JP2023121500A - メーカー処分品販売システム - Google Patents

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JP2023121500A JP2022024871A JP2022024871A JP2023121500A JP 2023121500 A JP2023121500 A JP 2023121500A JP 2022024871 A JP2022024871 A JP 2022024871A JP 2022024871 A JP2022024871 A JP 2022024871A JP 2023121500 A JP2023121500 A JP 2023121500A
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Abstract

Figure 2023121500000001
【課題】賞味期限の近づいた商品をより早く取引することによりメーカー側、流通側、小売業者側三者にとってメリットのあるコンピュータシステムを提供する。
【解決手段】メーカー端末機器と、小売業者端末機器と、流通業者端末機器と、メーカー処分品販売サーバコンピュータとをインターネットで接続してなるメーカー処分品販売システムであって、メーカー処分品販売サーバコンピュータは、メーカー登録装置と、小売業者登録装置と、流通業者登録装置と、流通業者ごとに前記メーカーと小売業とからなるグループを形成するグループ化装置と、メーカー商品情報登録装置と、流通業者納品価格登録装置と、発注処理装置と、メーカー商品情報更新装置と、対流通業者メール送信装置と、グループセキュリティ装置とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品・菓子などのメーカー処分品、すなわち賞味期限が近づいた商品を販売するコンピュータシステムに関する。
賞味期限が近づいた商品は、賞味期限が近づけば近づくほど価値が下がり、安く買いたたかれる傾向がある。また、商談に時間がかかりもたついてしまうと、メーカー側の利益が確保されないので、廃棄されることが多くなってしまう。
特許文献1には、複数の販売ユーザの販売端末装置と複数の購入ユーザの購入端末装置と一つの仲介業者のデータ処理装置とが通信ネットワークで相互通信するデータ通信システムでのネット取引方法であって、
前記販売ユーザが自身専用の販売暗号とともに前記購入ユーザに販売する売買物品を前記販売端末装置から前記データ処理装置にデータ登録し、
このデータ登録された売買物品を委託販売する仮想店舗を前記データ処理装置が前記通信ネットワークに開設し、
この通信ネットワークの仮想店舗を閲覧する前記購入端末装置が前記データ処理装置に前記売買物品の購入要求をデータ送信し、
この購入要求された売買物品に対応する前記販売暗号を前記データ処理装置が前記購入端末装置にデータ返信し、
この購入端末装置がデータ受信した販売暗号で前記売買物品への支払代金の金銭データを暗号処理して前記データ処理装置にデータ返信し、
このデータ処理装置がデータ受信した金銭データを自身専用の管理暗号で暗号処理してデータ管理するとともに代金受信を前記販売端末装置にデータ送信し、
この代金受信をデータ受信した前記販売端末装置の販売ユーザが前記売買物品を前記購入ユーザに移送し、
この売買物品を取得した前記購入ユーザが前記購入端末装置から前記データ処理装置に物品取得をデータ送信し、
この物品取得をデータ受信した前記データ処理装置が対応する前記金銭データから前記管理暗号を解除して前記販売端末装置にデータ送信し、
この販売端末装置がデータ受信した前記金銭データから前記販売暗号を解除する、ネット取引方法が開示されている。
また、前記通信ネットワークがインターネットからなり、
前記仮想店舗がホームページからなる、ネット取引方法が開示されている。
前記金銭データが電子マネーからなるネット取引方法が開示されている。
複数の販売ユーザの販売端末装置と複数の購入ユーザの購入端末装置と通信ネットワークで相互通信する一つの仲介業者のデータ処理装置であって、
前記販売ユーザごとの販売暗号とともに前記販売ユーザから前記購入ユーザに販売される売買物品が前記販売端末装置からデータ登録されるデータ登録手段と、
このデータ登録手段にデータ登録された前記売買物品を委託販売する仮想店舗を前記通信ネットワークに開設する店舗開設手段と、
この店舗開設手段により開設された前記仮想店舗を閲覧する前記購入端末装置から前記売買物品の購入要求をデータ受信する要求受信手段と、
この要求受信手段で購入要求がデータ受信された前記売買物品に対応する前記販売暗号を前記購入端末装置にデータ返信する暗号返信手段と、
この暗号返信手段でデータ送信された前記販売暗号で暗号処理された前記売買物品への支払代金の金銭データを前記購入端末装置からデータ受信する金銭受信手段と、
この金銭受信手段でデータ受信された前記金銭データを自身専用の管理暗号で暗号処理する暗号処理手段と、
この暗号処理手段で暗号処理された前記金銭データをデータ管理する金銭管理手段と、
この金銭管理手段でデータ管理される前記金銭データの代金受信を前記販売端末装置にデータ送信する受信通達手段と、
この受信通達手段が代金受信をデータ送信してから対応する前記購入端末装置から物品取得をデータ受信する取得受信手段と、
この取得受信手段が物品取得をデータ受信すると対応する前記金銭データから前記管理暗号を解除する暗号解除手段と、
この暗号解除手段で管理暗号が解除された前記金銭データを前記販売端末装置にデータ送信する金銭送信手段と、を具備しているデータ処理装置が開示されている。
複数の販売ユーザの販売端末装置と複数の購入ユーザの購入端末装置と通信ネットワークで相互通信する一つの仲介業者のデータ処理装置によるデータ処理方法であって、
前記販売ユーザごとの販売暗号とともに前記販売ユーザから前記購入ユーザに販売される売買物品の前記販売端末装置によるデータ登録を受け付け、
このデータ登録された売買物品を委託販売する仮想店舗を前記通信ネットワークに開設し、
この開設された仮想店舗を閲覧する前記購入端末装置から前記売買物品の購入要求をデータ受信し、
この購入要求がデータ受信された前記売買物品に対応する前記販売暗号を前記購入端末装置にデータ返信し、
このデータ送信された販売暗号で暗号処理された前記売買物品への支払代金の金銭データを前記購入端末装置からデータ受信し、
このデータ受信された金銭データを自身専用の管理暗号で暗号処理してデータ管理し、
このデータ管理される金銭データの代金受信を前記販売端末装置にデータ送信し、
この代金受信をデータ送信してから対応する前記購入端末装置から物品取得をデータ受信し、
この物品取得をデータ受信すると対応する前記金銭データから前記管理暗号を解除し、
この管理暗号が解除された前記金銭データを前記販売端末装置にデータ送信する、データ処理方法が開示されている。
データ処理装置と、
複数の購入ユーザの購入端末装置と、
複数の販売ユーザの販売端末装置と、
前記データ処理装置と複数の前記購入端末装置と複数の前記販売端末装置とを接続している通信ネットワークと、を具備しているデータ通信システムが開示されている。
複数の販売ユーザの販売端末装置と複数の購入ユーザの購入端末装置と通信ネットワークで相互通信する一つの仲介業者のデータ処理装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記販売ユーザごとの販売暗号とともに前記販売ユーザから前記購入ユーザに販売される売買物品の前記販売端末装置によるデータ登録を受け付けること、
このデータ登録された売買物品を委託販売する仮想店舗を前記通信ネットワークに開設すること、
この開設された仮想店舗を閲覧する前記購入端末装置から前記売買物品の購入要求をデータ受信すること、
この購入要求がデータ受信された前記売買物品に対応する前記販売暗号を前記購入端末装置にデータ返信すること、
このデータ送信された販売暗号で暗号処理された前記売買物品への支払代金の金銭データを前記購入端末装置からデータ受信すること、
このデータ受信された金銭データを自身専用の管理暗号で暗号処理すること、
この暗号処理された金銭データをデータ管理すること、
このデータ管理される金銭データの代金受信を前記販売端末装置にデータ送信すること、
この代金受信をデータ送信してから対応する前記購入端末装置から物品取得をデータ受信すること、
この物品取得をデータ受信すると対応する前記金銭データから前記管理暗号を解除すること、
この管理暗号が解除された前記金銭データを前記販売端末装置にデータ送信すること、を前記データ処理装置に実行させるためのコンピュータプログラムが開示されている。
特許文献2には、大分類・中分類等、販売商品を検索することができる項目、販売希望者・購入希望者を登録することができる項目その他の項目を有する販売仲介システムホームページを有し、販売希望者が登録する販売希望商品の商品紹介を購入希望者に電子メールで通知し、購入希望者からの購入希望階等に基づいて販売希望者から商品を購入・検品した上で購入希望者に販売することを特徴とするインターネットを用いた過剰在庫の販売仲介システムが開示されている。
購入希望者に販売希望社名を匿名とすることを特徴とするインターネットを用いた過剰在庫の販売仲介システムが開示されている。
特許文献3には、ネットワークを用いた電子商取引を支援する電子商取引支援方法において、
ネットワークを介して購買者端末、コーディネート端末、店舗端末と接続される仲介サーバにおいて、
商品の販売業者とは異なる商品の組み合わせを行うコーディネータが利用する前記コーディネート端末から商品の組み合わせであるコーディネート情報の提示を受信し、
前記商品の販売業者が利用する店舗端末から、少なくとも店舗情報及び商品情報を含む商品リストを受信し、
前記購買者端末に対して、前記コーディネート情報を送信し、該購買者端末から商品の組み合わせを元に店舗端末の紹介を要求する購買意思を受信すると、該購買意思に基づいて前記商品リストから購買者が希望する商品を販売する店舗情報を検索して該購買者端末に送信することを特徴とする電子商取引支援方法が開示されている。
前記購買者端末から購入決定の情報の受信があった場合は、前記店舗端末に対して、購入要求を送信する電子商取引支援方法が開示されている。
前記コーディネート端末に対して、前記購買意思を元に店舗情報を購買者端末に送信したとき、または、前記コーディネート情報に含まれる商品の組み合わせの全部または一部の購入が成立したとき、または、購買者が商品の購買に至らなくても、商品の内容を確認するために該コーディネート情報を参照した場合に、コーディネートの対価を支払う電子商取引支援方法が開示されている。
前記コーディネート端末から前記コーディネート情報と該コーディネート情報に関するコーディネート属性情報とをコーディネート情報記憶手段に記憶しておき、
前記購買者端末からコーディネート情報の要求が発行されると、該要求に対応する前記コーディネート情報記憶手段から前記コーディネート情報及び前記コーディネート属性情報を検索し、該購買者端末に送信する電子商取引支援方法が開示されている。
前記店舗端末から受信した前記商品リストを商品リスト記憶手段に記憶しておき、
前記購買者端末から商品の購入要求を受け取ると、店舗端末に代わり、前記仲介サーバが該購買者端末との購入処理を行う電子商取引支援方法が開示されている。
前記店舗端末から前記コーディネート情報を作成するための商品に関するコーディネート素材を受信し、
前記コーディネート素材を前記コーディネート端末に送信する電子商取引支援方法が開示されている。
ネットワークを介して購買者端末、商品の販売業者とは異なる商品の組み合わせを行うコーディネータが利用するコーディネート端末、店舗端末と接続され、電子商取引を支援するための仲介サーバであって、
前記コーディネート端末から商品の組み合わせであるコーディネート情報を受信するコーディネート情報受信手段と、
前記商品の販売業者が利用する店舗端末から、少なくとも店舗情報及び商品情報を含む商品リストを受信する商品リスト受信手段と、
購買者端末からコーディネート情報の要求が発行されると該購買者端末に対して、前記コーディネート情報を送信するコーディネート情報提供手段と、
前記購買者端末から商品の組み合わせを元に店舗端末の紹介を要求する購買意思を受信すると、該購買意思に基づいて前記商品リストから購買者が希望する商品を販売する店舗情報を検索して該購買者端末に送信する店舗情報提供手段とを有することを特徴とする仲介サーバが開示されている。
前記購買者端末から購入決定の情報を受信した場合には、前記店舗端末に対して購入要求を送信する手段を有する仲介サーバが開示されている。
前記コーディネート端末に対しては、前記購買者端末が商品の組み合わせを元に、前記店舗端末の紹介を要求する購買意思を元に、店舗情報を該購買者端末に送信したとき、または、前記コーディネート情報に含まれる商品の組み合わせの全部また、一部の商品の購入が成立したとき、または、購買者が商品の購入に至らなくても、商品の内容を確認するために該コーディネート情報を参照した場合に、コーディネートの対価を支払う処理を行う課金手段とを有する仲介サーバが開示されている。
前記コーディネート端末から取得した、前記コーディネート情報と該コーディネート情報に関するコーディネート属性情報とを記憶するコーディネート情報記憶手段を有し、
前記コーディネート情報提供手段は、
前記購買者端末からコーディネート情報の要求が発行されると、該要求に対応する前記コーディネート情報記憶手段から前記コーディネート情報及び前記コーディネート属性情報を検索し、該購買者端末に送信する手段を含む仲介サーバが開示されている。
前記店舗端末から受信した前記商品リストを記憶する商品リスト記憶手段と、
前記購買者端末から商品の購入要求を受け取ると、前記店舗端末の代わりに、該購買者端末との間で購入処理を行う購入処理手段とを有する仲介サーバが開示されている。
前記店舗端末から前記コーディネート情報を作成するための商品に関するコーディネート素材を受信する手段と、
前記コーディネート素材を前記コーディネート端末に送信する手段を有する仲介サーバが開示されている。
ネットワークを介して購買者端末、商品の販売業者とは異なる商品の組み合わせを行うコーディネータが利用するコーディネート端末、店舗端末と接続され、電子商取引を支援するための仲介サーバが実行する電子商取引支援プログラムであって、
前記コーディネート端末から商品の組み合わせであるコーディネート情報を受信するコーディネート情報受信プロセスと、
前記商品の販売業者が利用する店舗端末から、少なくとも店舗情報及び商品情報を含む商品リストを受信する商品リスト受信プロセスと、
購買者端末からコーディネート情報の要求が発行されると該購買者端末に対して、前記コーディネート情報を送信するコーディネート情報提供プロセスと、
前記購買者端末から商品の組み合わせを元に店舗端末の紹介を要求する購買意思を受信すると、該購買意思に基づいて前記商品リストから購買者が希望する商品を販売する店舗情報を検索して該購買者端末に送信する店舗情報提供プロセスとを有することを特徴とする電子商取引支援プログラムが開示されている。
前記購買者端末から購入決定の情報を受信した場合には、前記店舗端末に対して購入要求を送信するプロセスを有する電子商取引支援プログラムが開示されている。
前記コーディネート端末に対しては、前記購買意思を元に、店舗情報を該購買者端末に送信したとき、または、前記コーディネート情報に含まれる商品の組み合わせの全部また、一部の商品の購入が成立したとき、または、購買者が商品の購入に至らなくても、商品の内容を確認するために該コーディネート情報を参照した場合に、コーディネートの対価を支払う処理を行う課金プロセスとを有する電子商取引支援プログラムが開示されている。
前記コーディネート情報提供プロセスは、
前記購買者端末からコーディネート情報の要求が発行されると、該要求に対応する前記コーディネート端末から取得した、前記コーディネート情報と該コーディネート情報に関するコーディネート属性情報とを記憶するコーディネート情報記憶手段から前記コーディネート情報及び前記コーディネート属性情報を検索し、該購買者端末に送信するプロセスを含む電子商取引支援プログラムが開示されている。
前記購買者端末から商品の購入要求を受け取ると、店舗端末の代わりに、該購買者端末との間で購入処理を行う購入処理プロセスとを有する電子商取引支援プログラムが開示されている。
前記店舗端末から前記コーディネート情報を作成するための商品に関するコーディネート素材を受信するプロセスと、
前記コーディネート素材を前記コーディネート端末に送信するプロセスを有する電子商取引支援プログラムが開示されている。
ネットワークを介して購買者端末、商品の販売業者とは異なる商品の組み合わせを行うコーディネータが利用するコーディネート端末、店舗端末と接続され、電子商取引を支援するための仲介サーバが実行する電子商取引支援プログラムを格納した記憶媒体であって、
プログラムを格納したことを特徴とする電子商取引支援プログラムを格納した記憶媒体が開示されている。
特許文献4には、サービスの運営者と該運営者の顧客である商品の売り手群及び買い手群とがサーバと通信端末とそれらを結びつける通信手段によってネットワークを構成し、売り手群は自己が売りたい商品の種類とその売値、その他の売条件を通信端末を通じて運営者が提供するサーバに送信し、また買い手群は自己が買いたい商品の種類とその買値、その他の買条件を通信端末を通じて運営者が提供するサーバに送信し、前記運営者のサーバは、受信した前記各売り手の売条件及び各買い手の買条件をそれぞれ記憶させると共に、前記記憶された売条件と買条件とを比較し、条件が釣合った案件について、買い手或いは買い手と売り手の双方に対してその旨及び相手側のデータを送信するようにしたことを特徴とする商取引援助システムが開示されている。
売り手群及び買い手群は運営者の提供するサービスの会員からなる石油商品の業者からなり、売り手群は石油商品の種類と売値、その他の売条件を送信し、買い手群は石油商品の種類と買値、その他の買条件を送信し、前記運営者のサーバは、受信した前記各売り手の売条件及び各買い手の買条件をそれぞれ記憶させると共に、前記記憶された売条件と買条件とを比較し、条件が釣合った案件について、買い手に対して或いは買い手と売り手の双方に対してその旨及び相手側のデータを送信するようにしたことを特徴とする商取引援助システムが開示されている。
サーバは各石油商品についての商品先物市場の最新の価格データを取り入れてホームページにおいて提供するようにしたことを特徴とする商取引援助システムが開示されている。
特開2002-230336号公報 特開2001-306844号公報 特開2003-108800号公報 特開2001-306862号公報
ウェブを介して商取引を実現するシステムについては、さまざま提案されている。しかし、賞味期限が近づいた商品は、賞味期限が近づけば近づくほど商品価値が下がり、取引の交渉に手間取るとメーカーが廃棄することになるため、メーカー側の利益が確保されにくい。食品卸業界の課題をマクロ環境、ミクロ環境ごとにそれぞれ整理するとつぎのようになる。
マクロ環境からみると、第一にコロナ以降訪問商談機会が減少している。第二にオンライン・リモートワークが増加している。第三に商品改廃サイクルが短期化しており見切り処分品が増加している。第四に企業の食品ロス対策が求められている。第五にSDGsの推進が求められている。
ミクロ環境からみると、第一に食品卸業界の営業員の工数を削減して残業時間を削減することが求められている。第二に同業他社と価格以外での競争力を高めることが求められている。第三に顧客への迅速な情報提供をすることによる差別化が求められる。第四に帳合取引の対象(帳合先、取引先、得意先)を獲得することが求められている。第五に売買利益率の向上が求められている。第五にメーカー側の抱える課題を解決することにより有利な取引を拡大することが求められている。
上記解決課題に鑑みて鋭意研究の結果、本発明者は、以下の実施形態に示されるような解決方法を発明するに至った。すなわち、本発明は、賞味期限の近づいた商品をより早く取引することによりメーカー側、流通側、小売業者側三者にとってメリットのあるコンピュータシステムを提供するものである。
本発明に係るメーカー処分品販売システムは、賞味期限のある商品を販売する複数のメーカーがそれぞれ用いる複数のメーカー端末機器と、複数の小売業者がそれぞれ用いる複数の小売業者端末機器と、前記メーカーと前記小売業者との間に立って前記商品を流通させる単一の流通業者が用いる単一の流通業者端末機器と、メーカー処分品販売サーバコンピュータとをインターネットで接続してなるメーカー処分品販売システムであって、
前記メーカー処分品販売サーバコンピュータは、
前記メーカーが前記メーカー端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行するメーカー登録装置と、
前記小売業者が前記小売業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する小売業者登録装置と、
前記流通業者が前記流通業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する流通業者登録装置と、
前記メーカー登録装置により登録されたいずれかのメーカーと、前記小売業者登録装置により登録されたいずれかの小売業者とを結ぶ流通業者が単一の流通業者となるように、前記流通業者ごとに前記メーカーと小売業とからなるグループを形成するグループ化装置と、
前記グループ化装置によりグループとして形成されたメーカーの用いるメーカー端末機器に対して、賞味期限と在庫数とを含む商品情報の入力画面を表示し、当該商品情報の登録を促し、当該メーカーがそれに答えて前記商品情報を入力することを受け付けるメーカー商品情報登録装置と、
前記メーカー商品情報登録装置が登録したメーカ側の商品情報を当該メーカーが所属するグループ内の前記流通業者の用いる流通業者端末機器に表示し、当該流通業者の納品価格を付加することを促し、当該流通業者がそれに答えて前記納品価格を入力することを受け付ける流通業者納品価格登録装置と、
前記メーカー商品情報登録装置が登録した商品情報及び前記流通業者納品価格登録装置が登録した前記納品価格とを、前記小売業者端末機器に表示し、当該小売業者が数量と希望納期の入力を行うことを促し、当該小売業者がそれに答えて数量と希望納期の入力をして発注を行うことを処理する発注処理装置と、
前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記メーカー商品情報登録装置が登録した前記商品情報の在庫数から発注の数を差し引く処理を実行して前記商品情報を書き換えるメーカー商品情報更新装置と、
前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記流通業者端末機器に対して前記発注に関する発注情報を電子メールで送信する対流通業者メール送信装置と、
前記グループにおける処理を前記グループの外からのアクセスにより妨げられないように保護するグループセキュリティ装置と
を有することを特徴とする。
これにより、流通業者にとっては、第一に処分品を優先的に販売できる。第二に見積作成不要なので営業の工数ができ、商談のための訪問が不要となるのでコスト削減ができる。第三に帳合外企業への販売をすることいが可能となり取引拡大につながる。第四に営業員や得意先に公平にメーカー処分品の案内ができる。第五にメーカー処分品の分配が不要となり、営業間の取り合いを防止し、取りまとめをしなくてよい。第六に小売業者との条件交渉が不要となる。第七にメーカーへの値引き交渉が不要となる。
また、メーカーにとっては、第一に営業工数を削減し、納品のリードタイムを削減できる。第二に納品リードタイム削減による商品価値低下防止ができ、ひいては値引きコスト削減につながる。第三に処分品予備軍を少額の値引きで販売できる。第四に通常商品を拡売品として指定数販売できる。第五にダブルブッキングやミスを防止できる。
さらに、小売業者にとっては、第一に処分品情報を早く優先的に確認できる。第二に欲しい時にパソコンやスマホを用いてすぐ発注できる。第三に商談工数削減でき、交渉が不要である。第四に納期が早くなる。
賞味期限のある商品を販売する複数のメーカーがそれぞれ用いる複数のメーカー端末機器と、複数の小売業者がそれぞれ用いる複数の小売業者端末機器と、前記メーカーと前記小売業者との間に立って前記商品を流通させる複数の流通業者が用いる複数の流通業者端末機器と、メーカー処分品販売サーバコンピュータとをインターネットで接続してなるメーカー処分品販売システムであって、
前記メーカー処分品販売サーバコンピュータは、
前記メーカーが前記メーカー端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行するメーカー登録装置と、
前記小売業者が前記小売業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する小売業者登録装置と、
前記流通業者が前記流通業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する流通業者登録装置と、
前記メーカー登録装置により登録されたいずれかのメーカーと、前記小売業者登録装置により登録されたいずれかの小売業者とを結ぶ流通業者が単一の流通業者となるように、前記流通業者ごとに前記メーカーと小売業とからなるグループを形成するグループ化装置と、
前記グループ化装置によりグループとして形成されたメーカーの用いるメーカー端末機器に対して、賞味期限と在庫数とを含む商品情報の入力画面を表示し、当該商品情報の登録を促し、当該メーカーがそれに答えて前記商品情報を入力することを受け付けるメーカー商品情報登録装置と、
前記メーカー商品情報登録装置が登録したメーカ側の商品情報を当該メーカーが所属するグループ内の前記流通業者の用いる流通業者端末機器に表示し、当該流通業者の納品価格を付加することを促し、当該流通業者がそれに答えて前記納品価格を入力することを受け付ける流通業者納品価格登録装置と、
前記メーカー商品情報登録装置が登録した商品情報及び前記流通業者納品価格登録装置が登録した前記納品価格とを、前記小売業者端末機器に表示し、当該小売業者が数量と希望納期の入力を行うことを促し、当該小売業者がそれに答えて数量と希望納期の入力をして発注を行うことを処理する発注処理装置と、
前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記メーカー商品情報登録装置が登録した前記商品情報の在庫数から発注の数を差し引く処理を実行して前記商品情報を書き換えるメーカー商品情報更新装置と、
前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記流通業者端末機器に対して前記発注に関する発注情報を電子メールで送信する対流通業者メール送信装置と、
前記グループにおける処理を前記グループの外からのアクセスにより妨げられないように保護するグループセキュリティ装置と
を有することを特徴とする。
これにより、前記効果に加えて、複数の流通業者が用いることが可能となる。
前記小売業者登録装置は、当該小売業者が日常的に取引をしている流通業者がいずれであるかを登録するものであって、
前記グループ化装置は、小売業者が日常的に取引をしている流通業者以外の流通業者とのグループ化をすることを特徴とする。
これにょり流通業者にとっては販路拡大につながる。
また、建値リベート制にあっては、上述の流通業者納品価格登録装置は、商品流通引受登録装置に置き換わる。
これにより、流通業者は個々の商品に関して納品価格を設定する手間が省けるので、処分品を早く流通にのせることができる。
以上、説明したように、本発明によれば、流通業者にとっても、メーカーにとっても、小売業者にとっても有益なメーカー処分品販売システムが提供される。流通業者にとっては、第一に処分品を優先的に販売できる。第二に見積作成不要なので営業の工数ができ、商談のための訪問が不要となるのでコスト削減ができる。第三に帳合(定番の正式取引)外企業への販売をすることが可能となり取引拡大につながる。第四に営業員や得意先に公平にメーカー処分品の案内ができる。第五にメーカー処分品の分配が不要となり、営業間の取り合いを防止し、取りまとめをしなくてよい。第六に小売業者との条件交渉が不要となる。第七にメーカーへの値引き交渉が不要となる。第八に発注するとすぐに在庫が引き当てられるので、ダブルブッキングや過剰な発注を防止することができる。
また、メーカーにとっては、第一に営業工数を削減し、納品のリードタイムを削減できる。第二に納品リードタイム削減による商品価値低下防止ができ、ひいては値引きコスト削減につながる。第三に処分品予備軍を少額の値引きで販売できる。第四に通常商品を拡売品として指定数販売できる。第五にダブルブッキングやミスを防止できる。
さらに、小売業者にとっては、第一に処分品情報を早く優先的に確認できる。第二に欲しい時にパソコンやスマホを用いてすぐ発注できる。第三に商談工数削減でき、交渉が不要である。第四に納期が早くなる。
本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売システムの機能する手順を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがユーザーに示すウェブサイトのうちのトップページを示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがユーザーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちのユーザー登録画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがユーザーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちのログイン画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがメーカーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品一覧画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがメーカーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品新規登録画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがメーカーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品詳細画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがメーカーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品情報編集画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが流通業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品削除画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが流通業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品一覧画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが流通業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品詳細情報画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが流通業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品情報編集画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品一覧画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品詳細情報画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品発注入力画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品発注確定画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者から発注を受けた際に、流通業者に対して当該サーバが商品発注メールを送るイメージを示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品発注後の商品一覧を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがメーカー・流通業者・小売業者に対して発注履歴を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが、このメーカー処分品販売システムを販売する代理店に対して、示すユーザー権限・メール登録画面を示す図である。 本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 建値リベート制の場合のメーカー処分品販売サーバコンピュータの構成を示すブロック図である。 建値リベート制の場合のメーカー処分品販売システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明のシステムを実施するための最良の形態を詳細に説明する。本明細書にあっては、〇〇部、△△装置というとき、サーバコンピュータ(サーバ)、パーソナルコンピュータ(パソコン)などのコンピュータのCPU(中央処理装置)が必要なコンピュータブログラムを読み込んで機能する状態について表現する。したがって、これらの「〇〇部」「△△装置」は、物の発明の構成要素である。
また、〇〇データベース装置というときには、個々の情報が他の情報と紐づけられた状態で格納されることにより、検索が可能な状態で情報を保存している装置のことをいう。
以上、本発明のシステムについて、具体的な実施の形態を示して説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。当業者であれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、上述の実施形態におけるサーバコンピュータの構成及び機能に様々な変更・改良を加えることが可能である。
また、実施形態において5つのサーバコンピュータを設けることとしたが、これらの有する機能を適宜、分担又は統合することによりサーバコンピュータの数を増減することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売システムの構成を示すブロック図である。
図1の中央部に描いた長円は、インターネット網を表す。このインターネット網を介してメーカー端末機器10、11,12、小売業者端末機器20,21、22、流通業者端末機器30がメーカー処分品販売サーバコンピュータ100に接続される。ここで、〇〇端末機器とネーミングしたのはいわゆるウェブ端末機器であり、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ノートブックパソコン、デスクトップパソコンなどインターネット網を介してウェブサーバに接続できる端末機器のことである。
メーカー処分品販売サーバコンピュータ100が、ウェブ端末機器に対してウェブページを表示し、ウェブ端末機器側ではブラウザによってそのページにはいって、入力をし、商品情報を閲覧し、発注処理をするなどの操作を可能にすることができる。また、ウェブ端末機器側に専用のアプリケーションプログラムをインストールし、そのアプリケーションプログラムを使ってメーカー処分品販売サーバコンピュータ100にアクセスするようにしてもよい。
図2は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータ100の構成を示すブロック図である。
メーカー登録装置110は、このシステムのユーザーであるメーカーがはじめてこのシステムを用いる際に、ID、パスワードを決めて住所、会社名、担当者名などの情報を登録することを実現し、取得した情報をメーカー情報データベース装置430に格納する装置である。登録したメーカーが二度目以降にこのシステムにアクセスする際には、メーカー情報データベース装置430に格納された情報を参照して、システムがログインを許可する。
小売業者登録装置120は、このシステムのユーザーである小売業者がはじめてこのシステムを用いる際に、ID、パスワードを決めて住所、会社名、担当者名などの情報を登録することを実現し、取得した情報を小売業者情報データベース装置440に格納する装置である。登録した小売業者が二度目以降にこのシステムにアクセスする際には、小売業者情報データベース装置440に格納された情報を参照して、システムがログインを許可する。
流通業者登録装置130は、このシステムのユーザーである流通業者がはじめてこのシステムを用いる際に、ID、パスワードを決めて住所、会社名、担当者名などの情報を登録することを実現し、取得した情報を流通業者情報データベース装置441に格納する装置である。登録した流通業者が二度目以降にこのシステムにアクセスする際には、流通業者情報データベース装置441に格納された情報を参照して、システムがログインを許可する。
グループ化装置140は、このメーカー処分品販売システムを実現する上で重要な役割を果たす装置であり、メーカー登録装置110により登録されたいずれかのメーカーと、小売業者登録装置120により登録されたいずれかの小売業者とを結ぶ流通業者が単一の流通業者となるように、流通業者ごとにメーカーと小売業とからなるグループを形成する装置である。形成されたグループの情報は、グループ情報データベース装置450に格納されて利用可能となる。
このグループ化により、小売業者が本システムを用いてメーカー処分品を入手しようとする際に、単一の流通業者を介して行うことになる。したがって、複数の流通業者から見積もりをとって比較するという作業が生じない。また、後述するように流通業者は納品価格を一つのものに設定するので価格交渉も生じない。したがって、メーカーが処分品の情報をメーカー処分品販売サーバコンピュータ100に載せ、流通業者が納品価格を登録し、小売業者が発注をかけるまでの時間を短くすることができる。
メーカー商品情報登録装置145は、メーカー処分品を特に賞味期限(又は消費期限)とその個数(在庫数)とを含む商品情報を登録する装置である。登録された情報は、商品情報データベース装置455に格納されて利用可能となる。
流通業者納品価格登録装置150は、メーカーが登録した商品情報を流通業者が閲覧し、メーカーの設定した処分品の価格に対して流通業者の利益を上乗せして、流通業者が小売業者に納品する納品価格を設定し、それを登録することを実現する装置である。流通業者が登録した納品価格は、納品価格情報データベース装置460に格納されて利用可能となる。
発注処理装置155は、メーカーが登録した商品情報に、さらに流通業者が登録した納品価格が付加された情報を小売業者が閲覧して、発注をかけることを処理する装置である。発注をかけた情報は、発注情報データベース装置465に格納されて利用可能となる。
このシステムにおける発注は、小売業者が発注をかけた時点ですぐに確定されるものであるので、他の小売業者の意思表示を待つことなしに確定される。これによりメーカー処分品販売の処理に要する時間を短縮できる。
メーカー商品情報更新装置160は、発注処理装置155が小売業者からの発注処理を行うと同時に、メーカー商品情報の在庫数から発注の数を差し引く処理を実行する装置である。更新された在庫数は、商品情報データベース装置455に格納される。
この商品情報更新により複数の小売業者が同一のメーカー処分品に対して発注をかける、ダブルブッキングを防止することが可能となる。このダブルブッキング防止をより確実に行うためには、同一のグループ内の一つの小売業者が、あるメーカー処分品に対して発注処理をかけようとする際には、同一の商品に対して他の小売業者は、発注をかけることができないように制限することが望ましい。
対流通業者メール送信装置165は、小売業者がメーカー処分品の発注をしたら、即座に流通業者へ発注の旨を電子メールにて通知すべくメール送信する装置である。流通業者の担当者がメールを受け取ると、その担当者がメーカーへ発注をかけて、メーカーから卸業者へ荷物が送られる。荷物が流通業者に到着すると、流通業者が小売業者に納品する。
メーカー処分品販売サーバコンピュータ100が、自動的に処理するのは、発注の旨を流通業者へ電子メール送信するところまでであって、その後は、人的作業となる。
グループセキュリティ装置170は、グループ内での取引のみがなされるように、セキュリティ保護を実現する装置である。他のグループの小売業者がはいってきて発注することができないように保護する。
通信処理部470は、インターネットとの間の通信を実現し、ウェブ端末機器にウェブページを表示して、ウェブ端末機器からの入力を処理すること、ウェブ端末機器にインストールされたアプリケーションプログラムを介して情報処理することを実現すること、電子メールを送ることなどを処理する装置である。
図3は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売システムの機能する手順を示すブロック図である。
図3にあっては、一つのグループに属する複数のメーカー、複数の小売業者、そしてそれらをつなぐ単一の流通業者(卸業者)の関係を空間的な配置に基づいて説明する図である。
図3のA、B、C、D、E、F、Gは、処理の流れの順番を示している。
図3のAは、メーカーがメーカー処分品についての商品情報を、メーカー処分品販売サーバコンピュータ100に登録する処理を示す。メーカー処分品販売サーバコンピュータ100は、メーカーからの商品情報登録があると、望ましくは流通業者(卸業者)にその旨を通知し、流通業者はメーカーが登録した商品情報を閲覧する。
図3のBは、メーカーが設定した商品価格に流通業者の利益を上乗せした納品価格を流通業者が登録することを示す。
図3のCは、この納品価格が示された商品情報を小売業者は閲覧可能となることを示す。このとき望ましくは、新たなメーカー処分品の登録がある際に、それぞれの小売業者には、通知がなされるようにする。また、望ましくは、各小売業者には、メーカーが流通業者に販売する価格は示されない。
図3のDは、小売業者が発注することを示す。このときメーカー処分品販売サーバコンピュータは、発注の旨を登録するとともに、メーカーの商品情報の在庫数から、発注の数を差し引いて、商品情報を更新する処理を行う。
図3のEは、メーカー処分品販売サーバコンピュータ100が、流通業者に発注の旨を電子メールで発送する処理を示す。ここまでがメーカー処分品販売サーバコンピュータ100が、自動的に行う処理である。
図3のFは、点線で描いてあるが、流通業者がメーカーに対して連絡して注文することを示している。この処理は人的処理である。
図3のGは、流通業者が品物をメーカーから受け取った際に、小売業者に納品する処理を示している。この処理も人的処理である。
図4は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがユーザーに示すウェブサイトのうちのトップページを示す図である。
本システムは、ウェブ端末機器にアプリケーションプログラムをインストールして実行することによっても実現可能であるが、ここではウェブページを用いる実施例、すなわちウェブ端末機器がブラウザを用いてメーカー処分品販売サーバコンピュータ100にアクセスする実施例に即して説明することとする。
図4のトップページには、このシステムの名称が表示され、この画面の右上には、ユーザー登録のボタンと、ログインボタンが表示されている。ウェブ端末機器においてユーザー登録ボタンを押す(タップする)と、ユーザー登録の画面であるページ2(図5)に遷移する。ログインボタンを押す(タップする)と、ログイン画面であるページ3(図6)に遷移する。
図5は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがユーザーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちのユーザー登録画面を示す図である。氏名、ユーザーID、パスワードを入力して登録ボタンを押すことにより、ユーザー登録が可能となっている。
図6は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがユーザーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちのログイン画面を示す図である。ユーザーIDとパスワードを入力してログインすることが可能である。記憶するにチェックしてログインすると、たとえばブラウザがID、パスワードを記憶して、次回以降入力を省略することが可能となる。
図7は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがメーカーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品一覧画面を示す図である。ここでは、二つのメーカー処分品が登録されており、商品の品名、画像、一つの箱に幾つの商品が入っているか(入数)、賞味期限、在庫数が表示されている。
この画面では、左上に新規登録ボタン、発注履歴ボタン、右側に詳細ボタン、編集ボタン、削除ボタンが表示されている。新規登録ボタンを押すとページ5(図8)に画面遷移し、発注履歴ボタンを押すとページ18(図21)に画面遷移する。詳細ボタンを押すとページ6(図9)に画面遷移し、編集ボタンを押すとページ7(図10)に画面遷移し、削除ボタンを押すとページ11に画面遷移する。
図8は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがメーカーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品新規登録画面を示す図である。メーカー名、JAN、品名、商品画像(画像ファイル添付)、入数、賞味期限、在庫数、M価格(ここでは、メーカーが希望する納品価格)、条件、納期(注文がされてから納品されるまでの日数)、備考、企画開始日(メーカー処分品の企画が開始する日)、企画終了日(当該企画が終了する日)の項目が設けられている。メーカーの担当者は、登録すべき項目の入力を終えて、登録ボタンを押すと登録が完了し、商品情報データベース装置455に格納される。戻るボタンを押すと、この画面に遷移する前の画面に戻ることができる。
図9は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがメーカーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品詳細画面を示す図である。この画面は、メーカーが入力した情報のほとんどが流通業者に開示されるように作られている。
図10は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがメーカーに示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品情報編集画面を示す図である。この画面では、メーカー側の担当者が商品情報を編集することが可能となっている。
図11は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが流通業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品削除画面を示す図である。この画面では、メーカー側の担当者が選択した商品を削除することが可能となっており、確認ボタンを押すことで削除が完了する。
図12は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが流通業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品一覧画面を示す図である。詳細ボタンを押すことで詳細、ページ10(図13)を見ることができ、編集ボタンを押すことで編集画面、ページ11(図14)に画面遷移し、編集して、たとえば納品価格を変更することができる。また、発注履歴ボタンを押すことで、発注履歴画面、ページ18(図21)に画面遷移する。
図13は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが流通業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品詳細情報画面を示す図である。
図14は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが流通業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品情報編集画面を示す図である。
図15は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品一覧画面を示す図である。流通業者が納品価格などを入力して確定させた情報が小売業者に閲覧可能となる。
図16は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品詳細情報画面を示す図である。
図17は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品発注入力画面を示す図である。小売業者がこの画面にて発注入力をして発注ボタンを押すとページ15(図18)に遷移する。
図18は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品発注確定画面を示す図である。流通業者宛にメール送信して送信済みボタンを押すことにより発注を確定させる。発注をキャンセル場合は、メール送信ボタンを押さずにキャンセルボタンを押す。
図19は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者から発注を受けた際に、流通業者に対して当該サーバが商品発注メールを送るイメージを示す図である。
図20は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが小売業者に示すウェブサイトを構成するウェブページのうちの商品発注後の商品一覧を示す図である。ここでは、商品発注がなされた分だけ、在庫数が減っていることが示されている。
図21は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータがメーカー・流通業者・小売業者に対して発注履歴を示す図である。
図22は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売サーバコンピュータが、このメーカー処分品販売システムを販売する代理店に対して、示すユーザー権限・メール登録画面を示す図である。
図23は、本発明の実施形態に係るメーカー処分品販売システムの処理の流れを示すシーケンス図である。図3を参照して、処理の手順を示したが、シーケンス図として示すと図23のようになる。図23では、上から下へ時間が流れる。
≪複数のグループを管理する実施例≫
上述の説明では、説明をわかりやすくするために、単一のグループで実施する場合について説明した。複数のグループを取りまとめて、このシステムを運用することが可能である。
また、その際に、小売業者と流通業者(卸業者)との関係が普段の取引先ではないところにするようにグループ化するようにすることで、普段の取引との混乱を防止することができる。また、帳合取引の対象を拡大するという効果をも期待できる。
≪建値リベート制における実施例≫
図24は、建値リベート制の場合のメーカー処分品販売サーバコンピュータの構成を示すブロック図である。
図25は、建値リベート制の場合のメーカー処分品販売システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
図24と図25とを参照しつつ、建値リベート制の場合の実施例について説明する。図2における流通業者納品価格登録装置150は、建値リベート制においては、図24の商品流通引受登録装置850に置き換えられる。建値リベート制にあっては、建値が決まっているので、流通業者が小売業者への納品価格を決めることはせずに、メーカーの決めた建値で取引を行なって、あとからリベートを計算する仕組みになっている。したがって、メーカーが処分品を本システムに登録するとき、流通業者は当該流通を引き受ける旨の意思表示をするのみである(図25)ので、交渉に手間取ることもないので、処分品の取引がより早くなされることが期待できる。
また、食品・菓子の業界では、九州地域、四国地域、中国地域など地域ごとに前記グループ化装置が形成するグループが形成されて、近距離の物流で済ませてコストを削減することが望ましい。
本発明のシステムは、賞味期限や消費期限のある商品を扱う業種において広く利用することができるものである。
10,11,12 メーカー端末機器
20,21,22 小売業者端末機器
30 流通業者端末機器
100 メーカー処分品販売サーバコンピュータ
110 メーカー登録装置
120 小売業者登録装置
130 流通業者登録装置
140 グループ化装置
145 メーカー商品情報登録装置
150 流通業者納品価格登録装置
155 発注処理装置
160 メーカー商品情報更新装置
165 対流通業者メール送信装置
170 グループセキュリティ装置
430 メーカー情報データベース装置
440 小売業者情報データベース装置
441 流通業者情報データベース装置
450 グループ情報データベース装置
455 商品情報データベース装置
460 納品価格情報データベース装置
465 発注情報データベース装置
470 通信処理部
850 商品流通引受登録装置

Claims (6)

  1. 賞味期限のある商品を販売する複数のメーカーがそれぞれ用いる複数のメーカー端末機器と、複数の小売業者がそれぞれ用いる複数の小売業者端末機器と、前記メーカーと前記小売業者との間に立って前記商品を流通させる単一の流通業者が用いる単一の流通業者端末機器と、メーカー処分品販売サーバコンピュータとをインターネットで接続してなるメーカー処分品販売システムであって、
    前記メーカー処分品販売サーバコンピュータは、
    前記メーカーが前記メーカー端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行するメーカー登録装置と、
    前記小売業者が前記小売業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する小売業者登録装置と、
    前記流通業者が前記流通業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する流通業者登録装置と、
    前記メーカー登録装置により登録されたいずれかのメーカーと、前記小売業者登録装置により登録されたいずれかの小売業者とを結ぶ流通業者が単一の流通業者となるように、前記流通業者ごとに前記メーカーと小売業とからなるグループを形成するグループ化装置と、
    前記グループ化装置によりグループとして形成されたメーカーの用いるメーカー端末機器に対して、賞味期限と在庫数とを含む商品情報の入力画面を表示し、当該商品情報の登録を促し、当該メーカーがそれに答えて前記商品情報を入力することを受け付けるメーカー商品情報登録装置と、
    前記メーカー商品情報登録装置が登録したメーカ側の商品情報を当該メーカーが所属するグループ内の前記流通業者の用いる流通業者端末機器に表示し、当該流通業者の納品価格を付加することを促し、当該流通業者がそれに答えて前記納品価格を入力することを受け付ける流通業者納品価格登録装置と、
    前記メーカー商品情報登録装置が登録した商品情報及び前記流通業者納品価格登録装置が登録した前記納品価格とを、前記小売業者端末機器に表示し、当該小売業者が数量と希望納期の入力を行うことを促し、当該小売業者がそれに答えて数量と希望納期の入力をして発注を行うことを処理する発注処理装置と、
    前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記メーカー商品情報登録装置が登録した前記商品情報の在庫数から発注の数を差し引く処理を実行して前記商品情報を書き換えるメーカー商品情報更新装置と、
    前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記流通業者端末機器に対して前記発注に関する発注情報を電子メールで送信する対流通業者メール送信装置と、
    前記グループにおける処理を前記グループの外からのアクセスにより妨げられないように保護するグループセキュリティ装置と
    を有することを特徴とするメーカー処分品販売システム。
  2. 賞味期限のある商品を販売する複数のメーカーがそれぞれ用いる複数のメーカー端末機器と、複数の小売業者がそれぞれ用いる複数の小売業者端末機器と、前記メーカーと前記小売業者との間に立って前記商品を流通させる複数の流通業者が用いる複数の流通業者端末機器と、メーカー処分品販売サーバコンピュータとをインターネットで接続してなるメーカー処分品販売システムであって、
    前記メーカー処分品販売サーバコンピュータは、
    前記メーカーが前記メーカー端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行するメーカー登録装置と、
    前記小売業者が前記小売業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する小売業者登録装置と、
    前記流通業者が前記流通業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する流通業者登録装置と、
    前記メーカー登録装置により登録されたいずれかのメーカーと、前記小売業者登録装置により登録されたいずれかの小売業者とを結ぶ流通業者が単一の流通業者となるように、前記流通業者ごとに前記メーカーと小売業とからなるグループを形成するグループ化装置と、
    前記グループ化装置によりグループとして形成されたメーカーの用いるメーカー端末機器に対して、賞味期限と在庫数とを含む商品情報の入力画面を表示し、当該商品情報の登録を促し、当該メーカーがそれに答えて前記商品情報を入力することを受け付けるメーカー商品情報登録装置と、
    前記メーカー商品情報登録装置が登録したメーカ側の商品情報を当該メーカーが所属するグループ内の前記流通業者の用いる流通業者端末機器に表示し、当該流通業者の納品価格を付加することを促し、当該流通業者がそれに答えて前記納品価格を入力することを受け付ける流通業者納品価格登録装置と、
    前記メーカー商品情報登録装置が登録した商品情報及び前記流通業者納品価格登録装置が登録した前記納品価格とを、前記小売業者端末機器に表示し、当該小売業者が数量と希望納期の入力を行うことを促し、当該小売業者がそれに答えて数量と希望納期の入力をして発注を行うことを処理する発注処理装置と、
    前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記メーカー商品情報登録装置が登録した前記商品情報の在庫数から発注の数を差し引く処理を実行して前記商品情報を書き換えるメーカー商品情報更新装置と、
    前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記流通業者端末機器に対して前記発注に関する発注情報を電子メールで送信する対流通業者メール送信装置と、
    前記グループにおける処理を前記グループの外からのアクセスにより妨げられないように保護するグループセキュリティ装置と
    を有することを特徴とするメーカー処分品販売システム。
  3. 請求項2に記載したメーカー処分品販売システムであって、
    前記小売業者登録装置は、当該小売業者が日常的に取引をしている流通業者がいずれであるかを登録するものであって、
    前記グループ化装置は、小売業者が日常的に取引をしている流通業者以外の流通業者とのグループ化をすることを特徴とするメーカー処分品販売システム。
  4. 賞味期限のある商品を販売する複数のメーカーがそれぞれ用いる複数のメーカー端末機器と、複数の小売業者がそれぞれ用いる複数の小売業者端末機器と、前記メーカーと前記小売業者との間に立って前記商品を流通させる単一の流通業者が用いる単一の流通業者端末機器と、メーカー処分品販売サーバコンピュータとをインターネットで接続してなるメーカー処分品販売システムであって、
    前記メーカー処分品販売サーバコンピュータは、
    前記メーカーが前記メーカー端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行するメーカー登録装置と、
    前記小売業者が前記小売業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する小売業者登録装置と、
    前記流通業者が前記流通業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する流通業者登録装置と、
    前記メーカー登録装置により登録されたいずれかのメーカーと、前記小売業者登録装置により登録されたいずれかの小売業者とを結ぶ流通業者が単一の流通業者となるように、前記流通業者ごとに前記メーカーと小売業とからなるグループを形成するグループ化装置と、
    前記グループ化装置によりグループとして形成されたメーカーの用いるメーカー端末機器に対して、賞味期限と在庫数とを含む商品情報の入力画面を表示し、当該商品情報の登録を促し、当該メーカーがそれに答えて前記商品情報を入力することを受け付けるメーカー商品情報登録装置と、
    前記メーカー商品情報登録装置が登録したメーカ側の商品情報を当該メーカーが所属するグループ内の前記流通業者の用いる流通業者端末機器に表示し、当該流通業者が当該商品の流通業務を引き受けることを促し、当該流通業者がそれに答えて当該商品の流通を引き受ける旨を入力することを受け付ける商品流通引受登録装置と、
    前記メーカー商品情報登録装置が登録した商品情報及び前記商品流通引受登録装置が登録した流通引受の旨とを、前記小売業者端末機器に表示し、当該小売業者が数量と希望納期の入力を行うことを促し、当該小売業者がそれに答えて数量と希望納期の入力をして発注を行うことを処理する発注処理装置と、
    前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記メーカー商品情報登録装置が登録した前記商品情報の在庫数から発注の数を差し引く処理を実行して前記商品情報を書き換えるメーカー商品情報更新装置と、
    前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記流通業者端末機器に対して前記発注に関する発注情報を電子メールで送信する対流通業者メール送信装置と、
    前記グループにおける処理を前記グループの外からのアクセスにより妨げられないように保護するグループセキュリティ装置と
    を有することを特徴とするメーカー処分品販売システム。
  5. 賞味期限のある商品を販売する複数のメーカーがそれぞれ用いる複数のメーカー端末機器と、複数の小売業者がそれぞれ用いる複数の小売業者端末機器と、前記メーカーと前記小売業者との間に立って前記商品を流通させる複数の流通業者が用いる複数の流通業者端末機器と、メーカー処分品販売サーバコンピュータとをインターネットで接続してなるメーカー処分品販売システムであって、
    前記メーカー処分品販売サーバコンピュータは、
    前記メーカーが前記メーカー端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行するメーカー登録装置と、
    前記小売業者が前記小売業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する小売業者登録装置と、
    前記流通業者が前記流通業者端末機器によりアクセスしてユーザー登録をしようとする際に、パスワードの登録を含む処理を行ってユーザー登録を実行する流通業者登録装置と、
    前記メーカー登録装置により登録されたいずれかのメーカーと、前記小売業者登録装置により登録されたいずれかの小売業者とを結ぶ流通業者が単一の流通業者となるように、前記流通業者ごとに前記メーカーと小売業とからなるグループを形成するグループ化装置と、
    前記グループ化装置によりグループとして形成されたメーカーの用いるメーカー端末機器に対して、賞味期限と在庫数とを含む商品情報の入力画面を表示し、当該商品情報の登録を促し、当該メーカーがそれに答えて前記商品情報を入力することを受け付けるメーカー商品情報登録装置と、
    前記メーカー商品情報登録装置が登録したメーカ側の商品情報を当該メーカーが所属するグループ内の前記流通業者の用いる流通業者端末機器に表示し、当該流通業者が当該商品の流通業務を引き受けることを促し、当該流通業者がそれに答えて当該商品の流通を引き受ける旨を入力することを受け付ける商品流通引受登録装置と、
    前記メーカー商品情報登録装置が登録した商品情報及び前記商品流通引受登録装置が登録した流通引受の旨とを、前記小売業者端末機器に表示し、当該小売業者が数量と希望納期の入力を行うことを促し、当該小売業者がそれに答えて数量と希望納期の入力をして発注を行うことを処理する発注処理装置と、
    前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記メーカー商品情報登録装置が登録した前記商品情報の在庫数から発注の数を差し引く処理を実行して前記商品情報を書き換えるメーカー商品情報更新装置と、
    前記発注処理装置が発注を受け付けたことに基づいて、前記流通業者端末機器に対して前記発注に関する発注情報を電子メールで送信する対流通業者メール送信装置と、
    前記グループにおける処理を前記グループの外からのアクセスにより妨げられないように保護するグループセキュリティ装置と
    を有することを特徴とするメーカー処分品販売システム。
  6. 請求項5に記載したメーカー処分品販売システムであって、
    前記小売業者登録装置は、当該小売業者が日常的に取引をしている流通業者がいずれであるかを登録するものであって、
    前記グループ化装置は、小売業者が日常的に取引をしている流通業者以外の流通業者とのグループ化をすることを特徴とするメーカー処分品販売システム。
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