JP2023095320A - 経口用発泡固形組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】胃内で泡立ちが良好で、かつその泡持ちを十分な時間持続させることによって、満腹感をより実感できる経口用発泡固形組成物を提供すること。【解決手段】次の成分(A)、(B)及び(C);(A)ペクチン 0.5~18質量%(B)HLBが6以上である界面活性剤、及び(C)たんぱく質を含有し、成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.05~4であり、成分(A)と成分(C)との質量比[(C)/(A)]が0.05~9.5である、経口用発泡固形組成物。【選択図】なし
Description
本発明は、経口用発泡固形組成物に関する。
肥満は、脂質代謝異常、高血圧、高血糖等の生活習慣病を発症するリスクが高まることから、深刻な社会問題となっている。肥満を予防するための有効な手段としては、例えば、運動療法や食事制限を組み合わせたダイエットが挙げられる。しかし、食事摂取量の制限により空腹感を生じるため、長続きしないのが実状である。
そこで、満腹感を誘発することによって空腹感を解消し、食物の摂取を制限するための経口組成物の開発されている。例えば、アルギネート、ペクチン及びキサンタンガムからなる群より選択される1種又は複数種のゲル形成剤と、該ゲル形成剤に対して一定量のデキストリンを含む胃内ラフト組成物であって、胃内ラフト組成物が胃酸と接触してラフトを形成する際にデキストリンがゲル形成剤と一体化する胃内ラフト組成物が提案されている(特許文献1)。また、不溶性成分が特定量以上である植物由来タンパク質及び/又はペプチドと、HLBが12以上の界面活性剤と、炭酸塩と、有機酸を含み、炭酸塩と有機酸との合計量と質量比とを一定に制御した固形状組成物も知られている(特許文献2)。
特許文献1記載の胃内ラフト組成物は、胃酸と接触すると、デキストリンがゲル形成剤と一体化して胃内ラフトを形成し、このラフトが胃内で長い時間保持される結果、満腹が維持され食欲抑制効果を延長するものであるが、満腹の感覚は3時間超、最大でも6時間程度に過ぎず、また当該組成物が固形形態であると、液体形態に比べてラフトが十分に形成されないと記載されている。一方、特許文献2の固形状組成物は、経口摂取後に口内ではなく、胃内で炭酸ガスの泡を発生させ、その泡が一定時間胃内に滞留して胃が膨張することで、脳の満腹中枢が刺激されて満腹感をもたらすものであるが、満腹感には個人差があることから、より一層満腹を実感できる経口組成物が求められている。
本発明の課題は、胃内で泡立ちが良好で、かつその泡持ちを十分な時間持続させることによって、満腹をより実感できる経口用発泡固形組成物を提供することにある。
本発明の課題は、胃内で泡立ちが良好で、かつその泡持ちを十分な時間持続させることによって、満腹をより実感できる経口用発泡固形組成物を提供することにある。
本発明者らは、上記課題に鑑み検討した結果、ペクチンと、HLBが特定値以上である界面活性剤と、たんぱく質を含有させたうえで、ペクチンと界面活性剤との質量比、及び界面活性剤とたんぱく質との質量比を特定範囲内に制御することにより、胃内での泡立ちがよいだけなく、その泡立ちが長時間にわたって胃内で安定に維持されるため、満腹を十分に実感できることを見出した。
すなわち、本発明は、次の〔1〕~〔4〕を提供するものである。
〔1〕次の成分(A)、(B)及び(C);
(A)ペクチン 0.5~18質量%
(B)HLBが6以上である界面活性剤、及び
(C)たんぱく質
を含有し、
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.05~4であり、
成分(A)と成分(C)との質量比[(C)/(A)]が0.05~9.5である、
経口用発泡固形組成物。
〔2〕成分(B)の含有量が0.1~15質量%である、前記〔1〕記載の経口用発泡固形組成物。
〔3〕成分(C)の含有量が0.05~29質量%である、前記〔1〕又は〔2〕記載の経口用発泡固形組成物。
〔4〕成分(B)と成分(C)との質量比[(B)/(C)]が0.1~30である、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一に記載の経口用発泡固形組成物。
〔1〕次の成分(A)、(B)及び(C);
(A)ペクチン 0.5~18質量%
(B)HLBが6以上である界面活性剤、及び
(C)たんぱく質
を含有し、
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.05~4であり、
成分(A)と成分(C)との質量比[(C)/(A)]が0.05~9.5である、
経口用発泡固形組成物。
〔2〕成分(B)の含有量が0.1~15質量%である、前記〔1〕記載の経口用発泡固形組成物。
〔3〕成分(C)の含有量が0.05~29質量%である、前記〔1〕又は〔2〕記載の経口用発泡固形組成物。
〔4〕成分(B)と成分(C)との質量比[(B)/(C)]が0.1~30である、前記〔1〕~〔3〕のいずれか一に記載の経口用発泡固形組成物。
本発明の経口用発泡固形組成物は、胃内での泡立ちがよいだけなく、その泡立ちが長時間にわたって胃内で安定に維持されるため、満腹を十分に実感することができる。
本発明の経口用発泡固形組成物は、成分(A)、(B)及び(C)を含有し、成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]、及び成分(A)と成分(C)との質量比[(C)/(A)]が特定範囲内であることを特徴とするものである。以下、詳細に説明する。
本発明の経口用発泡固形組成物は、成分(A)としてペクチンを含有する。ここで、本明細書において「ペクチン」とは、主にガラクチュロン酸とメチル化ガラクチュロン酸で構成される多糖類であり、果物や野菜等の植物の細胞壁や中葉に含まれている。
成分(A)は、一般に飲食品に用いられるものであれば特に限定されず、例えば、化学合成品でも、天然由来品でも構わない。天然由来品としては、例えば、柑橘由来のペクチン、リンゴ由来のペクチンを挙げることができる。なお、成分(A)は、1種又は2種以上を含有することができる。
成分(A)は、一般に飲食品に用いられるものであれば特に限定されず、例えば、化学合成品でも、天然由来品でも構わない。天然由来品としては、例えば、柑橘由来のペクチン、リンゴ由来のペクチンを挙げることができる。なお、成分(A)は、1種又は2種以上を含有することができる。
成分(A)には、メチル化ガラクチュロン酸が占める割合(エステル化度:DE)が50%以上であるHMペクチンと、50%未満であるLMペクチンが存在し、いずれも使用することができる。
HMペクチンのDEは、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、52%以上が好ましく、60%以上がより好ましく、65%以上が更に好ましく、また80%以下が好ましく、74%以下がより好ましく、71%以下が更に好ましい。そして、かかるDEは、好ましくは52~80%であり、より好ましくは60~74%であり、更に好ましくは65~71%である。HMペクチンは、1種又は2種以上を使用することができる。
LMペクチンは、DEが低過ぎると、泡持ちが低下しやすい傾向がある。そのため、DEは、25%以上が好ましく、28%以上がより好ましく、30%以上が更に好ましい。なお、かかるDEの上限値は、50%未満であれば特に限定されないが、48%以下が好ましく、45%以下が更に好ましい。そして、かかるDEは、好ましくは25%以上50%未満であり、より好ましくは28~48%であり、更に好ましくは30~45%である。LMペクチンは、1種又は2種以上を使用することが可能であり、HMペクチンと併用しても構わない。
中でも、成分(A)としては、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、HMペクチンが好ましい。
HMペクチンのDEは、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、52%以上が好ましく、60%以上がより好ましく、65%以上が更に好ましく、また80%以下が好ましく、74%以下がより好ましく、71%以下が更に好ましい。そして、かかるDEは、好ましくは52~80%であり、より好ましくは60~74%であり、更に好ましくは65~71%である。HMペクチンは、1種又は2種以上を使用することができる。
LMペクチンは、DEが低過ぎると、泡持ちが低下しやすい傾向がある。そのため、DEは、25%以上が好ましく、28%以上がより好ましく、30%以上が更に好ましい。なお、かかるDEの上限値は、50%未満であれば特に限定されないが、48%以下が好ましく、45%以下が更に好ましい。そして、かかるDEは、好ましくは25%以上50%未満であり、より好ましくは28~48%であり、更に好ましくは30~45%である。LMペクチンは、1種又は2種以上を使用することが可能であり、HMペクチンと併用しても構わない。
中でも、成分(A)としては、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、HMペクチンが好ましい。
本発明の経口用発泡固形組成物中の成分(A)の含有量は0.5~18質量%であるが、泡立ち及び泡持ちの増強の観点、並びに組成物の良好な崩壊性の観点から、0.8質量%以上が好ましく、1.5質量%以上がより好ましく、2質量%以上が更に好ましく、2.5質量%以上がより更に好ましく、また16質量%以下が好ましく、12質量%以下がより好ましく、7質量%以下が更に好ましく、4質量%以下がより更に好ましい。そして、成分(A)の含有量は、本発明の経口用発泡固形組成物中に、好ましくは0.5~16質量%であり、より好ましくは0.8~16質量%であり、更に好ましくは0.8~12質量%であり、より更に好ましくは0.8~7質量%であり、より更に好ましくは1.5~4質量%であり、より更に好ましくは2~4質量%であり、より更に好ましくは2.5~4質量%である。なお、成分(A)の含有量は、通常知られている測定法のうち測定試料の状況に適した分析法により測定することが可能であり、例えば、液体クロマトグラフィで分析することが可能である。具体的には、後掲の実施例に記載の方法が挙げられる。なお、測定の際には装置の検出域に適合させるため、試料を凍結乾燥したり、装置の分離能に適合させるため試料中の夾雑物を除去したりする等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。
本発明の経口用発泡固形組成物は、成分(B)としてHLBが6以上である界面活性剤を含有する。
成分(B)は、一般に飲食品に用いられる可食性界面活性剤であって、HLBが6以上であれば、いずれも使用することが可能である。また、既知の合成法を利用して調製しても、市販品を用いてもよい。更に、必要に応じて市販品を分画し、再構成することによって調製してもよい。ここで、本明細書において「HLB」とは、界面活性剤の水と油への親和性の程度を示す指標であり、グリフィン(Griffin)の式により求められる。なお、成分(B)は、1種又は2種以上を使用することが可能であり、2種以上の界面活性剤を含有する場合、HLBは、各界面活性剤のHLBの加重平均とする。
成分(B)は、一般に飲食品に用いられる可食性界面活性剤であって、HLBが6以上であれば、いずれも使用することが可能である。また、既知の合成法を利用して調製しても、市販品を用いてもよい。更に、必要に応じて市販品を分画し、再構成することによって調製してもよい。ここで、本明細書において「HLB」とは、界面活性剤の水と油への親和性の程度を示す指標であり、グリフィン(Griffin)の式により求められる。なお、成分(B)は、1種又は2種以上を使用することが可能であり、2種以上の界面活性剤を含有する場合、HLBは、各界面活性剤のHLBの加重平均とする。
界面活性剤のHLBが低過ぎると、泡立ちが低下する傾向にある。そのため、本発明においては、HLBを6以上とするが、泡立ち及び泡持ちの増強の観点、並びに組成物の良好な崩壊性の観点の観点から、8以上が好ましく、10以上がより好ましく、13以上が更に好ましく、また泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、17以下が好ましく、16以下が更に好ましい。そして、界面活性剤のHLBは、好ましくは6~17であり、より好ましくは8~17であり、更に好ましくは10~16であり、より更に好ましくは13~16である。
界面活性剤の種類としては、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、非イオン界面活性剤が好適に使用される。例えば、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステルを挙げることができる。中でも、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、ショ糖脂肪酸エステルが好ましい。
ショ糖脂肪酸エステルは、ショ糖の水酸基に脂肪酸がエステル結合してなる界面活性剤で、モノエステルの他、ジエステル、トリエステル、ポリエステルが含有されていてもよい。中でも、風味の点から、ショ糖脂肪酸エステルのモノエステルの含有量は、60%以上が好ましく、65%以上が更に好ましい。
ショ糖脂肪酸エステルの構成脂肪酸は、固形状組成物に使用可能な点から、炭素数が12~22である飽和又は不飽和の脂肪酸が好ましく、炭素数が12~18である飽和又は不飽和の脂肪酸がより好ましく、炭素数が16~18である飽和又は不飽和の脂肪酸が更に好ましい。中でも、炭素数18の飽和又は不飽和の脂肪酸は、総脂肪酸量の60%以上であることが好ましい。炭素数18の飽和又は不飽和の脂肪酸としては、ステアリン酸、オレイン酸が好ましく、ステアリン酸が更に好ましい。
ポリグリセリン脂肪酸エステルは、ポリグリセリンと脂肪酸とのエステルである。このポリグリセリンにおけるグリセリンの平均重合度は、一般的に広く用いられている点、泡持ちが良好である点から、7以上が好ましく、10以上が更に好ましく、20以下が好ましく、15以下がより好ましい。ここで、グリセリンの平均重合度は、末端基分析法により求めた値をいう。ここで、「末端基分析法」とは、以下の方法をいう。水酸基価(OHV)の測定値と理論値の関係から、次式により重合度nと分子量(MW)を求める。なお、水酸基価の測定法としては、無水酢酸・ピリジン法または無水フタル酸・ピリジン法がある。
MW = 74n+18
OHV = 56110(n+2)/MW
OHV = 56110(n+2)/MW
ポリグリセリン脂肪酸エステルの構成脂肪酸は、固形状組成物に利用する点から、炭素数が12~22である飽和又は不飽和の脂肪酸が好ましく、炭素数が12~18である飽和又は不飽和の脂肪酸がより好ましく、炭素数が16~18である飽和又は不飽和の脂肪酸が更に好ましい。中でも、炭素数18の飽和脂肪酸は、総脂肪酸量の60%以上であることが好ましい。
本発明の経口用発泡固形組成物中の成分(B)の含有量は、泡持ち増強の観点から、0.1質量%以上が好ましく、0.3質量%以上がより好ましく、0.6質量%以上が更に好ましく、0.8質量%以上がより更に好ましく、また泡立ち増強の観点から、15質量%以下が好ましく、12質量%以下がより好ましく、8質量%以下が更に好ましく、4質量%以下がより更に好ましく、2.5質量%以下がより更に好ましく、1.5質量%以下がより更に好ましい。そして、成分(B)の含有量は、本発明の経口用発泡固形組成物中に、好ましくは0.1~15質量%であり、より好ましくは0.3~12質量%であり、更に好ましくは0.3~8質量%であり、より更に好ましくは0.6~4質量%であり、より更に好ましくは0.6~2.5質量%であり、より更に好ましくは0.8~1.5質量%である。なお、成分(B)の含有量は、通常知られている測定法のうち測定試料の状況に適した分析法により測定することが可能であり、例えば、ガスクロマトグラフで分析することが可能である。具体的には、後掲の実施例に記載の方法が挙げられる。なお、測定の際には装置の検出域に適合させるため、試料を凍結乾燥したり、装置の分離能に適合させるため試料中の夾雑物を除去したりする等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。
本発明の経口用発泡固形組成物は、成分(C)としてたんぱく質を含有する。
成分(C)は、動物由来のものでも、植物由来のものでもよく、1種又は2種以上含有することができる。
動物由来たんぱく質は、公知の方法を採用して、例えば卵や乳等から抽出することにより得ることができる。また、植物由来たんぱく質は、公知の方法を採用して、例えば植物から抽出することにより得ることが可能である。抽出方法は公知の方法を採用することが可能であり、抽出条件は抽出方法により適宜選択することできる。更に、成分(C)として、市販品を用いてもよい。なお、たんぱく質の分子量は特に限定されない。
成分(C)は、動物由来のものでも、植物由来のものでもよく、1種又は2種以上含有することができる。
動物由来たんぱく質は、公知の方法を採用して、例えば卵や乳等から抽出することにより得ることができる。また、植物由来たんぱく質は、公知の方法を採用して、例えば植物から抽出することにより得ることが可能である。抽出方法は公知の方法を採用することが可能であり、抽出条件は抽出方法により適宜選択することできる。更に、成分(C)として、市販品を用いてもよい。なお、たんぱく質の分子量は特に限定されない。
動物由来たんぱく質としては、例えば、乳たんぱく質、卵たんぱく質、動物性肉類たんぱく質、コラーゲン、ゼラチンを挙げることができる。
乳たんぱく質は、乳に含有されるたんぱく質であり、乳としては、例えば、牛乳、山羊乳、羊乳、水牛乳、トナカイ乳、ロバ乳、ラクダ乳を挙げることができる。
乳たんぱく質の具体例としては、例えば、ホエイタンパク質、カゼインを挙げることができる。
ホエイタンパク質は特に限定されないが、例えば、ホエイパウダー、ホエイタンパク質濃縮物(WPC)、ホエイタンパク質単離物(WPI)を挙げることができる。
卵たんぱく質は、卵に含有されるたんぱく質であり、例えば、卵黄タンパク質、卵白タンパク質等を挙げることができる。
動物性肉類タンパク質としては、例えば、牛、豚、馬、羊、ウサギ等の畜肉や獣肉、鶏、七面鳥等の家禽肉、鮪等の魚肉等に由来するたんぱく質が挙げられる。
中でも、動物由来たんぱく質としては、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、乳たんぱく質、卵たんぱく質が好ましく、乳たんぱく質がより好ましく、ホエイタンパク質が更に好ましく、ホエイタンパク質単離物(WPI)がより更に好ましい。
乳たんぱく質は、乳に含有されるたんぱく質であり、乳としては、例えば、牛乳、山羊乳、羊乳、水牛乳、トナカイ乳、ロバ乳、ラクダ乳を挙げることができる。
乳たんぱく質の具体例としては、例えば、ホエイタンパク質、カゼインを挙げることができる。
ホエイタンパク質は特に限定されないが、例えば、ホエイパウダー、ホエイタンパク質濃縮物(WPC)、ホエイタンパク質単離物(WPI)を挙げることができる。
卵たんぱく質は、卵に含有されるたんぱく質であり、例えば、卵黄タンパク質、卵白タンパク質等を挙げることができる。
動物性肉類タンパク質としては、例えば、牛、豚、馬、羊、ウサギ等の畜肉や獣肉、鶏、七面鳥等の家禽肉、鮪等の魚肉等に由来するたんぱく質が挙げられる。
中でも、動物由来たんぱく質としては、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、乳たんぱく質、卵たんぱく質が好ましく、乳たんぱく質がより好ましく、ホエイタンパク質が更に好ましく、ホエイタンパク質単離物(WPI)がより更に好ましい。
植物由来たんぱく質としては、例えば、大豆たんぱく質、小麦たんぱく質、米たんぱく質、茶たんぱく質、麦芽たんぱく質を挙げることができる。ここで、「大豆たんぱく質」、「小麦たんぱく質」、「米たんぱく質」、「茶たんぱく質」、又は「麦芽たんぱく質」とは、それぞれ、大豆、小麦、米、茶、又は麦芽に含有されるたんぱく質を意味する。
中でも、植物由来たんぱく質としては、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、大豆たんぱく質、小麦たんぱく質が好ましく、小麦たんぱく質が更に好ましい。
中でも、植物由来たんぱく質としては、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、大豆たんぱく質、小麦たんぱく質が好ましく、小麦たんぱく質が更に好ましい。
本発明の経口用発泡固形組成物中の成分(C)の含有量は、泡立ち及び泡持ちの増強の観点、並びに組成物の良好な崩壊性の観点から、0.05質量%以上が好ましく、0.15質量%以上がより好ましく、0.3質量%以上が更に好ましく、0.8質量%以上がより更に好ましく、1質量%以上がより更に好ましく、1.5質量%以上がより更に好ましく、また同様の観点から、29質量%以下が好ましく、26質量%以下がより好ましく、18質量%以下が更に好ましく、14質量%以下がより更に好ましく、8質量%以下がより更に好ましく、3質量%以下がより更に好ましい。そして、成分(C)の含有量は、本発明の経口用発泡固形組成物中に、好ましくは0.05~29質量%であり、より好ましくは0.15~26質量%であり、更に好ましくは0.3~18質量%であり、より更に好ましくは0.8~14質量%であり、より更に好ましくは1~8質量%であり、より更に好ましくは1.5~3質量%である。なお、成分(C)の含有量は、通常知られている測定法のうち測定試料の状況に適した分析法により測定することが可能であり、例えば、試料中の窒素量(質量%)を燃焼法で測定し、それに予め食品ごとに定められた「たんぱく質換算係数」を掛けて、たんぱく質量(質量%)とする「窒素換算法」により分析することが可能であり、「たんぱく質換算係数」は、例えば、文部科学省五訂増補日本食品標準成分表を参照することができる。具体的には、後掲の実施例に記載の方法が挙げられる。なお、測定の際には装置の検出域に適合させるため、試料を凍結乾燥したり、装置の分離能に適合させるため試料中の夾雑物を除去したりする等、必要に応じて適宜処理を施してもよい。
本発明の経口用発泡固形組成物は、胃内での泡立ちがよく、その泡立ちを十分な時間持続させることで、満腹を実感させるために、成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]を特定範囲内に制御することを要する。具体的には、成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]は0.05~4であるが、泡立ち及び泡持ちのより一層の増強の観点、並びに組成物の良好な崩壊性の観点から、0.06以上が好ましく、0.08以上がより好ましく、0.16以上が更に好ましく、0.24以上がより更に好ましく、0.30以上がより更に好ましく、また同様の観点から、3.5以下が好ましく、2.5以下がより好ましく、1.8以下が更に好ましく、1.2以下がより更に好ましく、1.0以下がより更に好ましく、0.8以下がより更に好ましく、0.5以下がより更に好ましい。そして、かかる質量比[(B)/(A)]は、好ましくは0.06~3.5であり、より好ましくは0.08~2.5であり、更に好ましくは0.16~1.8であり、より更に好ましくは0.16~1.2であり、より更に好ましくは0.16~1.0であり、より更に好ましくは0.24~0.8であり、より更に好ましくは0.30~0.5である。
更に、本発明の経口用発泡固形組成物は、胃内での泡立ちがよく、その泡立ちを十分な時間持続させることで、満腹を実感させるために、成分(A)と成分(C)との質量比[(C)/(A)]を特定範囲内に制御することを要する。具体的には、成分(A)と成分(C)との質量比[(C)/(A)]は0.05~9.5であるが、泡立ち及び泡持ちのより一層の増強の観点から、0.06以上が好ましく、0.1以上がより好ましく、0.3以上が更に好ましく、0.5以上がより更に好ましく、また泡立ち及び泡持ちのより一層の増強の観点、並びに組成物の良好な崩壊性の観点から、8.5以下が好ましく、7以下がより好ましく、5以下が更に好ましく、2.5以下がより更に好ましく、1.5以下がより更に好ましく、0.8以下がより更に好ましい。そして、かかる質量比[(C)/(A)]は、好ましくは0.06~8.5であり、より好ましくは0.06~7であり、更に好ましくは0.06~5であり、より更に好ましくは0.06~2.5であり、より更に好ましくは0.1~1.5であり、より更に好ましくは0.3~1.5であり、より更に好ましくは0.5~0.8である。
また、本発明の経口用発泡固形組成物は、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、成分(B)と成分(C)との質量比[(B)/(C)]が、0.1以上であることが好ましく、0.2以上がより好ましく、0.4以上が更に好ましく、0.5以上がより更に好ましく、また泡立ち及び泡持ちの増強の観点、並びに錠剤崩壊性の観点から、30以下が好ましく、27以下がより好ましく、20以下が更に好ましく、15以下がより更に好ましく、4以下がより更に好ましい。そして、かかる質量比[(B)/(C)]は、好ましくは0.1~30であり、より好ましくは0.2~27であり、更に好ましくは0.4~20であり、より更に好ましくは0.4~15であり、より更に好ましくは0.5~4である。
本発明の経口用発泡固形組成物は、固形組成物に発泡性を付与するために、発泡成分を含有することができる。発泡成分としては、固形組成物に泡立ちを付与できれば特に限定されないが、例えば、(D)炭酸塩及び(E)有機酸を含有することができる。なお、成分(D)及び成分(E)は、それぞれ、1種又は2種以上含有することができる。
成分(D)としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、セスキ炭酸ナトリウムを挙げることができる。中でも、胃の中で生じる泡の量が多い点、食感が良好である点から、炭酸ナトリウム及び炭酸水素ナトリウムから選択される1以上が好ましく、炭酸水素ナトリウムが更に好ましい。
本発明の経口用発泡固形組成物中の成分(D)の含有量は、胃の中で生じる泡の量が多い点から、5質量%以上が好ましく、8質量%以上が更に好ましく、また適度な酸味の抑制の観点から、30質量%以下が好ましく、25質量%以下が更に好ましい。そして、成分(D)の含有量は、本発明の経口用発泡固形組成物中に、好ましくは5~30質量%であり、更に好ましくは8~25質量%である。
本発明の経口用発泡固形組成物は、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、成分(B)と成分(C)との総量に対する成分(D)の質量比[ [(B)+(C)]/(D)]が、0.04以上であることが好ましく、0.06以上がより好ましく、0.08以上が更に好ましく、0.1以上がより更に好ましく、また1.3以下が好ましく、1.0以下がより好ましく、0.8以下が更に好ましく、0.5以下がより更に好ましい。そして、かかる質量比質量比[ [(B)+(C)]/(D)]は、好ましくは0.04~1.3であり、より好ましくは0.06~1.0であり、更に好ましくは0.08~0.8であり、より更に好ましくは0.1~0.5である。
(E)有機酸としては、可食性の酸を使用することができる。例えば、酒石酸、クエン酸、コハク酸、アスコルビン酸、酢酸、グルコン酸、リンゴ酸、フマル酸、アジピン酸等の有機酸を挙げることができる。中でも、口腔中で適度な酸味がたつ点から、酒石酸、クエン酸及びリンゴ酸から選択される1以上が好ましく、酒石酸及びクエン酸から選択される1以上がより好ましく、酒石酸が更に好ましい。
本発明の経口用発泡固形組成物中の成分(E)有機酸の含有量は、胃の中で生じる泡の量が多い点から、5質量%以上が好ましく、8質量%以上が更に好ましく、また適度な酸味の抑制の観点から、30質量%以下が好ましく、25質量%以下がより好ましく、20質量%以下が更に好ましい。そして、成分(E)の含有量は、本発明の経口用発泡固形組成物中に、好ましくは5~30質量%であり、より好ましくは8~25質量%であり、更に好ましくは8~20質量%である。
また、本発明の経口用発泡固形組成物は、泡立ち及び泡持ちの増強の観点から、成分(D)と成分(E)との質量比[(D)/(E)]が、0.2以上であることが好ましく、0.4以上がより好ましく、0.8以上が更に好ましく、1.2以上がより更に好ましく、また、錠剤崩壊性の観点から、3.0以下が好ましく、2.7以下がより好ましく、2.4以下が更に好ましく、2.0以下がより更に好ましい。そして、かかる質量比[(D)/(E)]は、好ましくは0.2~3.0であり、より好ましくは0.4~2.7であり、更に好ましくは0.8~2.4であり、より更に好ましくは1.2~2.0である。
更に、本発明の経口用発泡固形組成物は、所望により、アミノ酸、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、香料、果汁、植物エキス、エステル、色素、乳化剤、乳成分、ココアパウダー、調味料、植物油脂、酸化防止剤、保存料、pH調整剤、品質安定剤、花蜜エキス等の添加剤を1種又は2種以上を含有することができる。添加剤の含有量は、本発明の目的を損なわない範囲内で適宜設定することができる。
本発明の経口用発泡固形組成物は、常温(20℃±15℃)において固体であり、専ら経口摂取に供される。その形態としては、例えば、粉末、固形、顆粒を挙げることができる。
また、具体的な製剤(剤型)としては、カプセル剤、顆粒剤、散剤、錠剤、丸剤、トローチ剤等が挙げられる。中でも、摂取が簡便な点、食品として摂取する点から、発泡錠である錠剤、顆粒剤、散剤、丸剤、トローチ剤が好ましく、口腔内での滞留時間の短さから、錠剤、顆粒、散剤が更に好ましい。
また、具体的な製剤(剤型)としては、カプセル剤、顆粒剤、散剤、錠剤、丸剤、トローチ剤等が挙げられる。中でも、摂取が簡便な点、食品として摂取する点から、発泡錠である錠剤、顆粒剤、散剤、丸剤、トローチ剤が好ましく、口腔内での滞留時間の短さから、錠剤、顆粒、散剤が更に好ましい。
本発明の経口用発泡固形組成物は、固形組成物を調製するに、必要に応じて許容される担体を含有することができる。例えば、賦形剤(例えば、マルチトール、デンプン、結晶セルロース、軽質無水ケイ酸、リン酸水素カルシウム等)、結合剤(例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ゼラチン、アルファー化デンプン、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、プルラン、メチルセルロース、硬化油等)、崩壊剤(例えば、カルメロース、カルメロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、クロスポピドン、トウモロコシデンプン、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース等)、滑沢剤(例えば、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、フマル酸ステアリルナトリウム、タルク、二酸化ケイ素等)、増量剤、分散剤、緩衝剤、希釈剤等の担体が挙げられる。
本発明における経口用発泡固形組成物において、水分量は、上述の発泡成分の反応を抑制し、固形組成物の保存安定性を向上させる観点から、好ましくは5質量%以下、より好ましくは3質量%以下、更に好ましくは2質量%以下、より更に好ましくは0.5質量%以下である。なお、経口用発泡固形組成物の水分量は、赤外線水分計FD-610(株式会社ケツト科学研究所)を使用し、測定条件70℃、20minにおいて、水分量を湿潤基準で算出することで求めることができる。
本発明の経口用発泡固形組成物は、口内の唾液又は水の存在下で発泡するものである。とりわけ、経口摂取後、胃内の水分と反応して速やかに発泡し、且つ胃内での泡立ちに優れる。そのため、本発明の経口用発泡固形組成物は、早期膨満感や早期満腹感を与え、また、早食いを防止し、食物の摂取量をコントロールする製品等として好適である。
本発明の経口用発泡固形組成物は、効果を有効に発揮する点から、摂食時又は摂食前に経口摂取するのが好ましく、摂食前5分から30分以内に経口摂取するのがより好ましい。 なお、胃液のpHは、状況によりその酸性度は変化するものの、一般的にpH1.0~2.0である。
本発明の経口用発泡固形組成物は、効果を有効に発揮する点から、摂食時又は摂食前に経口摂取するのが好ましく、摂食前5分から30分以内に経口摂取するのがより好ましい。 なお、胃液のpHは、状況によりその酸性度は変化するものの、一般的にpH1.0~2.0である。
本発明の経口用発泡固形組成物は、後述する実施例に記載の胃液モデルを用いた起泡性の評価による90分後の相対泡量(%)が、50%以上であることが好ましく、60%以上がより好ましく、70%以上が更に好ましい。この値が大きいほうが、胃の中での泡立ちに優れると判断できる。
本発明の経口用発泡固形組成物の製造方法は特に制限はなく、常法にしたがって製造することができる。
例えば、散剤を製造する場合、例えば、成分(A)、成分(B)及び成分(C)、必要により他の成分を配合し、成分(A)の含有量、質量比[(B)/(A)]及び質量比[(C)/(A)]調整して製造することができる。この場合、混合物をそのまま用いてもよいが、混合物を粉砕してもよい。散剤は、18号(850μm)ふるいを全量通過することが好ましく、300号(500μm)ふるいに残留するものが全量の5%以下であることがより好ましい。
顆粒剤は、成分(A)、成分(B)及び成分(C)、必要により他の成分を配合し、成分(A)の含有量、質量比[(B)/(A)]及び質量比[(C)/(A)]調整して混合物を調製し、その混合物を乾式造粒法、湿式造粒法等を用いて造粒することにより得ることができる。造粒法としては、押し出し造粒法、破砕造粒法、転動造粒法、攪拌造粒法、流動層造粒法等が挙げられる。造粒物の平均粒子径は、45~850μmが好ましく、100~500μmが更に好ましい。
錠剤を製造する場合は、原料粉末を直接圧縮して成形しても、前記乾式造粒法、湿式造粒法等を用いて造粒してから、造粒物を圧縮して成形しても良い。
直接又は造粒物を圧縮して成形して錠剤を製造する場合、打錠成形機としてはロータリー式打錠機や単発式打錠機等通常使用されるものを用いることができる。
錠剤の1錠当りの重量は、0.05~3gとするのが簡便性及び有効性の点で好ましい。
例えば、散剤を製造する場合、例えば、成分(A)、成分(B)及び成分(C)、必要により他の成分を配合し、成分(A)の含有量、質量比[(B)/(A)]及び質量比[(C)/(A)]調整して製造することができる。この場合、混合物をそのまま用いてもよいが、混合物を粉砕してもよい。散剤は、18号(850μm)ふるいを全量通過することが好ましく、300号(500μm)ふるいに残留するものが全量の5%以下であることがより好ましい。
顆粒剤は、成分(A)、成分(B)及び成分(C)、必要により他の成分を配合し、成分(A)の含有量、質量比[(B)/(A)]及び質量比[(C)/(A)]調整して混合物を調製し、その混合物を乾式造粒法、湿式造粒法等を用いて造粒することにより得ることができる。造粒法としては、押し出し造粒法、破砕造粒法、転動造粒法、攪拌造粒法、流動層造粒法等が挙げられる。造粒物の平均粒子径は、45~850μmが好ましく、100~500μmが更に好ましい。
錠剤を製造する場合は、原料粉末を直接圧縮して成形しても、前記乾式造粒法、湿式造粒法等を用いて造粒してから、造粒物を圧縮して成形しても良い。
直接又は造粒物を圧縮して成形して錠剤を製造する場合、打錠成形機としてはロータリー式打錠機や単発式打錠機等通常使用されるものを用いることができる。
錠剤の1錠当りの重量は、0.05~3gとするのが簡便性及び有効性の点で好ましい。
本発明の経口用発泡固形組成物は、容器や袋に収容してもよく、例えば、紙、プラスチック、ガラス、金属製の容器や袋等に収容する態様が挙げられる。また、1回の経口摂取量ごとに小分け包装してもよい。中でも、1回の経口摂取量ごとに小分け包装された形態(スティック包装、分包包装等)が好ましい。包材としては、通常、食品や医薬品に使用されているものであれば限定されないが、例えば、アルミ箔、合成樹脂(ポリエチレンテレフタレート等)、ラミネート紙等を組み合わせたものが使用できる。容器内及び包材内は、品質維持の観点から、窒素ガスを充填してもよい。
1.ペクチンの分析
ペクチンの分析はガラクチュロン酸とメチル化ガラクチュロン酸として分析を実施した。試料を硫酸加水分解し、中和後、メンブランフィルター後のろ液を分析した。なお、分析には高速液体クロマトグラフを用いた。操作条件は以下のとおりである。
ペクチンの分析はガラクチュロン酸とメチル化ガラクチュロン酸として分析を実施した。試料を硫酸加水分解し、中和後、メンブランフィルター後のろ液を分析した。なお、分析には高速液体クロマトグラフを用いた。操作条件は以下のとおりである。
・機種 :ICS―6000[サーモフィッシャーサンエンティフィック]
・検出器;パルスドアンぺロメトリー検出器[サーモフィッシャーサンエンティフィック]
・カラム:CarboPac PA1、4.0mm×250mmサーモフィッシャーサンエンティフィック]
・カラム温度:32℃
・移動相:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液及び0.1mol/L酢酸ナトリウム溶液の混液(1:1)
・注入量:5μL
・検出器;パルスドアンぺロメトリー検出器[サーモフィッシャーサンエンティフィック]
・カラム:CarboPac PA1、4.0mm×250mmサーモフィッシャーサンエンティフィック]
・カラム温度:32℃
・移動相:0.1mol/L水酸化ナトリウム溶液及び0.1mol/L酢酸ナトリウム溶液の混液(1:1)
・注入量:5μL
2.界面活性剤の分析
経口用発泡固形組成物中の界面活性剤の分析方法は以下の通りである。
経口用発泡固形組成物をスクリューバイアルに10~15mg採取し、TMS化剤500μLを添加し、80℃の湯浴にて2分加熱した。放冷後、ヘキサン1.5mLを添加、攪拌し、0.45μmフィルター処理したろ液を分析することで、界面活性剤の種類及び含有量を算出した。なお、分析にはガスクロマトグラフを用い、操作条件は以下のとおりである。
経口用発泡固形組成物中の界面活性剤の分析方法は以下の通りである。
経口用発泡固形組成物をスクリューバイアルに10~15mg採取し、TMS化剤500μLを添加し、80℃の湯浴にて2分加熱した。放冷後、ヘキサン1.5mLを添加、攪拌し、0.45μmフィルター処理したろ液を分析することで、界面活性剤の種類及び含有量を算出した。なお、分析にはガスクロマトグラフを用い、操作条件は以下のとおりである。
<ガスクロマトグラフ操作条件>
・機種 :Agilent 7820A GCシステム[アジレントテクノロジー]
・検出器 :水素炎イオン検出器
・カラム :DB-1HT、長さ7m×内径0.25mm、膜厚0.1μm[アジレントテクノロジー]
・温度 :80℃/分 → 10℃/min → 340℃/15分(毎分10℃)
・注入口 :340℃、
・検出器 :350℃
・スプリット比:50:1
・注入量 :1μL
・ガス流量:1.0mL/min (ヘリウム)
・機種 :Agilent 7820A GCシステム[アジレントテクノロジー]
・検出器 :水素炎イオン検出器
・カラム :DB-1HT、長さ7m×内径0.25mm、膜厚0.1μm[アジレントテクノロジー]
・温度 :80℃/分 → 10℃/min → 340℃/15分(毎分10℃)
・注入口 :340℃、
・検出器 :350℃
・スプリット比:50:1
・注入量 :1μL
・ガス流量:1.0mL/min (ヘリウム)
3.たんぱく質の分析
経口用発泡固形組成物中のたんぱく質の含有量は、燃焼法により定量した窒素量に窒素-たんぱく質換算係数を乗じて算出した。窒素-たんぱく質換算係数は、乳たんぱくの場合、6.38である。
窒素量の算出に用いた窒素-たんぱく質換算係数は、文部科学省五訂増補日本食品標準成分表、第1章2)収載成分項目等の表7に基づくものである。なお、記載のないものは上記以外の食品の換算係数を用いる。
経口用発泡固形組成物中のたんぱく質の含有量は、燃焼法により定量した窒素量に窒素-たんぱく質換算係数を乗じて算出した。窒素-たんぱく質換算係数は、乳たんぱくの場合、6.38である。
窒素量の算出に用いた窒素-たんぱく質換算係数は、文部科学省五訂増補日本食品標準成分表、第1章2)収載成分項目等の表7に基づくものである。なお、記載のないものは上記以外の食品の換算係数を用いる。
4.炭酸塩の分析
経口用発泡固形組成物中の炭酸塩の含有量の分析方法は以下の通りである。
経口用発泡固形組成物を0.1~0.2g採取し、水10mLと50%りん酸2mLを加え密栓した。10分間超音波処理を行った後、1時間放置しヘッドスペースガスをガスクロマトグラフに供してCO2量を求め、発生したCO2量から算出した。
経口用発泡固形組成物中の炭酸塩の含有量の分析方法は以下の通りである。
経口用発泡固形組成物を0.1~0.2g採取し、水10mLと50%りん酸2mLを加え密栓した。10分間超音波処理を行った後、1時間放置しヘッドスペースガスをガスクロマトグラフに供してCO2量を求め、発生したCO2量から算出した。
<ガスクロマトグラフ操作条件>
・機種 :GC-14B[島津製作所]
・検出器 :TCD
・カラム :Chromosorb101,80~100mesh
ガラス管,φ3.2mm×2m
・温度 :カラム50℃,注入口及び検出器100℃
・セル電流:75mA
・ガス圧力:ヘリウム(キャリヤーガス)100kPa
・注入量 :ヘッドスペースガス0.2mL
・機種 :GC-14B[島津製作所]
・検出器 :TCD
・カラム :Chromosorb101,80~100mesh
ガラス管,φ3.2mm×2m
・温度 :カラム50℃,注入口及び検出器100℃
・セル電流:75mA
・ガス圧力:ヘリウム(キャリヤーガス)100kPa
・注入量 :ヘッドスペースガス0.2mL
5.有機酸の分析
経口用発泡固形組成物中の有機酸の含有量の分析方法は以下の通りである。
経口用発泡固形組成物を1g採取し5%過塩素酸20mLを加え、10分間振とうすることで抽出した。これを水で200mLに定容し10分間超音波処理を行った。ろ過後高速液体クロマトグラフに供した。
経口用発泡固形組成物中の有機酸の含有量の分析方法は以下の通りである。
経口用発泡固形組成物を1g採取し5%過塩素酸20mLを加え、10分間振とうすることで抽出した。これを水で200mLに定容し10分間超音波処理を行った。ろ過後高速液体クロマトグラフに供した。
<高速液体クロマトグラフ操作条件>
・機種 :LC-20AD[株式会社島津製作所]
・検出器 :紫外可視吸光光度計SPD-20AV[島津製作所]
・カラム :Shim-pack SCR-102H 300×80(長さ×内径(mm))[島津製作所]
・カラム温度:40℃
・移動相 :3mmоl/L過塩素酸
・反応液 :0.2mmоl/Lのブロムチモールブルーを含有する15mmоl/L
りん酸水素二ナトリウム溶液
・流量 :移動相1.0mL/min、反応液1.4mL/min
・測定波長 :445nm
・機種 :LC-20AD[株式会社島津製作所]
・検出器 :紫外可視吸光光度計SPD-20AV[島津製作所]
・カラム :Shim-pack SCR-102H 300×80(長さ×内径(mm))[島津製作所]
・カラム温度:40℃
・移動相 :3mmоl/L過塩素酸
・反応液 :0.2mmоl/Lのブロムチモールブルーを含有する15mmоl/L
りん酸水素二ナトリウム溶液
・流量 :移動相1.0mL/min、反応液1.4mL/min
・測定波長 :445nm
6.泡立ち及び泡持ちの評価
経口用発泡固形組成物について、胃液モデルでの泡立ち及び泡持ちを次の手順で評価した。
(1)1g当たりの理論泡量の定義と算出
経口用発泡固形組成物中の炭酸塩と有機酸の反応により生成する二酸化炭素のモル数は、炭酸塩の質量を炭酸塩の1グラム当量で除した値と、有機酸の質量を有機酸の1グラム当量で除した値のうち最も小さな値(Mi)となる。一方、1モルの理想気体の体積は、標準状態(0℃、1bar)下で22.7リットルである。そこで、本明細書においては、前記Miに22.7リットルを乗じた値を、経口用発泡固形組成物1g当たりの理論泡量(mL)とした。
経口用発泡固形組成物について、胃液モデルでの泡立ち及び泡持ちを次の手順で評価した。
(1)1g当たりの理論泡量の定義と算出
経口用発泡固形組成物中の炭酸塩と有機酸の反応により生成する二酸化炭素のモル数は、炭酸塩の質量を炭酸塩の1グラム当量で除した値と、有機酸の質量を有機酸の1グラム当量で除した値のうち最も小さな値(Mi)となる。一方、1モルの理想気体の体積は、標準状態(0℃、1bar)下で22.7リットルである。そこで、本明細書においては、前記Miに22.7リットルを乗じた値を、経口用発泡固形組成物1g当たりの理論泡量(mL)とした。
(2)胃液モデル液
胃液モデル液として、第16版改正日本薬局方に準拠した崩壊試験第1液(pH1.2)を用いた(関東化学製)。
胃液モデル液として、第16版改正日本薬局方に準拠した崩壊試験第1液(pH1.2)を用いた(関東化学製)。
(3)相対泡量の定義と算出
胃液モデル液に投じた経口用発泡固形組成物1.02gから生じる実際の泡量(実測量)(mL)を経口用発泡固形組成物1.02g当たりの理論泡量(mL)で除し、百分率で示した値を相対泡量(%)とした。
胃液モデル液に投じた経口用発泡固形組成物1.02gから生じる実際の泡量(実測量)(mL)を経口用発泡固形組成物1.02g当たりの理論泡量(mL)で除し、百分率で示した値を相対泡量(%)とした。
相対泡量(%)=〔実測量(mL)〕/〔1.02g当たりの理論泡量(mL)〕×100
なお、式中の実測量(mL)は、50mLメスシリンダーに経口用発泡固形組成物の錠剤サンプル340mg×3粒(形状:9.5φ2段R)を入れ、胃液モデル液を2mL添加し、添加直後を0分とし、90分後の泡体積(泡上部の目盛り)を測り、評価した。
本実施例で使用した原料は、以下のとおりである。
(1)ペクチン
ペクチン(DE72):GEMU HMペクチン YM-150-LJ(三晶株式会社製)
ペクチン(DE70):GEMU HMペクチン JM-150-J(三晶株式会社製)
ペクチン(DE58):GEMU HMペクチン 121-J slow set(三晶株式会社製)
ペクチン(DE55):GEMU HMペクチン BETA BI-J(三晶株式会社製)
ペクチン(DE52):GEMU HMペクチン AS confectionery-J(三晶株式会社製)
ペクチン(DE40):GEMU LMペクチン LM-105AS-J(三晶株式会社製)
ペクチン(DE35):GEMU LMペクチン LM-101AS-J(三晶株式会社製)
(2)たんぱく質
ホエイたんぱく分離物(WPI895、Fonterra製)
(3)界面活性剤(ショ糖脂肪酸エステル)
ショ糖シュガーエステル HLB15(S-1570、三菱化学フーズ製)
ショ糖シュガーエステル HLB11(S-1170F、三菱化学フーズ製)
ショ糖シュガーエステル HLB3(S-370F、三菱化学フーズ製)
(4)炭酸塩
炭酸水素ナトリウム :重曹(食添C)、東ソー製
(5)有機酸
酒石酸 :無水クエン酸MS、扶桑化学工業社製
(6)賦形剤
マルチトール :アマルティMR-50、三菱商事フードテック社製
なお、上記の原料のアクティブ量の純度は、ペクチンは95質量%であり、他の成分の純度は98質量%以上である。
(1)ペクチン
ペクチン(DE72):GEMU HMペクチン YM-150-LJ(三晶株式会社製)
ペクチン(DE70):GEMU HMペクチン JM-150-J(三晶株式会社製)
ペクチン(DE58):GEMU HMペクチン 121-J slow set(三晶株式会社製)
ペクチン(DE55):GEMU HMペクチン BETA BI-J(三晶株式会社製)
ペクチン(DE52):GEMU HMペクチン AS confectionery-J(三晶株式会社製)
ペクチン(DE40):GEMU LMペクチン LM-105AS-J(三晶株式会社製)
ペクチン(DE35):GEMU LMペクチン LM-101AS-J(三晶株式会社製)
(2)たんぱく質
ホエイたんぱく分離物(WPI895、Fonterra製)
(3)界面活性剤(ショ糖脂肪酸エステル)
ショ糖シュガーエステル HLB15(S-1570、三菱化学フーズ製)
ショ糖シュガーエステル HLB11(S-1170F、三菱化学フーズ製)
ショ糖シュガーエステル HLB3(S-370F、三菱化学フーズ製)
(4)炭酸塩
炭酸水素ナトリウム :重曹(食添C)、東ソー製
(5)有機酸
酒石酸 :無水クエン酸MS、扶桑化学工業社製
(6)賦形剤
マルチトール :アマルティMR-50、三菱商事フードテック社製
なお、上記の原料のアクティブ量の純度は、ペクチンは95質量%であり、他の成分の純度は98質量%以上である。
実施例1~14及び比較例1~6
表1に示す各成分を混合し、次いで単発式打錠機(RIKEN製 CDM-5PA)を用いて、杵形状9.5φ、2段R、錠剤重量340mg/1粒で打錠し、経口用発泡固形組成物の錠剤を得た。そして、得られた経口用発泡固形組成物について分析を行い、泡量の評価を行った、その結果を表1に示す。なお、各種成分のアクティブ量が表中の数値となるように上述の原料を混合した。また、混合した組成物の合計が100質量%となるようにマルチトールをバランス成分として用いた。
表1に示す各成分を混合し、次いで単発式打錠機(RIKEN製 CDM-5PA)を用いて、杵形状9.5φ、2段R、錠剤重量340mg/1粒で打錠し、経口用発泡固形組成物の錠剤を得た。そして、得られた経口用発泡固形組成物について分析を行い、泡量の評価を行った、その結果を表1に示す。なお、各種成分のアクティブ量が表中の数値となるように上述の原料を混合した。また、混合した組成物の合計が100質量%となるようにマルチトールをバランス成分として用いた。
実施例15~24及び比較例7、8
表2に示す各成分を配合したこと以外は、実施例1と同様の操作により経口用発泡固形組成物の錠剤を得た。そして、得られた経口用発泡固形組成物について分析を行い、泡量の評価を行った、その結果を、実施例2の結果とともに表2に示す。
表2に示す各成分を配合したこと以外は、実施例1と同様の操作により経口用発泡固形組成物の錠剤を得た。そして、得られた経口用発泡固形組成物について分析を行い、泡量の評価を行った、その結果を、実施例2の結果とともに表2に示す。
実施例25及び比較例9
表3に示す各成分を配合したこと以外は、実施例1と同様の操作により経口用発泡固形組成物の錠剤を得た。そして、得られた経口用発泡固形組成物について分析を行い、泡量の評価を行った、その結果を、実施例2の結果とともに表3に示す。
表3に示す各成分を配合したこと以外は、実施例1と同様の操作により経口用発泡固形組成物の錠剤を得た。そして、得られた経口用発泡固形組成物について分析を行い、泡量の評価を行った、その結果を、実施例2の結果とともに表3に示す。
実施例26~30
表4に示す各成分を配合したこと以外は、実施例1と同様の操作により経口用発泡固形組成物の錠剤を得た。そして、得られた経口用発泡固形組成物について分析を行い、泡量の評価を行った、その結果を、実施例2の結果とともに表4に示す。
表4に示す各成分を配合したこと以外は、実施例1と同様の操作により経口用発泡固形組成物の錠剤を得た。そして、得られた経口用発泡固形組成物について分析を行い、泡量の評価を行った、その結果を、実施例2の結果とともに表4に示す。
表1~4から、ペクチンと、HLBが6以上である界面活性剤と、たんぱく質を含有させたうえで、ペクチンと界面活性剤との質量比、及び界面活性剤とたんぱく質との質量比を特定範囲内に制御することにより、胃内での泡立ちがよいだけなく、その泡立ちが長時間にわたって胃内で安定に維持されることがわかる。したがって、本発明の経口用発泡固形組成物は、満腹を十分に実感できる。また、錠剤形態の経口用発泡固形組成物は、崩壊性にも優れることがわかる。
Claims (4)
- 次の成分(A)、(B)及び(C);
(A)ペクチン 0.5~18質量%
(B)HLBが6以上である界面活性剤、及び
(C)たんぱく質
を含有し、
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.05~4であり、
成分(A)と成分(C)との質量比[(C)/(A)]が0.05~9.5である、
経口用発泡固形組成物。 - 成分(B)の含有量が0.1~15質量%である、請求項1記載の経口用発泡固形組成物。
- 成分(C)の含有量が0.05~29質量%である、請求項1又は2記載の経口用発泡固形組成物。
- 成分(B)と成分(C)との質量比[(B)/(C)]が0.1~30である、請求項1~3のいずれか1項に記載の経口用発泡固形組成物。
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