JP2023115854A - 給湯システム - Google Patents

給湯システム Download PDF

Info

Publication number
JP2023115854A
JP2023115854A JP2022018317A JP2022018317A JP2023115854A JP 2023115854 A JP2023115854 A JP 2023115854A JP 2022018317 A JP2022018317 A JP 2022018317A JP 2022018317 A JP2022018317 A JP 2022018317A JP 2023115854 A JP2023115854 A JP 2023115854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water supply
overflow
tank
water level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022018317A
Other languages
English (en)
Inventor
力也 弓削
Rikiya Yuge
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2022018317A priority Critical patent/JP2023115854A/ja
Publication of JP2023115854A publication Critical patent/JP2023115854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

【課題】給水タンクに設けたオーバーフロー管のトラップ部での封水切れを確実に防止する給湯システムを提供する。【解決手段】給湯システムAは、加熱熱源500、貯湯タンク6、給水タンク2、ポンプ37、給水管10、給水弁12、給水タンク内と連通する上流端開口部94を有し給水タンク内の水位が所定高さを超える給水タンク内の余剰水を排水させるオーバーフロー管9、オーバーフロー管の途中に設けられオーバーフロー管に流れる水の一部を溜めて封水するトラップ部92、給水タンク内の水位が給水タンク内の余剰水が上流端開口部からオーバーフロー管におよそ流れ込む所定のオーバーフロー水位に達したことを検知するオーバーフロー水位検知手段22、制御装置Cを備える。制御装置は、給水弁の開弁後に、オーバーフロー水位検知手段がオーバーフロー水位に達したことを検知した後、所定時間T1経過するまでの間は給水弁の開弁を継続させる制御を行う。【選択図】図4

Description

本発明は、貯湯タンク、給水タンク、ポンプ等を備えてシャワーやカラン等の出湯端末に湯水を供給する給湯システムに関する。
従来、給湯システムにおいて、複数のシャワーやカラン等の給湯栓(出湯端末)で同時に給湯利用されても十分な給湯量の湯水を供給可能とするため、加熱熱源と、加熱熱源で加熱された湯水を貯湯する貯湯タンクと、給水源の水を貯水する給水タンクと、給湯栓に給水タンクの水を供給させる水側ポンプと、給湯栓に貯湯タンクの湯水を供給させる湯側ポンプとを備えた給湯システムが知られている(特許文献1)。
また、給湯装置において、暖房や浴室乾燥等を行う暖房装置と接続する暖房回路に湯水を蓄える暖房タンクを備え、この暖房タンク内における所定量以上の湯水を装置外へ排出するためのオーバーフロー管を設けた給湯装置が知られている(特許文献2)。
特許第2880690号公報 特開2007-113813号公報
ところで、前記給湯システムにおいても、例えば、給水タンクにおいて所定貯水量以上の余剰水を装置外へ排水するために給水タンクにオーバーフロー管を設け、さらに、オーバーフロー管の下流側から臭気や雑菌等が侵入しないようにするためにオーバーフロー管には給水タンクからの排水の一部を溜めて封水させるトラップ部を設けることが考えられる。
しかしながら、給水タンク内の水がオーバーフロー管に流れない状況が継続した場合、オーバーフロー管の水が蒸発してトラップ部で封水されなくなるおそれがある。トラップ部での封水切れが生じると、オーバーフロー管の下流側から臭気や雑菌等が侵入して給水タンク内の水や貯湯タンクの湯水と混ざってしまうという問題が生じる。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、給水タンクに設けたオーバーフロー管のトラップ部での封水切れを確実に防止することを可能とする、給湯システムを提供することを目的とする。
本発明に係る給湯システムの第1形態は、
加熱熱源と、
加熱熱源で加熱された湯水を貯湯する貯湯タンクと、
給水源の水を貯水する給水タンクと、
出湯端末に貯湯タンクの湯水と給水タンクの水とを供給させるポンプと、
給水源の水を給水タンクに供給する給水管と、
給水管を開閉させる給水弁と、
給水タンク内と連通する上流端開口部を有し、給水タンク内の水位が所定高さを超える給水タンク内の余剰水を排水させるオーバーフロー管と、
オーバーフロー管の途中に設けられ、オーバーフロー管に流れる水の一部を溜めて封水するトラップ部と、
給水タンク内の水位が、給水タンク内の余剰水が上流端開口部からオーバーフロー管におよそ流れ込む所定のオーバーフロー水位に達したことを検知するオーバーフロー水位検知手段と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、給水弁の開弁後に、オーバーフロー水位検知手段がオーバーフロー水位に達したことを検知した後、所定時間(T1)経過するまでの間は給水弁の開弁を継続させる制御を行う構成とする。
前記構成によれば、給水弁が開弁されて給水タンク内に給水が行われているときに、給水タンク内の水位がオーバーフロー水位に達してオーバーフロー水位検知手段がオーバーフロー水位に達したことを検知しても、所定時間(T1)経過するまで給水弁は閉弁されずに開弁されているため、この所定時間(T1)内に給水タンク内の余剰水が上流端開口部からオーバーフロー管へ流れ込むこととなる。ここで、前記所定時間(T1)は、例えば、オーバーフロー水位検知手段がオーバーフロー水位に達したことを検知した後、オーバーフロー管へ流れ込む余剰水によってオーバーフロー管のトラップ部が満水になる時間を設定することができる。従って、給水弁の開弁による給水タンク内への給水の度に、確実にオーバーフロー管へ水が流れてトラップ部に水が供給される。このように、給水タンク内への給水時にはオーバーフロー管のトラップ部に水が供給されるため、オーバーフロー管の水が徐々に蒸発しても、毎回の給水タンク内への給水時に蒸発分の水を補ってトラップ部を満水の状態に保持することができる。よって、オーバーフロー管のトラップ部の封水切れが確実に防止され、オーバーフロー管の下流側から臭気や雑菌等が給水タンク内に侵入することを防ぐことが可能となる。以上より、出湯端末を開栓した際、臭気や雑菌等を含む湯水が出湯端末から出湯されることがなく、使用者が不快を感じることもなく衛生的に湯水を利用することができる。
前記第1形態の給湯システムにおいて、
前記制御装置は、オーバーフロー水位検知手段が、前記所定時間(T1)経過時点でもオーバーフロー水位に達したことを検知していた場合、給水弁を閉弁させる制御を行う構成とすることができる。
これにより、前記所定時間(T1)の間も、給水タンク内の水位がオーバーフロー水位を超えていたと見なすことができるため、この所定時間(T1)内に給水タンク内の余剰水を上流端開口部からオーバーフロー管へ流すことができる。
前記第1形態の給湯システムにおいて、
前記制御装置は、オーバーフロー水位検知手段が、前記所定時間(T1)継続してオーバーフロー水位に達したことを検知していた場合、給水弁を閉弁させる制御を行う構成とすることができる。
これにより、前記所定時間(T1)中は、給水タンク内の水位がオーバーフロー水位を確実に超えていたと見なすことができるため、この所定時間(T1)内に給水タンク内の余剰水が上流端開口部からオーバーフロー管へ流すことができる。
また、本発明に係る給湯システムの第2形態は、
加熱熱源と、
加熱熱源で加熱された湯水を貯湯する貯湯タンクと、
給水源の水を貯水する給水タンクと、
出湯端末に貯湯タンクの湯水と給水タンクの水とを供給させるポンプと、
給水源の水を給水タンクに供給する給水管と、
給水管を開閉させる給水弁と、
給水タンク内と連通する上流端開口部およびオーバーフロー孔を有し、給水タンク内の水位が所定高さを超える給水タンク内の余剰水を排水させるオーバーフロー管と、
オーバーフロー管の途中に設けられ、オーバーフロー管に流れる水の一部を溜めて封水するトラップ部と、
給水タンク内の水位が、給水タンク内の余剰水がオーバーフロー孔からオーバーフロー管におよそ流れ込む所定のHi水位に達したことを検知するHi水位検知手段と、
制御装置と、を備え、
前記オーバーフロー孔は、オーバーフロー管におけるトラップ部と上流端開口部との間に設けられ、
前記制御装置は、給水弁の開弁後に、Hi水位検知手段がHi水位に達したことを検知した後、所定時間(T2)経過するまでの間は給水弁の開弁を継続させる制御を行う構成とする。
前記構成によれば、給水弁が開弁されて給水タンク内に給水が行われているときに、給水タンク内の水位がHi水位に達してHi水位検知手段がHi水位に達したことを検知しても、所定時間(T2)経過するまで給水弁は閉弁されずに開弁されているため、この所定時間(T2)内に給水タンク内の余剰水がオーバーフロー孔からオーバーフロー管へ流れ込むこととなる。オーバーフロー孔は、トラップ部と上流端開口部との間に設けられて上流端開口部よりも低い位置に設けられているため、給水タンク内の水が出湯端末等で使用されて給水タンク内の水位がオーバーフロー管の上流端開口部まで達しない場合であっても、給水タンク内の余剰水をオーバーフロー孔からオーバーフロー管に流すことができる。ここで、前記所定時間(T2)は、例えば、Hi水位検知手段がHi水位に達したことを検知した後、オーバーフロー孔からオーバーフロー管へ流れ込む余剰水によってオーバーフロー管のトラップ部が満水になる時間を設定することができる。従って、給水弁の開弁による給水タンク内への給水の度に、確実にオーバーフロー管へ水が流れてトラップ部に水が供給される。このように、給水タンク内への給水時にはオーバーフロー管のトラップ部に水が供給されるため、オーバーフロー管の水が徐々に蒸発しても、毎回の給水タンク内への給水時に蒸発分の水を補ってトラップ部を満水の状態に保持することができる。よって、オーバーフロー管のトラップ部の封水切れが確実に防止され、オーバーフロー管の下流側から臭気や雑菌等が給水タンク内に侵入することを防ぐことが可能となる。以上より、出湯端末を開栓した際、臭気や雑菌等を含む湯水が出湯端末から出湯されることがなく、使用者が不快を感じることもなく衛生的に湯水を利用することができる。
前記第2形態の給湯システムにおいて、
前記制御装置は、Hi水位検知手段が、前記所定時間(T2)経過時点でもHi水位に達したことを検知していた場合、給水弁を閉弁させる制御を行う構成とすることができる。
これにより、前記所定時間(T2)の間も、給水タンク内の水位がHi水位を超えていたと見なすことができるため、この所定時間(T2)内に給水タンク内の余剰水をオーバーフロー孔からオーバーフロー管へ流すことができる。
前記第2形態の給湯システムにおいて、
前記制御装置は、Hi水位検知手段が、前記所定時間(T2)継続してHi水位に達したことを検知していた場合、給水弁を閉弁させる制御を行う構成とすることができる。
これにより、前記所定時間(T2)中は、給水タンク内の水位がHi水位を確実に超えていたと見なすことができるため、この所定時間(T2)内に給水タンク内の余剰水がオーバーフロー孔からオーバーフロー管へ流すことができる。
本発明に係る給湯システムの第3形態は、
前記第1形態の給湯システムにおいて、
前記オーバーフロー管には、オーバーフロー水位となる高さ位置よりも下方に、給水タンクと連通するオーバーフロー孔が設けられ、
前記制御装置は、給水弁の閉弁指示によっても、オーバーフロー水位検知手段がオーバーフロー水位に達していることを所定時間(T3)検知していた場合、給水弁の開故障であると判断する構成を備えるものとする。
本発明の構成では、給水弁を閉じると給水タンク内への給水が停止され、給水停止状態で給水タンク内の余剰水がオーバーフロー孔からオーバーフロー管に流されるため、給水弁の閉弁指示により正常に給水弁が閉弁した場合、給水タンク内の水位がオーバーフロー水位よりも低下するので、給水弁の閉弁指示により所定時間(T3)経過するまでにはオーバーフロー水位検知手段はオーバーフロー水位に達していることを検知しなくなる。しかし、給水弁の閉弁指示によっても、オーバーフロー水位検知手段がオーバーフロー水位に達していることを所定時間(T3)検知していた場合には、給水タンク内への給水が続いており、閉弁指示によって給水弁が正常に閉弁されずに開弁したままの状態にあると考えられるため、給水弁が開故障していると判断できる。なお、給水弁の開故障検知は、給水弁の閉弁指示後だけでなく、給水弁の閉弁指示中であれば常時検出することができる。従って、本発明の第3形態の構成によれば、給水タンク内への給水の度に、給水弁の開故障を判断することができ、給水弁の開故障をいち早く発見することが可能となる。
前記第3形態の給湯システムにおいて、
給水タンク内の水位が、給水タンク内の余剰水がオーバーフロー孔からオーバーフロー管に流れ込む高さ以上且つオーバーフロー水位よりも低い所定のHi水位に達したことを検知するHi水位検知手段が設けられ、
前記制御装置は、給水弁の開弁後に、Hi水位検知手段がHi水位に達したことを検知した後、所定時間(T2)経過するまでの間は給水弁の開弁を継続させる制御を行う構成と、給水弁の閉弁指示によっても、オーバーフロー水位検知手段がオーバーフロー水位に達していること、または、Hi水位検知手段がHi水位に達していることを、所定時間(T4)検知していた場合、給水弁の開故障であると判断する構成とを有するものとすることができる。
これにより、給水弁の開故障検知をオーバーフロー水位検知手段またはHi水位検知手段のどちらか一方の検知状態から判断するため、オーバーフロー水位検知手段、Hi水位検知手段のどちらか一方が故障していた場合や、出湯端末の使用により給水タンクの水が流出され給水タンク内の水位がオーバーフロー水位まで達しないような場合等であっても、より確実に給水弁の開故障を検知できる。従って、前記構成によれば、給水タンク内への給水の度に、給水弁の開故障をより確実に判断することができ、給水弁の開故障をいち早く発見することが可能となる。
実施形態に係る給湯システムの一例を示す概略構成図である。 給水タンクにおける給水弁、各フロートセンサ、オーバーフロー管の配置関係を示す構成図である。 オーバーフロー管の構成を示す平面図である。 給水タンクの補水運転時の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る給湯システムを説明する。
図1に示した実施形態の給湯システムAは、例えば、理美容院などの商業施設に利用することができる給湯システムであり、給湯加圧タンクユニット1と熱源機ユニット500と制御装置Cとを備え、給湯加圧タンクユニット1から給湯栓となる複数のシャワーやカランなどの出湯端末400に多量の水や湯水を供給可能とするように構成されている。熱源機ユニット500は、加熱熱源である第1ガス熱源機501と第2ガス熱源機502とを有する。なお、加熱熱源としては、1台または3台以上のガス熱源機を有してもよいし、ガス熱源機の代わりにヒートポンプや電気ヒータなどを用いてもよい。給湯加圧タンクユニット1は、給水源から供給される水を貯水する給水タンク2と、熱源機ユニット500で加熱された湯水を貯湯する貯湯タンク6とを備え、多量の湯水を出湯端末400に供給可能とする。また、給湯加圧タンクユニット1には、外気温を検出する外気温温度センサ80が筐体の底部に設けられている。
第1及び第2ガス熱源機501,502は、ガス給湯器であり、図示しないが、筐体内にガスバーナや熱交換器、加熱熱源の動作を制御する熱源機制御装置などを備える。第1及び第2ガス熱源機501,502と貯湯タンク6とは、貯湯タンク6からの湯水や給水タンク2からの水を第1及び第2ガス熱源機501,502に送る加熱往き管40と、第1及び第2ガス熱源機501,502で加熱された湯水を貯湯タンク6に戻す加熱戻り管44とからなる加熱循環回路により接続されている。
加熱往き管40は、一端が貯湯タンク6の下部に接続され、他端が第1ガス熱源機501と第2ガス熱源機502とに接続されるように中途で第1加熱往き管41と第2加熱往き管42とに分岐されている。加熱戻り管44は、一端が各ガス熱源機501,502に接続された第1加熱戻り管45と第2加熱戻り管46とが中途で合流して、他端が貯湯タンク6の上部に接続されている。
加熱戻り管44には、貯湯タンク6内の圧力が所定値以上に上昇すると開弁する自動エア抜き弁57と、貯湯タンク6に流入する湯水の温度を検出する加熱戻り温度センサ58とが介設されている。また、加熱往き管40は、給水往き管3と合流されており、給水往き管3との合流部より上流側に、貯湯タンク6から加熱往き管40に供給される湯水の温度を検出するタンク下温度センサ55と、手動開閉式のバルブ56(なお、制御装置Cで開閉制御されるバルブでもよい。)とが介設されている。加熱往き管40には、給水往き管3の合流部よりも下流側に、第1及び第2加熱往き管41,42の分岐部より上流側で加熱往き温度センサ50が介設されている。第1及び第2加熱往き管41,42にはそれぞれ、第1加熱循環ポンプ51及び第2加熱循環ポンプ52が介設され、第1及び第2加熱循環ポンプ51,52の下流側には、逆止弁53,54が介設されている。第1及び第2加熱循環ポンプ51,52を作動させるとともに、第1及び第2ガス熱源機501,502を作動させることにより、第1及び第2ガス熱源機501,502で加熱された所定の出湯温度の湯水が貯湯タンク6に供給される。
貯湯タンク6は、耐食性に優れた金属(例えば、ステンレス)製のタンクであり、図示しないが、外周が断熱材によって覆われている。本実施形態の貯湯タンク6の容量は、例えば、50リッターである。貯湯タンク6の下部には、加熱往き管40と、出湯端末400からの湯水を戻す給湯戻り管72とが接続されており、貯湯タンク6の上部には、加熱戻り管44と、出湯端末400に繋がる給湯往き管71とが接続されている。貯湯タンク6には、内部に貯湯する湯水の温度を検出するための第1貯湯温度センサ61、第2貯湯温度センサ62、及び第3貯湯温度センサ63が、上方から順に、所定の間隔をあけて取り付けられている。
給水タンク2は、貯湯タンク6の上方に配設され、ガス熱源機501,502や貯湯タンク6や出湯端末400などに給水する。本実施形態の給水タンク2の容量は、例えば、70リッターである。給水タンク2の上部には、給水源の市水を給水タンク2に供給する給水管10が接続され、給水タンク2の下部には、給水往き管3が接続されている。給水管10には、上流側から順に、ガバナ11と給水弁12とが介設されている。給水弁12は、開閉弁となる電磁弁で構成されている。給水弁12は、制御装置Cと接続されており、制御装置Cからの制御信号により開閉制御される。
給水往き管3は、水が並列に流れるように、上流側で第1給水往き管31と第2給水往き管32とに分岐している。第1給水往き管31と第2給水往き管32との分岐部より上流側には、給水加圧ポンプ37が介設されている。この給水加圧ポンプ37は、出湯端末400に貯湯タンク6に貯湯する湯水と給水タンク2に貯水する水とを供給させるポンプを構成している。
第1給水往き管31には、上流側から順に、逆止弁33と、水圧を検出する圧力センサ35とが介設されており、第2給水往き管32には、上流側から順に、逆止弁34と、水の流量を検出する水量センサ36とが介設されている。なお、このような並列の水路を設けることなく、圧力センサと水量センサとを単一の水路に介設することもできるが、水が並列に流れるように第1給水往き管31と第2給水往き管32とによる並列水路を形成して、各水路に圧力センサと水量センサとを介設することにより、給水往き管3での圧力損失を低減することができる。なお、第1、第2給水往き管31,32の各水路で水の流量は異なり得るが、圧力損失の割合が分かっていれば、水量センサ36で検出される水の流量から給水往き管3全体の水の流量を算出することができる。
第1給水往き管31と第2給水往き管32とは、圧力センサ35及び水量センサ36より下流側の合流部で合流しており、給水往き管3の他端は、貯湯タンク6の下部に接続された加熱往き管40との合流部に繋がっている。また、給水往き管3は、第1及び第2給水往き管31,32の合流部より下流側で、出湯端末400に接続される給水分岐管38に分岐している。給水分岐管38の下流側は、出湯端末400のシャワーやカランの数などに応じて複数に分岐している。給水往き管3には、給水分岐管38の分岐部より下流側に逆止弁39が介設されている。第1及び第2給水往き管31,32や給水分岐管38を含む給水往き管3が給水回路を構成し、給水加圧ポンプ37を作動させることにより、ガス熱源機501,502や出湯端末400に給水タンク2から水が供給される。
貯湯タンク6の下部に一端が接続された給湯戻り管72は、他端が出湯端末400で給湯往き管71と接続されている。給湯戻り管72には、即湯循環ポンプ73が介設され、即湯循環ポンプ73の下流側には、即湯戻り温度センサ74と、逆止弁75とが介設されている。貯湯タンク6と出湯端末400との間に配設される給湯往き管71と給湯戻り管72とは即湯循環回路を構成する。
給湯システムAは、給湯システムAの運転に関する操作をユーザが行うためのリモコンRを備える。リモコンRは、制御装置Cや第1及び第2ガス熱源機501,502に備える熱源機制御装置(図示せず)と通信可能に有線または無線により接続されている。
リモコンRは、ユーザによる図示しない操作スイッチの操作に応じて、給湯システムAの電源のオンオフ、貯湯タンク6内の湯水の貯湯設定温度(第1及び第2ガス熱源機501,502から出湯される湯水の出湯温度等)の設定などの運転操作情報を制御装置Cに指示するように構成された端末装置である。リモコンRには、給湯システムAの各種情報を表示する表示器が備えられている。なお、リモコンRの代わりに、またはリモコンRとともに、制御装置Cと通信可能に接続されたスマートホンやタブレット端末などの携帯端末を用いることができる。
制御装置Cは、CPU、ROM、RAM、インターフェース回路等を含む1つ以上の電子回路ユニットにより構成される。メモリには、各種運転プログラムや運転プログラムを実行するための設定値などの各種データが格納されている。制御装置Cには、既述した各種センサや弁の検出信号が入力されるとともに、リモコンRから運転操作情報が入力される。そして、制御装置Cは、ガス熱源機501,502、各種ポンプ37,51,52,73、給水弁12などの作動制御を行うことで、給湯システムA全体の運転制御を行う。
制御装置Cによる主たる運転制御について概要すると、出湯端末400が開栓されると、給水加圧ポンプ37を作動させて、給水タンク2に貯水する水を給水往き管3及び給水分岐管38を介して出湯端末400に供給させるとともに、給水往き管3及びタンク下の加熱往き管40を介して給水タンク2の水を貯湯タンク6の下層に供給させることで貯湯タンク6内の上層の湯水を給湯往き管71を介して出湯端末400に供給させる(出湯運転)。また、貯湯タンク6の下部に設置する第3貯湯温度センサ63の検出温度が所定の貯湯開始温度以下になると、第1及び第2加熱循環ポンプ51,52を作動させて、貯湯タンク6の下部から貯湯タンク6内の湯水を加熱往き管40、第1及び第2加熱往き管41,42を介して第1及び第2ガス熱源機501,502に供給し、第1及び第2ガス熱源機501,502で所定の出湯温度に加熱された湯水を第1及び第2加熱戻り管45,46、加熱戻り管44を介して貯湯タンク6の上部に供給される(貯湯運転)。また、所定の即湯開始時間の経過等により給湯往き管71及び給湯戻り管72内に滞留する湯水の温度が低下した場合、即湯循環ポンプ73を作動させて、貯湯タンク6に貯湯する湯水を給湯往き管71に送出させる(即湯運転)。また、給水タンク2の貯水量が少なくなった場合、給水弁12を開弁して給水源の水を給水管10を介して給水タンク2に供給する(補水運転)。
次に、本発明の特徴的な構成を説明する。
(給水タンク2関係の構成)
図2に示すように、給水タンク2は、給水管10の接続口より下方で給水往き管3の接続口より上方の一側壁に排水口21を有し、この排水口21の給水タンク2内の側にはオーバーフロー管9が接続されている。排水口21の給水タンク2外の側には排水管200が接続されている(図1参照)。給水タンク2の他の一側壁には、上方から順に、給水タンク2内の水位を検出するオーバーフローフロートセンサ(オーバーフロー水位検知手段)22、Hiフロートセンサ(Hi水位検知手段)23、Loフロートセンサ24、及び低水位フロートセンサ25が所定の間隔で配設されている。なお、オーバーフローフロートセンサ22とHiフロートセンサ23とは、各々の設置高さが比較的接近しているため、各センサ22,23が取付上干渉することなく所定の高さ位置に設定されるように、横方向にずらして配設されている。
オーバーフロー管9は、給水タンク2内の水位が所定高さを超える給水タンク2内の余剰水を排水させる管状の部材であり、給水タンク2内に設置されている(図1、図2参照)。このオーバーフロー管9は、図3に示すように、上下方向にまっすぐ延びる立ち上がり部91と、立ち上がり部91の下端に連設して排水の一部の水を溜めて封水する略U字状のトラップ部92と、トラップ部92に連設して水平方向に延びて給水タンク2の排水口21と接続するキセル部93とを有する。オーバーフロー管9の立ち上がり部91は、トラップ部92よりも高い位置に配置されており、上端が上流端開口部94となっている。また、立ち上がり部91の側壁の上部には、給水タンク2内と連通するオーバーフロー孔95が設けられている。従って、給水タンク2内の水位が上昇して、オーバーフロー孔95の高さ位置に達すると、給水タンク2内の水(余剰水)がオーバーフロー孔95からオーバーフロー管9内に流される。給水タンク2内の水位がさらに上昇して、上流端開口部94の高さ位置に達すると、給水タンク2内の水(余剰水)が上流端開口部94からもオーバーフロー管9内に流される。このようにして、給水タンク2内の余剰水は、オーバーフロー孔95またはオーバーフロー孔95と上流端開口部94からオーバーフロー管9内に流れ込んで外部に排出される。ここで、オーバーフロー管9における上流端開口部94は、上流端開口部94からの余剰水の流れ込み流量が給水管10の給水流量よりも多くなるように口径が設定され、給水管10から給水タンク2への給水が継続してしまっても、給水タンク2から水が溢れ出さないようにしている。一方、オーバーフロー管9のオーバーフロー孔95は、給水タンク2から水が溢れ出さないようにするものではなく、給水タンク2内の水がオーバーフロー管9内に流れ込み可能となる程度に孔径が設定され、比較的小径であり、上流端開口部94の開口面積に比べて小さくなるように形成されている。また、給水完了された給水タンク2の最終的な水位として、給水タンク2内の水位は、オーバーフロー管9のオーバーフロー孔95の下端位置となり、オーバーフロー管9内の水位は、排水口21の下端位置となる。オーバーフロー管9内部の水が徐々に蒸発していっても、トラップ部92の横設部分の上端以下まで水位が下がらない限り、トラップ部92での封水を維持することが可能である。なお、実施形態では、オーバーフロー孔95は、1つ設けるが、同一高さ位置に複数設けてもよい。
本実施形態では、オーバーフロー管9は、給水タンク2内に設置されているが、給水タンク2外に設置されてもよい。給水タンク2外にオーバーフロー管(9)を設置する場合、例えば、立ち上がり部(91)をL字状に曲げる等して、オーバーフロー管(9)の上流端開口部(94)を給水タンク2の外から排水口21に接続し、キセル部(93)の下流端を排水管200に接続させる。また、立ち上がり部(91)に設けたオーバーフロー孔(95)は、オーバーフロー孔(95)の高さ位置で給水タンク2内と連通するようにストレート状の連結管を水平に接続すればよい。
給水タンク2における各フロートセンサ22~25の高さ位置とオーバーフロー管9との高さ位置関係は、再び図2を参照して、低水位フロートセンサ25がトラップ部92よりも下方の高さ位置に対応して配設され、Loフロートセンサ24がトラップ部92より少し上の高さ位置に対応して配設され、Hiフロートセンサ23がオーバーフロー孔95の近傍でオーバーフロー孔95より僅かに上の高さ位置に対応して配設され、オーバーフローフロートセンサ22が上流端開口部94の近傍で上流端開口部94より僅かに下の高さ位置に対応して配設されている。
各フロートセンサ22~25は、給水タンク2内の水位がセンサに内蔵するフロートを水没させる高さに上昇するとフロートが移動してONし、このONによって給水タンク2内の水位を検知する。具体的に、低水位フロートセンサ25は、給水タンク2内の水位がトラップ部92よりも下方の高さ位置である低水位(例えば、給水タンク2の貯水量で15リッター位置)に達するとONする。Loフロートセンサ24は、給水タンク2内の水位がトラップ部92より少し上の高さ位置であるLo水位(例えば、給水タンク2の貯水量で45リッター位置)に達するとONする。Hiフロートセンサ23は、給水タンク2内の水位がオーバーフロー管9のオーバーフロー孔95より僅かに上の高さ位置であるHi水位(例えば、給水タンク2の貯水量で60リッター位置)に達するとONする。オーバーフローフロートセンサ22は、給水タンク2内の水位が、オーバーフロー管9の上流端開口部94より僅かに下の高さ位置であり、上流端開口部94にほぼ達していると言える高さ位置であるオーバーフロー水位(例えば、給水タンク2の貯水量で64リッター位置)に達するとONする。各フロートセンサ22~25で検出される水位の検出信号は、制御装置Cに出力される。なお、給水タンク2の水位を検知する手段は、前記フロートセンサ22~25に限らず、静電容量式等の他の接触式水位計や超音波式等の非接触式水位計を使用してもよい。
(補水運転)
本実施形態の給湯システムAでは、給水タンク2内に所定貯水量の水が常備されるように、例えば、出湯端末400の使用などによって、給水タンク2内の水位においてLoフロートセンサ24がOFF又は低水位フロートセンサ25がOFFとなる水位まで低下すると、給水タンク2の補水運転を行う。この補水運転では、給水弁12を開閉させる給水弁制御を行う。本実施形態では、給水タンク2の補水の際、給水弁12の閉弁動作を制御することで、オーバーフロー管9に水を流してトラップ部92の満水状態を確保させる。以下に、給水タンク2の補水運転において、特に、給水弁12の閉弁動作について詳しく説明する。
図4のフローチャートを参照して、制御装置Cは、給水タンク2の補水を行うため、給水動作指示により給水弁12を開弁させる(ステップS01、S02)。これにより、給水管10から給水タンク2内に水が供給される。続いて、制御装置Cは、オーバーフローフロートセンサ22とHiフロートセンサ23で給水タンク2内の水位を監視して、給水弁12の閉弁処理動作を実行する。
給水弁12が開弁されて給水管10から給水タンク2内に水が供給されると、給水タンク2内の水位が上昇する。すなわち、給水管10からの給水流量は、出湯端末400での最大の使用流量を上回るように設定されているため、出湯端末400で湯水が使用されて給水タンク2から水が流出している場合でも給水管10から給水が行われると給水タンク2内の水位は上昇することとなる。給水タンク2内の水位がHi水位に達するとHiフロートセンサ23がONし、次いで、給水タンク2内の水位がオーバーフロー水位に達するとオーバーフローフロートセンサ22がONする。Hiフロートセンサ23の高さ位置は、オーバーフロー管9のオーバーフロー孔95よりも少し上の高さ位置であるため、Hiフロートセンサ23がONしたときには、給水タンク2内の水(余剰水)がオーバーフロー孔95からオーバーフロー管9内に確実に流れ込んでいる。オーバーフローフロートセンサ22の高さ位置は、オーバーフロー管9の上流端開口部94よりも僅かに下の高さ位置であるため、オーバーフローフロートセンサ22がONしたときには、給水タンク2内の水位がオーバーフロー管9の上流端開口部94にほぼ達して、給水タンク2内の水(余剰水)が上流端開口部94からもオーバーフロー管9内に流れ込み始める。
給水弁12の閉弁処理動作として、制御装置Cは、オーバーフローフロートセンサ22のON状態が所定時間T1(例えば、3秒)継続したか否か判断する(ステップS1)。オーバーフローフロートセンサ22のON状態が所定時間T1継続していた場合(ステップS1で「YES」)、制御装置Cは、給水弁12を閉弁させるように制御する(ステップS2)。オーバーフローフロートセンサ22のON状態が所定時間T1継続していない場合(ステップS1で「NO」)、制御装置Cは、Hiフロートセンサ23のON状態が所定時間T2(例えば、20秒)継続していたか否か判断する(ステップS3)。Hiフロートセンサ23のON状態が所定時間T2継続していない場合(ステップS3で「NO」)、処理をステップS1へ移行させて、オーバーフローフロートセンサ22のON状態が継続する所定時間T1の監視を続ける。Hiフロートセンサ23のON状態が所定時間T2継続していた場合(ステップS3で「YES」)、制御装置Cは、給水弁12を閉弁させるように制御する(ステップS2)。
以上の動作で給水弁12が閉弁されることにより、給水管10が閉じられて給水タンク2への給水が停止され、給水タンク2の補水が完了する。
ここで、前記ステップS1と前記ステップS3について補足すると、例えば、出湯端末400の未使用または使用流量が少ない場合、給水管10の給水流量と出湯端末400の使用流量との差が大きくなり、給水タンク2内の水位は、オーバーフロー水位以上に上昇し、このとき、ステップS1において「YES」となる。一方、すべての出湯端末400で最大使用されている場合、給水管10の給水流量と出湯端末400の使用流量との差が小さくなり、また、オーバーフロー管9のオーバーフロー孔95からの排水も伴い、給水タンク2内の水位がHi水位以上に上昇するもののオーバーフロー水位まで達しない場合、このとき、ステップS1で「NO」となり、ステップS3で「YES」となる。このように、出湯端末400での使用状況にかかわらず給水タンク2内の水位上昇を認識できるため、給水タンク2内の水位がオーバーフロー水位に達しない場合でも確実に給水弁12を閉弁させることができる。なお、ステップS3で「NO」の場合は、給水の初期段階であり、まだ給水タンク2内の水位がHi水位に達していない場合である。
また、制御装置Cは、ステップS2で給水弁12の閉弁指示を行うと、続けて、給水弁12の開故障検知動作を実行する。
この給水弁12の開故障検知動作は、給水弁12の閉弁時におけるオーバーフローフロートセンサ22のON状態を監視することにより行う。具体的に、制御装置Cは、ステップS2での給水弁12の閉弁指示によっても、オーバーフローフロートセンサ22がON状態となったままで所定時間T3(例えば、600秒)継続したか否か判断する(ステップS4)。給水弁12の閉弁指示(ステップS2)によっても、オーバーフローフロートセンサ22のON状態が所定時間T3継続した場合(ステップS4で「YES」)、制御装置Cは、給水弁12が開故障していると判断する(ステップS5)。なお、前記所定時間T3内にオーバーフローフロートセンサ22がOFFした場合、給水弁12は、開故障がなく正常に動作しているため、制御装置Cは、給水弁12の開故障検知の処理を終了する。
(実施形態の作用効果)
以上説明したように、本実施形態では、給水弁12が開弁されて給水タンク2内に給水が行われた場合、前記の給水弁12の閉弁処理動作(ステップS1~S3)により、給水タンク2内の水位がオーバーフロー水位に達してオーバーフローフロートセンサ22がONしても、ステップS1において、オーバーフローフロートセンサ22のON状態が所定時間T1継続するまで給水弁12は閉弁されずに開弁されている(ステップS1で「YES」→ステップS2の処理)。すなわち、給水タンク2内の水位がオーバーフロー水位以上となっても、前記所定時間T1の間は、給水管10から給水タンク2内への水の供給が続行される。従って、この所定時間T1内に給水タンク2内の余剰水がオーバーフロー管9のオーバーフロー孔95と上流端開口部94からオーバーフロー管9内へ流れ込むこととなる。ここで、前記所定時間T1は、例えば、オーバーフローフロートセンサ22がONした後、オーバーフロー孔95と上流端開口部94からオーバーフロー管9へ流れ込む余剰水によってオーバーフロー管9のトラップ部92が満水になる時間を設定することができる。
また、前記ステップS1の処理動作では、オーバーフローフロートセンサ22のON状態が所定時間T1継続した場合に給水弁12を閉弁させる。すなわち、給水弁12の閉弁条件は、前記所定時間T1の「継続」が必要であるため、この所定時間T1中は、給水タンク2内の水位が確実にオーバーフロー水位以上になっていると見なすことができる。例えば、オーバーフローフロートセンサ22のON時点からの所定時間T1の「経過」後に給水弁12を閉弁させるとした場合、給水管10の出口からの落水で給水タンク2内の水面が波打ってオーバーフローフロートセンサ22が一時的にONしたときでも、このON時点から前記所定時間T1が計時されるため、この所定時間T1内に、給水タンク2内の水位が未だオーバーフロー水位に達していない状態、すなわち、余剰水がオーバーフロー管9の上流端開口部94からオーバーフロー管9内へ流れ込んでいない状態の場合を含み得る。従って、給水弁12の閉弁条件となる所定時間T1は、オーバーフローフロートセンサ22のON状態の継続時間とすることで、この所定時間T1中は、給水タンク2内の水位がオーバーフロー水位以上に高くなって、余剰水が上流端開口部94からオーバーフロー管9内に確実に流れていると見なせる。なお、本発明においては、給水弁12の閉弁条件として、所定時間T1の「継続」に限られるものではなく、オーバーフローフロートセンサ22がONを検知した後、少なくとも所定時間T1の間は給水弁12の開弁を継続させ、所定時間T1経過後に給水弁12を閉弁させるようにしてもよく、また、オーバーフローフロートセンサ22が最初にON検知した時点と所定時間T1経過時点でもオーバーフローフロートセンサ22がONを検知した場合に給水弁12を閉弁させるようにしてもよい。このような場合でも、前記所定時間T1の間も、給水タンク2内の水位がオーバーフロー水位を超えていたと見なすことができる。
以上より、前記所定時間T1の間は、給水タンク2内の余剰水が、確実に上流端開口部94とオーバーフロー孔95からオーバーフロー管9へ流れてトラップ部92に水が供給されるため、この所定時間T1内に、トラップ部92を満水の状態にすることができる。すなわち、たとえ、補水動作停止中に、オーバーフロー管9内に溜まっている水が少しずつ蒸発したとしても、給水の度にオーバーフロー管9に水を流すことで、トラップ部92の封水を切らすことなく、常に満水状態を維持できる。
また、給水タンク2内の水位がHi水位に達してHiフロートセンサ23がONしても、オーバーフローフロートセンサ22のON状態が所定時間T1継続していない場合、ステップS3において、Hiフロートセンサ23のON状態が所定時間T2継続するまで給水弁12は閉弁されずに開弁されているため(ステップS3で「YES」→ステップS2の処理)、給水管10から給水タンク2内への水の供給が続行され、前記所定時間T2中は、給水タンク2内の余剰水が少なくともオーバーフロー孔95からオーバーフロー管9へ流れ込むこととなる。例えば、給水管10からの給水流量は、出湯端末400での最大の使用流量を上回るように設定されているが、すべての出湯端末400で最大使用されている場合、給水管10の給水流量と出湯端末400の使用流量との差が小さくなり、ゆえに、給水タンク2内の水が出湯端末400で使用されている等のため、給水タンク2内の水位が、オーバーフローフロートセンサ22に達しない場合、オーバーフロー管9の上流端開口部94に達しない場合等であっても、少なくとも所定時間T2の間、オーバーフロー孔95から給水タンク2内の余剰水がオーバーフロー管9に流れ込む。ここで、前記所定時間T2は、例えば、Hiフロートセンサ23がONした後、オーバーフロー孔95からオーバーフロー管9へ流れ込む余剰水によってオーバーフロー管9のトラップ部92が満水になる時間を設定することができる。
前記所定時間T2は、前記所定時間T1よりも長い時間が設定される。すなわち、給水管10の給水流量と出湯端末400の使用流量との差が多い場合、給水タンク2の水位がオーバーフロー管9の上流端開口部94を超えて上流端開口部94から多量の水を短時間でオーバーフロー管9内に流すことができる。一方、給水管10の給水流量と出湯端末400の使用流量との差が少ない場合、給水タンク2の水位がオーバーフロー管9の上流端開口部94まで達せずオーバーフロー孔95を超えた状態となり、オーバーフロー孔95からオーバーフロー管9内に水が流れるが、オーバーフロー孔95からの流れ込み量は、上流端開口部94からの流れ込み量よりも少なく設定されている。従って、所定時間T2を所定時間T1よりも長い時間とすることで、所定時間T2内においてオーバーフロー孔95からでもトラップ部92を満水とする十分な量の水をオーバーフロー管9に流すことができる。
この場合も、給水弁12の閉弁条件は、前記所定時間T2の「継続」が必要であるため、Hiフロートセンサ23が一時的にONした場合、所定時間T2の計時がなされない。従って、給水弁12の閉弁条件となる所定時間T2は、Hiフロートセンサ23のON状態の継続時間とすることで、この所定時間T2中は、給水タンク2内の水位がオーバーフロー孔95より上のHi水位以上に高くなって、余剰水がオーバーフロー孔95からオーバーフロー管9内に流れていると見なせる。なお、本発明においては、給水弁12の閉弁条件として、所定時間T2の「継続」に限られるものではなく、Hiフロートセンサ23がONを検知した後、少なくとも所定時間T2の間は給水弁12の開弁を継続させ、所定時間T2経過後に給水弁12を閉弁させるようにしてもよく、また、Hiフロートセンサ23が最初にON検知した時点と所定時間T2経過時点でもHiフロートセンサ23がONを検知した場合に給水弁12を閉弁させるようにしてもよい。このような場合でも、前記所定時間T2の間も、給水タンク2内の水位がHi水位を超えていたと見なすことができる。
以上より、オーバーフローフロートセンサ22のON状態が前記所定時間T1継続しない場合であっても、前記所定時間T2の間は、給水タンク2内の余剰水が、確実にオーバーフロー孔95からオーバーフロー管9へ流れてトラップ部92に水が供給されるため、この所定時間T2内に、トラップ部92を満水の状態にすることができる。
また、前記の給水弁12の閉弁動作制御は、オーバーフローフロートセンサ22のON状態が所定時間T1継続する場合またはHiフロートセンサ23のON状態が所定時間T2継続する場合に行われるため、給水弁12の開弁後、いつまでたっても給水タンク2内の水位がオーバーフローフロートセンサ22に達しない場合、また、オーバーフローフロートセンサ22またはHiフロートセンサ23のどちらか一方がOFF故障していた場合でも、給水弁12を閉弁させて給水タンク2への給水を停止させることができる。
また、オーバーフローフロートセンサ22は、オーバーフロー管9の上流端開口部94の高さ位置よりも僅かに下の高さ位置に対応して配設されているため、給水タンク2内の水位がオーバーフロー管9の上流端開口部94の高さ位置に達したときには確実にオーバーフローフロートセンサ22がONする。また、オーバーフロー管9のオーバーフロー孔95がオーバーフローフロートセンサ22の高さ位置よりも低い位置に設定されているため、給水タンク2内の水位がオーバーフロー管9の上流端開口部94の高さ位置から低下したときには確実にオーバーフローフロートセンサ22がOFFすることとなる。従って、オーバーフローフロートセンサ22のONによって、給水タンク2内の水位がオーバーフロー管9の上流端開口部94以上に達して給水タンク2内の余剰水が上流端開口部94に流れ込んだことを確実に検知できる。また、オーバーフローフロートセンサ22のOFFによって、給水タンク2内の水位が上流端開口部94の高さ位置から低下したことを確実に検知できる。
オーバーフロー孔95からオーバーフロー管9への流れ込み流量は、上流端開口94からオーバーフロー管9への流れ込み流量よりも小さく、また、給水管10の給水流量は、すべての出湯端末400で最大に使用された場合の使用流量よりも大きく設定されているため、給水管10からの給水で給水タンク2内の水位が少なくともオーバーフロー孔95を超える高さに上昇する。また、Hiフロートセンサ23は、オーバーフロー管9のオーバーフロー孔95の高さ位置よりも少し上の高さ位置に対応して配設されているため、給水タンク2内の水位がオーバーフロー管9のオーバーフロー孔95の高さ位置よりも高くなっているときに確実にHiフロートセンサ23がONし、また、給水管10の給水停止により給水タンク2内の水位がオーバーフロー管9のオーバーフロー孔95の高さ位置まで低下したときには確実にHiフロートセンサ23がOFFすることとなる。従って、Hiフロートセンサ23のONによって、給水タンク2内の水位がオーバーフロー管9のオーバーフロー孔95以上に達して給水タンク2内の余剰水がオーバーフロー孔95に流れ込んでいることを確実に検知できる。また、Hiフロートセンサ23のOFFによって、給水タンク2内の水位がオーバーフロー孔95の高さ位置まで略低下したことを確実に検知できる。
以上のように、本実施形態による給水弁12の閉弁処理によれば、給水弁12の開弁による給水タンク2内への給水の度に、確実にオーバーフロー管9へ水が流れてトラップ部92に水が供給される。給水タンク2内への給水時にはオーバーフロー管9のトラップ部92に水が供給され、オーバーフロー管9内には排水口21下端位置まで水が溜まるため、オーバーフロー管9内の水が徐々に蒸発しても、毎回の給水タンク2内への給水時に蒸発分の水を補ってトラップ部92を満水の状態に保持することができる。従って、オーバーフロー管9のトラップ部92の封水切れが確実に防止され、オーバーフロー管9の下流側から臭気や雑菌等が給水タンク2内に侵入することを防ぐことが可能となる。よって、出湯端末400を開栓した際、臭気や雑菌等を含む湯水が出湯端末400から出湯されることがなく、使用者が不快を感じることもなく衛生的に湯水を利用することができる。
また、本実施形態では、給水弁12の閉弁処理動作の後に続けて、給水弁12の開故障検知動作を行い(ステップS4~S5)、オーバーフローフロートセンサ22のON状態を監視することで給水弁12の開故障を発見するようにしている。すなわち、給水弁12を閉じると給水タンク2内への給水が停止され、この給水停止状態で給水タンク2内の余剰水がオーバーフロー管9から排水されるため、給水弁12の閉弁指示により正常に給水弁12が閉弁した場合、給水タンク2内の水位は最終的にオーバーフロー孔95の高さ位置まで低下するから、給水弁12の閉弁指示により所定時間T3経過するまでには少なくともオーバーフロー水位よりも低い位置まで低下するため、オーバーフローフロートセンサ22はOFFとなる。しかし、給水弁12の閉弁指示によっても、オーバーフローフロートセンサ22がOFFとならずにON状態のままとなっていることを所定時間T3検知していた場合には、給水タンク2内への給水が続いており、閉弁指示によって給水弁12が正常に閉弁されずに開弁したままの状態にあると考えられるため、給水弁12が開故障していると判断できる。なお、給水弁12の開故障検知は、給水弁12の閉弁指示後だけでなく、給水弁12の開弁指示中であれば常時検出することができる。従って、前記の給水弁12の開故障検知動作によれば、給水タンク2内への給水の度に、給水弁12の開故障を判断することができ、給水弁12の開故障をいち早く発見することができる。
(給水弁開故障検知の他の形態)
給水弁12の開故障検知動作として、図4のステップS4は、給水弁12の閉弁指示によっても、所定時間T4(例えば、600秒)、オーバーフローフロートセンサ22またはHiフロートセンサ23のどちらか一方がON状態となっている場合、給水弁12の開故障であると判断するようにしてもよい(図4のステップS4は「オーバーフローフロートセンサ=ONまたはHiフロートセンサ=ONが所定時間(T4)経過?」とする。)。この場合、オーバーフローフロートセンサ22とHiフロートセンサ23のどちらか一方のON状態によって給水弁12の開故障を判断するため、オーバーフローフロートセンサ22またはHiフロートセンサ23のどちらか一方がOFF故障していた場合や、出湯端末400の使用により給水タンク2の水が流出され給水タンク2内の水位がオーバーフロー水位まで達しないような場合等であっても、給水弁12の開故障をより正確に判断できる。前記所定時間T4は、図4のステップS4における所定時間T3と同じ時間を設定してもよい。またオーバーフローフロートセンサ22よりも低い位置にあるHiフロートセンサ23のON状態をより確実に確認するため、前記所定時間T4は、給水弁12が正常に閉弁された場合に給水タンク2内の水位がHi水位よりも低い位置まで低下する時間以上とする必要があり、前記所定時間T3よりも長い時間を設定してもよい。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されず、特許請求の範囲内で様々な変更を行うことが可能である。
例えば、給水管10は、給水タンク2と接続する下流部で2本以上の複数の分岐管に分岐させて給水タンク2に接続し、分岐した給水管のそれぞれに給水弁を設ける構成としてもよい。
また、オーバーフローフロートセンサ22は、オーバーフロー管9の上流端開口部94と同じ高さ位置に対応して配設してもよい。この場合でも、オーバーフローフロートセンサ22のONにより、給水タンク2内の余剰水がオーバーフロー管9の上流端開口部94に流れ込み始めたことを検知できる。
また、Hiフロートセンサ23は、オーバーフロー管9のオーバーフロー孔95と同じ高さ位置またはオーバーフロー孔95より僅かに下の高さ位置に対応して配設してもよい。この場合でも、Hiフロートセンサ23のONにより、給水タンク2内の余剰水がオーバーフロー管9のオーバーフロー孔95に流れ込み始めたか、流れ込み始める直前の状態を検知できる。
また、オーバーフロー管9は、オーバーフロー孔95を設けないものでもよい。
1 給湯加圧タンクユニット
2 給水タンク
3 給水往き管
6 貯湯タンク
9 オーバーフロー管
10 給水管
11 ガバナ
12 給水弁
21 排水口
22 オーバーフローフロートセンサ(オーバーフロー水位検知手段)
23 Hiフロートセンサ(Hi水位検知手段)
24 Loフロートセンサ
25 低水位フロートセンサ
31 第1給水往き管
32 第2給水往き管
33 逆止弁
34 逆止弁
35 圧力センサ
36 水量センサ
37 給水加圧ポンプ(ポンプ)
38 給水分岐管
39 逆止弁
91 立ち上がり部
92 トラップ部
93 キセル部
94 上流端開口部
95 オーバーフロー孔
200 排水管
400 出湯端末
500 熱源機ユニット
A 給湯システム
C 制御装置
R リモコン

Claims (8)

  1. 加熱熱源と、
    加熱熱源で加熱された湯水を貯湯する貯湯タンクと、
    給水源の水を貯水する給水タンクと、
    出湯端末に貯湯タンクの湯水と給水タンクの水とを供給させるポンプと、
    給水源の水を給水タンクに供給する給水管と、
    給水管を開閉させる給水弁と、
    給水タンク内と連通する上流端開口部を有し、給水タンク内の水位が所定高さを超える給水タンク内の余剰水を排水させるオーバーフロー管と、
    オーバーフロー管の途中に設けられ、オーバーフロー管に流れる水の一部を溜めて封水するトラップ部と、
    給水タンク内の水位が、給水タンク内の余剰水が上流端開口部からオーバーフロー管におよそ流れ込む所定のオーバーフロー水位に達したことを検知するオーバーフロー水位検知手段と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、給水弁の開弁後に、オーバーフロー水位検知手段がオーバーフロー水位に達したことを検知した後、所定時間(T1)経過するまでの間は給水弁の開弁を継続させる制御を行う、給湯システム。
  2. 請求項1に記載の給湯システムにおいて、
    前記制御装置は、オーバーフロー水位検知手段が、前記所定時間(T1)経過時点でもオーバーフロー水位に達したことを検知していた場合、給水弁を閉弁させる制御を行う、給湯システム。
  3. 請求項1に記載の給湯システムにおいて、
    前記制御装置は、オーバーフロー水位検知手段が、前記所定時間(T1)継続してオーバーフロー水位に達したことを検知していた場合、給水弁を閉弁させる制御を行う、給湯システム。
  4. 加熱熱源と、
    加熱熱源で加熱された湯水を貯湯する貯湯タンクと、
    給水源の水を貯水する給水タンクと、
    出湯端末に貯湯タンクの湯水と給水タンクの水とを供給させるポンプと、
    給水源の水を給水タンクに供給する給水管と、
    給水管を開閉させる給水弁と、
    給水タンク内と連通する上流端開口部およびオーバーフロー孔を有し、給水タンク内の水位が所定高さを超える給水タンク内の余剰水を排水させるオーバーフロー管と、
    オーバーフロー管の途中に設けられ、オーバーフロー管に流れる水の一部を溜めて封水するトラップ部と、
    給水タンク内の水位が、給水タンク内の余剰水がオーバーフロー孔からオーバーフロー管におよそ流れ込む所定のHi水位に達したことを検知するHi水位検知手段と、
    制御装置と、を備え、
    前記オーバーフロー孔は、オーバーフロー管におけるトラップ部と上流端開口部との間に設けられ、
    前記制御装置は、給水弁の開弁後に、Hi水位検知手段がHi水位に達したことを検知した後、所定時間(T2)経過するまでの間は給水弁の開弁を継続させる制御を行う、給湯システム。
  5. 請求項4に記載の給湯システムにおいて、
    前記制御装置は、Hi水位検知手段が、前記所定時間(T2)経過時点でもHi水位に達したことを検知していた場合、給水弁を閉弁させる制御を行う、給湯システム。
  6. 請求項4に記載の給湯システムにおいて、
    前記制御装置は、Hi水位検知手段が、前記所定時間(T2)継続してHi水位に達したことを検知していた場合、給水弁を閉弁させる制御を行う、給湯システム。
  7. 請求項1~3のいずれか1項に記載の給湯システムにおいて、
    前記オーバーフロー管には、オーバーフロー水位となる高さ位置よりも下方に、給水タンクと連通するオーバーフロー孔が設けられ、
    前記制御装置は、給水弁の閉弁指示によっても、オーバーフロー水位検知手段がオーバーフロー水位に達していることを所定時間(T3)検知していた場合、給水弁の開故障であると判断する、給湯システム。
  8. 請求項7に記載の給湯システムにおいて、
    給水タンク内の水位が、給水タンク内の余剰水がオーバーフロー孔からオーバーフロー管に流れ込む高さ以上且つオーバーフロー水位よりも低い所定のHi水位に達したことを検知するHi水位検知手段が設けられ、
    前記制御装置は、給水弁の開弁後に、Hi水位検知手段がHi水位に達したことを検知した後、所定時間(T2)経過するまでの間は給水弁の開弁を継続させる制御を行う構成と、給水弁の閉弁指示によっても、オーバーフロー水位検知手段がオーバーフロー水位に達していること、または、Hi水位検知手段がHi水位に達していることを、所定時間(T4)検知していた場合、給水弁の開故障であると判断する構成とを有する、給湯システム。
JP2022018317A 2022-02-08 2022-02-08 給湯システム Pending JP2023115854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022018317A JP2023115854A (ja) 2022-02-08 2022-02-08 給湯システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022018317A JP2023115854A (ja) 2022-02-08 2022-02-08 給湯システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023115854A true JP2023115854A (ja) 2023-08-21

Family

ID=87576282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022018317A Pending JP2023115854A (ja) 2022-02-08 2022-02-08 給湯システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023115854A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4924536A (en) System of conserving water in a building
JP4700318B2 (ja) 熱源機のドレン排出装置
JP4986911B2 (ja) 貯湯式給湯器
GB2463955A (en) Apparatus for collection and storage of rainwater
JP7022548B2 (ja) 浴槽洗浄装置
JP2023115854A (ja) 給湯システム
JP2017198379A (ja) 風呂給湯装置
JP4974651B2 (ja) 給湯装置、そのドレン処理方法及びそのドレン処理プログラム
JP2023122474A (ja) 給湯システム
JP4742968B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP3744340B2 (ja) 自動補水ユニット及びこの自動補水ユニットを用いた補水制御方法
JP2023115978A (ja) 給湯システム
JP6080731B2 (ja) 給湯機
JP4502786B2 (ja) 貯湯式温水器
JP6844397B2 (ja) 給湯装置
JP5361981B2 (ja) 貯湯式給湯器
KR0122440Y1 (ko) 온수세정기
JP4424157B2 (ja) 自動湯張り機能付給湯機の制御装置
CN219471158U (zh) 排水系统
JP2013096683A (ja) 貯湯式給湯装置
JP5050641B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2009250478A (ja) 貯湯式給湯機
JP2001090943A (ja) 燃焼異常検出装置およびこれを用いた燃焼装置
JP2023112901A (ja) 給湯システム
JP2023120091A (ja) 給湯システム