JP2023102596A - 搬送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 パレットの搬送方向を変更する搬送装置を提供する。【解決手段】 進路方向変更部8において、搬送品を載置可能なパレット30を載置し搬送可能な第1コンベア10と、第1コンベア10から搬入するパレットを載置可能かつ回転可能な180度の進路を変更する円板42と、円板42を回転駆動する駆動部と、円板42を経由して搬入するパレットを載置し搬送可能な第2コンベア20とを備える。円板42に載るパレットの円板回転径内方向への移動を規制する内ガイド24と、円板42に載るパレットの円板回転径外方向への移動を規制する外ガイド25とを備える。第1コンベア10から円板42の上方に延びるガイドレール37は、パレットの搬送方向に直交する方向を規制する。これにより、搬送速度を低下することなしに、低エネルギ損失により、部品点数を少なくして、パレットの搬送方向を変更することができる。【選択図】図3
Description
本発明は、パレット搬送方向を変更する搬送装置に関するものである。
従来、小型パレットの搬送における進行方向の変更について、パレットを搬送レーンから持ち上げて進路を変更する方法、もしくは、パレットに大きなコンベアを用いて進路を変更する方法を採用していた。この種の従来技術では、各部の動作が複数の動きの組み合わせであったため、前の搬送品の搬送が終了するまで、次の搬送品を待機する間欠運転を行っていた。
他の搬送装置として、例えば、特許文献1に記載された搬送装置には、搬送品の流れに対して方向性を持った四角形パレットを搬送する第1コンベアと、第1コンベアと直交する搬送用第2コンベアと、第2コンベアと直交しかつ第1コンベアと搬送方向が反対の搬送用第3コンベヤと、第1コンベアから第3コンベアのパレットの流れ方向に対しパレットの方向性を保ち搬送するための固定ガイドと、コンベアと別駆動されるターンテーブルからなるガイド部とが開示されている。
特許文献1の搬送装置は、180度方向変更部において、第1コンベアと直交する方向に直線状の第2コンベアを設け、第1コンベア及び第3コンベアと直交する直線方向に第2コンベアを駆動している。第2コンベアに載る搬送品は、外ガイドに相当する固定ガイドと内ガイドに相当するターンテーブルにより180度曲がる方向に案内される。
この従来の搬送装置によると、ターンテーブルの外周面とベルトと四角形パレットとの間の押し付けによる摩擦力が生じるためエネルギ損失は大きい。
特許文献1によると、第2コンベアと別個の駆動装置によりターンテーブルを駆動することを開示している。
本発明は、特許文献1と異なる構成により、搬送品を載せるパレットの搬送方向を変更する搬送装置を提供することを目的とする。
本発明は、搬送速度を低下することなしに、低エネルギ損失により、部品点数を少なくして、パレットの搬送方向変更を可能にする搬送装置を提供することを目的とする。
本発明は、搬送速度を低下することなしに、低エネルギ損失により、部品点数を少なくして、パレットの搬送方向変更を可能にする搬送装置を提供することを目的とする。
本発明の搬送装置は、搬送品を載置可能なパレット(30)の進路を変更可能な搬送装置であって、パレットを載置し搬送可能な第1コンベア(10)と、前記第1コンベアの搬送方向から0度を超え180度の角度範囲内でパレットの進路を変更する進路変更部(7、8、9)に設けられ、前記第1コンベアから搬入するパレットを載置可能かつ回転可能な円板(12、42)と、前記円板を回転駆動する駆動部(11)と、前記第1コンベアから前記円板を経由して搬入するパレットを載置し搬送可能な第2コンベア(20)と、前記円板の上面(121、421)より上方で、前記円板に載るパレットの円板回転径内方向への移動を規制する内ガイド(14、24)と、前記円板の前記上面より上方で、前記円板に載るパレットの円板回転径外方向への移動を規制する外ガイド(15、25)と、前記第1コンベアに載るパレットの搬送方向に直交する方向を規制する第1規制部材と(37)、を備える構成を採用する。
本発明の搬送装置によると、進路方向変更部において、最小半径で旋回できる構成であり、構成部品点数を少なくできる構成であるから、省スペース化、省面積化に寄与することができる。
外ガイド又は内ガイドの形状変更により方向変更を、0度を超える角度から180度まで方向変更角度を任意に変えられる。
外ガイド又は内ガイドの形状変更により方向変更を、0度を超える角度から180度まで方向変更角度を任意に変えられる。
コンベア上空にユニットを配置できるため、省スペース化が容易にできる。動作ステップを少なくする構成であるから、搬送の時間短縮が可能となる。また、搬送装置の部品点数、アクチュエータ数を低減することができる。
搬送品を載せるパレットに工夫をすることにより、搬送装置の構成と相まってパレットの搬送を進路から脱落することなしに円滑に行える。
搬送品を載せるパレットに工夫をすることにより、搬送装置の構成と相まってパレットの搬送を進路から脱落することなしに円滑に行える。
本発明によると、パレットを停止することなしに、パレット旋回時のタクトタイムを考慮することが不要になる。
本発明は、パレットを搬送するとき連続運転できるため、高速に進路変更を行うことができる。
本発明は、パレットを搬送するとき連続運転できるため、高速に進路変更を行うことができる。
本発明は、特許文献1と対比すると、特許文献1に開示の直線方向に駆動される第2コンベアに相当するコンベアを有しない。
本発明は、回転体である円板を有する。この円板の上面にパレットが載る構成である点が特許文献1と異なる。
本発明は、回転体である円板を有する。この円板の上面にパレットが載る構成である点が特許文献1と異なる。
本発明は、内ガイドは固定である。内ガイドは、円板に載る搬送品の径内方向への移動を機械的に規制する。これに対し、パレットの径内方向の壁の径内方向への移動を規制する内ガイドに相当する特許文献1のターンテーブルは、回転することを仮定していることを開示している点で本発明の内ガイドと異なる。
以下、本発明による実施例を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第一実施形態)
本発明の第一実施形態について図1から図11に基づいて説明する。
図1から図3に示すように、本発明の搬送装置に係る本実施形態のコンベアは、ベルト駆動になっている。コンベア5とコンベア6では、ベルト1が主流路を主流方向に駆動される。
本発明の第一実施形態について図1から図11に基づいて説明する。
図1から図3に示すように、本発明の搬送装置に係る本実施形態のコンベアは、ベルト駆動になっている。コンベア5とコンベア6では、ベルト1が主流路を主流方向に駆動される。
搬送装置の主流路から分岐する分岐路では、搬送装置の後方向に向かう第1コンベア10と、戻り方向にUターンする180度の進路方向変更部8と、主流路に戻る第2コンベア20を備える。
主流路で搬送品を載せたパレットは、コンベア5から90度の進路方向変更部7を経由し、後方向に直線移動される第1コンベア10に移送され、180度の進路方向変更部8においてUターンされ、第1コンベア10の反移動方向に直線移動される第2コンベア20に移送され、第2コンベア20から90度の進路方向変更部9を経由し、再び主流路のコンベア6に戻される。
<90度の進路方向変換部7について>
<90度の進路方向変換部7について>
本発明の90度方向変換部の実施形態を図1、図2の符号7に示す。
図2、図4、図5に示すように、基台13の下方に設置される駆動モータ11の回転により基台13の上の円板12が矢印16方向に回転する。
図2、図4、図5に示すように、基台13の下方に設置される駆動モータ11の回転により基台13の上の円板12が矢印16方向に回転する。
基台13において、円板12の近傍に内ガイド14と外ガイド15が固定されている。
内ガイド14は、90度の進路方向変更部7において、円板12の中心部において、基台13に固定されている。内ガイド14は、円板12の上面121の上方で、搬入方向に進入する図示しないパレットが円板12の上面121で円板の矢印16に示す回転方向に旋回されるとき、径内方向へのパレットの移動を規制する曲面状の内案内面141を有し、内案内面141の入口に直平面状の内案内面142、内案内面141の出口に直平面状の内案内面143を有している。内案内面142と内案内面143は互いに 90度の角度をなしている。
内ガイド14は、90度の進路方向変更部7において、円板12の中心部において、基台13に固定されている。内ガイド14は、円板12の上面121の上方で、搬入方向に進入する図示しないパレットが円板12の上面121で円板の矢印16に示す回転方向に旋回されるとき、径内方向へのパレットの移動を規制する曲面状の内案内面141を有し、内案内面141の入口に直平面状の内案内面142、内案内面141の出口に直平面状の内案内面143を有している。内案内面142と内案内面143は互いに 90度の角度をなしている。
外ガイド15は、90度の進路方向変更部7において、円板12の上面121の上方で図示しないパレットが径外方向に飛び出すのを抑止するように円弧状の外案内面151を形成する形状を有している。外ガイド15は、外案内面151の入口にコンベア5から搬入する図示しないパレットの流れ方向を案内するように直平面状の外案内面152を有し、第1コンベア10に搬出する図示しないパレットの流れ方向を案内するように直平面状の外案内面153を有する。外ガイド15は、円板12の上面121の上方で、外案内面152と153の間に、円板12の回転中心から同径の位置で、円板12の外周面に対向して凹状に円弧面となる外案内面151を有する。外案内面151の入口側には、搬入する図示しないパレットを案内する斜面154を有する。
外ガイドは、滑りの良い材料例えばポリエチレン等の樹脂を採用する。
90度の進路方向変更部7の入口のコンベア5の構成については、後述する第1コンベア10の構成と同様である。
<分岐路の説明>
90度の進路方向変更部7の入口のコンベア5の構成については、後述する第1コンベア10の構成と同様である。
<分岐路の説明>
第1コンベア10は、図1及び図3に示すように、図示しない駆動モータにより回転されるプーリを経由して移動するベルト1と、ベルト1に載置されるパレットの搬送方向に直交する方向を規制する第1規制部材に相当するガイドレール37とを備えている。ガイドレール37は、円板42の上方まで延びている。これにより、ベルト1から円板42に載り移るパレットを案内し、パレットと円板42の上面421との位置関係を決める。
第2コンベア20は、図示しない駆動モータにより回転されるプーリを経由して移動するベルト1と、ベルト1に載置されるパレットの搬送方向に直交する方向を規制する第2規制部材に相当するガイドレール38とを備えている。ガイドレール38は、円板42の上方まで延びている。これにより、円板42から第2コンベア20のベルト1に載り移るパレットを案内する。
<パレットについて>
第2コンベア20は、図示しない駆動モータにより回転されるプーリを経由して移動するベルト1と、ベルト1に載置されるパレットの搬送方向に直交する方向を規制する第2規制部材に相当するガイドレール38とを備えている。ガイドレール38は、円板42の上方まで延びている。これにより、円板42から第2コンベア20のベルト1に載り移るパレットを案内する。
<パレットについて>
次に、搬送品を載せるパレット30について、図3及び図6に基づいて説明する。
パレット30は、四角形状の本体31と、本体31の上段の四角形状の載台34とからなる。本体31は、コンベア5の長手方向に延びるガイドレール37に摺動可能に案内される第1凹溝32が底面に形成されている。また本体31は、後述する第2コンベア20の長手方向に延びるガイドレール38に摺動可能に案内される第2凹溝33が底面に形成されている。第1凹溝32は第1被規制部に相当し、第2凹溝33は第2被規制部に相当する。
パレット30は、四角形状の本体31と、本体31の上段の四角形状の載台34とからなる。本体31は、コンベア5の長手方向に延びるガイドレール37に摺動可能に案内される第1凹溝32が底面に形成されている。また本体31は、後述する第2コンベア20の長手方向に延びるガイドレール38に摺動可能に案内される第2凹溝33が底面に形成されている。第1凹溝32は第1被規制部に相当し、第2凹溝33は第2被規制部に相当する。
パレット30の第1凹溝32及び第2凹溝33は、搬送時に本体31がガイドレール37、38から脱落するのを防止し搬送方向を案内する役割がある。
またパレット30は、ベルト1の上面で本体31の底面が接触し、ベルト1の上面で摩擦力により静止し、ベルト1の直線移動により直線方向に搬送される。
またパレット30は、ベルト1の上面で本体31の底面が接触し、ベルト1の上面で摩擦力により静止し、ベルト1の直線移動により直線方向に搬送される。
またパレット30は、円板12、42の上面121、421で本体31の底面が接触し、円板12、42の上面121、421で基本的に摩擦力により静止し、円板12、42の回転により旋回方向に搬送される。
またパレット30の本体31は、四隅に曲面状の面取部35を有する。
これにより、パレットが円板12に載って旋回するとき、パレットの角部が外ガイドへの引っ掛かりを防止し、パレットの流れの詰まりを軽減することができる。
これにより、パレットが円板12に載って旋回するとき、パレットの角部が外ガイドへの引っ掛かりを防止し、パレットの流れの詰まりを軽減することができる。
これにより、パレット30の旋回時、旋回径内方向の2箇所の面取部35とその隣り合う面取部35、35間の面が内案内面141との当接によりパレットの径内方向の移動が規制され、パレットの旋回によりパレットの進路変更が円滑に行われる。また、パレットの旋回時、旋回径外方向の2箇所の面取部35が外案内面251との当接によりパレットの径外方向の移動が規制され、パレットの旋回によりパレットの進路変更が円滑に行われる。
<180度の進路方向変換部8について>
<180度の進路方向変換部8について>
本発明の180度進路方向変更部の実施形態を、図1、図3、図7の符号8に示す。
進路方向変更部8において、第1コンベア10から搬入方向に自由ローラとしての第1ローラ40及び第2ローラ41を経由してパレットが円板42に載せられる。円板42は、進路変更変更部7の駆動モータ11と同様の図示しない駆動モータにより矢印43方向に回転駆動される。
進路方向変更部8において、第1コンベア10から搬入方向に自由ローラとしての第1ローラ40及び第2ローラ41を経由してパレットが円板42に載せられる。円板42は、進路変更変更部7の駆動モータ11と同様の図示しない駆動モータにより矢印43方向に回転駆動される。
内ガイド24は、180度の進路方向変更部8において、円形状をしており、円板42の中心部において、基台13に固定されている。内ガイド24は、円板42の上面421の上方で、搬入方向に進入するパレットが円板42の上面421で円板の矢印43に示す回転方向に旋回されるとき、径内方向へのパレットの移動を規制する内案内面241を有している。
外ガイド25は、180度の進路方向変更部8において、円板42の上面421の上方で図示しないパレットが径外方向に飛び出すのを抑制するように半円弧状の外案内面251を形成する形状を有している。外ガイド25は、外案内面251の入口に第1コンベア10から搬入するパレットの流れ方向を案内するように直平面状の外案内面252を有し、第2コンベア20に搬出する図示しないパレットの流れ方向を案内するように直平面状の外案内面253を有する。外ガイド25は、円板42の上面421の上方で、外案内面252と253の間に、円板42の回転中心から同径の位置で、円板42の内案内面241に対向して180度の円弧面となる外案内面251を有する。
進路方向変更部8において、円板42から搬出方向に自由ローラとしての第2ローラ41及び第1ローラ40を経由してパレットが第2コンベア20のベルト1に載せられる。このとき、パレットは、第2コンベア20の長手方向に延びるガイドレール38に第2凹溝33が案内されて、第2ローラ41及び第1ローラ40を転がり、ベルト1の摩擦力により第2コンベアの搬送方向(前方向)に搬送される。
<直線移動部と旋回部との境界域について>
<直線移動部と旋回部との境界域について>
パレットを直線移動するベルトと、パレットを旋回する円板の間には、図3に示すように、自由ローラに相当する第1ローラ40、第2ローラ41が2列に設けられている。これにより、第1ローラ40及び第2ローラ41は、パレット及びそれに載る搬送品の荷重を支持するとともに、パレット及び搬送品のベルト1から円板42又は円板42からベルト1への移送を円滑に転送する。
第1コンベア10の直線移動部と進路方向変更部8の円板42の旋回部との境界域には、ベルト1から円板42にパレットが転送されるとき、円板42の入口ではガイドレール37に嵌合する第1凹溝32をもつパレットの移動方向が規制され、パレットの直線移動から旋回移動を案内し、180度の進路方向変換を適正に行う。同様に、円板42の出口では円板42の上面でのパレット旋回時にガイドレール38に嵌合する第2凹溝33をもつパレットの移動方向が規制され、パレットの旋回移動から直線移動を案内し、進路方向変換を適正に終了する。
<パレットの動作について>
<パレットの動作について>
次に、90度の進路方向変更部7において、稼働するコンベア、ベルト及び円板に対するパレットの位置および方向の関係について図8及び図9に基づいて説明する。
図8及び図9において、仮想の二点鎖線で示す符号301、302、303は、円板12の上面に載って旋回するパレット30の仮想の各位置を示す。図8及び図9に示す矢印方向にパレットが流れて行くとき、前のパレットを追って搬送される後のパレットは、前後に互いに干渉しないようにパレット間の間隔をとる。
同様に、180度の進路方向変更部8において、稼働するコンベア、ベルト及び円板に対するパレットの位置および方向の関係については、図10及び図11に示すように、仮想の二点鎖線で示す符号305、306、307、308、309、310、311は、円板42の上面に載って旋回するパレットの仮想の各位置を示す。図10及び図11に示す矢印方向にパレット30が流れて行くとき、前のパレットを追って搬送される後のパレットは、前後に互いに干渉しないようにパレット間の間隔をとる。
<90度の進路方向変換部9の説明>
<90度の進路方向変換部9の説明>
本発明の90度方向変換部の実施形態を図1、図2の符号9に示す。
図1、図2に示す進路方向変更部9は、基本的に進路方向変更部7の構成と同様である。進路方向変更部7と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
本発明の実施態様では、本発明は次に述べる構成にしてもよい。
図1、図2に示す進路方向変更部9は、基本的に進路方向変更部7の構成と同様である。進路方向変更部7と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
本発明の実施態様では、本発明は次に述べる構成にしてもよい。
前記内ガイドは、前記円板の回転中心近傍で基台(13)に固定され、パレットの径内方向への移動を規制するための内案内面(141、142、143、241)を有する構成にしてもよい。これにより、内案内面によりパレットの旋回時にパレットが内ガイドに引っ掛かることなしにパレットを旋回することができる。
前記外ガイドは、前記円板の回転中心から径外方向に離間した位置で固定され、パレットの径外方向への移動を規制するための外案内面(151、251)を有する構成にしてもよい。これにより、パレットの旋回時にパレットが外ガイドに引っ掛かることなしにパレットの進路方向の変更を円滑にすることができる。
前記外案内面は、前記円板の回転中心から所定距離径外方向に離間した定位置で同じ曲率の曲面を周方向に所定距離だけ有する構成にしてもよい。これにより、進路方向変更部の出口でベルトにパレットを円滑に載せることができる。
搬送装置は、前記第2コンベアに載るパレットの搬送方向に直交する方向を規制する第2規制部材(38)を備えてもよい。これにより、ベルトに対するパレットの位置を定位置に案内するから、パレットの搬送が安定するという効果がある。
搬送装置は、前記第1コンベア又は前記第2コンベアと前記円板との間の境界域にパレットを載置可能な自由ローラ(40、41)を備えるようにしてもよい。こうすることにより、ベルトから円板への移送または円板からベルトへのパレットの移送を円滑に行うことができる。
パレットは、前記第1規制部材に案内される第1被規制部(32)を有するようにしてもよい。これにより、ベルト上のパレットを安定して搬送することができる。また、ベルトから円板に安定して転送することができるし、円板上でのパレットの位置を安定させることができる。
搬送装置は、前記第2規制部材に案内される第2被規制部(33)を有するパレットを備える請求項5に記載の搬送装置。これにより、円板からベルトに安定して転送することができるし、ベルト上のパレットを安定して搬送することができる。また、円板上でのパレットの位置を安定させることができる。
(他の実施形態)
(他の実施形態)
上記実施形態では、進路を変更する角度90度と180度の例を示したが、本発明は、0度を超える180度までの間の進路変更角度の範囲内の角度に適用することができる。
上記実施形態では、第1コンベアと第2コンベアのガイドレール双方のガイドレール37、38について説明したが、本発明の他の実施形態では、両方のガイドレールに適合するパレットの1個の凹溝にすることができる。第1規制部材と第2規制部材に相当する各コンベアの各ガイドレールの位置を調節することで、パレット側の凹溝を1個にすることができる。
また、本発明によるパレットについて、被規制部は、凹溝でなくとも、規制部材によって規制または案内される関係にある他の形状の部材であってもよい。
上記実施形態では、外ガイドは、円弧状の外案内面151を形成する形状を有しているとしたが、本発明では、外案内面の形状は限られない。本発明では、遠心力でパレットが外に膨らんでいくのを抑える外案内面の構成にすることができる。
上記実施形態では、外ガイドは、円弧状の外案内面151を形成する形状を有しているとしたが、本発明では、外案内面の形状は限られない。本発明では、遠心力でパレットが外に膨らんでいくのを抑える外案内面の構成にすることができる。
本発明の円板は、円板の上面に滑り止め機能を設けてもよいし、円板を中心に向かってすり鉢形状にしてもよい。円板は、円板に載るパレットが径外方向に滑るのを抑制する構成にすることができる。
上記実施形態では、コンベアのベルトと円板との間の境界域に自由ローラを設けたが、自由ローラに代わる案内手段で、ベルトから円板または円板からベルトへのパレットの移送を円滑に行える手段であれば、他の構成であってもよい。
また他の実施形態として、自由ローラを設けなくとも、ベルトと円板との間で円滑にパレットを移送できる構成であれば、自由ローラをなくすこともできる。
また他の実施形態として、自由ローラを設けなくとも、ベルトと円板との間で円滑にパレットを移送できる構成であれば、自由ローラをなくすこともできる。
上記実施形態では、搬送品を載せるパレットの搬送進路方向を変更する実施形態について説明したが、本発明は、パレットそのものを搬送品とする実施形態とすることも可能である。
上記実施形態では、パレットの四隅に面取部を設けたが、本発明の他の実施形態では、パレット四隅に自由ローラを配設してもよい。
上記実施形態では、外ガイドの材料について例示したが、本発明では、上記材料に限られない。
上記実施形態では、パレットの四隅に面取部を設けたが、本発明の他の実施形態では、パレット四隅に自由ローラを配設してもよい。
上記実施形態では、外ガイドの材料について例示したが、本発明では、上記材料に限られない。
なお、上記の実施形態の記載において、進路方向変更部7では、コンベア5は特許請求の範囲に記載の第1コンベアに相当し、第1コンベア10は特許請求の範囲に記載の第2コンベアに相当する。上記の実施形態の記載において、進路方向変更部9では、第2コンベア20は特許請求の範囲に記載の第1コンベアに相当し、コンベア6は特許請求の範囲に記載の第2コンベアに相当する。
以上、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態で実施可能である。
1 ベルト、
5、 コンベア(第1コンベア)、
6、 コンベア(第2コンベア)、
7、9 90度の進路方向変更部、
8 180度の進路方向変更部、
10 第1コンベア、
11 駆動モータ、
12、42 円板、
13 基台、
14、24 内ガイド、
15、25 外ガイド、
20 第2コンベア、
30 パレット、
31 本体、
32 第1凹溝(第1被規制部)、
33 第2凹溝(第2被規制部)、
37 ガイドレール(第1規制部材)、
38 ガイドレール(第2規制部材)、
40 第1ローラ(自由ローラ)、
41 第2ローラ(自由ローラ)、
141、142、143、241 内案内面、
151、251 外案内面。
5、 コンベア(第1コンベア)、
6、 コンベア(第2コンベア)、
7、9 90度の進路方向変更部、
8 180度の進路方向変更部、
10 第1コンベア、
11 駆動モータ、
12、42 円板、
13 基台、
14、24 内ガイド、
15、25 外ガイド、
20 第2コンベア、
30 パレット、
31 本体、
32 第1凹溝(第1被規制部)、
33 第2凹溝(第2被規制部)、
37 ガイドレール(第1規制部材)、
38 ガイドレール(第2規制部材)、
40 第1ローラ(自由ローラ)、
41 第2ローラ(自由ローラ)、
141、142、143、241 内案内面、
151、251 外案内面。
Claims (8)
- 搬送品を載置可能なパレット(30)の進路を変更可能な搬送装置であって、
パレットを載置し搬送可能な第1コンベア(10)と、
前記第1コンベアの搬送方向から0度を超え180度の角度範囲内でパレットの進路を変更する進路変更部(7、8、9)に設けられ、前記第1コンベアから搬入するパレットを載置可能かつ回転可能な円板(12、42)と、
前記円板を回転駆動する駆動部(11)と、
前記第1コンベアから前記円板を経由して搬入するパレットを載置し搬送可能な第2コンベア(20)と、
前記円板の上面(121、421)より上方で、前記円板に載るパレットの円板回転径内方向への移動を規制する内ガイド(14、24)と、
前記円板の前記上面より上方で、前記円板に載るパレットの円板回転径外方向への移動を規制する外ガイド(15、25)と、
前記第1コンベアに載るパレットの搬送方向に直交する方向を規制する第1規制部材と(37)、を備える搬送装置。 - 前記円板の回転中心近傍で基台(13)に固定され、パレットの径内方向への移動を規制するための内案内面(141、142、143、241)を有する前記内ガイドを備える請求項1記載の搬送装置。
- 前記円板の回転中心から径外方向に離間した位置で固定され、パレットの径外方向への移動を規制するための外案内面(151、251)を有する前記外ガイドを備える請求項1記載の搬送装置。
- 前記外案内面は、前記円板の回転中心から所定距離径外方向に離間した定位置で同じ曲率の曲面を周方向に所定距離だけ有する請求項3記載の搬送装置。
- 前記第2コンベアに載るパレットの搬送方向に直交する方向を規制する第2規制部材(38)を備えた請求項1から4のいずれか一項に記載の搬送装置。
- 前記第1コンベア又は前記第2コンベアと前記円板との間の境界域にパレットを載置可能な自由ローラ(40、41)を備える請求項1から5のいずれか一項に記載の搬送装置。
- 前記第1規制部材に案内される第1被規制部(32)を有するパレットを備える請求項1から6のいずれか一項に記載の搬送装置。
- 前記第2規制部材に案内される第2被規制部(33)を有するパレットを備える請求項5に記載の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003174A JP2023102596A (ja) | 2022-01-12 | 2022-01-12 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022003174A JP2023102596A (ja) | 2022-01-12 | 2022-01-12 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023102596A true JP2023102596A (ja) | 2023-07-25 |
Family
ID=87377412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022003174A Pending JP2023102596A (ja) | 2022-01-12 | 2022-01-12 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023102596A (ja) |
-
2022
- 2022-01-12 JP JP2022003174A patent/JP2023102596A/ja active Pending
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A621 | Written request for application examination |
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