JP2023112789A - 光学装置および光源装置 - Google Patents

光学装置および光源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023112789A
JP2023112789A JP2022014713A JP2022014713A JP2023112789A JP 2023112789 A JP2023112789 A JP 2023112789A JP 2022014713 A JP2022014713 A JP 2022014713A JP 2022014713 A JP2022014713 A JP 2022014713A JP 2023112789 A JP2023112789 A JP 2023112789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
light
optical component
optical device
lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022014713A
Other languages
English (en)
Inventor
真也 中角
Shinya Nakasumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2022014713A priority Critical patent/JP2023112789A/ja
Publication of JP2023112789A publication Critical patent/JP2023112789A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

【課題】例えば、迷光による悪影響を抑制することが可能な、より改善された新規な構成を備えた光学装置および光源装置を得る。【解決手段】光学装置は、例えば、ベースと、ベース上に設けられ、レーザ光を出力する発光素子と、ベース上に設けられ、発光素子から出力されたレーザ光を光ファイバに伝送し当該光ファイバに結合する複数の光学部品と、光学部品としての第一光学部品と、第一光学部品を経由したレーザ光が経由する光学部品としての第二光学部品と、第一光学部品からのレーザ光の迷光が第二光学部品に向かうのを遮る遮蔽部と、を備える。また、光学装置では、第二光学部品は、ベースに接着剤を介して固定され、遮蔽部は、迷光が接着剤に向かうのを遮ってもよい。【選択図】図4

Description

本発明は、光学装置および光源装置に関する。
従来、所定の光路から外れた光である迷光(漏洩光)を処理する処理部を備えた光学装置が知られている(例えば、特許文献1)。
国際公開第2017/134911号
特許文献1の光学装置のように、この種の光学装置にあっては、迷光による悪影響を抑制することは重要である。
そこで、本発明の課題の一つは、迷光による悪影響を抑制することが可能な、より改善された新規な構成を備えた光学装置および光源装置を得ること、である。
本発明の光学装置は、例えば、ベースと、前記ベース上に設けられ、レーザ光を出力する発光素子と、前記ベース上に設けられ、前記発光素子から出力されたレーザ光を光ファイバに伝送し当該光ファイバに結合する複数の光学部品と、前記光学部品としての第一光学部品と、前記第一光学部品を経由したレーザ光が経由する前記光学部品としての第二光学部品と、前記第一光学部品からのレーザ光の迷光が前記第二光学部品に向かうのを遮る遮蔽部と、を備える。
前記光学装置では、前記第二光学部品は、前記ベースに接着剤を介して固定され、前記遮蔽部は、前記迷光が前記接着剤に向かうのを遮ってもよい。
前記光学装置では、前記第一光学部品から前記第二光学部品へ向かう迷光ではない本来のレーザ光の光軸は、第一方向に沿い、前記第二光学部品は、前記ベースの前記第一方向に略沿う第一面に接着剤を介して固定されてもよい。
前記光学装置では、前記発光素子は、550[nm]以下の波長のレーザ光を出力してもよい。
前記光学装置では、前記発光素子は、400[nm]以上かつ500[nm]以下の波長のレーザ光を出力してもよい。
前記光学装置では、前記第一光学部品は第一コリメートレンズであってもよい。
前記光学装置では、前記第一コリメートレンズはレーザ光を速軸方向にコリメートしてもよい。
前記光学装置では、前記第二光学部品は第二コリメートレンズであってもよい。
前記光学装置では、前記第二コリメートレンズはレーザ光を遅軸方向にコリメートしてもよい。
前記光学装置では、前記第二光学部品は前記第二コリメートレンズを経由したレーザ光を反射するミラーであってもよい。
前記光学装置は、前記遮蔽部として、前記ベース上に突出した突起を備えてもよい。
前記光学装置では、前記突起は、前記迷光を前記ベースまたは前記光学部品から逸れる方向に反射する反射面を有してもよい。
前記光学装置では、前記第二光学部品は、前記ベースに設けられた凹部の底部上に設けられ、前記光学装置は、前記遮蔽部として、前記底部より前記第一光学部品の近くに位置し前記底部より高い段差を備えてもよい。
前記光学装置は、前記第二光学部品として、複数の第二光学部品を備え、前記遮蔽部として、前記第二光学部品のそれぞれに対応して設けられた遮蔽部を備えてもよい。
前記光学装置は、前記第二光学部品として、複数の第二光学部品を備え、前記遮蔽部として、前記複数の第二光学部品に対応して設けられた遮蔽部を備えてもよい。
本発明の光源装置は、例えば、上記光学装置を備える。
本発明によれば、例えば、迷光による悪影響を抑制することが可能な、より改善された新規な構成を備えた光学装置および光源装置を得ることができる。
図1は、第1実施形態の光学装置の例示的かつ模式的な平面図である。 図2は、第1実施形態の光学装置に含まれるベースの例示的かつ模式的な斜視図である。 図3は、第1実施形態の光学装置に含まれるサブユニットの例示的かつ模式的な側面図である。 図4は、第1実施形態の光学装置の遮蔽部を含む一部の例示的かつ模式的な側面図である。 図5は、第2実施形態の光学装置の遮蔽部を含む一部の例示的かつ模式的な側面図である。 図6は、第3実施形態の光学装置の遮蔽部を含む一部の例示的かつ模式的な側面図である。 図7は、第4実施形態の光学装置の遮蔽部を含む一部の例示的かつ模式的な側面図である。 図8は、第5実施形態の光学装置の例示的かつ模式的な平面図である。 図9は、第5実施形態の光学装置の遮蔽部を含む一部の例示的かつ模式的な側面図である。 図10は、第6実施形態の光学装置の例示的かつ模式的な平面図である。 図11は、第7実施形態の光源装置の例示的な構成図である。
以下、本発明の例示的な実施形態および変形例が開示される。以下に示される実施形態および変形例の構成、ならびに当該構成によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。本発明は、以下の実施形態および変形例に開示される構成以外によっても実現可能である。また、本発明によれば、構成によって得られる種々の効果(派生的な効果も含む)のうち少なくとも一つを得ることが可能である。
以下に示される複数の実施形態および変形例は、同様の構成を備えている。よって、各実施形態および変形例の構成によれば、当該同様の構成に基づく同様の作用および効果が得られる。また、以下では、それら同様の構成には同様の符号が付与されるとともに、重複する説明が省略される場合がある。
本明細書において、序数は、部品や、部位、方向等を区別するために便宜上付与されており、優先順位や順番を示すものではない。
また、各図において、X1方向を矢印X1で表し、X2方向を矢印X2で表し、Y方向を矢印Yで表し、Z方向を矢印Zで表す。X1方向、Y方向、およびZ方向は、互いに交差するとともに互いに直交している。また、X1方向とX2方向とは互いに逆方向である。
なお、図1,3,8,10において、レーザ光Lの光路は、実線の矢印で示されている。
[第1実施形態]
[全体構成]
図1は、第1実施形態の光学装置100A(100)の概略構成図であって、光学装置100Aの内部をZ方向の反対方向に見た平面図である。
図1に示されるように、光学装置100Aは、ベース101と、複数のサブユニット100aと、光合成部108と、集光レンズ104,105と、光ファイバ107と、を備えている。各サブユニット100aの発光モジュール10Aから出力されたレーザ光は、各サブユニット100aのミラー103、光合成部108、および集光レンズ104,105を経由して光ファイバ107の端部(不図示)に伝送され、光ファイバ107と光学的に結合される。光学装置100Aは、発光装置とも称されうる。
ベース101は、例えば、銅系材料やアルミニウム系材料のような、熱伝導率が高い材料で作られる。ベース101は、一つの部品で構成されてもよいし、複数の部品で構成されてもよい。また、ベース101は、カバー(不図示)で覆われている。複数のサブユニット100a、複数のミラー103、光合成部108、集光レンズ104,105、および光ファイバ107の端部は、いずれもベース101上に設けられ、ベース101とカバーとの間に形成された収容室(不図示)内に収容されている。収容室は、気密封止されている。
光ファイバ107は、出力光ファイバであって、その端部を支持するファイバ支持部106aを介して、ベース101と固定されている。
ファイバ支持部106aは、ベース101の一部として当該ベース101と一体的に構成されてもよいし、ベース101とは別部材として構成されたファイバ支持部106aが、例えばねじのような固定具を介してベース101に取り付けられてもよい。
サブユニット100aは、それぞれ、レーザ光を出力する発光モジュール10Aと、複数のレンズ41A~43Aと、ミラー103と、を有している。レンズ41A~43Aおよびミラー103は、光学部品の一例である。レンズ42A,43Aは、速軸および遅軸において、レーザ光をコリメートする。
また、光学装置100Aは、複数のサブユニット100aがY方向に所定間隔で並ぶ二つのアレイA1,A2を備えている。アレイA1のサブユニット100a1(100a)においては、発光モジュール10Aは、レーザ光をX1方向に出力し、レンズ41A~43Aは、当該発光モジュール10Aからのレーザ光をX1方向に伝送し、ミラー103は、X1方向へ進むレーザ光をY方向へ反射する。アレイA2のサブユニット100a1(100a)においては、発光モジュール10Aは、レーザ光をX2方向に出力し、レンズ41A~43Aは、当該発光モジュール10Aからのレーザ光をX2方向に伝送し、ミラー103は、X2方向へ進むレーザ光をY方向へ反射する。サブユニット100a1は、第一サブユニットの一例であり、サブユニット100a2は、第二サブユニットの一例である。また、X1方向およびX2方向は、第一方向の一例である。
本実施形態では、アレイA1のサブユニット100a1とアレイA2のサブユニット100a2とが、X1方向(X2方向)に並んでいる。サブユニット100a1とサブユニット100a2とがX1方向に並んだ場合、例えば、光学装置100AのY方向のサイズがより小さくなるという利点が得られる。ただし、これには限定されず、サブユニット100a1とサブユニット100a2とは、互いにずれていてもよい。例えば、各サブユニット100a2は、Y方向に隣り合う二つのサブユニット100a1の間の隙間に対してX1方向に並んでもよい。
図2は、ベース101の斜視図である。なお、図2では、段差101b1に設けられた細かい凹凸等についての図示は、省略されている。図2に示されるように、ベース101の表面101bには、Y方向に向かうにつれてサブユニット100aの位置がZ方向の反対方向にずれる複数の段差101b1(段差面)が設けられている。複数のサブユニット100aがY方向に所定間隔(例えば一定間隔)で並ぶアレイA1,A2のそれぞれについて、サブユニット100aは、各段差101b1上に配置されている。これにより、アレイA1に含まれるサブユニット100aのZ方向の位置は、Y方向に向かうにつれてZ方向の反対方向にずれるとともに、アレイA2に含まれるサブユニット100aのZ方向の位置も、Y方向に向かうにつれてZ方向の反対方向にずれる。このような構成により、各アレイA1,A2において、複数のミラー103から、光合成部108に、Y方向に進むZ方向に並んだ互いに平行なレーザ光を、入力することができる。なお、段差101b1は、Z方向に対してY方向またはY方向の反対方向に傾斜した方向にずれ、各ミラー103から、Y方向に対して所定の仰角をもつ方向にレーザ光が進むよう構成されてもよい。
図1に示されるように、各ミラー103からのレーザ光は、光合成部108に入力され、当該光合成部108において合成される。
光合成部108は、コンバイナ108a、ミラー108b、および1/2波長板108cを有している。コンバイナ108a、ミラー108b、および1/2波長板108cは、光学部品の一例である。
ミラー108bは、アレイA1のサブユニット100aからのレーザ光を1/2波長板108cを介してコンバイナ108aに向かわせる。1/2波長板108cは、アレイA1からの光の偏波面を回転させる。
アレイA2のサブユニット100aからのレーザ光は、コンバイナ108aに直接入力される。
コンバイナ108aは、二つのアレイA1,A2からのレーザ光を合成する。コンバイナ108aは、偏波合成素子とも称されうる。
コンバイナ108aからのレーザ光は、集光レンズ104,105によって光ファイバ107の端部(不図示)に向けて集光され、光ファイバ107と光学的に結合され、光ファイバ107内を伝送される。集光レンズ104,105は、光学部品の一例である。
また、ベース101には、サブユニット100a(発光モジュール10A)や、ファイバ支持部106a、集光レンズ104,105、コンバイナ108a、遮蔽壁101d(後述)等を冷却する冷媒通路109が設けられている。冷媒通路109では、例えば、冷却液のような冷媒が流れる。冷媒通路109は、例えば、ベース101の各部品の実装面の近く、例えば直下またはその近傍を通り、冷媒通路109の内面および冷媒通路109内の冷媒(不図示)は、冷却対象の部品や部位、すなわち、サブユニット100a(発光モジュール10A)や、ファイバ支持部106a、集光レンズ104,105、コンバイナ108a等と、熱的に接続されている。ベース101を介して冷媒と部品や部位との間で熱交換が行われ、部品が冷却される。なお、冷媒通路109の入口109aおよび出口109bは、一例として、ベース101のY方向の反対方向の端部に設けられているが、他の位置に設けられてもよい。
[サブユニット]
図3は、アレイA1のサブユニット100a1(100a)の構成を示す平面図である。なお、アレイA2のサブユニット100a2は、光学部品の配置およびレーザ光の伝送方向がサブユニット100a1とは逆であるが、サブユニット100a1と同様の構成を有している。
発光モジュール10Aは、チップオンサブマウント30と、当該チップオンサブマウント30を収容したケース20と、を有している。なお、図3において、発光モジュール10Aは、ケース20の内部が透視された状態で描かれている。
ケース20は、直方体状の箱であり、チップオンサブマウント30を収容している。ケース20は、壁部材21と、窓部材22と、を有している。壁部材21は、例えば金属材料で作られている。
また、ケース20は、ベース21aを有している。ベース21aは、Z方向と交差した板状の形状を有している。ベース21aは、例えば、壁部材21の一部(底壁)である。ベース21aは、例えば、無酸素銅のような、熱伝導率が高い金属材料で作られている。無酸素銅は、銅系材料の一例である。なお、ベース21aは、壁部材21とは別に設けられてもよい。
壁部材21のX1方向の端部には、開口部21bが設けられている。開口部21bには、レーザ光Lを透過する窓部材22が取り付けられている。窓部材22は、X1方向と交差しかつ直交している。チップオンサブマウント30からX1方向に出射されたレーザ光Lは、窓部材22を通過して、発光モジュール10Aの外へ出る。レーザ光Lは、発光モジュール10AからX1方向に出射される。
壁部材21(ケース20)を構成する複数の部材(不図示)の境界部分、ならびに壁部材21と窓部材22との間の境界部分などは、気体が通過できないようにシールされている。すなわち、ケース20は、気密封止されている。なお、窓部材22は、壁部材21の一部でもある。
チップオンサブマウント30は、サブマウント31と、発光素子32と、を有している。チップオンサブマウント30は、半導体レーザモジュールとも称されうる。
サブマウント31は、例えば、Z方向と交差するとともに直交した板状の形状を有している。サブマウント31は、例えば、窒化アルミニウムや、セラミック、ガラスのような、熱伝導率が比較的高い絶縁材料で作られうる。サブマウント31上には、発光素子32に電力を供給する電極として、メタライズ層31aが形成されている。
サブマウント31は、ベース21a上に実装されている。発光素子32は、サブマウント31の頂面上に実装されている。すなわち、発光素子32は、サブマウント31を介してベース21a上に実装されるとともに、サブマウント31およびケース20を介して、ベース101上に実装されている。
発光素子32は、例えば、速軸(FA)と遅軸(SA)とを有した半導体レーザ素子である。発光素子32は、X1方向に延びた細長い形状を有している。発光素子32は、X1方向の端部に設けられた出射開口(不図示)から、X1方向に、レーザ光Lを出射する。チップオンサブマウント30は、発光素子32の速軸がZ方向に沿い、かつ遅軸がY方向に沿うよう、実装される。Z方向は速軸方向の一例であり、Y方向は、遅軸方向の一例である。
発光素子32から出射されたレーザ光Lは、レンズ41A、レンズ42A、およびレンズ43Aをこの順に経由し、少なくともZ方向およびY方向でコリメートされる。レンズ41A、レンズ42A、およびレンズ43Aは、いずれもケース20外に設けられている。
本実施形態では、レンズ41A、レンズ42A、およびレンズ43Aは、X1方向にこの順に並んでいる。発光素子32から出射されたレーザ光Lは、レンズ41A、レンズ42A、およびレンズ43Aを、この順に通過する。また、発光素子32から出て、レンズ41A、レンズ42A、およびレンズ43Aを通過し、ミラー103に到達するまでの間、レーザ光Lの光軸は直線状であり、X1方向またはX2方向に沿う。また、この間、レーザ光Lの速軸方向はZ方向に沿い、かつレーザ光Lの遅軸方向はY方向に沿う。
レンズ41Aは、窓部材22からX1方向に僅かに離れるか、あるいは窓部材22に対してX1方向に接している。
レンズ41Aには、窓部材22を通過したレーザ光Lが入射する。レンズ41Aの光学的な機能部分は、例えば、光軸に沿う中心軸Axに対する軸対称形状を有するとともに、中心軸Ax周りの回転体形状を有している。レンズ41Aは、中心軸AxがX1方向に沿うとともにレーザ光Lの光軸と重なるように配置される。レンズ41Aの入射面41aおよび出射面41bは、それぞれ、X1方向に延びた中心軸Ax周りの回転面を有している。出射面41bは、X1方向に凸の凸曲面である。出射面41bは、入射面41aよりも大きく突出している。レンズ41Aは、所謂凸レンズであり、集光レンズとも称されうる。
レンズ41Aを出たレーザ光Lのビーム幅は、X1方向に進むにつれて狭くなる。なお、ビーム幅は、レーザ光のビームプロファイルにおいて、光強度が所定値以上となる領域の幅である。所定値は、例えば、ピークの光強度の1/eである。レンズ41Aは、レーザ光Lを、Z方向、Y方向、およびZ方向とY方向との間の方向において集束するため、レーザ光Lの収差が小さくなるという効果が得られる。
レンズ42Aは、Z方向と交差しかつ直交した平面としての仮想中心面Vc2に対する面対称形状を有している。レンズ42Aの入射面42aおよび出射面42bは、Y方向に沿う母線を有しY方向に延びた柱面を有している。入射面42aは、X1方向の反対方向に凸の凸曲面である。また、出射面42bは、X1方向に凹の凹曲面である。なお、レンズ42Aは、ベース101の面101b0から突出したポスト101gに、接着剤50を介して固定されている。接着剤50は、X1方向(X2方向)において、レンズ42Aとポスト101gとの間に介在している。
レンズ42Aは、レーザ光Lを、Z方向におけるビーム幅Wzcが、レンズ41Aへの入射面41aでのZ方向におけるビーム幅Wzaよりも小さい状態で、Z方向において、すなわち速軸においてコリメートする。レンズ42Aは、Y方向と直交する断面において凹レンズである。レンズ42Aは、コリメートレンズとも称されうる。
また、レンズ42Aは、レンズ41Aによるレーザ光LのZ方向の集束点Pczよりもレンズ41Aの近くに位置されている。仮に、レンズ42Aが、Z方向の集束点Pczよりもレンズ41Aの遠くに位置された場合、レンズ41Aとレンズ42Aとの間のレーザ光Lの光路上に、Z方向の集束点Pczが出現することになる。この場合、エネルギ密度の高いZ方向の集束点Pczにおいて塵芥が集積するなどの不都合が生じる虞がある。この点、本実施形態では、レンズ42AがZ方向の集束点Pczよりもレンズ41Aの近くに位置されているため、レーザ光Lが集束点Pczに到達する前にレンズ42Aによってコリメートされる。すなわち、本実施形態によれば、レーザ光Lの光路上にZ方向の集束点Pczが出現しないため、当該集束点Pczによる不都合が生じるのを、回避することができる。
なお、レーザ光LのY方向における集束点(不図示)は、レンズ41Aとレンズ42Aとの間に出現するが、Y方向における集束点でのエネルギ密度はそれほど高くないため、塵芥の集積のような問題は生じ無い。
発光素子32から出射されレンズ41Aおよびレンズ42Aを経由したレーザ光LのY方向のビーム幅は、X1方向に進むにつれて拡がる。レンズ43Aには、レンズ42Aを経由してY方向において拡がっている先太りのレーザ光Lが入射する。
レンズ43Aの光学的な機能部分は、例えば、Y方向と交差しかつ直交した平面としての仮想中心面に対する面対称形状を有している。レンズ43Aの入射面43aおよび出射面43bは、Z方向に沿う母線を有しZ方向に延びた柱面を有している。入射面43aは、X1方向と直交する平面である。また、出射面43bは、X1方向に凸の凸曲面である。
レンズ43Aは、レーザ光Lを、Y方向において、すなわち遅軸においてコリメートする。レンズ43Aは、Z方向と直交する断面において凸レンズである。レンズ43Aは、コリメートレンズとも称されうる。
[迷光による影響の低減]
図4は、光学装置100Aに含まれる一つのサブユニット100a1(100a)の側面図である。図4に示されるように、レンズ43Aおよびミラー103は、ベース101の各段差101b1(図2参照)の面101b0上に、接着剤50を介して固定されている。面101b0は、Z方向を向くとともに、X1方向およびX2方向、すなわちレーザ光Lの光軸方向(図3参照)に略沿って延びている。また、面101b0は、Y方向にも略沿って延びている。面101b0は、第一面の一例である。
接着剤50は、例えば、光硬化性(電磁波硬化性)の接着剤や、熱硬化性の接着剤、湿度硬化性の接着剤等である。
図4の構成では、レンズ41Aやレンズ42Aにおいて本来のレーザ光の光路から外れた迷光が、レンズ43Aやミラー103を固定する接着剤50に照射されると、接着剤50が劣化する虞がある。その場合、レンズ43Aやミラー103が所期の位置からずれたり所期の姿勢から傾いたりし、これにより、レンズ43Aおよびミラー103を経由するレーザ光が所期の光路から外れ、ひいては、光ファイバ107への光の結合効率が低下する虞がある。
また、接着剤50のレーザ光Lの吸収率は、波長が短いほど高い傾向にある。このため、発光モジュール10Aの出力するレーザ光Lの波長が、550[nm]以下である場合、特に400[nm]以上かつ500[nm]以下である場合には、接着剤50が迷光のエネルギをより吸収しやすくなり、迷光による接着剤50の劣化が生じ易くなる。
そこで、本実施形態では、レンズ43Aおよびミラー103に対してX1方向の後方(X2方向の前方)に、レンズ43Aから離れた位置に、面101b0からZ方向に突出した突起101c1が設けられている。突起101c1は、レンズ41Aやレンズ42Aからのレーザ光の迷光がレンズ43Aおよびミラー103を固定する接着剤50、並びにレンズ43Aおよびミラー103のそれぞれの接着剤50との近接部位に向かうのを、遮ることができる。突起101c1は、遮蔽部の一例である。レンズ41Aは、第一光学部品の一例である。レンズ42Aは、第一光学部品の一例であり、第一コリメートレンズの一例である。レンズ43Aは、第二光学部品の一例であり、第二コリメートレンズの一例である。また、ミラー103は、第二光学部品の一例である。
さらに、本実施形態では、突起101c1の、レンズ43Aおよびミラー103とは反対側となる部位に、レンズ41Aやレンズ42Aからの迷光をベース101やレンズ42A等の光学部品から逸れる方向へ反射する反射面101c2が設けられている。反射面101c2は、突起101c1のX1方向の反対方向(X2方向)の端面であって、X2方向とZ方向との間の方向を向き、Z方向に対してX1方向に傾斜した傾斜面である。反射面101c2により、例えば、迷光が突起101c1で反射してレンズ42Aの接着剤50を劣化させたり、当該迷光の反射光がレンズ42Aひいては発光モジュール10Aに戻ったり、といった不都合な事象が生じるのを抑制することができる。反射面101c2の法線方向は、このような不都合な事象が生じないよう、各光学部品の配置等に応じて適宜に設定される。
また、図1に示されるように、本実施形態では、アレイA1とアレイA2との間に、迷光を遮る遮蔽壁101dが設けられている。遮蔽壁101dは、サブユニット100a1のレンズ41A~43Aおよびミラー103からサブユニット100a2のレンズ41A~43Aおよびミラー103へのX1方向への迷光を遮るとともに、当該サブユニット100a1のレンズ41A~43Aおよびミラー103から逸れる方向に当該迷光を反射する。また、遮蔽壁101dは、サブユニット100a2のレンズ41A~43Aおよびミラー103からサブユニット100a1のレンズ41A~43Aおよびミラー103へのX2方向への迷光を遮るとともに、当該サブユニット100a2のレンズ41A~43Aおよびミラー103から逸れる方向に当該迷光を反射する。
以上、説明したように、本実施形態では、突起101c1は、レンズ41Aやレンズ42A(第一光学部品)で本来のレーザ光の光路を外れた迷光がレンズ43Aおよびミラー103(第二光学部品)、並びにそれらをベース101に固定する接着剤50に向かうのを、遮ることができる。よって、本実施形態によれば、例えば、迷光によって接着剤50が損傷したり、当該迷光が本来のレーザ光と干渉するのを抑制したり、といった迷光に起因した不都合な事象が生じるのを抑制することができる。
[第2実施形態]
図5は、第2実施形態の光学装置100B(100)に含まれるサブユニット100a1(100a)の側面図である。図1,4に示されるサブユニット100aに替えて、図5に示されるサブユニット100aが設けられている点を除き、光学装置100Bは、第1実施形態の光学装置100Aと同様の構成を備えている。本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の構成に基づく同様の効果が得られる。
ただし、図5に示されるように、本実施形態では、ミラー103に対してX1方向の反対方向に突起101c1が設けられている。上記第1実施形態では、レンズ43Aおよびミラー103(第二光学部品)の双方に対応した突起101c1が設けられたが、本実施形態のように、突起101c1は、第二光学部品のそれぞれに対応して設けられてもよい。
[第3実施形態]
図6は、第3実施形態の光学装置100C(100)に含まれるサブユニット100a1(100a)の側面図である。図1,4に示されるサブユニット100aに替えて、図6に示されるサブユニット100aが設けられている点を除き、光学装置100Cは、第1実施形態の光学装置100Aと同様の構成を備えている。本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の構成に基づく同様の効果が得られる。
ただし、図6に示されるように、本実施形態において、ベース101には、突起101c1に替えて凹部101eが設けられており、レンズ43Aおよびミラー103は、当該凹部101eの底面101e1に、接着剤50を介して固定されている。底面101e1は、面101b0と略平行である。すなわち、底面101e1は、Z方向を向くとともに、X1方向およびX2方向、すなわちレーザ光Lの光軸方向(図3参照)に略沿って延びている。また、底面101e1は、Y方向にも略沿って延びている。底面101e1は、第一面の一例であり、底部の一例でもある。
このような凹部101eを形成したことにより、ベース101には、レンズ43Aおよびミラー103に対してX1方向の後方(X2方向の前方)において、底面101e1よりもZ方向に高く突出し、面101b0を頂面とする段差101fが形成される。
本実施形態では、段差101fが、レンズ43Aおよびミラー103に対して、レンズ41Aやレンズ42Aからの迷光を遮る遮蔽部として機能する。よって、本実施形態によっても、例えば、迷光によって接着剤50が損傷したり、当該迷光が本来のレーザ光と干渉するのを抑制したり、といった迷光に起因した不都合な事象が生じるのを抑制することができる。
[第4実施形態]
図7は、第4実施形態の光学装置100D(100)に含まれるサブユニット100a1(100a)の側面図である。図1,4に示されるサブユニット100aに替えて、図6に示されるサブユニット100aが設けられている点を除き、光学装置100Dは、第1実施形態の光学装置100Aと同様の構成を備えている。本実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の構成に基づく同様の効果が得られる。
ただし、図7に示されるように、本実施形態において、ベース101には、段差101f上および底面101e1上に、突起101c1が設けられている。段差101f上の突起101c1は、迷光がレンズ42Bおよび当該レンズ42Bをベース101に固定する接着剤50に向かうのを遮り、底面101e1上の突起は、迷光がミラー103および当該ミラー103をベース101に固定する接着剤50に向かうのを遮る。なお、段差101f上の突起101c1により、迷光がミラー103および当該ミラー103をベース101に固定する接着剤50に向かうのを遮ることができる場合、底面101e1上の突起101c1は不要となる。
本実施形態では、段差101fおよび突起101c1が、レンズ43Aおよびミラー103に対して、レンズ41Aやレンズ42Aからの迷光を遮る遮蔽部として機能する。よって、本実施形態によっても、例えば、迷光によって接着剤50が損傷したり、当該迷光が本来のレーザ光と干渉するのを抑制したり、といった迷光に起因した不都合な事象が生じるのを抑制することができる。この例に限らず、段差101fや、凹部101e、突起101c1は、種々のレイアウトや組み合わせで配置することができる。例えば、ミラー103とレンズ43Aとの間に段差101fが設けられてもよい。
[第5実施形態]
図8は、第5実施形態の光学装置100E(100)の平面図である。光学装置100Eは、サブユニット100aの光学部品の構成が異なる点を除き、第1実施形態の光学装置100A(100)と同様の構成を備えている。
本実施形態では、サブユニット100aは、発光モジュール10E、レンズ42B、レンズ43B、およびミラー103を有している。発光モジュール10Eは、第1実施形態のようなケース20(図3参照)を有さず、チップオンサブマウント30を有している。当該チップオンサブマウント30は、光学装置100Dの収容室内では露出している。レンズ42Bは、発光素子32からのレーザ光を、Z方向において、すなわち速軸においてコリメートする。また、レンズ43Bは、レンズ42Bからのレーザ光を、Y方向において、すなわち遅軸においてコリメートする。
図9は、光学装置100E(100)に含まれるサブユニット100a1(100a)の側面図である。図9に示されるように、本実施形態でも、上記第1~第4実施形態と同様に、レンズ43Bやミラー103に対応して段差101fや、凹部101e、突起101c1を設けることにより、上記第1~第4実施形態と同様の効果が得られる。
[第6実施形態]
図10は、第6実施形態の光学装置100F(100)の平面図である。光学装置100Fは、複数の発光素子32が、互いに異なる波長(λ1,λ2,・・・,λn-1,λn)のレーザ光を出力し、1/2波長板108cを有しない点を除き、上記第5実施形態の光学装置100Eと同様の構成を備えている。複数の波長の間隔は、例えば、中心波長間で、5[nm]~20[nm]である。また、ここで合成される光には、青色のレーザ光が含まれてもよい。
第6実施形態の光学装置100Fにおいても、レンズ43Bやミラー103に対応して段差101fや、凹部101e、突起101c1を設けることにより、上記第1~第5実施形態と同様の効果が得られる。
[第7実施形態]
[光源装置]
図11は、上記第1~第6実施形態のいずれかの光学装置100(発光装置)が実装された第7実施形態の光源装置110の構成図である。光源装置110は、励起光源として、複数の光学装置100を備えている。複数の光学装置100から出力されたレーザ光は、光ファイバ107を介して光結合部としてのコンバイナ90に伝送される。光ファイバ107の出力端は、複数入力1出力のコンバイナ90の複数の入力ポートにそれぞれ結合されている。なお、光源装置110は、複数の光学装置100を有するものに限定されるものではなく、少なくとも1つの光学装置100を有していればよい。
本実施形態の光源装置110によれば、上記第1~第6実施形態の光学装置100を備えていることにより、上記第1~第6実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態が例示されたが、上記実施形態は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。また、各構成や、形状、等のスペック(構造や、種類、方向、型式、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
例えば、光学部品は、実施形態に開示されたものには限定されず、例えば、プリズムや回折光学素子のような、光を反射、屈折、または回折させる他の光学素子であってもよい。なお、回折光学素子は、例えば、周期の異なる複数の回折格子を複合して一体に構成したものである。
また、第一光学部品は、コリメートレンズ以外の光学部品であってもよいし、第二光学部品は、コリメートレンズやミラー以外の光学部品であってもよい。
また、サブユニットや、発光モジュール、各光学部品、突出部、遮蔽部等の、構成や、配置、組み合わせは、上記実施形態には限定されない。また、迷光の進行方向も、上述した方向には限定されない。
また、上記実施形態では、反射面は、平面状の形状を有しているが、これには限定されず、反射面は、例えば、凸曲面状の部位を含む形状のような、種々の形状を有することができる。
10A,10E…発光モジュール
20…ケース
21…壁部材
21a…ベース
21b…開口部
22…窓部材
30…チップオンサブマウント
31…サブマウント
31a…メタライズ層
32…発光素子
41A…レンズ(光学部品、第一光学部品)
41a…入射面
41b…出射面
42A,42B…レンズ(光学部品、第一光学部品、第一コリメートレンズ)
42a…入射面
42b…出射面
43A,43B…レンズ(光学部品、第二光学部品、第二コリメートレンズ)
43a…入射面
43b…出射面
50…接着剤
90…コンバイナ
100,100A~100F…光学装置
100a,100a1,100a2…サブユニット
101…ベース
101b…表面
101b1…段差(遮蔽部)
101b0…面
101c1…突起(遮蔽部)
101c2…反射面
101d…遮蔽壁
101e…凹部
101e1…底面(第一面、底部)
101f…段差
101g…ポスト
103…ミラー(光学部品、第二光学部品)
104,105…集光レンズ(光学部品)
106a…ファイバ支持部
107…光ファイバ
108…光合成部
108a…コンバイナ(光学部品)
108b…ミラー(光学部品)
108c…1/2波長板(光学部品)
109…冷媒通路
109a…入口
109b…出口
110…光源装置
Ax…中心軸
A1,A2…アレイ
L…レーザ光
Pcz…集束点
Vc2…仮想中心面
Wza…(Z方向における)ビーム幅
Wzc…(Z方向におけるコリメートされた)ビーム幅
X1…方向(第一方向)
X2…方向(第一方向)
Y…方向
Z…方向

Claims (16)

  1. ベースと、
    前記ベース上に設けられ、レーザ光を出力する発光素子と、
    前記ベース上に設けられ、前記発光素子から出力されたレーザ光を光ファイバに伝送し当該光ファイバに結合する複数の光学部品と、
    前記光学部品としての第一光学部品と、
    前記第一光学部品を経由したレーザ光が経由する前記光学部品としての第二光学部品と、
    前記第一光学部品からのレーザ光の迷光が前記第二光学部品に向かうのを遮る遮蔽部と、
    を備えた、光学装置。
  2. 前記第二光学部品は、前記ベースに接着剤を介して固定され、
    前記遮蔽部は、前記迷光が前記接着剤に向かうのを遮る、請求項1に記載の光学装置。
  3. 前記第一光学部品から前記第二光学部品へ向かう迷光ではない本来のレーザ光の光軸は、第一方向に沿い、
    前記第二光学部品は、前記ベースの前記第一方向に略沿う第一面に接着剤を介して固定された、請求項2に記載の光学装置。
  4. 前記発光素子は、550[nm]以下の波長のレーザ光を出力する、請求項1~3のうちいずれか一つに記載の光学装置。
  5. 前記発光素子は、400[nm]以上かつ500[nm]以下の波長のレーザ光を出力する、請求項4に記載の光学装置。
  6. 前記第一光学部品は第一コリメートレンズである、請求項1~5のうちいずれか一つに記載の光学装置。
  7. 前記第一コリメートレンズはレーザ光を速軸方向にコリメートする、請求項6に記載の光学装置。
  8. 前記第二光学部品は第二コリメートレンズである、請求項1~7のうちいずれか一つに記載の光学装置。
  9. 前記第二コリメートレンズはレーザ光を遅軸方向にコリメートする、請求項8に記載の光学装置。
  10. 前記第二光学部品は前記第二コリメートレンズを経由したレーザ光を反射するミラーである、請求項8または9に記載の光学装置。
  11. 前記遮蔽部として、前記ベース上に突出した突起を備えた、請求項1~10のうちいずれか一つに記載の光学装置。
  12. 前記突起は、前記迷光を前記ベースまたは前記光学部品から逸れる方向に反射する反射面を有した、請求項11に記載の光学装置。
  13. 前記第二光学部品は、前記ベースに設けられた凹部の底部上に設けられ、
    前記遮蔽部として、前記底部よりも前記第一光学部品の近くに位置し前記底部よりも高い段差を備えた、請求項1~12のうちいずれか一つに記載の光学装置。
  14. 前記第二光学部品として、複数の第二光学部品を備え、
    前記遮蔽部として、前記第二光学部品のそれぞれに対応して設けられた遮蔽部を備えた、請求項1~13のうちいずれか一つに記載の光学装置。
  15. 前記第二光学部品として、複数の第二光学部品を備え、
    前記遮蔽部として、前記複数の第二光学部品に対応して設けられた遮蔽部を備えた、請求項1~14のうちいずれか一つに記載の光学装置。
  16. 請求項1~15のうちいずれか一つに記載の光学装置を備えた、光源装置。
JP2022014713A 2022-02-02 2022-02-02 光学装置および光源装置 Pending JP2023112789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022014713A JP2023112789A (ja) 2022-02-02 2022-02-02 光学装置および光源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022014713A JP2023112789A (ja) 2022-02-02 2022-02-02 光学装置および光源装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023112789A true JP2023112789A (ja) 2023-08-15

Family

ID=87565604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022014713A Pending JP2023112789A (ja) 2022-02-02 2022-02-02 光学装置および光源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023112789A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9318876B1 (en) Arrangement of multiple diode laser module and method for operating the same
US20230375791A1 (en) Optical apparatus, light source apparatus, and optical fiber laser
JP6502409B2 (ja) 光モジュール
CN111468825B (zh) 光源组件
US10630041B2 (en) Beam offset plate for optically offsetting one or more laser beams
US20220294174A1 (en) Light emitting apparatus, light source unit, light source apparatus, and optical fiber laser
JPWO2004100331A1 (ja) 半導体レーザ装置
US10359584B2 (en) Light source device
EP1955421A2 (en) Optical projection system and method for a cooled light source
US20240019709A1 (en) Optical apparatus
JP7212274B2 (ja) 光源装置、ダイレクトダイオードレーザ装置
JP2023112789A (ja) 光学装置および光源装置
JP2007248581A (ja) レーザーモジュール
JP7269201B2 (ja) 発光装置、光源装置、および光ファイバレーザ
WO2023189268A1 (ja) 発光装置および光源装置
WO2023033083A1 (ja) 光学装置、光源装置、および光ファイバレーザ
WO2023112993A1 (ja) 光学装置および光学装置の製造方法
CN218513862U (zh) 光学装置、光源装置以及光纤激光器
JP7507432B2 (ja) 光学デバイス及び熱加工機
WO2024180970A1 (ja) 光学装置
JP2022173880A (ja) Ldモジュール、光学デバイス及び熱加工機
WO2021049509A1 (ja) 半導体レーザ装置
JP2022071757A (ja) 半導体レーザモジュール
JP2024053203A (ja) レーザ発振器及びそれを用いたレーザ加工装置
JP2022071758A (ja) 半導体レーザモジュール