JP2023124798A - 電極 - Google Patents

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友貴 大内
Tomoki Ouchi
要一 守屋
Yoichi Moriya
かほり ▲高▼月
Kahori Takatsuki
功二 田中
Koji Tanaka
勝久 東山
Katsuhisa Higashiyama
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Abstract

【課題】伸縮時に発生するノイズを抑制可能な構造の生体電極、又は、非生体の変動面に用いるための電極を提供する。【解決手段】電極は、弾性変形可能な電極であって、互いに距離をおいて配置された複数の電極体と、複数の電極体の間を電気的に接続する液体の導電体である液体配線部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、生体電極又は非生体の変動面に用いるための電極に関する。
特許文献1には、互いに距離を置いて配置された多数の電極体を有する電極シートと、電極シートと重ね合わされた導電性布部とを備え、電極シートは、隣り合う電極体を連結する伸縮線材を備え、伸縮性及び柔軟性を備えた網目シート状に形成されている生体用電極が記載されている。この背板用電極は、電極シートに伸縮性及び柔軟性を備えた網目シート状を用いることにより、生体に対する一定の接触面積を確保しつつ、密着した状態で生体の表面変動に好適に追随することができる。
特開2018-23568号公報
しかし、特許文献1に記載の生体用電極は、繊維状の導電性部材を含んでいるため、この部材が伸びる際に生じる抵抗値変化に起因すると思われるノイズを生じるという問題があった。
そこで、本発明は、伸縮時に抵抗値変化によるノイズを抑制可能な構造の生体電極、又は、非生体の変動面に用いるための電極の提供を目的とする。
本発明に係る電極は、弾性変形可能な電極であって、
互いに距離をおいて配置された複数の電極体と、
前記複数の電極体の間を電気的に接続する液体の導電体である液体配線部と、を備える。
本発明に係る電極によれば、電極体の間に液体配線部を配置しているので、伸縮時に抵抗値変化によるノイズを抑制できる。
実施の形態1に係る電極の液体配線部を見えるように表した平面配置を示す透過底面図である。 図1のA-A方向に見た断面構造を示す概略断面図である。 実施の形態2に係る電極の液体配線部を見えるように表した平面配置を示す透過底面図である。 図3のB-B方向に見た断面構造を示す概略断面図である。 実施の形態3に係る電極の液体配線部を見えるように表した平面配置を示す透過底面図である。 図5のC-C方向に見た断面構造を示す概略断面図である。 実施の形態4に係る電極の液体配線部を見えるように表した平面配置を示す透過底面図である。 図7のD-D方向に見た断面構造の一例を示す概略断面図である。 図7のD-D方向に見た断面構造の他の一例を示す概略断面図である。 実施の形態5に係る電極の液体配線部を見えるように表した平面配置を示す透過底面図である。 図10のE-E方向に見た断面構造の一例を示す概略断面図である。 (a)は、実施の形態6に係る電極の断面構造を示す概略断面図であり、(b)は、(a)の液体配線部のさらに詳細な断面構造を示す拡大断面図である。 実施の形態7に係る電極の断面構造を示す概略断面図である。 実施の形態8に係る電極の断面構造を示す概略断面図である。 試験用の液体配線部を含む電極の平面図である。 図15AのF-F方向に見た電極の断面構造を示す概略断面図である。 図15Aと同じ電極の平面図である。 図16Aの電極をX方向に引っ張り張力を加えた場合の変形した電極を示す平面図である。 実施の形態9に係る電極の断面構造を示す概略断面図である。 図17Aの電極の端部の一つの電極体を含む点線で囲んだ領域Gの拡大断面図である。 図17Bの電極の端部に剥離部が生じた状態を示す拡大断面図である。 液体配線部を封止する封止部を有しない参考例の電極において、剥離部が生じた状態を示す拡大断面図である。 実施の形態10に係る電極の断面構造を示す概略断面図である。 実施の形態11に係る電極の断面構造を示す概略断面図である。 図19Aの電極の端部の一つの電極体を含む点線で囲んだ領域Hの拡大断面図である。 図19Bの電極の端部に剥離部が生じた状態を示す拡大断面図である。 液体配線部を封止する封止部を有しない参考例の電極において、剥離部が生じた状態を示す拡大断面図である。 実施の形態12に係る電極の断面構造を示す概略断面図である。 図20Aの電極の端部の一つの電極体を含む点線で囲んだ領域Iの拡大断面図であり、電極の端部に裂け目が生じた状態を示す拡大断面図である。 液体配線部を封止する封止部を有しない参考例の電極において、裂け目が生じた状態を示す拡大断面図である。 実施の形態13に係る電極の断面構造を示す概略断面図である。 図21Aの電極の端部の一つの電極体を含む点線で囲んだ領域Jの拡大断面図である。 絶縁部の外側を覆う保護層としての封止部を有しない参考例の電極において、裂け目が生じた状態を示す拡大断面図である。 実施の形態14に係る電極の断面構造を示す概略断面図である。 図22Aの電極の端部の一つの電極体2を含む点線で囲んだ領域Kの拡大断面図である。
第1の態様に係る電極は、弾性変形可能な電極であって、
互いに距離をおいて配置された複数の電極体と、
前記複数の電極体の間を電気的に接続する液体の導電体である液体配線部と、を備える。
第2の態様に係る電極は、上記第1の態様において、第1面を有し、
前記複数の電極体は前記第1面に配置されてもよい。
第3の態様に係る電極は、上記第1又は第2の態様において、前記電極が弾性変形していない状態における前記複数の電極体のうちの2つの電極体の間の距離が、2倍の長さとなるように弾性変形したときの前記複数の電極体間の抵抗値は、前記電極が弾性変形する前の前記2つの電極体間の抵抗値の50倍以下であってもよい。
第4の態様に係る電極は、上記第1又は第2の態様において、前記電極が弾性変形していない状態における前記複数の電極体のうちの2つの電極の間の距離が、2倍の長さとなるように弾性変形したときの前記2つの電極体の間を接続する液体配線部の抵抗値は、前記電極が弾性変形する前の前記2つの電極体の間を接続する液体配線部の抵抗値の10倍以下であってもよい。
第5の態様に係る電極は、上記第1から第4のいずれかの態様において、前記液体配線部は、常温において液体となる金属を含んでもよい。
第6の態様に係る電極は、上記第1から第5のいずれかの態様において、前記液体配線部は、ガリウムを60重量%以上含む金属を含んでもよい。
第7の態様に係る電極は、上記第6の態様において、前記液体配線部は、インジウムを40重量%以下含む金属を含んでもよい。
第8の態様に係る電極は、上記第1から第7のいずれかの態様において、前記液体配線部は、互いに隣接する2つの前記電極体の一方の電極体から他方の電極体に向かって延在するように配置されていてもよい。
第9の態様に係る電極は、上記第1から第8のいずれかの態様において、前記液体配線部は、周囲を封止する樹脂をさらに備えていてもよい。
第10の態様に係る電極は、上記第1から第9のいずれかの態様において、前記電極は、第1面と、前記第1面と対向する第2面をさらに備え、
前記複数の電極体は、前記第1面に配置され、
前記第2面に、基板をさらに備えてもよい。
以下、実施の形態に係る電極について、添付図面を参照しながら説明する。なお、図面において実質的に同一の部材については同一の符号を付している。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る電極10の液体配線部4を見えるように表した平面配置を示す透過底面図である。図2は、図1のA-A方向に見た断面構造を示す概略断面図である。なお、便宜上、図1及び図2では測定対象の被測定表面と対向する面をXY面として、XY面に垂直な方向をZ方向として示している。
実施の形態1に係る電極10は、図1に示すように、互いに距離をおいて第1面1に
配置された複数の電極体2と、電極体2の間を電気的に接続する液体の導電体である液体配線部4と、を備える。また、この電極10は、液体配線部4を封止する固体配線部5と、複数の電極体2と液体配線部4とを支持する平面状の基材11と、をさらに備えている。この電極10では、電極体2の間の液体配線部4と固体配線部5とによって、面内方向で電極体2の間の電気的な接続を行っている。
この電極10によれば、測定対象の表面の形状が変化したときに、電極体2の間の電気的接続に液体配線部4を備えていることで、形状変化によって発生する応力による破断が起こらない。これによって、液体配線部4の伸縮に伴う抵抗値の変化を小さくできる。抵抗値の変化を小さくできると信号のノイズを低減できる。
また、この電極10を用いて、生体表面を計測する場合、形状変化によるノイズが小さくなる。また、この電極10を用いて、生体に対して電気刺激を印加する場合、生体内に実際に印加される電気パルスの変化は小さくなる。
なお、この電極10は、複数の電極体2を液体配線部4で電気的に接続しているので、全体として同電位となり、一つの電極として機能する。
以下に、この電極10を構成する各構成部材について説明する。
<電極体>
電極体2は、互いに距離を置いて第1面1に配置されている。電極体2は、例えば、銅、銀、金、アルミニウム等の金属からなる。また、電極体2の形状は、図1、図3、図1Cに示すように矩形であってもよい。なお、電極体2の形状は矩形に限られず、円形、多角形、あるいは、直線及び曲線を含む形状等であってもよい。
<液体配線部>
液体配線部4は、電極体2の間を電気的に接続する液体の導電体である。液体配線部4は、例えば、常温において液体となる金属からなる。例えば、ガリウムを含む材料からなる。例えば、インジウムが0~40重量%、ガリウムが60-100重量%の材料からなるものであってもよい。液体配線部4の材料は、上記に限られず、Ga:75.5重量%、In:24.5重量%のEGaIn(融点15.5℃)、Ga:68.5重量%、In:21.5重量%、Sn:10重量%(融点-19℃)、または、Ga:62重量%、In:25重量%、Sn:13重量%(融点10℃)のGalinstran等の材料であってもよい。これらの材料は、その融点がヒトの体温よりも低いので、電極の使用時には液体配線部4を液状に保つことができ、伸縮に伴う抵抗値変化が小さくなり、ノイズを抑制できる。
なお、液体配線部4の構成は、上記の例に限られない。例えば、後述する実施の形態6(図12)に示すように、金属粒子等の導電材料が液状の樹脂中に分散している導電ペーストであってもよい。
また、液体配線部4は、40℃以下の融点を有する合金等の材料からなるものであってもよい。具体的には、40℃以下の融点である合金の組成比の範囲内であればよく、その他の金属の添加を妨げない。
さらに、液体配線部は、常温において液体となる金属からなるものであってもよい。
ここで、「常温」とは、用途に応じて変化する。例えば、生体電極として使用する場合には、およそ15℃~25℃であり、非生体の変動面に使用する場合には、およそ15℃~60℃である。
また、液体配線部4は、面に平行な一つの方向についての液体配線部4の長さが基準の長さの2倍に延在した場合の抵抗値が、液体配線部の基準の長さの場合の抵抗値に対して10倍以下である。これによって、液体配線部4の伸縮に伴う抵抗値の変化を基準の長さの場合の10倍以下に小さくできる。そこで、抵抗値の変化に伴う信号のノイズを低減できる。基準の長さとは、電極が弾性変形していない状態における液体配線部の長さである。液体配線部の抵抗値を直接測定してもよいが、これに限定されない。抵抗値は、2つの電極体の間の抵抗値について、2つの電極体の間の基準となる長さ(弾性変形していない状態の長さ)の抵抗値と、2つの電極体の間の長さが基準の長さの2倍となるように弾性変形した状態の、2つの電極体の間の抵抗値と、を比較した場合、2つの電極体の間の抵抗値の変化を基準の長さの場合の50倍以下に小さくできる。
液体配線部4は、互いに隣接する2つの電極体2の一方の電極体2から他方の電極体2に向かって延在するように配置されていてもよい。これによって、電極体2の延在方向に対して垂直方向に応力が加わった時に発生するノイズの影響を小さくできる。
図1では、液体配線部4は、電極体2が配置されている平面内で、電極体2の間に間隔を空けて格子状に配置されている。
また、液体配線部4は、周囲を封止されている。例えば、液体配線部4は、図1に示すように、固体の導電体である固体配線部5によって封止されていてもよい。この場合には、液体配線部4と固体配線部5との間で電気的接続が保たれるので、液体配線部4は、固体配線部5を介して電極体2と電気的接続を行ってもよい。
あるいは、液体配線部4は、固体の絶縁部によって封止されていてもよい。この場合には、液体配線部4は、例えば、導電性材料からなるビアを介して電極体2と電気的接続を行ってもよい。
また、基材11によって電極体2及び液体配線部4を支持する場合には、基材11によって液体配線部4の一部を封止してもよい。
<固体配線部>
固体配線部5は、例えば、銅箔、アルミ箔等の金属箔であってもよい。固体配線部5は、固体の導電体であればよく、上記のものに限られない。
<基板>
基板11は、第1面1と対向する第2面3に配置され、複数の電極体2と液体配線部4とを支持する平面状の部材である。また、基板11によって電極体2及び液体配線部4を固定する役割を有してもよい。
基板11は、例えば、熱可塑性樹脂であるウレタン樹脂、アクリル樹脂、シリコン樹脂等からなる平面状の部材を用いることができる。
(実施の形態2)
図3は、実施の形態2に係る電極10aの液体配線部4を見えるように表した平面配置を示す透過底面図である。図4は、図3のB-B方向に見た断面構造を示す概略断面図である。
実施の形態2に係る電極10aは、実施の形態1に係る電極と対比すると、各電極体2との電気的な接続を積層方向から行っている点で相違する。具体的には、液体配線部4から固体配線部5を介して各電極体2との電気的な接続を積層方向から行っている。
また、図3に示すように、液体配線部4は、電極体2が配置されている平面内で、積層方向からみて電極体2の構成する格子と重なるように格子状に配置されている。この場合、電極体2の格子の格子点と液体配線部4の格子の格子点とが実質的に重なっている。
(実施の形態3)
図5は、実施の形態3に係る電極10bの液体配線部4を見えるように表した平面配置を示す透過底面図である。図6は、図5のC-C方向に見た断面構造を示す概略断面図である。
実施の形態3に係る電極10bは、実施の形態1及び実施の形態2に係る電極と対比すると、液体配線部4が連続した線状ではなく、点在している点で相違している。具体的には、図5に示すように、液体配線部4は、電極体2が配置されている平面内で、電極体2の間に間隔を空けて格子の格子点に点在して配置されている。
このように液体配線部4は、点在していても形状変化によって発生する応力を緩和できるため、抵抗値の変化を低く抑えることができ、ノイズの発生を抑制できる。
また、実施の形態3に係る電極10bは、実施の形態1及び実施の形態2に係る電極と対比すると、固体配線部5と電極体2との間に面状に配置された絶縁部6を有する点で相違する。この場合には、液体配線部4は、例えば、導電性材料からなるビア(図示せず)を介して電極体2と電気的接続を行ってもよい。
<絶縁部>
絶縁部6は、電極体2と固体配線部5との間に面状に配置されている。また、絶縁部6は、伸縮性を有してもよい。これによって、測定対象の被測定表面が変動し、2つの電極体2の間の距離が変化した場合にも、絶縁部6も伸縮性を有するので、液体配線部4の変形及び固体配線部5の弾性変形を抑制することなく、電極体2の移動に対応することができ、ノイズの発生を抑制できる。
絶縁部6は、通常用いられる熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂等を用いることができる。
(実施の形態4)
図7は、実施の形態4に係る電極10cの液体配線部4を見えるように表した平面配置を示す透過底面図である。図8は、図7のD-D方向に見た断面構造の一例を示す概略断面図である。図9は、図7のD-D方向に見た断面構造の他の一例を示す概略断面図である。
実施の形態4に係る電極10cは、実施の形態1乃至3に係る電極と対比すると、図7に示すように、液体配線部4が平面視で電極体2の間にわたって広がって配置されている点で相違する。なお、上記のように液体配線部4が配置される例としては、図8の電極10c1の断面図に示すように、電極体2の間の幅よりも広く広がっているが、電極体2の裏面側の全部には広がっていてもよい。また、図9の電極10c2の断面図に示すように、電極体2の裏面側まで全面にわたって広がって配置されていてもよい。
(実施の形態5)
図10は、実施の形態5に係る電極10dの液体配線部4を見えるように表した平面配置を示す透過底面図である。図11は、図10のE-E方向に見た断面構造の一例を示す概略断面図である。
実施の形態5に係る電極10dは、実施の形態1乃至4に係る電極と対比すると、液体配線部4が一方向に沿って延在している点で相違する。
図10に示すように、伸縮方向に対して垂直方向に液体配線部4が延在していることにより、伸縮した場合にも液体配線部4が形状変化し、抵抗値の変化を抑制し、ノイズの発生を抑制できる。伸縮方向とは、電極を弾性変形させる場合に必要な力が少なくなる方法を示す。例えば、同じ張力を加えて弾性変形させる場合、伸縮方向ではない方向に張力を加える場合に比べて伸縮方向に張力を加えた場合のほうが弾性変形によって伸びる長さが長くなる。
(実施の形態6)
図12(a)は、実施の形態6に係る電極10eの断面構造を示す概略断面図であり、(b)は、(a)の液体配線部4aのさらに詳細な断面構造を示す拡大断面図である。
実施の形態6に係る電極10eは、液体配線部4aが液状の樹脂12のマトリクス中に導電材料14が分散している点を特徴とする。液体配線部4aとしては、例えば、銀ペーストを焼いたり乾燥させずに液体のまま銀ペーストそれ自体として使用してもよい。なお、銀ペーストに限られず、導電材料14が液状の樹脂12に分散している導電ペーストであればよい。
上記の場合には、液体配線部4aの全体が導電材料ではないが、この場合にも伸縮した場合に液体配線部4aが形状変化し、抵抗値の変化を抑制し、ノイズの発生を抑制できる。
なお、導電材料14は、それ自体が液体であっても、固体であってもよい。また、これに限られず、液体配線部4aは、例えば、水溶液のマトリクス中に電解質が溶解している導電性水溶液であってもよい。
(実施の形態7)
図13は、実施の形態7に係る電極10fの断面構造を示す概略断面図である。
実施の形態7に係る電極10fは、実施の形態1に係る電極と対比すると、絶縁部6を有する点で相違する。電極体2の間に絶縁部6を設けたことによって、電極体2以外の箇所での測定対象との接触を抑制できる。
(実施の形態8)
図14は、実施の形態8に係る電極10gの断面構造を示す概略断面図である。
実施の形態8に係る電極10gは、実施の形態7に係る電極と対比すると、液体配線部4が電極体2の間に広がっている点で相違する。これによって、電極体2の間の伸縮を液体配線部4で直接に受けることができる。
なお、液体配線部の配線パターンは、上記の例に限られず、本開示の範囲において種々選択できる。例えば、格子状、ライン状、点状、面状等のいずれであってもよい。また、液体配線部と電極体との電気的な接続を確保できる限りにおいて、固体配線部と絶縁部とは互いに置換してもよい。
(液体配線部で発生するノイズについて)
図15Aは、試験用の液体配線部4を含む電極40の平面図であり、図15Bは、図15AのF-F方向に見た電極40の断面構造を示す概略断面図である。図16Aは、図15Aと同じ電極40の平面図であり、図16Bは、図16Aの電極をX方向に引っ張り張力を加えた場合の変形した電極40を示す平面図である。
図15A~図16Bを用いて、引っ張り張力を受けた時に、封止された液体配線部4で発生するノイズについて説明する。図15Aに示すように、H形状の電極40を用意する。電極40は、例えば、シリコン樹脂を含む固体配線部5に封止された液体配線部4と、液体配線部4に接続された一対の導線32とを有する。液体配線部4に接続された一対の導線を引き出すことにより、液体配線部4のインピーダンスを測定することができる。一対の導線32は、液体配線部4が延在する第1方向(X方向)における両端に配置される。初期状態のインピーダンスRを測定し、その後、第1方向(X方向)において、伸縮率が100%となるように電極40に引っ張り張力を加えて、伸縮率100%の状態でのインピーダンスRを測定する。伸縮率100%とは、引っ張り張力を加えていない状態における液体配線部4の第1方向(X方向)の一端から他端までの長さをXとしたとき、2Xの長さとなる状態である。一方、伸縮率0%とは、液体配線部4の第1方向(X方向)の一端から他端までの長さがXの長さとなる状態である。
表1は、液体配線部に導電ペースト、例えばAgペーストを用いた電極と、液体配線部に液体金属を用いた電極とについて、それぞれの伸縮率100%の抵抗変化率の対比を示すものである。伸縮率0%(長さX)のインピーダンスRがどちらも1Ωであり、伸縮率100%(長さ2X)となるように引っ張り張力を加えたとき、液体配線部に導電ペーストを用いた電極の場合には130倍のインピーダンスR(抵抗値:130Ω)になったのに対し、液体配線部に液体金属を用いた電極の場合には約3倍のインピーダンスR(抵抗値:3Ω)になった。以上より、液体金属を用いた液体配線部は、導電ペーストを用いた液体配線部に比べて、ノイズが少なくなることがわかる。
なお、液体配線部4は、電解質の水溶液でもよい。また、液体配線部4は、水溶液中に金属粉を含有する水溶液でもよいし、導電性樹脂でコーティングされた金属を含む水溶液でもよい。
<表1>
Figure 2023124798000002
表1において、Rは、液体配線部の伸縮前(伸縮率0%)のインピーダンス(抵抗値)であり、Rは、液体配線部の伸縮時(伸縮率100%)のインピーダンス(抵抗値)である。
なお、伸縮率の定義はこれに限定されない。例えば、液体配線部を挟んで隣接する2つの電極体が有る場合は、外部から圧力を加えていない状態における電極体の一方から他方までの距離をXとしたとき、2つの電極体の間の距離が2Xとなる状態を、伸縮率100%としてもよい。
(実施の形態9)
図17Aは、実施の形態9に係る電極10hの断面構造を示す概略断面図である。図17Bは、図17Aの電極10hの端部の一つの電極体2を含む点線で囲んだ領域Gの拡大断面図である。図17Cは、図17Bの電極10hの端部に剥離部28が生じた状態を示す拡大断面図である。図17Dは、液体配線部を封止する封止部を有しない参考例の電極50において、剥離部28が生じた状態を示す拡大断面図である。
実施の形態9に係る電極10hは、実施の形態1に係る電極と対比すると、図17Bに示すように、液体配線部4を封止する封止部24を備える点で相違する。液体配線部4と電極体2との導通を実現するために、この封止部24は、導電性を有してもよい。この電極10hによれば、図17Cに例示するように、基板11と電極体2及び液体配線部4の間の樹脂の継ぎ目27に剥離部28が生じた場合にも液体配線部4は封止部2416で封止されているので、液体配線部4の漏れを生じない。一方、封止部を有しない参考例の電極50の場合には、図17Dに示すように、基板11と電極体2及び液体配線部4の間に剥離部28が生じた場合、液体配線部4の漏れを生じる場合がある。
<封止部>
封止部24は、液体配線部4の周囲を封止することができればよい。なお、図17Bでは、封止部24は、液体配線部4の周囲全部を封止するように示しているが、これに限られず、所定単位ごとの液体配線部4を封止してもよい。例えば、面全部の液体配線部4を一体的な1つの封止部で覆ってもよい。あるいは、複数の封止部によって、液体配線部を一行又は一列ごとに封止してもよい。また、複数の封止部によって液体配線部を単位面積ごとに封止してもよい。複数の封止部で液体配線部を部分ごとに封止した場合には、各封止部の間で導通を実現できるようにすればよい。
封止部24は、エラストマー、PDMS、PVP等の伸縮性を有する樹脂、ヒドロゲルであってもよい。また、封止部24は、ポリウレタン等の繊維、酸化タングステン、銅、酸化ガリウム(Ga)であってもよい。また、封止部24は、単一の部材からなるものに限られず、例えば、樹脂と銅とのように、複数の材料からなる複合的なものであってもよい。封止部24は、絶縁性であってもよく、あるいは、電極体との導通を実現できるように導電性であってもよい。また、後述するように、封止部は、内側の第1封止部と、外側の第2封止部とを有してもよい。この場合に、第1封止部が導電性を有し、第2封止部が絶縁性を有してもよい。また、内側の第1封止部は、固体配線部であってもよい。外側の第2封止部は、絶縁部であってもよい。なお、封止部は、その機能に応じて、保持体、保護層とも言う場合がある。
封止部24は、多孔質物質を含んでいてもよい。多孔質物質は、例えば、樹脂を含むスポンジであってもよい。封止部24が多孔質物質を含むことにより、多孔質物質が液体配線部4を構成する液体を保持すると共に、多孔質物質は固体であるので、液体配線部4が変形しにくくなるため、ノイズを小さくできる。特に、電極10hが変形したときに生じる液体配線部4の変形の抑制に効果的である。多孔質物質は、樹脂に限らず、布、金属などの材料を含んでいてもよい。また、多孔質物質としては、例えば、不織布であってもよい。
(実施の形態10)
図18は、実施の形態10に係る電極10iの断面構造を示す概略断面図である。
実施の形態10に係る電極10iは、実施の形態1に係る電極と対比すると、図18に示すように、液体配線部4に多孔質物質26を含んでいる点で相違する。多孔質物質26は、例えば、樹脂を含むスポンジである。液体配線部4に多孔質物質を含むことにより、多孔質物質が液体配線部4を構成する液体を保持すると共に、多孔質物質は固体であるので、液体配線部4が変形しにくくなるため、ノイズを小さくできる。特に、電極10iが変形したときに生じる液体配線部4の変形の抑制に効果的である。多孔質物質26は、樹脂に限らず、布、金属などの材料を含んでいてもよい。また、多孔質物質26としては、例えば、不織布であってもよい。
(実施の形態11)
図19Aは、実施の形態11に係る電極10jの断面構造を示す概略断面図である。図19Bは、図19Aの電極10jの端部の一つの電極体2を含む点線で囲んだ領域Hの拡大断面図である。図19Cは、図19Bの電極10jの端部に剥離部28が生じた状態を示す拡大断面図である。図19Dは、液体配線部4を封止する封止部を有しない参考例の電極50aにおいて、剥離部28が生じた状態を示す拡大断面図である。
実施の形態11に係る電極10jは、実施の形態1に係る電極と対比すると、図19Bに示すように、液体配線部4を封止する封止部24を備える点で相違する。この電極10jによれば、図19Cに例示するように、基板11と電極体2及び液体配線部4の間の樹脂の継ぎ目27に剥離部28が生じた場合にも液体配線部4が封止部24で封止されているので、液体配線部4の漏れを生じない。封止部を有しない参考例の電極50aの場合には、図19Dに示すように、基板11と電極体2及び液体配線部4の間に剥離部28が生じた場合、液体配線部4の漏れを生じる場合がある。
(実施の形態12)
図20Aは、実施の形態12に係る電極10kの断面構造を示す概略断面図である。図20Bは、図20Aの電極10kの端部の一つの電極体2を含む点線で囲んだ領域Iの拡大断面図であり、電極10kの端部に裂け目29が生じた状態を示す拡大断面図である。図20Cは、液体配線部を封止する封止部を有しない参考例の電極において、裂け目が生じた状態を示す拡大断面図である。
実施の形態12に係る電極10kは、実施の形態1に係る電極と対比すると、図20Bに示すように、液体配線部4を封止する第1封止部24aと、第1封止部24aより外側の第2封止部24bとを備える点で相違する。第1封止部24a及び第2封止部24bは、固体配線部として機能する。この電極10kによれば、急激な伸縮や外力によって絶縁部6が破れた場合でも第1封止部24a及び第2封止部24bによって液体配線層4からの液体の漏れを抑制することができる。
第1封止部24aは、電極10kの内側に配置され、第2封止部24bは、第1封止部16aよりも外側に配置される。第1封止部24aと第2封止部24bとは、異なる弾性率を有していてもよい。たとえば、第1封止部24aの弾性率>第2封止部24bの弾性率の関係が成立する場合、電極10kに圧力が加わった場合であっても第2封止部16bが変形することで圧力を吸収し、第1封止部24aは、第2封止部24bよりも変形しにくいため、発生するノイズを小さくできる。
一方、第1封止部24aの弾性率<第2封止部24bの弾性率の関係が成立する場合、電極10kに加わる圧力によって第2封止部24bが破損した場合であっても、第1封止部24aの方が変形しやすいので、第2封止部24bの破損が、第1封止部24aにまで及ぶことを抑制できる。そして、第1封止部24aが破損しにくくなるため、液体配線部を構成する液体が外部へ漏れだすことを抑制するので、外部への漏れ出しによって生じるノイズを未然に防ぐことができる。
さらに、第1封止部24aと第2封止部24bとは別体であり、互いに移動可能であってもよい。移動可能とすることにより、電極10kに加わる圧力によって第2封止部24bが破損した場合であっても、互いに移動可能なので、第2封止部16bの破損が第1封止部24aにまで及ぶことを抑制できる。
さらに、第1封止部24aと第2封止部24bとを、互いに異なる色にしてもよい。互いに異なる色とすることによって、第2封止部24bが破損したときに、ユーザは気が付くことができるので、液体配線部を構成する液体が外部へ漏れだすことを未然に防ぐことができる。
(実施の形態13)
図21Aは、実施の形態13に係る電極10lの断面構造を示す概略断面図である。図21Bは、図21Aの電極10lの端部の一つの電極体2を含む点線で囲んだ領域Jの拡大断面図である。図21Cは、絶縁部の外側を覆う保護層としての封止部を有しない参考例50cの電極において、裂け目29aが生じた状態を示す拡大断面図である。
実施の形態13に係る電極10lは、実施の形態1に係る電極と対比すると、図21Bに示すように、絶縁部6の外側を覆う保護層としての封止部30を有する点で相違する。この電極10lによれば、急激な伸縮や外力によって絶縁部6が破れた場合でも、絶縁部6の外側を覆う保護層としての封止部30によって液体配線部の液体の漏れを抑制できる。
(実施の形態14)
図22Aは、実施の形態14に係る電極10mの断面構造を示す概略断面図である。図22Bは、図22Aの電極10mの端部の一つの電極体2を含む点線で囲んだ領域Kの拡大断面図である。
実施の形態14に係る電極10mは、実施の形態1に係る電極と対比すると、図22Bに示すように、電極体2の付近に磁石34を配置している点で相違する。また、この場合において、液体配線部には、強磁性体、例えば、Fe、Ni、Co等を含んでいてもよい。磁石34を配置することにより電極10mの配線の近くに強磁性体を含む液体配線部4が保持されるので、電極10mの形状が変化した場合にもノイズの発生を抑制することができる。磁石34は、基板11の上面の法線方向から平面視したときに、電極体2と重なる位置に配置することが好ましい。
なお、液体配線部と電極体とのぬれ性を向上させることによって、導電性を向上させることができる。例えば、電極体の表面粗さを1μm以下と小さくすることによって電極体のぬれ性を向上させることができる。また、液体配線部と電極体との間に導電性の液体の層(「スリップ層」と呼ばれる。)、例えば、電解液の層を設けることによって、液体配線部と電極体とのぬれ性を向上させることができる。さらに、電極体と液体配線部との間の湿潤度としては、例えば、相対湿度50%以上、好ましくは75%以上とすることでぬれ性を向上させることができる。
さらに、第11の態様に係る電極は、上記第2の態様において、前記液体配線部は、強磁性体を含むと共に、
前記電極は、前記強磁性体を引きつける磁石をさらに備え、
前記第1面の法線方向から平面視したときに、前記磁石は、少なくとも1つの前記電極体と重なる位置に配置されてもよい。
第12の態様に係る電極は、上記第1から第11のいずれかの態様において、前記液体配線部を封止する封止部をさらに備え、前記封止部は、第1封止部と、前記第1封止部よりも外側に配置される第2封止部とを含んでもよい。
第13の態様に係る電極は、上記第12の態様において、前記第1封止部の弾性率は、前記第2封止部の弾性率よりも大きくてもよい。
第14の態様に係る電極は、上記第12の態様において、前記第2封止部の弾性率は、前記第1封止部の弾性率よりも大きくてもよい。
第15の態様に係る電極は、上記第12の態様において、前記第1封止部は、多孔質物質を含んでもよい。
第16の態様に係る電極は、上記第12の態様において、前記液体配線部は、多孔質物質を含んでもよい。
なお、本開示においては、前述した様々な実施の形態及び/又は実施例のうちの任意の実施の形態及び/又は実施例を適宜組み合わせることを含むものであり、それぞれの実施の形態及び/又は実施例が有する効果を奏することができる。
本発明に係る電極は、面の変動による抵抗値の変化を抑制でき、信号のノイズを抑制できるので、生体電極又は非生体の変動面に用いるのに有用である。例えば、生体に用いる場合には、生体電極として用いることができる。また、非生体に用いる場合には、IoT用途に用いることができる。
1 第1面
2 電極体
3 第2面
4、4a 液体配線部
5 固体配線部
6 絶縁部
10、10a、10b、10c、10d、10e、10f、10g、10h、10i、10j、10k 電極
11 基板
12 樹脂(液状)
14 導電材料
24、24a、24b 封止部(保持体)
26 多孔質物質
27 継ぎ目
28 剥離部
29、29a 裂け目
30 封止部(保護層)
32 導線
34 磁石
40 電極

Claims (16)

  1. 弾性変形可能な電極であって
    互いに距離をおいて配置された複数の電極体と、
    前記複数の電極体の間を電気的に接続する液体配線部と、
    を備える、電極。
  2. 第1面を有し、
    前記複数の電極体は前記第1面に配置される、請求項1に記載の電極。
  3. 前記電極が弾性変形していない状態における前記複数の電極体のうちの2つの電極体の間の距離が、2倍の長さとなるように弾性変形したときの前記複数の電極体間の抵抗値は、前記電極が弾性変形する前の前記2つの電極体間の抵抗値の50倍以下である、請求項1に記載の電極。
  4. 前記電極が弾性変形していない状態における前記複数の電極体のうちの2つの電極の間の距離が、2倍の長さとなるように弾性変形したときの前記2つの電極体の間を接続する液体配線部の抵抗値は、前記電極が弾性変形する前の前記2つの電極体の間を接続する液体配線部の抵抗値の10倍以下である、請求項1に記載の電極。
  5. 前記液体配線部は、常温において液体となる金属を含む、請求項1に記載の電極。
  6. 前記液体配線部は、ガリウムを60重量%以上含む金属を含む、請求項1に記載の電極。
  7. 前記液体配線部は、インジウムを40重量%以下含む金属を含む、請求項6に記載の電極。
  8. 前記液体配線部は、互いに隣接する2つの前記電極体の一方の電極体から他方の電極体に向かって延在するように配置されている、請求項1に記載の電極。
  9. 前記液体配線部を封止する樹脂をさらに備えている、請求項1に記載の電極。
  10. 前記電極は、前記第1面と、前記第1面と対向する第2面をさらに備え、
    前記複数の電極体は、前記第1面に配置され、
    前記第2面に、基板をさらに備える、請求項1に記載の電極。
  11. 前記液体配線部は、強磁性体を含むと共に、
    前記電極は、前記強磁性体を引きつける磁石をさらに備え、
    前記第1面の法線方向から平面視したときに、前記磁石は、少なくとも1つの前記電極体と重なる位置に配置される、請求項2に記載の電極。
  12. 前記液体配線部を封止する封止部をさらに備え、前記封止部は、第1封止部と、前記第1封止部よりも外側に配置される第2封止部とを含む、請求項1に記載の電極。
  13. 前記第1封止部の弾性率は、前記第2封止部の弾性率よりも大きい、請求項12に記載の電極。
  14. 前記第2封止部の弾性率は、前記第1封止部の弾性率よりも大きい、請求項12に記載の電極。
  15. 前記第1封止部は、多孔質物質を含む、請求項12に記載の電極。
  16. 前記液体配線部は、多孔質物質を含む、請求項1に記載の電極。
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