JPH0730582Y2 - 物品集積装置 - Google Patents

物品集積装置

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JPH0730582Y2
JPH0730582Y2 JP9531789U JP9531789U JPH0730582Y2 JP H0730582 Y2 JPH0730582 Y2 JP H0730582Y2 JP 9531789 U JP9531789 U JP 9531789U JP 9531789 U JP9531789 U JP 9531789U JP H0730582 Y2 JPH0730582 Y2 JP H0730582Y2
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conveyor
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JP9531789U
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慎一郎 野
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Yakult Honsha Co Ltd
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Yakult Honsha Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、選別手段により選別された所定の物品を搬送
コンベアから移動して、一定のエリア(物品集積テーブ
ル)内に集積させるのに用いられる物品集積装置に関す
る。
[従来の技術] 第6図に、従来のこの様な物品集積装置を示す。搬送コ
ンベア1上を流れる物品A…の中の所定の物品、例えば
不良品と判定された物品、が選別手段2によって第6図
中下方に押し出される。搬送コンベア1の図中下方には
排除ライン3が設けられており、不良品と判定されて下
方に押し出された物品は該排除ライン3上を図中右方
(矢印B方向)に移動するが、直線型のガイド4によっ
てさらに下方の物品集積テーブル5まで移動する。
物品集積テーブル5は矢印C方向に回転しており、その
回転及びガイド4によって案内されてきた物品同士が押
圧しあうことにより、不良品と判定された物品が物品集
積テーブル5の全面に亘って集積される。そして、テー
ブル5が一杯になれば、その上に集積された物品を一括
して所定箇所に運搬する。
また、第7図で示すように、物品集積テーブル5を搬送
コンベア1と隣接して配置し、図示しない識別手段によ
り不良品と判定された物品Aをフラッパ6によってテー
ブル5に移動するタイプのものも存在する。ここで、移
動した物品Aは、ガイド7により案内されてテーブル5
の中心に向かって移動するのである。
[考案が解決しようとする課題] しかし、第6図で示すような従来の物品集積装置におい
て、排除ライン3から該テーブル5へ物品A…が乗り移
るのは、排除ライン3とテーブル5との境界部、すなわ
ち符号Rで示す極めて狭い範囲、で行われ、所謂点移動
と呼ばれる状態になる。このような点移動では、物品A
…は(排除ライン3から該テーブル5へ)円滑に乗り移
る事が出来ず、排除ライン3とテーブル5との境界部
(位置R)においてガタが生じてしまう。そして、この
様なガタは排出処理工程における故障の原因となる。し
かも、物品A…が飲料物を充填した飲料容器である場合
には、位置Rにおけるガタにより飲料物がこぼれてしま
い、非常に不衛生になる恐れが有る。
同様な問題は、第7図の従来技術においても存在する。
すなわち、搬送コンベア1か物品集積テーブル5へ物品
Aが乗り移るのは境界部である極めて狭い範囲Rで行わ
れるため、点移動状態となる。そのため、上述した様な
ガタの発生及びそれに基づく各種弊害及び問題が存在し
てしまう。第7図のようにフラッパを用いる場合には、
物品集積テーブル5へ物品Aが乗り移る範囲R(中心角
θ1の範囲)が極めて狭いので、搬送コンベア1の直線
部とフラッパ6とが為す角度θAを大きくする必要があ
り、ガタの発生を更に助長させることとなる。
そして、第6図及び第7図の従来技術において、ガタに
よる弊害を防止するためには、コンベアの搬送速度及び
テーブルの回転速度を低速度にせざるを得ず、そのため
ライン全体の処理能力が低下してしまうという問題も存
在した。
本考案は、上記したような従来技術の問題点に鑑みて提
案されたもので、選別手段により選別された所定の物品
を、搬送コンベアから円滑に移動して集積することがで
きる物品集積装置の提供を目的としている。
[課題を解決するための手段] 本考案の物品集積装置は、搬送コンベアから所定の物品
を物品集積テーブルへ移行させる補助コンベアを該テー
ブルの周縁部に設置し、搬送コンベアから前記所定の物
品を選択し且つ補助コンベアに移動せしめる手段と、補
助コンベアから物品集積テーブルへ物品を移動せしめる
ガイドとを備え、物品集積テーブルの周縁部に設置され
た前記補助コンベアは前記搬送コンベアと平行に走行す
る部分を有している。
また、本考案の物品集積装置の実施に際しては、物品集
積テーブルの周縁部速度と補助コンベアの搬送速度との
間で、±10%程度の速度差は許容される。
ここで、搬送コンベアから所定の物品を選択し且つ補助
コンベアに移動せしめる手段としては、特開平1−1154
84号公報に記載されている自動選別装置を使用するのが
好ましい。或いは、搬送コンベアと補助コンベアの境界
部分に設けたフラッパ、及びセンサ等の選別・識別手
段、を組み合わせて使用するのが好ましい。
また、物品集積テーブルの平面形状は円形であるのが好
ましい。
そして、前記補助コンベアは、物品集積テーブルの周縁
部を移動する所謂ラウンドコンベアとするのが好まし
い。
[作用] 上記のような構成を有する本考案によれば、選択された
所定の物品は、先ず搬送コンベアから補助コンベアの直
線部分に乗り移る。ここで、補助コンベアの直線部分は
搬送コンベアと平行に走行しているので、補助コンベア
と搬送コンベアの境界部、すなわち物品が乗り移る動作
を行う範囲、を長い距離に亘って設けることができる。
そのため、物品が搬送コンベアから補助コンベアへ乗り
移る形態が、前述のような点移動ではなく所謂線移動と
なる。
補助コンベアに乗り移った物品は、物品集積テーブルの
周方向へ移動しつつ、ガイドによって半径方向内方へ移
動するように案内されるので、補助コンベアと物品集積
テーブルとの間で物品が乗り移る動作を行う範囲を長い
距離に亘って設けることができる。そのため、該物品が
搬送コンベアから物品集積テーブルへ乗り移る形態も、
点移動ではなくて線移動となる。すなわち、物品が搬送
コンベヤから物品終結テーブルへ乗り移りに費すべき距
離および時間が長くなる。
ここで、本考案によれば、前記同期手段により物品集積
テーブルの周縁部速度と補助コンベアの搬送速度とが等
しくなっているので、両者の速度差により物品がガタつ
いたり倒れたりすることもない。
この様に、物品が搬送コンベアと、補助コンベアと、物
品集積テーブルとのそれぞれの境界部を移動する際に、
境界部及びそこを通過する物品の軌跡が従来のものに比
べて長くなるので、境界部通過の際のガタが減少され
る。そのため、物品の円滑な移動が達成されるのであ
る。また、ガタが減少することに関連して、コンベアの
搬送速度及びテーブルの回転速度を減少する必要がなく
なり、ライン全体の処理能力が向上するのである。
[実施例] 以下、第1図ないし第5図を参照して、本考案の実施例
を説明する。なお、第6図及び第7図に示すのと同一の
部材には同一の符号を付して説明する。
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を説明するもの
で、全体を符号10で示す物品集積装置は、その上を物品
A…が搬送されている搬送コンベア1の近傍に設けら
れ、そのコンベア1にはセンサSが備えられている。そ
して、コンベア1の側方には、特開平1−115484号公報
に記載されているような自動選別装置が選別手段2とし
て配置されている。
一方、コンベア1に関して選別手段2とは反対の側に
は、円形の物品集積テーブル(ターンテーブル)5が配
置されている。そして、該テーブル5とコンベア1との
間で且つそのテーブル5を包囲するような位置には、補
助コンベアとしてラウンドコンベア12が設けられてい
る。さらに、搬送コンベア1の縁部(第1図では下縁
部)からテーブル5の周縁部にかけて、螺旋状のガイド
14が設置されている。
ターンテーブル5は軸16を中心に回転し、回転軸16の回
転は、タイミングベルト18を介して駆動スプロケット20
に伝達される。ここで、駆動スプロケット20はラウンド
コンベア12を駆動するものなので、タイミングベルト18
を同期手段として、ターンテーブル5とラウンドコンベ
ア12とが同期されるのである。
次に、主に第1図を参照して、上述の第1実施例の作用
を説明する。
搬送コンベア1上を搬送される物品A…は、センサSに
よりその良否が判定される。そして、センサSによって
不良品と判定された物品は、選別手段2により物品集積
装置10側(第1図中下側)の補助コンベア、すなわちラ
ウンドコンベア12に向けて押し出される。
ここで、ラウンドコンベア12は搬送コンベア1と平行に
走行しているので、物品が乗り移る動作が長い距離に亘
って行われ、所謂線移動によって物品がラウンドコンベ
ア12へ乗り移る。
搬送コンベア1から線移動してラウンドコンベア12に乗
り移った物品は、テーブル5の周囲方向に移動するが、
同時に、テーブル5の半径方向内方(テーブル5の中心
Oに向かう方向)へ移動するように、ガイド14によって
案内される。その結果、ラウンドコンベア12により搬送
される物品は、第1図中符号Hで示されている範囲にお
いて、徐々にテーブル5へ乗り移る。即ち、範囲Hにお
いて物品はラウンドコンベア12からテーブル5へ線移動
を行うのである。
第6図の移動点Rと比較すれば明らかなように、搬送コ
ンベア1とラウンドコンベア12との境界部、ラウンドコ
ンベア12とテーブル5との境界部、及びこれ等の境界部
を物品が移動する軌跡は、従来の移動点Rよりも遥かに
長くなり、物品がその境界部を通過する際に生ずるガタ
が少なくなり、円滑な乗り移りが実現される。
また、前述のようにラウンドコンベア12とテーブル5と
はタイミングベルト18等により同期されているので、範
囲Hにおいてラウンドコンベア12の搬送速度とテーブル
5の周縁部速度との間には速度差が存在しない。従っ
て、物品がラウンドコンベア12からテーブル5へ乗り移
る際に、両者の速度差により物品が不安定になったり倒
れたりする事はない。
テーブル5に乗り移った物品はガイド14から離れた段階
でテーブル上に集積し、その後、テーブル5が一杯にな
ったら、ひとまとめにして所定の箇所に移されるのであ
る。
第4図は本考案の第2実施例を示している。この実施例
では、物品を選択して補助コンベア(ラウンドコンベ
ア)12へ移動させるための手段としてフラッパ22を有し
ている。そして、該ラウンドコンベア12を搬送される物
品を物品集積テーブル5に移動させるために、螺旋形の
ガイド24が固定されている。
この実施例においても、第1実施例の場合と同様に、ラ
ウンドコンベア12は搬送コンベア1と平行に走行してお
り、物品が乗り移る動作が長い距離に亘って行われる。
そのため、フラッパ22の設置位置に関して制限が無くな
り、また該フラッパとラウンドコンベア12の直線部分と
が為す角度θBを小さくして、所謂線移動によって物品
がラウンドコンベア12へ乗り移るようにすることが出来
る。ここで、該角度θBは、第7図の角度θAに比較す
れば、明らかに小さい。
また、搬送コンベア1から線移動して乗り移った物品
は、ラウンドコンベア12によりテーブル5の周囲方向に
移動するので、ガイド24を設けることにより、テーブル
5に向かって徐々に乗り移るようにすることができる。
その結果、第4図において中心角θ2の範囲に亘って線
移動が行われる。この中心角θ2は、第7図の中心角θ
1に比較すれば明らかに大きく、従って、物品がテーブ
ル5に乗り移る際に移動する距離もこの実施例の方が長
い。
そのため、物品が、搬送コンベア、補助コンベア、テー
ブルと乗り移るのが極めて円滑に行われ、ガタが生ずる
こともない。
なお、ガイド24がテーブル5の半径方向内方に向いてい
るので、物品は徐々にテーブル5の中心に向かって移動
する。
第5図は本考案の第3実施例を示しており、この実施例
では、範囲Pにおいて、ラウンドコンベア12が物品集積
テーブル5の下側に潜り込んでいる。そして、テーブル
5上にはガイド26が回転しないように固定されており、
テーブル5に乗り移った物品をテーブルの中心へ向かう
ように案内している。なお、図示はされていないが、ラ
ウンドコンベア12と物品集積テーブル5との間の段差を
解消するための機構が設けられている。
この実施例において、物品がラウンドコンベア12から物
品集積テーブル5へ乗り移る範囲は中心角θ3で示され
ており、この中心角θ3は第7図の中心角θ1に比較し
て遥かに大きい。そのため、物品はテーブル5へ円滑に
乗り移るのである。
その他の作用に関しては第2実施例の場合と略々同じな
ので、詳細な説明は省略する。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば物品がガイドによ
って徐々にテーブルの半径方向内方へ移動して、所謂線
移動によりテーブルへ円滑に乗り移る。そのため、テー
ブルの縁部において物品がガタついたり倒れたりするこ
とがないのである。
これに伴い、本考案によればコンベアの搬送速度やテー
ブルの回転速度を比較的高速にすることができ、ライン
全体の処理能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の第1実施例を示す平面図、第2図はそ
の実施例の正面図、第3図はその実施例の側面図、第4
図は本考案の第2実施例を示す平面図、第5図は本考案
の第3実施例を示す平面図、第6図は従来技術を示す平
面図、第7図はその他の従来技術を示す平面図である。 1…搬送コンベア、2…選別手段、5…物品集積テーブ
ル、6、22…フラッパ、10…物品集積装置、12…補助コ
ンベア、14、24、26…ガイド、18…同期手段、A…物
品、H…物品がテーブルへ乗り移る範囲
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−157125(JP,A) 特開 昭50−121979(JP,A) 特開 昭49−25662(JP,A) 特開 昭53−119567(JP,A) 実開 昭62−108324(JP,U) 実開 昭53−166273(JP,U) 実開 昭49−132569(JP,U) 実公 昭46−11541(JP,Y1) 実公 昭49−28140(JP,Y1) 実公 昭54−17973(JP,Y2) 実公 昭55−54667(JP,Y2) 実公 昭51−48152(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送コンベアから所定の物品を物品集積テ
    ーブルへ移行させる補助コンベアを該テーブルの周縁部
    に設置し、搬送コンベアから前記所定の物品を選択し且
    つ補助コンベアに移動せしめる手段と、補助コンベアか
    ら物品集積テーブルへ物品を移動せしめるガイドとを備
    え、物品集積テーブルの周縁部に設置された前記補助コ
    ンベアは前記搬送コンベアと平行に走行する部分を有し
    ていることを特徴とする物品集積装置。
JP9531789U 1989-08-15 1989-08-15 物品集積装置 Expired - Lifetime JPH0730582Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9531789U JPH0730582Y2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 物品集積装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9531789U JPH0730582Y2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 物品集積装置

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Publication Number Publication Date
JPH0335926U JPH0335926U (ja) 1991-04-08
JPH0730582Y2 true JPH0730582Y2 (ja) 1995-07-12

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ID=31644587

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JP9531789U Expired - Lifetime JPH0730582Y2 (ja) 1989-08-15 1989-08-15 物品集積装置

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