JP2023092322A - 非空気圧タイヤおよび組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性および耐候性を確保することが可能な非空気圧タイヤを提供する。【解決手段】非空気圧タイヤ1は、支持構造体10と、支持構造体10よりもタイヤ径方向Xで外側に位置しており、タイヤ周方向Cに沿って延びているトレッド50と、を備える。支持構造体10は、樹脂および添加剤を含み、酸化誘導時間が4分以上である。添加剤は、紫外線遮断剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤および光安定剤からなる群より選択される一種以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、非空気圧タイヤおよび非空気圧タイヤの支持構造体に用いられる組成物に関する。
従来、車両からの荷重を支持する支持構造体と、支持構造体よりもタイヤ径方向で外側に位置し、タイヤ周方向に沿って延びているトレッドと、を備える非空気圧タイヤが知られている。
特許文献1には、支持構造体の内側環状部と外側環状部とを連結する連結構造部に含まれる樹脂の150℃における貯蔵弾性率を8MPa以上とすることが記載されている。
しかしながら、非空気圧タイヤを長期間使用すると、支持構造体に亀裂や変色が発生する虞があるため、非空気圧タイヤの耐候性を確保することが望まれている。
そこで、特許文献2には、紫外線遮蔽層のみなしせん断速度と厚さが所定の関係を満たすように、支持構造体に紫外線遮蔽層を設けることが記載されている。
特開2019-218002号公報 特開2018-193046号公報
しかしながら、非空気圧タイヤを長期間使用すると、非空気圧タイヤから紫外線遮蔽層が剥離する虞があるため、非空気圧タイヤの耐久性を確保することが望まれている。
本発明は、耐久性および耐候性を確保することが可能な非空気圧タイヤを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、非空気圧タイヤにおいて、支持構造体と、前記支持構造体よりもタイヤ径方向で外側に位置しており、タイヤ周方向に沿って延びているトレッドと、を備え、前記支持構造体は、樹脂および添加剤を含み、酸化誘導時間が4分以上であり、前記添加剤は、紫外線遮断剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤および光安定剤からなる群より選択される一種以上である。
前記支持構造体は、前記樹脂の前駆体および前記添加剤を含む組成物の硬化物であってもよい。
前記添加剤は、前記紫外線吸収剤、前記酸化防止剤および前記光安定剤からなる群より選択される二種以上を含んでもよい。
前記光安定剤は、分子量が500以上のヒンダードアミン系光安定剤であってもよい。
前記支持構造体は、前記紫外線遮断剤を含み、前記紫外線遮断剤の含有量が0.5質量%以上2.8質量%以下であってもよい。
本発明の他の一態様は、非空気圧タイヤの支持構造体に用いられる組成物であって、樹脂および添加剤を含み、酸化誘導時間が4分以上であり、前記添加剤は、紫外線遮断剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤および光安定剤からなる群より選択される一種以上である。
本発明によれば、耐久性および耐候性を確保することが可能な非空気圧タイヤを提供することができる。
本実施形態の非空気圧タイヤを示す側面図である。 図1の非空気圧タイヤを製造する際に用いる加硫装置の一例を示す断面図である。 図1のII-II断面図である。 図3に示す部分を斜めから見た非空気圧タイヤの一部斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に、本実施形態の非空気圧タイヤを示す。非空気圧タイヤ1は、支持構造体10と、トレッド50と、を備える。ここで、支持構造体10は、車両からの荷重を支持する。また、トレッド50は、支持構造体10よりもタイヤ径方向Xで外側に位置しており、タイヤ周方向Cに沿って延びている。なお、非空気圧タイヤ1の構造の詳細については、後述する。
支持構造体10は、樹脂および添加剤を含み、添加剤は、紫外線遮断剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤および光安定剤からなる群より選択される一種以上である。このため、添加剤を含む保護層を支持構造体に設ける場合と対比すると、非空気圧タイヤ1の耐久性を確保することができる。
支持構造体10の酸化誘導時間は、4分以上であり、6分以上であることが好ましい。支持構造体10の酸化誘導時間が4分未満であると、非空気圧タイヤ1の耐候性を確保することができない。
なお、酸化誘導時間は、JIS K7351に準拠して、測定される、酸化されやすさの指標である。
支持構造体10を構成する樹脂としては、特に限定されないが、例えば、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂等が挙げられる。
熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂としては、支持構造体に使用される公知の樹脂を用いることができる。
支持構造体10は、樹脂の前駆体および添加剤を含む組成物の硬化物であってもよい。この場合、例えば、樹脂の前駆体および添加剤を含む組成物を成形した後、硬化させることにより、樹脂および添加剤を含む支持構造体10を製造することができる。
樹脂の前駆体は、特に限定されないが、例えば、プレポリマー、硬化剤および鎖延長剤を含む。
添加剤は、紫外線吸収剤、酸化防止剤および光安定剤からなる群より選択される二種以上を含むことが好ましい。これにより、非空気圧タイヤ1の耐候性が向上する。
紫外線遮断剤としては、特に限定されないが、例えば、カーボンブラック、酸化チタン、酸化亜鉛等が挙げられる。
支持構造体10が紫外線遮断剤を含む場合、支持構造体10中の紫外線遮断剤の含有量は、0.5質量%以上2.8質量%以下であることが好ましく、0.5質量%以上1.5質量%以下であることがより好ましい。支持構造体10中の紫外線遮断剤の含有量が0.5質量%以上であると、非空気圧タイヤ1の耐候性が向上し、2.8質量%以下であると、紫外線遮断剤の凝集が抑制される。
紫外線吸収剤としては、特に限定されないが、例えば、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、トリアジン系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤等が挙げられる。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤の市販品としては、例えば、LA-29、32、36(以上、ADEKA製)、Tinuvin 234(BASF製)等が挙げられる。
トリアジン系紫外線吸収剤の市販品としては、例えば、LA-46(ADEKA製)、Tinuvin 1577(BASF製)等が挙げられる。
ベンゾフェノン系紫外線吸収剤の市販品としては、例えば、アデカスタブ1413(ADEKA製)等が挙げられる。
シアノアクリレート系紫外線吸収剤の市販品としては、例えば、Uvinul 3035(BASF製)等が挙げられる。
支持構造体10中の紫外線吸収剤の含有量は、0.05質量%以上0.5質量%以下であることが好ましく、0.1質量%以上0.5質量%以下であることがより好ましい。支持構造体10中の紫外線吸収剤の含有量が0.05質量%以上であると、非空気圧タイヤ1の耐候性が向上し、0.5質量%以下であると、紫外線吸収剤のブリードアウトが抑制される。
酸化防止剤としては、特に限定されないが、例えば、フェノール系酸化防止剤、リン酸系酸化防止剤、硫黄系酸化防止剤等が挙げられる。
フェノール系酸化防止剤の市販品としては、例えば、BHT、AO-20、AO-60、AO-80(以上、ADEKA製)、GA-80、GS(以上、住友化学製)等が挙げられる。
リン酸系酸化防止剤の市販品としては、例えば、アデカスタブ3010、2112、1178、3010、TPP(以上、ADEKA製)等が挙げられる。
硫黄系酸化防止剤の市販品としては、例えば、AO-503(ADEKA製)等が挙げられる。
支持構造体10中の酸化防止剤の含有量は、0.05質量%以上0.5質量%以下であることが好ましく、0.1質量%以上0.5質量%以下であることがより好ましい。支持構造体10中の酸化防止剤の含有量が0.05質量%以上であると、非空気圧タイヤ1の耐候性が向上し、0.5質量%以下であると、酸化防止剤のブリードアウトが抑制される。
光安定剤としては、特に限定されないが、例えば、ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)等が挙げられる。
ヒンダードアミン系光安定剤の分子量は、500以上であることが好ましく、800以上であることがより好ましい。ヒンダードアミン系光安定剤の分子量が500以上であると、ヒンダードアミン系光安定剤のブリードアウトが抑制される。
ヒンダードアミン系光安定剤の市販品としては、例えば、分子量847のLA-52、分子量約2000のLA-63P、分子量681のLA-81(以上、ADEKA製)等が挙げられる。
支持構造体10中の光安定剤の含有量は、0.05質量%以上0.5質量%以下であることが好ましく、0.1質量%以上0.5質量%以下であることがより好ましい。支持構造体10中の光安定剤の含有量が0.05質量%以上であると、非空気圧タイヤ1の耐候性が向上し、0.5質量%以下であると、光安定剤のブリードアウトが抑制される。
なお、支持構造体10中の添加剤の総含有量は、1.5質量%以下であることが好ましい。
支持構造体10は、樹脂および添加剤以外に、補強材、顔料等をさらに含んでいてもよい。
以下、非空気圧タイヤ1の製造方法の一例を説明する。非空気圧タイヤ1を製造する際には、まず、支持構造体10のタイヤ径方向Xで外側の面に加硫接着剤を塗布する。
なお、加硫接着剤は、必要に応じて、乾燥させてもよい。乾燥条件は、特に限定されないが、例えば、50℃以上80℃以下の温度で5分以上10分以下である。
次に、支持構造体10の加硫接着剤が塗布された面にトレッド用ゴム組成物を貼着させた後、加硫装置を用いて、加熱加圧することにより、支持構造体10と、トレッド用ゴム組成物と、を加硫接着させる。
加硫接着剤は、特に限定されないが、例えば、ハロゲン化ポリマーを含み、必要に応じて、金属酸化物(受酸剤)をさらに含んでいてもよい。
ハロゲン化ポリマーおよび金属酸化物(受酸剤)としては、それぞれ加硫接着剤に使用される公知のハロゲン化ポリマーおよび金属酸化物(受酸剤)を用いることができる。
トレッド用ゴム組成物は、特に限定されないが、例えば、天然ゴムおよびカーボンブラックを含み、硫黄、シリカ等をさらに含んでいてもよい。ここで、トレッド用ゴム組成物は、天然ゴムとともに、または、天然ゴムの代わりに、ポリイソプレンゴム、スチレンブタジエンゴム等の合成ゴムを含んでいてもよい。
図2に、非空気圧タイヤ1を製造する際に用いる加硫装置の一例を示す。加硫装置60は、対向する下型61および上型62と、セグメント63および64と、を備える。支持構造体10と、トレッド用ゴム組成物と、を加硫接着させる際には、下型61と上型62との間に、支持構造体10にトレッド用ゴム組成物が貼着している非空気圧タイヤの前駆体1Aを配置する。ここで、下型61と非空気圧タイヤの前駆体1Aとの間には、パッキン65が配置されており、上型62と非空気圧タイヤの前駆体1Aとの間には、パッキン66が配置されている。また、セグメント63および64は、それぞれ非空気圧タイヤの前駆体1Aのトレッド用ゴム組成物に接触する成形面63aおよび64aを備える。ここで、非空気圧タイヤの前駆体1Aは、軸心Oが、図中、上下方向となるように配置される。また、型締め時には、セグメント63および64が、タイヤ径方向Xの内側に向かって移動し、非空気圧タイヤの前駆体1Aのタイヤ周方向Cに連なり、環状をなす。一方、型開き時には、セグメント63および64が、タイヤ径方向Xの外側に向かって移動し、放射状に広がる。
非空気圧タイヤの前駆体1Aを加硫する際には、加熱されたセグメント63および64を、非空気圧タイヤの前駆体1Aに押し付け、加圧する。
セグメント63および64を加熱する温度は、特に限定されないが、例えば、140℃以上180℃以下である。
以下、非空気圧タイヤ1(図1参照)の構造の詳細について説明する。図1は、本実施形態の非空気圧タイヤ1をタイヤ回転軸(タイヤ子午線)と平行な方向、すなわち図1で紙面表裏方向に沿う方向から側面視した側面図である。図1に示す非空気圧タイヤ1は、無荷重状態である。図3は、図1のII-II断面図である。図4は、図3に示す部分を斜めから見た非空気圧タイヤ1の一部斜視図である。
図1および図4において、矢印Cはタイヤ周方向を示している。図1、図3および図4において、矢印Xはタイヤ径方向を示している。図3および図4において、矢印Yはタイヤ幅方向を示している。図1においてのタイヤ幅方向Yは、紙面表裏方向である。図3の符号Eは、タイヤ赤道面である。図3においてのタイヤ周方向Cは、紙面表裏方向である。
タイヤ周方向Cは、タイヤ回転軸周りの方向であって非空気圧タイヤ1が回転する方向と同一の方向である。タイヤ径方向Xは、タイヤ回転軸に垂直な方向である。タイヤ幅方向Yは、タイヤ回転軸と平行な方向である。図3および図4においては、タイヤ幅方向Yの一方側をY1として示し、タイヤ幅方向Yの他方側をY2として示している。図3に示すタイヤ赤道面Eは、タイヤ回転軸に直交する面で、かつ、タイヤ幅方向Yの中心に位置する面である。
本実施形態の非空気圧タイヤ1は、内側環状部20と、外側環状部30と、複数のスポーク40を有する支持構造体10と、トレッド50と、を備える。
なお、以下において、内側環状部20および外側環状部30の厚みとは、タイヤ径方向Xに沿った方向の寸法である。内側環状部20および外側環状部30の幅とは、図3に示すタイヤ幅方向Yに沿った方向の寸法である。
内側環状部20は、非空気圧タイヤ1の内周部を構成するタイヤ周方向Cに沿った環状の部分である。内側環状部20の厚みおよび幅は、ユニフォミティを向上させるために一定に設定される。内側環状部20の内周側の空間に、図示しないタイヤホイールが配置される。そのタイヤホイールのリムの外周部に、内側環状部20の内周部が嵌合して装着される。内側環状部20がリムに装着されて、非空気圧タイヤ1は当該タイヤホイールに装着される。内側環状部20の内周面には、当該リムとの嵌合のために、凸部や溝等で構成される嵌合部が設けられる場合がある。
内側環状部20は、上記タイヤホイールの回転をスポーク40および外側環状部30に伝達する。内側環状部20の厚みは、スポーク40に回転力を十分に伝達する機能を満たしつつ、軽量化及び耐久性も得られる観点から決定される。内側環状部20の厚みは、特に限定されないが、例えば、図3に示すタイヤ断面高さHの2%以上7%以下であることが好ましく、3%以上6%以下であることがより好ましい。
内側環状部20の内径は、非空気圧タイヤ1が装着されるタイヤホイールのリムの寸法や車両の用途等に応じて決定される。例えば、一般の空気入りタイヤの代替を想定した場合、内側環状部20の内径は、例えば、250mm以上500mm以下といった寸法が挙げられるが、これに限定されない。
内側環状部20の幅は、非空気圧タイヤ1が装着される車両の用途や車軸の長さ等に応じて適宜決定される。例えば、一般の空気入りタイヤの代替を想定した場合、内側環状部20の幅は、100mm以上300mm以下といった寸法が挙げられるが、これに限定されない。
外側環状部30は、非空気圧タイヤ1の外周部を構成するタイヤ周方向Cに沿った環状の部分である。外側環状部30は、内側環状部20の外周側に、内側環状部20と同心状に配置される。外側環状部30の厚みおよび幅は、ユニフォミティを向上させるために一定に設定される。
外側環状部30は、内側環状部20およびスポーク40の回転を、トレッド50を介して路面に伝達する。外側環状部30の厚みは、スポーク40から路面に回転力を十分に伝達する機能を満たしつつ、軽量化および耐久性も得られる観点から決定される。外側環状部30の厚みは、特に限定されないが、例えば、図3に示すタイヤ断面高さHの2%以上7%以下であることが好ましく、2%以上5%以下であることがより好ましい。
外側環状部30の内径は、非空気圧タイヤ1が装着されるタイヤホイールのリムの寸法や車両の用途等に応じて適宜決定される。例えば、一般の空気入りタイヤの代替を想定した場合、外側環状部30の内径は、420mm以上750mm以下といった寸法が挙げられるが、これに限定されない。
外側環状部30の幅は、非空気圧タイヤ1が装着される車両の用途等に応じて適宜決定される。例えば、一般の空気入りタイヤの代替を想定した場合、外側環状部30の幅は、100mm以上300mm以下といった寸法が挙げられるが、これに限定されない。
複数のスポーク40は、内側環状部20と外側環状部30とを連結する。複数のスポーク40で連結された内側環状部20と外側環状部30とは、互いに同心状に配置される。複数のスポーク40のそれぞれは、タイヤ周方向Cに沿って各々独立して配列される。図1に示すように、複数のスポーク40は、非空気圧タイヤ1が無荷重状態では、側面視した場合においてタイヤ径方向Xと略平行でラジアル方向に直線状に延びている。
図3および図4に示すように、本実施形態の複数のスポーク40は、複数の第1のスポーク41と、複数の第2のスポーク42と、を含む。第1のスポーク41及び第2のスポーク42のいずれも、その延在方向は、タイヤ周方向Cに沿った方向で見た場合において、タイヤ径方向Xとは平行ではない。第1のスポーク41は、タイヤ軸方向すなわちタイヤ幅方向Yの一方側へ傾斜している。第2のスポーク42は、第1のスポーク41とは反対側へ傾斜している。第1のスポーク41と第2のスポーク42とは、タイヤ周方向Cに交互に配置されている。
詳しくは、図3および図4に示すように、第1のスポーク41は、外側環状部30のタイヤ幅方向Yの一方側であるY1側から、内側環状部20のタイヤ幅方向Yの他方側であるY2側へ向かって傾斜して延びている。第2のスポーク42は、外側環状部30のタイヤ幅方向Yの他方側であるY2側から、内側環状部20のタイヤ幅方向Yの一方側であるY1側へ向かって傾斜して延びている。
第1のスポーク41および第2のスポーク42の傾斜角度は同じである。このため、タイヤ周方向Cに隣接する第1のスポーク41と第2のスポーク42とは、タイヤ周方向Cに沿う方向から見た場合、略X字状に配置されている。図3に示すように、第1のスポーク41及び第2のスポーク42は、タイヤ幅方向Yに対して角度θで傾斜しており、その角度θは、例えば、15°以上50°以下であることが好ましい。
図3に示すように、タイヤ周方向Cに沿う方向から見た状態での第1のスポーク41および第2のスポーク42のそれぞれは、タイヤ赤道面Eに対して対称な同一形状である。したがって、以下においては、第1のスポーク41および第2のスポーク42を区別する必要がなく、まとめて説明できる場合には、第1のスポーク41および第2のスポーク42を、スポーク40と総称する。
スポーク40は、板状であって、内側環状部20から外側環状部30に向けて、上記のように角度θの角度で斜めに延びている。図4に示すように、スポーク40は、タイヤ周方向に沿った板厚tが、板幅wよりも小さく、板厚tの方向がタイヤ周方向Cに沿っている。すなわち、スポーク40は、タイヤ径方向X及びタイヤ幅方向Yの面内に沿って延びる板状に形成されている。なお、ここでいう板幅wは、図3にも示すように、スポーク40をタイヤ周方向Cに沿う方向から見た場合での、スポーク40が延在する傾斜方向に直交する方向の寸法である。本実施形態においては、全てのスポーク40の板厚tは同じである。また、全てのスポーク40の板幅wは同じである。
スポーク40は、長尺板状であるため、板厚tを薄くしても、板幅wを広く設定することによってスポーク40の耐久性を向上させることができる。さらに、板厚tを薄くしてスポーク40の数を増やすことにより、非空気圧タイヤ1全体の剛性を維持しつつ、タイヤ周方向Cに隣接するスポーク40の間の間隔を小さくできる。これによって、スポーク40によるタイヤ転動時の接地圧が分散し、接地圧を小さくできる。
なお、本実施形態のスポーク40は、側面視においてタイヤ径方向Xと平行であるが、スポーク40は、側面視においてタイヤ径方向Xと交差するようにタイヤ径方向Xに対し斜めに配置されてもよい。
図3および図4に示すように、第1のスポーク41は、内側環状部20のタイヤ幅方向Y2側に接続する第1の内側接続部411と、外側環状部30のタイヤ幅方向Y1側に接続する第1の外側接続部412と、を有する。第2のスポーク42は、内側環状部20のタイヤ幅方向Y1側に接続する第2の内側接続部421と、外側環状部30のタイヤ幅方向Y2側に接続する第2の外側接続部422と、を有する。第1の外側接続部412および第2の外側接続部422のそれぞれは、本実施形態における、外側環状部30に接続されるスポーク40の接続部の一例である。
図3に示すように、第1のスポーク41の第1の内側接続部411は、内側環状部20に近付くにつれてタイヤ幅方向Yに沿って広がる形状を有している。第1の内側接続部411のタイヤ幅方向Y2側の側面411aは、内側環状部20のタイヤ幅方向Y2側の端部20bまでなだらかに湾曲しながら延びている。第1の内側接続部411のタイヤ幅方向Y1側の側面411bは、内側環状部20のタイヤ赤道面Eの位置までタイヤ幅方向Y1側に向かって湾曲して延びている。
第1のスポーク41の第1の外側接続部412は、第1の内側接続部411と同様の形状であって、外側環状部30に近付くにつれてタイヤ幅方向に沿って広がる形状を有している。第1の外側接続部412のタイヤ幅方向Y1側の側面412aは、外側環状部30のタイヤ幅方向Y1側の端部30aまで、なだらかに湾曲しながら延びている。第1の外側接続部412のタイヤ幅方向Y2側の側面412bは、外側環状部30のタイヤ赤道面Eの位置まで、タイヤ幅方向Y2側に向かって湾曲して延びている。
第1の内側接続部411は、内側環状部20のタイヤ幅方向Y2側の半分の領域に設けられている。第1の外側接続部412は、外側環状部30のタイヤ幅方向Y1側の半分の領域に設けられている。
図3に示すように、第2のスポーク42の第2の内側接続部421は、内側環状部20に近付くにつれて、タイヤ幅方向Yに沿って広がる形状を有している。第2の内側接続部421のタイヤ幅方向Y1側の側面421aは、内側環状部20のタイヤ幅方向Y1側の端部20aまで、なだらかに湾曲しながら延びている。第2の内側接続部421のタイヤ幅方向Y2側の側面421bは、内側環状部20のタイヤ赤道面Eの位置まで、タイヤ幅方向Y2側に向かって湾曲して延びている。
第2のスポーク42の第2の外側接続部422は、第2の内側接続部421と同様の形状であって、外側環状部30に近付くにつれて、タイヤ幅方向に沿って広がる形状を有している。第2の外側接続部422のタイヤ幅方向Y2側の側面422aは、外側環状部30のタイヤ幅方向Y2側の端部30bまで、なだらかに湾曲しながら延びている。第2の外側接続部422のタイヤ幅方向Y1側の側面422bは、外側環状部30のタイヤ赤道面Eの位置まで、タイヤ幅方向Y1側に向かって湾曲して延びている。
第2の内側接続部421は、内側環状部20のタイヤ幅方向Y1側の半分の領域に設けられている。第2の外側接続部422は、外側環状部30のタイヤ幅方向Y2側の半分の領域に設けられている。
上述したように、本実施形態の全てのスポーク40の板厚tは同じである。板厚tの寸法は特に限定されないが、スポーク40が内側環状部20及び外側環状部30からの回転力を十分受けつつ、荷重を受けた際には適度に撓み変形が可能なようにする上で、1mm以上30mm以下であることが好ましく、5mm以上25mm以下であることがより好ましい。
上述したように、本実施形態の全てのスポーク40の板幅wは同じである。スポーク40の板幅wは特に限定されないが、内側環状部20及び外側環状部30からの回転力を十分受けつつ、荷重を受けた際には適度に撓み変形が可能なようにする上で、5mm以上25mm以下であることが好ましく、10mm以上20mm以下であることがより好ましい。また、板幅wは、耐久性を向上させつつ接地圧を分散させ得る観点から、板厚tの110%以上であることが好ましく、115%以上であることがより好ましい。
スポーク40の数としては、車両からの荷重を十分支持しつつ、軽量化が可能で、動力伝達性及び耐久性の向上をともに図ることを可能とする観点から、80個以上300個以下であることが好ましく、100個以上200個以下であることがより好ましい。
スポーク40のタイヤ径方向Xの寸法は、26.8mm以上357.5mm以下といった寸法が挙げられるが、これに限定されない。
スポーク40は、十分な耐久性を確保しながら、適度な剛性を付与する観点から、JIS K7312:1996に準じて行う引張試験を行った際の10%伸び時の引張応力から算出されるヤング率が、50MPa以上120MPa以下であることが好ましく、60MPa以上100MPa以下であることがより好ましい。
スポーク40のヤング率が50MPaを下回る場合、十分な剛性が得られず、タイヤ周方向Cに隣接するスポーク40どうしが接触する可能性がある。一方、スポーク40のヤング率が120MPaを上回る場合、過度に剛性が高くなり、乗り心地が悪化する。
なお、スポーク40は、補強繊維により補強されていてもよい。補強繊維としては、長繊維、短繊維、織布、不織布等が挙げられる。補強繊維の種類としては、レーヨンコード、ナイロン-6,6等のポリアミドコード、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステルコード、アラミドコード、ガラス繊維コード、カーボンファイバー、スチールコード等が挙げられる。
なお、スポーク40の補強は、補強繊維による補強に限らない。例えば、粒状フィラーの添加による補強が行われてもよい。添加される粒状フィラーとしては、カーボンブラック、シリカ、アルミナ等のセラミックス、その他の無機材料のフィラー等が挙げられる。
ところで、上述した内側環状部20および外側環状部30は、スポーク40と同じ樹脂材料で形成されることが好ましく、その場合には、例えば、注型成形法によって、内側環状部20、外側環状部30およびスポーク40を一体成形することができる。
トレッド50は、外側環状部30の外周面に設けられており、非空気圧タイヤ1の最外周部分を構成する。トレッド50は、前述したように、支持構造体10と、トレッド用ゴム組成物と、を加硫接着させることにより、形成される。トレッド50は、路面に接地する踏面51を外周面に有する。トレッド50の踏面51には、従来の空気入りタイヤと同様にして、複数の溝および陸部で形成されるトレッドパターンが設けられる。
なお、トレッド50は、成分や特性が異なる複数の加硫ゴム層が積層された構成(例えば、2層あるいは3層)であってもよい。
また、本実施形態の非空気圧タイヤ1は、さらに不図示の補強層を備えていてもよい。補強層は、外側環状部30に埋設されていてもよい。あるいは、補強層は、外側環状部30とトレッド50との間に設けられていてもよい。補強層は、タイヤ周方向Cに沿って延びる円筒状の層である。
補強層は、外側環状部30がタイヤ幅方向Yの中央部でタイヤ径方向Xに撓む座屈の発生を抑制するために、タイヤ全周にわたって均等に配置される。補強層は、例えば、スチール製のコードがタイヤ幅方向Yと概ね平行になるように配置されて構成される。補強層として、円筒状の金属製リング、高モジュラス樹脂製リング等が用いられてもよい。例えば、補強層として、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)等の繊維強化プラスチック(FRP)製リングが用いられてもよい。
補強層が設けられることにより、非空気圧タイヤ1の剛性が確保され、路面に対するトレッド50の接地性が向上する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨の範囲内で、上記の実施形態を適宜変更してもよい。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、実施例に限定されるものではない。なお、支持構造体の酸化誘導時間を直接測定することが困難であるため、支持構造体を模した試験片を用いて、酸化誘導時間を測定した。
[実施例1~7、比較例1~3]
ハイブリッドミキサー(シンキー製)を用いて、ウレタン樹脂の前駆体、紫外線遮断剤、紫外線吸収剤、光安定剤および酸化防止剤を、表1に示す配合[質量%]で混合した後、130℃で16時間熱硬化させ、幅100mm、長さ200mm、厚さ2mmの試験片を得た。
なお、表1における添加剤の詳細は、以下の通りである。
ウレタン樹脂の前駆体A:PPDI(p-フェニレンジイソシアネート)系プレポリマーとしての、アジプレンLFP E560(LANXESS製)と、硬化剤としての、バイブラキュアA250(LANXESS製)と、鎖延長剤としての、PTMG(ポリテトラメチレンエーテルグリコール)1000(三菱ケミカル製)との混合物(質量比123:7:3)
ウレタン樹脂の前駆体B:PPDI(p-フェニレンジイソシアネート)系プレポリマーとしての、アジプレンLFP E560(LANXESS製)と、硬化剤としての、1,4-ブタンジオール(ナカライテスク製)と、鎖延長剤としての、PTMG(ポリテトラメチレンエーテルグリコール)1000(三菱ケミカル製)との混合物(質量比440:17:83)
紫外線遮断剤:平均粒径50nmのカーボンブラック シーストV(東海カーボン製)
紫外線吸収剤:ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤LA-32(ADEKA製)
光安定剤:分子量約2000のヒンダードアミン系光安定剤LA-63P(ADEKA製)
酸化防止剤:フェノール系酸化防止剤AO-60(ADEKA製)
[酸化誘導時間]
JIS K7351に準拠して、極微弱発光測定装置ケミルミネッセンスアナライザー(東北電子産業製)を用いて、試験片の酸化誘導時間を測定した。
[耐候性]
JIS K7350-2:2008に準拠して、以下の条件で暴露試験を240時間実施した。
雰囲気の温度:38℃
雰囲気の湿度:50%RH
ブラックパネルの温度:65℃
波長:300~400nm
照度:180W/m
次に、暴露試験前後の試験片の破断応力を測定し、試験片の耐候性を評価した。なお、試験片の耐候性は、以下の判定基準で判定した。
A:暴露試験前の試験片の破断応力に対する暴露試験後の試験片の破断応力の比が80%以上120%未満である場合
B:暴露試験前の試験片の破断応力に対する暴露試験後の試験片の破断応力の比が50%以上80%未満または120%以上150%未満である場合
C:暴露試験前の試験片の破断応力に対する暴露試験後の試験片の破断応力の比が50%未満または150%以上である場合
表1に、試験片の耐候性の評価結果を示す。
Figure 2023092322000002
表1から、実施例1~7の試験片は、耐候性が高いことがわかる。これに対して、比較例1、2の試験片は、添加剤が添加されておらず、酸化誘導時間が、それぞれ3.8分、3.3分であるため、耐候性が低い。また、比較例3の試験片は、紫外線遮断剤の添加量が2.9質量%であり、酸化誘導時間が2.7分であるため、耐候性が低い。これは、紫外線遮断剤が凝集したためであると考えられる。
1 非空気圧タイヤ
1A 非空気圧タイヤの前駆体
10 支持構造体
20 内側環状部
20a、20b 端部
30 外側環状部
30a、30b 端部
40 スポーク
41 第1のスポーク
42 第2のスポーク
411 第1の内側接続部
411a、411b 側面
412 第1の外側接続部
412a、412b 側面
421 第2の内側接続部
421a、421b 側面
422 第2の外側接続部
422a、422b 側面
50 トレッド
51 踏面
60 加硫装置
61 下型
62 上型
63、64 セグメント
63a、64a 成形面
65、66 パッキン
C タイヤ周方向
E タイヤ赤道面
O 軸心
X タイヤ径方向
Y タイヤ幅方向

Claims (6)

  1. 支持構造体と、前記支持構造体よりもタイヤ径方向で外側に位置しており、タイヤ周方向に沿って延びているトレッドと、を備え、
    前記支持構造体は、樹脂および添加剤を含み、酸化誘導時間が4分以上であり、
    前記添加剤は、紫外線遮断剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤および光安定剤からなる群より選択される一種以上である、非空気圧タイヤ。
  2. 前記支持構造体は、前記樹脂の前駆体および前記添加剤を含む組成物の硬化物である、請求項1に記載の非空気圧タイヤ。
  3. 前記添加剤は、前記紫外線吸収剤、前記酸化防止剤および前記光安定剤からなる群より選択される二種以上を含む、請求項1または2に記載の非空気圧タイヤ。
  4. 前記光安定剤は、分子量が500以上のヒンダードアミン系光安定剤である、請求項1から3のいずれか一項に記載の非空気圧タイヤ。
  5. 前記支持構造体は、前記紫外線遮断剤を含み、前記紫外線遮断剤の含有量が0.5質量%以上2.8質量%以下である、請求項1から4のいずれか一項に記載の非空気圧タイヤ。
  6. 非空気圧タイヤの支持構造体に用いられる組成物であって、
    樹脂および添加剤を含み、酸化誘導時間が4分以上であり、
    前記添加剤は、紫外線遮断剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤および光安定剤からなる群より選択される一種以上である、組成物。
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