JP2023096992A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数および組み立て工数を削減するとともに十分な固定強度が得られる建具を提供する。【解決手段】建具10は、第1枠体24aと、該第1枠体24aの内周側に設けられる面材26と、上枠20と面材26との間に設けられるアタッチメント32とを有する。上枠20は、室外側の第1ポケット状凹部37および室内側の第2第2ポケット状凹部35を有する。アタッチメント32は第1ポケット状凹部37の室外側壁37bに係合する第1係合部50、および第2ポケット状凹部35の内周側壁35bに係合する第2係合部56を有する。第2係合部56および内周側壁35bは、第1係合部50および室外側壁37bより内周側にある。室外側壁37bは、第1係合部50を室外側に対して移動不能とする。内周側壁35bは、第2係合部56をスナップフィットにより係合して内周側に対して移動不能とする。【選択図】図5

Description

本発明は、枠体を構成する枠材と、枠体の内周側に設けられる面材と、枠材と面材との間に設けられるアタッチメントとを備える建具に関する。
建物に設けられる窓には、枠体の内周側にガラスなどの面材が設けられることがある。枠体を構成する枠材と面材との間には仕様に応じてアタッチメントを介在させることがある。特許文献1に示されるように、アタッチメントは同一断面の枠材に対して異なる種類の窓を複合的に設ける必要のある連窓や段窓などにおいて有効である。
実開昭61-020773号公報
ところで、上記のアタッチメントは枠材に対してねじで固定し、拘束している。そのため、部品点数の増加や加工・組立工数が増加する。また、枠材とねじで固定するため、ねじがゆるんだ場合など雨水がねじ孔を通って躯体漏水する懸念がある。また、仮にねじ以外の固定手段を採用する場合には固定強度が担保されなければならない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、部品点数および組み立て工数を削減するとともに十分な固定強度が得られる建具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる建具は、枠体を構成する枠材と、前記枠体の内周側に設けられる面材と、前記枠材と前記面材との間に設けられるアタッチメントと、を有し、前記枠材は、見込み方向に沿った一方の側の第1被係合部および他方の側の第2被係合部を有し、前記アタッチメントは前記第1被係合部に係合する第1係合部および前記第2被係合部に係合する第2係合部を有し、前記第2係合部および前記第2被係合部は、前記第1係合部および前記第1被係合部より内周側にあり、前記第1被係合部は、前記第1係合部を前記一方の側に対して移動不能とし、前記第2被係合部は、前記第2係合部をスナップフィットにより係合して内周側に対して移動不能とすることを特徴とする。
本発明にかかる建具では、アタッチメントの第2係合部が第2被係合部にスナップフィットによって係合することから、ねじが不要であって部品点数および組み立て工数を削減することができる。また、第2係合部および第2被係合部は、第1係合部おより第1被係合部よりも内周側にあることから面材中心からの距離が小さくなり、スナップフィットが抜ける方向に作用するモーメントが抑制されて、十分な固定強度が得られる。
本発明の実施形態である建具を室内側から見た全体図である。 図1におけるII~II矢視による縦断面図である。 図1におけるIII~III矢視による横断面図である。 図1におけるIV~IV矢視による横断面図である。 上枠、アタッチメントおよび面材の拡大縦面図である。 上枠、第1係合部およびその周辺の拡大縦断面図である。 第2係合部およびその周辺の拡大縦断面図である。 アタッチメントを上枠に組み付ける様子を示す模式縦断面図である。 面材に室内側に向かって外力F1が作用した状態の模式縦断面図である。 面材に室外側に向かって外力F2が作用した状態の模式縦断面図である。 左の縦枠、アタッチメントおよび面材の拡大横断面図である。 縦枠、第1係合部およびその周辺の拡大横断面図である。
以下に、本発明にかかる建具の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態である建具10を室内側から見た全体図である。図2は、図1におけるII~II矢視による縦断面図である。図3は、図1におけるIII~III矢視による横断面図である。図4は、図1におけるIV~IV矢視による横断面図である。以下の説明における左右の表記は室内側から見た状態、つまり図1を基準とする。
建具10では、上下に沿って一連となる左の縦枠12,右の縦枠14、および縦枠12,14の相互間に配設した上枠16および下枠18が四周枠組みされており、さらに縦枠12と縦枠14との相互間には無目20が配設されている。
本出願において、見込み方向とは建具10の室内外方向(図1では紙面の垂直方向)をいう。見込み面とは見込み方向に沿って延在する面をいう。見付け方向とは見込み方向に直交する方向であり、上下方向に長尺な縦枠12等の場合はその長手方向に直交する左右方向をいい、左右方向に長尺な上枠16等の場合はその長手方向に直交する上下方向をいう。見付け面とは見付け方向に沿った面をいう。
建具10は縦枠12、縦枠14、上枠16および下枠18によって外郭の枠体が形成される他に、その内部に含まれる小さい2つの枠体が形成されていると見做される。2つの枠体とは、左の縦枠12、右の縦枠14、無目20および下枠18で形成される第1枠体24aと、左の縦枠12、右の縦枠14、上枠16および無目20で構成される第2枠体24bである。上下に並んだ第1枠体24aと第2枠体24bとは段窓を形成する。なお、建具10は上枠16と下枠18との相互間に縦骨を配設した連窓であってもよいし、無目20および縦骨を配設した連段窓であってもよい。本発明が適用される建具は連窓、段窓、連段窓に限られず、枠体を構成する枠材に対してアタッチメントを介して面材を保持する窓に適用可能である。
第1枠体24aには、面材26によってFIX窓が構成してある。第2枠体24bには、四周が框によって支持された障子28が配設してある。障子28は、第2枠体24bに設けた開閉機構により、室外側に突出するように開放される縦すべり出し窓を構成するものである。面材26は、例えば合わせガラスである。
縦枠12、縦枠14、上枠16、下枠18、無目20を構成する枠材は、アルミニウム合金等の金属、あるいは樹脂を材料として成形された押し出し形材である。これらの枠材に樹脂を用いる場合には金属の補強材を適宜設けてもよい。縦枠12、縦枠14は同一の断面形状を有した枠材を適用している。上枠16の内周側面と無目20の下側面とは同形状となっている。
図4に示すように、障子28は縦枠12,14に対して開閉機構28a,28bを介して直接的に設置できるようになっている。一方、面材26は外周の形状が障子28とは異なるため無目20に対してアタッチメント32を介して取り付けられ、縦枠12,14に対してアタッチメント34を介して取り付けられている。
アタッチメント32,34は、基本的にアルミニウム合金等の金属を材料として成形された押し出し形材である。このようなアタッチメント32,34を用いることで、連窓、段窓を構成する枠材に様々な種類の面材や障子を取り付けることが可能となる。アタッチメント32,34は樹脂材により形成することも可能である。
以下では、主に第1枠体24aと、該第1枠体24aの内周面に取り付けられるアタッチメント32,34とそれらに関連する部分について説明をする。第1枠体24aは1つの枠体を形成していることから、説明の便宜上、無目20を上枠20とも呼ぶ。すなわち、第1枠体24aは左の縦枠12,右の縦枠14、上枠20および下枠18によって四周枠組みされた枠体である。
図5は、上枠20、アタッチメント32および面材26の拡大縦面図である。面材26は、複数枚のガラス26aと、該ガラス26aの室内側および室外側見付け面における外周縁近傍で全周にわたって設けられたシール26bとを有する。面材26は室内側のシール26bが後述する仕切壁46によって支持され、室外側のシール26bが押縁45によって支持されている。押縁45は、室外側のシール26bを支持する見付け面片45aと、該見付け面片45aの外周端から室内側に向かって延在する見込み面片45bとを有する。見付け面片45aと見込み面片45bとの室外側交差部には凹部45cが形成されている。
面材26とアタッチメント32との間には面材外周空間30が形成されている。上枠20の内周側見込み面20aからは内周側に向かって突出する第1ヒレ片20bが設けられている。内周側見込み面20aの室外側端部には内周側に開口する第1ポケット状凹部37が形成されている。第1ポケット状凹部37の室外側端部で且つ上枠20の室外側見付け面の内周側端部でもある凸部20cは室外側にやや突出しており、上方から流れ落ちてくる水を室外側に導いて第1ポケット状凹部37の内部に浸入することを防止する。第1ヒレ片20bの先端近傍には室外側に開口する第2ポケット状凹部35が形成されている。
図5から明らかなように、第1ポケット状凹部37は第2ポケット状凹部35より見込み方向に沿った室外側(一方の側)で、かつ外周側にある。逆に言えば、第2ポケット状凹部35は第1ポケット状凹部37より見込み方向に沿った室内側(他方の側)で、かつ内周側にある。また面材26を基準とすると、第1ポケット状凹部37は面材26より室外側で、かつ、外周縁26cよりも外周側に設けられている。同様に第2ポケット状凹部35は面材26より室内側で、かつ外周縁26cよりも内周側に設けられている。
上記のとおり、上枠16の内周側面と無目20(上枠20)の下側面とは同形状となっており、上枠16にも第1ヒレ片20bおよびポケット状凹部35,37が設けられている。上枠16における第1ポケット状凹部37には水切り材38(図2参照)が設置されている。水切り材38は上方から漏れ伝わる雨水が障子28に水がかかりにくいように室外側に案内する。上枠16における第2ポケット状凹部35にはタイト材36(図2参照)が設置されている。タイト材36は障子28との間で水密構成となる。上枠16と無目20におけるポケット状凹部35,37は同じ形状である。したがって、無目20における第1ポケット状凹部37は水切り材38が設置可能な形状であり、無目20における第2ポケット状凹部35はタイト材36が設置可能な形状になっている。
アタッチメント32は、見付け方向の幅が小さく面材26の外周側に配置されている室外側部分32aと、見付け方向の幅が大きく室外側部分32aおよび面材26よりも室内側に位置している室内側部分32bとに区分けできる。ただし、室外側部分32aおよび室内側部分32bは、説明の便宜のための概念的な区分けである。
本実施例では、室外側部分32aおよび室内側部分32bの見込み寸法はほぼ等しくなっている。本実施例では室内側部分32bの見込み寸法と見付け寸法はほぼ等しくなっている。室外側部分32aは室内には露呈されない部分である。室外側部分32aは、押縁45とともに面材26を支持する部分である。室内側部分32bは、後述する室内壁52が室内に露呈する。面材26とアタッチメント32の室外側部分32aとの間には面材外周空間30が形成されている。
室外側部分32aには、面接触部40、傾斜壁42、小片44、仕切壁46、小壁48および第1係合部50が含まれる。面接触部40は内周側見込み面20aと面接触しており、見込み方向長さが室外側部分32aの大部分を占めている。仕切壁46は、傾斜壁42を介して面接触部40の室内側端部とつながっており、見付け方向に延在している。仕切壁46は押縁45の見付け面片45aとともにシール26bを介してガラス26aを支持している。傾斜壁42と仕切壁46との接続部分からは室外側に向かって小片44が突出している。小壁48はアタッチメント32の室外側端部から内周側にやや突出している。第1係合部50は、アタッチメント32の室外側端部から外周側にやや突出している。第1係合部50についてはさらに後述する。
押縁45における見込み面片45bの先端45baはやや内周側に屈曲しており、小片44と傾斜壁42との間に入り込み、小片44の先端に係合している。傾斜壁42は、室内側から室外側へ向かって外周側に寄るように傾斜している。小壁48の内周側端部は室内側に屈曲していて押縁45の凹部45cに係合している。
室内側部分32bは、室内壁52、第2ヒレ片54および第2係合部56を有する。室内壁52は、仕切壁46の内周側端部から見込み方向に沿って室内側に適度に長く延在している。第2ヒレ片54は、室内壁52における第2係合部56の近傍から外周側に突出しており、先端が上枠20の内周側見込み面20aに当接している。第2係合部56は室内壁52の室内側端部から外周側に突出している。第2係合部56についてはさらに後述する。
図6は、上枠20、第1係合部50およびその周辺の拡大縦断面図である。図6に示すように、第1ポケット状凹部37は、底壁37a、室外側壁(第1被係合部)37bおよび室内側壁37cで三方を囲われるように形成されている。また、室外側壁37bは室内側に突出する小さい突起(第1被係合部)37baを有し、室内側壁37cは、室外側に突出する小さい突起37caを有している。突起37ba,37caは対向するように突出しており、第1ポケット状凹部37の開口部が狭められている。
第1ポケット状凹部37は、水切り材38(図2参照)が設置可能なものであるが、本実施例では室外側壁37bを第1係合部50が係合する第1被係合部として兼用的に用いている。すなわち、室外側壁37bは内周側に突出する内周突出部を形成するとともに、室内側に突出する第1被係合突起としての突起37baを有しており、この形状が被係合作用を奏する。
第1係合部50は、外周側に突出する外周突出部50aおよび外周突出部50aから室外側に突出する第1係合突起50bを有する。第1係合突起50bは、外周側に向けてやや傾斜している。第1係合部50は、第1係合突起50bが突起37baの外周側に位置しており内周側に抜けることがなく、室外側壁37bに係合している。また、突起37baの先端は外周突出部50aと当接しており、第1係合部50を室外側に対して移動不能にしている。第1係合部50は、第1係合突起50bが室外側壁37bに当接することによって室外側に移動不能となっていてもよい。
図7は、第2係合部56およびその周辺の拡大縦断面図である。図7に示すように、第2ポケット状凹部35は、底壁35a、内周側壁(第2被係合部)35bおよび外周側壁35cで三方を囲われるように形成されている。また、内周側壁35bは外周側に突出する小さい突起35baを有し、外周側壁35cは、内周側に突出する小さい突起35caを有している。突起35ba,35caは対向するように突出しており、第2ポケット状凹部35の開口部が狭められている。底壁35aは第1ヒレ片20bの一部である。
第2ポケット状凹部35は、タイト材36(図2参照)が設置可能なものであるが、本実施例では内周側壁35bを第2係合部56が係合する第2被係合部として兼用的に用いている。すなわち、内周側壁35bは室外側に突出する室外側に突出する第2被係合突起としての内周側壁35bを有しており、この形状が被係合作用を奏する。
第2係合部56は、室内壁52の端部近傍から室外側へ突出するベース突起56aと、該ベース突起56aの先端から室内側に突出する第2係合突起56bと、ベース突起56aの基端から室内側に僅かに突出する凸部56cとを有する。第2係合突起56bには、先端から外周側にさらに突出する角部56baが設けられている。角部56baは内周側に向けてやや傾斜している。
第2係合部56は、第2係合突起56bが内周側壁35bの突起35baの外周側に位置しており、内周側に抜けることがなく、内周側壁35bに係合している。第2係合部56は、ベース突起56aの先端に設けられていることから、外力によって該ベース突起56aが弾性的に傾くことにより見込み方向に変位可能となっている。第2ヒレ片54は第2係合部56の近傍であるがやや離間しており、第2係合部56が室外側に変位する際に干渉することがない。
第2ヒレ片54は、第2係合部56に近い位置にあり、第1ヒレ片20b、第2ヒレ片54、内周側見込み面20aおよび室内壁52の4辺により、見込み寸法の小さい矩形が形成されている。第1ヒレ片20bと第2ヒレ片54とは対面し且つ逆向に延在しており、近い位置で見付け方向に支持し合って安定する。
ベース突起56aは内周側壁35bに対して凸部56cの突出量だけ離間しており、室内側に傾いても両者間に干渉はない。そのため、第2係合突起56bは室内側に対して移動代があり、確実に内周側壁35bと係合可能となっている。なお、上記のとおりアタッチメント32はアルミニウム材であり好適な強度を有するとともに、ベース突起56aが適度な長さを有していることから適度に弾性変位可能となっている。アタッチメント32が樹脂材である場合に弾性変形可能であることはもちろんである。第2係合突起56bは第2ポケット状凹部35の開口部を塞いでいる。
凸部56cの先端は内周側壁35bの端面と当接しており、第2係合部56を室内側に対して移動不能にしている。室内側への移動規制を行う凸部56cは第2係合部56の一部またはその近傍に設けることにより、第2係合突起56bと相乗的に作用して安定するが、設計条件によっては、凸部56cに相当する室内側への移動制限手段を異なる箇所に設けてもよい。
図8は、アタッチメント32を上枠20に組み付ける様子を示す模式縦断面図である。図8に示すように、アタッチメント32を上枠20に組み付ける際には、まず、第1係合部50の第1係合突起50b(図6参照)を第1ポケット状凹部37に挿入して突起37baの外周側に配置する。この時点では、図8の実線で示すようにアタッチメント32は傾斜しており、第2係合部56は内周側壁35bと被係合状態であり該内周側壁35bよりも内周側に位置している。
図6に示すように、外周突出部50aおよび第1係合突起50bは、第1ポケット状凹部37の開口幅よりも適度に細く形成されており、該第1ポケット状凹部37に挿入しやすい。特に、第1係合突起50bは、外周側に向けてやや傾斜する形状であることから、底壁37aと突起37baとの間に斜めから挿入することが可能であって、挿入しやすい。
第1係合突起50bは、底壁37aと突起37baとの間にそれぞれ僅かに隙間があり、見付け方向に多少の移動代がある。このため、第1ポケット状凹部37は、アタッチメント32を拘束してなく、第2係合部56が係合される前の被係合状態では、第1係合部50を回転中心Cとして回転可能に支持している。
そして、回転中心Cを基準としてアタッチメント32を図8の半時計方向に回転させると、第2係合部56の角部56baの先端が内周側壁35bに当接する。角部56baは内周側壁35bから室外側に向けた反力を受けることからベース突起56aが弾性変形し、第2係合突起56bおよび角部56baは一時的に室外側に変位する。
角部56baは内周側に向けてやや傾斜する形状であることから、第2係合突起56bは一時的に適度にやや大きく室外側に変位する。アタッチメント32の半時計方向への回転にともなって角部56baは突起35baの見付け面に対してほぼ面接触して摺動しながら案内され、その後突起35baを越える。第2係合突起56bに対する反力はなくなるため、ベース突起56aは元の位置に戻り、第2係合突起56bおよび角部56baは突起35baと突起35caとの隙間に入り込む。これにより、アタッチメント32は図8の仮想線で示すように所定の位置に組み付けられる。
このように、第2係合部56は内周側壁35bに対してスナップフィット式に係合する。このため、上枠20に対してアタッチメント32を組み付ける際には、ねじやドライバなどが不要であり部品点数および組み立て工数を削減することができる。ただし、アタッチメント32を組み付けるに際しては、場合によりハンマーなどの工具で軽くたたくようにしてもよい。また、建具10のアタッチメント32ではねじを用いずにスナップフィットによって固定しているため経時的な緩みの懸念がない。ねじを用いないため、取付対象の上枠20にはねじ孔が不要であり、ねじ孔を通る漏水の懸念がない。
上枠20に組み付けられたアタッチメント32は、室外側に対しては突起37ba(図6参照)が外周突出部50aに当接して移動制限され、室内側に対しては内周側壁35b(図7参照)が凸部56cに当接して移動制限される。また、外周側に対しては内周側見込み面20aが面接触部40および第2ヒレ片54に当接して移動制限される。さらに、内周側に対しては室外側端部で第1係合突起50bが突起37baに係合するとともに室内側端部で第2係合突起56bが内周側壁35bに係合して移動制限される。このようにアタッチメント32は4方向に対して移動制限がなされおり安定する。
図9は、面材26に室内側に向かって外力F1が作用した状態の模式縦断面図である。図9、図10では面材26の変形を誇張して示している。図9に示すように面材26には室外側から室内側に向かって外力F1が作用する場合がある。外力F1は主に風による力である。モデル化のため外力F1は面材26の中央に集中的に作用しているものとする。
外力F1が作用すると上枠20とアタッチメント32との間には半時計方向のモーメントM1が作用することになる。このモーメントM1は、主に第1係合部50(図6参照)から突起37baによって支持される。突起37baによる支持では第1係合突起50bが突起37baに対して一層強く当接することになり、第1ポケット状凹部37から抜ける懸念はない。外力F1による作用点と第1係合部50との距離をL1とすると、外力F1によって第1係合部50の箇所に作用するモーメントM1は、M1=F1×L1として表される。
図10は、面材26に室外側に向かって外力F2が作用した状態の模式縦断面図である。図10に示すように面材26には室内側から室外側に向かって外力F2が作用する場合がある。外力F2は、例えば風に起因するカルマン渦よる力である。モデル化のため外力F2は面材26の中央に集中的に作用しているものとする。
外力F2が作用すると上枠20とアタッチメント32との間には時計方向のモーメントM2が作用することになる。このモーメントM2は、主に第2係合部56(図7参照)から内周側壁35bによって支持される。内周側壁35bによる支持では第2係合突起56bが内周側壁35bから抜ける方向に力がかかる。外力F2による作用点と第2係合部56との距離をL2とすると、外力F2によって第2係合部56の箇所に作用するモーメントM2は、M2=F2×L2として表される。
ところで、第2係合部56および第2被係合部としての内周側壁35bは、第1係合部50および第1被係合部としての室外側壁37bより内周側にあることから、L2<L1である。そのため、仮に外力F1と外力F2が同じ適度の大きさであるとした場合、第2係合部56に作用するモーメントM2は第1係合部50の作用するモーメントM1よりも小さく抑制されることになる。したがって、モーメントM2は第2係合部56を内周側壁35bから抜く方向に作用するが、モーメントM2が小さいため第2係合部56の抜けが防止される。これにより、アタッチメント32はねじなどの締結具を用いなくとも十分な固定強度が得られることになる。
なお、第1係合部50および第1ポケット状凹部37は面材26の外周縁26cよりも外周側に設けられ、第2係合部56および第2ポケット状凹部35は外周縁26cよりも内周側に設けられていることから、第2係合部56は、第1係合部50よりも確実に内周側に位置している。第1ポケット状凹部37および第1係合部50は外周縁26cよりも外周側に設けられていることから面材26をアタッチメント32に組み付けるときに干渉することがない。第1ポケット状凹部37は外周縁26cよりも外周側に設けられていることから、位置的に水切り材38を設けるのに好適である。第2ポケット状凹部35は外周縁26cよりも内周側に設けられていることから、位置的にタイト材36を設けるのに好適である。
図11は、左の縦枠12、アタッチメント34および面材26の拡大横断面図である。なお、右の縦枠14およびアタッチメント34とその組み付け態様は図11に示すものと左右対称であることから図示および説明を省略する。
図11に示すように、面材26は室内側のシール26bが仕切壁46によって支持され、室外側のシール26bが押縁45によって支持されている。押縁45は、図5に示すものと同じである。面材26とアタッチメント34との間には面材外周空間30が形成されている。面材外周空間30は、面材26とアタッチメント32との間の空間(図5参照)と連通している同じ空間である。つまり、面材外周空間30は面材26の四周にわたって連通するように形成されている。
縦枠12の内周側見込み面12aからは内周側に向かって突出する第1ヒレ片12bが設けられている。第1ヒレ片12bは上枠20における第1ヒレ片20bと同形状であり、先端近傍に室外側に開口する第2ポケット状凹部35が形成されている。第2ポケット状凹部35は図5、図7に示すものと同じである。縦枠12には、上枠20における室外側端部の第1ポケット状凹部37は設けられていない。縦枠12における室外側端部には、第1被係合部60が設けられている。
アタッチメント34には、アタッチメント32と同様の面接触部40、傾斜壁42、小片44、仕切壁46、室内壁52、第2ヒレ片54および第2係合部56が設けられている。なお、アタッチメント34におけるこれらの構成要素は厳密にはアタッチメント32におけるものと多少寸法が異なる場合があるが、理解を容易にするために同符号を付して詳細な説明を省略する。
アタッチメント34には小壁62が設けられている。小壁62はアタッチメント32における小壁48に相当するものであるが見付け寸法が該小壁48より短くなっている。アタッチメント34にはアタッチメント32における第1係合部50は設けられてなく、代わりに第1係合部64が設けられている。第1係合部64および第1被係合部60についてはさらに後述する。
アタッチメント34には仕切壁66が設けられている。仕切壁66は小片44の室内側端から外周側に突出しておりその端部は内周側見込み面12aに当接している。仕切壁66と仕切壁46とは見付け方向に沿ってほぼ同一直線状に延在している。仕切壁66は、室外側で傾斜壁42までの第1空間68と、室内側で第2ヒレ片54までの第2空間70との間を仕切っている。また、第2ヒレ片54は、室外側の第2空間70と室内側で第1ヒレ片12bまでの補助空間72との間を仕切っている。第1空間68,第2空間70および補助空間72は上下方向に連通しており、それぞれ下端部で外気と連通している。面材外周空間30についても下端部で外気と連通している。
第1空間68と第2空間70とは、それぞれ外気と連通しており等圧空間となっている。室外の雨水は、内周側見込み面12aとアタッチメント34との間で、面接触部40に沿って滲みこむことが考えられるが、該面接触部40は見込み方向に適度に長いため、第1空間68までは達しにくい。また、第1空間68は外気圧となっているため外気との圧力差がなく、水を吸い込む作用がない。仮に、第1空間68に水が達しても、第2空間70は第1空間68と等圧となっていて圧力差がないため、第2空間70が第1空間68から水を吸い込む作用がなく、該第2空間70まで水が達することはほとんどない。第2空間70は室内側にあるが、適度に大きい面積が確保されており、外気圧に維持されやすい。
図12は、縦枠12、第1係合部64およびその周辺の拡大横断面図である。図12に示すように、第1被係合部60は縦枠12の内周側見込み面12aから内周側に突出している。また、第1被係合部60は先端部に室内側に突出する小さい突起60aを有する。
第1係合部64は、室外側に突出する小さい第1係合突起64aと、小壁62との間で室内側に窪んだ小さい凹部64bとを有する。第1係合突起64aは面接触部40の室外側端部である。
第1係合部64は、第1係合突起64aが突起60aの外周側に位置しており内周側に抜けることがなく、第1被係合部60に係合している。また、突起60aの先端は凹部64bと当接しており、第1係合部64を室外側に対して移動不能にしている。第1係合部64は、第1係合突起64aが第1被係合部60に当接することによって室外側に移動不能となっていてもよい。
このようなアタッチメント34は第1係合部64および第2係合部56が、上記のアタッチメント32における第1係合部50および第2係合部56と同様に作用して縦枠12に取り付けられる。アタッチメント34は組み付けに際してねじが不要であり部品点数および組み立て工数を削減することができる。
アタッチメント34を縦枠12に取り付ける際には、図示を省略するが、まず第1係合部64の第1係合突起64aを突起60aの室外側に位置させておき、この部分を回転中心としてアタッチメント34を回転させることにより、第2係合部56が第2ポケット状凹部35に嵌り込む。これは、図8を参照しながら説明したアタッチメント32の組み付け方法と実質的に同じである。
アタッチメント34における第2係合部56は、第1係合部64に対して室内側かつ内周側にあり、図10で示すような室内から室外側に向かう外力F2が作用した場合に発生するモーメントM2を抑制することができ、十分な固定強度が得られる。
なお、上記の実施例では第1係合部50,64が相対的に室外側かつ外周側で、第2係合部56が相対的に室内側かつ内周側であるとしたが、室内側と室外側とを入れ替えてもよい。すなわち、内周側が無目20と同様構成である上枠16(図2参照)は外開きの障子28に対応した形状になっているが、仮に障子28が内開き構成となっている場合には、第2ポケット状凹部35と第1ポケット状凹部37との相対的位置が逆転するため、無目20についての第2ポケット状凹部35と第1ポケット状凹部37との相対的位置も逆転し、第1係合部50,64が相対的に室内側かつ外周側で、第2係合部56が室外側かつ内周側となる。このような場合でも上記の実施例と同様な作用効果が得られる。
本発明にかかる建具は、枠体を構成する枠材と、前記枠体の内周側に設けられる面材と、前記枠材と前記面材との間に設けられるアタッチメントと、を有し、前記枠材は、見込み方向に沿った一方の側の第1被係合部および他方の側の第2被係合部を有し、前記アタッチメントは前記第1被係合部に係合する第1係合部および前記第2被係合部に係合する第2係合部を有し、前記第2係合部および前記第2被係合部は、前記第1係合部および前記第1被係合部より内周側にあり、前記第1被係合部は、前記第1係合部を前記一方の側に対して移動不能とし、前記第2被係合部は、前記第2係合部をスナップフィットにより係合して内周側に対して移動不能とすることを特徴とする。
このような建具におけるアタッチメントは第2係合部が第2被係合部にスナップフィットによって係合することから、ねじが不要であって部品点数および組み立て工数を削減することができる。また、第2係合部および第2被係合部は、第1係合部おより第1被係合部よりも内周側にあることから面材中心からの距離が小さくなり、スナップフィットが抜ける方向に作用するモーメントが抑制されて、十分な固定強度が得られる。
本発明にかかる建具では、前記第1被係合部は、前記第2係合部が前記第2被係合部に対して被係合状態であるときに前記アタッチメントが前記第1係合部を基準として回転可能に支持してもよい。これにより、アタッチメントの組み付けが容易になる。
本発明にかかる建具では、前記第1被係合部は、内周側に突出する内周突出部および該内周突出部から前記他方の側に突出する第1被係合突起を有し、前記第1係合部は、外周側に突出する外周突出部および前記外周突出部から前記一方の側に突出して前記第1被係合突起の外周側に位置する第1係合突起を有してもよい。これにより、第1係合部は第1被係合部に確実に係合して内周側への移動が制限される。
本発明にかかる建具では、前記第2被係合部は、前記一方の側に突出する第2被係合突起を有し、前記第2係合部は、前記第2被係合突起の外周側に位置しており、見込み方向に弾性的に変位可能な第2係合突起を有してもよい。これにより、第2係合部は第2被係合部に確実に係合するとともに、スナップフィット構造となる。
本発明にかかる建具では、前記第1被係合部は、水切り材を設置可能な第1ポケット状凹部の一部であってもよい。これにより、枠材にアッタッチメントを設けずに障子などを適用する場合に別途水切り材設置部を設ける必要がなくて好適である。
本発明にかかる建具では、前記第2被係合部は、タイト材を設置可能な第2ポケット状凹部の一部であってもよい。これにより、枠材にアタッチメントを設けずに障子などを適用する場合に別途タイト材設置部を設ける必要がなくて好適である。
本発明にかかる建具では、前記第1係合部および前記第1被係合部は前記面材の外周縁よりも外周側に設けられ、前記第2係合部および前記第2被係合部は前記面材の外周縁よりも内周側に設けられていてもよい。これにより、第2係合部および第2被係合部は、第1係合部および第1被係合部より確実に内周側に位置するとともに、面材の中心部からの距離を小さくすることができる。
本発明にかかる建具では、前記枠材は、内周側見込み面壁から内周側に突出する第1ヒレ片を有し、前記アタッチメントは、前記第2係合部の近傍から外周側に突出して前記枠材の前記内周側見込み面壁に当接する第2ヒレ片を有し、前記第2被係合部は前記第1ヒレ片に設けられていてもよい。第1ヒレ片と第2ヒレ片とは相互に補完して支持し合い、第2係合部および第2被係合部の周辺部が安定する。
本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 建具、12,14 縦枠、20 無目(上枠)、20b 第1ヒレ片、24a 第1枠体、24b 第2枠体、26 面材、26a ガラス、26c 外周縁、28 障子、32,34 アタッチメント、35 ポケット状凹部、35b 内周側壁(第2被係合部、第2被係合突起)、35c 外周側壁、36 タイト材、37 ポケット状凹部、37b 室外側壁(内周突出部、第1被係合部)、37ba 突起(第1被係合突起)、37c 室内側壁、38 水切り材、50 第1係合部、50a 外周突出部、50b 第1係合突起、54 第2ヒレ片、56 第2係合部、56a ベース突起、56b 第2係合突起、56ba 角部、56c 凸部、60 第1被係合部、60a 突起、64 第1係合部、64a 第1係合突起、C 回転中心、F1,F2 外力、L1,L2 距離、M1,M2 モーメント

Claims (8)

  1. 枠体を構成する枠材と、
    前記枠体の内周側に設けられる面材と、
    前記枠材と前記面材との間に設けられるアタッチメントと、
    を有し、
    前記枠材は、見込み方向に沿った一方の側の第1被係合部および他方の側の第2被係合部を有し、
    前記アタッチメントは前記第1被係合部に係合する第1係合部および前記第2被係合部に係合する第2係合部を有し、
    前記第2係合部および前記第2被係合部は、前記第1係合部および前記第1被係合部より内周側にあり、
    前記第1被係合部は、前記第1係合部を前記一方の側に対して移動不能とし、
    前記第2被係合部は、前記第2係合部をスナップフィットにより係合して内周側に対して移動不能とする
    ことを特徴とする建具。
  2. 前記第1被係合部は、前記第2係合部が前記第2被係合部に対して被係合状態であるときに前記アタッチメントが前記第1係合部を基準として回転可能に支持する
    ことを特徴とする請求項1に記載の建具。
  3. 前記第1被係合部は、内周側に突出する内周突出部および該内周突出部から前記他方の側に突出する第1被係合突起を有し、
    前記第1係合部は、外周側に突出する外周突出部および前記外周突出部から前記一方の側に突出して前記第1被係合突起の外周側に位置する第1係合突起を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の建具。
  4. 前記第2被係合部は、前記一方の側に突出する第2被係合突起を有し、
    前記第2係合部は、前記第2被係合突起の外周側に位置しており、見込み方向に弾性的に変位可能な第2係合突起を有する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の建具。
  5. 前記第1被係合部は、水切り材を設置可能な第1ポケット状凹部の一部である
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の建具。
  6. 前記第2被係合部は、タイト材を設置可能な第2ポケット状凹部の一部である
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の建具。
  7. 前記第1係合部および前記第1被係合部は前記面材の外周縁よりも外周側に設けられ、
    前記第2係合部および前記第2被係合部は前記面材の外周縁よりも内周側に設けられている
    ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の建具。
  8. 前記枠材は、内周側見込み面壁から内周側に突出する第1ヒレ片を有し、
    前記アタッチメントは、前記第2係合部の近傍から外周側に突出して前記枠材の前記内周側見込み面壁に当接する第2ヒレ片を有し、
    前記第2被係合部は前記第1ヒレ片に設けられている
    ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の建具。
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