JP2023093121A - 塗工装置及び塗工方法 - Google Patents

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正明 田邉
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Abstract

【課題】基材の両面に塗膜を形成する塗工装置にて基材開口部への塗布抜けを抑制する。【解決手段】塗工装置20は、基材2の両面に対して塗液Cを塗布し、基材2の厚み方向に互いに対向する第1及び第2ブロック21,22と、第1及び第2ブロック21,22同士の隙間に塗液Cが溜まるように形成されるとともに、基材2が通る液溜り部23と、を備える。液溜り部23は、基材2の搬送方向における上流側に開口し、基材2が導入される基材導入口24と、搬送方向における下流側に開口し、基材2が排出される基材排出口25と、幅方向の両側にそれぞれ位置する側面部26と、を含む。第2ブロック22には、液溜り部23に臨むとともに液溜り部23に塗液Cを供給する塗液供給口31が設けられている。第1ブロック21には、液溜り部23に臨むとともに液溜り部23から塗液Cを排出する塗液排出口32が設けられている。【選択図】図2

Description

本開示は、塗工装置及び塗工方法に関する。
例えばロールtoロール法によって搬送されるシート状の基材の両面に塗膜を形成するための塗工装置に関して、種々の技術が開示されている。
例えば、特許文献1に開示の塗布装置(塗工装置)では、先ず、連続搬送される長尺のシート状基材を塗液が溜められた浸漬槽に浸けることによって、基材の両面に対して塗液を塗布する。その後、基材を垂直方向に上昇させながら、一対の掻き落としロールによって、基材の両面における余分な塗液を掻き落とす。これにより、基材の両面に、一定の厚みの塗膜が形成される。
特開昭64-7965号公報
ところで、例えばスリット等の開口部が設けられた基材の両面に塗膜を形成しようとした場合、当該開口部の内面に塗液が十分に行き渡らず、塗布抜けが発生することがある。
本開示は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、搬送される基材の両面に塗膜を形成する塗工装置において、基材に設けられた開口部の内面への塗布抜けを抑制することにある。
本開示に係る塗工装置は、搬送されるシート状の基材の両面に対して塗液を塗布する塗工装置であって、上記基材の厚み方向に互いに対向する一対のブロックと、上記一対のブロック同士の隙間に上記塗液が溜まるように形成されるとともに、上記基材が通る液溜り部と、を備え、上記液溜り部は、上記基材の搬送方向における上流側に開口し、上記基材が導入される基材導入口と、上記搬送方向における下流側に開口し、上記基材が排出される基材排出口と、上記搬送方向に交差する幅方向の両側にそれぞれ位置する側面部と、を含み、上記一対のブロックのうちの少なくとも一方の上記ブロックには、上記液溜り部に臨むとともに上記液溜り部に上記塗液を供給する塗液供給口が設けられており、上記一対のブロックのうちの少なくとも他方の上記ブロックには、上記液溜り部に臨むとともに上記液溜り部から上記塗液を排出する塗液排出口が設けられている。
本開示に係る塗工方法は、上記塗工装置を用いて、上記塗液供給口を介して上記液溜り部に上記塗液を供給するとともに上記塗液排出口を介して上記液溜り部から上記塗液を排出しながら、開口部が設けられた上記基材を上記液溜り部に通す。
本開示によれば、搬送される基材の両面に塗膜を形成する塗工装置において、基材に設けられた開口部の内面への塗布抜けを抑制することができる。
図1は、本開示の第1の実施形態に係る塗工装置を含む塗工システムを模式的に示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る塗工装置の正面図である。 図3は、第1の実施形態に係る塗工装置の平面図である。 図4は、第1の実施形態に係る塗工装置の側面断面図である。 図5は、第1の実施形態に係る塗工装置の基材排出口近傍を拡大して示す拡大正面図である。 図6は、第2の実施形態に係る塗工装置の平面図である。 図7は、第3の実施形態に係る塗工装置の平面図である。 図8は、第4の実施形態に係る塗工装置の側面断面図である。 図9は、第5の実施形態に係る塗工装置の正面図である。 図10は、第6の実施形態に係る塗工装置の第1モードの正面図である。 図11は、第6の実施形態に係る塗工装置の第2モードの正面図である。
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物あるいはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
<第1の実施形態>
(装置構成)
図1は、本開示の第1の実施形態に係る塗工システム1を模式的に示す。塗工システム1は、基材2の両面に塗膜Fを連続的に形成するためのものである。塗工システム1は、基材供給装置10、塗工装置20、塗液供給装置40及び塗液排出装置50から構成されてなる。
基材2は、長尺のシート状に形成されている。基材2としては、例えば、金属箔、樹脂フィルム、織布、不織布、紙等がある。基材2の塗膜Fを含まない厚み寸法t(図5参照)は、例えば1mm以下である。
基材供給装置10は、ロールtoロール法によって、基材2を、その長手方向を搬送方向(Xで示す)として連続搬送する。具体的には、基材供給装置10は、基材2を巻出機11で巻き出して巻取機12で巻き取ることによって、基材2を連続搬送する。搬送される基材2は、途中、第1ロール13及び第2ロール14を通る。
基材2の搬送方向において、第1ロール13と第2ロール14との間には、塗工装置20が配置されている。塗工装置20は、詳細は後述するが、連続搬送されるシート状の基材2の両面に対して塗液Cを塗布して、基材2の両面に塗膜Fを形成する。塗工装置20によって両面に塗膜Fが形成された基材2は、乾燥炉(図示せず)で乾燥されて塗膜F内に含まれる揮発成分が除去された後、巻取機12に巻き取られる。
塗工装置20の構成について、詳細に説明する。図2~5は本実施形態に係る塗工装置20を示し、図2は正面図(II矢視図)、図3は平面図(III矢視図)、図4は側面断面図(IV-IV断面図)、図5は後述する基材排出口25近傍の拡大正面図である。
なお、本実施形態において、基材2の搬送方向(長手方向)及び幅方向(Yで示す)は、水平方向である。基材2の幅方向は、基材2の搬送方向に交差、具体的には直交している。基材2の厚み方向(Zで示す)は、鉛直方向である。
塗工装置20は、図2に示すように、一対のブロック、具体的には第1ブロック21及び第2ブロック22を備える。第1ブロック21と第2ブロック22とは、基材2の厚み方向に互いに所定の間隔を空けて配置されており、基材2の厚み方向に互いに対向している。各ブロック21,22は、略直方体状に形成されており、その長手方向が基材2の搬送方向に沿うように配置されている。
図3,4において、L1は、各ブロック21,22の長さ寸法である。L2は、各ブロック21,22の幅寸法である。L3は、各ブロック21,22の厚み寸法である。各ブロック21,22の長さ寸法L1は、基材2の厚み寸法t(図5参照)に対して、十分大きい(例えば100倍以上)ことが好ましい。本実施形態では、図4に示すように、各ブロック21,22の幅寸法L2は、基材2の幅寸法Bよりも小さい。
図2に示すように、一対のブロック同士の隙間23、すなわち第1ブロック21と第2ブロック22との隙間23には、塗液Cが溜まるように、液溜り部が形成されている(以下、「液溜り部23」という)。基材2が液溜り部23を通ることによって、基材2の両面に対して塗液Cが塗布されて、基材2の両面に塗膜Fが形成される。
塗液Cは、ペースト状又はスラリー状であることが好ましい。塗液Cの粘度ηは、1mPa・s以上であることが好ましく、1Pa・s~1000Pa・sであることがより好ましい。塗液Cは、例えば、シリカ、低融点ガラス、アルミナ・酸化チタン等の金属酸化物粒子を含んだ絶縁体材料や、はんだ、銅、銀、金属被覆した粒子等の金属粒子や、ニッケル酸リチウム、マンガン酸リチウム、コバルト酸リチウム、カーボン等を含んだ導電性材料や、染料、等を用いることができる。
Hは、第1ブロック21と第2ブロック22との隙間寸法を示す。隙間寸法Hは、基材2が通過可能なように、基材2の厚み寸法t(例えば0.1mm以下)よりも大きい。隙間寸法Hは、極力小さい方がよく、0.1mm以上1mm以下であることが好ましい。
液溜り部23は、基材2の搬送方向における上流側(図2における左側)に開口する基材導入口24と、基材2の搬送方向における下流側(図2における右側)に開口する基材排出口25と、を含む。基材導入口24と基材排出口25とは、搬送方向において、互いに対向している。基材2は、基材導入口24から導入されて、液溜り部23を通って、基材排出口25から排出される。
図3,4に示すように、液溜り部23は、基材2の幅方向における両側にそれぞれ位置する側面部26を含む。側面部26とは、液溜り部23の幅方向端部を構成する搬送方向及び厚み方向に延びる面をいう。側面部26は、幅方向一方側(図4における左側)の第1側面部26a及び幅方向他方側(図4における右側)の第2側面部26bから構成されている。第1側面部26aと第2側面部26bとは、幅方向において、互いに対向している。
図4に示すように、幅方向における両側の側面部26、すなわち第1側面部26a及び第2側面部26bには、露出口29がそれぞれ設けられている。各露出口29は、第1側面部26a及び第2側面部26b各々において、基材導入口24側(上流側)から基材排出口25側(下流側)に亘って、開口している(図2参照)。すなわち、第1側面部26a及び第2側面部26bは、開放されている。図4に示すように、露出口29からは、基材2の幅方向における一部が、液溜り部23の外部に突出可能である。
ここで、図3に示すように、基材2には、開口部3が設けられている。本実施形態では、開口部3は、基材2の幅方向に沿って延びるスリットで構成されている(以下、「スリット3」という場合がある)。スリット3は、基材2の幅方向に長手である。スリット3の長手方向(基材2の幅方向)における幅寸法は、d1である。スリット3の搬送方向における開口幅は、d2である。スリット3は、基材2の幅方向中間部2bに、複数設けられている。複数のスリット3は、搬送方向に並んでいる。
なお、開口部3の態様は、スリットに限定されない。開口部3は、例えば、基材2の表面に設けられたスリット、切り欠き、貫通孔、凹部や、基材2の側面に設けられた隙間部(第3の実施形態参照)や、基材2の全体に設けられた網目、多孔質、等を包括した概念である。基材2は、本実施形態のようなフラット状に限定されない。基材2は、例えば、パンチングメタル(第2の実施形態参照)、メッシュ材、多孔質材等で構成されたり、ノコギリ形状(第3の実施形態参照)、櫛歯形状、梯子形状等に形成されたりしてもよい。
図2,4に示すように、第2ブロック22(一対のブロックのうちの一方のブロック)における液溜り部23に臨む面には、塗液供給口31が設けられている。塗液供給口31は、液溜り部23に臨むとともに、液溜り部23に塗液Cを供給する。
図2,4に示すように、第1ブロック21(一対のブロックのうちの他方のブロック)における液溜り部23に臨む面には、塗液排出口32が設けられている。塗液排出口32は、液溜り部23に臨むとともに、液溜り部23から塗液Cを排出する。さらに、第1ブロック21における液溜り部23に臨む面にも、塗液供給口31が設けられている。
図2~4に示すように、第2ブロック22において、塗液供給口31は、搬送方向及び幅方向に並んで複数個(具体的には15個)配置されている。第2ブロック22において、塗液供給口31は、スリット3の幅寸法d1に対応するように、幅方向に3個並んで配置されている。第2ブロック22において、塗液供給口31は、第2ブロック22の長さ寸法L1に対応するように、搬送方向に5個並んで配置されている。
図2~4に示すように、第1ブロック21において、塗液供給口31は、搬送方向及び幅方向に並んで複数個(具体的には9個)配置されている。第1ブロック21において、塗液供給口31は、スリット3の幅寸法d1に対応するように、幅方向に3個並んで配置されている。第1ブロック21において、塗液供給口31は、第1ブロック21における搬送方向(長さ方向)の中央位置Aないし下流側部分において、搬送方向に3個並んで配置されている。
図2~4に示すように、第1ブロック21において、塗液排出口32は、搬送方向及び幅方向に並んで複数個(具体的には6個)配置されている。第1ブロック21において、塗液排出口32は、スリット3の幅寸法d1に対応するように、幅方向に3個並んでいる。第1ブロック21において、塗液排出口32は、第1ブロック21における搬送方向(長さ方向)の中央位置Aより上流側において、搬送方向に2個並んで配置されている。
詳細には、塗液排出口32は、液溜り部23(第1ブロック21)における搬送方向(長さ方向)の中央位置Aより上流側にのみ配置されている。
なお、「液溜り部23における搬送方向の中央位置Aより上流側」とは、「液溜り部23における搬送方向の中央位置A」をも、含み得る。塗液排出口32は、液溜り部23における搬送方向の基材導入口24を起点にした上流側の1/2の部分にのみ配置されることが好ましく、液溜り部23における搬送方向の基材導入口24を起点にした上流側の1/3の部分にのみ配置されることがより好ましい。
図2に示すように、各ブロック21,22における搬送方向の中央位置Aより上流側において、塗液供給口31と塗液排出口32とは、基材2の厚み方向に互いに対向している。詳細には、塗液供給口31の少なくとも一部と塗液排出口32の少なくとも一部とは、基材2の厚み方向に見て、互いに重なっている。なお、各ブロック21,22における搬送方向の中央位置Aないし下流側部分において、塗液供給口31同士も、基材2の厚み方向に互いに対向している。
図2に示すように、第2ブロック(一方のブロック)22における搬送方向の中央位置Aより上流側では、複数(2個)の塗液供給口31が、搬送方向に隣り合っている。第1ブロック(他方のブロック)21における搬送方向の中央位置Aより上流側では、複数(2個)の塗液排出口32が、搬送方向に隣り合っている。
第1ブロック21の上流側1番目の塗液排出口32は、第2ブロック22の上流側1番目の塗液供給口31に対応する。第1ブロック21の上流側2番目の塗液排出口32は、第2ブロック22の上流側2番目の塗液供給口31に対応する。
図3に示すように、塗液供給口31の断面形状及び塗液排出口32の断面形状は、例えば円形や楕円形等である。塗液供給口31の直径及び塗液排出口32の直径は、1mm以上であることが好ましい。なお、塗液供給口31及び塗液排出口32は、1個ずつでもよい。
図1に示すように、塗液供給装置40は、塗液Cを塗工装置20に供給するための装置であり、塗液供給ポンプ41及び塗液供給管42で構成されている。塗液供給ポンプ41及び塗液供給管42は、第1ブロック21及び第2ブロック22の外部に、設けられている。
塗液供給管42は、塗液供給ポンプ41から供給主管42aが出発して、供給主管42aから複数の供給分岐管42bに分岐している。各供給分岐管42bは、各塗液供給口31に対応している。
ここで、図1,2,4に示すように、第1ブロック21及び第2ブロック22の内部には、各塗液供給口31に対応するように、塗液供給路33が設けられている。塗液供給路33は、その上流側で塗液供給管42を介して塗液供給ポンプ41に連通しているとともに、その下流側で塗液供給口31に連通している。塗液供給路33は、厚み方向に略真直ぐに延びている。なお、第1ブロック21及び第2ブロック22の内部に、マニホールドがあってもよい。
図1に示すように、塗液排出装置50は、塗液Cを塗工装置20から排出するための装置であり、塗液回収ポンプ51及び塗液排出管52で構成されている。塗液回収ポンプ51及び塗液排出管52は、第1ブロック21及び第2ブロック22の外部に、設けられている。
塗液排出管52は、塗液回収ポンプ51から排出主管52aが出発して、排出主管52aから複数の排出分岐管52bに分岐している。各排出分岐管52bは、各塗液排出口32に対応している。
ここで、図1,2,4に示すように、第1ブロック21の内部には、各塗液排出口32に対応するように、塗液排出路34が設けられている。塗液排出路34は、その下流側で塗液排出管52を介して塗液回収ポンプ51に連通しているとともに、その上流側で塗液排出口32に連通している。塗液排出路34は、厚み方向に略真直ぐに延びている。
塗液排出装置50は、塗工停止時において液溜り部23の塗液Cを除去するためにも用いられる。塗液Cの排出については、塗液排出口32を圧力損失が小さくなるような形状にして、液溜り部23における余剰の塗液Cが自然に排出されるようにしてもよく、また、吸引機構によって積極的に吸引してもよい。
塗液供給ポンプ41及び塗液回収ポンプ51として、例えば、スクリューポンプ、ダイアフラムポンプ、シリンジポンプ又はチューブポンプ等の定量供給(排出)可能なものを採用することが好ましい。また、塗液供給ポンプ41の代わりに、供給タンクに圧縮空気を導入して圧力送液してもよい。
塗液供給口31を介して液溜り部23に供給される塗液Cの量は、基材排出口25を介して液溜り部23から基材2と伴に排出される塗液C(塗膜F)の量と、塗液排出口32を介して液溜り部23から排出される塗液Cの量と、の和に略等しい。より具体的には、塗液供給口31を介して液溜り部23に供給される塗液Cの量は、基材排出口25を介して液溜り部23から基材2と伴に排出される塗液C(塗膜F)の量よりも多い。そして、液溜り部23における余剰の塗液Cは、塗液排出口32を介して液溜り部23から排出される。
図示しないが、第2ブロック22には、液溜り部23における気泡を液溜り部23から除去する泡抜き部が、設けられてもよい。泡抜き部は、第2ブロック22における液溜り部23に臨む面に設けられた泡抜き口と、泡抜き口に連通し且つ第2ブロック22の内部を厚み方向(鉛直方向)に延びる泡抜き路と、泡抜き路の下流側(鉛直方向上側)に接続された泡抜き管と、を含む。泡抜き管には、泡抜きバルブが設けられてもよい。
(塗工態様)
塗液供給ポンプ41を駆動することによって、塗液Cは、塗液供給管42及び塗液供給路33を介して、塗液供給口31から液溜り部23に供給される。液溜り部23に塗液Cが溜められた状態で、基材2を液溜り部23に通す。これにより、基材2の両面に対して塗液Cが塗布されて、基材2の両面に塗膜Fが形成される。
塗液供給口31を介して液溜り部23に供給される塗液Cの一部は、塗膜Fとして、基材排出口25を介して液溜り部23から基材2と伴に排出される。塗液Cの残部は、塗液回収ポンプ51の駆動によって、塗液排出口32を介して液溜り部23から排出されて、塗液排出路34及び塗液排出管52を通って、塗液回収ポンプ51の付属タンク(図示せず)に回収(排出)される。当該付属タンクに回収された塗液Cは、フィルタ等で不純物が除かれた後、塗液供給ポンプ41によって、再び、液溜り部23に供給される。
すなわち、塗液供給口31を介して液溜り部23に塗液Cを供給するとともに、塗液排出口32を介して液溜り部23から塗液Cを排出しながら、基材2を液溜り部23に通す。
図3,4に示すように、基材2の幅方向中間部2bを、塗液Cを塗布する特定部位Pとする。一方、基材2の幅方向両端部2a各々を、塗液Cを塗布しない非特定部位Qとする。基材2を液溜り部23に通す際、基材2の各非特定部位Q(幅方向両端部2a各々)を、各露出口29から液溜り部23の外部に突出させる。これにより、基材2の特定部位Pの両面に対して塗液Cが塗布されて、基材2の特定部位Pの両面に塗膜Fが形成される。一方、基材2の各非特定部位Qの両面には、塗液Cが塗布されないので、塗膜Fが形成されない。
基材2が基材排出口25を介して液溜り部23から排出される際、基材排出口25の近傍において、基材2の両面に塗布された塗液Cに対して、強いせん断力が加わる。このため、図5に示すように、基材2の塗膜Fを含めた厚み寸法Tは、基材排出口25(液溜り部23)の隙間寸法Hに対して、やや小さくなる。
図2,4に示すように、液溜り部23における搬送方向の中央位置Aより上流側では、第2ブロック22の塗液供給口31を介して液溜り部23に供給された塗液Cは、基材2のスリット3を貫通して、第1ブロック21の塗液排出口32を介して液溜り部23から排出される。
(作用効果)
本実施形態によれば、基材2にスリット3が設けられた場合であっても、第2ブロック22の塗液供給口31を介して液溜り部23に供給された塗液Cは、第1ブロック21の塗液排出口32に向けて、基材2のスリット3を貫通する。このように塗液Cが基材2のスリット3に流れ込むことによって、スリット3の内面にも塗液Cが十分に行き渡るようになる。したがって、スリット3の内面にも、塗液Cを塗布して、塗膜Fを形成することができる。
以上、搬送される基材2の両面に塗膜Fを形成する塗工装置20において、基材2に設けられたスリット3の内面への塗布抜けを抑制することができる。この効果は、特に、塗液Cの粘度が高い場合に有効である。
第2ブロック22の塗液供給口31と第1ブロック21の塗液排出口32とが、基材2を挟んで厚み方向に互いに対向しているので、塗液Cが、基材2のスリット3を貫通しやすくなる。
塗液排出口32が第1ブロック21(液溜り部23)における搬送方向の中央位置Aより上流側にのみ配置されることによって、塗工工程の前半を、基材2のスリット3の内面に塗液Cを塗布する工程として割り当てるとともに、塗工工程の後半を、基材2の両面に対して均等に塗液Cを塗布する工程として割り当てることができる。
液溜り部23における搬送方向の中央位置Aより上流側において、第2ブロック22側で複数の塗液供給口31が搬送方向に隣り合うとともに、第1ブロック21側で複数の塗液排出口32が搬送方向に隣り合うので、第2ブロック22側から第1ブロック21側への塗液Cの流れを強くすることができる。これにより、基材2のスリット3に塗液Cが貫通しやすくなる。
本実施形態では、幅方向における少なくとも片側の側面部26に露出口29が設けられているので、基材2の幅方向における一部を、露出口29から液溜り部23の外部に突出させることができる。これにより、搬送される基材2の幅方向における特定部位Pの両面に選択的に塗膜Fを形成することができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態に係る塗工装置20について、図6を参照しながら説明する。以下の説明において、上記実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する場合がある。
本実施形態では、基材2は、パンチングメタルで構成されている。基材2には、開口部として、複数のパンチ穴3が空けられている。
塗液排出口32は、幅方向に4個並んでいる。塗液供給口31についても、同様である。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第2ブロック22の塗液供給口31を介して液溜り部23に供給された塗液Cは、第1ブロック21の塗液排出口32に向けて、基材2のパンチ穴3を貫通する。これにより、パンチ穴3の内面にも塗液Cが十分に行き渡るようになる。したがって、パンチ穴3の内面にも、塗液Cを塗布して、塗膜Fを形成することができる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態に係る塗工装置20について、図7を参照しながら説明する。以下の説明において、上記実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する場合がある。
本実施形態では、基材2の幅寸法Bは、各ブロック21,22の幅寸法(液溜り部23の幅寸法)L2よりも小さい。また、基材2の幅方向全体を特定部位Pとし、非特定部位Qを設けない。すなわち、基材2の幅方向全体の両面に塗液Cが塗布されて、塗膜Fが形成される(全面塗り)。
また、基材2の幅方向両側各々の側面は、ノコギリ形状に形成されており、搬送方向に並ぶ複数の歯4が設けられている。搬送方向に隣り合う歯4同士の隙間部には、開口部3が形成されている(以下、「隙間部3」という場合がある)。
塗液排出口32は、基材2の隙間部3に対応するように、幅方向中央部には設けられておらず、幅方向外両側にのみ設けられている。第1ブロック21の幅方向中央部には、塗液排出口32の代わりに、塗液供給口31が設けられている。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第2ブロック22の塗液供給口31を介して液溜り部23に供給された塗液Cは、第1ブロック21の塗液排出口32に向けて、基材2の隙間部3を貫通する。これにより、隙間部3の内面(歯4の搬送方向側の側面)にも塗液Cが十分に行き渡るようになる。したがって、隙間部3の内面にも、塗液Cを塗布して、塗膜Fを形成することができる。
<第4の実施形態>
第4の実施形態に係る塗工装置20について、図8を参照しながら説明する。以下の説明において、上記実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する場合がある。
本実施形態では、露出口29は、第1側面部26a及び第2側面部26bのいずれにも設けられていない。すなわち、第1側面部26a及び第2側面部26b(幅方向における両側の側面部)は、いずれも閉塞している。第1側面部26a及び第2側面部26bは、液溜り部23の幅方向両側を覆う2つのサイドブロック27における液溜り部23に臨む側面で構成されている。
基材2の幅寸法Bは、各ブロック21,22の幅寸法(液溜り部23の幅寸法)L2よりも小さい。また、基材2の幅方向全体を特定部位Pとし、非特定部位Qを設けない。すなわち、基材2の幅方向全体の両面に塗液Cが塗布されて、塗膜Fが形成される(全面塗り)。さらに、基材2の幅方向両側の側面2eにも塗液Cが塗布されて、塗膜Fが形成される。なお、第1ブロック21及び第2ブロック22並びにサイドブロック27は、互いに一体物で形成されてもよい。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
<第5の実施形態>
第5の実施形態に係る塗工装置20について、図9を参照しながら説明する。以下の説明において、上記実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する場合がある。
本実施形態では、第2ブロック(一方のブロック)22における搬送方向の中央位置Aより上流側では、上流側1番目の塗液供給口31と、上流側2番目の塗液排出口32とが、搬送方向に隣り合っている。第1ブロック(他方のブロック)21における搬送方向の中央位置Aより上流側では、上流側1番目の塗液排出口32と、上流側2番目の塗液供給口31とが、搬送方向に隣り合っている。すなわち、各ブロック21,22において、塗液供給口31と塗液排出口32とが、搬送方向に交互に並んでいる。
第1ブロック21の上流側1番目の塗液排出口32は、第2ブロック22の上流側1番目の塗液供給口31に対応する。第1ブロック21の上流側2番目の塗液供給口31は、第2ブロック22の上流側2番目の塗液排出口32に対応する。
第2ブロック22の上流側1番目の塗液供給口31を介して液溜り部23に供給された塗液Cは、基材2のスリット3を貫通して、第1ブロック21の上流側1番目の塗液排出口32を介して液溜り部23から排出される。第1ブロック21の上流側2番目の塗液供給口31を介して液溜り部23に供給された塗液Cは、基材2のスリット3を貫通して、第2ブロック22の上流側2番目の塗液排出口32を介して液溜り部23から排出される。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、第2ブロック22側から第1ブロック21側への塗液Cの流れと、第1ブロック21側から第2ブロック22側への塗液Cの流れとが、交互に発生するので、基材2の両面に塗液Cを均等に塗布する上で有利になる。
<第6の実施形態>
第6の実施形態に係る塗工装置20について、図10,11を参照しながら説明する。以下の説明において、上記実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、詳細な説明を省略する場合がある。
本実施形態では、切換機構としての切換バルブ60によって、第2ブロック(一方のブロック)22に塗液供給口31があるとともに第1ブロック21(他方のブロック)に塗液排出口32がある第1モードM1(図10参照)と、第2ブロック22に塗液排出口32があるとともに第1ブロック21に塗液供給口31がある第2モードM2(図11参照)と、を切り換え可能である。切換バルブ60は、例えば、サーボバルブ等である。
例えば、第1モードM1(図10参照)では、第2ブロック22の塗液供給口31から、第1ブロック21の塗液排出口32へと塗液Cが流れる。一方、第2モードM2(図11参照)では、第1ブロック21の塗液供給口31から、第2ブロック22の塗液排出口32へと塗液Cが流れる。
<その他の実施形態>
以上、本開示を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。
塗液供給口31及び塗液排出口32の両方が、第1ブロック21及び第2ブロック22の両方にそれぞれ設けられてもよい。すなわち、塗液供給口31が一対のブロックのうちの少なくとも一方のブロックに設けられるとともに、塗液排出口32が一対のブロックのうちの少なくとも他方のブロックに設けられればよい。
塗液排出口32は、液溜り部23における搬送方向の中央位置Aより下流側にも配置されてよい。
露出口29は、幅方向における片側の側面部26にのみ設けられてもよい。そして、基材2における幅方向片側部分のみを、特定部位Pとして、液溜り部23に通してもよい。
上記実施形態では、基材2の搬送方向は、水平方向であったが、これに限定されない。基材2は、例えば鉛直方向上方から下方へ、また鉛直方向下方から上方へ、さらには斜め方向に搬送されてもよい。
上記実施形態では、塗工装置20は、ロールtoロール法によって連続搬送される基材2の両面に対して塗液Cを塗布するために用いられるが、これに限定されない。塗工装置20は、例えば、ベルトコンベヤによって搬送されるガラス基板の両面に対して塗液Cを塗布するために用いられてもよい。
本開示に係る塗工方法は、塗工装置20を用いて、塗液供給口31を介して液溜り部23に塗液Cを供給するとともに、塗液排出口32を介して液溜り部23から塗液Cを排出しながら、開口部3が設けられた基材2を液溜り部23に通す。
本開示は、塗工装置及び塗工方法に適用できるので、極めて有用であり、産業上の利用可能性が高い。
X 搬送方向
Y 幅方向
Z 厚み方向
A 中央位置
M1 第1モード
M2 第2モード
C 塗液
F 塗膜
1 塗工システム
2 基材
3 開口部(スリット、パンチ穴、隙間部)
20 塗工装置
21 第1ブロック(他方のブロック)
22 第2ブロック(一方のブロック)
23 液溜り部(隙間)
24 基材導入口
25 基材排出口
26 側面部
26a 第1側面部
26b 第2側面部
29 露出口
31 塗液供給口
32 塗液排出口
41 塗液供給ポンプ
51 塗液回収ポンプ
60 切換バルブ(切換機構)

Claims (8)

  1. 搬送されるシート状の基材の両面に対して塗液を塗布する塗工装置であって、
    前記基材の厚み方向に互いに対向する一対のブロックと、
    前記一対のブロック同士の隙間に前記塗液が溜まるように形成されるとともに、前記基材が通る液溜り部と、を備え、
    前記液溜り部は、
    前記基材の搬送方向における上流側に開口し、前記基材が導入される基材導入口と、
    前記搬送方向における下流側に開口し、前記基材が排出される基材排出口と、
    前記搬送方向に交差する幅方向の両側にそれぞれ位置する側面部と、を含み、
    前記一対のブロックのうちの少なくとも一方の前記ブロックには、前記液溜り部に臨むとともに前記液溜り部に前記塗液を供給する塗液供給口が設けられており、
    前記一対のブロックのうちの少なくとも他方の前記ブロックには、前記液溜り部に臨むとともに前記液溜り部から前記塗液を排出する塗液排出口が設けられている、塗工装置。
  2. 請求項1に記載の塗工装置において、
    前記塗液供給口と前記塗液排出口とは、前記厚み方向に互いに対向している、塗工装置。
  3. 請求項1又は2に記載の塗工装置において、
    前記塗液排出口は、前記液溜り部における前記搬送方向の中央位置より上流側にのみ配置されている、塗工装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の塗工装置において、
    前記一方のブロックでは、複数の前記塗液供給口が前記搬送方向に隣り合っており、
    前記他方のブロックでは、複数の前記塗液排出口が前記搬送方向に隣り合っている、塗工装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の塗工装置において、
    前記一方のブロックでは、前記塗液供給口と前記塗液排出口とが前記搬送方向に隣り合っており、
    前記他方のブロックでは、前記一方のブロックの前記塗液供給口に対応する前記塗液排出口と、前記一方のブロックの前記塗液排出口に対応する前記塗液供給口とが、前記搬送方向に隣り合っている、塗工装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の塗工装置において、
    切換機構によって、前記一方のブロックに前記塗液供給口があるとともに前記他方のブロックに前記塗液排出口があるモードと、前記一方のブロックに前記塗液排出口があるとともに前記他方のブロックに前記塗液供給口があるモードと、を切り換え可能である、塗工装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の塗工装置において、
    前記幅方向における少なくとも片側の前記側面部には、前記基材導入口から前記基材排出口に亘って開口する露出口が設けられており、
    前記露出口からは、前記基材の前記幅方向における一部が前記液溜り部の外部に突出可能である、塗工装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載の塗工装置を用いて、前記塗液供給口を介して前記液溜り部に前記塗液を供給するとともに前記塗液排出口を介して前記液溜り部から前記塗液を排出しながら、開口部が設けられた前記基材を前記液溜り部に通す、塗工方法。
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