JP2023116243A - 情報処理装置、および通知システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明が解決しようとする課題は、会計待ちする顧客を減らすことが可能な情報処理装置、および通知システムを提供することである。【解決手段】実施形態の情報処理装置は、会計装置に対応して形成される待ちスペースにおける顧客の待ち状況を示す待ち情報を取得する取得部と、前記顧客を識別する顧客識別情報を含む情報であって当該顧客への通知を要求する要求情報を受付ける受付部と、前記取得部が取得した待ち情報に基づいて、前記待ちスペースに空きがあることを認識する認識部と、前記認識部が前記待ちスペースに空きがあることを認識すると、前記受付部が受付けた要求情報に含まれる顧客識別情報によって識別される顧客に対して前記待ちスペースに空きがあることを通知するための通知情報を出力する出力部と、を備える。【選択図】図12
Description
本発明の実施形態は、情報処理装置、および通知システムに関する。
商品またはサービス(以下、総称して「商品」という)を販売する店舗には、顧客が商品の購入代金の支払いを行うための会計装置が設けられている。例えば、スーパーマーケットなどの量販店には、店員あるいは顧客自身が操作するPOS(Point Of Sales)端末が設置されている。
混雑時には、購入代金の支払いを行う顧客がPOS端末の会計レーンに並んで待つこと(以下、「会計待ち」ともいう)になる。会計待ちする人数が多くなると、当然に並んでいる顧客の会計待ちの時間が長くなってしまう。また、場合によっては、会計待ちする顧客の列が商品を陳列している売場にまで伸びて、他の顧客の買物を妨げてしまう事態が生じることもある。このため、会計待ちする顧客を減らすことが望まれている。
本発明が解決しようとする課題は、会計待ちする顧客を減らすことが可能な情報処理装置、および通知システムを提供することである。
実施形態の情報処理装置は、会計装置に対応して形成される待ちスペースにおける顧客の待ち状況を示す待ち情報を取得する取得部と、前記顧客を識別する顧客識別情報を含む情報であって当該顧客への通知を要求する要求情報を受付ける受付部と、前記取得部が取得した待ち情報に基づいて、前記待ちスペースに空きがあることを認識する認識部と、前記認識部が前記待ちスペースに空きがあることを認識すると、前記受付部が受付けた要求情報に含まれる顧客識別情報によって識別される顧客に対して前記待ちスペースに空きがあることを通知するための通知情報を出力する出力部と、を備える。
以下、図面を参照して実施形態の情報処理装置、および通知システムについて説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。例えば、以下に説明する実施形態では、サーバ装置が通知情報を顧客の携帯端末に出力する例について説明するが、これに限らない。サーバ装置は、通知情報を店内に設置された表示器等に出力してもよい。
また、以下に説明する実施形態では、店員が商品登録および会計処理に係る操作を行うPOS端末を会計装置とした例について説明するが、これに限らない。会計装置は、顧客自身が商品登録および会計処理に係る操作を行うセルフPOS端末、店員が商品登録に係る操作を行う登録装置と顧客が会計処理に係る操作を行う会計装置とを備えるセミセルフPOSの会計装置、などであってもよい。さらには、会計装置は、映画チケット等の券売機などでもよい。
図1は、通知システムの概略を示す図である。本実施形態の通知システム1は、例えば、複数の商品陳列棚および複数の会計装置が配置された売り場を備えたスーパーマーケットなどに適用される。
通知システム1は、複数のPOS端末2と、複数の検知装置3と、サーバ装置4と、複数の携帯端末5と、売場表示器6と、を備える。これらPOS端末2、検知装置3、サーバ装置4、携帯端末5、および売場表示器6は、無線LAN(Local Area Network)等のネットワークNを介して互いに通信可能に接続されている。
ここで、複数のPOS端末2が設置される会計エリアについて説明する。図2は、POS端末2が設置される会計エリアを示す図である。図2に示すように、会計エリアには、各POS端末2に対応して会計レーンLがそれぞれ形成されている。会計レーンLは、当該会計レーンLに設置されたPOS端末2で支払を行うために会計待ちする顧客Cが並ぶスペースであって、待ちスペースの一例である。
会計レーンLには、所定間隔で形成されたスポットMが形成されている。スポットMは、会計待ちする顧客Cが待機する位置を示すものであって、待ちスペースに所定間隔で配置されたマークの一例である。待ちスペースに配置されたマークは、POS端末2を操作する店員Sと対面する顧客C、言い換えれば購入代金を支払中の顧客Cが待機するスポットMを含む。なお、POS端末2を操作する店員Sと対面する顧客Cの位置にはスポットMが設けられていなくてもよい。各スポットM間の間隔は、いわゆるソーシャルディスタンスであり、感染症対策を意図したものである。
図2に示す例では、POS端末Xの会計レーンLのスポットMには1顧客分の空きがあり、POS端末Zの会計レーンLのスポットMには2顧客分の空きがある状態である。POS端末Yの会計レーンLは閉鎖中である。会計レーンLが閉鎖中になるのは、当該会計レーンLに設置されたPOS端末2が商品登録等の操作を受付けないログオフ状態が設定されている場合である。以下の説明において、POS端末2がログオフ状態であることを未稼働状態、ログイン状態であることを稼働状態とそれぞれいう場合がある。なお、1顧客とは、1取引の対象となる顧客Cであり、1人とは限らない。また、POS端末2、会計レーンL、および各会計レーンLに配置されるスポットMの数は店舗が任意に設定できるものである。
POS端末2は、店員Sが商品登録および会計処理に係る操作を行うPOS端末である。POS端末2は、店員Sの操作によって、顧客Cが持ち込んだ商品の商品コード(商品識別情報)を読取り、読取った商品コードに基づいて取得した商品情報を記憶することによって商品登録を実行する。また、POS端末2は、商品登録された情報に基づいて会計処理を実行する。会計処理とは、顧客Cが購入代金の支払を行うための処理であって、例えば、商品登録された商品の価格の合計金額(購入代金)の算出、釣銭の算出および払出、レシートの発行などである。また、顧客Cがキャッシュレス決済により支払を行う場合、会計処理は決済サーバとの通信などを実行する処理である。POS端末2は会計装置の一例である。
検知装置3は、各会計レーンLに対応して、言い換えれば各POS端末2に対応して設けられる。検知装置3は、会計装置での支払を待つ顧客Cの待ち状況を検知する。具体的には、検知装置3は、POS端末2が設置された会計レーンLの各スポットMに会計待ちの顧客Cが存在するか否かを検知することによって、各会計レーンLに空きのスポットMがあるか否かを検知する。
検知装置3は、会計装置に対応して形成される待ちスペースにおける顧客Cの待ち状況を検知するセンサを備える。具体的には、検知装置3は、POS端末2に対応して形成される会計レーンLのスポットMに設けられた重量センサ32(図3参照)を備える。重量センサ32は、POS端末2の稼働状況に応じてオン、オフされる。
検知装置3は、重量センサ32が閾値A以上の重さを閾値B以上の時間検知した場合、当該重量センサ32に対応するスポットMに会計待ちの顧客Cが存在すると判断する。検知装置3は、検知した情報をサーバ装置4に随時送信する。なお、検知装置3が備えるセンサは、重量センサ32に限らない。例えば、センサは、各スポットMに存在する顧客Cを検知する赤外線センサや、各会計レーンLの画像を撮像するカメラなどで構成されてもよい。
サーバ装置4は、店舗の売上等を管理する店舗サーバなどで構成される。サーバ装置4は、顧客Cが携帯する携帯端末5から要求情報を受付ける。要求情報は、会計レーンLに空きが生じたことを示す通知を要求するものである。また、サーバ装置4は、検知装置3から各会計レーンLにおける顧客Cの待ち状況を示す待ち情報を取得して、各会計レーンLの空き状況を管理する。
そして、サーバ装置4は、いずれかの会計レーンLに空きが発生した状態であると、すなわちいずれかのスポットMが空いている状態であると、要求情報を受付けた携帯端末5に対して通知情報を出力する。通知情報は、会計レーンLに空きが生じたことを示す情報である。また、サーバ装置4は、情報処理装置の一例である。
携帯端末5は、例えば、買物用アプリケーションプログラムがインストールされた顧客Cが所有するスマートフォンなどである。携帯端末5は、顧客Cが店内に位置した状態で買物用アプリケーションプログラムが起動されると、ネットワークNに接続可能となる。携帯端末5は、顧客Cの操作によって要求情報をサーバ装置4に送信し、サーバ装置4から当該要求情報に対する通知情報を受信する。携帯端末5は、受信した通知情報を自装置が備える表示部に表示する。顧客Cは、携帯端末5に表示された通知情報を閲覧することによって、会計レーンLと離れた場所で買物中であっても、当該会計レーンLに空きがあることを認識することができる。
本実施形態においては、買物用アプリケーションプログラムがインストールされた携帯端末5を所有する顧客Cに対して、会計レーンLに空きが生じたことを示す通知情報を送信するサービスを提供する。なお、携帯端末5は、店舗が用意したタブレット端末などの情報端末であってもよく、この場合、タブレット端末を利用する顧客Cの全てに対して上記サービスを提供することが可能となる。
売場表示器6は、売り場に設置された表示器で顧客Cに各種情報を表示する。例えば、売場表示器6は、特売情報などを表示する。売場表示器6は、サーバ装置4から通知情報を受信して、当該通知情報を表示してもよい。言い換えれば、売場表示器6は、サーバ装置4からの通知情報に基づいて、会計レーンLのスポットMに空きがあることを表示するようにしてもよい。
次に、検知装置3について詳細に説明する。図3は、検知装置3の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。検知装置3は、制御部30と、メモリ部31と、複数の重量センサ32と、通信部33と、を備えている。制御部30、メモリ部31、複数の重量センサ32、および通信部33は、バス34等を介して互いに接続されている。
制御部30は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303を備えたコンピュータ構成となっている。CPU301、ROM302、およびRAM303は、バス34を介して互いに接続されている。
CPU301は検知装置3全体の動作を制御する。ROM302は、CPU301の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用され、ROM302やメモリ部31に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部30は、CPU301がROM302やメモリ部31に記憶されRAM303に展開された制御プログラムに従って動作することによって、検知装置3の各種制御処理を実行する。
また、RAM303は、スポット情報部3031を備える。スポット情報部3031は、各スポットMにおける重量センサ32の検知状況を示すスポット情報を記憶する。スポット情報部3031に記憶されるスポット情報は、待ち情報の一例である。図4は、スポット情報部3031のデータ構成を示す図である。スポット情報部3031に登録(記憶)される各データは、スポット番号、重量センサ番号、および検知状態を示す各情報が対応付けられている。スポット番号と重量センサ番号とは予め対応付けられており、これらを対応付けたスポット情報テーブルが例えばメモリ部31に記憶されている。
スポット番号の項目には、スポットMを特定するスポット番号が登録される。重量センサ番号の項目には、重量センサ32を特定する重量センサ番号が登録される。検知状態の項目には、重量センサ32の検知状態を示す情報が登録される。検知状態の項目には、重量センサ32が顧客Cを検知した場合「オン」が登録され、顧客Cを検知しない場合「オフ」が登録される。
メモリ部31は、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。メモリ部31は、制御プログラム311、および閾値情報部312を記憶する。
制御プログラム311は、会計レーンLにおける顧客Cの待ち状況、すなわち、各スポットMに会計待ちの顧客Cが存在するか否かの状況を検知する機能、検知した情報を待ち情報としてサーバ装置4に送信する機能、を実現するプログラムなどである。
閾値情報部312は、検知装置3がスポットMに会計待ちの顧客Cが存在するか否かを判断するために用いられる閾値を記憶する。具体的には、閾値情報部312は、重さの閾値である閾値Aおよび時間の閾値である閾値Bを記憶する。検知装置3は、重量センサ32が閾値A以上の重さを閾値B以上の時間検知した場合、当該重量センサ32に対応するスポットMに会計待ちする顧客Cが存在すると判断する。
重量センサ32は、物体の重量を測定することができる一般に広く知られたセンサである。重量センサ32は、各スポットMに対応してそれぞれ設けられており、測定した重量に応じて出力値を変化させる。
通信部33は、サーバ装置4などの外部装置と通信するためのインターフェイスである。制御部30は、通信部33を介して外部装置と接続されることで、当該外部装置と情報(データ)の送受信が可能となる。
続いて、検知装置3の制御部30の主たる機能構成について説明する。図5は、検知装置3の制御部30の機能構成を示すブロック図である。制御部30は、CPU301がROM302やメモリ部31に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部3001、判定部3002、登録部3003、重量センサ制御部3004、および送信部3005として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアで構成してもよい。
入力部3001には、各種情報が入力される。例えば、入力部3001には、サーバ装置4から対応するPOS端末2の稼働状況を示す稼働情報が入力される。上記稼働情報は、当該POS端末2で設定される。例えば、POS端末2において、商品登録等の操作を受付けないログオフ状態が設定されると、当該POS端末2が非稼働状態であることを示す稼働情報が入力される。POS端末2において、商品登録等の操作を受付け可能なログイン状態が設定されると、当該POS端末2が稼働状態であることを示す稼働情報が入力される。また、入力部3001には、重量センサ32から、当該重量センサ32を特定する重量センサ番号および検知した重量に応じた出力値が入力される。
判定部3002は、入力部3001に入力された重量センサ32の出力値に基づいて、当該重量センサ32が配置されたスポットMに顧客Cが存在するか否かを判定する。より詳細には、判定部3002は、入力部3001に入力された重量センサ32の出力値が閾値情報部312に記憶された閾値A以上の値であり、かつ閾値B以上の時間継続している場合、当該重量センサ32に対応するスポットMに顧客Cが存在すると判定する。
登録部3003は、必要な情報をRAM303やメモリ部31に登録する。例えば、登録部3003は、判定部3002による判定結果に基づいてスポット情報部3031に情報を登録する。登録部3003は、判定部3002の判定結果に応じて、入力部3001に入力された重量センサ番号、スポット番号、および検知状態をスポット情報部3031に登録する。
スポット情報部3031に登録される重量センサ番号は、入力部3001に重量センサ32の出力値と対応付けて入力された重量センサ番号である。スポット情報部3031に登録されるスポット番号は、上記重量センサ番号に基づいて図示しないスポット情報テーブルから読み出されたスポット番号である。スポット情報部3031に登録される検知状態は、判定部3002による判定結果である。検知状態の項目には、判定部3002のよって重量センサ32が配置されたスポットMに顧客Cが存在すると判断された場合、「オン」が登録され、スポットMに顧客Cが存在しないと判断された場合、「オフ」が登録される。
重量センサ制御部3004は、入力部3001に入力された稼働情報に応じて、重量センサ32の電源をオン・オフ制御する。具体的には、入力部3001にPOS端末2が稼働状態であることを示す稼働情報が入力されると、重量センサ制御部3004は、当該POS端末2と対応する検知装置3が備える全ての重量センサ32の電源をオンにする。また、入力部3001にPOS端末2が非稼働状態であることを示す稼働情報が入力されると、重量センサ制御部3004は、当該POS端末2と対応する検知装置3が備える全ての重量センサ32の電源をオフにする。
送信部3005は、センサが検知した待ち状況を示す待ち情報を情報処理装置に送信する。具体的には、送信部3005は、重量センサ32の検知結果に基づいて登録されたスポット情報を待ち情報としてサーバ装置4に送信する。スポット情報に含まれるスポット番号は、サーバ装置4においてPOS端末IDと対応付けられているため、スポット番号はPOS端末を識別する会計装置識別情報の一例であるということができる。なお、送信部3005は、スポット情報部3031が更新された都度スポット情報を送信してもよいし、所定時間毎にスポット情報を送信してもよい。送信部3005は、その他の情報を必要に応じてサーバ装置4に送信する。
次に、サーバ装置4について詳細に説明する。図6は、サーバ装置4の主たるハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ装置4は、制御部40と、メモリ部41と、表示部42と、操作部43と、通信部44と、を備えている。制御部40、メモリ部41、表示部42、操作部43、および通信部44は、バス45等を介して互いに接続されている。
制御部40は、CPU401、ROM402、RAM403を備えたコンピュータ構成となっている。CPU401、ROM402、およびRAM403は、バス45を介して互いに接続されている。
CPU401はサーバ装置4全体の動作を制御する。ROM402は、CPU401の駆動に用いられるプログラムなどの各種プログラムや各種データを記憶する。RAM403は、CPU401のワークエリアとして使用され、ROM402やメモリ部41に記憶された各種プログラムや各種データを展開する。制御部40は、CPU401がROM402やメモリ部41に記憶されRAM403に展開された制御プログラムに従って動作することによって、サーバ装置4の各種制御処理を実行する。
メモリ部41は、HDDやフラッシュメモリ等の記憶媒体で構成されており、電源を遮断しても記憶内容を維持する。メモリ部41は、制御プログラム411、要求情報管理ファイル412、POS端末管理ファイル413、およびスポット情報管理ファイル414を記憶する。
制御プログラム411は、各検知装置3から会計レーンLにおける顧客Cの待ち状況を示す待ち情報を取得する機能、いずれかの会計レーンLのスポットMに空きが生じた場合に通知を要求する要求情報を携帯端末5から受付ける機能、いずれかの会計レーンLのスポットMに空きが生じると要求情報を受付けた携帯端末5に通知情報を出力する機能、を実現するプログラムなどである。
要求情報管理ファイル412は、顧客Cの携帯端末5から受付けた要求情報を管理するファイルである。図7は、要求情報管理ファイル412のデータ構成を示す図である。要求情報管理ファイル412に登録される各データは、通知順序、通知要求者、受付時刻、および連絡先を示す各情報が対応付けられている。
通知順序の項目には、顧客Cの携帯端末5に通知情報を出力する順序を示す情報が登録される。通知順序は、要求情報の受付時刻が早いものから昇順に設定される。したがって、受付時刻が最も早いものに「1」、次に受付時刻が早いものに「2」、以降同様に登録される。また、通知順序は、顧客Cの携帯端末5に通知情報が出力されて該当するデータがクリアされると、残ったデータについて受付時刻が早いものから昇順になるよう書き換えられる。
通知要求者の項目には、要求情報を出力した携帯端末5を識別する端末IDが登録される。端末IDは、携帯端末5に買物用アプリケーションプログラムがインストールされた際に設定され、携帯端末5に記憶されている。サーバ装置4は、携帯端末5から要求情報を受付けると、当該要求情報に含まれる端末IDを通知要求者の項目に登録する。顧客Cの携帯端末5は顧客Cそれぞれが所有するものであるので、携帯端末5を識別する端末IDは顧客Cを識別する顧客識別情報の一例であるということができる。なお、通知要求者の項目には、顧客Cを識別可能な他の識別情報が登録されてもよい。
受付時刻の項目には、携帯端末5から要求情報を受付けた時刻を示す情報が登録される。受付時刻を示す情報は、通知順序の書き換えに利用される。
連絡先の項目には、携帯端末5に通知することを可能とする情報、例えば当該携帯端末5のメールアドレスが登録される。メールアドレスは、携帯端末5がサーバ装置4に送信する要求情報に含まれていてもよいし、サーバ装置4が端末IDと対応付けて予め記憶していてもよい。端末IDとメールアドレスを予め対応付けて記憶する場合、サーバ装置4は、例えば、顧客Cが自己の携帯端末5に買物用アプリケーションプログラムをインストールして店舗の会員登録を行う際にメールアドレスを取得する。
上記のように、サーバ装置4は、要求情報に含まれるメールアドレスを連絡先の項目に登録する、あるいは要求情報に含まれる端末IDに対応するメールアドレスを読み出して連絡先の項目に登録する。
POS端末管理ファイル413は、POS端末2の稼働状況を管理するファイルである。POS端末管理ファイル413は、POS端末2から受信した設定変更情報に基づいて更新される。図8は、POS端末管理ファイル413のデータ構成を示す図である。POS端末管理ファイル413に登録される各データは、POS端末ID、および稼働状況を示す各情報が対応付けられている。
POS端末IDの項目には、POS端末を識別するPOS端末IDが登録される。POS端末IDの項目には、POS端末2から受信した稼働情報に含まれるPOS端末IDが登録される。
稼働状況の項目には、POS端末2の稼働状況を示す情報が登録される。稼働状況の項目には、POS端末2がログイン状態の場合、稼働中であることを示すフラグである「1」が登録され、POS端末2がログオフ状態の場合、非稼働中であることを示すフラグである「0」が登録される。
スポット情報管理ファイル414は、スポットMの情報をPOS端末2ごとに管理するファイルである。スポット情報管理ファイル414は、各検知装置3から受信するスポット情報に基づいて更新される。図9は、スポット情報管理ファイル414のデータ構成を示す図である。スポット情報管理ファイル414に登録される各データは、POS端末ID、検知装置番号、スポット番号、スポット電源、および空きの有無を示す各情報が対応付けられている。
POS端末IDの項目には、POS端末を特定するPOS端末IDが登録される。POS端末IDは、予め検知装置番号およびスポット番号と対応付けられて記憶されている。
検知装置番号の項目には、検知装置3を特定する検知装置番号が登録される。検知装置3は各POS端末2に対応して設けられているので、検知装置番号はPOS端末IDと1対1で対応する。
スポット番号の項目には、スポットMを特定するスポット番号が登録される。スポット番号は、会計エリアに設置された全てのスポットMに対して通し番号が設定される。図2に示す例では、各会計レーンLにスポットMが4個ずつ配置されているので、POS端末Xに対応するスポット番号は1~4が設定され、POS端末Yに対応するスポット番号は5~8に設定され、POS端末Zに対応するスポット番号は9~12に設定される。
スポット電源の項目には、スポットMに配置された重量センサ32の電源状態を示す情報が登録される。スポット電源は、POS端末2ごとに設定される。スポット電源の項目は、POS端末管理ファイル413の稼働状況が更新される度に更新される。
空きの有無の項目には、対応するスポット番号で特定されるスポットMが空いているか否かを示す情報が登録される。ここで、スポットMの空きが「有」とは、当該スポットMに設けられた重量センサ32の電源がオン、かつ検知状態がオフであることを意味する。したがって、スポットMに対応するPOS端末2が未稼働状態である場合、すなわち当該スポットMに設けられた重量センサ32の電源がオフである場合、当該スポットMに顧客Cが存在しなくても空きの有無の項目には「有」は登録されない。空きの有無の項目は、検知装置3から受信した待ち情報に応じて更新される。
図6に戻ってサーバ装置4のハードウェアについて説明する。表示部42は、例えば液晶パネルで構成されており、各種情報を表示する。例えば、表示部42は、要求情報管理ファイル412、POS端末管理ファイル413、およびスポット情報管理ファイル414などの情報を表示する。
操作部43は、制御部40に情報を入力するためのもので、キーボード、表示部42の表面に設けられるタッチパネルなどで構成される。操作部43は、制御部40に各種情報を入力する。例えば、操作部43は、スポット情報管理ファイル414に予め登録するデータを制御部40に入力する。
通信部44は、POS端末2、検知装置3、携帯端末5、売場表示器6などの外部装置と通信するためのインターフェイスである。制御部40は、通信部44を介して外部装置と接続されることで、当該外部装置と情報(データ)の送受信が可能となる。
続いて、サーバ装置4の制御部40の主たる機能構成について説明する。図10は、サーバ装置4の制御部30の機能構成を示すブロック図である。制御部40は、CPU401がROM402やメモリ部41に記憶された制御プログラムにしたがって動作することで、入力部4001、取得部4002、受付部4003、登録部4004、認識部4005、選定部4006、および出力部4007として機能する。なお、これら各機能を専用回路等のハードウェアで構成してもよい。
入力部4001には、各POS端末2から当該POS端末2の稼働に関する設定変更情報が入力される。設定変更情報は、POS端末2が稼働状態から未稼働状態、あるいは未稼働状態から稼働状態に変更されたことを示す情報である。POS端末2が稼働状態から未稼働状態に変更されたことを示す設定変更情報は、当該POS端末2が未稼働状態であることを示す未稼働情報の一例である。なお、入力部4001には、POS端末2の設定変更時に設定変更情報が入力されるのではなく、常時あるいは定期的に当該POS端末の稼働状況を示す稼働情報が入力されるようにしてもよい。
取得部4002は、会計装置に対応して形成される待ちスペースにおける顧客Cの待ち状況を示す待ち情報を取得する。具体的には、取得部4002は、各検知装置3から当該検知装置3が管理するスポット情報を取得する。取得部4002は、各検知装置3でスポット情報が更新される毎に当該スポット情報を取得する。
受付部4003は、顧客Cを識別する顧客識別情報を含む情報であって当該顧客Cへの通知を要求する要求情報を受付ける。具体的には、受付部4003は、顧客Cの携帯端末5から当該携帯端末5の端末IDを含む要求情報を受付ける。要求情報は、いずれかの会計レーンLのスポットMに空きがあることを示す通知を受けることを要求する情報である。
登録部4004は、メモリ部41に各種情報を登録(更新)する。例えば、登録部4004は、入力部4001に入力された設定変更情報に基づいて、POS端末管理ファイル413に稼働状況を示す情報を登録するとともに、スポット情報管理ファイル414にスポット電源を示す情報を登録する。
また、登録部4004は、取得部4002が取得したスポット情報およびスポット情報管理ファイル414のスポット電源の情報に基づいて、スポット情報管理ファイル414に空きの有無を示す情報を登録する。さらに、登録部4004は、受付部4003が受付けた要求情報に基づいて、要求情報管理ファイル412に各種情報を登録する。
認識部4005は、取得部4002が取得した待ち情報に基づいて、待ちスペースに空きがあることを認識する。具体的には、認識部4005は、取得部4002が取得したスポット情報に基づいて登録されたスポット情報管理ファイル414を参照して、いずれかの会計レーンLのスポットMに空きがあることを認識する。より詳細には、認識部4005は、スポット情報管理ファイル414の空きの有無の項目に「有」が登録されていることを認識する。
選定部4006は、認識部4005がスポットMの空きを認識すると、要求情報管理ファイル412を参照して通知対象者を選定する。例えば、認識部4005が複数のスポットMの空きを認識すると、選定部4006は、要求情報管理ファイル412を参照して登録された通知順序にしたがって複数の通知対象者を選定する。
出力部4007は、認識部4005が前記待ちスペースに空きがあることを認識すると、受付部4003が受付けた要求情報に含まれる顧客識別情報によって識別される顧客Cに対して前記待ちスペースに空きがあることを通知するための通知情報を出力する。具体的には、出力部4007は、選定部4006が選定した通知対象者の携帯端末5に通知情報を出力する。通知情報は、いずれかの会計レーンLのスポットMに空きがあることを示す情報である。通知情報には、空いているスポットMが配置された会計レーンLを示す情報や、当該会計レーンLに設置されたPOS端末2の端末IDなどが含まれていてもよい。これにより、顧客Cは、携帯端末5に表示された通知情報を閲覧することで、買物中であっても空きのある会計レーンLを認識することができる。
出力部4007は、その他各種情報を出力する。例えば、出力部4007は、POS端末管理ファイル413に登録された情報に基づいて、検知装置3に重量センサ32をオフさせる旨の指示、あるいはオンさせる旨の指示を出力する。
次に、上記構成のサーバ装置4が実行する重量センサ管理処理について説明する。図11はサーバ装置4の制御部40による重量センサ管理処理の流れを示すフローチャートである。
制御部40は、入力部4001にPOS端末2から設定変更情報が入力されたか否か判断し(ステップS1)、入力されていなければ(ステップS1のN)、ステップS1に戻って待機する。
入力部4001にPOS端末2から設定変更情報が入力されると(ステップS1のY)、制御部40は、入力部4001に入力された設定変更情報が当該POS端末2を待機中に変更したことを示すものであるか否か、言い換えればPOS端末2が未稼働状態に設定されたことを示すものであるか否か判断する(ステップS2)。
入力部4001に入力された設定変更情報がPOS端末2を待機中に変更したことを示すものである場合(ステップS2のY)、出力部4007は、設定変更情報に含まれるPOS端末IDに対応する検知装置番号の検知装置3にオフ指示を出力する(ステップS3)。オフ指示は、重量センサ32の電源をオフにすることを指示する情報である。
次いで、登録部4004は、POS端末管理ファイル413を更新する(ステップS4)。登録部4004は、設定変更情報に含まれるPOS端末IDに対応する稼働状況を「1」から「0」に書き換えることによってPOS端末管理ファイル413を更新する。
登録部4004は、スポット情報管理ファイル414も更新する(ステップS5)。登録部4004は、設定変更情報に含まれるPOS端末IDに対応するスポット電源を「オン」から「オフ」に書き換えることによってスポット情報管理ファイル414を更新する。そして、制御部40は、重量センサ管理処理を終了する。
ステップS2の処理において、入力部4001に入力された設定変更情報がPOS端末2を待機中に変更したことを示すものでない場合、すなわち当該設定変更情報がPOS端末2を稼働中に変更したことを示すものである場合(ステップS2のN)、出力部4007は、設定変更情報に含まれるPOS端末IDに対応する検知装置番号の検知装置3にオン指示を出力する(ステップS6)。オン指示は、重量センサ32の電源をオンにすることを指示する情報である。ステップS6の処理の後、制御部40はステップS4の処理に移行する。
上記重量センサ管理処理により、検知装置3は、対応するPOS端末2が非稼働である場合に重量センサ32の電源をオフにすることができる。このため、検知装置3の省電力化が図られるばかりでなく、サーバ装置4が非稼働のPOS端末2のスポットMを空きと認識してしまうことを防止できる。
続いて、サーバ装置4が実行する通知処理について説明する。図12は、サーバ装置4の制御部40による通知処理の流れを示すフローチャートである。
制御部40は、予め設定された通知処理タイミングになったか否か判断し(ステップS11)、通知処理タイミングになっていなければ(ステップS11のN)、ステップS11の処理に戻って待機する。通知処理タイミングは任意に設定できるものであり、例えば時刻で設定されてもよいし、サーバ装置4の起動などのトリガから所定時間間隔で設定されてもよい。
通知処理タイミングになると(ステップS11のY)、制御部40は、通知要求者が存在するか否か判断し(ステップS12)、通知要求者が存在しなければ(ステップS12のN)、ステップS11の処理に戻る。制御部40は、要求情報管理ファイル412に通知要求者が登録されているか否かを判断することによって、通知要求者が存在するか否か判断する。
通知要求者が存在すると(ステップS12のY)、制御部40は、空きスポットがあるか否か判断し(ステップS13)、空きスポットがなければ(ステップS13のN)、ステップS11の処理に戻る。なお、このとき出力部4007は、要求情報管理ファイル412に登録されている通知要求者の携帯端末5に対して、空きスポットが存在しないことを示す通知を出力してもよい。制御部40は、スポット情報管理ファイル414の空きの有無に「有」が登録されているか否かを判断することによって、空きスポットがあるか否か判断する。
空きスポットがあると(ステップS13のY)、選定部4006は、空きスポットの数と同数の通知要求者を選定する(ステップS14)。選定部4006は、空いているスポットMの数に対応する通知要求者を、要求情報管理ファイル412の通知順序にしたがって選定する。
次いで、出力部4007は、選定部4006が選定した通知要求者の携帯端末5に通知情報を出力する(ステップS15)。登録部4004は、要求情報管理ファイル412を更新する(ステップS16)。登録部4004は、出力部4007が通知情報を出力した携帯端末5の通知要求者に係る情報を削除することによって、要求情報管理ファイル412を更新する。そして、制御部40は、通知処理を終了する。
上記通知処理により、サーバ装置4は、要求情報を受付けた携帯端末5に対して、スポットMに空きが生じたことを通知することができる。これにより、顧客Cは、例えば買物中であってもレジ待ち時間が少ないタイミングを知ることができる。
なお、本実施形態においては、通知処理を予め設定された所定タイミングに行うこととしたが、これに限らない。通知処理は、例えば、受付部4003が携帯端末5から要求情報を受付けるたびに実行されてもよい。この場合の通知処理は、空きスポットの有無を判断し、要求情報を受付けた携帯端末5に当該空きスポットの有無を示す情報を出力すればよい。
以上説明したとおり、上記実施形態のサーバ装置4は、会計装置(POS端末2)に対応して形成される待ちスペース(会計レーンL)における顧客Cの待ち状況を示す待ち情報を取得する取得部4002と、前記顧客Cを識別する顧客識別情報(端末ID)を含む情報であって当該顧客Cへの通知を要求する要求情報を受付ける受付部4003と、取得部4002が取得した待ち情報に基づいて、前記待ちスペースに空きがあることを認識する認識部4005と、認識部4005が前記待ちスペースに空きがあることを認識すると、受付部4003が受付けた要求情報に含まれる顧客識別情報によって識別される顧客Cに対して前記待ちスペースに空きがあることを通知するための通知情報を出力する出力部4007と、を備える。
これにより、サーバ装置4は、会計レーンLに空きが生じたことの通知を要求する顧客Cの携帯端末5に、当該会計レーンLに空きが生じたことを示す通知情報を出力することができる。このため、会計レーンLが空いているときに顧客Cが支払いを行うことが可能となる。言い換えれば、会計レーンLが混雑しているときに顧客Cが支払を行うために当該会計レーンLに並ぶことが抑制され、会計待ちする人数を減らすことが可能となる。したがって、店舗は、顧客Cに対して会計待ち時間を短くすることで当該顧客Cの満足度を向上させることが可能となる。加えて、会計待ちする顧客Cが他の顧客Cの買物を妨げてしまうことも防止できる。
また、上記実施形態のサーバ装置4は、受付部4003が顧客Cの携帯端末5から要求情報を受付け、出力部4007が携帯端末5に通知情報を出力する。
これにより、顧客Cが携帯する携帯端末5によって、要求情報を送信するとともに通知情報を受信することができる。このため、顧客Cの利便性を向上させることができる。
さらに、上記実施形態のサーバ装置4は、取得部4002が会計装置(POS端末2)を識別する会計装置識別情報を含む待ち情報を取得し、出力部4007が前記会計装置識別情報を含む通知情報を出力する。
これにより、携帯端末5は、POS端末IDを含む通知情報を受信することができる。このため、顧客Cは、空きスポットが生じていることだけでなく、当該空きスポットが生じているPOS端末2も認識することができる。したがって、サーバ装置4は、顧客Cの利便性をより向上させることができる。
また、上記実施形態の通知システム1において、会計レーンLにおける顧客Cの待ち状況を検知するセンサとして、当該会計レーンLに所定間隔で配置されたマークに設けられた重量センサ32を採用している。
これにより、画像処理等を必要とせずに簡単な構成で会計レーンLにおける顧客Cの待ち状況を検知することができる。また、感染症対策として、会計待ちをする顧客C同士間のソーシャルディスタンスを確保するために配置されたマークを重量センサ32の取り付け位置として活用できるので、顧客Cに待機位置を示すマークを別途設ける必要がなく、通知システム1の構成を容易に構成することができる。
加えて、上記実施形態の通知システム1の検知装置3は、会計装置(POS端末2)が未稼働状態であることを示す未稼働情報が入力される入力部3001をさらに備え、当該検知装置3は、入力部3001に未稼働情報が入力されるとセンサ(重量センサ32)をオフする。
これにより、検知装置3は、POS端末2が未稼働状態である場合、重量センサ32の電源をオフすることができる。このため、検知装置3の省電力化が図られるとともに、サーバ装置4が非稼働のPOS端末2に対応するスポットMを空きと認識してしまうことを防止できる。
なお、上記実施形態において、検知装置3、サーバ装置4、携帯端末5、売場表示器6の各装置で実行される制御プログラムは、CD-ROM等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上記各装置で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良く、さらには、インターネット等のネットワーク経由で提供するように構成しても良い。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 通知システム
2 POS端末(会計装置)
3 検知装置
4 サーバ装置(情報処理装置)
5 携帯端末
32 重量センサ(センサ)
4001 入力部
4002 取得部
4003 受付部
4005 認識部
4007 出力部
2 POS端末(会計装置)
3 検知装置
4 サーバ装置(情報処理装置)
5 携帯端末
32 重量センサ(センサ)
4001 入力部
4002 取得部
4003 受付部
4005 認識部
4007 出力部
Claims (6)
- 会計装置に対応して形成される待ちスペースにおける顧客の待ち状況を示す待ち情報を取得する取得部と、
前記顧客を識別する顧客識別情報を含む情報であって当該顧客への通知を要求する要求情報を受付ける受付部と、
前記取得部が取得した待ち情報に基づいて、前記待ちスペースに空きがあることを認識する認識部と、
前記認識部が前記待ちスペースに空きがあることを認識すると、前記受付部が受付けた要求情報に含まれる顧客識別情報によって識別される顧客に対して前記待ちスペースに空きがあることを通知するための通知情報を出力する出力部と、
を備える情報処理装置。 - 前記受付部は、顧客の携帯端末から前記要求情報を受付け、
前記出力部は、前記携帯端末に前記通知情報を出力する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記取得部は、前記会計装置を識別する会計装置識別情報を含む待ち情報を取得し、
前記出力部は、前記会計装置識別情報を含む通知情報を出力する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 会計装置での支払を待つ顧客の待ち状況を検知する検知装置と、前記検知装置に通信可能に接続される情報処理装置と、を備えた通知システムであって、
前記検知装置は、
前記会計装置に対応して形成される待ちスペースにおける顧客の待ち状況を検知するセンサと、
前記センサが検知した待ち状況を示す待ち情報を前記情報処理装置に送信する送信部と、を備え、
前記情報処理装置は、
前記検知装置から前記待ち情報を取得する取得部と、
前記顧客を識別する顧客識別情報を含む情報であって当該顧客への通知を要求する要求情報を受付ける受付部と、
前記取得部が取得した待ち情報に基づいて、前記待ちスペースに空きがあることを認識する認識部と、
前記認識部が前記待ちスペースに空きがあることを認識すると、前記受付部が受付けた要求情報に含まれる顧客識別情報によって識別される顧客に対して前記待ちスペースに空きがあることを通知するための通知情報を出力する出力部と、
を備える通知システム。 - 前記センサは、前記待ちスペースに所定間隔で配置されたマークに設けられた重量センサである、
請求項4に記載の通知システム。 - 前記検知装置は、前記会計装置が未稼働状態であることを示す未稼働情報が入力される入力部をさらに備え、
前記検知装置は、前記入力部に未稼働情報が入力されると、前記センサをオフする、
請求項4または5に記載の通知システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2022018940A JP2023116243A (ja) | 2022-02-09 | 2022-02-09 | 情報処理装置、および通知システム |
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2022
- 2022-02-09 JP JP2022018940A patent/JP2023116243A/ja active Pending
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