JP2023111739A - ロボットコントローラーおよびロボットシステム - Google Patents

ロボットコントローラーおよびロボットシステム Download PDF

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Abstract

【課題】各部をそれぞれに適した条件で冷却することのできるロボットコントローラーおよびロボットシステムを提供すること。【解決手段】ロボットコントローラーは、吸気口と、前記吸気口と繋がり前記吸気口から供給される気体が流れる流路と、を有しているケースと、ロボットの動作を制御する制御基板と、前記流路内に配置され、前記ロボットが備えるモーターの駆動を制御する駆動回路基板と、前記流路内であって前記駆動回路基板の上流側に配置され、前記制御基板に電力を供給する電源回路基板と、前記流路内であって前記駆動回路基板と前記電源回路基板との間に配置されているファンと、を有している。【選択図】図5

Description

本発明は、ロボットコントローラーおよびロボットシステムに関する。
例えば、特許文献1に記載されているロボットコントローラーは、ケース本体と、ケース本体に収容されている電源基板、パワー回路基板および回生抵抗と、ケース本体に配置されているファンと、を有している。
特開2015-136780号公報
しかしながら、このようなロボットコントローラーでは、電源基板とパワー回路基板とがケース本体内の同じ空間に並んで配置されている。そのため、これらが同じような冷却条件となってしまい、各部をそれぞれに適した条件で冷却することが困難である。
本発明のロボットコントローラーは、吸気口と、前記吸気口と繋がり前記吸気口から供給される気体が流れる流路と、を有しているケースと、
ロボットの動作を制御する制御基板と、
前記流路内に配置され、前記ロボットが備えるモーターの駆動を制御する駆動回路基板と、
前記流路内であって前記駆動回路基板の上流側に配置され、前記制御基板に電力を供給する電源回路基板と、
前記流路内であって前記駆動回路基板と前記電源回路基板との間に配置されているファンと、を有している。
本発明のロボットシステムは、モーターを備えるロボットと、
前記ロボットに接続され、前記モーターの駆動を制御するロボットコントローラーと、を有し、
前記ロボットコントローラーは、吸気口と、前記吸気口と繋がり前記吸気口から供給される気体が流れる流路と、を有しているケースと、
前記ロボットの動作を制御する制御基板と、
前記流路内に配置され、前記モーターの駆動を制御する駆動回路基板と、
前記流路内であって前記駆動回路基板の上流側に配置され、前記制御基板に電力を供給する電源回路基板と、
前記流路内であって前記駆動回路基板と前記電源回路基板との間に配置されているファンと、を有している。
第1実施形態に係るロボットシステムの全体構成図である。 ロボットコントローラーを示す斜視図である。 ロボットコントローラーの配置の一例を示す斜視図である。 ロボットシステムのブロック図である。 ロボットコントローラーの内部を示す断面図である。 ケース本体からカバー部材を取り外した状態を示す断面図である。 ロボットコントローラーの変形例を示す断面図である。 第2実施形態に係るロボットコントローラーの内部を示す断面図である。 ケース本体からカバー部材を取り外した状態を示す断面図である。 第3実施形態に係るロボットコントローラーの内部を示す断面図である。
以下、本発明のロボットコントローラーおよびロボットシステムを添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るロボットシステムの全体構成図である。図2は、ロボットコントローラーを示す斜視図である。図3は、ロボットコントローラーの配置の一例を示す斜視図である。図4は、ロボットシステムのブロック図である。図5は、ロボットコントローラーの内部を示す断面図である。図6は、ケース本体からカバー部材を取り外した状態を示す断面図である。図7は、ロボットコントローラーの変形例を示す断面図である。
なお、図1を除く各図には、互いに直交する3つの軸としてX軸、Y軸およびZ軸が図示されている。また、X軸に沿う方向すなわちX軸に平行な方向を「X軸方向」、Y軸に沿う方向すなわちY軸に平行な方向を「Y軸方向」、Z軸に沿う方向すなわちZ軸に平行な方向を「Z軸方向」とも言う。また、各軸の矢印先端側を「プラス側」とも言い、反対側を「マイナス側」とも言う。また、Z軸方向プラス側を「上」とも言い、Z軸方向マイナス側を「下」とも言う。
図1に示すロボットシステム1は、ロボット2と、ロボット2の駆動を制御するロボットコントローラー3と、を有している。
-ロボット2-
ロボット2は、例えば、精密機器やこれを構成する部品の給材、除材、搬送および組立等の作業を行うロボットである。ただし、ロボット2の用途としては、特に限定されない。ロボット2は、6つの回動軸を有する6軸ロボットである。ロボット2は、ベース21と、ベース21に回動自在に連結されたロボットアーム22と、を有し、ロボットアーム22の先端部にエンドエフェクター23が装着されている。
ロボットアーム22は、複数のアーム221、222、223、224、225、226が回動自在に連結されたロボティックアームであり、6つの関節J1~J6を備えている。このうち、関節J2、J3、J5は、曲げ関節であり、関節J1、J4、J6は、ねじり関節である。また、関節J1、J2、J3、J4、J5、J6には、それぞれ、モーターMとエンコーダーEとが設置されている。
また、アーム226には、エンドエフェクター23が接続されている。エンドエフェクター23は、アーム226に着脱自在であり、ロボット2に実行させる作業に適したものを選択して装着できる。
以上、ロボット2について説明したが、ロボット2の構成は、特に限定されない。例えば、ロボット2は、スカラロボット(水平多関節ロボット)、双腕ロボット等であってもよい。また、ロボット2は、床等に固定されて移動不可となっていてもよいし、無人搬送車(AGV)等の移動装置に固定されて移動可能となっていてもよい。
-ロボットコントローラー3-
ロボットコントローラー3は、ベース21内に収容されている。ただし、ロボットコントローラー3の配置は、特に限定されず、例えば、ロボット2に収容されていなくてもよい。
ロボットコントローラー3は、関節J1~J6が備える各モーターMの駆動をそれぞれ独立して制御する。図2に示すように、ロボットコントローラー3は、略立方体のケース4と、ケース4内に収容されている回路基板10、回生抵抗7および制御基板11と、を有している。また、回路基板10は、電源回路基板5および駆動回路基板6を有している。電源回路基板5および駆動回路基板6すなわち回路基板10は、入力された交流電流および直流電流の一方を他方に変換する基板である。
制御基板11は、ロボット2の動作を制御する。制御基板11は、少なくとも、演算されたロボットアーム22の動作位置および動作速度に基づいて、後述するように駆動回路基板6への指令を行う。制御基板11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサーや、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の素子を含む。
電源回路基板5は、図4に示すように、電源と接続する入力端子と電力線で接続されており、回生回路7および駆動回路基板6は、電源回路基板5と並列に入力端子と電力線で接続されている。また、電源回路基板5および制御基板11は電力線で接続されており、それぞれフレームグラウンドされている。回生回路7と分岐点との間には、図示しないコンバーター回路が設けられており、このコンバーター回路は、入力端子を介して電源から入力される交流電流を直流電流に変換して、回生回路7および駆動回路基板6に供給する。
ケース4は、略立方体であり、前面41、背面42、上面43、下面44、右側面45および左側面46を有している。このようなケース4は、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼等の各種金属材料で構成されている。ただし、ケース4の構成材料は、特に限定されず、例えば、各種樹脂材料であってもよい。また、前面41には、ロボットコントローラー3を電源に接続するための電源コネクター91、駆動回路基板6をロボット2に接続するためのロボット接続用コネクター92等を備えるコネクター群9が配置されている。また、ケース4の内側には電源コネクター91、ロボット接続用コネクター92等の内側端子が配置されている。ロボットコントローラー3は、このコネクター群9に接続されるケーブルを介してロボット2と電気的に接続される。ただし、コネクター群9に含まれるコネクターの種類や数は、特に限定されず、求められるスペックに合わせて適宜設定することができる。
また、前面41には、ケース4内に空気を送り込む吸気口81と、吸気口81からケース4内に送り込んだ空気を排出する排気口82と、が配置されている。吸気口81は、前面41のX軸方向プラス側の端部に配置されており、排気口82は、前面41のX軸方向マイナス側の端部に配置されている。このように、吸気口81および排気口82は、離して配置することが好ましい。これにより、吸気口81および排気口82が隣り合うように配置される場合と比べて、排気口82からの温まった空気を吸気口81が吸い込み難くすることができ、冷却効率を向上できる。
また、これら吸気口81および排気口82の間に前述したコネクター群9が配置されている。これにより、前面41のうち吸気口81および排気口82の間にある部分を有効に活用できる。このように、前面41に吸気口81、排気口82およびコネクター群9を集約させることにより、ロボットコントローラー3の外に、コネクター群9への接続に要するスペースや、吸気口81および排気口82を塞がないように設けるスペースを前面41に集約させ、ロボットコントローラー3の位置や配置に関する制約を減らすことができ、配設自由度が向上する。
ロボットコントローラーは、衝撃からの保護や防塵防水といった目的で、エンクロージャーまたはキャビネットと言われる、強度や気密性の高い収納容器に設置されることが多い。このような収納容器には、強度や気密性のために、例えば、図3に示すような左右両側(X軸方向両側)、上下両側(Z軸方向両側)および後方(Y軸方向マイナス側)が塞がれた空間Sが設けられる。このような空間Sに配置する場合であっても、ロボットコントローラー3を、コネクター群9への接続が可能でかつ吸気口81および排気口82が共に塞がれない姿勢で適切に配置することができる。特に、ロボット2の小型化に伴ってロボットコントローラー3の設置スペースが狭小化する中、配設自由度の向上は非常に重要である。ただし、これに限定されず、吸気口81および排気口82が前面41以外の面、例えば、上面43に配置されていてもよい。また、吸気口81および排気口82が前面41以外の互いに異なる面、例えば、右側面45および左側面46に配置されていてもよい。
また、図5に示すように、ケース4内には、吸気口81と排気口82とを繋ぎ、吸気口81から供給される気体である空気が排気口82に向けて流れる流路40が形成されている。流路40は、略U字状に形成されており、一端が吸気口81に接続され、他端が排気口82に接続されている。例えば、流路40は、ケース4の右側面45、背面42および左側面46に沿って形成されている。そして、この流路40内に電源回路基板5、駆動回路基板6および回生抵抗7がそれぞれ配置されており、流路40内を流れる空気によりこれら各部の冷却が行われる。なお、吸気口81から供給される気体は、空気に限定されない。
流路40は、吸気口81からY軸方向マイナス側へ延びる第1領域としての上流領域Q1と、上流領域Q1の下流側に位置し、X軸方向マイナス側へ延びる第2領域としての中流領域Q2と、中流領域Q2の下流側に位置し、Y軸方向プラス側へ延びる第3領域としての下流領域Q3と、を有している。例えば、上流領域Q1は、ケース4の右側面45に沿って形成され、中流領域Q2は、ケース4の背面42に沿って形成され、下流領域Q3は、ケース4の左側面46に沿って形成されている。そして、上流領域Q1に電源回路基板5が配置され、中流領域Q2に駆動回路基板6が配置され、下流領域Q3に回生抵抗7が配置されている。このような配置とすることにより、電源回路基板5、駆動回路基板6および回生抵抗7をそれぞれ適切な条件で冷却することができ、ロボットコントローラー3の信頼性を高めることができる。これについては、後に詳述する。なお、コネクター群9の内部端子は、ケース4のうち流路40の領域を除いた領域、つまり、少なくとも上流領域Q1、中流領域Q2および下流領域Q3を除いた領域に配置されている。
また、上流領域Q1と中流領域Q2との間には、これらを仕切る第1仕切壁481が配置されており、第1仕切壁481には上流領域Q1と中流領域Q2と連通する第1連通孔491が形成されている。そのため、第1連通孔491を介して上流領域Q1から中流領域Q2へ空気が流れる。同様に、中流領域Q2と下流領域Q3との間には、これらを仕切る第2仕切壁482が配置されており、第2仕切壁482には中流領域Q2と下流領域Q3と連通する第2連通孔492が形成されている。そのため、第2連通孔492を介して中流領域Q2から下流領域Q3へ空気が流れる。なお、第1、第2連通孔491、492は、それぞれ、規則的に配列している複数の細孔で構成されている。ただし、第1、第2連通孔491、492の構成は、それぞれ、特に限定されない。
また、吸気口81にはフィルター810が配置されている。これにより、吸気口81から流路40内への異物の侵入を抑制することができる。一方、排気口82には流路40を細かく蛇行させるラビリンス820が配置されている。これにより、流路40内への異物の侵入を抑制することができる。また、ラビリンス820を配置することにより、排気口82から侵入した指が下流領域Q3内の回生抵抗7に接触するのを効果的に抑制することができる。つまり、ラビリンス820は、指と回生抵抗7との接触を防止するガードとしても機能する。さらに、排気口82は、指の侵入を防ぐために幅が12mm未満のスリット状に形成されている。また、回生抵抗7は、排気口82から10mm以上離して配置されている。これにより、IP保護等級IP2xを取得することができる。そのため、ロボットコントローラー3の信頼性および安全性が向上する。ただし、これに限定されず、例えば、ラビリンス820を省略してもよい。
また、第1連通孔491にはファンFが設けられている。このファンFを駆動することにより、強制的に流路40内に気流を発生させることができ、電源回路基板5、駆動回路基板6および回生抵抗7の冷却効率が向上する。特に、流路40の途中にファンFを設けることにより、流路40の端部(吸気口81または排気口82)に設ける場合と比べ、ファンFの出力を落としたり、ファンFの設置数を減らしたりすることが可能となる。したがって、省電力駆動および小型化を図ることができる。また、第1連通孔491にファンFを配置することにより、空気が漏れなくファンFを通過するため気流の速度を高めることができる。ただし、ファンFの配置や数は、特に限定されず、吸気口81に配置してもよいし、排気口82に配置してもよい。また、吸気口81と排気口82の両方に配置してもよい。また、駆動回路基板6と回生抵抗7との間に配置してもよい。
このようなケース4は、ケース本体4Aと、ケース本体4Aに着脱自在に装着されている2つのカバー部材4B、4Cと、を有している。そして、ケース本体4Aがコネクター群9および中流領域Q2を備え、カバー部材4Bが排気口82および下流領域Q3を備え、カバー部材4Cが吸気口81および上流領域Q1を備えている。
カバー部材4Bは、ケース本体4AのX軸方向マイナス側に位置し、ケース本体4Aの左側面に装着されている。また、カバー部材4Bは、X軸方向プラス側が開いた箱状である。そのため、図6に示すように、カバー部材4Bをケース本体4Aから取り外すと、カバー部材4Bの開口から下流領域Q3内の回生抵抗7が露出する。このような構成とすることにより、カバー部材4Bごと回生抵抗7を取り外せるため、直接、回生抵抗7に触れることなく回生抵抗7を交換することができる。そのため、火傷、感電等のリスクが低減され、ロボットコントローラー3の安全性が向上する。また、カバー部材4Bに排気口82が配置されているため、排気口82のメンテナンスも容易となる。
カバー部材4Cは、上側が開いた箱状であり、引き出しのように前面41からケース本体4Aに出し入れすることができる。図6に示すように、カバー部材4Cをケース本体4Aから取り外すと、カバー部材4Cの開口から上流領域Q1内の電源回路基板5、ファンFおよびフィルター810が露出する。このような構成とすることにより、電源回路基板5、ファンFおよびフィルター810のメンテナンスや交換が容易となる。
ただし、ケース4の構成は、特に限定されず、例えば、図7に示すように、カバー部材4B、4Cを省略してもよい。また、カバー部材4B、4Cのいずれか一方を省略してもよい。
次に、流路40内に配置されている電源回路基板5、駆動回路基板6および回生抵抗7について説明する。
図5に示すように、上流領域Q1には電源回路基板5が配置されている。電源回路基板5は、入力された交流電流を直流電流に変換して、制御基板11に電源を供給する。電源回路基板5は、例えば、スイッチング方式の電源回路基板であり、電源から入力された交流電圧を整流する整流ブリッジ、整流された電圧を平滑化する一次側の電解コンデンサ、平滑化された電圧を高周波の交流とするスイッチング素子、高周波トランス、高周波トランスを介して伝達される電圧を整流する二次側のダイオード、整流された電圧を平滑化する二次側の電解コンデンサ、スイッチング素子の駆動を制御して出力電圧を一定に保つ制御回路等を実装した基板である。整流ブリッジ、電解コンデンサ、スイッチング素子、高周波トランス、二次側のダイオード、二次側の電解コンデンサ、制御回路等では、変換する際に損失が発生して熱を生じてしまう。電源回路基板5で生成された直流電圧(DC)は、制御基板11に電源電圧として供給される。ただし、電源回路基板5の構成は、特に限定されない。
また、電源回路基板5は、例えば、カバー部材4Cの右側面にネジ止めされている。このように、電源回路基板5をカバー部材4Cの右側面に配置することにより、第1連通孔491の近傍に電源回路基板5が位置し難くなり、上流領域Q1から中流領域Q2へスムーズに空気を流すことができる。ただし、電源回路基板5の配置は、特に限定されない。
図5に示すように、中流領域Q2には駆動回路基板6が配置されている。駆動回路基板6は、入力された直流電流を交流電流に変換して、各モーターMに電力を供給し、各モーターMの駆動を制御する。駆動回路基板6は、ロボットアーム22に含まれる6つのモーターMに対応して6つの駆動回路61を実装した基板である。駆動回路61は、図4に示すように、インバーター回路であり、信号線により制御基板11と接続され、6つのスイッチング素子が設けられている。モーターMは3相交流で駆動されるモーターであり、1つの駆動回路61は、3本の電力線でモーターMと接続されている。3本の電力線を、例えば、U相、V相、W相とすると、駆動回路61は、U相に2つのスイッチング素子、V相に別の2つのスイッチング素子、そしてW相に残りの2つのスイッチング素子を有している。各相の2つのスイッチング素子は直列に接続されており、その2つのスイッチング素子の間に、モーターMの各相の電力線が接続されている。モーターMを制御するための電流指令値が制御基板11から駆動回路61に出力されると、駆動回路61は、この電流指令値の入力を受けて、6つのスイッチング素子のオン、オフの組合せや、オンとオフの比率を変えるようにスイッチング素子を作動させる。このスイッチング素子の作動により直流電流から三相交流電流が生成される。駆動回路61は、この三相交流電流をモーターMに電力として供給する。なお、スイッチング素子では、変換する際に損失が発生して熱を生じてしまう。
図示の構成では、基板の裏面に6つの駆動回路61が一列に並んで配置され、基板の表面には放熱部材としてヒートシンク62が配置されている。ヒートシンク62は、全ての駆動回路61と重なるように配置されている。これにより、冷却効率が向上する。また、駆動回路61としては、例えば、IPM(Intelligent Power Module)を用いることができる。ただし、駆動回路基板6の構成は、特に限定されない。例えば、ヒートシンク62は、駆動回路61毎に分割して配置されていてもよい。
また、駆動回路基板6は、例えば、背面42にネジ止めされている。また、X軸方向から見て、ヒートシンク62がファンFと重なるように配置されている。これにより、ファンFで生じる乱流をヒートシンク62に効率的にぶつけることができるため、駆動回路基板6をより効率的に冷却することができる。ただし、駆動回路基板6の配置は、特に限定されない。
図5に示すように、下流領域Q3には回生抵抗7が配置されている。回生抵抗7は、各モーターMから発生する逆起電力を熱に変換して消費する抵抗である。これにより、過電圧による制御異常を抑制することができる。本実施形態の回生抵抗7は、セメント抵抗であり、逆起電力を熱に変換して消費する。なお、図4に示すように、回生抵抗7と電力線との間はスイッチを介して接続されており、例えば、制御基板11によりスイッチのオン、オフが制御される。
また、回生抵抗7は、例えば、左側面46にネジ止めされている。このように、回生抵抗7を左側面46に配置することにより、第2連通孔492の近傍に回生抵抗7が位置し難くなり、中流領域Q2から下流領域Q3へスムーズに空気を流すことができる。また、回生抵抗7は、スペーサーSSを介して左側面46に配置され、回生抵抗7と左側面46との間に空隙Gが形成されている。これにより、回生抵抗7の気流との接触面積を大きくすることができ、回生抵抗7の冷却効率が向上する。また、回生抵抗7の熱がケース4に伝わり難くなり、火傷等のリスクを低減することができる。この点からすると、スペーサーSSは、樹脂材料等の熱伝導率の低い材料で構成されていることが好ましい。ただし、回生抵抗7の配置は、特に限定されない。
また、回生抵抗7は、セメント抵抗を収容するケースを有しており、このケースがケース4と同電位となっている。これにより、感電等のリスクを低減することができる。
以上、電源回路基板5、駆動回路基板6および回生抵抗7について説明した。電源回路基板5および駆動回路基板6では、入力された交流電流および直流電流の一方を他方に変換する際に損失が発生して熱を生じてしまう。このうち、電源回路基板5の発熱量は、それほど多くはない。しかしながら、電源回路基板5に搭載されている電界コンデンサは、周囲温度が高いと寿命が短くなり易い性質を有している。一般的には周囲温度が10℃上がると寿命が半分程度まで低下すると言われている。そのため、電源回路基板5をより強力に冷却することが好ましい。そこで、前述したように、本実施形態では、電源回路基板5を上流領域Q1に配置し、吸気口81から導入されたフレッシュな空気を用いて冷却している。これにより、電源回路基板5を優れた効率で冷却することができ、電源回路基板5の特性劣化を抑制することができる。特に、ファンFの駆動により上流領域Q1が負圧となり、上流領域Q1内の気流の速度が高まるため、気流がより勢いよく電源回路基板5に衝突する。そのため、電源回路基板5をより効果的に冷却することができ、上述の効果がより顕著となる。
また、駆動回路基板6は、駆動回路61が熱源となるため、電源回路基板5よりも発熱量が多い。一方、周囲温度が寿命に与える影響は、電源回路基板5よりも少ない。つまり、駆動回路基板6は、電源回路基板5よりも耐熱性に優れ、その冷却優先度は、電源回路基板5よりも低い。そこで、前述したように、本実施形態では、駆動回路基板6を中流領域Q2に配置し、電源回路基板5の冷却に用いられ、若干温まった空気を用いて冷却している。これによっても、十分な条件で駆動回路基板6を冷却することができ、駆動回路基板6の特性劣化を抑制することができる。特に、第1連通孔491にファンFが設けられているため、ファンFで発生した乱流が駆動回路基板6に衝突する。そのため、駆動回路基板6をより効果的に冷却することができ、上述の効果がより顕著となる。
また、回生抵抗7の発熱量は、電源回路基板5よりも多く、駆動回路基板6よりも少ない。また、周囲温度が寿命に与える影響は、ほとんどない。つまり、回生抵抗7は、駆動回路基板6よりも耐熱性に優れ、その冷却優先度は、駆動回路基板6よりも低い。そこで、前述したように、本実施形態では、回生抵抗7を下流領域Q3に配置し、駆動回路基板6の冷却に用いられ、さらに温まった空気を用いて冷却している。これによっても、十分な条件で回生抵抗7を冷却することができ、回生抵抗7の特性劣化を抑制することができる。特に、本実施形態では、第2連通孔492の開口面積が、吸気口81および第1連通孔491の開口面積よりも小さい。そのため、第2連通孔492を通過する際に気流の速度が高まり、気流がより勢いよく回生抵抗7に衝突する。そのため、回生抵抗7をより効果的に冷却することができ、上述の効果がより顕著となる。
以上、本実施形態のロボットシステム1について説明した。このようなロボットシステム1が備えるロボットコントローラー3は、前述したように、吸気口81と、吸気口81と繋がり吸気口81から供給される気体としての空気が流れる流路40と、を有しているケース4と、ロボット2の動作を制御する制御基板11と、流路40内に配置され、ロボット2が備えるモーターMの駆動を制御する駆動回路基板6と、流路40内であって駆動回路基板6の上流側に配置され、制御基板11に電力を供給する電源回路基板5と、流路40内であって駆動回路基板6と電源回路基板5との間に配置されているファンFと、を有している。電源回路基板5の方が駆動回路基板6よりも熱の影響を受け易いため、電源回路基板5を駆動回路基板6の上流側に配置して優先的に冷却することにより、電源回路基板5と駆動回路基板6とをそれぞれ適した条件で冷却することができる。特に、流路40内にファンFを配置しているため、流路40内の気流の速度を高めることができ、電源回路基板5と駆動回路基板6とを効率的に冷却することができる。さらには、ファンFを電源回路基板5と駆動回路基板6との間に配置することにより、負圧により形成される気流によって電源回路基板5を冷却でき、ファンFによって形成された乱流によって駆動回路基板6を冷却することができる。その結果、信頼性の高いロボットコントローラー3が得られる。
また、前述したように、ロボットコントローラー3は、流路40内の空気をケース4外へ排気する排気口82を有し、吸気口81および排気口82は、前面41すなわち同じ面に配置されている。これにより、ロボットコントローラー3の配設自由度が向上する。
また、前述したように、ロボットコントローラー3は、前面41に配置され、ロボット2に接続されるコネクターとしてのロボット接続用コネクター92を有している。これにより、ロボットコントローラー3の配設自由度が向上する。
また、前述したように、流路40は、電源回路基板5が配置されている第1領域としての上流領域Q1と、上流領域Q1よりも下流側に位置し駆動回路基板6が配置されている第2領域としての中流領域Q2と、上流領域Q1と中流領域Q2とを仕切る第1仕切壁481と、第1仕切壁481に形成され上流領域Q1および中流領域Q2を連通する第1連通孔491と、を有し、第1連通孔491にファンFが配置されている。これにより、空気が漏れなくファンFを通過するため、気流の速度を高めることができる。
また、前述したように、ケース4は、ケース本体4Aと、ケース本体4Aに着脱自在に装着されているカバー部材4Cと、を有し、カバー部材4Cに電源回路基板5が配置されている。これにより、電源回路基板5のメンテナンスが容易となる。
また、前述したように、ケース4は、ケース本体4Aと、ケース本体4Aに着脱自在に装着されているカバー部材4Cと、を有し、カバー部材4CにファンFが配置されている。これにより、ファンFのメンテナンスが容易となる。
また、前述したように、ケース4は、ケース本体4Aと、ケース本体4Aに着脱自在に装着されているカバー部材4Cと、を有し、カバー部材4Cに吸気口81が配置されている。これにより、吸気口81のメンテナンスが容易となる。
また、前述したように、ロボットコントローラー3は、吸気口81に配置されているフィルター810を有している。これにより、吸気口81から流路40内への異物の侵入を抑制することができる。
また、前述したように、ロボットコントローラー3は、流路40内であって駆動回路基板6の下流側に配置され、モーターMから発生する逆起電力を消費する回生抵抗7を有している。駆動回路基板6の方が回生抵抗7よりも熱の影響を受け易いため、駆動回路基板6を回生抵抗7の上流側に配置して優先的に冷却することにより、駆動回路基板6と回生抵抗7とをそれぞれ適した条件で冷却することができる。
また、前述したように、流路40は、回生抵抗7が配置されている第3領域としての下流領域Q3と、中流領域Q2と下流領域Q3とを仕切る第2仕切壁482と、第2仕切壁482に形成され中流領域Q2および下流領域Q3を連通する第2連通孔492と、を有し、第2連通孔492の開口面積は、吸気口81の開口面積よりも小さい。そのため、第2連通孔492を通過する際に気流の速度が高まり、回生抵抗7をより効果的に冷却することができる。
また、前述したように、ロボットシステム1は、モーターMを備えるロボット2と、ロボット2に接続され、モーターMの駆動を制御するロボットコントローラー3と、を有している。そして、ロボットコントローラー3は、吸気口81と、吸気口81と繋がり吸気口81から供給される気体としての空気が流れる流路40と、を有しているケース4と、ロボット2の動作を制御する制御基板11と、流路40内に配置され、ロボット2が備えるモーターMの駆動を制御する駆動回路基板6と、流路40内であって駆動回路基板6の上流側に配置され、制御基板11に電力を供給する電源回路基板5と、流路40内であって駆動回路基板6と電源回路基板5との間に配置されているファンFと、を有している。電源回路基板5の方が駆動回路基板6よりも熱の影響を受け易いため、電源回路基板5を駆動回路基板6の上流側に配置して優先的に冷却することにより、電源回路基板5と駆動回路基板6とをそれぞれ適した条件で冷却することができる。特に、流路40内にファンFを配置しているため、流路40内の気流の速度を高めることができ、電源回路基板5と駆動回路基板6とを効率的に冷却することができる。さらには、ファンFを電源回路基板5と駆動回路基板6との間に配置することにより、負圧により形成される気流によって電源回路基板5を冷却でき、ファンFによって形成された乱流によって駆動回路基板6を冷却することができる。その結果、信頼性の高いロボットシステム1が得られる。
<第2実施形態>
図8は、第2実施形態に係るロボットコントローラーの内部を示す断面図である。図9は、ケース本体からカバー部材を取り外した状態を示す断面図である。
本実施形態のロボットコントローラー3は、電源回路基板5の配置が異なること以外は、前述した第1実施形態のロボットコントローラー3と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における各図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図8および図9に示すように、本実施形態のロボットコントローラー3では、電源回路基板5がケース本体4Aの右側面45にネジ止めされており、カバー部材4CにはファンFとフィルター810が配置されている。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
図10は、第3実施形態に係るロボットコントローラーの内部を示す断面図である。
本実施形態のロボットコントローラー3は、風洞60を有すること以外は、前述した第1実施形態のロボットコントローラー3と同様である。そのため、以下の説明では、本実施形態に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態における各図において、前述した実施形態と同様の構成については、同一符号を付している。
図10に示すように、本実施形態のロボットコントローラー3は、駆動回路基板6のヒートシンク62に気流を導くための風洞60を有している。これにより、気流が効率的にヒートシンク62に導かれ、駆動回路基板6の冷却効率が向上する。
このような第3実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明のロボットコントローラーおよびロボットシステムを図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
1…ロボットシステム、10…回路基板、11…制御基板、2…ロボット、21…ベース、22…ロボットアーム、221…アーム、222…アーム、223…アーム、224…アーム、225…アーム、226…アーム、23…エンドエフェクター、3…ロボットコントローラー、4…ケース、4A…ケース本体、4B…カバー部材、4C…カバー部材、40…流路、41…前面、42…背面、43…上面、44…下面、45…右側面、46…左側面、481…第1仕切壁、482…第2仕切壁、491…第1連通孔、492…第2連通孔、5…電源回路基板、6…駆動回路基板、60…風洞、61…駆動回路、62…ヒートシンク、7…回生抵抗、81…吸気口、810…フィルター、82…排気口、820…ラビリンス、9…コネクター群、91…電源コネクター、92…ロボット接続用コネクター、E…エンコーダー、F…ファン、G…空隙、J1…関節、J2…関節、J3…関節、J4…関節、J5…関節、J6…関節、M…モーター、Q1…上流領域、Q2…中流領域、Q3…下流領域、S…空間、SS…スペーサー

Claims (11)

  1. 吸気口と、前記吸気口と繋がり前記吸気口から供給される気体が流れる流路と、を有しているケースと、
    ロボットの動作を制御する制御基板と、
    前記流路内に配置され、前記ロボットが備えるモーターの駆動を制御する駆動回路基板と、
    前記流路内であって前記駆動回路基板の上流側に配置され、前記制御基板に電力を供給する電源回路基板と、
    前記流路内であって前記駆動回路基板と前記電源回路基板との間に配置されているファンと、を有していることを特徴とするロボットコントローラー。
  2. 前記流路内の気体を前記ケース外へ排気する排気口を有し、
    前記吸気口および排気口は、同じ面に配置されている請求項1に記載のロボットコントローラー。
  3. 前記同じ面に配置され、前記ロボットに接続されるコネクターを有している請求項2に記載のロボットコントローラー。
  4. 前記流路は、前記電源回路基板が配置されている第1領域と、前記第1領域よりも下流側に位置し前記駆動回路基板が配置されている第2領域と、前記第1領域と前記第2領域とを仕切る第1仕切壁と、前記第1仕切壁に形成され前記第1領域および前記第2領域を連通する第1連通孔と、を有し、
    前記第1連通孔に前記ファンが配置されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロボットコントローラー。
  5. 前記ケースは、ケース本体と、前記ケース本体に着脱自在に装着されているカバー部材と、を有し、
    前記カバー部材に前記電源回路基板が配置されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のロボットコントローラー。
  6. 前記ケースは、ケース本体と、前記ケース本体に着脱自在に装着されているカバー部材と、を有し、
    前記カバー部材に前記ファンが配置されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載のロボットコントローラー。
  7. 前記ケースは、ケース本体と、前記ケース本体に着脱自在に装着されているカバー部材と、を有し、
    前記カバー部材に前記吸気口が配置されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載のロボットコントローラー。
  8. 前記吸気口に配置されているフィルターを有している請求項1ないし7のいずれか1項に記載のロボットコントローラー。
  9. 前記流路内であって前記駆動回路基板の下流側に配置され、前記モーターから発生する逆起電力を消費する回生抵抗を有している請求項1ないし8のいずれか1項に記載のロボットコントローラー。
  10. 前記流路は、前記回生抵抗が配置されている第3領域と、前記第2領域と前記第3領域とを仕切る第2仕切壁と、前記第2仕切壁に形成され前記第2領域および前記第3領域を連通する第2連通孔と、を有し、
    前記第2連通孔の開口面積は、前記吸気口の開口面積よりも小さい請求項9に記載のロボットコントローラー。
  11. モーターを備えるロボットと、
    前記ロボットに接続され、前記モーターの駆動を制御するロボットコントローラーと、を有し、
    前記ロボットコントローラーは、吸気口と、前記吸気口と繋がり前記吸気口から供給される気体が流れる流路と、を有しているケースと、
    前記ロボットの動作を制御する制御基板と、
    前記流路内に配置され、前記モーターの駆動を制御する駆動回路基板と、
    前記流路内であって前記駆動回路基板の上流側に配置され、前記制御基板に電力を供給する電源回路基板と、
    前記流路内であって前記駆動回路基板と前記電源回路基板との間に配置されているファンと、を有していることを特徴とするロボットシステム。
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