JP2023129002A - 電機子コア、電機子及び回転電機 - Google Patents

電機子コア、電機子及び回転電機 Download PDF

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【課題】巻線をティース部のまわりに巻回する工程においてティース部の変形を抑制する。【解決手段】ステータコア20は、複数のコア構成板21を備えている。軸方向に積層された複数のコア構成板21の一部は、環状に形成された環状部32を形成している。軸方向に積層された複数のコア構成板21の他の一部は、複数のティース部34を形成している。ティース部34は、環状部32から径方向一方側へ向けて突出するコイル形成部34Aと、コイル形成部34Aから環状部とは反対側へ向けて突出すると共に径方向への寸法がコイル形成部34Aの径方向への寸法よりも大きな寸法に設定されたティース先端部34Bと、を有している。複数のコア構成板21においてコイル形成部34Aを構成する部分には、カシメ部51がそれぞれ形成されている。カシメ部51は、軸方向に隣り合うものどうしが軸方向に嵌合した状態で、複数のコア構成板21が積層された状態を保持する。【選択図】図6

Description

本開示は、電機子コア、電機子及び回転電機に関する。
下記特許文献1には、金属板を積層することによって形成された環状部(ヨーク積層体)及びティース部(磁極積層体)を含んで構成された電機子コアと、電機子コアのティース部のまわりに巻線が巻回されることにより形成されたコイルと、を含んで構成された固定子が開示されている。
特開2005-143199号公報
ところで、上記特許文献1に記載された電機子コアのように、環状部から突出するティース部のまわりにコイルが形成される構成では、巻線をティース部のまわりに巻回する工程においてティース部の変形を抑制することが重要である。
本開示は上記事実を考慮し、巻線をティース部のまわりに巻回する工程においてティース部の変形を抑制することができる電機子コア、電機子及び回転電機を得ることが目的である。
上記課題を解決する電機子コア(20)は、軸方向を厚み方向として径方向に延在する複数のコア構成板(21)と、軸方向に積層された複数の前記コア構成板の一部によって構成され、環状に形成された環状部(32)と、軸方向に積層された複数の前記コア構成板の他の一部によって構成され、前記環状部から径方向一方側へ向けて突出すると共にそのまわりに導電性の巻線(24)が巻回されることによってコイル(26)が形成されるコイル形成部(34A)と、前記コイル形成部から前記環状部とは反対側へ向けて突出すると共に周方向への寸法が前記コイル形成部の周方向への寸法よりも大きな寸法に設定されたティース先端部(34B)と、を有し、周方向に間隔をあけて配置された複数のティース部(34)と、複数の前記コア構成板において前記コイル形成部を構成する部分にそれぞれ形成され、軸方向に隣り合うものどうしが軸方向に嵌合した状態で、複数の前記コア構成板が積層された状態を保持するカシメ部(51)と、を備えている。また、電機子(14)は、上記電機子コアと、前記電機子コアに取付けられ、複数の前記ティース部をそれぞれ覆うティース被覆部(38)を有するインシュレータ(22)と、導電性の巻線が前記ティース被覆部を介して各々の前記ティース部のまわりに巻回されることによってそれぞれ形成された複数のコイルと、を備えている。さらに、回転電機(10)は、上記電機子を含んで構成された固定子(14)及び回転子(12)の一方と、前記電機子と径方向に対向して配置されたマグネット(18)を有する固定子及び回転子の他方と、を備えている。
この様に構成することで、巻線をティース部のまわりに巻回する工程においてティース部の変形を抑制することができる。
本実施形態のモータを軸方向から見た模式図である。 ステータを示す斜視図である。 インシュレータが取付けられたステータコアを示す斜視図である。 図3に示された4-4線に沿って切断したインシュレータ及びステータコアの断面を示す斜視断面図である。 図2に示された5-5線に沿って切断したステータの断面を示す側断面図である。 ティース部の第1カシメ部及び第2カシメ部の位置を説明するための図である。 図6に示された7-7線に沿って切断したティース部の断面を示す側断面図である。 比較例に係るティース部の第1カシメ部及び第2カシメ部の位置を説明するための図である。 軸方向他方側への荷重が入力された際の本実施形態のティース部を示す斜視図である。 軸方向他方側への荷重が入力された際の比較例のティース部を示す斜視図である。
図1~図7を用いて本開示の実施形態に係るモータ10について説明する。なお、図中に適宜示す矢印Z方向、矢印R方向及び矢印C方向は、後述するロータ12の回転軸方向一方側、回転径方向外側及び回転周方向一方側をそれぞれ示すものとする。また、以下、単に軸方向、径方向、周方向を示す場合は、特に断りのない限り、ロータ12の回転軸方向、回転径方向、回転周方向を示すものとする。また、本実施形態のモータ10及び後述する各実施形態のモータは、回転電機の一例である。
図1に示されるように、本実施形態のモータ10は、インナロータ型のブラシレスモータである。このモータ10は、電機子及び固定子としてのステータ14と、ステータ14の径方向内側に配置された回転子としてのロータ12と、を備えている。
ロータ12は、図示しない回転軸に固定されたロータコア16と、ロータコア16の径方向外側の面に固定されたマグネット18と、を含んで構成されている。マグネット18は、一例として環状に形成されたリングマグネットである。このマグネット18では、径方向外側がN極とされた部分と径方向外側がS極とされた部分とが、周方向に沿って交互に配置されている。なお、複数のマグネット18がロータコア16の径方向外側の面に固定された構成となっていてもよい。この構成では、径方向外側がN極とされたマグネット18と径方向外側がS極とされたマグネット18とが、周方向に沿って交互に配置されている。
図2及び図3に示されるように、ステータ14は、ステータコア20と、ステータコア20に取付けられたインシュレータ22と、導電性の巻線24がステータコア20のまわりに巻回されることによって形成された複数のコイル26と、を備えている。
図3、図4及び図5に示されるように、ステータコア20は、軟磁性材料である鋼鈑が所定の形状に打ち抜かれること等によって形成されたコア構成板21が軸方向に積層されることによって形成された積層コアである。このステータコア20は、環状に形成された環状部32と、環状部32から径方向内側に向けて突出する複数のティース部34と、を備えている。図3に示されるように、本実施形態では、15個のティース部34が周方向に沿って等間隔に配置されている。
ティース部34の詳細な構成について説明すると、図6に示されるように、ティース部34は、環状部32から径方向内側へ向けて突出すると共にそのまわりにコイル26(図5参照)が形成されるコイル形成部34Aを備えている。また、ティース部34は、コイル形成部34Aから環状部32とは反対側である径方向内側へ向けて突出するティース先端部34Bを備えている。ここで、ティース先端部34Bとは、ティース部34の径方向内側の端部であって、周方向への寸法C1がコイル形成部34Aの周方向への寸法C2よりも大きな寸法となっている部分のことをいうものとする。
図3及び図4に示されるように、インシュレータ22は、絶縁性の材料である樹脂材料を用いて形成されている。このインシュレータ22は、ステータコア20の環状部32における径方向内側の面に沿って配置される環状被覆部36を備えている。
また、インシュレータ22は、環状被覆部36から径方向内側へ向けて延出している複数のティース被覆部38を備えている。ティース被覆部38の数は、ステータコア20のティース部34の数と一致している。そして、各々ティース被覆部38は、各々のティース部34におけるコイル形成部34Aをそれぞれ覆っている。
また、インシュレータ22は、ティース被覆部38における径方向内側の端部から軸方向かつティース部34とは反対方向へ向けて突出する鍔部分40を備えている。この鍔部分40は、ティース先端部34Bの軸方向の端面を覆っている。そして、後述するコイル26は、ティース被覆部38のまわりかつ鍔部分40と環状被覆部36との間に配置されるようになっている。なお、本実施形態のインシュレータ22は、軸方向に二分割の構造となっている。
なお、図3に示されるように、インシュレータ22は、図示しない3つの第1ターミナルが支持される3つの第1ターミナル支持部42を備えている。また、インシュレータ22は、図示しない第2ターミナルが支持される第2ターミナル支持部46を備えている。
図2、図4及び図5に示されるように、コイル26は、銅線等の巻線24がステータコア20のコイル形成部34Aのまわりにインシュレータ22のティース被覆部38を介して巻回されることによって形成されている。本実施形態では、U相を構成する5つのコイル26、V相を構成する5つのコイル26及びW相を構成する5つのコイル26が、定められたティース部34のまわりにそれぞれ形成されている。U相のコイル26とV相のコイル26とW相のコイル26とは、周方向に沿ってこの順で配置されている。また、U相を構成する5つのコイル26、V相を構成する5つのコイル26及びW相を構成する5つのコイル26は、それぞれ直列で結線されている。さらに、U相を構成する5つのコイル26と、V相を構成する5つのコイル26と、W相を構成する5つのコイル26とは、スター結線で結線されている。
ここで、図5に示されるように、コイル26は、巻線24が送り出される図示しないロボットの先端がステータコア20のコイル形成部34Aのまわりを繰り返し通過することで形成される。なお、コイル26をステータコア20のコイル形成部34Aのまわりに形成する工程を「コイル形成工程」と呼ぶ。コイル形成工程では、先ず、ステータコア20の環状部32の径方向外側の部位を支持治具23によって軸方向の両側から挟み込んで支持する。次に、巻線24が送り出される図示しないロボットの先端がステータコア20のコイル形成部34Aのまわりを繰り返し通過する。この時、巻線24の張力を所定の張力に保ったままにする必要があるため、ティース部34には、軸方向及び径方向への力が作用する。その結果、当該ティース部34が変形する。特に、軸方向への力がティース部34に加わると、積層されたコア構成板21間にずれが生じて、ティース部34の軸方向への変形が大きくなり易い。これに加えて、コイル形成部34Aの軸方向への寸法が周方向への寸法よりも小さな寸法に設定された扁平コアと呼ばれるステータコア20では、ティース部34に作用する軸方向への力によって、ティース部34の軸方向への変形が大きくなり易い。
そこで、以下においては、上記のコイル形成工程においてティース部34の変形を抑制するための構成(特に軸方向への変形を抑制するための構成)について説明する。
図6及び図7に示されるように、ステータコア20は、コア構成板21が軸方向に積層されることによって構成されている。また、複数のコア構成板21は、カシメ部51を有することによって軸方向に積層された状態が保持されるようになっている。そして、本実施形態では、カシメ部51の位置等を後述のように設定することで、コイル形成工程においてティース部34が変形することを抑制している。
図7に示されるように、カシメ部51は、コア構成板21の軸方向一方側の面から軸方向一方側へ向けて突出する嵌合凸部21Aと、コア構成板21の軸方向他方側の面に形成された窪みである嵌合凹部21Bと、によって構成されている。嵌合凸部21Aと嵌合凹部21Bとは、コア構成板21の同じ位置に形成されており、一例として、コア構成板21を形成する際のプレス加工によって形成されている。また、嵌合凸部21Aを軸方向一方側から見た形状は円形となっていると共に、嵌合凹部21Bを軸方向他方側から見た形状は円形となっている。そして、軸方向に隣り合う一のコア構成板21の嵌合凸部21Aと他のコア構成板21の嵌合凹部21Bとが軸方向に嵌合することで、複数のコア構成板21が軸方向に積層された状態が保持されるようになっている。
ところで、本実施形態では、図6に示されるように、コイル形成部34Aの周方向の中央部において径方向に間隔をあけて配置された2箇所のカシメ部51を有する構成となっている。ここで、2箇所のカシメ部51のうち径方向内側に配置されたカシメ部51を第1カシメ部51Aと呼び、2箇所のカシメ部51のうち径方向外側に配置されたカシメ部51を第2カシメ部51Bと呼ぶことにする。第1カシメ部51Aは、ティース先端部34Bとコイル形成部34Aとの境界K1から径方向外側に距離X1の位置に配置されている。第2カシメ部51Bは、環状部32とコイル形成部34Aとの境界K2から径方向内側に距離X2の位置に配置されている。また、本実施形態では、距離X1が距離X2に対して若干長い距離に設定されている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
図1及び図2に示されるように、本実施形態のモータ10では、各相のコイル26を流れる電流が切り替えられる。これにより、ステータ14のまわりに回転磁界が生じて、ロータ12が回転する。
ここで、図6に示されるように、本実施形態のモータ10の一部を構成するステータコア20では、コイル形成部34Aの周方向の中央部において径方向に間隔をあけて配置された2箇所のカシメ部51を有する構成となっている。これにより、コイル巻回工程において軸方向への荷重がティース部34に加わった際に、当該ティース部34におけるコア構成板21間のずれが抑制される。これにより、ティース部34の軸方向への変形を抑制することができる。
これに加えて、本実施形態では、第1カシメ部51Aが、ティース先端部34Bとコイル形成部34Aとの境界K1から径方向外側に距離X1の位置に配置されていると共に、第2カシメ部51Bが、環状部32とコイル形成部34Aとの境界K2から径方向内側に距離X2の位置に配置されている。また、距離X1が距離X2に対して長い距離に設定されている。これにより、コイル巻回工程において軸方向への荷重がティース部34に加わった際に、当該ティース部34における環状部32側の変形を効果的に抑制することができる。
ここで、図8には、比較例に係るティース部34が示されている。比較例に係るティース部34では、第1カシメ部51Aが、ティース先端部34Bとコイル形成部34Aとの境界K1上の位置に配置されていると共に、第2カシメ部51Bが、環状部32とコイル形成部34Aとの境界K2上の位置に配置されている。また、図9には、軸方向他方側への所定の荷重が入力された際における本実施形態のティース部34が示されており、図10には、軸方向他方側への所定の荷重が入力された際における比較例のティース部34が示されている。図9に示されるように、本実施形態のティース部34では、当該ティース部34の径方向の中間部(コイル形成部34A)におけるコア構成板21間のずれが抑制され、当該ティース部34の径方向の中間部の形状変化が少なくなっている。これに対して、図10に示されるように、比較例のティース部34では、当該ティース部34の径方向の中間部(コイル形成部34A)におけるコア構成板21間にずれが生じて、当該ティース部34の径方向の中間部の形状がS字状に変化している。このように、本実施形態のティース部34では、比較例のティース部34と比べて、ティース部34の軸方向への変形を抑制することができることがわかる。
なお、以上説明した本実施形態では、コイル形成部34Aの周方向の中央部において径方向に間隔をあけて配置された2箇所のカシメ部51を有する構成とした例について説明したが、本開示はこれに限定されない。例えば、コイル形成部34Aに1箇所のカシメ部51を有する構成としてもよいし、コイル形成部34Aに3箇所以上のカシメ部51を有する構成としてもよい。カシメ部51の数や位置は、ティース部34に要求される剛性等を考慮して適宜設定すればよい。
(コア構成板21間の摩擦係数を考慮した構成)
次に、コア構成板21間の摩擦係数を考慮した構成について説明する。
以上説明したように、ティース部34の径方向の中間部におけるコア構成板21間のずれを抑制することで、ティース部34の軸方向への変形を抑制することができる。そこで、前述の構成に加えて、コア構成板21間の摩擦係数を向上させた例について説明する。
ここでは、プレス加工で形成された複数のコア構成板21において軸方向に重ね合わされる面のみに研削加工等を施した。これにより、コア構成板21間の摩擦力が向上し、軸方向への荷重がティース部34に加わった際のコア構成板21間のずれが抑制される。その結果、ティース部34の変形を効果的に抑制することができる。
また、研削加工等を複数のコア構成板21に施した状態では、複数のコア構成板21においてインシュレータ22と接触する面の面粗度が、複数のコア構成板21において軸方向に重ね合わされている面の面粗度よりも小さな面粗度となる。換言すると、複数のコア構成板21においてインシュレータ22と接触する面の面粗度が、研削加工等を施す前の面粗度に対して変化しない。これにより、インシュレータ22が複数のコア構成板21との接触面において摩耗することを抑制することができる。
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。例えば、モータ10等の構成は、発電機に適用してもよい。また、モータ10等の構成は、ロータ12がステータ14の径方向外側に配置されたアウタロータ型のブラシレスモータにも適用することができる。また、本実施形態のステータ14と同様の構成の電機子を含んで構成されたロータにも、本開示の構成を適用することができる。
10 モータ(回転電機)、12 ロータ(回転子)、14 ステータ(電機子、固定子)、18 マグネット、20 ステータコア(電機子コア)、21 コア構成板、22 インシュレータ、24 巻線、26 コイル、32 環状部、34 ティース部、34A コイル形成部、34B ティース先端部、38 ティース被覆部、51 カシメ部、51A 第1カシメ部、51B 第2カシメ部、K1 ティース先端部とコイル形成部との境界、K2 環状部とコイル形成部との境界

Claims (6)

  1. 軸方向を厚み方向として径方向に延在する複数のコア構成板(21)と、
    軸方向に積層された複数の前記コア構成板の一部によって構成され、環状に形成された環状部(32)と、
    軸方向に積層された複数の前記コア構成板の他の一部によって構成され、前記環状部から径方向一方側へ向けて突出すると共にそのまわりに導電性の巻線(24)が巻回されることによってコイル(26)が形成されるコイル形成部(34A)と、前記コイル形成部から前記環状部とは反対側へ向けて突出すると共に周方向への寸法が前記コイル形成部の周方向への寸法よりも大きな寸法に設定されたティース先端部(34B)と、を有し、周方向に間隔をあけて配置された複数のティース部(34)と、
    複数の前記コア構成板において前記コイル形成部を構成する部分にそれぞれ形成され、軸方向に隣り合うものどうしが軸方向に嵌合した状態で、複数の前記コア構成板が積層された状態を保持するカシメ部(51)と、
    を備えた電機子コア(20)。
  2. 前記カシメ部は、前記ティース部の周方向の中央部において径方向に間隔をあけて配置された第1カシメ部(51A)及び第2カシメ部(51B)とされ、
    前記第1カシメ部は、前記ティース先端部よりも前記環状部側かつ前記第2カシメ部よりも前記ティース先端部側に配置され、
    前記第2カシメ部は、前記環状部よりも前記ティース先端部側かつ前記第1カシメ部よりも前記環状部側に配置されている請求項1に記載の電機子コア。
  3. 前記第1カシメ部が、前記ティース先端部と前記コイル形成部との境界(K1)から前記環状部側に第1の距離の位置に配置されており、
    前記第2カシメ部が、前記環状部と前記コイル形成部との境界(K2)から前記ティース先端部側に第2の距離の位置に配置されており、
    前記第1の距離が前記第2の距離に対して長い距離に設定されている請求項2に記載の電機子コア。
  4. 請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の電機子コアと、
    前記電機子コアに取付けられ、複数の前記ティース部をそれぞれ覆うティース被覆部(38)を有するインシュレータ(22)と、
    導電性の巻線が前記ティース被覆部を介して各々の前記ティース部のまわりに巻回されることによってそれぞれ形成された複数のコイルと、
    を備えた電機子(14)。
  5. 複数の前記コア構成板において前記インシュレータと接触する面の面粗度が、複数の前記コア構成板において軸方向に重ね合わされている面の面粗度よりも小さな面粗度に設定されている請求項4に記載の電機子。
  6. 請求項4又は請求項5の電機子を含んで構成された固定子(14)及び回転子(12)の一方と、
    前記電機子と径方向に対向して配置されたマグネット(18)を有する固定子及び回転子の他方と、
    を備えた回転電機(10)。
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