JP2023109577A - 重量測定装置及び体組成計 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動組立を実現できる重量測定装置及び体組成計を提供する。【解決手段】重量を検出するロードセルと、ロードセルを保持するベース部と、ベース部に配置され、ロードセルからの検出信号に基づいて被測定物の重量を演算する演算装置が実装されるメイン基板と、ロードセルの端子部とメイン基板の端子部とを電気的に接続するように平面視において直線状に配索されたボンディングワイヤと、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、重量測定装置及び体組成計に関する。
特許文献1には、四つのロードセルと、これらの測定データを処理する回路基板とから構成され、各ロードセルに配置されている一対の歪センサにリード線が接続され、このリード線を回路基板に接続することによりブリッジ回路を形成する構成が開示されている。
特許第4009215号公報
上述した従来技術では、歪みセンサと回路基板とが各々リード線により接続される。リード線の接続に関しては、作業者が一つ一つ手作業でフォーミング及び半田付けを行うため、作業工数が多くなっていた。この作業工数を節減するために自動組立装置(ロボット)による自動化を行うことも考えられる。しかしながら、ロボットではリード線を適切に扱うことが難しく、フォーミングを行うためのプログラムが非常に複雑になってしまうという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、自動組立により作業工数を削減できる重量測定装置及び体組成計を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様によれば、重量測定装置は、重量を検出するロードセルと、ロードセルを保持するベース部と、ベース部に配置され、ロードセルからの検出信号に基づいて被測定物の重量を演算する演算装置が実装されるメイン基板と、ロードセルの端子部とメイン基板の端子部とを電気的に接続するように平面視において直線状に配索されたボンディングワイヤと、を備える。
本発明の実施態様によれば、ロードセルとメイン基板との間を直線状にボンディングワイヤが配索されるように構成したので、自動組立装置により配線を自動的に行うことが可能となり、作業工数を削減できる。
図1は、本発明の実施形態に係る重量測定装置の分解斜視図である。 図2は、ベース部の上面図である。 図3は、ベース部の斜視図である。 図4Aは、センサユニットの上面図である。 図4Bは、センサユニットの側面図である。 図5は、ベース部の組立の際の斜視図である。 図6は、ベース部の断面図である。 図7は、本実施形態の変形例の重量測定装置の説明図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る重量測定装置1を示す分解斜視図である。図2は、重量測定装置1のベース部10の上面図を示す。図3は、重量測定装置1のベース部10の斜視図を示す。
重量測定装置1としては、重量計、体重計、体組成計等が挙げられ、本実施形態の重量測定装置1は、被測定物である利用者の重量を測定する機能と、利用者の体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、推定骨量、体水分率等の体組成を測定する機能と、を有する体組成計を構成する。
重量測定装置1は、図1に示すように、ベース部10と、ベース部10の上側に配置される天板12とを備える。
重量測定装置1は、天板12に乗せられた被測定物の重さを測定する。ベース部10及び天板12は、四隅の角が丸くR加工された正方形状の板状に形成される。なお、本実施形態では、重量測定装置1が正方形状である場合について説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、長方形状であってもよい。
天板12は、長方形状の表示窓21と、四つの測定電極22(22A、22B、22C、22D)とを備える。表示窓21は、透明な板で構成され、ベース部10に配置される表示部31の表示内容を透過する。表示部31は、利用者の重量及び体組成等を表示する。測定電極22は、利用者の生体インピーダンスを測定するための電極である。
なお、以下では、図1に示すX方向、Y方向及びZ方向は、それぞれ、縦方向、横方向及び高さ方向とも称する。
次に、本実施形態におけるベース部10の構成について説明する。
ベース部10は、板状の部材であって、その表面の全体に格子状のリブが高さ方向に形成されている。ベース部10は、この格子状のリブにより、強度を保ったまま軽量化される。
ベース部10の中央のやや上部には、メイン基板30が配置されるメイン基板配置部11が、ベース部10の表面よりも高さ方向にやや凹んだ位置に長方形状に形成される。ベース部10の四隅付近には、センサユニット40(40A、40B、40C、40D)を装着するための丸穴形状のセンサユニット装着孔14(14A、14B、14C、14D)がベース部10の高さ方向に貫通して形成される。
メイン基板配置部11と各センサユニット装着孔14との間には、後述するボンディングワイヤ50を配索するための溝部16が、ボンディングワイヤ50の配索方向に沿って形成される。溝部16は、ベース部10の格子状のリブ表面よりもやや凹んだ位置に、センサユニット40からメイン基板30に向かって徐々に高さ方向に低くなるような直線状の溝形状として形成される。溝部16の両側には、図3に示すように、ベース部10の高さ方向に垂直の壁部16aが形成される。
メイン基板30は、長方形のプリント基板により構成され、その四隅には、メイン基板配置部11にボルト止め等により固定するための固定部36を備える。図2に示すように、メイン基板30の表面には、LCDにより構成される表示部31と、メイン基板30の端子部としての複数の電極33とが配置される。メイン基板30の裏面側には、演算装置32が実装される。電極33の各々には、後述するように、各ロードセル41の検出信号が伝達されるボンディングワイヤ50が接続される。メイン基板30において、ボンディングワイヤ50が接続される電極33と演算装置32との間の配線は互いにブリッジ接続されている。
演算装置32は、各ロードセル41の検出信号を受信し、受信した検出信号に基づいて天板12に載置された被測定物の重量を演算する。また、演算装置32は、各測定電極22の検出信号を受信して、受信した検出信号に基づいて、天板12の測定電極22に接触した利用者の体組成を演算する。
センサユニット40は、図4A及び図4Bで詳述するが、円筒形状の樹脂ケース45内にロードセル41が収容され、その上面に中継基板42が配置されている。中継基板42には、ロードセル41の端子部としての複数の電極44が備えられる。
メイン基板30とセンサユニット40との間には、検出信号を伝達するための信号線であるボンディングワイヤ50が配線される。ボンディングワイヤ50は、アルミニウム又は銅からなる導電性の線材により構成される。本実施形態では、一例として直径が約500μmのアルミニウムからなる太線をボンディングワイヤ50として用いる。図2に示すように、ボンディングワイヤ50は、メイン基板30とセンサユニット40との間で、平面視において直線状に配置される。
ここで、本実施形態の重量測定装置1における、ロードセル41とメイン基板30との間の配線について説明する。
従来、ロードセルとメイン基板との間の配線は、作業者がリード線を一つ一つ手作業で格子状のリブに沿って折り曲げ加工し、リード線の先端を各電極に半田付けを行うことで接続を行なっていた。このため、ロードセルとメイン基板との配線の作業工数が増加するという問題があった。
これに対して、作業工数を低減するために、自動組立装置(ロボット)により、ロードセルとメイン基板との間の配線作業の自動化を行うことも考えられるが、リード線を適切に折り曲げ加工し、さらに半田付けを行うことは、ロボットでは困難である。
そこで本実施形態では、メイン基板30とセンサユニット40(ロードセル41)との間にボンディングワイヤ50を直線状に配索するように構成した。これにより、メイン基板30とセンサユニット40との距離が短縮される。このような構成により、自動組立装置によるボンディングワイヤ50の自動配置を行うことが可能になる。さらに、ボンディングワイヤ50を容易に接続できるように、電極44を備える中継基板42を配置することで、配線をより自動化しやすく構成した。ボンディングワイヤ50の電極44への接続は、例えば溶着により接続されるが、接続の方法はこれに限定するものではない。以下、本実施形態の説明では、溶着によって接続される例を示す。
図2に示すように、ベース部10において、中継基板42の電極44とメイン基板30の電極33とを結ぶ線分上に、それぞれ複数の溝部16が形成される。本実施形態では、一つのセンサユニット40において、中継基板42とメイン基板30との間に三本のボンディングワイヤ50が配線される例を示す。
中継基板42とメイン基板30との間には、三つのボンディングワイヤ50が直線状に配索されるように三つの溝部16が形成される。溝部16の両側には、図3に示すように、垂直方向に壁部16aが形成される。壁部16aの上端は、格子状のリブの上端と高さ方向で同じである。
そして、このような構成により、ロードセル41とメイン基板30とが最短距離で結ばれるようになり、この間に配索されるボンディングワイヤ50の距離が、リード線を配線する従来の構成よりも短縮される(例えば5~10cm)ので、ボンディングワイヤ50を配索するワイヤボンダの可動範囲内に収めることができる。
このような構成により、ベース部10のメイン基板30に、ロードセル41からの検出信号を伝達する配線を、自動組立装置であるワイヤボンダを用いて自動的に配線することが可能となる。
より具体的には、ワイヤボンダは、中継基板42の電極44のいずれか一つにボンディングワイヤ50の一端を熱又は超音波により溶着し、ワイヤボンダの先端部を電極44からやや持ち上げて、一旦斜め上方へとボンディングワイヤ50を延伸させた後、メイン基板30に向かって斜め下方へとボンディングワイヤ50を繰り出しながら延伸させる。ワイヤボンダは、溝部16に沿って、メイン基板30の電極33に向かって直線状に進みながらボンディングワイヤ50を延伸させる。ボンディングワイヤ50が電極33に達した位置で、ボンディングワイヤ50を電極33に対して斜め下方に延伸させた後、ボンディングワイヤ50を電極33に溶着する。
同様にして、ワイヤボンダは、中継基板42の他の電極44とメイン基板30の他の電極33との間にボンディングワイヤ50を配線する。一つのセンサユニット40について全ての配線が完了した後、ワイヤボンダは、他のセンサユニット40についても同様に、配線を行う。
このように、ワイヤボンダが、中継基板42の電極44とメイン基板30の電極33とに、それぞれボンディングワイヤ50の一端と他端とを接続することで、中継基板42の電極44とメイン基板30の電極33とが、ボンディングワイヤ50により電気的に接続される。ボンディングワイヤ50の電極33、44への接続は、例えば溶着により行われるが、半田付け等、他の接続方法であってもよい。
ボンディングワイヤ50は、中継基板42の電極44とメイン基板30の電極33との付近で高さ方向に湾曲して配線される(図6参照)。このように構成することで、ボンディングワイヤ50の長さ方向に余裕を持たせることができるので、環境温度又は荷重の変化によるボンディングワイヤ50及びベース部10の変形による応力が、ボンディングワイヤ50の長さ方向に働くことを抑制することができる。
また、ワイヤボンダによる自動配線を容易とするために、中継基板42の電極44とメイン基板30の電極33とは、ランドパターンを、ロードセル41の電極411(図7参照)よりも比較的大きく構成した。例えば、電極33及び電極44は、ロードセル41の電極411よりも3~5倍の幅に構成される。これにより、ワイヤボンダによるボンディングワイヤ50の溶着が容易となる。溶着が十分でない場合には、ワイヤボンダによる再溶着が可能となる。
このように、センサユニット40の中継基板42とメイン基板30との間(5~10cm)を、ワイヤボンダを用いてボンディングワイヤ50を配線することにより、自動的に配線を行うことができる。
また、ベース部10の裏面側には、円筒形状の乾電池又は二次電池からなるバッテリを収容するバッテリ室15が形成されている。
ベース部10と天板12との間には、天板12の各測定電極22(22A、22B、22C、22D)の裏面とメイン基板30の各電極33との間で電気信号を伝達するための接続部材25(25A、25B、25C、25D)がそれぞれ配置される。接続部材25は、高さ方向に延伸するコイル部251と、コイル部251からベース部10の表面方向に沿って延設されるワイヤ部252とから形成される。
コイル部251は、高さ方向に圧縮可能であり、ベース部10に天板12が載置された状態で天板12の測定電極22の裏面とベース部10の表面との間で圧縮される。これにより、コイル部251が、その付勢力により測定電極22の裏面に密着するので、測定電極22とコイル部251とが導通状態となる。ワイヤ部252の先端は、メイン基板30の電極33に半田付け又はねじ止めにより固定される。
次に、本実施形態におけるセンサユニット40について、図4A及び図4Bを参照して詳細に説明する。
図4Aは、本実施形態におけるセンサユニット40の上面図を示す。図4Bは、センサユニット40の側面図を示す。
センサユニット40は、重量を検出するためのロードセル41、中継基板42及び脚43を、円筒形状の樹脂ケース45に収容して構成される。
ロードセル41は、起歪体と荷重に対して互いに逆の歪特性を示す一対の歪センサとを備える。歪みセンサには複数のリード線46が接続され、リード線46の他端は中継基板42に接続される。中継基板42において、接続されたリード線46が、各電極33に電気的に接続される
図4Bに示すように、センサユニット40の樹脂ケース45の周囲には、等間隔に突起部401が突出して形成されている。また、樹脂ケース45の下面側には、円筒形状の脚43が装着される。脚43は、樹脂ケース45の外径よりも小径に形成される。樹脂ケース45の下端側の脚43との境界部分では、樹脂ケース45と同径の波バネ部441が周方向に形成される。脚43は、ゴム又はシリコーン等の弾性が大きい材質により形成される。
ロードセル41は、樹脂ケース45の内部で、起歪体の一方が樹脂ケース45に、他方が脚43に固定されている。
図5は、本実施形態におけるベース部10及びセンサユニット40の分解斜視図である。図6は、本実施形態におけるセンサユニット40が装着されたベース部10の断面図であり、図3のVI-VI断面図を示す。
ベース部10のセンサユニット装着孔14には、その内周に係合部141と小径部142とを備える。係合部141は、センサユニット装着孔14の内壁に、等間隔に内側に突出して形成される。係合部141の位置は、センサユニット40の突起部401に対応する位置に形成され、突起部401の高さ方向の上部で係合するようになっている。センサユニット装着孔14の内径は、センサユニット40の樹脂ケース45の外径よりやや大きく形成され、小径部142は、センサユニット40の脚43の外径よりもやや大きく形成される。
センサユニット40をベース部10に取り付ける際は、センサユニット40をセンサユニット装着孔14に挿入してセンサユニット40の下面をセンサユニット装着孔14の小径部142に当接させる。この状態で、センサユニット40を時計回り方向に所定の角度に回転させる。これにより、突起部401が係合部141に係合し、圧縮された波バネ部441の付勢力により、センサユニット40がセンサユニット装着孔14に固定される。
なお、センサユニット40をベース部10に取り付ける行程についても、ロボット等の自動組立装置を用いて行うことが可能になる。例えば、ロボットが、センサユニット40を把持してベース部10のセンサユニット装着孔14に運び、これを挿入及び回転を自動的に行う。これにより、センサユニット40をベース部10に自動的に取り付けることが可能となる。
なお、ベース部10に取り付けられるセンサユニット40は、内装されるロードセル41の検出特性が近似するものを予め選定しておき、選定された四つのセンサユニット40をベース部10に装着する。このように構成することで、被測定物の重量の測定精度が向上する。
図6に示すように、センサユニット40がセンサユニット装着孔14に装着された状態では、ベース部10の裏面から、小径部142を介して脚43がベース部10の裏面側に突出する。
センサユニット40がベース部10に装着された状態では、天板12に被測定物を載置すると、被測定物の重量により、ベース部10の四隅付近に配置されたセンサユニット40の脚43がそれぞれ弾性変形する。これにより、ベース部10に固定されたセンサユニット40の樹脂ケース45と、脚43との間で歪みが生じる。ロードセル41は、この歪みを検出し、検出信号として出力する。出力された検出信号は、ボンディングワイヤ50を伝達してメイン基板30の演算装置32に送られる。演算装置32は、各ロードセル41から出力された検出信号を取得し、取得し検出信号に基づいて、天板12に載置された被測定物の重量を演算する。演算結果は、表示部31に表示される。
ここで、図1から図6で前述したように、本実施形態は、ベース部10とセンサユニット40とを別部品として構成し、ベース部10に、予め組み立てられたセンサユニット40を装着するように構成した。これに対して、重量測定装置1が、センサユニット40を別部品とせず、ベース部10に、ロードセル41、中継基板42及び脚43を直接配置するように構成してもよい。例えば、ベース部10をサンドイッチ構造として、その下側部分に脚43とロードセル41とを配置し、その上側部分に中継基板42を配置し、これらを高さ方向に接合した後に、上述したようにワイヤボンダによってボンディングワイヤ50の配線を行うように構成してもよい。
また、ロードセル41は、歪センサの変形による微少な抵抗値の変化を検出するものである。図2に示すように、センサユニット40とメイン基板30との間をボンディングワイヤ50により直線状に配線すると、ボンディングワイヤ50の配線長の違いによってボンディングワイヤ50の抵抗値に差異が生じ、ロードセル41の検出信号に影響を与えるおそれがある。
これを抑えるために、例えばメイン基板30において、ロードセル41毎に配線長が同一となるように、電極33と演算装置32との間の配線パターンを設定してもよい。または、演算装置32が、予め各ロードセル41と演算装置32との配線長を記憶しておき、入力されたロードセル41の検出信号に対して、配線長による影響を補正するような演算を行うようにしてもよい。
次に、本実施形態の変形例について、図7を参照して説明する。
図7は、本実施形態の変形例のベース部10の上面図である。
この変形例では、中継基板42を備えず、ベース部10に配置したロードセル41の電極411とメイン基板30の電極33との間を、ボンディングワイヤ50により配線するように構成した。
ロードセル41の電極411は、歪センサに直に配置されているために面積が小さい。この面積は、例えば幅が1mm以下である。上述した実施形態では、この電極411に細線のリード線46を接続し、図4Aに示すように、これを中継基板42へと配線することで、面積が大きく形成された電極44に、ワイヤボンダでボンディングワイヤ50を溶着することが容易となるように構成した。
これに対して、本変形例では、ロードセル41に配置された小さい電極411にボンディングワイヤ50を溶着させ、ロードセル41とメイン基板30との間にボンディングワイヤ50を配線した。このような配線を行うことができれば、中継基板42を省略して、ロードセル41の電極411をロードセル41の端子部として構成し、ロードセル41の端子部とメイン基板30の電極33との間にボンディングワイヤ50を自動的に配線することが可能となる。これにより、重量測定装置1の部品点数を削減できる。
なお、上述した実施形態では、ロードセル41とメイン基板30との間を自動組立装置により自動的に配線を行うように構成したが、これに限られず、他の配線についても自動的に配線を行うように構成してもよい。例えば、バッテリ室15に配置された電極とメイン基板30との間に溝部16をさらに形成し、自動組立装置により、溝部16にボンディングワイヤ50を配線するように構成してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る重量測定装置1は、重量を検出するロードセル41と、ロードセル41を保持するベース部10と、ベース部10に配置され、ロードセル41からの検出信号に基づいて被測定物の重量を演算する演算装置32が実装されるメイン基板30と、ロードセル41の端子部(電極44)とメイン基板30の端子部(電極33)とを電気的に接続するように平面視において直線状に配索されたボンディングワイヤ50と、を備える。
このような構成によれば、ロードセル41とメイン基板30との間が、ボンディングワイヤ50を用いて直線状に配線される。これにより、ロードセル41とメイン基板30との間の配線長を短縮でき、直線状に配線する作業においては、自動組立装置によりベース部10における配線を自動的に行うことが可能となるので、作業工数を削減できる。作業工数の削減により、重量測定装置1の製造コスト及び製造期間を削減することが可能となる。
また、本実施形態では、ベース部10は、複数のロードセル41と、複数のロードセル41とメイン基板30とを接続する複数のボンディングワイヤ50と、を備える。
このような構成によれば、ベース部10に複数のロードセル41(41A、41B、41C、41D)を備える構成においても、自動組立装置により複数の配線を自動的に行うことが可能となり、作業工数がさらに削減できる。
また、本実施形態では、複数のロードセル41(41A、41B、41C、41D)は、ベース部10の四隅にそれぞれ配置される。
このような構成によれば、複数のロードセル41をベース部10の四隅に均等に配置することで、被測定物の重量をより正確に測定することができる。
また、本実施形態では、ロードセル41には、ロードセル41と電気的に接続される中継基板42が配置され、中継基板42にロードセル41の端子部が設けられ、ロードセル41の端子部にボンディングワイヤ50の一端が接続され、メイン基板30の端子部にボンディングワイヤ50の他端が接続されることによって、ロードセル41とメイン基板30とが電気的に接続される。
このような構成によれば、ロードセル41に中継基板42を配置して、中継基板42に設けられた電極44にボンディングワイヤ50の一端が接続される。これにより、図7に示すように、ロードセル41上の微小な電極411にボンディングワイヤ50を固定することが困難である場合にも、中継基板42とメイン基板30との間にボンディングワイヤ50を容易に配線することができる。
また、本実施形態では、ロードセル41と中継基板42とが、樹脂ケース45によって固定されたセンサユニット40として構成され、ベース部10は、センサユニット40が装着されるセンサユニット装着孔14を有する。
このような構成によれば、ロードセル41を予め別部品であるセンサユニット40として予め別部品としておくことで、ロボットにより、ベース部10のセンサユニット装着孔14にセンサユニット40を自動的に組み立てることができる。これにより、ベース部10の組み立ての作業工数を削減できる。
また、本実施形態では、ベース部10において、ボンディングワイヤ50の配索方向に沿ってボンディングワイヤ50が収容される溝部16が形成される。
このような構成によれば、ベース部10に形成した溝部16に沿って自動組立装置をスムーズに動作させることができるので、ボンディングワイヤ50の配線が容易となる。
また、本実施形態では、ベース部10は、メイン基板30に電力を供給するバッテリが収容されるバッテリ室15と、バッテリ室15に配置される電極とメイン基板30との間に平面視において直線状に配索されるボンディングワイヤ50と、を備える。
このような構成によれば、バッテリ室15とメイン基板30とをボンディングワイヤ50により配線することにより、自動組立装置によりベース部10における配線を自動的に行うことが可能となる。
また、本実施形態は、前述のように構成された重量測定装置1を備える体組成計として構成される。
このような構成によれば、自動組立装置によりベース部10における配線を自動的に行うことが可能となるので、体組成計の作業工数を削減できる。作業工数の削減により、体組成計の製造コスト及び製造期間を削減できる体組成計を提供することが可能となる。
以上、本発明の実施形態、及びその変形例について説明したが、上記実施形態及び変形例は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本実施形態の重量測定装置1は、被測定物である利用者の体組成を測定する体組成計として説明したが、これに限られるものではなく、重量測定装置1が被測定物の重量を測定する機能のみを有するものであってもよい。
また、本実施形態の重量測定装置1は、ベース部10の四隅に四つのロードセル41を配置した例を示したが、これに限られない。例えば、重量測定装置1は、ベース部10の中央に一つのロードセル41を配置する構成であってもよい。この場合は、ベース部10の中央付近に一つのセンサユニット40を配置し、このセンサユニット40の中継基板42とメイン基板30との間にボンディングワイヤ50が配索されるように構成される。
1 重量測定装置
10 ベース部
14 センサユニット装着孔
15 バッテリ室
16 溝部
16a 壁部
30 メイン基板
32 演算装置
40 センサユニット
41 ロードセル
42 中継基板
45 樹脂ケース
50 ボンディングワイヤ

Claims (8)

  1. 重量測定装置であって、
    重量を検出するロードセルと、
    前記ロードセルを保持するベース部と、
    前記ベース部に配置され、前記ロードセルからの検出信号に基づいて被測定物の重量を演算する演算装置が実装されるメイン基板と、
    前記ロードセルの端子部と前記メイン基板の端子部とを電気的に接続するように平面視において直線状に配索されたボンディングワイヤと、を備える、
    重量測定装置。
  2. 請求項1に記載の重量測定装置であって、
    前記ベース部は、
    複数の前記ロードセルと、
    前記複数のロードセルと前記メイン基板とを接続する複数の前記ボンディングワイヤと、を備える、
    重量測定装置。
  3. 請求項2に記載の重量測定装置であって、
    前記複数のロードセルは、前記ベース部の四隅にそれぞれ配置される、
    重量測定装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の重量測定装置であって、
    前記ロードセルには、前記ロードセルと電気的に接続される中継基板が配置され、前記中継基板に前記ロードセルの端子部が設けられ、
    前記ロードセルの端子部に前記ボンディングワイヤの一端が接続され、前記メイン基板の端子部に前記ボンディングワイヤの他端が接続されることによって、前記ロードセルと前記メイン基板とが電気的に接続される、
    重量測定装置。
  5. 請求項4に記載の重量測定装置であって、
    前記ロードセルと前記中継基板とが、樹脂ケースによって固定されたセンサユニットとして構成され、
    前記ベース部は、前記センサユニットが装着される装着孔を有する、
    重量測定装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載の重量測定装置であって、
    前記ベース部には、前記ボンディングワイヤの配索方向に沿って前記ボンディングワイヤが収容される溝部が形成される、
    重量測定装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一つに記載の重量測定装置であって、
    前記ベース部は、
    前記メイン基板に電力を供給するバッテリが収容されるバッテリ室と、
    前記バッテリ室に配置される電極と前記メイン基板との間に平面視において直線状に配索されるボンディングワイヤと、を備える、
    重量測定装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一つに記載の重量測定装置を備える体組成計。
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