JP2023096215A - 空間浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中空体を用いた空間浄化装置において、空間へ放出する次亜塩素酸の放出制御性を向上させる技術を提供する。【解決手段】空間浄化装置20は、対象空間に次亜塩素酸を放出する次亜塩素酸放出部6と、次亜塩素酸放出部6に供給する次亜塩素酸水溶液を貯留する次亜塩素酸水貯留部7と、次亜塩素酸水貯留部7と次亜塩素酸放出部6との間で次亜塩素酸水溶液の輸送を行う送水部8と、送水部8の動作を制御する制御部11とを備える。次亜塩素酸放出部6は、水よりも次亜塩素酸と相溶性の高い素材で形成された中空体である。制御部11は、送水部8(送水ポンプ8a)に対して、次亜塩素酸水貯留部7から中空体内に次亜塩素酸水溶液を供給する第一動作と、第一動作によって中空体内に供給された次亜塩素酸水溶液を中空体内から排出する第二動作とを実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、次亜塩素酸の放出により空間の除菌・脱臭効果を奏する空間浄化装置に関するものである。
次亜塩素酸を空間に放出する空間浄化装置には、次亜塩素酸と相溶性の高い材質で形成された中空体への浸透を用いて、中空体の内部に次亜塩素酸水を通水することで、中空体表面から気体状の次亜塩素酸が空気中に放出するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2021-129972号公報
このような中空体による従来の空間浄化装置では、空間浄化動作が停止しても中空体の内部に残留している次亜塩素酸水が中空体を浸透して次亜塩素酸が放出され続けてしまうことが懸念される。このため、空間で次亜塩素酸の臭いが残り、利用者によっては不快になる可能性もある。
そこで本発明は、こうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、中空体を用いた空間浄化装置において、空間へ放出する次亜塩素酸の放出制御性を向上させる技術を提供することにある。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る空間浄化装置は、対象空間に次亜塩素酸を放出する次亜塩素酸放出部と、次亜塩素酸放出部に供給する次亜塩素酸水溶液を貯留する次亜塩素酸水貯留部と、次亜塩素酸水貯留部と次亜塩素酸放出部との間で次亜塩素酸水溶液の輸送を行う送水部と、送水部の動作を制御する制御部と、を備える。次亜塩素酸放出部は、水よりも次亜塩素酸と相溶性の高い素材で形成された中空体であり、中空体内に次亜塩素酸水貯留部から次亜塩素酸水溶液が供給されると、中空体の中空構造内から外へ次亜塩素酸が浸透する過程で次亜塩素酸を微細化し、微細化された次亜塩素酸を対象空間内の空気中に放出する。制御部は、送水部に対して、次亜塩素酸水貯留部から中空体内に次亜塩素酸水溶液を供給する第一動作と、第一動作によって中空体内に供給された次亜塩素酸水溶液を中空体内から排出する第二動作とを実行させることを特徴とするものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、中空体を用いた空間浄化装置において、空間へ放出する次亜塩素酸の放出制御性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る空間浄化装置の概略図である。 図2は、空間浄化装置を構成する次亜塩素酸放出部の概略図である。 図3は、次亜塩素酸放出部における次亜塩素酸水の流れを示す概略拡大図である。 図4は、空間浄化装置の制御部を示すブロック図である。 図5は、制御部による空間浄化処理手順を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態2に係る空間浄化装置を構成する次亜塩素酸放出部における次亜塩素酸水の流れを示す概略拡大図である。 図7は、空間浄化装置の制御部を示すブロック図である。 図8は、制御部による空間浄化処理手順を示すフローチャートである。
本発明に係る空間浄化装置は、対象空間に次亜塩素酸を放出する次亜塩素酸放出部と、次亜塩素酸放出部に供給する次亜塩素酸水溶液を貯留する次亜塩素酸水貯留部と、次亜塩素酸水貯留部と次亜塩素酸放出部との間で次亜塩素酸水溶液の輸送を行う送水部と、送水部の動作を制御する制御部と、を備える。次亜塩素酸放出部は、水よりも次亜塩素酸と相溶性の高い素材で形成された中空体であり、中空体内に次亜塩素酸水貯留部から次亜塩素酸水溶液が供給されると、中空体の中空構造内から外へ次亜塩素酸が浸透する過程で次亜塩素酸を微細化し、微細化された次亜塩素酸を対象空間内の空気中に放出する。制御部は、送水部に対して、次亜塩素酸水貯留部から中空体内に次亜塩素酸水溶液を供給する第一動作と、第一動作によって中空体内に供給された次亜塩素酸水溶液を中空体内から排出する第二動作とを実行させる。
こうした構成によれば、第一動作が実行されることによって、次亜塩素酸放出部の中空体を透過した次亜塩素酸が対象空間へ放出されるので、過度に空間が加湿されることがなく、次亜塩素酸による除菌・脱臭効果を得ることができる。一方、第一動作が停止した後に第二動作が実行されることによって、次亜塩素酸放出部を構成する中空体に残留する次亜塩素酸水溶液が排出されるので、装置停止後において中空体から次亜塩素酸の放出が抑制される。これにより、中空体を用いた空間浄化装置において、空間へ放出する次亜塩素酸の放出制御性を向上させることができる。
また、本発明による空間浄化装置では、送水部は、次亜塩素酸放出部内に空気を導入することによって中空体内の次亜塩素酸水溶液を次亜塩素酸水貯留部に排出することが好ましい。これにより、第二動作において中空体の内部から次亜塩素酸水貯留部に向けて次亜塩素酸水溶液を確実に、且つ、容易に排出することができる。
また、本発明による空間浄化装置では、送水部は、双方向送水ポンプを有して構成される。制御部は、双方向送水ポンプの送水方向を切り替えることによって、第一動作と第二動作とを切り替えるようにしてもよい。このようにすることで、第一動作と第二動作との切り替えを容易に行うことができる。
また、本発明による空間浄化装置では、送水部は、単方向送水ポンプと、単方向送水ポンプをバイパスして次亜塩素酸放出部と次亜塩素酸水貯留部との間を連通接続する流路に設置された排水弁とを有して構成される。制御部は、排水弁を閉止した状態で単方向送水ポンプを動作させることによって第一動作を実行させ、単方向送水ポンプを停止させた状態で排水弁を開放することによって第二動作を実行させるようにしてもよい。このようにすることで、第二動作では、次亜塩素酸放出部の中空体の内部に残留する次亜塩素酸水溶液を、次亜塩素酸水溶液の自重によって次亜塩素酸水貯留部に排出することができる。つまり、次亜塩素酸放出部から重力を用いて次亜塩素酸が排出されため、加圧による中空体の劣化及び形状の変形を抑えることができ、次亜塩素酸の放出制御を安定して行うことができる。
また、本発明による空間浄化装置は、対象空間から空気を吸い込む吸込口と、吸込口から吸い込んだ空気を対象空間に吹き出す吹出口と、吸込口と吹出口との間に構成される空気風路と、を備える。次亜塩素酸放出部は、空気風路内に配置され、空気風路を流通する空気によって、中空体の表面から次亜塩素酸を空気風路に放出することが好ましい。このようにすることで、空気風路を流通する空気によって、中空体から放出される次亜塩素酸が中空体表面付近に滞留することが抑制される。このため、中空体表面での高濃度の次亜塩素酸の自己分解による濃度減衰が抑えられ、空気風路を通じて中空体から対象空間に次亜塩素酸を安定して放出することができる。
また、本発明による空間浄化装置は、空気風路内に設けられ、吸込口から吸い込んだ空気を吹出口まで送り出す送風部を備えることが好ましい。このようにすることで、空気風路内の空気を一定の流量で流通させることができるため、中空体表面付近に滞留する次亜塩素酸を含む空気が、一定の流量で新しい空気を入れ替わるようになる。このため、中空体における次亜塩素酸の浸透が一定に進行し、空気風路を通じて中空体から対象空間に放出する次亜塩素酸の濃度を安定化させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、各図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(実施の形態1)
まず図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態1に係る空間浄化装置20について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空間浄化装置20の概略図である。図2は、空間浄化装置20を構成する次亜塩素酸放出部6の概略図である。
本発明の実施の形態1に係る空間浄化装置20は、対象空間の除菌・脱臭を行うために、対象空間の床面上に設置され、対象空間から取り入れた空気4aに次亜塩素酸を含ませ、次亜塩素酸を含む空気4cとして放出する装置である。
具体的には、図1に示すように、空間浄化装置20は、筐体1と、吸込部2と、吹出部3と、空気風路4と、送風部5と、次亜塩素酸放出部6と、次亜塩素酸水貯留部7と、送水部8と、制御部11と、操作パネル12とを有して構成される。
筐体1は、空間浄化装置20の外枠を構成する金属あるいは樹脂製の箱である。筐体1の上面には、吸込部2及び吹出部3が設けられている。また、筐体1の内部には、空気風路4と、送風部5と、次亜塩素酸放出部6と、次亜塩素酸水貯留部7と、送水部8とが設けられている。また、筐体1の側面には、制御部11と、外部からの物理的な入力を受け付けて制御部11へ電気信号の入力を行う操作パネル12とが設けられている。
吸込部2は、筐体1内に対象空間の空気4aを吸い込むための部材である。より詳細には、吸込部2は、吸込口2a及び防護網2bを有して構成される。吸込口2aは、筐体1の上面後方に設けられる。吸込口2aは、筐体1内に空気4aが流入する開口であり、筐体1の上面に形成される円形の複数の孔によって構成される。防護網2bは、吸込口2a全体を覆うように設置された金属性の網である。防護網2bは、空気4a中のごみなどの粒子(防護網2bの網径以上の粒子)が吸込口2aから筐体1の内部に吸い込まれることを抑制する。
吹出部3は、筐体1内から対象空間に、次亜塩素酸を含む空気4cを吹き出すための部材である。より詳細には、吹出部3は、吹出口3a及び吹出方向フード3bを有して構成される。吹出口3aは、吸込部2よりも筐体1の上面前方に設けられる。吸込口2aは、筐体1内から空気4cが流出する開口であり、筐体1の上面に形成される円形の複数の孔によって構成される。吹出方向フード3bは、吹出口3a全体を覆うように設置された金属製のエアフードである。吹出方向フード3bは、吹出口3aから吹き出す空気4cの吹出方向を、空間浄化装置20の前方(吸込部2と逆側)へと向けるものである。これにより、吹出部3から吹き出す空気4cが、吸込部2に吸い込まれる空気4aと混合しないようにしている。
空気風路4は、筐体1内において吸込口2aと吹出口3aとの間に構成される空気の風路である。空気風路4は、筐体1の内部において略U状に構成される。より詳細には、空気風路4は、筐体1の上部の吸込部2から筐体1の底部に向けて鉛直下方に延在し、そのまま筐体1の底部に沿って延在した後に、筐体1の底部から吹出部3に向けて鉛直上方に延在して構成される。この際、空気風路4は、吸込部2から筐体1内に吸い込まれた空気4aが漏れることなく、吹出部3から吹き出されるように隙間なく構成されている。空気風路4内には、次亜塩素酸放出部6及び送風部5がこの順に配置されている。
送風部5は、空気風路4内に配置された送風機である。送風部5は、例えば、旋回成分に比べて直進的な成分を多く含む空気の流れを発生するシロッコファンである。送風部5は、後述する制御部11の制御により、対象空間内の空気4aを吸込部2から吸い込み、空気風路4を示す黒矢印に沿って流れる空気4bの流れを発生させて、次亜塩素酸を含む空気4cを吹出部3から送出する。なお、送風部5は、吸込部2から筐体1内へ流入した空気が吹出部3へ流出するように圧力をかける機器とも言える。
次亜塩素酸放出部6は、空気風路4内に設置され、空気風路4内を流通する空気4bに対して気体状の次亜塩素酸を放出する部材である。次亜塩素酸放出部6は、空気風路4内に配置されたパイプ状の中空体を素材とした流路を構成する。具体的には、次亜塩素酸放出部6は、図2に示すように、パイプ状の流路を有する中空体が空気風路4を遮る面上で蛇行して敷設され、次亜塩素酸放出部6全体として空気風路4と垂直に設けられた構成としている。そして、次亜塩素酸放出部6には、図1に示す配管9aに隣接して送水部8が設けられている。次亜塩素酸放出部6では、送水部8の送水動作(後述する第一動作)によって、中空体の内部を次亜塩素酸水貯留部7からの次亜塩素酸水溶液が流通する。
より詳細には、図1に示すように、次亜塩素酸放出部6は、次亜塩素酸水貯留部7の下部側に位置する配管9a及び送水部8にその始端6aが挿通接続され、空気風路4を遮る一つ面上で蛇行して敷設し、更に空気風路4の上流側の、別の面上にも同様に敷設したものである。そして、次亜塩素酸放出部6は、次亜塩素酸水貯留部7の上部側に位置する配管9bにその終端6bが挿通接続され、中空体の内部を流通した次亜塩素酸水溶液を帰還させている。つまり、次亜塩素酸放出部6は、次亜塩素酸水貯留部7の次亜塩素酸水溶液を循環させるものである。ここで、次亜塩素酸水貯留部7の下部側の始端6aから引き出した次亜塩素酸水溶液を上部側の終端6bへ帰還させることで、次亜塩素酸水貯留部7の次亜塩素酸水溶液の量が減っても比較的長きに渡り循環させて使用することができる。
次亜塩素酸放出部6の始端6aは、後述する次亜塩素酸水貯留部7に貯留される次亜塩素酸水溶液に浸漬される位置に設置される。また、次亜塩素酸放出部6の終端6b、後述する次亜塩素酸水貯留部7に貯留される次亜塩素酸水溶液の液面の上方空間の位置に設置される。
また、次亜塩素酸放出部6(次亜塩素酸放出部6を構成する中空体)は、水よりも次亜塩素酸との相溶性が高い素材で構成される。ここで、相溶性とは分子構造の類似性である。次亜塩素酸放出部6は、水分子よりも次亜塩素酸と馴染みやすい、例えばケイ素樹脂などの素材で形成している。そのため、次亜塩素酸放出部6を構成する中空体の中空構造内から外に向けて、水よりも次亜塩素酸が浸透しやすくなっている。つまり、次亜塩素酸放出部6の外表面(空気風路4側の表面)から対象空間に、次亜塩素酸が優先的に放出されるようになっている。
ここで、次亜塩素酸放出部6からの次亜塩素酸放出量を調節するため、次亜塩素酸放出部6の中空体の膜の厚さを変えてもよい。また、次亜塩素酸放出部6が空気風路4に露出する形状を変える構成をとってもよい。例えば、次亜塩素酸放出部6の中空体の直径を増大したり、断面が直方体となるような中空体構造を用いたりしてもよい。さらに、次亜塩素酸放出部6の材質を変えてもよい。例えば、次亜塩素酸との相溶性がより高い素材を用いて次亜塩素酸放出量を増加させたり、次亜塩素酸との相溶性がより低い素材を用いて次亜塩素酸放出量を減少させたりしてもよい。
要するに、次亜塩素酸放出部6は、水よりも次亜塩素酸と相溶性の高い素材で形成された中空体であり、中空体内に次亜塩素酸水貯留部7から次亜塩素酸水溶液が供給されると、中空体の中空構造内から外へ次亜塩素酸が浸透する過程で次亜塩素酸を微細化し、微細化された次亜塩素酸を対象空間内の空気中に放出すると言える。
次亜塩素酸水貯留部7は、次亜塩素酸放出部6に供給する次亜塩素酸水溶液を貯留する部材である。図1に示すように、次亜塩素酸水貯留部7は、筐体1の内部の空気風路4外に設置される。次亜塩素酸水貯留部7と次亜塩素酸放出部6とは、次亜塩素酸水貯留部7の側壁を貫通する配管9a及び配管9bによって連結されている。
より詳細には、次亜塩素酸水貯留部7は、貯留槽7aと、圧調整管7bと、逆止弁7cとを有して構成される。
貯留槽7aは、所定の容量を有する容器で構成され、次亜塩素酸水溶液を貯留する水槽である。貯留槽7aに貯留された次亜塩素酸水溶液は、後述する第一動作において、次亜塩素酸放出部6の始端6aから中空体の内部へと送出され、次亜塩素酸放出部6の終端6bから貯留槽7aへ帰還する。一方、貯留槽7aは、後述する第二動作において、中空体の内部に残留する次亜塩素酸水溶液を回収して貯留する役割も有する。
圧調整管7bは、空気管である。圧調整管7bは、一方の端部が貯留槽7aの上部壁を貫通して貯留槽7aに貯留される次亜塩素酸水溶液の液面の上方空間と連通し、もう一方の端部が逆止弁7cを介して外気と連通している。圧調整管7bは、貯留槽7aの内部が負圧となった際に外気を取り込むことで、中空体からの次亜塩素酸の浸透揮発によって貯留槽7aの内部が負圧となり、次亜塩素酸が放出されなくなることを抑制している。
逆止弁7cは、圧調整管7bを通じて貯留槽7aから外気への空気の流出を抑制する弁である。逆止弁7cは、貯留槽7aから空気が漏れることを抑制することで、貯留槽7aの内部が負圧となることを抑制しつつ、貯留槽7aの上部空間の空気(次亜塩素酸を含む空気)の外部への流出を抑制している。
送水部8は、双方向に液体の送水を行うことができる送水ポンプ8aを有して構成される。送水ポンプ8aは、次亜塩素酸放出部6の流路上において、貯留槽7aの側壁に設けられた配管9aに隣接して設けられる。送水ポンプ8aは、後述する制御部11の制御により、次亜塩素酸水貯留部7から次亜塩素酸放出部6の中空体内に次亜塩素酸水溶液を供給する第一動作と、第一動作によって中空体内に供給された次亜塩素酸水溶液を中空体内から次亜塩素酸水貯留部7に排出する第二動作とを実行する。
図3を参照して、送水ポンプ8aが実行する第一動作及び第二動作について説明する。図3は、次亜塩素酸放出部6における次亜塩素酸水の流れを示す概略拡大図である。図3(a)は、送水ポンプ8aの第一動作における次亜塩素酸水溶液の流れを示す概略拡大図であり、図3(b)は、送水ポンプ8aの第二動作における次亜塩素酸水溶液の流れを示す概略拡大図である。
送水ポンプ8aが実行する第一動作は、次亜塩素酸水溶液に圧力をかけて、次亜塩素酸水貯留部7から次亜塩素酸放出部6の中空体内に次亜塩素酸水溶液を供給する動作である。第一動作では、図3(a)に示すように、送水ポンプ8aは、黒矢印で示す方向に次亜塩素酸水溶液を一定の流速で流通させる。つまり、送水ポンプ8aによって、次亜塩素酸水溶液は、次亜塩素酸放出部6の始端6aから中空体の内部に導入され、空気風路4内で蛇行する中空体を流通し、次亜塩素酸放出部6の終端6bから次亜塩素酸水貯留部7に流出し、次亜塩素酸水貯留部7に貯留される次亜塩素酸水溶液と混合される。
送水ポンプ8aが実行する第二動作は、次亜塩素酸水溶液に圧力をかけて、次亜塩素酸放出部6の中空体内から次亜塩素酸水貯留部7に次亜塩素酸水溶液を排出する動作である。第二動作では、図3(b)に示すように、送水ポンプ8aは、黒矢印で示す方向に次亜塩素酸水溶液を一定の流速で流通させる。つまり、送水ポンプ8aによって、次亜塩素酸放出部6の中空体内に残留する次亜塩素酸水溶液は、空気風路4内で蛇行する中空体を流通し、次亜塩素酸放出部6の始端6aから次亜塩素酸水貯留部7に排出され、次亜塩素酸水貯留部7に貯留される次亜塩素酸水溶液と混合される。このことは、送水ポンプ8aによって、貯留槽7aの上方空間の空気が、次亜塩素酸放出部6の終端6bから中空体の内部に導入され、空気風路4内で蛇行する中空体を流通し、次亜塩素酸放出部6の始端6aから次亜塩素酸水貯留部7に流出すると言える。ここで、次亜塩素酸水貯留部7に流出した空気は、次亜塩素酸水溶液内を気泡となって上昇していき、上方空間の空気と混合される。なお、第二動作は、次亜塩素酸放出部6の中空体の内部に残留する次亜塩素酸水溶液を空気によって置換する動作と言ってもよい。
制御部11は、送風部5及び送水部8の動作を制御する。より詳細には、制御部11は、操作パネル12に入力される動作設定に関する情報に基づいて、送風部5による送風動作及び送水部8による送水動作(第一動作、第二動作)をそれぞれ制御する。詳細は後述するが、制御部11は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムを有している。そして、プロセッサがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部として機能する。プロセッサが実行するプログラムは、ここではコンピュータシステムのメモリに予め記録されているとしたが、メモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
操作パネル12は、例えば、筐体1の背面側に設置される。操作パネル12は、ユーザが操作可能なユーザインターフェースを備え、ユーザから空間浄化装置20の動作設定に関する情報を受けつける。動作設定は、空間浄化装置20の電源のオン/オフ設定、送風部5の風量設定、及び送水部8の送水流量設定を含む。操作パネル12は、制御部11に対して有線あるいは無線で接続されており、ユーザによって入力された動作設定に関する情報を制御部11に送信する。
以上のような構成により、空間浄化装置20では、送風部5及び送水部8の作動により、吸込部2から対象空間の空気4aが吸い込まれ、筐体1内に吸い込まれた空気4bが空気風路4を流通し、次亜塩素酸放出部6と接触した後、次亜塩素酸を含む空気4cが吹出部3から吹き出される。
次に、図4を参照して、空間浄化装置20における各動作を行う制御部11について説明する。図4は、空間浄化装置20の制御部11を示すブロック図である。
上述した通り、制御部11は、操作パネル12に入力される動作設定に関する情報に基づいて、送風部5による送風動作及び送水部8による送水動作(第一動作、第二動作)をそれぞれ制御する。
具体的には、図4に示すように、制御部11は、入力部11aと、記憶部11bと、計時部11cと、処理部11dと、出力部11eと、を備える。
入力部11aは、操作パネル12から送信される動作設定に関する情報を受け付ける。上述した通り、動作設定に関する情報には、送風部5の風量設定、及び送水部8の送水流量設定に関する情報が含まれる。なお、送水部8の送水流量設定に関する情報には、送水部8の加圧の方向の切り替えタイミング、つまり第一動作から第二動作への切り替えタイミングに関する情報も含まれる。
記憶部11bは、処理部11dにより参照または更新されるデータを記憶する。例えば、記憶部11bは、送風部5及び送水部8の動作態様を決定するアルゴリズムを記憶している。また、記憶部11bは、入力部11aが受け付けた動作設定に関する情報を記憶している。そして、記憶部11bは、記憶したデータ(記憶データ)を、処理部11dからの要求に応じて処理部11dに出力する。
計時部11cは、処理部11dが実行するプログラムの中で、必要に応じて時間の測定に使用される。そして、計時部11cは、現在時刻を示すデータ(時刻データ)を処理部11dに出力する。
処理部11dは、入力部11aからの動作設定に関する情報と、記憶部11bからの記憶データと、計時部11cからの時刻データとを受け付ける。処理部11dは、受け付けた各情報を用いて、送風部5による送風動作及び送水部8による送水動作(第一動作、第二動作)の制御情報をそれぞれ特定する。より詳細には、処理部11dは、送風部5の風量設定に基づいて、送風部5の所定風量(例えば、標準風量)での送風動作に関する制御情報を特定する。また、処理部11dは、送水部8の送水流量設定に基づいて、送水部8の所定水量(例えば、標準水量)での送水動作(第一動作、第二動作)に関する制御情報を特定する。また、処理部11dは、計時部11cから取得する時刻データに基づいて空間浄化動作の実行時間に関する制御情報を特定する。そして、処理部11dは、特定した制御情報を出力部11eに出力する。
出力部11eは、処理部11dから受け付けた制御情報に基づいて、各機器(送風部5及び送水部8)に信号(制御信号)をそれぞれ出力する。
そして、送風部5は、出力部11eから出力された制御信号に基づいた送風動作を実行する。また、送水部8は、出力部11eから出力された制御信号に基づいた送水動作(第一動作、第二動作)をそれぞれ実行する。
以上のようにして、制御部11は、送風部5及び送水部8の各動作を実行させる。
次に、図5を参照して、制御部11による送風部5及び送水部8における一連の処理動作について説明する。図5は、制御部11による空間浄化処理手順を示すフローチャートである。
まず、図5に示すように、制御部11は、入力部11aが操作パネル12からの動作設定に関する情報を受け付けると、空間浄化処理を開始する。具体的には、制御部11は、送風部5を「オン」とし、所定風量での送風動作を開始させる(ステップS01)。
続いて、制御部11は、送水部8の送水ポンプ8aを「順方向オン」とし、次亜塩素酸水貯留部7から次亜塩素酸放出部6の中空体内への、所定水量での次亜塩素酸水溶液の送水動作(第一動作)を開始させる(ステップS02)。これにより、図3(a)で示した黒矢印で示す方向に次亜塩素酸水溶液が一定の流速で流通する。
次亜塩素酸放出部6の中空体内に次亜塩素酸水溶液が流通し始めると、中空体の中空構造内から外へ次亜塩素酸が浸透していき、空気風路4内を流通する空気4bに放出されるようになり、空間浄化動作が開始される(ステップS03)。
ステップS04は、記憶部11bに記憶された空間浄化動作の実行時間に関する制御情報に基づいた判定処理を行うためのステップである。制御部11は、例えば、空間浄化動作の実行時間が2時間である場合、計時部11cから出力される時刻情報を受け付けながら、ステップS03を起点として2時間経過するまでは時刻の判定を繰り返し、2時間経過した場合(ステップS04のYes)には、ステップS05に処理を進める。
ステップS05では、制御部11は、送水部8の送水ポンプ8aを「オフ」とし、次亜塩素酸水貯留部7から次亜塩素酸放出部6の中空体内への次亜塩素酸水溶液の送水動作(第一動作)を停止させる。これにより、次亜塩素酸が空気風路4内を流通する空気4bに放出されなくなり、空間浄化動作が終了される。
続いて、制御部11は、送水部8の送水ポンプ8aを「逆方向オン」とし、次亜塩素酸放出部6の中空体から次亜塩素酸水貯留部7への、所定水量での次亜塩素酸水溶液の送水動作(第二動作)を開始させる(ステップS06)。これにより、図3(b)で示した黒矢印で示す方向に次亜塩素酸水溶液が一定の流速で流通する。
そして、制御部11は、次亜塩素酸放出部6の中空体内から次亜塩素酸水貯留部7に次亜塩素酸水溶液を排出する排水動作を一定時間(例えば、1分)実行させる(ステップS07)。一定時間は、次亜塩素酸放出部6の中空体の内部に残留する次亜塩素酸水溶液が確実に排水される時間に設定される。なお、一定時間は、次亜塩素酸放出部6の中空体の内部に残留する次亜塩素酸水溶液が空気によって確実に置換される時間でもある。
そして、ステップS07において一定時間が経過すると、制御部11は、送水部8の送水ポンプ8aを「オフ」とし、次亜塩素酸放出部6の中空体内から次亜塩素酸水貯留部7への次亜塩素酸水溶液の排水動作(第二動作)を停止させる(ステップS08)。これにより、次亜塩素酸放出部6の中空体内に残留する次亜塩素酸水溶液が排出された状態となるので、装置停止後において中空体から次亜塩素酸の放出を抑制することができる。
続いて、制御部11は、送風部5を「オフ」として送風動作を開始させる(ステップS09)。
以上のようにして、空間浄化装置20の制御部11による空間浄化処理手順が終了する。
以上、本実施の形態1に係る空間浄化装置20によれば、以下の効果を享受することができる。
(1)空間浄化装置20は、対象空間に次亜塩素酸を放出する次亜塩素酸放出部6と、次亜塩素酸放出部6に供給する次亜塩素酸水溶液を貯留する次亜塩素酸水貯留部7と、次亜塩素酸水貯留部7と次亜塩素酸放出部6との間で次亜塩素酸水溶液の輸送を行う送水部8と、送水部8の動作を制御する制御部11と、を備える。次亜塩素酸放出部6は、水よりも次亜塩素酸と相溶性の高い素材で形成された中空体であり、中空体内に次亜塩素酸水貯留部7から次亜塩素酸水溶液が供給されると、中空体の中空構造内から外へ次亜塩素酸が浸透する過程で次亜塩素酸を微細化し、微細化された次亜塩素酸を対象空間内の空気中に放出する。制御部11は、送水部8(送水ポンプ8a)に対して、次亜塩素酸水貯留部7から中空体内に次亜塩素酸水溶液を供給する第一動作と、第一動作によって中空体内に供給された次亜塩素酸水溶液を中空体内から排出する第二動作とを実行させるようにした。
こうした構成によれば、第一動作が実行されることによって、次亜塩素酸放出部6の中空体を透過した次亜塩素酸が対象空間へ放出されるので、過度に空間が加湿されることがなく、次亜塩素酸による除菌・脱臭効果を得ることができる。一方、第一動作が停止した後に第二動作が実行されることによって、次亜塩素酸放出部6を構成する中空体に残留する次亜塩素酸水溶液が排出されるので、装置停止後において中空体から次亜塩素酸の放出が抑制される。これにより、中空体を用いた空間浄化装置20において、空間へ放出する次亜塩素酸の放出制御性を向上させることができる。
(2)空間浄化装置20では、送水部8は、次亜塩素酸放出部6内に空気を導入することによって中空体内の次亜塩素酸水溶液を次亜塩素酸水貯留部7に排出するようにした。これにより、第二動作において中空体の内部から次亜塩素酸水貯留部7に向けて次亜塩素酸水溶液を確実に、且つ、容易に排出することができる。
(3)空間浄化装置20では、送水部8は、双方向送水ポンプ(送水ポンプ8a)を有して構成した。制御部11は、双方向送水ポンプの送水方向を切り替えることによって、第一動作と第二動作とを切り替えるようにした。このようにすることで、第一動作と第二動作との切り替えを容易に行うことができる。
(4)空間浄化装置20は、対象空間から空気を吸い込む吸込口2aと、吸込口2aから吸い込んだ空気を対象空間に吹き出す吹出口3aと、吸込口2aと吹出口3aとの間に構成される空気風路4と、を備える。次亜塩素酸放出部6は、空気風路4内に配置され、空気風路4を流通する空気4bによって、中空体の表面から次亜塩素酸を空気風路4に放出するようにした。このようにすることで、空気風路4を流通する空気によって、中空体から放出される次亜塩素酸が中空体表面付近に滞留することが抑制される。このため、中空体表面での高濃度の次亜塩素酸の自己分解による濃度減衰が抑えられ、空気風路4を通じて中空体から対象空間に次亜塩素酸を安定して放出することができる。
(5)空間浄化装置20は、空気風路4内に設けられ、吸込口2aから吸い込んだ空気を吹出口3aまで送り出す送風部5を備えるようにした。このようにすることで、空気風路4内の空気を一定の流量で流通させることができるため、中空体表面付近に滞留する次亜塩素酸を含む空気が、一定の流量で新しい空気を入れ替わるようになる。このため、中空体における次亜塩素酸の浸透が一定に進行し、空気風路4を通じて中空体から対象空間に放出する次亜塩素酸の濃度を安定化させることができる。
(実施の形態2)
次に、図6を参照して、本発明の実施の形態2に係る空間浄化装置20aについて説明する。図6は、本発明の実施の形態2に係る空間浄化装置20aを構成する次亜塩素酸放出部6における次亜塩素酸水の流れを示す概略拡大図である。図6(a)は、送水ポンプ18a及び排水弁18bによる第一動作における次亜塩素酸水溶液の流れを示す概略拡大図であり、図6(b)は、送水ポンプ18a及び排水弁18bによる第二動作における次亜塩素酸水溶液の流れを示す概略拡大図である。
実施の形態2に係る空間浄化装置20aは、次亜塩素酸放出部6の流路上に設置される送水部18が単方向の送水ポンプ18a及び排水弁18bによって構成されている点で、実施の形態1に係る空間浄化装置20の送水部8と異なる。これ以外の空間浄化装置20aの構成は、実施の形態1に係る空間浄化装置20と同様である。以下、実施の形態1で説明済みの内容は再度の説明を適宜省略し、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
空間浄化装置20aを構成する送水部18は、上述した制御部11の制御により、次亜塩素酸水貯留部7から次亜塩素酸放出部6の中空体内に次亜塩素酸水溶液を供給する第一動作と、第一動作によって中空体内に供給された次亜塩素酸水溶液を中空体内から次亜塩素酸水貯留部7に排出する第二動作とを実行する。
具体的には、送水部18は、図6に示すように、送水ポンプ18aと、排水弁18bと、給水管18cと、給水口18dと、排水管18eと、排水口18fとを有して構成される。
送水ポンプ18aは、単方向に液体の送水を行うことができるポンプである。送水ポンプ18aは、次亜塩素酸放出部6の流路上において、貯留槽7aの側壁に設けられた配管9aに隣接して設けられる。ここでの単方向は、次亜塩素酸水貯留部7から次亜塩素酸放出部6に次亜塩素酸水溶液が流れる方向を指す。
排水弁18bは、送水ポンプ18aと隣接する下流側の位置において、次亜塩素酸放出部6の流路から分岐して設けられた排水管18eに設置される弁である。排水弁18bは、排水管18eへの流入口側に設置されている。そして、排水弁18bは、排水管18eへの流路を「開放」した状態と、「閉止」した状態とを切り替える。つまり、排水弁18bは、次亜塩素酸放出部6の中空体内の次亜塩素酸水溶液が排水管18eに流入する状態と、排水管18eに流入しない状態とを切り替える。
給水管18cは、次亜塩素酸水貯留部7に貯留される次亜塩素酸水溶液の液面の上方空間の位置に設置される次亜塩素酸放出部6の始端6aに接続される配管である。給水管18cは、次亜塩素酸放出部6の始端6aの位置から、次亜塩素酸水貯留部7に貯留される次亜塩素酸水溶液内にまで延在して設けられている。そして、給水管18cは、送水部18(送水ポンプ18a)による送水動作によって、給水口18dから次亜塩素酸水貯留部7に貯留される次亜塩素酸水溶液を吸い込み、次亜塩素酸放出部6の始端6aに供給する。
給水口18dは、給水管18cの端部の開口であり、次亜塩素酸水貯留部7に貯留される次亜塩素酸水溶液を吸い込む。
排水管18eは、送水ポンプ18aをバイパスして次亜塩素酸放出部6の中空体内に残留する次亜塩素酸水溶液を次亜塩素酸水貯留部7に排出する配管である。排水管18eは、一方の端部が送水ポンプ18aと隣接する下流側の位置において次亜塩素酸放出部6の流路と連通接続され、もう一方の端部が次亜塩素酸水貯留部7の配管9cに挿通接続されている。排水管18eには、一方の端部側に排水弁18bが設置されている。
排水口18fは、もう一方の端部の開口であり、次亜塩素酸水貯留部7の次亜塩素酸水溶液に浸漬される位置に設けられている。排水口18fは、排水弁18bが「開放」した状態となった際に、次亜塩素酸放出部6の中空体内の次亜塩素酸水溶液を次亜塩素酸水貯留部7に排出する。
送水部18は、以上のように構成され、制御部11の制御により、次亜塩素酸水貯留部7から次亜塩素酸放出部6の中空体内に次亜塩素酸水溶液を供給する第一動作と、第一動作によって中空体内に供給された次亜塩素酸水溶液を中空体内から次亜塩素酸水貯留部7に排出する第二動作とを実行する。
図6を参照して、送水部18が実行する第一動作及び第二動作について説明する。
送水ポンプ18aが実行する第一動作では、図6(a)に示すように、送水ポンプ18aは、排水弁18bを「閉止」した状態において、黒矢印で示す方向に次亜塩素酸水溶液を一定の流速で流通させる。つまり、送水ポンプ18aによって、次亜塩素酸水溶液は、給水管18cの給水口18dから次亜塩素酸放出部6の始端6aを通じて中空体の内部に導入され、空気風路4内で蛇行する中空体を流通し、次亜塩素酸放出部6の終端6bから次亜塩素酸水貯留部7に流出し、次亜塩素酸水貯留部7に貯留される次亜塩素酸水溶液と混合される。
送水部18が実行する第二動作では、図6(b)に示すように、排水弁18bは、送水ポンプ18aが停止した状態において、「閉止」した状態から「開放」した状態に切り替えられる。そして、排水弁18bを「開放」した状態にすると、次亜塩素酸放出部6の中空体内に残留する次亜塩素酸水溶液は、次亜塩素酸水溶液の自重によって、空気風路4内で蛇行する中空体を流通し、排水管18eの排水口18fから次亜塩素酸水貯留部7に排出され、次亜塩素酸水貯留部7に貯留される次亜塩素酸水溶液と混合される。このことは、排水弁18bによって、貯留槽7aの上方空間の空気が、次亜塩素酸放出部6の終端6bから中空体の内部に導入され、空気風路4内で蛇行する中空体と排水管18eとを流通し、排水口18fから次亜塩素酸水貯留部7に流出すると言える。
以上のような構成により、空間浄化装置20aでは、送風部5及び送水部18の作動により、吸込部2から対象空間の空気4aが吸い込まれ、筐体1内に吸い込まれた空気4bが空気風路4を流通し、次亜塩素酸放出部6と接触した後、次亜塩素酸を含む空気4cが吹出部3から吹き出される。
次に、図7を参照して、空間浄化装置20aにおける各動作を行う制御部11について説明する。図7は、空間浄化装置20aの制御部11を示すブロック図である。
制御部11は、実施の形態1と同様、操作パネル12に入力される動作設定に関する情報に基づいて、送風部5による送風動作及び送水部18による送水動作(第一動作、第二動作)をそれぞれ制御する。
具体的には、図7に示すように、制御部11は、入力部11aと、記憶部11bと、計時部11cと、処理部11dと、出力部11eと、を備える。
入力部11aは、操作パネル12から送信される動作設定に関する情報を受け付ける。動作設定に関する情報には、送風部5の風量設定、及び送水部18の送水流量設定に関する情報が含まれる。なお、送水部18の送水流量設定に関する情報には、送水ポンプ18aの送水流量に加え、送水ポンプ18aのオン/オフの切り替え設定及び排水弁18bの閉止/開放の切り替え設定に関する情報も含まれる。
記憶部11bは、処理部11dにより参照または更新されるデータを記憶する。例えば、記憶部11bは、送風部5及び送水部18の動作態様を決定するアルゴリズムを記憶している。また、記憶部11bは、入力部11aが受け付けた動作設定に関する情報を記憶している。そして、記憶部11bは、記憶したデータ(記憶データ)を、処理部11dからの要求に応じて処理部11dに出力する。
計時部11cは、処理部11dが実行するプログラムの中で、必要に応じて時間の測定に使用される。そして、計時部11cは、現在時刻を示すデータ(時刻データ)を処理部11dに出力する。
処理部11dは、入力部11aからの動作設定に関する情報と、記憶部11bからの記憶データと、計時部11cからの時刻データとを受け付ける。処理部11dは、受け付けた各情報を用いて、送風部5による送風動作及び送水部18による送水動作(第一動作、第二動作)の制御情報をそれぞれ特定する。より詳細には、処理部11dは、送風部5の風量設定に基づいて、送風部5の所定風量(例えば、標準風量)での送風動作に関する制御情報を特定する。また、処理部11dは、送水部18の送水流量設定に基づいて、送水ポンプ18aの所定水量(例えば、標準水量)での送水動作及び排水弁18bの切り替え動作に関する制御情報を特定する。また、処理部11dは、計時部11cから取得する時刻データに基づいて空間浄化動作の実行時間に関する制御情報を特定する。そして、処理部11dは、特定した制御情報を出力部11eに出力する。
出力部11eは、処理部11dから受け付けた制御情報に基づいて、各機器(送風部5及び送水部18)に信号(制御信号)をそれぞれ出力する。
そして、送風部5は、出力部11eから出力された制御信号に基づいた送風動作を実行する。また、送水部18は、出力部11eから出力された制御信号に基づいた送水動作及び切り替え動作(第一動作、第二動作)をそれぞれ実行する。
以上のようにして、制御部11は、送風部5及び送水部18の各動作を実行させる。
次に、図8を参照して、制御部11による送風部5及び送水部18における一連の処理動作について説明する。図8は、制御部11による空間浄化処理手順を示すフローチャートである。
まず、図8に示すように、制御部11は、入力部11aが操作パネル12からの動作設定に関する情報を受け付けると、空間浄化処理を開始する。具体的には、制御部11は、送風部5を「オン」とし、所定風量での送風動作を開始させる(ステップS11)。
続いて、制御部11は、送水部18の送水ポンプ18aを「オン」とし、次亜塩素酸水貯留部7から次亜塩素酸放出部6の中空体内への、所定水量での次亜塩素酸水溶液の送水動作(第一動作)を開始させる(ステップS12)。これにより、図6(a)で示した黒矢印で示す方向に次亜塩素酸水溶液が一定の流速で流通する。
次亜塩素酸放出部6の中空体内に次亜塩素酸水溶液が流通し始めると、中空体の中空構造内から外へ次亜塩素酸が浸透していき、空気風路4内を流通する空気4bに放出されるようになり、空間浄化動作が開始される(ステップS13)。
ステップS14は、記憶部11bに記憶された空間浄化動作の実行時間に関する制御情報に基づいた判定処理を行うためのステップである。制御部11は、例えば、空間浄化動作の実行時間が2時間である場合、計時部11cから出力される時刻情報を受け付けながら、ステップS13を起点として2時間経過するまでは時刻の判定を繰り返し、2時間経過した場合(ステップS14のYes)には、ステップS15に処理を進める。
ステップS15では、制御部11は、送水部18の送水ポンプ18aを「オフ」とし、次亜塩素酸水貯留部7から次亜塩素酸放出部6の中空体内への次亜塩素酸水溶液の送水動作(第一動作)を停止させる。これにより、次亜塩素酸が空気風路4内を流通する空気4bに放出されなくなり、空間浄化動作が終了される。
続いて、制御部11は、送水部18の排水弁18bを「開放」状態とし、次亜塩素酸放出部6の中空体から排水管18eを介して次亜塩素酸水貯留部7への次亜塩素酸水溶液の送水動作(第二動作)を開始させる(ステップS16)。これにより、図6(b)で示した黒矢印で示す方向に次亜塩素酸水溶液の自重によって次亜塩素酸水溶液が流れ落ちる。
そして、制御部11は、次亜塩素酸放出部6の中空体内から次亜塩素酸水貯留部7に次亜塩素酸水溶液を排出する排水動作を一定時間(例えば、5分)実行させる(ステップS17)。一定時間は、次亜塩素酸放出部6の中空体の内部に残留する次亜塩素酸水溶液が自重によって確実に排水される時間に設定される。なお、一定時間は、次亜塩素酸放出部6の中空体の内部に残留する次亜塩素酸水溶液が空気によって確実に置換される時間でもある。
そして、ステップS17において一定時間が経過すると、制御部11は、送水部18の排水弁18bを「閉止」状態とし、次亜塩素酸放出部6の中空体内から次亜塩素酸水貯留部7への次亜塩素酸水溶液の排水動作(第二動作)を停止させる(ステップS18)。これにより、次亜塩素酸放出部6の中空体内に残留する次亜塩素酸水溶液が排出された状態となるので、装置停止後において中空体から次亜塩素酸の放出を抑制することができる。
続いて、制御部11は、送風部5を「オフ」として送風動作を開始させる(ステップS19)。
以上のようにして、空間浄化装置20aの制御部11による空間浄化処理手順が終了する。
以上、本実施の形態2に係る空間浄化装置20aによれば、上述した効果(1)、効果(2)、効果(4)、及び効果(5)に加え、以下の効果を享受することができる。
(6)空間浄化装置20aでは、送水部18は、単方向送水ポンプ(送水ポンプ18a)と、送水ポンプ18aをバイパスして次亜塩素酸放出部6と次亜塩素酸水貯留部7との間を連通接続する流路(排水管18e)に設置された排水弁18bとを有して構成した。そして、制御部11は、排水弁18bを閉止した状態で送水ポンプ18aを動作させることによって第一動作を実行させ、送水ポンプ18aを停止させた状態で排水弁18bを開放することによって第二動作を実行させるようにした。このようにすることで、第二動作では、次亜塩素酸放出部6の中空体の内部に残留する次亜塩素酸水溶液を、次亜塩素酸水溶液の自重によって次亜塩素酸水貯留部7に排出することができる。つまり、次亜塩素酸放出部から重力を用いて次亜塩素酸が排出されため、加圧による中空体の劣化及び形状の変形を抑えることができ、次亜塩素酸の放出制御を安定して行うことができる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
本実施の形態に係る空間浄化装置20では、次亜塩素酸放出部6を空気風路4と垂直に設ける構成(図2参照)としたが、次亜塩素酸放出部6を空気風路4に対して平行に設ける構成としてもよい。これにより、次亜塩素酸放出部6と空気4aが垂直に当たる面積が減るので、空気風路4内での圧損の上昇を低減することができる。加えて、次亜塩素酸放出部6の設計自由度が向上する。
また、空間浄化装置20の使用状況に応じて次亜塩素酸の放出量を細かく調整するために、あらかじめ次亜塩素酸放出部6内の圧力と放出量の関係を求めておき、次亜塩素酸放出部6内の圧力を検出する検出部(図示せず)と、検出部での検出結果に基づいて送水部8の出力を可変するようにしてもよい。
また、本実施の形態に係る空間浄化装置20では、筐体1の内部に送風部5を設ける構成としたが、これに限られない。例えば、熱交換気装置の機能の一つとして、殺菌/消臭目的での次亜塩素酸気化装置といった液体を気化させる装置が組み込まれたものがある。熱交換気装置には、この液体を気化させる装置として、空間浄化装置20が組み込むようにしてもよい。具体的には。熱交換気装置の給気風路に空間浄化装置20を設置し、熱交換気装置の給気ファンによって給気風路を流通する給気流を、空間浄化装置20の吸込部2(吸込口2a)から導入する。このようにしても、少なくとも上述した効果(5)を享受することができる。
また、本実施の形態に係る空間浄化装置20では、筐体1内に送風部5を設けて空気風路4に空気4bの流れを発生させるようにしたが、これに限られない。例えば、空間浄化装置20から送風部5及び空気風路4をなくして次亜塩素酸放出部6を対象空間に露出させ、対象空間内に自然に生じる空気の流れによって次亜塩素酸放出部6の中空体から次亜塩素酸が拡散するように構成してもよい。このようにしても、少なくとも上述した効果(1)及び効果(2)を享受することができる。
本発明に係る空間浄化装置は、家庭用、事務用、又は公共空間などにおいて除菌・脱臭などを行う装置又はシステムとしての活用が期待されるものである。
1 筐体
2 吸込部
2a 吸込口
2b 防護網
3 吹出部
3a 吹出口
3b 吹出方向フード
4 空気風路
4a、4b、4c 空気
5 送風部
6 次亜塩素酸放出部
6a 始端
6b 終端
7 次亜塩素酸水貯留部
7a 貯留槽
7b 圧調整管
7c 逆止弁
8 送水部
8a 送水ポンプ
9a、9b、9c 配管
11 制御部
11a 入力部
11b 記憶部
11c 計時部
11d 処理部
11e 出力部
12 操作パネル
18 送水部
18a 送水ポンプ
18b 排水弁
18c 給水管
18d 給水口
18e 排水管
18f 排水口
20 空間浄化装置
20a 空間浄化装置

Claims (6)

  1. 対象空間に次亜塩素酸を放出する次亜塩素酸放出部と、
    前記次亜塩素酸放出部に供給する次亜塩素酸水溶液を貯留する次亜塩素酸水貯留部と、
    前記次亜塩素酸水貯留部と前記次亜塩素酸放出部との間で前記次亜塩素酸水溶液の輸送を行う送水部と、
    前記送水部の動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記次亜塩素酸放出部は、水よりも次亜塩素酸と相溶性の高い素材で形成された中空体であり、前記中空体内に前記次亜塩素酸水貯留部から前記次亜塩素酸水溶液が供給されると、前記中空体の中空構造内から外へ次亜塩素酸が浸透する過程で次亜塩素酸を微細化し、微細化された次亜塩素酸を前記対象空間内の空気中に放出し、
    前記制御部は、前記送水部に対して、前記次亜塩素酸水貯留部から前記中空体内に前記次亜塩素酸水溶液を供給する第一動作と、前記第一動作によって前記中空体内に供給された前記次亜塩素酸水溶液を前記中空体内から排出する第二動作とを実行させることを特徴とする空間浄化装置。
  2. 前記送水部は、前記次亜塩素酸放出部内に空気を導入することによって前記中空体内の前記次亜塩素酸水溶液を前記次亜塩素酸水貯留部に排出することを特徴とする請求項1に記載の空間浄化装置。
  3. 前記送水部は、双方向送水ポンプを有して構成され、
    前記制御部は、前記双方向送水ポンプの送水方向を切り替えることによって、前記第一動作と前記第二動作とを切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の空間浄化装置。
  4. 前記送水部は、単方向送水ポンプと、前記単方向送水ポンプをバイパスして前記次亜塩素酸放出部と前記次亜塩素酸水貯留部との間を連通接続する流路に設置された排水弁とを有して構成され、
    前記制御部は、前記排水弁を閉止した状態で前記単方向送水ポンプを動作させることによって前記第一動作を実行させ、前記単方向送水ポンプを停止させた状態で前記排水弁を開放することによって前記第二動作を実行させることを特徴とする請求項1または2に記載の空間浄化装置。
  5. 前記対象空間から空気を吸い込む吸込口と、
    前記吸込口から吸い込んだ空気を前記対象空間に吹き出す吹出口と、
    前記吸込口と前記吹出口との間に構成される空気風路と、
    を備え、
    前記次亜塩素酸放出部は、前記空気風路内に配置され、前記空気風路を流通する空気によって、前記中空体の表面から前記次亜塩素酸を前記空気風路に放出することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の空間浄化装置。
  6. 前記空気風路内に設けられ、前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口まで送り出す送風部を備えることを特徴とする請求項5に記載の空間浄化装置。
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