JP2023112445A - ロータコア - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付け工数が低減可能であるロータコアを提供すること。【解決手段】ロータコア60は、回転体61と、コア本体62と、を備えている。コア本体62は、周方向Cにおいて並ぶように配置されている複数の分割コア62aを有している。回転体61は、全ての分割コア62aよりも径方向Bの内側に配置されている。周方向Cにおいて隣り合う分割コア62a同士は、接触している。嵌合凸部63と嵌合凹部61aとが締り嵌めされた嵌合構造Ms1により、全ての分割コア62aの各々と回転体61とが径方向Bに固定されている。【選択図】図3

Description

本発明は、ロータコアに関する。
特許文献1には、回転電機のロータに適用されるロータコアが記載されている。
上記のロータコアは、環状のコア片を複数枚積層して形成されている。各コア片は、扇形状をなす複数の分割片から構成されている。コア片の周方向に隣接する分割片の対向接合面には、凹凸の嵌合部が設けられている。凹凸の嵌合部は焼き嵌めによって嵌合されている。この嵌合により複数の分割片が一体化されて環状のコア片が構成されている。
特開2012-19623号公報
上記のロータコアにおいて、各コア片の製造のために、隣接する分割片同士を焼き嵌めする際は、分割片を1つずつ温める必要があるため、組み付け工数が多くなる虞がある。よって、組み付け工数を低減可能なロータコアが要求されている。
上記課題を解決するロータコアは、回転軸とともに回転するロータコアであって、回転体と、コア本体と、を備え、前記回転軸の軸線に直交する方向を径方向とし、前記回転軸の軸線を中心として描く円が延びる方向を周方向とすると、前記コア本体は、前記周方向に並ぶ複数の分割コアを有しており、前記回転体は、全ての前記分割コアよりも前記径方向の内側に配置されており、前記周方向において隣り合う前記分割コア同士は、接触しており、全ての前記分割コア及び前記回転体のうちいずれか1つを第1連結体とし、全ての前記分割コア及び前記回転体のうち残りの1つを第2連結体とすると、前記第1連結体から前記第2連結体に向けて前記径方向に突出する嵌合凸部と、前記第2連結体に設けられており、前記嵌合凸部の各々が嵌合される嵌合凹部とが締り嵌めされた嵌合構造により、全ての前記分割コアの各々と前記回転体とが前記径方向に固定されている。
上記構成によれば、第1連結体を分割コアとすると、分割コアに嵌合凸部が設けられる。第2連結体を回転体とすると、回転体に嵌合凹部が設けられる。ロータコアを製造する場合、回転体の温度を上げて膨張した嵌合凹部に対して分割コアの嵌合凸部を挿入した後に回転体の温度を下げることによって、嵌合凸部と嵌合凹部とが焼き嵌めされた嵌合構造が構成される。このため、全ての分割コアと回転体とが焼き嵌めにより固定されている。よって、温度を高めた回転体に対して全ての分割コアを一括で連結させることが可能である。
また、第1連結体を回転体とすると、回転体に嵌合凸部が設けられる。第2連結体を分割コアとすると、分割コアに嵌合凹部が設けられる。ロータコアを製造する場合、回転体の温度を下げて収縮した嵌合凸部を分割コアの嵌合凹部に挿入した後に回転体の温度を上げることによって、嵌合凸部と嵌合凹部とが冷やし嵌めされた嵌合構造が構成される。このため、全ての分割コアと回転体とが冷やし嵌めにより固定されている。よって、全ての分割コアの嵌合凹部に対して温度を低くした回転体の嵌合凸部を一括で連結させることが可能である。
さらに、嵌合凸部を嵌合凹部に圧入する場合であっても、全ての分割コアを1つの回転体に対して一括で連結させることが可能である。したがって、複数の分割コアを回転体に対して一括で連結させることが可能であるため、ロータコアの組み付け工数を低減可能である。
上記課題を解決するロータコアは、回転軸とともに回転するロータコアであって、回転体と、コア本体と、を備え、前記回転軸の軸線に直交する方向を径方向とし、前記回転軸の軸線を中心として描く円が延びる方向を周方向とすると、前記コア本体は、前記周方向に並ぶ複数の分割コアを有しており、前記回転体は、全ての前記分割コアよりも前記径方向の内側に配置されており、前記周方向において隣り合う前記分割コア同士は、接触しており、全ての前記分割コア及び前記回転体のうちいずれか1つを第1連結体とし、全ての前記分割コア及び前記回転体のうち残りの1つを第2連結体とすると、前記第1連結体から前記第2連結体に向けて前記径方向に突出する嵌合凸部と、前記第2連結体に設けられており、前記嵌合凸部の各々が隙間嵌めされる嵌合凹部と、前記嵌合凸部と前記嵌合凹部との間に設けられており、接着剤により形成された接着層とにより構成された嵌合構造により、全ての前記分割コアの各々と前記回転体とが前記径方向に固定されている。
上記構成によれば、全ての嵌合凸部の各々を接着剤とともに嵌合凹部に一括で嵌合した後、接着剤が乾燥して接着層となった段階で嵌合構造が構成される。このため、全ての分割コアと回転体とが接着層により固定されている。よって、回転体に対して全ての分割コアを一括で連結させることが可能である。したがって、ロータコアの組み付け工数を低減可能である。
上記のロータコアにおいて、前記回転体は、前記回転軸と別体であるとよい。
上記構成によれば、回転軸と回転体とが別体である。すなわち、回転体に嵌合凹部又は嵌合凸部を設けるとき、回転体から回転軸を外した状態とすれば、回転体に嵌合凹部又は嵌合凸部を設けるときに回転軸が干渉しない。また、回転体に嵌合凹部又は嵌合凸部を設けるときに回転軸を避けることを意識する必要がなくなる。よって、回転体が回転軸と一体的に形成される場合と比較して、嵌合凹部又は嵌合凸部を回転体に設けるための時間が短縮される。したがって、ロータコアの製造効率が向上する。
上記課題を解決するロータコアは、回転軸とともに回転するロータコアであって、前記回転軸と別体であり、樹脂材料により形成された回転体と、コア本体と、を備え、前記回転軸の軸線に直交する方向を径方向とし、前記回転軸の軸線を中心として描く円が延びる方向を周方向とすると、前記コア本体は、前記周方向に並ぶ複数の分割コアを有しており、前記回転体は、全ての前記分割コアよりも前記径方向の内側に配置されており、前記周方向において隣り合う前記分割コア同士は、接触しており、全ての前記分割コア及び前記回転体のうちいずれか1つを第1連結体とし、全ての前記分割コア及び前記回転体のうち残りの1つを第2連結体とすると、前記第1連結体から前記第2連結体に向けて前記径方向に突出する嵌合凸部と、前記第2連結体に設けられており、前記嵌合凸部の各々が嵌合される嵌合凹部との嵌合により、全ての前記分割コアの各々と前記回転体とが前記径方向に固定されている。
上記構成によれば、嵌合凹部又は嵌合凸部が設けられた全ての分割コアを周方向に並ばせた後、溶融した樹脂材料を採用して回転体を構成する。このため、分割コアに嵌合凹部が設けられている場合には、溶融した樹脂材料が嵌合凹部に入り込む。分割コアに嵌合凸部が設けられている場合には、溶融した樹脂材料が嵌合凸部を覆う。これにより、全ての分割コアを一括して回転体に連結させることが可能である。したがって、ロータコアの組み付け工数を低減可能である。
この発明によれば、ロータコアの組み付け工数を低減可能である。
回転電機の断面図である。 回転電機のロータの第1実施形態を示した斜視図である。 図2の3-3線で切断したときの断面図である。 ロータコアの第2実施形態を示した断面図である。 ロータコアの第3実施形態における回転体を成形する前の状態を示した断面図である。 ロータコアの第3実施形態を示した断面図である。 ロータコアの変更例を示した断面図である。
以下、ロータコアを具体化した第1実施形態を図1~図3にしたがって説明する。なお、ロータコアの構成の説明の前に、本実施形態のロータコアが適用される回転電機の構成を先に説明する。
[第1実施形態]
<回転電機の構成>
図1に示すように、回転電機10は、ハウジング20と、ステータ30と、回転軸40と、ロータ50とを備えている。ステータ30は、筒状のステータコア31と、コイル32とを備えている。ステータコア31は、ハウジング20の内面に固定されている。コイル32は、ステータコア31に巻回されている。コイル32は、ステータコア31の両端から突出するコイルエンド32aを有している。
回転軸40は、ステータコア31を貫通している。回転軸40は、図示しない軸受によりハウジング20に回転可能に支持されている。ロータ50は、回転軸40に設けられている。ロータ50は、ステータコア31の内側に配置されている。回転電機10において、コイル32に通電されるとステータ30に回転磁界が発生する。回転電機10において、ステータ30の回転磁界に起因してロータ50が回転する。ロータ50の回転に伴い、回転軸40が回転する。なお、以下の説明において、回転軸40の軸線mが延びる方向を軸方向Aとする。回転軸40の軸線mに直交する方向を径方向Bとする。回転軸40の軸線mを中心として描く円が延びる方向を周方向Cとする。
<ロータの構成>
図2に示すように、ロータ50は、筒状のロータコア60と、複数の永久磁石70とを有している。ロータコア60は、回転軸40とともに回転する。全ての永久磁石70は、ロータコア60に埋め込まれている。ロータ50は、全ての永久磁石70がロータコア60に埋め込まれた構造を有するロータである。
<ロータコアの構成>
図2及び図3に示すように、ロータコア60は、回転体61と、コア本体62とを備えている。回転体61は、1つの筒状の部材である。回転体61は、挿通孔H1を有している。挿通孔H1には、回転軸40が挿通される。回転体61は、回転軸40とは別体である。回転体61は、外周面Psを有している。なお、回転体61は、例えば磁性材料により形成されている。
回転体61には、8つの嵌合凹部61aが設けられている。回転体61は、嵌合凹部61aを形成する面を有している。8つの嵌合凹部61aは、周方向Cにおいて等間隔に配置されている。各嵌合凹部61aは、回転体61の軸方向Aの全長に亘って設けられている。各嵌合凹部61aは、回転体61の外周面Ps及び軸方向Aの両端面に開口している。軸方向Aで回転体61を見たとき、各嵌合凹部61aの周方向Cにおける幅は、径方向Bで嵌合凹部61aの底から外周面Psに向かうほど徐々に小さくなる。
図2に示すように、コア本体62は、複数の分割コア62aを有している。複数の分割コア62aは、回転体61の外周面Psに周方向Cに並んでいる。すなわち、回転体61は、全ての分割コア62aよりも径方向Bの内側に配置されている。本実施形態において、分割コア62aは、8つ採用されている。
各分割コア62aは、扇形状のコア片Pを軸方向Aに積層することにより構成されている。コア片Pは、第1縁部P1と、第2縁部P2とを有している。径方向Bにおいて、第1縁部P1は、第2縁部P2よりも外側に位置している。第1縁部P1及び第2縁部P2の各々は、同心円に沿った円弧状をなしている。本実施形態において、第1縁部P1及び第2縁部P2の各々は、同心円のうち45度分の円弧である。同心円の中心を軸線mに一致させた状態において、第1縁部P1の周方向Cの長さは、第2縁部P2の周方向Cの長さよりも長い。コア片Pは、第1縁部P1と第2縁部P2とを接続する一対の第3縁部P3を有している。一対の第3縁部P3は、直線状である。
コア片Pは、コア片Pから回転体61に向けて径方向Bに突出する突出片Opを有している。突出片Opは、第2縁部P2から突出している。軸方向Aでコア本体62を見たとき、突出片Opの周方向Cにおける幅は、径方向Bで分割コア62aから回転体61に向かうほど徐々に小さくなる。軸方向Aでコア本体62を見たとき、突出片Opの周方向Cにおける幅のうち最も小さい幅は、第2縁部P2の周方向Cの長さよりも小さい。軸方向Aでロータコア60を見たとき、突出片Opの形状と嵌合凹部61aの形状とは同じである。なお、コア片Pは、磁性材料により形成されている電磁鋼板である。
各分割コア62aは、第1面S1と、第2面S2と、一対の第3面S3とを有している。第1面S1は、軸方向Aに複数の第1縁部P1が積層されることにより構成されている。第1面S1は、円弧面である。第2面S2は、軸方向Aに複数の第2縁部P2が積層されることにより構成されている。第2面S2は、周方向Cで嵌合凸部63を挟む位置に配置されている。一対の第3面S3の一方は、軸方向Aに一対の第3縁部P3の一方が複数積層されることにより構成され、一対の第3面S3の他方は、軸方向Aに一対の第3縁部P3の他方が複数積層されることにより構成されている。一対の第3面S3は、第1面S1と第2面S2とを接続している。
各分割コア62aは、嵌合凸部63を有している。嵌合凸部63は、分割コア62aから回転体61に向けて径方向Bに突出している。嵌合凸部63は、軸方向Aに複数の突出片Opが積層されることにより構成されている。嵌合凸部63は、分割コア62aの軸方向Aの全長に亘って設けられている。
図3に示すように、軸方向Aでコア本体62を見たとき、嵌合凸部63の周方向Cにおける幅は、径方向Bで分割コア62aから回転体61に向かうほど徐々に小さくなる。
図2及び図3に示すように、各分割コア62aは、永久磁石70を収容する収容孔H2を有している。本実施形態において、永久磁石70は、16個採用されている。本実施形態において、各分割コア62aは、2つの収容孔H2を有している。各収容孔H2は、分割コア62aの嵌合凸部63に重ならないように配置されている。各収容孔H2の一方は、一対の第3面S3の一方に隣り合うように配置されており、各収容孔H2の他方は、一対の第3面S3の他方に隣り合うように配置されている。各収容孔H2は、分割コア62aを軸方向Aに貫通している。各収容孔H2には、永久磁石70が収容されている。各永久磁石70は、周方向Cにおいてロータ50に異なる磁極が交互に配置されるように着磁されている。
図3に示すように、周方向Cにおいて隣り合う第3面S3同士は、接触している。すなわち、周方向Cにおいて隣り合う分割コア62a同士は、接触している。全ての第1面S1により1つの円筒面S4が形成される。円筒面S4は、ロータコア60の外面60aである。周方向Cにおいて隣り合う第2面S2は、周方向Cにおいて滑らかに連続しており、1つの円弧面S5を形成している。
<嵌合構造>
図3に示すように、ロータコア60は、嵌合構造Ms1を備えている。嵌合構造Ms1は、各分割コア62aに設けられた嵌合凸部63と、回転体61に設けられた各嵌合凹部61aとが締り嵌めされることにより構成されている。全ての分割コア62aの各々と回転体61とは、嵌合構造Ms1により径方向Bに固定されている。嵌合構造Ms1において、嵌合凸部63の周方向Cの側面と、嵌合凹部61aを形成する面とが接触している。
本実施形態において、嵌合構造Ms1は、嵌合凸部63と嵌合凹部61aとが焼き嵌めされた構造である。具体的には、回転体61の温度を上げて膨張した嵌合凹部61aに対して分割コア62aの嵌合凸部63を嵌め込んだ後に回転体61の温度を下げることによって、嵌合凸部63と嵌合凹部61aとが焼き嵌めされる。
回転体61の外周面Psと、隣り合う分割コア62aにより形成された円弧面S5とは互いに径方向Bで接触している。よって、全ての分割コア62aは、回転体61の外周面Psに沿って接触している。なお、全ての分割コア62a及び回転体61のうちいずれか1つを第1連結体とすると、本実施形態の分割コア62aが第1連結体である。全ての分割コア62a及び回転体61のうち残りの1つを第2連結体とすると、本実施形態の回転体61が第2連結体である。
<分割コア及び回転体の各々の厚さ>
図3に示すように、分割コア62aの厚さT1は、径方向Bにおいて、第1面S1と第2面S2との間の距離である。分割コア62aの厚さT1は、ロータ50の永久磁石70により発生する磁束Mfが回転体61を通過しない最低限の大きさとなっている。すなわち、ロータ50の磁束Mfは、円弧面S5及び外周面Psよりも回転体61側に入り込むことがない。
回転体61の厚さT2は、径方向Bにおいて、挿通孔H1を形成する円筒面と外周面Psとの間の距離である。回転体の厚さT3は、径方向Bにおいて、挿通孔H1を形成する円筒面と嵌合凹部61aの底との間の距離である。回転軸40とともにロータコア60が回転したとき、嵌合凸部63が嵌合凹部61aに引っかかる。このため、各分割コア62aから回転体61に応力が作用する。厚さT2,T3は、ロータコア60が回転したときに回転体61に作用する応力に耐えることができる最低限の大きさとなっている。
<本実施形態の作用>
本実施形態の作用を説明する。
本実施形態のロータコア60は、回転体61に嵌合凹部61aが設けられており、且つ分割コア62aに嵌合凸部63が設けられている。回転体61の温度を上げて膨張した嵌合凹部61aに対して分割コア62aの嵌合凸部63を嵌め込んだ後に回転体61の温度を下げることによって、嵌合凸部63と嵌合凹部61aとが焼き嵌めされた嵌合構造Ms1が構成される。このため、全ての分割コア62aの各々と回転体61とが焼き嵌めにより固定されている。よって、温度を高めた回転体61に対して全ての分割コア62aが一括で連結される。
<本実施形態の効果>
本実施形態の効果を説明する。
(1-1)嵌合構造Ms1により温度を高めた回転体61に対して全ての分割コア62aを一括で連結させることが可能となる。したがって、複数の分割コア62aを回転体61に対して一括で連結させることが可能であるため、ロータコア60の組み付け工数を低減可能である。
(1-2)回転軸40と回転体61とが別体である。回転体61から回転軸40を外した状態とすれば、回転体61に嵌合凹部61aを設けるときに回転軸40が干渉しない。また、回転体61に嵌合凹部61aを設けるときに回転軸40を避けることを意識する必要がなくなる。よって、回転体61が回転軸40と一体的に形成される場合と比較して、嵌合凹部61aを回転体61に設けるための時間が短縮される。したがって、ロータコア60の製造効率が向上する。
(1-3)嵌合凸部63が嵌合凹部61aに締り嵌めされていることから、嵌合凸部63及び嵌合凹部61aを形成する面には、残留応力が作用している。嵌合凸部63及び嵌合凹部61aを形成する面に残留応力が作用している状態で、嵌合構造Ms1に磁束Mfが入り込むと、ロータコア60の鉄損が増加する虞がある。しかし、本実施形態では、分割コア62aの厚さT1によって嵌合凸部63及び嵌合凹部61aを形成する面に磁束Mfが入り込まない。したがって、ロータコア60の鉄損を抑制できる。
(1-4)嵌合凹部61aが各分割コア62aに設けられ、且つ嵌合凸部63が回転体61に設けられた場合と比較すると、嵌合構造Ms1が径方向Bにおいてロータコア60の外面60aからより遠い位置に配置できる。このため、焼き嵌めによる残留応力が発生する嵌合凸部63及び嵌合凹部61aを形成する面に対して磁束Mfが入り込みにくい。よって、ロータコア60の鉄損を抑制できる。
(1-5)一般的にロータコアは、1枚の環状の電磁鋼板を軸方向Aに積層することにより構成される。しかし、このように構成した場合、1枚の電磁鋼板のうち径方向Bの内側に磁束Mfが通過しない領域が必要以上に大きく形成されることが考えられる。これにより、一般的なロータコアは大型化する虞がある。
その点、本実施形態では、分割コア62aと回転体61とを径方向Bにおいて別の構成として構成している。そして、分割コア62aの厚さT1、及び回転体61の厚さT2,T3をロータ50の磁気性能及びロータコア60の耐久性を必要最低限実現できる程度に設定している。したがって、ロータコア60の厚さT1,T2,T3によってロータコア60の大型化を抑制できる。
(1-6)分割コア62aの厚さT1、及び回転体61の厚さT2,T3をロータ50の磁気性能及びロータコア60の耐久性を必要最低限実現できる程度に設定している。このため、ロータコア60を構成するための磁性材料を少なくすることができる。よって、ロータコア60の製造における歩留まりを向上させることができる。
(1-7)全ての分割コア62aを軸方向Aで挟み込むように一対のサイドコアプレートを採用することにより全ての分割コア62aの周方向Cにおける位置を固定する手法がある。この手法を採用する場合、一対のサイドコアプレートの各々は、1枚の電磁鋼板により構成されていることが好ましい。しかし、一対のサイドコアプレートをロータコアの構成として採用すると、ロータコアの製造における歩留まりが低下する。
本実施形態では、一対のサイドコアプレートを採用しなくても、全ての分割コア62aの各々を嵌合構造Ms1により回転体61に固定することができる。よって、一対のサイドコアプレートを備えるロータコアと比較して、ロータコア60の製造における歩留まりが向上する。
(1-8)分割コア62aから嵌合凸部63を省略し、且つ分割コア62aを扇形状とするとともに、回転体61から嵌合凹部61aを省略し、且つ回転体61を円筒状とする。このようなロータコアは、複数の分割コア62aを回転軸40に対して位置決めするために円筒面S4を覆う環状の金属製のリング部材を備える必要がある。リング部材を備えたロータコアにおいて、リング部材に磁束Mfが入り込むことによりリング部材に渦電流が流れる。よって、ロータコアの渦電流損が大きくなる。
本実施形態では、リング部材を採用しなくても嵌合構造Ms1により全ての分割コア62aの各々と回転体61とが固定されている。リング部材を採用したロータコアと比較して、ロータコア60の渦電流損が抑制できる。また、ロータコア60の回転体61には磁束Mfが入り込まないため、ロータコア60の渦電流損をより抑制できる。
(1-9)上述したリング部材に渦電流が流れると、リング部材の温度が高くなる。すると、永久磁石70が熱減磁する虞がある。しかし、本実施形態では、リング部材を採用しなくても嵌合構造Ms1により全ての分割コア62aの各々と回転体61とが固定されている。よって、リング部材を採用したロータコアと比較して、ロータコア60に設けられる永久磁石70の熱減磁も抑制できる。
(1-10)上述したリング部材を採用しつつ永久磁石が埋め込まれたロータコアを備えるロータと、本実施形態のロータ50とを同じ外径で比較する。リング部材が採用されたロータの永久磁石とステータ30との距離は、本実施形態のロータ50の永久磁石70とステータ30との距離よりも大きくなる。よって、本実施形態のロータ50が発生させるトルクは、リング部材を採用したロータが発生させるトルクよりも大きくなる。よって、リング部材を採用しつつ永久磁石が埋め込まれたロータコアを備えるロータと比較して、本実施形態のロータ50は、トルクが低減しにくい。
(1-11)回転体61の外周面Psに沿って、隣り合う分割コア62aにより形成された円弧面S5が延びている。このため、嵌合凸部63と嵌合凹部61aとを焼き嵌めするとき、嵌合凸部63を嵌合凹部61aの内部に入り込ませた状態で、円弧面S5を外周面Psに押し付けておくことができる。すなわち、回転体61の温度が下がるまで各分割コア62aを回転体61に対して保持しやすくなる。よって、回転体61に対する各分割コア62aの組み付け精度が向上する。
そして、各分割コア62aが回転体61に精度良く組み付けされた結果、各分割コア62aの円筒度を確保することができる。よって、ロータコア60が回転軸40とともに回転したとき、ロータ50が軸線mに対してぶれにくくなるため、ロータ50の振動特性が向上する。
[第2実施形態]
以下、ロータコアを具体化した第2実施形態を図4にしたがって説明する。なお、説明の便宜上、第1実施形態と同じ構成については同一の符号を付し、詳細な説明を割愛する。
<ロータコアの構成>
図4に示すように、ロータコア60は、嵌合構造Ms2を備えている。嵌合構造Ms2は、各分割コア62aに設けられた嵌合凸部63と、各嵌合凹部61aと、接着層64とにより構成されている。嵌合凸部63は、嵌合凹部61aに隙間嵌めされている。接着層64は、接着剤により形成されている。接着層64は、嵌合凸部63の周方向Cの側面と嵌合凹部61aを形成する面との間に設けられている。全ての分割コア62aの各々と回転体61とは、嵌合構造Ms2により径方向Bに固定されている。なお、本実施形態においても分割コア62aが第1連結体である。本実施形態においても回転体61が第2連結体である。
<本実施形態の作用>
本実施形態の作用を説明する。
本実施形態において、全ての嵌合凸部63の各々を接着剤とともに嵌合凹部61aに一括で嵌合した後、接着剤が乾燥して接着層64となった段階で嵌合構造Ms2が構成される。このため、全ての分割コア62aの各々と回転体61とが接着層64により固定されている。よって、回転体61に対して全ての分割コア62aを一括で連結させることが可能となる。
<本実施形態の効果>
本実施形態は、基本的に第1実施形態と同様の効果を奏するとともに以下の効果を得る。
(2-1)全ての分割コア62aと回転体61とを接着層64により一括で連結させることが可能となる。したがって、ロータコア60の組み付け工数を低減可能である。
(2-2)回転体61の外周面Psに沿って、隣り合う分割コア62aにより形成された円弧面S5が延びている。このため、嵌合凸部63と嵌合凹部61aとを接着剤で固定するとき、接着剤が乾燥するまで円弧面S5を外周面Psに押し付けておくことができる。すなわち、接着剤が乾燥するまで各分割コア62aを回転体61に対して保持しやすくなる。よって、回転体61に対する各分割コア62aの組み付け精度が向上する。
[第3実施形態]
以下、ロータコアを具体化した第3実施形態を図5及び図6にしたがって説明する。なお、説明の便宜上、第1実施形態と同じ構成については同一の符号を付し、詳細な説明を割愛する。
<ロータコアの構成>
図6に示すように、ロータコア60の回転体61は、樹脂材料により形成されている。
<ロータコアの製造方法>
図5及び図6に示すように、ロータコア60の製造方法は、位置決め工程Pr1と、樹脂注入工程Pr2と、を有している。
図5に示すように、位置決め工程Pr1は、回転軸40とコア本体62とを径方向Bにおいて所定の隙間をおいて配置する工程である。位置決め工程Pr1は、周方向Cにおいて隣り合う分割コア62aの第3面S3同士を接触させた状態を維持する工程である。
図6に示すように、樹脂注入工程Pr2は、位置決め工程Pr1の後に実行する工程である。樹脂注入工程Pr2は、回転軸40とコア本体62との間の所定の隙間に溶融した樹脂材料を注入する工程である。樹脂注入工程Pr2において、溶融した樹脂材料を注入すると、溶融した樹脂材料が各嵌合凸部63を周方向Cにおいて覆う。樹脂注入工程Pr2において、溶融した樹脂材料を注入すると、溶融した樹脂材料が回転軸40の外周面を周方向Cにおいて覆う。なお、樹脂注入工程Pr2では、回転軸40とコア本体62との間の所定の隙間以外に溶融した樹脂材料が漏れ出ないようにする治具等を使用する。
樹脂注入工程Pr2が完了した後、溶融した樹脂材料を十分に冷却すると、樹脂材料が硬化することにより回転体61が形成される。溶融した樹脂材料を十分に冷却すると、ロータコア60が完成する。
本実施形態の回転体61も回転軸40と別体である。本実施形態の回転体61も回転軸40が挿通される挿通孔H1が形成される。本実施形態の回転体61には、第1実施形態と同様の嵌合凹部61aが形成される。全ての分割コア62aの各々と回転体61とは、嵌合凸部63と嵌合凹部61aとの嵌合により径方向Bに固定されている。なお、本実施形態においても分割コア62aが第1連結体である。本実施形態においても回転体61が第2連結体である。
<本実施形態の作用>
本実施形態の作用を説明する。
本実施形態において、嵌合凸部63が設けられた全ての分割コア62aを周方向Cに並ばせた後、溶融した樹脂材料を採用して回転体61を構成する。このため、分割コア62aの嵌合凸部63を溶融した樹脂材料が覆う。これにより、全ての分割コア62aを一括して回転体61に連結させることが可能となる。
<本実施形態の効果>
本実施形態は、基本的に第1実施形態と同様の効果を奏するとともに以下の効果を得る。
(3-1)溶融した樹脂材料が分割コア62aの嵌合凸部63を覆う。これにより、全ての分割コア62aを一括して回転体61に連結させることが可能となる。したがって、ロータコア60の組み付け工数を低減可能である。
(3-2)位置決め工程Pr1において、周方向Cにおいて隣り合う分割コア62aの第3面S3同士を接触させた状態に維持することにより、回転体61が形成されるまでの間の各分割コア62aの位置ずれを抑制できる。よって、回転体61に対する各分割コア62aの組み付け精度が向上する。
[変更例]
なお、上記各実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
○ 第1実施形態のロータコア60を以下のように変更してもよい。
図7に示すように、回転体61に複数の嵌合凸部63を設けるように変更し、且つ各分割コア62aに嵌合凹部61aを設けるように変更してもよい。すなわち、回転体61を第1連結体とし、分割コア62aを第2連結体としてもよい。本変更例のロータコア60が備える嵌合構造Ms3は、嵌合凸部63と嵌合凹部61aとを冷やし嵌めすることにより構成される。
本変更例において、軸方向Aで回転体61を見たとき、各嵌合凸部63の周方向Cにおける幅は、径方向Bで分割コア62aに向かうほど徐々に大きくなる。また、軸方向Aでコア本体62を見たとき、各嵌合凹部61aの周方向Cにおける幅は、径方向Bで嵌合凹部61aの底から回転体61に向かうほど徐々に小さくなる。
このように変更することにより、回転体61の温度を下げて収縮した嵌合凸部63を分割コア62aの嵌合凹部61aに挿入した後に回転体61の温度を上げることによって、嵌合凸部63と嵌合凹部61aとが冷やし嵌めされた嵌合構造Ms3が構成される。このため、全ての分割コア62aの各々と回転体61とが冷やし嵌めにより固定されている。よって、全ての分割コア62aの嵌合凹部61aに対して温度を低くした回転体61の嵌合凸部63を一括で連結させることが可能である。したがって、ロータコア60の組み付け工数を低減可能である。
○ 第1実施形態及び上記変更例において、嵌合構造Ms1,Ms3は、嵌合凸部63を嵌合凹部61aに圧入することにより構成されてもよい。嵌合凸部63を嵌合凹部61aに圧入する場合であっても、全ての分割コア62aを1つの回転体61に対して一括で連結させることが可能である。したがって、ロータコア60の組み付け工数を低減可能である。
○ 第2実施形態において、回転体61に複数の嵌合凸部63を設けるように変更し、且つ各分割コア62aに嵌合凹部61aを設けるように変更してもよい。すなわち、回転体61を第1連結体とし、分割コア62aを第2連結体としてもよい。
○ 第3実施形態において、回転体61に複数の嵌合凸部63を設けるように変更し、且つ各分割コア62aに嵌合凹部61aを設けるように変更してもよい。すなわち、回転体61を第1連結体とし、分割コア62aを第2連結体としてもよい。このように変更する場合、樹脂注入工程Pr2において、溶融した樹脂材料を回転軸40とコア本体62との間に注入したとき、溶融した樹脂材料が嵌合凹部61aに入り込む。溶融した樹脂材料が十分に冷やされると、樹脂材料が硬化することにより回転体61が形成されると、回転体61に嵌合凸部63が形成される。
○ 上記各実施形態のロータ50は、全ての永久磁石70がロータコア60に埋め込まれた構造を有するロータであったが、これに限らない。例えば、ロータ50は、全ての永久磁石70がロータコア60の外面60aに設けられる表面磁石式のロータであってもよい。この場合、ロータコア60の収容孔H2は省略する。
○ 上記各実施形態及び上記変更例に記載のロータ50において、永久磁石70の数は適宜変更してもよい。
○ 第1実施形態及び第2実施形態において、回転体61は、非磁性材料により形成されていてもよい。
○ 上記各実施形態及び各変更例において、嵌合凸部63及び嵌合凹部61aの形状は、各分割コア62aが回転体61から径方向Bの外側に向けて離脱しない形状であれば、適宜形状を変更してもよい。
○ 第1実施形態及び第2実施形態において、回転体61は回転軸40と一体的に形成されていてもよい。すなわち、回転体61は、回転軸40の一部となってもよい。
○ 上記各実施形態において、分割コア62aの数は適宜変更してもよい。
40…回転軸、60…ロータコア、61…回転体、61a…嵌合凹部、62…コア本体、62a…分割コア、63…嵌合凸部、64…接着層、Ms1,Ms2,Ms3…嵌合構造、B…径方向、C…周方向、m…回転軸の軸線。

Claims (4)

  1. 回転軸とともに回転するロータコアであって、
    回転体と、
    コア本体と、を備え、
    前記回転軸の軸線に直交する方向を径方向とし、前記回転軸の軸線を中心として描く円が延びる方向を周方向とすると、前記コア本体は、前記周方向に並ぶ複数の分割コアを有しており、
    前記回転体は、全ての前記分割コアよりも前記径方向の内側に配置されており、
    前記周方向において隣り合う前記分割コア同士は、接触しており、
    全ての前記分割コア及び前記回転体のうちいずれか1つを第1連結体とし、全ての前記分割コア及び前記回転体のうち残りの1つを第2連結体とすると、前記第1連結体から前記第2連結体に向けて前記径方向に突出する嵌合凸部と、前記第2連結体に設けられており、前記嵌合凸部の各々が嵌合される嵌合凹部とが締り嵌めされた嵌合構造により、全ての前記分割コアの各々と前記回転体とが前記径方向に固定されている
    ロータコア。
  2. 回転軸とともに回転するロータコアであって、
    回転体と、
    コア本体と、を備え、
    前記回転軸の軸線に直交する方向を径方向とし、前記回転軸の軸線を中心として描く円が延びる方向を周方向とすると、前記コア本体は、前記周方向に並ぶ複数の分割コアを有しており、
    前記回転体は、全ての前記分割コアよりも前記径方向の内側に配置されており、
    前記周方向において隣り合う前記分割コア同士は、接触しており、
    全ての前記分割コア及び前記回転体のうちいずれか1つを第1連結体とし、全ての前記分割コア及び前記回転体のうち残りの1つを第2連結体とすると、前記第1連結体から前記第2連結体に向けて前記径方向に突出する嵌合凸部と、前記第2連結体に設けられており、前記嵌合凸部の各々が隙間嵌めされる嵌合凹部と、前記嵌合凸部と前記嵌合凹部との間に設けられており、接着剤により形成された接着層とにより構成された嵌合構造により、全ての前記分割コアの各々と前記回転体とが前記径方向に固定されている
    ロータコア。
  3. 前記回転体は、前記回転軸と別体である
    請求項1又は請求項2に記載のロータコア。
  4. 回転軸とともに回転するロータコアであって、
    前記回転軸と別体であり、樹脂材料により形成された回転体と、
    コア本体と、を備え、
    前記回転軸の軸線に直交する方向を径方向とし、前記回転軸の軸線を中心として描く円が延びる方向を周方向とすると、前記コア本体は、前記周方向に並ぶ複数の分割コアを有しており、
    前記回転体は、全ての前記分割コアよりも前記径方向の内側に配置されており、
    前記周方向において隣り合う前記分割コア同士は、接触しており、
    全ての前記分割コア及び前記回転体のうちいずれか1つを第1連結体とし、全ての前記分割コア及び前記回転体のうち残りの1つを第2連結体とすると、前記第1連結体から前記第2連結体に向けて前記径方向に突出する嵌合凸部と、前記第2連結体に設けられており、前記嵌合凸部の各々が嵌合される嵌合凹部との嵌合により、全ての前記分割コアの各々と前記回転体とが前記径方向に固定されている
    ロータコア。
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