JP2023129880A - リニアモータの組立方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023129880000001
【課題】可動子を中立位置に容易に組み付けることができるリニアモータの組立方法を提供する。
【解決手段】リニアモータ2は、板状であって永久磁石8Bを軸方向に複数有する可動子8と、可動子8の一側面および他側面と対向して設けられる第1電機子ユニット13と第2電機子ユニット14と、可動子8の一端側に設けられるベース部材9と、可動子8の他端側に設けられる端板10と、ベース部材9の内周と可動子8との間に設けられる第1軸受け11と、端板10の内周と可動子8との間に設けられる第2軸受け12と、を有する。リニアモータ2は、可動子8、ベース部材9、端板10、第1軸受け11、第2軸受け12を組み付けた後、可動子8の一側面に第1電機子ユニット13を組み付け、可動子8の他側面に第2電機子ユニット14を組み付ける。
【選択図】図3

Description

本開示は、例えば圧縮機等の各種の機械機器の駆動源として用いられるリニアモータの組立方法に関する。
例えば、特許文献1には、平板形状の永久磁石付き可動子を有するリニアモータが記載されている。
特開2021-136719号公報
特許文献1のリニアモータを組み立てる場合、例えば、互いに対面するコイル(コア鉄心)を備えた電機子を組み立ててから、この対面するコイル(コア鉄心)の間に永久磁石を備えた可動子を差し込むことが考えられる。しかし、この場合、可動子の永久磁石がコイル(コア鉄心)に吸着され、可動子の中立位置を保つことが難しい。
これに対して、例えば、コイル(コア鉄心)と永久磁石との間にスペーサを介在させた状態で可動子を電機子内に差し込んでから、スペーサを抜き取ることが考えられる。また、例えば、可動子を治具で支えつつ電機子内に差し込むことも考えられる。しかし、いずれも、可動子を中立位置に固定することが難しく、組立作業が面倒である。
本発明の一実施形態の目的は、可動子を中立位置に容易に組み付けることができるリニアモータの組立方法を提供することにある。
本発明の一実施形態は、板状であって、永久磁石を軸方向に複数有する可動子と、前記可動子の一側面および他側面と対向して設けられる第1電機子ユニットと第2電機子ユニットと、前記可動子の一端側に設けられる第1支持部材と、前記可動子の他端側に設けられる第2支持部材と、前記第1支持部材の内周と前記可動子との間に設けられる第1軸受けと、前記第2支持部材の内周と前記可動子との間に設けられる第2軸受けと、を有するリニアモータの組立方法であって、前記可動子、前記第1支持部材、前記第2支持部材、前記第1軸受け、前記第2軸受けを組み付けた後、前記可動子の一側面に前記第1電機子ユニットを組み付け、前記可動子の他側面に前記第2電機子ユニットを組み付ける。
本発明の一実施形態によれば、可動子を中立位置に容易に組み付けることができる。
実施形態によるリニアモータを圧縮機のピストンおよびシリンダと共に示す縦断面図である。 電機子(第1電機子ユニット、第2電機子ユニット)が組み付けられる前の可動子組立体を示す図1と同様位置の縦断面図である。 可動子組立体に電機子(第1電機子ユニット、第2電機子ユニット)を組み付ける状態を示す図1と同様位置の縦断面図である。 可動子組立体を示す分解斜視図である。 可動子組立体を示す斜視図である。 可動子組立体に電機子(第1電機子ユニット、第2電機子ユニット)を組み付ける状態を示す斜視図である。 可動子組立体に一方の電機子ユニットを組み付けた状態を示す斜視図である。
以下、実施形態によるリニアモータを、圧縮機の駆動源として構成した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ説明する。
リニアモータ式の圧縮機は、例えば、4輪自動車のエアサスペンションシステムの一部として車両の車体に取付けられる。この場合、リニアモータ式の圧縮機は、エアコンプレッサ、例えば、大気を吸い込んで圧縮するコンプレッサ(通常のコンプレッサ)、および/または、タンク等から圧縮されている空気(圧縮空気)を吸い込んでさらに圧縮するコンプレッサ(ブースタコンプレッサ)として用いることができる。
図1において、リニアモータ式の圧縮機1は、駆動源となるリニアモータ2と、シリンダ3およびピストン4を有する圧縮部5とを含んで構成されている。以下の説明では、圧縮機1の長さ方向(図1の左右方向)のピストン4側(図1の左側)を一端側とし、圧縮機1の長さ方向のリニアモータ2側(図1の右側)を他端側とする。
リニアモータ2は、圧縮機1の駆動源として圧縮機1の他端側(図1の右側)に設けられている。リニアモータ2は、電機子6のコイル6Bに電流を流すことにより、可動子8を長さ方向(図1の左右方向となるX軸方向)に往復動させることで、圧縮部5のピストン4を同方向に往復動させる。なお、図1では、圧縮部5の圧縮室5Aが開放されているが、シリンダ3の一端側の開口3Aは、図示しない弁板およびシリンダヘッドによって閉塞される。
リニアモータ2は、圧縮部5と共に、例えば車両(自動車)の車体(図示せず)に取付けられる。リニアモータ2は、図示しないモータケース内に収容される。リニアモータ2は、電機子6と、可動子8と、第1支持部材となるベース部材9と、第2支持部材となる端板10と、第1軸受け11と、第2軸受け12とを含んで構成されている。
電機子6は、固定子として、ベース部材9と端板10との間に設けられている。電機子6は、可動子8の長さ方向(X軸方向)に離間して配置された複数のコア6Aと、それぞれのコア6Aに所定の方向に巻回されて設けられた複数のコイル6Bとにより構成されている。コア6Aは、コア鉄心とも呼ばれ、例えば圧粉磁心や積層された電磁鋼板、磁性体片により形成されている。
実施形態では、電機子6は、可動子8を挟んで互いに対向する一対のコア6Aおよびコイル6Bを、可動子8の長さ方向に2組並んで配置することにより構成されている。即ち、一対のコア6Aおよびコイル6Bは、可動子8の長さ方向(X軸方向)に対して直交する方向となる可動子8の板厚方向(図1の上下方向となるZ軸方向)に対向して配置されている。そして、可動子8の板厚方向(Z軸方向)に対向する一対のコア6Aおよびコイル6Bは、可動子の長さ方向(X軸方向)に並んで2組配置されている。
ここで、後述するように、可動子8の長さ方向に隣り合うコア6Aおよびコイル6Bは、保持部材7によって組立て状態で保持することが可能となっている。これにより、後述の図3および図6に示すように、電機子6は、可動子8の板厚方向(Z軸方向)の一側面(例えば、図1の下側面)に対向して設けられる第1電機子ユニット13と、可動子8の板厚方向の他側面(例えば、図1の上側面)に対向して設けられる第2電機子ユニット14とにより構成されている。
可動子8は、電機子6の内周側に配置されている。可動子8は、リニアモータ2の中心軸線に沿って延びている。即ち、可動子8は、リニアモータ2の中心軸線に沿って電機子6の内側に配置されている。可動子8は、所定の板厚で延びる略長方形状の平板体として形成されている。電機子6のコア6Aおよびコイル6Bは、可動子8を板厚方向の両側から挟むように配置されている。換言すれば、可動子8は、コイル6Bの中心軸線に対して直交する平面方向に延びており、電機子6のコア6Aおよびコイル6Bは、可動子8を挟んで対向している。
可動子8は、磁性体(磁性材料)を用いて平板状に形成されたヨーク8Aと、このヨーク8Aに配置され平板状に形成された複数の永久磁石8Bとにより構成されている。図4に示すように、永久磁石8Bは、四角形の板体として形成され、合計2枚の永久磁石8Bが可動子8の長さ方向に離間して配設されている。
可動子8の長さ方向の一端側(図1の左側)は、第1軸受け11を介してベース部材9に支持されている。可動子8の他端側(図1の右側)は、第2軸受け12を介して端板10に支持されている。この場合、図4に示すように、可動子8は、ヨーク8Aの幅方向の両側、即ち、可動子8の幅方向(図1の表裏方向となるY軸方向)の両側に一対の円柱部8Cが設けられており、この円柱部8Cが第2軸受け12を介して端板10に支持されている。
可動子8の板厚方向(Z軸方向)の両側には、電機子6のコア6Aおよびコイル6Bがそれぞれ配置されている。換言すれば、可動子8のヨーク8Aおよび永久磁石8Bは、可動子8の板厚方向(Z軸方向)に対向するコア6Aおよびコイル6Bの間に配置されている。可動子8は、電機子6のコイル6Bに電流を供給することにより往復動する。
この場合、電機子6の各コア6Aは、可動子8と対向する面が磁極となり、各コイル6Bへの通電に基づいて励磁される。即ち、電機子6の各コア6Aと可動子8の各永久磁石8Bとの間には、電機子6の各コイル6Bへの通電に基づいて磁気的な吸引力と反発力とが発生する。これにより、平板状の可動子8は、電機子6内を長さ方向(=シリンダ3の軸方向)に往復動を繰返すように駆動される。
ベース部材9は、略四角形状の板体またはブロック体として構成されている。ベース部材9の中央には、可動子8の一端部となるロッド部8Dを支持する支持孔9Aが設けられている。支持孔9A内には、滑り軸受となる第1軸受け11が取付けられている。第1軸受け11は、ベース部材9に対して可動子8の一端部(ロッド部8D)を、可動子8の長さ方向(X軸方向)の移動を可能に支持する。
図4に示すように、ベース部材9には、可動子8の幅方向(Y軸方向)に離間する2個所位置に、端板固定用ねじ穴9Bが2個ずつ設けられている。端板固定用ねじ穴9Bには、ベース部材9に対して端板10を固定するための端板固定ボルト15が螺合される。また、ベース部材9には、可動子8の板厚方向(Z軸方向)に離間する2個所位置に、電機子固定用ねじ穴9Cが2個ずつ設けられている。
電機子固定用ねじ穴9Cには、ベース部材9に対して電機子6(第1電機子ユニット13、第2電機子ユニット14)を固定するための電機子固定ボルト16が螺合される。さらに、ベース部材9の他側面、即ち、電機子6と対向する側の側面には、後述するストッパ9Dが設けられている。
端板10は、ベース部材9から可動子8の長さ方向に離間して配置されている。端板10は、略四角形状の板体として形成された板部10Aと、板部10Aから電機子6とは離れる方向に突出して設けられた一対の支持部10Bとを備えている。板部10Aの中央には、可動子8のヨーク8Aが隙間を持って挿通される挿通孔10Cが設けられている。挿通孔10Cは、可動子8の移動を許容するために、可動子8の幅方向(Y軸方向)に延びる長方形の貫通孔として形成されている。
一方、一対の支持部10Bは、板部10Aの他側面、即ち、電機子6に対向する一側面とは反対側の面からそれぞれ突出している。支持部10Bは、可動子8の幅方向に離間して配置されている。支持部10Bには、可動子8の他端部、より具体的には、可動子8の円柱部8Cを支持する支持孔10Dが設けられている。支持孔10D内には、滑り軸受となる第2軸受け12が取付けられている。第2軸受け12は、端板10(支持部10B)に対して可動子8の他端部(円柱部8C)を、可動子8の長さ方向(X軸方向)の移動を可能に支持する。
図4に示すように、端板10の板部10Aには、可動子8の幅方向(Y軸方向)に離間する2個所位置で、かつ、支持部10Bを可動子8の板厚方向(Z軸方向)に挟む位置に、端板固定用挿通孔10Eが2個ずつ設けられている。端板固定用挿通孔10Eには、ベース部材9に対して端板10を固定するための端板固定ボルト15が挿通される。また、板部10Aには、電機子固定用ねじ穴10Fが設けられている。
電機子固定用ねじ穴10Fは、板部10Aの4辺のうち可動子8の板厚方向(Z軸方向)に離間する2辺の端面、即ち、図4で上下方向の上側に位置する上端面と下側に位置する下端面とにそれぞれ2個ずつ開口している。電機子固定用ねじ穴10Fには、ベース部材9に対して電機子6(第1電機子ユニット13、第2電機子ユニット14)を固定するための電機子固定ボルト16が螺合される。
端板10は、ベース部材9に固定される。この場合、端板10は、ベース部材9との間で円筒状の支柱17を挟持した状態で端板固定ボルト15により固定される。端板固定ボルト15は、端板10とベース部材9との間に支柱17を配置した状態で、端板固定用挿通孔10Eおよび支柱17内に挿通され、ベース部材9の端板固定用ねじ穴9Bに螺合される。これにより、端板10は、ベース部材9に対して支柱17の長さ分離間した状態でベース部材9に取付けられる。
図1に示すように、圧縮部5は、例えば、リニアモータ2と図示しないエアドライヤとの間に設けられる。圧縮部5は、シリンダ3と、ピストン4とを含んで構成されている。圧縮部5は、リニアモータ2の可動子8の往復動に基づいてピストン4を駆動することにより、外気を圧縮して圧縮空気(作動気体)を発生させる。シリンダ3は、ベース部材9の一側、即ち、電機子6に対向する他側とは反対側に設けられている。シリンダ3は、円筒状に形成され、ベース部材9に固定されている。
シリンダ3内には、ピストン4が往復動可能(摺動可能)に収容されている。ピストン4は、シリンダ3内を往復動可能に挿嵌されている。ピストン4は、シリンダ3内に圧縮室5Aを画成(区画)する。ピストン4は、リニアモータ2の可動子8の一端側に接続されている。これにより、ピストン4はリニアモータ2の軸線方向に沿うように設けられ、可動子8の往復動と連動してシリンダ3内を往復動する。
本実施形態によるリニアモータ2および圧縮機1は、上述の如き構成を有するもので、次にその作動について説明する。
まず、リニアモータ2の電機子6のコイル6Bに電流を供給(通電)すると、可動子8の永久磁石8Bは、軸方向に推力を受ける。このとき、電機子6の各コア6Aと可動子8の各永久磁石8Bとは、電機子6の各コイル6Bへの通電によって両者間に磁気的な吸引力と反発力とが発生し、これにより、平板状の可動子8は、電機子6内で長さ方向(X軸方向)に往復動を繰返す。
可動子8の往復動に伴う推力は、圧縮部5(シリンダ3)内のピストン4に伝えられる。ピストン4は、シリンダ3内で軸方向に往復動を繰返し、圧縮運転が行われる。即ち、ピストン4がリニアモータ2側に移動する吸入行程では、圧縮室5Aの圧力が低下し、圧縮室5A内に空気(または圧縮空気)が吸い込まれる。次に、ピストン4が圧縮室5A側に移動する圧縮行程では、圧縮室5Aの圧力が上昇し、圧縮空気が圧縮室5Aから排出される。圧縮室5Aから排出された圧縮空気は、例えば、図示しないエアドライヤで乾燥された後、車両のエアサスペンションのエア室内に供給される。
ところで、前述の特許文献1に記載されたようなリニアモータ、即ち、平板形状の永久磁石付き可動子を有するリニアモータを組み立てることを考える。この場合、例えば、互いに対面するコイルおよびコア鉄心を備えた電機子を組み立ててから、この対面するコイルおよびコア鉄心の間に永久磁石を備えた可動子を差し込むことが考えられる。即ち、一対の支持部材の間に電機子を組み付けることにより電機子組立体を組み立ててから、この電機子組立体の内側(互いに対面するコイルおよびコア鉄心の間)に可動子を差し込むことが考えられる。しかし、この場合は、可動子の永久磁石がコイルおよびコア鉄心に吸着され、可動子の中立位置を保つことが難しい。
これに対して、例えば、コイルおよびコア鉄心と永久磁石との間にスペーサを介在させた状態で可動子を電機子内に差し込んでから、スペーサを抜き取ることが考えられる。また、例えば、可動子を治具で支えつつ電機子内に差し込むことも考えられる。しかし、いずれも、可動子を中立位置に固定することが難しく、組立作業が面倒である。
そこで、実施形態では、ベース部材9、端板10および可動子8を組み付けた後に、これらの組立体である可動子組立体18に電機子6(第1電機子ユニット13、第2電機子ユニット14)を組み付ける。これにより、可動子8を中立位置に容易に固定することができる。以下、この点について説明する。
図1に示すように、リニアモータ2は、可動子8と、電機子6と、第1支持部材としてのベース部材9と、第2支持部材としての端板10と、第1軸受け11と、第2軸受け12とを有している。可動子8は、板状であって、永久磁石8Bを軸方向に複数有している。電機子6は、可動子8に対向して設けられている。ベース部材9は、可動子8の一端側、即ち、可動子の移動方向の一端側に設けられている。端板10は、可動子8の他端側、即ち、可動子の移動方向の他端側に設けられている。第1軸受け11は、ベース部材9の内周と可動子8(ロッド部8D)との間に設けられている。第2軸受け12は、端板10(支持部10B)の内周と可動子8(円柱部8C)との間に設けられている。
この上で、電機子6は、可動子8の一側面および他側面と対向して設けられる第1電機子ユニット13と第2電機子ユニット14とにより構成されている。この場合、第1電機子ユニット13は、可動子8の長さ方向に隣り合う2組のコア6Aおよびコイル6Bと、これら2組のコア6Aおよびコイル6Bを組立体として保持する保持部材7とを備えている。即ち、第1電機子ユニット13は、2組のコア6Aおよびコイル6Bを保持部材7によって一体的に組み付けた組立体として構成されている。同様に、第2電機子ユニット14も、2組のコア6Aおよびコイル6Bを保持部材7によって一体的に組み付けた組立体として構成されている。
保持部材7は、例えば、複数のコア6Aおよびコイル6Bを一体的に保持する枠体として形成されている。即ち、保持部材7は、可動子8の長さ方向(X軸方向)に延びる一対のコイル固定部7Aと、一対のコイル固定部7Aを可動子8の長さ方向(X軸方向)の一側で連結する第1電機子固定部7Bと、一対のコイル固定部7Aを可動子8の長さ方向(X軸方向)の他側で連結する第2電機子固定部7Cと、を備えている。コイル固定部7Aには、複数のコア6Aおよびコイル6Bが固定される。
第1電機子固定部7Bは、一対のコイル固定部7Aの一端側の間を接続する。第1電機子固定部7Bには、保持部材7をベース部材9に取付けるための第1取付部7B1が設けられている。第1取付部7B1には、電機子固定ボルト16が挿通されるボルト挿通孔7B2が2個設けられている。ボルト挿通孔7B2は、可動子8の長さ方向(X軸方向)に延びる貫通孔としてベース部材9の電機子固定用ねじ穴9Cと対応する位置に設けられている。
第2電機子固定部7Cは、一対のコイル固定部7Aの他端側の間を接続する。第2電機子固定部7Cには、保持部材7を端板10に取付けるための第2取付部7C1が設けられている。第2取付部7C1は、端板10側のコイル6Bよりも端板10側に突出している。そして、第2取付部7C1には、電機子固定ボルト16が挿通されるボルト挿通孔7C2が2個設けられている。ボルト挿通孔7C2は、可動子8の板厚方向(Z軸方向)に延びる貫通孔として端板10の電機子固定用ねじ穴10Fと対応する位置に設けられている。
保持部材7は、ベース部材9と端板10とに固定される。この場合、保持部材7をベース部材9に固定するための電機子固定ボルト16は、第1電機子固定部7Bのボルト挿通孔7B2に挿通され、ベース部材9の電機子固定用ねじ穴9Cに螺合される。保持部材7を端板10に固定するための電機子固定ボルト16は、第2電機子固定部7Cのボルト挿通孔7C2に挿通され、端板10の電機子固定用ねじ穴10Fに螺合される。これにより、保持部材7は、複数のコア6Aおよびコイル6Bと共にベース部材9および端板10に取付けることができる。
また、ベース部材9には、第1電機子ユニット13または第2電機子ユニット14が可動子8の永久磁石8Bに引き付けられるのを規制する規制部としてのストッパ9Dが形成されている。この場合、ベース部材9には、可動子8の板厚方向(Z軸方向)の一側に位置して第1電機子ユニット13が可動子8の永久磁石8Bに引き付けられるのを規制するストッパ9Dが設けられている。また、ベース部材9には、可動子8の板厚方向(Z軸方向)の他側に位置して第2電機子ユニット14が可動子8の永久磁石8Bに引き付けられるのを規制するストッパ9Dが設けられている。ストッパ9Dは、ベース部材9から保持部材7側に向けて突出する位置決め用の凸部である。
これに対して、第1電機子ユニット13の保持部材7には、ベース部材9のストッパ9Dに係合する位置決め凹部7Dが設けられている。また、第2電機子ユニット14の保持部材7にも、ベース部材9のストッパ9Dに係合する位置決め凹部7Dが設けられている。
一方、端板10にも、第1電機子ユニット13または第2電機子ユニット14が可動子8の永久磁石8Bに引き付けられるのを規制する規制部としての端面(電機子固定用ねじ穴10Fが設けられる上端面および下端面)が形成されている。即ち、端板10側は、端板10の下端面と保持部材7の第2取付部7C1の上面との当接によって、可動子8の板厚方向(Z軸方向)の一側に位置する第1電機子ユニット13が可動子8の永久磁石8Bに引き付けられることを規制する。また、端板10の上端面と保持部材7の第2取付部7C1の下面との当接によって、可動子8の板厚方向(Z軸方向)の他側に位置する第2電機子ユニット14が可動子8の永久磁石8Bに引き付けられることを規制する。第2取付部7C1は、保持部材7から端板10側に向けて突出する位置決め用の凸部でもある。
そして、ベース部材9には、第1電機子ユニット13の保持部材7と対向する位置、および、第2電機子ユニット14の保持部材7と対向する位置に、それぞれストッパ9Dが設けられている。一方のストッパ9Dは、第1電機子ユニット13の位置決め凹部7Dと係合することにより、ベース部材9に対する第1電機子ユニット13の位置を規制する。即ち、ベース部材9の一方のストッパ9Dと第1電機子ユニット13の第1電機子固定部7Bの位置決め凹部7Dとの係合により、可動子8の永久磁石8Bに引き付けられる第1電機子ユニット13を、可動子8との間に適切な隙間を確保した状態で位置決めすることができる。また、ベース部材9と第1電機子ユニット13との軸方向(X軸方向)および幅方向(Y軸方向)の位置決めも行うことができる。
他方のストッパ9Dは、第2電機子ユニット14の位置決め凹部7Dと係合することにより、ベース部材9に対する第2電機子ユニット14の位置を規制する。即ち、ベース部材9の他方のストッパ9Dと第2電機子ユニット14の第1電機子固定部7Bの位置決め凹部7Dとの係合により、可動子8の永久磁石8Bに引き付けられる第2電機子ユニット14を、可動子8との間に適切な隙間を確保した状態で位置決めすることができる。また、ベース部材9と第2電機子ユニット14との軸方向(X軸方向)および幅方向(Y軸方向)の位置決めも行うことができる。
また、端板10の下端面は、第1電機子ユニット13の保持部材7の第2取付部7C1と対向し、端板10の上端面は、第2電機子ユニット14の保持部材7の第2取付部7C1と対向する。端板10の下端面は、第1電機子ユニット13の第2取付部7C1の上面と当接することにより、端板10に対する第1電機子ユニット13の位置を規制する。即ち、端板10の下端面と第1電機子ユニット13の第2取付部7C1の上面との当接により、可動子8の永久磁石8Bに引き付けられる第1電機子ユニット13を、可動子8との間に適切な隙間を確保した状態で位置決めすることができる。
端板10の上端面は、第2電機子ユニット14の第2取付部7C1の下面と当接することにより、端板10に対する第2電機子ユニット14の位置を規制する。即ち、端板10の上端面と第2電機子ユニット14の第2取付部7C1の下面との当接により、可動子8の永久磁石8Bに引き付けられる第2電機子ユニット13を、可動子8との間に適切な隙間を確保した状態で位置決めすることができる。
次に、リニアモータ2の組み立て工程(組み立て手順、組み立て方法)について説明する。
先ず、図2、図4および図5に示すように、可動子8、第1支持部材としてのベース部材9、第2支持部材としての端板10、第1軸受け11、第2軸受け12を組み付ける(第1工程)。これにより、可動子8、ベース部材9、端板10、第1軸受け11および第2軸受け12を有する可動子組立体18を組み立てる。この場合、可動子組立体18の組み立てに先だって、先ず、ベース部材9の支持孔9Aに第1軸受け11を組み付ける。また、端板10の支持部10Bの支持孔10Dに第2軸受け12を組み付ける。
この上で、図4に示すように、第1軸受け11が組み付けられたベース部材9と第2軸受け12が組み付けられた端板10との間に、可動子8および支柱17を配置する。このとき、支柱17は、ベース部材9の端板固定用ねじ穴9Bと端板10の端板固定用挿通孔10Eとの両方に対応する位置に配置する。
そして、ベース部材9の第1軸受け11に可動子の一端部(ロッド部8D)を挿通し、端板10の第2軸受け12に可動子の他端部(円柱部8C)を挿通する。また、端板固定ボルト15を、端板10の端板固定用挿通孔10Eおよび支柱17内に挿通し、ベース部材9の端板固定用ねじ穴9Bに螺合する。これにより、図2および図5に示す可動子組立体18を組み立てる。
次いで、図3、図6および図7に示すように、可動子組立体18に第1電機子ユニット13および第2電機子ユニット14を組み付ける(第2工程)。即ち、可動子組立体18を組み付けた後、可動子8の一側面に第1電機子ユニット13を組み付け、可動子8の他側面に第2電機子ユニット14を組み付ける。この場合、第1電機子ユニット13を、可動子組立体18のベース部材9と端板10との間に挿入する。このとき、第1電機子ユニット13の保持部材7の位置決め凹部7Dをベース部材9のストッパ9Dに係合させる。これにより、第1電機子ユニット13がベース部材9と端板10とに対して位置決めされる。
この状態で、電機子固定ボルト16を第1電機子固定部7Bのボルト挿通孔7B2に挿通し、ベース部材9の電機子固定用ねじ穴9Cに螺合する。また、電機子固定ボルト16を第2電機子固定部7Cのボルト挿通孔7C2に挿通し、端板10の電機子固定用ねじ穴10Fに螺合する。これにより、第1電機子ユニット13が可動子組立体18に組み付けられる。
次いで、第2電機子ユニット14を、可動子組立体18のベース部材9と端板10との間に挿入する。このとき、第2電機子ユニット14の保持部材7の位置決め凹部7Dをベース部材9のストッパ9Dに係合させる。これにより、第2電機子ユニット14がベース部材9と端板10とに対して位置決めされる。
この状態で、電機子固定ボルト16を第1電機子固定部7Bのボルト挿通孔7B2に挿通し、ベース部材9の電機子固定用ねじ穴9Cに螺合する。また、電機子固定ボルト16を第2電機子固定部7Cのボルト挿通孔7C2に挿通し、端板10の電機子固定用ねじ穴10Fに螺合する。これにより、第2電機子ユニット14が可動子組立体18に組み付けられる。このように、実施形態では、可動子組立体18に第1電機子ユニット13と第2電機子ユニット14とを組み付けることにより、リニアモータ2を組み立てる。
ここで、実施形態では、先ず、ベース部材9に対して支柱17を立てると共に、ベース部材9の支持孔9Aに可動子8の一端部となるロッド部8Dを入れて支柱17をベース部材9と端板10とで挟み、端板固定ボルト15で固定する。このとき、ベース部材9と端板10とにはそれぞれ軸受け11,12が既に組み付けてあるため、この状態で、可動子8かスムースに可動することを確認できる。
次に、コイル組立体となる第1電機子ユニット13と第2電機子ユニット14をベース部材9および端板10に固定する。このとき、第1電機子ユニット13および第2電機子ユニット14は、保持部材7の位置決め凹部7Dをベース部材9のストッパ9Dに係合させる。これにより、ベース部材9および端板10に対して第1電機子ユニット13および第2電機子ユニット14を位置決めすることができる。なお、位置決め凹部7D、ストッパ9Dを設けずに、治具を用いて第1電機子ユニット13および第2電機子ユニット14の位置決めを行ってもよい。
このような実施形態によれば、可動子8の永久磁石8Bの吸引力の影響を受けずに可動子8を中立位置に容易に組み付けることができる。また、第1電機子ユニット13および第2電機子ユニット14の組み付け前に、永久磁石8Bの吸引力の影響を受けずに可動子8がスムースに可動することを確認できる。さらに、可動子8を中立位置に仮固定するためのスペーサ(治具)を不要にできる。
以上のように、本実施形態によると、可動子8、ベース部材9、端板10、第1軸受け11、第2軸受け12を組み付けた後、可動子8の一側面に第1電機子ユニット13を組み付け、可動子8の他側面に第2電機子ユニット14を組み付ける。このため、可動子8をベース部材9と端板10とに組み付けるときに、可動子8の永久磁石8Bの吸引力の影響を受けずに可動子8を中立位置に容易に組み付けることができる。この場合に、スペーサまたは治具を不要にすることもできる。これにより、可動子8を中立位置に容易に組み付けることができる。しかも、可動子8をベース部材9、端板10、第1軸受け11、第2軸受け12に先に組み付けるため、全ての組み付けが完了する前、即ち、第1電機子ユニット13および第2電機子ユニット14を組み付ける前に、軸受け11,12の作動を確認することもできる。これにより、軸受け11,12の作動が不良の状態のまま組み立てが完了することを抑制でき、組立効率を向上できる。
本実施形態によると、ベース部材9に、第1電機子ユニット13と第2電機子ユニット14とが永久磁石8Bに引き付けられるのを規制するストッパ9Dが形成されている。また、端板10に、第1電機子ユニット13の第2取付部7C1および第1電機子ユニット13の第2取付部7C1が当接することによりこれら第1電機子ユニット13と第2電機子ユニット14とが永久磁石8Bに引き付けられるのを規制する端面(上端面、下端面)が形成されている。このため、第1電機子ユニット13を可動子組立体18に組み付けるとき、および、第2電機子ユニット14を可動子組立体18に組み付けるときに、第1電機子ユニット13および第2電機子ユニット14の位置決めをするためのスペーサまたは治具を不要にできる。これにより、第1電機子ユニット13または第2電機子ユニット14も容易に組み付けることができる。
なお、実施形態では、ベース部材9に凸状のストッパ9Dを設け、電機子ユニット13,14の保持部材7に凹状の位置決め凹部7Dを設ける構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、ベース部材(第1支持部材)に凹状のストッパ(規制部)を設け、電機子ユニットに凸状の位置決め部(係合部、係合凸部)を設けてもよい。
さらには、ベース部材(第1支持部材)と端板(第2支持部材)との両方に凸状または凹状のストッパ(規制部)を設けてもよい。この場合、第1電機子ユニットと第2電機子ユニットとには、凸状のストッパ(規制部)に対応して凹状の位置決め部(係合部、係合凹部)、または、凹状のストッパ(規制部)に対応して凸状の位置決め部(係合部、係合凸部)を設けることができる。また、ストッパ(規制部)および位置決め部(係合部)は、凹状、凸状に限らず、位置決めを行う各種の位置決め機構(係合機構)を採用することができる。
実施形態では、ベース部材9と端板10との両方に規制部(ベース部材9のストッパ9D、端板10の端面)を形成する構成とした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えば、ベース部材(第1支持部材)と端板(第2支持部材)との一方に第1電機子ユニットまたは第2電機子ユニットが可動子の永久磁石に引き付けられるのを規制する規制部を設ける構成としてもよい。また、ベース部材(第1支持部材)と端板(第2支持部材)とのいずれにも規制部を設けない構成としてもよい。規制部を設けない場合には、例えば、治具等を用いてベース部材(第1支持部材)または端板(第2支持部材)に対する第1電機子ユニットまたは第2電機子ユニットの位置決めを行うことができる。
実施形態では、圧縮部5のピストン4をピストンロッドとなる可動子8の一端部(ロッド部8D)に直接的に接続される揺動ピストンとした場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、ピストンは、ピストンロッドに対してピストンピンを介して接続される通常ピストンとしてもよい。
実施形態では、圧縮部5は、大気を吸い込んで圧縮するコンプレッサ(通常のコンプレッサ)として用いる場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、圧縮部は、タンク等から圧縮されている空気(圧縮空気)を吸い込んでさらに圧縮するコンプレッサ(ブースタコンプレッサ)として用いてもよい。さらに、圧縮機は、空気以外の気体を圧縮してもよい。
実施形態では、圧縮機1を車両に搭載する場合を例に挙げて説明した。この場合、圧縮機1は、タンクに圧縮空気を貯留可能としたクローズドタイプのエアサスペンションシステムに適用してもよい。また、例えば圧縮空気を貯留するタンクを用いないオープンタイプのエアサスペンションシステム(即ち、圧縮空気を外部に排気するシステム)に適用してもよい。
実施形態では、圧縮機1を車両に搭載する場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、圧縮機は、圧縮機を必要とする各種機械に搭載することができる。即ち、圧縮機は、車両以外の各種機械(例えば、冷凍機、冷蔵機、空調機等)に搭載してもよい。また、圧縮機単体で用いてもよい。
実施形態では、リニアモータ2の中心軸線と圧縮部5の中心軸線とが一致するように配置した場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、例えばリニアモータの中心軸線が圧縮部の中心軸線に対してオフセットしていてもよい。
実施形態では、リニアモータ2を圧縮機の駆動源として用いる場合を例に挙げて説明した。しかし、これに限らず、リニアモータは、圧縮機以外にも、各種の機械機器の駆動源として広く適用することができる。
以上説明した実施形態によれば、可動子、第1支持部材、第2支持部材、第1軸受け、第2軸受けを組み付けた後、可動子の一側面に第1電機子ユニットを組み付け、可動子の他側面に第2電機子ユニットを組み付ける。このため、可動子を第1支持部材と第2支持部材とに組み付けるときに、永久磁石の吸引力の影響を受けずに可動子を中立位置に容易に組み付けることができる。この場合に、スペーサまたは治具を不要にすることもできる。これにより、可動子を中立位置に容易に組み付けることができる。しかも、可動子を第1支持部材、第2支持部材、第1軸受け、第2軸受けに先に組み付けるため、全ての組み付けが完了する前(即ち、第1電機子ユニットおよび第2電機子ユニットを組み付ける前)に軸受けの作動を確認することもできる。これにより、軸受けの作動が不良の状態のまま組み立てが完了することを抑制でき、組立効率を向上できる。
実施形態によれば、第1電機子ユニットまたは第2電機子ユニットが永久磁石に引き付けられるのを規制する規制部を第1支持部材と第2支持部材との一方または両方に形成する。このため、第1電機子ユニットまたは第2電機子ユニットを組み付けるときに、第1電機子ユニットまたは第2電機子ユニットの位置決めをするためのスペーサまたは治具を不要にできる。これにより、第1電機子ユニットまたは第2電機子ユニットも容易に組み付けることができる。
2:リニアモータ、6:電機子、6B:コイル、8:可動子、8B:永久磁石、9:ベース部材(第1支持部材)、9D:ストッパ(規制部)、10:端板(第2支持部材)、11:第1軸受け、12:第2軸受け、13:第1電機子ユニット、14:第2電機子ユニット、18:可動子組立体

Claims (2)

  1. 板状であって、永久磁石を軸方向に複数有する可動子と、
    前記可動子の一側面および他側面と対向して設けられる第1電機子ユニットと第2電機子ユニットと、
    前記可動子の一端側に設けられる第1支持部材と、
    前記可動子の他端側に設けられる第2支持部材と、
    前記第1支持部材の内周と前記可動子との間に設けられる第1軸受けと、
    前記第2支持部材の内周と前記可動子との間に設けられる第2軸受けと、
    を有するリニアモータの組立方法であって、
    前記可動子、前記第1支持部材、前記第2支持部材、前記第1軸受け、前記第2軸受けを組み付けた後、
    前記可動子の一側面に前記第1電機子ユニットを組み付け、前記可動子の他側面に前記第2電機子ユニットを組み付けるリニアモータの組立方法。
  2. 前記第1電機子ユニットまたは前記第2電機子ユニットが前記永久磁石に引き付けられるのを規制する規制部を前記第1支持部材と前記第2支持部材との一方または両方に形成する請求項1に記載のリニアモータの組立方法。
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