JP2023101240A - 走行制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】作業車の走行の効率が低下しにくい走行制御システムを提供する。【解決手段】作業車1の走行を制御する走行制御システムであって、圃場外縁部6の立体形状を示す外縁部情報を取得する外縁部情報取得部と、作業車1の機体10に関する三次元位置情報と、機体10の立体形状に関する機体形状情報と、のうち少なくとも一方を含む機体情報を取得する機体情報取得部と、外縁部情報と、機体情報と、に基づいて、機体10が圃場外縁部6に干渉しないように作業車1の走行を制御する走行制御部と、を備える。【選択図】図7
Description
本発明は、作業車の走行を制御する走行制御システムに関する。
上記のようなシステムとして、例えば、特許文献1に記載のものが既に知られている。このシステムでは、作業車(特許文献1では「自律走行作業車両」)が圃場において予め設定された設定経路に沿って走行するように、作業車の走行が走行制御部(特許文献1では「制御装置」)によって制御される。
特許文献1では、圃場における作業中に、作業車の機体と、圃場を囲む状態で設けられた圃場外縁部(例えば畦畔)と、の干渉を回避することについては記載されていない。ここで、特許文献1に記載のシステムにおいて、平面視で機体と圃場外縁部とが重複することがないように、作業車の走行を制御することが考えられる。これにより、機体と圃場外縁部との干渉を回避することができる。
しかしながら、機体及び圃場外縁部の立体形状によっては、平面視で機体と圃場外縁部とが重複していても、機体と圃場外縁部とが実際には干渉しない場合もある。上記の構成では、作業車は、機体と圃場外縁部とが平面視では重複しているが実際には干渉しないような走行位置を走行できない。その結果、作業車が走行可能な領域が必要以上に制限され、走行の効率が低下してしまう事態が想定される。
本発明の目的は、作業車の走行の効率が低下しにくい走行制御システムを提供することである。
本発明の特徴は、作業車の走行を制御する走行制御システムであって、圃場外縁部の立体形状を示す外縁部情報を取得する外縁部情報取得部と、前記作業車の機体に関する三次元位置情報と、前記機体の立体形状に関する機体形状情報と、のうち少なくとも一方を含む機体情報を取得する機体情報取得部と、前記外縁部情報と、前記機体情報と、に基づいて、前記機体が前記圃場外縁部に干渉しないように前記作業車の走行を制御する走行制御部と、を備えることにある。
本構成によれば、圃場外縁部の立体形状を示す外縁部情報と、機体に関する機体情報と、に基づいて、機体が圃場外縁部に干渉しないように作業車の走行が制御される。そのため、平面視で機体と圃場外縁部とが重複することがないように作業車の走行が制御される構成に比べて、機体と圃場外縁部とが平面視では重複しているが実際には干渉しないような走行位置を作業車が走行しやすくなる。これにより、作業車の走行の効率が低下しにくい。
従って、本構成によれば、作業車の走行の効率が低下しにくい走行制御システムを実現できる。
さらに、本発明において、前記機体情報は、前記三次元位置情報を含んでおり、前記三次元位置情報は、前記機体の一部または全体の三次元位置、あるいは、前記機体に対する相対位置が設定された仮想的な基準マーカーの三次元位置を示す情報であり、前記作業車の有する測位装置による測定結果に基づいて前記三次元位置情報を生成する位置情報生成部を備えると好適である。
本構成によれば、位置情報生成部が、作業車の走行中に三次元位置情報を経時的に生成することにより、機体または基準マーカーと圃場外縁部との三次元の位置関係をリアルタイムで算出することができる。これにより、例えば、機体が圃場外縁部に干渉しないように事前に決められた経路に沿って作業車が走行する場合において、圃場の傾斜等の影響によって作業車が経路から外れた際に、機体と圃場外縁部との干渉を避けるように適切に走行制御を行いやすい。
さらに、本発明において、前記機体情報は、前記機体形状情報を含んでおり、前記外縁部情報と、前記機体情報と、に基づいて、前記機体が前記圃場外縁部に干渉しないように前記作業車が走行するための目標経路を生成する経路生成部を備え、前記走行制御部は、前記作業車が前記目標経路に沿って走行するように前記作業車の走行を制御することによって、前記機体が前記圃場外縁部に干渉しないように前記作業車の走行を制御すると好適である。
本構成によれば、作業車の走行中に機体と圃場外縁部との三次元の位置関係をリアルタイムで算出しなくても、機体が圃場外縁部に干渉しないように作業車の走行を制御することができる。そのため、作業車の走行中における走行制御システム内の演算負荷が小さくなりやすい。
さらに、本発明において、前記作業車は、検出対象領域に存在する物体の位置及び高さを検出する検出部を有しており、前記外縁部情報取得部は、前記検出部による検出結果に基づいて前記外縁部情報を生成することにより、前記外縁部情報を取得すると好適である。
本構成によれば、外縁部情報取得部は、作業車が圃場で作業をしているときの検出部による検出結果に基づいて外縁部情報を生成できる。これにより、例えば、作業の前年に生成された外縁部情報が作業車の走行制御に利用される場合に比べて、作業時の(最新の)実際の圃場外縁部の立体形状と、外縁部情報により示される立体形状と、の齟齬が生じにくい。
本発明を実施するための形態について、図面に基づき説明する。尚、以下の説明においては、特に断りがない限り、図中の矢印Fの方向を「前」、矢印Bの方向を「後」として、図中の矢印Lの方向を「左」、矢印Rの方向を「右」とする。また、図中の矢印Uの方向を「上」、矢印Dの方向を「下」とする。
〔コンバインの構成〕
図1及び図2に示すように、本実施形態におけるコンバイン1(本発明に係る「作業車」に相当)の機体10は、収穫部H、クローラ式の走行装置11、運転部12、脱穀装置13、穀粒タンク14、搬送部16、穀粒排出装置18、衛星測位モジュール80(本発明に係る「測位装置」に相当)を備えている。
図1及び図2に示すように、本実施形態におけるコンバイン1(本発明に係る「作業車」に相当)の機体10は、収穫部H、クローラ式の走行装置11、運転部12、脱穀装置13、穀粒タンク14、搬送部16、穀粒排出装置18、衛星測位モジュール80(本発明に係る「測位装置」に相当)を備えている。
走行装置11は、機体10における下部に備えられている。また、走行装置11は、エンジン(図示せず)からの動力によって駆動する。そして、コンバイン1は、走行装置11によって走行可能である。
運転部12、脱穀装置13、穀粒タンク14は、走行装置11の上側に備えられている。運転部12には、オペレータが搭乗可能である。尚、オペレータは、コンバイン1の機外からコンバイン1の作業を監視していても良い。
図1及び図2に示すように、穀粒排出装置18は、穀粒タンク14の上側に設けられている。また、衛星測位モジュール80は、運転部12の上面に取り付けられている。
収穫部Hは、機体10における前部に備えられている。そして、搬送部16は、収穫部Hの後側に設けられている。また、収穫部Hは、刈取装置15及びリール17を含んでいる。
刈取装置15は、圃場5の植立穀稈を刈り取る。また、リール17は、機体10の左右方向に沿うリール軸芯17b周りに回転駆動しながら収穫対象の植立穀稈を掻き込む。刈取装置15により刈り取られた刈取穀稈は、搬送部16へ送られる。
この構成により、収穫部Hは、圃場5の作物を収穫する。そして、コンバイン1は、刈取装置15によって圃場5の植立穀稈を刈り取りながら走行装置11によって走行する刈取走行が可能である。
収穫部Hにより収穫された刈取穀稈は、搬送部16によって後方へ搬送される。これにより、刈取穀稈は脱穀装置13へ搬送される。
脱穀装置13において、刈取穀稈は脱穀処理される。脱穀処理により得られた穀粒は、穀粒タンク14に貯留される。穀粒タンク14に貯留された穀粒は、必要に応じて、穀粒排出装置18によって機外に排出される。
尚、収穫部Hは、昇降可能に構成されている。収穫部Hを下降させると、収穫部Hは作業姿勢(図1参照)となる。収穫部Hを上昇させると、収穫部Hは非作業姿勢(図7参照)となる。
ここで、コンバイン1は、図3及び図4に示すように、圃場外縁部6の内側に位置する圃場5において、作物を収穫するように構成されている。圃場外縁部6は、圃場5を囲む状態で設けられている。図1及び図2に示すように、圃場外縁部6には、例えば、畦畔61や給排水ポンプ(図示せず)等が含まれている。
図1及び図2に示すように、畦畔61は、側面部61a及び上面部61bを有している。側面部61aは、外側ほど(圃場5から離れるほど)高くなるように傾斜している。また、上面部61bは水平である。尚、図2では、畦畔61の上面部61bが斜線のハッチングにより示されている。
コンバイン1は、図3に示すように、第1刈取走行を実行可能に構成されている。第1刈取走行とは、圃場5の外周領域SAにおいて行われる刈取走行である。尚、外周領域SAとは、図4に示すように、圃場5内の外周部に位置する領域である。
本実施形態において、第1刈取走行での周回数は1回である。しかしながら、本発明はこれに限定されず、第1刈取走行での周回数は、2回以上であっても良い。
そして、コンバイン1は、第1刈取走行を行った後、図4に示すように、第2刈取走行を行うことにより、圃場5における刈取走行を実行可能である。第2刈取走行とは、第1刈取走行の後に外周領域SAよりも内側の作業対象領域CAにおいて行われる刈取走行である。
本実施形態においては、図3に示す第1刈取走行は手動走行により行われる。また、図4に示す第2刈取走行は自動走行により行われる。しかしながら、本発明はこれに限定されず、第1刈取走行は自動走行により行われても良い。また、第2刈取走行は手動走行により行われても良い。
コンバイン1の自動走行は、走行制御システムA(図5参照)によって制御される。即ち、走行制御システムAは、コンバイン1の走行を制御する。以下では、走行制御システムAについて詳述する。
〔外縁部マップ〕
図5に示すように、走行制御システムAは、制御部20、衛星測位モジュール80、検出部81を備えている。制御部20は、位置情報生成部21及びマップ生成部22(本発明に係る「外縁部情報取得部」に相当)を有している。尚、制御部20、衛星測位モジュール80、検出部81は、コンバイン1に搭載されている。
図5に示すように、走行制御システムAは、制御部20、衛星測位モジュール80、検出部81を備えている。制御部20は、位置情報生成部21及びマップ生成部22(本発明に係る「外縁部情報取得部」に相当)を有している。尚、制御部20、衛星測位モジュール80、検出部81は、コンバイン1に搭載されている。
衛星測位モジュール80は、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)で用いられる人工衛星GS(図1参照)からのGPS信号を受信する。これにより、衛星測位モジュール80は、衛星測位モジュール80の位置を測定するように構成されている。そして、図5に示すように、衛星測位モジュール80は、測定結果を位置情報生成部21へ送る。
尚、本発明はこれに限定されない。衛星測位モジュール80は、GPSを利用するものでなくても良い。例えば、衛星測位モジュール80は、GPS以外のGNSS(GLONASS、Galileo、みちびき、BeiDou等)を利用するものであっても良い。
位置情報生成部21は、衛星測位モジュール80により出力された測定結果に基づいて、コンバイン1の位置座標を経時的に算出する。算出された位置座標は、位置情報生成部21から検出部81へ送られる。尚、検出部81へ送られる位置座標は、コンバイン1のうち、衛星測位モジュール80の位置座標であっても良いし、検出部81の位置座標であっても良いし、収穫部Hの左右方向中心位置の座標であっても良い。
図1及び図2に示すように、検出部81は、運転部12の上面に取り付けられている。検出部81は、コンバイン1の進行方向前方に向けられている。検出部81は、検出対象領域FAに存在する物体の位置及び高さを検出する。検出部81の検出対象領域FAは、機体10の前方へ広がっている。尚、本発明はこれに限定されず、検出部81の検出対象領域FAは、機体10の左方、右方、または後方へ広がっていても良い。
このように、コンバイン1は、検出対象領域FAに存在する物体の位置及び高さを検出する検出部81を有している。
詳述すると、本実施形態における検出部81は、ToF(Time of flight)測定方式の測定装置である二次元スキャンLiDARである。尚、本発明はこれに限定されず、検出部81は、三次元スキャンLiDARであっても良い。また、検出部81の測定方式は、ToF測定方式に限定されず、ステレオマッチング測定方式等であっても良い。
検出部81は、ToF測定方式の測定結果と、位置情報生成部21から受け取ったコンバイン1の位置座標と、に基づいて、検出対象領域FAに存在する物体の位置及び高さを示す点群データを出力する。この構成により、検出部81は、コンバイン1の圃場5での走行中に、コンバイン1の進行方向前方に広がる領域である検出対象領域FAに存在する物体の位置及び高さを検出する。これにより、検出部81は、圃場外縁部6に位置する物体の三次元位置データを取得する。
尚、本発明はこれに限定されず、検出部81は、検出対象領域FAに存在する物体の位置及び高さを検出可能であれば、いかなる構成であっても良い。
検出部81は、例えば、圃場外縁部6に位置する畦畔61の各地点の位置及び高さを検出する。
そして、検出部81が検出対象領域FAに存在する物体の位置及び高さを検出しながら、図3及び図4に示すようにコンバイン1が圃場5を走行することにより、圃場外縁部6の全周に対応する検出結果(三次元位置データの集合体)が取得されることとなる。
検出部81による検出結果は、マップ生成部22へ送られる。マップ生成部22は、検出部81による検出結果に基づいて、外縁部マップ(本発明に係る「外縁部情報」に相当)を生成する。これにより、マップ生成部22は、外縁部マップを取得する。外縁部マップは、圃場外縁部6の立体形状の分布を示すものである。
即ち、走行制御システムAは、圃場外縁部6の立体形状を示す外縁部マップを取得するマップ生成部22を備えている。また、マップ生成部22は、検出部81による検出結果に基づいて外縁部マップを生成することにより、外縁部マップを取得する。
図6には、マップ生成部22により生成される外縁部マップの一例が示されている。図6に示す外縁部マップには、畦畔61の側面部61aの位置及び立体形状と、畦畔61の上面部61bの位置及び立体形状と、が含まれている。
本実施形態において、外縁部マップは、圃場外縁部6の立体形状の分布(各地点の高さ)を示す点群データとして生成される。
尚、図6に示す外縁部マップは、圃場外縁部6の全周に対応している。即ち、この外縁部マップは、圃場外縁部6の全周に亘る立体形状の分布を示している。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
例えば、圃場外縁部6の一部のみの位置及び高さが検出部81によって検出済みであるときに、その部分のみの立体形状の分布を示すマップが、外縁部マップとして生成されても良い。また、この場合、コンバイン1が圃場5を走行し、検出部81によって物体の位置及び高さの検出された領域が拡大していくに伴って、外縁部マップが更新されていくように構成されていても良い。この場合、コンバイン1が圃場5における刈取走行を進めていくことに伴い、外縁部マップにより示される領域が拡大していくこととなる。
尚、制御部20、及び、制御部20に含まれる位置情報生成部21等の各要素は、マイクロコンピュータ等の物理的な装置であっても良いし、ソフトウェアにおける機能部であっても良い。
〔機体情報〕
図5に示すように、制御部20は、機体形状情報記憶部23及び機体情報生成部24(本発明に係る「機体情報取得部」に相当)を有している。機体形状情報記憶部23は、機体形状情報を記憶している。機体形状情報とは、機体10の立体形状に関する情報である。本実施形態における機体形状情報は、具体的には、機体10の全体の立体形状を示す三次元データである。
図5に示すように、制御部20は、機体形状情報記憶部23及び機体情報生成部24(本発明に係る「機体情報取得部」に相当)を有している。機体形状情報記憶部23は、機体形状情報を記憶している。機体形状情報とは、機体10の立体形状に関する情報である。本実施形態における機体形状情報は、具体的には、機体10の全体の立体形状を示す三次元データである。
また、位置情報生成部21は、衛星測位モジュール80による測定結果に基づいて、機体10に関する三次元位置情報を生成するように構成されている。本実施形態において、三次元位置情報は、機体10の一部または全体の三次元位置、あるいは、機体10に対する相対位置が設定された仮想的な基準マーカーM(図7参照)の三次元位置を示す情報である。
即ち、走行制御システムAは、コンバイン1の有する衛星測位モジュール80による測定結果に基づいて三次元位置情報を生成する位置情報生成部21を備えている。
例えば、図7には、第1部位Y1、第2部位Y2、第3部位Y3が示されている。第1部位Y1、第2部位Y2、第3部位Y3は、何れも、機体10の一部である。
第1部位Y1は、走行装置11の前端部である。第2部位Y2は、非作業姿勢(上昇姿勢)の収穫部Hの下端部である。第3部位Y3は、非作業姿勢(上昇姿勢)の収穫部Hの前端部である。
位置情報生成部21は、コンバイン1の自動走行中に、衛星測位モジュール80による測定結果に基づいて、第1部位Y1の三次元位置を示す情報と、第2部位Y2の三次元位置を示す情報と、第3部位Y3の三次元位置を示す情報と、を経時的に生成する。これらの情報は、何れも、三次元位置情報である。尚、収穫部Hが非作業姿勢(上昇姿勢)であるときの機体10における第1部位Y1、第2部位Y2、第3部位Y3の位置(機体10の中での相対位置)は、位置情報生成部21に予め記憶されている。
また、図7には、第1マーカーM1、第2マーカーM2、第3マーカーM3が示されている。第1マーカーM1、第2マーカーM2、第3マーカーM3は、何れも、機体10に対する相対位置が設定された仮想的な基準マーカーMである。尚、機体10に対する各基準マーカーMの相対位置は、位置情報生成部21に予め記憶されている。
機体10に対する第1マーカーM1の相対位置は、第1部位Y1から前方に所定距離だけ離れた位置に設定されている。機体10に対する第2マーカーM2の相対位置は、第2部位Y2から前下方に所定距離だけ離れた位置に設定されている。機体10に対する第3マーカーM3の相対位置は、第3部位Y3から前方に所定距離だけ離れた位置に設定されている。尚、各所定距離は、互いに等しくても良いし、異なっていても良い。
位置情報生成部21は、コンバイン1の自動走行中に、衛星測位モジュール80による測定結果に基づいて、第1マーカーM1の三次元位置を示す情報と、第2マーカーM2の三次元位置を示す情報と、第3マーカーM3の三次元位置を示す情報と、を経時的に生成する。これらの情報は、何れも、三次元位置情報である。
図5に示すように、機体情報生成部24は、位置情報生成部21により生成された三次元位置情報と、機体形状情報記憶部23に記憶されている機体形状情報と、を取得する。そして、機体情報生成部24は、これらの情報に基づいて、機体情報を生成する。これにより、機体情報生成部24は、機体情報を取得する。
尚、本実施形態において、機体情報生成部24が取得する三次元位置情報は、第1部位Y1、第2部位Y2、第3部位Y3、第1マーカーM1、第2マーカーM2、第3マーカーM3の全ての三次元位置を示す情報を含んでいる。しかしながら、本発明はこれに限定されず、機体情報生成部24は、第1部位Y1、第2部位Y2、第3部位Y3、第1マーカーM1、第2マーカーM2、第3マーカーM3のそれぞれについて個別に生成された三次元位置情報を取得しても良い。
本実施形態において、機体情報生成部24は、機体情報に三次元位置情報及び機体形状情報が含まれるように、機体情報を生成する。しかしながら、本発明はこれに限定されず、機体情報生成部24は、機体情報に三次元位置情報及び機体形状情報のうちの何れか一方のみが含まれるように、機体情報を生成しても良い。
このように、本実施形態における機体情報は、三次元位置情報を含んでいる。また、本実施形態における機体情報は、機体形状情報を含んでいる。また、走行制御システムAは、コンバイン1の機体10に関する三次元位置情報と、機体10の立体形状に関する機体形状情報と、のうち少なくとも一方を含む機体情報を取得する機体情報生成部24を備えている。
尚、本発明は以上で説明した構成に限定されない。機体情報に含まれる三次元位置情報は、機体10のうち、いかなる個数の部位の三次元位置を示す情報であっても良い。また、機体情報に含まれる三次元位置情報は、機体10の全体の三次元位置を示す情報であっても良い。また、機体情報に含まれる三次元位置情報は、いかなる個数の基準マーカーMの三次元位置を示す情報であっても良い。
図5に示すように、制御部20は、走行管理部25を有している。走行管理部25は、走行制御部26を有している。走行制御部26は、走行装置11を制御することにより、コンバイン1の走行を制御可能に構成されている。
上述の第2刈取走行において、走行管理部25は、位置情報生成部21から、コンバイン1の位置座標を取得する。また、走行管理部25は、マップ生成部22から、外縁部マップを取得する。また、走行管理部25は、機体情報生成部24から、機体情報を取得する。走行管理部25の走行制御部26は、これらの情報に基づいて、機体10が圃場外縁部6に干渉しないようにコンバイン1の走行を制御するように構成されている。
即ち、走行制御システムAは、外縁部マップと、機体情報と、に基づいて、機体10が圃場外縁部6に干渉しないようにコンバイン1の走行を制御する走行制御部26を備えている。
尚、本実施形態において、走行管理部25が位置情報生成部21から取得するコンバイン1の位置座標は、コンバイン1の二次元座標(平面視における位置)である。しかしながら、本発明はこれに限定されず、走行管理部25が位置情報生成部21から取得する位置座標は、コンバイン1の三次元座標であっても良い。
以下では、走行制御部26によるコンバイン1の走行制御について詳述する。
〔三次元位置情報に基づく走行制御〕
図5に示した走行制御部26は、上述の第2刈取走行において、外縁部マップと、機体情報に含まれる三次元位置情報と、に基づいて、機体10が圃場外縁部6に干渉しないようにコンバイン1の走行を制御可能に構成されている。
図5に示した走行制御部26は、上述の第2刈取走行において、外縁部マップと、機体情報に含まれる三次元位置情報と、に基づいて、機体10が圃場外縁部6に干渉しないようにコンバイン1の走行を制御可能に構成されている。
例えば、図7に示す例では、コンバイン1が圃場外縁部6の畦畔61に近付く方向へ走行している。このとき、走行制御部26は、外縁部マップと、三次元位置情報と、に基づいて、畦畔61(圃場外縁部6)と、第1部位Y1、第2部位Y2、第3部位Y3と、の三次元の位置関係をリアルタイムで算出する。また、走行制御部26は、外縁部マップと、三次元位置情報と、に基づいて、畦畔61(圃場外縁部6)と、第1マーカーM1、第2マーカーM2、第3マーカーM3と、の三次元の位置関係をリアルタイムで算出する。そして、走行制御部26は、第1部位Y1、第2部位Y2、第3部位Y3が何れも畦畔61(圃場外縁部6)に干渉しないように、コンバイン1の走行を制御する。また、走行制御部26は、第1マーカーM1、第2マーカーM2、第3マーカーM3が何れも畦畔61(圃場外縁部6)に干渉しないように、コンバイン1の走行を制御する。
即ち、図7に示す例では、第1部位Y1、第2部位Y2、第3部位Y3、第1マーカーM1、第2マーカーM2、第3マーカーM3が何れも圃場外縁部6に干渉しない範囲で、コンバイン1が圃場外縁部6に近付くことが許容される。
尚、本発明はこれに限定されず、第1部位Y1、第2部位Y2、第3部位Y3の三次元位置を示す情報が、走行制御部26によるコンバイン1の走行制御に利用されなくても良い。即ち、機体10の一部または全体の三次元位置を示す情報が、走行制御部26によるコンバイン1の走行制御に利用されなくても良い。
また、第1マーカーM1、第2マーカーM2、第3マーカーM3の三次元位置を示す情報が、走行制御部26によるコンバイン1の走行制御に利用されなくても良い。即ち、機体10に対する相対位置が設定された仮想的な基準マーカーMの三次元位置を示す情報が、走行制御部26によるコンバイン1の走行制御に利用されなくても良い。
機体情報に含まれる三次元位置情報は、例えば複数点の三次元位置を示すことにより、機体10の立体形状を示す情報であると好適である。
また、機体情報に含まれる三次元位置情報は、一つまたは複数の特定の点の三次元位置を示す情報であっても良いし、一つまたは複数の特定の線あるいは面の三次元位置を示す情報であっても良い。例えば、第1部位Y1、第2部位Y2、第3部位Y3、第1マーカーM1、第2マーカーM2、第3マーカーM3は、それぞれ、点であっても良いし、線であっても良いし、面であっても良い。
〔目標経路〕
図5に示すように、走行管理部25は、経路生成部27を有している。上述の通り、走行管理部25は、マップ生成部22から、外縁部マップを取得する。また、走行管理部25は、機体情報生成部24から、機体情報を取得する。上述の第2刈取走行において、走行管理部25の経路生成部27は、これらの情報に基づいて、コンバイン1が走行するための目標経路T(図8参照)を生成する。より具体的には、経路生成部27は、外縁部マップと、機体情報に含まれる機体形状情報と、に基づいて、目標経路Tを生成する。このとき、経路生成部27は、コンバイン1が目標経路Tに沿って走行した際に機体10が圃場外縁部6に干渉しないように、目標経路Tを生成する。
図5に示すように、走行管理部25は、経路生成部27を有している。上述の通り、走行管理部25は、マップ生成部22から、外縁部マップを取得する。また、走行管理部25は、機体情報生成部24から、機体情報を取得する。上述の第2刈取走行において、走行管理部25の経路生成部27は、これらの情報に基づいて、コンバイン1が走行するための目標経路T(図8参照)を生成する。より具体的には、経路生成部27は、外縁部マップと、機体情報に含まれる機体形状情報と、に基づいて、目標経路Tを生成する。このとき、経路生成部27は、コンバイン1が目標経路Tに沿って走行した際に機体10が圃場外縁部6に干渉しないように、目標経路Tを生成する。
即ち、走行制御システムAは、外縁部マップと、機体情報と、に基づいて、機体10が圃場外縁部6に干渉しないようにコンバイン1が走行するための目標経路Tを生成する経路生成部27を備えている。
そして、走行制御部26は、コンバイン1の位置座標と、目標経路Tと、に基づいて、コンバイン1が目標経路Tに沿って走行するようにコンバイン1の走行を制御する。これにより、コンバイン1は、機体10が圃場外縁部6に干渉しないように走行することとなる。
即ち、走行制御部26は、コンバイン1が目標経路Tに沿って走行するようにコンバイン1の走行を制御することによって、機体10が圃場外縁部6に干渉しないようにコンバイン1の走行を制御する。
例えば、図8に示す例では、外縁部マップ及び機体情報に基づいて、経路生成部27により、第1刈取経路LI1、第2刈取経路LI2、旋回経路TLが生成されている。第1刈取経路LI1、第2刈取経路LI2、旋回経路TLは、何れも目標経路Tである。
図8に示すように、第1刈取経路LI1及び第2刈取経路LI2は、互いに平行に延びている。第1刈取経路LI1及び第2刈取経路LI2は、作業対象領域CA内に位置するように生成される。
また、旋回経路TLは、第1刈取経路LI1の終端と、第2刈取経路LI2の始端と、を繋ぐU字状の経路である。尚、第1刈取経路LI1の終端とは、第1刈取経路LI1のうち、コンバイン1の走行方向の下手側の端を意味する。また、第2刈取経路LI2の始端とは、第2刈取経路LI2のうち、コンバイン1の走行方向の上手側の端を意味する。旋回経路TLは、外周領域SA内に位置するように生成される。
図8に示す例では、走行制御部26の制御により、コンバイン1は、第1刈取経路LI1に沿った刈取走行を行った後、旋回経路TLに沿った旋回走行を行う。その後、コンバイン1は、第2刈取経路LI2に沿った刈取走行を行う。
図8の上部に示すように、旋回経路TLに沿った旋回走行中に、コンバイン1は、平面視で機体10が畦畔61の側面部61aと重複する状態となる。このとき、図8の下部に示すように、機体10は畦畔61の側面部61aに干渉しない。
このように、本実施形態における走行制御システムAでは、機体10が圃場外縁部6に干渉しない範囲でコンバイン1が圃場外縁部6に近付くような目標経路Tの生成が許容される。
以上で説明した構成によれば、圃場外縁部6の立体形状を示す外縁部情報と、機体10に関する機体情報と、に基づいて、機体10が圃場外縁部6に干渉しないようにコンバイン1の走行が制御される。そのため、平面視で機体10と圃場外縁部6とが重複することがないようにコンバイン1の走行が制御される構成に比べて、機体10と圃場外縁部6とが平面視では重複しているが実際には干渉しないような走行位置をコンバイン1が走行しやすくなる。これにより、コンバイン1の走行の効率が低下しにくい。
従って、以上で説明した構成によれば、コンバイン1の走行の効率が低下しにくい走行制御システムAを実現できる。
〔その他の実施形態〕
(1)上記実施形態における外縁部マップは、圃場外縁部6の立体形状の分布(各地点の高さ)を示す点群データとして生成される。しかしながら、本発明はこれに限定されず、外縁部マップは、図9に示すようなものであっても良い。図9に示す外縁部マップでは、圃場外縁部6の全体が、複数の微小な区画63に区切られている。一つの区画63の大きさや形状は特に限定されないが、例えば、一つの区画63は一辺が10センチメートルから1メートルの正方形であっても良い。この外縁部マップは、圃場外縁部6の立体形状の分布(各地点の高さ)を示す点群データから生成されても良い。
(1)上記実施形態における外縁部マップは、圃場外縁部6の立体形状の分布(各地点の高さ)を示す点群データとして生成される。しかしながら、本発明はこれに限定されず、外縁部マップは、図9に示すようなものであっても良い。図9に示す外縁部マップでは、圃場外縁部6の全体が、複数の微小な区画63に区切られている。一つの区画63の大きさや形状は特に限定されないが、例えば、一つの区画63は一辺が10センチメートルから1メートルの正方形であっても良い。この外縁部マップは、圃場外縁部6の立体形状の分布(各地点の高さ)を示す点群データから生成されても良い。
各区画63には、それぞれ、高さを示す情報が付与されている。区画63には、圃場外縁部6のうち当該区画63に対応する領域内の代表的な高さ(例えば平均値や最大値や最小値)を示す情報が付与されても良い。このような外縁部マップであっても、圃場外縁部6の立体形状を示すことができる。
(2)走行装置11は、ホイール式であっても良いし、セミクローラ式であっても良い。
(3)検出部81は、LiDARでなくても良い。例えば、検出部81はレーダーであっても良いし、カメラであっても良い。また、検出部81は、LiDARに加えて、別の検出用装置を含んでいても良い。また、検出部81は設けられていなくても良い。
(4)コンバイン1の外部に設けられた管理施設や管理サーバから外縁部マップを取得するマップ取得部が設けられていても良い。この場合、マップ取得部は、本発明に係る「外縁部情報取得部」に相当する。また、マップ取得部により取得された外縁部マップが検出部81による検出結果に基づいて更新されるように構成されていても良い。
(5)経路生成部27は設けられていなくても良い。
(6)衛星測位モジュール80は設けられていなくても良い。
(7)位置情報生成部21、マップ生成部22、機体形状情報記憶部23、機体情報生成部24、走行管理部25、走行制御部26、経路生成部27のうち、一部または全てがコンバイン1の外部に備えられていても良いのであって、例えば、コンバイン1の外部に設けられた管理施設や管理サーバに備えられていても良い。
(8)基準マーカーMは設定されていなくても良い。
(9)コンバイン1の外部に設けられた管理施設や管理サーバから機体情報を取得する情報取得部が設けられていても良い。この場合、情報取得部は、本発明に係る「機体情報取得部」に相当する。
尚、上述の実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能である。また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明は、普通型のコンバインだけではなく、自脱型のコンバイン、トラクタ、田植機、トウモロコシ収穫機、ジャガイモ収穫機、ニンジン収穫機、建設作業機等の種々の作業車に利用可能である。
1 コンバイン(作業車)
6 圃場外縁部
10 機体
21 位置情報生成部
22 マップ生成部(外縁部情報取得部)
24 機体情報生成部(機体情報取得部)
26 走行制御部
27 経路生成部
80 衛星測位モジュール(測位装置)
81 検出部
A 走行制御システム
FA 検出対象領域
M 基準マーカー
T 目標経路
6 圃場外縁部
10 機体
21 位置情報生成部
22 マップ生成部(外縁部情報取得部)
24 機体情報生成部(機体情報取得部)
26 走行制御部
27 経路生成部
80 衛星測位モジュール(測位装置)
81 検出部
A 走行制御システム
FA 検出対象領域
M 基準マーカー
T 目標経路
Claims (4)
- 作業車の走行を制御する走行制御システムであって、
圃場外縁部の立体形状を示す外縁部情報を取得する外縁部情報取得部と、
前記作業車の機体に関する三次元位置情報と、前記機体の立体形状に関する機体形状情報と、のうち少なくとも一方を含む機体情報を取得する機体情報取得部と、
前記外縁部情報と、前記機体情報と、に基づいて、前記機体が前記圃場外縁部に干渉しないように前記作業車の走行を制御する走行制御部と、を備える走行制御システム。 - 前記機体情報は、前記三次元位置情報を含んでおり、
前記三次元位置情報は、前記機体の一部または全体の三次元位置、あるいは、前記機体に対する相対位置が設定された仮想的な基準マーカーの三次元位置を示す情報であり、
前記作業車の有する測位装置による測定結果に基づいて前記三次元位置情報を生成する位置情報生成部を備える請求項1に記載の走行制御システム。 - 前記機体情報は、前記機体形状情報を含んでおり、
前記外縁部情報と、前記機体情報と、に基づいて、前記機体が前記圃場外縁部に干渉しないように前記作業車が走行するための目標経路を生成する経路生成部を備え、
前記走行制御部は、前記作業車が前記目標経路に沿って走行するように前記作業車の走行を制御することによって、前記機体が前記圃場外縁部に干渉しないように前記作業車の走行を制御する請求項1または2に記載の走行制御システム。 - 前記作業車は、検出対象領域に存在する物体の位置及び高さを検出する検出部を有しており、
前記外縁部情報取得部は、前記検出部による検出結果に基づいて前記外縁部情報を生成することにより、前記外縁部情報を取得する請求項1から3の何れか一項に記載の走行制御システム。
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JP7065170B2 (ja) | 2020-11-16 | 2022-05-11 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | 自律走行システム |
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2022
- 2022-01-07 JP JP2022001745A patent/JP2023101240A/ja active Pending
- 2022-10-31 CN CN202211350849.2A patent/CN116409343A/zh active Pending
- 2022-12-06 KR KR1020220168574A patent/KR20230107116A/ko unknown
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Publication number | Publication date |
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KR20230107116A (ko) | 2023-07-14 |
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