JP2023110201A - ブース管理システム、ブース管理装置、及びブース管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】利便性を向上するブース管理システム、ブース管理装置およびブース管理方法を提供する。【解決手段】ブース管理システム1において、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースBTは、ブース内の利用者の生体データを検知する検知センサ14を有する。ブース制御装置30は、検知センサ14が検知した生体データに基づいて、利用者の感情を解析し、利用者の感情を示す感情情報を抽出する感情解析部331と、感情解析部331が解析した感情情報を少なくとも含むブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御するブース制御部332と、を備える。【選択図】図5
Description
本開示は、ブース管理システム、ブース管理装置、及びブース管理方法に関する。
近年、商業施設などに設置され、仕事などに利用可能なブースが普及し始めている。また、このようなブースを管理するブース管理システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、上述したような従来のブース管理システムでは、例えば、作業用など用途が限定的であるため、利用し難くい場合があった。そのため、従来のブース管理システムでは、より使い勝手が良く、利便性の高いシステムが求められている。
本開示は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、利便性を向上させることができるブース管理システム、ブース管理装置、及びブース管理方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本開示は、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、前記ブース内の利用者の生体データを検知する検知センサと、前記検知センサが検知した前記生体データに基づいて、前記利用者の感情を解析し、前記利用者の感情を示す感情情報を抽出する感情解析部と、前記感情解析部が解析した前記感情情報を少なくとも含むブース内の検出情報と、前記利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部とを備えるブース管理システムである。
また、本開示は、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、前記ブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、前記利用目的及び前記検出情報を含む前記利用者の前記ブースの利用情報に応じて、前記ブースの周辺店舗に関する情報である周辺店舗情報を生成し、当該周辺店舗情報を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信する利用促進処理部とを備えるブース管理システムである。
また、本開示は、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、前記ブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、前記ブースの周辺店舗の利用実績に応じて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する利用促進処理部とを備えるブース管理システムである。
また、本開示は、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、前記ブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する利用促進処理部とを備えるブース管理システムである。
また、本開示は、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、前記ブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部とを備え、前記ブース制御部は、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報から推定される前記利用者の行動情報であって、前記ブースの利用前後の行動情報に基づいて、前記ブース設備の制御を変更するブース管理システムである。
また、本開示は、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、前記ブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、前記ブースの設置場所情報を含むブース情報を記憶するブース情報記憶部と、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブース情報記憶部から前記利用者が利用可能なブースを検索し、検索した前記利用可能なブースを示す検索結果を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信する検索処理部とを備えるブース管理システムである。
また、本開示は、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、前記ブース内の利用者の生体データを検知する検知センサと、前記検知センサが検知した前記生体データに基づいて、前記利用者の感情を解析し、前記利用者の感情を示す感情情報を抽出する感情解析部と、を備えるブース管理システムのブース管理装置であって、前記感情解析部が解析した前記感情情報を少なくとも含むブース内の検出情報と、前記利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部を備えるブース管理装置である。
また、本開示は、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、前記利用目的及び前記検出情報を含む前記利用者の前記ブースの利用情報に応じて、前記ブースの周辺店舗に関する情報である周辺店舗情報を生成し、当該周辺店舗情報を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信する利用促進処理部とを備えるブース管理装置である。
また、本開示は、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、前記ブースの周辺店舗の利用実績に応じて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する利用促進処理部とを備えるブース管理装置である。
また、本開示は、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する利用促進処理部とを備えるブース管理装置である。
また、本開示は、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部とを備え、前記ブース制御部は、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報から推定される前記利用者の行動情報であって、前記ブースの利用前後の行動情報に基づいて、前記ブース設備の制御を変更するブース管理装置である。
また、本開示は、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、前記ブースの設置場所情報を含むブース情報を記憶するブース情報記憶部と、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブース情報記憶部から前記利用者が利用可能なブースを検索し、検索した前記利用可能なブースを示す検索結果を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信する検索処理部とを備えるブース管理装置である。
また、本開示は、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、前記ブース内の利用者の生体データを検知する検知センサと、を備えるブース管理システムのブース管理方法であって、感情解析部が、前記検知センサが検知した前記生体データに基づいて、前記利用者の感情を解析し、前記利用者の感情を示す感情情報を抽出し、ブース制御部が、前記感情情報を少なくとも含むブース内の検出情報と、前記利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース管理方法である。
また、本開示は、ブース制御部が、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御し、利用促進処理部が、前記利用目的及び前記検出情報を含む前記利用者の前記ブースの利用情報に応じて、前記ブースの周辺店舗に関する情報である周辺店舗情報を生成し、当該周辺店舗情報を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信するブース管理方法である。
また、本開示は、ブース制御部が、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御し、利用促進処理部が、前記ブースの周辺店舗の利用実績に応じて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行するブース管理方法である。
また、本開示は、ブース制御部が、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御し、利用促進処理部が、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行するブース管理方法である。
また、本開示は、ブース制御部が、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御し、前記ブース制御部が、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報から推定される前記利用者の行動情報であって、前記ブースの利用前後の行動情報に基づいて、前記ブース設備の制御を変更するブース管理方法である。
また、本開示は、ブース制御部が、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御し、検索処理部が、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブースの設置場所情報を含むブース情報を記憶するブース情報記憶部から前記利用者が利用可能なブースを検索し、検索した前記利用可能なブースを示す検索結果を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信するブース管理方法である。
本開示によれば、利便性を向上させることができる。
以下、本開示の一実施形態によるブース管理システム、ブース管理装置、及びブース管理方法について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態によるブース管理システム1の主要なハードウェア構成例を示す図である。
図1に示すように、ブース管理システム1は、ブースBTと、入力端末20と、ブース制御装置30と、管理サーバ40と、学習サーバ50と、ユーザ端末60とを備える。
図1は、第1の実施形態によるブース管理システム1の主要なハードウェア構成例を示す図である。
図1に示すように、ブース管理システム1は、ブースBTと、入力端末20と、ブース制御装置30と、管理サーバ40と、学習サーバ50と、ユーザ端末60とを備える。
ブース制御装置30は、ブースBT内部の環境を変更可能なブース設備を制御する。ブース制御装置30は、プロセッサH31と、メモリH32と、NW(ネットワーク)アダプタH33とを備える。
プロセッサH31は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む処理回路である。プロセッサH31は、メモリH32に記憶されているプログラムを実行させることで、ブース制御装置30の各種処理を実行する。
メモリH32は、例えば、RAM(Random access memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)、等の記憶装置であり、ブース制御装置30が利用する各種情報、及びプログラムを記憶する。
NWアダプタH33は、例えば、LAN(Local Area Network)カード、等のネットワークNW1に接続可能な通信装置である。
NWアダプタH33は、例えば、LAN(Local Area Network)カード、等のネットワークNW1に接続可能な通信装置である。
管理サーバ40は、例えば、ブース管理システム1を管理するサーバ装置である。本実施形態において、管理サーバ40は、ブース管理装置の一例である。管理サーバ40は、プロセッサH41と、メモリH42と、NWアダプタH43とを備える。
プロセッサH41は、例えば、CPUを含む処理回路である。プロセッサH41は、メモリH42に記憶されているプログラムを実行させることで、管理サーバ40の各種処理を実行する。
メモリH42は、例えば、RAM、フラッシュメモリ、HDD、等の記憶装置であり、管理サーバ40が利用する各種情報、及びプログラムを記憶する。
NWアダプタH43は、例えば、LANカード、等のネットワークNW1に接続可能な通信装置である。
NWアダプタH43は、例えば、LANカード、等のネットワークNW1に接続可能な通信装置である。
学習サーバ50は、例えば、ブース管理システム1において機械学習処理を実行するサーバ装置である。本実施形態において、学習サーバ50は、学習装置の一例である。学習サーバ50は、プロセッサH51と、メモリH52と、NWアダプタH53とを備える。
プロセッサH51は、例えば、CPUを含む処理回路である。プロセッサH51は、メモリH52に記憶されているプログラムを実行させることで、学習サーバ50の各種処理を実行する。
メモリH52は、例えば、RAM、フラッシュメモリ、HDD、等の記憶装置であり、学習サーバ50が利用する各種情報、及びプログラムを記憶する。
NWアダプタH53は、例えば、LANカード、等のネットワークNW1に接続可能な通信装置である。
NWアダプタH53は、例えば、LANカード、等のネットワークNW1に接続可能な通信装置である。
ブースBTは、内部に人(利用者U1)が入ることが可能な空間を有し、利用者U1が、例えば、仕事(集中)、リラックス、瞑想などの利用目的のために使用する小部屋である。ブースBTは、例えば、図2に示すような形状及び外観をしている。本実施形態において、ブースBTは、鉄道交通の駅の周辺(例えば、改札内外の空きスペース、駅周辺の商業施設、等)に設置される例について説明する。
図2は、本実施形態におけるブースBTの外観例を示す図である。
図2に示すように、ブースBTは、利用者U1が入室可能な空間を有する小部屋であり、ドアを閉めることにより、外部から遮断された独立した空間を得ることが可能であり。
図2に示すように、ブースBTは、利用者U1が入室可能な空間を有する小部屋であり、ドアを閉めることにより、外部から遮断された独立した空間を得ることが可能であり。
また、ブースBTは、内部空間の環境を変更可能であり、ブース設備として、例えば、空調機11、照明機器12、音響機器13、センサ14、及び、メンタル検知センサ15などを備える。
空調機11は、例えば、エアコンディショナであり、ブースBT内の温度、湿度、及び風、等を制御可能である。
空調機11は、例えば、エアコンディショナであり、ブースBT内の温度、湿度、及び風、等を制御可能である。
照明機器12は、ブースBT内の明るさ、光、色、等を制御する。照明機器12は、ディスプレイによる映像を伴うものであってもよい。
音響機器13は、例えば、スピーカを有し、ブースBT内に、音楽、効果音、等を出力する。
音響機器13は、例えば、スピーカを有し、ブースBT内に、音楽、効果音、等を出力する。
センサ14は、例えば、ブースBT内の温度、湿度、明るさ、等を検出する。センサ14は、利用者U1を検知する人感センサ、及びカメラ、等であってもよい。
メンタル検知センサ15は、例えば、利用者U1の脈拍、呼吸回数、等の生体データを検知する。メンタル検知センサ15は、生体データを検知する検知センサの一例である。メンタル検知センサ15が検知した生体データは、利用者U1の感情情報を解析する際に利用される。
メンタル検知センサ15は、例えば、利用者U1の脈拍、呼吸回数、等の生体データを検知する。メンタル検知センサ15は、生体データを検知する検知センサの一例である。メンタル検知センサ15が検知した生体データは、利用者U1の感情情報を解析する際に利用される。
入力端末20は、例えば、タブレット端末などの端末装置である。入力端末20は、ブースBT内に設置され、利用者U1がブースBTを利用する際に、利用目的、及びブース制御の指示、等を入力するために利用される。入力端末20は、ネットワークNW1に接続可能であり、ネットワークNW1を介して、ブース制御装置30、及び管理サーバ40に接続可能である。
ユーザ端末60は、例えば、スマートフォンなどの携帯端末装置である。本実施形態において、ユーザ端末60は、利用者U1が携帯する利用者端末の一例である。ユーザ端末60は、入力端末20と同様に、利用者U1がブースBTを利用する際に、利用目的、及びブース制御の指示、等を入力するために利用される。また、ユーザ端末60は、例えば、図3に示すようなハードウェア構成を有する。
図3は、本実施形態におけるユーザ端末60の主要なハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示すように、ユーザ端末60は、プロセッサH61と、メモリH62と、無線通信アダプタH63と、ディスプレイH64と、タッチセンサH65と、カメラH66と、センサH67、マイクH68と、スピーカH69とを備える。
図3に示すように、ユーザ端末60は、プロセッサH61と、メモリH62と、無線通信アダプタH63と、ディスプレイH64と、タッチセンサH65と、カメラH66と、センサH67、マイクH68と、スピーカH69とを備える。
プロセッサH61は、例えば、CPUを含む処理回路である。プロセッサH61は、メモリH62に記憶されているプログラムを実行させることで、ユーザ端末60の各種処理を実行する。
メモリH62は、例えば、RAM、フラッシュメモリ、等の記憶装置であり、ユーザ端末60が利用する各種情報、及びプログラムを記憶する。
無線通信アダプタH63は、例えば、無線LANカード、及び移動体通信デバイス、等のネットワークNW1に接続可能な通信装置である。
無線通信アダプタH63は、例えば、無線LANカード、及び移動体通信デバイス、等のネットワークNW1に接続可能な通信装置である。
ディスプレイH64は、例えば、液晶ディスプレイ、等の表示装置である。ディスプレイH64は、ブースBTを利用する際の各種情報を表示する。
タッチセンサH65は、ディスプレイH64の表示画面に配置され、利用者U1の指、等の操作媒体の表示画面への接触を検出し、操作媒体の操作を検出することで各種入力情報を受け付ける入力装置である。
なお、ディスプレイH64と、タッチセンサH65とは、タッチスクリーンを構成する。
タッチセンサH65は、ディスプレイH64の表示画面に配置され、利用者U1の指、等の操作媒体の表示画面への接触を検出し、操作媒体の操作を検出することで各種入力情報を受け付ける入力装置である。
なお、ディスプレイH64と、タッチセンサH65とは、タッチスクリーンを構成する。
カメラH66は、例えば、CMOSイメージセンサなどのイメージセンサを有するカメラモジュールであり、撮像することで画像データを生成する。カメラH66は、例えば、QRコード(登録商標)などの二次元コードによる入力に用いられる。
マイクH68は、音を収音して音信号に変換する。マイクH68は、例えば、音声入力、等に用いられる。
スピーカH69は、ユーザ端末60が用いる各種音を出力する。
また、入力端末20のハードウェア構成は、図3に示すユーザ端末60と同様の構成である。
スピーカH69は、ユーザ端末60が用いる各種音を出力する。
また、入力端末20のハードウェア構成は、図3に示すユーザ端末60と同様の構成である。
なお、図1に示すブース管理システム1では、説明の都合上、1つのブースBTを図示しているが、ブース制御装置30には、複数のブースBTが接続されてもよい。また、ブース管理システム1は、ブース制御装置30を、複数備える(ブースBTの設置場所ごとに設置される)ようにしてもよい。
次に、図4を参照して、本実施形態によるブース管理システム1の処理の概要について説明する。
図4は、本実施形態によるブース管理システム1の処理の概要を示すイメージ図である。
図4は、本実施形態によるブース管理システム1の処理の概要を示すイメージ図である。
図4に示すように、ブース管理システム1は、利用者U1がブースBTを利用中に、利用目的(例えば、集中、リラックス、瞑想など)と、ブースBT内で検出されたブース内検出情報とに基づいて、ブース設備を制御するとともに、利用後の評価情報を取得する。なお、評価情報は、ユーザ端末60から利用者U1によって入力されてもよいし、利用後の感情情報に基づいて評価情報が生成されてもよい。
また、ブース管理システム1では、利用目的、ブース内検出情報、及び評価情報を利用実績として蓄積し、当該利用実績を分析用データ(学習データ)として、分析(例えば、機械学習)を行い、分析結果(学習結果)を、ブース設備の制御にフィードバックする。
すなわち、本実施形態によるブース管理システム1は、利用者U1の利用目的及びブース内検出情報と、分析結果(学習結果)とに基づいて、ブース設備の制御を実行し、利用目的及びブース内検出情報に応じた、ブース設備の最適な制御を実現するものである。
すなわち、本実施形態によるブース管理システム1は、利用者U1の利用目的及びブース内検出情報と、分析結果(学習結果)とに基づいて、ブース設備の制御を実行し、利用目的及びブース内検出情報に応じた、ブース設備の最適な制御を実現するものである。
なお、ブース内検出情報は、例えば、ブースBTから検出された検出情報であり、ブース内検出情報には、例えば、感情情報、精神疲労度、等が含まれる。
次に、図5を参照して、本実施形態によるブース管理システム1の機能構成について説明する。
図5は、本実施形態によるブース管理システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。
図5は、本実施形態によるブース管理システム1の機能構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、ブース管理システム1は、ブースBTと、ブース制御装置30と、管理サーバ40と、学習サーバ50と、ユーザ端末60とを備える。ブース制御装置30と、管理サーバ40と、学習サーバ50と、ユーザ端末60とは、ネットワークNW1に接続可能であり、ネットワークNW1を介して、相互にデータ通信可能である。なお、ここでは、図1において説明した構成の説明を省略する。
ブース制御装置30は、ブース設備(空調機11、照明機器12、音響機器13、等)を制御する制御装置である。ブース制御装置30は、例えば、ネットワークNW1を介して、管理サーバ40から受信した制御情報にしたがって、ブース設備を制御する。ブース制御装置30は、NW通信部31と、記憶部32と、制御部33とを備える。
NW通信部31は、NWアダプタH33により実現される機能部であり、ネットワークNW1と接続して、外部装置(例えば、管理サーバ40など)との間でデータ通信を行う。
記憶部32は、メモリH32により構成され、ブース制御装置30が利用する各種情報を記憶する。記憶部32は、制御情報記憶部321を備える。
制御情報記憶部321は、ブース設備(空調機11、照明機器12、音響機器13、等)の制御情報(例えば、設定温度、設定風量、照明の設定情報、等)をブースBTごとに記憶する。
制御情報記憶部321は、ブース設備(空調機11、照明機器12、音響機器13、等)の制御情報(例えば、設定温度、設定風量、照明の設定情報、等)をブースBTごとに記憶する。
制御部33は、メモリH32が記憶するプログラムを、プロセッサH31に実行させることで実現される機能部である。制御部33は、ブース制御装置30による各種処理を実行する。制御部33は、例えば、センサ14が検出した各種検出データを取得し、NW通信部31を介して、管理サーバ40に送信する。なお、制御部33は、センサ14が検出した各種検出データから、例えば、精神疲労度、等の情報を推定して、NW通信部31を介して、管理サーバ40に送信してもよい。
また、制御部33は、感情解析部331と、ブース制御処理部332とを備える。
また、制御部33は、感情解析部331と、ブース制御処理部332とを備える。
感情解析部331は、メンタル検知センサ15が検知した利用者U1の生体データ(例えば、脈拍、呼吸回数、等)に基づいて、利用者U1の感情を解析し、利用者U1の感情を示す感情情報を抽出する。ここで、感情情報には、例えば、喜び度、怒り度、悲しみ度、楽しみ度、等が含まれる。感情解析部331は、抽出した感情情報を、ブースID(ブースBTの識別情報)とともに、NW通信部31を介して、管理サーバ40に送信する。
ブース制御処理部332は、NW通信部31を介して受信したブース設備の制御情報に基づいて、ブース設備に制御指令を送信する。ここで、制御情報には、管理サーバ40が送信した情報と、入力端末20又はユーザ端末60が送信した情報とが含まれる。
また、ブース制御処理部332は、制御情報を、各ブースBTの現在の制御状態を示す設定情報として、制御情報記憶部321に記憶させる。
また、ブース制御処理部332は、制御情報を、各ブースBTの現在の制御状態を示す設定情報として、制御情報記憶部321に記憶させる。
管理サーバ40(ブース管理装置の一例)は、ブース管理システム1の全体を管理するサーバ装置である。管理サーバ40は、NW通信部41と、サーバ記憶部42と、サーバ制御部43とを備える。
NW通信部41は、NWアダプタH43により実現される機能部であり、ネットワークNW1と接続して、外部装置(例えば、ブース制御装置30、学習サーバ50、及びユーザ端末60など)との間でデータ通信を行う。
サーバ記憶部42は、メモリH42により構成され、管理サーバ40が利用する各種情報を記憶する。サーバ記憶部42は、ユーザ設定記憶部421と、ブース情報記憶部422と、学習結果記憶部423と、提案情報記憶部424と、制御情報記憶部425と、実績情報記憶部426とを備える。
ユーザ設定記憶部421は、利用者U1の利用目的、及び属性情報(性別、年齢、等)など、利用者U1によって設定された設定情報を記憶する。ユーザ設定記憶部421は、利用者ID(利用者U1の識別情報)と、ブースIDと、設定情報とを対応付けて記憶する。
ブース情報記憶部422は、各ブースBTに関するブース情報を記憶する。ブース情報には、例えば、ブースBTの設置場所に関する情報、ブースBTの設備能力及び制御能力を示すブース能力、等が含まれる。設備能力は、例えば、空調機11、照明機器12等のブース設備及び防音機能の有無等、設備に関する情報である。また、制御能力は、例えば、空調機11の性能、効果照明の種類の多さ、防音機能のレベル、利用目的(後述)に対応したブースBTが実現できる環境(集中、リラックス、瞑想)等、制御に関する情報である。
学習結果記憶部423は、後述する学習サーバ50が学習(分析)した学習結果を記憶する。学習結果は、例えば、制御実績情報と、ブース設備の制御に対する利用者U1の評価結果とを含む学習データから機械学習された学習結果である。
提案情報記憶部424は、後述する提案情報生成部432が生成した、ブースBTの制御に関する提案情報を記憶する。
制御情報記憶部425は、後述する制御情報生成部433が生成した、ブースBTの制御情報を記憶する。
制御情報記憶部425は、後述する制御情報生成部433が生成した、ブースBTの制御情報を記憶する。
実績情報記憶部426は、後述する実績情報生成部434が生成した、ブースBTの制御に関する実績情報を記憶する。実績情報には、例えば、ブースBTの制御情報、ブース内検出情報、利用後の評価結果、等が含まれ、実績情報は、後述する学習サーバ50による学習処理の学習データに用いられる。
サーバ制御部43は、メモリH42が記憶するプログラムを、プロセッサH41に実行させることで実現される機能部である。サーバ制御部43は、管理サーバ40による各種処理を実行する。サーバ制御部43は、認証処理部431と、提案情報生成部432と、制御情報生成部433と、実績情報生成部434とを備える。
認証処理部431は、ユーザ端末60から取得した利用者U1の認証情報に基づいて、利用者U1の認証処理を実行する。認証処理部431は、利用者U1の認証結果が正常である場合に、ブースBTの利用サービス(例えば、ブースBTのレンタルサービス)を、管理サーバ40からユーザ端末60に提供することを許可する。
提案情報生成部432は、学習結果記憶部423が記憶する学習結果に基づいて、検出情報又は利用目的に応じた提案情報を生成する。ここで、学習結果は、利用目的及び検出情報を含むブースBTの利用実績情報と、制御情報生成部433がブース設備を制御した制御実績情報と、ブース設備の制御に対する利用者U1の評価結果とを含む学習データから機械学習されたものである。
また、利用目的は、例えば、集中(仕事)、リラックス、瞑想などの利用者U1がブースBTを使用する目的を示す情報であり、例えば、ユーザ端末60又は入力端末20から送信された情報である。また、検出情報は、上述したブース内検出情報であり、例えば、ブース制御装置30から送信された情報、及び当該情報に基づいて推定された情報(例えば、精神疲労度、作業速度、等)である。なお、精神疲労度は、例えば、心拍から推定可能であり、作業速度は、例えば、タイピングスピードなどから推定可能である。
提案情報生成部432は、例えば、集中時に精神疲労度が高い又は作業速度の鈍化が推定された場合に、一時リラックスを提案する提案情報を生成する。
また、上述した利用実績情報には、利用者U1の属性(例えば、性別、年齢、等)を示す属性情報が含まれてもよい。この場合、提案情報生成部432は、属性情報及び利用目的が類似する利用者U1の評価情報に基づいて、ブース設備の制御を提案する。例えば、提案情報生成部432は、属性情報及び利用目的が類似する利用者U1に対する制御実績情報を、提案情報として生成する。
また、上述した利用実績情報には、利用者U1の属性(例えば、性別、年齢、等)を示す属性情報が含まれてもよい。この場合、提案情報生成部432は、属性情報及び利用目的が類似する利用者U1の評価情報に基づいて、ブース設備の制御を提案する。例えば、提案情報生成部432は、属性情報及び利用目的が類似する利用者U1に対する制御実績情報を、提案情報として生成する。
また、提案情報生成部432は、ブースBTの制御において、利用目的(例えば、集中、リラックス、瞑想、等)を達成できなかった場合に、他のブース設備、又は、ブース設備の異なる制御方法を提案する。提案情報生成部432は、例えば、香りの制御が不可能なブースBTで瞑想に失敗した場合に、香りの制御が可能なブースBTを提案する。
提案情報生成部432は、生成した提案情報を、NW通信部41を介して、例えば、ユーザ端末60(又は入力端末20)に送信する。また、提案情報生成部432は、生成した提案情報を、提案情報記憶部424に記憶させる。
制御情報生成部433(ブース制御部の一例)は、感情情報を少なくとも含むブースBT内の検出情報(ブース内検出情報)と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。ここで、感情情報は、ブース制御装置30の感情解析部331が解析した利用者U1の感情を示す情報であり、制御情報生成部433は、NW通信部41を介して、感情情報をブース制御装置30から取得する。
制御情報生成部433は、例えば、利用者U1の感情情報と利用目的(集中、リラックス、瞑想、等)とに基づいて、ブース設備を制御する制御情報を生成する。すなわち、制御情報生成部433は、利用目的又は感情情報に応じて、ブース設備に異なる制御方法を実行する。例えば、利用目的が集中の場合、制御情報生成部433は、利用者U1の後頚部に冷気を送風する(後頚部の冷却により集中が高まる)ような制御情報を生成する。また、例えば、利用目的がリラックスである場合には、ブースBT全体の空調を行う制御情報を生成する。
また、制御情報生成部433は、感情情報及び状態情報に基づいて、ブース設備を制御するようにしてもよい。この場合、状態情報は、利用者U1の状態を示す情報(例えば、疲労状態、リラックス状態、緊張状態など)であり、ブース内検出情報に含まれる。
また、制御情報生成部433は、提案情報生成部432が生成した提案情報に基づいて、ブース設備を制御してもよい。すなわち、制御情報生成部433は、上述した学習結果を用いて、属性情報及び利用目的が類似する利用者U1に対する制御実績情報を、提案情報として生成し、当該提案情報に基づいて、属性情報及び利用目的が類似する利用者U1と同等の制御を行う。
また、制御情報生成部433は、提案情報生成部432が生成した提案情報に基づいて、ブース設備を制御してもよい。すなわち、制御情報生成部433は、上述した学習結果を用いて、属性情報及び利用目的が類似する利用者U1に対する制御実績情報を、提案情報として生成し、当該提案情報に基づいて、属性情報及び利用目的が類似する利用者U1と同等の制御を行う。
制御情報生成部433は、生成した制御情報を、NW通信部41を介して、ブース制御装置30に送信し、ブース制御装置30のブース制御処理部332に、制御情報に基づくブース設備の制御を実行させる。
また、制御情報生成部433は、生成した制御情報を、制御情報記憶部425に記憶させる。なお、制御情報生成部433は、利用目的が達成された場合、次回再利用の目的で、ブース設備の制御情報を、制御情報記憶部425に記憶させるようにしてもよい。
また、制御情報生成部433は、生成した制御情報を、制御情報記憶部425に記憶させる。なお、制御情報生成部433は、利用目的が達成された場合、次回再利用の目的で、ブース設備の制御情報を、制御情報記憶部425に記憶させるようにしてもよい。
実績情報生成部434は、利用目的及び検出情報を含むブースBTの利用実績情報と、制御情報生成部433がブース設備を制御した制御実績情報と、ブース設備の制御に対する利用者U1の評価結果とを含む実績情報を生成する。実績情報生成部434は、評価結果を、NW通信部41を介して、ユーザ端末60(又は入力端末20)から取得してもよいし、利用前後の感情情報などを比較して、評価結果を算出してもよい。
実績情報生成部434は、生成した実績情報を実績情報記憶部426に記憶させる。なお、サーバ制御部43は、実績情報記憶部426が記憶する実績情報(例えば、利用者U1の利用実績及びブース情報(ブースID、設置場所等))を、ブースBTのサービスを提供する店舗のオーナへの報告に用いてもよい。
学習サーバ50(学習処理装置の一例)は、上述した実績情報を用いた機械学習処理を実行するサーバ装置である。学習サーバ50は、NW通信部51と、サーバ記憶部52と、サーバ制御部53とを備える。
NW通信部51は、NWアダプタH53により実現される機能部であり、ネットワークNW1と接続して、外部装置(例えば、管理サーバ40など)との間でデータ通信を行う。
サーバ記憶部52は、メモリH52により構成され、学習サーバ50が利用する各種情報を記憶する。サーバ記憶部52は、学習データ記憶部521を備える。
学習データ記憶部521は、管理サーバ40から取得した実績情報に基づく学習データを記憶する。学習データは、例えば、評価結果を教師データとして、例えば、ブース利用情報、ブース設備の制御情報、及び評価情報、等を紐づけたデータである。ここで、図6を参照して、サーバ記憶部52が記憶する学習データ例につついて説明する。
学習データ記憶部521は、管理サーバ40から取得した実績情報に基づく学習データを記憶する。学習データは、例えば、評価結果を教師データとして、例えば、ブース利用情報、ブース設備の制御情報、及び評価情報、等を紐づけたデータである。ここで、図6を参照して、サーバ記憶部52が記憶する学習データ例につついて説明する。
図6は、本実施形態おける学習データ記憶部521のデータ例を示す図である。
図6(a)は、ブース利用情報(利用実績情報)を示している。ブース利用情報(利用実績情報)は、例えば、利用IDと、ユーザIDと、利用開始日時と、利用終了日時と、ブースIDと、当初利用目的と、評価とを対応付けた情報である。ここで、利用IDは、ブースBTを利用するごとに付与されるIDである。また、評価は、利用者U1によって評価された評価結果である。
図6(a)は、ブース利用情報(利用実績情報)を示している。ブース利用情報(利用実績情報)は、例えば、利用IDと、ユーザIDと、利用開始日時と、利用終了日時と、ブースIDと、当初利用目的と、評価とを対応付けた情報である。ここで、利用IDは、ブースBTを利用するごとに付与されるIDである。また、評価は、利用者U1によって評価された評価結果である。
また、図6(b)は、ブース設備の制御情報(制御実績情報)を示している。ブース設備の制御情報(制御実績情報)は、例えば、利用IDと、利用目的と、検出情報と、制御パターンと、制御日時と、音響制御と、空調制御と、調光制御とを対応付けた情報である。ここで、検出情報は、上述したブース内検出情報である。また、音響制御は、音響機器13に対する制御情報を示し、空調制御は、空調機11に対する制御情報を示している。また、調光制御は、照明機器12に対する制御情報を示している。
また、図6(c)は、ブースBTへの提案実績情報を示している。提案実績情報は、上述した提案情報の実績であり、例えば、利用IDと、利用目的と、検出情報と、提案IDと、提案日時と、提案内容と、提案成否とを対応付けた情報である。ここで、提案IDは、提案情報に付与される識別情報である。また、提案成否は、提案情報が利用者U1に受け入れられたか否かを示す情報であり、例えば、提案情報が受け入れられた場合には、提案成功として、“〇”(丸印)が付与される。また、提案情報が受け入れられなかった場合(提案失敗の場合)には、提案成否に、例えば、“×”(バツ印)が付与される。
また、図6(d)は、利用者U1の利用実績情報を示している。利用実績情報は、例えば、ユーザIDと、性別と、年齢分類と、利用頻度と、最終利用日時と、集中率と、リラックス率と、瞑想率とを対応付けた情報である。ここで、年齢分類は、年齢の分類を五雌情報である。また、集中率、リラックス率、及び瞑想率は、利用者U1がブースBTを使用する際の利用目的の割合を示している。
図5の説明に戻り、サーバ制御部53は、メモリH52が記憶するプログラムを、プロセッサH51に実行させることで実現される機能部である。サーバ制御部53は、学習サーバ50による各種処理を実行する。サーバ制御部53は、学習データ取得部531と、学習処理部532とを備える。
学習データ取得部531は、NW通信部51を介して、管理サーバ40から実績情報を取得し、実績情報に基づく学習データを学習データ記憶部521に記憶させる。実績情報は、管理サーバ40の実績情報記憶部426が記憶する情報である。学習データ取得部531は、例えば、上述した図6に示すような学習データを、学習データ記憶部521に記憶させる。
学習処理部532は、学習データ記憶部521が記憶する学習データを用いて、例えば、機械学習により、各種情報を推定する学習処理を実行する。学習処理部532は、例えば、ブース内検出情報又は利用目的に応じた提案情報、ブース内検出情報又は利用目的に応じたブース設備の制御情報、及び、利用者U1の属性情報に応じたブース設備の制御情報、等を推定する学習処理を実行する。
学習処理部532は、学習処理を実行した学習結果を、NW通信部51を介して、管理サーバ40に送信し、学習結果を学習結果記憶部423に記憶させる。
学習処理部532は、学習処理を実行した学習結果を、NW通信部51を介して、管理サーバ40に送信し、学習結果を学習結果記憶部423に記憶させる。
ユーザ端末60(利用者端末の一例)は、利用者U1が携帯している端末装置である。ユーザ端末60は、NW通信部61と、入力部62と、表示部63と、記憶部64と、端末制御部65とを備える。
NW通信部61は、無線通信アダプタH63により実現される機能部であり、ネットワークNW1と接続して、外部装置(例えば、管理サーバ40など)との間でデータ通信を行う。
入力部62は、タッチセンサH65により実現される機能部であり、例えば、利用目的、及び評価情報などの入力情報を受け付ける。
表示部63は、ディスプレイH64により実現される機能部であり、例えば、利用者U1が、利用目的、及び評価情報を入力する際にメニュー画面、等を表示する。
記憶部64は、メモリH62により構成され、ユーザ端末60が利用する各種情報を記憶する。
表示部63は、ディスプレイH64により実現される機能部であり、例えば、利用者U1が、利用目的、及び評価情報を入力する際にメニュー画面、等を表示する。
記憶部64は、メモリH62により構成され、ユーザ端末60が利用する各種情報を記憶する。
端末制御部65は、メモリH62が記憶するプログラムを、プロセッサH61に実行させることで実現される機能部である。端末制御部65は、ユーザ端末60による各種処理を実行する。端末制御部65は、認証情報生成部651と、評価生成部652と、ブース制御指示部653とを備える。
認証情報生成部651は、利用者U1の認証情報を生成し、当該認証情報を管理サーバ40に送信することにより、利用者U1の認証処理を実行する。認証情報生成部651は、生成した認証情報を、NW通信部61を介して、管理サーバ40に送信する。
評価生成部652は、ブースBTを利用した後の評価情報を、入力部62を用いて生成する。評価生成部652は、生成した評価結果を、NW通信部61を介して、管理サーバ40に送信する。
ブース制御指示部653は、ユーザ端末60から、ブース設備の制御指示を行う場合に、入力部62による入力情報に基づいて、ブース設備の制御指示を示す制御情報を生成する。ブース制御指示部653は、NW通信部61を介して、制御情報を制御指示として、ブース制御装置30に送信する。
次に、図面を参照して、本実施形態によるブース管理システム1の動作について説明する。
図7は、本実施形態によるブース管理システム1の動作の一例を示す図である。
図7は、本実施形態によるブース管理システム1の動作の一例を示す図である。
図7に示すように、ブース管理システム1のユーザ端末60は、まず、認証情報を生成する(ステップS101)。ユーザ端末60の認証情報生成部651は、例えば、入力部62を介して、ユーザID及びパスワードを取得し、これらを含む、認証情報を生成する。
なお、ユーザ端末60は、図8(a)に示すように、ユーザ端末60が、二次元コードを読み込んで、管理サーバ40に接続するようにしてもよい。
なお、ユーザ端末60は、図8(a)に示すように、ユーザ端末60が、二次元コードを読み込んで、管理サーバ40に接続するようにしてもよい。
次に、ユーザ端末60は、例えば、管理サーバ40との間で、認証情報を相互に送信し(ステップS102)、管理サーバ40は、認証処理を実行する(ステップS103)。管理サーバ40の認証処理部431は、ユーザ端末60から受信した認証情報に基づいて、利用者U1の認証処理を実行する。
次に、管理サーバ40は、認証結果として、例えば、ブースBTの利用の開始通知をユーザ端末60に送信する(ステップS104)。こでは、利用者U1に対する認証処理が成功したものとして説明する。
次に、ユーザ端末60は、利用目的及びユーザ設定情報を取得する(ステップS105)。ユーザ端末60の端末制御部65は、入力部62を介して、利用目的及びユーザ設定情報(利用者U1の属性情報、ブース制御の各種設定情報、等)を、利用者U1から取得する。例えば、図8(b)に示すように、ユーザ端末60が表示部63に利用目的の選択画面を表示して、利用目的を利用者U1から取得するようにしてもよい。
次に、ユーザ端末60は、利用目的及びユーザ設定情報を、管理サーバ40に送信する(ステップS106)。
また、ブース制御装置30は、ブースBT内の検出処理を実行する(ステップS107)。ブース制御装置30は、例えば、センサ14及びメンタル検知センサ15の検出情報を取得する。
また、ブース制御装置30は、ブースBT内の検出処理を実行する(ステップS107)。ブース制御装置30は、例えば、センサ14及びメンタル検知センサ15の検出情報を取得する。
次に、ブース制御装置30は、ブース内検出情報を、管理サーバ40に送信する(ステップS108)。ここでのブース内検出情報には、感情解析部331が解析した感情情報、精神疲労度などの状態情報、等が含まれる。
次に、管理サーバ40は、提案情報を生成する(ステップS109)。管理サーバ40の提案情報生成部432は、例えば、学習結果記憶部423が記憶する学習結果とに基づいて、ブース内検出情報又は利用目的に応じた提案情報を生成する。提案情報生成部432は、例えば、属性情報及び利用目的が類似する利用者U1に対する制御実績情報を、提案情報として生成してもよい。
次に、管理サーバ40は、提案情報を、ユーザ端末60に送信する(ステップS110)。提案情報生成部432は、生成した提案情報を、NW通信部41を介して、ユーザ端末60に送信し、ユーザ端末60の表示部63に提案情報を表示させる(例えば、図8(c)を参照)。
次に、ユーザ端末60は、指定情報を取得する(ステップS111)。ユーザ端末60の端末制御部65は、表示部63に表示した提案情報に対する指定情報を、入力部62を介して利用者U1から取得する。なお、指定情報は、例えば、利用者U1が、管理サーバ40からの提案を受け入れるか否かの情報、選択肢のある提案に対する選択情報、等である。ユーザ端末60は、例えば、図8(c)に示すように、指定可能な指定情報を、表示部63に表示させる。
次に、ユーザ端末60は、利用者U1から取得した指定情報を管理サーバ40に送信する(ステップS112)。
次に、管理サーバ40は、提案情報及び指定情報に基づいて、ブース制御情報を生成する(ステップS113)。管理サーバ40の制御情報生成部433は、提案情報に基づくブース設備の制御情報を生成する。
次に、管理サーバ40は、提案情報及び指定情報に基づいて、ブース制御情報を生成する(ステップS113)。管理サーバ40の制御情報生成部433は、提案情報に基づくブース設備の制御情報を生成する。
次に、管理サーバ40は、ブース制御情報をブース制御装置30に送信する(ステップS114)。
次に、ブース制御装置30は、ブース制御処理を実行する(ステップS115)。ブース制御装置30のブース制御処理部332は、管理サーバ40から受信したブース制御情報に基づいて、ブース設備の制御を実行する。
次に、ブース制御装置30は、ブース制御処理を実行する(ステップS115)。ブース制御装置30のブース制御処理部332は、管理サーバ40から受信したブース制御情報に基づいて、ブース設備の制御を実行する。
次に、ユーザ端末60は、利用終了であるか否かを判定する(ステップS116)。ユーザ端末60の端末制御部65は、例えば、終了時間に達した、又は、利用者U1により、ブースBTの利用の終了操作が行われた、等により、利用終了である場合(ステップS116:YES)に、処理をステップS117に進める。また、端末制御部65は、利用終了でない場合(ステップS116:NO)に、処理をステップS116に戻し、ブースBTの利用を継続する。
ステップS117において、ユーザ端末60は、管理サーバ40との間で、終了通知を通知し、ブースBTの利用の終了処理を実行する。
次に、ユーザ端末60の評価生成部652は、評価情報を取得する(ステップS118)。評価生成部652は、例えば、図8(d)に示すような評価情報の入力画面を表示部63に表示し、利用者U1から評価情報を取得する。
次に、ユーザ端末60の評価生成部652は、評価情報を取得する(ステップS118)。評価生成部652は、例えば、図8(d)に示すような評価情報の入力画面を表示部63に表示し、利用者U1から評価情報を取得する。
次に、ユーザ端末60は、取得した評価情報を、管理サーバ40に送信する(ステップS119)。
次に、管理サーバ40の実績情報生成部434は、実績情報を生成する(ステップS120)。実績情報生成部434は、例えば、利用目的及び検出情報を含むブースBTの利用実績情報と、制御情報生成部433がブース設備を制御した制御実績情報と、取得した評価情報とを対応付けて、実績情報を生成する。実績情報生成部434は、生成した実績情報を実績情報記憶部426に記憶させる。
次に、管理サーバ40の実績情報生成部434は、実績情報を生成する(ステップS120)。実績情報生成部434は、例えば、利用目的及び検出情報を含むブースBTの利用実績情報と、制御情報生成部433がブース設備を制御した制御実績情報と、取得した評価情報とを対応付けて、実績情報を生成する。実績情報生成部434は、生成した実績情報を実績情報記憶部426に記憶させる。
なお、上述した図7に示す例では、利用目的及びブース内検出情報が、管理サーバ40に送信されたタイミングで、管理サーバ40が提案情報を生成する例を説明したが、ブース内検出情報(例えば、感情情報、又は状態情報)に変化があったタイミングなどで、管理サーバ40が、提案情報を生成するようにしてもよい。
また、上述した図7に示す例では、提案情報に対して指定情報を返す例を説明したが、管理サーバ40は、指定情報を必要とせずに、ブース制御情報を生成するようにしてもよい。
また、上述した図7に示す例では、提案情報に対して指定情報を返す例を説明したが、管理サーバ40は、指定情報を必要とせずに、ブース制御情報を生成するようにしてもよい。
次に、図9を参照して、本実施形態における学習処理について説明する。
図9は、本実施形態における学習処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、学習サーバ50は、まず、学習データを取得する(ステップS121)。学習サーバ50の学習データ取得部531は、NW通信部51を介して、管理サーバ40から実績情報を取得し、実績情報に基づく学習データを学習データ記憶部521に記憶させる。学習データ取得部531は、例えば、上述した図6に示すような学習データを、学習データ記憶部521に記憶させる。
図9は、本実施形態における学習処理の一例を示すフローチャートである。
図9に示すように、学習サーバ50は、まず、学習データを取得する(ステップS121)。学習サーバ50の学習データ取得部531は、NW通信部51を介して、管理サーバ40から実績情報を取得し、実績情報に基づく学習データを学習データ記憶部521に記憶させる。学習データ取得部531は、例えば、上述した図6に示すような学習データを、学習データ記憶部521に記憶させる。
次に、学習サーバ50の学習処理部532は、学習処理を実行する(ステップS122)。学習処理部532は、学習データ記憶部521が記憶する学習データを用いて、例えば、機械学習により、各種情報を推定する学習処理を実行する。
次に、学習処理部532は、学習結果を、学習結果記憶部423に記憶させる(ステップS123)。学習処理部532は、学習処理した学習結果を、NW通信部51を介して、管理サーバ40に送信し、学習結果を学習結果記憶部423に記憶させる。ステップS123の処理後に、学習処理部532は、学習処理を終了する。
なお、上述したステップS121からステップS123までの処理は、定期的に実行されてもよいし、ブース管理システム1の管理者、等の要求により、任意のタイミングで実行されてもよい。
また、上述した図7に示す例では、利用目的、等の情報を、ユーザ端末60から管理サーバ40に送信する例を説明したが、ユーザ端末60の代わりに、入力端末20から、利用目的、等の情報を、管理サーバ40に送信するようにしてもよい。
また、上述した図7に示す例では、利用目的、等の情報を、ユーザ端末60から管理サーバ40に送信する例を説明したが、ユーザ端末60の代わりに、入力端末20から、利用目的、等の情報を、管理サーバ40に送信するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によるブース管理システム1は、ブースBTと、メンタル検知センサ15(検知センサ)と、感情解析部331と、制御情報生成部433(ブース制御部)とを備える。ブースBTは、内部空間の環境を変更可能なブース設備(例えば、空調機11、照明機器12、音響機器13、等)を有する。メンタル検知センサ15は、ブースBT内の利用者U1の生体データ(例えば、脈拍、呼吸回数、など)を検知する。感情解析部331は、メンタル検知センサ15が検知した生体データに基づいて、利用者U1の感情を解析し、利用者U1の感情を示す感情情報を抽出する。制御情報生成部433(ブース制御部)は、感情解析部331が解析した感情情報を少なくとも含むブースBT内の検出情報(ブース内検出情報)と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1は、利用目的及びブースBT内の検出情報(ブース内検出情報)に応じて、ブース設備の制御をより適切に行うことができ、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態によるブース管理システム1は、提案情報生成部432を備える。提案情報生成部432は、利用目的及び検出情報を含むブースBTの利用実績情報と、制御情報生成部433がブース設備を制御した制御実績情報と、ブース設備の制御に対する利用者U1の評価結果(評価情報)とを含む学習データから学習(機械学習)された学習結果に基づいて、検出情報又は利用目的に応じた提案情報を生成する。制御情報生成部433は、提案情報生成部432が生成した提案情報に基づいて、ブース設備を制御する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1は、学習結果を用いることで、検出情報又は利用目的に応じたさらに適切なブース制御の提案、及びブース設備の制御を行うことができる。
また、本実施形態では、利用実績情報には、利用者U1の属性を示す属性情報が含まれる。提案情報生成部432は、属性情報(例えば、性別、又は年齢、等)及び利用目的が類似する利用者U1に対する制御実績情報を、提案情報として生成する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1は、属性情報を用いて、さらに適切なブース制御の提案、及びブース設備の制御を行うことができる。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1は、属性情報を用いて、さらに適切なブース制御の提案、及びブース設備の制御を行うことができる。
また、本実施形態では、提案情報生成部432は、利用目的を達成できなかった場合に、他のブース設備、又は、ブース設備の異なる制御方法を提案する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1は、利用目的を達成できなかった場合に、異なる制御が提案されるため、継続的に改善して、利用目的の達成に近づけることができる。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1は、利用目的を達成できなかった場合に、異なる制御が提案されるため、継続的に改善して、利用目的の達成に近づけることができる。
また、本実施形態では、ブース内検出情報には、利用者U1の状態を示す状態情報(例えば、疲労状態、リラックス状態、緊張状態など)が含まれる。制御情報生成部433は、感情情報及び状態情報に基づいて、ブース設備を制御する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1は、感情情報及び状態情報を考慮したより適切なブース設備の制御を行うことができる。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1は、感情情報及び状態情報を考慮したより適切なブース設備の制御を行うことができる。
また、本実施形態による管理サーバ40(ブース管理装置)は、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースBTと、ブースBT内の利用者U1の生体データを検知するメンタル検知センサ15と、メンタル検知センサ15が検知した生体データに基づいて、利用者U1の感情を解析し、利用者U1の感情を示す感情情報を抽出する感情解析部331と、を備えるブース管理システム1の管理サーバ40(ブース管理装置)であって、制御情報生成部433(ブース制御部)を備える。制御情報生成部433(ブース制御部)は、感情解析部331が解析した感情情報を少なくとも含むブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。
これにより、本実施形態による管理サーバ40は、上述したブース管理システム1と同様の効果を奏し、利用目的及びブースBT内の検出情報(ブース内検出情報)に応じて、ブース設備の制御をより適切に行うことができ、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態によるブース管理方法は、上述したブースBTと、メンタル検知センサ15と、を備えるブース管理システム1のブース管理方法であって、感情解析ステップと、ブース制御ステップとを含む。感情解析ステップにおいて、感情解析部331が、メンタル検知センサ15が検知した生体データに基づいて、利用者U1の感情を解析し、利用者U1の感情を示す感情情報を抽出する。ブース制御ステップにおいて、制御情報生成部433が、感情情報を少なくとも含むブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。
これにより、本実施形態によるブース管理方法は、上述したブース管理システム1及び管理サーバ40と同様の効果を奏し、利用目的及びブースBT内の検出情報(ブース内検出情報)に応じて、ブース設備の制御をより適切に行うことができ、利便性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照して、第2の実施形態によるブース管理システム1aについて説明する。本実施形態では、ブースBTの制御の他に、ブースBTの利用と、周辺店舗の利用とを連携させる変形例について説明する。
次に、図面を参照して、第2の実施形態によるブース管理システム1aについて説明する。本実施形態では、ブースBTの制御の他に、ブースBTの利用と、周辺店舗の利用とを連携させる変形例について説明する。
なお、本実施形態によるブース管理システム1aのハードウェア構成、ブースBTの外観、及びユーザ端末60aのハードウェア構成は、図1、図2、及び図3に示す第1の実施形態と同様であるため、ここではその説明を省略する。
図10は、本実施形態によるブース管理システム1aの処理の概要を示すイメージ図である。
図10に示すように、ブース管理システム1aは、ブースBTの利用実績に応じて、周辺店舗の店舗案内、及びクーポンを提供する。また、ブース管理システム1aは、ブースBTの利用時に、店舗商品の購入(課金)可能なサービスを提供する。
図10に示すように、ブース管理システム1aは、ブースBTの利用実績に応じて、周辺店舗の店舗案内、及びクーポンを提供する。また、ブース管理システム1aは、ブースBTの利用時に、店舗商品の購入(課金)可能なサービスを提供する。
また、ブース管理システム1aは、周辺店舗の利用実績に応じて、ブースBTの利用料金の割り引きを提供する。また、ブース管理システム1aは、ブースBTの利用の評価情報(利用後の感情情報)に応じて、周辺店舗の店舗案内、及びクーポンを提供する。
次に、図11を参照して、本実施形態によるブース管理システム1aの機能構成について説明する。
図11は、本実施形態によるブース管理システム1aの機能構成の一例を示すブロック図である。
図11は、本実施形態によるブース管理システム1aの機能構成の一例を示すブロック図である。
図11に示すように、ブース管理システム1aは、ブースBTと、ブース制御装置30と、管理サーバ40aと、学習サーバ50と、ユーザ端末60aとを備える。ブース制御装置30と、管理サーバ40aと、学習サーバ50と、ユーザ端末60aとは、ネットワークNW1に接続可能であり、ネットワークNW1を介して、相互にデータ通信可能である。なお、図11において、上述した図7に示す構成と同一の構成には、同一の符号を付与して、ここではその説明を省略する。
管理サーバ40a(ブース管理装置の一例)は、ブース管理システム1aの全体を管理するサーバ装置である。管理サーバ40aは、NW通信部41と、サーバ記憶部42aと、サーバ制御部43aとを備える。
サーバ記憶部42aは、メモリH42により構成され、管理サーバ40aが利用する各種情報を記憶する。サーバ記憶部42aは、ユーザ設定記憶部421と、ブース情報記憶部422と、学習結果記憶部423と、提案情報記憶部424と、制御情報記憶部425と、実績情報記憶部426と、店舗情報記憶部427とを備える。
本実施形態におけるブース情報記憶部422は、例えば、図12に示すように、ブースBTの設置場所に関する情報と、ブースBTの周辺店舗の情報と、ブース能力とを記憶する。
図12は、本実施形態おけるブース情報記憶部422のデータ例を示す図である。
図12に示すように、ブース情報記憶部422は、ブースIDと、設置駅と、駅エリアと、改札内外と、周辺店舗と、周辺改札と、周辺ホームと、ブース能力とを対応付けたブース情報を記憶する。
図12は、本実施形態おけるブース情報記憶部422のデータ例を示す図である。
図12に示すように、ブース情報記憶部422は、ブースIDと、設置駅と、駅エリアと、改札内外と、周辺店舗と、周辺改札と、周辺ホームと、ブース能力とを対応付けたブース情報を記憶する。
ここで、設置駅及び駅エリアは、ブースBTが設置されている駅名及び駅のエリアを示している。また、改札内外は、ブースBTが駅の改札内に設置されているか、駅の改札外に設置されているかの情報を示している。また、周辺店舗は、ブースBTの周辺にある利用可能な店舗名を示している。
また、周辺改札は、ブースBTの最寄の改札ID(改札口の識別情報)と、ブースBTから当該改札までの所要時間を示している。また、周辺ホームは、ブースBTの最寄のホームを示している。
例えば、図12に示す例では、ブースIDが“BT001”であるブースBTは、設置駅及び駅エリアが“○○駅”及び“XXエリア”であり、改札内に設置されていることを示している。また、当該ブースBTの周辺店舗が、“A店”、“B店”、・・・であり、周辺改札が改札ID“GT002”及び所要時間“5分”であることを示している。また、当該ブースBTは、周辺ホームが“2番ホーム”であることを示している。
図11の説明に戻り、店舗情報記憶部427は、店舗情報及び特典情報を記憶する。ここで、図13を参照して、店舗情報記憶部427のデータ例について説明する。
図13は、本実施形態おける店舗情報記憶部427のデータ例を示す図である。
図13は、本実施形態おける店舗情報記憶部427のデータ例を示す図である。
図13(a)は、店舗情報記憶部427の店舗情報のデータ例を示している。
図13(a)に示すように、店舗情報は、店舗名と、店舗IDと、駅エリアと、改札内外とを対応付けた情報である。ここでの改札内外は、店舗が駅の改札内外のいずれにあるかを示す情報である。
図13(a)に示すように、店舗情報は、店舗名と、店舗IDと、駅エリアと、改札内外とを対応付けた情報である。ここでの改札内外は、店舗が駅の改札内外のいずれにあるかを示す情報である。
例えば、図13(a)に示す例では、店舗名が“A店”の周辺店舗は、店舗IDが“SP001”であり、当該店舗が“XXエリア”の“改札内”にあることを示している。また、店舗名が“B店”の周辺店舗は、店舗IDが“SP002”であり、当該店舗が“XXエリア”の“改札外”にあることを示している。
また、図13(b)は、店舗情報記憶部427の特典情報のデータ例を示している。
図13(b)に示すように、特典情報は、特典IDと、対象店舗と、特典条件と、店舗特典と、ブース特典と、交通特典とを対応付けた情報である。ここで、特典IDは、特典の識別情報を示し、対象店舗は、特典の対象店舗名を示している。また、特典条件は、特典が得られる条件を示し、店舗特典は、周辺店舗における特典の内容を示している。また、ブース特典及び交通特典は、当該周辺店舗を利用した場合のブースBT及び鉄道交通における特典を示している。
図13(b)に示すように、特典情報は、特典IDと、対象店舗と、特典条件と、店舗特典と、ブース特典と、交通特典とを対応付けた情報である。ここで、特典IDは、特典の識別情報を示し、対象店舗は、特典の対象店舗名を示している。また、特典条件は、特典が得られる条件を示し、店舗特典は、周辺店舗における特典の内容を示している。また、ブース特典及び交通特典は、当該周辺店舗を利用した場合のブースBT及び鉄道交通における特典を示している。
例えば、図13(b)に示す例では、特典IDが“CP001”の特典は、対象店舗が“A店”であり、特典条件が“ブースBT退出後〇分以内”であることを示している。また、店舗特典が“料金の10%引き”であり、ブース特典が“XX分以内は無料”(ブースBTの利用時間に加算されない特典)であることを示している。
再び、図11の説明に戻り、サーバ制御部43aは、メモリH42が記憶するプログラムを、プロセッサH41に実行させることで実現される機能部である。サーバ制御部43aは、管理サーバ40aによる各種処理を実行する。サーバ制御部43aは、認証処理部431と、提案情報生成部432と、制御情報生成部433と、実績情報生成部434と、利用促進処理部435とを備える。
利用促進処理部435は、利用目的及びブース内検出情報を含む利用者U1のブースBTの利用情報(利用実績情報)に応じて、ブースBTの周辺店舗に関する情報である周辺店舗情報を生成し、当該周辺店舗情報を、ユーザ端末60aに送信する。利用促進処理部435は、例えば、ブース情報記憶部422が記憶するブース情報と、店舗情報記憶部427が記憶する店舗情報及び特典情報に基づいて、周辺店舗情報を抽出する。
利用促進処理部435は、例えば、周辺店舗情報として、周辺店舗の広告、又は周辺店舗で利用可能なクーポンをユーザ端末60aに送信する。なお、周辺店舗情報は、店舗の紹介情報、商品・サービスの紹介情報、イベント情報、及びクーポンなどであってもよい。
また、利用促進処理部435は、ブースBTの利用実績に応じて、利用者U1がブースBTを退出する際に、周辺店舗の広告、又は周辺店舗で利用可能なクーポンをユーザ端末60aに送信する。利用促進処理部435は、例えば、利用者U1のブース利用時の情報(感情情報、設定温度、利用目的、等)に応じた周辺店舗情報を出力する。具体的に、利用促進処理部435は、利用目的が集中の場合に、集中の効果のあるコーヒーの販売店舗を紹介し、利用目的がリラックスの場合に、リラックス効果のあるフレーバティの販売店舗を紹介する。
また、利用促進処理部435は、ブース設備の制御情報及びブース設備の制御に対する利用者U1の評価結果(評価情報)に基づいて、周辺店舗における推奨商品の情報を、周辺店舗の広告として生成する。利用促進処理部435は、制御情報及び評価結果(評価情報)に基づいて、例えば、特定の香りでリラックスできた場合、ブースBTを退室する際に、その香水を紹介する。また、利用促進処理部435は、評価情報に基づいて、例えば、リラックスが足りない場合に、ブースBTを退室する際に、リラックスグッズを紹介する。
また、利用促進処理部435は、ブースBTが、駅の改札内外のいずれのエリアにあるかに応じて、駅の改札内外のうちの同一のエリアにある周辺店舗の周辺店舗情報を優先的に生成する。利用促進処理部435は、例えば、ブース情報記憶部422を参照して、利用しているブースBTが、駅の改札内にある場合に、周辺店舗情報として、駅の改札内にある周辺店舗を優先して紹介する。この場合、利用促進処理部435は、店舗情報記憶部427が記憶する店舗情報を参照して、駅の改札内にある周辺店舗を抽出する。
また、利用促進処理部435は、周辺店舗の利用実績に応じて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。例えば、電子マネーの支払に周辺店舗の利用実績がある場合に、利用促進処理部435は、例えば、店舗利用時間分のブース利用時間を差し引く処理を実行する。また、利用促進処理部435は、周辺店舗のクーポンを出力し、クーポンの利用実績に応じて、ブース利用料金を割り引く処理を実行する。
また、利用促進処理部435は、周辺店舗の利用時間に応じて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。例えば、周辺店舗で30分食事する場合、利用促進処理部435は、ブース利用時間を30分差し引いてから課金する。すなわち、利用促進処理部435は、ブースBTの利用料金を割り引く処理として、周辺店舗の利用時間に応じて、ブースBTの利用時間を割り引く。また、例えば、周辺店舗での電子決済の情報が、ブース利用時間内にある場合に、利用促進処理部435は、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行してもよい。
また、ブースBTの利用実績に応じて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。利用促進処理部435は、例えば、ブースBTの利用回数、又は利用合計時間に応じて、ブースBTの利用料金を割引率を変更してもよい。
なお、利用促進処理部435は、例えば、ブースBTの利用時間が長くなるほど、周辺店舗の割引率を高くするなど、ブースBTの利用時間に応じて、周辺店舗のクーポン又は広告を変えるようにしてもよい。
なお、利用促進処理部435は、例えば、ブースBTの利用時間が長くなるほど、周辺店舗の割引率を高くするなど、ブースBTの利用時間に応じて、周辺店舗のクーポン又は広告を変えるようにしてもよい。
また、利用促進処理部435は、商品をブースBTに届けることが可能な店舗及び商品の情報を、ユーザ端末60aに送信し、商品の購入の決済処理を、ブースBT内で実行するようにしてもよい。
また、利用促進処理部435は、周辺店舗のお土産情報を、ユーザ端末60aに送信して、ブースBT内で決済した場合には、店舗で取置き又はブースBTへ届けるようにしてもよい。さらに、複数商品を購入する場合には、利用促進処理部435は、取り纏めて利用者U1の退室予定時刻にブースBTへ届くように注文及び手配をしてもよい。
また、利用促進処理部435は、周辺店舗のお土産情報を、ユーザ端末60aに送信して、ブースBT内で決済した場合には、店舗で取置き又はブースBTへ届けるようにしてもよい。さらに、複数商品を購入する場合には、利用促進処理部435は、取り纏めて利用者U1の退室予定時刻にブースBTへ届くように注文及び手配をしてもよい。
ユーザ端末60a(利用者端末の一例)は、利用者U1が携帯している端末装置である。ユーザ端末60aは、NW通信部61と、入力部62と、表示部63と、記憶部64と、端末制御部65aとを備える。
端末制御部65aは、メモリH62が記憶するプログラムを、プロセッサH61に実行させることで実現される機能部である。端末制御部65aは、ユーザ端末60aによる各種処理を実行する。端末制御部65aは、認証情報生成部651と、評価生成部652と、ブース制御指示部653と、決済処理部654と、促進情報提供部655とを備える。
決済処理部654は、ブースBTの利用料金の決済処理、及び周辺店舗での購入料金の決済処理を実行する。なお、利用料金の割り引きが行われている場合には、決済処理部654は、管理サーバ40aの利用促進処理部435から送信された割引情報に基づいて、料金を割り引いた決済処理を実行する。
促進情報提供部655は、管理サーバ40aの利用促進処理部435が送信した周辺店舗情報(例えば、周辺店舗及び商品の広告、クーポン、イベント情報、等)を、表示部63に表示させる。
次に、図面を参照して、本実施形態によるブース管理システム1aの動作について説明する。
なお、本実施形態における利用者U1の認証処理、ブースの制御処理、評価処理、及び学習処理は、上述した図7及び図9に示す第1の実施形態の処理と同様であるため、ここではその説明を省略する。
なお、本実施形態における利用者U1の認証処理、ブースの制御処理、評価処理、及び学習処理は、上述した図7及び図9に示す第1の実施形態の処理と同様であるため、ここではその説明を省略する。
図14は、本実施形態における周辺店舗との連携処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、利用者U1のブース利用情報に応じて、周辺店舗の情報及びクーポンを提供する一例について説明する。
図14に示すように、管理サーバ40aの利用促進処理部435は、まず、店舗情報提供のイベント発生か否かを判定する(ステップS201)。ここで、店舗情報提供のイベント発生は、例えば、定期的なイベント発生、利用者U1からの情報提供要求、ブースBTの利用実績が条件を満たした、等である。利用促進処理部435は、店舗情報提供のイベント発生である場合(ステップS201:YES)に、処理をステップS202に進める。また、利用促進処理部435は、店舗情報提供のイベント発生でない場合(ステップS201:NO)に、処理をステップS201に戻す。
図14に示すように、管理サーバ40aの利用促進処理部435は、まず、店舗情報提供のイベント発生か否かを判定する(ステップS201)。ここで、店舗情報提供のイベント発生は、例えば、定期的なイベント発生、利用者U1からの情報提供要求、ブースBTの利用実績が条件を満たした、等である。利用促進処理部435は、店舗情報提供のイベント発生である場合(ステップS201:YES)に、処理をステップS202に進める。また、利用促進処理部435は、店舗情報提供のイベント発生でない場合(ステップS201:NO)に、処理をステップS201に戻す。
ステップS202において、利用促進処理部435は、利用者U1のブース利用情報に応じて、周辺店舗を抽出する。利用促進処理部435は、ブース情報記憶部422及び店舗情報記憶部427を参照して、ブース利用情報に応じた周辺店舗を抽出する。
次に、利用促進処理部435は、抽出した周辺店舗の情報を、ユーザ端末60aに送信して、表示させる(ステップS203)。利用促進処理部435は、NW通信部41を「介して、周辺店舗の情報である周辺店舗情報を、ユーザ端末60aに送信する。また、ユーザ端末60aは、受信したある周辺店舗情報を表示部63に表示する。
次に、利用促進処理部435は、周辺店舗のクーポンがあるか否かを判定する(ステップS204)。利用促進処理部435は、店舗情報記憶部427を参照して、周辺店舗のクーポンがあるか否かを判定する。利用促進処理部435は、周辺店舗のクーポンがある場合(ステップS204:YES)に、処理をステップS205に進める。また、利用促進処理部435は、周辺店舗のクーポンがない場合(ステップS204:NO)に、処理をステップS201に戻す。
ステップS205において、利用促進処理部435は、周辺店舗のクーポンを、ユーザ端末60aに送信する。ステップS205の処理後に、利用促進処理部435は、処理をステップS201に戻す。
次に、図15を参照して、本実施形態におけるブース利用料金の割引処理について説明する。
図15は、本実施形態におけるブース利用料金の割引処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、周辺店舗を利用した場合のブースBTの利用料金の割引処理について説明する。
図15は、本実施形態におけるブース利用料金の割引処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、周辺店舗を利用した場合のブースBTの利用料金の割引処理について説明する。
図15に示すように、管理サーバ40aの利用促進処理部435は、まず、ブースBTの利用終了であるか否かを判定する(ステップS211)。利用促進処理部435は、ブースBTの利用終了である場合(ステップS211:YES)に、処理をステップS212に進める。また、利用促進処理部435は、ブースBTの利用終了でない場合(ステップS211:NO)に、処理をステップS211に戻す。
ステップS212において、利用促進処理部435は、周辺店舗を利用したか否かを判定する。利用促進処理部435は、例えば、電子マネーの支払い実績などから、周辺店舗を利用したか否かを判定する。利用促進処理部435は、周辺店舗を利用した場合(ステップS212:YES)に、処理をステップS213に進める。また、利用促進処理部435は、周辺店舗を利用していない場合(ステップS212:NO)に、処理をステップS214に進める。
ステップS213において、利用促進処理部435は、ブースBTの利用料金の割引処理を実行する。すなわち、利用促進処理部435は、ブースBTの利用料金を割り引いた請求を、ユーザ端末60aに送信する。ステップS213の処理後に、利用促進処理部435は、処理を終了する。
また、ステップS214において、利用促進処理部435は、ブースBTの利用料金を通常料金で請求する。利用促進処理部435は、通常料金の請求を、ユーザ端末60aに送信する。ステップS214の処理後に、利用促進処理部435は、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によるブース管理システム1aは、利用目的及び検出情報を含む利用者U1のブースBTの利用情報に応じて、ブースBTの周辺店舗に関する情報である周辺店舗情報を生成し、当該周辺店舗情報を、利用者U1が携帯するユーザ端末60a(利用者端末)に送信する利用促進処理部435を備える。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1aは、ブースBTの利用者U1に、ブースBTの周辺店舗に関する情報を提供することができ、さらに利便性を向上させることができる。また、本実施形態によるブース管理システム1aは、より快適な空間を提供することができる。
また、本実施形態では、利用促進処理部435は、周辺店舗情報として、周辺店舗の広告、又は周辺店舗で利用可能なクーポンをユーザ端末60aに送信する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1aでは、利用者U1が、ブースBTを利用することで、周辺店舗の広告、又は周辺店舗のクーポンを得られるため、さらに利便性を向上させることができる。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1aでは、利用者U1が、ブースBTを利用することで、周辺店舗の広告、又は周辺店舗のクーポンを得られるため、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、利用促進処理部435は、ブースBTの利用実績に応じて、利用者U1がブースBTを退出する際に、周辺店舗の広告、又は周辺店舗で利用可能なクーポンをユーザ端末60aに送信する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1aでは、利用者U1が、ブースBTの利用実績に応じて、周辺店舗の広告、又は周辺店舗で利用可能なクーポンを得られるため、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、利用促進処理部435は、ブース設備の制御情報及びブース設備の制御に対する利用者U1の評価結果に基づいて、周辺店舗における推奨商品の情報を、周辺店舗の広告として生成する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1aは、ブース設備の制御情報及び利用者U1の評価結果に応じて、適切な推奨商品の情報を利用者U1に提供できるため、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、利用促進処理部435は、ブースBTが、駅の改札内外のいずれのエリアにあるかに応じて、駅の改札内外のうちの同一のエリアにある周辺店舗の周辺店舗情報を優先的に生成する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1aは、ブースBTからより利用しやすい周辺店舗情報を優先的に提供することができるため、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、利用促進処理部435は、周辺店舗の利用実績に応じて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。例えば、利用促進処理部435は、周辺店舗の利用時間に応じて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1aは、例えば、ブースBTの利用料金を増加させずに、周辺店舗で食事をすることができ、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、利用促進処理部435は、ブースBTの利用料金を割り引く処理として、周辺店舗の利用時間に応じて、ブースBTの利用時間を割り引く。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1aは、例えば、ブースBTの利用時間を振興させずに、周辺店舗で食事をすることができ、さらに利便性を向上させることができる。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1aは、例えば、ブースBTの利用時間を振興させずに、周辺店舗で食事をすることができ、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、利用促進処理部435は、ブースBTの利用実績に応じて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1aは、ブースBTの利用実績に応じて、ブースBTの利用料金が割り引きされるため、さらに利便性を向上させることができる。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1aは、ブースBTの利用実績に応じて、ブースBTの利用料金が割り引きされるため、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による管理サーバ40a(ブース管理装置)は、制御情報生成部433と、利用促進処理部435とを備える。制御情報生成部433は、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。利用促進処理部435は、利用目的及びブースBT内の検出情報を含む利用者U1のブースBTの利用情報に応じて、ブースBTの周辺店舗に関する情報である周辺店舗情報を生成し、当該周辺店舗情報を、利用者U1が携帯するユーザ端末60aに送信する。
これにより、本実施形態による管理サーバ40aは、ブース管理システム1aと同様の効果を奏し、ブースBTの利用者U1に、ブースBTの周辺店舗に関する情報を提供することができ、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による管理サーバ40a(ブース管理装置)は、制御情報生成部433と、利用促進処理部435とを備える。制御情報生成部433は、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。利用促進処理部435は、ブースBTの周辺店舗の利用実績に応じて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する
これにより、本実施形態による管理サーバ40aは、例えば、ブースBTの利用料金を増加させずに、周辺店舗で食事をすることができ、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態によるブース管理方法は、ブース制御ステップと、利用促進処理ステップとを含む。ブース制御ステップにおいて、制御情報生成部433が、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。利用促進処理ステップにおいて、利用促進処理部435が、利用目的及び検出情報を含む利用者U1のブースBTの利用情報に応じて、ブースBTの周辺店舗に関する情報である周辺店舗情報を生成し、当該周辺店舗情報を、利用者U1が携帯するユーザ端末60aに送信する。
これにより、本実施形態による管理サーバ40aは、ブース管理システム1a及び管理サーバ40aと同様の効果を奏し、ブースBTの利用者U1に、ブースBTの周辺店舗に関する情報を提供することができ、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態によるブース管理方法は、ブース制御ステップと、利用促進処理ステップとを含む。ブース制御ステップにおいて、制御情報生成部433が、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。利用促進処理ステップにおいて、利用促進処理部435が、ブースBTの周辺店舗の利用実績に応じて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。
これにより、本実施形態によるブース管理方法は、例えば、ブースBTの利用料金を増加させずに、周辺店舗で食事をすることができ、さらに利便性を向上させることができる。
[第3の実施形態]
次に、図面を参照して、第3の実施形態によるブース管理システム1bについて説明する。本実施形態では、ブースBTの利用の前後の鉄道交通の利用に応じて、ブース設備の制御を変更する変形例、及び、ブースBTの利用の前後の鉄道交通の利用に応じて、ブースBTの利用料金の割り引きを行う変形例について説明する。
次に、図面を参照して、第3の実施形態によるブース管理システム1bについて説明する。本実施形態では、ブースBTの利用の前後の鉄道交通の利用に応じて、ブース設備の制御を変更する変形例、及び、ブースBTの利用の前後の鉄道交通の利用に応じて、ブースBTの利用料金の割り引きを行う変形例について説明する。
なお、本実施形態によるブース管理システム1bのハードウェア構成、ブースBTの外観、及びユーザ端末60bのハードウェア構成は、図1、図2、及び図3に示す第1の実施形態と同様であるため、ここではその説明を省略する。
図16は、本実施形態によるブース管理システム1bの処理の概要を示すイメージ図である。
図16に示すように、ブース管理システム1bは、ブースBTの利用前後の交通情報に応じて、ブース制御を変更する。また、ブース管理システム1bは、ブースBTの利用前後の交通情報に応じて、ブースBTの利用料金の割り引きを提供する。
図16に示すように、ブース管理システム1bは、ブースBTの利用前後の交通情報に応じて、ブース制御を変更する。また、ブース管理システム1bは、ブースBTの利用前後の交通情報に応じて、ブースBTの利用料金の割り引きを提供する。
次に、図17を参照して、本実施形態によるブース管理システム1bの機能構成について説明する。
図17は、本実施形態によるブース管理システム1bの機能構成の一例を示すブロック図である。
図17は、本実施形態によるブース管理システム1bの機能構成の一例を示すブロック図である。
図17に示すように、ブース管理システム1bは、ブースBTと、ブース制御装置30と、管理サーバ40bと、学習サーバ50と、ユーザ端末60bとを備える。ブース制御装置30と、管理サーバ40bと、学習サーバ50と、ユーザ端末60bとは、ネットワークNW1に接続可能であり、ネットワークNW1を介して、相互にデータ通信可能である。なお、図17において、上述した図11に示す構成と同一の構成には、同一の符号を付与して、ここではその説明を省略する。
管理サーバ40b(ブース管理装置の一例)は、ブース管理システム1bの全体を管理するサーバ装置である。管理サーバ40bは、NW通信部41と、サーバ記憶部42aと、サーバ制御部43bとを備える。
サーバ制御部43bは、メモリH42が記憶するプログラムを、プロセッサH41に実行させることで実現される機能部である。サーバ制御部43bは、管理サーバ40bによる各種処理を実行する。サーバ制御部43bは、認証処理部431と、提案情報生成部432aと、制御情報生成部433aと、実績情報生成部434と、利用促進処理部435aと、交通情報取得部436とを備える。
交通情報取得部436は、利用者U1による鉄道交通の利用に関する情報である交通情報を、外部(例えば、ユーザ端末60b、又は、チケット予約システムのデータベース、等)から取得する。交通情報には、例えば、利用者U1の鉄道利用情報、交通手段に関する交通手段情報、及び利用者U1の乗降乗継情報、等が含まれる。ここで、図18を参照して、交通情報のデータ例について説明する。
図18は、本実施形態おける交通情報のデータ例を示す図である。
図18(a)は、利用者U1の鉄道利用情報のデータ例を示している。
図18(a)は、利用者U1の鉄道利用情報のデータ例を示している。
図18(a)に示すように、利用者U1の鉄道利用情報は、ユーザIDと、利用種別と、乗車駅と、降車駅と、改札入時刻と、改札出時刻と、予定交通手段と、座席と、移動距離と、移動料金とが対応付けた情報である。利用者U1の鉄道利用情報は、利用者U1の定期券及び切符(乗車券、等)の鉄道利用に関する情報である。
ここで、利用種別は、乗車券、定期などの種別を示し、利用予定交通手段は、利用予定の交通手段を示している。
ここで、利用種別は、乗車券、定期などの種別を示し、利用予定交通手段は、利用予定の交通手段を示している。
また、図18(b)は、交通手段情報のデータ例を示している。
図18(b)に示すように、交通手段情報は、交通手段と、発車駅と、発車時刻と、発車ホームと、降車駅と、到着時刻と、降車ホームと、移動距離とを対応付けた情報である。ここで、発車時刻及び到着時刻は、いずれも予定時刻を示している。
図18(b)に示すように、交通手段情報は、交通手段と、発車駅と、発車時刻と、発車ホームと、降車駅と、到着時刻と、降車ホームと、移動距離とを対応付けた情報である。ここで、発車時刻及び到着時刻は、いずれも予定時刻を示している。
また、図18(c)は、利用者U1の乗降乗継情報のデータ例を示している。
図18(c)に示すように、利用者U1の乗降乗継情報は、ユーザIDと、行動分類と、駅と、予定時刻と、待ち時間と、改札内外とを対応付けた情報である。ここで、行動分類は、“乗車”、“乗継”、及び“降車”のいずれかを示し、駅は、駅名を示している。
図18(c)に示すように、利用者U1の乗降乗継情報は、ユーザIDと、行動分類と、駅と、予定時刻と、待ち時間と、改札内外とを対応付けた情報である。ここで、行動分類は、“乗車”、“乗継”、及び“降車”のいずれかを示し、駅は、駅名を示している。
図17の説明に戻り、提案情報生成部432aは、第1の実施形態の提案情報生成部432と同様の処理を実行するとともに、ブースBTの利用前の鉄道交通の利用に応じて、異なる提案情報を生成する。提案情報生成部432aは、例えば、ブースBTの利用前に鉄道から降りた場合に、利用目的にリラックスを提案する。この場合、提案情報生成部432aは、利用目的がリラックスである提案情報を生成する。また、提案情報生成部432aは、例えば、交通情報取得部436が取得した交通情報(例えば、図18に示す情報)に基づいて、ブースBTの利用前に鉄道から降りたことを判定する。
また、提案情報生成部432aは、例えば、ブース利用前の鉄道の乗車時間又は距離に応じて、異なる利用目的(ブース設備の制御)を提案する。このように、提案情報生成部432aは、ブースBTの利用前に利用者U1が鉄道交通を利用している場合に、利用前の鉄道交通の利用時間又は利用距離に応じて、利用目的を提案してもよい。
なお、この場合、制御情報生成部433aは、提案情報生成部432aが生成した提案情報に基づいて、ブース設備の制御情報を生成する。
制御情報生成部433aは、第1の実施形態の制御情報生成部433と同様の処理を実行するとともに、交通情報から推定される利用者U1の行動情報であって、ブースBTの利用前後の行動情報に基づいて、ブース設備の制御を変更する。
制御情報生成部433aは、第1の実施形態の制御情報生成部433と同様の処理を実行するとともに、交通情報から推定される利用者U1の行動情報であって、ブースBTの利用前後の行動情報に基づいて、ブース設備の制御を変更する。
制御情報生成部433aは、例えば、ブースBTの利用後に、利用者U1が鉄道交通を利用する場合に、鉄道交通の利用予定時刻に間に合うように、利用者U1の状態を、リラックス状態又は瞑想状態から覚醒した通常状態に変更するブース設備の制御を実行する。具体的に、制御情報生成部433aは、予約した電車の発車時刻が近づくと、リラックス又は瞑想から通常状態へ移行する制御を行う。ここで、通常状態へ移行する制御は、例えば、照明機器12の光を強くする制御、及び空調機11を利用者U1に直接強風を当てる制御、等である。
また、制御情報生成部433aは、利用者U1がブースBTの利用後に鉄道に乗る予定がない場合、例えば、ゆっくりとリラックスする制御、瞑想に入る時間及び瞑想時間を長くする制御、等を行ってもよい。なお、制御情報生成部433aは、利用者U1がブースBTの利用後に鉄道に乗る予定であるか否かの判定を、例えば、上述した図18(a)に示す利用者U1の鉄道利用情報の定期又は乗車券の利用区間に基づいて判定する。
利用促進処理部435aは、第1の実施形態の利用促進処理部435と同様の処理を実行するとともに、利用者U1による鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。ここで、交通情報は、交通情報取得部436が取得した情報(例えば、図18に示す情報)である。利用促進処理部435aは、例えば、ブースBTが設置されている駅の鉄道交通の利用者に対して、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。
また、利用促進処理部435aは、例えば、鉄道交通の移動量(例えば、乗降時間、移動距離など)に基づいて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。利用促進処理部435aは、例えば、電車での移動が長かった人には、ブースBTの利用料金の割引率を高くしてもよい。
また、利用促進処理部435aは、定期券の範囲内(日常利用)か単発利用(遠距離の切符)によって、割引率を変更してもよい。例えば、利用促進処理部435aは、ブースBTが、定期券の範囲内(日常利用)である場合に、ブースBTの利用料金を安くするようにしてもよい。すなわち、利用促進処理部435aは、利用者U1の定期券によって利用可能な駅の範囲内にあるブースBTを、利用者U1が利用した場合に、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。
また、利用促進処理部435aは、例えば、電車の種類、乗車率、遅延状況、等に応じて、ブースBTの利用料金の割り引きを設定するようにしてもよい。
また、利用促進処理部435aは、例えば、電車の種類、乗車率、遅延状況、等に応じて、ブースBTの利用料金の割り引きを設定するようにしてもよい。
ユーザ端末60b(利用者端末の一例)は、利用者U1が携帯している端末装置である。ユーザ端末60bは、NW通信部61と、入力部62と、表示部63と、記憶部64と、端末制御部65bとを備える。
端末制御部65bは、メモリH62が記憶するプログラムを、プロセッサH61に実行させることで実現される機能部である。端末制御部65bは、ユーザ端末60bによる各種処理を実行する。端末制御部65bは、認証情報生成部651と、評価生成部652と、ブース制御指示部653と、決済処理部654と、促進情報提供部655と、交通情報生成部656とを備える。
交通情報生成部656は、例えば、図18に示すような交通情報を生成する。交通情報生成部656は、例えば、チケット予約システム又はチケット予約アプリのデータベースから取得したチケット情報、及び入力部62を用いた利用者U1からの入力情報、等により必要な情報を収集し、交通情報を生成する。交通情報生成部656は、生成した交通情報を、NW通信部61を介して、管理サーバ40bに送信する。
次に、図面を参照して、本実施形態によるブース管理システム1bの動作について説明する。
なお、本実施形態における利用者U1の認証処理、ブースの制御処理、評価処理、学習処理、及び周辺店舗との連携処理は、上述した図7、図9、及び図14に示す第1及び第2の実施形態の処理と同様であるため、ここではその説明を省略する。
なお、本実施形態における利用者U1の認証処理、ブースの制御処理、評価処理、学習処理、及び周辺店舗との連携処理は、上述した図7、図9、及び図14に示す第1及び第2の実施形態の処理と同様であるため、ここではその説明を省略する。
図19は、本実施形態における交通情報に応じた提案処理の一例を示すフローチャートである。
図19に示すように、管理サーバ40bは、利用者U1に対応した交通情報を取得する(ステップS301)。管理サーバ40bの交通情報取得部436は、例えば、ユーザ端末60bから、図18に示すような交通情報を取得する。
図19に示すように、管理サーバ40bは、利用者U1に対応した交通情報を取得する(ステップS301)。管理サーバ40bの交通情報取得部436は、例えば、ユーザ端末60bから、図18に示すような交通情報を取得する。
次に、管理サーバ40bは、ブース利用前の交通情報があるか否かを判定する(ステップS302)。管理サーバ40bの提案情報生成部432aは、交通情報取得部436が取得した交通情報にブースBTの利用前の情報があるか否かお判定する。提案情報生成部432aは、ブース利用前の交通情報がある場合(ステップS302:YES)に、処理をステップS303に進める。また、提案情報生成部432aは、ブース利用前の交通情報がない場合(ステップS302:NO)に、処理をステップS304に進める。
ステップS303において、提案情報生成部432aは、利用前の交通情報に応じた提案情報を生成する。提案情報生成部432aは、例えば、ブースBTの利用前に鉄道から降りた場合に、利用目的にリラックスを提案する。ステップS303の処理後に、提案情報生成部432aは、処理をステップS304に進める。
また、ステップS304において、提案情報生成部432aは、ブース利用後の交通情報があるか否かを判定する。提案情報生成部432aは、交通情報取得部436が取得した交通情報にブースBTの利用後の情報があるか否かお判定する。提案情報生成部432aは、ブース利用後の交通情報がある場合(ステップS304:YES)に、処理をステップS305に進める。また、提案情報生成部432aは、ブース利用後の交通情報がない場合(ステップS304:NO)に、処理をステップS306に進める。
ステップS305において、提案情報生成部432aは、利用後の交通情報に応じた提案情報を生成する。提案情報生成部432aは、例えば、利用後に鉄道に乗る予定である場合に、利用目的に集中を提案する。ステップS305の処理後に、提案情報生成部432aは、処理をステップS306に進める。
ステップS306において、提案情報生成部432aは、提案情報をユーザ端末60bに送信する。ステップS306の処理後に、提案情報生成部432aは、処理を終了すtる。
なお、ユーザ端末60bは、管理サーバ40bが送信した提案情報を表示部63に表示させる。また、ユーザ端末60bは、利用者U1が提案情報を承認した場合に、制御情報生成部433aは、当該提案情報に基づく、ブース設備の制御を実行する。
次に、図20を参照して、本実施形態における交通情報に応じたブースの制御処理について説明する。
図20は、本実施形態における交通情報に応じたブースBTの制御処理の一例を示すフローチャートである。
図20は、本実施形態における交通情報に応じたブースBTの制御処理の一例を示すフローチャートである。
図20に示すように、管理サーバ40bは、利用者U1に対応した交通情報を取得する(ステップS311)。管理サーバ40bの交通情報取得部436は、例えば、ユーザ端末60bから、図18に示すような交通情報を取得する。
次に、管理サーバ40bの制御情報生成部433aは、利用目的及びブースBT内の検出情報に基づいて、ブース制御情報を生成する(ステップS312)。
次に、制御情報生成部433aは、利用者U1の交通情報があるか否かを判定する(ステップS313)。制御情報生成部433aは、交通情報取得部436が取得した利用者U1の交通情報があるか否かを判定する。制御情報生成部433aは、利用者U1の交通情報がある場合(ステップS313:YES)に、処理をステップS314に進める。また、制御情報生成部433aは、利用者U1の交通情報がない場合(ステップS313:NO)に、処理をステップS315に進める。
次に、制御情報生成部433aは、利用者U1の交通情報があるか否かを判定する(ステップS313)。制御情報生成部433aは、交通情報取得部436が取得した利用者U1の交通情報があるか否かを判定する。制御情報生成部433aは、利用者U1の交通情報がある場合(ステップS313:YES)に、処理をステップS314に進める。また、制御情報生成部433aは、利用者U1の交通情報がない場合(ステップS313:NO)に、処理をステップS315に進める。
ステップS314において、制御情報生成部433aは、交通情報に応じて、ブース制御情報を変更する。制御情報生成部433aは、例えば、利用者U1が利用後に電車に乗る予定がある場合には、電車の利用予定時刻に合わせて、利用者U1の状態が、リラックス状態又は瞑想状態から覚醒した通常状態になるように、ブース制御情報を変更する。ステップS314の処理後に、制御情報生成部433aは、処理をステップS315に進める。
ステップS315において、制御情報生成部433aは、ブース制御情報をブース制御装置30に送信する。ステップS315の処理後に、制御情報生成部433aは、処理を終了する。
次に、図21を参照して、本実施形態におけるブース利用料金の割引処理について説明する。
図21は、本実施形態におけるブース利用料金の割引処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、交通情報に応じたブースBTの利用料金の割引処理について説明する。
図21は、本実施形態におけるブース利用料金の割引処理の一例を示すフローチャートである。ここでは、交通情報に応じたブースBTの利用料金の割引処理について説明する。
図21に示すように、管理サーバ40bの利用促進処理部435aは、まず、ブースBTの利用終了であるか否かを判定する(ステップS321)。利用促進処理部435aは、ブースBTの利用終了である場合(ステップS321:YES)に、処理をステップS322に進める。また、利用促進処理部435aは、ブースBTの利用終了でない場合(ステップS321:NO)に、処理をステップS321に戻す。
ステップS322において、利用促進処理部435aは、交通情報があるか否かを判定する。利用促進処理部435aは、例えば、利用者U1に対応した交通情報があるか否かを判定する。利用促進処理部435aは、交通情報がある場合(ステップS322:YES)に、処理をステップS323に進める。また、利用促進処理部435aは、交通情報がない場合(ステップS322:NO)に、処理をステップS324に進める。
ステップS323において、利用促進処理部435aは、交通情報に応じたブースBTの利用料金の割引処理を実行する。ステップS323の処理後に、利用促進処理部435aは、処理を終了する。
また、ステップS324において、利用促進処理部435aは、ブースBTの利用料金を通常料金で請求する。利用促進処理部435aは、通常料金の請求を、ユーザ端末60bに送信する。ステップS324の処理後に、利用促進処理部435aは、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によるブース管理システム1bは、ブースBTと、制御情報生成部433aと、利用促進処理部435aとを備える。ブースBTは、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有する。制御情報生成部433aは、ブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。利用促進処理部435aは、利用者U1よる鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1bは、鉄道交通を利用する際に、ブースBTを利用する動機付けを与えることができる。また、本実施形態によるブース管理システム1bは、鉄道交通を利用することで、ブースBTの利用料金が割り引かれるため、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、利用促進処理部435aは、鉄道交通の移動量に基づいて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1bは、例えば、鉄道交通により長距離移動する出張の際に、ブースBTを利用し易くすることができ、利便性をさらに向上させることができる。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1bは、例えば、鉄道交通により長距離移動する出張の際に、ブースBTを利用し易くすることができ、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、利用促進処理部435aは、利用者U1の定期券によって利用可能な駅の範囲内にあるブースBTを、利用者U1が利用した場合に、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1bは、定期券によって利用可能な駅の範囲内にあるブースBTの利用料金が割り引きされるため、ブースBTをさらに利用し易くすることができる。
また、本実施形態では、制御情報生成部433aは、交通情報から推定される利用者U1の行動情報であって、ブースBTの利用前後の行動情報に基づいて、ブース設備の制御を変更する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1bは、ブースBTの利用前後の行動に合わせて、適切にブース設備を制御できるため、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、制御情報生成部433aは、ブースBTの利用後に、利用者U1が鉄道交通を利用する場合に、鉄道交通の利用予定時刻に間に合うように、利用者U1の状態を、リラックス状態又は瞑想状態から覚醒した通常状態に変更するブース設備の制御を実行する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1bは、ブースBTの利用後を考慮して、ブース設備の制御を実行するため、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態では、提案情報生成部432aは、ブースBTの利用前に利用者U1が鉄道交通を利用している場合に、利用前の鉄道交通の利用時間又は利用距離に応じて、利用目的を提案する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1bは、例えば、利用前の鉄道交通の利用による利用者U1の疲労度合いに応じて、適切な利用目的を提案するため、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態による管理サーバ40b(ブース管理装置)は、制御情報生成部433a(ブース制御部)と、利用促進処理部435aとを備える。制御情報生成部433aは、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。利用促進処理部435aは、利用者U1による鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。
これにより、本実施形態による管理サーバ40bは、上述したブース管理システム1bと同様の効果を奏し、鉄道交通を利用する際に、ブースBTを利用する動機付けを与えることができる。また、本実施形態による管理サーバ40bは、鉄道交通を利用することで、ブースBTの利用料金が割り引かれるため、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態による管理サーバ40b(ブース管理装置)は。鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する制御情報生成部433a(ブース制御部)とを備える。制御情報生成部433aは、利用者U1による鉄道交通の利用に関する情報である交通情報から推定される利用者U1の行動情報であって、ブースBTの利用前後の行動情報に基づいて、ブース設備の制御を変更する。
これにより、本実施形態による管理サーバ40bは、ブースBTの利用前後の行動に合わせて、適切にブース設備を制御できるため、利便性をさらに向上させることができる。
これにより、本実施形態による管理サーバ40bは、ブースBTの利用前後の行動に合わせて、適切にブース設備を制御できるため、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態によるブース管理方法は、ブース制御ステップと、利用促進処理ステップとを含む。ブース制御ステップにおいて、制御情報生成部433aが、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。利用促進処理ステップにおいて、利用促進処理部435aが、利用者U1による鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、ブースBTの利用料金を割り引く処理を実行する。
これにより、本実施形態によるブース管理方法は、上述したブース管理システム1b及び管理サーバ40bと同様の効果を奏し、鉄道交通を利用する際に、ブースBTを利用する動機付けを与えることができる。また、本実施形態による管理サーバ40bは、鉄道交通を利用することで、ブースBTの利用料金が割り引かれるため、利便性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態によるブース管理方法は、第1制御ステップと、第2制御ステップとを含む。第1制御ステップにおいて、制御情報生成部433aが、ブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。ここで、ブースBTは、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有する。第2制御ステップにおいて、制御情報生成部433aが、利用者U1による鉄道交通の利用に関する情報である交通情報から推定される利用者U1の行動情報であって、ブースBTの利用前後の行動情報に基づいて、ブース設備の制御を変更する。
これにより、本実施形態によるブース管理方法は、ブースBTの利用前後の行動に合わせて、適切にブース設備を制御できるため、利便性をさらに向上させることができる。
これにより、本実施形態によるブース管理方法は、ブースBTの利用前後の行動に合わせて、適切にブース設備を制御できるため、利便性をさらに向上させることができる。
[第4の実施形態]
次に、図面を参照して、第4の実施形態によるブース管理システム1cについて説明する。本実施形態では、交通情報に基づいて、ブースBTを検索する変形例について説明する。
次に、図面を参照して、第4の実施形態によるブース管理システム1cについて説明する。本実施形態では、交通情報に基づいて、ブースBTを検索する変形例について説明する。
なお、本実施形態によるブース管理システム1cのハードウェア構成、ブースBTの外観、及びユーザ端末60cのハードウェア構成は、図1、図2、及び図3に示す第1の実施形態と同様であるため、ここではその説明を省略する。
図22は、本実施形態によるブース管理システム1cの処理の概要を示すイメージ図である。
図22に示すように、ブース管理システム1cは、ブースBTの利用前後の交通情報、及び利用目的に基づいて、ブースBTの検索を実行する。
図22に示すように、ブース管理システム1cは、ブースBTの利用前後の交通情報、及び利用目的に基づいて、ブースBTの検索を実行する。
次に、図23を参照して、本実施形態によるブース管理システム1cの機能構成について説明する。
図23は、本実施形態によるブース管理システム1cの機能構成の一例を示すブロック図である。
図23は、本実施形態によるブース管理システム1cの機能構成の一例を示すブロック図である。
図23に示すように、ブース管理システム1cは、ブースBTと、ブース制御装置30と、管理サーバ40cと、学習サーバ50と、ユーザ端末60cとを備える。ブース制御装置30と、管理サーバ40cと、学習サーバ50と、ユーザ端末60cとは、ネットワークNW1に接続可能であり、ネットワークNW1を介して、相互にデータ通信可能である。なお、図23において、上述した図17に示す構成と同一の構成には、同一の符号を付与して、ここではその説明を省略する。
管理サーバ40c(ブース管理装置の一例)は、ブース管理システム1cの全体を管理するサーバ装置である。管理サーバ40cは、NW通信部41と、サーバ記憶部42bと、サーバ制御部43cとを備える。
サーバ記憶部42bは、メモリH42により構成され、管理サーバ40cが利用する各種情報を記憶する。サーバ記憶部42bは、ユーザ設定記憶部421と、ブース情報記憶部422aと、学習結果記憶部423と、提案情報記憶部424と、制御情報記憶部425と、実績情報記憶部426と、店舗情報記憶部427とを備える。
ブース情報記憶部422aは、各ブースBTに関するブース情報を記憶する。ブース情報には、例えば、ブースBTの設置場所に関する情報、ブースBTの設備能力及び制御能力を示すブース能力、等が含まれる。また、ブース情報記憶部422aは、例えば、図12に示すブース情報の他に、後述する検索処理のためのブース店舗情報を記憶する。ブース店舗情報は、ブースBTの利用サービスを提供する店舗であるブース店舗に関する情報である。なお、ブース店舗情報は、ブース情報の一部として、ブース情報に含まれてもよい。ここで、図24を参照して、ブース店舗情報のデータ例について説明する。
図24は、本実施形態おけるブース情報記憶部422aのブース店舗情報のデータ例を示す図である。
図24に示すように、ブース情報記憶部422aのブース店舗情報は、ブース店舗と、設置駅と、駅エリアと、改札内外と、周辺改札と、周辺ホームと、ブース能力と、空き状況とを対応付けた情報である。ここで、ブース店舗は、ブースBTの利用サービスを提供する店舗名を示し、空き状況は、ブースBTの空き状況を示している。なお、ブース店舗の店舗名は、ブース店舗を識別する識別情報の一例である。また、空き状況は、例えば、“〇”(十分に空きがある)、“△”(空きの少ない)、“×”(空き無し)、等で表される。また、設置駅、駅エリア、改札内外、周辺改札、及び周辺ホームは、ブースBTの設置場所を示すブースBTの設置場所情報の一例である。また、ブース能力は、ブースBTの設備能力及び制御能力を示している。
図24に示すように、ブース情報記憶部422aのブース店舗情報は、ブース店舗と、設置駅と、駅エリアと、改札内外と、周辺改札と、周辺ホームと、ブース能力と、空き状況とを対応付けた情報である。ここで、ブース店舗は、ブースBTの利用サービスを提供する店舗名を示し、空き状況は、ブースBTの空き状況を示している。なお、ブース店舗の店舗名は、ブース店舗を識別する識別情報の一例である。また、空き状況は、例えば、“〇”(十分に空きがある)、“△”(空きの少ない)、“×”(空き無し)、等で表される。また、設置駅、駅エリア、改札内外、周辺改札、及び周辺ホームは、ブースBTの設置場所を示すブースBTの設置場所情報の一例である。また、ブース能力は、ブースBTの設備能力及び制御能力を示している。
図24に示す例では、ブース店舗“○○店”は、設置駅が“○○駅”であり、駅エリア“XXエリア”であることを示している。また、このブース店舗は、“改札内”にあり、周辺改札が“GT01”で、改札からの所要時間が“5分”であり、周辺ホームが“2番ホーム”であることを示している。また、このブース店舗は、ブース能力が、“XXX”であり、ブースBTの空き状態が“○”(十分に空きがある)であることを示している。
このように、ブース情報(ブース店舗情報)には、ブースBTの設置場所情報、ブースBTの周辺にある改札口の情報(例えば、図24の周辺改札)、ブース能力、及びブースBTの空き状態の情報が含まれる。
図23の説明に戻り、サーバ制御部43cは、メモリH42が記憶するプログラムを、プロセッサH41に実行させることで実現される機能部である。サーバ制御部43cは、管理サーバ40cによる各種処理を実行する。サーバ制御部43cは、認証処理部431と、提案情報生成部432aと、制御情報生成部433aと、実績情報生成部434と、利用促進処理部435aと、交通情報取得部436と、検索処理部437とを備える。
検索処理部437は、交通情報に基づいて、ブース情報記憶部422aから利用者U1が利用可能なブースBTを検索し、検索した利用可能なブースBTを示す検索結果を、ユーザ端末60cに送信する。ここで、交通情報は、例えば、上述した図18に示すような情報である。交通情報には、例えば、鉄道交通の乗継情報(例えば、図18(c)の乗降乗継情報)、及び、定期券又は乗車券の情報(例えば、図18(a)の鉄道利用情報)などが含まれている。
検索処理部437は、鉄道交通の乗継情報に基づいて、ブース情報記憶部422aから利用可能なブースBTを検索する。すなわち、検索処理部437は、交通情報の乗降乗継情報に基づいて、乗り継ぎ時間がある場合に、乗継駅で利用可能なブースBTを、ブース情報記憶部422aから検索する。検索処理部437は、ブース情報記憶部422aのブース情報(ブース店舗情報)から、乗継駅の周辺にあるブースBT(又はブース店舗名)を検索する。
また、検索処理部437は、定期券又は乗車券により利用可能な駅の範囲内で、利用可能なブースBTを検索する。検索処理部437は、例えば、交通情報に基づいて、定期券又は乗車券における乗降の対象駅のブースBTに加えて、乗降区間の途中駅のブースBTを検索する。例えば、対象駅のブースBTに空きがない又は空きが少ない場合に、検索処理部437は、定期券又は乗車券の乗降区間の他の駅のブースBTを検索する。
また、検索処理部437は、例えば、定期券又は乗車券の乗降駅における利用可能なブースBTを、ブース情報記憶部422aから検索する。検索処理部437は、さらに、乗降駅における利用可能なブースBTの空きがない場合に、定期券又は乗車券により利用可能な駅の範囲内の他の駅において利用可能なブースBTを検索する。
また、検索処理部437は、利用者U1が降車後にブースBTを利用する場合に、上述したブース情報(ブース店舗情報)の改札口の情報(例えば、図24の周辺改札)を用いて、降車後に利用する改札口に近い利用可能なブースBTを検索する。
また、検索処理部437は、利用者U1の利用目的に対応した設備能力及び制御能力を有するブースBTであって、利用可能なブースBTを検索する。例えば、検索処理部437は、上述したブース情報(ブース店舗情報)のブース能力を用いて、ブースの設備及び制御能力に応じたブースBTを検索する。
また、検索処理部437は、利用者U1の属性(性別、年齢、職業など)、利用目的、及び状態(状況)のいずれか、又は組み合わせに応じて、ブースを検索する。検索処理部437は、例えば、利用目的がリラックスである場合に、静かな設置場所のブースBTを検索し、例えば、利用者U1の属性が会社員である場合、又はブースBTの利用後に鉄道交通を利用する場合に、電車ホームに近いブースBTを検索する。
また、検索処理部437は、利用目的を達成できなかった場合、利用目的を達成できるブースを提案する。例えば、瞑想できなかった場合には、検索処理部437は、ブース情報(ブース店舗情報)のブース能力を用いて、異なる設備を有する、又は制御ができるブースBTを検索する。例えば、瞑想ができなかった場合に、検索処理部437は、瞑想のためのブース能力(例えば、防音、効果照明、など)を有するブースBTを検索する。
また、検索処理部437は、ブースBTの検索結果を、NW通信部41を介して、ユーザ端末60cに送信する。なお、検索処理部437は、定期的な利用の場合(例えば、毎日の瞑想)、リマインダを行い、定期的な利用のためブースBTの検索結果(例えば、瞑想可能なブースBTの検索結果)も含めて、ユーザ端末60cに送信してもよい。ここで、定期的な利用には、例えば、出張前後のブース予約、電車予約 、快適空間予約(電車等の空間に入る時間に環境を整えておくための予約)などが含まれる。
ユーザ端末60c(利用者端末の一例)は、利用者U1が携帯している端末装置である。ユーザ端末60cは、NW通信部61と、入力部62と、表示部63と、記憶部64と、端末制御部65cとを備える。
端末制御部65cは、メモリH62が記憶するプログラムを、プロセッサH61に実行させることで実現される機能部である。端末制御部65cは、ユーザ端末60cによる各種処理を実行する。端末制御部65cは、認証情報生成部651と、評価生成部652と、ブース制御指示部653と、決済処理部654と、促進情報提供部655と、交通情報生成部656と、検索入出力部657とを備える。
検索入出力部657は、ブースBTの検索処理を行う際に、入力部62を介して利用者U1から検索条件などの入力情報を取得し、検索条件などの入力情報を、NW通信部61を介いて、管理サーバ40cに送信する。また、検索入出力部657は、管理サーバ40cが送信した検索結果を、NW通信部61を介して受信じ、検索結果を、表示部63に表示させる。
次に、図面を参照して、本実施形態によるブース管理システム1cの動作について説明する。
図25は、本実施形態によるブース管理システム1cの検索処理の一例を示す図である。
図25は、本実施形態によるブース管理システム1cの検索処理の一例を示す図である。
図25に示すように、ブース管理システム1cのユーザ端末60cは、まず、認証情報を生成する(ステップS401)。ユーザ端末60cの認証情報生成部651は、例えば、入力部62を介して、ユーザID及びパスワードを取得し、これらを含む、認証情報を生成する。
次に、ユーザ端末60cは、例えば、管理サーバ40cとの間で、認証情報を相互に送信し(ステップS402)、管理サーバ40cは、認証処理を実行する(ステップS403)。管理サーバ40cの認証処理部431は、ユーザ端末60cから受信した認証情報に基づいて、利用者U1の認証処理を実行する。
次に、管理サーバ40cは、認証結果として、例えば、認証完了通知をユーザ端末60cに送信する(ステップS404)。こでは、利用者U1に対する認証処理が成功したものとして説明する。
次に、ユーザ端末60cは、交通情報及び利用条件を取得する(ステップS405)。ユーザ端末60cの交通情報生成部656は、例えば、チケット予約システム又はチケット予約アプリのデータベースから取得したチケット情報、及び入力部62を用いた利用者U1からの入力情報、等により必要な情報を収集し、交通情報を生成する。また、ユーザ端末60cの検索入出力部657は、入力部62を介して、利用者U1から検索処理の利用条件を取得する。ここで、利用条件は、ブースBTを利用する利用条件であり、例えば、利用目的、駅名、駅区間、ブース能力などの検索処理の検索条件である。
次に、ユーザ端末60cは、交通情報、及び利用条件を、管理サーバ40cに送信する(ステップS406)。
次に、管理サーバ40cは、交通情報及び利用条件に基づいて、ブースBTを検索する(ステップS407)。管理サーバ40cの検索処理部437は、交通情報及び利用条件に基づいて、例えば、定期券又は乗車券における乗降の対象駅のブースBT、乗降区間の途中駅のブースBT、等を、ブース情報記憶部422aから検索する。
次に、管理サーバ40cは、交通情報及び利用条件に基づいて、ブースBTを検索する(ステップS407)。管理サーバ40cの検索処理部437は、交通情報及び利用条件に基づいて、例えば、定期券又は乗車券における乗降の対象駅のブースBT、乗降区間の途中駅のブースBT、等を、ブース情報記憶部422aから検索する。
次に、管理サーバ40cは、検索結果を、ユーザ端末60cに送信する(ステップS408)。検索処理部437は、例えば、検索したブースBTの一覧を、検索結果として、ユーザ端末60cに送信する。
次に、ユーザ端末60cは、検索結果を表示部63に表示する(ステップS409)。検索入出力部657は、管理サーバ40cから受信した検索結果を表示部63に表示させる。
次に、図26を参照して、本実施形態におけるユーザ端末60cの表示例について、説明する。
図26は、本実施形態におけるユーザ端末60cの表示例を示す図である。ここでは、ブースBTの検索処理を行った際のユーザ端末60cの表示例について説明する。
図26は、本実施形態におけるユーザ端末60cの表示例を示す図である。ここでは、ブースBTの検索処理を行った際のユーザ端末60cの表示例について説明する。
図26(a)は、ユーザ端末60cが管理サーバ40cとの間の認証処理が完了し、検索処理のメニュー画面を表示している表示例を示している。この図26(a)に示すメニュー画面を表示中に、利用条件(検索条件)として、例えば、「区間のブースを探す」が選択されると、ユーザ端末60cは、図26(b)に示すような表示画面を表示する。
次に、図26(b)において、例えば、「利用目的を指定する」が選択され、利用目的に“集中”が指定されると、ユーザ端末60cは、図26(c)に示すような表示画面を表示する。ユーザ端末60cは、図26(c)に示す検索条件を、管理サーバ40cに送信すると、管理サーバ40cの検索処理部437が、ブースBTの検索処理を実行する。
次に、管理サーバ40cが検索結果をユーザ端末60cに送信すると、管理サーバ40cは、図26(d)に示すような検索結果を表示する。ここで、ユーザ端末60cの検索入出力部657が、図26(d)に示すような検索結果の表示画面を表示部63に表示する。
以上説明したように、本実施形態によるブース管理システム1cは、ブースBTと、制御情報生成部433a(ブース制御部)と、検索処理部437とを備える。ブースBTは、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有する。制御情報生成部433aは、ブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。ブース情報記憶部422aは、ブースBTの設置場所情報を含むブース情報(ブース店舗情報)を記憶する。検索処理部437は、利用者U1による鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、ブース情報記憶部422aから利用者U1が利用可能なブースBTを検索し、検索した利用可能なブースBTを示す検索結果を、利用者U1が携帯するユーザ端末60cに送信する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1cは、交通情報(例えば、電車の乗降、切符、定期の情報、発車時刻、等)に応じて、利用可能なブースBTを適切に検索することができるため、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、交通情報には、鉄道交通の乗継情報が含まれる。検索処理部437は、鉄道交通の乗継情報に基づいて、ブース情報記憶部422aから利用可能なブースBTを検索する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1cは、例えば、鉄道交通の乗継ぎ時間がある場合に、乗継ぎ駅のブースBTを適切に検索することができ、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、交通情報には、定期券又は乗車券の情報が含まれる。検索処理部437は、定期券又は乗車券により利用可能な駅の範囲内で、利用可能なブースBTを検索する。また、検索処理部437は、定期券又は乗車券の乗降駅における利用可能なブースBTを検索し、乗降駅における利用可能なブースBTの空きがない場合に、利用可能な駅の範囲内の他の駅において利用可能なブースBTを検索する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1cは、定期券又は乗車券により利用可能な駅の範囲内で、利用可能なブースBTを適切に検索することができ、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ブース情報(ブース店舗情報)には、ブースBTの周辺にある改札口の情報が含まれる。検索処理部437は、利用者U1が降車後に利用する場合に、降車後に利用する改札口に近い利用可能なブースBTを検索する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1cは、鉄道交通の利用を考慮して、改札口に近い利用可能なブースBTを適切に検索することができ、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ブース情報(ブース店舗情報)には、ブースBTの設備能力及び制御能力を示すブース能力が含まれる。検索処理部437は、利用者U1の利用目的に対応した設備能力及び制御能力を有するブースBTであって、利用可能なブースBTを検索する。
これにより、本実施形態によるブース管理システム1cは、例えば、利用目的におうじたブース能力を有するブースBTを、適切に検索することができ、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による管理サーバ40c(ブース管理装置)は、制御情報生成部433a(ブース制御部)と、ブース情報記憶部422aと、検索処理部437とを備える。制御情報生成部433aは、ブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。ここで、ブースBTは、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有する。ブース情報記憶部422aは、ブースBTの設置場所情報を含むブース情報を記憶する。検索処理部437は、利用者U1による鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、ブース情報記憶部422aから利用者U1が利用可能なブースBTを検索し、検索した利用可能なブースBTを示す検索結果を、利用者U1が携帯するユーザ端末60cに送信する。
これにより、本実施形態による管理サーバ40c(ブース管理装置)は、上述したブース管理システム1cと同様の効果を奏し、交通情報(例えば、電車の乗降、切符、定期の情報、発車時刻、等)に応じて、利用可能なブースBTを適切に検索することができるため、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態によるブース管理方法は、ブース制御ステップと、検索処理ステップとを含む。ブース制御ステップにおいて、制御情報生成部433aが、ブースBT内の検出情報と、利用者U1の利用目的とに基づいて、ブース設備を制御する。ここで、ブースBTは、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有する。検索処理ステップにおいて、検索処理部437が、利用者U1による鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、ブースBTの設置場所情報を含むブース情報を記憶するブース情報記憶部422aから、利用者U1が利用可能なブースBTを検索し、検索した利用可能なブースBTを示す検索結果を、利用者U1が携帯するユーザ端末60cに送信する。
これにより、本実施形態によるブース管理方法は、上述したブース管理システム1c及び管理サーバ40cと同様の効果を奏し、交通情報(例えば、電車の乗降、切符、定期の情報、発車時刻、等)に応じて、利用可能なブースBTを適切に検索することができるため、利便性を向上させることができる。
なお、本開示は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の各実施形態において、ブース制御装置30が感情解析部331を備える例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、管理サーバ40(40a~40c)が、感情解析部331の機能を備えるようにしてもよい。
例えば、上記の各実施形態において、ブース制御装置30が感情解析部331を備える例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、管理サーバ40(40a~40c)が、感情解析部331の機能を備えるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、ブース管理システム1(1a~1c)が、管理サーバ40(40a~40c)と、学習サーバ50とを備える例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、管理サーバ40(40a~40c)が、学習サーバ50の機能を備えるようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、管理サーバ40(40a~40c)が1台のサーバ装置である例を説明したが、これに限定されるものではなく、管理サーバ40(40a~40c)が、複数台のサーバ装置で構成されてもよい。
また、上記の各実施形態において、管理サーバ40(40a~40c)がブースBTを制御する際に、感情情報を用いる例を説明したが、これに限定されるものではなく、感情情報を用いない形態であってもよい。また、この場合、ブースBTは、メンタル検知センサ15を備えない構成であってもよい。
また、上記の各実施形態において、ブースBTが、空調(温度、湿度、風)、照明(光)、及び音響(音)を制御する例を説明したが、これに限定されるものではなく、臭い(香り)、触覚、椅子のリクライニングなど、他の要素を制御するようにしてもよい。臭い(香り)を制御する装置は、例えば、匂い発生装置、脱臭装置、等である。匂い発生装置は、例えば、利用目的に応じた香り、又は利用者U1の好みの香りを発生させる。また、脱臭装置は、例えば、利用目的と異なる臭気を排出・除去する。
また、触覚の制御は、例えば、ブースBT内の椅子の座面又は背もたれ部分を温かくしたり冷たくしたり、硬さを変更する制御である。例えば、過去の利用歴と感情解析とにより利用者U1が集中したいときには、管理サーバ40(40a~40c)は、ブースBT内の椅子の温度を低くし硬化させる。また、利用者U1がリラックスしたいときには、管理サーバ40(40a~40c)は、ブースBT内の椅子のリクライニング角度を深くし、温かくすることでリラックスさせる。
また、上記の各実施形態において、ブースBTが鉄道交通の駅周辺に設置される例について説明したが、ブースBTをバスターミナル又はバス停周辺に設置してもよい。
また、鉄道交通の利用に応じ、ブース設備の制御を変更したりブースBTの利用料金を割り引きする例についても説明したが、バスの利用に応じて、ブース設備の制御又は利用料金の割り引きを行ってもよい。利用者U1がICカード又はスマートフォンを使ってバスの乗降を行い、バスに搭載した読み取り装置又は通信機が、利用者U1のバス利用情報をICカード等から読み取ったり、管理サーバ40bに送信したりすることで、バス利用情報を活用したブースBTの制御等を実現できる。また、鉄道利用情報とバス利用情報とを交通手段情報として用いてもよい。
また、鉄道交通の利用に応じ、ブース設備の制御を変更したりブースBTの利用料金を割り引きする例についても説明したが、バスの利用に応じて、ブース設備の制御又は利用料金の割り引きを行ってもよい。利用者U1がICカード又はスマートフォンを使ってバスの乗降を行い、バスに搭載した読み取り装置又は通信機が、利用者U1のバス利用情報をICカード等から読み取ったり、管理サーバ40bに送信したりすることで、バス利用情報を活用したブースBTの制御等を実現できる。また、鉄道利用情報とバス利用情報とを交通手段情報として用いてもよい。
さらに、交通情報に基づくブースBTの検索においても、鉄道交通だけでなく、バスを利用した場合にもブースBTの検索を行ってもよい。バスに搭載した読み取り装置又は通信機が、利用者U1のバス降車時に利用者U1のバス利用情報を取得して、管理サーバ40cに送信することで、利用者U1が乗降するバス停又はバスターミナル周辺の利用可能なブースBTを検索したり、バスと鉄道の両方の利用情報を考慮して適切なブースBTを検索することができる。例えば、管理サーバ40cが、バス停に設置されたブースBTを利用中にバスの接近情報、及び乗り換え電車の情報をユーザ端末60cに通知することで利用者U1は、ブースBT内で安心して過ごすことができる。
また、上記の各実施形態において、管理サーバ40(40a~40c)が、ブース制御装置30を介して、ブース設備を制御する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、管理サーバ40(40a~40c)が、直接、ブース設備を制御するようにしてもよい。すなわち、管理サーバ40(40a~40c)が、ブース制御処理部332の機能を有してもよい。また、上記の各実施形態において、制御情報生成部433と、ブース制御処理部332とが、ブース制御部に対応するとしてもよい。また、管理サーバ40(40a~40c)が、ブース制御装置30内の感情解析部331の機能を有してもよい。
なお、上述したブース管理システム1(1a~1c)が備える各構成は、内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述したブース管理システム1(1a~1c)が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述したブース管理システム1(1a~1c)が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OS及び周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネット、WAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後にブース管理システム1(1a~1c)が備える各構成で合体される構成、又は分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバ又はクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1,1a,1b,1c…ブース管理システム、11…空調機、12…照明機器、13…音響機器、14…センサ、15…メンタル検知センサ、20…入力端末、30…ブース制御装置、31,41,51,61…NW通信部、32,記憶部…記憶部、33…制御部、40,40a,40b,40c…管理サーバ、42,42a,42b,52…サーバ記憶部、43,43a,43b,43c,53…サーバ制御部、50…学習サーバ、60,60a,60b,60c…ユーザ端末、62…入力部、63…表示部、65,65a,65b,65c…端末制御部、321,425…制御情報記憶部、331…感情解析部、332…ブース制御処理部、421…ユーザ設定記憶部、422,422a…ブース情報記憶部、423…学習結果記憶部、424…提案情報記憶部、426…実績情報記憶部、427…店舗情報記憶部、431…認証処理部、432,432a…提案情報生成部、433,433a…制御情報生成部、434…実績情報生成部、435,435a…利用促進処理部、436…交通情報取得部、437…検索処理部、521…学習データ記憶部、531…学習データ取得部、532…学習処理部、651…認証情報生成部、652…評価生成部、653…ブース制御指示部、654…決済処理部、655…促進情報提供部、656…交通情報生成部、657…検索入出力部、BT…ブース、H31,H41,H51,H61…プロセッサ、H32,H42,H52,H62…メモリ、H33,H43,H53…NWアダプタ、H63…無線通信アダプタ、H64…ディスプレイ、H65…タッチセンサ、H66…カメラ、H67…センサ、H68…マイク、H69…スピーカ、NW1…ネットワーク、U1…利用者
Claims (42)
- 内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、
前記ブース内の利用者の生体データを検知する検知センサと、
前記検知センサが検知した前記生体データに基づいて、前記利用者の感情を解析し、前記利用者の感情を示す感情情報を抽出する感情解析部と、
前記感情解析部が解析した前記感情情報を少なくとも含むブース内の検出情報と、前記利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と
を備えるブース管理システム。 - 前記利用目的及び前記検出情報を含む前記ブースの利用実績情報と、前記ブース制御部が前記ブース設備を制御した制御実績情報と、前記ブース設備の制御に対する前記利用者の評価結果とを含む学習データから学習された学習結果に基づいて、前記検出情報又は前記利用目的に応じた提案情報を生成する提案情報生成部を備え、
前記ブース制御部は、前記提案情報生成部が生成した前記提案情報に基づいて、前記ブース設備を制御する
請求項1に記載のブース管理システム。 - 前記利用実績情報には、前記利用者の属性を示す属性情報が含まれ、
前記提案情報生成部は、前記属性情報及び前記利用目的が類似する前記利用者に対する前記制御実績情報を、前記提案情報として生成する
請求項2に記載のブース管理システム。 - 前記提案情報生成部は、前記利用目的を達成できなかった場合に、他のブース設備、又は、前記ブース設備の異なる制御方法を提案する
請求項2又は請求項3に記載のブース管理システム。 - 前記検出情報には、前記利用者の状態を示す状態情報が含まれ、
前記ブース制御部は、前記感情情報及び前記状態情報に基づいて、前記ブース設備を制御する
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のブース管理システム。 - 前記利用目的及び前記検出情報を含む前記利用者の前記ブースの利用情報に応じて、前記ブースの周辺店舗に関する情報である周辺店舗情報を生成し、当該周辺店舗情報を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信する利用促進処理部を備える
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のブース管理システム。 - 前記利用促進処理部は、前記周辺店舗情報として、前記周辺店舗の広告、又は前記周辺店舗で利用可能なクーポンを前記利用者端末に送信する
請求項6に記載のブース管理システム。 - 前記利用促進処理部は、前記ブースの利用実績に応じて、前記利用者が前記ブースを退出する際に、前記周辺店舗の広告、又は前記周辺店舗で利用可能なクーポンを前記利用者端末に送信する
請求項6又は請求項7にいずれか一項に記載のブース管理システム。 - 前記利用促進処理部は、前記ブース設備の制御情報及び前記ブース設備の制御に対する前記利用者の評価結果に基づいて、前記周辺店舗における推奨商品の情報を、前記周辺店舗の広告として生成する
請求項8に記載のブース管理システム。 - 前記利用促進処理部は、前記ブースが、駅の改札内外のいずれのエリアにあるかに応じて、前記駅の改札内外のうちの同一のエリアにある前記周辺店舗の前記周辺店舗情報を優先的に生成する
請求項6から請求項9のいずれか一項に記載のブース管理システム。 - 前記利用促進処理部は、前記周辺店舗の利用実績に応じて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する
請求項6から請求項10のいずれか一項に記載のブース管理システム。 - 前記利用促進処理部は、前記周辺店舗の利用時間に応じて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する
請求項11に記載のブース管理システム。 - 前記利用促進処理部は、前記ブースの利用料金を割り引く処理として、前記周辺店舗の利用時間に応じて、前記ブースの利用時間を割り引く
請求項12に記載のブース管理システム。 - 前記利用促進処理部は、前記ブースの利用実績に応じて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する
請求項6から請求項13のいずれか一項に記載のブース管理システム。 - 前記利用促進処理部は、前記利用者による鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する
請求項6から請求項14のいずれか一項に記載のブース管理システム。 - 前記利用促進処理部は、前記鉄道交通の移動量に基づいて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する
請求項15に記載のブース管理システム。 - 前記利用促進処理部は、前記利用者の定期券によって利用可能な駅の範囲内にある前記ブースを、前記利用者が利用した場合に、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する
請求項15又は請求項16に記載のブース管理システム。 - 前記ブース制御部は、前記交通情報から推定される前記利用者の行動情報であって、前記ブースの利用前後の行動情報に基づいて、前記ブース設備の制御を変更する
請求項15から請求項17のいずれか一項に記載のブース管理システム。 - 前記ブース制御部は、前記ブースの利用後に、前記利用者が前記鉄道交通を利用する場合に、前記鉄道交通の利用予定時刻に間に合うように、前記利用者の状態を、リラックス状態又は瞑想状態から覚醒した通常状態に変更する前記ブース設備の制御を実行する
請求項18に記載のブース管理システム。 - 前記ブースの設置場所情報を含むブース情報を記憶するブース情報記憶部と、
前記交通情報に基づいて、前記ブース情報記憶部から前記利用者が利用可能なブースを検索し、検索した前記利用可能なブースを示す検索結果を、前記利用者端末に送信する検索処理部と
を備える請求項15から請求項19のいずれか一項に記載のブース管理システム。 - 前記交通情報には、前記鉄道交通の乗継情報が含まれ、
前記検索処理部は、前記鉄道交通の乗継情報に基づいて、前記ブース情報記憶部から前記利用可能なブースを検索する
請求項20に記載のブース管理システム。 - 前記交通情報には、定期券又は乗車券の情報が含まれ、
前記検索処理部は、前記定期券又は前記乗車券により利用可能な駅の範囲内で、前記利用可能なブースを検索する
請求項20又は請求項21に記載のブース管理システム。 - 前記検索処理部は、前記定期券又は前記乗車券の乗降駅における前記利用可能なブースを検索し、乗降駅における前記利用可能なブースの空きがない場合に、前記利用可能な駅の範囲内の他の駅において前記利用可能なブースを検索する
請求項22に記載のブース管理システム。 - 前記ブース情報には、前記ブースの周辺にある改札口の情報が含まれ、
前記検索処理部は、前記利用者が降車後に利用する場合に、前記降車後に利用する改札口に近い前記利用可能なブースを検索する
請求項21から請求項23のいずれか一項に記載のブース管理システム。 - 前記ブース情報には、前記ブースの設備能力及び制御能力を示すブース能力が含まれ、
前記検索処理部は、前記利用者の利用目的に対応した前記設備能力及び前記制御能力を有するブースであって、前記利用可能なブースを検索する
請求項21から請求項24のいずれか一項に記載のブース管理システム。 - 内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、
前記ブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、
前記利用目的及び前記検出情報を含む前記利用者の前記ブースの利用情報に応じて、前記ブースの周辺店舗に関する情報である周辺店舗情報を生成し、当該周辺店舗情報を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信する利用促進処理部と
を備えるブース管理システム。 - 内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、
前記ブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、
前記ブースの周辺店舗の利用実績に応じて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する利用促進処理部と
を備えるブース管理システム。 - 鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、
前記ブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、
前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する利用促進処理部と
を備えるブース管理システム。 - 鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、
前記ブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と
を備え、
前記ブース制御部は、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報から推定される前記利用者の行動情報であって、前記ブースの利用前後の行動情報に基づいて、前記ブース設備の制御を変更する
ブース管理システム。 - 鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、
前記ブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、
前記ブースの設置場所情報を含むブース情報を記憶するブース情報記憶部と、
前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブース情報記憶部から前記利用者が利用可能なブースを検索し、検索した前記利用可能なブースを示す検索結果を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信する検索処理部と
を備えるブース管理システム。 - 内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、前記ブース内の利用者の生体データを検知する検知センサと、前記検知センサが検知した前記生体データに基づいて、前記利用者の感情を解析し、前記利用者の感情を示す感情情報を抽出する感情解析部と、を備えるブース管理システムのブース管理装置であって、
前記感情解析部が解析した前記感情情報を少なくとも含むブース内の検出情報と、前記利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部を備える
ブース管理装置。 - 内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、
前記利用目的及び前記検出情報を含む前記利用者の前記ブースの利用情報に応じて、前記ブースの周辺店舗に関する情報である周辺店舗情報を生成し、当該周辺店舗情報を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信する利用促進処理部と
を備えるブース管理装置。 - 内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、
前記ブースの周辺店舗の利用実績に応じて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する利用促進処理部と
を備えるブース管理装置。 - 鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、
前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する利用促進処理部と
を備えるブース管理装置。 - 鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と
を備え、
前記ブース制御部は、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報から推定される前記利用者の行動情報であって、前記ブースの利用前後の行動情報に基づいて、前記ブース設備の制御を変更する
ブース管理装置。 - 鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御するブース制御部と、
前記ブースの設置場所情報を含むブース情報を記憶するブース情報記憶部と、
前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブース情報記憶部から前記利用者が利用可能なブースを検索し、検索した前記利用可能なブースを示す検索結果を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信する検索処理部と
を備えるブース管理装置。 - 内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブースと、前記ブース内の利用者の生体データを検知する検知センサと、を備えるブース管理システムのブース管理方法であって、
感情解析部が、前記検知センサが検知した前記生体データに基づいて、前記利用者の感情を解析し、前記利用者の感情を示す感情情報を抽出し、
ブース制御部が、前記感情情報を少なくとも含むブース内の検出情報と、前記利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御する
ブース管理方法。 - ブース制御部が、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御し、
利用促進処理部が、前記利用目的及び前記検出情報を含む前記利用者の前記ブースの利用情報に応じて、前記ブースの周辺店舗に関する情報である周辺店舗情報を生成し、当該周辺店舗情報を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信する
ブース管理方法。 - ブース制御部が、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御し、
利用促進処理部が、前記ブースの周辺店舗の利用実績に応じて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する
ブース管理方法。 - ブース制御部が、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御し、
利用促進処理部が、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブースの利用料金を割り引く処理を実行する
ブース管理方法。 - ブース制御部が、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御し、
前記ブース制御部が、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報から推定される前記利用者の行動情報であって、前記ブースの利用前後の行動情報に基づいて、前記ブース設備の制御を変更する
ブース管理方法。 - ブース制御部が、鉄道交通の駅の周辺に設置され、内部空間の環境を変更可能なブース設備を有するブース内の検出情報と、利用者の利用目的とに基づいて、前記ブース設備を制御し、
検索処理部が、前記利用者による前記鉄道交通の利用に関する情報である交通情報に基づいて、前記ブースの設置場所情報を含むブース情報を記憶するブース情報記憶部から前記利用者が利用可能なブースを検索し、検索した前記利用可能なブースを示す検索結果を、前記利用者が携帯する利用者端末に送信する
ブース管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022011494A JP2023110201A (ja) | 2022-01-28 | 2022-01-28 | ブース管理システム、ブース管理装置、及びブース管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022011494A JP2023110201A (ja) | 2022-01-28 | 2022-01-28 | ブース管理システム、ブース管理装置、及びブース管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023110201A true JP2023110201A (ja) | 2023-08-09 |
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Family Applications (1)
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JP2022011494A Pending JP2023110201A (ja) | 2022-01-28 | 2022-01-28 | ブース管理システム、ブース管理装置、及びブース管理方法 |
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2022
- 2022-01-28 JP JP2022011494A patent/JP2023110201A/ja active Pending
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