JP2023096745A - 電池 - Google Patents

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Koji Nishishita
真也 渡辺
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幸子 平林
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Abstract

【課題】接触不良を低減できる電池を提供することを目的とする。【解決手段】電池100は、正極端子4が接続された正極1と、負極端子5が接続された負極2と、正極1と負極2とに挟まれたセパレータ3とを備える発電素子10と、発電素子10を第1方向zに貫通する絶縁体20と、発電素子10を前記第1方向zに挟む第1外装体31と第2外装体32とを備え、絶縁体20の前記第1方向zの自然長は、第1外装体31と第2外装体32との前記第1方向zの距離Dより長く、絶縁体20の弾性力は1N以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、電池に関する。
電池は、携帯電話、ノートパソコン等のモバイル機器やハイブリットカー等の動力源としても広く用いられている。
コイン型又はボタン型の電池(例えば、特許文献1)は、時計、イヤホン等の様々なデバイスに用いられている。特許文献1には、ロール芯が巻回体の中心に配置されたコイン型電池が記載されている。
特許第5767115号公報
コイン型又はボタン型の電池は、正極端子及び負極端子のそれぞれが外装缶と密着することで、外装缶を介して外部との電気的な接続を得ている。正極端子又は負極端子と外装缶との密着が不十分であると、落下や振動により接触不良が起きる場合がある。
本開示は上記問題に鑑みてなされたものであり、落下や振動による接触不良を低減できる電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
(1)第1の態様にかかる電池は、正極端子が接続された正極と、負極端子が接続された負極と、前記正極と前記負極とに挟まれたセパレータと、を備える発電素子と、前記発電素子を第1方向に貫通する絶縁体と、前記発電素子を前記第1方向に挟む第1外装体と第2外装体と、を備える。前記絶縁体の前記第1方向の自然長は、前記第1外装体と前記第2外装体との前記第1方向の距離より長く、前記絶縁体の弾性力は1N以上である。
(2)上記態様にかかる電池は、前記絶縁体の前記第1方向の中央を通り、前記第1方向と直交する面で切断した切断面において、前記絶縁体の外形が円形であってもよい。
(3)上記態様にかかる電池において、前記絶縁体の第1端部は、前記第1方向の荷重に対して変形可能であってもよい。
(4)上記態様にかかる電池の前記絶縁体の前記第1方向の中央を通り、前記第1方向と直交する面で切断した切断面において、前記絶縁体の第1端部の断面形状は、前記第1方向の中央における断面形状と異なってもよい。
(5)上記態様にかかる電池において、前記絶縁体の第1端部の周囲長は、前記絶縁体の前記第1方向の中央における周囲長より長くてもよい。
(6)上記態様にかかる電池において、前記絶縁体の第1端部は、内部に前記第1方向に延びる空間を有してもよい。
(7)上記態様にかかる電池において、前記絶縁体は、側面に前記第1方向に延びる溝を有してもよい。
(8)上記態様にかかる電池において、前記絶縁体の第1端部は、前記第1端部と反対側の第2端部と形状が異なってもよい。
上記態様に係る電池は、落下や振動による接触不良を低減できる。
第1実施形態に係る電池の断面図である。 第1実施形態に係る電池の発電素子の展開図である。 第1実施形態に係る電池の絶縁体の断面図である。 第1実施形態に係る電池の絶縁体の別の断面図である。 第1実施形態に係る電池の絶縁体の別の断面図である。 第1変形例に係る電池の絶縁体の断面図である。 第2変形例に係る電池の絶縁体の断面図である。 第3変形例に係る電池の絶縁体の断面図である。 第3変形例に係る電池の絶縁体の別の断面図である。 第4変形例に係る電池の絶縁体の断面図である。 第5変形例に係る電池の絶縁体の断面図である。 第5変形例に係る電池の絶縁体の別の断面図である。 第5変形例に係る電池の絶縁体の別の断面図である。
以下、実施形態について、図を適宜参照しながら詳細に説明する。以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率等は実際とは異なっていることがある。以下の説明において例示される材料、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。
まず方向について定義する。絶縁体が発電素子を貫通する方向をz方向とする。z方向は、例えば、電池の底面と直交する方向である。z方向と直交する面の任意の一方向をx方向とし、x方向及びz方向と直交する方向をy方向とする。z方向は、第1方向の一例である。+z方向を「上」、-z方向を「下」と表現する場合がある。上下は、必ずしも重力が加わる方向とは一致しない。
「第1実施形態」
図1は、第1実施形態にかかる電池の断面図である。図1は、電池100の上面及び下面の中心を通る線分に沿って切断した切断面である。電池100は、発電素子10と絶縁体20と外装体30とを備える。電池100の形状は、例えば、コイン型、ボタン型である。電池100の種類は問わないが、例えば、リチウムイオン二次電池、マグネシウムイオン二次電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池、全固体電池である。
(発電素子)
発電素子10は、正極1と負極2とセパレータ3とを備える。正極1には正極端子4が接続されており、負極2には負極端子5が接続されている。正極1、負極2及びセパレータ3は、絶縁テープ6等で少なくとも一部が被覆されていてもよい。絶縁テープ6は、例えば、ポリイミドテープである。
図2は、発電素子10の展開図である。発電素子10は、例えば、巻回体である。巻回体は、正極1、セパレータ3、負極2、セパレータ3を1つのユニットとして、このユニットが巻回されたものである。例えば、図2では、正極1、セパレータ3、負極2、セパレータ3をこの順に積層し、左端を巻き中心として巻回することで、発電素子10が得られる。
正極1の長さL1、負極2の長さL2、セパレータ3の長さL3は、それぞれ異なってもよい。長さL1,L2,L3は、展開体の幅であり、発電素子10におけるz方向の高さである。セパレータ3の長さL3は、短絡を防ぐために、正極1の長さL1及び負極2の長さL2より長い場合が多い。負極2の長さL2は、正極1の長さL1より長い場合が多い。発電素子10が巻回体の場合、発電素子10のz方向の高さは、負極2の長さL2と略一致する。セパレータ3は、皺が寄ったり、シュリンクする場合が多く、セパレータ3の長さL3が負極2の長さL2より大きい場合でも、巻回した状態でセパレータ3の長さL3を規定することは難しい。
<正極>
正極1は、例えば、正極集電体1Aと正極活物質層1Bとを有する。正極活物質層1Bは、正極集電体1Aの少なくとも一面にある。正極活物質層1Bは、例えば、正極集電体1Aの両面に形成されている。
[正極集電体]
正極集電体1Aは、例えば、導電性の板材である。正極集電体1Aは、例えば、アルミニウム、銅、ニッケル、チタン、ステンレス等の金属薄板である。重量が軽いアルミニウムは、正極集電体1Aに好適に用いられる。正極集電体1Aの平均厚みは、例えば、10μm以上30μm以下である。
正極集電体1Aには、正極端子4が接続されている。正極端子4は、例えば、正極集電体1Aの一端に接続されている。正極端子4は、例えば、アルミニウム、ニッケル、銅等の導電材料を含む。正極端子4は、例えば、正極集電体1Aに、溶接、ねじ止め等で接続されている。短絡を防ぐために、正極端子4の表面を絶縁テープで保護してもよい。正極端子4は、例えば、発電素子10のz方向の第1面上に延びている。正極端子4の一部は、絶縁体20と第1外装体31とに挟まれる。
[正極活物質層]
正極活物質層1Bは、例えば、正極活物質を含む。正極活物質層1Bは、必要に応じて、導電助剤、バインダーを含んでもよい。
正極活物質は、カチオンの吸蔵及び放出、カチオンの脱離及び挿入(インターカレーション)、又は、カチオンとカウンターアニオンのドープ及び脱ドープを可逆的に進行させることが可能な電極活物質を含む。カチオンは、例えば、リチウムイオン、マグネシウムイオンである。
正極活物質は、公知の物を用いることができる。正極活物質は、例えば、複合金属酸化物である。複合金属酸化物は、例えば、コバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケル酸リチウム(LiNiO)、マンガン酸リチウム(LiMnO)、リチウムマンガンスピネル(LiMn)、及び、一般式:LiNiCoMnの化合物(一般式中においてx+y+z+a=1、0≦x<1、0≦y<1、0≦z<1、0≦a<1、MはAl、Mg、Nb、Ti、Cu、Zn、Crより選ばれる1種類以上の元素)、リチウムバナジウム化合物(LiV)、オリビン型LiMPO(ただし、Mは、Co、Ni、Mn、Fe、Mg、Nb、Ti、Al、Zrより選ばれる1種類以上の元素又はVOを示す)、チタン酸リチウム(LiTi12)、LiNiCoAl(0.9<x+y+z<1.1)である。正極活物質は、有機物でもよい。例えば、正極活物質は、ポリアセチレン、ポリアニリン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリアセンでもよい。
正極活物質は、カチオン非含有の材料でもよい。カチオン非含有の材料は、例えば、FeF、有機導電性物質を含む共役系ポリマー、シェブレル相化合物、遷移金属カルコゲン化物、バナジウム酸化物、ニオブ酸化物等である。カチオン非含有の材料は、いずれか一つの材料のみを用いてもよいし、複数組み合わせて用いてもよい。正極活物質がカチオン非含有の材料の場合は、例えば、最初に放電を行う。放電により正極活物質にカチオンが挿入される。このほか、正極活物質がカチオン非含有の材料に対して、化学的又は電気化学的にカチオンをプレドープしてもよい。
導電助剤は、正極活物質の間の電子伝導性を高める。導電助剤は、例えば、カーボン粉末、カーボンナノチューブ、炭素材料、金属微粉、炭素材料及び金属微粉の混合物、導電性酸化物である。カーボン粉末は、例えば、カーボンブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック等である。金属微粉は、例えば、銅、ニッケル、ステンレス、鉄等の粉である。
正極活物質層1Bにおけるバインダーは、正極活物質同士を結合する。バインダーは、公知のものを用いることができる。バインダーは、電解液に溶解せず、耐酸化性を有し、接着性を有するものが好ましい。バインダーは、例えば、フッ素樹脂である。バインダーは、例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアミド(PA)、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリベンゾイミダゾール(PBI)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリアクリル酸及びその共重合体、ポリアクリル酸及びその共重合体の金属イオン架橋体、無水マレイン酸をグラフト化したポリプロピレン(PP)又はポリエチレン(PE)、これらの混合物である。正極活物質層1Bに用いるバインダーは、PVDFが特に好ましい。
<負極>
負極2は、例えば、負極集電体2Aと負極活物質層2Bとを有する。負極活物質層2Bは、負極集電体2Aの少なくとも一面にある。負極活物質層2Bは、例えば、負極集電体2Aの両面に形成されている。
[負極集電体]
負極集電体2Aは、例えば、導電性の板材である。負極集電体2Aは、正極集電体1Aと同様のものを用いることができる。
負極集電体2Aには、負極端子5が接続されている。負極端子5は、例えば、負極集電体2Aの一端に接続されている。負極端子5は、例えば、アルミニウム、ニッケル、銅等の導電材料を含む。負極端子5は、例えば、負極集電体2Aに、溶接、ねじ止め等で接続されている。短絡を防ぐために、負極端子5の表面を絶縁テープで保護してもよい。負極端子5は、例えば、発電素子10のz方向の第2面上に延びている。第2面は、正極端子4が露出する面と反対側の面である。負極端子5の一部は、絶縁体20と第2外装体32とに挟まれる。
[負極活物質層]
負極活物質層2Bは、例えば、負極活物質を含む。負極活物質層2Bは、必要に応じて、導電助剤、バインダーを含んでもよい。
負極活物質は、イオンを吸蔵・放出可能な化合物であればよく、公知の負極活物質を使用できる。負極活物質は、例えば、金属リチウム、金属マグネシウム、リチウム合金、マグネシウム合金、炭素材料、カチオンと合金化できる物質である。炭素材料は、例えば、イオンを吸蔵・放出可能な黒鉛(天然黒鉛、人造黒鉛)、カーボンナノチューブ、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素、低温度焼成炭素等である。カチオンと合金化できる物質は、例えば、シリコン、スズ、亜鉛、鉛、アンチモンを含む。カチオンと合金化できる物質は、例えば、これらの単体金属でも、これらの元素を含む合金又は酸化物でもよい。
導電助剤及びバインダーは、正極1と同様のものを用いることができる。負極2におけるバインダーは、正極1に挙げたものの他に、例えば、セルロース、スチレン・ブタジエンゴム、エチレン・プロピレンゴム、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、アクリル樹脂等でもよい。セルロースは、例えば、カルボキシメチルセルロース(CMC)でもよい。
<セパレータ>
セパレータ3は、正極1と負極2とに挟まれる。セパレータ3は、正極1と負極2とを隔離し、正極1と負極2との短絡を防ぐ。セパレータ3は、正極1及び負極2に沿って面内に広がる。カチオンは、セパレータ3を通過できる。
セパレータ3は、例えば、電気絶縁性の多孔質構造を有する多孔質フィルムである。セパレータ3は、例えば、ポリオレフィンフィルムの単層体、積層体である。セパレータ3は、ポリエチレンやポリプロピレン等の混合物の延伸膜でもよい。セパレータ3は、セルロース、ポリエステル、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、ポリエチレン及びポリプロピレンからなる群より選択される少なくとも1種の構成材料からなる繊維不織布でもよい。セパレータ3は、例えば、固体電解質であってもよい。固体電解質は、例えば、高分子固体電解質、酸化物系固体電解質、硫化物系固体電解質である。
セパレータ3は、無機コートセパレータでもよい。無機コートセパレータは、上記のフィルムの表面に、PVDFやCMCなど樹脂とアルミナやシリカなどの無機物の混合物を塗布したものである。無機コートセパレータは、耐熱性に優れ、正極から溶出した遷移金属の負極表面への析出を抑制する。
<電解液>
電解液は、発電素子10に含浸している。電解液は、正極活物質層1B及び負極活物質層2B内に含浸している。
電解液は、電池の種類によって異なるが、公知の電解液を用いることができる。電池100が全固体電池の場合は、電解液は不要である。
例えば、リチウムイオン二次電池の場合、電解液は、非水溶媒と電解質塩とを含む。
リチウムイオン二次電池の場合、電解質塩は、例えば、リチウム塩である。電解質塩は、例えば、LiPF、ホウフッ化リチウム(LiBF)、LiClO、LiCFSO、LiCFCFSO、LiC(CFSO、LiN(SOF)、LiN(CFSO、LiN(CFCFSO、LiN(CFSO)(CSO)、LiN(CFCFCO)、LiBOB、LiN(FSO等である。
非水溶媒は、例えば、環状カーボネートと、鎖状カーボネートと、を含有する。環状カーボネートは、電解質を溶媒和する。環状カーボネートは、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート及びブチレンカーボネートである。環状カーボネートは、プロピレンカーボネートを少なくとも含むことが好ましい。鎖状カーボネートは、環状カーボネートの粘性を低下させる。鎖状カーボネートは、例えば、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネートである。非水溶媒は、その他、酢酸メチル、酢酸エチル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸プロピル、γ-ブチロラクトン、1,2-ジメトキシエタン、1,2-ジエトキシエタン等を有してもよい。
(絶縁体)
絶縁体20は、発電素子10をz方向に貫通する。絶縁体20は、柱状体である。絶縁体20は、巻回する発電素子10の軸中心にある。
絶縁体20の自然長は、第1外装体31と第2外装体32とのz方向の距離Dより長い。絶縁体20の自然長は、外装体30内に絶縁体20を格納する前の絶縁体20の長さである。すなわち、絶縁体20の自然長は、絶縁体20に対してz方向に荷重が加わっていない状態の絶縁体20の長さである。第1外装体31と第2外装体32とのz方向の距離Dは、第1外装体31の内面31Aから第2外装体32の内面32Aへ下した垂線の長さである。内面31Aは、第1外装体31の内面のうちz方向と交差する面である。内面32Aは、第2外装体32の内面のうちz方向と交差する面である。
絶縁体20のz方向の長さL20は、例えば、負極2のz方向の長さL2以上である。絶縁体20のz方向の長さL20は、好ましくは負極2のz方向の長さL2より長く、より好ましくは負極2のz方向の長さL2の1.04倍以上である。絶縁体20のz方向の長さL20は、例えば、発電素子10のz方向の長さ以上である。絶縁体20のz方向の長さL20は、外装体30内に格納された状態での絶縁体20のz方向の長さである。外装体30内で絶縁体20にはz方向に荷重が加わるため、絶縁体20の長さL20と絶縁体20の自然長とは異なる。
絶縁体20の弾性力は1N以上である。絶縁体20の弾性力は、好ましくは30N以上である。弾性力は、力を加えられて変形している物体が、反作用として他に及ぼす力である。絶縁体20は、外装体30からの荷重によりz方向に変形し、元に戻ろうとして外装体30に弾性力を及ぼす。
絶縁体20の弾性力は、例えば、以下の手順で求めることができる。まず、電池100の断面をX線で撮影し、電池100に収容された絶縁体20のz方向の長さL20を測定する。次いで、電池100を解体し、絶縁体20を取り出す。そして、取り出された絶縁体20を荷重-変位曲線測定器にかけ、長さL20の際に絶縁体20が測定器に与える荷重を測定する。この荷重は、絶縁体20が元に戻ろうとして測定器に加える力であり、弾性力に対応する。
絶縁体20は、発電素子10のz方向の上面及び下面のそれぞれから突出している。絶縁体20の上端は、発電素子10の上面から突出している。絶縁体20の下端は、発電素子10の下面から突出している。絶縁体20の上端は、正極端子4を第1外装体31に押し当てる。絶縁体20の下端は、負極端子5を第2外装体32に押し当てる。
図3~図5は、絶縁体20の断面図である。図3~図5は、外装体30に格納前の絶縁体20であり、絶縁体20のz方向に荷重が加わっていない状態の図である。図3は、絶縁体20のxz断面である。図4は、図3のA-A線に沿って切断した切断面である。図5は、図3のB-B線に沿って切断した切断面である。
絶縁体20は、第1端部21と第2端部22と中央部23とを備える。絶縁体20は、内部にz方向に延びる空間24を有してもよい。
中央部23は、例えば、円柱である。中央部23のxy断面の外形は、例えば、円形である。中央部23は、例えば、内部にz方向に延びる空間24を有する。中央部23のxy断面は、例えば、円環状である。
第1端部21は、例えば、第1外装体31側の端部である。第1端部21は、第2外装体32側の端部でもよい。第1端部21は、例えば、絶縁体20の第1端から所定の幅の領域であり、所定の幅は例えば絶縁体20の自然長の10%の長さである。第1端部21は、例えば、発電素子10からz方向に突出する。
第1端部21は、例えば、内部にz方向に延びる空間24を有する。空間24は、中央部23の内部から第1端部21の内部に亘って連通する。第1端部21のxy断面の外形は、例えば、円形である。第1端部21のxy断面は、例えば、円環状である。第1端部21のxy断面の形状は、中央部23のxy断面の断面形状と異なる。第1端部21のxy断面は、例えば、中央部23のxy断面と相似形である。
第1端部21は、例えば、中央部23より径方向に広がっている。第1端部21は、中央部23から絶縁体20の第1端に向かって、徐々に拡径している。第1端部21の周囲長は、例えば、中央部23の周囲長より長い。第1端部21の直径R1は、例えば、中央部23の直径R2より長い。
第1端部21は、例えば、z方向の荷重に対して変形可能である。第1端部21は、例えば、外装体30内に収容されるとz方向の荷重を受け、径方向に広がる。
第2端部22は、第1端部21と反対側の端部である。第2端部22は、例えば、絶縁体20の第2端から所定の幅の領域であり、所定の幅は例えば絶縁体20の自然長の10%の長さである。中央部23は、第1端部21と第2端部22との間の領域である。第2端部22は、例えば、発電素子10からz方向に突出する。
第2端部22の形状は、例えば、第1端部21の形状と異なる。第2端部22は、例えば、中央部23より径方向に狭まっている。第2端部22は、中央部23から絶縁体20の第2端に向かって、徐々に縮径している。第2端部22の周囲長は、例えば、中央部23の周囲長より短い。第2端部22の直径は、例えば、中央部23の直径R2より短い。第2端部22が第2端に向かってすぼまる形状であると、発電素子10への絶縁体20の挿入が容易になる。
第2端部22の形状は、この例に限られない。第2端部22の形状は、中央部23と同じでもよいし、第1端部21と同じでもよいし、これらと異なる形状でもよい。
絶縁体20は、例えば、樹脂からなる。絶縁体20は、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリアセタール(POM)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)である。
(外装体)
外装体30は、内部に発電素子10及び絶縁体20を収容する。外装体30は、電解液の外部への漏出や、外部からの電池100内部への水分等の侵入等を抑止する。
外装体30は、第1外装体31と第2外装体32とガスケット33とを有する。第1外装体31と第2外装体32とは、発電素子10をz方向に挟む。ガスケット33は、第1外装体31と第2外装体32との間をシールする。
第1外装体31及び第2外装体32は、導体である。第1外装体31及び第2外装体32は、例えば、金属からなる。第1外装体31は、正極端子4と接続されている。第2外装体32は、負極端子5と接続されている。第1外装体31と正極端子4及び第2外装体32と負極端子5とは、例えば、溶接されている。
「電池の製造方法」
電池100は、発電素子10の作製工程と、発電素子10の収容工程と、を備える。
まず発電素子10の作製工程は、例えば、準備工程と、巻回工程とを有する。準備工程では、図2に示す正極1、負極2、セパレータ3のそれぞれを準備する。
正極1は、例えば、スラリー作製工程、電極塗布工程、乾燥工程、圧延工程、端子接続工程を順に行って作製される。
スラリー作製工程は、正極活物質、バインダー、導電助剤及び溶媒を混合してスラリーを作る工程である。溶媒は、例えば、水、N-メチル-2-ピロリドン等である。正極活物質、導電助剤、バインダーの構成比率は、質量比で70wt%~100wt%:0wt%~10wt%:0wt%~20wt%であることが好ましい。これらの質量比は、全体で100wt%となるように調整される。
電極塗布工程は、正極集電体1Aの表面に、スラリーを塗布する工程である。スラリーの塗布方法は、特に制限はない。例えば、スリットダイコート法、ドクターブレード法をスラリーの塗布方法として用いることができる。
乾燥工程は、スラリーから溶媒を除去する工程である。例えば、スラリーが塗布された正極集電体1Aを、80℃~150℃の雰囲気下で乾燥させる。スラリーが乾燥することで、正極集電体1A上に正極活物質層1Bが形成される。
圧延工程は、必要に応じて行われる。圧延工程は、正極活物質層1Bに圧力を加え、正極活物質層1Bの密度を調整する工程である。圧延工程は、例えば、ロールプレス装置等で行われる。
端子接続工程は、正極端子4を正極集電体1Aに接続する工程である。正極端子4は、正極活物質層1Bの未塗布部又は除去部に接続する。正極端子4は、例えば、溶接、ねじ止めで正極集電体1Aに接続される。
負極2は、正極1と同様の手順で作製できる。負極集電体2Aの表面に負極活物質層2Bを形成し、負極集電体2Aに負極端子5を接続することで、負極2を作製する。
セパレータ3は、市販のものを用いることができる。最内周に位置するセパレータ3の一端に、絶縁体20を接着する。
巻回工程では、セパレータ3、正極1、セパレータ3、負極2を順に積層し、絶縁体20を巻芯として巻回する。巻回後に、発電素子10を電解液に浸漬する。発電素子10の上下面に絶縁テープ6を貼ってもよい。
発電素子10の収容工程は、溶接工程と、シール工程とを有する。まず、第1外装体31内に、発電素子10、絶縁体20及びガスケット33を挿入する。第1外装体31と正極端子4とを溶接してもよい。溶接は、例えば、抵抗溶接、レーザー溶接で行う。次いで、第2外装体32を第1外装体31に挿入する。絶縁体20は、第1外装体31と第2外装体32とによってz方向の荷重を受ける。発電素子10から突出する絶縁体20は、正極端子4を第1外装体31に押し当て、負極端子5を第2外装体32に押し当てる。第1外装体31と第2外装体32とは、ガスケット33でシールされる。
ここでは、絶縁体20をセパレータ3に接着後に巻回する例を示したが、巻回体を作製後に巻回体の軸中央に絶縁体20を挿入してもよい。
第1実施形態に係る電池100は、絶縁体20が正極端子4を第1外装体31に押し当て、負極端子5を第2外装体32に押し当てる。そのため、正極端子4と第1外装体31との密着及び負極端子5と第2外装体32との密着性が向上する。
以上、第1実施形態について図面を参照して詳述したが、第1実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。
例えば、図6は、第1変形例にかかる絶縁体20Aのxy断面図である。図6は、絶縁体20Aの第1端部21Aの断面である。絶縁体20Aの中央部23の断面及びxz断面は、図3及び図5と同様である。
絶縁体20Aは、第1端部21Aの形状が絶縁体20と異なる。絶縁体20Aの材質は、絶縁体20と同様である。第1端部21Aは、絶縁体20の円環状の第1端部21をスリット25で分離した構造である。第1端部21は、複数の部材からなり、複数の部材の間にはスリット25がある。
第1端部21Aが複数のスリット25で分離されていると、z方向からの荷重により第1端部21Aが変形しやすくなる。
また例えば、図7は、第2変形例にかかる絶縁体20Bのxz断面図である。絶縁体20Bの中央部23及び第1端部21Bのxz断面は、図4及び図5と同様である。
絶縁体20Bは、第1端部21Bの形状が絶縁体20と異なる。絶縁体20Bの材質は、絶縁体20と同様である。第1端部21Bは、円環の幅がz方向の位置によって異なる。第1端部21Bの一部に厚みが薄い部分があることで、z方向からの荷重により第1端部21Bが変形しやすくなる。
また例えば、図8及び図9は、第3変形例にかかる絶縁体20Cの断面図である。図8は、第3変形例にかかる絶縁体20Cのxz断面図である。図9は、第1端部21Cのxy断面である。図9は、図8のA-A線に沿った断面である。絶縁体20Cの中央部23のxz断面は、図5と同様である。
絶縁体20Cは、第1端部21Cの形状が絶縁体20と異なる。絶縁体20Cの材質は、絶縁体20と同様である。第1端部21Cは、例えば、ベース部21C1と突起部21C2とを有する。突起部21C2は、ベース部21C1からz方向に突出する。突起部21C2は、z方向に荷重が加わると潰れ、変形する。図9では、突起部21C2の形状を円形としたが、突起部21C2の形状は問わない。また突起部21C2の数は問わない。
また例えば、図10は、第4変形例にかかる絶縁体20Dのxz断面図である。絶縁体20Dの中央部23及び第1端部21Dのxz断面は、図4及び図5と同様である。
第1端部21Dは、例えば、中央部23と材質が異なる。第1端部21Dは、例えば、ゴムである。第1端部21Dを構成する材料は、例えば、中央部23を構成する材料より弾性率が低い。第1端部21Dは、z方向に荷重が加わると変形する。
また例えば、図11~図13は、第5変形例にかかる絶縁体20Eの断面図である。図11は、第5変形例にかかる絶縁体20Eのxz断面図である。図12は、第1端部21Eのxy断面である。図12は、図11のA-A線に沿った断面である。図13は、中央部23Eのxy断面である。図13は、図11のB-B線に沿った断面である。
絶縁体20Eは、第1端部21Eと第2端部22Eと中央部23Eとを備える。絶縁体20Eの材質は、絶縁体20と同様である。
中央部23Eは、例えば、側面にz方向に延びる溝27を有する柱状体である。溝27の数は問わない。
第1端部21Eは、x方向に離間した2つの部材からなる。2つの部材は、スリット26で分離されている。第1端部21Eは、例えば、中央部23Eよりx方向に広がっている。第1端部21Eは、例えば、z方向の荷重に対して変形可能である。第1端部21Eは、例えば、外装体30内に収容されるとz方向の荷重を受け、x方向に広がる。第2端部22Eは、空間24を有さず溝27を有する点が、第2端部22と異なる。
ここまでいくつかの変形例を示したが、変形例はこれらに限られるものではない。例えば、それぞれの特徴的な構成を組み合わせてもよい。例えば、それぞれの変形例の中央部と第1端部との構成を入れ替えてもよい。
「実施例1」
厚さ15μmのアルミニウム箔の一面に、正極スラリーを塗布した。正極スラリーは、正極活物質と導電助剤とバインダーと溶媒とを混合して作製した。
正極活物質は、LiCoOを用いた。導電助剤は、アセチレンブラックを用いた。バインダーは、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)を用いた。溶媒は、N-メチル-2-ピロリドンを用いた。97質量部の正極活物質と、1質量部の導電助剤と、2質量部のバインダーと、70質量部の溶媒を混合して、正極スラリーを作製した。乾燥後の正極活物質層における正極活物質の担持量は、22mg/cmとした。正極スラリーから乾燥炉内で溶媒を除去し、正極活物質層を作成した。正極活物質層をロールプレスで加圧した。そして、正極集電体に、アルミニウム製の正極端子を取り付けた。
次いで、厚さ10μmの銅箔の一面に、負極スラリーを塗布した。負極スラリーは、負極活物質と導電助剤とバインダーと溶媒とを混合して作製した。
負極活物質は、グラフファイトとした。導電助剤は、カーボンブラック(Super-P)を用いた。バインダーはスチレンブタジエンゴム(SBR)とカルボキシメチルセルロース(CMC)の2種類を用いた。溶媒は、N-メチル-2-ピロリドンを用いた。95質量部の負極活物質と、1質量部の導電助剤と、2.5質量部のSBRと、1.5質量部のCMCとを、N-メチル-2-ピロリドンに混合して、負極スラリーを作製した。乾燥後の負極活物質層における負極活物質の担持量は、11mg/cmとした。負極スラリーから乾燥炉内で溶媒を除去し、負極活物質層を作製した。負極活物質層は、ロールプレスで加圧した後、窒素雰囲気下、300℃以上で5時間熱焼成した。負極集電体に、ニッケル製の負極端子を取り付けた。
電解液は、エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DEC)が等量混合された溶媒に、六フッ化リン酸リチウム(LiPF)1.0mol/Lを溶解させた。また非水電解液には、5wt%のフルオロエチレンカーボネートと、0.01wt%のビニレンカーボネートと、を添加した。セパレータは、多孔質ポリエチレンシートを用いた。
そして、セパレータ、正極、セパレータ、負極を順に積層した積層体を巻回し、ジェリーロールを作製した。そして、図3~図5で示す絶縁体20をジェリーロールの軸中心に挿入した。絶縁体20の材質は、ポリプロピレン(PP)とした。絶縁体20の自然長は、5.0mmであった。
巻回体を第1外装体内に収容し、巻回体の第1面から露出する正極端子と第1外装体とを溶接した。次いで、第2外装体を第1外装体に挿入した。ガスケットによって第1外装体と第2外装体とが密着し、内部に発電素子が収容された。第1外装体の内面から第2外装体の内面へ下した垂線の長さは、5.0mmであった。絶縁体と第1外装体との間には正極端子があり、絶縁体と第2外装体との間には負極端子があるため、第1外装体と第2外装体とによって絶縁体20に、z方向の荷重が加わった。絶縁体20の弾性力は、1Nであった。
そして作製した電池を1mの高さから落下させ、電池の抵抗を測定した。電池の抵抗は、第1外装体と第2外装体とにテスターを接触させて、直流抵抗を測定した。実施例1の電池の落下実験後の最大抵抗は、2.014Ωであった。
「実施例2~5、比較例1」
実施例2~5及び比較例1、比較例2は、ピンの長さを変えた点が実施例1と異なる。その他の条件は実施例1と同様にして、落下試験後の最大抵抗をそれぞれ測定した。
実施例2は、自然長を5.1mmとした。
実施例3は、自然長を5.15mmとした。
実施例4は、自然長を5.2mmとした。
実施例5は、自然長を5.3mmとした。
比較例1は、自然長を4.8mmとした。
実施例1~5及び比較例1の結果を以下の表1にまとめた。表1に示すように、実施例1~5は、比較例1より落下後にも電池の抵抗が低かった。正極端子と第1外装体及び負極端子と第2端子との密着性が、絶縁体の存在により向上し、これらの間の接触抵抗が低く維持されたためと考えられる。
Figure 2023096745000002
1…正極、1A…正極集電体、1B…正極活物質層、2…負極、2A…負極集電体、2B…負極活物質層、3…セパレータ、4…正極端子、5…負極端子、6…絶縁テープ、10…発電素子、20,20A,20B,20C,20D,20E…絶縁体、21,21A,21B,21C,21D,21E…第1端部、22,22E…第2端部、23,23E…中央部、24…空間、25,26…スリット、27…溝、30…外装体、31…第1外装体、32…第2外装体、31A,32A…内面、33…ガスケット、100…電池

Claims (8)

  1. 正極端子が接続された正極と、負極端子が接続された負極と、前記正極と前記負極とに挟まれたセパレータと、を備える発電素子と、
    前記発電素子を第1方向に貫通する絶縁体と、
    前記発電素子を前記第1方向に挟む第1外装体と第2外装体と、を備え、
    前記絶縁体の前記第1方向の自然長は、前記第1外装体と前記第2外装体との前記第1方向の距離より長く、
    前記絶縁体の弾性力は1N以上である、電池。
  2. 前記絶縁体の前記第1方向の中央を通り、前記第1方向と直交する面で切断した切断面において、前記絶縁体の外形が円形である、請求項1に記載の電池。
  3. 前記絶縁体の第1端部は、前記第1方向の荷重に対して変形可能である、請求項1又は2に記載の電池。
  4. 前記絶縁体の前記第1方向の中央を通り、前記第1方向と直交する面で切断した切断面において、
    前記絶縁体の第1端部の断面形状は、前記第1方向の中央における断面形状と異なる、請求項1~3のいずれか一項に記載の電池。
  5. 前記絶縁体の第1端部の周囲長は、前記絶縁体の前記第1方向の中央における周囲長より長い、請求項1~4のいずれか一項に記載の電池。
  6. 前記絶縁体の第1端部は、内部に前記第1方向に延びる空間を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の電池。
  7. 前記絶縁体は、側面に前記第1方向に延びる溝を有する、請求項1~6のいずれか一項に記載の電池。
  8. 前記絶縁体の第1端部は、前記第1端部と反対側の第2端部と形状が異なる、請求項1~7のいずれか一項に記載の電池。
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