JP2023124355A - 乗用型芝刈り機 - Google Patents

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大翔 鈴木
Hiroto Suzuki
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】本発明では電動モータをバッテリーで駆動する芝刈り機において、電動モータの負荷に応じてブレードの回転速度を制御してバッテリーの消費電力を抑制することで長時間の刈取作業が行えるようにすることを目的とする。【解決手段】アブレード1Bをブレードモータ7で駆動する芝刈り機において、ブレードモータ7の負荷電流値を検出する電流検出センサ45とブレードモータ7の回転を制御するブレードモータ制御部50を設け、電流検出センサ45が検出する負荷電流値が標準範囲より低下すると定格回転数よりも低い低基準回転数に変更し、負荷電流値が標準範囲より上昇すると定格回転数よりも高い高基準回転数に変更し、負荷電流値が標準範囲に戻ると定格回転数に戻す制御をブレードモータ制御部50で行うことを特徴とする乗用型芝刈り機。【選択図】図10

Description

本発明は、動力源として搭載したバッテリーで芝刈取部の電動モータを駆動する乗用型芝刈り機に関する。
特開2020―114号公報に記載の芝刈り機では、走行車体の前部下方に芝草を刈り取るモアデッキを設け、走行車体を走行させる左右駆動輪を駆動する電動モータとモアデッキのブレードを駆動する電動モータをそれぞれ設け、走行車体に搭載したバッテリーで電動モータを駆動するようにしている。
特開2020―114号公報
上記従来の芝刈り機では、モアデッキのブレードを作業者が設定する所定の回転数で駆動しながら刈取走行するようにしている。このために、芝草が通常よりも多かったりするとブレードを回転駆動する電動モータの負荷が増大してバッテリーの消費電力が多くなって刈取可能芝地の面積が狭くなる。
本発明では電動モータをバッテリーで駆動する芝刈り機において、電動モータの負荷に応じてブレードの回転速度を制御してバッテリーの消費電力を抑制することで長時間の刈取作業が行えるようにすることを目的とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、モアブレード1Bをブレードモータ7で駆動する芝刈り機において、ブレードモータ7の負荷電流値を検出する電流検出センサ45とブレードモータ7の回転を制御するブレードモータ制御部50を設け、電流検出センサ45が検出する負荷電流値が標準範囲より低下すると定格回転数よりも低い低基準回転数に変更し、負荷電流値が標準範囲より上昇すると定格回転数よりも高い高基準回転数に変更し、負荷電流値が標準範囲に戻ると定格回転数に戻す制御をブレードモータ制御部50で行うことを特徴とする芝刈り機とする。
請求項2の発明は、電流検出センサ45が検出する負荷電流値が所定時間標準範囲を越えると、ブレードモータ制御部50の制御を低基準回転数或いは高基準回転数とし、負荷電流値が所定時間標準範囲に戻ると定格回転数に戻すことを特徴とする請求項1に記載の乗用型芝刈り機とする。
請求項1の発明で、ブレードモータ制御部50でブレードモータ7の回転を定格回転数に制御して刈取作業を行うが、刈取負荷が小さくて電流検出センサ45が検出する負荷電流が標準範囲よりも低下すると電力をあまり必要ない低基準回転数での回転制御に変更することで電力消費を低下させ、負荷電流値が標準範囲より高くブレードモータ7の負荷が大きいと高基準回転数での回転制御に変更することでブレードの回転を上昇させて切断力を高めて効率の良い刈取作業を行うので、バッテリーの電力消費が少なく長く使用出来る。
請求項2の発明で、請求項1の効果に加えて、電流検出センサ45が検出する負荷電流値が短時間だけ標準範囲から変動してもブレードモータ7の制御回転数を変更することなので、僅かな切断負荷の変動ではモアブレード1Bの回転変動が少なく、滑らかな刈取作業が行える。
本発明の実施形態にかかる乗用型芝刈り機の右側面図である。 同乗用型芝刈り機の側断面図である。 同乗用型芝刈り機の平面図である。 同乗用芝刈り機の走行装置の動力伝動図である。 同乗用芝刈り機の電力供給の制御ブロック図である。 同乗用芝刈り機のバッテリーの監視と表示のフローチャート図である。 同乗用芝刈り機のモアデッキの斜視図である。 同乗用芝刈り機のブレードモータの動力伝動線図である。 同乗用芝刈り機のブレードモータの回転制御ブロック図である。 同乗用芝刈り機の負荷電流値と制御基準回転数の関係図である。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例で説明する。
まず、乗用型芝刈り機の構成及び作動について説明する。
本実施形態の乗用型芝刈り機は、図1乃至図3に示す如く、走行車体4の前側下部にリンクによりモアリフトシリンダ6L,6Rで昇降自在に連結したモアデッキ1と、その後側に刈り取られた芝草を吸引して搬送するブロワ12と、その後上側に刈り取られた芝草を収容するコレクタ11を備えている。
図7及び図8に示す如く、モアデッキ1の上部左右には、芝草を刈り取るモアブレード1Bを軸装した左右ブレード軸5A,5Bを垂直に軸支する左右ギヤケース5L,5Rを載置して、左右ギヤケース5L,5Rをメカ伝動機構8である伝動軸8Zで連結し、左ギヤケース5Lに装着するブレードモータ7で左右ブレード軸5A,5Bを駆動する。
モアデッキ1上の右側にはコレクタ11に通じるシュータ17を設け、モアデッキ1下部でモアブレード1Bにより刈り取った芝草をブロワ12の吸引力でコレクタ11内へ搬送する。
ブレードモータ7の駆動力は、左ギヤケース5Lに垂直下方へ軸支する左ブレード軸5Bに伝動し、さらに左ギヤケース5Lから伝動軸8Zを介して右ギヤケース5Rに垂直下方へ軸支する右ブレード軸5Aに伝動して駆動する。
また、コレクタ11はコレクタリフトシリンダ13L,13Rとコレクタダンプシリンダ14L,14Rで走行車体4に対して上昇して後方へダンプして内部の芝生を排出可能にしている。
コレクタ11の前側には運転席10が走行車体4に設けられている。この運転席10前側のハンドルポストには、操向操作用のステアリングハンドル9や、操作盤が設けられていて、図示を省略するが、ステップには、前進用ペダル、後進用ペダル、ブレーキペダル等が設けられ、作業者が運転席10に座って操縦操作を行える。
コレクタ11の下側で走行車体4を構成する積載フレーム16を設け、その上にバッテリー15を載せ、さらに上にケーシングに納めたモータ制御ユニット27を搭載している。モータ用の電極をバッテリー15の上面に設け、配線をモータ制御ユニット27で覆い、配線がモータ制御ユニット27の側面から出る。バッテリー15は、追加して、運転席10の左右で前輪2L,2Rの上に分割して設け、カバーで覆った構成にしても良い。また、駆動用のバッテリー15の他に、ライトなどの電源として直流バッテリーを設けると良い。ブレードモータ7へのバッテリー15とモータ制御ユニット27からのコードは、シュータ17の外側面に沿って配線する。
図4は、左右前輪2L,2Rと後輪3L,3Rの動力伝動システムを示し、出力軸を前に向けた前輪駆動モータ20から前デフ機構21と左右減速機構22L,22Rを介して左右前輪2L,2Rに伝動し、出力軸を後に向けた後輪駆動モータ23から後デフ機構24と左右減速機構25L,25Rを介して左右後輪3L,3Rに伝動する。前輪駆動モータ20の回転が前軸回転センサ19Fで検出され、後輪駆動モータ23の回転が後軸回転センサ19Rで検出される。前輪駆動モータ20と後輪駆動モータ23が前後車軸の内側に配置されるので、走行車体4が長くならない。
なお、左右前輪2L,2Rと左右後輪3L,3Rを各別のホイル電動モータにする構成にしても良い。
図5は、各モータと各電動シリンダの制御ブロック図で、バッテリー15の電力がモータ駆動ユニット27で制御されて、前輪駆動モータ20と後輪駆動モータ23、ブレードモータ7、ブロワ12を駆動するブロアモータ12M、モアリフトシリンダ6L,6R、コレクタリフトシリンダ13L,13R、コレクタダンプシリンダ14L,14Rに電力が供給される。また、直流バッテリー29からライトやモータ制御装置30への電力が供給される。
モータ制御装置30には、前軸回転センサ19Fと後軸回転センサ19Rから回転数が入力し、前後進操作部31、ブレード操作部32、ブロア操作部33、モア操作部34、コレクタ昇降操作部35、コレクタダンプ操作部36の操作信号が入力し、2・4駆動自動切換え37から切換信号が入力し、ブレード軸(右)回転センサ38R、ブレード軸(左)回転センサ38L、コレクタリフト高さ位置センサ39のセンサ値が入力し、モータ制御装置30からモータ駆動ユニット27に制御信号が出力される。
2・4駆動自動切換え37は、二輪駆動で走行中に駆動側の回転数と非駆動側の回転数の比率から駆動輪のスリップ状態や非駆動輪のオーバーラン状態を判断して、スリップやオーバーラン時に四輪駆動にする制御である。
モータ制御装置30では次の制御が行われる。
まず、走行車体4の走行速度を減速・制動する場合には、前輪駆動モータ20と後輪駆動モータ23から回生電力がバッテリー15に充電され、四輪駆動から二輪駆動に切り換えると非駆動側のモータを発電モードに切り換えて回生電力がバッテリー15に充電される。
ブレード操作部32を入から切にしてブレードモータ7は回転停止にした時に発電モードに切り換えて制動停止時間を調整して、回生電力がバッテリー15に充電される。また、切刃が外力で回される時も発電モードにして回生電力をバッテリー15に充電する
コレクタ昇降操作部35でコレクタリフトシリンダ13L,13Rを上昇にするとモータ駆動とし、降下にすると発電モードに切り換えて回生電力がバッテリー15に充電されるようにする。
図6は、バッテリー15の充電タイミングと走行可能表示のフローチャート図である。
バッテリー15はコンセント28で別電源に繋いで充電し、そのバッテリー15を充電するタイミングはバッテリー15の残容量が一定基準以下に低下するときであるが、前輪駆動モータ20と後輪駆動モータ23の走行モータを使用しているときの残容量基準と電動シリンダを使用しているときの残容量基準を別にして、走行モータ駆動とモアデッキ1の駆動>走行モータ駆動とモアデッキ1の停止>走行モータ停止とモアデッキ1の停止の三基準パターンで、軽負荷の時にはなるべく充電しないようにするとエンジン16の燃料消費を抑えることが可能になる。
なお、バッテリー15の残容量表示として、芝生の刈取走行作業、移動走行のみ、モアデッキ1の駆動のみでの続行可能時間を表示すると、エンジン16を停止したままで使用可能な時間を知ることが出来る。また、前輪駆動モータ20と後輪駆動モータ23とブレードモータ7及び各電動シリンダの使用可能な時間をカラー表示や点滅表示することも出来る。
乗用型芝刈り機を長期間使用しない場合は、バッテリー15を充電した状態で保存するが、その際は残容量が50%程度で充電するのがバーテリー保存に良い。このために、充電開始スイッチを設け、この充電開始スイッチを長押しすると長期保存用の充電を開始するようにする。バッテリーの長期保存制御は、充電開始スイッチを押して残容量が50%以下で充電ランプを点灯して開始し終了すると充電ランプを消灯する。
図9は、ブレードモータ7の回転を自動制御するブロック図で、バッテリー15から電力が供給されるブレードモータ7の消費電流が電流検出センサ45で検出され、その消費電流値がブレードモータ制御部50に入力し、ブレードモータ制御部50から回転制御信号が出力されて、ブレードモータ7の回転速度が制御される。
図10は、消費電流値とブレードモータ7の制御回転数の関係を示し、消費電流値が33~38Aの標準範囲では定格回転数(2500rpm)となるように制御され、消費電流値が38A以上になると高基準回転数(3000rpm)とし、消費電流値が33以下となると低基準回転数(2000rpm)とする。この回転数変更は、消費電流値が境界を越えても直ちに変更することなく、超える状態が2,3秒間続くことで変更するようにすることで頻繁な回転数変更が生じないようにしている。
このように、ブレードモータ7が低負荷では回転数を抑えて消費電力を少なくし、高負荷では回転数を上昇させて切断効率を向上することで消費電力を少なく出来て、バッテリーの消耗を少なくしながら長時間の刈取作業が可能になるのである。
1B モアブレード
7 ブレードモータ
45 電流検出センサ
50 ブレードモータ制御部

Claims (2)

  1. モアブレード(1B)をブレードモータ(7)で駆動する芝刈り機において、ブレードモータ(7)の負荷電流値を検出する電流検出センサ(45)とブレードモータ(7)の回転を制御するブレードモータ制御部(50)を設け、電流検出センサ(45)が検出する負荷電流値が標準範囲より低下すると定格回転数よりも低い低基準回転数に変更し、負荷電流値が標準範囲より上昇すると定格回転数よりも高い高基準回転数に変更し、負荷電流値が標準範囲に戻ると定格回転数に戻す制御をブレードモータ制御部(50)で行うことを特徴とする乗用型芝刈り機。
  2. 電流検出センサ(45)が検出する負荷電流値が所定時間標準範囲を越えると、ブレードモータ制御部(50)の制御を低基準回転数或いは高基準回転数とし、負荷電流値が所定時間標準範囲に戻ると定格回転数に戻すことを特徴とする請求項1に記載の乗用型芝刈り機。
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