JP2023125493A - 管理機 - Google Patents

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竜太郎 原
Ryutaro Hara
聡 富久
Satoshi Fuku
正男 宮内
Masao Miyauchi
彩美 米田
Ayami Yoneda
恭正 黒田
Yasumasa Kuroda
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Abstract

【課題】
操作ハンドルを回転させても、主変速レバーの後進牽制が可能な歩行型耕耘機を提供する。
【解決手段】
機体1に主変速レバー12を備え、前記機体1の後部には操作ハンドル5を備え、前記操作ハンドル5を回動調整可能にするハンドル回動レバー17を備え、前記操作ハンドル5の回動に追従して回動するカムKを備え、前記主変速レバー12を特定の位置に操作することを制限する第1牽制ガイド8aと第2牽制ガイド8bと第1牽制プレート9aと第2牽制プレート9bを備え、前記カムKが回動した際は前記第1牽制ガイド8aと前記第2牽制ガイド8bと前記第1牽制プレート9aと前記第2牽制プレート9bの位置が変更され、前記主変速レバー12の操作が一部制限されるように変更することを特徴とする歩行型耕耘機。
【選択図】図5

Description

本発明は、歩行型耕耘機に関する。
特許文献1に開示される技術のように、従来、圃場を耕耘し、畝立作業等を行う耕耘機が知られている。
従来の歩行型耕耘機には、後進方向に走行する際、耕耘装置が駆動しないよう、牽制装置が備えられている。
特開2008-184026号公報
しかし、上記従来の歩行型耕耘機の構成によれば、ハンドルを回転させて作業者の位置が変わったときには、進行方向が逆になるため、牽制装置を作動することができなかった。
そこで、本発明では、作業状態によって操作ハンドルや作業者の位置が変わっても、作業者側に走行しないように牽制が可能な歩行型耕耘機を提供することである。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
請求項1に係る発明は、機体(1)に主変速レバー(12)を備え、前記機体(1)の後部には操作ハンドル(5)を備え、前記操作ハンドル(5)を回動調整可能にするハンドル回動レバー(17)を備え、前記操作ハンドル(5)の回動に追従して回動するカム(K)を備え、前記主変速レバー(12)を特定の位置に操作することを制限する第1牽制ガイド(8a)と第2牽制ガイド(8b)と第1牽制プレート(9a)と第2牽制プレート(9b)を備え、前記カム(K)が回動した際は前記第1牽制ガイド(8a)と前記第2牽制ガイド(8b)と前記第1牽制プレート(9a)と前記第2牽制プレート(9b)の位置が変更され、前記主変速レバー(12)の操作が一部制限されるように変更することを特徴とする歩行型耕耘機である。
請求項2に係る発明は、前記第2牽制ガイド(9b)は端部に上凸部(9c)を備え、側面に突起部(Tc)を備え、前記第1牽制ガイド(9a)に調整可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1の歩行型耕耘機である。
請求項3に係る発明は、前記主変速レバー(12)の操作制限は、前記操作ハンドル(5)の向きの変更によって切り替えられる請求項1または請求項2に記載の歩行型耕耘機である。
請求項4に係る発明は、前記操作ハンドル(5)の回動に追従するカム(K)を備え、前記操作ハンドル(5)の向きを変更すると、前記カム(K)が前記上凸部(9c)に接触し、前記主変速レバー(12)の操作を制限することによって、前記操作ハンドル(5)のハンドル持手部(5A)側に移動する位置に操作できないことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の歩行型耕耘機である。
請求項1に記載の本発明によれば、操作ハンドル(5)を回動させると、第1牽制ガイド(8a)と第2牽制ガイド(8b)と第1牽制プレート(9a)と第2牽制プレート(9b)が動き、作業者と操作ハンドル5が機体の前側に来た際に改めて第1牽制ガイド(8a)と第2牽制ガイド(8b)と第1牽制プレート(9a)と第2牽制プレート(9b)を操作する必要がなく、自動的に後進牽制が設定された状態になるので安全で快適な農作業が可能になる。
請求項2に記載の本発明によれば、操作ハンドル(5)が回動するとカム(K)が第2牽制プレート(9b)の上凸部(9c)に接触し、突起部(Tc)と第1牽制ガイド(8a)第2牽制ガイド(8b)が接触することで主変速レバー(12)の操作制限を行うことができ、簡素な構成で後進牽制を可能にする。
請求項3に記載の本発明によれば、操作ハンドル(5)を操作するだけで、主変速レバー(12)の操作を制限する位置も変更され、後進牽制できるので、操作性と安全性が向上する。
請求項4に記載の本発明によれば、ハンドル持手部(5A)側、即ち作業者がいる方向に機体が走行しないように、主変速レバー(12)を移動できる位置を規制することで、作業者の安全を確保した状態で農作業をすることができる。
本発明の歩行型耕耘機の斜視図。 本発明の歩行型耕耘機の操作ハンドルの要部の側面図。 本発明の歩行型耕耘機の操作ハンドルの要部の平面図。 本発明の歩行型耕耘機の要部の平面図。 本発明の歩行型耕耘機の要部の斜視図。 本発明の歩行型耕耘機の牽制ガイドの拡大図。 本発明の歩行型耕耘機の牽制ガイドの拡大図。 本発明の歩行型耕耘機の牽制ガイドの拡大図。 本発明の歩行型耕耘機の牽制ガイドの斜視図。 本発明の歩行型耕耘機の斜視図。 本発明の歩行型耕耘機のラベルの平面図。 本発明の歩行型耕耘機のラベルの平面図。 本発明の歩行型耕耘機のブラケットカバーの要部の平面図。
以下、本発明を、1実施の形態である歩行型車軸耕耘作業機の機体1の基本構成について、その構成と動作を具体的に説明する。
なお、実施例の説明においては、機体1の前進方向に向かって左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後というが、本発明の構成を限定するものではない。
機体1の構成について、図1に基づいて説明する。
歩行型耕耘機の機体1は、前方側にはフロントブラケット6を備え、フロントブラケット6上にエンジンE等を備え、機体1の中間部にはエンジンEの駆動を各部に伝える伝動ケースDを備え、伝動ケースDの前方には左右それぞれに走行車輪2Lと2Rを備え、後方側には耕耘装置3を備える。エンジンEの上方には、エンジンEに燃料を供給する燃料タンクを備え、エンジンE等を上部から覆うフード4を備え、フード4には燃料の残量を確認する燃料ゲージや、燃料タンクに燃料を注油する燃料給油口を備える。
エンジンEの駆動は、エンジンEからベルトを介して伝動ケースDの入力軸に伝わり、入力軸から、走行車輪2を駆動する車輪軸や耕耘装置3を駆動する耕耘軸に動力を伝える。
伝動ケースDの上部には、作業者が機体1の操作をする操作ハンドル5を備える。より詳細には、伝動ケースDの上部に、ハンドルブラケットHを取り付け、操作ハンドル5に関する各部を備える。
以下、操作ハンドル5について説明する。
機体1の操作を行う操作ハンドル5には、作業者が機体1を操縦する際に握るハンドル持手部5Aを備える。ハンドル持手部5Aやその付近には、機体1の走行や耕耘等の作業に関する操作装置が備えられている。
機体1を運転または停止する際は、操作ハンドル5の右側に備えられるキースイッチ50で行う。キースイッチ50は、機体1のエンジンEを始動・停止させる操作に関するものの1つである。
始動時においては、まずキースイッチ50の操作前に、クラッチレバー51が「切」状態であることを確認する。次に、主変速レバー12が中立状態にあることを確認する。その後、キースイッチ50を運転位置に操作し、燃料タンクの燃料をエンジンEに流れるように燃料コックを操作し、アクセルレバーやチョークノブを必要に応じて操作し、スターターノブを引っ張って運転状態にする。アクセルレバーでは、エンジンEのエンジン回転数を調整することができ、チョークノブではエンジンEを始動しやすくできる。
クラッチレバー51は、操作ハンドル5に備えられている。クラッチレバー51は、エンジンEから各部への動力伝達を「入」状態と「切」状態に切り替える操作装置である。
主変速レバー12は、走行車速と前進後進を切り替えるために操作する装置である。走行車輪2が停止していて耕耘装置3も駆動しない中立状態にする、機体1の前進後進を切り替える、車速の設定等ができる。
副変速レバー11は、主変速レバー12で設定した車速を「低速」と「高速」に切り替える操作具である。
操作ハンドル5は、作業者や作業状態に応じて高さや向きを変更することができる。ハンドル上下レバー15を握ると、ハンドル根元部5B側にある支点13を支点に操作ハンドル5を上下方向に回動することができ、操作ハンドル5の高さを調整できる。また、ハンドル回動レバー17を握ると、ハンドル根元部5B内の部材を支点にし、操作ハンドル5を左右方向に回動することができ、操作ハンドル5の向きを調整できる。
図2と図3の構成について説明する。図2と図3は、図1の操作ハンドル5の要部の側面図である。
デッドマンクラッチレバー52は、ピン54と取付部材59によって操作ハンドル5のハンドル持手部5A付近に取り付けられる。デッドマンクラッチレバー52は、ピン54を支点に機体前後方向に回動する。
取付部材59は、ピン54によってハンドル持手部5Aに接続される。取付部材59の下方には、スプリング56を取り付けることができる穴があるプレート55が取り付けられる。プレート55に取り付けられるスプリング56は、デッドマンクラッチレバー52が回動することによって機体前後方向に伸縮する。リミットスイッチ57はスプリング56の動きによってデッドマンクラッチレバー52の操作状態を判断する。リミットスイッチ57によってデッドマンクラッチレバー52の状態を判断し、キースイッチ50の動作を電気的に制御し、機体1が運転状態にならないようにする。
これによって、デッドマンクラッチレバー52を握らないままキースイッチ50の始動操作を行ったとしても、エンジンEが始動しないので機体1が急発進する等の事態を防止し、安全性が向上する。なお、リミットスイッチ57を備える構成にせず、スプリング56が直接キースイッチ50を引っ張ることで始動側に操作することを防止する等の別の構成としても良い。
また、キースイッチ50や副変速レバー12が取り付けられる、パネル53について図4を用いながら説明する。パネル53にキースイッチ50と、キースイッチ50による始動操作を制限するプレート55やスプリング56、リミットスイッチ57が取り付けられており、操作装置や安全制御装置をコンパクトに備えることができる。また、ハンドル持手部5Aにあることによって、操作も容易である。
操作ハンドル5のハンドル根元部5B側の構成について説明する。操作ハンドル5の下方には、伝動ケースDと接続されるハンドル根元部5Bを備える。
図4と図5ではハンドル根元部5Bの内部を示す。図4のように、伝動ケースDの上部には、操作ハンドル5等を取り付けるハンドルブラケットHが接続される。ハンドルブラケットHには、操作ハンドル5に関連する各部品が取り付けられ、上部には、ハンドルブラケットHを覆うブラケットカバーVを備える。
ブラケットカバーVには、伝動ケースDに取り付けられる主変速レバー12が通る穴を備える。また、ブラケットカバーVには、主変速レバー12が操作された際に変速の設定を確認することができる溝Zと、溝Z内で動くマーカーMを備える。主変速レバー12を操作すると、マーカーMが示す位置が変化し、作業者は主変速の設定を目視することができる。マーカーMはブラケットカバーVに設けられた「エ」状の溝Zに沿って移動する。
次に、主変速主変速レバー12を特定の変速位置へ変更することを制限する構成について説明する。
図4~9はブラケットカバーV等を取り外した要部の拡大図である。
溝ZのブラケットカバーVで覆われた部分の下には、図9に示すような主変速レバー12の変速位置を制限することが可能な牽制ガイド8を備える。牽制ガイド8は、第1牽制ガイド8aと第2牽制ガイド8bから成る。図9に示すように、第1牽制ガイド8aと第2牽制ガイド8bは、下方に左右横軸が通る穴を備える形状である。第1牽制ガイド8aと第2牽制ガイド8bは左右横軸によって、ハンドルブラケットHに取り付けられる。第1牽制ガイド8aと第2牽制ガイド8bは、左右横軸を支点にそれぞれ独立して機体前後方向に回動可能である。
図4~9に示すように、第1牽制ガイド8aは上部に板状部分を備え、平面視において板状部分は「ヨ」の字状である。第2牽制ガイド8bは上部に板状部分を備え、平面視において「コ」の字状の溝を備える。第1牽制ガイド8aと第2牽制ガイド8bの板状部分が重なり合うように取り付けられており、この板状部分の重なり具合によって、主変速レバー12を操作できない位置が発生し、主変速レバー12の動きを制限する。図1の機体においては、後進方向に移動できなくなる。
図11~図13に図示するものは、マーカーMがどこに入っていれば主変速がどう設定されているか目視できるように備えられる確認用のラベルである。図1の機体においては、このラベルX,YはブラケットカバーVに貼られ、図13に示すように溝Zの前後に位置する。ラベルYは、操作ハンドル5を回転させた際に確認できるようになっている。主変速レバー12の操作が制限されることで、マーカーMはこの溝ZのLに移動できなくなる、またはL以外に移動できなくなる。Lは操作ハンドル5が正位置の時に後進を示す位置となり、逆位置の時は前進を示す位置となる。
ブラケットカバーV内部の説明をする。
図6の第1牽制ガイド8aと第2牽制ガイド8bは、主変速レバー12の動きを制限していない状態のものである。移動制限のない状態では、第1牽制ガイド8aと第2牽制ガイド8bが重なったことにより生じる溝は「エ」の字状である。
第1牽制プレート9aと第2牽制プレート9bは、第1牽制ガイド8aまたは第2牽制ガイド8bを所定の位置に押すことを目的とする。第1牽制プレート9aはハンドルブラケットHに取り付けられており、平面視においてハンドルブラケットHの機体左側から露出している。第1牽制プレート9aと第2牽制プレート9bは、平面視において大部分が重なる。第1牽制プレート9aと第2牽制プレート9bは、上下方向にピンで留められており、機体左右方向に一体回動することができる第1牽制プレート9aと第2牽制プレート9bを接続する穴は長穴であり、第2牽制プレート9bが長手方向に移動可能にピンを調整しておく。第1牽制プレート9aにはワイヤが取り付けられる部位を備え、そのワイヤは副変速レバー11に接続され、副変速レバー11の操作によってワイヤが動き、第1牽制プレート9aと第2牽制プレート9bは左右方向に回動する。
長穴による移動で第2牽制プレート9bの位置を変化させると、第2牽制プレート9bに備えられる突起部9cがどこを押して動かすかが変更され、主変速レバー12の移動に制限がかかる位置が変わり、作業者がいる方向への高速走行を禁止する。
図1の耕耘機では、副変速レバー11の設定位置が「強」になった際に、第1牽制プレート9aと第2牽制プレート9bが右回りに回動し、第2牽制プレート9bの長辺に備えられる突起部Tcが、第1牽制ガイド8aに備えられる突起部Taまたは第2牽制ガイド8bに備えられる突起部Tbを押す。これによって、第1牽制ガイド8aまたは第2牽制ガイド8bが機体前側に回動し、溝Zの形状が変化する。溝Zの形状の変化により、主変速レバー12を移動させることができない位置ができ、特定方向への変速規制を可能にする。図1の耕耘機では、第1牽制ガイド8aが前方向に回動しRの位置を塞ぐことで、後進の位置への操作を規制し、作業者側に機体1が発進する事態を防止する。
また、ハンドル根元部5Bは、ハンドル回動レバー17を操作することによって、操作ハンドル5を縦軸周りに回動させることができる。この際、操作ハンドル5を通常の位置とは反対に向けることができる。操作ハンドル5を反対向きにする際、作業者の向きと機体進行方向が変わるため、後進規制にも変更が必要となる。図1の耕耘機では、第2牽制ガイド8bを動かすことで作業者側への走行を規制するため、第1牽制プレート9aと第2牽制プレート9bによって第2牽制ガイド8bが押されることが求められる。
図4のように、ハンドルブラケットH上には、操作ハンドル5の回動に追従するカムKを備える。カムKは、操作ハンドル5が左右方向に回動した際に追従して回転する。カムKは操作ハンドル5が通常の向きにある際にはハンドルブラケットH上にあるが、操作ハンドル5が反対向きまで操作された際は一部がハンドルブラケットHからはみ出し、ハンドルブラケットH上からはみ出したカムKの一部が第2牽制プレート9bの上凸部9cに接触し、第1牽制プレート9aおよび第2牽制プレート9bを機体外側方向に押しやる。この際、第1牽制プレート9aに長穴で取り付けられる第2牽制プレート9bは機体外側方向に移動する。
第2牽制プレート9bが機体外側方向(左右方向)に移動することで、第1牽制プレート9aおよび第2牽制プレート9bが回動した際に第2牽制プレート9bの突出部Tcが接触する位置が変更され、突出部Tcは第2牽制ガイド8bを押す。これによって、第2牽制ガイド8bが回動して溝Zが変化し、R以外の変速位置を防ぐ。これによって、作業者がいる方向への走行を規制することができる。
図示しないが、副変速レバー11の操作が次に示すように規制され、後進位置への走行を牽制するものであっても良い。副変速レバー11が、図1の耕耘機のように操作ハンドル5に備えられないもので、ハンドルブラケットH図付近に備えられる。図5のようにカムKを備え、操作ハンドル5が反対向きに操作された際にカムKの一部がハンドルブラケットHからはみ出し、副変速レバー11に接触し、カムKによって副変速レバー11が「高」状態になることを規制する。カムKによって、副変速レバー11は「高」方向に動かすことができなくなり、作業者側に高速で走行することを防止する。
これにより、作業者が巻き込まれる事故を防止する。副変速レバー11が縦軸によって左右回動する構成においては、カムKの接触によって副変速レバー11が前側に回動して「低」状態に切り替わる構成としても良い。副変速レバー11が横軸によって上下回動する構成においては、カムKの接触によって副変速レバー11を「高」状態に切り替えることが阻害される構成としても良い。また、ハンドル持手部5Aに操作レバーを備えて、操作レバーを操作するとハンドルブラケットVに取り付けられるスプリングやロッドが動き、副変速レバー11が動く構成であっても良い。
また、機体1には以下の構成を加えても良い。図10は、フロントブラケット6に、旋回等の作業を安定させる作業ステップ20を設ける構成である。作業ステップ20はステップ21と、プレート22と、ステップ21とプレート22を接続する支持棒23と、支持棒23の下端に備えられる支持輪24からなる。
ステップ21は、図10のようにフロントブラケット6にボルト等で取り付けられる平面部21aと、平面部から前側下向きに傾斜する傾斜面21bと、穴が開いた板状部材である貫通部21cから成る。なお、フロントブラケット6に取り付けた平面部21aの上にさらにフロントウエイト7を取り付けても良い。貫通部21cには穴を設け、支持棒23を通して、同じく穴の開いたプレート22を取り付ける。また、プレート22の前側には切り欠き22Uを設ける。支持棒23の、貫通部21cとプレート22の間の部分は伸縮可能な伸縮部23cとする。
伸縮部23cによって、プレート22は上下に動く。作業者は、旋回時等にプレート22の切り欠き22Uに足をかけ、力を入れることで機体1の方向転換を容易に行うことができる。
また、支持棒23の上部23aと下部23bを伸縮部23cより太く着脱自在な構成にしておくことで、伸縮部23cだけを貫通部21cとプレート22の穴に通すことができ、その後伸縮部23に貫通部21cとプレート22を取り付けることで伸縮部23cが伸縮しても支持棒23は貫通部21cやプレート22の穴から脱落することがなくなる。なお、支持輪24は縦軸を支点に左右方向に回動自在にしておくと、非走行時には向きを変えることで前後方向に動いてしまうことを防止できる。
また、機体1には以下の構成を加えても良い。フロントブラケット6に、右前方に設けた長穴は横にも調節幅を持たせた構成としても良く、右後方に設けた長穴は横にも調節幅を持たせた構成としても良く、右側面のウエイト締付穴の一部を強度確保のために丸みのある形状にしても良く、エンジンE後方を締め付けるボルトが見える位置に切り欠き長穴を設けても良い。これらの構成によって、機体1のメンテナンス性が向上する。
1 耕耘機
2 走行車輪
3 耕耘装置
4 フード
5 操作ハンドル
6 フロントブラケット
7 フロントウエイト
8 牽制ガイド
8a 第1牽制ガイド
8b 第2牽制ガイド
9 牽制プレート
9a 第1牽制プレート
9b 第2牽制プレート
9c 上凸部
11 副変速レバー
12 主変速レバー
15 ハンドル上下レバー
17 ハンドル回動レバー
20 作業ステップ
21 ステップ
22 プレート
23 支持棒
24 支持輪
D 伝動ケース
E エンジン
H ハンドルブラケット
K カム
M マーカー
Ta 突出部
Tb 突出部
Tc 突出部
V ブラケットカバー
Z 溝

Claims (4)

  1. 機体(1)に主変速レバー(12)を備え、前記機体(1)の後部には操作ハンドル(5)を備え、前記操作ハンドル(5)を回動調整可能にするハンドル回動レバー(17)を備え、前記操作ハンドル(5)の回動に追従して回動するカム(K)を備え、前記主変速レバー(12)を特定の位置に操作することを制限する第1牽制ガイド(8a)と第2牽制ガイド(8b)と第1牽制プレート(9a)と第2牽制プレート(9b)を備え、前記カム(K)が回動した際は前記第1牽制ガイド(8a)と前記第2牽制ガイド(8b)と前記第1牽制プレート(9a)と前記第2牽制プレート(9b)の位置が変更され、前記主変速レバー(12)の操作が一部制限されるように変更することを特徴とする歩行型耕耘機。
  2. 前記第2牽制ガイド(9b)は端部に上凸部(9c)を備え、側面に突起部(Tc)を備え、前記第1牽制ガイド(9a)に調整可能に取り付けられていることを特徴とする請求項1の歩行型耕耘機。
  3. 前記主変速レバー(12)の操作制限は、前記操作ハンドル(5)の向きの変更によって切り替えられる請求項1または請求項2に記載の歩行型耕耘機。
  4. 前記操作ハンドル(5)の回動に追従するカム(K)を備え、前記操作ハンドル(5)の向きを変更すると、前記カム(K)が前記上凸部(9c)に接触し、
    前記主変速レバー(12)の操作を制限することによって、前記操作ハンドル(5)のハンドル持手部(5A)側に移動する位置に操作できないことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の歩行型耕耘機。
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