JP2023108995A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯蔵室内の照明性能を低下させることなく、貯蔵室内の除菌性能を向上させることができる冷蔵庫を提供する。【解決手段】貯蔵室と、前記貯蔵室に第1光を照射する可視光源と、前記貯蔵室内にウイルスまたは菌を抑制する効果を有する第2光を照射する光照射光源と、前記可視光源および前記光照射光源を備え、前記貯蔵室の壁面部に設けられた基板と、前記可視光源および前記光照射光源の前面に設けられ、前記第1光および前記第2光のうち少なくとも一方を拡散する拡散部と、を備え、前記光照射光源は、前記貯蔵室の左右方向中央に配置され、前記可視光源は、前記光照射光源に対して左右方向両側、および上下方向両側のうち少なくとも一方にずれた位置に配置されている。【選択図】図10

Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
チルド室等の庫内の奥側に紫外光源を有し、奥側から手前に向けて紫外線を照射することで庫内を除菌する冷蔵庫が提案されている。このような冷蔵庫においては、紫外光源の近傍に可視光源を配置し、利用者が扉を開けているときには可視光源によって庫内を照射し、扉を閉じているときに紫外光源によって庫内を除菌する。この場合には、庫内の照明機能を維持しつつ、室内全体を均一に除菌できる機能のものが求められている。
特許第6706733号公報
本発明が解決しようとする課題は、貯蔵室内の照明性能を低下させることなく、貯蔵室内の除菌性能を向上させることができる冷蔵庫を提供することである。
実施形態の冷蔵庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室に第1光を照射する可視光源と、前記貯蔵室内にウイルスまたは菌を抑制する効果を有する第2光を照射する光照射光源と、前記可視光源および前記光照射光源を備え、前記貯蔵室の壁面部に設けられた基板と、前記可視光源および前記光照射光源の前面に設けられ、前記第1光および前記第2光のうち少なくとも一方を拡散する拡散部と、を備え、前記光照射光源は、前記貯蔵室の左右方向中央に配置され、前記可視光源は、前記光照射光源に対して左右方向両側、および上下方向両側のうち少なくとも一方にずれた位置に配置されている。
第1実施形態の冷蔵庫の正面図。 図1に示された冷蔵庫のF2-F2線に沿う断面図。 図2に示されたF3-F3線に沿う矢視図。 図2に示すF5部の拡大図。 図4に示すF6部の拡大図。 第1除菌ユニットの光照射部の構成を示す正面図。 第1除菌ユニットの照射範囲を示す正面図。 野菜室において、野菜室扉を閉じた状態を示す側面図。 野菜室において、野菜室扉を前方に最大限に引き出された状態を示す側面図。 第2除菌ユニットの光照射部の構成を示す正面図。 第2除菌ユニットの照射範囲を示す正面図。 第2実施形態の除菌ユニットの正面図。 第1変形例の除菌ユニットの正面図。 第2変形例の除菌ユニットの正面図。 第3変形例の除菌ユニットの照射範囲を示す正面図。
以下、実施形態の冷蔵庫を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。
本明細書では、冷蔵庫の正面に立つユーザから冷蔵庫を見た方向を基準に、左右を定義している。また、冷蔵庫から見て冷蔵庫の正面に立つユーザに近い側を「前」、遠い側を「後ろ」と定義している。本明細書において「幅方向」とは、上記定義における左右方向を意味する。本明細書において「奥行方向」とは、上記定義における前後方向を意味する。本明細書において「幅方向」とは、上記定義における左右方向を意味する。本明細書において「上下方向」とは、冷蔵庫の高さ方向を意味する。
本明細書で「除菌」とは、説明の便宜上の呼称であり、ウイルスまたは菌の抑制(例えば、ウイルスの感染性の低下や不活化、菌の増殖抑制)を意味する広い意味の用語として用いている。すなわち、本明細書で「除菌」とは、菌を除去する(減らす)ことに限定されず、菌が増えることを抑制すること、および/または、菌以外のウイルスなどの広まりを抑制することの意味で用いている。「ウイルスなどの広まりを抑制する」とは、冷蔵庫内でウイルスが広まることを抑制することに限定されず、ウイルスの感染性が弱まり、そのウイルスが冷蔵庫の外部に出た後に広まることを抑制する場合も該当し得る。
(第1実施形態)
[冷蔵庫の全体構成]
図1から図5を参照し、実施形態の冷蔵庫1について説明する。まず、冷蔵庫1の全体構成について説明する。ただし、冷蔵庫1は、以下に説明する構成の全てを有する必要はなく、いくつかの構成が適宜省略されてもよい。
図1は、冷蔵庫1を示す正面図である。冷蔵庫1は、例えば、筐体10と、複数の扉20とを備えている。
筐体10は、上壁10a、下壁10b、左右の側壁10c,10d、および後壁10e(図2参照)を有する。上壁10aおよび下壁10bは、水平方向に広がる。左右の側壁10c,10dは、下壁10bの左右の端部から上方に起立し、上壁10aの左右の端部に繋がっている。左側壁10cは、後述する野菜室11Bに露出して野菜室11Bの左側面を形成する左側壁部S1を含む。右側壁10dは、野菜室11Bに露出して野菜室11Bの右側面を形成する右側壁部S2を含む。後壁10eは、下壁10bの後端部から上方に起立し、上壁10aの後端部に繋がっている。筐体10は、筐体10の内面を形成する内箱10iと、内箱10iの外側に位置して筐体10の外面を形成する外箱10jと、内箱10iと外箱10jとの間に設けられた発泡ウレタンのような発泡断熱材10kとを含み(図2参照)、断熱性を有する。
筐体10の内部には、複数の貯蔵室11が設けられている。複数の貯蔵室11は、例えば、冷蔵室11A、チルド室11Aa、野菜室11B、製氷室11C、小冷凍室11D、および主冷凍室11Eを含む。冷蔵室11Aは、例えば、約2℃~6℃である冷蔵温度帯に冷却される。チルド室11Aaは、例えば、約-1℃~+1℃であるチルド温度帯に冷却される。野菜室11Bは、例えば、約3℃~7℃である野菜室温度帯に冷却される。製氷室11C、小冷凍室11D、および主冷凍室11Eは、例えば、約-20℃~-18℃である冷凍温度帯に冷却される。
本実施形態では、最上部に冷蔵室11Aが配置され、冷蔵室11Aの下方に野菜室11Bが配置され、野菜室11Bの下方に製氷室11Cおよび小冷凍室11Dが配置され、製氷室11Cおよび小冷凍室11Dの下方に主冷凍室11Eが配置されている。ただし、貯蔵室11の配置は、上記例に限定されない。筐体10は、各貯蔵室11の前面側に、各貯蔵室11に対して食材の出し入れを可能にする開口を有する。野菜室11Bは、貯蔵室の一例である。
チルド室11Aaは、冷蔵室11Aの下部の一画に設けられている。チルド室11Aaは、「特別貯蔵室」の一例である。本明細書で「特別貯蔵室」とは、冷蔵室よりも温度帯が低く、冷凍室よりも温度帯が高い貯蔵室である。「特別貯蔵室」は、チルド室11Aaに限定されず、パーシャル温度帯(約-4℃~-2℃)に冷却されるパーシャル室などでもよい。このため、以下の説明における「チルド室11Aa」は、「特別貯蔵室」または「パーシャル室」と読み替えられてもよい。
筐体10は、第1および第2仕切部15,16を有する(図2参照)。第1および第2仕切部15,16は、例えば、それぞれ略水平方向に沿う仕切壁である。第1仕切部15は、冷蔵室11Aおよびチルド室11Aaと、野菜室11Bとの間に位置し、冷蔵室11Aおよびチルド室11Aaと、野菜室11Bとの間を仕切っている。例えば、第1仕切部15は、断熱性を有しない仕切壁である。第1仕切部15は、筐体10と一体に設けられていてもよく、筐体10とは別体に設けられて筐体10内に取り付けられていてもよい。第1仕切部15は、冷蔵室11Aまたはチルド室11Aaを通った冷気を野菜室11Bに導く通気孔を有する。一方で、第2仕切部16は、野菜室11Bと、製氷室11Cおよび小冷凍室11Dとの間に位置し、野菜室11Bと、製氷室11Cおよび小冷凍室11Dとの間を仕切っている。第2仕切部16は、例えば筐体10と一体に設けられ、断熱性を有する。
複数の貯蔵室11は、複数の扉20によって開閉可能に閉じられる。複数の扉20は、例えば、冷蔵室11Aの開口を閉じる左右の冷蔵室扉20Aa,20Ab、野菜室11Bの開口を閉じる野菜室扉20B、製氷室11Cの開口を閉じる製氷室扉20C、小冷凍室11Dの開口を閉じる小冷凍室扉20D、および主冷凍室11Eの開口を閉じる主冷凍室扉20Eを含む。左右の冷蔵室扉20Aa,20Abは、例えばフレンチ扉(観音開き扉)を構成する。野菜室扉20B、製氷室扉20C、小冷凍室扉20D、および主冷凍室扉20Eの各々は、冷蔵庫1の前側に引き出し可能な引出扉である。
ここでは、野菜室扉20Bについて詳しく説明する。野菜室扉20Bは、例えば、扉本体21と、レール部材22とを含む。扉本体21は、筐体10の外部に位置し、冷蔵庫1の前側から野菜室11Bの開口に向かい合う。扉本体21は、野菜室11Bの開口よりも大きな外形を有し、野菜室11Bの開口を開閉可能に閉じる。扉本体21の上端部には、野菜室扉20Bを開くときにユーザが手を掛ける取手が設けられている。レール部材22は、扉本体21の内面(後面)に取り付けられ、扉本体21から後方に延びている。レール部材22は、筐体10の左側壁部S1および右側壁部S2に設けられたレール受け部によって支持されている。これにより、野菜室扉20Bは、筐体10に対して冷蔵庫1の前後方向にスライド移動可能である。
図2は、図1中に示された冷蔵庫1のF2-F2線に沿う断面図である。冷蔵庫1は、例えば、複数の棚30、複数の容器40、流路形成部品50、冷却ユニット60、除菌ユニット70(70A、70B)、および制御装置80を備えている。複数の棚30は、冷蔵室11Aに配置されている。
複数の容器40は、チルド室11Aaに収容された第1および第2チルド室容器41,42、野菜室11Bに収容された第1および第2野菜室容器43,44、製氷室11Cに収容された製氷室容器(不図示)、小冷凍室11Dに収容された小冷凍室容器46、および主冷凍室11Eに収容された第1および第2主冷凍室容器47,48を含む。
ここではまず、第1および第2チルド室容器41,42について説明する。第1チルド室容器41は、2段式のチルド室容器41,42のうち下側に位置する容器である。第2チルド室容器42は、2段式のチルド室容器41,42のうち上側に位置する容器である。第2チルド室容器42は、第1チルド室容器41の上方に位置する。第1および第2チルド室容器41,42は、それぞれ独立して前方に引き出し可能である。なお、チルド室11Aaに配置されるチルド室容器は、1つだけでもよい。
次に、第1および第2野菜室容器43,44について説明する。第1野菜室容器43は、2段式の野菜室容器43,44のうち下側に位置する容器である。第1野菜室容器43は、野菜室扉20Bによって支持され、野菜室扉20Bと一体に冷蔵庫1の前側に引き出し可能である。第1野菜室容器43の前端部43aは、野菜室扉20Bの扉本体21の近くに位置する。第1野菜室容器43の内部には、仕切り43pが設けられている。第1野菜室容器43の前端部43aと仕切り43pとの間には、ペットボトルを立てて収容可能な収容領域CRが形成されている。収容領域CRは、第1野菜室容器43の内部おいて第1野菜室容器43の前端部43aに隣接する収容領域である。一方で、第1野菜室容器43の後端部43bは、第1野菜室容器43が野菜室11Bに収容された状態で、筐体10の後壁10eの近くに位置する。
第2野菜室容器44は、2段式の野菜室容器43,44のうち上側に位置する容器である。第2野菜室容器44は、第1野菜室容器43の上方に配置されている。冷蔵庫1の前後方向における第2野菜室容器44の寸法は、同方向における第1野菜室容器43の寸法よりも小さい。第2野菜室容器44の前端部44aは、第1野菜室容器43の仕切り43pの直上に位置するか、または仕切り43pよりも後側に位置する。すなわち、第2野菜室容器44の前端部44aは、第1野菜室容器43の前端部43aと比べて後側に位置する。第2野菜室容器44の前端部44aには、第2野菜室容器44を前側に引き出すときにユーザが手を掛ける取手Hが設けられている。第2野菜室容器44の後端部44b(図4参照)は、第1野菜室容器43の後端部43bと比べて前側に位置する。
流路形成部品50は、冷蔵用ダクト部品51と、冷凍用ダクト部品52とを含む。冷蔵用ダクト部品51は、筐体10内に設けられ、後壁10eに沿って鉛直方向に延びている。冷蔵用ダクト部品51は、筐体10の後壁10eの近くに、冷気(空気)が流れる通路であるダクト空間D1を形成している。本明細書で「ダクト部品」とは、筒状の部品に限定されず、他の部品(例えば筐体10の後壁10e)と協働することで冷気の通路の少なくとも一部を規定する部品を含み得る。例えば、本実施形態の冷蔵用ダクト部品51は、筐体10の後壁10eに取り付けられ、筐体10の後壁10eとの間にダクト空間D1を形成するカバーである。
冷蔵用ダクト部品51は、冷気吹出口51a,51bおよび冷気戻り口51c,51dを有する。冷気吹出口51aは、冷蔵室11Aに開口し、後述する冷蔵用冷却器62により冷却された冷気を冷蔵室11Aに供給する。冷気吹出口51bは、チルド室11Aaに開口し、後述する冷蔵用冷却器62により冷却された冷気をチルド室11Aaに供給する。冷気戻り口51cは、チルド室11Aaに開口し、チルド室11Aaを通過することで温められた冷気をダクト空間D1に向けて導く。冷気戻り口51dは、野菜室11Bに開口し、冷蔵室11Aや野菜室11Bなどを通過することで温められた冷気をダクト空間D1に導く。冷蔵用ダクト部品51については詳しく後述する。
冷凍用ダクト部品52は、筐体10内に設けられ、後壁10eに沿って鉛直方向に延びている。冷凍用ダクト部品52は、筐体10の後壁10eの近くに、冷気(空気)が流れる通路であるダクト空間D2を形成している。冷凍用ダクト部品52は、冷気吹出口52aおよび冷気戻り口52bを有する。冷気吹出口52aは、製氷室11C、小冷凍室11D、または主冷凍室11Eに開口し、後述する冷凍用冷却器64により冷却された冷気を、製氷室11C、小冷凍室11D、または主冷凍室11Eに供給する。冷気戻り口52bは、主冷凍室11Eの下部に開口し、製氷室11C、小冷凍室11D、および主冷凍室11Eのうち1つ以上を通過することで温められた冷気をダクト空間D2に導く。
冷却ユニット60は、例えば、圧縮器61、冷蔵用冷却器62、冷蔵室ファン63、冷凍用冷却器64、および冷凍室ファン65を含む。冷蔵用冷却器62および冷蔵室ファン63は、ダクト空間D1に配置されている。冷蔵用冷却器62は、圧縮器61により圧縮された冷媒が供給され、ダクト空間D1を流れる冷気を冷却する。冷蔵室ファン63が駆動されると、冷蔵用冷却器62により冷却された冷気が冷気吹出口51a,51bから冷蔵室11Aおよびチルド室11Aaに供給される。冷蔵室11Aまたはチルド室11Aaを通った冷気の一部は、野菜室11Bに流入する。そして、冷蔵室11A、チルド室11Aa、および野菜室11Bのうち1つ以上で温められた冷気が冷気戻り口51c,51dからダクト空間D1に戻る。
冷凍用冷却器64および冷凍室ファン65は、ダクト空間D2に配置されている。冷凍用冷却器64は、圧縮器61により圧縮された冷媒が供給され、ダクト空間D2を流れる冷気を冷却する。冷凍室ファン65が駆動されると、冷凍用冷却器64により冷却された冷気が冷気吹出口52aから冷凍室(製氷室11C、小冷凍室11D、主冷凍室11E)に供給され、上記冷凍室で温められた空気が冷気戻り口52bからダクト空間D2に戻る。
除菌ユニット70(70A、70B)は、筐体10内に設けられている。本実施形態では、第1除菌ユニット70Aは、野菜室11Bの後方に配置され、野菜室11Bの内部に紫外線S(第2光)および可視光K(第1光)を照射する。第2除菌ユニット70Bは、チルド室11Aaの後方に配置され、チルド室11Aaの内部に紫外線Sおよび可視光Kを照射する。第1除菌ユニット70Aおよび第2除菌ユニット70Bについては詳しく後述する。
制御装置80は、回路基板と、回路基板に実装された電子部品とを有する。制御装置80は、冷蔵庫1の全体を統括的に制御する。例えば、制御装置80は、上述した圧縮器61、冷蔵室ファン63、および冷凍室ファン65の動作などを制御する。また、制御装置80は、除菌ユニット70A、70Bによる紫外線Sの照射を制御する。本実施形態では、制御装置80は、野菜室扉20Bおよびチルド室11Aaの扉の開閉状態を検出する扉スイッチの検出結果に基づき、除菌ユニット70A、70Bを制御する。例えば、制御装置80は、野菜室扉20Bやチルド室11Aaの扉が開かれたことが検出された場合、除菌ユニット70A、70Bによる紫外線Sの照射を停止させる。一方で、制御装置80は、野菜室扉20Bやチルド室11Aaの扉が閉じられたことが検出された場合、除菌ユニット70による紫外線Sの照射を再開させる。
[チルド室および野菜室の詳細]
次に、冷蔵室11Aおよびチルド室11Aaと野菜室11Bとの構造について詳しく説明する。図3は、図2中に示された冷蔵庫1のF3-F3線に沿う矢視図であって、冷蔵庫1を正面から見た図である。図4は、図2中に示された冷蔵庫1のF5線で囲まれた領域を示す断面図である。図中の矢印は、空気(冷気)の流れを示す。
図3および図4に示すように、冷蔵庫1は、冷蔵室11Aおよびチルド室11Aaと、野菜室11Bとの間を仕切る第1仕切部15が設けられている。第1仕切部15は、比較的薄い板状に形成されている。第1仕切部15は、冷蔵室11Aおよびチルド室11Aaの底壁を形成するとともに、野菜室11Bの天井を形成している。第1仕切部15は、前から第1部分15a、第2部分15b、および第3部分15cを含む。第1から第3の部分15a,15b,15cの各々は、冷蔵庫1の幅方向において野菜室11Bの全幅に亘るように設けられている。
第1部分15aは、第1チルド室容器41の下方に位置し、チルド室11Aaの底壁の一部を形成するとともに、第1チルド室容器41よりも前側に延在している。第1部分15aは、図2に示すように、前側が略水平方向に広がる壁部であり、後側が前側の水平方向の後端から後方に進むに従い下方に位置する傾斜部を介し、さらにその傾斜部の後端からから後方に水平方向に広がる壁部である。すなわち、第1部分15aは、前側および後述する第2部分15bと比べて低い高さ位置に設けられている。
第2部分15bは、第1部分15aの後端と隣接している。第2部分15bは、第1チルド室容器41の下方に位置し、チルド室11Aaの底壁の一部を形成している。第2部分15bは、水平方向に対して傾斜した傾斜部である。第2部分15bは、第1部分15aの後端から後方に進むに従い上方に位置するように傾斜している(すなわち後ろ上がりに傾斜している)。
第3部分15cは、第2部分15bの後端と隣接している。第3部分15cは、第1チルド室容器41の下方に位置し、チルド室11Aaの底壁の一部を形成している。第3部分15cは、第2部分15bの後端から水平方向に広がる部分を含む壁部である。第3部分15cは、第1仕切部15の後端部を形成している。本実施形態では、第3部分15c(すなわち、第1仕切部15の後端部)は、第2野菜室容器44の後端部44bと比べて前側に位置する。
次に、冷蔵用ダクト部品51(以下では単に「ダクト部品51」と称する)について図4に基づいて説明する。ダクト部品51は、例えば、第1前壁部91、張出部92、第2前壁部93、左側壁部94(図3参照)、右側壁部95(図3参照)、および下壁96を有する。
第1前壁部91は、冷蔵庫1の前側に向いた壁部である。第1前壁部91は、チルド室11Aaに露出し、チルド室11Aaの後壁部の一部を形成している。第1前壁部91には、複数の冷気吹出口51bが設けられている。冷気吹出口51bは、例えば、第2チルド室容器42の上辺よりも高い位置に配置されている。
張出部92は、第1前壁部91の下端から前側に張り出している。張出部92は、冷蔵庫1の幅方向におけるダクト部品51の全幅の大部分に亘り設けられている。張出部92は、チルド室11Aaと野菜室11Bとの間の高さ位置に対応して設けられている。本実施形態では、張出部92は、第1仕切部15の第3部分15cと接続される。これにより、張出部92は、第1仕切部15と協働して、チルド室11Aaと野菜室11Bとの間を仕切る仕切壁として機能する。本実施形態では、第1仕切部15の第3部分15cは、張出部92の先端部92eの上に載せられている。これにより、張出部92は、第1仕切部15の第3部分15cを下方から支持する。
本実施形態では、張出部92は、第1前壁部91の下端から前側に進むに従い高さ位置が低くなるように傾斜している(すなわち、前下がりに傾斜している)。張出部92には、複数の冷気戻り口51c(チルド室11Aaからの冷気の戻り口)が設けられている。
複数の冷気戻り口51cは、冷蔵庫1の幅方向に並べて設けられている。複数の冷気戻り口51cの各々は、冷蔵庫1の前後方向に沿う長穴状である。張出部92の上方に位置する第1チルド室容器41の後端部には、第1チルド室容器41の内部を流れた冷気を張出部92の冷気戻り口51cに向けて通す通気孔41hが設けられている。
第2前壁部93は、張出部92の下方に設けられている。第2前壁部93は、冷蔵庫1の前側に向いた壁部であり、ダクト部品51の前面の少なくとも一部を形成している。第2前壁部93は、野菜室11Bに露出し、野菜室11Bの後壁部の一部を形成している。第2前壁部93は、冷蔵庫1の前後方向における張出部92の途中部分92mから下方に延びている。途中部分92mは、張出部92において冷気戻り口51cの前端に隣接する部分である。第2前壁部93については、除菌ユニット70の説明と合わせて詳しく後述する。
左側壁部94は、第1前壁部91の左端および第2前壁部93の左端から後方に向けて延びている。一方で、右側壁部95は、第1前壁部91の右端および第2前壁部93の右端から後方に向けて延びている。左側壁部94および右側壁部95は、ダクト空間D1の左右の側方を塞いでいる。下壁96は、第2前壁部93の下端から後方に向けて延びている。下壁96は、ダクト空間D1の下方を塞いでいる。本実施形態では、下壁96には、複数の冷気戻り口51d(野菜室11Bからの冷気の戻り口)が設けられている。
図4に示すように、ダクト部品51の内部には、断熱部材55が設けられている。断熱部材55は、例えば、ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS:Expanded Poly-Styrene)のような発泡断熱材であり、高い断熱性を有する。断熱部材55は、単位厚さ当たりの断熱性がダクト部品51よりも良好な断熱部材である。
断熱部材55は、第1前壁部91の内面(後面)に沿って設けられている。断熱部材55は、ダクト部品51の内部において第1前壁部91とダクト空間D1との間に位置し、ダクト空間D1の前面の一部を規定している。言い換えると、断熱部材55は、第1前壁部91と冷蔵用冷却器62との間に位置する。断熱部材55は、冷蔵用冷却器62の前面に沿って、第1前壁部91よりも下方に延びている。
本実施形態では、断熱部材55は、張出部92と冷蔵用冷却器62との間、および第2前壁部93の少なくとも一部と冷蔵用冷却器62との間に位置する。第2前壁部93は、断熱部材55から離れて位置する。第2前壁部93と断熱部材55との間には、チルド室11Aaから冷気戻り口51cに流入する空気(冷気)が下方に向けて流れる冷気通路A1が形成されている。
冷気戻り口51cからダクト部品51の内部に流入した空気は、第2前壁部93と断熱部材55との間の冷気通路A1を通り、野菜室11Bの後方であって冷蔵用冷却器62の下方に位置する空間A2(以下では説明の便宜上「合流空間A2」と称する)に導かれる。冷気戻り口51cから合流空間A2に流入した空気は、野菜室11Bから冷気戻り口51dを通じて合流空間A2に流入した空気と合流し、合流空間A2から冷蔵用冷却器62に向けて流れる。
[除菌ユニット]
[第1除菌ユニットの構成]
次に、除菌ユニット70(70A、70B)の構成について図3から図5に基づいて詳しく説明する。除菌ユニット70は、野菜室11Bに配置される第1除菌ユニット70Aと、チルド室11Aaに配置される第2除菌ユニット70Bと、からなる。各除菌ユニット70A、70Bは、照明機能を有する可視光源と、除菌機能を有する光照射光源と、を含む。先ず、野菜室11Bに配置される第1除菌ユニット70Aについて具体的に説明する。図5は、図4中に示された冷蔵庫1のF6線で囲まれた領域を示す断面図である。
図5に示すように、本実施形態では、第1除菌ユニット70Aは、ダクト部品51の内部(例えば、第2前壁部93、左側壁部94、右側壁部95により3方向から囲まれる空間)に設けられている。第1除菌ユニット70Aは、ダクト部品51の内部で冷気通路A1に露出し、冷気戻り口51cから合流空間A2を経由して冷蔵用冷却器62に向かう冷気(いわゆる戻り冷気)に晒される。すなわち、冷気通路A1は、第1除菌ユニット70Aと断熱部材55との間に形成される。本実施形態では、第1除菌ユニット70Aは、光照射部71と、ケース72と、封止部材73とを有する。
[光照射部の構成]
図6は、第1除菌ユニット70Aの光照射部71の構成を示す正面図である。光照射部71は、回路基板101と、紫外線LED102と、可視光LED103と、を含む。回路基板101は、第2前壁部93の内面(後面)と並行に配置されている。回路基板101は、第2前壁部93と向かい合う第1面101aと、第1面101aとは反対側に位置した第2面101bと、を有する。紫外線LED102および可視光LED103は、回路基板101の第1面101aに実装され、それぞれ冷蔵庫1の前方に向けて紫外線Sおよび可視光Kを照射する。
回路基板101は、電気絶縁材料からなる基材に図示しない配線が形成された矩形板状の基板(プリント基板)である。回路基板101には、紫外線LED102および可視光LED103が実装されるとともに、コネクタ110や複数の抵抗素子116等の電子部品が実装されており、前記配線と電子部品とで回路(制御回路)が形成されている。
コネクタ110は、制御装置80からの図示しないケーブルが接続されて、制御装置80と回路基板101上の回路とを電気的に中継する。コネクタ110は、回路基板101における左下隅部に設けられている。複数の抵抗素子116は、紫外線LED102や可視光LED103に接続される回路素子である。複数(ここでは3つ)の抵抗素子116は、回路基板101の右縁寄りの位置に設けられている。そして、紫外線LED102および可視光LED103は、コネクタ110と複数の抵抗素子116との間の位置に設けられている。第1除菌ユニット70Aでは、左右方向中央に1つの可視光LED103が配置され、この可視光LED103の左右両側に紫外線LED102が配置されている。
ここで、図6では、回路基板101の左右方向における中心線をC1、上下方向における中心線をC2、それら中心線C1,C2の交点をC0で表わしている。可視光LED103の中心点103aは、回路基板101の中心線C1上に配置され、中心線C2よりも下側にずれた位置に配置されている。また、左右両側の一対の紫外線LED102の中心点102aは、それぞれ中心線C1よりも左右方向にずれた位置、かつ中心線C2よりも上側にずれた位置に配置されている。
回路基板101は、その回路基板101の中心C0が野菜室11Bの左右方向の中心に一致するように配置されている。これにより、回路基板101に搭載される可視光LED103は、野菜室11Bの左右方向の中心に配置されることになる。
なお、上述した「ずれ」とは、基準となる対象から離れた位置への移動、つまり中心線C1,C2や中心C0或いは紫外線LED102や可視光LED103の対象からの変位を意味する。
紫外線LED102は、「光照射光源」の一例である。なお、光照射光源は、紫外線LED102に限らず、紫外線ランプなどでもよい。可視光LED103は、「可視光源」の一例であり、例えば水色光を発する可視光LEDで構成されている。
紫外線Sは、「ウイルスまたは菌を抑制する効果を有する光」の一例である。本明細書で「紫外線」とは、中心波長が10nm~400nmの範囲内にある電磁波を意味する。すなわち「紫外線」とは、中心波長が、UVA(波長320nm~400nm)の電磁波でもよく、UVB(波長280nm~320nm)の電磁波でもよく、UVC(波長100nm~280nm)の電磁波でもよい。また「紫外線」とは、中心波長が10nm~400nmの範囲内にあればよく、紫外線LED102から照射される一部の電磁波の波長が400nm以上でもよい(すなわち可視光領域の波長でもよい)。紫外線LED102により照射される紫外線は、人間が見える光を含んでもよく、人間が見える光を含まなくてもよい。
本実施形態では、紫外線LED102は、中心波長がUVAの電磁波を照射する。このような波長の電磁波によれば、例えばUVCの電磁波と比べて、例えばプラスチック製の第1および第2野菜室容器43,44の劣化を抑制しつつ、ウイルスまたは菌を抑制することができる。
[ケース]
図5に示すように、ケース72は、一般的なプラスチック部材からなり、前側が開放された矩形の扁平箱状に形成されている。光照射部71は、ケース72の内部に収容される。ケース72は、第2前壁部93と当該ケース72との間に封止部材73を挟んで、第2前壁部93の内面(後面)に取り付けられる。ケース72が第2前壁部93の内面に取り付けられることで、光照射部71の周囲が封止される。これにより、光照射部71の周りに冷気が流れることが抑制され、光照射部71に結露が生じることが抑制される。
詳しく述べると、ケース72は、背壁部72aと、周壁部72bと、押さえ部72cとを有する。背壁部72aは、第2前壁部93とは反対側から光照射部71を覆う。周壁部72bは、背壁部72aの周端部から第2前壁部93の内面に向いて延びている。周壁部72bは、光照射部71の上下左右を囲む矩形状の環状(筒状)に形成されている。周壁部72bは、光照射部71とは別に、第2前壁部93の内面に取り付けられる。これについては後述する。押さえ部72cは、周壁部72bの内周側に設けられている。押さえ部72cは、封止部材73に接するとともに、封止部材73を第2前壁部93の内面に向けて押さえる。
封止部材73は、例えばソフトテープなどの弾性部材である。封止部材73は、周壁部72bの全周に沿って環状に形成されている。封止部材73は、第2前壁部93の内面にケース72の周壁部72bが取り付けられることで、第2前壁部93の内面とケース72の押さえ部72cとの間に挟まれ、第2前壁部93の内面とケース72の周壁部72bとの間を封止する。これにより、光照射部71の周りに冷気が流れることがより確実に抑制される。
図5に示すように、第2前壁部93のなかで紫外線LED102および可視光LED103に向かい合う部分には、紫外線Sや可視光Kを通す窓部104が設けられている。紫外線LED102は、窓部104を通じて野菜室11Bの内部に紫外線を照射する。これにより、野菜室11Bの内部の少なくとも一部は、光照射部71により照射される紫外線Sの照射範囲内にある。
窓部104は、第2前壁部93に設けられる矩形状の開口部93cを塞ぐ窓部材104Aと、窓部材104Aの裏面で開口部93cに対応する位置に設けられる拡散部104Bと、を備える。窓部材104Aは、回路基板101の前面となる位置にある。窓部材104Aの主面たる光透過面は、回路基板101と平行となるように配置されている。窓部材104Aは、可視光Kや紫外線Sを通す光透過部材として、例えばアクリル板またはガラス板からなり、矩形板状に形成されている。拡散部104Bは、可視光Kや紫外線Sを拡散させる凹凸であって、例えば上下方向に延び左右方向に並ぶ複数条の凹部により形成されている。これにより、窓部材104Aは、可視光LED103から照射された可視光Kや紫外線LED102から照射された紫外線Sを、拡散部104Bにて拡散させてチルド室11Aa内に照射することができる。
[第1除菌ユニットの配置構造]
次に、図5に示すように、第1除菌ユニット70Aの配置構造について説明する。本実施形態では、第1除菌ユニット70Aの少なくとも一部(例えばケース72の少なくとも一部)は、第1仕切部15の最下部よりも上方に配置されている。光照射部71は、光照射部71の少なくとも一部が第1仕切部15の最下部よりも上方に配置された状態で、斜め下方に向けて紫外線Sを照射する。
本実施形態では、光照射部71は、第2野菜室容器44よりも後方である野菜室11Bの奥部に設けられている。光照射部71は、第2野菜室容器44の少なくとも一部の上辺44u(例えば、第2野菜室容器44の後端部44bの上辺44u)よりも上方に配置されている。
詳しく述べると、第2野菜室容器44は、上方が開放された箱状に形成されている。第2野菜室容器44は、上述した前端部44aおよび後端部44bに加え、左端部および右端部を有する。本実施形態では、光照射部71は、第2野菜室容器44の全ての端部の上辺44u(すなわち、前端部44a、後端部44b、左端部、および右端部の各々の上辺44u)よりも上方に配置されている。本明細書で「光照射部が容器の上辺と比べて上方に位置する」とは、光照射部71に含まれる紫外線LED102および可視光LED103が容器の上辺と比べて上方に位置することを意味し、光照射部71に含まれる回路基板101の一部が容器の上辺よりも下方に位置する場合も含み得る。
本実施形態では、光照射部71は、第2野菜室容器44よりも後方に配置され、水平方向に対して斜め下方に向けて紫外線Sおよび可視光Kを照射する。例えば、光照射部71は、第2野菜室容器44の内部に向けて紫外線Sおよび可視光Kを照射する。これにより、第2野菜室容器44の内部の少なくとも一部は、光照射部71により照射される紫外線Sや可視光Kの照射範囲内にある。
光照射部71は、例えば水平方向に対して45度よりも小さい角度の方向に紫外線Sの照射中心(すなわち照射中心に対応する光軸CA)が向くように水平方向に対して傾けて設けられている。このように光照射部71を傾けて設けることで、光照射部71によって野菜室11B内のより広い範囲に紫外線を照射することができる。
本実施形態では、光照射部71による紫外線Sの照射中心(光軸CA)は、第2野菜室容器44が野菜室11Bに収容された状態で、冷蔵庫1の前後方向における第2野菜室容器44の底面の中心よりも前側の領域に設定されている。
本実施形態では、光照射部71は、ダクト部品51の内部において、鉛直方向で冷気戻り口51cの少なくとも一部と重なる位置に配置されている。本実施形態では、光照射部71は、鉛直方向で複数の冷気戻り口51cと重なる。
本実施形態では、ダクト部品51の少なくとも一部は、第1仕切部15の最下部(例えば第3部分15c)よりも上方に延びている。そして、光照射部71の少なくとも一部は、ダクト部品51の内部において第1仕切部15の最下部よりも上方に配置され、水平方向に対して斜め下方に向けて紫外線Sを照射する。
[紫外線および可視光の照射範囲]
次に、光照射部71による紫外線Sの照射範囲と可視光Kの照射範囲について図7から図9に基づいて説明する。図7は、第1除菌ユニット70Aの照射範囲を示す正面図である。図8は、野菜室11Bにおいて、野菜室扉20Bを閉じた状態を示す。図9は、野菜室11Bにおいて、野菜室扉20Bを前方に最大限に引き出された状態を示す。
詳しく述べると、紫外線LED102は、紫外線の照射範囲として上下および左右に例えば90度以上の照射範囲を有する。このため、紫外線LED102から窓部104を通じて野菜室11Bの内部に照射される紫外線Sは、比較的広い方位に亘って照射される。遮蔽部111は、例えば、紫外線Sがユーザの目に入りにくいようにするため、または別の目的で、紫外線LED102から野菜室11Bの内部に照射される紫外線Sの一部を遮蔽する。
本実施形態の遮蔽部111は、野菜室11Bに対して野菜室扉20Bが最大限に引き出された状態で、野菜室扉20Bの扉本体21に対する紫外線Sの照射範囲の上端Saが野菜室扉20Bの扉本体21の上端21eよりも低くなるように、紫外線Sの照射範囲の上側部分を遮蔽する。このためユーザは、野菜室扉20Bの扉本体21の上端21eよりも顔を下にしてのぞき込まない限り、紫外線が直接に目に入る可能性が小さい。
可視光LED103は、野菜室11B内を偏りなく照明する。
[第2除菌ユニットの構成]
次に、図3および図4に示すように、チルド室11Aaに設けられる第2除菌ユニット70Bは、回路基板101上に配置される紫外線LED102、可視光LED103の配置以外の構成は、第1除菌ユニット70Aと同様である。そのため、ここでは、第1除菌ユニット70Aと異なる構成について主に説明する。
図4に示すように、第2除菌ユニット70Bは、第1前壁部91の上部の位置で、ダクト部品51の内部(ここでは断熱部材55の上部)に埋め込まれた状態で設けられている。本実施形態では、第2除菌ユニット70Bは、第1除菌ユニット70Aと同様に、光照射部71と、ケース72と、封止部材73とを有する(図5参照)。第2除菌ユニット70Bのケース72および封止部材73は、第1除菌ユニット70Aと同様の構成であるので、ここでは詳しい説明を省略する。光照射部71の回路基板101Aについて説明する。
図10は、第2除菌ユニット70Bの光照射部71の構成を示す正面図である。図11は、第2除菌ユニット70Bの照射範囲を示す正面図である。
コネクタ110は、回路基板101Aにおける左下隅部に設けられている。複数(ここでは4つ)の抵抗素子116は、1つがコネクタ110の上側の位置に設けられ、3つが回路基板101Aの右縁寄りの位置で上下方向に配列されている。そして、紫外線LED102および可視光LED103は、コネクタ110と複数の抵抗素子116との間の位置に設けられている。
上下一対の紫外線LED102の中心点102aは、回路基板101Aの中心線C1上に配置されている。また、下側の紫外線LED102の中心点102aは、回路基板101の中心C0に配置されている。つまり、上側の紫外線LED102は、下側(中心C0)の紫外線LED102よりも上側にずれた位置、すなわち中心線C2よりも上側にずれた位置に配置されている。これに対し、左右一対の可視光LED103の中心点103aは、それぞれ中心線C1よりも左右方向にずれた位置、かつ中心線C2よりも上側にずれた位置に配置されている。
回路基板101Aは、その回路基板101Aの中心C0が貯蔵室11Aの左右方向の中心に一致するように配置されている。これにより、回路基板101に搭載される上下一対の紫外線LED102は、それぞれ貯蔵室11Aの左右方向の中心に配置されることになる。
第2除菌ユニット70Bの紫外線LED102および可視光LED103の照射方向は、何れも第2チルド室容器41,42の底壁側へ向かって斜め下方へ傾斜しており、窓部104は、照射方向に対応させて、紫外線LED102および可視光LED103よりも下側へずれた位置にある。また、紫外線LED102および可視光LED103は、何れもチルド室11Aa内の最上段のチルド室容器42の背壁よりも上方の位置に配設されることにより、そのチルド室容器42の周壁により紫外線Sや可視光Kを遮らない構成としている。
紫外線LED102および可視光LED103による紫外線Sおよび可視光Kの照射角度は、斜め上方から紫外光を好適に照射することができる角度である。
次に、冷蔵庫1の動作および作用について説明する。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、貯蔵室(チルド室11Aa)と、チルド室11Aaに可視光Kを照射する可視光LED103と、チルド室11Aaに紫外線Sを照射する紫外線LED102と、可視光LED103および紫外線LED102を備え、チルド室11Aaの背面に設けられた回路基板101と、可視光LED103および紫外線LED102の前面に設けられ、可視光Kや紫外線Sを拡散する拡散部104Bと、を備えている。紫外線LED102は、貯蔵室の左右方向中央に配置されている。可視光LED103は、紫外線LED102に対して左右方向両側、および上下方向両側のうち少なくとも一方にずれた位置に配置されている。
本実施形態では、紫外線LED102が貯蔵室(チルド室11Aa)の左右方向中央に配置されるので、この紫外線LED102から照射される紫外線Sを貯蔵室の左右方向全体にムラなく均一に照射させて、貯蔵室内のウイルスまたは菌の抑制機能の向上を図ることができる。しかも、紫外線LED102から照射される紫外線Sを拡散部104Bによって拡散させることが可能であり、この場合には左右方向全体をより均一に照射させて貯蔵室内のウイルスまたは菌を効率よく抑制できる。さらに、庫内照明となる可視光LED103が紫外線LED102の左右両側および上下両側のうち少なくとも一方にずれた位置に配置されるので、貯蔵室を開けたときに貯蔵室内を均一に点灯することができる。とくに、可視光LED103から照射される可視光Kを拡散部104Bによって拡散させることが可能であり、貯蔵室内をより効率よく均一に点灯することができる。
このように本実施形態では、可視光Kの照明としての機能を十分に持ちつつ、紫外線Sによる除菌範囲を広げることができ、貯蔵室内の照明性能を低下させることなく、貯蔵室内の除菌性能を向上させることができる。
また、本実施形態では、紫外線LED102は、上下方向に複数設けられ、可視光LED103は、一対の紫外線LED102のうち一方の左右方向両側にずれた位置に配置されている。この場合には、紫外線LED102が上下に複数(本実施形態では一対)で設けられているので、上下方向の紫外線Sの照射範囲を広くすることができ、紫外線LED102の近傍から離れた領域まで紫外線の照射領域を拡大できる。例えば、チルド室11Aaのように、第1および第2チルド室容器41,42が近接して配置されている場合であっても、チルド室11Aa内全体に均一に紫外線Sを照射して除菌することができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、紫外線LED102は、回路基板101の左右方向の中央に備えられている。この場合、回路基板101自体を貯蔵室の左右方向の中央にバランスよく配置することができる。そして、回路基板101上の紫外線LED102や可視光LED103のレイアウトを容易に行うことができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、貯蔵室(野菜室11B)と、野菜室11Bに可視光Kを照射する可視光LED103と、野菜室11Bに紫外線Sを照射する紫外線LED102と、可視光LED103および紫外線LED102を備え、野菜室11Bの背面に設けられた回路基板101と、可視光LED103および紫外線LED102の前面に設けられ、可視光Kや紫外線Sを拡散する拡散部104Bと、を備えている。可視光LED103は、野菜室11Bの左右方向中央に配置されている。紫外線LED102は、可視光LED103に対して左右方向両側、および上下方向両側のうち少なくとも一方にずれた位置に配置されている。
本実施形態では、庫内照明となる可視光LED103が貯蔵室(野菜室11B)の左右方向中央に配置され、かつ可視光LED103から照射される可視光Kが拡散部104Bによって拡散されるので、貯蔵室を開けたときに可視光LED103から照射される可視光Kを貯蔵室の左右方向全体にムラなく均一に照射させて貯蔵室内を均一に点灯することができる。さらに、紫外線LED102が可視光LED103の左右両側および上下両側のうち少なくとも一方にずれた位置に配置され、この紫外線LED102によって照射される紫外線Sも拡散部104Bによって拡散されるので、貯蔵室内を効率的に除菌することができる。このように本実施形態では、可視光Kの照明としての機能を十分に持ちつつ、紫外線Sによる除菌範囲を広げることができ、貯蔵室内の照明性能を低下させることなく、貯蔵室内の除菌性能を向上させることができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、可視光LED103は、回路基板101の左右方向の中央に備えられている。この場合、回路基板101自体を貯蔵室の左右方向の中央にバランスよく配置することができる。そして、回路基板101上の紫外線LED102や可視光LED103のレイアウトを容易に行うことができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、可視光LED103および紫外線LED102は、一つの回路基板101上に実装されている。これにより、1つの回路基板101に可視光LED103および紫外線LED102を一体的に設けてコンパクト化を図ることができる。そのため、これら可視光LED103および紫外線LED102を小さな面積に収めることができる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、紫外線LED102の紫外線Sは、回路基板101の正面に対して斜めに照射される。これにより、上下方向の紫外線Sの照射範囲を広くすることができ、紫外線LED102の近傍から離れた領域まで紫外線の照射領域を拡大できる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、回路基板101は、壁面部のうち背面に設けられている。これにより、貯蔵室を開けた状態でも回路基板101が貯蔵室の奥側に配置されているので、ユーザから回路基板101が見えにくく、意匠性に優れた冷蔵庫1を提供できる。
本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、貯蔵室内に収容された少なくとも1つの容器を有し、回路基板101は、容器のうち最上段の容器より上方に配置されている。これにより、貯蔵室内の全ての容器内に紫外線Sおよび可視光Kをより確実に照射することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、貯蔵室(チルド室11Aaおよび野菜室11B)内の照明性能を低下させることなく、貯蔵室内の除菌性能を向上させることができる冷蔵庫を提供することができる。
(第2実施形態)
次に、図12に示す第2実施形態による冷蔵庫1Aについて説明する。図12は、第2実施形態の除菌ユニット70Cの正面図を示している。図12では、上述したコネクタ110と複数の抵抗素子116(図6、図10参照)を省略している。除菌ユニット70Cは、可視光LED103(可視光源)と紫外線LED102(光照射光源)がそれぞれ貯蔵室(例えば、図2に示す野菜室11B)の左右方向中央から左右両側にずれた位置に配置されている。具体的に左右一対の可視光LED103は、貯蔵室の左右方向中央を挟んで左右両側の対象位置に配置されている。左右一対の紫外線LED102は、一対の可視光LED103の下側に配置され、かつ貯蔵室の左右方向中央を挟んで左右両側の対象位置に配置されている。
上側の一対の可視光LED103の中心点103aは、それぞれ回路基板101Bの中心線C1よりも左右方向にずれた位置、かつ中心線C2よりも上側にずれた位置に配置されている。これに対し、下側の一対の紫外線LED102の中心点102aは、それぞれ回路基板101Bの中心線C1よりも左右方向にずれた位置、かつ中心線C2よりも下側にずれた位置に配置されている。回路基板101Bは、その回路基板101Bの中心C0が貯蔵室の左右方向の中心に一致するように配置されている。これにより、回路基板101Bに搭載される一対の可視光LED103および一対の紫外線LED102は、それぞれ貯蔵室11Aの左右方向中央に配置されることになる。
第2実施形態では、可視光LED103から照射される可視光Kを貯蔵室の左右方向全域にムラなく均一に照射させて貯蔵室内を均一に点灯することができる。さらに、紫外線LED102から照射される紫外線Sも貯蔵室の左右方向全域に照射することができ、貯蔵室内のウイルスまたは菌の抑制機能の向上を図ることができる。このように第2実施形態では、可視光Kの照明としての機能を十分に持ちつつ、紫外線Sによる除菌範囲を広げることができ、貯蔵室内の照明性能を低下させることなく、貯蔵室内の除菌性能を向上させることができる。また、第2実施形態では、紫外線LED102から照射される紫外線Sと、可視光LED103から照射される可視光Kとの少なくとも一方を拡散部104Bによって拡散させることが可能であり、紫外線Sおよび可視光Kのうち少なくとも一方を左右方向全体により均一に照射させて貯蔵室内を効率的に点灯させたり、ウイルスまたは菌を抑制できる。
以下、上述した実施形態のいくつかの変形例について説明する。なお各変形例で説明する以外の構成については、上記実施形態の構成と同様である。
(第1変形例)
次に、第1変形例による冷蔵庫1Bについて、図13に基づいて説明する。図13は、第1変形例の除菌ユニット70Dの正面図を示している。第1変形例では、可視光LED103(可視光源)および紫外線LED102(光照射光源)は、それぞれ貯蔵室(例えばチルド室)の左右方向中央に配置されている。具体的に紫外線LED102の中心点102aは、回路基板101の中心C0に配置されている。上下一対の可視光LED103は、紫外線LED102に対して上下方向両側に上下対称にずれた位置に配置されている。これら紫外線LED102の中心点102aと一対の可視光LED103の中心点103aは、中心線C1上に配置される。
第1変形例による冷蔵庫1Bによれば、可視光LED103は、紫外線LED102に対して上下方向両側にずれた位置に配置されている。この場合には、貯蔵室を開けたときに貯蔵室内を左右方向に均一に点灯することができる。このように第1変形例では、可視光Kの照明としての機能を十分に持ちつつ、紫外線Sによる除菌範囲を広げることができ、貯蔵室内の照明性能を低下させることなく、貯蔵室内のウイルスまたは菌の抑制機能の向上を図ることができる。
(第2変形例)
次に、第2変形例による冷蔵庫1Cについて、図14に基づいて説明する。図14は、第2変形例の除菌ユニット70Eの正面図を示している。第2変形例では、可視光LED103(可視光源)および紫外線LED102(光照射光源)は、それぞれ貯蔵室(例えばチルド室)の左右方向中央に配置されている。具体的に可視光LED103の中心点103aは、回路基板101Dの中心C0に配置されている。上下一対の紫外線LED102は、可視光LED103に対して上下方向両側に上下対称にずれた位置に配置されている。これら紫外線LED102の中心点102aと一対の可視光LED103の中心点103aは、中心線C1上に配置される。
第2変形例に係る冷蔵庫1Cによれば、紫外線LED102は、可視光LED103に対して上下方向両側にずれた位置に配置されている。この場合には、貯蔵室内を上下方向に均一に除菌することができる。このように本実施形態では、可視光Kの照明としての機能を十分に持ちつつ、紫外線Sによる除菌範囲を広げることができ、貯蔵室内の照明性能を低下させることなく、貯蔵室内のウイルスまたは菌の抑制機能の向上を図ることができる。
(第3変形例)
次に、図15に示す第3変形例による冷蔵庫1Dについて説明する。図15は、第2除菌ユニット70Bの照射範囲を示す正面図である。第3変形例では、野菜室11Bにおいて、野菜室扉20Bの内面に反射板105を配置している。野菜室扉20Bを閉じた状態において、反射板105の反射面105aは、第1除菌ユニット70Aの光照射部71の可視光LED103および紫外線LED102に前後方向に対向している。
この場合、紫外線LED102から照射される紫外線Sは、反射板105の反射面105aで反射する。そして反射した紫外線S0(図15に示す矢印)は、野菜室11B内の反射板105がない状態における紫外線Sが照射されない領域(非照射領域R)を照射する。このように貯蔵室内の適宜な位置に反射板105を設けることにより、貯蔵室内のウイルスまたは菌の抑制機能の向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
上述した、実施形態および変形例では、除菌ユニット70を壁面部の背面に設けた構成としているが、この位置であることに限定されることはなく、例えば貯蔵室の天井面、あるは側壁面など背面でない壁面部に配置してもよい。
また、上述した第1実施形態の冷蔵庫1では、野菜室11Bに第1除菌ユニット70Aを設け、チルド室11Aaに第2除菌ユニット70Bを設けた構成としているが、これら両方の貯蔵室に除菌ユニット70を設ける必要はなく、いずれか一方であってもかまわない。また、他の野菜室11Bやチルド室11Aa以外の他の貯蔵室に除菌ユニット70を設けるようにしてもよい。
1、1A、1B、1C、1D…冷蔵庫、11Aa…チルド室(特別貯蔵室)、11B…野菜室(貯蔵室)、20B…野菜室扉、70、70C、70D、70E…除菌ユニット、70A…第1除菌ユニット、70B…第2除菌ユニット、71…光照射部、72…ケース、101…回路基板(基板)、102…紫外線LED(光照射光源)、103…可視光LED(可視光源)、104…窓部、104A…窓部材、104B…拡散部、K…可視光(第1光)、S…紫外線(第2光)。

Claims (18)

  1. 貯蔵室と、
    前記貯蔵室に第1光を照射する可視光源と、
    前記貯蔵室内にウイルスまたは菌を抑制する効果を有する第2光を照射する光照射光源と、
    前記可視光源および前記光照射光源を備え、前記貯蔵室の壁面部に設けられた基板と、
    前記可視光源および前記光照射光源の前面に設けられ、前記第1光および前記第2光のうち少なくとも一方を拡散する拡散部と、を備え、
    前記光照射光源は、前記貯蔵室の左右方向中央に配置され、
    前記可視光源は、前記光照射光源に対して左右方向両側、および上下方向両側のうち少なくとも一方にずれた位置に配置されている冷蔵庫。
  2. 前記貯蔵室は、特別貯蔵室である、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記光照射光源は、上下方向に複数設けられ、
    前記可視光源は、前記一対の光照射光源のうち一方の左右方向両側にずれた位置に配置されている、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記可視光源は、前記光照射光源に対して上下方向両側にずれた位置に配置されている、請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  5. 前記光照射光源は、前記基板の左右方向の中央に備えられている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記可視光源は、前記光照射光源を挟んで対称に配置されている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 貯蔵室と、
    前記貯蔵室に第1光を照射する可視光源と、
    前記貯蔵室内にウイルスまたは菌を抑制する効果を有する第2光を照射する光照射光源と、
    前記可視光源および前記光照射光源を備え、前記貯蔵室の壁面部に設けられた基板と、
    前記可視光源および前記光照射光源の前面に設けられ、前記第1光および前記第2光のうち少なくとも一方を拡散する拡散部と、を備え、
    前記可視光源と前記光照射光源は、それぞれ前記貯蔵室の左右方向中央から左右両側にずれた位置に配置されている冷蔵庫。
  8. 前記貯蔵室は、野菜室である、請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記可視光源および前記光照射光源は、それぞれ前記貯蔵室の左右方向中央を挟んで左右対称に配置されている、請求項7又は8に記載の冷蔵庫。
  10. 貯蔵室と、
    前記貯蔵室に第1光を照射する可視光源と、
    前記貯蔵室内にウイルスまたは菌を抑制する効果を有する第2光を照射する光照射光源と、
    前記可視光源および前記光照射光源を備え、前記貯蔵室の壁面部に設けられた基板と、
    前記可視光源および前記光照射光源の前面に設けられ、前記第1光および前記第2光のうち少なくとも一方を拡散する拡散部と、を備え、
    前記可視光源は、前記貯蔵室の左右方向中央に配置され、
    前記光照射光源は、前記可視光源に対して左右方向両側、および上下方向両側のうち少なくとも一方にずれた位置に配置されている冷蔵庫。
  11. 前記貯蔵室は、野菜室である、請求項10に記載の冷蔵庫。
  12. 前記光照射光源は、前記可視光源に対して上下方向両側にずれた位置に配置されている、請求項10又は11に記載の冷蔵庫。
  13. 前記可視光源は、前記基板の左右方向の中央に備えられている、請求項10乃至12のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  14. 前記光照射光源は、前記可視光源を挟んで対称に配置されている。請求項10乃至13のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  15. 前記可視光源および前記光照射光源は、一つの前記基板上に実装されている、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  16. 前記光照射光源の前記第2光は、前記基板の正面に対して斜めに照射される、請求項1乃至15のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  17. 前記基板は、前記壁面部のうち背面に設けられている、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  18. 前記貯蔵室内に収容された少なくとも1つの容器を有し、
    前記基板は、前記容器のうち最上段の容器より上方に配置されている、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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