JP2023121443A - Lanケーブルの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】押出機を用いて作製される絶縁電線を複数本含み、絶縁層の厚さのばらつきを抑え、良好な伝送特性を有するLANケーブル及びその製造方法を提供する。【解決手段】LANケーブルの製造方法において、押出機のヘッド内を走行する導体2の外周に、ヘッド17に取り付けられた口金18を通して溶融した絶縁体を被覆して絶縁電線20を作製する工程と、絶縁電線を複数撚り合わせる撚り合わせ工程と、を含む。口金の開口径は、3.4~4.5mmである。【選択図】図2
Description
本発明は、LANケーブルの製造方法に関するものである。
鉄道車両間における高電圧の伝達には、フレキシブルなケーブル(渡りケーブル、ジャンパケーブル、ジャンパ線)を用いることが知られている。特許文献1(特開2017-33737号公報)には、耐屈曲性を備えたLANケーブルを構成する導体として、中心に配置されたテンションメンバと、テンションメンバの周囲に圧縮されずに撚り合わされて配置された複数の導線とを有する材料を用いることが記載されている。
LANケーブルを構成する絶縁電線は、導体と、導体を覆う絶縁層とで構成される。絶縁層の厚さのばらつきを抑え、伝送特性を安定化する目的で、絶縁電線を形成する押出機を構成する口金の開口径を小さくする場合がある。しかし、口金のサイズを小さくすると、LANケーブルの特性である遠端漏話減衰量が小さくなる問題が生じ得る。 本発明の目的は、絶縁層の厚さのばらつきを抑え、良好な伝送特性を有するLANケーブルを提供することにある。
その他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される実施の形態のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
一実施の形態であるLANケーブルの製造方法は、押出機のヘッド内を走行する導体の外周に、前記ヘッドに取り付けられた口金を通して溶融した絶縁体を被覆して絶縁電線を作製する工程と、前記絶縁電線を複数撚り合わせる撚り合わせ工程と、を含むLANケーブルの製造方法であって、前記口金の開口径は、3.4~4.5mmである。
本願において開示される一実施の形態によれば、絶縁層の厚さのばらつきを抑え、良好な伝送特性を有するLANケーブルを提供することができる。
以下、実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施の形態では、特に必要なとき以外は同一または同様な部分の説明を原則として繰り返さない。
(実施の形態)
本実施の形態のLANケーブルは、直径1.2~1.3mmの導体と、その外周を覆う絶縁層とからなる絶縁電線を押出機により製造する際、口金の開口径を直径3.4~4.5mmとするものである。
本実施の形態のLANケーブルは、直径1.2~1.3mmの導体と、その外周を覆う絶縁層とからなる絶縁電線を押出機により製造する際、口金の開口径を直径3.4~4.5mmとするものである。
<LANケーブルの製造方法>
以下に、図1~図3を用いて、本実施の形態のLANケーブルとして、鉄道車両用渡りケーブルについて説明する。図1は、本実施の形態のLANケーブルを構成する導体の断面図である。図2は、本実施の形態のLANケーブルを作製する押出機を示す模式図である。図3は、本実施の形態のLANケーブルを示す断面図である。本実施の形態のLANケーブルは、互いに連結された2つの鉄道車両同士の間で、例えば高電圧を伝送するために設けられる鉄道車両用渡りケーブルとして用いられるLAN(Local Area Network)ケーブルであり、LANジャンパケーブルまたはLANジャンパ線などと呼ばれる。
以下に、図1~図3を用いて、本実施の形態のLANケーブルとして、鉄道車両用渡りケーブルについて説明する。図1は、本実施の形態のLANケーブルを構成する導体の断面図である。図2は、本実施の形態のLANケーブルを作製する押出機を示す模式図である。図3は、本実施の形態のLANケーブルを示す断面図である。本実施の形態のLANケーブルは、互いに連結された2つの鉄道車両同士の間で、例えば高電圧を伝送するために設けられる鉄道車両用渡りケーブルとして用いられるLAN(Local Area Network)ケーブルであり、LANジャンパケーブルまたはLANジャンパ線などと呼ばれる。
まず、銅線を複数本撚り合わせた導体2を作製する。例えば、導体2は、中心に配置された複数の導線2aと、導線2aの周囲に撚り合わされて配置された複数の導線2bとを有する。例えば、1本の導体2は、3本の導線2aを撚り合わせた1束の導線を有し、当該1束の導線の周囲には12本の導線2bが配置され、さらにそれらの周囲には18本の導線2bが配置されている。1本の導体2aの直径は例えば0.26mm程度であり、1本の導体2bの直径は例えば0.18mm程度である。このようにして作製された導体2の直径は、1.2~1.3mmである。導線2a、2bには、例えば、錫メッキ軟銅線を用いることができる。導線2aは、導体に限らず、例えば、高張力鋼線(例えばピアノ線)、鋼線または繊維強化プラスチック(FRP)線などであってもよい。
次に、導体2を覆う絶縁層を作製するための複数の材料を用意する。これらの材料としては、例えば、塩素系ポリマー、シラン液およびシラン架橋触媒液などが考えられる。
次に、図2に示す押出機10を用いて、絶縁電線20を作製する。図2に示すように、押出機10は、シリンダ15と、シリンダ15内に軸回転可能に設けられたスクリュ13と、シリンダ15内に材料を供給するホッパー12とヘッド17とを備えている。また、押出機10は、ヘッド17とスクリュ13との間のネック16と、ネック16とスクリュ13との間のブレーカプレート14とを備えている。ヘッド17は、口金(ダイス)18を有しており、ヘッド17内を通過する導体2は、ヘッド17内にて絶縁層3(図3参照)により被覆され、ダイス18を通過して絶縁電線20としてヘッド17内から引き出される。すなわち、押出機10のヘッド17内を走行する導体2の外周に、ヘッド17に取り付けられた口金18を通して溶融した絶縁体を被覆して絶縁電線20を作製する工程を行う。
ここでは、ホッパー12からシリンダ15内に上記複数の材料の一部または全部を投入し、続いて、スクリュ13を軸回転させることで、複数の材料を混練しながら、ブレーカプレート14を介してそれらの材料の混練物である絶縁体をヘッド17内へ送る。これと同時に、スクリュ13の回転軸と交差する方向に向かってヘッド17内に導体2を送り込む。混練された絶縁体は、例えばエチレン-プロピレンゴム共重合体混和物である。絶縁体の温度は、シリンダ15内にて、例えば150~200℃に保たれる。具体的には、絶縁体の温度は例えば180℃とする。このようにして、押出機10のヘッド17に導体2を挿し通しながら、スクリュ13側からヘッド17内に絶縁体(樹脂)を押し出して導体2の外周を被覆する。これにより、導体2の外周が、当該絶縁体からなる絶縁層3(被覆層)に被覆された絶縁電線20を形成する押出被覆工程を行う。
この押出被覆工程において、絶縁層3は高温により粘性を有しているため、ヘッド17から引き出される絶縁電線20を構成する絶縁層3の厚さは、口金の開口部の開口径によって決まる。
本実施の形態の主な特徴と1つとして、口金18の絶縁電線20が通過する開口部の開口径は、3.4~4.5mmである。ここでは、口金18の開口径を、例えば3.45mmとする。口金18の開口径を、例えば3.3mmとすると、押し出し時の樹脂圧により絶縁電線20にうねりが生じる。このうねりは絶縁電線20を用いて製造するLANケーブルの遠端漏話減衰量の低下の原因となるため、ここでは口金18の開口径を3.4mm以上とする。また、口金18の開口部の開口径が大きすぎると、絶縁層3の厚さにばらつきが生じるため、当該開口径は4.5mm以下とする。
次に、押出機10から引き出された絶縁電線20を、移動させながら水槽に一定時間浸して冷却する。つまり、絶縁電線20を作製する上記工程の後、後述する撚り合わせ工程の前に、絶縁電線20を水に浸漬させて冷却する工程を行う。ここでは、絶縁層3の収縮応力で絶縁電線20が圧縮されることを防ぐため、50℃程度の水で徐冷するのではなく、25℃以下の水で急冷する。ただし、過度な急冷により絶縁層3の偏肉率が低くなる原因となる。したがって、絶縁電線20の偏肉を防ぐため、ここでは15℃以上の水で絶縁電線20を冷却する。すなわち、絶縁電線20は15~25℃の水に浸漬され、これにより冷却される。ここでは、例えば絶縁電線20の冷却温度を19℃とする。冷却された絶縁電線20の仕上がり外径は約3.2mmである。
ここでの偏肉率の測定方法としては、まず、絶縁層3の断面写真を撮影し、約60°位置の任意の5箇所の厚さを測定する。それらの厚さのうち、最小値、最大値を特定し、最小値/最大値×100により算出される数値が偏肉率である。絶縁電線20は4本あるので4本分を測定する。測定した偏肉率の数値のうち、全て数値が85%以上であれば合格となる。それらの数値のうち、1つでも85%未満のものがあれば不合格となる。
次に、図3に示すように、複数の絶縁電線20を含むLANケーブル1を製造する。LANケーブル1は、以下のような工程で製造される。
すなわち、まず、上記押出工程および冷却工程を経て製造された、導体2の外周を絶縁層3で被覆した絶縁電線20を複数用意する。ここでは、絶縁電線20を4本用意する。続いて、複数の絶縁電線20と、複数の介在物4とを撚り合わせることで、LANケーブル1のコアを形成する。すなわち、絶縁電線20を複数撚り合わせる撚り合わせ工程を行うことで、LANケーブル1のコアを形成する。ここでは、例えば、1つの介在物4を中心として、4本の絶縁電線20と、4本の介在物4とが撚り合わされて撚線(コア)を構成している。
次に、当該コアの外周にテープ(アルミニウム箔付テープ)5を巻き付ける。すなわち、延在するコアに対しテープ5を横巻きする。
次に、テープ5の外周に編組6を被せる。
次に、編組6の外周にテープ(アルミニウム箔付テープ)7を巻き付ける。すなわち、延在する編組6に対しテープ7を横巻きする。
次に、テープ7の外周を内部シース8により被覆する。この被覆工程では、例えば押出機を用いる。
次に、内部シース8の外周に押さえテープ9を巻き付ける。すなわち、延在する内部シース8に対しに押さえテープ9を横巻きする。
次に、押さえテープ9の外周を外部シース10により被覆する。この被覆工程では、例えば押出機を用いる。
以上の工程により、本実施の形態のLANケーブル1を製造する。つまり、ここでは絶縁電線を複数撚り合わせることでコアを形成し、当該コアをテープ、編組およびシースなどで被覆することで、LANケーブルを作製する。
絶縁電線20は、例えば1MHz~100MHzの信号を伝送する。絶縁電線20として、差動信号を伝送する1組または2組以上のツイストペア線を用いてもよい。本実施の形態は、2組のツイストペア線を示す。介在物4は、例えば、ガラス繊維などを用いることができる。
テープ5、7は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン系樹脂等の樹脂からなる樹脂テープにアルミニウム箔を貼り付けたものを用いることができる。編組(編組チューブ)6は、例えば、導線を編組して形成され、グランドに接続される。編組6は、例えば、交織編組である。押さえテープ9は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン系樹脂等の樹脂からなる樹脂テープを用いることができる。
内部シース8、外部シース10の材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、エチレンプロピレンゴム(EPゴム)、ポリオレフィンに非ハロゲン系の難燃剤(金属水酸化物など)を配合してなるノンハロゲン難燃材料などを用いることができる。
(実施の形態の効果)
LANケーブルのコアを構成する絶縁電線を作製する際、絶縁電線を形成する押出機を構成する口金の開口径を、比較例として例えば3.3mm程度に小さくすることが考えられる。しかし、口金の開口径が小さいと、絶縁電線20にうねりが生じ、これにより、LANケーブルの伝送特性の1つである遠端漏話減衰量が所望の値より小さくなる虞がある。遠端漏話減衰量は、LANケーブルの出力端側における、LANケーブルを構成する2本の絶縁電線同士の間の漏話の減衰量であり、これが小さいとLANケーブルにおける漏話が問題となる。
LANケーブルのコアを構成する絶縁電線を作製する際、絶縁電線を形成する押出機を構成する口金の開口径を、比較例として例えば3.3mm程度に小さくすることが考えられる。しかし、口金の開口径が小さいと、絶縁電線20にうねりが生じ、これにより、LANケーブルの伝送特性の1つである遠端漏話減衰量が所望の値より小さくなる虞がある。遠端漏話減衰量は、LANケーブルの出力端側における、LANケーブルを構成する2本の絶縁電線同士の間の漏話の減衰量であり、これが小さいとLANケーブルにおける漏話が問題となる。
ここで、本発明者らが行った実験結果を、図4に示す。図4は、比較例のLANケーブルにおける遠端漏話減衰量と周波数との関係を表すグラフである。図4に示すグラフの縦軸は遠端漏話減衰量を表し、横軸は周波数を表している。
当該実験の条件は、次の通りである。すなわち、中心の介在物にはピアノ線を用いている。導体の直径は1.28mmであり、導体は銅素線を撚り合せた構造である。絶縁層の厚さは0.95mmである。絶縁層の外側に位置する介在物(ひも介在物)の直径は1.3mmである。絶縁電線およびひも介在物の撚りピッチは18mmである。編組の厚さは0.45mmである。内部シースの厚さは0.8mmであり、外部シースの厚さは1.2mmである。遠端漏話減衰量は、IC61156-1(Cat5E規格)に記載の内容に準拠して合否判定を行うものである。
本発明者らは当該実験にて、口金の開口径が3.3mmである押出機を用いて形成した比較例のLANケーブルについて、遠端漏話減衰量(図4参照)と偏肉率とを測定した。この実験では、図4に実線で示す遠端漏話減衰量のグラフが、三角のプロットで示す規格値を下回る箇所があると、不合格判定となる。実験の結果、図4に示すように比較例のLANケーブルは遠端漏話減衰量が不合格判定となった。また、比較例のLANケーブルは偏肉率も不合格であった。
これに対し、本実施の形態では、導体2の直径が1.2~1.3mmである絶縁電線20を図2に示す押出機10により作製する際、絶縁電線20にうねりが生じることを防ぐため、口金18の開口径を3.4~4.5mmに規定している。このように、口金18の開口径を比較的大きく規定することで、押出被覆工程における樹脂圧力を低減する。これにより、絶縁電線20の偏肉率を高め、真円に近い断面を連続して有する絶縁電線20を作製できる。
本発明者らが行った実験結果を、図5に示す。図5は、本実施の形態のLANケーブルにおける遠端漏話減衰量と周波数との関係を表すグラフである。図5に示すグラフの縦軸は遠端漏話減衰量を表し、横軸は周波数を表している。
当該実験の条件は、上記した比較例のLANケーブルに関し行った遠端漏話減衰量の測定実験(図4参照)の条件と同じである。
本発明者らは当該実験にて、口金の開口径が3.45mmである押出機を用いて形成した本実施の形態のLANケーブルについて、遠端漏話減衰量(図4参照)と偏肉率とを測定した。図5に示すように、実線で示す本実施の形態のLANケーブルの遠端漏話減衰量のグラフは、三角のプロットで示す規格値を下回っていない。すなわち、実験の結果、本実施の形態のLANケーブルは遠端漏話減衰量が合格判定となった。また、本実施の形態のLANケーブルは偏肉率も合格であった。
このように、本実施の形態によれば、LANケーブルにおける漏話を低減できるため、LANケーブルの伝送特性を安定化できる。つまり、絶縁層の厚さのばらつきを抑え、良好な伝送特性を有するLANケーブルを提供することができる。
また、図2を用いて説明したように、押出機10から引き出された絶縁電線20冷却する際には、15~25℃の温度条件で冷却を行う。これにより、絶縁層3の収縮応力で絶縁電線20が圧縮されることを防ぎ、かつ、過度な急冷により絶縁層3の厚さのばらつきを防ぐ。このようにして、絶縁電線20の偏肉を防ぐことで、LANケーブル1における漏話を低減できるため、LANケーブルの性能を向上できる。
以上、本発明者らによってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
1 LANケーブル
2 導体
2a、2b 導線
3 編組
4 介在物
6 編組
5、7 テープ(アルミニウム箔付テープ)
9 押さえテープ
8 内部シース
10 外部シース
11 押出機
12 ホッパー
13 スクリュ
14 ブレーカプレート
15 シリンダ
16 ネック
17 ヘッド
18 口金
20 絶縁電線
2 導体
2a、2b 導線
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4 介在物
6 編組
5、7 テープ(アルミニウム箔付テープ)
9 押さえテープ
8 内部シース
10 外部シース
11 押出機
12 ホッパー
13 スクリュ
14 ブレーカプレート
15 シリンダ
16 ネック
17 ヘッド
18 口金
20 絶縁電線
Claims (3)
- 押出機のヘッド内を走行する導体の外周に、前記ヘッドに取り付けられた口金を通して溶融した絶縁体を被覆して絶縁電線を作製する工程と、
前記絶縁電線を複数撚り合わせる撚り合わせ工程と、
を含むLANケーブルの製造方法であって、
前記口金の開口径は、3.4~4.5mmである、LANケーブルの製造方法。 - 請求項1記載のLANケーブルの製造方法において、
前記絶縁電線を作製する工程の後、前記撚り合わせ工程の前に、前記絶縁電線を水に浸漬させて冷却する工程をさらに有し、
前記冷却する工程における冷却温度は、15~25℃である、LANケーブルの製造方法。 - 請求項1記載のLANケーブルの製造方法において、
前記導体の直径は、1.2~1.3mmである、LANケーブルの製造方法。
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JP (1) | JP2023121443A (ja) |
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2022
- 2022-02-21 JP JP2022024796A patent/JP2023121443A/ja active Pending
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