形板状の再帰性反射部材を短冊状に切り出して形成することができる。本実施形態においては、隣り合う板状再帰性反射材321の接続部322が、Z軸方向と平行となるように直線状に設けられている。また、本実施形態においては、再帰性反射部材32(凹凸構造320)は、12枚の同一形状の板状再帰性反射材321により形成されている。
なお、再帰性反射部材32の変形例に係る図3に示すように、凹凸構造320は、1枚の矩形板状の再帰性反射部材をジグザグに折り曲げることで複数の板状再帰性反射部325を設けることもできる。この場合も、複数の凸部323aと複数の凹部323bを備えて、折り曲げた箇所は接続部322とされ、この接続部322におけるなす角は所定角度θとされる。
図1に戻り、空間結像部40は、光学媒体20に投影して結像されそして拡散された投影画像2aが光学媒体20から空間投影光P2(P3)として拡散して出射された後に、導光光学系30により再結像されて空間投影画像4aが表示される空間領域である。
次に、空間投影装置100の作用を説明する。投影装置10から出射された投影光P1における一の画素の光である光L1は、光学媒体20上の結像点F1に結像する。光学媒体20には、投影光P1の照射範囲に亘って光L1に例示される光路で投影装置10から出射された画素の光が照射される。このようにして、光学媒体20には投影画像2aが投影される。
なお、図1では結像点F1は1点のみ示しているが、実際には、結像点F1はZ軸方向とX軸方向(すなわち、投影光P1の照射範囲)に多数存在する。
光学媒体20の第一面21に投影され結像された投影画像2aを構成する任意の点の光は、第二面22に透過し、第二面22から所定の拡散角度で拡散されて出射される。例えば、結像点F1に結像された前述の光L1は、光L2として、所定の拡散角度で拡散されてビームスプリッタ31に入射する。光L2の一部の光はビームスプリッタ31により再帰性反射部材32側に反射される。即ち、投影画像2aの一の画素の光L2は、光学媒体20から再帰性反射部材32までの光路において拡散光として導光される。
再帰性反射部材32は、入射した光を入射方向とは逆向きの方向(反対方向)に反射するため、再帰性反射部材32に入射した光L2は、拡散角度と同じ角度で集光する集光光としてビームスプリッタ31に向けて反射される。
再帰性反射部材32で反射された光L3は、ビームスプリッタ31で一部が透過されて空間結像部40側に導光される。そして、空間結像部40では、光L3が結像点F2で再度結像する。なお、光L2の光路長と、光L3の光路長は、略同じである。
そして、空間結像部40の結像点F2で結像した光L3は、光L3の集光角度及び光L2の拡散角度と同様の拡散角度を有する光L4として導光される。
ここで、再帰性反射部材32(板状再帰性反射部325、板状再帰性反射材321)は、表面に保護層が設けられている。すると、この保護層の影響により、再帰性反射部材32に入射した光L2の一部が鏡面反射し、鏡面反射成分M11,M12,M21,M22が生成される場合がある。そうすると、鏡面反射成分M11,M12,M21,M22を再帰性反射部材32の裏側(X軸のプラス側)に延長し、鏡面反射成分M11,M12及び鏡面反射成分M21,M22が交わる位置(ゴースト像位置M1,M2)からの像(ゴースト像M)が出現する。
しかしながら、本実施形態においては、ゴースト像Mは、視聴者50の視点から空間結像部40及びビームスプリッタ31を介して再帰性反射部材32を見たときの、再帰性反射部材32の背面側(換言すれば、空間結像部40の反対側)の視野範囲E外に位置している。よって、視聴者50から、ゴースト像Mが見えることはない。
すなわち、従来の空間投影装置100Aに係る図4に示すように、再帰性反射部材32Aを1枚の平板状の再帰性反射部材32Aとした場合には、ビームスプリッタ31で反射された光L2が再帰性反射部材32Aに入射して反射する際に、再帰性反射部材32Aの保護膜等により鏡面反射成分K1,K2が生成される。鏡面反射成分K1,K2は、視野範囲E内のゴースト像位置KM1にて交わるので、視聴者50は、あたかもゴースト像位置KM1のゴースト像KMから映像が投影されているように見えてしまう。
一方、図1に示すように、本実施形態における空間投影装置100では、凹凸構造320を備える再帰性反射部材32により、傾斜配置された各板状再帰性反射部325(板状再帰性反射材321)が鏡面反射しても、ゴースト像Mが空間結像部40において結像する空間投影画像4aに対して傾いて表示され、かつ、ゴースト像Mは視野範囲E外に位置しているので、視聴者50からゴースト像Mが見えてしまうことがない。
凹凸構造320は、所定角度θをなして隣り合う複数の板状再帰性反射部325(板状再帰性反射材321)を有するが、当該所定角度θは、100度~160度が好ましい。所定角度θがこの範囲であれば、視野範囲Eにゴースト像Mの一部が入ってしまうことが有っても、視聴者50にとって気にならない程度に、ゴースト像Mの出現を抑えることができる。
また、板状再帰性反射部325(板状再帰性反射材321)は、4~30枚設けることができる。換言すれば、再帰性反射部材32は、一の板状の再帰性反射部材を切り出したり折り曲げたりして、4~30分割して形成することができる。なお、本実施形態においては、再帰性反射部材32のY軸方向の長さは50cmとされている。そして、この50cmの長さを4~30分割して(4枚~30枚の板状再帰性反射部325(板状再帰性反射材321)を生成して)再帰性反射部材32を構成することができる。
また、板状再帰性反射部325(板状再帰性反射材321)同士が接続する接続部322は、本実施形態においてはZ軸方向(空間結像部40で結像される映像(画像)において縦方向)としたが、Y軸方向(横方向)としてもよい。本実施形態のように、接続部322はZ軸方向に配置した方が、複数の接続部322のうち、左右の目で見る接続部322が異なるものとなるので、接続部322を視認し難くすることができる。
以上、本発明の実施形態によれば、空間投影装置100は、投影光P1を拡散する光学媒体20と、光学媒体20で拡散された投影光(空間投影光P2)を導光して空間結像部40に結像する導光光学系30と、を備え、導光光学系30は、再帰性反射部材32を備え、再帰性反射部材32は、ゴースト像Mを抑制するための凹凸構造320を有する。
これにより、視聴者50がゴースト像Mを視認し難くされるので、空間結像部40に投影する空間投影画像4aを鮮明に視認することができ、投影画像の品質を向上させた空間投影装置100を提供することができる。
また、凹凸構造320は、複数の凸部323aと複数の凹部323bを有する。これにより、視聴者50の視線に対してゴースト像Mが配置される位置をずらすことができる。
また、凹凸構造320は、再帰性反射部材32の一方面側と、該一方面側に対向する他方面側とで交互に所定角度θとなるよう配置される複数の板状再帰性反射部325(板状再帰性反射材321)を有して複数の凸部323aと複数の凹部323bが形成される。これにより、1枚の板状の再帰性反射ミラーを複数に分割するだけで、容易に凹凸構造320を形成することができる。
また、複数の板状再帰性反射部325(板状再帰性反射材321)の接続部322は、空間結像部40において結像する画像に対する縦方向(Z軸方向)に平行である。これにより、空間画像を見ても、視聴者には接続部322を視認し難くすることができる。
また、所定角度θは、100度~160度である。これにより、ゴースト像Mが視認し難い良好な空間画像を投影することができる空間投影装置を提供することができる。
また、板状再帰性反射材321は、4~30枚設けられる。これにより、板状再帰性反射材321同士の接続部322が空間投影画像4aに出現し難い空間投影をすることができる。
また、凹凸構造320は、空間結像部40において結像する空間投影画像4aに対してゴースト像Mを傾いて表示させるように構成される。これにより、ゴースト像Mを視野範囲Eの中心部分から外したり、視野範囲Eの外側に位置させたりして、ゴースト像Mを視認し難くすることができる。
また、ゴースト像Mは、空間結像部40と反対側の再帰性反射部材32の視野範囲E外に配置される。これにより、更に確実に視聴者50からゴースト像Mを視認し難くすることができる。
また、導光光学系30は、ビームスプリッタ31を備え、ビームスプリッタ31は、光学媒体20から拡散して出射された光(空間投影光P2)を再帰性反射部材32側へ反射させ、再帰性反射部材32により反射された光(空間投影光P3)を空間結像部40側に透過させる。これにより、投影装置10からの投影光P1(画像)は、ビームスプリッタ31に対する対称位置の空間結像部40に空間投影することができる。
なお、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]投影光を拡散する光学媒体と、
前記光学媒体で拡散された前記投影光を導光して空間結像部に結像する導光光学系と、
を備え、
前記導光光学系は、再帰性反射部材を備え、
前記再帰性反射部材は、ゴースト像を抑制するための凹凸構造を有する、空間投影装置。
[2]前記凹凸構造は、複数の凸部と複数の凹部を有する、前記[1]に記載の空間投影装置。
[3]前記再帰性反射部材の一方面側と、該一方面側に対向する他方面側とで交互に所定角度となるよう配置される複数の板状再帰性反射部により前記複数の凸部と前記複数の凹部が形成される、前記[2]に記載の空間投影装置。
[4]前記複数の板状再帰性反射部の接続部は、前記空間結像部において結像する画像に対する縦方向と平行である、前記[3]に記載の空間投影装置。
[5]前記所定角度は、100度~160度である、前記[3]又は前記[4]に記載の空間投影装置。
[6]前記板状再帰性反射部は、4~30枚設けられる、前記[3]乃至前記[5]の何れかに記載の空間投影装置。
[7]前記凹凸構造は、前記空間結像部において結像する空間投影画像に対して前記ゴースト像を傾いて表示させるように構成されている、前記[1]乃至前記[6]の何れかに記載の空間投影装置。
[8]前記ゴースト像は、前記空間結像部と反対側の前記再帰性反射部材の視野範囲外に配置される、前記[1]乃至前記[7]の何れかに記載の空間投影装置。
[9]前記導光光学系は、ビームスプリッタを備え、
前記ビームスプリッタは、前記光学媒体から拡散して出射された光を前記再帰性反射部材側へ反射させ、前記再帰性反射部材により反射された光を前記空間結像部側に透過させる、前記[1]乃至前記[8]の何れかに記載の空間投影装置。
[10]前記[1]乃至前記[9]の何れかに記載の空間投影装置を構成する再帰性反射部材。
2a 投影画像 4a 空間投影画像
10 投影装置 20 光学媒体
21 第一面 22 第二面
30 導光光学系 31 ビームスプリッタ
32,32A 再帰性反射部材
40 空間結像部
50 視聴者 100,100A 空間投影装置
320 凹凸構造 321 板状再帰性反射材
322 接続部
323a 凸部 323b 凹部
325 板状再帰性反射部
E 視野範囲
F1,F2 結像点
M11,M12,M21,M22,K1,K2 鏡面反射成分
M,KM ゴースト像
M1,M2,KM1 ゴースト位置
L1~L4 光
P1 投影光
P2,P3 空間投影光
S1,S2 配置面
θ 所定角度

Claims (10)

  1. 投影光を拡散する光学媒体と、
    前記光学媒体で拡散された前記投影光を導光して空間結像部に結像する導光光学系と、
    を備え、
    前記導光光学系は、再帰性反射部材を備え、
    前記再帰性反射部材は、ゴースト像を抑制するための凹凸構造を有する、空間投影装置。
  2. 前記凹凸構造は、複数の凸部と複数の凹部を有する、請求項1に記載の空間投影装置。
  3. 前記再帰性反射部材の一方面側と、該一方面側に対向する他方面側とで交互に所定角度となるよう配置される複数の板状再帰性反射部により前記複数の凸部と前記複数の凹部が形成される、請求項2に記載の空間投影装置。
  4. 前記複数の板状再帰性反射部の接続部は、前記空間結像部において結像する画像に対する縦方向と平行である、請求項3に記載の空間投影装置。
  5. 前記所定角度は、100度~160度である、請求項3又は請求項4に記載の空間投影装置。
  6. 前記板状再帰性反射部は、4~30枚設けられる、請求項3乃至請求項5の何れかに記載の空間投影装置。
  7. 前記凹凸構造は、前記空間結像部において結像する空間投影画像に対して前記ゴースト像を傾いて表示させるように構成されている、請求項1乃至請求項6の何れかに記載の空間投影装置。
  8. 前記ゴースト像は、前記空間結像部と反対側の前記再帰性反射部材の視野範囲外に配置される、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の空間投影装置。
  9. 前記導光光学系は、ビームスプリッタを備え、
    前記ビームスプリッタは、前記光学媒体から拡散して出射された光を前記再帰性反射部材側へ反射させ、前記再帰性反射部材により反射された光を前記空間結像部側に透過させる、請求項1乃至請求項8の何れかに記載の空間投影装置。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れかに記載の空間投影装置を構成する再帰性反射部材。
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