JP2023128090A - スイッチング電源装置、電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】故障率の増加やコストアップを抑えつつ、スイッチング電源装置におけるフィードバック電圧の異常対策を行う。【解決手段】スイッチング電源装置1において、フィードバック回路50は、トランス30の1次側補助巻線N1bと電気的に接続され、1次側補助巻線N1bの電圧に基づいて出力電圧Voutに応じたフィードバック電圧を生成する。制御回路20は、フィードバック電圧とスイッチング素子T1に流れる電流とに基づいて駆動信号を生成し、スイッチング素子T1の駆動信号受信端子に出力する。スイッチング素子T3において、正極側端子は、スイッチング素子T1の駆動信号受信端子と電気的に接続され、負極側端子は、スイッチング素子T1の負極側端子と電気的に接続され、駆動信号受信端子は、1次側補助巻線N1bと電気的に接続される。【選択図】図1
Description
本発明は、スイッチング電源装置および電力変換装置に関する。
従来、電流モード制御型のフライバックコンバータによるスイッチング電源装置が広く利用されている。こうしたスイッチング電源装置では通常、出力電圧に応じたフィードバック電圧を出力するフィードバック回路を設け、スイッチング素子に流れるスイッチング電流と、フィードバック回路から出力されるフィードバック電圧とに基づいて、出力電圧を一定に制御するフィードバック制御を行っている。
上記のスイッチング電源装置において、フィードバック回路の故障によりフィードバック電圧に異常が発生すると、フィードバック制御を行う制御回路では、正しいフィードバック電圧の情報が入力されずに、スイッチング電流の情報しか入力されない場合がある。この場合、スイッチング電流が所定の過電流しきい値に達するまでスイッチング素子のデューティーが増加してしまうことで、スイッチング電源装置からの出力電圧が異常上昇する可能性がある。こうした出力電圧の異常上昇は、スイッチング電源装置に接続された負荷や、スイッチング電源装置内の制御回路の故障を招く可能性がある。
スイッチング電源装置が搭載されるシステムの機能安全の観点からは、スイッチング電源装置の出力電圧に異常が生じた場合であっても、他の回路への悪影響を最小限に留めることが望ましい。したがって、スイッチング電源装置ではフィードバック電圧の異常への対策を考慮する必要がある。
スイッチング電源装置におけるフィードバック電圧の異常対策に関して、例えば特許文献1の技術が知られている。特許文献1には、トランスの二次側に異常検出回路とフォトカプラを設け、異常検出回路が異常を検出した場合に、出力電圧検出回路からのフィードバック信号を伝達するフォトカプラの電流が遮断されることにより、二次側の異常を一次側に知らせて一次側のスイッチング制御を停止させるスイッチング電源装置が記載されている。
特許文献1に記載のスイッチング電源装置では、トランスの二次側に異常検出回路やフォトカプラを設ける必要があるため、部品数の増加による故障率の増加やコストアップを招くおそれがある。
本発明によるスイッチング電源装置は、所定の出力電圧を生成するものであって、1次側主巻線、1次側補助巻線および2次側主巻線を備え、前記2次側主巻線の電圧に基づいて前記出力電圧を生成するトランスと、第1の正極側端子、第1の負極側端子および第1の駆動信号受信端子を有し、前記第1の駆動信号受信端子に入力される駆動信号に応じて前記第1の正極側端子と前記第1の負極側端子の間を導通または遮断するスイッチング動作を行うことにより、前記第1の正極側端子と電気的に接続された前記1次側主巻線に流れる電流を制御する第1のスイッチング素子と、前記1次側補助巻線と電気的に接続され、前記1次側補助巻線の電圧に基づいて前記出力電圧に応じたフィードバック電圧を生成するフィードバック回路と、前記フィードバック電圧と前記第1のスイッチング素子に流れる電流とに基づいて前記駆動信号を生成し、前記第1の駆動信号受信端子に出力する制御回路と、第2の正極側端子、第2の負極側端子および第2の駆動信号受信端子を有し、前記第2の駆動信号受信端子の電圧に応じて、前記第2の正極側端子と前記第2の負極側端子の間を導通または遮断する第2のスイッチング素子と、を備え、前記第2の正極側端子は、前記第1の駆動信号受信端子と電気的に接続され、前記第2の負極側端子は、前記第1の負極側端子と電気的に接続され、前記第2の駆動信号受信端子は、前記1次側補助巻線と電気的に接続される。
本発明の第1の態様による電力変換装置は、直流電力を交流電力に変換するものであって、上記スイッチング電源装置を用いて構成され、前記電力変換装置の外部に接続された第1の直流電源に基づいてバックアップ電源を生成するバックアップ電源部と、前記電力変換装置の外部に接続された第2の直流電源または前記バックアップ電源部からの電源供給を受けて動作し、前記交流電力に応じた制御信号を生成する制御部と、前記制御信号に基づくゲート駆動信号を生成するゲートドライバと、前記ゲート駆動信号に基づいて動作し、前記直流電力を前記交流電力に変換するパワーモジュールと、を備える。
本発明の第2の態様による電力変換装置は、直流電力を交流電力に変換するものであって、上記スイッチング電源装置を用いて構成され、前記電力変換装置の外部に接続された直流電源に基づいて駆動電源を生成するゲートドライブ電源部と、前記交流電力に応じた制御信号を生成する制御部と、前記ゲートドライブ電源部から供給される前記駆動電源を用いて前記制御信号に基づくゲート駆動信号を生成するゲートドライバと、前記ゲート駆動信号に基づいて動作し、前記直流電力を前記交流電力に変換するパワーモジュールと、を備える。
本発明の第1の態様による電力変換装置は、直流電力を交流電力に変換するものであって、上記スイッチング電源装置を用いて構成され、前記電力変換装置の外部に接続された第1の直流電源に基づいてバックアップ電源を生成するバックアップ電源部と、前記電力変換装置の外部に接続された第2の直流電源または前記バックアップ電源部からの電源供給を受けて動作し、前記交流電力に応じた制御信号を生成する制御部と、前記制御信号に基づくゲート駆動信号を生成するゲートドライバと、前記ゲート駆動信号に基づいて動作し、前記直流電力を前記交流電力に変換するパワーモジュールと、を備える。
本発明の第2の態様による電力変換装置は、直流電力を交流電力に変換するものであって、上記スイッチング電源装置を用いて構成され、前記電力変換装置の外部に接続された直流電源に基づいて駆動電源を生成するゲートドライブ電源部と、前記交流電力に応じた制御信号を生成する制御部と、前記ゲートドライブ電源部から供給される前記駆動電源を用いて前記制御信号に基づくゲート駆動信号を生成するゲートドライバと、前記ゲート駆動信号に基づいて動作し、前記直流電力を前記交流電力に変換するパワーモジュールと、を備える。
本発明によれば、故障率の増加やコストアップを抑えつつ、スイッチング電源装置におけるフィードバック電圧の異常対策を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下の記載および図面は、本発明を説明するための例示であって、説明の明確化のため、適宜、省略および簡略化がなされている。本発明は、他の種々の形態でも実施する事が可能である。特に限定しない限り、各構成要素は単数でも複数でも構わない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す図である。図1に示すスイッチング電源装置1は、直流電源2から供給される直流電圧Vdcを電圧変換することで出力電圧Voutを生成し、負荷3へ出力する電源装置である。スイッチング電源装置1は、スタートアップ回路10、制御回路20、トランス30、電流制御部40、フィードバック回路50および判定・遮断部60を備える。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す図である。図1に示すスイッチング電源装置1は、直流電源2から供給される直流電圧Vdcを電圧変換することで出力電圧Voutを生成し、負荷3へ出力する電源装置である。スイッチング電源装置1は、スタートアップ回路10、制御回路20、トランス30、電流制御部40、フィードバック回路50および判定・遮断部60を備える。
スタートアップ回路10は、スイッチング電源装置1の電源投入時に、直流電源2から供給される直流電圧Vdcを用いて、制御回路20を起動させるための起動電圧を生成する。スタートアップ回路10は、例えば図1に示すように、抵抗R3、ツェナーダイオードZ1、スイッチング素子T2およびコンデンサC1を組み合わせて構成される。スタートアップ回路10が生成した起動電圧は、ダイオードD3を介して制御回路20の電源端子Vccに入力される。なお、直流電源2から供給される直流電圧Vdcを制御回路20の電源端子Vccに直接入力できる場合は、スイッチング電源装置1にスタートアップ回路10を設けなくてもよい。
制御回路20は、例えばIC(集積回路)を用いて構成されており、フィードバック電圧入力端子FB、グランド端子GND、電源端子Vcc、駆動信号出力端子Outおよび電流信号入力端子CSを有する。フィードバック電圧入力端子FBには、フィードバック回路50から出力されるフィードバック電圧信号が入力され、電流信号入力端子CSには、電流制御部40に流れる電流に応じた電圧信号が入力される。制御回路20は、これらの入力端子にそれぞれ入力される信号に基づいて、トランス30の1次側主巻線N1aに流れる電流を制御するための駆動信号を生成し、駆動信号出力端子Outからゲート抵抗R4を介して電流制御部40に出力する。
電源端子Vccには、スタートアップ回路10から出力される起動電圧、またはフィードバック回路50を介したトランス30の1次側主巻線N1aの電圧が入力される。制御回路20は、電源端子Vccに入力されるこれらの電圧を動作電源として動作し、上記の駆動信号を生成する。なお、スタートアップ回路10およびフィードバック回路50と電源端子Vccの間には、逆電流を防止するためのダイオードD3,D4がそれぞれ接続されている。
グランド端子GNDは、直流電源2の負極側に接続されている。制御回路20は、このグランド端子GNDの電位を基準電位として、上記の駆動信号を生成する。
トランス30は、1次側主巻線N1a、1次側補助巻線N1bおよび2次側主巻線N2を備える。1次側主巻線N1aは電流制御部40と接続されており、制御回路20が生成する駆動信号に応じて電流制御部40のスイッチング素子T1がスイッチング動作を行うことで、1次側主巻線N1aに流れる電流が制御される。2次側主巻線N2は、1次側主巻線N1aとトランス結合されており、1次側主巻線N1aに電流が流れると、1次側主巻線N1aと2次側主巻線N2の巻数比に応じた電圧が2次側主巻線N2の両端間に生じる。これにより、2次側主巻線N2の両端にそれぞれ接続された出力端子P1,P2の間に電圧が生じ、スイッチング電源装置1からの出力電圧Voutとして負荷3に出力される。なお、2次側主巻線N2と出力端子P1の間には、2次側主巻線N2の電圧を整流するためのダイオードD2が接続されている。
1次側補助巻線N1bは、2次側主巻線N2とトランス結合されており、上記の出力電圧Voutに応じた電圧が1次側補助巻線N1bの両端間に生じる。この1次側補助巻線N1bの電圧は、フィードバック回路50に入力される。
電流制御部40は、スイッチング素子T1およびシャント抵抗R10を備える。スイッチング素子T1は、例えばFET(Field Effect Transistor)を用いて構成されており、正極側端子(ドレイン端子)、負極側端子(ソース端子)および駆動信号受信端子(ゲート端子)を有する。スイッチング素子T1の正極側端子は、トランス30の1次側主巻線N1aと電気的に接続され、負極側端子は、シャント抵抗R10を介して直流電源2の負極側と電気的に接続されている。駆動信号受信端子は、ゲート抵抗R4を介して制御回路20の駆動信号出力端子Outと接続されており、駆動信号出力端子Outから出力されるパルス状の駆動信号が駆動信号受信端子に入力される。この駆動信号に応じて、スイッチング素子T1が正極側端子と負極側端子の間を導通または遮断するスイッチング動作を行うことにより、トランス30の1次側主巻線N1aに電力が供給されるとともに、1次側主巻線N1aに流れる電流が制御されて出力電圧Voutが所定の電圧値に調整される。シャント抵抗R10は、スイッチング素子T1に流れる電流を電圧信号に変換し、制御回路20に出力する。
フィードバック回路50は、トランス30の1次側補助巻線N1bと電気的に接続され、1次側補助巻線N1bの電圧に基づいて出力電圧Voutに応じたフィードバック電圧を生成する。フィードバック回路50は、例えば図1に示すように、分圧抵抗R1,R2およびダイオードD2を組み合わせて構成される。分圧抵抗R1,R2は、1次側補助巻線N1bの電圧を所定の分圧比で降圧し、フィードバック電圧として制御回路20に出力する。ダイオードD2は、1次側補助巻線N1bの電圧を整流する。
判定・遮断部60は、フィードバック電圧の過電圧判定および駆動信号の遮断を行う回路であり、スイッチング素子T3を備える。スイッチング素子T3は、電流制御部40のスイッチング素子T1と同様に、例えばFETを用いて構成されており、正極側端子(ドレイン端子)、負極側端子(ソース端子)および駆動信号受信端子(ゲート端子)を有する。スイッチング素子T3の正極側端子は、スイッチング素子T1の駆動信号受信端子と電気的に接続され、負極側端子は、シャント抵抗R10を介してスイッチング素子T1の負極側端子と電気的に接続されている。駆動信号受信端子は、フィードバック回路50と接続されており、フィードバック回路50内のダイオードD2を介して、トランス30の1次側補助巻線N1bと電気的に接続されている。なお、フィードバック電圧の過電圧判定および駆動信号の遮断を行うことができれば、例えばコンパレータやトランジスタ、フォトカプラなどを用いて、あるいはこれらを組み合わせて用いることで、判定・遮断部60を構成してもよい。
判定・遮断部60において、スイッチング素子T3の各端子は上記のように接続されている。これにより、判定・遮断部60は、フィードバック回路50から出力されるフィードバック電圧が異常となった場合に、スイッチング素子T1の駆動信号受信端子に入力される駆動信号を遮断して出力電圧Voutが異常上昇するのを防止することができる。なお、このときの判定・遮断部60の具体的な動作については後述する。
次に、フィードバック電圧異常時の判定・遮断部60の動作について説明する。以下では図2に示すように、フィードバック回路50において、分圧抵抗R1,R2と制御回路20の接続点に断線等によるオープン故障が生じ、これにより出力電圧Voutに応じたフィードバック電圧がフィードバック回路50から出力されなくなった場合を説明する。また、フィードバック回路50を介して出力される1次側補助巻線N1bの電圧をVfb、スイッチング素子T1の駆動信号受信端子に入力される駆動信号の電圧をVg1、スイッチング素子T3の駆動信号受信端子の電圧をVg3として説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態に係るスイッチング電源装置において、フィードバック電圧が異常となる前後での各電圧の変化の様子を示す図である。図3に示すように、フィードバック電圧が異常となる前は、制御回路20がフィードバック電圧に基づいて設定したデューティーでパルス状の電圧Vg1を生成する。このパルス電圧Vg1がスイッチング素子T1の駆動信号受信端子に駆動信号として入力されることで、トランス30の1次側主巻線N1aに流れる電流が所定の大きさに制御され、出力電圧Voutが所望の値に調整される。このとき、1次側補助巻線N1bの電圧Vfbは、出力電圧Voutに応じた一定の値となる。
時刻t1にフィードバック回路50において分圧抵抗R1,R2と制御回路20の接続点にオープン故障が発生し、これによってフィードバック電圧が異常になると、制御回路20はパルス電圧Vg1のデューティーを最大値に設定する。これにより、トランス30の1次側主巻線N1aに流れる電流が増大し、これに応じて出力電圧Voutが上昇するとともに、1次側補助巻線N1bの電圧Vfbも上昇する。
1次側補助巻線N1bの電圧Vfbが上昇すると、これに応じてスイッチング素子T3の駆動信号受信端子に印加される電圧Vg3も上昇する。この電圧Vg3が所定のしきい値電圧付近になると、スイッチング素子T3がターンオンし、正極側端子と負極側端子の間が導通する。その結果、スイッチング素子T3の正極側端子と接続されているスイッチング素子T1の駆動信号受信端子の電圧が低下する。
判定・遮断部60において、フィードバック電圧異常時にスイッチング素子T3が上記のような動作を行うことにより、制御回路20から出力されるパルス電圧Vg1のデューティーに関わらず、スイッチング素子T1の駆動信号受信端子の電圧を低下させ、1次側主巻線N1aに流れる電流の上昇を抑制することができる。その結果、出力電圧Voutが異常に上昇してしまうのを防止できる。
なお、このときスイッチング素子T3の駆動信号受信端子に印加される電圧Vg3は、上記しきい値電圧の近傍に収束する。そのため、スイッチング素子T3がハーフオン状態、すなわち正極側端子と負極側端子の間が比較的高いオン抵抗で導通された状態となり、これに応じて、スイッチング素子T1もハーフオン状態となる。したがって、電流制御部40を安定に動作させ、出力電圧Voutを一定に維持することができる。
以上説明した本発明の第1の実施形態によれば、スイッチング電源装置1は、所定の出力電圧Voutを生成するものであって、トランス30と、スイッチング素子T1,T3と、フィードバック回路50と、制御回路20とを備える。トランス30は、1次側主巻線N1a、1次側補助巻線N1bおよび2次側主巻線N2を備え、2次側主巻線N2の電圧に基づいて出力電圧Voutを生成する。スイッチング素子T1は、正極側端子、負極側端子および駆動信号受信端子を有し、駆動信号受信端子に入力される駆動信号に応じて正極側端子と負極側端子の間を導通または遮断するスイッチング動作を行うことにより、正極側端子と電気的に接続された1次側主巻線N1aに流れる電流を制御する。フィードバック回路50は、1次側補助巻線N1bと電気的に接続され、1次側補助巻線N1bの電圧に基づいて出力電圧Voutに応じたフィードバック電圧を生成する。制御回路20は、フィードバック電圧とスイッチング素子T1に流れる電流とに基づいて駆動信号を生成し、スイッチング素子T1の駆動信号受信端子に出力する。スイッチング素子T3は、正極側端子、負極側端子および駆動信号受信端子を有し、駆動信号受信端子の電圧に応じて、正極側端子と負極側端子の間を導通または遮断する。また、スイッチング素子T3において、正極側端子は、スイッチング素子T1の駆動信号受信端子と電気的に接続され、負極側端子は、スイッチング素子T1の負極側端子と電気的に接続され、駆動信号受信端子は、1次側補助巻線N1bと電気的に接続される。このようにしたので、スイッチング素子T1を有する電流制御部40とは別にスイッチング素子T3を設けるだけで、フィードバック電圧異常時における出力電圧Voutの異常上昇を防止できる。そのため、故障率の増加やコストアップを抑えつつ、スイッチング電源装置1におけるフィードバック電圧の異常対策を行うことができる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す図である。図4に示すスイッチング電源装置1Aは、第1の実施形態で説明したスイッチング電源装置1と比べて、フィードバック回路50がフィードバック回路50Aに、判定・遮断部60が判定・遮断部60Aにそれぞれ置き換えられている点が異なる。それ以外の点では、スイッチング電源装置1と同様であるため、以下では説明を省略する。
図4は、本発明の第2の実施形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す図である。図4に示すスイッチング電源装置1Aは、第1の実施形態で説明したスイッチング電源装置1と比べて、フィードバック回路50がフィードバック回路50Aに、判定・遮断部60が判定・遮断部60Aにそれぞれ置き換えられている点が異なる。それ以外の点では、スイッチング電源装置1と同様であるため、以下では説明を省略する。
フィードバック回路50Aは、図1のフィードバック回路50と比べて、1次側補助巻線N1bの両端間に降圧部51がさらに設けられている点が異なる。降圧部51は、例えば分圧抵抗R5,R6を用いて構成されており、1次側補助巻線N1bの電圧を所定の分圧比で降圧して判定・遮断部60Aに出力する。これにより、判定・遮断部60Aが過電圧として検知する1次側補助巻線N1bの電圧を、任意の電圧へと変更することができる。なお、降圧部51の分圧比は、フィードバック電圧が過電圧となるときの1次側補助巻線N1bの電圧や、スイッチング素子T3がターンオンするしきい値電圧などに応じて決定される。
判定・遮断部60Aは、図1の判定・遮断部60と比べて、スイッチング素子T3に加えて平滑部61をさらに有する点が異なる。平滑部61は、降圧部51を介してスイッチング素子T3の駆動信号受信端子に入力される1次側補助巻線N1bの電圧を平滑化し、1次側補助巻線N1bの過電圧時にスイッチング素子T3がハーフオンになるのを抑制する回路であり、例えばコンデンサC2により構成される。コンデンサC2は、一端が1次側補助巻線N1bおよびスイッチング素子T3の駆動信号受信端子と電気的に接続され、他端がスイッチング素子T3の負極側端子と電気的に接続されている。なお、スイッチング素子T3の駆動信号受信端子に入力される1次側補助巻線N1bの電圧を平滑化できるものであれば、コンデンサ以外のものを用いて平滑部61を構成してもよい。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るスイッチング電源装置において、フィードバック電圧が異常となる前後での各電圧の変化の様子を示す図である。図5に示すように、フィードバック電圧が異常となる前は、第1の実施形態で説明した図3と同様である。
第1の実施形態と同様に、時刻t1にフィードバック回路50Aにおいて分圧抵抗R1,R2と制御回路20の接続点にオープン故障が発生し、これによってフィードバック電圧が異常になると、制御回路20はパルス電圧Vg1のデューティーを最大値に設定する。これにより、トランス30の1次側主巻線N1aに流れる電流が増大し、これに応じて出力電圧Voutが上昇するとともに、1次側補助巻線N1bの電圧Vfbも上昇する。
1次側補助巻線N1bの電圧Vfbが上昇すると、これに応じてスイッチング素子T3の駆動信号受信端子に印加される電圧Vg3も上昇する。この電圧Vg3が所定のしきい値電圧付近になると、スイッチング素子T3がターンオンし、正極側端子と負極側端子の間が導通する。その結果、スイッチング素子T3の正極側端子と接続されているスイッチング素子T1の駆動信号受信端子の電圧が低下する。
本実施形態では、判定・遮断部60Aにおいて、スイッチング素子T3の駆動信号受信端子と負極側端子の間に平滑部61が接続されている。そのため、1次側補助巻線N1bの電圧Vfbの変動に対して、スイッチング素子T3の駆動信号受信端子に印加される電圧Vg3には、時間的な変動の遅れが生じる。この電圧変動の遅れにより、スイッチング素子T3の駆動信号受信端子の電圧Vg3は、例えば図5に示すように、しきい値電圧の上下に振動を繰り返す。そのため、スイッチング素子T3は、ハーフオン状態を間に挟んでオン状態とオフ状態を繰り返す動作を行う。これに応じて、スイッチング素子T1もハーフオン状態を間に挟んで、パルス電圧Vg1に応じてオン状態とオフ状態を繰り返す動作と、オフ状態を維持する動作とを交互に行う。したがって、出力電圧Voutを一定の範囲内に維持することができる。
以上説明した本発明の第2の実施形態によれば、スイッチング電源装置1Aは、スイッチング素子T3の駆動信号受信端子に印加される電圧を平滑化する平滑部61を備える。平滑部61は、一端がスイッチング素子T3の駆動信号受信端子と電気的に接続され、他端がスイッチング素子T3の負極側端子と電気的に接続される。このようにしたので、フィードバック電圧異常時に、スイッチング素子T1がハーフオン状態に維持されるのを防いでスイッチング素子T1の発熱を抑制しつつ、出力電圧Voutの異常上昇を防止できる。
また、フィードバック回路50Aは、1次側補助巻線N1bの電圧を降圧する降圧部51を備える。スイッチング素子T3の駆動信号受信端子は、降圧部51を介して1次側補助巻線N1bと電気的に接続される。このようにしたので、判定・遮断部60Aが過電圧として検知する1次側補助巻線N1bの電圧を、任意の電圧に設定することができる。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す図である。図6に示すスイッチング電源装置1Bは、第2の実施形態で説明したスイッチング電源装置1Aと比べて、判定・遮断部60Aが判定・遮断部60Bに置き換えられている点が異なる。それ以外の点では、スイッチング電源装置1Aと同様であるため、以下では説明を省略する。
図6は、本発明の第3の実施形態に係るスイッチング電源装置の構成を示す図である。図6に示すスイッチング電源装置1Bは、第2の実施形態で説明したスイッチング電源装置1Aと比べて、判定・遮断部60Aが判定・遮断部60Bに置き換えられている点が異なる。それ以外の点では、スイッチング電源装置1Aと同様であるため、以下では説明を省略する。
判定・遮断部60Bは、図4の判定・遮断部60Aと比べて、スイッチング素子T3および平滑部61に加えてラッチ部62をさらに有する点が異なる。ラッチ部62は、出力電圧Voutの過電圧時にスイッチング素子T3の駆動信号受信端子に入力される電圧をしきい値以上に保持する回路であり、例えばダイオードD5により構成される。ダイオードD5は、一端が1次側補助巻線N1bおよび平滑部61と電気的に接続され、他端がスイッチング素子T3の駆動信号受信端子と電気的に接続される。なお、スイッチング素子T3の駆動信号受信端子に入力される電圧を保持できるものであれば、ダイオード以外のもの、例えばトランジスタや論理回路によるラッチ回路などを用いて、ラッチ部62を構成してもよい。
図7は、本発明の第3の実施形態に係るスイッチング電源装置において、フィードバック電圧が異常となる前後での各電圧の変化の様子を示す図である。図7に示すように、フィードバック電圧が異常となる前は、第1、第2の実施形態でそれぞれ説明した図3、図5と同様である。
第1の実施形態と同様に、時刻t1にフィードバック回路50Aにおいて分圧抵抗R1,R2と制御回路20の接続点にオープン故障が発生し、これによってフィードバック電圧が異常になると、制御回路20はパルス電圧Vg1のデューティーを最大値に設定する。これにより、トランス30の1次側主巻線N1aに流れる電流が増大し、これに応じて出力電圧Voutが上昇するとともに、1次側補助巻線N1bの電圧Vfbも上昇する。
1次側補助巻線N1bの電圧Vfbが上昇すると、これに応じてスイッチング素子T3の駆動信号受信端子に印加される電圧Vg3も上昇する。この電圧Vg3が所定のしきい値電圧付近になると、スイッチング素子T3がターンオンし、正極側端子と負極側端子の間が導通する。その結果、スイッチング素子T3の正極側端子と接続されているスイッチング素子T1の駆動信号受信端子の電圧が低下する。
本実施形態では、判定・遮断部60Bにおいて、平滑部61とスイッチング素子T3の駆動信号受信端子の間にラッチ部62が接続されている。そのため、スイッチング素子T3の駆動信号受信端子に印加される電圧Vg3がしきい値以上になってスイッチング素子T3が一度ターンオンされると、電圧Vg3がしきい値以上に保持される。これにより、スイッチング素子T3は、駆動信号受信端子に蓄積されたゲート電荷が放電されるまでの間はフライバック動作を停止してオン状態を維持する。その結果、スイッチング素子T1の駆動信号受信端子に印加される電圧が低下し続け、スイッチング素子T1はオフ状態を維持する。したがって、出力電圧Voutを0まで低下させることができる。
以上説明した本発明の第3の実施形態によれば、スイッチング電源装置1Bは、スイッチング素子T3の駆動信号受信端子に印加される電圧を一定に保持するラッチ部62を備える。ラッチ部62は、一端が1次側補助巻線N1bおよび平滑部61と電気的に接続され、他端がスイッチング素子T3の駆動信号受信端子と電気的に接続される。このようにしたので、フィードバック電圧異常時に、スイッチング素子T1をオフ状態に維持してスイッチング素子T1の発熱を回避しつつ、出力電圧Voutの異常上昇を防止できる。
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。図8に示す電力変換装置100は、直流電源2から供給される直流電力を交流電力に変換し、交流モータ4に出力して交流モータ4を駆動させる。電力変換装置100は、バックアップ電源部(BkPS)101、制御部(MC)102、ゲートドライブ電源部(GDPS)103、ゲートドライバ(GD)104、およびパワーモジュール(PM)105を備える。なお、電力変換装置100は、例えば電動車両に搭載され、車両駆動用の交流モータ4を駆動させて車両を走行させるものである。
図8は、本発明の第4の実施形態に係る電力変換装置の構成を示す図である。図8に示す電力変換装置100は、直流電源2から供給される直流電力を交流電力に変換し、交流モータ4に出力して交流モータ4を駆動させる。電力変換装置100は、バックアップ電源部(BkPS)101、制御部(MC)102、ゲートドライブ電源部(GDPS)103、ゲートドライバ(GD)104、およびパワーモジュール(PM)105を備える。なお、電力変換装置100は、例えば電動車両に搭載され、車両駆動用の交流モータ4を駆動させて車両を走行させるものである。
バックアップ電源部101は、電力変換装置100の外部に接続された直流電源2に基づいてバックアップ電源を生成する。このバックアップ電源は、ダイオードを介して制御部102に出力される。
制御部102は、バックアップ電源部101から供給されるバックアップ電源、または電力変換装置100の外部に接続された低圧直流電源5からの電源供給を受けて動作し、電力変換装置100が出力する交流電力に応じた制御信号を生成する。制御部102は、例えばマイコン等を用いて構成される。なお、制御部102には低圧直流電源5からの電力も入力されているが、この電力が何らかの原因によって電圧低下または遮断された場合でも、バックアップ電源部101から供給されるバックアップ電源により制御部102を動作させ、電力変換装置100の動作を継続できるようになっている。制御部102が生成した制御信号は、ゲートドライバ104に出力される。
ゲートドライブ電源部103は、電力変換装置100の外部に接続された直流電源2に基づいて、ゲートドライバ104用に絶縁された駆動電源を生成する。この駆動電源は、ゲートドライバ104に出力される。
ゲートドライバ104は、ゲートドライブ電源部103から供給される駆動電源を用いて、制御部102から入力される制御信号に基づくゲート駆動信号を生成する。ゲートドライバ104が生成したゲート駆動信号は、パワーモジュール105に出力される。
パワーモジュール105は、ゲートドライバ104から入力されるゲート駆動信号に基づいて動作し、直流電源2から供給される直流電力を交流電力に変換する。パワーモジュール105は、例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やMOSFET(Metal‐Oxide‐Semiconductor Field‐Effect Transistor)などのパワー半導体素子を用いて構成される。
以上説明した電力変換装置100において、バックアップ電源部101とゲートドライブ電源部103の一方または両方に、第1~第3の各実施形態で説明したスイッチング電源装置1,1A,1Bのいずれかを用いることができる。このようにすれば、バックアップ電源部101とゲートドライブ電源部103からそれぞれ電源供給されて動作する制御部102とゲートドライバ104の一方または両方について、過電圧故障のリスクを低減することができる。
なお、以上説明した第2,第3の各実施形態において、フィードバック回路50Aに替えて、第1の実施形態で説明したフィードバック回路50を用いてもよい。また、第1の実施形態において、フィードバック回路50に替えてフィードバック回路50Aを用いてもよい。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1,1A,1B:スイッチング電源装置、2:直流電源、3:負荷、10:スタートアップ回路、20:制御回路、30:トランス、40:電流制御部、50,50A:フィードバック回路、51:降圧部、60,60A,60B:判定・遮断部、61:平滑部、62:ラッチ部、100:電力変換装置、101:バックアップ電源部(BkPS)、102:制御部(MC)、103:ゲートドライブ電源部、104:ゲートドライバ(GD)、105:パワーモジュール(PM)
Claims (6)
- 所定の出力電圧を生成するスイッチング電源装置であって、
1次側主巻線、1次側補助巻線および2次側主巻線を備え、前記2次側主巻線の電圧に基づいて前記出力電圧を生成するトランスと、
第1の正極側端子、第1の負極側端子および第1の駆動信号受信端子を有し、前記第1の駆動信号受信端子に入力される駆動信号に応じて前記第1の正極側端子と前記第1の負極側端子の間を導通または遮断するスイッチング動作を行うことにより、前記第1の正極側端子と電気的に接続された前記1次側主巻線に流れる電流を制御する第1のスイッチング素子と、
前記1次側補助巻線と電気的に接続され、前記1次側補助巻線の電圧に基づいて前記出力電圧に応じたフィードバック電圧を生成するフィードバック回路と、
前記フィードバック電圧と前記第1のスイッチング素子に流れる電流とに基づいて前記駆動信号を生成し、前記第1の駆動信号受信端子に出力する制御回路と、
第2の正極側端子、第2の負極側端子および第2の駆動信号受信端子を有し、前記第2の駆動信号受信端子の電圧に応じて、前記第2の正極側端子と前記第2の負極側端子の間を導通または遮断する第2のスイッチング素子と、を備え、
前記第2の正極側端子は、前記第1の駆動信号受信端子と電気的に接続され、
前記第2の負極側端子は、前記第1の負極側端子と電気的に接続され、
前記第2の駆動信号受信端子は、前記1次側補助巻線と電気的に接続される
スイッチング電源装置。 - 前記第2の駆動信号受信端子に印加される電圧を平滑化する平滑部を備え、
前記平滑部は、一端が前記第2の駆動信号受信端子と電気的に接続され、他端が前記第2の負極側端子と電気的に接続される
請求項1に記載のスイッチング電源装置。 - 前記第2の駆動信号受信端子に印加される電圧を一定に保持するラッチ部を備え、
前記ラッチ部は、一端が前記1次側補助巻線および前記平滑部と電気的に接続され、他端が前記第2の駆動信号受信端子と電気的に接続される
請求項2に記載のスイッチング電源装置。 - 前記フィードバック回路は、前記1次側補助巻線の電圧を降圧する降圧部を備え、
前記第2の駆動信号受信端子は、前記降圧部を介して前記1次側補助巻線と電気的に接続される
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のスイッチング電源装置。 - 直流電力を交流電力に変換する電力変換装置であって、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のスイッチング電源装置を用いて構成され、前記電力変換装置の外部に接続された第1の直流電源に基づいてバックアップ電源を生成するバックアップ電源部と、
前記電力変換装置の外部に接続された第2の直流電源または前記バックアップ電源部からの電源供給を受けて動作し、前記交流電力に応じた制御信号を生成する制御部と、
前記制御信号に基づくゲート駆動信号を生成するゲートドライバと、
前記ゲート駆動信号に基づいて動作し、前記直流電力を前記交流電力に変換するパワーモジュールと、を備える
電力変換装置。 - 直流電力を交流電力に変換する電力変換装置であって、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のスイッチング電源装置を用いて構成され、前記電力変換装置の外部に接続された直流電源に基づいて駆動電源を生成するゲートドライブ電源部と、
前記交流電力に応じた制御信号を生成する制御部と、
前記ゲートドライブ電源部から供給される前記駆動電源を用いて前記制御信号に基づくゲート駆動信号を生成するゲートドライバと、
前記ゲート駆動信号に基づいて動作し、前記直流電力を前記交流電力に変換するパワーモジュールと、を備える
電力変換装置。
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- 2022-03-02 JP JP2022032188A patent/JP2023128090A/ja active Pending
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