JP2023107446A - 車両用記録制御装置および記録制御方法 - Google Patents

車両用記録制御装置および記録制御方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2023107446000001
【課題】音声コマンドによる静止画像記録を適切に行うこと。
【解決手段】制御装置100は、車両の周辺を撮影するカメラ211が撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部111と、静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付ける音声コマンド受付部115と、音声コマンド受付部115によって静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付けられた場合、音声コマンドを受け付けた時点から所定期間前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出する音声認識部116と、音声認識部116が、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出した場合、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出された時点の静止画像を保存する記録制御部122とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用記録制御装置および記録制御方法に関する。
車両用記録装置、いわゆるドライブレコーダにおいては、イベント記録に加えて、例えば、静止画像を保存する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。ドライブレコーダによる静止画像の保存は、運転中に気になった施設や景色などを撮影することができ、撮影操作を安全に行うために、音声コマンドによって静止画像の保存を行うことができるものもある。
特開2021-150678号公報
運転中に、気になった施設や景色などを撮影したいときに、車両の運転者は、運転中であるため、音声コマンドを用いて静止画像を記録する場合がある。しかし、静止画像の記録を行う音声コマンドは、機種によって異なる音声コマンドが用いられている場合や、利用頻度が低いことから、咄嗟に正確な音声コマンドを発話できない場合がある。このため、音声コマンドを用いて静止画像の記録を行う場合に、咄嗟に音声コマンドを発話できない場合があり、撮影するタイミングが遅れてしまうことがある。
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、音声コマンドによる静止画像の記録を適切に行うことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る車両用記録制御装置は、車両の周辺を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付ける音声コマンド受付部と、前記音声コマンド受付部によって静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付けられた場合、前記音声コマンドを受け付けた時点から所定期間前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出する音声認識部と、前記音声認識部が、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出した場合、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出された時点の静止画像を保存する記録制御部とを備える。
本開示に係る記録制御方法は、車両の周辺を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付ける音声コマンド受付ステップと、前記音声コマンド受付ステップによって静止画像記録を指示する音声コマンドが受け付けられた場合、前記音声コマンドが受け付けられた時点から所定期間前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出する音声認識ステップと、前記音声認識ステップによって静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことが検出された場合、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出された時点の静止画像を保存する記録制御ステップとを車両用記録制御装置が実行する。
本開示によれば、音声コマンドによる静止画像の記録を適切に行うことができるという効果を奏する。
図1は、第一実施形態に係る制御装置を有する車両用記録装置の構成例を示すブロック図である。 図2は、イベントデータの記録期間の一例を示す図である。 図3は、第一実施形態に係る制御装置における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図4は、静止画像の記録時点の一例を示す図である。 図5は、第二実施形態に係る制御装置における処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図6は、静止画像の記録時点の他の例を示す図である。 図7は、静止画像の記録時点の他の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、本開示に係る車両用記録制御装置および記録制御方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態により本発明が限定されるものではない。
[第一実施形態]
<車両用記録装置>
図1は、第一実施形態に係る車両用記録制御装置(以下、「制御装置」という。)100を有する車両用記録装置10の構成例を示すブロック図である。車両用記録装置10は、車両に対して発生したイベントに基づく映像などを記録する、いわゆるドライブレコーダである。車両用記録装置10は、音声コマンドを用いてイベント記録を行う場合であって、咄嗟に音声コマンドを発話できないような場合に、撮影データをイベントデータとする期間を適切に設定して保存する。
車両用記録装置10は、車両に載置されているものに加えて、可搬型で車両において利用可能な装置であってもよい。また、車両用記録装置10は、車両にあらかじめ設置されている装置やナビゲーション装置等の機能または構成を含んで実現されてもよい。車両用記録装置10は、カメラ211と、マイクロフォン212と、記録部213と、操作部214と、加速度センサ215と、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信部216と、表示部217と、制御装置100とを有する。記録装置10は、カメラ211と、マイクロフォン212とを一体的に含む装置であってもよく、カメラ211と、マイクロフォン212とが別体で構成された装置であってもよい。
カメラ211は、車両の周辺を撮影する。カメラ211は、複数のカメラ群であってもよい。カメラ211は、例えば、車両の車室内前方における車両の前方を撮影可能な位置に配置されている。本実施形態では、カメラ211は、車両のアクセサリ電源がONである間、映像を常時撮影する。カメラ211は、撮影した撮影データを制御装置100の撮影データ取得部111に出力する。撮影データは、例えば毎秒27.5フレームの画像から構成される動画像である。
マイクロフォン212は、車両用記録装置10に対する各種操作を示す音声コマンドを収音するマイクロフォンである。マイクロフォン212は、撮影データ取得部111にカメラ211からの映像に加えて音声を入力するマイクロフォンと共用されてもよい。例えば、マイクロフォン212は、撮影した撮影データを記録部213にイベントデータとして保存する操作を受付可能である。マイクロフォン212は、収音した音声データを制御装置100の音声認識部115に出力する。
記録部213は、車両用記録装置10におけるデータの一時記憶などに用いられる。記録部213は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、メモリカードなどの記録媒体である。記録部213は、図示しない通信装置を介して無線接続される外部記録部であってもよい。記録部213は、制御装置100の記録制御部122から出力された制御信号に基づいて、ループ記録映像データまたはイベントデータを記録する。
操作部214は、車両用記録装置10に対する各種操作を受付可能である。操作部214は、例えば、表示部217の表示画面上に重ねて配置されたタッチパネルである。例えば、操作部214は、撮影した撮影データを記録部213にイベントデータとして手動で保存する操作を受付可能である。例えば、操作部214は、記録部213に記録したループ記録映像データまたはイベントデータを再生する操作を受付可能である。例えば、操作部214は、記録部213に記録したイベントデータを消去する操作を受付可能である。例えば、操作部214は、ループ記録を終了する操作を受付可能である。操作部214は、操作情報を制御装置100の操作制御部114に出力する。
加速度センサ215は、車両に対して生じる加速度を検出するセンサである。加速度センサ215は、検出結果を制御装置100のイベント検出部117に出力する。加速度センサ215は、例えば3軸方向の加速度を検出するセンサである。3軸方向とは、車両の前後方向、左右方向、および上下方向である。
GNSS受信部216は、GNSS衛星からのGNSS信号を受信するGNSS受信機などで構成される。GNSS受信部216は、受信した位置情報信号を制御装置100の位置情報取得部118に出力する。
表示部217は、一例としては、車両用記録装置10に固有の表示装置、または、ナビゲーションシステムを含む他のシステムと共用した表示装置などである。表示部217は、カメラ211と一体に形成されていてもよい。表示部217は、例えば、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどを含むディスプレイである。本実施形態では、表示部217は、車両の運転者前方の、ダッシュボード、インストルメントパネル、センターコンソールなどに配置されている。表示部217は、制御装置100の表示制御部119から出力された映像信号に基づいて、映像を表示する。表示部217は、カメラ211が撮影している映像、または、記録部213に記録された映像を表示する。
<車両用記録制御装置>
制御装置100は、車両用記録装置10の各部を制御する。制御装置100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などで構成された演算処理装置(制御装置)であり、RAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)などの記憶装置を有する。制御装置100は、記憶されているプログラムをメモリにロードして、プログラムに含まれる命令を実行する。制御装置100には上述したRAMなどの内部メモリが含まれ、内部メモリは制御装置100におけるデータの一時記憶などに用いられる。制御装置100は、プログラムの実行によって実現される機能ブロックなどの構成要素として、撮影データ取得部111と、バッファメモリ112と、撮影データ処理部113と、操作制御部114と、音声認識部115と、音声コマンド受付部116と、イベント検出部117と、位置情報取得部118と、表示制御部119と、再生制御部121と、記録制御部122とを有する。
撮影データ取得部111は、車両の周辺を撮影するカメラ211が撮影した周辺の撮影データを取得する。撮影データ取得部111は、取得した撮影データをバッファメモリ112に出力する。
バッファメモリ112は、制御装置100が備えるRAMなどの内部メモリであり、撮影データ取得部111が取得した一定時間分の撮影データを、更新しながら一時的に記録するメモリである。
撮影データ処理部113は、バッファメモリ112が一時的に記憶している撮影データを、例えばH.264やMPEG-4(Moving Picture Experts Group)などの任意の方式のコーデックで符号化された、例えばMP4形式などの任意のファイル形式に変換する。撮影データ処理部113は、バッファメモリ112が一時的に記憶している撮影データから、一定時間分のファイルとした撮影データを生成する。具体例として、撮影データ処理部113は、バッファメモリ112が一時的に記憶している撮影データを、記録順に60秒間の撮影データをファイルとして生成する。撮影データ処理部113は、生成した撮影データを記録制御部122へ出力する。また、撮影データ処理部113は生成した撮影データを、再生制御部121を通して画像をデコード後、表示制御部119へ出力する。ファイルとして生成される撮影データの期間は、一例として60秒としたが、これには限定されない。ここで言う撮影データとは、カメラ211が撮影した映像に加えて音声が含まれたデータであってもよい。
操作制御部114は、操作部214が受け付けた各種操作の操作情報を取得する。より詳しくは、操作制御部114は、タッチパネルなどの物理的インターフェースの操作を受け付ける。例えば、操作制御部114は、再生操作を示す再生操作情報、または、撮影データの消去操作を示す消去操作情報を取得して制御信号を出力する。例えば、操作制御部114は、ループ記録を終了する操作を示す終了操作情報を取得して制御信号を出力する。
音声認識部115は、マイクロフォン212から入力された音声を分析し、音声に含まれる発話内容を認識する。音声認識部115は、マイクロフォン212から入力された音声に対して、音素毎または単語毎の音響モデル分析を行い、音素モデルや言語モデルとの対比を行うことで、発話内容を認識する。音声認識部115は、車両用記録装置100に対する音声コマンドを認識する。また、音声認識部115は、イベントの発生に対応した発話の認識を行う。イベントの発生に対応した発話については、後述する。音声認識部115は、車両用記録装置100に対する音声コマンド、イベント記録を指示する音声コマンド、およびイベントの発生に対応した発話を認識した場合、認識した結果を音声コマンド受付部116に出力する。
本実施形態では、音声認識部115は、音声コマンド受付部116がイベント記録を指示する音声コマンドを受け付けた場合、つまり、音声認識部115がイベント記録を指示する音声コマンドを示す音声を認識し、その結果を音声コマンド受付部116に出力したときである音声コマンド受付時点から、例えば5秒などの所定期間T1前までに、イベントの発生に対応した所定音節未満の発話があったことを検出する。
イベント記録を指示する音声コマンドは、例えば「ろくがかいし」のような音声コマンドが受け付けられるよう予め設定されている。音声コマンドは、他の音声による誤認識を防止するため、ある程度の音節数で構成されることが要求される。例えば「ろくがかいし」は6音節からなる。そこで、例えば、音声コマンドのうち最も少ない音節数を、閾値である所定音節とする。
イベントの発生に対応した発話とは、イベントに遭遇した際に発せられる発話である。言い換えると、イベントの発生に対応した発話とは、イベントの発生が推測される発話である。イベントの発生に対応した発話は、例えば、3音節または4音節未満の短い発話である。イベントの発生に対応した発話は、連続した会話の一部を除く。イベントの発生に対応した発話は、例えば、「あっ」、「えっ」、「わっ」、「事故」、「大変」、「危ない」などの驚き、または恐怖などのような負の感情を示す発話である。
イベントの発生に対応した発話には、例えば、「ろくがかいし」のような各種操作を指示する音声コマンドに一致する発話を除く。これにより、連続して音声コマンドが発話された際に、連続的なイベント記録が行われるという誤動作を防止する。
本実施形態では、音声認識部115は、音声コマンド受付部116が音声コマンドを受け付けた場合、音声コマンド受付時点から所定期間T1前までに、イベント記録を指示する音声コマンドに近似した発話があったことを検出する。
イベント記録を指示する音声コマンドに近似した発話とは、例えば、「ろくがかいし」に近似した発話である。例えば、「ろくがかい*」、「ろくが*いし」のように、イベント記録を指示する音声コマンドの一部が認識できない発話である。「*」は、認識できない音を示す。例えば、「ろくが」のように、イベント記録を指示する音声コマンドと50%程度一致する発話である。例えば、「きろくかいし」、「ろくがすたーと」のように、イベント記録を指示する音声コマンドの意味に類似する意味を持つワードとしてあらかじめ設定された発話である。
音声コマンド受付部116は、マイクロフォン212から入力された音声に対する音声認識部115の認識結果に基づき、マイクロフォン212から入力された音声を、各種操作を指示する音声コマンドとして受け付ける。例えば、音声コマンド受付部116は、再生操作を指示する音声コマンド、または、撮影データの消去操作を指示する音声コマンドを受け付けて制御信号を出力する。例えば、音声コマンド受付部116は、ループ記録の終了を指示する音声コマンドを受け付けて制御信号を出力する。音声コマンド受付部116は、イベント記録を指示する音声コマンドを受け付けて制御信号を出力する。例えば、音声コマンド受付部116は、イベント記録を指示する音声コマンドとして、「ろくがかいし」の音声コマンドを受け付けて制御信号を出力する。
音声コマンド受付部116は、音声認識部115からイベント記録を指示する発話を認識したことを取得した場合、イベント記録を指示する制御信号を記録制御部122に出力する。音声コマンド受付部116は、音声認識部115から再生操作を指示する発話を認識したことを取得した場合、再生操作を指示する制御信号を再生制御部121に出力する。
イベント検出部117は、車両に加わった加速度に基づき、イベントを検出する。より詳しくは、イベント検出部117は、加速度センサ215の検出結果に基づいて、イベントを検出する。イベント検出部117は、イベント検出部117が加速度センサ215から取得した加速度情報が閾値以上である場合、イベントが発生したことを検出する。
位置情報取得部118は、車両の現在位置を示す位置情報を取得する。位置情報取得部118は、GNSS受信部216が受信したGNSS信号に基づいて、車両の現在位置の位置情報を公知の方法によって算出する。位置情報取得部118は、算出した位置情報を、記録制御部122に出力する。
表示制御部119は、表示部217における撮影データの表示を制御する。表示制御部119は、撮影データを表示部217に出力させる映像信号を出力する。より詳しくは、表示制御部119は、カメラ211が撮影している映像、または、記録部213に記録されたループ記録映像データまたはイベントデータの再生によって表示する映像信号を出力する。
再生制御部121は、操作制御部114から出力された再生操作の制御信号に基づいて、記録部213に記録されたループ記録映像データまたはイベントデータを再生するよう制御する。再生制御部121は、図示しないデコーダを含み、供給された圧縮データをデコードすることで、各種データを再生する。
記録制御部122は、撮影データ処理部113でファイル化された撮影データを、記録部213に記録させる制御を行う。記録制御部122は、車両のアクセサリ電源がONであるときなど、ループ記録処理を実行する期間は、撮影データ処理部113でファイル化された撮影データを上書き可能な撮影データとして記録部213に記録する。より詳しくは、記録制御部122は、ループ記録処理を実行する期間は、撮影データ処理部113が生成した撮影データを記録部213に記録し続け、記録部213の容量が一杯になった場合、最も古い撮影データに新しい撮影データを上書きして記録する。
記録制御部122は、イベント検出部117によってイベントが検出された場合、イベントの検出に対応する撮影データを保存する。イベントの検出に対応する撮影データとは、撮影データ処理部113が生成した撮影データにおける所定期間の撮影データである。記録制御部122は、イベントの検出に対応する撮影データを、上書きが禁止されたイベントデータとして記録部213に保存する。
記録制御部122は、イベント検出部117によってイベントが検出された場合、イベント検出時点を起点として、前後所定期間の撮影データをイベントデータとして保存する。図2は、イベントデータの記録期間の一例を示す図である。図2に示すように、イベント検出部117によってイベントが検出された時点t1より期間P1遡った時点から、t1から期間P1経過した時点までの期間の撮影データをイベントデータとして保存する。記録制御部122は、イベント検出部117によってイベントが検出された場合、例えば、イベントが検出された時点t1の前後10秒程度など前後所定期間の撮影データをバッファメモリ112からコピーし、イベントデータとして保存する。
前後所定期間とは、例えば、ある時点より前の期間P1(例えば5秒間)と、後の期間P1(例えば5秒間)を合わせた10秒間である。ある時点より前の期間と後の期間は異なる期間であってもよい。
記録制御部122は、音声コマンド受付部116が、イベント記録を指示する音声コマンドを受け付けた場合、音声コマンド受付時点を起点とした期間の撮影データをイベントデータとして保存する。図2に示すように、音声コマンド受付時点t2より期間P1遡った時点から、音声コマンド受付時点t2から期間P1経過した時点までの期間の撮影データをイベントデータとして保存する。例えば、音声コマンド受付時点の前後10秒間の撮影データをイベントデータとして保存する。
記録制御部122は、音声コマンド受付部116が、イベント記録を指示する音声コマンドを受け付けた場合であって、さらに、音声認識部115が、イベントの発生に対応した発話があったことを検出した場合、イベントの発生に対応した発話を検出した時点(以下、「発話検出時点」という。)を起点とした期間の撮影データをイベントデータとして保存する。本実施形態では、記録制御部122は、発話検出時点を起点として、前後所定期間の撮影データをイベントデータとして保存する。図2に示すように、イベント記録を指示する音声コマンドを受け付けた場合、音声コマンド受付時点t3から所定期間である期間T1前までにイベントの発生に対応した発話が検出されている場合、発話検出時点t4より期間P1遡った時点から、発話検出時点t4から期間P1経過した時点までの期間の撮影データをイベントデータとして保存する。例えば、発話検出時点t4の前後10秒間の撮影データをイベントデータとして保存する。
緊急的にイベント記録を行いたい場合など、咄嗟の場合には音声コマンドを正確に発話できない可能性が高い。このような場合は、正確な音声コマンドが発話されるまでに時間がかかるおそれがある。そこで、音声コマンドを受け付けた場合に、それより前に、イベントの発生が推測される発話が検出された場合、音声コマンド受付時点より前である発話検出時点を起点としてイベントデータを保存する。これにより、適切な期間のイベントデータが保存される。
<車両用記録制御装置における情報処理>
次に、図3を用いて、制御装置100における処理の流れについて説明する。車両用記録装置10が起動されることで、図3に示すフローチャートの処理が開始される。車両用記録装置10が起動している間、制御装置100では、設定された加速度の閾値での加速度センサ215による加速度の検出が行われる。制御装置100は、イベント検出部117によって、検出された加速度に基づいて、イベント検出を開始する。加速度の検出によるイベント検出については、ここでの説明を省略する。また、車両用記録装置10が起動している間、制御装置100では、マイクロフォン212から入力された音声の認識処理が行われる。
処理の開始に伴い、制御装置100は、通常記録であるループ記録を開始する(ステップS101)。より詳しくは、記録制御部122は、撮影データ処理部113が生成したファイルを記録部213に上書可能に記録するループ記録を開始する。記録制御部122によるループ記録、及びイベント検出部117及び音声コマンド受付部116によるイベント検出は、処理が終了するまで継続される。制御装置100は、ステップS102へ進む。
制御装置100は、イベント検出部117による検出結果に基づいて、イベントを検出したか否かを判定する(ステップS102)。制御装置100は、イベント検出部117によって、検出された加速度が閾値以上である場合、イベントを検出したと判定して(ステップS102でYes)、ステップS103に進む。制御装置100は、イベント検出部117によって、検出された加速度が閾値以上ではないと判定する場合、イベントを検出しないと判定して(ステップS102でNo)、ステップS104に進む。
イベントを検出したと判定した場合(ステップS102でYes)、制御装置100は、記録制御部122によって、イベント検出時点から前後所定期間の撮影データをイベントデータとして保存する(ステップS103)。より詳しくは、制御装置100は、記録制御部122によって、イベント検出時点から期間P1遡った時点から、イベント検出時点から期間P1後の時点の間に撮影された撮影データをイベントデータとして記録部213に上書きを禁止して保存させる。制御装置100は、ステップS108に進む。
イベントを検出しないと判定した場合(ステップS102でNo)、制御装置100は、イベント記録を指示する音声コマンドが受け付けされたか否かを判定する(ステップS104)。制御装置100は、音声コマンド受付部116によって、イベント記録を指示する音声コマンドを受け付けたと判定する場合(ステップS104でYes)、ステップS105に進む。または、制御装置100は、音声コマンド受付部116によって、イベント記録を指示する音声コマンドを受け付けたと判定しない場合(ステップS104でNo)、ステップS108に進む。
イベント記録を指示する音声コマンドを受け付けたと判定する場合(ステップS104でYes)、制御装置100は、所定期間T1前までにイベントの発生に対応した発話があるか否かを判定する(ステップS105)。制御装置100は、音声認識部115によって、音声コマンド受付時点から所定期間T1前までに、イベントの発生に対応した発話が検出された場合(ステップS105でYes)、ステップS107へ進む。制御装置100は、音声認識部115によって、音声コマンド受付時点から所定期間T1前までに、イベントの発生に対応した発話が検出されなかった場合(ステップS105でNo)、ステップS106へ進む。
音声コマンド受付時点から所定期間T1前までに、イベントの発生に対応した発話が検出されなかった場合(ステップS105でNo)、制御装置100は、記録制御部122によって、音声コマンド受付時点の前後所定期間の撮影データをイベントデータとして保存する(ステップS106)。より詳しくは、制御装置100は、記録制御部122によって、音声コマンド受付時点から期間P1遡った時点から、音声コマンド受付時点から期間P1後の時点の間に撮影された撮影データをイベントデータとして記録部213に上書きを禁止して保存させる。制御装置100は、ステップS108に進む。
音声コマンド受付時点から所定期間T1前までに、イベントの発生に対応した発話が検出された場合(ステップS105でYes)、制御装置100は、記録制御部122によって、イベントの発生に対応した発話を検出した時点の前後所定期間の撮影データをイベントデータとして保存する(ステップS107)。より詳しくは、制御装置100は、記録制御部122によって、発話検出時点から期間P1遡った時点から、発話検出時点から期間P1後の時点の間に撮影された撮影データをイベントデータとして記録部213に上書きを禁止して保存させる。制御装置100は、ステップS108に進む。
制御装置100は、処理を終了するか否かを判定する(ステップS108)。例えば、車両の電源や動力がOFFにされたことや、操作部214の操作がされたことなどで、処理を終了することが判定される。制御装置100は、処理を終了すると判定された場合(ステップS108でYes)、本処理を終了する。制御装置100は、処理を終了すると判定されない場合(ステップS108でNo)、ステップS102の処理を再度実行する。
<効果>
上述したように、本実施形態によれば、音声コマンド受付より前に、イベントの発生に対応した発話があった場合、発話検出時点を起点として前後所定期間のイベントデータを保存できる。このようにして、本実施形態によれば、音声コマンドによるイベントデータの記録を適切に行うことができる。
本実施形態では、音声コマンドを受け付けた場合に、それより前に、イベントの発生が推測される発話が検出された場合、音声コマンド受付時点より前である発話検出時点を起点としてイベントデータを保存することができる。本実施形態によれば、適切な期間のイベントを記録することができる。
本実施形態では、発話検出時点を起点として、前後所定期間のイベントデータを保存することができる。本実施形態によれば、適切な期間のイベントデータを記録することができる。
本実施形態では、音声コマンドを受け付けた場合、音声コマンド受付時点から所定期間前までに、イベントの発生に対応した所定音節未満の発話があったことを検出する。本実施形態によれば、イベント発生時に咄嗟に音声コマンドを思い出すことができなくとも、イベント発生時に、意図して、または意図せず発話した、所定音節未満の発話を起点とした期間のイベントデータの記録を行うことができる。
本実施形態では、音声コマンドを受け付けた場合、音声コマンド受付時点から所定期間前までに、イベント記録を指示する音声コマンドに近似した発話があったことを検出する。本実施形態によれば、イベント発生時に咄嗟に音声コマンドを思い出すことができなくとも、イベント記録を指示する音声コマンドに近似した発話があった場合、イベントの発話に近似した発話があった時点を起点とした期間のイベントデータの記録を行うことができる。
[第二実施形態]
図4ないし図7を参照しながら、本実施形態に係る車両用記録装置10について説明する。図4は、静止画像の記録時点の一例を示す図である。図5は、第二実施形態に係る制御装置における処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6は、静止画像の記録時点の他の例を示す図である。図7は、静止画像の記録時点の他の例を示す図である。車両用記録装置10は、基本的な構成は第一実施形態の車両用記録装置10と同様である。以下の説明においては、車両用記録装置10と同様の構成要素には、同一の符号または対応する符号を付し、その詳細な説明は省略する。本実施形態では、操作部214と、操作制御部114と、音声認識部115と、音声コマンド受付部116と、記録制御部122とにおける処理が第一実施形態と異なる。
本実施形態では、車両用記録装置10は、音声コマンドを用いて静止画像の記録を行う場合であって、咄嗟に音声コマンドを発話できないような場合に、適切なタイミングの静止画像を保存する。
操作部214は、静止画像記録を行う操作を受付可能である。
操作制御部114は、静止画像記録を示す操作情報を取得して制御信号を出力する。
音声認識部115は、静止画像記録を指示する音声コマンド、および静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話を認識した場合、認識した結果を音声コマンド受付部116に出力する。
静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話とは、例えば、3音節または4音節未満の短い発話である。静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話は、連続した会話の一部を除く。
本実施形態では、音声認識部115は、音声コマンド受付部116によって静止画像記録を指示する音声コマンドが受け付けられた場合、つまり、音声認識部115が静止画像記録を指示する音声コマンドを示す音声を認識し、その結果を音声コマンド受付部116に出力したときである音声コマンド受付時点から、例えば5秒などの所定期間T1前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに近似した発話があったことを検出する。
静止画像記録を指示する音声コマンドに近似した発話とは、例えば、「しゃしんさつえい」に近似した発話である。例えば、「しゃしんさつえ*」、「しゃし*さつえい」のように、静止画像記録を指示する音声コマンドの一部が認識できない発話である。例えば、「しゃしん」、「さつえい」のように、静止画像記録を指示する音声コマンドと50%程度一致する発話である。例えば、「せいしがさつえい」、「しゃしんきろく」のように、静止画像記録を指示する音声コマンドの意味に類似する意味を持つワードとしてあらかじめ設定された発話である。
静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話には、例えば、「しゃしんさつえい」のような各種操作を指示する音声コマンドに一致する発話を除く。これにより、連続して音声コマンドが発話された際に、連続的な静止画像記録が行われるという誤動作を防止する。
ドライブレコーダにおける音声コマンドは、例えば「しゃしんさつえい」のような音声コマンドが受け付けられるよう予め設定されている。音声コマンドは、他の音声による誤認識を防止するため、ある程度の音節数で構成されることが要求される。例えば「しゃしんさつえい」は8音節からなる。そこで、例えば、音声コマンドのうち最も少ない音節数を、閾値である所定音節とする。
音声コマンド受付部116は、静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付ける。例えば、音声コマンド受付部116は、静止画像記録を指示する音声コマンドとして、「しゃしんさつえい(写真撮影)」の音声コマンドを受け付けて制御信号を出力する。音声コマンド受付部116は、音声認識部115から静止画像記録を指示する発話を認識したことを取得した場合、静止画像記録を指示する制御信号を記録制御部122に出力する。
記録制御部122は、音声コマンド受付部116が静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付けた場合、音声コマンド受付時点の静止画像を保存する。図4に示すように、例えば、音声コマンド受付時点t6の静止画像を保存する。
記録制御部122は、音声認識部115が、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出した場合、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出された時点(以下、「発話検出時点」という。)の静止画像を保存する。図4に示すように、静止画像記録を指示する音声コマンドの受付時点t7から期間T1前までに音声コマンドに対応した発話が検出された場合、発話検出時点t8の静止画像を保存する。
本実施形態では、記録制御部122は、音声認識部115が、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出した場合、発話検出時点を起点とした複数の静止画像を保存する。
次に、図5を用いて、制御装置100における処理の流れについて説明する。図5に示すステップS111、ステップS118の処理は、図3に示すフローチャートのステップS101、ステップS108と同様の処理を行う。
制御装置100は、静止画像記録の手動操作があるか否かを判定する(ステップS112)。制御装置100は、操作制御部114によって、静止画像記録の操作情報が取得された場合、静止画像記録の手動操作があると判定して(ステップS112でYes)、ステップS113に進む。制御装置100は、操作制御部114によって、静止画像記録の操作情報が取得されなかった場合、静止画像記録の手動操作がないと判定して(ステップS112でNo)、ステップS114に進む。
静止画像記録の手動操作があると判定した場合(ステップS112でYes)、制御装置100は、記録制御部122によって、手動操作受付時点の撮影データを静止画像として保存する(ステップS113)。制御装置100は、ステップS118に進む。
静止画像記録の手動操作がないと判定した場合(ステップS112でNo)、制御装置100は、静止画像記録を指示する音声コマンドが受け付けされたか否かを判定する(ステップS114)。制御装置100は、音声コマンド受付部116によって、静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付けたと判定する場合(ステップS114でYes)、ステップS115に進む。または、音声コマンド受付部116によって、静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付けたと判定しない場合(ステップS114でNo)、ステップS118に進む。
静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付けたと判定する場合(ステップS114でYes)、制御装置100は、所定期間T1前までに静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があるか否かを判定する(ステップS115)。制御装置100は、音声認識部115によって、音声コマンド受付時点から所定期間T1前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出された場合(ステップS115でYes)、ステップS117へ進む。制御装置100は、音声認識部115によって、音声コマンド受付時点から所定期間T1前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出されなかった場合(ステップS115でNo)、ステップS116へ進む。
音声コマンド受付時点から所定期間T1前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出されなかった場合(ステップS115でNo)、制御装置100は、記録制御部122によって、音声コマンド受付時点の撮影データを静止画像として保存する(ステップS116)。図4に示すように、例えば、音声コマンド受付時点t6の静止画を保存する。制御装置100は、ステップS118に進む。
音声コマンド受付時点から所定期間T1前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出された場合(ステップS115でYes)、制御装置100は、記録制御部122によって、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話を検出した時点の撮影データを静止画像として保存する(ステップS117)。図4に示すように、静止画像記録を指示する音声コマンドの受付時点t7の所定期間T1前までに、静止有像記録を指示する音声コマンドに対応した発話を検出した時点t8の撮影データを静止画像として保存する。本実施形態においては、図6に示すように、例えば、発話検出時点t8を含む前後所定期間の複数の静止画像を保存してもよい。例えば、発話検出時点t8の前後1秒であるt8-aおよびt8+aの時点の静止画像を保存してもよい。また、本実施形態においては、図7に示すように、例えば、発話検出時点t8から音声コマンド受付時点t7までの期間の複数の静止画像を保存してもよい。制御装置100は、ステップS118に進む。
上述したように、本実施形態によれば、音声コマンド受付より前に、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があった場合、発話検出時点の静止画像を保存できる。このようにして、本実施形態によれば、適切なタイミングの静止画像の保存を行うことができる。
本実施形態では、音声コマンドを受け付けた場合に、それより前に、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出された場合、音声コマンド受付時点より前である発話検出時点を起点として静止画像を保存することができる。本実施形態によれば、適切なタイミングの静止画像を保存することができる。
本実施形態では、音声コマンドを受け付けた場合、音声コマンド受付時点から所定期間前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した所定音節未満の発話があったことを検出する。本実施形態によれば、静止画像を撮影したいときに咄嗟に音声コマンドを思い出すことができなくとも、静止画像を撮影したいときに、意図して、または意図せず発話した、所定音節未満の発話が検出された時点の静止画像の保存を行うことができる。
本実施形態では、音声コマンドを受け付けた場合、音声コマンド受付時点から所定期間前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに近似した発話があったことを検出する。本実施形態によれば、静止画像を撮影したいときに咄嗟に音声コマンドを思い出すことができなくとも、静止画像記録を指示する音声コマンドに近似した発話があった時点の静止画像の保存を行うことができる。
本実施形態では、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出した場合、発話検出時点を起点とした複数の静止画像を保存する。本実施形態によれば、イベントの記録を適切に行うことができる。
本開示に係る車両用記録装置10は、上述した実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてもよい。
図示した車両用記録装置10の各構成要素は、機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていなくてもよい。すなわち、各装置の具体的形態は、図示のものに限られず、各装置の処理負担や使用状況などに応じて、その全部または一部を任意の単位で機能的または物理的に分散または統合してもよい。
車両用記録装置10の構成は、例えば、ソフトウェアとして、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。上記実施形態では、これらのハードウェアまたはソフトウェアの連携によって実現される機能ブロックとして説明した。すなわち、これらの機能ブロックについては、ハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、または、それらの組み合わせによって種々の形で実現できる。
上記した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものを含む。さらに、上記した構成は適宜組み合わせが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換または変更が可能である。
10 車両用記録装置
100 制御装置(車両用記録制御装置)
111 撮影データ取得部
112 バッファメモリ
113 撮影データ処理部
114 操作制御部
115 音声認識部
116 音声コマンド受付部
117 イベント検出部
118 位置情報取得部
119 表示制御部
121 再生制御部
122 記録制御部
211 カメラ
212 マイクロフォン
213 記録部
214 操作部
215 加速度センサ
216 GNSS受信部
217 表示部
P1 期間
T1 期間

Claims (5)

  1. 車両の周辺を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得部と、
    静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付ける音声コマンド受付部と、
    前記音声コマンド受付部によって静止画像記録を指示する音声コマンドを受け付けられた場合、前記音声コマンドを受け付けた時点から所定期間前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出する音声認識部と、
    前記音声認識部が、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出した場合、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出された時点の静止画像を保存する記録制御部と、
    を備える、車両用記録制御装置。
  2. 前記音声認識部は、前記音声コマンド受付部が前記音声コマンドを受け付けた場合、前記音声コマンドを受け付けた時点から所定期間前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した所定音節未満の発話があったことを検出する、
    請求項1に記載の車両用記録制御装置。
  3. 前記音声認識部は、前記音声コマンド受付部が前記音声コマンドを受け付けた場合、前記音声コマンドを受け付けた時点から所定期間前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに近似した発話があったことを検出する、
    請求項1に記載の車両用記録制御装置。
  4. 前記記録制御部は、前記音声認識部が、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出した場合、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出された時点を起点とした複数の静止画像を保存する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用記録制御装置。
  5. 車両の周辺を撮影するカメラが撮影した撮影データを取得する撮影データ取得ステップと、
    静止画記録を指示する音声コマンドを受け付ける音声コマンド受付ステップと、
    前記音声コマンド受付ステップによって静止画像記録を指示する音声コマンドが受け付けられた場合、前記音声コマンドが受け付けられた時点から所定期間前までに、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことを検出する音声認識ステップと、
    前記音声認識ステップによって静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話があったことが検出された場合、静止画像記録を指示する音声コマンドに対応した発話が検出された時点の静止画像を保存する記録制御ステップと、
    を車両用記録制御装置が実行する記録制御方法。
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