JP2023118013A - 棚板構造および収納庫 - Google Patents

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JP2023118013A JP2022020887A JP2022020887A JP2023118013A JP 2023118013 A JP2023118013 A JP 2023118013A JP 2022020887 A JP2022020887 A JP 2022020887A JP 2022020887 A JP2022020887 A JP 2022020887A JP 2023118013 A JP2023118013 A JP 2023118013A
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Mitsuo Ebara
宏貴 八木
Hiroki Yagi
敏 石川
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Abstract

【課題】本開示は、棚板の位置変更作業を容易に行うことができるとともに、幅寸法の異なる収納庫の列に対応することのできる棚板構造を提供する。【解決手段】棚板構造は、枠状の支持ブラケット31と、支持ブラケット31により支持される棚板部材50とを備え、支持ブラケット31は、収納庫に取付けられて支持ブラケット31を支持する支持部を備え、支持ブラケット31は、左右方向寸法を調整自在に構成され、棚板部材50は、支持ブラケット31に固定される。【選択図】図3

Description

本開示は、棚板構造および収納庫に関する。
特許文献1は、ブラケットと、このブラケットに支持される棚板部と、この棚板部とブラケットとの係合手段と、を有する棚構造であって、係合手段は、ブラケットの棚板部に対する係合位置が棚板部の横幅方向の任意な位置での係合が可能な棚板構造を開示する。
特開2009-273858号公報
本開示は、棚板の位置変更作業を容易に行うことができるとともに、幅寸法の異なる収納庫の列に対応することのできる棚板構造および収納庫を提供する。
本開示における棚板構造は、枠状の支持ブラケットと、前記支持ブラケットにより支持される棚板部材とを備え、前記支持ブラケットは、収納庫に取付けられて前記支持ブラケットを支持する支持部を備え、前記支持ブラケットは、左右方向寸法を調整自在に構成され、前記棚板部材は、前記支持ブラケットに固定される。
本開示における棚板構造は、支持ブラケットの左右方向寸法を調整自在とすることで左右方向の寸法が異なる陳列室に対して、支持ブラケットを装着することができる。また、支持ブラケットと棚板部材とを別部材で構成しているので、棚板部材の高さ位置を変更する場合には、棚板部材を取り外し、支持ブラケットのみで位置決めを行うことができる。そのため、重量が軽い状態で、高さ位置の変更を行うことができ、棚板部材の移動作業を容易に行うことができる。
実施の形態1におけるショーケースを示す斜視図 実施の形態1のショーケースの陳列室の内部を示す正面図 実施の形態1の棚板を示す上方から見た分解斜視図 実施の形態1の棚板を示す下方から見た分解斜視図 実施の形態1の棚板の側面図 実施の形態1の支持ブラケットの斜視図 実施の形態2のショーケースを示す正面図 実施の形態2のショーケースを示す断面図
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、棚板構造において、ブラケットを後面側の支柱に2箇所で固定し、このブラケットの上面側にスライド棚を設置するようにした技術があった。
しかしながら、ブラケットを後面側の2箇所で支持されたブラケットにスライド棚を固定する構造であるため、棚板全体の重量が重くなり、棚板の高さ位置を変更する際に、棚板を移動させる作業が困難となっていた。また、例えば、3列の陳列室を備えたショーケースの場合、それぞれの列の幅寸法が微妙に異なる場合がある。そのため、各列の幅寸法に合わせて複数種類の棚板を用意する必要があり、使い勝手が悪いという課題を発明者らは発見し、この課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、棚板の位置変更作業を容易に行うことができるとともに、幅寸法の異なるショーケースの列に対応することのできる棚板構造およびショーケースを提供する。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図面を用いて、実施の形態1を説明する。
[1-1.構成]
[1-1-1.ショーケースの構成]
図1は、本開示の実施の形態1に係るショーケースを示す斜視図である。図2は、ショーケースの陳列室の内部を示す正面図である。
本実施の形態においては、収納庫としてショーケースに適用した場合の例について説明する。
図1に示すように、ショーケース1は、箱型の筐体10を備えている。
筐体10は、基台11と、基台11の両側に設けられる側板12と、天板13と、背面板14とを備えている。
筐体10の前面は、開放されており、筐体10の前面には、複数(本実施の形態においては、3つ)の扉15が開閉自在に設けられている。
扉15は、四角枠状に形成された扉枠16を備え、扉枠16の内側には、ガラスなどの透明部材17がはめ込まれている。
筐体10の内部は、商品を陳列する陳列室18とされている。基台11の上部には、基台11の内部と陳列室18の内部とを仕切るデッキパン19が設けられている。
陳列室18は、本実施の形態においては、各扉15に対応して3列の陳列室18が形成されている。
図1および図2に示すように、各陳列室18には、左右前方に位置する一対の前側支柱20と、左右後方に位置する一対の後側支柱21とが設けられている。前側支柱20および後側支柱21は、陳列室18の上下方向に延在して配置されている。
前側支柱20の互いに対向する面には、左右方向に指向される係合孔22が上下方向に所定間隔で複数配列されている。
後側支柱21の前面側には、係合孔22が上下方向に所定間隔で複数配列されている。
[1-1-2.棚板の構成]
次に、棚板の構成について説明する。
図3は、実施の形態1の棚板を示す情報から見た分解斜視図である。図4は、実施の形態1の棚板を示す下方から見た分解斜視図である。図5は、棚板の側面図である。図6は、支持ブラケットの斜視図である。
棚板30は、支持ブラケット31と、棚板部材50とから構成されている。
支持ブラケット31は、両側に位置し前後方向に延在する一対のサイドブラケット32と、各サイドブラケット32を連結する前側ブラケット33および後側ブラケット34と、を備えている。
サイドブラケット32は、上面板35と、上面板35の外側から下方に延在する側面板36とを備えた断面形状略L字状に形成されている。
サイドブラケット32の後端には、後面板37が一体に設けられている。後面板37は、上面板35より内側に延在する後面支持部材38を備えている。後面支持部材38の上端には、略水平方向に前方に延出する支持片39が形成されている。後面支持部材38には、左右方向に延在する固定用長穴40が形成されている。
前側ブラケット33は、その中央部がサイドブラケット32の上面より低くなるように段差部が形成されており、前側ブラケット33の両端部には、固定用フランジ41が設けられている。固定用フランジ41には、前側ブラケット33の長さ方向に延在する固定用長穴40が形成されている。
前側ブラケット33は、固定用長穴40を介してサイドブラケット32の上面板35にねじ(図示せず)で締め付けることで、サイドブラケット32に固定される。この状態で、前側ブラケット33の下面は、サイドブラケット32の上面板35に対して高さ位置が低くなるように形成されている。
この場合に、前側ブラケット33の固定用長穴40の締め付け位置を固定用長穴40の長手方向の位置で調整することで、前側ブラケット33が固定された際のサイドブラケット32の間隔を調整することができるように構成されている。
前側ブラケット33のサイドブラケット32より内側における両端部分には、後述する棚板部材50を固定する棚板固定用ねじ穴45が設けられている。
後側ブラケット34は、サイドブラケット32の後面板37に固定される。後側ブラケット34は、固定用長穴40を介してサイドブラケット32の後面板37にねじ(図示せず)で締め付けることで、サイドブラケット32に固定される。この場合に、後面板37の固定用長穴40の締め付け位置を、固定用長穴40の長手方向の所定位置で調整することで、後側ブラケット34が固定された際のサイドブラケット32の間隔を調整することができるように構成されている。
前述のように一対のサイドブラケット32、前側ブラケット33および後側ブラケット34を固定することで、四角枠状の支持ブラケット31が構成される。
この状態で、前側ブラケット33の高さ位置と、後面板37の支持片39との高さ位置が略同一に形成される。
各サイドブラケット32の前端外側には、前側支柱20の係合孔22に係合する支持部としての前部支持部42が形成されている。前部支持部42は、上下に2つずつ形成されており、前部支持部42を前側支柱20の係合孔22に係合させることで、各サイドブラケット32を前側支柱20に支持させる。
サイドブラケット32の後面板37の後面両側には、後側支柱21の係合孔22に係合する支持部としての後部支持部43が形成されている。後部支持部43は、上下に2つずつ形成されており、後部支持部43を後側支柱21の係合孔22に係合させることで、各サイドブラケット32を後側支柱21に支持させる。
後面板37の後部支持部43の上方には、棚板支持孔44が形成されている。
支持ブラケット31には、棚板部材50が取付けられる。
棚板部材50は、両側に前後方向に延在する支持部材51と、この支持部材51の内側から下方に延在するレール部材52と、を備えている。
レール部材52は、支持部材51の内側から下方に延在する延出部53に一体に設けられている。
レール部材52は、中空の枠部材57を備えており、枠部材57の内部には、図示しないレールが収容されている。レールは、枠部材57に固定される固定側レールと、固定側レールに対してスライド可能とされた可動レールと、を備えている。
レール部材52の枠部材57の下面は、平坦な固定面54とされている。
固定面54の前方には、前側ブラケット33の棚板固定用ねじ穴45にねじを介して固定するためのねじ穴55が形成されている。
棚板部材50の下面側には、棚板部材50の後方に位置し左右方向に延在する補強部材59が設けられている。
棚板部材50の後面側には、支持ブラケット31の棚板支持孔44に係合される係合突起58が設けられている。
レール部材52の上面側には、スライド棚56が配置されている。スライド棚56は、レール部材52に収容された前述の可動レール介してレール部材52に取付けられている。そして、スライド棚56は、レール部材52のレールを介して前後にスライド可能に構成されている。
棚板部材50は、レール部材52の後端部をサイドブラケット32の後面板37の支持片39上に載置するとともに、係合突起58を支持ブラケット31の棚板支持孔44に係合させた状態で、レール部材52の前方においてねじ穴55および棚板固定用ねじ穴45を介してねじ(図示せず)により締め付けることで、支持ブラケット31の前側ブラケット33に固定される。
このとき、レール部材52の枠部材57の内部にレールが収容されているため、レール部材52をねじ穴55および棚板固定用ねじ穴45にねじを螺入させる際に、ねじがレールに当たらないように、レール部材52の固定面54とレールとの間に所定の間隙が形成されている。
[1-2.作用]
次に、本実施の形態の作用について説明する。
本実施の形態においては、まず、サイドブラケット32の上面板35に前側ブラケット33を、固定用長穴40のを介してねじで締め付けることで固定する。このとき、前側支柱20の間隔に合わせて、ねじの締め付け位置を固定用長穴の40所定の位置に調整することで、各サイドブラケット32の前方おける幅方向の寸法を調整する。
同様に、サイドブラケット32の後面板37に後側ブラケット34を、固定用長穴40を介してねじで締め付けることで固定する。このとき、後側支柱21の間隔に合わせて、ねじの締め付け位置を固定用長穴の40所定の位置に調整することで、各サイドブラケット32の後方における幅方向の寸法を調整する。
これにより、四角枠状の支持ブラケット31が構成される。
この状態で、前部支持部42を前側支柱20の所定の高さの係合孔22に係合させる。同様に、後部支持部43を後側支柱21の所定の高さの係合孔22に係合させる。これにより、支持ブラケット31を前側支柱20および後側支柱21の所定高さに保持することができる。
一般に、図1に示すように3列の陳列室18を備えたショーケースでは、両側の陳列室18の幅寸法に対して、中央の陳列室18の幅寸法がわずかに大きくなる傾向がある。
本実施の形態においては、固定用長穴40を介してサイドブラケット32と、前側ブラケット33および後側ブラケット34と、を固定することで、陳列室18の幅寸法に合わせて支持ブラケット31の幅寸法を調整することが可能となる。
この場合に、支持ブラケット31を、後側支柱21の前面側に形成された係合孔22に支持させるとともに、前側支柱20の側面に形成された係合孔22に支持させるようにしているので、棚板部材50の側部に前側支柱20が位置することになり、前側支柱20により、棚板部材50に載置された商品の視認性を妨げることを抑制することができる。
この状態で、支持ブラケット31に棚板部材50を載置し、後面板37の棚板支持孔44に棚板部材50の係合突起58を係合させる。その後、支持ブラケット31の前側ブラケット33にレール部材52をねじにより固定する。なお、支持ブラケット31に棚板部材50のレール部材52をねじにより固定する際に、工具を使わずに締め付け可能な手締めねじを用いるようにすれば、支持ブラケット31に対して棚板部材50を容易に固定することができるとともに、棚板部材50を取り外すことも容易となる。
このように、棚板部材50の係合突起58を棚板支持孔44に係合させることで、棚板部材50の後部における跳ね上がりを抑制することができる。また、棚板部材50の前部を前側ブラケット33にねじにより固定することで、棚板部材50の前部の固定を行うことができ、その結果、棚板部材50のレール部材52を前側ブラケット33にねじ止めするだけで、棚板部材50を強固に支持することができる。
また、支持片39により棚板部材50の後側を支持するようにしているので、支持ブラケット31の後側は、後面板37に設けられた後部支持部43により支持され、後面板に後側ブラケット34が固定されており、後側ブラケット34が略垂直に配置されている。そのため、支持片39により棚板部材50の後側を支持することで、後面板37および後側ブラケット34が略垂直に配置されていても、棚板部材50を支持することができる。
そして、棚板部材50は、支持部材51を介してスライド棚56が前後方向にスライド可能に構成されているので、商品を出し入れする作業を、スライド棚56を前方に引き出した状態で行うことで、商品の出し入れ作業を容易に行うことができる。
また、本実施の形態においては、前側ブラケット33の高さ位置を支持ブラケット31の上面板35の高さ位置より低くなるように形成するとともに、支持部材の支持片39の上面を前側ブラケット33の上面の高さと略同一に形成し、この上面に棚板部材50のレール部材52を載置固定するようにしているので、棚板部材50の下方を支持ブラケット31の上面板35より低い位置に配置することが可能となる。これにより、支持ブラケット31に棚板部材50を載置した状態において、支持ブラケット31と棚板部材50との厚さ寸法を少なくすることができる。
特に、レール部材52は、枠部材57の内部にレールを収容するとともに、固定面54とレールとの間に所定の間隙を形成する必要上、高さ方向の寸法が大きくなる傾向にある。この場合に、棚板部材50のレール部材52を支持ブラケット31の上面板35の高さ位置より低い前側ブラケット33に支持させることで、厚くなりがちな、支持ブラケット31と棚板部材50との厚さ寸法を少なくすることができる。
また、支持ブラケット31上に棚板部材50を載置する構成であり、支持ブラケット31の幅寸法が棚板部材50の幅寸法より大きく形成されているので、棚板部材50に加わる荷重を支持ブラケット31で支持することができ、棚板部材50に偏荷重が加わった場合でも、棚板部材50を安定して支持することができる。
[1-3.効果等]
以上述べたように、本実施の形態においては、棚板構造は、枠状の支持ブラケット31と、支持ブラケット31により支持される棚板部材50とを備え、支持ブラケット31は、ショーケースに取付けられて支持ブラケット31を支持する前部支持部42および後部支持部43(支持部)を備え、支持ブラケット31は、左右方向寸法を調整自在に構成され、棚板部材50は、支持ブラケット31に固定される。
これにより、支持ブラケット31の左右方向寸法を調整自在とすることで左右方向の寸法が異なる陳列室18に対して、支持ブラケット31を装着することができる。また、支持ブラケット31と棚板部材50とを別部材で構成しているので、棚板部材50の高さ位置を変更する場合には、棚板部材50を取り外し、支持ブラケット31のみで位置決めを行うことができる。そのため、重量が軽い状態で、高さ位置の変更を行うことができ、棚板部材50の移動作業を容易に行うことができる。
また、本実施の形態においては、棚板部材50は、レール部材52のレールに取付けられ、棚板部材50は、前後方向にスライド可能に構成されている。
これにより、棚板部材50をスライド可能に構成することで、陳列室18への商品の出し入れ作業を容易に行うことができる。
支持ブラケット31は、前部支持部42および後部支持部43(支持部)に対して高さ位置が低くなるように形成された段差部を有し、棚板部材50は、レール部材52が段差部の上に配置されるように支持ブラケット31に対して固定されている。
これにより、棚板部材50のレール部材52を段差部で支持することができる。そのため、棚板部材50と支持ブラケット31の厚さ寸法を小さく形成することができ、陳列室18の商品の収容容量を大きく確保することができる。
また、本実施の形態においては、支持ブラケット31は、左右一対のサイドブラケット32と、サイドブラケット32の前方を連結する前側ブラケット33と、サイドブラケット32の後方を連結する後側ブラケット34とを備え、サイドブラケット32の後端部には、棚板部材50の後端を支持し前側ブラケット33と略同一の高さ位置となる支持部材39が設けられ、棚板部材50は、前側ブラケット33と、支持部材39とにより支持されている。
これにより、棚板部材50の前側を前側ブラケット33により支持するとともに、棚板部材50の後側を支持部材39とにより支持することで、棚板部材50を前後で支持することができる。
また、本実施の形態においては、棚板部材50は、レール部材52を段差部または前側ブラケット33に固定することで前記支持ブラケット31に固定される。
これにより、レール部材52は、内部にレールを収容するため高さ方向の寸法が大きくなる傾向にあるが、高さ方向の寸法が大きくなるレール部材52を前側ブラケット33のサイドブラケット32に対して高さ位置が低なる位置に固定することで、厚くなりがちな、支持ブラケット31と棚板部材50との厚さ寸法を少なくすることができる。
また、本実施の形態においては、前部支持部42および後部支持部43(支持部)は、支持ブラケット31の前側では、両側に向けてそれぞれ形成され、支持ブラケット31の後側では、後方に向けて支持ブラケット31の両側にそれぞれ形成され、支持ブラケット31は、前部支持部42および後部支持部43を介して4箇所で支持される。
これにより、支持ブラケット31を安定して支持することができ、支持ブラケット31に載置固定される棚板部材50に加わる荷重を安定して支持することができる。また、支持ブラケット31を、後側支柱21の前面側に形成された係合孔22に支持させるとともに、前側支柱20の側面に形成された係合孔22に支持させるようにしているので、棚板部材50の側部に前側支柱20が位置することになり、前側支柱20により、棚板部材50に載置された商品の視認性を妨げることを抑制することができる。
また、本実施の形態においては、棚板部材50の後面には、係合突起58が形成され、支持ブラケットには、係合突起58が係合される棚板支持孔44が形成され、棚板部材50の後側は支持ブラケットの棚板支持孔44に係合突起58を係合させて支持され、棚板部材50の前側は前側ブラケットに固定させて支持されている。
これにより、棚板部材50の係合突起58を棚板支持孔44に係合させることで、棚板部材50の後部における跳ね上がりを抑制することができる。また、棚板部材50の前部を前側ブラケット33にねじにより固定することで、棚板部材50の前部の固定を行うことができる。その結果、棚板部材50を前側ブラケット33にねじ止めするだけで、棚板部材50を強固に支持することができる。
(実施の形態2)
以下、図面を用いて、実施の形態2を説明する。
[2-1.構成]
図7は、本開示の実施の形態2に係るショーケースを示す正面図である。図8は、実施の形態2のショーケースを示す断面図である。
図7および図8に示すように、本実施の形態においては、ショーケース1は、デッキパン19に実施の形態1の棚板構造を適用するようにしたものである。
ショーケースの陳列室18の開閉を行う扉15の下方には、デッキパン用扉60が開閉自在に取付けられている。陳列室18のうち、デッキパン用扉60が取付けられた領域は、商品のストックを収容するストック収容部61とされる。
本実施の形態においては、実施の形態1と同様に、棚板30は、支持ブラケット31と棚板部材50とから構成されている。なお、支持ブラケット31および棚板部材50の構成については、実施の形態1と同様である。
支持ブラケット31は、陳列室18の底面に取付けられており、この支持ブラケット31に棚板部材50が固定されている。
棚板部材50のスライド棚56の上面には、商品を収容するための商品収容かご62が載置されている。
商品収容かご62は、商品のストックを収容可能に構成されている。
[2-2.作用・効果等]
本実施の形態においては、デッキパン用扉60を開いて、スライド棚56を手前に引き出すことで、商品収容かご62をストック収容部61から外部に引き出し、この状態で、商品収容かご62にストックする商品の出し入れ作業を行うことができる。
これにより、陳列室18の下方に位置するデッキパン部分の商品の出し入れを容易に行うことができる。
また、本実施の形態においても実施の形態1と同様に、棚板30を支持ブラケット31と棚板部材50とにより構成することで、棚板部材50と支持ブラケット31との厚さ寸法を低くすることができ、ストック収容部61の商品収容量を大きく確保することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。
例えば、前記実施の形態では、収納庫としてショーケースを適用した場合の例について説明したが、本開示はそれに限定されない。例えば、業務用冷蔵庫など棚板構造が設けられる収納庫に対して適用が可能である。
また、前記実施の形態では、段差部を前側ブラケット33に形成した場合の例について説明したが、例えば、支持ブラケット31のいずれかの箇所に段差部を形成するようにしてもよい。
本開示は、幅方向の寸法を調整可能な棚板を備え、幅方向の寸法が異なる陳列室に対して適用可能な棚板構造および収納庫に利用可能である。
1 ショーケース
10 筐体
11 基台
15 扉
18 陳列室
19 デッキパン
20 前側支柱
21 後側支柱
22 係合孔
30 棚板
31 支持ブラケット
32 サイドブラケット
33 前側ブラケット
34 後側ブラケット
35 上面板
36 側面板
37 後面板
38 後面支持部材
39 支持片
40 固定用長穴
41 固定用フランジ
42 前部支持部
43 後部支持部
44 棚板支持孔
45 棚板固定用ねじ穴
50 棚板部材
51 支持部材
52 レール部材
53 延出部
54 固定面
55 ねじ穴
56 スライド棚
57 枠部材
58 係合突起
60 デッキパン用扉
61 ストック収容部
62 商品収容かご

Claims (9)

  1. 枠状の支持ブラケットと、前記支持ブラケットにより支持される棚板部材とを備え、
    前記支持ブラケットは、収納庫に取付けられて前記支持ブラケットを支持する支持部を備え、
    前記支持ブラケットは、左右方向寸法を調整自在に構成され、
    前記棚板部材は、前記支持ブラケットに固定される
    棚板構造。
  2. 前記棚板部材は、レール部材のレールに取付けられ、前記棚板部材は、前後方向にスライド可能に構成されている
    請求項1に記載の棚板構造。
  3. 前記支持ブラケットは、前記支持部に対して高さ位置が低くなるように形成された段差部を有し、
    前記棚板部材は、前記レール部材が前記段差部の上に配置されるように前記支持ブラケットに対して固定されている
    請求項2に記載の棚板構造。
  4. 前記支持ブラケットは、左右一対のサイドブラケットと、前記サイドブラケットの前方を連結する前側ブラケットと、前記サイドブラケットの後方を連結する後側ブラケットとを備え、
    前記サイドブラケットの後端部には、前記棚板部材の後端を支持し前記前側ブラケットと略同一の高さ位置となる支持部材が設けられ、
    前記棚板部材は、前記前側ブラケットと、前記支持部材とにより支持されている
    請求項2または請求項3に記載の棚板構造。
  5. 前記棚板部材は、前記レール部材を前記段差部または前記前側ブラケットに固定することで前記支持ブラケットに固定される
    請求項3または請求項4に記載の棚板構造。
  6. 前記支持部は、前記支持ブラケットの前側では、両側に向けてそれぞれ形成され、前記支持ブラケットの後側では、後方に向けて前記支持ブラケットの両側にそれぞれ形成され、
    前記支持ブラケットは、前記支持部を介して4箇所で支持される
    請求項1に記載の棚板構造。
  7. 前記棚板部材の後面には、係合突起が形成され、前記支持ブラケットには、前記係合突起が係合される棚板支持孔が形成され、
    前記棚板部材の後側は前記支持ブラケットの前記棚板支持孔に前記係合突起を係合させて支持され、前記棚板部材の前側は前記前側ブラケットに固定させて支持されている
    請求項4または請求項5に記載の棚板構造。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の棚板構造を陳列室に備えた
    収納庫。
  9. 前記棚板構造は、前記陳列室のデッキパンに適用されている
    請求項8に記載の収納庫。
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